JPH04270573A - デジタル電子スチルカメラ - Google Patents
デジタル電子スチルカメラInfo
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- JPH04270573A JPH04270573A JP3030470A JP3047091A JPH04270573A JP H04270573 A JPH04270573 A JP H04270573A JP 3030470 A JP3030470 A JP 3030470A JP 3047091 A JP3047091 A JP 3047091A JP H04270573 A JPH04270573 A JP H04270573A
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- Japan
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- exposure
- data
- illuminance
- image data
- shutter time
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタル電子スチルカメ
ラ、特に被写体照度に対するダイナミックレンジを拡大
し得るデジタル電子スチルカメラに関する。
ラ、特に被写体照度に対するダイナミックレンジを拡大
し得るデジタル電子スチルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の銀塩写真に代わるものとしていわ
ゆるデジタル電子スチルカメラが注目を浴びている。こ
のカメラは、周知のようにCCD(Charge Co
upled Device)等の固体撮像素子により画
像を光電変換したアナログ輝度信号をA/D変換し、デ
ジタル輝度信号としてメモリカード等に記録するもので
ある。
ゆるデジタル電子スチルカメラが注目を浴びている。こ
のカメラは、周知のようにCCD(Charge Co
upled Device)等の固体撮像素子により画
像を光電変換したアナログ輝度信号をA/D変換し、デ
ジタル輝度信号としてメモリカード等に記録するもので
ある。
【0003】ところで、一般に晴天時における野外の被
写体の明るさのレンジ、即ち最も明るい部分と最も暗い
部分の照度の比率は数千倍以上になる場合がある。この
ような被写体を、従来の銀塩フィルムで撮影した場合に
は、そのダイナミックレンジが数千倍程度と広いため、
十分に対応することができ忠実な画像を記録することが
できる。
写体の明るさのレンジ、即ち最も明るい部分と最も暗い
部分の照度の比率は数千倍以上になる場合がある。この
ような被写体を、従来の銀塩フィルムで撮影した場合に
は、そのダイナミックレンジが数千倍程度と広いため、
十分に対応することができ忠実な画像を記録することが
できる。
【0004】一方、CCD等の固体撮像素子のダイナミ
ックレンジ、即ち画像の明暗に対応した出力信号のレベ
ル差は、通常数百倍程度と狭い。このため、このような
固体撮像素子を用いて通常に撮影したのでは、例えば空
の雲が写らないとか、木陰の部分が黒く潰れてしまう等
の現象が生じ、コントラストのない写真が出来上がるこ
ととなる。また、一般の室内での撮影でも陰の部分で暗
くなり、十分な階調が得られない。
ックレンジ、即ち画像の明暗に対応した出力信号のレベ
ル差は、通常数百倍程度と狭い。このため、このような
固体撮像素子を用いて通常に撮影したのでは、例えば空
の雲が写らないとか、木陰の部分が黒く潰れてしまう等
の現象が生じ、コントラストのない写真が出来上がるこ
ととなる。また、一般の室内での撮影でも陰の部分で暗
くなり、十分な階調が得られない。
【0005】このような問題を多少なりとも改善するた
め、背光の影響を配慮したり、AE(Automati
c Exposure) 精度を上げて対処する試みが
成されているが十分ではない。
め、背光の影響を配慮したり、AE(Automati
c Exposure) 精度を上げて対処する試みが
成されているが十分ではない。
【0006】そこで、例えば特開昭64−89770号
公報には、受光センサのシャッタスピードを例えば2段
階となし、低速シャッタ時に得られる受光センサの出力
信号と高速シャッタ時に得られる受光センサの出力信号
を演算し、その演算内容に応じてダイナミックレンジを
拡大するデジタル電子スチルカメラが提案されている。
公報には、受光センサのシャッタスピードを例えば2段
階となし、低速シャッタ時に得られる受光センサの出力
信号と高速シャッタ時に得られる受光センサの出力信号
を演算し、その演算内容に応じてダイナミックレンジを
拡大するデジタル電子スチルカメラが提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この特
開昭64−89770号公報のカメラでは、各シャッタ
スピードで得られた2種類の画像出力信号について単純
な加算や乗算等の演算を行うのみでダイナミックレンジ
の拡大を図っている。このため、高い照度領域において
特性が理想直線から外れるのは避け得ず、画像の再現性
において忠実度に欠けるという問題点があった。
開昭64−89770号公報のカメラでは、各シャッタ
スピードで得られた2種類の画像出力信号について単純
な加算や乗算等の演算を行うのみでダイナミックレンジ
の拡大を図っている。このため、高い照度領域において
特性が理想直線から外れるのは避け得ず、画像の再現性
において忠実度に欠けるという問題点があった。
【0008】このように、従来のデジタル電子スチルカ
メラでは、ダイナミックレンジ拡大のための各種の試み
は成されていたものの、レンジ拡大後の特性は必ずしも
要求を満足させ得るものではなく、銀塩フィルムに比べ
ると再生画像に不自然さが残るという問題点があった。
メラでは、ダイナミックレンジ拡大のための各種の試み
は成されていたものの、レンジ拡大後の特性は必ずしも
要求を満足させ得るものではなく、銀塩フィルムに比べ
ると再生画像に不自然さが残るという問題点があった。
【0009】本発明は、上記問題点を解決することを課
題としてなされたもので、照度差の大きい被写体を撮影
した場合であっても潰れがなく忠実な画像を記録、再生
することができるデジタル電子スチルカメラを得ること
を目的とする。
