JPH04276287A - 鳩目穴かがりミシン - Google Patents
鳩目穴かがりミシンInfo
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- JPH04276287A JPH04276287A JP5789791A JP5789791A JPH04276287A JP H04276287 A JPH04276287 A JP H04276287A JP 5789791 A JP5789791 A JP 5789791A JP 5789791 A JP5789791 A JP 5789791A JP H04276287 A JPH04276287 A JP H04276287A
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 38
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 27
- 238000012937 correction Methods 0.000 abstract description 78
- 230000008859 change Effects 0.000 abstract description 7
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 14
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 1
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- 238000009964 serging Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送り台上にセットされ
た加工布に対し、該加工布に形成された鳩目状の穴の周
囲に放射状にかがり縫いを施す鳩目穴かがりミシンに関
する。
た加工布に対し、該加工布に形成された鳩目状の穴の周
囲に放射状にかがり縫いを施す鳩目穴かがりミシンに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、図9に示すように、加工布1に形
成された鳩目部2aとこれに連続する直線穴部2bとか
らなる穴2(以下これを鳩目穴2という)に対し、例え
ば矢印A,B,Cで示すように、直線穴部2bの右側,
鳩目部2aの周囲,直線穴部2bの左側の順にて、一連
のかがり縫い3を自動的に実行する鳩目穴かがりミシン
が供されてきている。
成された鳩目部2aとこれに連続する直線穴部2bとか
らなる穴2(以下これを鳩目穴2という)に対し、例え
ば矢印A,B,Cで示すように、直線穴部2bの右側,
鳩目部2aの周囲,直線穴部2bの左側の順にて、一連
のかがり縫い3を自動的に実行する鳩目穴かがりミシン
が供されてきている。
【0003】かかる鳩目穴かがりミシンは、図8に示す
ように、ベッド部5の上方部に、縫い針7を有する針棒
8を備えるアーム部6を一体的に有し、前記ベッド部5
内に、前記針棒8に対向して図示しないルーパー等を備
えるルーパー土台17を有している。前記針棒8及びル
ーパーは、ミシンモータなどからなる駆動機構により同
期駆動されるようになっており、また、このとき針棒8
は所定の針振り幅Lにて左右に揺動するようになってい
る。一方、ベッド部5の上面部には、X軸用,Y軸用の
2個のパルスモータなどからなる送り機構によりX軸及
びY軸方向(図9参照)に送り移動される送り台25が
設けられており、前記加工布1はこの送り台25上に裏
面を上にしてセットされるようになっている。
ように、ベッド部5の上方部に、縫い針7を有する針棒
8を備えるアーム部6を一体的に有し、前記ベッド部5
内に、前記針棒8に対向して図示しないルーパー等を備
えるルーパー土台17を有している。前記針棒8及びル
ーパーは、ミシンモータなどからなる駆動機構により同
期駆動されるようになっており、また、このとき針棒8
は所定の針振り幅Lにて左右に揺動するようになってい
る。一方、ベッド部5の上面部には、X軸用,Y軸用の
2個のパルスモータなどからなる送り機構によりX軸及
びY軸方向(図9参照)に送り移動される送り台25が
設けられており、前記加工布1はこの送り台25上に裏
面を上にしてセットされるようになっている。
【0004】これにて、駆動機構により針棒8が揺動し
ながら上下駆動されると共にそれと同期してルーパーが
駆動されつつ、送り機構により前記送り台25が針棒8
の上昇時に所定の送り量づつ移動されて加工布1にかが
り縫い3が施されるのである。また、このとき、鳩目部
2aの上半部の半円形部分を縫うときには、ルーパー土
台17及び針棒8は、θ軸用パルスモータ19及びギア
機構20からなる回動機構21により、上面から見て反
時計回り方向に所定角度づつ一体的に回動され、以て鳩
目部2aの周囲には放射状に縫目が形成されるようにな
っている。
ながら上下駆動されると共にそれと同期してルーパーが
駆動されつつ、送り機構により前記送り台25が針棒8
の上昇時に所定の送り量づつ移動されて加工布1にかが
り縫い3が施されるのである。また、このとき、鳩目部
2aの上半部の半円形部分を縫うときには、ルーパー土
台17及び針棒8は、θ軸用パルスモータ19及びギア
機構20からなる回動機構21により、上面から見て反
時計回り方向に所定角度づつ一体的に回動され、以て鳩
目部2aの周囲には放射状に縫目が形成されるようにな
っている。
【0005】前記駆動機構(ミシンモータ)並びに送り
機構(2個のパルスモータ)及びθ軸用パルスモータ1
9は、CPU,メモリなどからなる制御装置により、鳩
目穴2の形状(鳩目部2aの大きさや直線穴部2bの長
さ)に応じて予めメモリに記憶されている縫目データに
基づいて動作制御されるようになっている。この縫目デ
ータは、一針ごとの送り台25のX軸方向送り量,Y軸
方向送り量,ルーパー土台17及び針棒8の回動角度θ
を指示した単位データの集合からなり、制御装置は、こ
の縫目データを1単位データづつ順次読出して送り機構
(パルスモータ)及びθ軸用パルスモータ19の通電制
御を行うものである。
機構(2個のパルスモータ)及びθ軸用パルスモータ1
9は、CPU,メモリなどからなる制御装置により、鳩
目穴2の形状(鳩目部2aの大きさや直線穴部2bの長
さ)に応じて予めメモリに記憶されている縫目データに
基づいて動作制御されるようになっている。この縫目デ
ータは、一針ごとの送り台25のX軸方向送り量,Y軸
方向送り量,ルーパー土台17及び針棒8の回動角度θ
を指示した単位データの集合からなり、制御装置は、こ
の縫目データを1単位データづつ順次読出して送り機構
(パルスモータ)及びθ軸用パルスモータ19の通電制
御を行うものである。
【0006】従って、この場合、直線穴部2bの左右部
位にあっては、回動角度θ及びX軸方向送り量は常に0
で、一針おきにY軸方向に送り台25を一定の送り量a
だけ送るように縫目データが設定されている。そして、
鳩目部2aの下半部を縫うときには、一針ごとに送り台
25をX軸方向及びY軸方向に所定の送り量だけ送るよ
うに縫目データが設定され、さらに、鳩目部2aの上半
部の半円形部分を縫うときには、一針ごとに送り台25
をX軸方向及びY軸方向に所定の送り量だけ送ると共に
、一針おきに内側の針落ち点を基準として所定の回動角
度θだけルーパー土台17及び針棒8を反時計回り方向
に回動するように縫目データは設定されているのである
。
位にあっては、回動角度θ及びX軸方向送り量は常に0
で、一針おきにY軸方向に送り台25を一定の送り量a
だけ送るように縫目データが設定されている。そして、
鳩目部2aの下半部を縫うときには、一針ごとに送り台
25をX軸方向及びY軸方向に所定の送り量だけ送るよ
うに縫目データが設定され、さらに、鳩目部2aの上半
部の半円形部分を縫うときには、一針ごとに送り台25
をX軸方向及びY軸方向に所定の送り量だけ送ると共に
、一針おきに内側の針落ち点を基準として所定の回動角
度θだけルーパー土台17及び針棒8を反時計回り方向
に回動するように縫目データは設定されているのである
。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
鳩目穴かがりミシンでは、各形状の鳩目穴2について縫
目データが固定的であって1種類の縫目しか形成するこ
とができなかった。これに対し、近年、例えば加工布1
の材質や種類により異なった形状の縫目の方が望ましい
などといった事情や縫目外観についての使用者の嗜好の
多様化などにより、鳩目部2aの周囲部分における縫目
の形状を変更することができるようなものが要望されて
きている。
