JPH04272480A - エネルギ回収式液圧装置 - Google Patents

エネルギ回収式液圧装置

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JPH04272480A
JPH04272480A JP3056103A JP5610391A JPH04272480A JP H04272480 A JPH04272480 A JP H04272480A JP 3056103 A JP3056103 A JP 3056103A JP 5610391 A JP5610391 A JP 5610391A JP H04272480 A JPH04272480 A JP H04272480A
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JP
Japan
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pressure
energy
pressure vessel
liquid
actuating device
Prior art date
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Application number
JP3056103A
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English (en)
Inventor
Toshiro Tamada
玉田 稔郎
Hiroshi Hattori
服部 啓
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TECHNO-LE KK
Original Assignee
TECHNO-LE KK
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Publication date
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Publication of JPH04272480A publication Critical patent/JPH04272480A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

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  • Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧縮状態にある液体が持
っているエネルギを回収して有効利用する機能を有する
液圧装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、液体は非圧縮性流体として扱われ
る。しかし、圧力が高い場合には液体も圧縮性を無視す
ることはできない。例えば、金属の粉末に高圧をかけて
固化させる等の目的でコールド  アイソスタティック
  プレス(以下、CIPと略称する)が利用されてお
り、この際には例えば、4000kgf /cm2 以
上の高圧が液体に加えられる。このような高圧の下では
液体も相当の圧縮性を示し、圧力を高めるために液圧ポ
ンプは相当量の仕事をする必要がある。したがって、1
000kgf /cm2 のオーダで加圧するためには
たとえ加圧すべき液体の量が少なくても相当のエネルギ
を必要とする。また、液体の量が多い場合には圧力が1
00kgf /cm2 のオーダであっても所要エネル
ギ量が多くなる。
【0003】従来、高圧の液体が保持しているエネルギ
は圧力を低下させる際に捨てられていたのであるが、圧
力を一挙に低下させると衝撃,振動が生じ、装置が損傷
するため、圧力を緩やかに低下させるために特別な圧抜
き回路が必要であった。なお、高圧の液体を収容してい
る圧力容器内と常圧の液体を収容している圧力容器とを
互いに連通させれば、両圧力容器内の圧力が高圧の液体
を収容していた圧力容器内の圧力の1/2となり、圧縮
状態にあった液体が持っていたエネルギの一部が有効利
用されることとなる。しかし、この場合の利用効率はほ
ぼ1/4に過ぎない。圧力が0kgf /cm2 の圧
力容器を圧力が4000kgf /cm2 の圧力容器
に連通させれば圧力を2000kgf /cm2 まで
高め得るのであるが、圧力を0kgf /cm2 から
2000kgf /cm2 まで高めるのに必要なエネ
ルギは4000kgf /cm2 まで高めるのに必要
なエネルギの約1/4なのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の事情を
背景として、圧縮状態にある液体の持つエネルギを回収
する機能を有し、エネルギの利用効率を高めることがで
きる液圧装置を得ることを課題としてなされたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本願の第一発
明に係る液圧装置は、液体を圧縮状態で収容する圧力容
器と、エネルギを収容するエネルギ収容装置と、前記圧
力容器からエネルギ収容装置へエネルギを、圧力容器の
エネルギ減少量とエネルギ収容装置のエネルギ増加量と
の差が、エネルギ収容装置が液体を非圧縮状態で収容し
ている第二の圧力容器であってその第二の圧力容器が前