題としてなされたもので、照度差の大きい被写体を撮影
した場合であっても潰れがなく忠実な画像を記録、再生
することができるデジタル電子スチルカメラを得ること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデジタル
電子スチルカメラでは、(i) 露光によって複数の光
電変換素子に蓄積される電荷をアナログ電気信号として
出力する固体撮像素子と、(ii)1回の撮影に際し、
固体撮像素子の露光時間を制御して、異なる露光量で、
2回以上の露光を行うシャッタ制御回路と、(iii)
前記固体撮像素子から出力されたアナログ電気信号を
デジタル信号に変換するアナログデジタル変換回路と、
(iv)各露光ごとに、前記デジタルアナログ変換回路
から出力されたデジタル信号のうち各露光ごとに定めら
れた所定の範囲内にあるものを選別する選別手段と、(
v) この選別手段により各露光毎に選別されたデジタ
ル信号を、各露光ごとに予め定められた変換式により変
換する変換手段と、(vi)この変換手段により各露光
ごとに変換された複数グループの画像データを合成する
データ合成手段とを有するものである。
電子スチルカメラでは、(i) 露光によって複数の光
電変換素子に蓄積される電荷をアナログ電気信号として
出力する固体撮像素子と、(ii)1回の撮影に際し、
固体撮像素子の露光時間を制御して、異なる露光量で、
2回以上の露光を行うシャッタ制御回路と、(iii)
前記固体撮像素子から出力されたアナログ電気信号を
デジタル信号に変換するアナログデジタル変換回路と、
(iv)各露光ごとに、前記デジタルアナログ変換回路
から出力されたデジタル信号のうち各露光ごとに定めら
れた所定の範囲内にあるものを選別する選別手段と、(
v) この選別手段により各露光毎に選別されたデジタ
ル信号を、各露光ごとに予め定められた変換式により変
換する変換手段と、(vi)この変換手段により各露光
ごとに変換された複数グループの画像データを合成する
データ合成手段とを有するものである。
【0011】
【作用】この発明に係るデジタル電子スチルカメラでは
、同一の被写体について撮影した複数枚分の撮影データ
からそれぞれ所定範囲内のデータを抽出し、これに所定
の変換を施した上でこれらを合成することとしているた
め、被写体の照度差に応じた補正を行うことができ、再
生画像特性のダイナミックレンジを拡大できる。
、同一の被写体について撮影した複数枚分の撮影データ
からそれぞれ所定範囲内のデータを抽出し、これに所定
の変換を施した上でこれらを合成することとしているた
め、被写体の照度差に応じた補正を行うことができ、再
生画像特性のダイナミックレンジを拡大できる。
【0012】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例におけるデジタル
電子スチルカメラの要部を表したものである。図示しな
い被写体から発せられた光束は、撮影レンズ11により
集光されると共に、撮影レンズ11内に設けられた絞り
12によりその光束が絞られ、ハーフミラー13を透過
した後、赤外カット用のローパスフィルタ14を介して
固体撮像素子15内のセンサ上に結像するようになって
いる。絞り12は、絞り制御回路20により例えばステ
ッピングモータ制御の場合と同様にして制御される。ま
た、絞り制御回路20は中央処理装置(以下、CPUと
呼ぶ。)25により制御される。
電子スチルカメラの要部を表したものである。図示しな
い被写体から発せられた光束は、撮影レンズ11により
集光されると共に、撮影レンズ11内に設けられた絞り
12によりその光束が絞られ、ハーフミラー13を透過
した後、赤外カット用のローパスフィルタ14を介して
固体撮像素子15内のセンサ上に結像するようになって
いる。絞り12は、絞り制御回路20により例えばステ
ッピングモータ制御の場合と同様にして制御される。ま
た、絞り制御回路20は中央処理装置(以下、CPUと
呼ぶ。)25により制御される。
【0014】一方、ハーフミラー13で反射された光束
は、測光用補助フィルタ16を介して測光用受光センサ
17上に結像するようになっている。この測光用補助フ
ィルタ16は、固体撮像素子15の分光感度特性と測光
用受光センサ17の分光感度特性とを一致させるための
ものである。測光用受光センサ17から出力される光電
流18は、測光用増幅器19に入力されるようになって
いる。この測光用増幅器19は、ストロボ33の発光を
制御するストロボ制御回路34に対し発光時間制御用デ
ータを出力するほか、CPU25との間で各種の信号の
やりとりを行う。 固体撮像素子15は、CPU25
の制御の下でドライバ回路21により駆動され、その出
力は増幅器22を介して信号処理回路23に入力される
ようになっている。また、この信号処理回路23には、
デジタルアナログ(以下、D/Aと記す。)変換器24
を介してCPU25も接続されており、ここからの信号
も入力される。そして、信号処理回路23の出力側は、
アナログデジタル(以下、A/Dと記す。)変換器26
に接続されている。さらに、このA/D変換器26から
の出力の一部、はA/D変換器27を介してCPU25
に入力される。
は、測光用補助フィルタ16を介して測光用受光センサ
17上に結像するようになっている。この測光用補助フ
ィルタ16は、固体撮像素子15の分光感度特性と測光
用受光センサ17の分光感度特性とを一致させるための
ものである。測光用受光センサ17から出力される光電
流18は、測光用増幅器19に入力されるようになって
いる。この測光用増幅器19は、ストロボ33の発光を
制御するストロボ制御回路34に対し発光時間制御用デ
ータを出力するほか、CPU25との間で各種の信号の
やりとりを行う。 固体撮像素子15は、CPU25
の制御の下でドライバ回路21により駆動され、その出
力は増幅器22を介して信号処理回路23に入力される
ようになっている。また、この信号処理回路23には、
デジタルアナログ(以下、D/Aと記す。)変換器24
を介してCPU25も接続されており、ここからの信号
も入力される。そして、信号処理回路23の出力側は、
アナログデジタル(以下、A/Dと記す。)変換器26
に接続されている。さらに、このA/D変換器26から
の出力の一部、はA/D変換器27を介してCPU25
に入力される。
【0015】A/D変換器26の出力側は、γ補正回路
28を介してメモリ制御回路31に接続されている。メ
