JPH04272171A - アーク式蒸発源 - Google Patents

アーク式蒸発源

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Publication number
JPH04272171A
JPH04272171A JP5583391A JP5583391A JPH04272171A JP H04272171 A JPH04272171 A JP H04272171A JP 5583391 A JP5583391 A JP 5583391A JP 5583391 A JP5583391 A JP 5583391A JP H04272171 A JPH04272171 A JP H04272171A
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JP
Japan
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cathode
cathode holder
holder
shield material
forth
Prior art date
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Pending
Application number
JP5583391A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Suzuki
泰雄 鈴木
Koji Okamoto
康治 岡本
Takaya Ishii
石井 孝也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば薄膜形成装置
等に用いられるものであって、カソードにおけるアーク
放電を利用してカソード物質を蒸発させるアーク式蒸発
源に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のアーク式蒸発源の従来例を図2
に示す。
【0003】このアーク式蒸発源は、基本的には、所望
の組成をしたカソード2とアノード10とで構成されて
いる。アノード10は、薄膜形成装置の真空容器で兼用
する場合もある。
【0004】カソード2は、非磁性体から成るカソード
ホルダ4によって支持されており、このカソードホルダ
4内には冷却水8が供給される。このカソード2、カソ
ードホルダ4とアノード10との間には絶縁物16が設
けられている。またこのカソードホルダ4の背面部には
、後述するアーク20の状態を制御する等のための磁石
6が取り付けられている。
【0005】カソード2の周囲には、それとの間に隙間
をあけて、金属製のシールド板12が設けられており、
このシールド板12は抵抗18を介してアースされてい
る。14はシールド板12をアノード10から支持する
ための絶縁物である。
【0006】このアーク式蒸発源の動作例を説明すると
、カソードホルダ4とアノード10との間にアーク電源
を接続して、図示しないトリガをカソード2に接触させ
て最初の火花を発生させた後に当該トリガをカソード2
より引き放すと、カソード2とアノード10との間にア
ーク放電(20はそのアークを模式的に示す)が発生し
、それによってカソード2が局部的に溶融してそこから
カソード物質2aが蒸発する。
【0007】上記の場合、シールド板12はカソード2
と同電位になり(何故なら、両者間に電位差があるとそ
こにアーク20が飛び、その電流が抵抗18に流れてシ
ールド板12の電位が上昇し、結局、両者は同電位にな
る)、絶縁物16はこのシールド板12によってカバー
されているのでこの絶縁物16の沿面上を放電すること
はなく、シールド板12の外側のアノード10とカソー
ド2との間の空間でアーク放電が起こる。即ちシールド
板12は、絶縁物16の沿面での放電防止と、このシー
ルド板12を大きくすることによりアーク放電領域を広
げる働きをする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記アーク
式蒸発源においては、カソード2がある程度消耗すると
それを交換しなければならないため、長時間連続使用す
ることができないという問題がある。例えば、従来例で
は1日程度でカソード2の交換をしなければならない。
【0009】また、カソード物質2aの蒸発レートを高
めるためやカソード2の寿命を長くするためにカソード
2を大きくすると、それに伴ってシールド板12も大き
くしなければならず、従って全体の外径寸法が非常に大
きくなるという問題もある。
【0010】そこでこの発明は、小型でしかも長時間連
続使用可能なアーク式蒸発源を提供することを主たる目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、この発明のアーク式蒸発源は、耐熱性絶縁物から成る
筒状のシールド材と、このシールド材内に前後動可能に
収納されたカソードと、このカソードを支持するもので
あって一部分が前記シールド材内に前後動可能に収納さ
れておりかつ内部に冷却水が通されるカソードホルダと
、前記シールド材の先端部近傍の外側を同シールド材と
の間に隙間をあけて取り囲むように設けられたアノード
と、少なくとも前記シールド材およびカソードホルダを
支持するための支持板と、この支持板と前記シールド材