鳩目穴かがりミシンでは、各形状の鳩目穴2について縫
目データが固定的であって1種類の縫目しか形成するこ
とができなかった。これに対し、近年、例えば加工布1
の材質や種類により異なった形状の縫目の方が望ましい
などといった事情や縫目外観についての使用者の嗜好の
多様化などにより、鳩目部2aの周囲部分における縫目
の形状を変更することができるようなものが要望されて
きている。
【0008】そこで、近年では、鳩目部2aの周囲部分
の針数を使用者が選択することができるようにしたもの
が考えられている。このものでは、縫目データはその針
数毎に各1個づつ用意されてメモリに記憶されており、
使用者が操作パネルのスイッチを操作することにより所
望の針数を指定すると、複数ある縫目データの中から指
定された針数に対応した縫目データが読出されて縫製作
業が実行されるようになっている。
の針数を使用者が選択することができるようにしたもの
が考えられている。このものでは、縫目データはその針
数毎に各1個づつ用意されてメモリに記憶されており、
使用者が操作パネルのスイッチを操作することにより所
望の針数を指定すると、複数ある縫目データの中から指
定された針数に対応した縫目データが読出されて縫製作
業が実行されるようになっている。
【0009】これにより、どうにか使用者の所望に応じ
て鳩目部2a周囲の針数(縫目の密度)だけは変更する
ことができるようになる。ところが、やはり、各針数に
ついて固定的な1種類の縫目データにより縫製作業が行
われるものであるから、具体的な縫目形状について使用
者が所望するものに自由に変更するといったことは不可
能であった。
て鳩目部2a周囲の針数(縫目の密度)だけは変更する
ことができるようになる。ところが、やはり、各針数に
ついて固定的な1種類の縫目データにより縫製作業が行
われるものであるから、具体的な縫目形状について使用
者が所望するものに自由に変更するといったことは不可
能であった。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
、その目的は、使用者が所望する縫目形状にて鳩目部周
囲のかがり縫いを実行することができる鳩目穴かがりミ
シンを提供するにある。
、その目的は、使用者が所望する縫目形状にて鳩目部周
囲のかがり縫いを実行することができる鳩目穴かがりミ
シンを提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の鳩目穴かがりミ
シンは、送り台上にセットされた加工布に対し、該加工
布に形成された鳩目状の穴の周囲に放射状にかがり縫い
を施すものであって、縫い針とルーパーとの協働により
前記加工布に縫目を形成する縫目形成動作を繰返すよう
に針棒及び前記ルーパーを同期駆動させる駆動機構と、
前記送り台を前記針棒の上昇時に送り移動させる送り機
構と、前記ルーパーが設けられたルーパー土台及び針棒
を回動させる回動機構と、加工布に形成されるかがり縫
いの縫目形状を修正する態様の種類を選択するための入
力手段と、この入力手段の入力に基づいて縫目形状を修
正して前記駆動機構及び送り機構並びに回動機構を制御
する制御装置とを具備したところに特徴を有するもので
ある。
シンは、送り台上にセットされた加工布に対し、該加工
布に形成された鳩目状の穴の周囲に放射状にかがり縫い
を施すものであって、縫い針とルーパーとの協働により
前記加工布に縫目を形成する縫目形成動作を繰返すよう
に針棒及び前記ルーパーを同期駆動させる駆動機構と、
前記送り台を前記針棒の上昇時に送り移動させる送り機
構と、前記ルーパーが設けられたルーパー土台及び針棒
を回動させる回動機構と、加工布に形成されるかがり縫
いの縫目形状を修正する態様の種類を選択するための入
力手段と、この入力手段の入力に基づいて縫目形状を修
正して前記駆動機構及び送り機構並びに回動機構を制御
する制御装置とを具備したところに特徴を有するもので
ある。
【0012】
【作用】上記手段によれば、かがり縫いを実行させるに
あたり、使用者は、入力手段により、加工布に形成され
るかがり縫いの縫目形状について、その形状を修正する
態様の種類を選択することができる。そして、制御装置
は、前記入力手段により入力された修正態様の種類に基
づいて、駆動機構及び送り機構並びに回動機構を制御し
、これにて、鳩目状の穴の周囲に選択された修正態様の
種類に応じて修正された形状のかがり縫いが施される。 従って、使用者は入力手段により縫目形状の修正態様を
選択するという簡単な作業を行うだけで、所望に応じた
縫目形状のかがり縫いを実行させることができる。
あたり、使用者は、入力手段により、加工布に形成され
るかがり縫いの縫目形状について、その形状を修正する
態様の種類を選択することができる。そして、制御装置
は、前記入力手段により入力された修正態様の種類に基
づいて、駆動機構及び送り機構並びに回動機構を制御し
、これにて、鳩目状の穴の周囲に選択された修正態様の
種類に応じて修正された形状のかがり縫いが施される。 従って、使用者は入力手段により縫目形状の修正態様を
選択するという簡単な作業を行うだけで、所望に応じた
縫目形状のかがり縫いを実行させることができる。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
て説明する。まず、図3及び図8に基づいて鳩目穴かが
りミシンの全体構成について簡単に述べるに、ミシン本
体4は、略矩形箱状をなすベッド部5に、その奥方部上
部から前方に連続して延びるアーム部6を一体的に有し
て構成されている。そして、このアーム部6の先端部下
部には縫い針7を備えた針棒8が設けられている。
て説明する。まず、図3及び図8に基づいて鳩目穴かが
りミシンの全体構成について簡単に述べるに、ミシン本
体4は、略矩形箱状をなすベッド部5に、その奥方部上
部から前方に連続して延びるアーム部6を一体的に有し
て構成されている。そして、このアーム部6の先端部下
部には縫い針7を備えた針棒8が設けられている。
【0014】このミシン本体4は、ミシンテーブル9上
に載置された状態に設けられ、このミシンテーブル9に
は、図3に示すように、後述する駆動機構の駆動源とな
るミシンモータ10、後述するような操作パネル11、
足踏み式の起動・停止スイッチ12などが設けられ、さ
らに、これも後述するが各機構の動作を制御するCPU
13,ROM14,RAM15等からなる制御装置16
が設けられている。
に載置された状態に設けられ、このミシンテーブル9に
は、図3に示すように、後述する駆動機構の駆動源とな
るミシンモータ10、後述するような操作パネル11、
足踏み式の起動・停止スイッチ12などが設けられ、さ
らに、これも後述するが各機構の動作を制御するCPU
13,ROM14,RAM15等からなる制御装置16
が設けられている。
【0015】前記アーム部6に設けられた針棒8は、詳
しく図示はしないが、前記ミシンモータ10の駆動によ
り回転される主軸18の回転力がカム機構により伝達さ
れ、所定幅Lにて左右に揺動しながら上下駆動されるよ
うになっている。また、前記ベッド部5には針棒8に対
向して2個のルーパー(図示せず)を備えたルーパー土
台17が設けられ、前記主軸18の回転が図示しないカ
ム機構を介してルーパーにも伝達され、該ルーパーが前
記針棒8の上下動と同期して駆動されるようになってい
る。これにて、ミシンモータ10,主軸18,カム機構
等から本発明にいう駆動機構が構成されている。
しく図示はしないが、前記ミシンモータ10の駆動によ
り回転される主軸18の回転力がカム機構により伝達さ
れ、所定幅Lにて左右に揺動しながら上下駆動されるよ
うになっている。また、前記ベッド部5には針棒8に対
向して2個のルーパー(図示せず)を備えたルーパー土
台17が設けられ、前記主軸18の回転が図示しないカ
ム機構を介してルーパーにも伝達され、該ルーパーが前
記針棒8の上下動と同期して駆動されるようになってい
る。これにて、ミシンモータ10,主軸18,カム機構
等から本発明にいう駆動機構が構成されている。
【0016】また、前記針棒8及びルーパー土台17は
、ベッド部4内に設けられたθ軸用パルスモータ19及
びギア機構20からなる回動機構22により、夫々水平
方向に一体的に回動されるようになっている。この場合
、θ軸用パルスモータ19に対するパルス制御により、
針棒8及びルーパー土台17は角度1.8度を最小単位
として回動されるようになっている。
、ベッド部4内に設けられたθ軸用パルスモータ19及
びギア機構20からなる回動機構22により、夫々水平
方向に一体的に回動されるようになっている。この場合
、θ軸用パルスモータ19に対するパルス制御により、
針棒8及びルーパー土台17は角度1.8度を最小単位
