JPH04279069A - 薄膜強誘電体部材 - Google Patents

薄膜強誘電体部材

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JPH04279069A
JPH04279069A JP3065320A JP6532091A JPH04279069A JP H04279069 A JPH04279069 A JP H04279069A JP 3065320 A JP3065320 A JP 3065320A JP 6532091 A JP6532091 A JP 6532091A JP H04279069 A JPH04279069 A JP H04279069A
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JP
Japan
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layer
substrate
single crystal
atoms
film
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JP3065320A
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Inventor
Akihiro Ito
彰浩 伊藤
Koichi Haga
浩一 羽賀
Hiroshi Miura
博 三浦
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Ricoh Research Institute of General Electronics Co Ltd
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Research Institute of General Electronics Co Ltd
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光スイッチ、光変調器
、高集積メモリー、赤外センサー、超音波センサー、マ
イクロアクチュエーター、エレクトロルミネッセンス素
子等に関する。
【0002】
【従来の技術】PbTiO3、PbTiO3のPb及び
Tiの一部をそれぞれLa、Zrで置換した(Pb、L
a)TiO3、Pb(Zr、Ti)O3、(Pb、La
)(Zr、Ti)O3等のPbを含むペロブスカイト構
造酸化物誘電体材料は、次のような優れた特性がある。 (1) 組成比により強誘電性のほか常誘電性や反強誘
電性の材料にもなる。 (2) 誘電率が大きい。 (3) 圧電特性や焦電特性が優れている。 (4) 誘電特性に対応して高い一次および二次の電気
光学効果、メモリ効果を持つ。これらの特性のほかに、
透光性も良好である。 この材料を薄膜化した種々のデバイスが提案されている
。電気光学効果を利用した導波路型光スイッチ、光変調
器、圧電性を利用した超音波センサ、焦電性を利用した
赤外線センサ、強誘電性を利用した不揮発性メモリが報
告されている。さらに、この材料が高い誘電率を有する
ことを利用して、エレクトロルミネッセンス素子の絶縁
膜として用い、素子の駆動電圧を低くすることや、ダイ
ナミックRAMのキャパシタ絶縁膜として用い、セルの
小面積化を計ることが試みられている。このペロブスカ
イト構造誘電体材料を単結晶基板上に成長させることに
より、膜が単結晶化又は高配向化して結晶性が向上する
。この誘電体材料の前記各特性は、結晶学的異方性があ
り、膜の結晶性を高めるほど前記各特性の異方性がより
顕著に出現し、面方位を選択すれば、より大きな特性を
引き出すことができる。また、結晶性を高めると結晶粒
界による光の散乱が少なくなり、透光性も向上する。 このようなねらいで各種単結晶上で、この高誘電体材料
を結晶性よく成膜することが行われている。しかし、S
iやGe単結晶基板上に直接この誘電体膜を結晶性よく
成長させた例はない。この理由としてこの酸化物誘電体
膜の成長過程中に、膜に構成元素となる酸素がSi、G
e表面を酸化させ、表面に非晶質のSiO2、GeO2
層ができるため、誘電体膜成長時、Si、Ge単結晶基
板からの影響が遮断されるためであると考えられる。
【0003】そこで、Si、Ge単結晶基板の上に、エ
ピタキシャル成長する中間層を設ける必要がある。中間
層を用いた例は、Si基板上でMgAl2O4層を用い
た例と(特開昭62−39825、特開昭63−551
98)とSi基板上でSrF2、CaF2層を用いた例
がある。しかしMgAl2O4中間層の成長温度が 9
50℃と高温であること、HClガスを主な反応ガスと
して使用することなどプロセス条件が過酷なことにより
、デバイス製造プロセス上制限が多い。CaF2、Sr
F2の場合は、これらの強誘電体との格子整合を考える