記第一の圧力容器に直接連通させられたとした場合にお
ける第一の圧力容器のエネルギ減少量と第二の圧力容器
のエネルギ増加量との差より小さい状態で移動させるエ
ネルギ移動装置とを含むように構成される。
【0006】エネルギ収容装置は、それ自体が高圧処理
を行う圧力容器であっても、一旦圧力を蓄え、必要に応
じてそれを供給するアキュムレータであっても、エネル
ギを圧力以外の形態で蓄える装置であってもよい。
【0007】また、第二発明に係る液圧装置は、液体を
圧縮状態で収容する圧力容器と、エネルギを収容するエ
ネルギ収容装置と、前記圧力容器内の圧力に基づいて作
動する第一作動装置と、その第一作動装置により駆動さ
れ、前記エネルギ収容装置にエネルギを供給する第二作
動装置と、それら第一作動装置と第二作動装置との間に
設けられて第一作動装置から第二作動装置へ力を伝達す
るとともに、倍力率が前記圧力容器内の圧力が低い状態
では高い状態より大きくなる伝達装置とを含むように構
成される。
【0008】第三発明に係る液圧装置は、液体を圧縮状
態で収容する圧力容器と、エネルギを収容するエネルギ
収容装置と、前記圧力容器内の圧力に基づいて作動する
第一作動装置と、その第一作動装置により駆動され、前
記エネルギ収容装置にエネルギを供給する第二作動装置
とを含むように構成され、かつ、第一作動装置と第二作
動装置との少なくとも一方が、前記圧力容器内の圧力が
低い状態では高い状態に比較して第一作動装置の容量が
第二作動装置の容量に対して大きくなる向きに容量の変
化する可変容量式作動装置とされる。
【0009】
【作用】前述のように、圧力4000kgf /cm2
 で液体を収容した圧力容器を圧力0kgf /cm2
 で液体を収容した同一容量の圧力容器と連通させれば
、両圧力容器の圧力は最終的に約2000kgf /c
m2 となり、有効利用されるエネルギはほぼ1/4と
なる。それに対して、図2に示すように、同一容量の圧
力容器をもう1個中間的に使用することによって、エネ
ルギの利用効率を向上させることができる。
【0010】図2の(a)において、第一圧力容器内で
高圧処理が行われており、第三圧力容器に新しい被処理
物が装入されつつあるものとする。それらの終了後、4
000kgf /cm2 の第一圧力容器と1333k
gf /cm2 の第二圧力容器とを連通させれば、(
b)に示すように第一,第二圧力容器の圧力は共に26
66kgf /cm2 となる。そこで、2666kg
f /cm2 の第一圧力容器を0kgf /cm2 
の第三圧力容器と連通させれば、第一,第三圧力容器の
圧力は(c)に示すように共に1333kgf /cm
2 となる。続いて、(d)に示すように第二圧力容器
の圧力をポンプにより1334kgf /cm2 増圧
して4000kgf /cm2 とするとともに、13
33kgf /cm2 の第一圧力容器を開放して圧力
を0kgf /cm2 まで低下させる。これによって
、3個の圧力容器内の圧力の組合わせは4000kgf
 /cm2 ,1333kgf /cm2 および0k
gf /cm2 となり、(a)の状態に復したことに
なる。第二圧力容器で高圧処理を行い、第一圧力容器に
新しい被処理物の装入を行うことができるのである。ま
た、1333kgf /cm2 の第三圧力容器は(a
)におる第二圧力容器に相当する。以上の操作を繰り返
すことにより、一定量ずつの被処理物を順次高圧処理す
ることがでる。
【0011】4000kgf /cm2 の圧力容器と
0kgf /cm2 の圧力容器とを直接連通させる場
合には、2000kgf /cm2 の液体の持ってい
るエネルギを捨てる一方、2000kgf /cm2 
の液体を4000kgf /cm2 まで増圧するため
のエネルギを補給する必要があるのに対して、図2の例
では1333kgf /cm2 の液体の持っているエ
ネルギを捨てる一方、2666kgf /cm2 の液
体を4000kgf /cm2 まで増圧するためのエ
ネルギを補給すればよいこととなるのであって、後者の
方がエネルギの利用効率が高いことは明らかである。そ
して、エネルギの利用効率は中間的に使用する圧力容器
の数を増すほど高くなる。
【0012】これが、本願の第一発明の一実施態様であ
る。図2の第一圧力容器を第一発明における圧力容器と
みなし、第三圧力容器をエネルギ収容装置とみなせば、
第一圧力容器のエネルギは、(c)において0kgf 
/cm2 と1333kgf /cm2 との間の分だ
け直接的に第三圧力容器に移動させられるとともに、(
b)において1333kgf /cm2 と2666k
gf /cm2 との間の分が一旦第二圧力容器に移動
させられた上で、さらに(d)の後に行われる第二圧力
容器と第三圧力容器との連通により第三圧力容器に移動
させられることとなる。3個の圧力容器間の連通,遮断
を制御する配管や制御弁と第二圧力容器とがエネルギ移
動装置として機能することとなるのである。
【0013】第二発明は、上記エネルギ移動装置を、第
一作動装置,第二作動装置および伝達装置を含むものと
したものである。伝達装置を圧力容器内の圧力が低い状
態では高い状態より倍力率が大きくなるものとすること
によって、圧力容器からエネルギ収容装置にエネルギを
移動させる際における圧力容器のエネルギ減少量とエネ
ルギ収容装置のエネルギ増加量との差を小さくできるの
である。
【0014】圧力容器内の圧力が低くなれば第一作動装
置の作動力が小さくなり、第一作動装置と第二作動装置
