JPH04274812A - 熱間圧延における鋼帯の冷却制御方法 - Google Patents
熱間圧延における鋼帯の冷却制御方法Info
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- JPH04274812A JPH04274812A JP3034531A JP3453191A JPH04274812A JP H04274812 A JPH04274812 A JP H04274812A JP 3034531 A JP3034531 A JP 3034531A JP 3453191 A JP3453191 A JP 3453191A JP H04274812 A JPH04274812 A JP H04274812A
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- JP
- Japan
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- temperature
- steel strip
- transformation
- cooling
- sampling
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- Control Of Metal Rolling (AREA)
- Control Of Heat Treatment Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱間圧延における鋼帯
の冷却制御方法に関する。
の冷却制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】鋼帯の熱間圧延において、目標値通りで
かつ均一性の高い機械特性を有する製品を製造すること
は重要な課題である。この製品の機械特性は、熱間圧延
は勿論、それに続く冷却過程に大きく影響される。
かつ均一性の高い機械特性を有する製品を製造すること
は重要な課題である。この製品の機械特性は、熱間圧延
は勿論、それに続く冷却過程に大きく影響される。
【0003】たとえば、同じ鋼帯でも仕上圧延後のホッ
トランテーブル最下流の巻取温度が高くなるほど引張り
強さは小さくなり、逆に巻取温度が低くなるほど引張り
強さは大きくなる。また、巻取温度が同じでも、ホット
ランテーブル上の鋼帯の温度履歴によっても機械特性は
変化する。したがって、ホットランテーブル上温度履歴
および巻取温度を適切に制御することが、製品の所要の
機械特性を得る上で重要な課題となっており、このため
従来より種々の制御技術が開発されている。
トランテーブル最下流の巻取温度が高くなるほど引張り
強さは小さくなり、逆に巻取温度が低くなるほど引張り
強さは大きくなる。また、巻取温度が同じでも、ホット
ランテーブル上の鋼帯の温度履歴によっても機械特性は
変化する。したがって、ホットランテーブル上温度履歴
および巻取温度を適切に制御することが、製品の所要の
機械特性を得る上で重要な課題となっており、このため
従来より種々の制御技術が開発されている。
【0004】図3は従来の代表的な水冷装置を示す図で
、その制御方法を図に沿って説明する。まず、仕上圧延
機2の出側で冷却装置4の入側に、温度計5および厚み
計6を設置して鋼帯1の温度および厚みを、また仕上圧
延機2のワークロールの回転数を一定の時間間隔ピッチ
または一定の距離間隔でサンプリング測定する。次いで
、圧延機2の加減速率を測定し、速度パターンを予測し
、サンプリング時の鋼帯1送り速度にもとづいてサンプ
リング点が冷却装置4を通過し、巻取温度計7に到達す
るまでの時間を到達時間予測回路30によって算出する
。
、その制御方法を図に沿って説明する。まず、仕上圧延
機2の出側で冷却装置4の入側に、温度計5および厚み
計6を設置して鋼帯1の温度および厚みを、また仕上圧
延機2のワークロールの回転数を一定の時間間隔ピッチ
または一定の距離間隔でサンプリング測定する。次いで
、圧延機2の加減速率を測定し、速度パターンを予測し
、サンプリング時の鋼帯1送り速度にもとづいてサンプ
リング点が冷却装置4を通過し、巻取温度計7に到達す