モリ制御回路31は、CPU25や画像処理回路32の
指示により、ビデオメモリ35及びメモリカード36に
対するデータの読み書きの制御を行うようになっている
。
28を介してメモリ制御回路31に接続されている。メ
モリ制御回路31は、CPU25や画像処理回路32の
指示により、ビデオメモリ35及びメモリカード36に
対するデータの読み書きの制御を行うようになっている
。
【0016】以上のような構成のデジタル電子スチルカ
メラの一般的動作を説明する。撮影レンズ11により集
光され絞り12で適正量に絞られた光束は、ハーフミラ
ー13透過後、赤外カット用のローパスフィルタ14を
介し固体撮像素子15内のセンサ上に結像する。
メラの一般的動作を説明する。撮影レンズ11により集
光され絞り12で適正量に絞られた光束は、ハーフミラ
ー13透過後、赤外カット用のローパスフィルタ14を
介し固体撮像素子15内のセンサ上に結像する。
【0017】一方、ハーフミラー13で反射された光束
の一部は、測光用補助フィルタ16を介して測光用受光
センサ17上に結像する。測光用受光センサ17からは
光電流18が出力され、測光用増幅器19で増幅される
。測光用増幅器19は、CPU25からのスタートパル
ス41のタイミングで光電流18の積分を開始し、その
積分により得られる電圧が一定のスレッシュホールド電
圧に達するまでの時間に応じた時間間隔でパルス信号4
2を出力する。ただし、AEモードの場合、スレッシュ
ホールド電圧に達するまでの時間である等価シャッタ時
間は、制御速度アップのために実効シャッタ時間よりも
短くなっている。
の一部は、測光用補助フィルタ16を介して測光用受光
センサ17上に結像する。測光用受光センサ17からは
光電流18が出力され、測光用増幅器19で増幅される
。測光用増幅器19は、CPU25からのスタートパル
ス41のタイミングで光電流18の積分を開始し、その
積分により得られる電圧が一定のスレッシュホールド電
圧に達するまでの時間に応じた時間間隔でパルス信号4
2を出力する。ただし、AEモードの場合、スレッシュ
ホールド電圧に達するまでの時間である等価シャッタ時
間は、制御速度アップのために実効シャッタ時間よりも
短くなっている。
【0018】CPU25は、パルス信号42のパルス間
隔を内部タイマ(図示せず)で計測し、これを所定のビ
ット幅のデジタルデータに変換する。そして、このデジ
タルデータを基に、図示しないメモリ内の変換用ルック
テーブルから実効シャッタ時間を求め、これを所定のビ
ット幅のデジタルデータ43としてドライバ回路21に
与える。ドライバ回路21は、デジタルデータ43に基
づき、固体撮像素子15に対し信号電荷の蓄積時間を制
御するための制御信号44を出力する。この制御信号4
4により、固体撮像素子15内のセンサに蓄積される信
号電荷の蓄積時間が適宜変更され、等価的なシャッタ動
作が行われる。即ちこの固体撮像素子15はいわゆる電
子シャッタ機能付きの素子として動作する。なお、CP
U25は、適正な露光制御を行うために、常時絞り制御
を実行すると共に、各時点での絞り値を記憶する。
隔を内部タイマ(図示せず)で計測し、これを所定のビ
ット幅のデジタルデータに変換する。そして、このデジ
タルデータを基に、図示しないメモリ内の変換用ルック
テーブルから実効シャッタ時間を求め、これを所定のビ
ット幅のデジタルデータ43としてドライバ回路21に
与える。ドライバ回路21は、デジタルデータ43に基
づき、固体撮像素子15に対し信号電荷の蓄積時間を制
御するための制御信号44を出力する。この制御信号4
4により、固体撮像素子15内のセンサに蓄積される信
号電荷の蓄積時間が適宜変更され、等価的なシャッタ動
作が行われる。即ちこの固体撮像素子15はいわゆる電
子シャッタ機能付きの素子として動作する。なお、CP
U25は、適正な露光制御を行うために、常時絞り制御
を実行すると共に、各時点での絞り値を記憶する。
【0019】次に、実際の撮影時の動作を詳細に説明す
る。
る。
【0020】CPU25が測光用増幅器19からのパル
ス信号42のパルス間隔を基に変換用ルックテーブルか
ら求めた実効シャッタ時間Sは、目的とする被写体の平
均照度に対応した適正露出時間を示している。このシャ
ッタ時間で露出を行うと、前述したように固体撮像素子
15のダイナミックレンジが数百倍程度と狭いので、被
写体中の暗部とハイライト部で階調が潰れた画像データ
が得られることとなる。そこで、CPU25は、実効シ
ャッタ時間Sよりも所定時間長いシャッタ時間S1 と
、反対に所定時間短いシャッタ時間S2 を設定する。
ス信号42のパルス間隔を基に変換用ルックテーブルか
ら求めた実効シャッタ時間Sは、目的とする被写体の平
均照度に対応した適正露出時間を示している。このシャ
ッタ時間で露出を行うと、前述したように固体撮像素子
15のダイナミックレンジが数百倍程度と狭いので、被
写体中の暗部とハイライト部で階調が潰れた画像データ
が得られることとなる。そこで、CPU25は、実効シ
ャッタ時間Sよりも所定時間長いシャッタ時間S1 と
、反対に所定時間短いシャッタ時間S2 を設定する。
【0021】すなわち、シャッタ時間S1 は被写体中
の暗い部分で適正な階調が得られるようにするためのも
ので、このシャッタ時間S1 での露出により、適正値
より一定量露出オーバの画像データを得ることができる
。また、シャッタ時間S2 は被写体中のハイライト部
分で適正な階調が得られるようにするためのもので、こ
のシャッタ時間S2 での露出により、適正値より一定
量露出アンダーの画像データを得ることができる。
の暗い部分で適正な階調が得られるようにするためのも
ので、このシャッタ時間S1 での露出により、適正値
より一定量露出オーバの画像データを得ることができる
。また、シャッタ時間S2 は被写体中のハイライト部
分で適正な階調が得られるようにするためのもので、こ
のシャッタ時間S2 での露出により、適正値より一定
量露出アンダーの画像データを得ることができる。
【0022】そして、CPU25からドライバ回路21
に対し、デジタルデータ43としてシャッタ時間S1
が与えられると、ドライバ回路21はこのシャッタ時間
に対応した蓄積時間で固体撮像素子15を駆動させる。 これにより、適正露出よりオーバ気味のビデオ信号が、
固体撮像素子15の各画素ごとに順次出力され、増幅器
22で所定のアナログ値に増幅されたのち、信号処理回
