JPH04274014A - 薄膜磁気ヘッド - Google Patents
薄膜磁気ヘッドInfo
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- JPH04274014A JPH04274014A JP5787391A JP5787391A JPH04274014A JP H04274014 A JPH04274014 A JP H04274014A JP 5787391 A JP5787391 A JP 5787391A JP 5787391 A JP5787391 A JP 5787391A JP H04274014 A JPH04274014 A JP H04274014A
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Landscapes
- Magnetic Heads (AREA)
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スライダの媒体流出方
向の一端側に薄膜磁気変換素子を設けた浮上型の薄膜磁
気ヘッドに関し、スライダを磁性体で構成すると共に、
薄膜磁気変換素子を設けた一端側において、空気ベアリ
ング面の媒体流出方向と交叉する方向に間隔を隔てて2
つの凹部を設け、凹部間のスライダ部分を下部ポール部
とすることにより、下部ポール部を含む下部磁性膜形成
工程を省略でき、しかも加工性、耐摩耗性、摺動性にす
ぐれた低コストのスライダを有する薄膜磁気ヘッドが得
られるようにしたものである。
向の一端側に薄膜磁気変換素子を設けた浮上型の薄膜磁
気ヘッドに関し、スライダを磁性体で構成すると共に、
薄膜磁気変換素子を設けた一端側において、空気ベアリ
ング面の媒体流出方向と交叉する方向に間隔を隔てて2
つの凹部を設け、凹部間のスライダ部分を下部ポール部
とすることにより、下部ポール部を含む下部磁性膜形成
工程を省略でき、しかも加工性、耐摩耗性、摺動性にす
ぐれた低コストのスライダを有する薄膜磁気ヘッドが得
られるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、磁気ディスク装置には、磁気
記録媒体の走行によって生じる動圧を利用して、磁気記
録媒体との間に微小な空気ベアリングによる間隙を保っ
て浮上する薄膜磁気ヘッドが用いられている。その基本
的な構成は、磁気記録媒体と対向する面側に空気ベアリ
ング面を有するスライダの空気流出端部側に薄膜磁気変
換素子を備える構造となっている。図13は米国特許第
4,856,181号明細書等で知られたこの種の薄膜
磁気ヘッドの基本的な構造を示し、セラミック構造体で
なるスライダ1の媒体対向面側に、間隔をおいて2本の
レール部101、102を突設し、レール部101、1
02の表面を高度の平面度を有する空気ベアリング面1
03、104とすると共に、レール部101、102の
空気流出方向aの端部のそれぞれに薄膜磁気変換素子2
を設けてある。
記録媒体の走行によって生じる動圧を利用して、磁気記
録媒体との間に微小な空気ベアリングによる間隙を保っ
て浮上する薄膜磁気ヘッドが用いられている。その基本
的な構成は、磁気記録媒体と対向する面側に空気ベアリ
ング面を有するスライダの空気流出端部側に薄膜磁気変
換素子を備える構造となっている。図13は米国特許第
4,856,181号明細書等で知られたこの種の薄膜
磁気ヘッドの基本的な構造を示し、セラミック構造体で
なるスライダ1の媒体対向面側に、間隔をおいて2本の
レール部101、102を突設し、レール部101、1
02の表面を高度の平面度を有する空気ベアリング面1
03、104とすると共に、レール部101、102の
空気流出方向aの端部のそれぞれに薄膜磁気変換素子2
を設けてある。
【0003】第14図を参照すると、スライダ1は、A
l2O3 −TiC 等で構成される基体部分110に
、Al2O3 等でなる絶縁膜120をスパッタ等の手
段によって付着させた構造となっていて、絶縁膜120
の上に薄膜磁気変換素子2を設けてある。
l2O3 −TiC 等で構成される基体部分110に
、Al2O3 等でなる絶縁膜120をスパッタ等の手
段によって付着させた構造となっていて、絶縁膜120
の上に薄膜磁気変換素子2を設けてある。
【0004】薄膜磁気変換素子2はIC製造テクノロジ
と同様のプロセスにしたがって形成された薄膜素子であ
る。21はパーマロイ等でなる下部磁性膜、22はAl
2O3 等で形成されたギャップ膜、23はパーマロイ
等でなる上部磁性膜、24はコイル、251〜253は
フォトレジスト等で形成された膜間絶縁膜、26はAl
2O3 等の保護膜、27、28はリード導体である。
と同様のプロセスにしたがって形成された薄膜素子であ
