JPH042697B2 - - Google Patents

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JPH042697B2
JPH042697B2 JP1153021A JP15302189A JPH042697B2 JP H042697 B2 JPH042697 B2 JP H042697B2 JP 1153021 A JP1153021 A JP 1153021A JP 15302189 A JP15302189 A JP 15302189A JP H042697 B2 JPH042697 B2 JP H042697B2
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JP1153021A
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JPH0319936A (ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、日本の伝統的な織物である大島紬の
製造方法に関するものであり、特にその色彩にボ
カシの効果を採り入れた大島紬の製造方法に関す
るものである。
(従来技術) 大島紬は、タテガスリ糸、ヨコガスリ糸、地タ
テ糸及び地ヨコ糸からなる4種類の撚糸生糸を組
み合わせて機織(はたおり)することにより生産
されるものである。ここで、タテガスリ糸及びヨ
コガスリ糸は、例えば黒と白とがまだら状に色付
けされた糸であり、これらを縦横に織り成すこと
により織物上にカスリ模様(かすつたような小さ
な模様)を現出させる役割を担うものである。一
方、地タテ糸及び地ヨコ糸は、例えば白糸のまま
使用するものであり、カスリ模様の間に交互に織
り込むことにより、色の対比によつてカスリ模様
(この場合には、黒色である。)を引き立たせる役
割を担うものである。
大島紬には、大別して黒地と白地との二通りの
種類がある。黒地とは、地の色を黒にし、白色の
カスリ模様によつて図柄を構成するようにしたも
のである。一方、白地とは、地の色を白にし、黒
色のカスリ模様によつて図柄を構成するようにし
たものである。そして、従来においては、色彩に
変化をもたせる手段として、黒地と白地とをミツ
クスさせる方法が採られている。
ところで、従来、黒地と白地とをミツクスした
ものは、第7図に示すように、黒地30と白地3
1との境界がはつきりと区別されたものしか製造
されておらず、黒地と白地との間を自然に移行さ
せるボカシの効果を入れたものは存在しなかつ
た。
(発明が解決しようとする課題) 従来、大島紬において上記のようなボカシを入
れたものが存在しなかつたのは、次の点が障害と
なつていたからである。すなわち、大島紬は、タ
テガスリ糸及びヨコガスリ糸上のカスリ模様を目
安にして織り上げていくものであり、この目安と
なるものがなくなれば、織り上げていくことがで
きなくなる、という点である。
例えば、従来のようにして黒地30と白地31
とをミツクスしたもの(第6図参照)にボカシを
入れることを考える。この場合には、白地31の
地の部分31aに黒色から白色へ徐々に移行する
ような色付けを施すことになるが、そうすると黒
地30に近接した部分における他の色とカスリ模
様31bの色とが似通つてくるためにカスリ模様
31bが見え難くなり、その結果、目安とするも
のがなくなるので、機(はた)を織ることができ
なくなる。従つて、この場合には、カスリ模様3
1bが見える程度にボカシの色を淡くするしかな
く、その結果、ボカシ具合が不自然になるという
問題点がある。
本発明は、従来技術の上記のような問題点に鑑
み、黒地と白地との境界を自然に移行させること
のできるボカシの入つた大島紬の製造方法を提供
することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) このため本発明では、黒地と白地との間に織り
込まれるタテガスリ糸、ヨコガスリ糸、地タテ糸
及び地ヨコ糸に、黒色から白色へ徐々に移行する
ボカシを入れるに際し、前記地タテ糸のうち黒地
と白地との間に織り込まれる地タテ糸群を、黒色
から白色へ徐々に移行する複数の色に染め分け
し、また地ヨコ糸のうち黒地と白地との間に織り
込まれる部分を、黒色から白色へ徐々に移行する
複数の色で染色し、さらに前記タテガスリ糸及び
ヨコガスリ糸を、黒色と白色とが交互に配置され
るように染色すると共に、該タテガスリ糸及びヨ
コガスリ糸のうち黒地寄りに織込まれる部分にお
いては、白色部分をカスリ模様とみなしてボカシ
のための染色を行わず、白地寄りに織り込まれる
