JPH04278049A - 低脂肪分スプレッド - Google Patents

低脂肪分スプレッド

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JPH04278049A
JPH04278049A JP3035820A JP3582091A JPH04278049A JP H04278049 A JPH04278049 A JP H04278049A JP 3035820 A JP3035820 A JP 3035820A JP 3582091 A JP3582091 A JP 3582091A JP H04278049 A JPH04278049 A JP H04278049A
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fat
water
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JP3035820A
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Shuzo Ishida
石田 修三
Hiroaki Ota
裕章 太田
Toshihiro Nakamura
年宏 中村
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Terumo Corp
Taiyo Yushi Corp
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Terumo Corp
Taiyo Yushi Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低脂肪分スプレッドに
関する。更に詳しくは一定量の水溶性多糖類を含有せし
めることにより、製造時の転相を防止し連続生産を可能
にした油中水型低脂肪分スプレッドに関する。
【0002】
【従来技術】高脂肪食品の摂取は虚血性疾患等の原因に
なるため近年その抑制が盛んに叫ばれている。このよう
な傾向は、通常80%以上という高い脂肪分を有する、
スプレッドと称されるマーガリン類に対しても例外では
なく、その低脂肪化が望まれているところである。
【0003】これまでに知られている低脂肪分の油中水
形スプレッドとしては、例えば、水相に変性澱粉、ハイ
ドロコロイド、食用可塑性分散体等を添加して水相の粘
度を特定の範囲に調整したスプレッド(特開昭62‐2
32335号公報、特開昭63‐42647号、特開昭
63‐248342号公報、特開昭63‐294743
号公報、特開昭64‐86831号公報、特開平1‐1
28744号公報、特開平1‐98441号公報、特開
平2‐5823号公報)がある。
【0004】これらはいずれも、水相の粘度を調整する
ことにより、脂肪相中での水相の分散安定性を向上させ
、脂肪分を従来の半分またはそれ以下に減少させたもの
であるが、従来の高脂肪分のスプレッドに比し、成分の
種類や量関係が大きく異なるため、塗布性、食感等の品
質のみならず、製造時においても、未だ解決すべき問題
が多い。例えば、本願発明者らの実験によれば、上記の
低脂肪分スプレッドでは、その多くがAユニット、Bユ
ニットまたはCユニットを有する通例のマーガリンまた
はスプレッド製造装置を使用して連続生産する場合にお
いて、途中、離水を生じるか、脂肪相と水相が逆転する
転相が生じ、良好な分散状態のスプレッドを得ることは
できず、また、比較的安定な分散状態で得られたスプレ
ッドでも、実際に食する場合に重視される塗布性、食感
等に難点があるほか、澱粉、蛋白等を成分としているた
めそれらの固有の風味によりスプレッド自体の風味が影
響を受け、スプレッドに自由な風味を施すのに限界があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、連続生産が
可能であり、上述の如き品質上の問題もなく、且つ、自
由な風味付けが可能であり、更に、健康上好ましい生理
作用をも有する低脂肪分スプレッドを提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、連続脂肪相お
よび分散水相からなる油中水形エマルジョンのスプレッ
ドにおいて、脂肪相がスプレッド全量に対し20〜35
重量%であり、且つ、水相がスプレッド全量に対して8
〜47重量%の水溶性多糖類及びスプレッド全量に対し
て0.1〜6.0重量%のゲル化剤を含む低脂肪分スプ
レッドの発明である。本発明のスプレッドは、スプレッ
ド全量に対して0.1〜3.0重量%に相当する水溶性
多糖類が、増粘性多糖類であってもよく、また、スプレ
ッド全量に対して0.1〜1.5重量%の乳化剤を含ん
でいてもよい。更に、必要に応じて、食塩、乳蛋白、香
