JPH04279802A - 多電極分割形静電センサ装置 - Google Patents
多電極分割形静電センサ装置Info
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- JPH04279802A JPH04279802A JP6874991A JP6874991A JPH04279802A JP H04279802 A JPH04279802 A JP H04279802A JP 6874991 A JP6874991 A JP 6874991A JP 6874991 A JP6874991 A JP 6874991A JP H04279802 A JPH04279802 A JP H04279802A
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- 230000005611 electricity Effects 0.000 title 1
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Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部静電容量の変化を
検出するセンサ回路が複数連設されてなる多電極分割形
静電センサ装置に関するものである。
検出するセンサ回路が複数連設されてなる多電極分割形
静電センサ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】紙厚を検出する装置として、ポテンショ
メータを用いたものや、厚み変化を静電容量の変化とし
て検出し、その静電容量の変化に対応させて発振回路の
発振周波数を変化させる方式の装置が知られている。し
かし、これらはいずれも検出精度が悪く、紙、フィルム
等の紙葉状媒体の厚さや表面の状態等を高感度、かつ、
高精度のもとで検出することができないという不満があ
る。
メータを用いたものや、厚み変化を静電容量の変化とし
て検出し、その静電容量の変化に対応させて発振回路の
発振周波数を変化させる方式の装置が知られている。し
かし、これらはいずれも検出精度が悪く、紙、フィルム
等の紙葉状媒体の厚さや表面の状態等を高感度、かつ、
高精度のもとで検出することができないという不満があ
る。
【0003】本出願人は、先に、1×10−5PFとい
う高感度のもとで微小静電容量の変化を検出することが
できる静電センサ装置を特開平1−126234号にお
いて提案している。この提案装置は、図6に示すように
、セラミック共振器19を備えた発振回路14と、この
発振回路14のセラミック共振器19とは別個独立のセ
ラミック共振器15を有して構成される共振回路21と
、検波回路16と、増幅回路17と、AFC(Auto
matic Frequency Control )
回路18とからなるセンサ回路と、検出電極20とを有
して構成されている。
う高感度のもとで微小静電容量の変化を検出することが
できる静電センサ装置を特開平1−126234号にお
いて提案している。この提案装置は、図6に示すように
、セラミック共振器19を備えた発振回路14と、この
発振回路14のセラミック共振器19とは別個独立のセ
ラミック共振器15を有して構成される共振回路21と
、検波回路16と、増幅回路17と、AFC(Auto
matic Frequency Control )
回路18とからなるセンサ回路と、検出電極20とを有
して構成されている。
【0004】前記発振回路14は0.5 GHz〜10
GHzの固定した高周波数の発振周波数信号を出力する
。検出電極20は被検出体に対向配置され、被検出体と
の微小静電容量の変化を検出し、これを共振回路21に
加える。共振回路21は検出電極20から加えられる微
小静電容量の変化に応じて共振周波数を変化させ、発振
回路14の発振周波数信号を搬送波として共振周波数の
変化に対応する振幅変調信号を作り出し、これを検出信
号として検波回路16に加える。検波回路16はこの検
出信号を包絡線検波し、前記検出電極20が検出する微
小静電容量の検出帯域の信号に変換し、これを増幅回路
17に加える。増幅回路17は検波回路16から加えら
れる包絡線検波信号を所望の信号処理回路に加える。A
FC回路18は環境変化等の影響によって偏倚する共振
回路の共振周波数を補正し、共振周波数の安定化を行う
ものである。
GHzの固定した高周波数の発振周波数信号を出力する
。検出電極20は被検出体に対向配置され、被検出体と
の微小静電容量の変化を検出し、これを共振回路21に
加える。共振回路21は検出電極20から加えられる微
小静電容量の変化に応じて共振周波数を変化させ、発振
