JPH04270049A - 連続鋳造機のストッパ装置及び湯面レべル制御装置 - Google Patents
連続鋳造機のストッパ装置及び湯面レべル制御装置Info
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- JPH04270049A JPH04270049A JP5390291A JP5390291A JPH04270049A JP H04270049 A JPH04270049 A JP H04270049A JP 5390291 A JP5390291 A JP 5390291A JP 5390291 A JP5390291 A JP 5390291A JP H04270049 A JPH04270049 A JP H04270049A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続鋳造用の鋳型への
注湯量を調節すべく用いるストッパ装置、及びこのスト
ッパ装置を用いた湯面レベル制御装置に関する。
注湯量を調節すべく用いるストッパ装置、及びこのスト
ッパ装置を用いた湯面レベル制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】連続鋳造機の操業に際しては、鋳型から
の溶鋼の溢出、ブレークアウト等、操業の休止を強いる
各種の不都合の発生を未然に防止すると共に、鋳型内で
の溶鋼の冷却,凝固状態を安定化させて、製品鋳片の品
質向上を図るべく、鋳型内部の湯面レベルを適正なレベ
ルに維持する湯面レベル制御が行われている。
の溶鋼の溢出、ブレークアウト等、操業の休止を強いる
各種の不都合の発生を未然に防止すると共に、鋳型内で
の溶鋼の冷却,凝固状態を安定化させて、製品鋳片の品
質向上を図るべく、鋳型内部の湯面レベルを適正なレベ
ルに維持する湯面レベル制御が行われている。
【0003】この湯面レベル制御は、鋳型内部の溶鋼表
面に臨ませてレベル計を配すると共に、該鋳型への注湯
ノズルにこれの開閉手段を付設して、前記レベル計にて
検出された現状の湯面レベルを所定の目標レベルと比較
し、両者間の偏差を解消すべく前記開閉手段の開度調節
を行い、鋳型への注湯量を加減する手順にて行われてい
る。
面に臨ませてレベル計を配すると共に、該鋳型への注湯
ノズルにこれの開閉手段を付設して、前記レベル計にて
検出された現状の湯面レベルを所定の目標レベルと比較
し、両者間の偏差を解消すべく前記開閉手段の開度調節
を行い、鋳型への注湯量を加減する手順にて行われてい
る。
【0004】前記開閉手段としては、タンディッシュか
ら鋳型に向けて延設された注湯ノズルの中途にこれの軸
心に直交させてゲート板を配し、該ゲート板の配設面内
での摺動により注湯ノズルを開閉するスライディングノ
ズルが一般的に用いられているが、このスライディング
ノズルを鋳型への注湯量が定常的に少ない小断面の連続
鋳造機に採用した場合、ゲート板の摺動部位に溶鋼が凝
固して付着し、詰まりを生じ易い難点があり、小断面の
連続鋳造機においては、スライディングノズルに代わる
開閉手段として、図3に示す如きストッパ装置が用いら
れている。
ら鋳型に向けて延設された注湯ノズルの中途にこれの軸
心に直交させてゲート板を配し、該ゲート板の配設面内
での摺動により注湯ノズルを開閉するスライディングノ
ズルが一般的に用いられているが、このスライディング
ノズルを鋳型への注湯量が定常的に少ない小断面の連続
鋳造機に採用した場合、ゲート板の摺動部位に溶鋼が凝
固して付着し、詰まりを生じ易い難点があり、小断面の
連続鋳造機においては、スライディングノズルに代わる
開閉手段として、図3に示す如きストッパ装置が用いら
れている。
【0005】本図に示す如く従来のストッパ装置2は、
溶鋼3を貯留するタンディッシュTの内部に、該タンデ
ィッシュTの底面に開口する注湯ノズル4の開口部にそ
の下端を臨ませてストッパ棒20を配し、溶鋼3の表面
上に突出せしめたこのストッパ棒20の上端と、タンデ
ィッシュTの外部に固設されたワークシリンダ21の出
力ロッドとを連結杆22を介して連結してなり、ワーク
シリンダ21の進退動作により注湯ノズル4の軸心線に
沿ってストッパ棒20を昇降させ、該ストッパ棒20の
先端により注湯ノズル4の開口部を開閉する構成となっ
ている。
溶鋼3を貯留するタンディッシュTの内部に、該タンデ
ィッシュTの底面に開口する注湯ノズル4の開口部にそ
の下端を臨ませてストッパ棒20を配し、溶鋼3の表面