とが直結されていればやがて第二作動装置を作動させ得
なくなるのであるが、両者の間に倍力率の可変な伝達装
置が設けられていれば、伝達装置の倍力率を大きくする
ことによってさらに第二装置を作動させることができる
のであって、圧力容器内の低い圧力まで有効に利用する
ことができ、効率が100であるとすれば圧力容器内の
エネルギを捨てる必要がなくなる。
【0015】また、第一作動装置,第二作動装置および
伝達装置のエネルギ効率が100%であると仮定すれば
、伝達装置の倍力率を適正に連続変化させることにより
圧力容器内のエネルギの減少量とエネルギ収容装置内の
エネルギ増加量との差を0にすることが可能であり、こ
の場合にはエネルギの利用効率が100%となり、エネ
ルギの移動に必要な極めて僅かなエネルギを与えるだけ
でよいこととなる。しかし、実際には、伝達装置等の効
率は100%ではないし、倍力率の連続変化も理論と若
干のずれもあるので、液圧装置を繰り返し作動させるた
めには損失分だけのエネルギの補給を行うことが必要で
ある。なお、倍力率は連続的に変化させることが望まし
いが不可欠ではない。2段階に倍力率を変え得る伝達装
置を使用しても一応の効果は得られ、段階数を多くすれ
ばエネルギの利用効率を向上させることができるのであ
る。
【0016】第三発明は、エネルギ移動装置を、第一作
動装置と第二作動装置とを含み、両作動装置の少なくと
も一方が、圧力容器内の圧力が低い状態では高い状態に
比較して第一作動装置の容量が第二作動装置の容量に対
して大きくなる向きに容量の変化する可変容量式作動装
置とすることによって、同様に圧力容器のエネルギ減少
量とエネルギ収容装置のエネルギ増加量との差ができる
限り小さくなるようにしたものである。
【0017】可変容量式の作動装置は多くの場合、倍力
率の可変な伝達装置を内蔵した作動装置であると考える
ことができ、したがって、第二発明に関する上記説明は
概して第三発明にも当てはまる。第一作動装置と第二作
動装置との両方を連続的に容量を変化させ得る可変容量
式とすれば特に有効に本発明の効果を享受し得るのであ
るが、一方のみを可変容量式とすること、あるいは段階
的に容量の変化するものとすることによってもある程度
の効果が得られる。
【0018】
【発明の効果】第一発明によれば、圧縮状態にある液体
が持っているエネルギを、2つの圧力容器を単純に連通
させる公知の場合に比較して、効率よくエネルギ収容装
置に収容させることができ、そのエネルギを再利用する
ことによって液圧装置のエネルギ利用効率を高めること
ができる。エネルギ収容装置が内部で高圧処理を行う圧
力容器である場合には、エネルギ収容装置にエネルギを
収容させること自体によってエネルギの有効利用を図る
ことができ、一旦エネルギを蓄え、必要に応じてそれを
供給するものである場合には、そのエネルギの蓄積と供
給とによりエネルギの利用効率を高めることができるの
である。
【0019】また、第二発明によれば第一発明と同じ効
果が得られる上、前述のように圧力容器を中間的に使用
してエネルギを移動させる場合に比較して、エネルギ利
用効率の高い装置を簡単に得ることができる。装置の運
転が簡単となることも利点の一つである。
【0020】第三発明によっても第一発明と同じ効果が
得られ、かつ、第二発明と同様にエネルギ利用効率の高
い装置を簡単に得ることができる。また、可変容量式作
動装置の容量制御によりエネルギを最適に近い状態で移
動させることができる。さらに、可変容量式作動装置と
して市販の可変容量モータや可変容量ポンプを使用する
ことも可能であり、その場合には特に低コストの液圧装
置が得られる。
【0021】
【実施例】以下、本発明のいくつかの実施例を図面に基
づいて詳細に説明する。図1の高圧処理装置は第二発明
の一実施例であり、第一発明の実施例でもある。この高
圧処理装置は2個の圧力容器10,12を備えている。 これら圧力容器に交互に所定量ずつの被処理物を装入し
、金属粉末の高圧成形,食品の高圧殺菌等の高圧処理を
行うものなのである。
【0022】圧力容器10は液通路14によってシリン
ダ16の第一室18に接続される一方、逆止弁20を経
てタンク(液供給装置)22にも接続されている。液通
路14にはリリーフ弁24が設けられている。シリンダ
16の第二室26は可変絞り28および電磁方向切換弁
30を経てポンプ32に接続されている。34はリリー
フ弁である。
【0023】圧力容器12側も同様に構成され、液通路
40,シリンダ42,第一室44,逆止弁46,タンク
48,リリーフ弁50,第二室52および可変絞り54
等を備えている。タンク48はタンク22と共通であっ
てもよい。そして、圧力容器12にはさらに、ポンプ5
6が接続されている。このポンプ56は前記ポンプ32
よりは吐出容量は小さいが吐出圧は高いポンプである。
【0024】シリンダ16のピストン60とシリンダ4
2のピストン62とはリンク装置64で接続されている
。両シリンダ16,42はリンク装置64の本体70に
固定されており、この本体70には2個のベルクランク
72が回動可能に取り付けられている。そして、これら
ベルクランク72とピストン60,62とはそれぞれ2
個ずつのリンク74により連結されている。シリンダ1
6側の2個のリンク74と2個のベルクランク72のシ
リンダ16側の部分とによってトグル機構76が構成さ
れ、シリンダ42側においても同様にトグル機構78が
構成されている。