料、色素、呈味剤等種々の添加剤を含んでもよい。
【0007】以下、本発明の低脂肪分スプレッドを構成
する成分について説明する。本発明の水相の調製に使用
する水溶性多糖類としては、例えば、グルコース縮合形
水溶性多糖類、アラビノキシラン、分岐状デキストリン
、ガラクトマンナン、ガラクトマンナンの酵素分解物、
キサンタンガム、サイリウムシードガム、グルコマンナ
ン、ローカストビーンガム、タマリントガム、トラガン
トガム、グアーガム、タラガムまたはアラビノガラクタ
ン等の食物繊維(難消化性多糖類)が挙げられ、好まし
くはグルコース縮合形水溶性多糖類、アラビノキシラン
、分岐状デキストリン、ガラクトマンナンの酵素分解物
またはキサンタンガム等が挙げられる。かかる難消化性
多糖類はスプレッドに分散安定性を付与するのみならず
、便秘改善、整腸等の生理作用をも有するものである。 これら水溶性多糖類は、単独で使用しても2以上を混合
して使用してもよいが、通常は、2以上の混合系で使用
される。これらのうち、増粘性多糖類として使用できる
水溶性多糖類としては、例えば、キサンタンガム、サイ
リウムシードガム、グルコマンナン、ローカストビーン
ガム、タマリントガム、トラガントガム、グアーガム、
タラガムまたはアラビノガラクタン等が挙げられ、キサ
ンタンガムが特に好ましい。本発明に使用する水溶性多
糖類の具体的な商品名としては、グルコース縮合形水溶
性多糖類であるポリデキストロース(ファイザー(株)
製)、アラビノキシランを主成分とする日食セルエース
(日本食品化工(株)製)、分岐状デキストリンを主成
分とするパインファイバー(松谷化学工業(株)製)、
ガラクトマンナンの酵素分解物を主成分とするファイバ
ロン(大日本製薬(株)製)、グルコマンナンを主成分
とするプロポール(清水化学(株)製)、キサンタンガ
ムを主成分とするサンエース(三栄化学工業(株)製)
、ローカストビーンガムを主成分とするビストップD‐
6(三栄化学工業(株)製)等があり、このうち、増粘
性多糖類として使用できる水溶性多糖類は、プロポール
、サンエース、ビストップD‐6等である。 水溶性多糖類の使用量は、通常、スプレッド全量に対し
て、例えば、8〜47重量%、好ましくは13〜38重
量%、更に好ましくは16〜30重量%であり、このう
ち、増粘性多糖類として使用できる水溶性多糖類を使用
する場合におけるその使用量は、スプレッド全量に対し
て0.1〜3.0重量%、好ましくは0.2〜1.0重
量%の範囲内である。
【0008】本発明の水相の調製に使用するゲル化剤と
しては、例えば、ゼラチン、カラギーナンまたは寒天等
が挙げられ、ゼラチンまたはカラギーナンが特に好まし
い。これらゲル化剤は、単独で使用しても2以上を混合
して使用してもよく、その使用量は、スプレッド全量に
対して0.1〜6.0重量%、好ましくは0.8〜3.
0重量%の範囲内である。
【0009】本発明の脂肪相を形成する油脂としては、
例えば、大豆油、菜種油、米油、綿実油、サフラワー油
、ひまわり油、コーン油、バーム油、バーム核油、ヤシ
油、魚油、牛脂、豚脂、乳脂等の天然油脂、好ましくは
大豆油、菜種油、コーン油、例えば、コーン硬化油、大
豆硬化油、魚油硬化油等の天然油脂を水素添加して得ら
れる硬化油、好ましくはコーン硬化油のほか、これらを
適当な触媒でエステル交換して得られるエステル交換油
を使用することができるがこれらに限定されるものでは
なく、また、単独で使用しても2以上を混合してもよい
【0010】本発明の脂肪相は、一定の範囲の融点及び
固体脂指数(SFI)を有するのが好ましく、日本油化
学協会編「基準油脂分析法」の2.3.4.2‐71及
び2.4.19.2‐81に記載の方法に従って測定し
た場合、例えば、融点:19〜36℃、SFI:5℃ 
 32〜5    10℃  29〜4    15℃
24〜3 20℃  20〜1    25℃  16〜0   
 30℃  14〜0 35℃  11〜0    40℃    9〜0特に
、融点:28〜33℃、SFI: 5℃  15〜10    10℃  13〜9  1
5℃  12〜8 20℃  11〜6      25℃  10〜5 
     30℃  9〜3 35℃    6〜1      40℃    4〜
0を有するものが好ましい。
【0011】脂肪相に添加する乳化剤としては、例えば
、炭素数14以上の飽和または不飽和の脂肪酸のモノグ
リセリド(サフラワー油モノグリセリド)またはジグリ
セリド、リシノレイン酸ポリグリセリド、炭素数12以
上の飽和または不飽和の脂肪酸のショ糖エステル、炭素
数12以上の飽和または不飽和の脂肪酸のソルビタンエ
ステルまたは大豆レシチンが挙げられ、好ましくはリシ
ノレイン酸のポリグリセリド、ショ糖脂肪酸エステル、
大豆レシチンが挙げられる。これらは単独で使用しても