と単結晶基板はSi、Geとも(100)方位面が好ま
しい。しかしながらCaF2はSi(100)方位には
エピタキシャル成長しない。SrF2はSi(100)
方位に成長するもののSiに比べ格子定数差が大きく、
この歪みが強誘電体作製上好ましくない。このような点
より従来の成長手法においてはデバイスに応用できる良
好な単結晶強誘電体膜は得られなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
の問題を解決して、安価でデバイス製造上熟成した半導
体集積回路技術を用いることができるSi、Ge単結晶
基板上に高結晶性の誘電体膜を形成することを可能にす
ることによりSi、Ge又はSi1−XGeXICとの
複合化が可能な高性能誘電体薄膜デバイスを提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の構成は、特許請求の範囲に記載のとおりの薄
膜強誘電体部材である。本薄膜強誘電体部材についての
詳細を以下に説明する。本強誘電体部材用基板としては
Si原子あるいはGe原子のうち少なくとも1種を有す
る材料すなわちSi、SiGe、Ge等が好ましい。こ
の材料に直接Pb系の酸化物を単結晶成長を試みた場合
、Si、SiGe、Ge等が非常に酸化しやすく、この
層間に結晶系が立方晶でこれらの基板材と格子定数が近
く基板表面がアモルファス化しにくい中間層を設ける必
要がある。中間層の格子定数と単結晶基板の格子定数と
の差が単結晶基板の格子定数の15%より大きいと、中
間層が多結晶体となり、その上に堆積させる、Pb系の
酸化物層をエピタキシャル成長させることができない。
【0006】この中間層としてはZn原子を含む材料で
、例えばZnS、ZnSe、Zn(S、Se)、ZnM
nSe、Ga原子を含む材料GaP、AlGaAsその
他の材料としてInP、AlAs、AlP、CaS、C
aSe、SrS等があげられる。また基板材上に他のデ
バイスを作製する場合、この中間層が絶縁物の必要があ
る時は中間層としてF原子を含むものが好ましい。例え
ばCaF2、SrF2、BaF2、(Ca、Sr)F2
、(Ca、Ba)F2、(SrBa)F2等である。し
かしながらこれらの層はSi、Ge(100)上に配向
しにくいため多層構成にする必要がある。多層構成にす
る場合は、基板材とのマッチングを考慮し、格子定数、
配向性のしやすさ、熱膨脹係数等の機能分離が可能にな
る。これらの中間層の膜厚は、単層の場合は10Å〜2
000Å、好ましくは30Å〜1000Åがよい。多層
構成の場合、量子効果を利用する場合は、10Å〜20
0Å、好ましくは20Å〜100Åがよい。また機能分
離層として使用する場合は、1層につき10Å〜200
0Å、好ましくは20Å〜1000Åがよい。この中間
層の作製方法はMBE法、ALE法、EB蒸着法、MO
CVD法、スパッタリング法、熱CVD法、プラズマC
VD法、MOCVD法等があげられる。
【0007】次に本構成の主要機能を満足させるPb原
子を含む酸化物を推積する。この酸化物としてはPbT
iO3、(Pb、La)TiO3、Pb(Zn、Ti)
O3、(Pb、La)(Zn、Ti)O3があげられこ
れらの層は使用目的に応じ単層あるいは多層構造で作製
される。この層の膜厚は単層の場合は0.1μm〜20
μmがよく、好ましくは0.2μm〜15μmがよい。 これらの層を多層形成する場合は、量子効果を利用する
場合、10Å〜200Åがよく、好ましくは20Å〜1
00Åがよい。この層を100層〜5000層形成する
と量子効果デバイスとして応用が可能である。またこれ
らの層を圧電性、強誘電性等の利用より機能分離し、多
層化する事も可能である。この場合、1層の膜厚は10
0Å〜2μmがよい。これらの層の作製方法は、MBE
法、ALE法、EB蒸着法、MO−CVD法、スパッタ
リング法、熱CVD法、レーザー蒸着法、プラズマCV
D法等があげられる。図1は本発明の基本構成を示した
もので、単結晶基板1の上に順次、中間層2および強誘
電体膜3を有するものである。これまでの例ではSi、
SiGe、Ge基板上に中間層を設け、その上部にPb
を含む酸化物層を設ける事を説明したが、中間層とPb
を含む酸化物層の間にこれらの層の接合性を向上する目
的又は酸化物強誘電体膜の機能をより高める目的で単結
晶酸化物からなる酸化物バッファ層を設ける。これらの
酸化物バッファ層は材料名で限定するものではなく、結
晶単位格子の少なくとも1つの結晶面内で構成金属元素
のうち、少なくとも1種の元素の4個の原子の配置が、
1辺の長さが5.1〜6.1Åの範囲の四角形をなす(
整合条件A)か、3.5〜4.8Åの範囲の四角形をな
し(整合条件B)、かつ少なくとも1つの結晶面内で4
個の酸素原子の配置が1辺の長さが3.5〜4.8Åの
範囲の四角形をなす(整合条件C)、1辺の長さが2.
