JPH04283693A - 制御棒 - Google Patents
制御棒Info
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- JPH04283693A JPH04283693A JP3289550A JP28955091A JPH04283693A JP H04283693 A JPH04283693 A JP H04283693A JP 3289550 A JP3289550 A JP 3289550A JP 28955091 A JP28955091 A JP 28955091A JP H04283693 A JPH04283693 A JP H04283693A
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- control rod
- openings
- flow
- heat transfer
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- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21C—NUCLEAR REACTORS
- G21C7/00—Control of nuclear reaction
- G21C7/06—Control of nuclear reaction by application of neutron-absorbing material, i.e. material with absorption cross-section very much in excess of reflection cross-section
- G21C7/08—Control of nuclear reaction by application of neutron-absorbing material, i.e. material with absorption cross-section very much in excess of reflection cross-section by displacement of solid control elements, e.g. control rods
- G21C7/10—Construction of control elements
- G21C7/113—Control elements made of flat elements; Control elements having cruciform cross-section
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- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21C—NUCLEAR REACTORS
- G21C7/00—Control of nuclear reaction
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- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21C—NUCLEAR REACTORS
- G21C7/00—Control of nuclear reaction
- G21C7/06—Control of nuclear reaction by application of neutron-absorbing material, i.e. material with absorption cross-section very much in excess of reflection cross-section
- G21C7/08—Control of nuclear reaction by application of neutron-absorbing material, i.e. material with absorption cross-section very much in excess of reflection cross-section by displacement of solid control elements, e.g. control rods
- G21C7/10—Construction of control elements
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【発明の背景】本発明はエネルギー発生装置に関するも
のであって、更に詳しく言えば、粒子束の制御に基づい
て発生過程が持続されるようなエネルギー発生装置に関
する。本発明の主たる目的は、原子炉によるエネルギー
の発生を調節するために使用される制御棒における中性
子吸収の安定性および効率を向上させることにある。
のであって、更に詳しく言えば、粒子束の制御に基づい
て発生過程が持続されるようなエネルギー発生装置に関
する。本発明の主たる目的は、原子炉によるエネルギー
の発生を調節するために使用される制御棒における中性
子吸収の安定性および効率を向上させることにある。
【0002】原子炉は、制御された持続中性子束に基づ
いて核分裂を維持するものである。原子炉においては、
ウランまたはプルトニウムを基材とする燃料棒中に中性
子が飛散して核分裂を引起こす。この過程は熱の形でエ
ネルギーを発生すると共に、反応を持続させるために必
要な追加の中性子をも生成する。しかしながら、ウラン
またはプルトニウムの核分裂が起こる際には2個以上の
中性子が生成されるから、過剰の中性子を吸収して反応
