JPH04270021A - 医療用縫合針の曲げ加工方法 - Google Patents

医療用縫合針の曲げ加工方法

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JPH04270021A
JPH04270021A JP3050151A JP5015191A JPH04270021A JP H04270021 A JPH04270021 A JP H04270021A JP 3050151 A JP3050151 A JP 3050151A JP 5015191 A JP5015191 A JP 5015191A JP H04270021 A JPH04270021 A JP H04270021A
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bending
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needle
radius
roll
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Kanji Matsutani
貫司 松谷
Tadashi Otsuka
忠 大塚
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Matsutani Seisakusho Co Ltd
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21GMAKING NEEDLES, PINS OR NAILS OF METAL
    • B21G1/00Making needles used for performing operations

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は異なる曲率半径を持って
湾曲成形される医療用縫合針の曲げ加工方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、生体組織を縫合するための医
療用縫合針(以下『縫合針』という)として、先端に組
織を刺通するための針先を形成すると共に胴部を円形に
した丸針、或いは先端に形成した針先から所定長さにわ
たって切刃を形成した刃付縫合針等の縫合針が提供され
ている。前記各縫合針は夫々が所定の湾曲形状を持って
成形されており、これ等の縫合針を縫合部位及び生体組
織の性質等に応じて選択して用いている。縫合針は一般
に単一の曲率半径を持って曲げ加工され、その湾曲形状
は1/2サークル( 180度),3/8サークル(1
35度),1/4サークル(90度)等の形状或いは角
度に成形されている。縫合針に前記の如き曲げ加工を施
すためには、本件出願人が開発した特公昭60−182
56 号公報に開示された技術を用いることが可能であ
る。この技術は、軸棒或いは薄板を円弧状に曲げ加工す
るための方法であって、円柱状のロールとこのロールの
外周面に圧接して巻き付く薄ベルトとの間に軸棒等の加
工材を挿入して巻き込ませることによって、加工材の一
部又は全部を円弧状に曲げ加工するものである。
【0003】また縫合針には適度な強度と非発錆性が要
求される。このため、縫合針を構成する材料としてステ
ンレス鋼が用いられている。ステンレス鋼には焼入れ硬
化性を有するマルテンサイト系ステンレス鋼及び析出硬
化型ステンレス鋼と、焼入れ硬化性のないオーステナイ
ト系ステンレス鋼とがある。縫合針の材料としてマルテ
ンサイト系ステンレス鋼を用いた場合は、この材料を予
め目的の縫合針の形状に成形した後、熱処理によって硬
度を高めると共に強度を得ることが可能である。またオ
ーステナイト系ステンレス鋼を用いた場合は、この材料
を目的の縫合針の形状に成形することは容易であるが、
焼入れ硬化性を有しないため、冷間加工による加工硬化
によって所定の強度を得ることが必要となる。
【0004】最近に至り、眼科用の縫合針として針先部
と胴部とを異なる曲率半径を持って湾曲させたものが提
案されている。上記縫合針としては、例えば、D.J.