る。21はパーマロイ等でなる下部磁性膜、22はAl
2O3 等で形成されたギャップ膜、23はパーマロイ
等でなる上部磁性膜、24はコイル、251〜253は
フォトレジスト等で形成された膜間絶縁膜、26はAl
2O3 等の保護膜、27、28はリード導体である。
【0005】下部磁性膜21及び上部磁性膜23は、先
端部がギャップ膜22を介して対向する下部ポール部2
11及び上部ポール部231となっていて、下部ポール
部211、ギャップ膜22及び上部ポール部231によ
り、変換ギャップを構成している。下部ポール部211
及び上部ポール部231にはヨーク部212、232が
連続しており、ヨーク部212、232は後方の結合部
233において磁気回路を完成するように互いに結合さ
れている。コイル24は結合部233のまわりを渦巻状
にまわるように形成されている。コイル24の両端はリ
ード導体27、28に接続されている。リード導体27
、28は取出電極41、42を形成する領域まで導出さ
れ、その端部に取出電極41、42が形成されている。 取出電極41、42の周りは薄膜磁気変換素子2の全体
を保護する保護膜26によって覆われている。
端部がギャップ膜22を介して対向する下部ポール部2
11及び上部ポール部231となっていて、下部ポール
部211、ギャップ膜22及び上部ポール部231によ
り、変換ギャップを構成している。下部ポール部211
及び上部ポール部231にはヨーク部212、232が
連続しており、ヨーク部212、232は後方の結合部
233において磁気回路を完成するように互いに結合さ
れている。コイル24は結合部233のまわりを渦巻状
にまわるように形成されている。コイル24の両端はリ
ード導体27、28に接続されている。リード導体27
、28は取出電極41、42を形成する領域まで導出さ
れ、その端部に取出電極41、42が形成されている。 取出電極41、42の周りは薄膜磁気変換素子2の全体
を保護する保護膜26によって覆われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の薄膜磁気ヘッドには、次のような問題点がある
。 (A)Al2O3 −TiC 等で構成される基体部分
110に、Al2O3 等でなる絶縁膜120を付着さ
せた後、絶縁膜120の上に、IC製造テクノロジーと
同様のプロセスによって、下部ポール部211を有する
下部磁性膜21を形成しなければならない。このため、
工程数が多くなる。 (B)下部磁性膜21の下部ポール部211及び上部磁
性膜の上部ポール部231のトラック方向幅は、下部磁
性膜21及び上部磁性膜23をフォトリソグラフィによ
って形成する時のパターンニングによって決定されてし
まい、後で変更することができない。このため、トラッ
ク方向幅が所定の値に入っていない場合は、不良品とな
る等、歩留の低下を招く。
た従来の薄膜磁気ヘッドには、次のような問題点がある
。 (A)Al2O3 −TiC 等で構成される基体部分
110に、Al2O3 等でなる絶縁膜120を付着さ
せた後、絶縁膜120の上に、IC製造テクノロジーと
同様のプロセスによって、下部ポール部211を有する
下部磁性膜21を形成しなければならない。このため、
工程数が多くなる。 (B)下部磁性膜21の下部ポール部211及び上部磁
性膜の上部ポール部231のトラック方向幅は、下部磁
性膜21及び上部磁性膜23をフォトリソグラフィによ
って形成する時のパターンニングによって決定されてし
まい、後で変更することができない。このため、トラッ
ク方向幅が所定の値に入っていない場合は、不良品とな
る等、歩留の低下を招く。
【0007】そこで、本発明の課題は、上述する従来の
問題点を解決し、下部ポール部となる下部磁性膜形成工
程を省略でき、しかも加工性、耐摩耗性、摺動性にすぐ
れた低コストのスライダを有する薄膜磁気ヘッドを提供
することである。
問題点を解決し、下部ポール部となる下部磁性膜形成工
程を省略でき、しかも加工性、耐摩耗性、摺動性にすぐ
れた低コストのスライダを有する薄膜磁気ヘッドを提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題解決のため
、本発明は、スライダは、磁性体で構成されており、前
記薄膜磁気変換素子は、前記スライダによる下部磁性体
と、前記下部磁性体と共に磁気回路を構成する上部磁性
膜と、前記下部磁性体及び上部磁性膜の一部として、先
端面が空気ベアリング面に現われるように形成された下
部ポール部及び上部ポール部と、前記下部ポール部及び
前記上部ポール部の間に設けられたギャップ膜と、後方
において前記下部磁性体及び上部磁性膜を結合する結合
部と、前記結合部の周りに渦巻状に形成されたコイルと