【0025】両トグル機構76,78は互いに対称に構
成されており、トグル機構76が収縮するにつれてトグ
ル機構78が伸長する。図示の状態においては両トグル
機構76,78の倍力率が等しいが、この状態からピス
トン60が前進すればトグル機構76の倍力率の方がト
グル機構78の倍力率より大きくなる。両トグル機構7
6,78の倍力率は滑らかに変化し、結局、リンク装置
64は第一作動装置としてのシリンダ16の力を第二作
動装置としてのシリンダ42に伝達するとともに、ピス
トン60の前進につれて倍力率が連続的に大きくなる伝
達装置を構成していることとなる。リンク装置64をシ
リンダ42側から見た場合も同様のことが言える。
【0026】以上のように構成された高圧処理装置によ
り被処理物のバッチ処理を行う場合には、まず、圧力容
器12に所定量の被処理物が装入され、液が満たされた
後、圧力が高められる。この際には、まず、シリンダ4
2のピストン62が図1において下降端に移動させられ
、トグル機構78が殆ど直線状になるまで延びきった状
態とされるとともに、電磁方向切換弁30が中立位置と
されて、シリンダ42が作動不能の状態とされる。そし
て、ポンプ56が運転され、圧力容器12に液が供給さ
れるのであるが、ポンプ56の容量は比較的小さいため
加圧に相当の時間を要する。しかし、これは第1回目の
加圧時のみであるから、作業能率の低さは問題ではない
【0027】圧力容器12の圧力が予定の高さに達した
後、一定時間その圧力が保たれ、高圧処理が行われる。 一方、圧力容器10側においては別の所定量の被処理物
が装入され、次の高圧処理の準備がなされる。
【0028】圧力容器12側における高圧処理と圧力容
器10側における準備とが完了した後、電磁方向切換弁
30が下側位置(図1において)に切り換えられるとと
もに、ポンプ32の運転が開始される。その結果、シリ
ンダ42の第二室52が可変絞り54を介して大気圧に
開放される一方、シリンダ16の第二室26に液が供給
されて、両シリンダ42,16のピストン62,60が
上方へ移動し始める。当初は前述のようにトグル機構7
8が殆ど直線状となっているため、圧力容器12の圧力
のみではピストン62の移動を開始させ得ない場合もあ
るのであるが、ポンプ32から供給される液によりピス
トン60が移動させられることにより、両ピストン62
,60は移動を開始するのである。
【0029】この移動に伴って圧力容器12において減
少するエネルギと圧力容器10において増加するエネル
ギとの量が同じである場合(圧力容器10,12の容積
や圧力とリンク装置64の構造との組合わせを適正に設
定することによってほぼそのようにできる)には、ポン
プ32は液の流動抵抗やリンク装置64の摩擦抵抗分の
エネルギを供給すればよいため、ポンプ32の運転に要
するエネルギは少量で済む。実際には、上記の条件を正
確に満たすことは困難であるため、ポンプは上記エネル
ギよりは多くのエネルギを供給することが必要であるが
、それでも原則として、シリンダ16はリンク装置64
を介してシリンダ42により駆動されるのであるから、
ポンプ32の運転に要するエネルギは多くはない。
【0030】当初はリンク装置64の倍力率が低いため
、ピストン62の小ストロークの作動によりピストン6
0が大きなストローク作動し、シリンダ16の第一室1
8から大流量で液が圧力容器10に供給されて、圧力容
器10内の液が加圧される。圧力容器12内の液が持っ
ているエネルギが圧力容器10に移動させられることと
なるのであり、この際の圧力容器12のエネルギ減少量
と圧力容器10のエネルギ増加量とはそれぞれ図3の(
1),(2)にそれぞれ斜線を施した部分の面積となり
、両部分の面積はほぼ等しい。
【0031】圧力容器12の圧力が低下し圧力容器10
の圧力が上昇するにつれてリンク装置64の倍力率が増
大し、圧力容器12の圧力が圧力容器10の圧力より低
くなっても、圧力容器12の圧力に基づいて圧力容器1
0内の液を加圧することができる。また、前述のように
圧力容器12の圧力が急激に解放されることは望ましく
ないため、可変絞り28,54の調整により両ピストン
60,62の移動速度が適正な大きさに制御される。
【0032】圧力容器10内の圧力が予定の高さに達し
、圧力容器12内の圧力が大気圧に等しくなった後に圧
力容器12が開かれて内部の被処理物が取り出される。 そして、次に処理されるべき被処理物の装入と液の充満
とが行われ、圧力容器10から放出されるエネルギによ
る加圧が行われる。以下、同様の作業の繰り返しによっ
て一定量ずつの被処理物の高圧処理が行われる。
【0033】なお、図1においてはシリンダ16とシリ
ンダ42とが直径の異なるシリンダとして描かれている
。これは、圧力容器10と圧力容器12との圧力が同じ
であることは不可欠ではないことを示すためである。 エネルギの利用効率を高める上では、圧力容器10と圧
力容器12とがそれぞれ高圧状態において内部に蓄える
圧縮エネルギが等しいことが望ましく、その観点からす
れば圧力容器12の容積を圧力容器10より小さくして
圧力容器12側の圧力を圧力容器10より高くすること
が望ましい。しかし、それも不可欠ではない。一方の圧
力容器の圧力が開放されるとき、そのエネルギのできる
限り多くの部分が他方の圧力容器内の圧力を高めるため
に利用されればよいのである。
【0034】また、図1の装置においては、両圧力容器
10,12内において交互に高圧処理が行われるのであ