として回動されるようになっている。
【0017】前記ベッド部5には、前記ルーパー土台1
7の奥方側に位置して下メス22が交換可能に取付けら
れていると共に、この下メス22に対し上方より接離す
る上メス23が夫々交換可能に設けられている。前記上
メス23はベッド部5内に設けられたエアシリンダなど
からなる上メス駆動機構24(図3参照)により駆動さ
れ、前記下メス22との協働により、図9に示すように
、加工布1に鳩目部2aとこれに連なる直線穴部2bと
からなる鳩目穴2を形成するようになっている。尚、本
実施例ではこの鳩目穴2に対し、縫い始め部分に流れ閂
縫いを有したかがり縫い3を実行するようになっている
。
7の奥方側に位置して下メス22が交換可能に取付けら
れていると共に、この下メス22に対し上方より接離す
る上メス23が夫々交換可能に設けられている。前記上
メス23はベッド部5内に設けられたエアシリンダなど
からなる上メス駆動機構24(図3参照)により駆動さ
れ、前記下メス22との協働により、図9に示すように
、加工布1に鳩目部2aとこれに連なる直線穴部2bと
からなる鳩目穴2を形成するようになっている。尚、本
実施例ではこの鳩目穴2に対し、縫い始め部分に流れ閂
縫いを有したかがり縫い3を実行するようになっている
。
【0018】そして、ベッド部5の上面部には加工布1
がセットされる送り台25が設けられている。この送り
台25は、全体として薄形の矩形箱状をなし、詳しく図
示はしないが、その下面、並びに上面のうち前記ルーパ
ー土台17及び下メス22に対応する所定部位が開放さ
れている。また、この送り台25の上面には、加工布1
を鳩目穴2の左右の部位にて押さえるための図示しない
布押えが設けられている。そして、この送り台25は、
詳しく図示はしないが、ベッド部5内に設けられたX軸
用パルスモータ26及びY軸用パルスモータ27などか
らなる送り機構28(図3参照)により、X軸方向(左
右方向)及びY軸方向(前後方向)に水平移動されるよ
うになっている。尚、本実施例では、送り台25は、X
軸,Y軸方向共に0.2mmを最小の単位として移動す
るようになっている。
がセットされる送り台25が設けられている。この送り
台25は、全体として薄形の矩形箱状をなし、詳しく図
示はしないが、その下面、並びに上面のうち前記ルーパ
ー土台17及び下メス22に対応する所定部位が開放さ
れている。また、この送り台25の上面には、加工布1
を鳩目穴2の左右の部位にて押さえるための図示しない
布押えが設けられている。そして、この送り台25は、
詳しく図示はしないが、ベッド部5内に設けられたX軸
用パルスモータ26及びY軸用パルスモータ27などか
らなる送り機構28(図3参照)により、X軸方向(左
右方向)及びY軸方向(前後方向)に水平移動されるよ
うになっている。尚、本実施例では、送り台25は、X
軸,Y軸方向共に0.2mmを最小の単位として移動す
るようになっている。
【0019】前記操作パネル11には、図示はしないが
、モード選択スイッチ、メス方式選択スイッチ、縫い速
度調整つまみなどが設けられていると共に、使用者が、
穴2の形状,並びに図9に示す直線穴部2bの縫目ピッ
チa,縫い長さb(直線穴部2bの長さ寸法)及び流れ
閂の長さcを指定し、さらに鳩目部2aに対する針数d
を指定するための操作スイッチが設けられている。 そして、それに加えて図4に示すような縫目形状修正部
11aが設けられている。
、モード選択スイッチ、メス方式選択スイッチ、縫い速
度調整つまみなどが設けられていると共に、使用者が、
穴2の形状,並びに図9に示す直線穴部2bの縫目ピッ
チa,縫い長さb(直線穴部2bの長さ寸法)及び流れ
閂の長さcを指定し、さらに鳩目部2aに対する針数d
を指定するための操作スイッチが設けられている。 そして、それに加えて図4に示すような縫目形状修正部
11aが設けられている。
【0020】この縫目形状修正部11aには、中央右寄
り部位に位置して、鳩目部2aについての縫目を表した
イラストIが描かれ、その中央部に修正中心を指定する
ための切換つまみ29が設けられ、さらにその切換つま
み29の周囲に、修正範囲を表示するためのこの場合7
個のLED30が設けられている。そして、その左方に
は、使用者が修正態様の種類などを選択するための切換
スイッチ31及び多数個のLED32などからなる表示
部33が設けられている。さらに、縫目形状修正部11
aの右端部位には、アップキー34a及びダウンキー3
4bからなる操作キー34が設けられている。詳しくは
後述するが、使用者は、この縫目形状修正部11aにお
けるキー操作により、標準縫目形状に対して縫目形状を
修正する態様を選択することができ、以て、鳩目部2a
についての所望の縫目形状を選択することができるよう
になっている。これにて、操作パネル11が本発明にい
う入力手段として機能するようになっている。
り部位に位置して、鳩目部2aについての縫目を表した
イラストIが描かれ、その中央部に修正中心を指定する
ための切換つまみ29が設けられ、さらにその切換つま
み29の周囲に、修正範囲を表示するためのこの場合7
個のLED30が設けられている。そして、その左方に
は、使用者が修正態様の種類などを選択するための切換
スイッチ31及び多数個のLED32などからなる表示
部33が設けられている。さらに、縫目形状修正部11
aの右端部位には、アップキー34a及びダウンキー3
4bからなる操作キー34が設けられている。詳しくは
後述するが、使用者は、この縫目形状修正部11aにお
けるキー操作により、標準縫目形状に対して縫目形状を
修正する態様を選択することができ、以て、鳩目部2a
についての所望の縫目形状を選択することができるよう
になっている。これにて、操作パネル11が本発明にい
う入力手段として機能するようになっている。
【0021】前記制御装置16は、図3に示すように、
使用者の操作パネル11の操作及び起動・停止スイッチ
12の操作に基づき、ROM14内に記憶されたプログ
ラム及びRAM15内に作成される縫目データに従って
、上メス駆動機構24を制御すると共に、ドライバ35
,36,37,38を介して、ミシンモータ10,X軸
用パルスモータ26,Y軸用パルスモータ27,θ軸用
パルスモータ19を夫々通断電制御するようになってい
る。また、制御装置16には、前記主軸18の回転位置
を検出する針位置検出センサ39からの針位置検出信号
が入力されるようになっており、この信号によってX軸
用パルスモータ26,Y軸用パルスモータ27及びθ軸
用パルスモータ19への通電タイミングを得るようにな
っている。このときの通電量(パルス数)は、後述する
ように、RAM15内に格納された縫目データにより指
示されるようになっている。尚、制御装置16には、例
えばFDDなどからなる外部記憶装置40が接続されて
いる。
使用者の操作パネル11の操作及び起動・停止スイッチ
12の操作に基づき、ROM14内に記憶されたプログ
ラム及びRAM15内に作成される縫目データに従って
、上メス駆動機構24を制御すると共に、ドライバ35
,36,37,38を介して、ミシンモータ10,X軸
用パルスモータ26,Y軸用パルスモータ27,θ軸用
パルスモータ19を夫々通断電制御するようになってい
る。また、制御装置16には、前記主軸18の回転位置
を検出する針位置検出センサ39からの針位置検出信号
が入力されるようになっており、この信号によってX軸
用パルスモータ26,Y軸用パルスモータ27及びθ軸
用パルスモータ19への通電タイミングを得るようにな
っている。このときの通電量(パルス数)は、後述する
ように、RAM15内に格納された縫目データにより指
示されるようになっている。尚、制御装置16には、例
えばFDDなどからなる外部記憶装置40が接続されて
いる。
【0022】ここで、上記縫目データについて述べる。
本実施例のミシンにあっては、加工布1に形成された鳩
目穴2に対し、図9に矢印A,B,Cで示すように、直
線穴部2bの右側,鳩目部2aの周囲,直線穴部2bの
左側の順にて、一連のかがり縫い3を実行するようにな
っている。このとき、制御装置16は、針棒8が加工布
1に対して相対的に矢印A,B,Cの順に移動されるよ
うに送り台25を移動させる。また、鳩目部2aを縫う
ときには、針棒8及びルーパー土台17を上面から見て
反時計回り方向に所定の角度θづつ回動(全体として1
80度回動)させることにより、鳩目部2aの周囲に放
射状に縫目が形成される。
目穴2に対し、図9に矢印A,B,Cで示すように、直
線穴部2bの右側,鳩目部2aの周囲,直線穴部2bの
左側の順にて、一連のかがり縫い3を実行するようにな
っている。このとき、制御装置16は、針棒8が加工布