を有しており、前記スライダは、前記薄膜磁気変換素子
を設けた一端側に、前記空気ベアリング面の媒体流出方
向と交叉する方向に間隔を隔てて設けられた2つの凹部
を有しており、前記下部ポール部は、前記凹部間のスラ
イダ部分によって形成されていることを特徴とする。
、本発明は、スライダは、磁性体で構成されており、前
記薄膜磁気変換素子は、前記スライダによる下部磁性体
と、前記下部磁性体と共に磁気回路を構成する上部磁性
膜と、前記下部磁性体及び上部磁性膜の一部として、先
端面が空気ベアリング面に現われるように形成された下
部ポール部及び上部ポール部と、前記下部ポール部及び
前記上部ポール部の間に設けられたギャップ膜と、後方
において前記下部磁性体及び上部磁性膜を結合する結合
部と、前記結合部の周りに渦巻状に形成されたコイルと
を有しており、前記スライダは、前記薄膜磁気変換素子
を設けた一端側に、前記空気ベアリング面の媒体流出方
向と交叉する方向に間隔を隔てて設けられた2つの凹部
を有しており、前記下部ポール部は、前記凹部間のスラ
イダ部分によって形成されていることを特徴とする。
【0009】
【作用】スライダは、例えばフェライト等の磁性体で構
成されているから、加工性、耐摩耗性及び摺動性が向上
する。
成されているから、加工性、耐摩耗性及び摺動性が向上
する。
【0010】下部ポール部は、磁性体でなるスライダ部
分によって構成されているから、従来と異なって、下部
ポール部を得るための下部磁性膜形成工程が不要でる。 このため、工程数が減少する。
分によって構成されているから、従来と異なって、下部
ポール部を得るための下部磁性膜形成工程が不要でる。 このため、工程数が減少する。
【0011】しかも、下部ポール部は、空気ベアリング
面の媒体流出方向と交叉する方向に間隔を隔てて形成さ
れた2つの凹部間のスライダ部分によって構成されてい
るから、凹部の位置によって、ポール部のトラック方向
幅を調整し、例えば高密度記録に対応するためのトラッ
ク方向幅の狭幅化等を容易に実現できる。
面の媒体流出方向と交叉する方向に間隔を隔てて形成さ
れた2つの凹部間のスライダ部分によって構成されてい
るから、凹部の位置によって、ポール部のトラック方向
幅を調整し、例えば高密度記録に対応するためのトラッ
ク方向幅の狭幅化等を容易に実現できる。
【0012】
【実施例】図1は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの斜視図
、図2は薄膜磁気変換素子部分の拡大図、図3は同じく
その拡大斜視図、図4は同じく拡大断面図である。図に
おいて、図13〜図14と同一の参照符号は同一性ある
構成部分を示している。5はスライダである。スライダ
5は、その全体が例えばフェライト等の磁性体で構成さ
れている。このため、耐摩耗性及び摺動性が向上する。 図示のスライダ5は、従来と同様に、媒体対向面側に、
間隔をおいて2本のレール部51、52を突設し、レー
ル部51、52の表面を高度の平面度を有する空気ベア
リング面53、54とすると共に、レール部51、52
の空気流出方向aの端部のそれぞれに薄膜磁気変換素子
2を設けてある。
、図2は薄膜磁気変換素子部分の拡大図、図3は同じく
その拡大斜視図、図4は同じく拡大断面図である。図に
おいて、図13〜図14と同一の参照符号は同一性ある
構成部分を示している。5はスライダである。スライダ
5は、その全体が例えばフェライト等の磁性体で構成さ
れている。このため、耐摩耗性及び摺動性が向上する。 図示のスライダ5は、従来と同様に、媒体対向面側に、
間隔をおいて2本のレール部51、52を突設し、レー
ル部51、52の表面を高度の平面度を有する空気ベア
リング面53、54とすると共に、レール部51、52
の空気流出方向aの端部のそれぞれに薄膜磁気変換素子
2を設けてある。
【0013】薄膜磁気変換素子2は、スライダ5による
下部磁性体と、下部磁性体と共に磁気回路を構成する上
部磁性膜23と、下部磁性体及び上部磁性膜23の一部
として、先端面が空気ベアリング面53、54に現われ
るように形成された下部ポール部55及び上部ポール部
231と、下部ポール部55及び上部ポール部231の
間に設けられたギャップ膜22と、後方においてスライ
ダ5で構成された下部磁性体及び上部磁性膜23を結合
する結合部233と、結合部233の周りに渦巻状に形
成されたコイル24とを有している。251〜253は
膜間絶縁膜である。
下部磁性体と、下部磁性体と共に磁気回路を構成する上
部磁性膜23と、下部磁性体及び上部磁性膜23の一部
として、先端面が空気ベアリング面53、54に現われ
るように形成された下部ポール部55及び上部ポール部
231と、下部ポール部55及び上部ポール部231の
間に設けられたギャップ膜22と、後方においてスライ
