JPH04270761A - 改良ポリフタルアミド組成物 - Google Patents

改良ポリフタルアミド組成物

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JPH04270761A
JPH04270761A JP23949091A JP23949091A JPH04270761A JP H04270761 A JPH04270761 A JP H04270761A JP 23949091 A JP23949091 A JP 23949091A JP 23949091 A JP23949091 A JP 23949091A JP H04270761 A JPH04270761 A JP H04270761A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、改善された靭性のポリ
フタルアミド組成物に関する。更に詳細には本発明は、
反復テレフタルアミド単位よりなる高融点の結晶性ポリ
アミド成分、並びに重合スチレンブロック及びゴムブロ
ックから成る官能化されてブロック共重合体よりなる改
質剤成分よりなりそしてこのゴムブロックはエチレン/
プロピレン、エチレン/ブチレン又はエチレン/ペンチ
レン重合体ブロックよりなるものである強化組成物に関
する。
【0002】
【従来の技術】知られているように、ポリアミドは一般
に、熱、強度及び剛性の性質のバランスを示し、このこ
とによって多くの適用に適している。しかし、衝撃強度
は典型的には、機械的試験、例えばハッチ付きアイゾッ
ト衝撃試験又は高速機械化落槍衝撃試験によって測定し
たときに低い。場合によっては、引張試験において測定
した伸びも比較的低い。高衝撃適用、殊に物品がひび割
れを受けることがあるか又は欠陥を有することがある適
用において使用するため、ポリアミドから製作される物
品の性能を向上させる衝撃強度及び伸びの改善が必要で
ある。広い温度範囲に亘って衝撃強度が改善されている
ポリアミドが特に望ましい。
【0003】少なくとも約50モル%の脂肪族テレフタ
ルアミド単位よりなる結晶性ポリアミドは特に良好な熱
特性を示し、これによって比較的高い温度の適用、例え
ばフード下の自動車のパーツにおいて有用となっている
。前記組成物の他の望ましい特性には高い強度及び剛性
が含まれる。しかし、衝撃強度は比較的低い。更に、前
記のポリアミドは、比較的高い融点、例えば約290℃
又はそれ以上を有し、これら材料のうちには分解点がそ
の融点を大きくは超えないものがある。したがって、こ
れら組成物をメルト処理する要件は、低融点のポリアミ
ド、例えば約260〜265℃の融点のナイロン66に
対する要件よりきびしくかつ複雑である。
【0004】ポリアミドの衝撃強度を改善するため種々
の添加剤が提案されている。一般に、これらの添加剤は
、ポリアミド中に混合又は配合して衝撃強度の改善を得
ることができるゴム状組成物である。勿論、前記の改善
は、ポリアミドの望ましい特性に実質的な好ましくない
効果なしに達成されることも重要である。添加剤は、ポ
リアミドを含有する組成物の処理の後及びそれから製造
される物品の使用中有効性を保持することも重要である
【0005】共にHergenrotherらのU. 
S. 4,427,828(1984年1月24日公告
)及びU.S. 4,508,874(1985年4月
2日公告)は、少なくとも10,000の数平均分子量
を有するポリアミド約50〜90重量%、並びに共役ジ
エンの水素添加重合体又は共役ジエン及びビニル芳香族
炭化水素の水素添加ランダムもしくはブロック共重合体
との無水マレイン酸の、ペンダント無水コハク酸基含有
反応生成物約10〜50重量%を含有する衝撃抵抗性の
ポリアミド組成物を開示している。開示された水素添加
重合体又は共重合体は、水素添加前の原不飽和含量約0
.5〜20%及びポリアミド少なくとも5重量%を有し
、無水マレイン酸−水素添加重合体又は共重合体反応生
成物は、少なくとも20%のポリアミドを含有するグラ
フト重合体の形態で存在する。この特許に挙げられてい
るポリアミドは、種々のアミノカルボン酸又はそれらの
ランダムから、又はジカルボン酸及びジアミンから製造
されるもの、例えばポリカプロラクタム、ポリ(ヘキサ
メチレンアジポアミド)、ポリ(ヘキサメチレンイソフ
タルアミド)、ポリ(メトキシリレンアジポアミド)、
並びにヘキサメチレンアジポアミド/カプロラクタム、
ヘキサメチレンアジポアミド/ヘキサメチレンイソフタ
ルアミド、ヘキサメチレンアジポアミド/ヘキサメチレ
ンテレフタルアミド、ヘキサメチレンアジポアミド/ヘ
キサメチレンアゼレアミドコポリアミド及びヘキサメチ
レンアジポアミド/ヘキサメチレンアゼレアミド/カプ
ロラクタムターポリアミドを包含する。種々の無水マレ
イン酸−水素添加ジエン重合体及びジエン−ビニル芳香
族共重合体アダクトも示されている。ジエンがブタジエ
ンであり、そしてビニル芳香族物がスチレンであるもの
も含まれている。
【0006】GergenらのU. S. 4,783
,503(1988年11月8日公告)は、ポリアミド
並びに共役ジエン及びビニル芳香族化合物の熱安定、改
質、選択水素添加ブロック共重合体の衝撃抵抗性ブレン
ドを開示している。ポリアミドは、少なくとも5000
の分子量を有する半結晶性又は非結晶性樹脂である。こ
の特許中名をあげられているポリアミドは、ポリ(ヘキ
サメチレンアジポアミド)、ポリ(ヘキサメチレンドデ
カンアミド)、ポリカプロラクタム及びアジピン酸/イ
ソフタル酸/ヘキサメチレンジアミンコポリアミドを包
含する。開示されている改質、選択水素添加ブロック共
重合体成分は、その原不飽和含量の約0.5〜20%の
ポリジエンブロック中不飽和を有し、ビニルアレンブロ
ック中求電子基でグラフトされている。種々のジエン、
ビニル芳香族物及び求電子性物の例が開示され、この特
許の実施例は、29重量%のスチレンを含有する酸官能
化スチレン−エチレン/ブチレン−スチレンブロック共
重合体及び285℃までの温度において製造された市販
のナイロン66とのそのブレンドを例示している。これ
ら改質、水素添加ブロック共重合体は、ENE法、例え
ばHergenrotherらにおける方法によって製
造されたものより大きい熱安定性を示すといわれている
【0007】GellesらのPublished E
uropean Patent Applicatio
n 86201336.4(Publication 
No. 0 211 467)(1987年2月25日
公告)は、ポリアミド又はポリエステル並びにビニル芳
香族化合物及び共役ジエンの熱安定、酸官能化、選択水
素添加ブロック共重合体を含有し、共重合体中ポリジエ
ンブロック中の不飽和がその原不飽和の10%未満であ
り、酸基又はその誘導体の実質的にすべてがポリジエン
基の二級又は三級炭素にグラフトされている衝撃抵抗性
重合体組成物を開示している。ポリ(ヘキサメチレンア
ジポアミド)、ポリ(ヘキサメチレンイソフタルアミド
)、ポリ(ヘキサメチレンドデカンアミド)、ポリカプ
ロラクタム、並びにアジピン酸/イソフタル酸/ヘキサ
メチレンジアミン及びポリヘキサメチレン三元−共−イ
ソフタルアミドコポリアミドを含む種々のポリアミドが
挙げられている。ブロック共重合体の製造のための種々
のジエン及びビニル芳香族単量体が開示され、夫々1,
3−ブタジエン及びスチレンが好ましいものとして示さ
れている。ポリジエンブロックは選択的に水素添加され
、水素添加生成物は酸基又はその誘導体とグラフトされ
て官能性が得られる。グラフト化反応のため好ましい単
量体は、無水マレイン酸、マレイン酸、フマル酸及びそ
れらの誘導体、並びにスルホン酸であるといわれている
。実施例は、285℃までの温度において製造され、そ
して純ナイロン66より改善されたアイゾット衝撃強度
を有するナイロン66との無水マレイン酸−官能化スチ
レン−エチレン/ブチレン−スチレンブロック共重合体
ブレンドを例示している。Gergenらによって使用
された改質、水素添加ブロック共重合体と同じく、Ge
llesらのものは、ENE法、例えばHergenr
otherらによるものによって製造された改質重合体
に比して改善された熱安定性を示すといわれている。
【0008】Plastics Compoundin
g、1989年3月/4月に掲載されているShell
 Chemical CompanyによるKrato
n(登録商標)FG1901Xについての刊行広告は、
無水マレイン酸で官能化されたスチレン及びエチレン/
ブチレン重合体ブロックを有するブロック共重合体、並
びに工業用熱可塑性物のための耐衝撃性付与剤として、
タイ層として及び異なったスクラップ熱可塑性物のため
の相溶化剤としてのその有用性を開示している。 このもののナイロン66中への配合の結果のアイゾット
衝撃強度の改善も、工業用熱可塑性物質の処理温度にこ
のものが耐えることができることと同じくこの広告に報
告されている。
【0009】デュポン社のBritish Paten
t Specification 998, 439は
、酸基を含有するオレフィン共重合体とのポリアミドの
ブレンドを開示している。このブレンドは、アイゾット
衝撃試験によって測定するとき改善された靭性を有する
と説明されている。この明細書によって使用されるポリ