の下部およびカソードホルダとの間に、シールド材に対
しては密接しカソードホルダに対してはその前後動を許
容するように設けられた絶縁物と、前記支持板とカソー
ドホルダとの間に設けられていてこの両者間を、電気的
に絶縁した状態でしかもカソードホルダの前後動を許容
する状態で真空シールする真空シール部とを備えること
を特徴とする。
【0012】
【作用】上記構成によれば、絶縁物製の筒状のシールド
材内にカソードを収納しており、しかもこのシールド材
の下部と絶縁物とは密接しているので、カソードと支持
板間の沿面距離は非常に長く、その間で沿面放電が発生
することはない。即ち、この絶縁物製で筒状のシールド
材が従来例の平板状で大きなシールド板と同様の働きを
しており、このようなシールド材を用いることにより、
当該アーク式蒸発源の外径寸法が小さくなり、小型化が
可能になった。
【0013】また、カソードホルダを前方に動かすこと
により、シールド材内でカソードをその消耗に応じて前
方に動かすことができ、それによってカソードの前面部
とアノードとの間の位置関係を、カソードが消耗しても
良好な状態に保つことができるので、長時間の連続使用
が可能になる。
【0014】
【実施例】図1は、この発明の一実施例に係るアーク式
蒸発源を示す断面図である。
【0015】このアーク式蒸発源は、従来例の金属製の
シールド板12の代わりに、耐熱性絶縁物(例えばSi
3N4 、BN等のセラミックス)から成る筒状(例え
ば円筒状)のシールド材32を備えている。そしてこの
シールド材32内に、所望の組成をしたカソード22を
、前後動可能に(即ち図中矢印E方向に移動可能に。以
下同じ)収納している。
【0016】このシールド材32内には、カソード22
を支持する非磁性金属製のカソードホルダ24の一部分
が前後動可能に収納されており、カソード22はこのカ
ソードホルダ24の先端部にねじ26によって取り付け
られている。28は防水用のパッキンである。このカソ
ードホルダ24の内部には、冷却水58が通される。そ
のため、この例ではカソードホルダ24の一端部に、冷
却水58の供給および排出用のコネクタ54および56
を有するフランジ52が取り付けられている。またカソ
ードホルダ24の一端部に、給電用の端子部60が設け
られている。また、このカソードホルダ24のシールド
材32内に位置する部分の背面部には、それと共に動く
ようにリング状の磁石30が取り付けれらている。
【0017】このカソードホルダ24を含む全体は、支
持板42によって支持される。この支持板42は、薄膜
形成装置の真空容器で兼用しても良い。この支持板42
の図中上側が真空側、下側が大気圧側になる。
【0018】この支持板42には、この実施例ではフラ
ンジ部44aと筒状部44bとから成る絶縁物44の筒
状部44bが貫通されている。この絶縁物44のフラン
ジ部44aには前記シールド材32の下部が密接されて
おり、筒状部44b内には前記カソードホルダ24が前
後動可能に通されている。シールド材32の外側には支
持筒38が設けられており、その内面部とシールド材3
2の外面部には互いに当接するリング状または何個所か
の突部40および34がそれぞれ設けられており、この
実施例ではこの支持筒38を支持板42に固定すること
でシールド材32を絶縁物44のフランジ部44aに密
接させるようにしている。
【0019】シールド材32の先端部近傍の外側には、
当該シールド材32をそれとの間に隙間をあけて取り囲
むように、リング状のアノード36が設けられており、
これは前記支持筒38によって支持されている。このア
ノード36、支持筒38および支持板42は全て金属製
であって電気的につながっている。
【0020】支持板42とカソードホルダ24との間に
は、両者間を、電気的に絶縁した状態で、しかもカソー
ドホルダ24の前後動を許容する状態で真空シールする
真空シール部46が設けられている。この真空シール部
46は、この実施例では、絶縁物47内に真空シール用
のパッキン48および50を設けたものである。
【0021】このアーク式蒸発源の動作例を説明すると
、従来例と同様、端子部60と支持板42との間にアー
ク電源を接続して、かつ支持板42の図中上側を所定の
真空に保った状態で、図示しないトリガをカソード22
の前面部に接触させて最初の火花を発生させた後に当該
トリガをカソード22より引き離すと、カソード22と
アノード36との間でアーク放電(20はそのアークを
模式的に示す)が発生し、それによってカソード22の
前面部が局部的に溶融してそこからカソード物質22a
が蒸発する。従って例えば、このカソード物質22aを
対象物に入射させることによって、その表面に薄膜を形
成することができる。
【0022】磁石30は、従来例の磁石6と同様、上記
の場合のアーク20の状態を制御する等のために設けら
れている。また、カソードホルダ24内に冷却水58を
流すのは、アーク20によるカソード22の表面のみの
局部的な加熱を行い、カソード22の全体が加熱されな
いようにするためと、パッキン28の保護のためである
【0023】このアーク式蒸発源では、絶縁物製で筒状
のシールド材32内にカソード22を収納しており、し
かもこのシールド材32の下部と絶縁物44とは密接し
ているので、カソード22と支持板42との間の沿面距
離は非常に長く、その間で沿面放電が発生することはな
い。ちなみにこのシールド材32は電気的にフロートし