部分においては、黒色部分をカスリ模様とみなし
て白色部分にボカシのための染色を行い、前記カ
スリ模様とみなした部分を目安にして機織(はた
おり)するようにしたものである。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図はボカシを入れる前のヨコ糸及びタテ糸
の配置を示す正面図、第2図はボカシを入れる前
のタテがスリ糸及びヨコガスリ糸を示す正面図、
第3図は地タテ糸を示す正面図、第4図は地ヨコ
糸を示す正面図、第5図はタテガスリ糸及びヨコ
ガスリ糸を製造するためのむしろを示す正面図で
ある。
大島紬は、タテガスリ糸1、ヨコガスリ糸2、
地タテ糸3及び地ヨコ糸4からなる4種類の撚糸
生糸を組み合わせて機織(はたおり)することに
より生産される。
前記タテガスリ糸1及びヨコガスリ糸2は、カ
スリ模様を有する糸であり、その製造方法は以下
のとおりである。すなわち、第5図に示すよう
に、まず、白糸のままの撚糸生糸5を12ないし24
スジだけ成型機(図示せず)にかけて成型した
後、この撚糸生糸5がばらけないように糊付け
し、天日にて長く張つて針金状に乾燥させる。次
いで、この針金の撚糸生糸5を、木綿のガス糸6
が縦に配された締機(しめばた)(図示せず)に
かけ、ヨコ糸として仮織りする(これを「むしろ
7」という。)。このむしろ7を水洗、糊抜きした
後、黒色の染料をすり込んで色付けを施す。この
色付けしたむしろ7を蒸気で蒸し、水洗、乾燥し
た後、ガス糸6を抜き取ると、第2図に示すよう
な、黒と白とがまだら状に色付けされたタテガス
リ糸1及びヨコガスリ糸2が得られる。
このようにして得られたタテガスリ糸1及びヨ
コガスリ糸2における黒色と白色との役割は次の
とおりである。すなわち、黒色は、黒地の部分に
おいては地色としての役割を担い、白地の部分に
おいてはカスリ模様としての役割を担う。一方、
白色は、黒地の部分においてはカスリ模様として
の役割を担い、白地の部分においては地色として
の役割を担うことになる。尚、このタテガスリ糸
1及びヨコガスリ糸2上には、後述するように、
必要に応じ白色の部分1b,2bにボカシのため
の色付けが施される。
地タテ糸3は、そのほとんどが黒糸3aと白糸
3bとの2種類の糸から構成されており、ボカシ
部分に使用する糸3cのみが、黒色から白色へ
徐々に移行する複数の色に染分けされる(第3図
参照)。
地ヨコ糸4は、ある地点4aまで黒一色で色付
けされ、その地点から徐々に白色へ移行するよう
な色付けが施される(第4図参照)。
以上のような4種類の撚糸生糸を組み合わせて
機織(はたおり)することにより、黒色から白色
へ移行する部分にボカシを入れることになるが、
このことについては、ボカシを入れる前のヨコ糸
(ヨコガスリ糸2、地ヨコ糸4)及びタテ糸(タ
テガスリ糸1、地タテ糸3)の配列を示した第1
図を参照しながら説明していく。
まず、第1図aにおいて、白地の領域Aに、黒
色から白色へ徐々に移行するようなボカシを入れ
ることを考える。この領域Aにおいては、ヨコガ
スリ糸2上に施された黒色の部分2aが本来のカ
スリ模様である。従つて、ヨコガスリ糸2におい
ては、本来の地にあたる白色の部分2bにボカシ
のための色付けを行うのが自然である。しかしな
がら、そうすると黒地の領域Bに近接した部分に
おいてはカスリ模様が見え難くなり、目安とする
ものが無くなるので、機(はた)を織り上げてい
くことができなくなる。
この点につき、本発明は、以下のような手段を
使うことにより、この問題点を解決したものであ
る。
前述したように、ヨコガスリ糸2は、その上に
施された黒と白とのまだら模様のうち、黒色の部
分をカスリ模様とみなすことも、白色の部分をカ
スリ模様とみなすこともできる。そこで、黒地の
領域Bに近接した部分においては、白色の部分を
カスリ模様とみなし、このカスリ模様とみなした
部分(以下、擬カスリ模様2cという。)にはボ
カシのための色付けを施さないようにする。この
結果、領域Aに黒色から白色へ徐々に移行するよ
うなボカシを入れても、黒地の領域Bに近接した
部分においては、擬カスリ模様2cがはつきりと
見えるので、この擬カスリ模様2cを目安にして
機(はた)を織り上げていくことができる。尚、
黒地の領域BからA領域方向へ遠ざかるにつれて
ボカシの色は淡くなつていくため、この淡くなつ
た領域Cにおいては、黒色の部分2aをカスリ模
様として復帰させることができるので、この領域
Cにおける白色の部分2bにはボカシのための色
付けを施す。
次に、第1図bにおいて、白地の領域Dに黒色
から白色へ徐々に移行するようなボカシを入れる
ことを考える。この場合にも、タテガスリ糸1の