McIntyerによって提案されたバイカーブニード
ル、或いはR.Torchia によって提案されたバ
イカーブニードル等がある。これ等の縫合針によれば縫
合すべき部位を深く且つ狭く縫合することが出来る。
【0005】上記の如き、異なる曲率半径を持って湾曲
させた縫合針(以下『複合湾曲針』という)を製造する
には、針先,切刃,縫合糸の結合孔等を形成した直針状
の素材に対し、異なる曲率半径を持った曲げ加工を施す
ことが必要となる。このような曲げ加工は、湾曲形状に
対応した曲げ型を用いたプレス成形によって実施するこ
とが可能である。複合湾曲針の材料としてマルテンサイ
ト系ステンレス鋼を用いた場合には、プレスによる曲げ
加工方法を採用して一度のプレス成形によって所望の湾
曲形状に成形することが可能である。そして所望の湾曲
形状に成形された素材をに対し焼入れ処理を施すことに
よって目的の複合湾曲針を製造することが可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然し、オーステナイト
系ステンレス鋼を用いて複合湾曲針を製造する場合、こ
の材料が焼入れ硬化性を有しないことから、予め冷間線
引き加工を施して金属組織をファイバー状に伸長させて
強度を付与することが行われる。このような加工硬化さ
せたオーステナイト系ステンレス鋼をプレス成形により
曲げ加工を施した場合には、スプリングバックが大きく
、設定された曲率半径で曲げることが困難である。また
マルテンサイト系ステンレス鋼を用いた場合、プレスに
よって一度の成形加工で所望の形状に湾曲させることが
可能であっても、複合湾曲針のサイズが多く、太さだけ
でも数種類にわたり、且つ長さ,湾曲形状等を考慮する
と曲げ型の必要数は膨大なものとなる。このため、生産
コストが上昇し、且つ曲げ型の管理等が複雑となる虞が
ある。
【0007】本発明の目的は、材料の如何にかかわらず
異なる曲率半径からなる複合湾曲針を合理的に所望の形
状に曲げることが出来る医療用縫合針の曲げ加工方法を
提供せんとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る縫合針の曲げ加工方法は、異なる曲率半
径を持った湾曲形状を有する医療用縫合針の曲げ加工方
法であって、所定の断面形状に成形された直針状の素材
に対し湾曲形状を構成する最も大きな曲率半径で該素材
の一端側から所定範囲にわたって曲げ加工を施し、次い
で前記曲げ加工を施された素材に対し前記曲率半径より
も小さい曲率半径で該素材の端部から所定範囲にわたっ
て曲げ加工を施し、以下順次曲率半径が小さくなるよう
に素材の端部から所定範囲にわたって曲げ加工を施すこ
とを特徴とするものである。
【0009】前記加工方法に於いて、素材に対し異なる
曲率半径を持った湾曲形状の曲げ加工を施すに際し、最
も大きな曲率半径に応じた直径を有する曲げロールとこ
の曲げロールに圧接するベルトとの間に素材を端部から
挿入して第1の曲げ加工を施した後、前記曲げロールよ
りも小さい直径を有する曲げロールとこの曲げロールに
圧接するベルトとの間に素材を端部から挿入して第2の
曲げ加工を施し、その後、更に直径の小さい曲げロール
とこの曲げロールに圧接するベルトとの間に素材を端部
から挿入することによって順次異なる曲率半径を持った
湾曲形状に曲げ加工を施すことが好ましい。更に、曲げ
加工を実施するに際し、素材の端部から所定範囲にわた
って保護テープを貼着することが好ましい。
【0010】
【作用】上記第1の曲げ加工方法によれば、複合湾曲針
の湾曲形状を異なる曲率半径部分に分割し、曲率半径の
大きい部分から順次小さい部分に対して曲げ加工を施す
ことで、他の湾曲部分と干渉することなく連続的な曲線
として曲げ加工を施すことが出来る。
【0011】上記第2の曲げ加工方法によれば、複合湾
曲針を構成する複数の曲率半径に応じた曲げロールとこ
の曲げロールに圧接するベルトとを有し、素材を直径の
大きい曲げロール及びベルトの間に挿入して曲げ加工を
施した後、順次直径の小さい曲げロール及びベルトの間
に挿入することで、素材を異なる曲率半径を持った湾曲
形状に連続的に曲げることが出来る。また上記第1の曲
げ加工或いは第2の曲げ加工を実施するに際し、素材の
端部から所定範囲にわたって、例えば針先から切刃部を
含んで胴部に至る間に保護テープを貼着することで貼着
された部分を損傷させることなく、且つ切刃によって曲