回路14の発振周波数信号を搬送波として共振周波数の
変化に対応する振幅変調信号を作り出し、これを検出信
号として検波回路16に加える。検波回路16はこの検
出信号を包絡線検波し、前記検出電極20が検出する微
小静電容量の検出帯域の信号に変換し、これを増幅回路
17に加える。増幅回路17は検波回路16から加えら
れる包絡線検波信号を所望の信号処理回路に加える。A
FC回路18は環境変化等の影響によって偏倚する共振
回路の共振周波数を補正し、共振周波数の安定化を行う
ものである。
【0005】この提案装置によれば、検出電極20で検
出される微小静電容量の変化を共振回路の共振周波数の
変化として検出するものであるため、1×10−5PF
というそれまで不可能であった微小静電容量の変化を高
感度のもとで検出することが可能になった。
出される微小静電容量の変化を共振回路の共振周波数の
変化として検出するものであるため、1×10−5PF
というそれまで不可能であった微小静電容量の変化を高
感度のもとで検出することが可能になった。
【0006】本発明者はこの提案装置の性能に着目し、
この提案装置を利用して紙葉状媒体の検出に適した装置
の開発を進めている。
この提案装置を利用して紙葉状媒体の検出に適した装置
の開発を進めている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記提案装置を紙葉状
媒体の検出に適用するに際しては、図8に示すように、
検出電極20を紙葉状媒体1とほぼ同一幅の長さをもっ
た板状の電極板となし、例えば図7に示すように、その
検出電極20に紙葉状媒体1の通過間隙2を介してアー
ス電極3を対向配置し、検出電極20とアース電極3と
の間を紙葉状媒体1が通過するときの静電容量の変化を
検出電極20で検出し、これを前記図6に示す回路のセ
ラミック共振器15に加え、紙葉状媒体1の厚みや吸湿
状態や表面の凹凸や異物付着状態を検出する装置構成と
することができる。
媒体の検出に適用するに際しては、図8に示すように、
検出電極20を紙葉状媒体1とほぼ同一幅の長さをもっ
た板状の電極板となし、例えば図7に示すように、その
検出電極20に紙葉状媒体1の通過間隙2を介してアー
ス電極3を対向配置し、検出電極20とアース電極3と
の間を紙葉状媒体1が通過するときの静電容量の変化を
検出電極20で検出し、これを前記図6に示す回路のセ
ラミック共振器15に加え、紙葉状媒体1の厚みや吸湿
状態や表面の凹凸や異物付着状態を検出する装置構成と
することができる。
【0008】しかしながら、図8に示すように検出電極
20を紙葉状媒体1の幅とほぼ等しい長さの電極にする
と、検出電極20の表面積が大きくなるために、検出電
極20の固定容量C0 が大きくなり、微小静電容量の
検出を行う上で、分解能が低下してしまうという問題が
生じる。このような問題を解消するためには、図9に示
すように、紙葉状媒体1の幅方向に小形の検出電極20
を複数配列配置し、各検出電極20を前記図6に示すセ
ンサ回路に接続することが考えられる。しかし、このよ
うに静電センサ回路を複数隣接配置すると、各装置の発
振回路14の発振周波数が僅かにずれると、隣同志の回
路の発振周波数が相互に干渉し、微小静電容量の検出能
力が低下してしまうという問題がある。その上、複数の
検出電極20の個々にセンサ回路を配設すると、静電セ
ンサ装置の数が非常に多くなり、装置構成が大掛かりと
なって装置コストも高価になるという問題がある。
20を紙葉状媒体1の幅とほぼ等しい長さの電極にする
と、検出電極20の表面積が大きくなるために、検出電
極20の固定容量C0 が大きくなり、微小静電容量の
検出を行う上で、分解能が低下してしまうという問題が
生じる。このような問題を解消するためには、図9に示
すように、紙葉状媒体1の幅方向に小形の検出電極20
を複数配列配置し、各検出電極20を前記図6に示すセ
ンサ回路に接続することが考えられる。しかし、このよ
うに静電センサ回路を複数隣接配置すると、各装置の発
振回路14の発振周波数が僅かにずれると、隣同志の回
路の発振周波数が相互に干渉し、微小静電容量の検出能
力が低下してしまうという問題がある。その上、複数の
検出電極20の個々にセンサ回路を配設すると、静電セ
ンサ装置の数が非常に多くなり、装置構成が大掛かりと
なって装置コストも高価になるという問題がある。
【0009】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、検出電極の固定容量を小さ
くして分解能の向上を図り、併せて、少ない数の静電セ
ンサ装置で被検出体の広領域の検出が可能な多電極分割
形静電センサ装置を提供することにある。
たものであり、その目的は、検出電極の固定容量を小さ