路23に入力される。
に対し、デジタルデータ43としてシャッタ時間S1
が与えられると、ドライバ回路21はこのシャッタ時間
に対応した蓄積時間で固体撮像素子15を駆動させる。 これにより、適正露出よりオーバ気味のビデオ信号が、
固体撮像素子15の各画素ごとに順次出力され、増幅器
22で所定のアナログ値に増幅されたのち、信号処理回
路23に入力される。
【0023】信号処理回路23は、CPU25からD/
A変換器24を介して与えられる制御信号に従い、入力
ビデオ信号を輝度信号Yと2つの色差信号R−Y、B−
Yに変換してA/D変換器26に与える。このうち輝度
信号Yは2分岐され、その一方はA/D変換器27でデ
ジタルデータに変換されてCPU25に入力される。C
PU25をこのフィードバックされたデータを基に各回
路部の最適制御を行う。 A/D変換器26に入力さ
れた輝度信号Yと2つの色差信号R−Y、B−Yは、デ
ジタルデータに変換され、γ補正回路28を介してメモ
リ制御回路31に入力される。なお、γ補正回路28は
、被写体の照度に対する固体撮像素子15の出力特性と
再生時におけるディスプレイ装置への入力信号に必要と
される特性とを整合させるための補正を行う。
A変換器24を介して与えられる制御信号に従い、入力
ビデオ信号を輝度信号Yと2つの色差信号R−Y、B−
Yに変換してA/D変換器26に与える。このうち輝度
信号Yは2分岐され、その一方はA/D変換器27でデ
ジタルデータに変換されてCPU25に入力される。C
PU25をこのフィードバックされたデータを基に各回
路部の最適制御を行う。 A/D変換器26に入力さ
れた輝度信号Yと2つの色差信号R−Y、B−Yは、デ
ジタルデータに変換され、γ補正回路28を介してメモ
リ制御回路31に入力される。なお、γ補正回路28は
、被写体の照度に対する固体撮像素子15の出力特性と
再生時におけるディスプレイ装置への入力信号に必要と
される特性とを整合させるための補正を行う。
【0024】メモリ制御回路31は、入力されたデジタ
ルデータを第1の画像データとしてビデオメモリ35の
メモリ領域M1 に順次格納する。
ルデータを第1の画像データとしてビデオメモリ35の
メモリ領域M1 に順次格納する。
【0025】次に、シャッタ時間S2 についての露出
が行われ、これにより得られた第2の画像データがビデ
オメモリ35のメモリ領域M2 に順次格納される。こ
の場合の各部の動作はシャッタ時間S1 の場合と同様
である。
が行われ、これにより得られた第2の画像データがビデ
オメモリ35のメモリ領域M2 に順次格納される。こ
の場合の各部の動作はシャッタ時間S1 の場合と同様
である。
【0026】このようにして露出量の異なる2枚の画像
データがビデオメモリ35に一旦格納されることとなる
が、これらのダイナミックレンジ特性は図2及び図3に
示す通りである。
データがビデオメモリ35に一旦格納されることとなる
が、これらのダイナミックレンジ特性は図2及び図3に
示す通りである。
【0027】図2に示すように、第1の画像データにつ
いて見ると、照度がL1LからL1Uまでの被写体に対
し最小値DMIN 〜最大値DMAX という輝度信号
が得られているが、被写体照度L1L以下の暗部と被写
体照度L1U以上のハイライト部については輝度信号の
変化がなく、潰れた状態となっている。ただし、この画
像データでは比較的低照度の部分でコントラストが得ら
れ、高照度寄りの部分で早くから飽和しコントラストが
なくなっている。
いて見ると、照度がL1LからL1Uまでの被写体に対
し最小値DMIN 〜最大値DMAX という輝度信号
が得られているが、被写体照度L1L以下の暗部と被写
体照度L1U以上のハイライト部については輝度信号の
変化がなく、潰れた状態となっている。ただし、この画
像データでは比較的低照度の部分でコントラストが得ら
れ、高照度寄りの部分で早くから飽和しコントラストが
なくなっている。
【0028】この図から明らかなように、輝度信号D1
と被写体照度Lとは次の(1)式に示す関係を満たす
。
と被写体照度Lとは次の(1)式に示す関係を満たす
。
【0029】
D1 =(ΔD/ΔL1 )・(L−L1L)+D
MIN ……(1)但し、ΔD及びΔL1 は次の(2
)、(3)式の通りである。
MIN ……(1)但し、ΔD及びΔL1 は次の(2
)、(3)式の通りである。
【0030】
ΔD=DMAX −DMIN
……(2) ΔL1
=L1U−L1L
……(3)一方、図3に示すよう
に、第2の画像データについて見ると、照度がL2Lか
らL2Uまでの被写体に対し、最小値DMIN 〜最大
値DMAXという輝度信号が得られているが、被写体照
度L2L以下の暗部と被写体照度L2U以上のハイライ
ト部については輝度信号の変化がなく、潰れた状態とな
っている。ただし、この画像データでは比較的高照度の
部分でコントラストが得られ、低照度寄りの部分でコン
トラストがなくなっている。この図から明らかなように
、輝度信号D2 と被写体照度Lとは次の(4)式に示
す関係となっている。
……(2) ΔL1
=L1U−L1L
……(3)一方、図3に示すよう
に、第2の画像データについて見ると、照度がL2Lか
らL2Uまでの被写体に対し、最小値DMIN 〜最大
値DMAXという輝度信号が得られているが、被写体照
度L2L以下の暗部と被写体照度L2U以上のハイライ
ト部については輝度信号の変化がなく、潰れた状態とな
っている。ただし、この画像データでは比較的高照度の
部分でコントラストが得られ、低照度寄りの部分でコン
トラストがなくなっている。この図から明らかなように
、輝度信号D2 と被写体照度Lとは次の(4)式に示
す関係となっている。
【0031】
D2 =(ΔD/ΔL2 )・(L−L2L)+D
MIN ……(4)但し、ΔL2 は次の(5)式
の通りである。
MIN ……(4)但し、ΔL2 は次の(5)式
の通りである。
【0032】ΔL2 =L2U−L2L ……(5)
本実施例では、これらの2枚の画像データを基に、図4
に示すようなより広いダイナミックレンジの画像データ
、即ち被写体照度Lの広い範囲にわたって輝度信号Dが
変化するような画像データを作成することとする。
本実施例では、これらの2枚の画像データを基に、図4
に示すようなより広いダイナミックレンジの画像データ
、即ち被写体照度Lの広い範囲にわたって輝度信号Dが
変化するような画像データを作成することとする。
