JPH04278976A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH04278976A
JPH04278976A JP3065226A JP6522691A JPH04278976A JP H04278976 A JPH04278976 A JP H04278976A JP 3065226 A JP3065226 A JP 3065226A JP 6522691 A JP6522691 A JP 6522691A JP H04278976 A JPH04278976 A JP H04278976A
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JP3065226A
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Tetsuya Nagata
徹也 永田
Takao Umeda
梅田 高雄
Yasuo Takuma
康夫 詫間
Tatsuo Ikawa
伊川 辰夫
Masato Yamada
正人 山田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置に係わり
、特に、画像担持体上に画像を形成するとともに、転写
材搬送手段により規定寸法の転写材を搬送させ、転写点
において画像担持体上の形成画像を転写材上に転写する
画像形成装置において、転写材の画像担持体上へのラッ
ピングを未然に防ぐようにした画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図21は、従来のこの種の画像形成装置
を示すもので、1は感光体ドラム、2は帯電器、3は露
光装置、4は現像機、5は転写帯電器、6はイレ−ズラ
ンプ、7はクリ−ナ、8はベルトクリ−ナ、9は転写材
、10は転写材搬送ベルト、11、12、13はロ−ラ
、14は予備帯電器、15は接地ロ−ラ、16は除電器
である。
【0003】この画像形成装置は以下に述べるような動
作を行う。まず、感光体ドラム1の表面に帯電器2によ
り一様な電荷を与え、その後、感光体ドラム1上に露光
装置3から形成すべき画像に対応した光を照射し、そこ
に静電潜像を形成させる。現像器4の内部には画像形成
媒体(トナ−)が蓄えられており、トナ−には摩擦帯電
によりほぼ一定の電荷が付与されているが、このトナ−
を静電気力により前記静電潜像に従って感光体ドラム1
上に付着させ、そこに可視画像を形成させる。
【0004】一方、カット紙等の転写材9は図のA方向
から画像形成装置内に供給され、転写材搬送ベルト10
上に載せられて搬送される。この際、転写材搬送ベルト
10と転写材9は予備帯電器14と接地ロ−ラ15によ
りそれぞれ逆極性の電荷が付与されるので、転写材9は
転写材搬送ベルト10に吸着した状態で搬送される。感
光体ドラム1と転写材搬送ベルト10とが接するニップ
領域では、転写帯電器5により転写材搬送ベルト10に
画像形成媒体(トナ−)の帯電電荷の極性と逆極性の電
荷が与えられるため、感光体ドラム1上のトナ−はニッ
プ領域で転写材9上に転写される。そして、表面に可視
画像が転写された転写材9は交流高電流が印加される除
電器16により帯電が除去され、ロ−ラ12の部分で転
写材搬送ベルト10から分離された後で図のB方向に搬
送され、定着器(図示なし)によりトナ−を溶融させて
転写材9上に画像を定着させる。このとき、感光体ドラ
ム1上の残留電荷はイレ−ズランプ6により帯電除去さ
れ、残留したトナ−はクリ−ナ7により除去されて、次
の画像形成に備えるものである。このとき、転写材搬送
ベルト10上に飛散したトナ−はクリ−ナ8により除去
される。
【0005】また、図22は、従来のラップ防止機構付
き画像形成装置を示すもので、17は剥離爪であり、そ
の余の構成部分は図21の装置の構成部分と同じである
ので、これら構成要素には図11の構成要素と同じ符号
を付している。
【0006】このラップ防止機構付き画像形成装置の画
像形成動作は、基本的には図21の装置の画像形成動作
と同じである。
【0007】しかるに、この装置には、何等かの原因に
より転写材9が感光体ドラム1上に巻き付き(ドラムラ
ップ)を起こすと、感光体ドラム1に当接または近接配
置されている剥離爪17により転写材9が感光体ドラム
1上から強制的に剥離され、ドラムラップの発生が抑止
されるという動作が付加されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記前者の画像形成装
置は、転写材9の感光体ドラム1への巻き付き(ドラム
ラップ)に対しては、例えば、予備帯電器14の帯電量
を増加させることにより、当該ドラムラップの発生頻度
をやや低下させることができるものの、ドラムラップの
発生の抑止には全く不十分であって、常に当該ドラムラ
ップの発生の心配があるものであった。
【0009】前記後者の画像形成装置は、ドラムラップ
抑止機構として、剥離爪17を感光体ドラム1に当接ま
たは近接して設け、ドラムラップ発生時に転写材9を感
光体ドラム1から強制的に剥離するようにしているが、
当該抑止機構は転写材9を感光体ドラム1から剥離する
際に、転写材9上の画像を乱したり、または、剥離爪1
7の接触により感光体ドラム1に傷を付け、その後の転
写時の画像を劣化させるという問題点を有するものであ
る。
【0010】一方、ラップ防止機構付き画像形成装置で
あっても、画像形成装置の使用頻度や経年変化等により
ラップ防止作用達成の度合いは各画像形成装置毎に異な
るものであるが、従来は前記ラップ防止作用の達成の度
合いに関係なく、定期的にサ−ビスマンが各画像形成装
置の点検に出かけねばならないという不都合な点があっ
た。
【0011】本発明は、前記問題点を除去するために考
案されたもので、転写画像の劣化を何等伴うことなく、