うち黒地の領域Eに近接した部分においては、白
色の部分をカスリ模様とみなし、このカスリ模様
とみなした部分(以下、擬カスリ模様1cとい
う。)にはボカシのための色付けを施さないよう
にする。この結果、領域Dに黒色から白色へ徐々
に移行するようなボカシを入れても、黒地の領域
Eに近接した部分においては、擬カスリ模様1c
がはつきりと見えるので、この擬カスリ模様1c
を目安にして機(はた)を織り上げていくことが
できる。尚、黒地の領域Eから遠ざかるにつれて
ボカシの色は淡くなつていくため、この淡くなつ
た領域Fにおいては、黒色の部分1aをカスリ模
様として復帰させることができるので、この領域
Fにおける白色の部分1bにはボカシのための色
付けを施す。
上記のような手段を使うことにより、黒地の領
域B,Eに近接した部分においても、ボカシの色
を淡くする必要はないので、自然な感じのボカシ
を入れることができる。
(発明の効果) 本発明は、以上のように構成したので、大島紬
の色彩に自然な感じのボカシを入れることが可能
となり、その結果、より色彩の変化に富んだ製品
を生産することができというすぐれた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はボカシを入れる前のヨコ糸及びタテ糸
の配置を示す正面図、第2図はボカシを入れる前
のタテガスリ糸及びヨコガスリ糸を示す正面図、
第3図は地タテ糸を示す正面図、第4図は地ヨコ
糸を示す正面図、第5図はタテガスリ糸及びヨコ
ガスリ糸を製造するためのむしろを示す正面図、
第6図、第7図は従来における黒地と白地とをミ
ツクスした状態を示す正面図である。 1……タテガスリ糸、2……ヨコガスリ糸、1
c,2c……擬カスリ模様、3……地タテ糸、4
……地ヨコ糸、5……撚糸生糸。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 タテガスリ糸、ヨコガスリ糸、地タテ糸及び
    地ヨコ糸からなる4種類の撚糸生糸を組み合わせ
    て機織(はたおり)することにより、黒地と白地
    との間にボカシを入れるに際し、前記地タテ糸の
    うち黒地と白地との間に織り込まれる地タテ糸群
    を、黒色から白色へ徐々に移行する複数の色に染
    め分けし、また地ヨコ糸のうち黒地と白地との間
    に織り込まれる部分を、黒色から白色へ徐々に移
    行する複数の色で染色し、さらに前記タテガスリ
    糸及びヨコガスリ糸を、黒色と白色とが交互に配
    置されるように染色すると共に、該タテガスリ糸
    及びヨコガスリ糸のうち黒地寄りに織り込まれる
    部分においては、白色部分をカスリ模様とみなし
    てボカシのための染色を行わず、白地寄りに織り
    込まれる部分においては、黒色部分をカスリ模様
    とみなして白色部分にボカシのための染色を行
    い、前記カスリ模様とみなした部分を目安にして
    機織(はたおり)することを特徴とする大島紬の
    製造方法。
JP1153021A 1989-06-14 1989-06-14 大島紬の製造方法 Granted JPH0319936A (ja)

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JP1153021A JPH0319936A (ja) 1989-06-14 1989-06-14 大島紬の製造方法

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JPH0319936A JPH0319936A (ja) 1991-01-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5342818A (en) * 1976-09-30 1978-04-18 Takeo Sanada Method of reproducing discolored color photograph
JPS5559967A (en) * 1978-10-28 1980-05-06 Aoyagi Senshoku Kk Method of fabricating splash patterned fabric

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Publication number Publication date
JPH0319936A (ja) 1991-01-29

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