るまでの時間を到達時間予測回路30によって算出する
。
【0005】前記のサンプリング温度および厚みならび
に計算予測時間を注水パターン決定回路31に取り込ん
で、サンプリング点が巻取温度計7に到達した時の温度
が目標巻取温度になるように、冷却装置4の各バンクへ
の注水バルブを開閉することにより、鋼帯の冷却を制御
するものである。
に計算予測時間を注水パターン決定回路31に取り込ん
で、サンプリング点が巻取温度計7に到達した時の温度
が目標巻取温度になるように、冷却装置4の各バンクへ
の注水バルブを開閉することにより、鋼帯の冷却を制御
するものである。
【0006】しかしながら、このような従来法では、冷
却ゾーン入口におけるデータサンプリング時点での予測
にもとづく制御であるため、予測外の変動があった場合
には、巻取温度の変動が生じてしまう。たとえば、鋼帯
送り速度は、仕上出口温度を制御するために、意図的に
変動させることもある。
却ゾーン入口におけるデータサンプリング時点での予測
にもとづく制御であるため、予測外の変動があった場合
には、巻取温度の変動が生じてしまう。たとえば、鋼帯
送り速度は、仕上出口温度を制御するために、意図的に
変動させることもある。
【0007】そこで、本出願人は、鋼帯の速度変動が生
じても、ストリップの巻取温度を所望の目標範囲内に制
御することができるストリップの冷却制御方法を特開昭
58−221606号公報において開示している。これ
は、仕上圧延機出口における鋼帯の温度および厚みを一
定の時間または距離間隔毎にサンプリング測定をし、該
サンプリング点をホットランテーブル全域に追跡し、以
後のサンプリング時刻における該サンプリング点のホッ
トランテーブル上の位置および温度を鋼帯速度および各
冷却バンクの注水パターンの実績値とから算出し、該算
出位置および温度により該サンプリング点が巻取温度計
に到達する時点の温度を予測し、該予測巻取温度と目標
巻取温度とに差があれば、所定の優先注水順に従い、該
サンプリング点の位置より下流側にある冷却バンクの注
水パターンを変更するものである。
じても、ストリップの巻取温度を所望の目標範囲内に制
御することができるストリップの冷却制御方法を特開昭
58−221606号公報において開示している。これ
は、仕上圧延機出口における鋼帯の温度および厚みを一
定の時間または距離間隔毎にサンプリング測定をし、該
サンプリング点をホットランテーブル全域に追跡し、以
後のサンプリング時刻における該サンプリング点のホッ
トランテーブル上の位置および温度を鋼帯速度および各
冷却バンクの注水パターンの実績値とから算出し、該算
出位置および温度により該サンプリング点が巻取温度計
に到達する時点の温度を予測し、該予測巻取温度と目標
巻取温度とに差があれば、所定の優先注水順に従い、該
サンプリング点の位置より下流側にある冷却バンクの注
水パターンを変更するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、特開昭5
8−221606号公報記載の方法によれば、鋼帯の速
度変動が予測不能なものであっても、巻取温度を所定値
に制御することができ、冷却制御することが有効である
ことを知見している。
8−221606号公報記載の方法によれば、鋼帯の速
度変動が予測不能なものであっても、巻取温度を所定値
に制御することができ、冷却制御することが有効である
ことを知見している。
【0009】ところで、上記公報により開示された方法
においては、ホットランテーブル上の鋼帯の各サンプリ
ング点の温度をいかに正確に算出できるかが重要な課題
となる。この推定計算における誤差要因としては、水冷
の熱伝達率や材料送り速度等が上げられ、これらが正確
に把握されていることが必要であるが、この他の誤差要
因として、変態発熱の影響が上げられる。
においては、ホットランテーブル上の鋼帯の各サンプリ
ング点の温度をいかに正確に算出できるかが重要な課題
となる。この推定計算における誤差要因としては、水冷
の熱伝達率や材料送り速度等が上げられ、これらが正確
に把握されていることが必要であるが、この他の誤差要
因として、変態発熱の影響が上げられる。