1に対して相対的に矢印A,B,Cの順に移動されるよ
うに送り台25を移動させる。また、鳩目部2aを縫う
ときには、針棒8及びルーパー土台17を上面から見て
反時計回り方向に所定の角度θづつ回動(全体として1
80度回動)させることにより、鳩目部2aの周囲に放
射状に縫目が形成される。
【0023】縫目データは、一針ごとの送り台25のX
軸方向送り量,Y軸方向送り量,ルーパー土台17及び
針棒8の回動角度θを指示した移動データの集合から構
成され、制御装置16は、この縫目データを1単位の移
動データづつ順次読出してX軸用パルスモータ26及び
Y軸用パルスモータ27並びにθ軸用パルスモータ19
の通電制御を行うものである。このとき、直線穴部2b
部分にあっては、縫い針7は、加工布1に対し、図9で
N1,N2,N3,N4,…の順に落ちるのであるが、
前記主軸18の一回転により、針棒8の振り幅Lに対応
したN1,N2の2箇所に針落ちがなされ、次のN3に
針落ちがなされるまでの間の針棒8の上昇時に、針位置
検出センサ37からのタイミングを得て送り台25がY
軸方向に一定の送り量aだけ送り移動されることが繰返
され、これにて、いわゆる鋸歯状の縫目が形成されるよ
うになっている。
軸方向送り量,Y軸方向送り量,ルーパー土台17及び
針棒8の回動角度θを指示した移動データの集合から構
成され、制御装置16は、この縫目データを1単位の移
動データづつ順次読出してX軸用パルスモータ26及び
Y軸用パルスモータ27並びにθ軸用パルスモータ19
の通電制御を行うものである。このとき、直線穴部2b
部分にあっては、縫い針7は、加工布1に対し、図9で
N1,N2,N3,N4,…の順に落ちるのであるが、
前記主軸18の一回転により、針棒8の振り幅Lに対応
したN1,N2の2箇所に針落ちがなされ、次のN3に
針落ちがなされるまでの間の針棒8の上昇時に、針位置
検出センサ37からのタイミングを得て送り台25がY
軸方向に一定の送り量aだけ送り移動されることが繰返
され、これにて、いわゆる鋸歯状の縫目が形成されるよ
うになっている。
【0024】この場合、制御装置16は、前記操作パネ
ル11から入力された縫い目ピッチa,縫い長さb及び
流れ閂の長さcに基づいて直線穴部2b及び流れ閂部分
の針数などを演算し、以て、直線穴部2b及び流れ閂部
分についての縫目データを自動的に作成するようになっ
ている。
ル11から入力された縫い目ピッチa,縫い長さb及び
流れ閂の長さcに基づいて直線穴部2b及び流れ閂部分
の針数などを演算し、以て、直線穴部2b及び流れ閂部
分についての縫目データを自動的に作成するようになっ
ている。
【0025】一方、鳩目部2aを縫うときには、一針ご
とに送り台9をX軸方向及びY軸方向に所定の送り量だ
け送ると共に、内側の針落ち点Piを基準として所定の
回動角度θだけルーパー土台8及び針棒6を反時計回り
方向に回動するように縫目データが設定されるのである
。
とに送り台9をX軸方向及びY軸方向に所定の送り量だ
け送ると共に、内側の針落ち点Piを基準として所定の
回動角度θだけルーパー土台8及び針棒6を反時計回り
方向に回動するように縫目データが設定されるのである
。
【0026】図5は鳩目部2aについての針落ち点を示
しており、ここでは、鳩目部2aの内側の針落ち位置を
点Pi(n) で表し、外側の針落ち位置を点Po(n
) で表している。ここで、添字(n) は、鳩目部2
aについての針数位置を表すものである。この場合、縫
い針7が鳩目部2aの内外の2か所に落ちて針数1と数
えることとしており、従って、図5の例では全体の針数
dは14となり、また、「針数位置」は縫製作業の進行
方向(反時計回り方向)に1,2,3,……,dと番号
が付されるようになっている。
しており、ここでは、鳩目部2aの内側の針落ち位置を
点Pi(n) で表し、外側の針落ち位置を点Po(n
) で表している。ここで、添字(n) は、鳩目部2
aについての針数位置を表すものである。この場合、縫
い針7が鳩目部2aの内外の2か所に落ちて針数1と数
えることとしており、従って、図5の例では全体の針数
dは14となり、また、「針数位置」は縫製作業の進行
方向(反時計回り方向)に1,2,3,……,dと番号
が付されるようになっている。
【0027】縫い針7は、点Pi(n−1) ,点Po
(n−1) ,点Pi(n) ……の順に落ちるもので
あるが、図で、点Pi(n−1)に落ちた後に点Po(
n−1) に落とすためには、針棒8は、X軸方向にΔ
x(n−1) だけ相対的に移動されると共に、Y軸方
向にΔy(n−1) だけ相対的に移動され(この位置
が点Pc(n−1) に対応している)、且つΔθ(n
−1) だけ回動された状態で針振り幅Lにて振るよう
にすれば良い。
(n−1) ,点Pi(n) ……の順に落ちるもので
あるが、図で、点Pi(n−1)に落ちた後に点Po(
n−1) に落とすためには、針棒8は、X軸方向にΔ
x(n−1) だけ相対的に移動されると共に、Y軸方
向にΔy(n−1) だけ相対的に移動され(この位置
が点Pc(n−1) に対応している)、且つΔθ(n
−1) だけ回動された状態で針振り幅Lにて振るよう
にすれば良い。
【0028】従って、点Pi(n−1) の後点Po(
n−1) に針を落とすときの移動データ(これを針落
ち点Po(n−1) の移動データと称する)は、X軸
方向送り量,Y軸方向送り量,回動角度θの順に、Δx
(n−1) ,Δy(n−1) ,Δθ(n−1) と
なる。また、点Po(n−1) から点Pi(n) へ
の移動するときの移動データ(点Pi(n) の移動デ
ータ)は、回動角度θは0で、前記点Pc(n−1)
から点Pi(n) に移動するだけのX軸及びY軸方向
送り量に設定されるのである。尚、図5の格子線の間隔
は、実際の加工布1の0.2mmに相当するように形成
されており、つまり、1目盛が送り台25の移動の最小
の単位となることを示している。本実施例では、回動角
度θの設定に内側の針落ち点Pi(n) を基準として
いるので、内側の針落ち点Pi(n) は必ず格子線の
交点に来るようになっている。
n−1) に針を落とすときの移動データ(これを針落
ち点Po(n−1) の移動データと称する)は、X軸
方向送り量,Y軸方向送り量,回動角度θの順に、Δx
(n−1) ,Δy(n−1) ,Δθ(n−1) と
なる。また、点Po(n−1) から点Pi(n) へ
の移動するときの移動データ(点Pi(n) の移動デ
ータ)は、回動角度θは0で、前記点Pc(n−1)
から点Pi(n) に移動するだけのX軸及びY軸方向
送り量に設定されるのである。尚、図5の格子線の間隔
は、実際の加工布1の0.2mmに相当するように形成
されており、つまり、1目盛が送り台25の移動の最小
の単位となることを示している。本実施例では、回動角
度θの設定に内側の針落ち点Pi(n) を基準として
いるので、内側の針落ち点Pi(n) は必ず格子線の
交点に来るようになっている。
【0029】前記ROM14には、各鳩目部形状及び針
数dに対応して、上記縫目データを形成するための、各
針落ち点に関する位置データが予め記憶されている。本
実施例では、内側の針落ち点Pi(n) を固定された
点とし、外側の針落ち点Po(n)については、複数の
針落ち点候補が設定され、後述するように、使用者が選
択した縫目形状の修正態様の種類や修正範囲,修正の度
合により、それら複数の針落ち点候補のなかから針落ち
点が決定されるようになっている。
数dに対応して、上記縫目データを形成するための、各
針落ち点に関する位置データが予め記憶されている。本
実施例では、内側の針落ち点Pi(n) を固定された
点とし、外側の針落ち点Po(n)については、複数の
針落ち点候補が設定され、後述するように、使用者が選
択した縫目形状の修正態様の種類や修正範囲,修正の度
合により、それら複数の針落ち点候補のなかから針落ち
点が決定されるようになっている。
【0030】この針落ち点候補について述べるに、図5
に示すように、針落ち点候補は、鳩目部2aの形状に対
応(所定幅だけオフセット)した略円形状をなす曲線l
上あるいはその近傍に位置するように設定される。この
場合、まず、この曲線l上に位置するように標準針落ち
点Po(n,0) が設定される。図5では、この標準
針落ち点Po(n,0) (図で白丸で示す)による縫
目の形状を実線で示しており、針落ち点をこの標準針落
ち点に設定することにより、加工布1に形成される縫目
が標準縫目形状となるものである。そして、その曲線l
上あるいはその近傍に位置して、各標準針落ち点Po(
n,0) の左右(反時計回り及び時計回り方向)にこ
の場合各4点ずつの針落ち点候補が設定されるのである
(図で黒丸で示す)。ここでは、点Po(n,0) よ