を定常状態に保つために制御棒が使用される。炉心内に
制御棒を深く挿入すれば、原子炉を停止させるのに十分
なだけの中性子を吸収することもできる。
いて核分裂を維持するものである。原子炉においては、
ウランまたはプルトニウムを基材とする燃料棒中に中性
子が飛散して核分裂を引起こす。この過程は熱の形でエ
ネルギーを発生すると共に、反応を持続させるために必
要な追加の中性子をも生成する。しかしながら、ウラン
またはプルトニウムの核分裂が起こる際には2個以上の
中性子が生成されるから、過剰の中性子を吸収して反応
を定常状態に保つために制御棒が使用される。炉心内に
制御棒を深く挿入すれば、原子炉を停止させるのに十分
なだけの中性子を吸収することもできる。
【0003】制御棒を移動させることによって反応度の
上昇速度が制御される。詳しく述べれば、出力レベルを
一定に保つような制御棒の位置が存在する。このような
位置から制御棒を引出せば、出力を上昇させることがで
きる。所望の出力レベルに到達したならば、制御棒は定
常出力位置に戻される。あるいはまた、定常出力位置を
越えて制御棒を挿入することによって出力を低下させる
こともできる。このように、定常出力位置からの制御棒
の距離によって反応度の上昇速度が決定されるのである
。
上昇速度が制御される。詳しく述べれば、出力レベルを
一定に保つような制御棒の位置が存在する。このような
位置から制御棒を引出せば、出力を上昇させることがで
きる。所望の出力レベルに到達したならば、制御棒は定
常出力位置に戻される。あるいはまた、定常出力位置を
越えて制御棒を挿入することによって出力を低下させる
こともできる。このように、定常出力位置からの制御棒
の距離によって反応度の上昇速度が決定されるのである
。
【0004】通例、制御棒は炉心内の中性子に対して大
きい吸収断面積を有する物質を含んでいる。詳しく述べ
れば、燃料棒内における核分裂の生起を可能にするよう
な特定の運動量を有する中性子に対して大きい吸収断面
積を有する物質が使用される。それが有効であるために
は、「核分裂を生起させる」中性子の中性子束を吸収す
ることが必要である。典型的な制御棒は、炭化ホウ素、
ハフニウム、カドミウム、ガドリニウム、ユーロピウム
、エルビウム、サマリウム、ジスプロシウム、銀および
(または)インジウムのごとき中性子吸収材を充填した
多数の平行な中空管から成っている。
きい吸収断面積を有する物質を含んでいる。詳しく述べ
れば、燃料棒内における核分裂の生起を可能にするよう
な特定の運動量を有する中性子に対して大きい吸収断面
積を有する物質が使用される。それが有効であるために
は、「核分裂を生起させる」中性子の中性子束を吸収す
ることが必要である。典型的な制御棒は、炭化ホウ素、
ハフニウム、カドミウム、ガドリニウム、ユーロピウム
、エルビウム、サマリウム、ジスプロシウム、銀および
(または)インジウムのごとき中性子吸収材を充填した
多数の平行な中空管から成っている。
【0005】原子炉は、核分裂によって発生された熱を
炉心から輸送するために使用される方法に従って分類す
ることができる。沸騰水型原子炉(BWR)においては
、炉心を通って流れる間に水が蒸気に変えられる。かか
る蒸気は炉心を包囲する原子炉容器からタービンに輸送
される。この蒸気がタービンを駆動し、そしてタービン
が発電機を駆動することによって発電が行われる。
炉心から輸送するために使用される方法に従って分類す
ることができる。沸騰水型原子炉(BWR)においては
、炉心を通って流れる間に水が蒸気に変えられる。かか
る蒸気は炉心を包囲する原子炉容器からタービンに輸送
される。この蒸気がタービンを駆動し、そしてタービン
が発電機を駆動することによって発電が行われる。
【0006】タービンを駆動するために使用される蒸気
の発生源として役立つことに加え、水は中性子減速材と
しても役立つ。核分裂反応中に放出された高エネルギー
の中性子(すなわち、高速中性子)は、水中の水素原子
との衝突による散乱の結果として減速される。中性子の
減速は、中性子が燃料要素中の核分裂性物質によって一
層容易に吸収されるような運動量レベルにまで中性子を
遅くすることによって連鎖反応を容易にするために使用
される。また、減速された中性子は制御棒中の核分裂性
物質によって一層容易に利用されるから、中性子の減速
は核分裂の制御をも容易にする。
の発生源として役立つことに加え、水は中性子減速材と
しても役立つ。核分裂反応中に放出された高エネルギー
の中性子(すなわち、高速中性子)は、水中の水素原子
との衝突による散乱の結果として減速される。中性子の
減速は、中性子が燃料要素中の核分裂性物質によって一
層容易に吸収されるような運動量レベルにまで中性子を
遅くすることによって連鎖反応を容易にするために使用
される。また、減速された中性子は制御棒中の核分裂性
物質によって一層容易に利用されるから、中性子の減速
は核分裂の制御をも容易にする。
【0007】一部の原子炉においては、水の中性子減速
作用を大幅に利用した「中性子束トラップ型」の制御棒
が使用されてきた。中性子束トラップ型制御棒は、中性
子吸収材から成る(中実ではなく)中空の吸収管を使用
するものである。中性子の吸収は水−吸収材界面におい
て最も効果的に起こる。個々の中性子について見れば、
それはより多くの水−吸収材界面に出会うほど吸収され
易くなる。中実の吸収棒を通過する中性子の場合、水か
ら吸収材に進入する機会は高々1回である。しかるに、
中空の吸収管を通過する中性子は2つの水−吸収材界面
を通過することがあり、従って減速されかつその結果と
して吸収される可能性が大きくなる。「中性子束トラッ