るが、例えば、一方の圧力容器は圧縮エネルギを収容す
るのみでその中では高圧処理が行われないようにするこ
とも可能である。そして、このエネルギを収容する側の
圧力容器を圧力容器12とし、その容積を他方の圧力容
器10の容積よりも大きくするとともに、シリンダ42
をシリンダ16より直径の大きいものとすれば、圧力容
器12の圧力をそれほど高くする必要がなくなり、ポン
プ56として比較的吐出圧力の低い安価なものを使用し
得る利点が生じる。
【0035】さらに、伝達装置もトグル機構により倍力
率を変えるものに限定されるわけではなく、図4に示す
ようにカム82により倍力率を変えるものや、図5に示
すように支点としてのローラ84がシリンダ86により
移動させられるレバー88により倍力率を変えるもの等
、他の伝達装置の使用も可能である。図5に図示の装置
においては、一次側圧力の低下に従ってシリンダ86の
ピストンロッドが伸長し、ローラ84の位置が変わるよ
うになっているが、一次側または二次側の圧力を圧力セ
ンサにより検出し、電動アクチュエータによって支点の
位置を変えることも可能である。
【0036】第一発明および第三発明に共通の実施例を
図6に示す。この実施例においては3個の加圧器110
,112,114内において高圧処理が行われる。また
、各加圧器内のエネルギは直接他の加圧器に移動させら
れるのではなく、一旦アキュムレータ116に回収され
た上で、他の加圧器に供給される。そのために、加圧器
110,112,114とアキュムレータ116との間
に可変容量のポンプ・モータ118,120が設けられ
ている。両ポンプ・モータ118,120は直列に連結
されており、一方が液圧モータとして作動するとき他方
が液圧ポンプとして作動する。両ポンプ・モータ118
,120は一方向に回転可能な電動モータ122により
駆動されるのであるが、一方向の回転により液を吐出さ
せることも吸入させることも可能であり、かつ、吐出量
,吸入量を連続的に変え得るものである。両ポンプ・モ
ータ118,120が加圧器110,112,114等
のエネルギをアキュムレータ116のエネルギに変換す
るエネルギ変換装置123を構成しているのである。
【0037】加圧器110の第一室128は電磁方向切
換弁130を経て、また、第二室132は電磁方向切換
弁134を経てそれぞれポンプ・モータ118に接続さ
れており、第三室135において高圧処理が行われる。 電磁方向切換弁130は全ての液通路を閉じる中立位置
を有しているが、電磁方向切換弁134はそのような中
立位置を有していない。加圧器112,114に対して
もそれぞれ2個ずつの電磁方向切換弁136,138と
電磁方向切換弁140,142が設けられている。アキ
ュムレータ116の圧力は圧力センサ144により、加
圧器110等の圧力は圧力センサ146により検出され
、その検出結果と制御プログラムとに基づいてコントロ
ーラ148がポンプ・モータ118,120の容量制御
を行う。コントローラ148は電動モータ122や電磁
方向制御弁130等の制御も行う。
【0038】以上のように構成された高圧処理装置によ
る被処理物の処理は加圧器110,112,114を適
宜選択しつつ行われる。まず、加圧器110により高圧
処理が行われるものとすれば、第三室135の図示しな
い開閉蓋が開かれた状態で電磁方向切換弁130,13
4の切換えにより第一室128と第二室132の一方を
ポンプ・モータ118に、他方をタンクに連通させて、
電動モータ122によりポンプ・モータ118が運転さ
れ、第三室135の容積が処理すべき被処理物の量に適
した大きさとされるとともに、第三室135内に被処理
物が装入される。
【0039】被処理物の装入終了後、電磁方向切換弁1
30が増圧位置、電磁方向切換弁134が減圧位置に切
り換えられ、電動モータ122によるポンプ・モータ1
18の運転によって第一室128に液が供給されて、第
一室128内の圧力が高められる。この際、第二室13
2はタンクに連通させられていて圧力が増大しないため
、第一室128の圧力に基づくピストンの上向きの作動
力は第三室135の圧力に基づく下向きの作動力と釣り
合うのであるが、第三室135の直径は第一室128の
直径より小さいため、第三室135の圧力は第一室12
8の圧力より高くなる。加圧器110は増圧機能を有し
ているのである。
【0040】第一室128の圧力が低い間はポンプ・モ
ータ118の吐出容量が大きく保たれるが、圧力が高ま
るにつれて減少させられる。ただし、電動モータ122
は比較的小形のものであるため、この最初の運転時には
ポンプ・モータ118の容量は通常の運転時に比較すれ
ば小さくされる。また、ポンプ・モータ120は吐出量
零の状態とされる。第三室135の圧力が予定の高さに
達したならば、電磁方向切換弁130が中立位置に切り
換えられ、ポンプ・モータ118が吐出容量零の状態と
されて、一定時間の高圧処理が行われる。電動モータ1
22はその間も一定方向の回転を続行させられる。
【0041】高圧処理が終了したならば、ポンプ・モー
タ118が小容量で液を吸入する状態とされるとともに
ポンプ・モータ120が大容量で液を吐出する状態とさ
れる。その結果、加圧器110の第一室128から排出
される液によりポンプ・モータ118が駆動され、ポン
プ・モータ120が液をタンクからアキュムレータ11
6に供給し始める。この際、エネルギの不足分は電動モ