上に突出せしめたこのストッパ棒20の上端と、タンデ
ィッシュTの外部に固設されたワークシリンダ21の出
力ロッドとを連結杆22を介して連結してなり、ワーク
シリンダ21の進退動作により注湯ノズル4の軸心線に
沿ってストッパ棒20を昇降させ、該ストッパ棒20の
先端により注湯ノズル4の開口部を開閉する構成となっ
ている。
【0006】即ちこのストッパ装置2においては、スト
ッパ棒20の昇降位置に応じて定まるノズル開度の如何
に拘わらず、常にストッパ棒20の全周に溶鋼3の流れ
が存在するため、詰まりを生じ難く、少流量域における
注湯量の調節を安定して行うことができる。
ッパ棒20の昇降位置に応じて定まるノズル開度の如何
に拘わらず、常にストッパ棒20の全周に溶鋼3の流れ
が存在するため、詰まりを生じ難く、少流量域における
注湯量の調節を安定して行うことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが一方、前述の
如くストッパ棒20の全周において溶鋼3の流れが生じ
るストッパ装置2においては、スライディングノズルと
比較した場合、単位動作量に対する注湯量変化の割合(
流量ゲイン)が大きく、図中にLとして示す限られた昇
降ストローク内での微細な位置調整が必要となり、スト
ッパ棒20の昇降に際し、極めて高い位置決め精度の実
現が要求される難点がある。
如くストッパ棒20の全周において溶鋼3の流れが生じ
るストッパ装置2においては、スライディングノズルと
比較した場合、単位動作量に対する注湯量変化の割合(
流量ゲイン)が大きく、図中にLとして示す限られた昇
降ストローク内での微細な位置調整が必要となり、スト
ッパ棒20の昇降に際し、極めて高い位置決め精度の実
現が要求される難点がある。
【0008】そこで近年においては、ステッピングシリ
ンダ等の分解能に優れた直動型シリンダをワークシリン
ダ21として用い、前述した要求に対応しようとしてい
るが、ステッピングシリンダによる分解能の向上には限
界がある上、ストッパ棒20の位置決めに際しては、こ
れとワークシリンダ21とを連結する連結杆22の撓み
が外乱として作用するため、ステッピングシリンダを用
いた場合においても満足すべき位置決め精度が得られて
ないのが実状であり、このストッパ装置2にて注湯量の
調節を行う湯面レベル制御においては、湯面レベルを高
精度にて安定化することが難しく、鋳込速度の高速化に
対応し得ないという難点があった。
ンダ等の分解能に優れた直動型シリンダをワークシリン
ダ21として用い、前述した要求に対応しようとしてい
るが、ステッピングシリンダによる分解能の向上には限
界がある上、ストッパ棒20の位置決めに際しては、こ
れとワークシリンダ21とを連結する連結杆22の撓み
が外乱として作用するため、ステッピングシリンダを用
いた場合においても満足すべき位置決め精度が得られて
ないのが実状であり、このストッパ装置2にて注湯量の
調節を行う湯面レベル制御においては、湯面レベルを高
精度にて安定化することが難しく、鋳込速度の高速化に
対応し得ないという難点があった。
【0009】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、注湯ノズルの開閉手段として機能するストッパ
棒を高精度にて位置決めし得るストッパ装置を提供し、
またこのストッパ装置を用いることにより、湯面レベル
を高精度にて安定化し得る湯面レベル制御装置を提供す
ることを目的とする。
であり、注湯ノズルの開閉手段として機能するストッパ
棒を高精度にて位置決めし得るストッパ装置を提供し、
またこのストッパ装置を用いることにより、湯面レベル
を高精度にて安定化し得る湯面レベル制御装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る連続鋳造機
のストッパ装置は、鋳型への注湯ノズルのタンディッシ
ュ内への開口端にその先端を臨ませたストッパ棒とこれ
の昇降機構とを備え、該昇降機構の動作に応じたストッ
パ棒の昇降により前記開口部を開閉して、前記鋳型への
注湯量を調節する連続鋳造機のストッパ装置において、
前記昇降機構は、前記ストッパ棒の基端に同軸的に連設
されたねじ軸と、該ねじ軸に螺合するナット部材と、該
ナット部材に軸心回りの回転力を付与する油圧モータと
を具備することを特徴とし、また本発明に係る湯面レベ
ル制御装置は、前記ストッパ装置を備えた連続鋳造機の
操業に際し、鋳型内部の湯面レベルを検出し、これと所