プ型」という名称は、吸収管の内部の界面において追加
の中性子が吸収されることに由来している。
作用を大幅に利用した「中性子束トラップ型」の制御棒
が使用されてきた。中性子束トラップ型制御棒は、中性
子吸収材から成る(中実ではなく)中空の吸収管を使用
するものである。中性子の吸収は水−吸収材界面におい
て最も効果的に起こる。個々の中性子について見れば、
それはより多くの水−吸収材界面に出会うほど吸収され
易くなる。中実の吸収棒を通過する中性子の場合、水か
ら吸収材に進入する機会は高々1回である。しかるに、
中空の吸収管を通過する中性子は2つの水−吸収材界面
を通過することがあり、従って減速されかつその結果と
して吸収される可能性が大きくなる。「中性子束トラッ
プ型」という名称は、吸収管の内部の界面において追加
の中性子が吸収されることに由来している。
【0008】中空の吸収管の吸収効率は、同じ外径を有
する中実の吸収棒の場合に比べて10〜20%だけ高い
のが通例である。中空の吸収管は同じ外径を持った中実
の吸収棒よりも少ない材料を含んでいるから、中性子束
トラップ型制御棒において要求される中性子吸収材は少
なくて済む。中性子吸収材(特にハフニウム)が重くか
つ高価であることを考えると、中性子束トラップ型制御
棒はより安い原価およびより高い効率を有することにな
る。
する中実の吸収棒の場合に比べて10〜20%だけ高い
のが通例である。中空の吸収管は同じ外径を持った中実
の吸収棒よりも少ない材料を含んでいるから、中性子束
トラップ型制御棒において要求される中性子吸収材は少
なくて済む。中性子吸収材(特にハフニウム)が重くか
つ高価であることを考えると、中性子束トラップ型制御
棒はより安い原価およびより高い効率を有することにな
る。
【0009】中性子束トラップ型の吸収管を使用した場
合に見られる問題の1つは、内部に存在する蒸気の量が
増加するのに伴って吸収管の有効性が低下することであ
る。中性子が吸収管に付与するエネルギーの大部分は熱
に変えられ、それによって吸収管の温度は約650〜7
00°Fにまで上昇する。炉心内の圧力は1000ps
i に近いから、原子炉用水は約550°Fの温度に達
するまで沸騰しない。炉心内においては、底部から水が
流入し、そして吸収管と平行な方向に沿って上方に流れ
る。 吸収管の外部を流れる水は吸収管に沿って十分に早い速
度で移動するから、(許容し得る量の表面核沸騰を別に
すれば)沸騰は起こらない。しかるに、吸収管の内部を
上方に流れる水は吸収管の外部の水よりも遅く移動し、
従ってハフニウム中において発生する熱のために沸騰を
起こし易い。
合に見られる問題の1つは、内部に存在する蒸気の量が
増加するのに伴って吸収管の有効性が低下することであ
る。中性子が吸収管に付与するエネルギーの大部分は熱
に変えられ、それによって吸収管の温度は約650〜7
00°Fにまで上昇する。炉心内の圧力は1000ps
i に近いから、原子炉用水は約550°Fの温度に達
するまで沸騰しない。炉心内においては、底部から水が
流入し、そして吸収管と平行な方向に沿って上方に流れ
る。 吸収管の外部を流れる水は吸収管に沿って十分に早い速
度で移動するから、(許容し得る量の表面核沸騰を別に
すれば)沸騰は起こらない。しかるに、吸収管の内部を
上方に流れる水は吸収管の外部の水よりも遅く移動し、
従ってハフニウム中において発生する熱のために沸騰を
起こし易い。
【0010】水が沸騰すると、発生した蒸気によって同
じ体積の水が排除される。蒸気は単位体積当りの散乱タ
ーゲット数が少ないから、水ほどに有効な減速材ではな
い。中性子の減速、従って吸収効率は、蒸気の増加に伴
って低下する。このような効率の低下は望ましくないが
、それ以上に大きな問題は減速能力の変動が起こり得る
ことである。その理由は、吸収管内の蒸気の量が水の沸
点付近において急激に変化することにある。
じ体積の水が排除される。蒸気は単位体積当りの散乱タ
ーゲット数が少ないから、水ほどに有効な減速材ではな
い。中性子の減速、従って吸収効率は、蒸気の増加に伴
って低下する。このような効率の低下は望ましくないが
、それ以上に大きな問題は減速能力の変動が起こり得る
ことである。その理由は、吸収管内の蒸気の量が水の沸
点付近において急激に変化することにある。
【0011】このような問題を緩和するため、吸収管の
内部と外部との間における水の交換を可能にする穴が設
けられる。この種の吸収管は米国特許第4882123
号明細書中に記載されている。かかる穴は相対的に低温
の水を吸収管の外部から内部に導入するために役立つ結
果、沸騰の起こる傾向が低減する。しかしながら、高い
出力レベルにおいては、望ましくない程度の内部沸騰が
なおも起こるのである。それ故、高い出力レベルにおけ
る原子炉出力の制御を向上させるため、より効果的に内
部沸騰を抑制するような中性子束トラップ型吸収管が要
望されている。
内部と外部との間における水の交換を可能にする穴が設
けられる。この種の吸収管は米国特許第4882123
号明細書中に記載されている。かかる穴は相対的に低温
の水を吸収管の外部から内部に導入するために役立つ結
果、沸騰の起こる傾向が低減する。しかしながら、高い
出力レベルにおいては、望ましくない程度の内部沸騰が
なおも起こるのである。それ故、高い出力レベルにおけ
る原子炉出力の制御を向上させるため、より効果的に内
部沸騰を抑制するような中性子束トラップ型吸収管が要
望されている。
【0012】
【発明の概要】本発明に従えば、横断方向に沿って対向
するようにして管壁に設けられた一連の開口対を通して
吸収管の内部に水を流入させかつ吸収管の内部から水を