くして分解能の向上を図り、併せて、少ない数の静電セ
ンサ装置で被検出体の広領域の検出が可能な多電極分割
形静電センサ装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のように構成されている。すなわち、本
発明の装置は、周波数信号を発振出力する発振回路と、
被検出体との静電容量の変化を検出する検出電極と、こ
の検出電極から加えられる静電容量の変化によって共振
周波数を変化させその共振周波数の変化に対応する信号
を検出信号として出力する共振回路とを含む一系列のセ
ンサ回路が複数系列形成され、各系列のセンサ回路の検
出電極の検出面は複数に分割された格好の区画面となっ
て被検出体の走査方向と交差する方向に配列されるとと
もに、各系列のセンサ回路の前記検出電極の区画面は被
検出体の走査方向に対して所定のコードにしたがって配
列されていることを特徴として構成されており、また、
前記複数系列のセンサ回路は1個の発振回路を共有し、
この共通の発振回路からそれぞれの系列の共振回路に周
波数信号が加えられていることを特徴として構成されて
いる。
するために、次のように構成されている。すなわち、本
発明の装置は、周波数信号を発振出力する発振回路と、
被検出体との静電容量の変化を検出する検出電極と、こ
の検出電極から加えられる静電容量の変化によって共振
周波数を変化させその共振周波数の変化に対応する信号
を検出信号として出力する共振回路とを含む一系列のセ
ンサ回路が複数系列形成され、各系列のセンサ回路の検
出電極の検出面は複数に分割された格好の区画面となっ
て被検出体の走査方向と交差する方向に配列されるとと
もに、各系列のセンサ回路の前記検出電極の区画面は被
検出体の走査方向に対して所定のコードにしたがって配
列されていることを特徴として構成されており、また、
前記複数系列のセンサ回路は1個の発振回路を共有し、
この共通の発振回路からそれぞれの系列の共振回路に周
波数信号が加えられていることを特徴として構成されて
いる。
【0011】
【作用】本発明では、各系列のセンサ回路の検出電極の
検出面は複数に分割された格好の区画面となって被検出
体の走査方向と交差する方向に配列され、各系列の検出
電極の検出面は走査方向に対しては所定のコードにした
がって配列されている。したがって、例えば、センサ回
路を3系列配置し、各系列の検出電極の検出面を走査方
向に3ビットのグレーコード状に配列すると、検出電極
の検出面を一区画とすると、21区画の領域中の被検出
体の状態検出が可能状態となる。
検出面は複数に分割された格好の区画面となって被検出
体の走査方向と交差する方向に配列され、各系列の検出
電極の検出面は走査方向に対しては所定のコードにした
がって配列されている。したがって、例えば、センサ回
路を3系列配置し、各系列の検出電極の検出面を走査方
向に3ビットのグレーコード状に配列すると、検出電極
の検出面を一区画とすると、21区画の領域中の被検出
体の状態検出が可能状態となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1および図2には本発明に係る多電極分割形静
電センサ装置の検出電極部分の構成例が示されており、
また、図3には本実施例の装置のブロック構成例が示さ
れている。本実施例の装置は、3系列の静電センサ装置
1a,1b,1cを備えて構成されている。この各系列
の静電センサ装置1a,1b,1cは前記図6に示す回
路構成と同様であり、各装置のセンサ回路は全て独立さ
せて構成することもできるが、本実施例では発振回路1
4を共有させ、1個の発振回路14からそれぞれの系列
の共振回路に高周波数の発振周波数が供給されるように
してあり、各系列のセンサ回路は1枚のプリント基板や
積層基板等の回路基板上に形成されている。
する。図1および図2には本発明に係る多電極分割形静
電センサ装置の検出電極部分の構成例が示されており、
また、図3には本実施例の装置のブロック構成例が示さ
れている。本実施例の装置は、3系列の静電センサ装置
1a,1b,1cを備えて構成されている。この各系列
の静電センサ装置1a,1b,1cは前記図6に示す回
路構成と同様であり、各装置のセンサ回路は全て独立さ
せて構成することもできるが、本実施例では発振回路1
4を共有させ、1個の発振回路14からそれぞれの系列
の共振回路に高周波数の発振周波数が供給されるように
してあり、各系列のセンサ回路は1枚のプリント基板や
積層基板等の回路基板上に形成されている。
【0013】回路基板2の表面側には図1に示すように
、第1の系列の検出電極20の検出面A1 〜A4 と
、第2の系列の検出電極20の検出面B1 〜B4 と
、第3の系列の検出電極20の検出面C1 〜C4 が