アミドは、ジカルボン酸及びジアミンから誘導され、ナ
イロン66、610、6、66/610及び66/6が
好ましいものとして示されている。オレフィン共重合体
は、1−オレフィン、例えばエチレン、プロピレン、ブ
テン−1、イソブテン及びスチレン又は1−オレフィン
の混合物、並びにオレフィンとの共重合によるか又はポ
リオレフィンにグラフトすることによって配合すること
ができる酸性成分から誘導される。酸性成分は、アルフ
ァ、ベーター不飽和カルボン酸、例えばアクリル酸、メ
タクリル酸、エタクリル酸、マレイン酸、並びにそれら
のエステル及び無水物、並びにスルホン酸基−供与化合
物、例えば濃硫酸及びSO2Cl2を包含する。オレフ
ィン−酸基共重合体及びポリアミドをブレンドして前者
をポリアミド中にこまかく分散させる。 これらのブレンドは、相溶性ではないがアミン又はポリ
アミドの酸末端基とオレフィン−酸成分との間の証拠を
示すと説明されている。これらのブレンドは、1〜50
%のオレフィン−酸重合体及び50〜90%のポリアミ
ドを含有するといわれている。
【0010】HammerのU. S. 3,780,
140(1973年12月18日公告)は、靭性を含む
種々の点で有機重合体、例えばポリアミドの特性を改善
するこのものとのエチレン−一酸化炭素−三元単量体重
合体のブレンドを開示している。この重合体を製造する
際使用される三元単量体として、3〜20の炭素原子の
不飽和モノ−及びジカルボン酸及びそれらのエステル、
C1−18飽和酸のビニルエステル、ビニルC1−18
アルキルエーテル、アクリロニトリル、メタクリロニト
リル及び共重合性の不飽和炭化水素、例えばC3−12
アルファ−オレフィンが開示されている。
【0011】EpsteinのU. S. 4,174
,358(1979年11月13日公告)は、飽和C4
−12ジカルボン酸及びC4−15ジアミンから製造さ
れた少なくとも5,000の分子量を有するポリアミド
、並びにポリアミドに接着する部位及び1〜20,00
0の引張モジュラスを有する、0.01〜1ミクロンの
大きさの別々の粒子としてポリアミド中に分散された重
合体を含有し、そしてポリアミドの引張モジュラス対重
合体の引張モジュラスの比が10:1より大きい組成物
を開示している。ポリアミド中に分散される重合体は、
式A(a)−B(b)−C(c)−D(d)−E(e)
−F(f)−G(g)−H(h)(式中(a)〜(h)
は特定された数値であり、くり返し単位A〜Hも重合体
が誘導されるといわれている特定された単量体である)
によって表されるといわれている。この特許による組成
物は、アイゾット衝撃試験によって測定されたとき改善
された延性を有しているといわれている。
【0012】YokohamaらのU. S. 3,8
42,029(1974年10月15日公告)は、ガラ
ス繊維、ある種の熱可塑性重合体、例えばポリアミド及
び共役ジエン−モノビニル芳香族ブロック共重合体を含
有するノイズ、スキッド及び衝撃抵抗性組成物を開示し
ている。開示されているポリアミドは、ナイロン6、6
6、7、610、612、11及び12を包含する。開
示されているブロック共重合体は、スチレン−ブタジエ
ン、スチレン−イソプレン、1,3−ペンタジエン−ビ
ニルトルエン又は−ビニルナフタリン共重合体を包含す
る。
【0013】GrigoらのU. S. 4,423,
186(1983年12月27日公告)は、35〜99
重量%のポリアミド、並びに5〜80重量%のエチレン
/(メタ)アクリル酸(エステル)及び95〜20重量
%のポリブタジエンゴムの部分橋かけ混合物1〜65重
量%を含有する衝撃抵抗性ポリアミド成型用組成物を開
示している。開示されているポリアミドは、ナイロン6
、66及び6/66共重合体を包含する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】これらの特許及び刊行
物は、種々のポリアミドの衝撃強度及び延性を改善する
種々の添加剤を開示しているが、従来耐衝撃性付与剤と
して提案されている多くの材料の有用性及び効果を制限
する比較的高い融点及びせまいことが多いそのメルト処
理温度範囲を見るとき特に、実質的な割合のテレフタル
アミド単位を含有するポリアミドの前記の特性の改善の
必要性が残っている。この点について、Gergenら
及びGellesは、彼等の添加剤の改善された熱安定
性を強調しているが、上述したとおり、彼等の夫々の実
施例中285℃又はそれ以下の温度の低融点ナイロン6
6樹脂と共にのみ上記添加剤の使用を例示していること
がノートされる。同様に、Kraton(登録商標)F
G 1901XについてのShell Chemica
l Companyの広告は、このものが高い処理温度
に耐えることを挙げているが、このものについての供給
者の「材料安定性データシート」(MSDS 2,89
8−1、1987年6月22日)は、287℃を超えて
処理しないように注意している。
【0015】本発明の一目的は、改質ポリアミド組成物
を提供することである。他の一目的は、強化ポリフタル
アミド組成物を提供することである。他の一目的は、衝
撃強度、引張強度及び熱特性を含む特性の所望のバラン
スを有するポリフタルアミド組成物を提供することであ
る。他の諸目的は、上記組成物及びそれから加工される
物品の製法を提供することである。他の諸目的は、発明
の詳細な説明及び特許請求の範囲から当業者に見えてく
るであろう。
【0016】本発明の目的は、少なくとも約50モル%
の反復脂肪族テレフタルアミド単位よりなる結晶化可能
なポリアミド成分及びペンダント無水コハク酸基を有す
るブロック共重合体よりなる改質成分よりなり、このブ
ロック共重合体が重合スチレンブロック及びエチレン/
プロピレン、エチレン/ブチレンもしくはエチレン/ペ
ンチレン重合体ブロック又はそれらの組合せよりなるゴ
ム状ブロックよりなるポリアミド組成物を提供すること
によって達成することができる。他の一面においては、
これらの目的は、上記ポリフタルアミド成分及び上述し
た官能化ブロック共重合体よりなる改質成分、並びに更
に少なくとも1種のゴム状重合体よりなる改良組成物を
提供することによって達成される。有利なことに、本発
明の組成物は、ベースのポリフタルアミド組成物に比し
て、アイゾット衝撃試験によって求められる衝撃強度及
び引張試験の間に伸びによって示される延性を含む靭性
の有意な改善を示す。これらの改善は、改質剤成分の名
目減成温度に近いか又はそれを超えさえする温度におい
て本発明の組成物を製造及び処理しても達成することが
多い。更に、靭性の改善は、官能化ブロック共重合体成
分の比較的低いレベルにおいて、かつ熱特性、例えば熱
撓み温度の実質的な損失なしに達成することができる。 その外この組成物は、少なくとも約120℃までの広い
温度範囲にわたって、改善されたアイゾット衝撃強度を
含むその所望の特性を保持するだけではなく、ぬれるか
又は多湿の環境に置かれるとき引張強度、曲げ弾性率及
びアイゾット衝撃強度のすぐれた保持をも示す。
【0017】要約すると、本発明の組成物は、反復脂肪
族テレフタルアミド単位よりなるポリフタルアミド成分
、並びに重合スチレンブロック及びゴムブロックよりな
るペンダント無水コハク酸で官能化されたブロック共重
合体よりなる改質成分よりなるものとし、そしてこのゴ
ムブロックはエチレン/プロピレン、エチレン/ブチレ
ンもしくはエチレン/ペンチレン重合体ブロック又はそ
れらの組合せよりなるものとする。本発明の組成物にお
いては、改質成分は、ポリフタルアミド成分よりなるマ
トリックス又は連続相内の不連続相として存在する。 上記組成物は、ポリフタルアミドよりなる成分と改質成
分とを組み合わせることによって製造することができ、
高い靭性、強度及び熱抵抗が要求される適用において使
用される物品、例えば自動車のフード下のパーツの製作
のために有用である。
【0018】更に詳細には、本発明の組成物のポリフタ
ルアミド成分は、式
【化2】 (式中Rは、少なくとも1つの脂肪族ヒドロカルビル残
基よりなる)によって表される反復テレフタルアミド単
位少なくとも約50モル%よりなる結晶化可能なポリア
ミドである。ポリフタルアミド成分は一般に、少なくと
も約5,000の分子量を有し、ポリフタルアミド成分
中への改質成分の配合を容易にするようにアミン末端型
であることが好ましい。しかし、本発明の組成物の製造
は典型的には、適当であるが少数のカルボンアミド結合
の開裂、そして次に反応性アミン末端基の発生という結
果となり、ポリフタルアミド成分中への改質剤成分の適
当な配合を確保するので、酸末端型ポリアミド成分も適
当である。
【0019】好ましくは、上の式中脂肪族残基Rは、約
4〜約14の炭素原子を有する少なくとも1つの直鎖、
分枝型又は環状、置換又は非置換脂肪族残基よりなる。 これらの残基よりなるポリフタルアミドは、良好な結晶
度及び所望の高温特性を示し、融点及び熱減成温度と併
せて、本発明の組成物の改質成分と共にメルト処理する
のに適するようになっている。好ましい残基の特定の例
は、テトラメチレン、ヘキサメチレン、2,4−ジメチ
ルヘキサメチレン、ドデカメチレン及びp−シクロヘキ
シルを包含する。最も好ましくは、式中のRはヘキサメ
チレン残基よりなる。
【0020】ポリフタルアミド成分は、テレフタルアミ
ド単位の高い含量の結果少なくとも約270℃の融点を