流出させるための導流器を有する中空の吸収管を組込ん
だ原子炉制御棒が提供される。各々の開口対は入口およ
び出口を含んでいて、それらの入口および出口は鉛直方
向に伸びる吸収管においてほぼ同じ高さの位置に設けら
れている。各々の開口対間には導流器が配置されている
結果、各々の入口はそれから通例約6インチだけ上方に
位置する出口と対応することになる。各々の導流器は吸
収管の内部を上方に流れる水流を遮断すると共に、各々
の開口対間における横断方向の水流をも遮断する。この
ようにして、各々の導流器はそれに対応した出口を通し
て吸収管の内部から外部に水(またはその他の中性子減
速用液体)を流出させる。また、かかる水の流出が各々
の入口の位置に差圧を生み出す結果、外部の水が吸収管
の内部に吸入されることになる。各々の導流器は流入す
る水に対する開放ゲートとしての役割を果たすと共に、
吸収管内を上方に流れる水に対する閉鎖ゲートとしての
役割をも果たすわけである。このようにして、相対的に
高温の内部の水が相対的に低温の外部の水と周期的に交
換されるのである。
するようにして管壁に設けられた一連の開口対を通して
吸収管の内部に水を流入させかつ吸収管の内部から水を
流出させるための導流器を有する中空の吸収管を組込ん
だ原子炉制御棒が提供される。各々の開口対は入口およ
び出口を含んでいて、それらの入口および出口は鉛直方
向に伸びる吸収管においてほぼ同じ高さの位置に設けら
れている。各々の開口対間には導流器が配置されている
結果、各々の入口はそれから通例約6インチだけ上方に
位置する出口と対応することになる。各々の導流器は吸
収管の内部を上方に流れる水流を遮断すると共に、各々
の開口対間における横断方向の水流をも遮断する。この
ようにして、各々の導流器はそれに対応した出口を通し
て吸収管の内部から外部に水(またはその他の中性子減
速用液体)を流出させる。また、かかる水の流出が各々
の入口の位置に差圧を生み出す結果、外部の水が吸収管
の内部に吸入されることになる。各々の導流器は流入す
る水に対する開放ゲートとしての役割を果たすと共に、
吸収管内を上方に流れる水に対する閉鎖ゲートとしての
役割をも果たすわけである。このようにして、相対的に
高温の内部の水が相対的に低温の外部の水と周期的に交
換されるのである。
【0013】簡便には、3つの辺から成る一連の切込み
を吸収管の一方の側面に所定の間隔で設けることによっ
て一連の導流器を形成することができる。かかる切込み
によって形成されたタブを吸収管の反対側の管壁に接触
するまで内方に折曲げることにより、導流器として役立
つ隔壁が得られる。次いで、各々の導流器の「陰」とな
る位置において、吸収管の反対側の側面に開口が設けら
れる。その結果、外部の水は導流器を切抜くことによっ
て形成された開口を通して吸収管内に吸入され、吸収管
の内部を流れて次の導流器の位置に到達し、次いで外部
に押出されて低温の外部の水と再び合流することになる
。このように導流器は、外部の水を吸入するための入口
および内部の水を押出すための出口を提供するという二
重の目的を果たすのである。
を吸収管の一方の側面に所定の間隔で設けることによっ
て一連の導流器を形成することができる。かかる切込み
によって形成されたタブを吸収管の反対側の管壁に接触
するまで内方に折曲げることにより、導流器として役立
つ隔壁が得られる。次いで、各々の導流器の「陰」とな
る位置において、吸収管の反対側の側面に開口が設けら
れる。その結果、外部の水は導流器を切抜くことによっ
て形成された開口を通して吸収管内に吸入され、吸収管
の内部を流れて次の導流器の位置に到達し、次いで外部
に押出されて低温の外部の水と再び合流することになる
。このように導流器は、外部の水を吸入するための入口
および内部の水を押出すための出口を提供するという二
重の目的を果たすのである。
【0014】制御棒自体は、内部の吸収管をステンレス
鋼製の外被で包囲して成る二層構造を有するのが通例で
ある。外被は、導流器と同じ間隔で吸収管の両側に設け
られた開口を有している。吸収管は水流を導くための導
流器を有すると共に、外被の開口と整列した入口および
出口を有している。吸収管の入口は、導流器を切抜いて
から吸収管の反対側の管壁に向けて折曲げることによっ
て自動的に形成される。なお、吸収管の内部厚さに比べ
て管壁の肉厚が大きい場合には、入口を拡張することも
できる。
鋼製の外被で包囲して成る二層構造を有するのが通例で
ある。外被は、導流器と同じ間隔で吸収管の両側に設け
られた開口を有している。吸収管は水流を導くための導
流器を有すると共に、外被の開口と整列した入口および
出口を有している。吸収管の入口は、導流器を切抜いて
から吸収管の反対側の管壁に向けて折曲げることによっ
て自動的に形成される。なお、吸収管の内部厚さに比べ
て管壁の肉厚が大きい場合には、入口を拡張することも
できる。
【0015】本発明の中性子束トラップ型制御棒は、従
来の有孔吸収管に比べ、吸収管の内部と外部との間にお
ける水の交換量が増加するという点で改良されている。 このような水の交換は吸収管の内部を流れる水の温度を
低下させ、それによって沸騰を抑制するために役立つ。 沸騰が抑制されれば、吸収管内に存在する水の体積は一
層安定化し、従ってそれの中性子減速能力が向上する。 その結果、一層高い信頼度を有する一層効果的な制御棒
が得られることになる。
来の有孔吸収管に比べ、吸収管の内部と外部との間にお
ける水の交換量が増加するという点で改良されている。 このような水の交換は吸収管の内部を流れる水の温度を
低下させ、それによって沸騰を抑制するために役立つ。 沸騰が抑制されれば、吸収管内に存在する水の体積は一