ドラムラップの発生を完全に抑止して、高信頼性かつ高
画質の画像転写が行える画像形成装置を提供することを
主たる目的としている。
【0012】また、本発明は、画像形成装置における高
信頼性をさらに高め、かつ、保守サ−ビスを向上させる
画像形成装置結合ネットワ−クを提供することを他の目
的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記主たる目的の達成の
ために、本発明は、画像担持体と、前記画像担持体上に
可視画像を形成する画像形成手段と、転写材を担持して
転写点へ搬送する転写材搬送手段と、前記画像担持体上
に形成される可視画像を転写点において前記転写材に転
写する転写手段と、前記転写点の通過後に転写材が画像
担持体に担持されて搬送されるのを防ぐドラムラップ防
止手段とを有する画像形成装置において、前記ドラムラ
ップ防止手段として、ドラムラップ発生に関する種々の
物理情報を検知し、当該情報に応じたラップ抑止制御情
報を発生するラップ予測判定装置を備えた第1の手段を
具備する。
【0014】また、前記他の目的の達成のために、本発
明は、それぞれドラムラップ防止手段と通信用インタ−
フェイスとを有する1台以上の画像形成装置と、それら
画像形成装置に通信回線を介して接続された1つの集中
管理センタとによりネットワ−クが構成され、前記集中
管理センタは、各画像形成装置からラップ抑止に関する
情報を受けるとともに、当該情報に対応して各画像形成
装置毎にラップ抑止を行う条件を適宜変更するようにし
た第2の手段を具備する。
【0015】
【作用】ドラムラップ発生の原因については、既に解明
されている部分(例えば、転写材としてカット用紙を用
いた場合に、薄くて腰の弱い用紙ほど、また、感光体ド
ラムの曲率半径が大きいほどドラムラップが多発する等
)も存在する。
【0016】しかるに、本発明者等は、当該ドラムラッ
プの発生に関して種々の実験を重ねた結果、以下に述べ
るような場合にドラムラップが多発することを見出した
【0017】イ、感光体ドラム上の画像形成媒体(トナ
−)の付着が少ないとき、即ち、画像形成媒体に黒トナ
−を用いていて、転写時に白紙の部分が多い画像になる
ようなとき。
【0018】ロ、装置周囲の温度及び湿度が低くて、転
写材の含水率が低いとき。
【0019】ハ、転写材としてカット紙を用いた場合に
、先端の切り口のダレが転写材搬送ベルト側を向いてい
るとき。
【0020】なお、前記実験は、感光体ドラムがマイナ
ス帯電され、反転現象を生じる場合について行った例で
あるが、その他の場合の例においても同様の結果が得ら
れることは明らかである。
【0021】本発明の画像形成装置に用いられるラップ
予測判定装置は、ドラムラップ発生の要因となる前述の
種々の物理現象の中の少なくとも1つのものを表す値を
検知し、その検知した値に基づいてラップ抑止制御手段
を作動させるか否かの予測を行い、作動させるとの予測
が得られたときはラップ予測制御情報を発生し、それに
よりラップ抑止機構を駆動して、当該ドラムラップ発生
を抑止するようにしている。
【0022】
【実施例】本発明の実施例について図面を用いて説明す
る。なお、以下の各実施例においては、転写材として、
汎用のカット紙を用いている例について説明を行う。
【0023】図1は、本発明に係わる画像形成装置の第
1の実施例を示す構成図である。
【0024】図において、20はデジタル画像デ−タを
受け、当該デジタル画像デ−タに応答してラップ抑止制
御情報を発生するラップ予測判定装置、21は転写帯電
器5に併置され、可変交流電流が供給されるベルト除電
器、22は前記ラップ抑止制御情報により駆動出力が制
御される可変交流電源、23は露光装置3にデジタル画
像デ−タを供給する画像信号源を示す。なお、本実施例
のその余の構成部分は、図21に示された前述の従来の
画像形成装置の構成部分と同じであるので、当該従来の
画像形成装置の構成要素と同等の構成要素には同じ符号
を付し、その説明は省略する。
【0025】そして、本実施例の画像形成装置における
画像形成動作は、基本的には図21に示された従来の画
像形成装置の画像形成動作と同じである。
【0026】しかるに、本実施例においては、前記従来
の画像形成装置に加えて、ラップ予測判定装置20、ベ
ルト除電器21、可変交流電源22等からなるラップ抑
止制御手段を設け、画像信号源23からのデジタル画像
デ−タがドラムラップを発生し易い状態になったときに
は、直ちに、前記ラップ抑止制御手段を作動させるよう
にしたものである。
【0027】以下、このラップ抑止制御手段の動作につ
いて詳しく説明する。
【0028】本実施例では、画像信号源23からのデジ
タル画像デ−タに基づく画像を感光体ドラム1に写し、
この画像を転写紙であるカット紙9に転写するに当たっ
て、ラップ予測判定装置20は、当該カット紙9の先端
から約3cm以内の部分に形成される当該画像に対応し
た前記デジタル画像デ−タを常時監視しており、前記画
像の形成時に、例えば、その黒部分が全体の1%以下に
低下したときにドラムラップが発生するものとの予測を
行うものである。そして、前記予測が行われたときには
、ラップ予測判定装置20からラップ抑止制御情報が送
出され、当該ラップ抑止制御情報は可変交流電源22に
供給されてその出力交流電流を一時的にオンにし、ベル
ト除電器21を除電状態にして当該カット紙9の先端か
ら約3cm以内の部分の除電を行うことにより、ドラム
ラップを発生を未然に抑止するようにしている。なお、
このベルト除電器21における除電は、ベルト除電器2
1の上を当該カット紙9の先端から約3cm以内の部分
が通過するときだけ行うようにするのが望ましい。
【0029】ところで、本実施例は、ベルト除電器21
に供給する可変交流電源22の交流電流のオン、オフに
よりラップ抑止を行うようにしているものであるが、実