有する。好ましいポリフタルアミド成分は、約290℃
〜約330℃の融点を有するものが特に望ましい熱特性
を示し、又高融点のポリフタルアミドより容易に処理さ
れるので、これらのものである。
【0021】本発明の組成物のポリフタルアミド成分は
、上述したとおりであるが、残基Rが1種又はそれ以上
の他の型の2価のヒドロカルビル残基、例えば置換又は
非置換芳香族残基で置き換えられている反復単位の一部
分より構成されることもできる。上記の他の残基の特定
の例は、m−フェニレン、p−フェニレン、m−キシレ
ン、p−キシレン、オキシビス−フェニレン及びメチレ
ンビス−フェニレンを包含する。上記の他の残基が存在
するときには、その割合は、ポリフタルアミド成分の望
ましい特性、例えば強度、熱特性及びメルト処理性に悪
影響を及ぼすほど大きくあるべきではない。好ましくは
、約30モル%以下のポリフタルアミドの反復単位が上
記の他の残基より構成される。
【0022】上の式によって表される単位の外に、1種
又はそれ以上の他の型のカルボンアミド単位よりなるポ
リフタルアミドも本発明によれば適当である。上記の単
位は、脂肪族、例えばヘキサメチレンアジポアミド、ヘ
キサメチレンセバシアミド、ヘキサメチレンアゼレアミ
ド、ヘキサメチレンドデカメチルアミド、ヘキサメチレ
ンシクロヘキサンジカルボキシルアミド、ドデカメチレ
ンアジポアミド及びラクタム、例えばカプロラクタムか
ら誘導される単位;芳香族、例えばm−キシレンイソフ
タルアミド、p−キシレンイソフタルアミド、オキシビ
スフェニレンイソフタルアミド又は脂肪族−芳香族、例
えばヘキサメチレンイソフタルアミド、ヘキサメチレン
、2,6−ナフタリンジカルボキシアミド、m−キシレ
ンアジポアミド、ヘプタメチレンイソフタルアミド、ド
デカメチレンイソフタルアミド、m−フェニレンアジポ
アミドであることができる。上記の追加のカルボンアミ
ド単位のうちヘプタメチレンアジポアミド、ヘキサメチ
レンイソフタルアミド及びカプロラクタム単位、並びに
それらの組合せが好ましい。
【0023】ポリフタルアミド組成物中上記の他のカル
ボンアミド単位の割合は、本発明の組成物の処理性又は
望ましい特性に悪影響を及ぼすようなものであるべきで
ない。一般に、ポリアミド組成物のカルボンアミド部分
の少なくとも約50モル%は、結晶度、並びに望ましい
強度及び熱特性を確保するため上の式による単位によっ
て提供される。更に好ましくは、上記の部分の約55〜
約90モル%は、良好な特性を達成し、そしてポリアミ
ド成分と改質成分とのメルト処理相溶性を確保するため
上記の単位によって提供される。
【0024】本発明の組成物の好ましいポリフタルアミ
ド成分は、約50〜約95モル%のA、0〜約35モル
%のB及び約5〜約50モル%のCの割合の下の式A、
B及びCに相当する反復単位よりなる、早いか又は中間
の結晶化速度の半結晶性ポリフタルアミドよりなる。
【0025】
【化3】 上の式において、Rは上述したとおりであり、ヘキサメ
チレンが最も好ましい。又上述したとおり、マイナーな
割合、例えば約30モル%までの残基Rを1種又はそれ
以上の他の残基で置き換えることができる。
【0026】上記のポリフタルアミドのうち単位A、B
及びCが約65〜95:25〜0:35〜5の範囲であ
るものが特に好ましい。上記の組成物がすぐれた熱及び
機械的特性を示すからである。上記のポリフタルアミド
は、約300〜約350℃の融点、約90〜約130℃
のガラス転移温度(Tg)及び一般に約0.75〜約1
.4dl/gの範囲の固有粘度を有し、成型パーツの特
性及び成型の容易さから見て約0.9〜約1.25dl
/gが好ましい。上記のポリフタルアミドは、共通譲受
人のPoppeらのU. S. 4,603,166(
1986年7月29日公告)に詳細開示され、参照例と
して提示される。上記ポリフタルアミドのうち特に好ま
しいのは、上の式中Rがヘキサメチレンよりなるもので
ある。上記のポリフタルアミドのうち最も好ましいのは
、式A、B及びC中Rがヘキサメチレンよりなり、そし
てA、B及びC単位の比が約65:25:10であるも
のである。
【0027】又U. S. 4,603,166中開示
され、そして本発明のポリフタルアミド成分として適当
なのは、65:35:0、55:35:10、60:3
0:10、50:0:50及び60:0:40のモル比
の上に示される単位A、B及びCの少なくとも2つより
なり、そしてRがヘキサメチレンであるポリフタルアミ
ドである。
【0028】約50〜65:0〜15:20〜50のモ
ル比の上の式中示される反復単位A、B及びCよりなる
ポリフタルアミドも適当である。公告European
 Patent Application No. 8
4300744.4(Publication No.
 0121984)の表10中開示されている、上記組
成を有するポリフタルアミドの特定の例は、55/15
/30のモル比のテレフタル酸、イソフタル酸及びアジ
ピン酸のヘキサメチレンジアミンとのポリフタルアミド
である。上記のポリフタルアミドのうち、A、B及びC
単位のモル比が50より大きいが60より小さい:0よ
り大きいないし15より小さい:少なくとも25である
が50より小さい、そして殊にRがヘキサメチレンより
なるものが特に良好な結果を生じる。上記ポリフタルア
ミドの機械的特性、例えば引張及び曲げ強度及びモジュ
ラスにより、それらのメルト処理性及び低い水吸収傾向
、並びに湿時の機械的特性の良好な保持と併せて、上記
のポリフタルアミドよりなる本発明による組成物は、多
湿環境において使用するための射出成型物品の製作に特
によく適している。上記の組成物の融点は、約290〜
約320℃の範囲である。
【0029】本発明の組成物のポリフタルアミド成分の
他の1例は、80:20〜約99:1のモル比のテレフ
タル酸及びイソフタル酸化合物よりなるジカルボン酸化
合物、並びに98:2〜約60:40のモル比のヘキサ
メチレンジアミン及びトリメチルヘキサメチレンジアミ
ンよりなるジアミンから製造されるものである。上記の
ポリフタルアミドは、共通譲受人のPoppeらのU.
 S. 4,617,342(1986年10月14日
公告)に詳細説明され、これを参照例として提示する。 上記のポリフタルアミドは、融点約270〜約345℃
である。
【0030】約70〜99:30〜1のモル比のテレフ
タル酸及びイソフタル酸化合物、並びにヘキサメチレン
ジアミンをベースとするポリフタルアミドも本発明の組
成物中使用するのに適している。これらのポリフタルア
ミドは、共通譲受人のPoppeらのU. S. 4,
863,991(1989年9月5日公告)に詳細説明
され、これを参照例として提示する。融点は約310〜
約350℃の範囲である。
【0031】本発明の組成物のポリフタルアミド成分は
、適当な割合の適当な出発物質、例えばテレフタル酸又
はその誘導体よりなるジカルボン酸成分及び少なくとも
1種の脂肪族ジアミン又はその誘導体よりなるジアミン
成分からいずれかの適当な手段によって製造することが
できる。所望の場合には、酸成分は、テレフタル酸化合
物及び1種又はそれ以上の追加のジカルボン酸又はその
誘導体よりなり、上述したコポリアミドを得ることがで
きる。同様に、ジアミンの混合物を使用することができ
、所望の場合には出発物質にラクタムを包含させること
ができる。ポリフタルアミド成分の適当な製法の1例は
、前記のU. S. 4,603,166に開示され、
そして正しい化学量論を達成するように好ましくはバッ
チ方式で実施される、塩製造工程を含み、この工程にお
いてはジカルボン酸及びジアミン成分よりなる出発物、
並びに溶媒が適当な量で適当な反応容器に添加され、塩
の生成を引き起こすが塩のオリゴマーへの認め得る程の
変換を避けるのに有効な条件下に保たれる。水が好まし
い溶媒であり、変換を最小にするため温度は好ましくは
約120℃未満に保たれる。塩製造工程の生成物は、バ
ッチ方式か又は連続的に操作される縮合区域中に導入す
ることができる。縮合区域において塩の重合体への実質
的な変換が起こる。次に縮合生成物は典型的には、仕上
区域、例えば二軸押出成型機中に導入されて、更に変換
を得、典型的には縮合工程において達成される約0.1
〜約0.6dl/gのレベルから約0.8dl/g又は
それ以上まで固有粘度を増大させる。重合体生成物は仕
上区域から回収し、例えばペレット状にするか又は充填
剤、添加剤等と混合することができる。
【0032】共に Richardson らの共通譲
受人のU.S.4,603,193(1986年7月2
9日公告)及び4,831,108(1989年5月1
6日公告)(参照例として提示する)は又、高テレフタ
ルアミド含量のポリアミドに特に適している方法による
上記ポリフタルアミドの製造を開示している。後者の方
法は、ポリアミド生成用出発物質の本質的に均質な混合
物を形成させ、加圧下に加熱されたプレフラッシュ帯域
にこの混合物を移し、加圧された混合物をオリフィスを
通してそれより低圧及び高熱フラックスの帯域に送って
反応剤のエーロゾルミストを形成させ、そのエーロゾル
ミストを短かい滞留時間高熱フラックスの帯域を通し、
そして得られた生成物を仕上反応器に送ってその変換を
増大させることよりなる。
【0033】1種又はそれ以上の他の型の反復カルボン
アミド単位と共に少なくとも50モル%の反復テレフタ