層安定化し、従ってそれの中性子減速能力が向上する。 その結果、一層高い信頼度を有する一層効果的な制御棒
が得られることになる。
【0016】本発明によって提供されるような導流器を
組込めば、原子炉の設計に大きな変更を加える必要なし
に中性子束トラップ型制御棒の有効性を向上させること
ができる。導流器の形成に際しては吸収管の外径を変更
する必要がないから、現行のBWRにおいてそのまま代
用することが可能である。本発明の上記およびその他の
特徴や利点は、添付の図面を参照しながら以下の説明を
読むことによって自ら明らかとなろう。
組込めば、原子炉の設計に大きな変更を加える必要なし
に中性子束トラップ型制御棒の有効性を向上させること
ができる。導流器の形成に際しては吸収管の外径を変更
する必要がないから、現行のBWRにおいてそのまま代
用することが可能である。本発明の上記およびその他の
特徴や利点は、添付の図面を参照しながら以下の説明を
読むことによって自ら明らかとなろう。
【0017】以下、添付の図面を参照しながら本発明を
一層詳しく説明しよう。
一層詳しく説明しよう。
【0018】
先ず図1について説明すれば、本発明に基づく中性子束
トラップ型制御棒100は4枚の羽根102を有してい
るが、図1にはその内の2枚だけが示されている。制御
棒100は取手104によって上方から操作されると共
に、下部においては連結ソケット106によって油圧式
制御棒駆動機構に連結される。なお、連結ソケット10
6は連結解除ハンドル108によって解放することがで
きる。油圧式制御棒駆動機構は制御棒100を上下に移
動させ、それによって炉心の反応度を調節するために役
立つ。
トラップ型制御棒100は4枚の羽根102を有してい
るが、図1にはその内の2枚だけが示されている。制御
棒100は取手104によって上方から操作されると共
に、下部においては連結ソケット106によって油圧式
制御棒駆動機構に連結される。なお、連結ソケット10
6は連結解除ハンドル108によって解放することがで
きる。油圧式制御棒駆動機構は制御棒100を上下に移
動させ、それによって炉心の反応度を調節するために役
立つ。
【0019】各々の羽根102は開口112を持ったス
テンレス鋼製の外被110を含んでいるが、それらの開
口112は外被110の内部に配置された中空の吸収管
の開口に対応している。制御棒100が原子炉内の所定
の位置に配置された場合、それの全長に沿って、制御棒
の外部と吸収管の内部との間で水の交換が行われる。外
被110に設けられた開口114により、水は吸収管の
下部に流入し、そして吸収管の上部から流出する。
テンレス鋼製の外被110を含んでいるが、それらの開
口112は外被110の内部に配置された中空の吸収管
の開口に対応している。制御棒100が原子炉内の所定
の位置に配置された場合、それの全長に沿って、制御棒
の外部と吸収管の内部との間で水の交換が行われる。外
被110に設けられた開口114により、水は吸収管の
下部に流入し、そして吸収管の上部から流出する。
【0020】本発明の中性子束トラップ型制御棒100
は、図2からわかる通り、十字形の形状を有している[
すなわち、上方から見た場合にプラス形(+)に見える
]。各々の羽根102は3本の中性子吸収管200を含
んでいる。それらの羽根102により、点線202によ
って示されるごとくに燃料集合体を配置するための4つ
の象限が規定される。
は、図2からわかる通り、十字形の形状を有している[
すなわち、上方から見た場合にプラス形(+)に見える
]。各々の羽根102は3本の中性子吸収管200を含
んでいる。それらの羽根102により、点線202によ
って示されるごとくに燃料集合体を配置するための4つ
の象限が規定される。
【0021】図3に示されるごとく、吸収管200は水
の入口300、中性子束トラップ型制御棒用導流器30
2および一体結合部304を有している。導流器302
を形成するためには、一体結合部304を残しながら吸
収管200からタブを切抜けばよい。次いで、吸収管2
00の反対側の管壁に接触するまでタブを内方に折曲げ
れば、入口300と共に導流器302が形成されること
になる。本発明の好適な実施の態様においては、吸収管
200はハフニウムから成り、また入口300および導
流器302は長方形を成している。入口300および導
流器302の大きさを変化させることにより、吸収管2
00を通って上方に流れる水の任意の部分またはほとん
ど全部を流出させることができる。
の入口300、中性子束トラップ型制御棒用導流器30
2および一体結合部304を有している。導流器302
を形成するためには、一体結合部304を残しながら吸
収管200からタブを切抜けばよい。次いで、吸収管2
00の反対側の管壁に接触するまでタブを内方に折曲げ
れば、入口300と共に導流器302が形成されること
になる。本発明の好適な実施の態様においては、吸収管
200はハフニウムから成り、また入口300および導
流器302は長方形を成している。入口300および導
流器302の大きさを変化させることにより、吸収管2
00を通って上方に流れる水の任意の部分またはほとん
ど全部を流出させることができる。
【0022】図4に示されるごとく、吸収管200は出
口400をも有している。出口400は入口300に対
向しており、かつ導流器302が吸収管200の管壁に
接触する位置の直下に存在している。導流器302の間
隔および大きさは、吸収管200を通って流れる水が沸
騰する前に出口400を通って流出するように決定され
る。本発明の好適な実施の態様においては、出口400
は円形を成している。導流器302により、吸収管20