際には前記交流電流のオフから除電作用の開始までに相
当の時間遅れがあるため、高速度のラップ抑止制御を行
うことができず、このラップ抑止制御手段をプロセス速
度の大きな画像形成装置に適用することは困難である。
【0030】図2はラップ抑止制御速度を改良したベル
ト除電器21を用いてなる他の実施例を示すもので、2
4はベルト除電器21を開閉するシャッタ−、25は当
該シャッタ−24を駆動するシャッタ−開閉装置である
【0031】本実施例においては、ラップ予測判定装置
20からラップ抑止制御情報が送出されると、シャッタ
−開閉装置25が付勢され、当該付勢によって瞬時にシ
ャッタ−24がベルト除電器21上に移動するので、前
述の実施例に比べて高速度のラップ抑止制御を行うこと
ができる。
【0032】以上の実施例を用いた場合、転写帯電器5
のコロナ電流が400μAの際に、ベルト除電器21の
電流値を実効値で1200μA以上に選んだところ、5
5キロ連量のA4版カット紙について、ドラムラップ発
生率をゼロにすることができた。
【0033】図3は、本発明に用いられるラップ予測判
定装置20の構成の一例を示すもので、51はカウンタ
、52はタイマ−、53はメモリ、54は比較器であり
、画像信号源23はデジタル画像デ−タとしてのプリン
ト開始信号55とプリント画像信号56とをラップ予測
判定装置20に供給する。
【0034】このラップ予測判定装置20は次のように
動作する。
【0035】まず、感光体ドラム1においては、デジタ
ル画像デ−タ中のプリント画像信号56の”1”が露光
装置3に送られる度毎に、当該ドラム1上に1ドット分
のトナ−が付着される。また、タイマ−52は、トリガ
後、カット紙9の先端から約3cm以内の部分の画像の
転送時間に対応した時間だけ動作するように設定されて
いて、カウンタ51はタイマ−52の動作期間中プリン
ト画像信号56の”1”の数のカウントを行い、メモリ
53は前記画像の転送時間に対応した時間内にプリント
画像信号56の”1”(黒)部分の到来数が全体の1%
に相当する数を記憶している。
【0036】いま、プリント開始信号55の供給によっ
てタイマ−52がトリガされると、カウンタ51はプリ
ント画像信号56の”1”の数のカウントを行い、タイ
マ−52の設定時間が経過すると、前記カウンタ51の
カウント動作は停止される。このとき、比較器54はカ
ウンタ51のカウント数(前者)とメモリ53に記憶さ
れている数(後者)との比較を行い、前者が後者に等し
いかまたは小さいときのみ、可変交流電源22を駆動す
るためのラップ抑止制御情報を発生する。この場合、カ
ウンタ51は、前記画像の転送時間に対応した時間内に
プリント画像信号56の”1”(黒)部分の全数をカウ
ントできないものであっても、少なくともメモリ53に
記憶されている数までカウントできるものであれば使用
に差し支えがない。
【0037】図4は、ラップ予測判定装置20の構成の
他の例を示すもので、57はプリセッタブルカウンタで
あり、その他に前例の構成要素と同じ構成要素について
は同じ符号を付している。
【0038】本例において用いているプリセッタブルカ
ウンタ57は、その初期設定値からカウントアップして
行ってカウント可能な最大値に達すると、リプルキャリ
−信号58を出力するもので、前例のカウンタ51と比
較器54との機能を併せ持ったものである。そして、プ
リセッタブルカウンタ57にプリント画像信号56を供
給し、前記リプルキャリ−信号58を可変交流電源22
を駆動するためのラップ抑止制御情報にすれば、前例と
同様の動作を行わせることができる。
【0039】なお、メモリ53には、ROM等の半導体
メモリの他にデイップスイッチを用いることができる。 また、メモリ53の内容をユ−ザが調整できるように構
成すれば、個々の画像形成装置の状態に応じたラップ抑
止制御条件が設定できる。
【0040】以上の実施例は、ラップ予測判定装置20
に入力させる物理情報として、画像信号源23が発生す
るデジタル画像デ−タを用いたものであるが、前記物理
情報としては、前述の例に限られず他の物理情報を用い
ることもできる。
【0041】図5は、当該物理情報として、前記デジタ
ル画像デ−タと、温度及び湿度デ−タとを併用した本発
明の第2の実施例を示す構成図である。
【0042】図において、26は画像形成装置の周辺の
温度及び湿度を測定する温度及び湿度センサであり、そ
の余の構成部分については図1の実施例と同じである。
【0043】また、本実施例の動作も基本的には図1の
実施例の動作と同じである。
【0044】ただ、本実施例は、ラップ予測判定装置2
0が、画像信号源23が発生するデジタル画像デ−タと
、温度及び湿度センサ26からの温度湿度デ−タを受け
、前記デジタル画像デ−タがドラムラップを発生するも
のであるか否かの予測の基準を、前記温度湿度デ−タに
応じて変化させるようにしている。具体的には、測定さ
れた画像形成装置の周辺の温度及び湿度の値が低ければ
低いほどドラムラップが発生し易くなるため、それらの
値の低下に応じて前記予測の基準を厳しく選ぶように変
更している。
【0045】図6は、本実施例において用いられるラッ
プ予測判定装置20の一例を示す構成図である。
【0046】図において、59は温度及び湿度センサ2
6からの温度湿度デ−タをデジタル信号に変換するA/
D変換器、60、62、64はそれぞれI/Oポ−ト、
61は中央処理装置(CPU)、63は各温度及び湿度
においてドラムラップが発生する画像を形成するトナ−
のドット数の最大値を表すデ−タを記憶しているメモリ
であり、その他、前述のラップ予測判定装置20の構成
要素と同じ構成要素については同じ符号を付している。
【0047】本例のラップ予測判定装置20は以下に述
べる動作を行う。温度及び湿度センサ26からの温度湿
度デ−タはA/D変換器59によりデジタル信号に変換
され、当該デジタル信号はI/Oポ−ト60を経てCP