ているので、その電位は、それとカソード22との間の
静電容量C1 と、それと支持板42との間の静電容量
C2 とで決まり、当然C1 ≫C2 なので、カソー
ド22の電位とほぼ同じになる。
【0024】即ち、この絶縁物製で筒状のシールド材3
2が従来例の平板状で大きなシールド板12と同じ働き
をしており、このようなシールド材32を用いることに
より、当該アーク式蒸発源の外径寸法が小さくなり、小
型化が可能になった。
【0025】例えば、従来例ではカソード2の外径Aが
65mmφしかないのにシールド板12の外径Bが26
6mmφもあったのに対して、この実施例ではカソード
22の外径Cを90mmφにしてもアノード36の外径
Dは130mmφで済んだ。従って、この実施例では、
全体の外径寸法を大きくすることなくカソード22を大
きくすることができるので、それによって全体の小型化
を実現しつつ、蒸発レートを高めかつカソード22の寿
命を長くすることができる。
【0026】しかも、カソードホルダ24を前方に押し
出すことにより、シールド材32内でカソード22をそ
の消耗に応じて前方に押し出すことができ、それによっ
てこのカソード22の前面部とアノード36との位置関
係を、カソード22が消耗しても良好な状態に保つこと
ができるので、当該アーク式蒸発源の長時間の連続使用
が可能になる。例えば、連続使用可能時間は、カソード
22の厚さを適当に選べば、従来例の何倍にもなる。カ
ソード22を動かす場合、磁石30はカソードホルダ2
4に取り付けられているのでそれと共に動く。シールド
材32は支持筒38で押さえられているので動くことは
ない。また、カソードホルダ24を動かしても、真空シ
ール部46を設けているので、真空漏れが生じることは
ない。
【0027】なお、上記実施例とは違って、アノード3
6を薄膜形成装置の真空容器で兼ねさせ、この真空容器
から、支持筒38を介して、当該アーク式蒸発源全体を
支持するようにしても良い。その場合は、支持板42は
図示例のものよりも小さくて良い。
【0028】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、カソー
ドを耐熱性絶縁物から成る筒状のシールド材内に収納す
る等の構造を採用しているので、従来例に比べてカソー
ドを大きくしても全体の外径寸法を小さくすることがで
き、それによって蒸発レートを高めたりカソードの寿命
を長くしつつ全体を小型化することができる。しかも、
カソードの消耗に応じてそれをシールド材内で前方に動
かすことができるので、長時間の連続使用が可能になる
【図面の簡単な説明】
【図1】  この発明の一実施例に係るアーク式蒸発源
を示す断面図である
【図2】  従来のアーク式蒸発源の一例を示す断面図
である。
【符号の説明】
22  カソード 24  カソードホルダ 32  シールド材 36  アノード 42  支持板 44  絶縁物 46  真空シール部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  耐熱性絶縁物から成る筒状のシールド
    材と、このシールド材内に前後動可能に収納されたカソ
    ードと、このカソードを支持するものであって一部分が
    前記シールド材内に前後動可能に収納されておりかつ内
    部に冷却水が通されるカソードホルダと、前記シールド
    材の先端部近傍の外側を同シールド材との間に隙間をあ
    けて取り囲むように設けられたアノードと、少なくとも
    前記シールド材およびカソードホルダを支持するための
    支持板と、この支持板と前記シールド材の下部およびカ
    ソードホルダとの間に、シールド材に対しては密接しカ
    ソードホルダに対してはその前後動を許容するように設
    けられた絶縁物と、前記支持板とカソードホルダとの間
    に設けられていてこの両者間を、電気的に絶縁した状態
    でしかもカソードホルダの前後動を許容する状態で真空
    シールする真空シール部とを備えることを特徴とするア
    ーク式蒸発源。
JP5583391A 1991-02-26 1991-02-26 アーク式蒸発源 Pending JPH04272171A (ja)

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JP5583391A JPH04272171A (ja) 1991-02-26 1991-02-26 アーク式蒸発源

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JP (1) JPH04272171A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008101236A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Ulvac Japan Ltd 蒸着源、蒸着装置
JP2015120967A (ja) * 2013-12-25 2015-07-02 トヨタ自動車株式会社 炭素電極保持構造体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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