紙葉状媒体3の幅方向、つまり、紙葉状媒体3の走査方
向に対して交差する方向(この実施例では走査方向に対
して直角に交差する方向)に複数に分割された格好の区
画面の状態となって配列されている。そして、回路基板
2の端縁周部にはグランド面(等電位面)4が形成され
るとともに、各系列の検出面A1 〜A4 ,B1 〜
B4 ,C1 〜C4 の間には前記グランド面4と導
通するグランド区画面5が形成されている。このグラン
ド区画面5とグランド面4の高さは検出面A1 〜A4
,B1 〜B4 ,C1 〜C4 の高さと同一かあ
るいはこれよりも僅かに高くして外部の浮遊分布容量や
電界輻射が各検出面に及ぼす影響をグランド面4により
遮断するようになっており、また、グランド区画面5は
隣側の検出面との干渉を防止する役割を担っている。
、第1の系列の検出電極20の検出面A1 〜A4 と
、第2の系列の検出電極20の検出面B1 〜B4 と
、第3の系列の検出電極20の検出面C1 〜C4 が
紙葉状媒体3の幅方向、つまり、紙葉状媒体3の走査方
向に対して交差する方向(この実施例では走査方向に対
して直角に交差する方向)に複数に分割された格好の区
画面の状態となって配列されている。そして、回路基板
2の端縁周部にはグランド面(等電位面)4が形成され
るとともに、各系列の検出面A1 〜A4 ,B1 〜
B4 ,C1 〜C4 の間には前記グランド面4と導
通するグランド区画面5が形成されている。このグラン
ド区画面5とグランド面4の高さは検出面A1 〜A4
,B1 〜B4 ,C1 〜C4 の高さと同一かあ
るいはこれよりも僅かに高くして外部の浮遊分布容量や
電界輻射が各検出面に及ぼす影響をグランド面4により
遮断するようになっており、また、グランド区画面5は
隣側の検出面との干渉を防止する役割を担っている。
【0014】前記各系列の検出面A1 〜A4 ,B1
〜B4 ,C1 〜C4 は紙葉状媒体3の走査方向
に対して3ビットのグレーコード状に配列されている。 例えば、第1行aは001のコード配列となっており、
2行めのbは011のコード配列となり、3行めcは0
10という如く、7行のグレーコードが形成されている
。
〜B4 ,C1 〜C4 は紙葉状媒体3の走査方向
に対して3ビットのグレーコード状に配列されている。 例えば、第1行aは001のコード配列となっており、
2行めのbは011のコード配列となり、3行めcは0
10という如く、7行のグレーコードが形成されている
。
【0015】回路基板2の裏面側には各系列に対応する
検出面A1 〜A4 ,B1 〜B4 ,C1 〜C4
に沿って連続的に伸びる極細線状の結合導体6a,6b
,6cが各系列毎にスパッタリングやフォトファブリケ
ーション技術等を用いて形成され、各系列の結合導体6
a,6b,6cは対応する系列の検出面A1 〜A4
,B1 〜B4 ,C1 〜C4 と回路基板2を貫通
する接続導体7により接続されて各系列毎に検出電極2
0が形成されている。また、回路基板2の裏面側には対
応する検出面A1 〜A4 ,B1 〜B4 ,C1
〜C4 の配列延長側に共振回路21のセラミック共振
器15が結合導体に対して近接配置されており、各セラ
ミック共振器15は対応する系列の結合導体6a,6b
,6cにそれぞれ接続されている。そして、各系列の検
出電極20とセンサ回路が形成されている回路基板2は
導体ケース8によって囲まれている。
検出面A1 〜A4 ,B1 〜B4 ,C1 〜C4
に沿って連続的に伸びる極細線状の結合導体6a,6b
,6cが各系列毎にスパッタリングやフォトファブリケ
ーション技術等を用いて形成され、各系列の結合導体6
a,6b,6cは対応する系列の検出面A1 〜A4
,B1 〜B4 ,C1 〜C4 と回路基板2を貫通
する接続導体7により接続されて各系列毎に検出電極2
0が形成されている。また、回路基板2の裏面側には対
応する検出面A1 〜A4 ,B1 〜B4 ,C1
〜C4 の配列延長側に共振回路21のセラミック共振
器15が結合導体に対して近接配置されており、各セラ
ミック共振器15は対応する系列の結合導体6a,6b
,6cにそれぞれ接続されている。そして、各系列の検
出電極20とセンサ回路が形成されている回路基板2は
導体ケース8によって囲まれている。
【0016】本実施例は上記のように構成されており、
次に、本実施例の装置を用いた紙葉状媒体3の表面検出
例について説明する。図4に示すように、各系列の検出
電極における検出面の第1行のコードと第5行のコード
位置に対応する紙葉状媒体3の表面に異物α,βが付着
している場合、紙葉状媒体3を走査させて各系列の検出
電極の検出面A1 〜A4 ,B1 〜B4 ,C1