U61に入力される。一方、カウンタ51とタイマ−5
2によって得られた、カット紙9の先端から約3cm以
内の部分の画像の転送時間に対応した時間内のプリント
画像信号56の”1”(黒)部分の到来数(前者)も、
I/Oポ−ト62を経て同様にCPU61に入力される
。このとき、CPU61は、メモリ63内に記憶されて
いる数(後者)を参照し、後者に応じた前者の値を見出
す。そして、CPU61は、後者が前記前者の値に等し
いかまたは小さいときだけ、可変交流電源22を駆動す
るラップ抑止制御情報をI/Oポ−ト64を経て可変交
流電源22に供給し、可変交流電源22の出力を変化さ
せる。この変化は、可変交流電源22の出力交流電流の
オン、オフでもよいが、出力交流電流値を変えるもので
あってもよい。また、転写搬送ベルト10の劣化防止の
ためにはコロナ電流は小さい方が望ましいので、各温度
及び湿度においてドラムラップの発生を抑止するのに必
要最小限のコロナ除電電流値を予め実験により得て、そ
れをメモリ63の記憶デ−タとして用いるのが好適であ
る。
【0048】また、特に、図示はされていないが、当該
物理情報として、画像信号源23が発生するデジタル画
像デ−タと、現像機4内の残留トナ−の量を示すデ−タ
とを併用することもできる。
【0049】例えば、図1の実施例において、前記デジ
タル画像デ−タだけの検出では未だドラムラップが生じ
ないような場合であっても、現像機4内の残留トナ−量
が少なくなっていると、感光体ドラム1上には僅かな量
のトナ−しか付着せず、結果的にドラムラップが発生す
ることがある。
【0050】本実施例は、現像機4内に残留トナ−量を
検出するセンサを配置し、当該センサから得られた測定
デ−タを前記デジタル画像デ−タとともにラップ予測判
定装置20に供給し、前記測定デ−タの値に応じて前記
デジタル画像デ−タにおけるドラムラップ発生の予測の
基準を変更するようにしている。具体的には、前記測定
デ−タの値が低ければ低いほどドラムラップが発生し易
くなるため、その値の低下の程度に応じて前記予測の基
準を厳しく選ぶようにしている。
【0051】図7は、当該物理情報として、感光体ドラ
ム1上の静電潜像を用いた本発明の第3の実施例を示す
構成図である。
【0052】図において、27は感光体ドラム1上に形
成された静電潜像を測定する表面電位計であり、その余
の構成部分については図1の実施例の構成部分と同じで
ある。
【0053】また、本実施例の動作も基本的には図1の
実施例の動作と同じである。
【0054】しかるに、本実施例では、露光装置3と現
像機4との間の感光体ドラム1に近接した個所に、1ド
ット程度の静電潜像をも測定可能な高精細表面電位計2
7を配置し、当該表面電位計27で測定された測定デ−
タをラップ予測判定装置20に供給し、前述の実施例と
同様の動作を行わせるようにしたものである。また、表
面電位計27として、解像度の低いものを用いた場合に
は、広範囲の平均的な表面電位が得られるが、この表面
電位の値は測定領域に対する露光領域の比に比例するの
で、ドラムラップ発生予測の判定はこの平均的な表面電
位の値によって行うようにすればよい。
【0055】本実施例を用いた場合、感光体ドラム1の
初期帯電電位を−700V、コントラスト電位差を60
0Vにし、前記平均的な表面電位の絶対値が650V以
上であるという条件下でベルト除電器21を動作させた
ところ、55キロ連量のA4版カット紙について、ドラ
ムラップの発生率をゼロにすることができた。
【0056】図8は、当該物理情報として、感光体ドラ
ム1上の可視画像を用いた本発明の第4の実施例を示す
構成図である。
【0057】図において、28は感光体ドラム1上に近
接配置された可視画像を読み取る反射型画像読み取りセ
ンサであり、その余の構成部分については図1の実施例
の構成部分と同じであり、対応する構成要素には同じ符
号を付している。
【0058】また、本実施例の動作も基本的には図1の
実施例の動作と同じである。
【0059】しかるに、本実施例は、現像機4とニップ
領域との間の感光体ドラム1に近接した個所に、反射型
画像読み取りセンサ28を配置し、当該読み取りセンサ
28で読み取った測定デ−タをラップ予測判定装置20
に供給し、前述の実施例と同様の動作を行わせているも
のである。
【0060】この場合、画像読み取りに用いる照射光は
、感光体ドラム1の感光波長以外のものであることが望
ましいが、転写コロナ電流の低減の目的で転写前に感光
体ドラム1の帯電電位を減衰させるためのフェ−ドとし
て利用する場合は、当該感光波長と一致させることもで
きる。また、当該読み取りセンサ28として、1ドット
単位の読み取りができるものを用いれば、感光体ドラム
1上に形成されている可視画像をドット単位の画像デ−
タとして得ることができ、それによって図1の実施例と
同様の動作を行わせることができる。一方、当該読み取
りセンサ28として、解像度が低いもの、例えば、反射
型濃度計のようなものを用いて、広い範囲に当てられた
照射光からの反射光量を測定し、広い範囲の画像濃度の
平均値を得るようにすれば、この画像濃度の平均値は測
定領域中のトナ−の付着量に比例するので、ドラムラッ
プ発生予測の判定はこの画像濃度の平均値で行える。
【0061】以上述べた各実施例は、ラップ抑止制御手
段におけるラップ抑止機構としてベルト帯電器21を用
い、そのベルト帯電器21への供給交流電流の変更また
は当該ベルト帯電器21上へのシャッタ−24の移動を
行うものであったが、本発明の前記ラップ抑止機構は、
これらの例に限られるものではなく、他の構成のラップ
抑止機構を用いることもできる。
【0062】図9は、当該ラップ抑止機構として、予備
帯電器14を用いた本発明の第5の実施例を示す構成図
である。
【0063】図において、29は予備帯電器14に直流
電流を供給する可変直流電源であり、その余の構成部分