0を通って上方に流れる水の少なくとも一部分が出口4
00を通って流出する。なお、入口300は出口400
とほぼ同じ大きさを有しているが、これは圧力勾配を低
減させるために役立つ。
口400をも有している。出口400は入口300に対
向しており、かつ導流器302が吸収管200の管壁に
接触する位置の直下に存在している。導流器302の間
隔および大きさは、吸収管200を通って流れる水が沸
騰する前に出口400を通って流出するように決定され
る。本発明の好適な実施の態様においては、出口400
は円形を成している。導流器302により、吸収管20
0を通って上方に流れる水の少なくとも一部分が出口4
00を通って流出する。なお、入口300は出口400
とほぼ同じ大きさを有しているが、これは圧力勾配を低
減させるために役立つ。
【0023】制御棒100は、図3および4に示される
ごとく、互いに対向した平坦な側面および丸くなった縁
端を有するハフニウム製の吸収管200を含んでいる。 吸収管200は約12フィートの長さを有しているが、
それぞれが6フィートの長さを持った2個の断片から作
られている。温度変化に順応させるため、それらの断片
の間には伸縮管継手が設けられている。上部の断片は0
.07インチの肉厚を有するのに対し、下部の断片は半
分の肉厚(すなわち、0.035インチの肉厚)を有し
ている。なお、いずれの断片も同じ外部寸法を有してい
る。
ごとく、互いに対向した平坦な側面および丸くなった縁
端を有するハフニウム製の吸収管200を含んでいる。 吸収管200は約12フィートの長さを有しているが、
それぞれが6フィートの長さを持った2個の断片から作
られている。温度変化に順応させるため、それらの断片
の間には伸縮管継手が設けられている。上部の断片は0
.07インチの肉厚を有するのに対し、下部の断片は半
分の肉厚(すなわち、0.035インチの肉厚)を有し
ている。なお、いずれの断片も同じ外部寸法を有してい
る。
【0024】吸収管200は1.35インチの幅および
0.22インチの厚さを有している。各々のかど部にお
ける曲率半径は約0.11インチである。入口300は
0.4インチの幅を有する長方形を成していて、それの
高さは下部の断片においては0.5インチであり、また
上部の断片においては0.6インチである。導流器30
2はいずれの断片においても0.4インチの幅および0
.5インチの高さを有している。上部の断片における入
口300が導流器302よりも僅かに大きくなっている
理由は、上部の断片における肉厚が下部の断片よりも厚
く、従って反対側の管壁に接触するまで折曲げた場合に
同等な大きさの開口が得られないためである。出口40
0は0.4インチの直径を持った円形を成している。 入口300および出口400は吸収管200の全長に沿
って6インチの間隔で配置されていて、出口400の頂
部は折曲げられたタブ(すなわち、導流器302)が接
触する部位に位置している。
0.22インチの厚さを有している。各々のかど部にお
ける曲率半径は約0.11インチである。入口300は
0.4インチの幅を有する長方形を成していて、それの
高さは下部の断片においては0.5インチであり、また
上部の断片においては0.6インチである。導流器30
2はいずれの断片においても0.4インチの幅および0
.5インチの高さを有している。上部の断片における入
口300が導流器302よりも僅かに大きくなっている
理由は、上部の断片における肉厚が下部の断片よりも厚
く、従って反対側の管壁に接触するまで折曲げた場合に
同等な大きさの開口が得られないためである。出口40
0は0.4インチの直径を持った円形を成している。 入口300および出口400は吸収管200の全長に沿
って6インチの間隔で配置されていて、出口400の頂
部は折曲げられたタブ(すなわち、導流器302)が接
触する部位に位置している。
【0025】長方形の入口300が好ましい理由は、図
3および4に示されるような形状を有する吸収管200
の場合、導流器302が反対側の管壁と一直線に沿って
接触するからである。他方、円形の出口400が好まし
い理由は、それが一定の周長に対して最大の面積を有し
、従って吸収管200をより健全な状態に保つからであ
る。
3および4に示されるような形状を有する吸収管200
の場合、導流器302が反対側の管壁と一直線に沿って
接触するからである。他方、円形の出口400が好まし
い理由は、それが一定の周長に対して最大の面積を有し
、従って吸収管200をより健全な状態に保つからであ
る。
【0026】図5は、使用時(すなわち、炉心の内部に
配置された場合)における制御棒100の1枚の羽根1
02およびそれの周囲における水流を示す断面図である
。外被の開口112は吸収管200の入口300および
出口400に対応しており、かつそれらよりも僅かに大
きくなっている。かかる大きさの違いは吸収管200の
重なり部分500によって示されているが、これはハフ
ニウムとステンレス鋼との間における熱膨張率の差を考
慮したものである。また、同様な理由により、外被11
0と吸収管200との間には小さな間隙504も設けら
れている。
配置された場合)における制御棒100の1枚の羽根1
02およびそれの周囲における水流を示す断面図である
。外被の開口112は吸収管200の入口300および
出口400に対応しており、かつそれらよりも僅かに大
きくなっている。かかる大きさの違いは吸収管200の
重なり部分500によって示されているが、これはハフ
ニウムとステンレス鋼との間における熱膨張率の差を考
慮したものである。また、同様な理由により、外被11
0と吸収管200との間には小さな間隙504も設けら