5〜3.4Åの範囲の四角形をなす(整合条件D)酸化
物である。整合条件AとBは下地立方晶の中間層の上に
酸化物バッファ層がエピタキシャル成長するための条件
であり、整合条件CとDは酸化物バッファ層上にPbを
含む酸化物強誘電体層がエピタキシャル成長するための
条件である。つまり酸化物バッファ層はAC、AD、B
C、BDの組合せのいずれかを満たす結晶構造をもつ材
料からなる。例としてC−ZrO2、ThO2(整合条
件ABD)、γ−Al2O3、SrO(整合条件ABC
)、MgO(整合条件BCD)、MgAl2O4(整合
条件AD)、SrTiO3、BaTiO3(整合条件B
D)等が挙げられる。
【0008】Si及びGeを含む単結晶基板上にこれら
の中間層を作製する際、発明が解決すべき課題の欄に記
載したように酸化物形成を行うと、Si及びGe表面に
SiO2、GeO2が形成されてしまう。そのため、Z
nS、ZnSe、Zn(S、Se)、ZnMnSe、G
aP、AlGaAs、InP、AlAs、AlP等を形
成する必要がある。Si及びGe基板は大気中に放置し
た場合、表面に酸化物が形成されるため、これらの中間
層の形成の際これらの酸化物を除去する必要がある。こ
れらの酸化物の除去法は大別して4種類ほどある。まず
、1000℃以上の熱によってSiO2を蒸発させる方
法、エッチングガス、例えばHCl、H2等を用いて1
000℃程度の加熱によりエッチングしてしまう方法、
表面の酸化物を湿式エッチング等により除去した後、表
面をF、H、S等の元素によりパッシベーションして真
空中において700℃程度に加熱し除去する方法、真空
中でシリコンを蒸着し、SiO層を表面に形成後、70
0℃程度でSiOを蒸発してしまう方法等が考えられる
。これらの方法の中で好ましいのは700℃程度に加熱
する方法である。高温に加熱した場合、SiあるいはG
e基板が変型したり、前もってデバイスを作製してある
場合、これらのデバイスが破壊してしまうことが予測さ
れる。これらの酸化物除去法を行った後、中間層を形成
する必要がある。
【0009】
【実施例】以下、実施例によって、本発明を具体的に説
明する。 実施例1 Si基板を湿式エッチング法(RCA洗浄法)により酸
化物を除去し、99.99%のHFに浸漬し表面をH原
子及びF原子でパッシベーションする。この基板を数枚
準備し、格子定数の異なる中間層を真空蒸着法により1
000Å形成した。真空蒸着装置の圧力は10−9To
rrとし、中間層を形成した。中間層としては下記表1
に示す材料を用いた。Si基板の格子定数は5.43Å
であり使用した中間層はBN、GaAs、ZnSe、Z
nS、InSbを用いた。これら各種中間層形成後、ス
パッタリング法によりPbTiO3薄膜を1μm形成し
た。この薄膜形成後のエピタキシャル成長の可否と表面
性を表1に示す。格子定数差は次式により定義した。
【数1】 表面性の定義は、×:Rmax>5μm、○:0.5μ
m<Rmax<5μm、 ◎:0.5μm>Rmax とした。表1よりわかるように、Siの格子定数と中間
層の格子定数差が19%以上においてはPb系酸化物は
エピ成長せず、表面性も悪い。
【0010】実施例2 中間層上にPb系酸化物を直接形成する場合、膜の接合
力が不足する場合があり、この場合Pb系酸化物と中間
層の間に前記酸化物バッファ層を形成するとよい。実施
例2においてはこの酸化物の形成と効果について示す。 単結晶Ge(100)基板上にZnS(100)を中間
層として形成し、この上部にMBE法によってγ−Al
2O3層を100Å形成する。このγ−Al2O3層上
にPb(ZrTi)O3薄膜を1μmスパッタリング法
により形成した。γ−Al2O3層の形成により膜の密
着性がGe基板上にZnSを直接成長するものに比べ2
0%程度向上した。
【表1】
【0011】前記したPb系単結晶薄膜は強誘電部材と
して使用するに十分な結晶性あるいは表面性を有する。 この部材を利用したデバイス応用について以下に記載す
る。この部材を利用した光デバイスは、光スイッチ、光