定の目標レベルとの偏差を解消すべく前記昇降機構を動
作させて、前記鋳型への注湯量を調節する連続鋳造機の
湯面レベル制御装置において、前記油圧モータへの送給
油圧をそのスプールの移動により制御する4方向スプー
ル弁と、前記スプールに移動力を付与するパルスモータ
と、該パルスモータの回転方向及び回転量を前記偏差に
基づいて演算する演算制御部とを具備することを特徴と
する。
のストッパ装置は、鋳型への注湯ノズルのタンディッシ
ュ内への開口端にその先端を臨ませたストッパ棒とこれ
の昇降機構とを備え、該昇降機構の動作に応じたストッ
パ棒の昇降により前記開口部を開閉して、前記鋳型への
注湯量を調節する連続鋳造機のストッパ装置において、
前記昇降機構は、前記ストッパ棒の基端に同軸的に連設
されたねじ軸と、該ねじ軸に螺合するナット部材と、該
ナット部材に軸心回りの回転力を付与する油圧モータと
を具備することを特徴とし、また本発明に係る湯面レベ
ル制御装置は、前記ストッパ装置を備えた連続鋳造機の
操業に際し、鋳型内部の湯面レベルを検出し、これと所
定の目標レベルとの偏差を解消すべく前記昇降機構を動
作させて、前記鋳型への注湯量を調節する連続鋳造機の
湯面レベル制御装置において、前記油圧モータへの送給
油圧をそのスプールの移動により制御する4方向スプー
ル弁と、前記スプールに移動力を付与するパルスモータ
と、該パルスモータの回転方向及び回転量を前記偏差に
基づいて演算する演算制御部とを具備することを特徴と
する。
【0011】
【作用】本発明においては、ストッパ棒の基端に同軸的
に連設したねじ軸に螺合するナット部材を油圧モータに
より回転駆動し、該ナット部材に対して生じる前記ねじ
軸の螺進によりストッパ棒を昇降せしめて、該スプール
棒の先端にて注湯ノズルを開閉する。また、鋳型内部の
湯面レベルの検出結果と目標レベルとの偏差に基づいて
駆動されるパルスモータと、これの回転に応じて動作す
るスプールを備えた4方向スプール弁とを設け、この4
方向スプール弁からの送給油圧にて油圧モータを回転さ
せてストッパ棒を昇降せしめ、鋳型内部の湯面レベルを
高精度及び高応答にて調節する。
に連設したねじ軸に螺合するナット部材を油圧モータに
より回転駆動し、該ナット部材に対して生じる前記ねじ
軸の螺進によりストッパ棒を昇降せしめて、該スプール
棒の先端にて注湯ノズルを開閉する。また、鋳型内部の
湯面レベルの検出結果と目標レベルとの偏差に基づいて
駆動されるパルスモータと、これの回転に応じて動作す
るスプールを備えた4方向スプール弁とを設け、この4
方向スプール弁からの送給油圧にて油圧モータを回転さ
せてストッパ棒を昇降せしめ、鋳型内部の湯面レベルを
高精度及び高応答にて調節する。
【0012】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面に基づい
て詳述する。図1は本発明に係るストッパ装置を備えた
連続鋳造機における湯面レベル制御の実施状態を示す模
式図である。
て詳述する。図1は本発明に係るストッパ装置を備えた
連続鋳造機における湯面レベル制御の実施状態を示す模
式図である。
【0013】図中Tは、図示しない取鍋から供給される
溶鋼3を一旦貯留し、流量を調節して送り出すタンディ
ッシュである。該タンディッシュTの下方に適長離隔し
た位置には、筒型をなす鋳型Mが上下に開口を有して配
設されており、鋳型Mの内部には、タンディッシュTの
底面にその基端を開口させた注湯ノズル4が延設されて
いる。而して、タンディッシュT内の溶鋼3は、注湯ノ
ズル4を経て鋳型M内に注入され、該鋳型Mの水冷内壁
と接触して冷却されて外側を凝固シェル50にて被覆さ
れた鋳片5となり、鋳型Mの下側開口部から連続的に引
抜かれる。
溶鋼3を一旦貯留し、流量を調節して送り出すタンディ
ッシュである。該タンディッシュTの下方に適長離隔し
た位置には、筒型をなす鋳型Mが上下に開口を有して配
設されており、鋳型Mの内部には、タンディッシュTの
底面にその基端を開口させた注湯ノズル4が延設されて
いる。而して、タンディッシュT内の溶鋼3は、注湯ノ
ズル4を経て鋳型M内に注入され、該鋳型Mの水冷内壁
と接触して冷却されて外側を凝固シェル50にて被覆さ
れた鋳片5となり、鋳型Mの下側開口部から連続的に引
抜かれる。
【0014】鋳型Mの上部には、該鋳型M内に滞留する
溶鋼3の表面に臨ませてレベル検出器30が配設してあ
り、以上の如く行われる連続鋳造機の操業の間、鋳型M