2以上を混合してもよく、その使用量は、スプレッド全
量に対して0.1〜1.5重量%、好ましくは0.3〜
0.7重量%である。
【0012】本発明の組成物に添加する香料としては、
例えば、バターフレーバー、ミルクフレーバーが挙げら
れ、色素としては、例えば、β‐カロチン、アナットー
が挙げられ、呈味剤としては、例えば、ミルク成分の酵
素分解物、粉末生クリームが挙げらるが、これら以外に
も安定剤、保存剤、防腐剤等の各種添加物を加えても差
し支えない。これら添加物のうち、水溶性物質は本発明
の低脂肪分スプレッドの水相の構成成分となり、一方、
油溶性物質は脂肪相の構成成分となる。
【0013】このようにして調製した水相及び脂肪相は
、スプレッド全量に対する脂肪相の量が20〜35重量
%となるように混合される。次に、本発明の低脂肪分ス
プレッドの製造法について説明する。まず、一定量の水
を50〜60℃に加熱し、撹拌下所定量のゲル化剤を同
温度で添加、溶解し、更に同温度で水溶性多糖類及び増
粘性多糖類を添加、溶解し、40℃における粘度を10
00〜3000cp、好ましくは1600〜1900c
pに調整し、5℃におけるゼリー強度を30〜250g
・cm、好ましくは80〜150g・cmに調整する。 ここに、粘度はB型粘度計を用いて測定した場合の値で
あり、ゼリー強度はレオメーターを用いて破断試験法に
より測定した場合の値である。なお、水相に乳蛋白、香
料、呈味剤、食塩等を加える場合には、これらは水溶性
多糖類添加前に加える必要がある。調製した溶液または
分散液は、通常、滅菌のため75〜80℃で一定時間維
持したのち、45〜50℃に冷却する。冷却後、蒸発し
た水を補って、所定量に調整する。
【0014】本発明の組成物を形成する他方の相である
脂肪相は、例えば、天然油脂、天然油脂の水素添加油脂
、エステル交換油またはそれらの混合油脂を70〜85
℃に加熱し、ゆっくり撹拌しながら、乳化剤を添加、溶
解し、40〜45℃まで冷却することにより得られる。 この脂肪相に香料、色素等を添加する場合、それらは冷
却後に添加、混合する。
【0015】本発明の低脂肪分スプレッド組成物は、以
上のようにして得られた水相及び脂肪相を分散、乳化す
ることによって調製される。具体的には、まず、45〜
50℃の水相を同じ温度範囲内にある脂肪相中に添加し
、一定時間強力に撹拌して予備乳化する。次いで、Aユ
ニット、BユニットまたはCユニットを有する通例のマ
ーガリンまたはスプレッド製造装置に連続的に通して、
冷却、固化、練圧することによって行われる。
【0016】水相と脂肪相の混合比は、目的とするスプ
レッドの脂肪分によって異なる。例えば、目的とするス
プレッドの脂肪分をより低くする場合には、水溶性多糖
類の添加量を多くしたものを使用すればよい。以下に実
施例及び先行技術に基づく比較例を示して本発明を更に
詳しく説明する。得られたスプレッドの品質試験法及び
その評価の基準は次の通りである。
【0017】塗布性 試験法:表面の滑らかな厚紙に5℃の温度に維持したス
プレッドを薄く塗布してその状態を観察し4段階評価す
る。       評価:塗布時水分が遊離する      
                  ・・・・1  
          伸展性がなくスプレッド粒子が荒
い            ・・・・2       
     伸展性は良好だが滑らかではない     
         ・・・・3           
 伸展性が良好で滑らかである           
       ・・・・4食感 試験法:実際に食した人の感覚で3段階評価する。
【0018】 評価:悪い  ・・・・1      ふつう  ・・
・・2良い  ・・・・3 乳化安定性 試験法:5個の300ml容量のプラスチック製容器に
スプレッドを入れ、それぞれを20℃、25℃、30℃
、35℃及び40℃の各温度に維持し2日毎にスプレッ
ドの状態を観察し5段階評価する。これを28日間継続
し、評価値の平均値を算出する。
【0019】       評価:脂肪相と水相が完全に分離した状態
            ・・・・1        
    分散粒子が会合して大きな粒子になった状態 
   ・・・・2            分散粒子が
会合し始めた状態                 
 ・・・・3            溶融した部分だ
け分散粒子が会合し始めた状態  ・・・・4    
        分散粒子の会合が全く認められない状
態        ・・・・5
【0020】
【実施例】実施例1 水相の調製:水53.05重量部を約50℃に加熱し、
撹拌下、ゼラチン1.36重量部を加えた。溶解後、食
塩1.12重量部、香料0.12重量部及び脱脂粉乳5
.05重量部を添加した。これらを溶解後、同温度でポ
リデキストロース8.95重量部とキサンタンガム0.