変調器、エレクトロルミネセンス素子等があげられる。 さらに光集積メモリ用のコンデンサ、赤外センサ、超音
波センサ、マイクロアクチュエータ非線形光学素子が挙
げられる。Pb素単結晶薄膜はS、Ge原子の少なくと
も一方を有する単結晶基板上に形成されており、この単
結晶基板を用いたトランジスタの駆動回路により、上記
強誘電体を応用したデバイスを直接駆動することもでき
る。さらにSi、Ge原子の少なくとも一方を含む基板
上にセンサーや発光素子を形成し、上記強誘電体を応用
したデバイスと組合わせ、O−O、O−E、E−Oデバ
イスを作製できることはいうまでもない。
【0012】光スイッチ素子とエレクトロネッセンス(
EL)素子を例にあげて応用実施例の構成を説明する。 まず、導波路スイッチの1種であるTIR(Total
 Internal Reflection)型スイッ
チで説明する。Si原子又はGe原子の少なくとも一方
を含有する単結晶基板上に結晶系が立方晶系で格子定数
が5.2〜5.9Åである材料であるZnS、ZnSe
、Zn(S、Se)、CaS、CaSe、SrS、Ga
P、AlGaAs、GaAs、InP、SrF2、Ca
F2等のうちいずれか1層又は複数層の中間層を10〜
300000Åの膜厚でエピタキシャル成長させる。成
膜手法はMBE(Molecular Bezm Ep
itaxy)法、ALE法(Atomic Layer
 Epitaxy)法、エレクトロンビーム蒸着法、M
OCVD(Metal Orgamic Chemic
al Vapor Deposition)法、スパッ
タリング法、熱CVD法、プラズマCVD法等により行
う。次に、PbTiO3、PbTiO3のPb原子及び
Ti原子の一部をそれぞれLa、Zrで置換した(Pb
、La)TiO3、Pb(Z、Ti)O3、(Pb、L
a)(Zr、Ti)O3等のPb原子を含むペロブスカ
イト構造酸化物誘電体材料からなる誘電体膜を1層又は
複数層を膜厚100〜300000Åの範囲で結晶性よ
く成長させる。この誘電体膜の成膜方法は、MBE法、
ALE法、エレクトロンビーム蒸着法、MOCVD法、
スパッタリング法、熱CVD法、プラズマCVD法等に
よる。次に電極層としてAl、Au、Pt、ITO、I
n2O3、SnO2、ZnO等をMOCVD法、スパッ
タリング法、プラズマCVD法、熱CVD法、エレクト
ロンビーム蒸着法等を用いて形成する。なお、前記酸化
物バッファ層として、中間層と誘電体膜の間にSi/G
e単結晶基板又は中間層での光の吸収による光損失を防
止する目的で、屈折率がPb系強誘電体膜より小さいZ
rO2、Y2O3、La2O3、Al2O3、TiO2
、MgO、SrTiO3、BaTiO3、LiNbO3
、LiTaO3、MgAl2O4などのエピタキシャル
膜を100〜300000Åの膜厚で、MBE法、AL
E法、エレクトロンビーム蒸着法、MOCVD法、スパ
ッタリング法、熱CVD法、プラズマCVD法で設ける
場合もある。同様の目的で上部バッファ層として、誘電
体膜と電極膜の間にSiO2、Ta2O5、Y2O3、
La2O3、Al2O3、TiO2、MgO、SrTi
O3、BaTiO3、LiNbO3、LiTaO3、M
gAl2O4、CaF2、SrF2、BaF2、ZnS
等の非晶質又は多結晶又はエピタキシャル成長膜を膜厚
 100〜300000Åで設ける場合もある。
【0013】これを二重絶縁構造エレクトロルミネッセ
ンス(EL)素子を例にあげて説明する。Si/Ge単
結晶基板上にZnS、ZnSe、Zn(S、Se)、C
aS、CaSe、SrS、GaP、AlGaAs、Ga
As、InPの材料で1層又は複数層からなる中間層を
厚さ10〜300000Åの範囲でエピタキシャル成長
させる。 エピタキシャル成長の手段としてはMBE法、ALE法
、エレクトロンビーム蒸着法、MOCVD法、スパッタ
リング法、熱CVD法、プラズマCVD法等の方法を単
独もしくは併用して用いる。次に、この中間層上に前記
誘電体膜を1層又は複数層 100〜300000Åの
範囲で結晶性よく成長させる。この誘電体膜の成膜方法