内の湯面レベルは、このレベル検出器30にて検出され
ており、この検出レベルと予め設定された所定の目標レ
ベルとの偏差がレベル制御部6に与えられている。レベ
ル制御部6は、前記偏差を解消すべく後述する如き演算
を行い、鋳型Mへの注湯量を加減する動作をなす。
溶鋼3の表面に臨ませてレベル検出器30が配設してあ
り、以上の如く行われる連続鋳造機の操業の間、鋳型M
内の湯面レベルは、このレベル検出器30にて検出され
ており、この検出レベルと予め設定された所定の目標レ
ベルとの偏差がレベル制御部6に与えられている。レベ
ル制御部6は、前記偏差を解消すべく後述する如き演算
を行い、鋳型Mへの注湯量を加減する動作をなす。
【0015】タンディッシュTから鋳型Mへの溶鋼3の
注入量は、本発明に係るストッパ装置1の動作により調
整される。このストッパ装置1は、タンディッシュTの
上部に固設されたギアボックス11から垂下され、タン
ディッシュT内における注湯ノズル4の開口部にその下
端を臨ませたストッパ棒10を、前記ギヤボックス11
に取付けた油圧モータ12の回転により昇降させて、前
記開口部を開閉する構成となっている。
注入量は、本発明に係るストッパ装置1の動作により調
整される。このストッパ装置1は、タンディッシュTの
上部に固設されたギアボックス11から垂下され、タン
ディッシュT内における注湯ノズル4の開口部にその下
端を臨ませたストッパ棒10を、前記ギヤボックス11
に取付けた油圧モータ12の回転により昇降させて、前
記開口部を開閉する構成となっている。
【0016】ストッパ棒10の上端は、ギアボックス1
1内に上下方向への摺動自在に支承されたねじ軸13に
ジョイント14を介して同軸的に連結してあり、このね
じ軸13には、ギアボックス11の内部においてナット
部材15が螺合せしめてある。ナット部材15の外周は
平歯車となっており、前記油圧モータ12の回転軸に嵌
着された平歯車16に噛合させてある。而して油圧モー
タ12の回転は平歯車16を介してナット部材15に伝
達され、これに伴うナット部材15の回転がねじ軸13
の摺動に変換されて、該ねじ軸13に連設されたストッ
パ棒10が昇降する。なお、この昇降を滑らかに行わせ
油圧モータ12の発生トルクを軽減するため、ねじ軸1
3及びナット部材15はボールねじとするのが望ましい
。
1内に上下方向への摺動自在に支承されたねじ軸13に
ジョイント14を介して同軸的に連結してあり、このね
じ軸13には、ギアボックス11の内部においてナット
部材15が螺合せしめてある。ナット部材15の外周は
平歯車となっており、前記油圧モータ12の回転軸に嵌
着された平歯車16に噛合させてある。而して油圧モー
タ12の回転は平歯車16を介してナット部材15に伝
達され、これに伴うナット部材15の回転がねじ軸13
の摺動に変換されて、該ねじ軸13に連設されたストッ
パ棒10が昇降する。なお、この昇降を滑らかに行わせ
油圧モータ12の発生トルクを軽減するため、ねじ軸1
3及びナット部材15はボールねじとするのが望ましい
。
【0017】油圧モータ12は、パルスモータ7の回転
に応じて動作するスプールを備えた4方向スプール弁8
からの送給油圧により正,逆両方向に回転駆動され、ス
トッパ棒10は、油圧モータ12の正転に応じて上動し
、逆転に応じて下動するようになしてあり、この上下動
に応じて注湯ノズル4の開口部が開閉されるから、油圧
モータ12の回転制御により鋳型Mへの注湯量を変更し
得ることになる。そしてこのとき、油圧モータ12の回
転は、ねじ軸13とナット部材15とからなるねじ機構
を介してストッパ棒10の昇降動作に変換されるから、
油圧モータ12の単位回転量に対するストッパ棒10の
昇降量はわずかであり、ストッパ棒10の昇降位置を微
細に調節できる上、油圧モータ12とストッパ棒10と
の間の前述した伝動系に、位置決めに際しての外乱とな
る撓みが生じる虞が少なく、ストッパ棒10の昇降位置
及びこれに応じて定まる鋳型Mへの注湯量を高精度にて
調節し得る。
に応じて動作するスプールを備えた4方向スプール弁8
からの送給油圧により正,逆両方向に回転駆動され、ス
トッパ棒10は、油圧モータ12の正転に応じて上動し
、逆転に応じて下動するようになしてあり、この上下動
に応じて注湯ノズル4の開口部が開閉されるから、油圧
モータ12の回転制御により鋳型Mへの注湯量を変更し
得ることになる。そしてこのとき、油圧モータ12の回
転は、ねじ軸13とナット部材15とからなるねじ機構
を介してストッパ棒10の昇降動作に変換されるから、