【0010】従来、この変態発熱は温度計算上、図6に
示すように、見掛上の比熱の変化として取り扱われてい
た。なぜなら、変態は温度にのみ依存して起こると考え
られていたからである。
示すように、見掛上の比熱の変化として取り扱われてい
た。なぜなら、変態は温度にのみ依存して起こると考え
られていたからである。
【0011】しかし、実際には、図7に示すように、変
態と鋼帯温度とは相関関係にあって、温度履歴すなわち
温度と時間の関係によって変態開始時期は変わり、また
変態による発熱によって温度履歴は影響を受ける。また
、変態過程は鋼帯化学成分によっても大きく変わってく
る。
態と鋼帯温度とは相関関係にあって、温度履歴すなわち
温度と時間の関係によって変態開始時期は変わり、また
変態による発熱によって温度履歴は影響を受ける。また
、変態過程は鋼帯化学成分によっても大きく変わってく
る。
【0012】そこで、純粋に計算だけで正確に鋼帯温度
を算出しようとすれば、温度の計算と変態の計算の連成
を行わなければならないが、変態過程での計算方法はま
だ確立されておらず、またこの連成計算には膨大な計算
時間を要し、鋼帯送り速度が速く高速応答の要求される
鋼帯の熱間圧延後の冷却制御には適さない。
を算出しようとすれば、温度の計算と変態の計算の連成
を行わなければならないが、変態過程での計算方法はま
だ確立されておらず、またこの連成計算には膨大な計算
時間を要し、鋼帯送り速度が速く高速応答の要求される
鋼帯の熱間圧延後の冷却制御には適さない。
【0013】したがって本発明の主たる目的は、ホット
ランテーブル上で変態率を実測することにより変態発熱
を正確に把握し、鋼帯温度の推定精度を高めることによ
って、ホットランテーブル上鋼帯温度履歴および巻取温
度の制御精度の向上を図り、目標値通りでかつ均一性の
高い機械特性を有する鋼帯の製造を可能とする熱間圧延
における鋼帯の冷却制御方法を提供することにある。
ランテーブル上で変態率を実測することにより変態発熱
を正確に把握し、鋼帯温度の推定精度を高めることによ
って、ホットランテーブル上鋼帯温度履歴および巻取温
度の制御精度の向上を図り、目標値通りでかつ均一性の
高い機械特性を有する鋼帯の製造を可能とする熱間圧延
における鋼帯の冷却制御方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記問題は、仕上圧延機
出口における鋼帯の温度および厚みを一定の時間または
距離間隔毎にサンプリング測定をし、該サンプリング点
をホットランテーブル全域に追跡し、以後のサンプリン
グ時刻における該サンプリング点のホットランテーブル
上の位置および温度を鋼帯速度および各冷却バンクの注
水パターンの実績値とから算出し、該算出位置および温
度により該サンプリング点が巻取温度計に到達する時点
の温度を予測し、該予測巻取温度と目標巻取温度とに差
があれば、所定の優先注水順に従い、該サンプリング点
の位置より下流側にある冷却バンクの注水パターンを変
更する鋼帯の冷却制御方法であって、前記各サンプリン
グ点における鋼帯の温度の算出に際して、前記冷却帯の
ライン方向に間隔を置いて変態率測定装置を複数配設し
、これら各変態率測定装置により実測せられた変態率を
もとに算出された各サンプリング点の変態発熱量を使用
することで解決できる。
出口における鋼帯の温度および厚みを一定の時間または
距離間隔毎にサンプリング測定をし、該サンプリング点
をホットランテーブル全域に追跡し、以後のサンプリン
グ時刻における該サンプリング点のホットランテーブル
上の位置および温度を鋼帯速度および各冷却バンクの注
水パターンの実績値とから算出し、該算出位置および温
度により該サンプリング点が巻取温度計に到達する時点
の温度を予測し、該予測巻取温度と目標巻取温度とに差
があれば、所定の優先注水順に従い、該サンプリング点
の位置より下流側にある冷却バンクの注水パターンを変
更する鋼帯の冷却制御方法であって、前記各サンプリン
グ点における鋼帯の温度の算出に際して、前記冷却帯の
ライン方向に間隔を置いて変態率測定装置を複数配設し
、これら各変態率測定装置により実測せられた変態率を
もとに算出された各サンプリング点の変態発熱量を使用