ダ5で構成された下部磁性体及び上部磁性膜23を結合
する結合部233と、結合部233の周りに渦巻状に形
成されたコイル24とを有している。251〜253は
膜間絶縁膜である。
【0014】スライダ5は、薄膜磁気変換素子2を設け
た一端側に、空気ベアリング面53、54の媒体流出方
向aと交叉する方向に間隔W2を隔てて設けられた2つ
の凹部61、62を有している。図示の凹部61、62
は、幅W1 を有して媒体流出方向aにほぼ平行に延び
る凹溝となっている。下部ポール部55はこの凹部61
ー62間のスライダ部分によって形成されている。上述
のように、下部ポール部55は、磁性体でなるスライダ
部分によって構成されているから、従来と異なって、下
部ポール部を得るための下部磁性膜形成工程が不要でる
。 このため、工程数が減少する。
た一端側に、空気ベアリング面53、54の媒体流出方
向aと交叉する方向に間隔W2を隔てて設けられた2つ
の凹部61、62を有している。図示の凹部61、62
は、幅W1 を有して媒体流出方向aにほぼ平行に延び
る凹溝となっている。下部ポール部55はこの凹部61
ー62間のスライダ部分によって形成されている。上述
のように、下部ポール部55は、磁性体でなるスライダ
部分によって構成されているから、従来と異なって、下
部ポール部を得るための下部磁性膜形成工程が不要でる
。 このため、工程数が減少する。
【0015】しかも、下部ポール部55は、空気ベアリ
ング面53、54の媒体流出方向aと交叉する方向に間
隔 W2 を隔てて形成された2つの凹部61ー62間
のスライダ部分によって構成されているから、凹部61
、62の位置、幅等によって、下部ポール部55のトラ
ック方向幅W2 を調整し、高密度記録に対応するため
のトラック方向幅の狭幅化等を容易に実現できる。
ング面53、54の媒体流出方向aと交叉する方向に間
隔 W2 を隔てて形成された2つの凹部61ー62間
のスライダ部分によって構成されているから、凹部61
、62の位置、幅等によって、下部ポール部55のトラ
ック方向幅W2 を調整し、高密度記録に対応するため
のトラック方向幅の狭幅化等を容易に実現できる。
【0016】凹部61、62の深さd1 は1μm以上
であって、上部ポール部231のスロートハイトTHと
ほぼ同じか、または、それよりも少し大きくなるように
設定する。このような凹部61、62は、マスク及びイ
オンミーリングの併用またはフォーカスド・イオンミー
リング等の手段によって形成できる。
であって、上部ポール部231のスロートハイトTHと
ほぼ同じか、または、それよりも少し大きくなるように
設定する。このような凹部61、62は、マスク及びイ
オンミーリングの併用またはフォーカスド・イオンミー
リング等の手段によって形成できる。
【0017】図示の凹部61、62は、媒体流出方向a
の外端面を構成する保護膜26の表面261に達してい
る。かかる構造であると、媒体摺動時における凹部61
、62の摺動ダスト排出が容易になる。
の外端面を構成する保護膜26の表面261に達してい
る。かかる構造であると、媒体摺動時における凹部61
、62の摺動ダスト排出が容易になる。
【0018】図5は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの他の
実施例を示す部分拡大斜視図である。この実施例では、
凹部61、62は、下部ポール部55のみならず、上部
ポール部231のトラック方向幅W2を設定するように
設けられている。
実施例を示す部分拡大斜視図である。この実施例では、
凹部61、62は、下部ポール部55のみならず、上部
ポール部231のトラック方向幅W2を設定するように
設けられている。
【0019】図6は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの更に
別の実施例を示す部分拡大斜視図である。この実施例で
は、凹部61、62は三方を開口させた段状に形成され
ている。
別の実施例を示す部分拡大斜視図である。この実施例で
は、凹部61、62は三方を開口させた段状に形成され
ている。
【0020】図7は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの更に
別の実施例を示す斜視図である。磁性体で構成されたス
ライダ5は、媒体対向面側の空気ベアリング面56がレ
ール部のない平面となっている。薄膜磁気変換素子2は
1個だけであり、この1個の薄膜磁気変換素子2に対し
て、凹部61、62による下部ポール部55が形成され
ている。
別の実施例を示す斜視図である。磁性体で構成されたス
ライダ5は、媒体対向面側の空気ベアリング面56がレ
ール部のない平面となっている。薄膜磁気変換素子2は