りも反時計回り方向(図5に+で示す方向)にある4点
の針落ち点候補が順に点Po(n,1) 、Po(n,
2) 、Po(n,3) 、Po(n,4) と表され
、時計回り方向(図に−で示す方向)にある4点の針落
ち点候補が順に点Po(n,−1)、Po(n,−2)
、Po(n,−3)、Po(n,−4)と表される。
に示すように、針落ち点候補は、鳩目部2aの形状に対
応(所定幅だけオフセット)した略円形状をなす曲線l
上あるいはその近傍に位置するように設定される。この
場合、まず、この曲線l上に位置するように標準針落ち
点Po(n,0) が設定される。図5では、この標準
針落ち点Po(n,0) (図で白丸で示す)による縫
目の形状を実線で示しており、針落ち点をこの標準針落
ち点に設定することにより、加工布1に形成される縫目
が標準縫目形状となるものである。そして、その曲線l
上あるいはその近傍に位置して、各標準針落ち点Po(
n,0) の左右(反時計回り及び時計回り方向)にこ
の場合各4点ずつの針落ち点候補が設定されるのである
(図で黒丸で示す)。ここでは、点Po(n,0) よ
りも反時計回り方向(図5に+で示す方向)にある4点
の針落ち点候補が順に点Po(n,1) 、Po(n,
2) 、Po(n,3) 、Po(n,4) と表され
、時計回り方向(図に−で示す方向)にある4点の針落
ち点候補が順に点Po(n,−1)、Po(n,−2)
、Po(n,−3)、Po(n,−4)と表される。
【0031】ROM14には、これら各針落ち点候補P
o(n,Tn)及び内側の針落ち点Pi(n) につい
ての位置データが予め記憶されるものであるが、この場
合、点Po(n,Tn)の位置データとしては、その点
の移動データ即ちΔx(n,Tn),Δy(n,Tn)
,Δθ(n,Tn)がそのまま位置データとして設定さ
れる。一方、内側の針落ち点Pi(n) についての位
置データは、針数位置1個手前の内側の針落ち点Pi(
n−1) からその針落ち点Pi(n) に縫い針7を
相対的に移動させるときの送り台25のX軸方向送り量
,Y軸方向送り量,ルーパー土台17及び針棒8の回動
角度θを指示したデータ(Δxi(n−1) ,Δyi
(n−1) ,Δθ(n−1) )とされている。RO
M14には、このような位置データの集合(位置データ
群と称する)が、鳩目部形状及び針数dに対応して複数
記憶されているのである。
o(n,Tn)及び内側の針落ち点Pi(n) につい
ての位置データが予め記憶されるものであるが、この場
合、点Po(n,Tn)の位置データとしては、その点
の移動データ即ちΔx(n,Tn),Δy(n,Tn)
,Δθ(n,Tn)がそのまま位置データとして設定さ
れる。一方、内側の針落ち点Pi(n) についての位
置データは、針数位置1個手前の内側の針落ち点Pi(
n−1) からその針落ち点Pi(n) に縫い針7を
相対的に移動させるときの送り台25のX軸方向送り量
,Y軸方向送り量,ルーパー土台17及び針棒8の回動
角度θを指示したデータ(Δxi(n−1) ,Δyi
(n−1) ,Δθ(n−1) )とされている。RO
M14には、このような位置データの集合(位置データ
群と称する)が、鳩目部形状及び針数dに対応して複数
記憶されているのである。
【0032】このとき、後述するように、制御装置16
において、9個の針落ち点候補のなかから1つを選ぶた
めの指標として識別情報変数Tn(添字nは針数位置を
表す)という値が定義される。この識別情報変数Tnは
、この場合−4〜4の中のいずれかの整数値となり、針
数位置nの針落ち点候補の9点が、時計回り方向に、順
に4,3,2,1,0,−1,−2,−3,−4で指定
されるようになっている。Tn=0であれば針数位置n
において標準針落ち点Po(n,0) を選択すること
を示している。尚、本実施例では、新たに縫目データを
作成したときに、そのときのデータを、各針数位置にお
ける識別情報変数Tnの値にて、外部記憶装置40に記
憶させておくことができるようになっている。
において、9個の針落ち点候補のなかから1つを選ぶた
めの指標として識別情報変数Tn(添字nは針数位置を
表す)という値が定義される。この識別情報変数Tnは
、この場合−4〜4の中のいずれかの整数値となり、針
数位置nの針落ち点候補の9点が、時計回り方向に、順
に4,3,2,1,0,−1,−2,−3,−4で指定
されるようになっている。Tn=0であれば針数位置n
において標準針落ち点Po(n,0) を選択すること
を示している。尚、本実施例では、新たに縫目データを
作成したときに、そのときのデータを、各針数位置にお
ける識別情報変数Tnの値にて、外部記憶装置40に記
憶させておくことができるようになっている。
【0033】さて、使用者が鳩目部2aについて所望の
縫目形状を選択するにあたっては、本実施例では、上記
した標準縫目形状あるいは以前に作成した縫目データに
よる縫目形状に対して、縫目形状をどのように修正する
かの態様の種類などを入力するようにしている。図6に
示すように、この修正態様の種類としては、本実施例で
は、寄せ、開き、左回転、右回転の4種類がある。
縫目形状を選択するにあたっては、本実施例では、上記
した標準縫目形状あるいは以前に作成した縫目データに
よる縫目形状に対して、縫目形状をどのように修正する
かの態様の種類などを入力するようにしている。図6に
示すように、この修正態様の種類としては、本実施例で
は、寄せ、開き、左回転、右回転の4種類がある。
【0034】このうち、「寄せ」とは、指定された修正
中心側に縫目(外側の針落ち点)を寄せるものであり、
「開き」は逆に縫目(外側の針落ち点)を修正中心から
遠ざけるものである。また、「左回転」及び「右回転」
は、それぞれ縫目(外側の針落ち点)を左回転(反時計
回り)方向及び右回転(時計回り)方向に寄せるもので
ある。本実施例では、それら各修正態様の種類について
、その修正度合を3段階(大,中,小)に選択すること
ができるようになっており、さらに、鳩目部2aのうち
の一部のみの縫目の形状を修正することもできるように
なっている。
中心側に縫目(外側の針落ち点)を寄せるものであり、
「開き」は逆に縫目(外側の針落ち点)を修正中心から
遠ざけるものである。また、「左回転」及び「右回転」
は、それぞれ縫目(外側の針落ち点)を左回転(反時計
回り)方向及び右回転(時計回り)方向に寄せるもので
ある。本実施例では、それら各修正態様の種類について
、その修正度合を3段階(大,中,小)に選択すること
ができるようになっており、さらに、鳩目部2aのうち
の一部のみの縫目の形状を修正することもできるように
なっている。
【0035】従って、使用者は、縫目形状を変更したい
場合には、前記操作パネル11の縫目形状修正部11a
により、修正中心を含む修正範囲、修正態様の種類、修
正の度合の3つの入力を行うようになっている。この場
合、図4に示すように、修正範囲を指定するには、切換
スイッチ31を「上」位置に切換えた状態で、まず切換
つまみ29により修正中心を指定する。本実施例では、
鳩目部2a全体をほぼ7等分した1つの領域を最低の単
位として修正範囲を設定できるようになっており、前記
LED30はそれら各領域の中心に対応して配置されて
いる。
場合には、前記操作パネル11の縫目形状修正部11a
により、修正中心を含む修正範囲、修正態様の種類、修
正の度合の3つの入力を行うようになっている。この場
合、図4に示すように、修正範囲を指定するには、切換
スイッチ31を「上」位置に切換えた状態で、まず切換
つまみ29により修正中心を指定する。本実施例では、
鳩目部2a全体をほぼ7等分した1つの領域を最低の単
位として修正範囲を設定できるようになっており、前記
LED30はそれら各領域の中心に対応して配置されて
いる。
【0036】修正中心の設定は7か所ある各領域の中心
のうちからいずれかを切換つまみ29により指し示すこ
とにより行われ、これに伴いその修正中心に対応したL
ED30が点灯するようになっている。そして、その状
態で、操作キー34のアップキー34aを押圧操作する
度に修正範囲が前記修正中心を中心として左右の領域ま
でに広がり、ダウンキー34bを押圧操作する度に修正
範囲が狭まるようになっている。かかる操作キー34の
操作に応じてLED30は点灯,消灯し、以て、修正範
囲が点灯表示されるようになっている。
のうちからいずれかを切換つまみ29により指し示すこ
とにより行われ、これに伴いその修正中心に対応したL
ED30が点灯するようになっている。そして、その状
態で、操作キー34のアップキー34aを押圧操作する
度に修正範囲が前記修正中心を中心として左右の領域ま
でに広がり、ダウンキー34bを押圧操作する度に修正