〜C4 の直下を通過させると、第1の系列の検出面A
1 が異物αを検出し、検出面A3 が異物βを検出す
る結果、第1の系列の静電センサ装置1aからは図5の
(c)に示すように、紙葉状媒体3の厚みの検出レベル
Xの上にαの検出レベルとβの検出レベルとが重ね合わ
された格好の検出信号が得られる。
次に、本実施例の装置を用いた紙葉状媒体3の表面検出
例について説明する。図4に示すように、各系列の検出
電極における検出面の第1行のコードと第5行のコード
位置に対応する紙葉状媒体3の表面に異物α,βが付着
している場合、紙葉状媒体3を走査させて各系列の検出
電極の検出面A1 〜A4 ,B1 〜B4 ,C1
〜C4 の直下を通過させると、第1の系列の検出面A
1 が異物αを検出し、検出面A3 が異物βを検出す
る結果、第1の系列の静電センサ装置1aからは図5の
(c)に示すように、紙葉状媒体3の厚みの検出レベル
Xの上にαの検出レベルとβの検出レベルとが重ね合わ
された格好の検出信号が得られる。
【0017】また、第2の系列の検出面B4 は異物β
を検出し、その検出レベルは図5の(b)に示すように
、βのレベルとして検出される。この第2の系列の静電
センサ装置1bの検出信号は前記第1の系列の静電セン
サ装置1aの検出信号に対して両系列の検出面の間隔L
2 に対応する時間差ΔT1 だけ遅れて検出される。
を検出し、その検出レベルは図5の(b)に示すように
、βのレベルとして検出される。この第2の系列の静電
センサ装置1bの検出信号は前記第1の系列の静電セン
サ装置1aの検出信号に対して両系列の検出面の間隔L
2 に対応する時間差ΔT1 だけ遅れて検出される。
【0018】同様に、第3の系列の検出面C2 は異物
βを検出し、この検出レベルβは図5の(a)に示すよ
うに、第2の系列の検出信号に対して検出面間の距離L
1 に対応する時間差ΔT2 の時間遅れをもって検出
される。また、これらの時間差ΔT1 ,ΔT2 は紙
葉状媒体の予め定められた移動速度によって決定される
から、この図5に示す各系列の静電センサ装置の検出信
号を分析することにより、7行3列に対応する紙葉状媒
体表面の広い範囲がわずか3個という少ない静電センサ
装置1a,1b,1cにより検出できることになる。し
かも、各系列の検出面は紙葉状媒体3の走査方向に対し
てコード状に配列されているので、紙葉状媒体3の表面
に付着している異物等の幅方向の位置情報がわかり、ま
た、各系列の静電センサ装置の検出時間差を分析するこ
とにより、走査方向の位置情報も得られることになる。
βを検出し、この検出レベルβは図5の(a)に示すよ
うに、第2の系列の検出信号に対して検出面間の距離L
1 に対応する時間差ΔT2 の時間遅れをもって検出
される。また、これらの時間差ΔT1 ,ΔT2 は紙
葉状媒体の予め定められた移動速度によって決定される
から、この図5に示す各系列の静電センサ装置の検出信
号を分析することにより、7行3列に対応する紙葉状媒
体表面の広い範囲がわずか3個という少ない静電センサ
装置1a,1b,1cにより検出できることになる。し
かも、各系列の検出面は紙葉状媒体3の走査方向に対し
てコード状に配列されているので、紙葉状媒体3の表面
に付着している異物等の幅方向の位置情報がわかり、ま
た、各系列の静電センサ装置の検出時間差を分析するこ
とにより、走査方向の位置情報も得られることになる。
【0019】しかも、各系列の検出面は分割状に配列さ
れているので、各検出面の有する固定容量C0 も小さ
くなる。すなわち、紙葉状媒体を横断する全面に亘って
電極を形成する場合に比べ半分以下の電極面積で構成で
きるので、固定容量が小さくなる。
れているので、各検出面の有する固定容量C0 も小さ
くなる。すなわち、紙葉状媒体を横断する全面に亘って
電極を形成する場合に比べ半分以下の電極面積で構成で
きるので、固定容量が小さくなる。
【0020】また、各電極間のインピーダンスは、周波
数1GHzに対しては極めて大きく、一方、紙葉状媒体
によって生じる容量変化は、低い周波数で現されるから
各電極間に生じるインピーダンスは無視できる程度の低
い値となる。したがって、結合導体6a,6b,6cの
長さに起因するインダクタンス成分による影響を除くこ
とができる。これにより、紙葉状媒体3の状態変化を高
感度、かつ、高分解能のもとで検出することが可能とな
る。さらに、本実施例では各センサ回路は1個の発振回
路14を共有するように構成されているから、各系列の
発振周波数が干渉を起こすということもなく、信頼性の
高い微小静電容量の検出が可能となる。
数1GHzに対しては極めて大きく、一方、紙葉状媒体
によって生じる容量変化は、低い周波数で現されるから
各電極間に生じるインピーダンスは無視できる程度の低