げロール或いはベルトを損傷させることなく曲げ加工を
施すことが出来る。
【0012】
【実施例】以下上記手段を適用した縫合針の曲げ加工方
法の一実施例について図を用いて説明する。図1は異な
る曲率半径を持って湾曲した複合湾曲針の一例を示す側
面図、図2は直針状の素材を最も大きい曲率半径で曲げ
る状態の説明図、図3は大きい曲率半径で曲げ加工され
た素材を小さい曲率半径で曲げる状態の説明図、図4は
保護テープを貼着した素材の説明図である。
【0013】本発明に係る曲げ加工方法は、複数の異な
る曲率半径を持った湾曲形状を有する複合湾曲針を製作
するに際し、直針状の素材に複合湾曲針を構成する最大
の曲率半径により曲げ加工を施し、以下順に小さい曲率
半径で曲げ加工を施すようにしたものである。従って、
複合湾曲針の湾曲状態がどのような形状であっても適用
することが可能である。以下本実施例では、図1に示す
大小二つの曲率半径を持った複合湾曲針Aを製作する過
程に於ける曲げ加工方法について説明する。図1に示す
複合湾曲針Aは、D.J.McIntyerによって開
発されたバイカーブニードルと呼ばれる眼科用縫合針で
あって、太さ0.1 mm〜0.4 mmの素材1の先
端に生体組織を刺通するための鋭利な針先1aが形成さ
れ、この針先1aから所定長さにわたって切刃1bが形
成されている。切刃1bが形成された先端部分の断面は
略台形状になっており、これに続く胴部1cは偏平な円
形に形成され、更に元端部1dは円形に形成されている
。また元端部1dには縫合糸2を結合するために所定深
さを持った盲穴が形成されている。そして胴部1cから
元端部1dにかけて約3mmの最大曲率半径Rを持って
約85度の範囲で湾曲しており、針先1aから切刃1b
を含む所定長さ部分が約1mmの最小曲率半径rを持っ
て約 105度の範囲で湾曲している。上記の如き湾曲
形状を持った複合湾曲針Aにあっては、長さ及び深さを
一定にした均一な縫合が可能であり、且つ深く狭く縫合
することが可能である。
【0014】複合湾曲針Aを構成する材料としては、ピ
アノ線,マルテンサイト系ステンレス鋼線,オーステナ
イト系ステンレス鋼線等を用いることが可能である。然
し、非発錆性を有するオーステナイト系ステンレス鋼線
を用いることが好ましい。本実施例では、オーステナイ
ト系ステンレス鋼線を用い、この鋼線を所定の加工率で
冷間線引き加工を施すことによって、目的の複合湾曲針
Aに応じて0.1 mm〜0.4 mmの範囲に於ける
所定の太さの線を形成する。次いで前記線を目的の複合
湾曲針Aのサイズに応じた長さに切断して直線状の線を
形成し、この線にプレス加工及び/又は研削加工を施す
ことで、先端に針先1aを形成すると共にこの針先から
所定長さにわたって切刃1bを形成し、更に各部分の断
面形状を夫々所定の形状に成形する。このようにして、
線に対するプレス加工,研削加工,盲穴の穿孔加工等を
施し、直針状の素材1を形成する。
【0015】次に、上記の如くして構成した直針状の素
材1を曲げ加工するのに適した曲げ装置について、図2
(A)及び図3(A)を参照して説明する。曲げ装置は
、図示しないモーターによって駆動される曲げロール3
(3R,3r)と、この曲げロール3の表面の一部と圧
接するベルト4と、ベルト4をバックアップするプレス
ロール5とによって構成されている。曲げロール3は複
合湾曲針Aの湾曲形状に於ける曲率半径に応じて直径1
mm〜3mm程度のロールによって構成されている。こ
のように、曲げロール3は極めて細い丸棒によって構成
されている。また曲げロール3の半径は必ずしも複合湾
曲針Aの曲率半径と同一の値ではなく、素材1に於ける
スプリングバックに応じて設定される。即ち、素材1の
材料が焼鈍されたマルテンサイト系ステンレス鋼である
場合、この材料のスプリングバックはそれ程大きいもの
ではなく、従って、曲げロール3の半径は曲げ加工すべ
き曲率半径の値よりも僅かに小さく設定される。また素
材1の材料が冷間線引き加工を施されたオーステナイト
系ステンレス鋼である場合、この材料のスプリングバッ
クは大きい、このため、曲げロール3の半径は曲げ加工
すべき曲率半径の値よりも充分に小さく設定される。曲
率半径に応じた曲げロール3の直径は曲げ加工すべき材
料に応じて経験的に設定される。ベルト4は厚さ0.0
1mm〜0.5 mm程度の長尺状の鋼製ベルトによっ
て構成されている。ベルト4は一端が供給ローラ4aに