1個だけであり、この1個の薄膜磁気変換素子2に対し
て、凹部61、62による下部ポール部55が形成され
ている。
【0021】図8は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの更に
別の実施例における斜視図を示している。薄膜磁気変換
素子2は磁性体でなるスライダ5の幅方向のほぼ中間部
に配置されている。また、取出電極41、42はスライ
ダ5の幅方向に横並びに配置されている。スライダ5は
薄膜磁気変換素子2を設けた一端側に、空気ベアリング
面56の媒体流出方向aと交叉する方向に間隔を隔てて
設けられた2つの凹部61、62を有しており、下部ポ
ール部55は凹部61ー62間のスライダ部分によって
形成されている。
別の実施例における斜視図を示している。薄膜磁気変換
素子2は磁性体でなるスライダ5の幅方向のほぼ中間部
に配置されている。また、取出電極41、42はスライ
ダ5の幅方向に横並びに配置されている。スライダ5は
薄膜磁気変換素子2を設けた一端側に、空気ベアリング
面56の媒体流出方向aと交叉する方向に間隔を隔てて
設けられた2つの凹部61、62を有しており、下部ポ
ール部55は凹部61ー62間のスライダ部分によって
形成されている。
【0022】図7及び図8の実施例によれば高密度記録
、高速アクセスに適した小型の薄膜磁気ヘッドを実現で
きる。
、高速アクセスに適した小型の薄膜磁気ヘッドを実現で
きる。
【0023】図9は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの更に
別の実施例を示す部分拡大斜視図、図10は同じくその
作用を説明する図である。スライダ5は、ポール部のト
ラック方向幅を定める凹部61、62の外に、上部ポー
ル部231のギャップ膜22とは反対側の端部にかかる
ように設けられた他の凹部63を有する。凹部63の底
面は凹部61、62の底面は一致させてもよい。また、
凹部63は段状ではなく、傾斜面であってもよい。この
ような凹部63は凹部61、62と同様の手段によって
形成できる。図10を参照すると、凹部63を設けた上
部ポール部231の端面は、第1の端面P11と第2の
端面P12とで構成さる。第2の端面P12は変換ギャ
ップGのある方向とは反対側にあって、第1の端面P1
1から後退量d2を持って段差状に後退する。
別の実施例を示す部分拡大斜視図、図10は同じくその
作用を説明する図である。スライダ5は、ポール部のト
ラック方向幅を定める凹部61、62の外に、上部ポー
ル部231のギャップ膜22とは反対側の端部にかかる
ように設けられた他の凹部63を有する。凹部63の底
面は凹部61、62の底面は一致させてもよい。また、
凹部63は段状ではなく、傾斜面であってもよい。この
ような凹部63は凹部61、62と同様の手段によって
形成できる。図10を参照すると、凹部63を設けた上
部ポール部231の端面は、第1の端面P11と第2の
端面P12とで構成さる。第2の端面P12は変換ギャ
ップGのある方向とは反対側にあって、第1の端面P1
1から後退量d2を持って段差状に後退する。
【0024】上述のような構造であると、磁界分布に関
して支配的なポール端面の先端厚みが、第1の端面P1
1の先端厚みT11によって定まる値まで縮小する。こ
のため、磁界分布L2 が鋭化され、媒体M上の磁化分
布L2 が決定される媒体流出端側における磁界強度の
傾斜が急峻になる。
して支配的なポール端面の先端厚みが、第1の端面P1
1の先端厚みT11によって定まる値まで縮小する。こ
のため、磁界分布L2 が鋭化され、媒体M上の磁化分
布L2 が決定される媒体流出端側における磁界強度の
傾斜が急峻になる。
【0025】しかも、再生時には、第1の端面P11と
第2の端面P12とを分ける境界に生じる副パルスが主
パルスと近接した位置で発生する。得られる再生波形は
、主パルスと境界に生じる副パルスとの合成となるから
、副パルスが主パルスの鋭化を助長する方向に作用する
。これらの2つの理由で、再生波形が鋭化され、PW5
0値が小さくなり、高密度記録が可能になる。また、境
界に発生する副パルスが主パルスと合成される結果、再
生波形におけるアンダーシュートが抑制される。再生波
形の鋭化については、図11及び図12の実施例におい
て、更に詳しく説明する。
第2の端面P12とを分ける境界に生じる副パルスが主
パルスと近接した位置で発生する。得られる再生波形は
、主パルスと境界に生じる副パルスとの合成となるから
、副パルスが主パルスの鋭化を助長する方向に作用する
。これらの2つの理由で、再生波形が鋭化され、PW5
0値が小さくなり、高密度記録が可能になる。また、境
界に発生する副パルスが主パルスと合成される結果、再
生波形におけるアンダーシュートが抑制される。再生波