ータ122により補給され、かつ、コントローラ148
が圧力センサ144,146の信号に基づいてポンプ・
モータ118の容量を漸増させるとともにポンプ・モー
タ120の容量を漸減させる。それにより、図7の(1
),(2)にそれぞれ示すように、加圧器110におけ
るエネルギの減少量がアキュムレータ116におけるエ
ネルギの増加量とほぼ等しい状態を保つ。なお、アキュ
ムレータ116においては圧力は零からではなく、一定
値から増大する。また、加圧器110からの液の排出速
度、すなわち加圧器110からアキュムレータ116へ
のエネルギの移動速度の制御はポンプ・モータ118,
120の容量制御により行われ、電動モータ122は単
純に一定方向へ回転しているのみである。
【0042】加圧器110の第一室128および第三室
135の圧力が大気圧まで低下したならば、電磁方向切
換弁130が中立位置に切り換えられるとともに、ポン
プ・モータ118,120が吸入も吐出もしない中立状
態とされる。したがって、アキュムレータ116の圧力
がポンプ・モータ120を駆動することはなく、エネル
ギがアキュムレータ116内に保たれる。また、電動モ
ータ122は軽負荷で回転し続けることができる。
【0043】加圧器110において以上の処理が行われ
ている間に他の加圧器112または114において被処
理物の装入が済まされており、上記電磁方向切換弁13
4の減圧位置への切換え後に、アキュムレータ116内
の圧力による加圧が開始される。処理されるべき被処理
物が装入された加圧器に対応する電磁方向切換弁138
または142が増圧位置に切り換えられるとともに、ポ
ンプ・モータ120が小容量で吸入する状態、ポンプ・
モータ118が大容量で吐出する状態とされて、ポンプ
・モータ120によるポンプ・モータ118の駆動によ
り加圧が行われるのである。この間も電動モータ122
は一方向の回転を続行しており、エネルギの不足分が補
給される。
【0044】このように、1つの加圧器のエネルギを一
旦アキュムレータ116に回収してから他の加圧器に供
給するようにすれば、1個の加圧器からのエネルギの放
出と他の加圧器への供給とを同時に行うことが不可欠で
はなくなって作業の自由度が増す効果が得られる。なお
、ポンプ・モータ120をポンプ・モータ118より容
量の大きいものとすることによってアキュムレータ11
6の圧力を加圧容器の圧力より低くすれば、低コストの
アキュムレータ116を使用することが可能となる。
【0045】以上の説明から明らかなように、本実施例
においては、加圧器110等が圧力容器として機能し、
ポンプ・モータ118が第一作動装置、ポンプ・モータ
120が第二作動装置、アキュムレータ116がエネル
ギ収容装置として機能する。また、ポンプ・モータ11
8,120,電磁方向切換弁130,134・・・,圧
力センサ144,146,コントローラ148等が第一
発明におけるエネルギ移動装置を構成している。
【0046】なお、本実施例においてはコントローラ1
48が予め設定されている制御プログラムに従ってポン
プ・モータ118,120の容量制御を行うことにより
、加圧器とアキュムレータとにおけるエネルギの減少量
と増加量とをほぼ等しく保つようにされているが、ポン
プ・モータ118,120の回転トルク,回転速度や馬
力が一定となるように制御することによっても目的を達
成することができる。いずれにしてもポンプ・モータ1
18,120はできる限り容量の大きい状態で使用する
ことが望ましい。一般に、容量を小さく絞るほど運転効
率が低くなるからである。
【0047】また、第一および第二の作動装置は連続的
に容量の変化するものであることが望ましいが、段階的
に変化する作動装置の使用も可能である。その一例を図
8に示す。本実施例においては第一作動装置と第二作動
装置とがそれぞれ多段シリンダ150,152とされる
とともに、両多段シリンダが互いに逆向きに一体化され
ている。
【0048】多段シリンダ150は、大径孔部154,
中径孔部156および小径孔部158とから成る多段の
シリンダボアを備えたシリンダ本体160と、大径部1
62,中径部164および小径部166から成る多段の
ピストン168とを備え、多段シリンダ152も大径孔
部170,中径孔部172および小径孔部174から成
る多段のシリンダボアを備えたシリンダ本体176と、
大径部178,中径部180および小径部182から成
る多段のピストン184とを備えている。図6において
は多段シリンダ152側の大径孔部170,中径孔部1
72,小径部174が全て連通した状態となっているが
、ピストン184が右方に移動するにつれて、中径部1
80,小径部182が順次シリンダボアの中径孔部17
2,小径孔部174に嵌入し、それによって大径孔部1
70,中径孔部172が順次遮断される。
【0049】大径孔部170が中径孔部172から遮断
された後ピストン184がさらに右方に移動すれば、両
部170,172間に圧力差が生じる。この圧力差を差
圧スイッチ190が検知し、その検知信号に基づいて電
磁開閉弁192が開かれて大径孔部170がタンクに連
通させられる。したがって、以後はピストン184に中
径孔部172と小径孔部174との圧力のみが作用する
状態となる。同様に、小径部182が小径孔部174に
嵌入した後に差圧スイッチ194の信号により電磁開閉
弁196が開かれ、ピストン184には小径孔部174
の圧力のみが作用する状態となる。ピストン184が右