は図1の実施例の構成部分と同じであり、対応する構成
要素には同じ符号を付している。
【0064】ここで、予備帯電器14は、予め転写搬送
ベルト10とカット紙9に多くの電荷を与えて、当該カ
ット紙9の先端を転写搬送ベルト10に密着させ、当該
カット紙9と転写搬送ベルト10との間にできる空隙を
なくすために設けられたものである。
【0065】そして、ラップ予測判定装置20がドラム
ラップ発生を予測し、当該ラップ予測判定装置20から
ラップ抑止制御情報が出力されると、当該制御情報は可
変直流電源29を付勢し、その付勢により可変直流電源
29は発生する直流電流値を増強させ、予備帯電器14
の帯電量を増大させるので、ドラムラップの発生を未然
に防ぐことができる。なお、本実施例では、予備帯電器
14を転写帯電器5と同極性のプラスコロナにより予備
帯電を行っている。
【0066】また、本実施例は、予備帯電器14として
コロナ帯電器を用いているが、予備帯電器14は前述の
形態のものに限られず、板状の金属を用いることもでき
る。この板状の金属は、カット紙9を転写搬送ベルト1
0に抑えつける役目を果たすとともに、可変直流電源2
9から直流電圧が与えられて当該カット紙9の先端を転
写搬送ベルト10に密着させる働きをする。
【0067】図10は、当該ラップ抑止機構として、転
写帯電器5を用いた本発明の第6の実施例を示す構成図
である。
【0068】図において、30は転写帯電器5に直流電
流を供給する可変直流電源であり、その余の構成部分は
図1の実施例の構成部分と同じであり、対応する構成要
素には同じ符号を付している。
【0069】本実施例も、ラップ予測判定装置20がド
ラムラップ発生を予測し、当該ラップ予測判定装置20
からラップ抑止制御情報が出力されると、当該制御情報
は可変直流電源30の出力を一時的に停止させるか、そ
の出力を一時的に弱めて、カット紙9に供給されるコロ
ナ電流を減少させ、ドラムラップの発生を未然に防ぐよ
うにしている。本実施例において、転写帯電器5に対す
るコロナ電流のオン、オフ制御を行うと、当該制御とカ
ット紙9の帯電の変化作用との間に時間的な遅れを生じ
て、高速度の制御が行えないため、プロセス速度の大き
い画像形成装置においては、転写帯電器5にそれを瞬時
に開閉できるシャッタ−を付設し、前記ラップ抑止制御
情報により当該シャッタ−を閉じるような構成にするの
が好ましい。
【0070】図11は、当該ラップ抑止機構として、ニ
ップ領域に配置された転写ロ−ラ33を用いた本発明の
第7の実施例を示す構成図である。
【0071】図において、31はニップ領域に配置され
、半導体性のゴムで作られた転写ロ−ラ、32はロ−ラ
軸を介して転写ロ−ラ31を転写搬送ベルト10側に押
圧するバネ、33は転写ロ−ラ31にプラス電荷を帯電
する直流電源、34はバネ32の押圧力を調整するニッ
プ圧力制御装置であり、その余の構成部分は図1の実施
例の構成部分と同じであり、対応する構成要素には同じ
符号を付している。
【0072】本実施例は、ラップ予測判定装置20がド
ラムラップ発生を予測し、当該ラップ予測判定装置20
からラップ抑止制御情報が出力されると、当該制御情報
はニップ圧力制御装置34を介して転写ロ−ラ31の押
圧力を一時的に高めるか、または、押圧を0にすること
により、ドラムラップの発生を未然に防いでいる。
【0073】図12は、当該ラップ抑止機構として、カ
ット紙9の先端を加工する装置を用いた本発明の第8の
実施例を示す構成図である。
【0074】図において、35はカット紙9の先端をカ
ットするカッタ−、36はカッタ−35をカット紙9側
に移動させるカッタ−駆動装置、37はカット紙9を導
く用紙ガイドであり、その余の構成部分は図1の実施例
の構成部分と同じであり、対応する構成要素には同じ符
号を付している。
【0075】本実施例の動作を述べる前に、前記カット
紙9の先端の加工がドラムラップの発生の抑止に如何に
寄与しているかについて説明する。
【0076】通常、この種の画像形成装置に用いられる
カット紙は、カッタ−による用紙の裁断時に、大部分の
ものに図13に示すようなダレ9aができている。この
ダレ9aの大きさ(図のa、b)は、例えば、55キロ
連量のA4版カット紙においてaは約30μm以上、b
は約200μm以上にもなる。
【0077】こうしたダレ9aを先端に有するカット紙
9を転写搬送ベルト10に載せてニップ領域に搬送させ
た場合に、ダレ9aが転写搬送ベルト10側を向いてい
るときにドラムラップが発生し、ダレ9aが感光体ドラ
ム1側に向いているときにドラムラップが発生しないこ
とを本発明者等が実験によって確かめた。
【0078】この理由は、感光体ドラム1にトナ−が殆
どないようなときに、ダレ9aが転写搬送ベルト10側
を向いた状態でニップ領域に搬送されてきた場合、図1
4に示すように、カット紙9と転写搬送ベルト10間に
空隙が生じており、しかも、ニップ領域では転写帯電器
5のプラス電荷38と感光体ドラム1上のマイナス電荷
39により当該空隙内に図示の極性の高電界が発生して
いて、この高電界によって放電が起こりるともにカット
紙9の先端が感光体ドラム1に吸着した状態になってい
るためであると考えられる。
【0079】次に、カット紙9のダレ9aとその表面の
凹凸との関係について考察する。
【0080】図15は、空気中の放電開始電圧と空隙長
との関係を示すパッシェン曲線40、及び、最適な電荷
が転写搬送ベルト10に与えられたときの空隙と空隙電
圧との関係を示す線41を表したグラフであり、このグ
ラフでは、両線40、41の交点における空隙長(約1
0μm)より大きな空隙長の部分で放電が発生すること
を意味している。
【0081】ところで、55キロ連量のA4版カット紙
においてその表面の凹凸を測定したところ、その大きさ
はせいぜい数μmであることが確認できた。従って、前