ルアミド単位よりなるコポリアミドも、適当な量の適当
なホモポリアミド又はコポリアミドをブレンドすること
によって製造することができる。例えば、ヘキサメチレ
ンテレフタルアミド/ヘキサメチレンイソフタルアミド
コポリアミドをナイロン66とメルト配合すると、ヘキ
サメチレンテレフタルアミド/イソフタルアミド/アジ
ポアミド三元ポリアミドを得ることができる。適当な押
出成型機中最高の融点の成分の融点より高い温度におい
てメルト配合することが上記の製造において好ましく用
いられる。
【0034】本発明の組成物の改質成分は、重合スチレ
ンブロック及びエチレン/プロピレン、エチレン/ブチ
レンもしくはエチレン/ペンチレン重合体ブロック又は
それらの組合せよりなるゴムブロックよりなる、無水マ
レイン酸で改質されたブロック共重合体よりなる。この
改質ブロック共重合体の重合スチレン含量は、好ましく
は約5〜約50重量%である。この含量が本発明の組成
物において靭性の望ましい改善を生じるからである。重
量スチレン含量が約10〜約35重量%のとき最もよい
効果が達成される。
【0035】改質ブロック共重合体のゴムブロックは、
エチレン/プロピレン、エチレン/ブチレンもしくはエ
チレン/ペンチレン重合体ブロック又はそれらの組合せ
よりなる。これらのブロック中エチレン及びプロピレン
、ブチレン又はペンチレン単位の割合は、広く変動する
ことができる。上記のブロックは、エチレン、プロピレ
ン、ブチレン又はペンチレン基中マイナーな量の不飽和
を含有することができる。好ましくは、不飽和の含量は
約15%又はそれ以下である。それより高いレベルは、
官能化されたブロック共重合体の適切でない熱安定性を
もたらす可能性があるからである。
【0036】官能化されたブロック共重合体は、一般に
約10重量%までのペンダント無水コハク酸基よりなり
、約0.5〜約5重量%が好ましい。それより低いレベ
ルは、ポリフタルアミド成分中への改質成分の不適切な
配合をもたらすことがあり、一方それより大きいレベル
は、約5重量%において達成される利益に比して認め得
る程の利益を生じないからである。これらの基は、プロ
ピレン、ブチレン又はペンチレン基の1つ又はそれ以上
の二級又は三級炭素にか、又はスチレン基のベンジル炭
素に主に結合される。
【0037】好ましくは、ブロック共重合体は、原不飽
和含量の約10%までの残留不飽和を持つ水素添加スチ
レン−1,3−ブタジエン又は−イソプレンブロック共
重合体である。それより高いレベルは、本発明の組成物
の製造及び処理の結果として熱安定性の低下及び強化効
果の損失をもたらす可能性があるからである。上記水素
添加スチレン−ブタジエンブロック共重合体においては
、ゴムブロックはエチレン/ブチレン重合体ブロックよ
りなり、エチレン及びブチレン単位の割合は、水素添加
されていない共重合体中ジエンの1,2及び1,4付加
の相対的レベルによって変わる。ペンダント無水コハク
酸基は、上記水素添加ブロック共重合体の無水マレイン
酸との反応から得られることが好ましい。
【0038】本発明による好ましい官能化されたブロッ
ク共重合体の特定例は、Shell Chemical
 Company から Kraton(登録商標)F
G 1901 Xゴムとして示されている、ペンダント
無水コハク酸基を持つスチレン−エチレン/ブチレン−
スチレンブロック共重合体である。 このものは、無水マレイン酸−グラフト化、水素添加ス
チレン−ブタジエンブロック共重合体としても記述する
ことができる。この生成物は、約29重量%の重合スチ
レン、約2重量%のペンダント無水コハク酸基を含有し
、約−42℃のその水素添加重合ブタジエンブロックの
ガラス転移温度を有する。このものの熱減成の開始は、
熱重量分析法によって求めて約270℃〜約315℃で
あり、製造業者の文献(1987年6月22日付MSD
S 2,898−1)は、処理の際には、温度は550
°F(287℃)を超えるべきでないと述べている。
【0039】官能化されたブロック共重合体はいずれか
の適当な技術によって製造することができる。上記の方
法の1つは、既述した Gelles らの公告 Eu
ropean Patent Application
 No. 0211467に開示されているとおりであ
り、これを参照例として提示する。その中に開示されて
いるとおり、約7〜約100%の1,2−ミクロ構造を
有するスチレン−ブタジエンブロック共重合体は、単量
体を逐次的又は増量的に添加して、又はカップリング技
術によりスチレン及び1,3−ブタジエンの重合によっ
て製造される。単量体は好ましくは、ブロック共重合体
中約10〜約50、そして更に好ましくは約10〜約3
5重量%の重合スチレンを得るように用いられる。上記
共重合体の水素添加は、既知の技術により、例えば、ラ
ネーニッケル、貴金属又は可溶性遷移金属触媒の存在下
炭化水素溶媒、例えばシクロヘキサンに溶解したブロッ
ク共重合体の水素添加によって実施することができる。 この水素添加は、ブロック共重合体のジエンブロック中
残留不飽和を実質的になくするように実施されるが、少
量、例えば原不飽和含量の約10%までの残留不飽和が
水素添加生成物中残っていてよい。次に、スチレン及び
エチレン/ブチレンブロックよりなる水素添加生成物を
グラフトして無水マレイン酸との反応により約0.5〜
約5重量%のペンダント無水コハク酸基を得る。好まし
くは、この反応は遊離ラジカル開始剤を使用して実施さ
れる。グラフト化反応は、溶液状態か又はメルト状態で
実施することができる。同様な技術をスチレン−イソプ
レン又はスチレン−ブタジエン−イソプレン共−又は三
元重合体の製造及び水素添加、並びに水素添加された重
合体のグラフト化に用いることができる。他の適当な方
法は、ペンダント無水コハク酸基をブロック共重合体の
スチレン単位のベンジル炭素に主に結合させる場合であ
るが、前記の GergenらのU.S.4,783,
503に開示されているものであり、これを参照例とし
て提示する。
【0040】本発明の組成物は、少なくとも約50重量
部のポリフタルアミド成分及び約50重量部までの改質
剤成分よりなる。好ましい割合は、約70〜約95重量
部のポリフタルアミド成分及び約5〜約30重量部の改
質剤成分である。高い引張強度及び曲げ弾性率の望まし
い組合せと併せて最大の衝撃強度のためには、好ましい
割合は、約70〜約85重量部のポリフタルアミド成分
及び約15〜約30重量部の改質剤成分である。上記の
組成物は典型的には、少なくとも約10 ft−lb/
inch、そして好ましくは少なくとも約15 ft−
lb/inchのノッチ付きアイゾット衝撃強度を示す
。延性そう失、即ち製作物品の破壊ではなく降伏のため
の機能そう失と併せて最大の引張強度のためには、好ま
しい割合は、約85〜約95重量部のポリフタルアミド
成分及び約5〜約15重量部の改質剤成分である。これ
らの組成物のノッチ付きアイゾット衝撃強度は、少なく
とも約2 ft−lb/inch、そして好ましくは少
なくとも2.5 ft−lb/inchである。
【0041】上述した官能化されたブロック共重合体の
外に、本発明の組成物の改質剤成分は、1種又はそれ以
上の追加のゴム状重合体よりなることができる。改質剤
成分の約90重量%までは、尚衝撃強度、伸び、延性の
望ましい増大を達成しつつ上記の他のゴム状重合体であ
るか、又は他の望ましい特性を保持しつつそれらの組合
せであることができる。上記の他のゴム状重合体の好ま
しいレベルは、ゴム状重合体の選択及び所望の生成物の
特性によって変わり、当業者がこれを決定することがで
きる。
【0042】一般に、適当な追加のゴム状重合体は、A
STM D−638に従って求めて約50,000ps
iまでの引張モジュラスを有するエラストマー性重合体
である。場合によっては、これらの追加のゴム状重合体
は、官能化されたブロック共重合体成分が存在しないと
きでさえポリフタルアミドの衝撃強度、伸び又は両者を
改善することができる。しかし、1種又はそれ以上の追
加の重合体及び官能化されたブロック共重合体の組合せ
は、改善された処理性、形態、メルト安定性及びコスト
の低下と併せて、いずれか一方の成分単独より大きい衝
撃強度の改善を生じることがある。
【0043】上記の追加のゴム状重合体として、エチレ
ン−高級アルファ−オレフィン及びエチレン−高級アル
ファ−オレフィン−ジエンゴムを用いることができ、同
じく反応性カルボン酸又はそれらの誘導体、例えばアク
リル酸及びメタクリル酸、並びにそれらのエステル、並
びに無水マレイン酸で上記のゴムをグラフトすることに
よって得られたゴム状重合体を用いることができる。上
記高級アルファ−オレフィンの例は、プロピレン、ブテ
ン−1及びヘキセン−1を含み、プロピレンが好ましい
。適当なジエンは、4〜約24の炭素原子を有する非共
役ジエンであり、その例は、1,4−ヘキサジエン、ジ
シクロペンタジエン及びアルキリデンノルボルネン、例
えば5−エチリデン−2−ノルボルネンを包含する。 エチレン−高級アルファ−オレフィン中エチレン単位及
び高級アルファ−オレフィン単位のモル分画は、一般に
約40:60〜約95:5の範囲である。これらのうち
約70〜約95モル%のエチレン単位及び約5〜約30
モル%のプロピレン単位を有するエチレン−プロピレン
ゴムが好ましい。重合ジエン単量体よりなるゴムにおい