32重量部を添加、溶解して増粘した。この混合液のB
型粘度計で測定した粘度は40℃で1350cpであり
、レオメーターで測定した5℃におけるゼリー強度は1
24g・cmであった。この水相を約80℃に維持して
滅菌し、調整中に蒸発した水を補充し、そのまま40〜
45℃まで冷却した。
【0021】脂肪相の調製:コーン硬化油7.43重量
部及び大豆白絞油22.27重量部からなる融点29℃
の油脂にサフラワー油モノグリセリド(サンクラフトN
o. 8090)0.3重量部を80℃で混合し、これ
を45〜50℃に冷却後、香料0.03重量部及びβ‐
カロチン0.002重量部を加えた。得られた脂肪相は
、融点30℃、SFI: 5℃    12.4    10℃    10.5
    15℃    8.0 20℃      5.4    25℃      
3.1    30℃    1.3 35℃      0        40℃    
  0であった。
【0022】乳化工程:得られた脂肪相を強力に撹拌し
ながら、43℃で水相を少量ずつ添加し、全量を添加後
、30分間撹拌してエマルジョンを得た。これをAユニ
ット2本、Bユニットを1本有する試験用装置に連続的
に通して16〜22℃に冷却、固化し、練圧してスプレ
ッドを得た。
【0023】得られたスプレッドについて、塗布性、食
感及び乳化安定性の試験を行った。 実施例2〜5 各成分の種類及び量を変え、実施例1に準じて各種スプ
レッドを製造し、実施例1と同様の試験を行った。実施
例1〜5の各種スプレッドの成分を表‐1に、水相の粘
度及びゼリー強度を表‐2に、得られたスプレッドの各
種試験結果を表‐3にまとめて示した。
【0024】
【0025】
【0026】比較例1 本比較例は、特開平1‐128744号公報に開示され
た方法に基づいたものである。 水相の調製:10%脱脂粉乳水溶液13.73重量部を
75℃で15分間保持した後、50℃に冷却し、撹拌下
、澱粉(ヒドロキシジスターチホスフェート)3.75
重量部及びラード硬化モノグリセリド0.0375重量
部を加えた。次いで、87℃で5分間保持した後、8℃
に冷却し、そのまま一夜放置して、ペーストAを調製し
た。一方、50℃に加熱したホエータンパク及び脱脂粉
乳の4:1混合物の12.8%水溶液に、撹拌下、ソル
ビン酸カリウム0.11重量部、リン酸二水素ナトリウ
ム・2水和物0.26重量部、クエン酸三ナトリウム・
2水和物0.28重量部及び水酸化ナトリウム0.1重
量部を加え、48℃に冷却後前記ペーストAを加えた。
【0027】脂肪相の調製:大豆油3.73重量部及び
バターオイル20.80重量部を混合して、50℃でラ
ード硬化モノグリセリド1.0重量部を加えて撹拌した
。 乳化工程:上記水相及び脂肪相を混合して、15分間予
備乳化したのち、80℃に一旦加熱してから45℃に冷
却し、水冷式撹拌結晶化装置にて、冷却、固化、練圧し
、スプレッドを得た。
【0028】比較例2 本比較例は、特開平2‐5823号公報に開示された方
法に基づいたものである。 水相の調製:50℃に加熱したホエータンパク及び脱脂
粉乳の4:1混合物の12.8%水溶液に、撹拌下、ソ
ルビン酸カリウム0.13重量部、リン酸二水素ナトリ
ウム・2水和物0.23重量部及びクエン酸三ナトリウ
ム・2水和物0.26重量部を加え、47℃に冷却後ヒ
ドロキシプロピルヂスターチホスフェート1.43重量
部及び食塩1.01重量部を加え、20分間撹拌した。 脂肪相の調製:大豆油14.38重量部及び融点41℃
のコーン硬化油9.63重量部を混合して、70℃に加
熱し、ラード硬化モノグリセリド1.05重量部を加え
て撹拌した。 乳化工程:上記水相及び脂肪相を混合して、予備乳化し
たのち、水冷式撹拌結晶化装置にて、冷却、固化、練圧
し、スプレッドを得た。
【0029】比較例3 本比較例は、特開昭62‐232335号公報に開示さ
れた方法に基づいたものである。 水相の調製:50℃に加熱した水61.53重量部に、
撹拌下、ゼラチン(260オリレーム)1.50重量部
、パセリ(Paselli )SA2 10.40重量
部及び食塩1.35重量部を順次添加し、90℃で5分
間保持したのち、60℃に冷却した。 脂肪相の調製:大豆油20.32重量部及び融点41℃