れている。
【0027】矢印502によって示された水流は、中性
子束トラップ型制御棒100と実質的に平行である。制
御棒100と(点線202の位置に存在する)燃料集合
体との間を流れる外部の水は入口300を通って制御棒
100内に流入し、そして吸収管200内を上方に流れ
る。次の導流器302に到達すると、少なくとも一部の
水は出口400を通って外部に流出する。出口400を
通して制御棒100の外部に水を積極的に流出させれば
、対応する入口300を通してより多くの水が吸入され
ることになる。単なる開口を通して水が受動的に交換さ
れるだけの先行技術に比べ、本発明はその点で改良され
ているのである。図5からわかる通り、導流器302は
一体結合部304によって結合していると共に、内方に
折曲げられて吸収管200の反対側の管壁に接触してい
る。
子束トラップ型制御棒100と実質的に平行である。制
御棒100と(点線202の位置に存在する)燃料集合
体との間を流れる外部の水は入口300を通って制御棒
100内に流入し、そして吸収管200内を上方に流れ
る。次の導流器302に到達すると、少なくとも一部の
水は出口400を通って外部に流出する。出口400を
通して制御棒100の外部に水を積極的に流出させれば
、対応する入口300を通してより多くの水が吸入され
ることになる。単なる開口を通して水が受動的に交換さ
れるだけの先行技術に比べ、本発明はその点で改良され
ているのである。図5からわかる通り、導流器302は
一体結合部304によって結合していると共に、内方に
折曲げられて吸収管200の反対側の管壁に接触してい
る。
【0028】中性子束トラップ型制御棒100の内部を
上昇する間に、内部の水は各々の導流器302の位置に
おいて外部の水と実質的に交換されるから、それが飽和
状態に達して沸騰することはない。従って、中性子減速
材としてのそれの有効性が確保されるのである。ひいて
は、吸収管200は中性子吸収体としての効率の向上を
示し、従って本発明の中性子束トラップ型制御棒100
は最大出力レベルで運転されている沸騰水型原子炉にお
いて一定の効率を保ちながら高い信頼度で動作すること
になる。
上昇する間に、内部の水は各々の導流器302の位置に
おいて外部の水と実質的に交換されるから、それが飽和
状態に達して沸騰することはない。従って、中性子減速
材としてのそれの有効性が確保されるのである。ひいて
は、吸収管200は中性子吸収体としての効率の向上を
示し、従って本発明の中性子束トラップ型制御棒100
は最大出力レベルで運転されている沸騰水型原子炉にお
いて一定の効率を保ちながら高い信頼度で動作すること
になる。
【0029】図6は、本発明の制御棒を装備した原子炉
の圧力容器内における水流を示す略図である。圧力容器
600の内部には炉心602が配置されている。原子炉
用水604は[ポンプ(図示せず)の作用下で]炉心6
02内を上昇し、そこにおいて部分的に蒸気606に変
えられる。蒸気606は出口608から流出し、そして
タービンを回転させるために使用される。このタービン
は発電機を回転させ、それによって発電が行われる。次
いで、蒸気を冷却器(すなわち、「熱交換器」)に通し
て凝縮させた後、得られた復水が入口610を通して圧
力容器600内に戻され、そこにおいて原子炉用水60
4に合流する。気化しなかった原子炉用水は、炉心60
2の上部から流出した後、炉心602の外周部を通って
降下し、そして同じサイクルを繰返す。
の圧力容器内における水流を示す略図である。圧力容器
600の内部には炉心602が配置されている。原子炉
用水604は[ポンプ(図示せず)の作用下で]炉心6
02内を上昇し、そこにおいて部分的に蒸気606に変
えられる。蒸気606は出口608から流出し、そして
タービンを回転させるために使用される。このタービン
は発電機を回転させ、それによって発電が行われる。次
いで、蒸気を冷却器(すなわち、「熱交換器」)に通し
て凝縮させた後、得られた復水が入口610を通して圧
力容器600内に戻され、そこにおいて原子炉用水60
4に合流する。気化しなかった原子炉用水は、炉心60
2の上部から流出した後、炉心602の外周部を通って
降下し、そして同じサイクルを繰返す。
【0030】炉心602内には、(正確な縮尺で描かれ
てはいないが)2本の制御棒612が示されている。な
お、各々の制御棒612に対応して4つの燃料集合体が
配置されている。圧力容器600の下方にまで伸びる延
長部614には、制御棒を上下させるための油圧式制御
棒駆動機構が収容されている。斜線616は、各々の制
御棒612の長手方向に沿って配置された12個ずつの
導流器の位置を示している。各々の導流器616に対応
した入口および出口における水流は、それぞれ矢印61
8および620によって示されている。各々の制御棒6
12の底部に流入した水622が上方に流れる間に、該
制御棒に含まれる12本の吸収管の外部と内部との間で
絶えず水の交換が起こり、従って吸収管の内部における
沸騰が防止されることになる。
てはいないが)2本の制御棒612が示されている。な
お、各々の制御棒612に対応して4つの燃料集合体が
配置されている。圧力容器600の下方にまで伸びる延
長部614には、制御棒を上下させるための油圧式制御
棒駆動機構が収容されている。斜線616は、各々の制
御棒612の長手方向に沿って配置された12個ずつの
導流器の位置を示している。各々の導流器616に対応
した入口および出口における水流は、それぞれ矢印61
8および620によって示されている。各々の制御棒6
12の底部に流入した水622が上方に流れる間に、該
制御棒に含まれる12本の吸収管の外部と内部との間で