ては、ジエン単位の含量は、約10モル%までの範囲で
あることができ、約1〜約5モル%が好ましい。官能化
されたゴムは一般に、約0.1〜約5重量%の官能基よ
りなる。適当な官能化エチレン−高級アルファ−オレフ
ィン共重合体ゴムの特定例は、Exxon から Ex
xelor(登録商標)VA 1801として示されて
いる、約1重量%のペンダント無水コハク酸基よりなる
無水マレイン酸−官能化エチレン−プロピレン共重合体
ゴムである。本発明の組成物中使用されるとき、上記ゴ
ム状重合体は、好ましくは改質剤成分の約20〜約80
重量%を構成して、低減されたコストにおいて衝撃、強
度及び靭性の特性の望ましい組合せを達成する。
【0044】非官能化、水素添加ポリジエン又はビニル
芳香族−オレフィン共重合体ゴムも追加のゴム状重合体
として適している。例には熱安定性を確保するために約
10%以下の不飽和含量を持つ水素添加ポリブタジエン
及びスチレン−ブタジエンゴムが包含される。上記の共
重合体においては、重合ビニルアレン含量は、一般に約
5〜約50重量%の範囲である。これらのうちスチレン
−ブタジエン又はスチレン−イソプレン共重合体ゴムの
水素添加によって製造されるスチレン−エチレン/プロ
ピレン、−エチレン/ブチレン又は−エチレン/ペンチ
レンゴムが好ましく、その例は、Shell Chem
ical Companyから Kraton G P
olymer(登録商標)として示されているものであ
る。好ましくは、この型のゴム状重合体は、使用される
ときには、改質剤成分の約10〜約50重量%を構成し
て、低減されたコストにおいて、高いノッチ付きアイゾ
ット衝撃強度を含む望ましい特性を達成する。
【0045】改質剤成分中に包含される追加のゴム状重
合体としてアルファ−オレフィン−カルボン酸共重合体
も適している。好ましくは、これらの共重合体は、少な
くとも約2モル%のカルボン酸単位を含有する。それよ
り低いレベルは適切でない強化効果を生じることがある
からである。共重合体をそれから製造することができる
アルファ−オレフィンは、好ましくは2〜約10の炭素
原子を含有し、例にはエチレン、プロピレン、ブテン−
1、イソブテン、ヘキセン−1、4−メチルペンテン−
1、スチレン及びパラ−メチルスチレンが包含される。 好ましいカルボン酸は、アルファ、ベータ−不飽和モノ
カルボン酸、例えばアクリル酸、メタクリル酸及びエタ
クリル酸を包含する。アルファ−オレフィン−カルボン
酸共重合体は、既知の遊離ラジカル重合技術によるか又
はポリアルファオレフィンに酸性単量体をグラフトする
ことによって製造することができる。他の特性の望まし
いバランスと併せて靭性の最もよい改善のためには、好
ましいアルファ−オレフィン−カルボン酸共重合体はエ
チレン−アクリル酸共重合体である。更に好ましくは、
上記の共重合体は、約5〜約15重量%のアクリル酸単
位を含有し、約0.5〜約20g/10分のメルトイン
デックスを有する。上記の共重合体の特定例は、約10
重量%のアクリル酸単位を含有し、1.5g/10分の
メルトインデックスを有し、Dow Chemical
 Company から Primacor(登録商標
)1410として示されているものである。本発明の組
成物中使用されるとき、アルファ−オレフィン−カルボ
ン酸共重合体は、好ましくは改質剤成分の約10〜約9
0重量%を構成し、低減されたコストにおいて、ノッチ
付きアイゾット衝撃強度を含む特性の望ましい改善を得
る見地から、約65〜約85重量%が更に好ましい。
【0046】追加のゴム状重合体として熱可塑性イオノ
マー樹脂も適している。一般に、これらの樹脂は、金属
カチオン、例えば亜鉛、ナトリウム又はリチウムで全部
又は一部が中和されているエチレン−カルボン酸共重合
体よりなる。上記重合体の特定例は、Du Pont 
から入手できる Surlyn(登録商標)9020と
して示されている亜鉛−中和エチレン−メタクリル酸熱
可塑性イオノマー樹脂である。使用されるときには、こ
れらの型の重合体は、好ましくは改質剤成分の約20〜
約80重量%を構成して、特性の望ましいバランスを達
成する。
【0047】適当な追加のゴム状重合体には「コア/シ
ェル」型のゴム状重合体といわれるものも包含される。 ここで使用される「コア/シェル」とは、重合体コアを
含有し、他の重合体材料の少なくとも1つの周囲のシェ
ルを物理的又は化学的に伴なっているものをいう。即ち
、コア/シェル重合体は、コア上及び隣接するシェル上
官能部位の間の結合、例えばグラフト化から形成される
もの、並びにコアの重合体鎖がグラフト化なしにシェル
の重合体鎖に十分浸透しているものを共に包含する。
【0048】これらのものは、剛くない層によって取り
囲まれている剛いコアか、又は剛い層によって取り囲ま
れている剛くないコアを含有することができる。剛い材
料は典型的には、メタクリレートエステル−ビニル芳香
族化合物重合体である。この材料は、上記の化合物のア
クリルエステルとの共重合体であることもできる。剛く
ない材料は典型的には、ジエンゴム、例えばポリブタジ
エンである。
【0049】コア/シェルゴム状重合体は知られており
、例えば Rohm and Haas Compan
y から市販されている。グラフト共重合体型のコア/
シェル重合体の1例は、多層構造物中ジエンゴム、芳香
族ビニル化合物及びメタクリレートエステル単量体より
なり、剛いアクリレートエステルコアが剛くないジエン
ゴム層にグラフトされ、これが次に芳香族ビニル化合物
又はアクリレートエステル又はそれらの混合物から形成
される他の剛い層にグラフトされている。Rohm a
nd Haas Company の製品 Acryl
oid(登録商標)は、この型の材料の典型例と考えら
れる。
【0050】本発明の組成物は、種々の添加剤を含んで
種々の化学的及び物理的特性を改善又は改質することが
できる。上記添加剤の例は、難燃剤、安定剤、抗酸化剤
、処理助剤、着色剤、充填剤及び強化剤を包含する。 適当な安定剤の例は、種々の金属ハロゲン化物及びカル
ボキシレート塩、例えばヨウ化第一銅及び酢酸第二銅;
アルカリ金属ハロゲン化物、例えばヨウ化カリウム;並
びにそれらの組合せを包含する。エチレン−ビス−ステ
アルアミド及びヘキサメチレン−ビス−ステアルアミド
がアミド潤滑剤の例である。強化剤として適している代
表的な繊維は、ガラス繊維、グラファイト炭素繊維、非
結晶性炭素繊維、合成重合体繊維、アルミニウム繊維、
珪酸アルミニウム繊維、酸化アルミニウム繊維、チタン
繊維、マグネシウム繊維、ロックウール繊維、スチール
繊維、綿、羊毛及びウールセルロース繊維等を包含する
。代表的な充填剤材料は、珪酸カルシウム、シリカ、ク
レイ、タルク、マイカ、カーボンブラック、二酸化チタ
ン、ウォラストナイト、ポリテトラフルオロエチレン、
グラファイト、アルミナ三水和物、ナトリウムアルミニ
ウムカーボネート、バリウムフェライト等を包含する。 上記添加剤の適当な型及びレベルは、処理技術に、又得
られる製品の末端用途に依存し、そして当業者が決定す
ることができる。本発明による繊維充填組成物の場合に
は、適当な繊維のレベルは充填組成物の重量を基にして
約10〜約60重量%の範囲であり、ガラス及びグラフ
ァイト繊維が好ましく、ガラス繊維が最もよい効果を生
じる。
【0051】他の熱可塑性組成物も、所望の場合には本
発明の組成物とブレンドすることができる。上記の重合
体は、組成物の製造及び処理において用いられる温度に
耐えることができるべきである。例には極性樹脂、例え
ばポリエステル、ポリカーボネート及びポリアリールエ
ーテル、並びに非極性樹脂、例えばポリアルファオレフ
ィンが含まれる。適当なポリアルファオレフィンの例に
はポリエチレン(高、低及び線状低密度)、ポリプロピ
レン、ポリ−1−ブテン及びポリ−4−メチル−1−ペ
ンテンが含まれる。
【0052】本発明による組成物は、いずれかの適当な
手段によって製造することができる。便利には、粉末、
ペレットその他の適当な形態のポリフタルアミド及び改
質成分を、高剪断ミキサー、例えば二軸押出成型機中、
樹脂状の成分を溶融させるのに有効な温度においてメル
ト配合して望ましくは均一のブレンドを得る。無水マレ
イン酸−グラフト化ブロック共重合体及び1種又はそれ
以上の追加のゴム状重合体よりなる改質剤成分を使用す
るときには、改質ブロック共重合体及び追加のゴムを別
々にか又は組合せてポリフタルアミド成分に添加するこ
とができる。混練その他の適当な混合部材を用いて混合
を容易にすることができる。本発明の組成物、並びにポ
リフタルアミド及び改質成分の減成を最小にするために
、二軸ミキサーを使用するときの好ましい温度は、ポリ
フタルアミド成分の融点に等しいか又はそれより約20
℃まで大きい。スクリュー速度及び温度は、減成の結果
として最終組成物の特性が犠牲にされることがある約3
60℃のメルト温度を超えることなしに本発明の組成物
の成分の良好な混合を達成するように選択されるべきで
ある。メルト配合の前に固体形態、例えば粉末又はペレ
ットの成分を組合せを実施してメルト混合を容易にする
ことができる。粒子状物、繊維その他の添加剤は、粉末
又はペレット形態のそれらと物理的に混合し、次に得ら
れたものを押出配合することによるか、押出成型機その
他の配合装置中溶融組成物に添加剤、粒子状物又は繊維
を供給するか、又はその他の適当な方法により、成分を