油圧モータ12の単位回転量に対するストッパ棒10の
昇降量はわずかであり、ストッパ棒10の昇降位置を微
細に調節できる上、油圧モータ12とストッパ棒10と
の間の前述した伝動系に、位置決めに際しての外乱とな
る撓みが生じる虞が少なく、ストッパ棒10の昇降位置
及びこれに応じて定まる鋳型Mへの注湯量を高精度にて
調節し得る。
【0018】油圧モータ12への送給油圧を制御する前
記4方向スプール弁8は、図2に示す如く、ハウジング
80の軸心位置に形成された円形断面を有する弁室81
内にスプール82を内嵌してなる。スプール82は、弁
室81の一側に連設された案内室83内にてその回転を
拘束され、軸長方向への摺動のみが可能となっている。 またスプール82の他側には、これと同軸的にねじ軸8
4が連設されており、このねじ軸84に螺合するナット
部材85が、ハウジング80の同側端部に固設された前
記パルスモータ7の回転軸に嵌着されている。而してパ
ルスモータ7が回転した場合、これに伴うナット部材8
5の回転によりねじ軸84が螺進し、該ねじ軸84に連
設されたスプール82が摺動する。
記4方向スプール弁8は、図2に示す如く、ハウジング
80の軸心位置に形成された円形断面を有する弁室81
内にスプール82を内嵌してなる。スプール82は、弁
室81の一側に連設された案内室83内にてその回転を
拘束され、軸長方向への摺動のみが可能となっている。 またスプール82の他側には、これと同軸的にねじ軸8
4が連設されており、このねじ軸84に螺合するナット
部材85が、ハウジング80の同側端部に固設された前
記パルスモータ7の回転軸に嵌着されている。而してパ
ルスモータ7が回転した場合、これに伴うナット部材8
5の回転によりねじ軸84が螺進し、該ねじ軸84に連
設されたスプール82が摺動する。
【0019】弁室81の内周には、軸長方向に相等しい
間隔を隔てて5本の環状溝 81a〜 81eが形成し
てあり、中央に位置する環状溝 81cは前記油圧モー
タ12への送給油圧を発生する油圧源P(図1参照)に
、相互に連通された両側の環状溝 81a,81eは低
圧状態に維持された油タンクに、残りの2本の環状溝
81b,81dは前記油圧モータ12の2つの導圧ポー
ト(正転ポート及び逆転ポート)に夫々連通させてある
。またこの弁室81内にて摺動する前記スプール82の
外周には、軸長方向に所定長離隔して2本の環状溝 8
2a,82bが図示の如く形成してある。
間隔を隔てて5本の環状溝 81a〜 81eが形成し
てあり、中央に位置する環状溝 81cは前記油圧モー
タ12への送給油圧を発生する油圧源P(図1参照)に
、相互に連通された両側の環状溝 81a,81eは低
圧状態に維持された油タンクに、残りの2本の環状溝
81b,81dは前記油圧モータ12の2つの導圧ポー
ト(正転ポート及び逆転ポート)に夫々連通させてある
。またこの弁室81内にて摺動する前記スプール82の
外周には、軸長方向に所定長離隔して2本の環状溝 8
2a,82bが図示の如く形成してある。
【0020】図2は、スプール82が摺動範囲の中央(
中立位置)にある場合を示しており、スプール82外周
の環状溝 82a,82bはこのとき、弁室81内周の
環状溝 81b,81dに夫々連通し、油圧源Pに連な
る環状溝 81c及び油タンクに連なる環状溝 81a
,81eはいずれもスプール82の外周にて閉止される
ため、油圧モータ12への油圧の送給はなされず、該油
圧モータ12は動作せず、ストッパ装置1のストッパ棒
10は現状の昇降位置に保たれる。
中立位置)にある場合を示しており、スプール82外周
の環状溝 82a,82bはこのとき、弁室81内周の
環状溝 81b,81dに夫々連通し、油圧源Pに連な
る環状溝 81c及び油タンクに連なる環状溝 81a
,81eはいずれもスプール82の外周にて閉止される
ため、油圧モータ12への油圧の送給はなされず、該油
圧モータ12は動作せず、ストッパ装置1のストッパ棒
10は現状の昇降位置に保たれる。
【0021】一方、スプール82が前記中立位置から、
図における上向きに摺動した場合、該スプール82外周
の一方の環状溝 82aが、弁室81内周の環状溝 8
1bと環状溝 81cとに連通し、油圧源Pから環状溝
81cに導入される油圧は、環状溝 82a及び 8
1bを経て前記正転ポートに送給され、この送給油圧に
より生じる油圧モータ12の正転に応じてストッパ棒1
0が上動し、鋳型Mへの注湯量が増すことになる。逆に