範囲が狭まるようになっている。かかる操作キー34の
操作に応じてLED30は点灯,消灯し、以て、修正範
囲が点灯表示されるようになっている。
【0037】そして、修正態様の種類の選択は、切換ス
イッチ31を「中」位置あるいは「下」位置に切換える
ことにより行われる。ここでは、図4に示すように、「
寄せ」あるいは「開き」を選択するときには切換スイッ
チ31を「中」位置に切換え、「左回転」あるいは「右
回転」を選択するときには切換スイッチ31を「下」位
置に切換えるようにする。前記LED32は、前記修正
態様の種類について、その修正度合(大,中,小)を表
示するためのもので、この修正度合の選択も操作キー3
4の操作に基づいて行われるようになっている制御装置
16は、後述するように、上記修正範囲の入力に基づい
て修正度を求め、これと共に、修正態様の種類及び修正
度合の入力に基づいて、予めROM14に記憶されてい
る修正状態曲線を読み出す。そして、これら修正度及び
修正状態曲線から識別情報変数Tnを演算により求め、
この識別情報変数Tnにより指示される針落ち点を得る
ことができる縫目データをRAM15上に作成する。こ
れにて、使用者が所望した通りの鳩目部2aについての
縫目形状を得ることができるようになっている。
イッチ31を「中」位置あるいは「下」位置に切換える
ことにより行われる。ここでは、図4に示すように、「
寄せ」あるいは「開き」を選択するときには切換スイッ
チ31を「中」位置に切換え、「左回転」あるいは「右
回転」を選択するときには切換スイッチ31を「下」位
置に切換えるようにする。前記LED32は、前記修正
態様の種類について、その修正度合(大,中,小)を表
示するためのもので、この修正度合の選択も操作キー3
4の操作に基づいて行われるようになっている制御装置
16は、後述するように、上記修正範囲の入力に基づい
て修正度を求め、これと共に、修正態様の種類及び修正
度合の入力に基づいて、予めROM14に記憶されてい
る修正状態曲線を読み出す。そして、これら修正度及び
修正状態曲線から識別情報変数Tnを演算により求め、
この識別情報変数Tnにより指示される針落ち点を得る
ことができる縫目データをRAM15上に作成する。こ
れにて、使用者が所望した通りの鳩目部2aについての
縫目形状を得ることができるようになっている。
【0038】制御装置16が縫目データを作成するには
、図1及び図2に示すフローチャートに従って処理が行
われるものであるが、以下これについて述べる。尚、こ
れらは連続した1つのフローチャートであるが、スペー
スの関係により2つに分割して図示している。
、図1及び図2に示すフローチャートに従って処理が行
われるものであるが、以下これについて述べる。尚、こ
れらは連続した1つのフローチャートであるが、スペー
スの関係により2つに分割して図示している。
【0039】即ち、ミシン本体4の電源がオンされると
、まず、全ての針数位置nに関する識別情報変数Tnが
0に設定される(ステップS1)。尚、ここでは、以前
に縫目データを作成したときに使用されて外部記憶装置
40に記憶されていた識別情報変数を使用することもで
きるようになっている(ステップS2及びS3)。
、まず、全ての針数位置nに関する識別情報変数Tnが
0に設定される(ステップS1)。尚、ここでは、以前
に縫目データを作成したときに使用されて外部記憶装置
40に記憶されていた識別情報変数を使用することもで
きるようになっている(ステップS2及びS3)。
【0040】次のステップS4では、モード選択スイッ
チにより動作モードが縫製モードに設定されているかど
うかが判断され、縫製モードに設定されている場合には
(Yes)、後述するステップS9以降の鳩目部2aに
ついての縫目データ作成のルーチンへ進む。一方、プロ
グラムモードに設定されている場合には(No)、詳し
い説明は省略するが、使用者は、直線穴部2bについて
の所望の縫い目ピッチa,縫い長さb及び流れ閂の長さ
cなどを操作パネル11のキー操作により入力すること
ができるようになっている。これにより、制御装置16
は、直線穴部2b及び流れ閂部分についての縫製データ
を作成し、これをRAM15の所定領域に記憶する。
チにより動作モードが縫製モードに設定されているかど
うかが判断され、縫製モードに設定されている場合には
(Yes)、後述するステップS9以降の鳩目部2aに
ついての縫目データ作成のルーチンへ進む。一方、プロ
グラムモードに設定されている場合には(No)、詳し
い説明は省略するが、使用者は、直線穴部2bについて
の所望の縫い目ピッチa,縫い長さb及び流れ閂の長さ
cなどを操作パネル11のキー操作により入力すること
ができるようになっている。これにより、制御装置16
は、直線穴部2b及び流れ閂部分についての縫製データ
を作成し、これをRAM15の所定領域に記憶する。
【0041】そして、使用者が、鳩目部2aについての
縫目形状を、標準縫目形状あるいは以前に作成した縫目
データによる縫目形状に対して変更したい場合には、キ
ー操作により鳩目部2aの形状修正を選択し(ステップ
S5にてYes)、縫目形状修正部11aにおいて、上
述のようにして修正中心を含む修正範囲、修正態様の種
類、修正の度合の入力を行う(ステップS6)。
縫目形状を、標準縫目形状あるいは以前に作成した縫目
データによる縫目形状に対して変更したい場合には、キ
ー操作により鳩目部2aの形状修正を選択し(ステップ
S5にてYes)、縫目形状修正部11aにおいて、上
述のようにして修正中心を含む修正範囲、修正態様の種
類、修正の度合の入力を行う(ステップS6)。
【0042】今、図4を参照して一例をあげると、使用
者が鳩目部2aについて縫目形状を、標準縫目形状に対
して図で右上の部分について「少し右回転」に修正した
い場合、修正中心を図示のように設定し(針数位置5か
ら6にかけての部位)、切換スイッチ31の「上」位置
において、アップキー34aを1回押圧操作する。これ
にて、修正範囲が、7つの領域のうち上記修正中心を含
む領域を中心とした3つの領域に渡るように設定される
(図4では点灯LED30を斜線を付して示す)。そし
て、この後、切換スイッチ31を「下」位置に切換え、
ダウンキー34bを1回押圧操作すれば、修正態様が「
右回転」で修正度合が「小」に設定されるのである(点
灯しているLED32を斜線を付して示す)。尚、全針
数dはこの場合14となっている。
者が鳩目部2aについて縫目形状を、標準縫目形状に対
して図で右上の部分について「少し右回転」に修正した
い場合、修正中心を図示のように設定し(針数位置5か
ら6にかけての部位)、切換スイッチ31の「上」位置
において、アップキー34aを1回押圧操作する。これ
にて、修正範囲が、7つの領域のうち上記修正中心を含
む領域を中心とした3つの領域に渡るように設定される
(図4では点灯LED30を斜線を付して示す)。そし
て、この後、切換スイッチ31を「下」位置に切換え、
ダウンキー34bを1回押圧操作すれば、修正態様が「
右回転」で修正度合が「小」に設定されるのである(点
灯しているLED32を斜線を付して示す)。尚、全針
数dはこの場合14となっている。
【0043】このような入力がなされると、ステップS
7にて、まず、入力された修正範囲に基づいて、鳩目部
2aの各針落ち位置についての修正度が求められる。こ
の修正度とは、その範囲内の各針数位置について、どの
針落ち点を選ぶかに関してのいわば重み付けを行うため
の数値であり、後述する修正状態曲線と共に、識別情報
変数Tnの増減値kをいくつにするかの演算のために用
いられるようになっている。
7にて、まず、入力された修正範囲に基づいて、鳩目部
2aの各針落ち位置についての修正度が求められる。こ
の修正度とは、その範囲内の各針数位置について、どの
針落ち点を選ぶかに関してのいわば重み付けを行うため
の数値であり、後述する修正状態曲線と共に、識別情報
変数Tnの増減値kをいくつにするかの演算のために用
いられるようになっている。
【0044】ここでは、図7の(a)に示すように、あ
る1個の領域について、その修正度は、修正中心(針数
位置7から8にかけての部位)の左右(針数位置7及び
8)にて1、その両隣り(針数位置6及び9)にて0.
5、さらにその両隣り(針数位置5及び10)にて0と
されている。修正範囲が2以上の複数領域となる場合に
は、その台形を重ね合わせて最大値をとることにより修
正度が求められ、修正範囲が全体の場合には、(b)に
示すように、全ての針数位置について修正度は重ね合わ
せた全て(7個)の台形の最外郭の値となる。
る1個の領域について、その修正度は、修正中心(針数
位置7から8にかけての部位)の左右(針数位置7及び
8)にて1、その両隣り(針数位置6及び9)にて0.