方に移動するにつれてそれの有効受圧面積が段階的に減
少することとなるのである。
【0050】シリンダ150側にも同様に差圧スイッチ
200,202および電磁開閉弁204,206が設け
られている。ピストン168が左方の位置にある状態で
は大径孔部154および中径孔部156が小径孔部15
8から遮断されているため、ポート208から小径孔部
158に圧力が伝達されてもその圧力はピストン168
の小径部166にのみ作用する。この作用によってピス
トン168が右方に移動するにつれて中径孔部156お
よび大径孔部154の容積が増大するため、これらの部
分には逆止弁210を経てタンクから液が吸入される。 そして、ピストン168の小径部166が小径孔部15
8から離脱すれば中径孔部156が小径孔部と連通し、
ポート208から伝達される圧力がピストン168の小
径部166と中径部164との両方に作用する状態とな
る。さらにピストン168が右方に移動すれば中径孔部
164が中径穴部156から離脱し、大径部162にも
圧力が作用する状態となるのであり、シリンダ150側
においてはピストン168の右方への移動につれてピス
トン168の有効受圧面積が段階的に増大する。
【0051】しかも、シリンダ150側において小径部
166,中径部164がそれぞれ小径孔部158,中径
孔部156から離脱する時期と、シリンダ152側にお
いて中径部180,小径部182がそれぞれ中径孔部1
72,小径孔部174に嵌入する時期とが互いにずらさ
れており、ピストン168,184の中央を示すマーク
186がそれぞれA,B,C,D,Eの位置にある状態
を境にしてピストン168,184の有効面積が図9に
示すように変化する。多段シリンダ150,152から
成る第一作動装置と第二作動装置との組合わせの容量が
5段階に変化するのである。
【0052】この事情はポート212から液が流入する
場合も同じであり、この第一作動装置と第二作動装置と
が一体的に構成された装置を介して圧力容器とエネルギ
回収装置(ここではアキュムレータとする)とを接続す
れば、エネルギの利用効率を高めることができる。ただ
し、上記のように第一作動装置と第二作動装置との組合
わせの容量が段階的に変化するため、圧力容器における
エネルギの減少量とエネルギ回収装置におけるエネルギ
の増加量とを常にほぼ等しくし保つことはできず、エネ
ルギの利用効率が前記実施例よりは低くなる。なお、シ
リンダ150,152の段数を増せば容量変化の段階数
をさらに増加させることができ、圧力容器側とエネルギ
収容装置側とにおけるエネルギ減少量と増加量との差を
小さくして、エネルギの利用効率を高めることができる
【0053】第一作動装置と第二作動装置との容量が段
階的に変化する別の実施例を図10に示す。本実施例は
、互いに一体化された2段のピストン220,222の
小径部224,226がこれも一体化されたシリンダ本
体228,230の2段のシリンダボアの小径孔部23
2,234に嵌入,離脱することによってピストン22
0,222の有効受圧面積が段階的に変化するものであ
る点において上記実施例と共通しているが、小径部22
4,226の小径孔部232,234への嵌入により遮
断された大径孔部236,238の液の流出入を許容す
る手段が簡略化されている。
【0054】シリンダ本体228,230にはそれぞれ
ポート240,242,244,246が形成されると
ともに、シリンダ本体228,230の境界部には共通
のポート248が形成されている。一方、ピストン22
0,222にはそれぞれ環状溝250,252と液通路
254,256が形成されている。そして、ポート24
2が逆止弁258を経てタンクに接続されるとともに、
逆止弁260を経てポート240に接続されている。ポ
ート244側にも同様に逆止弁262,264が設けら
れている。
【0055】ピストン220が図示の位置にある状態で
ポート240に圧力が伝達されると、この圧力は小径部
224にのみ作用し、ピストン220を右方へ押す。そ
の結果、大径孔部236の容積が増大するが、この容積
増大は液がポート248,環状溝250および液通路2
54を経てタンクから流入することにより許容される。 やがて小径部224が小径孔部232から離脱するので
あるが、その直前に環状溝250がポート248から外
れ、液通路254からは液が流入しなくなる。しかし、
代わりに逆止弁258を経て液が流入するためピストン
220は右方への移動を継続し得る。
【0056】小径部224が小径孔部232から離脱す
れば、大径孔部236にも圧力が伝達され、ピストン2
20全体に圧力が作用する状態となる。この時期には、
上記のように、液通路254とポート248とが遮断さ
れており、かつ、ポート242からの液の流出は逆止弁
258により阻止されるため、ポート240から流入し
た液がタンク側へ流出してしまうことはない。
【0057】やがてピストン222の小径部226が小
径孔部234に嵌入し、大径孔部238が小径孔部23
4から遮断される。しかし、大径孔部238の容積減少
は逆止弁264を経て液が流出することにより許容され
る。大径孔部238が未だ小径孔部234と連通してい
るに等しいのである。また、小径部226が小径孔部2
34に嵌入した直後に環状溝252がポート248と連
通し、大径孔部238の圧力が大気圧まで低下する。そ
して、以後はポート248から液が流出することによっ
て大径孔部238の容積減少が許容される。