はMBE法、ALE法、エレクトロンビーム蒸着法、ス
パッタリング法、MOCVD法、熱CVD法、プラズマ
CVD法等による。上記誘電体層の上に、高結晶性発光
層を成長させる。この発光層はZnS、ZnSe、Zn
(S、Se)等を母材とし、発光中心としてMnを添加
したZnS:Mn系材料、もしくは上記母材にCuを添
加したZnS:Cu系材料、もしくは上記母材に希土類
フッ化物(TbF3、ErF3、NdF3、SmF3等
)を添加した材料系等が用いられる。また、SrSを母
材とし、発光中心にCe、Sm、Tb、Er、Mn等を
添加した材料やCaSを母材とし発光中心にEr等を添
加した材料も発光層として用いられる。この発光層は単
層と限らず多層構成もとりうる。さらに、上記発光層の
上に上部絶縁層として、上記誘電体材料、SiO2、S
iON、Si3N4、ZnO、Al2O3、MgO、S
rTiO3、Y2O3、Ta2O5、MgAl2O4、
CaF2、SrF2、BaF2等の非晶質又は多結晶又
はエピタキシャル成長膜を膜厚100〜300000Å
で設ける。膜作成方法としては、MBE法、ALE法、
スパッタリング法、エレクトロンビーム蒸着法、MOC
VD法、熱CVD法、プラズマCVD法等による。
【0014】実施例3 図2に示すように、Si単結晶基板1上にZnSを中間
層2としてTIR型光スイッチを作製した。Si単結晶
(100)基板1上にZnS中間層2をMBE法により
基板温度 500℃で厚さ1500Å形成した。中間層
2はジンクブレンド構造で面方位が(100)の良好な
配向性を示した。 次に、(Pb0.84La0.16)(Zr0.5Ti
0.5)0.96O3組成の誘電体層をMOCVD法で
基板温度 600℃で厚さ4000Å形成した。誘電体
層はペロブスカイト構造で面方位(100)の良好な配
合性を示した。これをイオンビームエッチング加工して
幅20μm、膜厚差交差角2°、厚さ600Åのリッジ
型導波路を形成した。さらに交差部には導波光損欠を防
ぐためバッファ層7としてTa2O5薄膜を反応性スパ
ッタリング法で、厚さ2000Å形成した。その上に駆
動用のAlプレーナー電極6をスパッタリング法により
、長さ1.7mm、幅5μmの電極ギャップをもたせ、
厚さ  2000Åで形成した。スイッチング動作実験
は、波長0.633μmのHe−Neレーザー光をGa
Pプリズムを用い導波路へ入れた。駆動電圧15Vでス
イッチング動作が可能で、消光比は1ldBであった。
【0015】比較例1 比較として実施例1の構成からZnS中間層を省いた構
成の素子の場合、Si単結晶上に直接成膜したPLZT
誘電体膜はペロブスカイト構造で面方位が(110)(
101)(100)(001)が混在した多結晶体で、
駆動電圧25Vと高電圧印加しないとスイッチング動作
が可能とならず、消光比は7dBと不充分なものであっ
た。
【0016】実施例4 図3に示すように、Si単結晶(100)基板1上にG
aAs中間層2をMBE法において基板温度500℃で
膜厚300Å形成する。膜はシンクブレンド構造で(1
00)の面方位をもつ。次に、PbTiO3誘電体層3
をスパッタリング法で基板温度530℃で膜厚3000
Å形成した。誘電体層3はペロブスカイト構造で面方位
は(001)のである。次にMOCVD法により、Zn
S:Mn(Mn0.5at%)発光層4を基板温度45
0℃で膜厚3000Å形成する。発光層4はジンクブレ
ンド構造で面方位は(100)である。さらにSi3N
4上部絶縁層5をプラズマCVD法により基板温度 2
50℃で膜厚3000Å形成した。この上部絶縁層5は
非晶質膜である。最後にITO透明導電膜6をスパッタ
リング法で基板温度250℃で膜厚2000Å形成した
。上記方法で作製したEL素子で透明電極であるITO
とSi単結晶基板との間に3KHzの周波数の交流電圧
を印加して発光の様子をITO側から観察した。このE
L素子の発光開始電圧は130Vであり、150V印加
条件で5000cd/m2の発光輝度が得られている。
【0017】比較のため、図4に示すように実施例2の
素子作製プロセスからGaAs中間層を省いた構成の素