巻き付けられ、他端が巻取ローラ4bに巻き付けられて
いる。そしてローラ4aからローラ4bに至る間で曲げ
ロール3に圧接している。前記ローラ4a,4bには夫
々図示しないモーターが接続されており、曲げロール3
の回転に応じてベルト4を同一方向へ移動させるように
構成されている。プレスロール5は曲げロール3よりも
大きい直径を持って構成されており、ベルト4を挟んで
曲げロール3と対向する位置に配置されている。このプ
レスロール5は図示しない支持手段によって回転可能に
支承され、且つ曲げロール3との間隙を調整し得るよう
に構成されている。従って、プレスロール5の位置を調
整することで、曲げ加工すべき素材1の太さに応じたプ
レスロール5と曲げロール3の間隙を設定すると共に、
ベルト4の曲げロール3に対する圧接力を設定すること
が可能である。
【0016】上記の如く構成された曲げ装置によって素
材1に対する曲げ加工を実施する場合の手順について説
明する。先ず図2(A)に示すように、曲げ装置に複合
湾曲針Aを構成する大きい曲率半径Rに応じた直径を有
する曲げロール3Rを選定して装着する。曲げロール3
R及びベルト4を矢印a方向に回転させ、この曲げロー
ル3Rとベルト4の間に直針状の素材1を針先1a側か
ら挿入する。そして素材1に対して曲率半径Rの曲げ加
工を施すべき範囲及び曲率半径rの曲げ加工を施すべき
範囲にわたって曲げ加工を行う。前記範囲の曲げ加工を
終了した後、曲げロール3R及びベルト4を矢印b方向
に回転させて曲げ装置から素材1を取り出す。このとき
曲げ装置から取り出された素材1は同図(B)に示すよ
うに曲率半径Rで湾曲している。次に図3(A)に示す
ように、曲げ装置に複合湾曲針Aを構成する小さい曲率
半径rに応じた直径を有する曲げロール3rを選定して
装着する。曲げロール3r及びベルト4を矢印a方向に
回転させ、曲げロール3rとベルト4の間に曲率半径R
に曲げ加工された素材1を曲率半径rで曲げ加工すべき
側の端部から挿入する。図1に示す複合湾曲針Aでは針
先1a側を先頭として曲げロール3rとベルト4の間に
挿入する。そして針先1aが曲げロール3rとベルト4
の間に挿入された時を基点として曲げロールrの回転角
度を制御することで、針先1aから所定範囲にわたって
曲率半径rでの曲げ加工を行う。前記曲げ加工を終了し
た後、曲げロール3r及びベルト4を矢印b方向に回転
させて曲げ装置から素材1を取り出す。このとき曲げ装
置から取り出された素材1は、同図(B)に示すように
、針先1aから所定範囲が曲率半径rで曲げ加工を施さ
れると共に、この範囲と連続する所定範囲が曲率半径R
で曲げ加工を施されている。
【0017】上記の如く、1本の素材1に対し異なる曲
率半径での曲げ加工を施すに際し、夫々の曲率半径に応
じた曲げロール3を選定し、曲げロール3毎に曲げ加工
を行うことによって、素材1の太さ,長さに影響される
ことなく曲げ加工を行うことが可能である。即ち、素材
1の太さが変化した場合には、曲げロール3とプレスロ
ール5との間隙を調整することでこの変化に対応するこ
とが可能であり、また素材1の長さが変化した場合には
、曲げロール3の回転角度を制御することでこの変化に
対応することが可能となる。従って、プレス成形による
曲げ加工のように個々の複合湾曲針に応じた曲げ型を必
要とせず、どのような湾曲形状を持った複合湾曲針であ
っても容易に対応することが可能となる。
【0018】曲げ装置に於ける曲げロール3は表面硬度
を高めてあり、またベルト4は強度の高いスチールベル
トを用いている。このため、曲げロール3とベルト4に
挟まれて曲げ加工される素材1の針先1a或いは切刃1
bがヘタリ等の損傷を受けたり、曲げロール3の表面或
いはベルト4が切刃1bによって損傷を受ける虞がある
。このため、本実施例では図4に示すように、素材1の
端部から所定範囲にわたる部分、即ち、針先1aから切
刃1bを含む胴部1cにかけて保護テープ6を貼着し、
その後、曲げ加工を施すようにしている。保護テープ6
の材質としては特に限定するものではなく、例えば粘着
性を有するセロファンテープ,紙テープ,布テープ等の
テープを用いることが可能である。これ等のテープを素
材1の切刃1b部に於ける幅寸法よりも大きい寸法に切
断すると共に所定の長さに切断して保護テープ6とし、
保護テープ6の端部を素材1の針先1aから突出させる
と共に素材1の針先1aから切刃1bを含む胴部1cに
貼着することで、曲げ加工を施す際に素材1,曲げロー