のコーン硬化油4.30重量部を混合して、60℃に加
熱し、菜種油微水添油モノグリセリド0.38重量部を
加えて撹拌した。 乳化工程:上記水相及び脂肪相を混合して、15分間予
備乳化したのち、水冷式撹拌結晶化装置にて、冷却、固
化、練圧したが、転相を生じ、スプレッドは得られなか
った。
【0030】比較例4 本比較例は、特開昭63‐248342号公報に開示さ
れた方法に基づいたものである。 水相の調製:80℃に加熱した水73.35重量部に、
撹拌下、カッパーカラギーナン0.30重量部及び食塩
1.35重量部を順次添加し、70℃に冷却した。 脂肪相の調製:大豆油14.12重量部及び融点41℃
のコーン硬化油10.50重量部を混合して、70℃に
加熱し、菜種油微水添油モノグリセリド0.38重量部
を加えて撹拌した。 乳化工程:上記水相及び脂肪相を混合して、15分間予
備乳化したのち、水冷式撹拌結晶化装置にて、冷却、固
化、練圧したが、転相を生じ、スプレッドは得られなか
った。
【0031】比較例5 本比較例は、特開昭63‐294743号公報に開示さ
れた方法に基づいたものである。 水相の調製:50℃に加熱した水73.49重量部に、
撹拌下、ゼラチン0.00014重量部、食塩1.31
重量部、ソルビン酸カリウム0.15重量部及び酪酸0
.015重量部を順次添加し、90℃で5分間保持した
のち、60℃に冷却した。 脂肪相の調製:大豆油13.80重量部及び融点41℃
のコーン硬化油10.85重量部を混合して、60℃に
加熱し、菜種油微水添油モノグリセリド0.35重量部
を加えて撹拌した。 乳化工程:上記水相及び脂肪相を混合して、15分間予
備乳化したのち、水冷式撹拌結晶化装置にて、冷却、固
化、練圧したが、離水が生じ、スプレッドは得られなか
った。
【0032】比較例1及び2で得られたスプレッドにつ
いて、実施例1〜5と同様の品質試験を行った。結果を
表‐4に示した。
【0033】 実施例1〜5で得られたスプレッドと比較例1及び2で
得られたスプレッドを比較すると、実施例1〜5のスプ
レッドは、塗布性及び食感において、比較例1及び2の
スプレッドより優っていることが分かる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  連続脂肪相および分散水相からなる油
    中水形エマルジョンのスプレッドにおいて、脂肪相がス
    プレッド全量に対し20〜35重量%であり、且つ、水
    相がスプレッド全量に対して8〜47重量%の水溶性多
    糖類及びスプレッド全量に対して0.1〜6.0重量%
    のゲル化剤を含む低脂肪分スプレッド。
  2. 【請求項2】  スプレッド全量に対して0.1〜3.
    0重量%に相当する水溶性多糖類が、増粘性多糖類であ
    る請求項1記載の低脂肪分スプレッド。
  3. 【請求項3】  ゲル化剤がゼラチン、カラギーナンま
    たは寒天である請求項1または2記載の低脂肪分スプレ
    ッド。
  4. 【請求項4】  脂肪相がスプレッド全量に対して0.
    1〜1.5重量%の乳化剤を含む請求項1〜3のいずれ
    か1項に記載の低脂肪分スプレッド。
  5. 【請求項5】  水溶性多糖類がグルコース縮合形水溶
    性多糖類、アラビノキシラン、分岐状デキストリン、グ
    ルコマンナン、ガラクトマンナン、ガラクトマンナンの
    酵素分解物またはキサンタンガムである請求項1〜4の
    いずれか1項に記載の低脂肪分スプレッド。
  6. 【請求項6】  40℃における粘度が1000〜30
    00cpであり、且つ、5℃におけるゼリー強度が30
    〜250g・cmである水相を、脂肪相に分散させて得
    られる請求項1〜5のいずれか1項に記載の低脂肪分ス
    プレッド。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05276898A (ja) * 1992-04-03 1993-10-26 Dainippon Pharmaceut Co Ltd 低カロリー食品用組成物
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