記グラフの表す内容及び前記ダレ9aと表面の凹凸との
実測値とを勘案すれば、カット紙9のダレ9aによって
作られた空隙でのみ放電が起きることが判り、結局、ダ
レ9aだけがドラムラップ発生の原因になることが判る
【0082】また、図16は、カット紙9がニップ領域
を抜け出るときの状態を示すものである。
【0083】この図において、いま、感光体ドラム1に
トナ−が殆どないとき、即ち、感光体ドラム1上のマイ
ナス電荷39が多いときには、カット紙9の先端が感光
体ドラム1上に付着した状態で転写搬送ベルト10から
引き剥がされる場合に図示のような剥離放電が起き、こ
の剥離放電はカット紙9の先端以外の部分もプラスに帯
電させるので、ドラムラップが多発することが判る。
【0084】一方、感光体ドラム1にトナ−が多く、感
光体ドラム1上のマイナス電荷39が少ないときには、
トナ−がカット紙9を介して転写搬送ベルト10に引か
れるとともに、トナ−の存在により感光体ドラム1とカ
ット紙9との間隔が大きくなるため、カット紙9の先端
のプラス電荷が感光体ドラム1に吸引される力が弱くな
り、ドラムラップの発生が少なくなることが判る。
【0085】本実施例は、ドラムラップ発生の原因にな
るカット紙9の先端のダレ9aを、前記ドラムラップの
発生の原因にならない程度に加工変形しようとするもの
で、カット紙9を転写搬送ベルト10に載せる以前に、
当該先端部をカッタ−35によりドラムラップの発生が
生じない向きにダレ9aが形成されるようにカットする
ものである。
【0086】いま、ラップ予測判定装置20がドラムラ
ップ発生を予測し、当該ラップ予測判定装置20からラ
ップ抑止制御情報が出力されると、当該制御情報はカッ
タ−駆動装置36を介してカッタ−35をカット紙9方
向に突出させ、カッタ−35によりカット紙9の先端を
ドラムラップが発生しない向きにダレ9aが形成される
ようカットすることにより、ドラムラップの発生を未然
に防いでいる。
【0087】本実施例は、カット紙9の先端を加工する
装置としてカッタ−35を用い、カット紙9の先端を所
定方向にダレができるようにカットしているものである
が、このカッタ−35の代わりに、カット紙9の先端を
折り曲げる装置を設けてもよい。
【0088】本例の場合には、ラップ予測判定装置20
がドラムラップ発生を予測し、当該ラップ予測判定装置
20からラップ抑止制御情報が出力されると、当該制御
情報はカット紙9の先端を折り曲げるようなラップ抑止
機構を駆動させ、もって、ドラムラップの発生を未然に
防いでいる。
【0089】図17は、当該ラップ抑止機構として、カ
ット紙9の先端に粉体を付着する装置を用いた本発明の
第9の実施例を示す構成図である。
【0090】図において、42はカット紙9の先端に付
着させる粉体、43は粉体42を収容するとともにカッ
ト紙9の先端に放出させる粉体放出装置、44は粉体放
出装置43を駆動する粉体放出制御装置、45は使用済
みの粉体42を吸引する吸気ポンプ、46は吸気ポンプ
45を駆動する吸気ポンプ駆動装置であり、その余の構
成部分は図1の実施例の構成部分と同じであり、対応す
る構成要素には同じ符号を付している。
【0091】本実施例は以下のように動作する。いま、
ラップ予測判定装置20がドラムラップ発生を予測し、
当該ラップ予測判定装置20からラップ抑止制御情報が
出力されると、当該制御情報は粉体放出制御装置44を
介して粉体放出装置43を一時的に駆動し、転写搬送ベ
ルト10に載って搬送されてきたカット紙9の先端部分
に粉体42を放出させ、当該先端部分に粉体42を付着
させることにより、ドラムラップの発生を未然に防いで
いる。
【0092】一方、ラップ予測判定装置20は、ラップ
抑止制御情報とともに駆動信号をも出力し、その駆動信
号は吸気ポンプ駆動装置46を介して吸気ポンプ45を
一時的に駆動して、転写終了後のカット紙9の先端に付
着している使用済みの粉体42を吸引除去している。
【0093】本実施例においては、感光体ドラムがマイ
ナス帯電され、反転現象方式を用いているときには、粉
体42をマイナス帯電させておくことが好ましい。
【0094】さらに、粉体42として、転写材(カット
紙)9と同色のものを使用し、当該粉体42をトナ−と
ともに定着させれば、粉体42を除去する手間を省くこ
とができる。
【0095】以上述べた本発明による画像形成装置にお
いては、ラップ発生に関する物理情報の選択、及び、ラ
ップ抑止機構の選択は、ドラムラップ発生の原因に応じ
て適宜行えるものである。
【0096】例えば、カット紙9のダレ9aによる原因
が大きいと思われる場合には、ラップ抑止機構としてカ
ット紙9の先端を加工する装置を用いればよく、また、
カット紙9の画像状態に基づく原因が大きいと思われる
場合には、ラップ発生に関する物理情報として、画像坦
持体を露光するデジタル画像デ−タと装置本体内部で検
知された温度及び湿度のデ−タとを用いればよい。
【0097】以上の各実施例を用いれば、いずれのもの
も、画像劣化を伴うことなく、ドラムラップの発生を未
然に防ぐことができる。
【0098】図18は、本発明のラップ予測装置20内
のメモリの記憶値を遠隔制御する調整手段の一例を示す
構成図であり、図19は図18に示す調整手段とともに
用いられる本発明の画像形成装置の一例を示す構成図で
あり、また、図20は複数台の画像形成装置を結合させ
て構成した結合ネットワ−クの一例を示す構成図である
【0099】これらの図において、70はニップ領域と
イレ−ズランプ6との間の感光体ドラム1に近接配置さ
れた光センサ、71は本発明による画像形成装置、72
は各画像形成装置71に結合された通信用インタ−フェ
イス、73は各画像形成装置71を管理する集中管理セ
ンタ−であり、その余の構成部分は図1の実施例及び図
6の例の構成部分と同じであり、ここでも対応する構成
要素には同じ符号を付している。
【0100】この結合ネットワ−クは、1つ以上の画像