、ストッパ82の摺動が下向きに生じた場合、油圧モー
タ12の逆転に応じてストッパ棒10が下動し、鋳型M
への注湯量が減じられる。
図における上向きに摺動した場合、該スプール82外周
の一方の環状溝 82aが、弁室81内周の環状溝 8
1bと環状溝 81cとに連通し、油圧源Pから環状溝
81cに導入される油圧は、環状溝 82a及び 8
1bを経て前記正転ポートに送給され、この送給油圧に
より生じる油圧モータ12の正転に応じてストッパ棒1
0が上動し、鋳型Mへの注湯量が増すことになる。逆に
、ストッパ82の摺動が下向きに生じた場合、油圧モー
タ12の逆転に応じてストッパ棒10が下動し、鋳型M
への注湯量が減じられる。
【0022】レベル検出器30による検出レベルと目標
レベルとの偏差が与えられる前記レベル制御部6は、4
方向スプール弁8の駆動源たる前記パルスモータ7の単
位回転によりストッパ装置1の駆動源となる油圧モータ
12に生じる回転量、及びこれにより生じるストッパ棒
10の単位昇降量を記憶しており、まず、前記偏差を用
いた速度型のPID演算によりストッパ装置1に必要な
開度変更量、即ちストッパ棒10の昇降量を求め、次い
で、これを前記単位昇降量にて除してパルスモータ7に
必要な回転方向と回転量とを演算し、この演算結果に対
応する正転パルス又は逆転パルスを前記パルスモータ7
の駆動回路70に与えて該パルスモータ7を駆動せしめ
る動作をなす。
レベルとの偏差が与えられる前記レベル制御部6は、4
方向スプール弁8の駆動源たる前記パルスモータ7の単
位回転によりストッパ装置1の駆動源となる油圧モータ
12に生じる回転量、及びこれにより生じるストッパ棒
10の単位昇降量を記憶しており、まず、前記偏差を用
いた速度型のPID演算によりストッパ装置1に必要な
開度変更量、即ちストッパ棒10の昇降量を求め、次い
で、これを前記単位昇降量にて除してパルスモータ7に
必要な回転方向と回転量とを演算し、この演算結果に対
応する正転パルス又は逆転パルスを前記パルスモータ7
の駆動回路70に与えて該パルスモータ7を駆動せしめ
る動作をなす。
【0023】またレベル制御部6には、前記油圧モータ
12の回転軸に取付けた回転量検出器17から、該油圧
モータ12の回転位置、即ち、ストッパ装置1における
現状の開度が、また鋳片5の引抜き速度が夫々与えられ
ており、レベル制御部6は、これらのフィードバック信
号、並びに、各制御時点における開度変更量及びレベル
検出器30による検出レベルとを用い、ストッパ装置1
におけるパラメータを同定し、前述の演算における各種
のゲインを修正するモデル規範型の適応制御を行うよう
になしてある。ストッパ装置1におけるストッパ棒10
は、タンディッシュT内の溶鋼3中に常時曝されており
、比較的短期間にて溶損するが、この溶損に伴う流量特
性の変化は前述した適応制御により補償されるから、長
期間に亘っての高精度での湯面レベル制御が可能となる
。
12の回転軸に取付けた回転量検出器17から、該油圧
モータ12の回転位置、即ち、ストッパ装置1における
現状の開度が、また鋳片5の引抜き速度が夫々与えられ
ており、レベル制御部6は、これらのフィードバック信
号、並びに、各制御時点における開度変更量及びレベル
検出器30による検出レベルとを用い、ストッパ装置1
におけるパラメータを同定し、前述の演算における各種
のゲインを修正するモデル規範型の適応制御を行うよう
になしてある。ストッパ装置1におけるストッパ棒10
は、タンディッシュT内の溶鋼3中に常時曝されており
、比較的短期間にて溶損するが、この溶損に伴う流量特
性の変化は前述した適応制御により補償されるから、長
期間に亘っての高精度での湯面レベル制御が可能となる
。
【0024】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明に係るストッパ
装置は、ストッパ棒に同軸的に連設したねじ軸をナット
部材に螺合させ、このナット部材を油圧モータにて回転
駆動して、該ナット部材に対する前記ねじ軸の螺進によ
りストッパ棒を昇降させるから、従来に比較して大幅に
高い分解能を得ることができ、限定された昇降ストロー
ク内での微細な位置調節が可能となる。またこのストッ
パ装置を用いた本発明に係る湯面レベル制御装置におい
ては、パルスモータにて駆動されるスプールを備えた4
方向スプール弁により前記油圧モータへの送給油圧を制
御するから、該油圧モータを高応答性にて回転駆動する
ことができ、これに伴って生じるスプール棒の昇降によ