い値となる。したがって、結合導体6a,6b,6cの
長さに起因するインダクタンス成分による影響を除くこ
とができる。これにより、紙葉状媒体3の状態変化を高
感度、かつ、高分解能のもとで検出することが可能とな
る。さらに、本実施例では各センサ回路は1個の発振回
路14を共有するように構成されているから、各系列の
発振周波数が干渉を起こすということもなく、信頼性の
高い微小静電容量の検出が可能となる。
【0021】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記
実施例では、各系列の検出面A1 〜A4 ,B1 〜
B4 ,C1 〜C4 は紙葉状媒体3の走査方向に対
して直角に交差する方向に設けたが、これを走査方向に
対して斜めに交差する方向に配列配置させてもよい。ま
た、上記実施例では、紙葉状媒体3の走査方向に対して
各系列の検出電極の検出面を3ビットのコード状に配列
したが、これを2ビットあるいは4ビット以上のコード
で配列してもよい。この場合、静電センサ装置を4系列
にし、走査方向の検出面の配列を4ビットのコード配列
とすれば、15行のコード配列が得られ、より幅の広い
紙葉状媒体の検出が可能となる。さらに、上記実施例で
は検出面の走査方向の配列をグレーコード状に配列した
が、これをBCD(Binary−Coded Dec
imal)コードやその他のコードによって配列するこ
とができる。
とはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記
実施例では、各系列の検出面A1 〜A4 ,B1 〜
B4 ,C1 〜C4 は紙葉状媒体3の走査方向に対
して直角に交差する方向に設けたが、これを走査方向に
対して斜めに交差する方向に配列配置させてもよい。ま
た、上記実施例では、紙葉状媒体3の走査方向に対して
各系列の検出電極の検出面を3ビットのコード状に配列
したが、これを2ビットあるいは4ビット以上のコード
で配列してもよい。この場合、静電センサ装置を4系列
にし、走査方向の検出面の配列を4ビットのコード配列
とすれば、15行のコード配列が得られ、より幅の広い
紙葉状媒体の検出が可能となる。さらに、上記実施例で
は検出面の走査方向の配列をグレーコード状に配列した
が、これをBCD(Binary−Coded Dec
imal)コードやその他のコードによって配列するこ
とができる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、複数系列の各センサ回路の検
出電極面を複数に分割した格好の区画面状に形成してな
るから、検出面の固定容量を小さくすることができる。 すなわち、固定容量に対する紙葉状媒体の検出容量の割
合を大きくすることができ、これにより、紙葉状媒体等
の被検出体の状態変化を高分解能のもとで検出すること
ができる。
出電極面を複数に分割した格好の区画面状に形成してな
るから、検出面の固定容量を小さくすることができる。 すなわち、固定容量に対する紙葉状媒体の検出容量の割
合を大きくすることができ、これにより、紙葉状媒体等
の被検出体の状態変化を高分解能のもとで検出すること
ができる。
【0023】また、各系列の検出面を被検出体の走査方
向に対して所定のコードで配列したから、少ない系列の
静電センサ装置で広領域の検出情報を得ることができ、
しかも、検出面が分割状になっていて所定のコードで配
列されていることから、被検出体の状態変化部分の位置
情報を正確に得ることができる。また、前記の如く、静
電センサの系列数を少なくするにもかかわらず広領域の
検出情報を得ることができるので、静電センサの系列を
少なくできる分だけ装置の小型化と装置コストの低減化
を図ることもできる。
向に対して所定のコードで配列したから、少ない系列の
静電センサ装置で広領域の検出情報を得ることができ、
しかも、検出面が分割状になっていて所定のコードで配
列されていることから、被検出体の状態変化部分の位置
情報を正確に得ることができる。また、前記の如く、静
電センサの系列数を少なくするにもかかわらず広領域の
検出情報を得ることができるので、静電センサの系列を
少なくできる分だけ装置の小型化と装置コストの低減化
を図ることもできる。
【0024】さらに、静電センサ回路の発振回路を共有
にした構成にあっては、1個の発振回路で複数系列のセ
ンサ回路を動作させることができ、各系列のセンサ回路
を近接配置しても、各センサ回路の発振周波数が干渉す
ることがなく、信頼性の高い安定な被検出体の検出情報
を得ることができる。
にした構成にあっては、1個の発振回路で複数系列のセ
ンサ回路を動作させることができ、各系列のセンサ回路
を近接配置しても、各センサ回路の発振周波数が干渉す