【0033】ここに、図4に示した特性は次の(6)式
を満たす。
を満たす。
【0034】
D′=(ΔD/ΔL′)・(L−L1L)+DMI
N ……(6)但し、ΔL′は次の(7)式の通り
である。
N ……(6)但し、ΔL′は次の(7)式の通り
である。
【0035】ΔL′=L2U−L1L ……(7)以
下、図5及び図6〜図8に基づいて、2枚の画像データ
からダイナミックレンジの大きい1枚の画像を得る際の
画像処理について詳細に説明する。
下、図5及び図6〜図8に基づいて、2枚の画像データ
からダイナミックレンジの大きい1枚の画像を得る際の
画像処理について詳細に説明する。
【0036】まず、画像処理回路32の図示しないCP
Uは、メモリ制御回路31を制御し、ビデオメモリ35
のメモリ領域M1 から第1の画像データを画素単位の
輝度信号D1 として順次読み出し(ステップs101
)、予め設定した第1のスレッシュホールド値D1Cと
比較する(ステップs102)。この第1のスレッシュ
ホールド値D1Cは、図6に示すように、輝度信号のレ
ンジ幅ΔDの中間よりもやや大きく設定した値であり、
被写体照度L1Cに対応している。
Uは、メモリ制御回路31を制御し、ビデオメモリ35
のメモリ領域M1 から第1の画像データを画素単位の
輝度信号D1 として順次読み出し(ステップs101
)、予め設定した第1のスレッシュホールド値D1Cと
比較する(ステップs102)。この第1のスレッシュ
ホールド値D1Cは、図6に示すように、輝度信号のレ
ンジ幅ΔDの中間よりもやや大きく設定した値であり、
被写体照度L1Cに対応している。
【0037】ステップs102での比較の結果、輝度信
号D1 が第1のスレッシュホールド値D1C以下であ
ったときは(Y)、所定の変換処理を実行し(ステップ
s103〜s104)、そうでないときは(N)、処理
を行わずに次のデータを読み出す。
号D1 が第1のスレッシュホールド値D1C以下であ
ったときは(Y)、所定の変換処理を実行し(ステップ
s103〜s104)、そうでないときは(N)、処理
を行わずに次のデータを読み出す。
【0038】例えば、読み出された輝度信号が図6に示
すD1mであったすると、第1のスレッシュホールド値
D1C以下と判定され(ステップs102;Y)、(1
)式を変形した次の(8)式のD1 及びLとしてそれ
ぞれD1mとLm が代入される。
すD1mであったすると、第1のスレッシュホールド値
D1C以下と判定され(ステップs102;Y)、(1
)式を変形した次の(8)式のD1 及びLとしてそれ
ぞれD1mとLm が代入される。
【0039】
L=(ΔL1 /ΔD)・(D1 −DMIN )
+L1L ……(8)これにより、輝度信号D1mに
対応する被写体照度Lm として次の(9)式に示す値
が算出される(ステップs103)。
+L1L ……(8)これにより、輝度信号D1mに
対応する被写体照度Lm として次の(9)式に示す値
が算出される(ステップs103)。
【0040】
Lm =(ΔL1 /ΔD)・(D1m−DMIN
)+L1L ……(9)こうして求められた被写体
照度Lm は(6)式に代入される。これにより、階調
補正を施した輝度信号として次の(10)式に示す値D
1m′が算出され(ステップs104)、メモリカード
36に書き込まれる(ステップs105)。
)+L1L ……(9)こうして求められた被写体
照度Lm は(6)式に代入される。これにより、階調
補正を施した輝度信号として次の(10)式に示す値D
1m′が算出され(ステップs104)、メモリカード
36に書き込まれる(ステップs105)。
【0041】
D1m′=(ΔD/ΔL′)・(Lm −L1L)
+DMIN ……(10)このようにして第1の画像デ
ータの全画素についての処理が行われるが、以上の処理
により、図6に示した第1の画像データの本来の特性直
線51が被写体照度L1L〜L1Cの範囲についてのみ
直線52に変換されることとなる。
+DMIN ……(10)このようにして第1の画像デ
ータの全画素についての処理が行われるが、以上の処理
により、図6に示した第1の画像データの本来の特性直
線51が被写体照度L1L〜L1Cの範囲についてのみ
直線52に変換されることとなる。
【0042】次に、画像処理回路32のCPU(図示せ
ず)は、メモリ制御回路31を制御し、ビデオメモリ3
5のメモリ領域M2 から第2の画像データを画素単位
の輝度信号D2 として順次読み出し(ステップs10
7) 、予め設定した第2のスレッシュホールド値D2
cと比較する(ステップs108)。この第2のスレッ
シュホールド値D2cは、図7に示すように、輝度信号
のレンジ幅ΔDの中間よりもやや小さく設定した値であ
り、被写体照度L2Cに対応している。
ず)は、メモリ制御回路31を制御し、ビデオメモリ3
5のメモリ領域M2 から第2の画像データを画素単位
の輝度信号D2 として順次読み出し(ステップs10
7) 、予め設定した第2のスレッシュホールド値D2
cと比較する(ステップs108)。この第2のスレッ
シュホールド値D2cは、図7に示すように、輝度信号
のレンジ幅ΔDの中間よりもやや小さく設定した値であ
り、被写体照度L2Cに対応している。
【0043】なお、図6、図7から明らかなように、こ
こでは第1のスレッシュホールド値D1Cに対応する被
写体照度L1Cの値と第2のスレッシュホールド値D2
cに対応する被写体照度L2Cの値を互いにオーバラッ
プさせるようにD1CとD2cとを設定してある。これ
は、仮に境界の被写体照度を1つにした場合、演算上の
誤差等により後述する画像データの合成の際に画素抜け
が生ずるおそれがあるためである。ただし、このような
誤差を考慮する必要がない場合、若しくは誤差のおそれ
がない場合には、被写体照度L1CとL2Cの値を等し
くしてもよいのはもちろんである。 ステップs10
8での比較の結果、輝度信号D2 が第2のスレッシュ
ホールド値D2c以上であったときは(Y)、所定の変
換処理を実行し(ステップs109〜s110)、そう
でないときは(N)、処理を行わず次のデータを読み出
す。
こでは第1のスレッシュホールド値D1Cに対応する被
写体照度L1Cの値と第2のスレッシュホールド値D2
cに対応する被写体照度L2Cの値を互いにオーバラッ
プさせるようにD1CとD2cとを設定してある。これ
は、仮に境界の被写体照度を1つにした場合、演算上の