【0058】本実施例においても、ピストン220,2
22が右方に移動する際にピストン220の有効受圧面
積が2段階に増大し、ピストン222の有効受圧面積が
2段階に減少するのであり、しかも、その時期が互いに
ずれているため全体としては3段階に変化することとな
る。この事情はポート244から液が流入す場合も同じ
であり、この第一作動装置と第二作動装置とが一体的に
構成された装置を介して圧力容器とエネルギ回収装置と
を接続すれば、エネルギの利用効率を高めることができ
る。
【0059】以上の実施例においては、1個の圧力容器
から1個のエネルギ回収装置にエネルギが移動させられ
るようになっているが、圧力容器とエネルギ回収装置と
のいずれか一方が複数であってもよい。例えば、複数の
圧力容器からのエネルギを共通のエネルギ回収装置に並
行的に移動させることも制御次第で可能なのである。
【0060】また、以上の実施例は全てエネルギ回収装
置が圧力の形態のままでエネルギを回収するものである
が、これは不可欠なことではなく、例えば、圧力容器か
ら放出される圧力で液圧シリンダ,液圧モータ等の液圧
アクチュエータを作動させ、その液圧アクチュエータに
より重りを上昇させてポテンシャルエネルギとしてエネ
ルギを回収し、あるいはフライホイールの慣性回転エネ
ルギとして回収すること等も可能である。その他、いち
いち列挙はしないが、当業者の知識に基づいて種々の変
形,改良を施した態様で本発明を実施することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である高圧処理装置の系統図
である。
【図2】本発明の原理を説明するための図であり、同時
に本発明の一実施例を概略的に示す図でもある。
【図3】上記実施例におけるエネルギの移動を説明する
ためのグラフである。
【図4】本発明の別の実施例である高圧処理装置の要部
を概略的に示す図である。
【図5】本発明の別の実施例である高圧処理装置の要部
を概略的に示す図である。
【図6】本発明のさらに別の実施例である高圧処理装置
の系統図である。
【図7】図6の実施例におけるエネルギの移動を説明す
るためのグラフである。
【図8】本発明のさらに別の実施例で使用される作動装
置を示す系統図である。
【図9】図8の作動装置における容量の変化を示す図で
ある。
【図10】本発明のさらに別の実施例で使用される作動
装置を示す系統図である。
【符号の説明】
10  圧力容器 12  圧力容器 64  リンク装置 76  トグル機構 78  トグル機構 82  カム 84  ローラ 86  シリンダ 88  レバー 110  加圧器 112  加圧器 114  加圧器 116  アキュムレータ 118  ポンプ・モータ 120  ポンプ・モータ 148  コントローラ 150  多段シリンダ 152  多段シリンダ 220  ピストン 222  ピストン 228  シリンダ本体 230  シリンダ本体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  液体を圧縮状態で収容する圧力容器と
    、エネルギを収容するエネルギ収容装置と、前記圧力容
    器からエネルギ収容装置へエネルギを、圧力容器のエネ
    ルギ減少量とエネルギ収容装置のエネルギ増加量との差
    が、エネルギ収容装置が液体を非圧縮状態で収容してい
    る第二の圧力容器であってその第二の圧力容器が前記第
    一の圧力容器に直接連通させられたとした場合における
    第一の圧力容器のエネルギ減少量と第二の圧力容器のエ
    ネルギ増加量との差より小さい状態で移動させるエネル
    ギ移動装置とを含むことを特徴とするエネルギ回収式液
    圧装置。
  2. 【請求項2】  液体を圧縮状態で収容する圧力容器と
    、エネルギを収容するエネルギ収容装置と、前記圧力容
    器内の圧力に基づいて作動する第一作動装置と、その第
    一作動装置により駆動され、前記エネルギ収容装置にエ
    ネルギを供給する第二作動装置と、それら第一作動装置
    と第二作動装置との間に設けられて第一作動装置から第
    二作動装置へ力を伝達するとともに、倍力率が前記圧力
    容器内の圧力が低い状態では高い状態より大きくなる伝
    達装置とを含むことを特徴とするエネルギ回収式液圧装
    置。
  3. 【請求項3】  液体を圧縮状態で収容する圧力容器と
    、エネルギを収容するエネルギ収容装置と、前記圧力容
    器内の圧力に基づいて作動する第一作動装置と、その第
    一作動装置により駆動され、前記エネルギ収容装置にエ
    ネルギを供給する第二作動装置とを含み、前記第一作動
    装置と第二作動装置との少なくとも一方が、前記圧力容
    器内の圧力が低い状態では高い状態に比較して第一作動
    装置の容量が第二作動装置の容量に対して大きくなる向
    きに容量の変化する可変容量式作動装置であることを特
    徴とするエネルギ回収式液圧装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011083741A (ja) * 2009-10-19 2011-04-28 Kyb Co Ltd 海水淡水化装置

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