形の鋭化については、図11及び図12の実施例におい
て、更に詳しく説明する。
【0026】図11は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの更
に別の実施例を示す部分拡大斜視図、図12は同じくそ
の作用を説明する図である。スライダ5は、ポール部の
トラック方向幅を定める凹部61、62、上部ポール部
231のギャップ膜22とは反対側の端部にかかるよう
に設けられた凹部63の外に、下部ポール部55のギャ
ップ膜22とは反対側の端部にかかるように設けられた
凹部64を有する。凹部64を設けた下部ポール部55
の端面は、第3の端面P21と第4の端面P22とで構
成されている。第4の端面P22は変換ギャップGのあ
る方向とは反対側にあって、第3の端面P21から後退
量d3 を持って段差状に後退する。
に別の実施例を示す部分拡大斜視図、図12は同じくそ
の作用を説明する図である。スライダ5は、ポール部の
トラック方向幅を定める凹部61、62、上部ポール部
231のギャップ膜22とは反対側の端部にかかるよう
に設けられた凹部63の外に、下部ポール部55のギャ
ップ膜22とは反対側の端部にかかるように設けられた
凹部64を有する。凹部64を設けた下部ポール部55
の端面は、第3の端面P21と第4の端面P22とで構
成されている。第4の端面P22は変換ギャップGのあ
る方向とは反対側にあって、第3の端面P21から後退
量d3 を持って段差状に後退する。
【0027】この実施例の場合は、凹部63の作用に対
し、凹部64の作用も加わるので、磁界分布が一層鋭化
され、媒体上の磁化分布が決定される媒体流出端側にお
ける磁界強度の傾斜が更に急峻になる。
し、凹部64の作用も加わるので、磁界分布が一層鋭化
され、媒体上の磁化分布が決定される媒体流出端側にお
ける磁界強度の傾斜が更に急峻になる。
【0028】しかも、再生時には、凹部63による第1
の端面P11と第2の端面P12とを分ける境界に生じ
る副パルスL12、及び、凹部64による第3の端面P
21と第4の端面P22とを分ける境界に生じる副パル
スL13が主パルスL11と近接した位置で発生する。 得られる再生波形L1 は、主パルスL11と副パルス
L12、 L13との合成となるから、副パルスL12
、L13が主パルスL11の鋭化を助長する方向に作用
する。これらの2つの理由で、再生波形L1 が鋭化さ
れ、PW50値が小さくなり、高密度記録が可能になる
。しかも、境界に発生する副パルスL12、L13が主
パルスL11と合成される結果、再生波形L1 におけ
るアンダーシュートが抑制される。
の端面P11と第2の端面P12とを分ける境界に生じ
る副パルスL12、及び、凹部64による第3の端面P
21と第4の端面P22とを分ける境界に生じる副パル
スL13が主パルスL11と近接した位置で発生する。 得られる再生波形L1 は、主パルスL11と副パルス
L12、 L13との合成となるから、副パルスL12
、L13が主パルスL11の鋭化を助長する方向に作用
する。これらの2つの理由で、再生波形L1 が鋭化さ
れ、PW50値が小さくなり、高密度記録が可能になる
。しかも、境界に発生する副パルスL12、L13が主
パルスL11と合成される結果、再生波形L1 におけ
るアンダーシュートが抑制される。
【0029】図示は省略するが、図1〜図12の実施例
を組合せた変形例が多数存在することは言うまでもない
。
を組合せた変形例が多数存在することは言うまでもない
。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、次
のような効果が得られる。 (a)スライダは、フェライト等の磁性体で構成されて
いるから、加工性、耐摩耗性及び摺動性の高い薄膜磁気
ヘッドを提供できる。 (d)下部ポール部は磁性体でなるスライダ部分によっ
て構成されているから、下部ポール部を得るための下部
磁性膜形成工程が不要で、工程数が少なく、低コストの
製造の容易な薄膜磁気ヘッドを提供できる。 (c)下部ポール部は、空気ベアリング面の媒体流出方
向と交叉する方向に間隔を隔てて形成された2つの凹部
間のスライダ部分によって構成されているから、凹部の
位置によって、ポール部のトラック方向幅を調整し、高
密度記録に対応するためのトラック方向幅の狭幅化等を
容易に実現し得る薄膜磁気ヘッドを提供できる。
のような効果が得られる。 (a)スライダは、フェライト等の磁性体で構成されて
いるから、加工性、耐摩耗性及び摺動性の高い薄膜磁気
ヘッドを提供できる。 (d)下部ポール部は磁性体でなるスライダ部分によっ
て構成されているから、下部ポール部を得るための下部
磁性膜形成工程が不要で、工程数が少なく、低コストの