することで解決できる。
【0015】
【作用】本発明によれば、冷却帯のライン方向に間隔を
置いて配置された複数の変態率測定装置により複数の位
置に関して変態率が実測されることにより、ホットラン
テーブル上の鋼帯の変態状況を正確に把握することがで
きる。さらに、各変態率測定装置により実測せられた変
態率をもとに、各サンプリング点における鋼帯の変態発
熱量を算出し、この変態発熱量を加味した上で時々刻々
の鋼帯温度を計算するものである。そのため、ホットラ
ンテーブル上の鋼帯の各サンプリング点における温度の
推定精度を高めることができ、しかもホットランテーブ
ル上温度履歴および巻取温度を目標値通りに制御できる
ので、均一性の高い機械特性を有する鋼帯を製造するこ
とができる。
置いて配置された複数の変態率測定装置により複数の位
置に関して変態率が実測されることにより、ホットラン
テーブル上の鋼帯の変態状況を正確に把握することがで
きる。さらに、各変態率測定装置により実測せられた変
態率をもとに、各サンプリング点における鋼帯の変態発
熱量を算出し、この変態発熱量を加味した上で時々刻々
の鋼帯温度を計算するものである。そのため、ホットラ
ンテーブル上の鋼帯の各サンプリング点における温度の
推定精度を高めることができ、しかもホットランテーブ
ル上温度履歴および巻取温度を目標値通りに制御できる
ので、均一性の高い機械特性を有する鋼帯を製造するこ
とができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例によりさら
に具体的に説明する。
に具体的に説明する。
【0017】図1に示すように、鋼帯1は仕上圧延機2
を出た後、ホットランテーブルを抜けて巻取機3に巻取
られる。ホットランテーブルに沿って冷却装置4が設け
られ、鋼帯1が冷却水により冷却される。なお、図面上
は、冷却装置4は鋼帯1の上面に対するもののみを示し
てあるが、実際には、鋼帯1の下方位置にも対称な冷却
装置を設けており、鋼帯1の上下面が冷却されるように
なっている。
を出た後、ホットランテーブルを抜けて巻取機3に巻取
られる。ホットランテーブルに沿って冷却装置4が設け
られ、鋼帯1が冷却水により冷却される。なお、図面上
は、冷却装置4は鋼帯1の上面に対するもののみを示し
てあるが、実際には、鋼帯1の下方位置にも対称な冷却
装置を設けており、鋼帯1の上下面が冷却されるように
なっている。
【0018】本発明の冷却制御方法は次の工程で行われ
る。まず、仕上圧延機2の出側で冷却装置4入側に設置
されている仕上温度計5および厚み計6により、鋼帯1
の温度および厚みを、また仕上圧延機2のワークロール
の回転数を一定の時間間隔ピッチまたは一定の距離間隔
でサンプリング測定する。これらの信号は、演算処理装
置8に送られ、この演算処理装置8によりホットランテ
ーブル全域にわたって追跡し、以後のサンプリング時刻
におけるサンプリング点のホットランテーブル上の位置
および温度を、鋼帯速度と冷却装置4の冷却バンクの実
績値から算出する。
る。まず、仕上圧延機2の出側で冷却装置4入側に設置
されている仕上温度計5および厚み計6により、鋼帯1
の温度および厚みを、また仕上圧延機2のワークロール
の回転数を一定の時間間隔ピッチまたは一定の距離間隔
でサンプリング測定する。これらの信号は、演算処理装
置8に送られ、この演算処理装置8によりホットランテ
ーブル全域にわたって追跡し、以後のサンプリング時刻
におけるサンプリング点のホットランテーブル上の位置
および温度を、鋼帯速度と冷却装置4の冷却バンクの実
績値から算出する。
【0019】上記温度計算において、従来は変態発熱の
影響が考慮されていなかったために、正確な温度計算が
なされていなかった。そこで本発明によれば、ホットラ
ンテーブル上の鋼帯1の変態状況を正確に把握するため
に、変態率を実測するものである。変態率の実測に当た
っては、たとえば図4に示す変態率測定装置9を用いる
ことができる。
影響が考慮されていなかったために、正確な温度計算が
なされていなかった。そこで本発明によれば、ホットラ
ンテーブル上の鋼帯1の変態状況を正確に把握するため
に、変態率を実測するものである。変態率の実測に当た