形成装置71が通信用インタ−フェイス72と通信回線
を介して集中管理センタ−73に結合された構成になっ
ている。
【0101】ここで、図18に示されるラップ予測判定
装置20は、図6のラップ予測判定装置20と類似の構
成を有するもので、以下に述べるような動作を行う。
【0102】画像信号源23からのプリント開始信号5
5のトリガ後、カット紙9の先端から約3cm以内の部
分の画像が転送されるまでの時間に対応した時間をタイ
マ−52にセットし、カウンタ51によって前記タイマ
−52のセット時間内のプリント画像信号56の”1”
(黒)部分の到来数を数え、その数をI/Oポ−ト62
を経てCPU61に入力する。このとき、CPU61は
メモリ63内に記憶されている数を参照し、後者の数が
前者の数に等しいかまたは小さいときに可変交流電源2
2をオンにするラップ抑止制御情報をI/Oポ−ト64
を経て可変交流電源22に供給する。
【0103】この際に、可変交流電源22のオン、オフ
の状況を示す情報は、CPU61からI/Oポ−ト60
、通信用インタ−フェイス72、通信回線を経て集中管
理センタ−73に送られる。一方、画像形成装置71に
おけるドラムラップの発生を光センサ70が検知すると
、この検知情報は同様に通信用インタ−フェイス72と
通信回線を介して集中管理センタ−73に送られる。 このため、集中管理センタ−73では、前記2つの情報
を基にして、各画像形成装置71におけるラップ抑止機
構の稼働状況とその効果を即座に知ることができる。
【0104】そして、集中管理センタ−73は、これら
の結果から必要に応じてメモリ63に記憶されている数
を再設定するようにすれば、各画像形成装置71の置か
れた状況に応じて、そのラップ発生予測値を最適なもの
に設定し直すことができる。
【0105】また、集中管理センタ−73における前述
の再設定により、ドラムラップの発生は極力抑止される
ようになるが、それでもドラムラップの発生を抑止でき
ない場合に限って、サ−ビスマンを派遣し、当該画像形
成装置71の調整、修理を行えば、効果的な画像形成装
置の集中管理を行うことができるものである。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ラップ
抑止制御手段の中に、ラップ発生に関する種々の物理情
報を検知し、当該物理情報に応じたラップ抑止制御情報
を発生するラップ予測判定装置20を設けているので、
事前にドラムラップが発生し易い状況を予測し、その予
測に従って前記ラップ抑止制御手段中のラップ抑止機構
を動作させるようにしたので、画像劣化を伴うことなく
ドラムラップの発生を未然に防ぐことができる。
【0107】また、本発明は、1台以上の画像形成装置
71を通信回線を介して集中管理センタ−73に結合し
たことにより、集中管理センタ−73ではこれら画像形
成装置71のラップ抑止制御手段の稼働状況やラップ抑
止効果を把握できるばかりか、その把握を基にそれぞれ
の画像形成装置71に適したラップ抑止動作を行うよう
に再設定できるので、画像形成装置71の調整、修理を
行うサ−ビスマンを効率的に配置、派遣することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる画像形成装置の第1の実施例を
示す構成図である。
【図2】図1の画像形成装置に用いるベルト除電器の他
の例を示す構成図である。
【図3】本発明に用いられるラップ予測判定装置の一例
を示す構成図である。
【図4】本発明に用いられるラップ予測判定装置の他の
例を示す構成図である。
【図5】本発明に係わる画像形成装置の第2の実施例を
示す構成図である。
【図6】図5の実施例に用いられるラップ予測判定装置
の一例を示す構成図である。
【図7】本発明に係わる画像形成装置の第3の実施例を
示す構成図である。
【図8】本発明に係わる画像形成装置の第4の実施例を
示す構成図である。
【図9】本発明に係わる画像形成装置の第5の実施例を
示す構成図である。
【図10】本発明に係わる画像形成装置の第6の実施例
を示す構成図である。
【図11】本発明に係わる画像形成装置の第7の実施例
を示す構成図である。
【図12】本発明に係わる画像形成装置の第8の実施例
を示す構成図である。
【図13】カット紙のダレを示す拡大図である。
【図14】カット紙のダレと転写搬送ベルトとの関係を
示す構造図である。
【図15】放電電圧と空隙長との関係を示すグラフであ
る。
【図16】カット紙がニップ領域を抜け出す際の状態を
示す構成図である。
【図17】本発明に係わる画像形成装置の第9の実施例
を示す構成図である。
【図18】遠隔制御可能なラップ予測判定装置の一例を
示す構成図である。
【図19】図18のラップ予測判定装置とともに用いる
画像形成装置の構成図である。
【図20】複数の画像形成装置を結合させて構成した結
合ネットワ−クを示す図である。
【図21】従来の画像形成装置の一例を示す構成図であ
る。
【図22】従来の画像形成装置の他の例を示す構成図で
ある。
【符号の説明】
1  感光体ドラム 2  帯電器 3  露光装置 4  現像機 5  転写帯電器 6  イレ−ズランプ 7  クリ−ナ 8  ベルトクリ−ナ 9  転写材(カット紙) 9a  カット紙9のダレ 10  転写材搬送ベルト 11、12、13  ロ−ラ 14  予備帯電器 15  接地ロ−ラ 16  除電器 17  剥離爪 20  ラップ予測判定装置 21  ベルト除電器 22  可変交流電源 29、30  可変直流電源 23  画像信号源 24  シャッタ− 25  シャッタ−開閉装置 26  温度及び湿度センサ 27  表面電位計 28  反射型画像読み取りセンサ 31  転写ロ−ラ 32  バネ 33  直流電源 34  ニップ圧力制御装置 35  カッタ− 36  カッタ−駆動装置 37  用紙ガイド 42  粉体 43  粉体放出装置 44  粉体放出制御装置 45  吸気ポンプ 46  吸気ポンプ駆動装置 51、57  カウンタ 52  タイマ 53、63  メモリ 54  比較器 59  A/D変換器 60、62、64  I/Oポ−ト 61  CPU 70  光センサ 71  画像形成装置 72  通信用インタ−フェイス 73  集中管理センタ−