子を作った。Si単結晶上1に直接成膜したPbTiO
3膜3は(110)(101)(100)(001)配
向を示し、多結晶体であった。次のZnS:Mn発光層
4もジンクブレンド構造で(220)と(331)配向
を持つ多結晶体であった。実施例3と同一条件での発光
実験では、この比較例の発光開始電圧は150Vであり
、ブレークダウン電圧である300V付近でも3500
cd/m2であった。実施例4と比較例1の結果を比較
すると、実施例4のほうが最大発揮度が大きく、発光開
始電圧も小さい。発光輝度が大きい第1の理由として、
実施例4の発光層の結晶性が比較例1より良好であるた
めと考えられる。そして本発明の中間層の効果により、
結晶性のよいPbTiO3膜が得られたので、結晶性の
よいZnS:M発光層が成長したためと考えられる。発
光開始電圧が小さい第1の理由として実施例4の場合P
bTiO3膜が高い誘電率が得られる(001)面配向
しているため、駆動電圧が効率的に発光層に印加したた
めと考えられる。
【0018】
【発明の効果】以上、説明したように、単結晶基板上に
、中間層を介することにより、結晶性よく前記誘電体膜
を成長させているので、この誘電体膜の特性を最大限に
利用した素子を作製できる。さらにこの誘電体上に他材
料の膜を積層した場合も、結晶性よく積層でき、多層の
高性能素子を作製できる。さらに、上記素子は、安価で
高品質で集積回路プロセス技術が高度に進展しているS
i、Ge又はSi1−XGe単結晶を基板に用いること
により、前記誘電体膜を用いた薄膜機能デバイスと、前
記単結晶基板を用いた電子デバイスや光検知素子との複
合化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の強誘電体部材の基本構成を示す説
明図、
【図2】  実施例3の光スイッチの構成を示す説明図
【図3】  実施例4のEL素子の構成を示す説明図
【図4】  比較例1のEL素子の構成を示す説明図
である。
【符号の説明】
1  単結晶基板 2  中間層 3  強誘電体膜 4  発光層 5  上部絶縁層 6  透明電極層 7  バッファ層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  Si原子あるいはGe原子のうち少な
    くとも一種を有する単結晶基板上に、Pb原子を含む酸
    化物強誘電体層を有する薄膜強誘電体部材において、基
    板と酸化物強誘電体層との間に、結晶系が立方晶で格子
    定数のずれが単結晶基板の格子定数の15%以下である
    中間層を一層以上有することを特徴とする薄膜強誘電体
    部材。
  2. 【請求項2】  中間層とPb原子を含む酸化物強誘電
    体層との間に酸化物バッファ層を有することを特徴とす
    る請求項1記載の薄膜強誘電体部材。
JP3065320A 1991-03-07 1991-03-07 薄膜強誘電体部材 Pending JPH04279069A (ja)

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JP3065320A JPH04279069A (ja) 1991-03-07 1991-03-07 薄膜強誘電体部材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5866238A (en) * 1994-05-05 1999-02-02 Minolta Co., Ltd. Ferroelectric thin film device and its process
JP2001196187A (ja) * 2000-01-14 2001-07-19 Tdk Corp 無機el用構造体および無機el素子
WO2012111279A1 (ja) * 2011-02-18 2012-08-23 パナソニック株式会社 圧電素子

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