ル3,ベルト4を夫々保護することが可能である。 また素材1に保護テープ6を貼着することによって素材
1の見掛け上の太さを大きくすることで、素材1の紛失
を防止することが可能となり、且つ曲げ加工に際しテー
ブル上に載置する場合に素材1を同一方向に整列させる
ことが容易となる。即ち、素材1を曲げ加工する際の段
取りが容易となる。
【0019】前述の実施例では、素材1の先端に鋭利な
針先1aを形成すると共に、針先1aから所定長さ部分
に切刃1bを形成したカッティングエッジ型の縫合針に
ついて説明したが、この形式に限定されるものではなく
例えば丸針であっても異なる曲率半径を持った湾曲形状
を有するものであれば適用することが可能である。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
第1の曲げ加工方法によれば、縫合針を構成する材質に
影響されることなく異なる曲率半径を持った縫合針を合
理的に曲げ加工を施すことが出来る。
【0021】本発明に係る第2の曲げ加工方法によれば
、目的の縫合針の太さ、長さ等の如何にかかわらず、縫
合針を構成する曲率半径に応じた曲げロールによって素
材に対し連続的な湾曲形状に曲げ加工を施すことが出来
る。また縫合針の素材に対する曲げ加工を施すに際し、
該縫合針を構成する曲率半径に応じた曲げロールを用意
すれば良い。このため、プレス成形の如く湾曲形状に応
じた曲げ型を必要としないため、曲げ型の製造コスト,
管理コスト等が不要である。従って、製造コストを上昇
させることがない。また上記第1の曲げ加工或いは第2
の曲げ加工を実施するに際し、素材の端部から所定範囲
にわたる部分、即ち、針先から切刃部を含む胴部に保護
テープを貼着することで、素材,曲げロール及びベルト
等を損傷させることなく曲げ加工を施すことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】異なる曲率半径を持って湾曲した複合湾曲針の
一例を示す側面図である。
【図2】直針状の素材を最も大きい曲率半径で曲げる状
態の説明図である。
【図3】大きい曲率半径で曲げ加工された素材を小さい
曲率半径で曲げる状態の説明図である。
【図4】保護テープを貼着した素材の説明図である。
【符号の説明】
Aは複合湾曲針、1は素材、1aは針先、1bは切刃、
1cは胴部、1dは元端部、2は縫合糸、3,3R,3
rは曲げロール、4はベルト、4aは供給ロール、4b
は巻取ロール、5はプレスロール、6は保護テープであ
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  異なる曲率半径を持った湾曲形状を有
    する医療用縫合針の曲げ加工方法であって、所定の断面
    形状に成形された直針状の素材に対し湾曲形状を構成す
    る最も大きな曲率半径で該素材の一端側から所定範囲に
    わたって曲げ加工を施し、次いで前記曲げ加工を施され
    た素材に対し前記曲率半径よりも小さい曲率半径で該素
    材の端部から所定範囲にわたって曲げ加工を施し、以下
    順次曲率半径が小さくなるように素材の端部から所定範
    囲にわたって曲げ加工を施すことを特徴とした医療用縫
    合針の曲げ加工方法。
  2. 【請求項2】  素材に対し異なる曲率半径を持った湾
    曲形状の曲げ加工を施すに際し、最も大きな曲率半径に
    応じた直径を有する曲げロールとこの曲げロールに圧接
    するベルトとの間に素材を端部から挿入して第1の曲げ
    加工を施した後、前記曲げロールよりも小さい直径を有
    する曲げロールとこの曲げロールに圧接するベルトとの
    間に素材を端部から挿入して第2の曲げ加工を施し、そ
    の後、更に直径の小さい曲げロールとこの曲げロールに
    圧接するベルトとの間に素材を端部から挿入することに
    よって順次異なる曲率半径を持った湾曲形状に曲げ加工
    を施すことを特徴とした請求項1記載の医療用縫合針の
    曲げ加工方法。
  3. 【請求項3】  請求項1又は2記載の医療用縫合針の
    曲げ加工を実施するに際し、素材の端部から所定範囲に
    わたって保護テープを貼着することを特徴とした医療用
    縫合針の曲げ加工方法。
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