誤差等により後述する画像データの合成の際に画素抜け
が生ずるおそれがあるためである。ただし、このような
誤差を考慮する必要がない場合、若しくは誤差のおそれ
がない場合には、被写体照度L1CとL2Cの値を等し
くしてもよいのはもちろんである。 ステップs10
8での比較の結果、輝度信号D2 が第2のスレッシュ
ホールド値D2c以上であったときは(Y)、所定の変
換処理を実行し(ステップs109〜s110)、そう
でないときは(N)、処理を行わず次のデータを読み出
す。
【0044】例えば、読み出された輝度信号が図7に示
すD2nであったときには、第2のスレシホールド値D
2c以上と判定され(ステップs108;Y)、(4)
式を変形した次の(8)式のD2 及びLとしてそれぞ
れD2nとLn が代入される。
すD2nであったときには、第2のスレシホールド値D
2c以上と判定され(ステップs108;Y)、(4)
式を変形した次の(8)式のD2 及びLとしてそれぞ
れD2nとLn が代入される。
【0045】
L=(ΔL2 /ΔD)・(D2 −DMIN )
+L2L ……(11)これにより、輝度信号D2n
に対応する被写体照度Ln として次の(12)式に示
す値が算出される(ステップs109) Ln =(ΔL2 /ΔD)・(D2n−DMIN
)+L2L ……(12)こうして求められた被写
体照度Ln は(6)式に代入され、階調補正を施した
輝度信号として次の(13)式に示す値D2n′が算出
される(ステップs110)。 D2n′=(ΔD/ΔL′)・(Ln −L1L)
+DMIN ……(13)ここで画像処理回路32のC
PUは、この補正した輝度信号を書き込むべきメモリカ
ード36のアドレスにアクセスし、ここに既に補正後の
データが書き込まれているか否かを判定する(ステップ
s111)。この場合、予めメモリカード36のすべて
のアドレスに対し、使用しない特定のデータパターンを
書き込んでおき、CPUが読み出したデータがこのデー
タパターンであったときは、まだ書き込まれていないと
判定すればよい。このような判定を行うことにより、前
述した被写体照度の境界値L1CとL2Cのオーバラッ
プからくる輝度信号の重複書き込みが回避される。
+L2L ……(11)これにより、輝度信号D2n
に対応する被写体照度Ln として次の(12)式に示
す値が算出される(ステップs109) Ln =(ΔL2 /ΔD)・(D2n−DMIN
)+L2L ……(12)こうして求められた被写
体照度Ln は(6)式に代入され、階調補正を施した
輝度信号として次の(13)式に示す値D2n′が算出
される(ステップs110)。 D2n′=(ΔD/ΔL′)・(Ln −L1L)
+DMIN ……(13)ここで画像処理回路32のC
PUは、この補正した輝度信号を書き込むべきメモリカ
ード36のアドレスにアクセスし、ここに既に補正後の
データが書き込まれているか否かを判定する(ステップ
s111)。この場合、予めメモリカード36のすべて
のアドレスに対し、使用しない特定のデータパターンを
書き込んでおき、CPUが読み出したデータがこのデー
タパターンであったときは、まだ書き込まれていないと
判定すればよい。このような判定を行うことにより、前
述した被写体照度の境界値L1CとL2Cのオーバラッ
プからくる輝度信号の重複書き込みが回避される。
【0046】さて、判定の結果、該当するアドレスへの
書き込みが未だ行われていないときは(ステップs11
1;N)、そのアドレスに対し補正後のデータとして(
13)式のD2n′が書き込まれ(ステップs112)
、すでに書き込まれていたときには(ステップs111
;Y)、書き込みを行わずに次の画像データの処理へと
移行する。
書き込みが未だ行われていないときは(ステップs11
1;N)、そのアドレスに対し補正後のデータとして(
13)式のD2n′が書き込まれ(ステップs112)
、すでに書き込まれていたときには(ステップs111
;Y)、書き込みを行わずに次の画像データの処理へと
移行する。
【0047】このようにして第2の画像データの全画素
についての処理が行われるが、この処理により、図7に
示した第2の画像データの本来の特性直線53が被写体
照度L2C〜L2Uの範囲についてのみ直線54に変換
されることとなる。但し、L2CとL1Cとの間の重複
部分については、メモリカード36への書き込み時に第
1の画像データの補正直線52が優先され、書き込みが
行われない。
についての処理が行われるが、この処理により、図7に
示した第2の画像データの本来の特性直線53が被写体
照度L2C〜L2Uの範囲についてのみ直線54に変換
されることとなる。但し、L2CとL1Cとの間の重複
部分については、メモリカード36への書き込み時に第
1の画像データの補正直線52が優先され、書き込みが
行われない。
【0048】このようにして、図8に示すように、メモ
リカード36に第1及び第2の画像データを合成した補
正後の画像データが記録される。
リカード36に第1及び第2の画像データを合成した補
正後の画像データが記録される。
【0049】図9は、ビデオメモリ35内のメモリ領域
M1 、M2 と、メモリカード36の記録領域の関係
を表わしたものである。この図に示すように、ビデオメ
モリ35のメモリ領域M1 から順次読み出された画像
データD1ij については、第1のスレッシュホール
ド値D1C以下のものについてのみ階調補正が行われ、
メモリカード36の対応するアドレスに格納される。一
方、ビデオメモリ35のメモリ領域M2 から順次読み
出された画像データD2ij については第2のスレッ
シュホールド値D2c以上のものについてのみ階調の補
正が行われ、メモリカード36の対応するアドレスに格
納される。
M1 、M2 と、メモリカード36の記録領域の関係
を表わしたものである。この図に示すように、ビデオメ
モリ35のメモリ領域M1 から順次読み出された画像
データD1ij については、第1のスレッシュホール
ド値D1C以下のものについてのみ階調補正が行われ、
メモリカード36の対応するアドレスに格納される。一
方、ビデオメモリ35のメモリ領域M2 から順次読み
出された画像データD2ij については第2のスレッ
シュホールド値D2c以上のものについてのみ階調の補
正が行われ、メモリカード36の対応するアドレスに格
納される。
【0050】図10〜図12は、以上のような画像処理
の効果を説明するためのものである。このうち図10は