っては、たとえば図4に示す変態率測定装置9を用いる
ことができる。
【0020】変態率測定装置9は、図4のように、ホッ
トランテーブル下部(テーブルローラーの間)で鋼帯1
の巾方向に励磁コイルE1−E3および検出コイルP1
−P3を配置する。このとき、励磁コイルE1−E3は
交流で励磁されている。そして磁気変態点(TC)以下
の温度域で各相の磁気特性が異なる(α相;強磁性、γ
相;非磁性)ことを利用して、磁気特性の変化を磁速分
布の変化として検出し、変態率を測定するものである。 このような変態率方法では水冷ゾーン中でも測定が可能
である。このような変態率計を、図1のようにホットラ
ンテーブル上でちょうどサンプリング点の位置に一致す
るようにN個配置し、その信号を演算処理装置8に入力
する。
トランテーブル下部(テーブルローラーの間)で鋼帯1
の巾方向に励磁コイルE1−E3および検出コイルP1
−P3を配置する。このとき、励磁コイルE1−E3は
交流で励磁されている。そして磁気変態点(TC)以下
の温度域で各相の磁気特性が異なる(α相;強磁性、γ
相;非磁性)ことを利用して、磁気特性の変化を磁速分
布の変化として検出し、変態率を測定するものである。 このような変態率方法では水冷ゾーン中でも測定が可能
である。このような変態率計を、図1のようにホットラ
ンテーブル上でちょうどサンプリング点の位置に一致す
るようにN個配置し、その信号を演算処理装置8に入力
する。
【0021】鋼帯温度の算出に際しては、板厚方向1次
元の熱伝導モデルを用い、以下熱伝導方式によって与え
られる。ここでSは変態による発熱量(kcal/m3
h)である。
元の熱伝導モデルを用い、以下熱伝導方式によって与え
られる。ここでSは変態による発熱量(kcal/m3
h)である。
【0022】
cρ(∂T/∂t)=∂(k・∂T/∂x)/∂x
+S……(1)ただし、 T;鋼帯温度( °K)
t;時間(h)x;板厚方向位置(m)
c;比熱(kcal/kg℃)ρ;密度(
kg/m3) k;熱
伝導率(kcal/mh℃) ここで、鋼帯表面の境
界条件は空冷時および水冷時以下のように与えられる。 空冷時 −K(∂T/∂x)=σε(Ts 4 −T
A 4 )……(2)水冷時 −K(∂T/∂x)=
hW (TS −TW )……(3)ただし、 Ts ;鋼帯表面温度(°K) TW
;水温(°K)TA ;雰囲気温度(°K)
ε;輻射率σ;Stefan−Boltzm
annの定数 hW ;水冷の熱伝導率
(kcal/m2 h℃)上式に基づいて有限差分法ま
たは解析解の近似式を用いて鋼帯温度を計算する。この
際、変態発熱は変態率の変化率の変態潜熱により次のよ
うに与えられる。 S=δ・(∂V/∂t) ただし、 V;変態率(−) δ;変態潜熱(kcal/m3) 実際の計算に当たっては、変態発熱項は実測変態率を基
に以下のように与えられる。 Si,j =δ・(Vi,j −Vi,j−1)/
(tj −tj−1)……(4)ただし、 Si,j ;サンプリング点iのサンプリング時刻tj
−1 〜tj 間における変態発熱量。 Vi,j ;サンプリング点iのサンプリング時刻tj
における実測変態率。 tj ;先端部仕上圧延出口温度通過からj番目のサン
プリング測定時刻。 なお、上記において、鋼帯1のサンプリング測定は先端
部が仕上出口温度計5を通過した時点を第1回目として
、定長(ΔL)間隔で行われる。したがって、サンプリ
ング時刻はt1,t2,t3 …,t j…となる。ま
た、サンプリング点iとは鋼帯1先端部よりΔL(i−
1)の距離である。
+S……(1)ただし、 T;鋼帯温度( °K)
t;時間(h)x;板厚方向位置(m)
c;比熱(kcal/kg℃)ρ;密度(
kg/m3) k;熱
伝導率(kcal/mh℃) ここで、鋼帯表面の境
界条件は空冷時および水冷時以下のように与えられる。 空冷時 −K(∂T/∂x)=σε(Ts 4 −T
A 4 )……(2)水冷時 −K(∂T/∂x)=
hW (TS −TW )……(3)ただし、 Ts ;鋼帯表面温度(°K) TW
;水温(°K)TA ;雰囲気温度(°K)
ε;輻射率σ;Stefan−Boltzm
annの定数 hW ;水冷の熱伝導率