製造の容易な薄膜磁気ヘッドを提供できる。 (c)下部ポール部は、空気ベアリング面の媒体流出方
向と交叉する方向に間隔を隔てて形成された2つの凹部
間のスライダ部分によって構成されているから、凹部の
位置によって、ポール部のトラック方向幅を調整し、高
密度記録に対応するためのトラック方向幅の狭幅化等を
容易に実現し得る薄膜磁気ヘッドを提供できる。
【図1】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの斜視図である。
【図2】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの薄膜磁気変換素
子部分の拡大図である。
子部分の拡大図である。
【図3】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの磁気変換素子部
分の拡大斜視図である。
分の拡大斜視図である。
【図4】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの拡大断面図であ
る。
る。
【図5】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの他の実施例を示
す部分拡大斜視図である。
す部分拡大斜視図である。
【図6】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの更に別の実施例
を示す部分拡大斜視図である。
を示す部分拡大斜視図である。
【図7】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの更に別の実施例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図8】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの更に別の実施例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図9】図9は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの更に別の
実施例を示す部分拡大斜視図である。
実施例を示す部分拡大斜視図である。
【図10】図9に示した本発明に係る薄膜磁気ヘッドの
作用を説明する図である。
作用を説明する図である。
【図11】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの更に別の実施
例を示す部分拡大斜視図である。
例を示す部分拡大斜視図である。
【図12】図11に示した本発明に係る薄膜磁気ヘッド
の作用を説明する図である。
の作用を説明する図である。
【図13】従来の薄膜磁気ヘッドの斜視図である。
【図14】従来の薄膜磁気ヘッドの磁気変換素子部分の
拡大断面図である。
拡大断面図である。
2 磁気変換素子
22 ギャップ膜23
上部磁性膜231
上部ポール部24
コイル5
スライダ53、54、56
空気ベアリング面55
下部ポール部61、62 凹部
22 ギャップ膜23
上部磁性膜231
上部ポール部24
コイル5
スライダ53、54、56
空気ベアリング面55
下部ポール部61、62 凹部
Claims (6)
- 【請求項1】 スライダと、前記スライダの媒体流出
方向の一端側に設けられた薄膜磁気変換素子とを含む薄
膜磁気ヘッドであって、前記スライダは、磁性体で構成
されており、前記薄膜磁気変換素子は、前記スライダに
よる下部磁性体と、前記下部磁性体と共に磁気回路を構
成する上部磁性膜と、前記下部磁性体及び上部磁性膜の
一部として、先端面が空気ベアリング面に現われるよう
に形成された下部ポール部及び上部ポール部と、前記下
部ポール部及び前記上部ポール部の間に設けられたギャ
ップ膜と、後方において前記下部磁性体及び上部磁性膜
を結合する結合部と、前記結合部の周りに渦巻状に形成
されたコイルとを有しており、前記スライダは、前記薄
膜磁気変換素子を設けた一端側に、前記空気ベアリング
面の媒体流出方向と交叉する方向に間隔を隔てて設けら
れた2つの凹部を有しており、前記下部ポール部は、前
記凹部間のスライダ部分によって形成されていることを
特徴とする薄膜磁気ヘッド。 - 【請求項2】 前記スライダは、フェライトで構成さ
れていることを特徴とする請求項1に記載の薄膜磁気ヘ
ッド。 - 【請求項3】 前記凹部は、媒体流出方向の外端面に
達していることを特徴とする請求項1または2に記載の
薄膜磁気ヘッド。 - 【請求項4】 前記凹部は、前記上部ポール部のトラ
ック方向幅を設定するように設けられていることを特徴
とする請求項1、2または3に記載の薄膜磁気ヘッド。 - 【請求項5】 前記スライダは、前記空気ベアリング