、被写体の平均照度に対して単に露出オーバ気味にした
場合を示す。この図の(B)から明らかなように、図(
A)の走査線a−b上における暗部領域56については
長時間露出の効果により輝度信号振幅がΔDY01 と
適正なコントラストが得られているが、輝度信号の平均
レベルがDY01 と高くなっているため、ハイライト
領域57については輝度信号が飽和し潰れた画像となっ
ている。
の効果を説明するためのものである。このうち図10は
、被写体の平均照度に対して単に露出オーバ気味にした
場合を示す。この図の(B)から明らかなように、図(
A)の走査線a−b上における暗部領域56については
長時間露出の効果により輝度信号振幅がΔDY01 と
適正なコントラストが得られているが、輝度信号の平均
レベルがDY01 と高くなっているため、ハイライト
領域57については輝度信号が飽和し潰れた画像となっ
ている。
【0051】一方、図11は、被写体の平均照度に対し
て単に露出アンダー気味にした場合を示す。この図の(
B)から明らかなように、短時間露出の効果により輝度
信号の平均レベルがDY02 と低くなっているため、
図(A)の走査線a−b上におけるハイライト領域57
については輝度信号が飽和することなく適正なコントラ
ストが得られているが、暗部領域56については輝度信
号振幅がΔDY02 と小さいためコントラストが得ら
れず潰れた画像となっている。
て単に露出アンダー気味にした場合を示す。この図の(
B)から明らかなように、短時間露出の効果により輝度
信号の平均レベルがDY02 と低くなっているため、
図(A)の走査線a−b上におけるハイライト領域57
については輝度信号が飽和することなく適正なコントラ
ストが得られているが、暗部領域56については輝度信
号振幅がΔDY02 と小さいためコントラストが得ら
れず潰れた画像となっている。
【0052】これに対して、本実施例の画像処理により
作成された画像データは、図12(B)に示すように、
輝度信号の平均レベルがDY03 、図(A)の走査線
a−b上における暗部領域56の輝度信号振幅がΔDY
03 と、いずれも適正な値となっており、暗部領域5
6とハイライト領域57のいずれに対しても適正なコン
トラストが得られている。
作成された画像データは、図12(B)に示すように、
輝度信号の平均レベルがDY03 、図(A)の走査線
a−b上における暗部領域56の輝度信号振幅がΔDY
03 と、いずれも適正な値となっており、暗部領域5
6とハイライト領域57のいずれに対しても適正なコン
トラストが得られている。
【0053】なお、上述の2枚の撮影データは、カメラ
本体のシャッタの1回の押下に対しできるかぎり接近し
た時間間隔で固体撮像素子を駆動することによって行う
とよい。さらに、本実施例では、ビデオメモリ35を設
け、これに第1、第2の画像データを一旦格納すること
としたが、メモリカード36内に作業領域を設け、ここ
に2枚分の画像データを一旦格納し、画像処理後に作成
された1枚の画像データを所定の記録領域に書き込むよ
うにしてもよい。
本体のシャッタの1回の押下に対しできるかぎり接近し
た時間間隔で固体撮像素子を駆動することによって行う
とよい。さらに、本実施例では、ビデオメモリ35を設
け、これに第1、第2の画像データを一旦格納すること
としたが、メモリカード36内に作業領域を設け、ここ
に2枚分の画像データを一旦格納し、画像処理後に作成
された1枚の画像データを所定の記録領域に書き込むよ
うにしてもよい。
【0054】また、本実施例では、デジタル電子スチル
カメラ内部に画像処理回路32を設けこれにより2枚の
撮影データを補正し合成することとしたが、メモリカー
ド36には2枚の画像データをそのまま記録しておき、
図13に示すようなパーソナルコンピュータで画像処理
を行うようにすることもできる。
カメラ内部に画像処理回路32を設けこれにより2枚の
撮影データを補正し合成することとしたが、メモリカー
ド36には2枚の画像データをそのまま記録しておき、
図13に示すようなパーソナルコンピュータで画像処理
を行うようにすることもできる。
【0055】この図で、例えばパーソナルコンピュータ
本体61のインタフェイスコネクタにメモリカード36
を装着し、インタフェイス回路(図示せず)を介して2
枚分の画像データを入力する。そして、パーソナルコン
ピュータ本体61に予めロードした画像処理プログラム
により、上述したような手順で画像処理を行う。このと
き、ディスプレイ62に画像処理結果を表示して確認し
、もしその結果が好ましくない場合には、例えば図6、
図7における第1、第2のスレッシュホールド値D1C
、D2cの値を変更するなどして再処理を行う。そして
、満足のいく画像が得られた段階でその画像データをメ
モリカード36に記録するようにすればよい。 この
ようなパーソナルコンピュータシステムを使用すること
にすれば、ディジタル電子スチルカメラ本体に画像処理
回路を内蔵する場合に比べて画像処理の方法を自由に工
夫でき、例えば家庭やオフィス等でも絵造りの楽しみを
味わうことができるほか、カメラ自体の負荷を軽減する
ことができる。また、専用の画像処理システムに比べて
も経済的にシステムを構築できる。
本体61のインタフェイスコネクタにメモリカード36
を装着し、インタフェイス回路(図示せず)を介して2
枚分の画像データを入力する。そして、パーソナルコン
ピュータ本体61に予めロードした画像処理プログラム
により、上述したような手順で画像処理を行う。このと
き、ディスプレイ62に画像処理結果を表示して確認し
、もしその結果が好ましくない場合には、例えば図6、
図7における第1、第2のスレッシュホールド値D1C
、D2cの値を変更するなどして再処理を行う。そして
、満足のいく画像が得られた段階でその画像データをメ
モリカード36に記録するようにすればよい。 この
ようなパーソナルコンピュータシステムを使用すること
にすれば、ディジタル電子スチルカメラ本体に画像処理
回路を内蔵する場合に比べて画像処理の方法を自由に工
夫でき、例えば家庭やオフィス等でも絵造りの楽しみを
味わうことができるほか、カメラ自体の負荷を軽減する
ことができる。また、専用の画像処理システムに比べて
も経済的にシステムを構築できる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同一の被写体について撮影した複数枚分の撮影データか