り鋳型への注湯量を精度良く調節でき、鋳型内部の湯面
レベルを高精度にて安定化することが可能となり、鋳込
速度の高速化に余裕をもって対応でき、生産性の向上に
寄与できる等、本発明は優れた効果を奏する。
装置は、ストッパ棒に同軸的に連設したねじ軸をナット
部材に螺合させ、このナット部材を油圧モータにて回転
駆動して、該ナット部材に対する前記ねじ軸の螺進によ
りストッパ棒を昇降させるから、従来に比較して大幅に
高い分解能を得ることができ、限定された昇降ストロー
ク内での微細な位置調節が可能となる。またこのストッ
パ装置を用いた本発明に係る湯面レベル制御装置におい
ては、パルスモータにて駆動されるスプールを備えた4
方向スプール弁により前記油圧モータへの送給油圧を制
御するから、該油圧モータを高応答性にて回転駆動する
ことができ、これに伴って生じるスプール棒の昇降によ
り鋳型への注湯量を精度良く調節でき、鋳型内部の湯面
レベルを高精度にて安定化することが可能となり、鋳込
速度の高速化に余裕をもって対応でき、生産性の向上に
寄与できる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図1】本発明に係るストッパ装置を備えた連鋳機にお
ける湯面レベル制御の実施状態を示す模式図である。
ける湯面レベル制御の実施状態を示す模式図である。
【図2】本発明に係るストッパ装置への送給油圧を制御
する4方向スプール弁の縦断面図である。
する4方向スプール弁の縦断面図である。
【図3】従来のストッパ装置の模式図である。
1 ストッパ装置
3 溶鋼
4 注湯ノズル
6 レベル制御部
7 パルスモータ
8 4方向スプール弁
10 ストッパ棒
11 ギアボックス
12 油圧モータ
13 ねじ軸
15 ナット部材
81 弁室
82 スプール
M 鋳型
T タンディッシュ
Claims (2)
- 【請求項1】 鋳型への注湯ノズルのタンディッシュ
内への開口端にその先端を臨ませたストッパ棒とこれの
昇降機構とを備え、該昇降機構の動作に応じたストッパ
棒の昇降により前記開口部を開閉して、前記鋳型への注
湯量を調節する連続鋳造機のストッパ装置において、前
記昇降機構は、前記ストッパ棒の基端に同軸的に連設さ
れたねじ軸と、該ねじ軸に螺合するナット部材と、該ナ
ット部材に軸心回りの回転力を付与する油圧モータとを
具備することを特徴とする連続鋳造機のストッパ装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のストッパ装置を備えた
連続鋳造機の操業に際し、鋳型内部の湯面レベルを検出
し、これと所定の目標レベルとの偏差を解消すべく前記
昇降機構を動作させて、前記鋳型への注湯量を調節する
連続鋳造機の湯面レベル制御装置において、前記油圧モ
ータへの送給油圧をそのスプールの移動により制御する
4方向スプール弁と、前記スプールに移動力を付与する
パルスモータと、該パルスモータの回転方向及び回転量
を前記偏差に基づいて演算する演算制御部とを具備する
ことを特徴とする連続鋳造機の湯面レベル制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5390291A JPH04270049A (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 連続鋳造機のストッパ装置及び湯面レべル制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5390291A JPH04270049A (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 連続鋳造機のストッパ装置及び湯面レべル制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04270049A true JPH04270049A (ja) | 1992-09-25 |
Family
ID=12955651