組合せる前に1つ又はそれ以上の成分中又は組成物中に
配合することができる。
【0053】本発明の組成物は、高い衝撃強度及び延性
の成型物を得るための未充填及び充填射出成型用配合物
として特に有用である。上記の物の例には芝刈機ハウジ
ング、自動車ラジエーターハウジング、電動工具シュラ
ウド及び自動車バルブカバーハウジングが含まれる。上
記組成物の射出成型は、一般に標準の射出成型装置を使
用して実施される。
【0054】本発明の組成物は又、適当な技術、例えば
繊維のメルト紡糸、シート又はフィルムの押出成型によ
って繊維、フィルム、シートその他の形態に成形するか
、又は複合もしくは積層構造物用のマトリックス材料又
はバインダーとして使用することができる。
【0055】本発明は、次の実施例と関連して更に説明
され、実施例は限定のためではなく例示のためのもので
あると理解される。
【0056】
【実施例】ポリフタルアミドの製造 次の実施例中使用されるポリフタルアミドは、下の表1
に記載され、実質的に下に述べるとおり製造された。
【0057】オイルジャケット加熱系を有する大型ステ
ンレススチール反応器に、撹拌下水中ヘキサメチレンジ
アミンの75重量%溶液を添加した。この溶液を脱イオ
ン水で約44重量%のジアミンになるまで希釈し、次に
下の表1中に報告されるモル比に実質的に相等する量の
アジピン酸、イソフタル酸及びテレフタル酸を添加した
。酸の合計に対するジアミンのモル比は約1.05〜1
.1:1であった。ジ酸の合計モル数を基にして約2モ
ル%の安息香酸をキャッピング剤として添加した。酸の
添加の間に温度が約70℃まで上昇した。次に次亜燐酸
亜鉛触媒(ハイポホスファイトイオンとして計算して1
000ppm)を反応器に添加し、その後反応器をシー
ルし、窒素でパージして反応器中5.64kg/cm2
(80psig)の窒素ブランケットを残し、次に約1
20℃に加熱し、この温度で保持した。第2の上記の反
応器に同様の方式で装入、パージ及び加熱し、2つの反
応器を平行して使用して、2つの反応器の間で交互に下
流の処理への塩溶液の連続的な供給を得た。
【0058】塩反応器の内容物をジャケット付き油加熱
型タンクに撹拌下に連続してポンプで送り、マイクロプ
ロセッサーコントロールされたリサーチコントロールバ
ルブを使用してその中を10.5kg/cm2(150
psig)の圧力下に保った。反応器を約220℃に加
熱した。上記の条件下反応器中の滞留時間は約15分で
あり、その結果塩溶液中含水量が低下した。二重ヘッド
型Bran−Lubbeピストンポンプを使用して約8
.2kg/時の速度でタンクの内容物を、0.95cm
の内径並びに274及び401cmの長さの直列の2つ
のジャケット付き油加熱型ステンレススチールパイプに
ポンプで送り、その中を通した。第1のパイプは約31
5〜325℃に保ち、第2のパイプは約325〜335
℃に保った。マイクロプロセッサーコントロールされた
リサーチコントロールバルブを使用して両者を約128
kg/cm2(1800psig)の圧力下に保った。
【0059】第2の加熱されたパイプの内容物を、リサ
ーチコントロールバルブを通して、チューブの中及びチ
ューブの外壁とジャケットの内壁との間の温度をモニタ
ーする熱電対を備えた、約0.94cmの内径及び約2
74cmの長さのジャケット付きチューブに、約7kg
/cm2(100psig)の圧力下加熱ジャケット中
325〜345℃の熱交換液を循環しながら連続的に送
った。供給物中揮発性物質のチューブへのフラッシング
がその上流部分において起った。
【0060】チューブの内容物は水蒸気及び溶融した重
合体よりなり、それを他のマイクロプロセッサーコント
ロールされたリサーチコントロールバルブを通してWe
rner and Pfleiderer Corpo
rationのZSK−30二軸押出成型機のスクリュ
ーに導入した。揮発性物質は、水銀20インチの真空下
に保たれた押出成型機の胴部の前部排出口及び胴部中後
部排出口を通して逃した。重合体は、スクリューを10
0rpmで回転させながらスクリューのねじ山の間を運
び、押出成型機胴部は300〜330℃に加熱した。重
合体を水浴を通して押し出し、次に切り刻んでペレット
とした。
【0061】次の実施例中使用する前に、ポリフタルア
ミドは、真空下110℃において16時間乾燥した。
【0062】次の実施例中使用されるポリフタルアミド
の組成及び特性を表1に示す。表中上記組成物のヘキサ
メチレンテレフタルアミド、イソフタルアミド及びアジ
ポアミド単位(存在する場合には)のモル比は、「モル
比(6T/6I/6A)」の見出しの欄に記載される。
【0063】
【表1】
【0064】〔実施例1〕ポリフタルアミドA 181
6gおよびShell Chemical Compa
nyからKRATON(登録商標)FG1901X重合
体として示される、約29重量%の重合スチレン及び約
2重量%のペンダント無水コハク酸基を含有する無水マ
レイン酸−官能化スチレン−エチレン/ブチレンスチレ
ンブロック共重合体454gを5ガロンのジャー中約5
分間混転した。次にこのドライブレンドをZSK−30
二軸押出成型機に供給し、水銀10インチの真空下毎時
30ポンドの処理速度及び150rpmのスクリュー速
度において始初帯域中400°F、4つの中間帯域中6
00°F、そして最終帯域中580°Fの胴部温度設定
を使用してメルト配合した。配合したメルトをペレット
化し、次に真空下約110℃において約16時間ペレッ
トを乾燥し、第1帯域中570°F、第2帯域中590
°F、そして最終帯域中590°Fの胴部温度において
操作されるArburg射出成型機を使用して成型して
試験試料とした。型温度は250°Fであった。試験試
料を、ASTM D−256の操作に従ってノッチ付き
アイゾット衝撃強度、ASTM D−638−1の操作
に従って降伏引張強度(以下「YTS」)及び破断伸び
(以下「EB」)、ASTM D−790の操作に従っ
て曲げ弾性率(以下「FM」)、並びにASTM D−
648の操作に従って264psiにおける熱撓み温度
(以下「HDT」)について試験した。すべての試験に
おいて、5つの試料を試験した。結果は表2中報告され
る。
【0065】〔実施例2〜6〕種々の割合のポリフタル
アミドA及び改質ブロック共重合体を使用して実施例1
の操作をくり返した。実施例2及び3においては、スク
リュー速度は230rpmであり、実施例2Aにおいて
は、スクリュー速度は300rpmであった。結果は表
2中報告される。実施例1及び6中ポリフタルアミドは
同じロットからのものであり、実施例2〜5中のものは
他の1ロットからのものであった。比較のため、ポリフ
タルアミドの特性を表中夫々対照1及び対照2として報
告される。
【0066】
【表2】
【0067】実施例1〜6及び表2からわかるように、
15〜25重量%の改質剤において、熱撓み温度及び曲
げ弾性率を実質的に保持しながら、又高い降伏引張強度
においてノッチ付きアイゾット衝撃強度及び伸びの劇的
な増大が達成された。実施例5及び6において低いレベ
ルの改質成分でさえ、対照に比してノッチ付きアイゾッ
ト衝撃強度の若干の増大が得られた。
【0068】〔実施例7〜9〕一般的に実施例1の操作
に従い、ポリフタルアミドB〜D及び実施例1〜6中使
用された官能化ブロック共重合体20重量部から試験試
料を製造した。実施例7中の組成物にはWitcoから
Kemamide S221として示されているアミド
潤滑剤も含まれていた。約350〜355°F、445
〜450°F、515〜525°F、520〜535°
F、600〜610°F、595〜620°F、575
〜585°Fの胴部温度プロフィルを持つZSK−30
二軸押出成型機を使用し、毎時30〜32ポンドの処理
速度において配合を実施した。試料を試験し、結果を表
3中報告する。結果は、純ポリフタルアミドB、C及び
Dについても夫々対照3、4及び5として報告される。
【0069】
【表3】 前の実施例と同様に、熱及び機械的特性を実質的に保持
しながらノッチはアイゾット衝撃強度の実質的な増大が
実施例7〜9において達成された。
【0070】〔実施例10〜29〕実施例1の操作に一
般に従い、種々の割合のポリフタルアミドA、実施例1
〜9中使用された改質ブロック共重合体及び種々の追加
のゴム状重合体から組成物を製造した。これらの実施例
中使用されたポリフタルアミドAは種々のロットからの
ものであった。実施例10、15及び17中のものは実
施例1及び6中と同じであり、実施例14、16、19
、20、22及び25中のものは実施例2〜5と同じで
あった。試験試料を製造し、実質的に実施例1と同様に
試験した。結果は表4中報告される。これらの実施例中
の組成物は次のとおりであった。
【0071】実施例10:ポリフタルアミドA(80重
量部)、実施例1と同じ改質ブロック共重合体(13重
量部)及びShell Chemical Compa
nyからKraton(登録商標)G1657MX重合
体として示されている、約13重量%の重合スチレンを
含有するスチレン−エチレン/ブチレン−スチレンブロ
ックの共重合体(7重量部)。
【0072】実施例11:実施例7中使用された潤滑剤
0.2重量部と共に、実施例10と同じ成分を80/1
8/2重量部の割合で使用した。
【0073】実施例12:成分は80/16/4/0.