面に、前記上部ポール部の前記ギャップ膜とは反対側の
端部にかかるように設けられた他の凹部を有することを
特徴とする請求項1、2、3または4に記載の薄膜磁気
ヘッド。 - 【請求項6】 前記スライダは、前記空気ベアリング
面に、前記下部ポール部の前記ギャップ膜とは反対側の
端部にかかるように設けられた他の凹部を有することを
特徴とする請求項1、2、3、4または5に記載の薄膜
磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5787391A JPH04274014A (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 薄膜磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5787391A JPH04274014A (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 薄膜磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04274014A true JPH04274014A (ja) | 1992-09-30 |
Family
ID=13068105
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5787391A Withdrawn JPH04274014A (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 薄膜磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04274014A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995004349A1 (en) * | 1993-07-30 | 1995-02-09 | Japan Energy Corporation | Floating magnetic head and production method thereof |
| US5824361A (en) * | 1994-08-05 | 1998-10-20 | Tdk Corporation | Method forming a uniform photoresist film using gas flow |
| US6094805A (en) * | 1995-12-28 | 2000-08-01 | Tdk Corporation | Method for manufacturing magnetic head |
| US6330131B1 (en) * | 1993-09-17 | 2001-12-11 | Read-Rite Corporation | Reduced stiction air bearing slider |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP5787391A patent/JPH04274014A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995004349A1 (en) * | 1993-07-30 | 1995-02-09 | Japan Energy Corporation | Floating magnetic head and production method thereof |
| US6330131B1 (en) * | 1993-09-17 | 2001-12-11 | Read-Rite Corporation | Reduced stiction air bearing slider |
| US5824361A (en) * | 1994-08-05 | 1998-10-20 | Tdk Corporation | Method forming a uniform photoresist film using gas flow |
| US6037007A (en) * | 1994-08-05 | 2000-03-14 | Tdk Corporation | Method of forming a uniform photoresist film using gas flow |
| US6094805A (en) * | 1995-12-28 | 2000-08-01 | Tdk Corporation | Method for manufacturing magnetic head |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980514 |