らそれぞれ所定範囲内のデータを抽出し、これに所定の
変換を施したうえでこれらを合成することとしたので、
被写体の照度差に応じた補正を行うことができ、再生画
像特性のダイナミックレンジを拡大できる。従って、た
とえ被写体中に暗部とハイライト部があっても、従来の
ようにいずれか一方が潰れることはなく、いずれの領域
でも良好なコントラストを得ることができるという効果
がある。
同一の被写体について撮影した複数枚分の撮影データか
らそれぞれ所定範囲内のデータを抽出し、これに所定の
変換を施したうえでこれらを合成することとしたので、
被写体の照度差に応じた補正を行うことができ、再生画
像特性のダイナミックレンジを拡大できる。従って、た
とえ被写体中に暗部とハイライト部があっても、従来の
ようにいずれか一方が潰れることはなく、いずれの領域
でも良好なコントラストを得ることができるという効果
がある。
【図1】本発明の一実施例におけるデジタル電子スチル
カメラの要部を示すブロック図である。
カメラの要部を示すブロック図である。
【図2】第1の画像データのダイナミックレンジ特性を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図3】第2の画像データのダイナミックレンジ特性を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図4】目標とするダイナミックレンジ特性を示す説明
図である。
図である。
【図5】図1の画像処理回路32の動作を説明するため
の流れ図である。
の流れ図である。
【図6】第1の画像データの画像処理に関する説明図で
ある。
ある。
【図7】第2の画像データの画像処理に関する説明図で
ある。
ある。
【図8】画像処理された第1、第2の画像データを合成
して得られた画像データを示す説明図である。
して得られた画像データを示す説明図である。
【図9】図1のビデオメモリ35内のメモリ領域M1
、M2 と、メモリカード36の記録領域の関係を示す
説明図である。
、M2 と、メモリカード36の記録領域の関係を示す
説明図である。
【図10】露出をオーバ気味にして撮影して得られた輝
度信号特性を示す説明図である。
度信号特性を示す説明図である。
【図11】露出をアンダー気味にして撮影して得られた
輝度信号特性を示す説明図である。
輝度信号特性を示す説明図である。
【図12】画像処理により得られた適正な輝度信号特性
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図13】パーソナルコンピュータを用いた画像処理シ
ステムの一例の外観図である。
ステムの一例の外観図である。
11 撮影レンズ
15 固体撮像素子
19 測光用増幅器
20 絞り制御回路
21 ドライバ回路
23 信号処理回路
25 CPU
26 A/D変換器
31 メモリ制御回路
32 画像処理回路
35 ビデオメモリ
36 メモリカード
Claims (1)
- 【請求項1】露光によって複数の光電変換素子に蓄積さ
れる電荷をアナログ電気信号として出力する固体撮像素
子と、1回の撮影に際し、固体撮像素子の露光時間を制
御して、異なる露光量で2回以上の露光を行うシャッタ
制御回路と、前記固体撮像素子から出力されたアナログ
電気信号をデジタル信号に変換するデジタルアナログ変
換回路と、各露光ごとに、前記デジタルアナログ変換回
路から出力されたデジタル信号のうち各露光ごとに定め
られた所定の範囲内にあるものを選別する選別手段と、
この選別手段により各露光毎に選別されたデジタル信号
を、各露光ごとに予め定められた変換式により変換する
変換手段と、この変換手段により各露光ごとに変換され
た複数グループの画像データを合成するデータ合成手段
とを具備することを特徴とするデジタル電子スチルカメ
ラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3030470A JPH04270573A (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | デジタル電子スチルカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3030470A JPH04270573A (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | デジタル電子スチルカメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04270573A true JPH04270573A (ja) | 1992-09-25 |
Family
ID=12304759
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3030470A Pending JPH04270573A (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | デジタル電子スチルカメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04270573A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6710802B2 (en) | 1995-03-28 | 2004-03-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Image recording apparatus and image reproducing apparatus |
-
1991
- 1991-02-25 JP JP3030470A patent/JPH04270573A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6710802B2 (en) | 1995-03-28 | 2004-03-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Image recording apparatus and image reproducing apparatus |
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