2重量部の割合で実施例11と同じであった。
【0074】実施例13:成分は70/6/24重量部
の割合で実施例10と同じであった。
【0075】実施例14:追加のゴムがShellから
Kraton(登録商標)として示されている、約32
重量%の重合スチレン単位を含有するスチレン−エチレ
ン/ブチレン−スチレンブロック共重合体であった点を
除いて、成分は80/5/15重量部の割合で実施例1
0と同じであった。
【0076】実施例15:成分は80/7/13重量部
の割合で実施例10と同じであった。
【0077】実施例16:成分は80/13/7重量部
の割合で実施例14と同じであった。
【0078】実施例17:成分は80/10/10/0
.25重量部の割合で実施例11と同じであった。
【0079】実施例18:ポリフタルアミドA(80重
量部)、実施例1と同じ改質ブロック共重合体(17重
量部)及びDuPontからSurlyn(登録商標)
9020として示されている、10g/10分のメルト
インデックスを有する亜鉛−中和エチレン−メタクリル
酸熱可塑性イオノマー樹脂(3重量%)。
【0080】実施例19:成分は75/21.25/3
.75重量部の割合で実施例18と同じであった。
【0081】実施例20:成分は80/3/17重量部
の割合で実施例18と同じであった。
【0082】実施例21:成分は85/12.75/2
.25重量部の割合で実施例18と同じであった。
【0083】実施例22:ポリフタルアミドA(80重
量部)、実施例1と同じ改質ブロック共重合体(4重量
部)、DowからPrimacor(登録商標)141
0として示されている、9.5重量%のアクリル酸単位
を含有し、1.5g/10分のメルトインデックスを有
するエチレン−アクリル酸共重合体(16重量部)及び
実施例7と同じ潤滑剤(0.2重量部)。
【0084】実施例23:成分は、潤滑剤が含まれてい
ない点を除いて実施例7と同じであった。割合は75/
21.2/3.8重量部であった。
【0085】実施例24:追加のゴムがDowからPr
imacor(登録商標)1410 XTとして示され
ているエチレン−アクリル酸共重合体であった点を除い
て、成分は55/7.9/37.1/0.25重量部の
割合で実施例22と同じであった。
【0086】実施例25:成分は70/5.25/24
.75/0.25重量部の割合で実施例22と同じであ
った。
【0087】実施例26:成分は70/5.25/24
.75/0.25重量部の割合で実施例24と同じであ
った。
【0088】実施例27:成分は80/3.5/16.
5/0.25重量部の割合で実施例22と同じであった
【0089】実施例28:ポリフタルアミドA(80重
量部)、実施例1と同じ改質ブロック共重合体(5重量
部)、ExxonからExxelor(登録商標)VA
 1801として示されている無水マレイン酸で官能化
されたエチレン−プロピレン共重合体(15重量部)及
び実施例7と同じ潤滑剤(0.25重量部)。
【0090】実施例29:成分は80/10/10/0
.25重量部の割合で実施例28と同じであった。
【0091】実施例30:成分は80/15/5/0.
25重量部の割合で実施例28と同じであった。
【0092】
【表4】
【0093】これらの実施例及び表4からわかるように
、低いレベルの改質ブロック共重合体が、それより高い
レベルのスチレン−ブチレン−エチレン共重合体と併せ
て使用された実施例13及び14を除いて、改質ブロッ
ク共重合体及び第2のゴム状重合体を使用してアイゾッ
ト衝撃強度の有意な増大が達成された。しかし、実施例
20、25、27及び28においては、他の追加のゴム
状重合体を使用して、改質ブロック共重合体の低いレベ
ルにおいてさえアイゾット衝撃強度の劇的な増大が達成
された。
【0094】〔対照6〜21〕これらの対照においては
、ポリフタルアミドA並びに実施例10〜30中使用さ
れた追加のゴム状重合体及び種々の他のゴム状重合体か
ら組成物を製造し、試験試料を成型し、試験した。結果
を表5に記載する。これらの対照において使用された特
定の組成物及び配合操作は次のとおりであった。
【0095】対照6:ポリフタルアミドA(70重量部
)及びBorg−WarnerからCycolac L
として示されている、アクリロニトリル−ブタジエン−
スチレン重合体(30重量部)を、275℃/280℃
/275℃/275℃の胴部温度プロフィル及び100
rpmのスクリュー速度において3/4−インチのBr
abender一軸押出成型機を使用してメルト配合し
た。
【0096】対照7:ポリフタルアミドA(70重量部
)及び無水マレイン酸で官能化されたアクリロニトリル
−ブタジエン−スチレン重合体(30重量部)(対照6
中使用されたアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン
重合体326gをアセトン/ヘキサン(20/80 容
量/容量)100mlに溶解した無水マレイン酸3.2
g及び過酸化ジクミル0.32gを組み合わせ、約1時
間撹拌し、蒸発によって溶媒を除去し、約50℃におい
て真空乾燥することによって製造)を、対照6と同じで
あるが290℃/290℃/290℃/290℃の胴部
温度プロフィル及び110rpmのスクリュー速度にお
いてメルト配合した。
【0097】対照8:ポリフタルアミドA(70重量部
)、ExxonからVistalon 3708として
示されているエチレン−プロピレン−ジエンゴム(29
.5重量部)及びクエン酸(0.5重量部)を、対照6
と同じであるが285℃/295℃/295℃/295
℃の胴部温度プロフィル及び70rpmのスクリュー速
度においてメルト配合した。
【0098】対照9(a)〜(c):ポリフタルアミド
A(70重量部)及び無水マレイン酸で官能化されたエ
チレン−プロピレン−ジエンゴム(30重量部)(Du
PontからNordel 1500として示されてい
るエチレン−プロピレン−ジエンゴム500g及び無水
マレイン酸10.2gを組み合わせ、この混合物を約2
40℃の温度においてBrabender 3/4−イ
ンチ一軸押出成型機中押出成型することによって製造)
を、対照6と同じであるが280〜285℃/290〜
295℃/290〜295℃/290〜295℃の胴部
温度プロフィル及び60〜90rpmのスクリュー速度
においてメルト配合した。
【0099】対照10:ポリフタルアミドA(80重量
部)及び実施例28〜30と同じ無水マレイン酸で官能
化されたエチレン−プロピレン共重合体ゴムを、実施例
1と本質的に同じであるが351°F/450°F/5
34°F/562°F/605°F/605°F/58
2°Fの胴部温度プロフィル及び150rpmのスクリ
ュー速度においてメルト配合した。
【0100】対照11:対照10と同じ成分を実施例7
中使用された潤滑剤と共に92.5/7.5/0.25
重量部の割合で、一般的に実施例1に従ってZSK−3
0二軸押出成型機を使用してメルト配合した。
【0101】対照12:ポリフタルアミドA(75重量
部)及びSumitomo Chemical Co.