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5390291A Pending JPH04270049A (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 連続鋳造機のストッパ装置及び湯面レべル制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04270049A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5674426A (en) * | 1995-03-28 | 1997-10-07 | Concast Standard Ag | Device for controlling an inflow of metal by means of a stopper |
| EP1426126A1 (fr) * | 2002-12-04 | 2004-06-09 | Societe D'etudes Et De Realisations Techniques S.E.R.T. | Ensemble de commande d'un obturateur appartenant à une installation de coulée continue, et installation de coulée continue correspondante |
| KR100605698B1 (ko) * | 2001-08-09 | 2006-08-01 | 주식회사 포스코 | 정밀 이동이 가능한 턴디쉬 주입노즐 개폐용 스토퍼 장치 |
| KR100832998B1 (ko) * | 2006-12-19 | 2008-05-27 | 주식회사 포스코 | 턴디쉬의 이물질 배출 방지용 스토퍼 장치 |
| CN103357860A (zh) * | 2012-04-05 | 2013-10-23 | 上海海能信息科技有限公司 | 电机直驱式塞棒自动控制系统 |
-
1991
- 1991-02-25 JP JP5390291A patent/JPH04270049A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5674426A (en) * | 1995-03-28 | 1997-10-07 | Concast Standard Ag | Device for controlling an inflow of metal by means of a stopper |
| KR100605698B1 (ko) * | 2001-08-09 | 2006-08-01 | 주식회사 포스코 | 정밀 이동이 가능한 턴디쉬 주입노즐 개폐용 스토퍼 장치 |
| EP1426126A1 (fr) * | 2002-12-04 | 2004-06-09 | Societe D'etudes Et De Realisations Techniques S.E.R.T. | Ensemble de commande d'un obturateur appartenant à une installation de coulée continue, et installation de coulée continue correspondante |
| FR2848131A1 (fr) * | 2002-12-04 | 2004-06-11 | Realisations Tech Sert Soc Et | Ensemble de commande d'un obturateur appartenant a une installation de coulee continue, et installation de coulee continue correspondante |
| US6960317B2 (en) | 2002-12-04 | 2005-11-01 | Ste D'etudes Et De Realisations Techniques - S.E.R.T. | Assembly for controlling a stopper belonging to a continuous casting installation, and corresponding continuous casting installation |
| KR100832998B1 (ko) * | 2006-12-19 | 2008-05-27 | 주식회사 포스코 | 턴디쉬의 이물질 배출 방지용 스토퍼 장치 |
| CN103357860A (zh) * | 2012-04-05 | 2013-10-23 | 上海海能信息科技有限公司 | 电机直驱式塞棒自动控制系统 |
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