5、さらにその両隣り(針数位置5及び10)にて0と
されている。修正範囲が2以上の複数領域となる場合に
は、その台形を重ね合わせて最大値をとることにより修
正度が求められ、修正範囲が全体の場合には、(b)に
示すように、全ての針数位置について修正度は重ね合わ
せた全て(7個)の台形の最外郭の値となる。
【0045】上述の図4における修正例では、図7の(
c)に示すようになり、修正度は、針数位置1にて0、
針数位置2にて0.5、針数位置3〜8にて1、針数位
置9にて0.5、針数位置10〜14にて0となる。
c)に示すようになり、修正度は、針数位置1にて0、
針数位置2にて0.5、針数位置3〜8にて1、針数位
置9にて0.5、針数位置10〜14にて0となる。
【0046】次のステップS8では、入力された修正態
様の種類及び度合に基づいて、ROM14に予め記憶さ
れている修正状態曲線が読み出され、識別情報変数Tn
の変更が行われる。この修正状態曲線とは、図7の(d
)に示すように、各針数位置について、修正範囲が全領
域にわたるときの識別情報変数Tnの増減値kを指定す
るものである。増減値kとは、針落ち点Po(n) を
、現在設定されている識別情報変数Tnに示される針落
ち点Po(n,Tn)から、何番目(何個隣か)の針落
ち点候補に変更するかを示すものである。従って、針落
ち点Po(n) は、増減値kの符号を+とすることに
より、上記点Po(n,Tn)から反時計回り方向にず
れ、符号を−とすることにより、上記点Po(n,Tn
)から時計回り方向にずれることになり、また、増減値
kの数値の絶対値が大きくなるほどそのずれ量が大きく
なるのである。
様の種類及び度合に基づいて、ROM14に予め記憶さ
れている修正状態曲線が読み出され、識別情報変数Tn
の変更が行われる。この修正状態曲線とは、図7の(d
)に示すように、各針数位置について、修正範囲が全領
域にわたるときの識別情報変数Tnの増減値kを指定す
るものである。増減値kとは、針落ち点Po(n) を
、現在設定されている識別情報変数Tnに示される針落
ち点Po(n,Tn)から、何番目(何個隣か)の針落
ち点候補に変更するかを示すものである。従って、針落
ち点Po(n) は、増減値kの符号を+とすることに
より、上記点Po(n,Tn)から反時計回り方向にず
れ、符号を−とすることにより、上記点Po(n,Tn
)から時計回り方向にずれることになり、また、増減値
kの数値の絶対値が大きくなるほどそのずれ量が大きく
なるのである。
【0047】図7の(d)には、修正態様が「右回転」
で修正度合が「小」の場合の修正状態曲線の一例が示さ
れている。この場合、増減値kは、針数位置1にてk=
−3、針数位置2〜5にてk=−2、針数位置6〜11
にてk=−1、針数位置12〜14にてk=−2と設定
されている。かかる修正状態曲線は、修正態様及び修正
度合毎に多数がROM14に用意されているのである。
で修正度合が「小」の場合の修正状態曲線の一例が示さ
れている。この場合、増減値kは、針数位置1にてk=
−3、針数位置2〜5にてk=−2、針数位置6〜11
にてk=−1、針数位置12〜14にてk=−2と設定
されている。かかる修正状態曲線は、修正態様及び修正
度合毎に多数がROM14に用意されているのである。
【0048】この修正状態曲線に示される増減値kは、
鳩目部2a全領域について修正を行うときのものであり
、入力された修正範囲に対応する識別情報変数Tnを求
めるための増減値kは、各針数位置についてその修正状
態曲線に示される増減値に上記修正度を乗算することに
より得るようにしている。識別情報変数Tnの値は、こ
のようにして得られた増減値kを加算したものに変更さ
れるのである。
鳩目部2a全領域について修正を行うときのものであり
、入力された修正範囲に対応する識別情報変数Tnを求
めるための増減値kは、各針数位置についてその修正状
態曲線に示される増減値に上記修正度を乗算することに
より得るようにしている。識別情報変数Tnの値は、こ
のようにして得られた増減値kを加算したものに変更さ
れるのである。
【0049】上記の修正例の場合では、修正状態曲線に
示される増減値は図7の(d)、修正度は図7の(c)
に示すようになり、各針数位置についてのそれらの積は
図7の(e)に示すようになる。即ち、針数位置1にて
k=0、針数位置2にてk=−1、針数位置3〜5にて
k=−2、針数位置6〜9にてk=−1、針数位置10
〜14にてk=0となる。この場合、識別情報変数Tn
は全て0(標準針落ち点)であったから、そのkの値が
そのままTnの値となる。従って、図5に示すように、
針数位置2〜9の外側の針落ち点Po(2) 〜Po(
9) が、標準針落ち点から1個あるいは2個時計回り
方向にずれるようになるのである。
示される増減値は図7の(d)、修正度は図7の(c)
に示すようになり、各針数位置についてのそれらの積は
図7の(e)に示すようになる。即ち、針数位置1にて
k=0、針数位置2にてk=−1、針数位置3〜5にて
k=−2、針数位置6〜9にてk=−1、針数位置10
〜14にてk=0となる。この場合、識別情報変数Tn
は全て0(標準針落ち点)であったから、そのkの値が
そのままTnの値となる。従って、図5に示すように、
針数位置2〜9の外側の針落ち点Po(2) 〜Po(
9) が、標準針落ち点から1個あるいは2個時計回り
方向にずれるようになるのである。
【0050】この後、使用者がモード選択スイッチを縫
製モードに切換え操作すると、ステップS4にてYes
となり、ステップS9〜S12にて、針数位置jに関す
る識別情報変数Tj(n=j)に基づく縫目データが作
成される。この縫目データの作成は、針数位置1から針
数位置dまで順に、前記ROM14に記憶されている位
置データ群のなかから必要な位置データを読出して移動
データを求め、これをRAM15内の所定領域に書込ん
で行くことにより行われる。この場合、前述のように、
外側の針落ち点Po(j) については、その位置デー
タは移動データそのものであるから、識別情報変数Tj
に指示される針落ち点の位置データをそのまま読出され
てRAM15に書込まれる。
製モードに切換え操作すると、ステップS4にてYes
となり、ステップS9〜S12にて、針数位置jに関す
る識別情報変数Tj(n=j)に基づく縫目データが作
成される。この縫目データの作成は、針数位置1から針
数位置dまで順に、前記ROM14に記憶されている位
置データ群のなかから必要な位置データを読出して移動
データを求め、これをRAM15内の所定領域に書込ん
で行くことにより行われる。この場合、前述のように、
外側の針落ち点Po(j) については、その位置デー
タは移動データそのものであるから、識別情報変数Tj
に指示される針落ち点の位置データをそのまま読出され
てRAM15に書込まれる。
【0051】一方、内側の針落ち点Pi(j+1) に
ついては、位置データは、縫い針7を点Pi(j) か
ら点Pi(j+1) に相対的に移動させるためのX軸
方向送り量,Y軸方向送り量,回動角度θの値であるか
ら、針落ち点Pi(j+1) の移動データすなわち点
Po(j) から点Pi(j+1) に縫い針7を相対
的に移動させるためのX軸方向送り量,Y軸方向送り量
,回動角度θの値は、点Pi(j+1) の位置データ
の各成分から、上記点Po(j) の移動データの各成
分を減算することにより求められるのである(ステップ
S10)。
ついては、位置データは、縫い針7を点Pi(j) か
ら点Pi(j+1) に相対的に移動させるためのX軸
方向送り量,Y軸方向送り量,回動角度θの値であるか
ら、針落ち点Pi(j+1) の移動データすなわち点
Po(j) から点Pi(j+1) に縫い針7を相対
的に移動させるためのX軸方向送り量,Y軸方向送り量
,回動角度θの値は、点Pi(j+1) の位置データ
の各成分から、上記点Po(j) の移動データの各成
分を減算することにより求められるのである(ステップ
S10)。
【0052】このようなROM14からのデータの読出
しや演算,RAM15への書込みが、針数位置1から順
に全ての針数位置について行われる(ステップS11に
てYes)ことにより、鳩目部2aについての縫目デー
タがRAM15上に形成される。この鳩目部2aについ
ての縫目データと上記の直線穴部2b及び流れ閂部分に
ついての縫目データとが合成されて全体の縫目データが
構成されるようになっている。しかる後、起動・停止ス
イッチ12が操作されることにより、この縫目データに
基づく縫製作業が開始されるものである。
しや演算,RAM15への書込みが、針数位置1から順
に全ての針数位置について行われる(ステップS11に
てYes)ことにより、鳩目部2aについての縫目デー
タがRAM15上に形成される。この鳩目部2aについ
ての縫目データと上記の直線穴部2b及び流れ閂部分に
ついての縫目データとが合成されて全体の縫目データが
構成されるようになっている。しかる後、起動・停止ス
イッチ12が操作されることにより、この縫目データに
基づく縫製作業が開始されるものである。
【0053】この場合、図4の修正例では、図5に破線
で示すように、全ての針数位置に関する識別情報変数T
nが0であるところの標準針落ち点による標準縫目形状
に対し、鳩目部2aの図で右上部分が、やや右回りにず
れた縫目形状にてかがり縫いが実行されるのである。
で示すように、全ての針数位置に関する識別情報変数T
nが0であるところの標準針落ち点による標準縫目形状
に対し、鳩目部2aの図で右上部分が、やや右回りにず
れた縫目形状にてかがり縫いが実行されるのである。
【0054】このように本実施例によれば、加工布1に
かがり縫い3を実行させるにあたり、使用者は、操作パ
ネル11(縫目形状修正部11a)のキー操作により、
縫目形状の修正態様を選択することができ、制御装置1
6はその入力に応じてかがり縫い作業を実行するように
なる。
かがり縫い3を実行させるにあたり、使用者は、操作パ