, Ltd.からIgetabondBとして示されて
いるエチレン−酢酸ビニル−グリシダルメタクリレート
三元重合体(25重量部)を、実施例1の操作に一般的
に従ってZSK−30二軸押出成型機を使用してメルト
配合した。
【0102】対照13:ポリフタルアミドA(92.5
重量部)、DuPontからNucrel 010とし
て示されている、20%のメタクリル酸を含有し、11
g/10分のメルトインデックスを有するエチレン−メ
タクリル酸−ブチルアクリレート三元重合体(7.5重
量部)及び実施例7中使用された潤滑油(0.25重量
部)を、実施例1の操作に一般的に従ってZSK−30
二軸押出成型機を使用してメルト配合した。
【0103】対照14:ポリフタルアミドA(70重量
部)及び実施例22と同じエチレン−アクリル酸共重合
体(30重量部)を、実施例1の操作に一般的に従って
ZSK−30二軸押出成型機を使用してメルト配合した
【0104】対照15:対照14と同じ成分を85/1
5重量部の割合で、実施例1の操作に一般的に従ってZ
SK−30二軸押出成型機を使用してメルト配合した。
【0105】対照16:対照14と同じ成分を90/1
0重量部の割合で、実施例1の操作に一般的に従ってZ
SK−30二軸押出成型機を使用してメルト配合した。
【0106】対照17:対照14と同じ成分を95/5
重量部の割合で、実施例1の操作に一般的に従ってZS
K−30二軸押出成型機を使用してメルト配合した。
【0107】対照18:ポリフタルアミドA(80重量
部)及び無水マレイン酸で官能化された低密度ポリエチ
レン(20重量部)(Dow 123として示されてい
る低密度ポリエチレン2964g、無水マレイン酸30
g及び過酸化ジクミル6gを組み合わせ、この混合物を
約230℃の温度においてBrabender 3/4
インチ一軸押出成型機中押出成型することによって製造
)を、対照6と同じであるが275℃/290℃/29
0℃/290℃の温度プロフィル及び75rpmのスク
リュー速度においてメルト配合した。
【0108】対照19:ポリフタルアミドA(60重量
部)及び実施例18と同じ亜鉛−中和エチレン−メタク
リル酸共重合体(40重量部)を、対照6と同じである
が270℃/290℃/290℃/290℃の胴部温度
プロフィル及び70rpmのスクリュー速度においてメ
ルト配合した。
【0109】対照20(a)〜(f):成分は70/3
0重量部の割合の対照19と同じものであった。対照2
0(a)及び(d)における配合操作は実施例1の操作
に従った。対照20(b)においては、285℃/30
0℃/300℃/295℃の胴部温度設定及び60rp
mのスクリュー速度によって3/4−インチのBrab
ender一軸押出成型機を使用した。対照20(c)
において80/20重量部の組成物を、285℃/29
0℃/290℃/290℃の胴部温度設定及び80rp
mのスクリュー速度によってBrabender押出成
型機を使用して調製し、次に70/30重量部の組成物
になるように追加量の成分を添加し、次にこのものを、
285℃/290℃/290℃/290℃の胴部温度設
定及び約65rpmのスクリュー速度によってBrab
ender押出成型機を使用して配合した。対照20(
e)において供給末端において約212℃から出口帯域
において約325℃の範囲の胴部温度設定、150rp
mのスクリュー速度により大型二軸押出成型機を使用し
、ゴム状重合体の約58重量%をポリフタルアミドと共
に供給口を通して供給し、残りのゴム状重合体はヴェン
トスタッファーを使用して下流で供給した。
【0110】対照21(a)〜(c):成分は80/2
0重量部の割合の対照19と同じものであった。対照2
1(a)における配合は、290℃/325℃/325
℃/285℃の胴部温度設定及び50rpmのスクリュ
ー速度によって3/4−インチのBrabender一
軸押出成型機を用いた。対照21(b)及び(c)にお
ける配合は、実施例1の操作に一般的に従った。
【0111】
【表5】
【0112】これらの対照及び表5からわかるように、
用いられたゴム状重合体の大部分は、純ポリフタルアミ
ド成分に比してノッチ付きアイゾット衝撃強度の若干の
改善を生じたが、多くの場合この改善は有意ではなかっ
た。最も有意な改善は、対照10及び19〜21におい
て使用された機能化ゴム状重合体によって達成されたこ
ともわかる。しかし、対照20及び21から、ある組成
物について達成される改善の程度に変動があったことが
わかる。
【0113】〔実施例31〜32〕一般的に実施例1の
操作に従い、ポリフタルアミドA、実施例1〜30中使
用された改質スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン
共重合体及び種々の追加の成分から組成物を製造した。 試験試料を調製し、実施例1と同様に試験した。結果を
表6に報告する。これらの実施例において製造し、試験
された組成物は次のとおりであった。
【0114】実施例31:ポリフタルアミドA(80重
量部)、実施例1と同じ改質ブロック共重合体(15重
量部)及びAmoco Chemical Compa
nyから市販されている約4g/10分のメルトフロー
速度を有するポリプロピレン樹脂(5重量部)。
【0115】実施例32:ポリフタルアミドA(80重
量部)、実施例1と同じ改質ブロック共重合体(20重
量部)及びCustom Compounding, 
Inc.からPolylube J14として示されて
いるポリテトラフルオロエチレン粉末(0.1重量部)
【0116】
【表6】
【0117】実施例32及び表6からわかるように、ポ
リテトラフルオロエチレン−含有組成物の特性は、等し
い部数のポリフタルアミド及び改質ブロック共重合体成
分が存在する実施例1のものから本質的に変っていなか
った。実施例32において使用されたポリテトラフルオ
ロエチレンは事実射出成型性の改善を生じたが、実施例
31における5重量部のポリプロピレンの包含は、85
重量部のポリフタルアミドA及び15重量%の改質ブロ
ック共重合体を含有する実施例3の組成物と比較した場
合アイゾット衝撃強度を低下させた。しかし、ポリプロ
ピレン−含有組成物の曲げ弾性率は有意に増大した。
【0118】〔比較例〕メルト押出成型温度が578°
Fであり、処理量が毎時25ポンドであり、そしてスク
リュー速度が300rpmであり、又430°F、51
5°F及び580°Fの胴部帯域温度及び200°Fの
型温度において射出成型を実施した点を除いて一般的に
実施例1の操作に従い、80重量部のDuPontから
Zytel(登録商標)101として示されている市販
のナイロン66及び20重量部の実施例1と同じ改質ブ
ロック共重合体を製造し、成型して試験試料(試料1)
とし、試験した。本質的に同じ操作に従い、125rp
mのスクリュー速度、毎時30ポンドの処理量、355
°F/444°F/521°F/526°F/532°
F/534°F/556°F/554°Fの銅部温度プ
ロフィルにおいて、そしてHg 15インチの真空下に
、80重量部のナイロン66、3.5重量部の改質ブロ
ック共重合体、16.5重量部の実施例22中使用され
たエチレン−アクリル酸共重合体及び0.25重量部の
実施例7中使用された潤滑剤から第2の試料(試料2)
を製造し、組成物を成型し、試験した。成型は、538
°F/550°F/550°Fの銅部温度設定及び15
0°Fの型温度であった。ナイロン66樹脂から製造し
た試料(試料3)についても試験を行なった。結果を表
7に報告する。
【0119】
【表7】
【0120】比較例及び表に示されるとおり、試料3の
組成物のノッチ付きアイゾット衝撃強度は、純ナイロン
66に比して改善されているが、実施例1における本発
明による80/20組成物より有意に小さかった。更に
、機械的及び熱的特性は、実施例1の組成物より比較組
成物において大きく低下した。しかし、試料1の製造の
間のスクリュー速度は実施例1の場合より大きかったこ
と、又それが最適の特性を達成することを妨げたかも知
れないことがノートされる。比較的低いスクリュー速度
で製造された試料2を、80/4/16/0.2の割合
でポリフタルアミドA、改質ブロック共重合体、エチレ
ン−アクリル酸重合体及び潤滑剤を含有する実施例22
の組成物と比較すると、アイゾット衝撃強度の劇的増大
が実施例22において達成されたが、試料2の場合には
アイゾット衝撃強度のわずかな改善が達成されたに過ぎ
ないことがわかる。本発明の組成物の製造及びそれから
の試験試料の製造は改質ブロック共重合体の名目上の減
成温度を超える温度で実施されたが、比較例における温
度は名目上の減成温度より低かったことを考慮すると、
本発明の組成物の性能の改善は尚一層印象的である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ポリアミド成分及びエラストマー性の
    耐衝撃性改質成分よりなるポリアミド組成物であって、
    ポリアミド成分が少なくとも約50モル%の反復脂肪族
    テレフタルアミド単位よりなるポリフタルアミド成分よ
    りなり、そして改質成分が重合スチレンブロック及びゴ
    ムブロックよりなるペンダント無水コハク酸で官能化さ
    れたブロック共重合体よりなり、そしてこのゴムブロッ
    クはエチレン/プロピレン、エチレン/ブチレンもしく
    はエチレン/ペンチレン重合体ブロック、又はそれらの
    組合せよりなることを特徴とするポリアミド組成物。
  2. 【請求項2】  官能化されたブロック共重合体がスチ
    レン及び1,3−ブタジエンの無水コハク酸改質、水素
    添加共重合体を含有する請求項1記載のポリアミド組成
    物。
  3. 【請求項3】  官能化ブロック共重合体がスチレン及
    びイソプレンの無水コハク酸改質水素添加ブロック共重
    合体を含有する請求項1記載のポリアミド組成物。
  4. 【請求項4】  ポリフタルアミド成分が更にヘキサメ
    チレンアジポアミド単位、ヘキサメチレンイソフタルア
    ミド単位、カプロラクタム単位及びそれらの組合せより
    なる群から選択される少なくとも1種の追加のカーボン
    アミド単位50モル%までよりなる請求項1〜3のいず
    れか記載のポリアミド組成物。
  5. 【請求項5】  改質成分が官能化されたブロック共重
    合体約10〜約90重量%及び少なくとも1種の追加の
    ゴム状重合体約90〜約10重量%よりなる請求項1〜
    4のいずれか記載のポリアミド組成物。
  6. 【請求項6】  追加のゴム状重合体がASTM D−
    638によって約50,000psiまでの引張モジュ
    ラスを有する請求項5記載のポリアミド組成物。
  7. 【請求項7】  追加のゴム状重合体がエチレン−プロ
    ピレン共重合体ゴム、官能化されたエチレン−プロピレ
    ン共重合体ゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム、
    官能化されたエチレン−プロピレン−ジエンゴム、水素
    添加ポリジエンゴム、水素添加ビニル芳香族−オレフィ
    ン共重合体、又はアルファ−オレフィン−カルボン酸共
    重合体よりなる請求項5又は6記載のポリアミド組成物
  8. 【請求項8】  追加のゴム状重合体がエチレン−アク
    リル酸共重合体よりなる請求項5又は6記載のポリアミ
    ド組成物。
  9. 【請求項9】  追加のゴム状重合体がコア及びシェル
    重合体よりなる請求項5又は6記載のポリアミド組成物
  10. 【請求項10】  ポリフタルアミド成分が反復単位:
    【化1】 (単位中Rは、4〜約14の炭素原子を有する脂肪族残
    基よりなり、単位A、B及びCのモル比は、約55〜9
    0:0〜35:5〜50の範囲である)よりなる請求項
    1〜9のいずれか記載のポリアミド組成物。
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