(kcal/m2 h℃)上式に基づいて有限差分法ま
たは解析解の近似式を用いて鋼帯温度を計算する。この
際、変態発熱は変態率の変化率の変態潜熱により次のよ
うに与えられる。 S=δ・(∂V/∂t) ただし、 V;変態率(−) δ;変態潜熱(kcal/m3) 実際の計算に当たっては、変態発熱項は実測変態率を基
に以下のように与えられる。 Si,j =δ・(Vi,j −Vi,j−1)/
(tj −tj−1)……(4)ただし、 Si,j ;サンプリング点iのサンプリング時刻tj
−1 〜tj 間における変態発熱量。 Vi,j ;サンプリング点iのサンプリング時刻tj
における実測変態率。 tj ;先端部仕上圧延出口温度通過からj番目のサン
プリング測定時刻。 なお、上記において、鋼帯1のサンプリング測定は先端
部が仕上出口温度計5を通過した時点を第1回目として
、定長(ΔL)間隔で行われる。したがって、サンプリ
ング時刻はt1,t2,t3 …,t j…となる。ま
た、サンプリング点iとは鋼帯1先端部よりΔL(i−
1)の距離である。
【0023】次に、この算出位置および温度により、こ
のサンプリング点が巻取温度計7に到達する時点の温度
を予測し、この予測巻取温度と目標巻取温度とに差があ
れば、所定の優先注水順に従い、目標巻取温度になるよ
うに、予定注水パターンを変更する。
のサンプリング点が巻取温度計7に到達する時点の温度
を予測し、この予測巻取温度と目標巻取温度とに差があ
れば、所定の優先注水順に従い、目標巻取温度になるよ
うに、予定注水パターンを変更する。
【0024】このように決定された注水パターンにした
がって、冷却装置4の各水冷バンクを開閉制御する。冷
却装置4の全長は約100〜150mで上下それぞれ2
0個程度のバンクに分割され、演算処理装置8からの信
号により各バンクへの注水バルブを開閉することにより
、鋼帯1の温度を制御するのもである。
がって、冷却装置4の各水冷バンクを開閉制御する。冷
却装置4の全長は約100〜150mで上下それぞれ2
0個程度のバンクに分割され、演算処理装置8からの信
号により各バンクへの注水バルブを開閉することにより
、鋼帯1の温度を制御するのもである。
【0025】なお、上記の方法は全サンプリング点につ
いて実施された後、順次巻取機3に巻取られる。
いて実施された後、順次巻取機3に巻取られる。
【0026】(実験例)このような本発明に係る方法に
よる鋼帯温度の算出結果の変化を図4に、また変態率の
実測値の変化を図5に示した。
よる鋼帯温度の算出結果の変化を図4に、また変態率の
実測値の変化を図5に示した。
【0027】図4および図5に示すX領域は、ホットラ
ンテーブル上の同じ範囲でのもので、図5の変態率の上
昇に伴って、図4の鋼帯温度の低下が横這い状態となっ
ており、変態率の上昇が終わると、再び鋼帯温度は一定
に低下していることが確認できる。
ンテーブル上の同じ範囲でのもので、図5の変態率の上
昇に伴って、図4の鋼帯温度の低下が横這い状態となっ
ており、変態率の上昇が終わると、再び鋼帯温度は一定
に低下していることが確認できる。
【0028】これは、X領域が変態過程を表したもので
、変態開始により変態率が上昇し、温度履歴は変態によ
る発熱によって影響を受けている。
、変態開始により変態率が上昇し、温度履歴は変態によ
る発熱によって影響を受けている。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、精度よく
鋼帯温度を算出することができるので、ホットランテー
ブル上温度履歴および巻取温度を目標通りに制御でき、
均一な機械特性を有する鋼帯を製造することができる。
鋼帯温度を算出することができるので、ホットランテー
ブル上温度履歴および巻取温度を目標通りに制御でき、
均一な機械特性を有する鋼帯を製造することができる。
【図1】本発明の冷却制御方法実施のための制御系の概
要図である。
要図である。
【図2】本実施例に用いる変態率測定装置を示す側面図
である。
である。
【図3】従来の冷却制御方法実施のための設備の概略図
である。
である。
【図4】本実施例における鋼帯温度の算出結果の変化を
示す図である。
示す図である。
【図5】本実施例における変態率の実測値の変化を示す