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  画像担持体と、前記画像担持体上に可
    視画像を形成する画像形成手段と、転写材を担持して転
    写点へ搬送する転写材搬送手段と、前記画像担持体上に
    形成される可視画像を転写点において前記転写材に転写
    する転写手段と、前記転写点の通過後に転写材が画像担
    持体に担持されて搬送されるのを防ぐドラムラップ抑止
    手段とを有する画像形成装置において、前記ドラムラッ
    プ抑止手段として、ラップ発生に関する種々の物理情報
    を検知し、当該情報に応じたラップ抑止制御情報を発生
    するラップ予測判定装置を具備することを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】  前記ラップ発生に関する物理情報は、
    前記画像担持体を露光するデジタル画像デ−タであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】  前記ラップ発生に関する物理情報は、
    前記画像担持体を露光するデジタル画像デ−タと、装置
    本体内部で検知された温度及び湿度デ−タであることを
    特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】  前記ラップ発生に関する物理情報は、
    前記画像担持体を露光するデジタル画像デ−タと、現像
    機内部の残留トナ−量を示すデ−タであることを特徴と
    する請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】  前記ラップ発生に関する物理情報は、
    前記画像担持体の表面に形成された静電潜像を示すデ−
    タであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置
  6. 【請求項6】  前記ラップ発生に関する物理情報は、
    前記画像担持体の表面に形成された可視画像を示すデ−
    タであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置
  7. 【請求項7】  前記ラップ抑止制御情報は、転写手段
    に併置されたベルト除電器を駆動する可変交流電源の制
    御信号であることを特徴とする請求項1乃至6記載の画
    像形成装置。
  8. 【請求項8】  前記ラップ抑止制御情報は、転写手段
    に併置されたベルト除電器のシャッタを開閉するシャッ
    タ開閉装置の制御信号であることを特徴とする請求項1
    乃至6記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】  前記ラップ抑止制御情報は、前記転写
    材の予備帯電器を駆動する可変直流電源の制御信号であ
    ることを特徴とする請求項1乃至6記載の画像形成装置
  10. 【請求項10】  前記ラップ抑止制御情報は、前記転
    写手段である転写帯電器を駆動する可変直流電源の制御
    信号であることを特徴とする請求項1乃至6記載の画像
    形成装置。
  11. 【請求項11】  前記ラップ抑止制御情報は、転写搬
    送ベルトに当接された転写ロ−ラの押圧力を調整するニ
    ップ圧力制御装置の制御信号であることを特徴とする請
    求項1乃至6記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】  前記ラップ抑止制御情報は、前記転
    写材の先端を加工する加工装置の駆動制御信号であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至6記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】  前記加工装置は、前記転写材の先端
    の切断加工を行うことを特徴とする請求項12記載の画
    像形成装置。
  14. 【請求項14】  前記加工装置は、前記転写材の先端
    の折り曲げ加工を行うことを特徴とする請求項12記載
    の画像形成装置。
  15. 【請求項15】  前記ラップ抑止制御情報は、前記転
    写材の先端に粉体を付着させる粉体放出装置を駆動する
    粉体放出制御装置の制御信号であることを特徴とする請
    求項1乃至6記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】  前記粉体は、前記転写材と同色の粉
    体であることを特徴とする請求項15記載の画像形成装
    置。
  17. 【請求項17】  それぞれドラムラップ防止手段と通
    信用インタ−フェイスとを有する1台以上の画像形成装
    置と、それら画像形成装置に通信回線を介して接続され
    た1つの集中管理センタとによりネットワ−クが構成さ
    れ、前記集中管理センタは、各画像形成装置からラップ
    抑止に関する情報を受けるとともに、当該情報に対応し
    て各画像形成装置毎にラップ抑止を行う条件を適宜変更
    するようにしたことを特徴とする画像形成装置結合ネッ
    トワ−ク。
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