ネル11(縫目形状修正部11a)のキー操作により、
縫目形状の修正態様を選択することができ、制御装置1
6はその入力に応じてかがり縫い作業を実行するように
なる。
【0055】従って、従来のような固定的な1種類の縫
目データにより縫製作業が行われるものと異なり、鳩目
部2aの周囲についての具体的な縫目形状を使用者が所
望するものに自由に変更することが可能になり、バラエ
ティに富んだ幾種類ものかがり縫いを実行することがで
きる。この結果、例えば加工布1の材質や種類により異
なった形状の縫目の方が望ましいなどといった事情や、
縫目外観についての使用者の嗜好の多様化などの要望に
十分に応えることができるものである。
目データにより縫製作業が行われるものと異なり、鳩目
部2aの周囲についての具体的な縫目形状を使用者が所
望するものに自由に変更することが可能になり、バラエ
ティに富んだ幾種類ものかがり縫いを実行することがで
きる。この結果、例えば加工布1の材質や種類により異
なった形状の縫目の方が望ましいなどといった事情や、
縫目外観についての使用者の嗜好の多様化などの要望に
十分に応えることができるものである。
【0056】そして、4種類の修正態様のなかから使用
者が選択操作することにより、鳩目部2aの広い範囲に
わたって一括して針落ち点が変更されるので、例えば一
針ごとに針落ち点をずらせる方向とその量とを指示する
といった面倒な入力作業を必要とせず、縫目形状を修正
するにあたっての入力の作業を極めて短時間で容易に行
うことができるものである。
者が選択操作することにより、鳩目部2aの広い範囲に
わたって一括して針落ち点が変更されるので、例えば一
針ごとに針落ち点をずらせる方向とその量とを指示する
といった面倒な入力作業を必要とせず、縫目形状を修正
するにあたっての入力の作業を極めて短時間で容易に行
うことができるものである。
【0057】また、特に本実施例では、鳩目部2aにつ
いての縫目形状の修正を、鳩目部2a全体はもとより、
ある範囲のみを部分的に修正することも可能としており
、さらに、修正の度合を3段階に選択することができる
ようにしているので、極めてバライティに富んだ縫目形
状のかがり縫いを実行することができるのである。
いての縫目形状の修正を、鳩目部2a全体はもとより、
ある範囲のみを部分的に修正することも可能としており
、さらに、修正の度合を3段階に選択することができる
ようにしているので、極めてバライティに富んだ縫目形
状のかがり縫いを実行することができるのである。
【0058】尚、上記実施例では、縫目形状を修正する
にあたり、修正の範囲及び修正の度合をも使用者が選択
することができる構成としたが、少なくとも修正態様の
種類を選択することができるようにすれば、所期の目的
を達成し得るものである。また、電源オンの都度、RO
M14に記憶されている位置データから制御装置16が
縫目データを作成するようにしたが、予め多数種類の縫
目データをROM14等に記憶しておき、使用者の修正
入力に基づいて該当する縫目データを読み出すような構
成としても良い。
にあたり、修正の範囲及び修正の度合をも使用者が選択
することができる構成としたが、少なくとも修正態様の
種類を選択することができるようにすれば、所期の目的
を達成し得るものである。また、電源オンの都度、RO
M14に記憶されている位置データから制御装置16が
縫目データを作成するようにしたが、予め多数種類の縫
目データをROM14等に記憶しておき、使用者の修正
入力に基づいて該当する縫目データを読み出すような構
成としても良い。
【0059】その他、鳩目部2aの内側の針落ち点Pi
(n) をも変更するように構成しても良いなど、本発
明は要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る
ものである。
(n) をも変更するように構成しても良いなど、本発
明は要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る
ものである。
【0060】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
の鳩目穴かがりミシンによれば、加工布に形成されるか
がり縫いの縫目形状を修正する態様を選択するための入
力手段を設けると共に、この入力手段の入力に基づいて
縫目形状を修正して各機構を制御する制御装置を設けた
ので、使用者が所望する縫目形状にて鳩目部周囲のかが
り縫いを実行することができ、そのための修正作業を容
易に行うことができるという優れた効果を奏するもので
ある。
の鳩目穴かがりミシンによれば、加工布に形成されるか
がり縫いの縫目形状を修正する態様を選択するための入
力手段を設けると共に、この入力手段の入力に基づいて
縫目形状を修正して各機構を制御する制御装置を設けた
ので、使用者が所望する縫目形状にて鳩目部周囲のかが
り縫いを実行することができ、そのための修正作業を容
易に行うことができるという優れた効果を奏するもので
ある。
【図1】本発明の一実施例を示す鳩目部の縫目データ作
成のフローチャート(その1)
成のフローチャート(その1)
【図2】鳩目部の縫目データ修正のフローチャート(そ
の2)
の2)
【図3】電気的構成を示すブロック図
【図4】操作パネルのうちの縫目形状修正部の平面図
【
図5】針落ち点の様子を拡大して示す平面図
図5】針落ち点の様子を拡大して示す平面図
【図6】縫
目形状の修正態様の種類を示す図
目形状の修正態様の種類を示す図
【図7】縫目データ作
成のための演算方法を説明するための図
成のための演算方法を説明するための図
【図8】ミシン全体の側面図
【図9】かがり縫いを施した加工布の拡大上面図
1は加工布、2は鳩目穴、2aは鳩目部、2bは直線穴
部、4はミシン本体、7は縫い針、8は針棒、10はミ
シンモータ(駆動機構)、11は操作パネル(入力手段
)、11aは縫目形状修正部、14はROM、15はR
AM、16は制御装置、17はルーパー土台、21は回
動機構、25は送り台、26はX軸用パルスモータ、2
7はY軸用パルスモータ、28は送り機構、40は外部
記憶装置を示す。
部、4はミシン本体、7は縫い針、8は針棒、10はミ
シンモータ(駆動機構)、11は操作パネル(入力手段
)、11aは縫目形状修正部、14はROM、15はR
AM、16は制御装置、17はルーパー土台、21は回
動機構、25は送り台、26はX軸用パルスモータ、2
7はY軸用パルスモータ、28は送り機構、40は外部
記憶装置を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】 送り台上にセットされた加工布に対し
、該加工布に形成された鳩目状の穴の周囲に放射状にか
がり縫いを施すものであって、縫い針とルーパーとの協
働により前記加工布に縫目を形成する縫目形成動作を繰
返すように針棒及び前記ルーパーを同期駆動させる駆動
機構と、前記送り台を前記針棒の上昇時に送り移動させ
る送り機構と、前記ルーパーが設けられたルーパー土台
及び針棒を回動させる回動機構と、加工布に形成される
かがり縫いの縫目形状を修正する態様の種類を選択する
ための入力手段と、この入力手段の入力に基づいて縫目
形状を修正して前記駆動機構及び送り機構並びに回動機
構を制御する制御装置とを具備することを特徴とする鳩
目穴かがりミシン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5789791A JP2800443B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 鳩目穴かがりミシン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5789791A JP2800443B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 鳩目穴かがりミシン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04276287A true JPH04276287A (ja) | 1992-10-01 |
| JP2800443B2 JP2800443B2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=13068780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5789791A Expired - Lifetime JP2800443B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 鳩目穴かがりミシン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2800443B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001327776A (ja) * | 2000-05-25 | 2001-11-27 | Juki Corp | ミシンの制御装置、および縫い方法 |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP5789791A patent/JP2800443B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2800443B2 (ja) | 1998-09-21 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080710 Year of fee payment: 10 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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