図である。
図である。
【図6】変態発熱における見掛比熱の変化を示す図であ
る。
る。
【図7】連続冷却変態(CCT線図)である。
1 鋼帯
2 仕上圧延機
3 巻取機
4 冷却装置
5 仕上温度計
7 巻取温度計
8 演算処理装置
9 変態率測定装置
Claims (1)
- 【請求項1】 仕上圧延機出口における鋼帯の温度お
よび厚みを一定の時間または距離間隔毎にサンプリング
測定をし、該サンプリング点をホットランテーブル全域
に追跡し、以後のサンプリング時刻における該サンプリ
ング点のホットランテーブル上の位置および温度を鋼帯
速度および各冷却バンクの注水パターンの実績値とから
算出し、該算出位置および温度により該サンプリング点
が巻取温度計に到達する時点の温度を予測し、該予測巻
取温度と目標巻取温度とに差があれば、所定の優先注水
順に従い、該サンプリング点の位置より下流側にある冷
却バンクの注水パターンを変更する鋼帯の冷却制御方法
であって、前記各サンプリング点における鋼帯の温度の
算出に際して、前記冷却帯のライン方向に間隔を置いて
変態率測定装置を複数配設し、これら各変態率測定装置
により実測せられた変態率をもとに算出された各サンプ
リング点の変態発熱量を使用することを特徴とする熱間
圧延における鋼帯の冷却制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3034531A JPH04274812A (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 熱間圧延における鋼帯の冷却制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3034531A JPH04274812A (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 熱間圧延における鋼帯の冷却制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04274812A true JPH04274812A (ja) | 1992-09-30 |
Family
ID=12416859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3034531A Pending JPH04274812A (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 熱間圧延における鋼帯の冷却制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04274812A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100880961B1 (ko) * | 2005-01-11 | 2009-02-03 | 신닛뽄세이테쯔 카부시키카이샤 | 강판의 냉각 제어 방법 |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP3034531A patent/JPH04274812A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100880961B1 (ko) * | 2005-01-11 | 2009-02-03 | 신닛뽄세이테쯔 카부시키카이샤 | 강판의 냉각 제어 방법 |
| EP2290112A1 (en) | 2005-01-11 | 2011-03-02 | Nippon Steel Corporation | Method for controlling cooling of steel sheet |
| US7938917B2 (en) | 2005-01-11 | 2011-05-10 | Nippon Steel Corporation | Method for controlling cooling of steel sheet |
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