ることがなく、信頼性の高い安定な被検出体の検出情報
を得ることができる。
【図1】本発明に係る多電極分割形静電センサ装置の一
実施例の検出電極部分の構成を示す説明図である。
実施例の検出電極部分の構成を示す説明図である。
【図2】図1の検出電極部分の縦断側面図である。
【図3】本実施例の装置の構成を示すブロック図である
。
。
【図4】本実施例の装置を使用した紙葉状媒体の状態検
出例の動作説明図である。
出例の動作説明図である。
【図5】図4の検出動作によって得られる各系列のセン
サ回路の検出波形図である。
サ回路の検出波形図である。
【図6】本出願人が先に提案した静電センサ装置の回路
図である。
図である。
【図7】図6の静電センサ装置を用いて紙葉状媒体の検
出を行う場合に考えられる装置例の説明図である。
出を行う場合に考えられる装置例の説明図である。
【図8】図7の検出電極の形状を紙葉状媒体とともに示
す説明図である。
す説明図である。
【図9】図6の静電センサ装置を用いて紙葉状媒体の状
態検出を行う装置として考えられる他の装置例を示す説
明図である。
態検出を行う装置として考えられる他の装置例を示す説
明図である。
1,1a,1b,1c 静電センサ装置2 回路基
板 14 発振回路 15 セラミック共振器 20 検出電極
板 14 発振回路 15 セラミック共振器 20 検出電極
Claims (2)
- 【請求項1】 周波数信号を発振出力する発振回路と
、被検出体との静電容量の変化を検出する検出電極と、
この検出電極から加えられる静電容量の変化によって共
振周波数を変化させその共振周波数の変化に対応する信
号を検出信号として出力する共振回路とを含む一系列の
センサ回路が複数系列形成され、各系列のセンサ回路の
検出電極の検出面は複数に分割された区画面となって被
検出体の走査方向と交差する方向に配列されるとともに
、各系列のセンサ回路の前記検出電極の区画面は被検出
体の走査方向に対して所定のコードにしたがって配列さ
れている多電極分割形静電センサ装置。 - 【請求項2】 複数系列のセンサ回路は1個の発振回
路を共有し、この共通の発振回路からそれぞれの系列の
共振回路に周波数信号が加えられている請求項1記載の
多電極分割形静電センサ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6874991A JPH04279802A (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 多電極分割形静電センサ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6874991A JPH04279802A (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 多電極分割形静電センサ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04279802A true JPH04279802A (ja) | 1992-10-05 |
Family
ID=13382730
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6874991A Pending JPH04279802A (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 多電極分割形静電センサ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04279802A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5321366A (en) * | 1992-08-31 | 1994-06-14 | Murata Mfg. Co. Ltd. | Capacitance sensor apparatus of divided multi-electrode type |
-
1991
- 1991-03-08 JP JP6874991A patent/JPH04279802A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5321366A (en) * | 1992-08-31 | 1994-06-14 | Murata Mfg. Co. Ltd. | Capacitance sensor apparatus of divided multi-electrode type |
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