絶えず水の交換が起こり、従って吸収管の内部における
沸騰が防止されることになる。
【0031】入口および出口はそれぞれ長方形および円
形を成すものとして示されているが、その他の形状を使
用することもできる。更にまた、長方形の導流器の鉛直
方向の辺に丸みを付けることにより、導流器の形状を吸
収管の内部横断面に一層よく近似させることもできる。 このようにすれば、入口および出口が存在する各々の位
置において高温の内部の水を低温の外部の水とより多く
交換することができる。あるいはまた、導流器を補強す
るため、入口が一体結合部において幅の広くなった台形
を成すようにすることもできる。なお、円形または楕円
形の形状を持った入口および出口は周長を最小にしなが
ら面積を最大にし、それにより一定の表面積の下でより
健全な吸収管を生み出すために役立つ。
形を成すものとして示されているが、その他の形状を使
用することもできる。更にまた、長方形の導流器の鉛直
方向の辺に丸みを付けることにより、導流器の形状を吸
収管の内部横断面に一層よく近似させることもできる。 このようにすれば、入口および出口が存在する各々の位
置において高温の内部の水を低温の外部の水とより多く
交換することができる。あるいはまた、導流器を補強す
るため、入口が一体結合部において幅の広くなった台形
を成すようにすることもできる。なお、円形または楕円
形の形状を持った入口および出口は周長を最小にしなが
ら面積を最大にし、それにより一定の表面積の下でより
健全な吸収管を生み出すために役立つ。
【0032】本発明の利点の1つは、沸騰水型原子炉内
において遭遇することのある特定の技術的条件および環
境条件に中性子束トラップ型制御棒を適合させる際に大
きな寛容度が得られることである。所定の一連の状況下
において内部の沸騰を防止するため、吸収管の内部断面
積に比べて導流器をより大きくすると共に、それらの間
隔を広げることもできる。あるいはまた、導流器をより
小さくしたり、またはそれらの間隔を狭くしたりするこ
ともできる。このように、個々の状況に合わせて導流器
の形態を容易に変更し得ることは、本発明の構成に特有
のものである。
において遭遇することのある特定の技術的条件および環
境条件に中性子束トラップ型制御棒を適合させる際に大
きな寛容度が得られることである。所定の一連の状況下
において内部の沸騰を防止するため、吸収管の内部断面
積に比べて導流器をより大きくすると共に、それらの間
隔を広げることもできる。あるいはまた、導流器をより
小さくしたり、またはそれらの間隔を狭くしたりするこ
ともできる。このように、個々の状況に合わせて導流器
の形態を容易に変更し得ることは、本発明の構成に特有
のものである。
【0033】本発明のもう1つの利点は、吸収管の長手
方向に沿った内部および外部の水温の変化に合わせて導
流器に変更を加え得ることである。すなわち、導流器の
間隔、形状および(または)大きさを各吸収管の長手方
向に沿って個別に変えることができるのである。また、
米国特許第4882123号明細書中に記載されかつ上
記にも記載されたような、吸収管の長手方向に沿って厚
さの異なるハフニウム製吸収管において導流器を使用す
ることもできる。
方向に沿った内部および外部の水温の変化に合わせて導
流器に変更を加え得ることである。すなわち、導流器の
間隔、形状および(または)大きさを各吸収管の長手方
向に沿って個別に変えることができるのである。また、
米国特許第4882123号明細書中に記載されかつ上
記にも記載されたような、吸収管の長手方向に沿って厚
さの異なるハフニウム製吸収管において導流器を使用す
ることもできる。
【0034】このように本発明によれば、内部の沸騰を
防止するのに有効でありかつ外部条件に対して適応し得
るような沸騰水型原子炉用の中性子束トラップ型制御棒
が提供される。また、様々な内部横断面形状を有する吸
収管において導流器を使用することもできる。
防止するのに有効でありかつ外部条件に対して適応し得
るような沸騰水型原子炉用の中性子束トラップ型制御棒
が提供される。また、様々な内部横断面形状を有する吸
収管において導流器を使用することもできる。
【0035】本発明においてはまた、上記に記載されて
いない様々な実施の態様も可能である。たとえば、中性
子吸収材はハフニウムである必要はないのであって、そ
の他の任意適宜な物質を使用することもできる。同様に
、水以外の減速材を使用することもできる。すなわち、
本発明の中性子束トラップ型制御棒は任意の組合せの液
体減速材および折曲げ可能な中性子吸収材を用いて製造
することができるのである。このように、本発明におい
ては上記およびその他の様々な変更態様が可能であって
、本発明の範囲はもっぱら前記特許請求の範囲によって
規定されるものと理解すべきである。
いない様々な実施の態様も可能である。たとえば、中性
子吸収材はハフニウムである必要はないのであって、そ
の他の任意適宜な物質を使用することもできる。同様に
、水以外の減速材を使用することもできる。すなわち、
本発明の中性子束トラップ型制御棒は任意の組合せの液
体減速材および折曲げ可能な中性子吸収材を用いて製造
することができるのである。このように、本発明におい
ては上記およびその他の様々な変更態様が可能であって
、本発明の範囲はもっぱら前記特許請求の範囲によって
規定されるものと理解すべきである。
【図1】本発明に基づく中性子束トラップ型制御棒の略
図である。
図である。
【図2】図1の中性子束トラップ型制御棒の概略断面図
である。
である。
【図3】本発明に基づく吸収管の入口側を示す略図であ
る。
る。
【図4】本発明に基づく吸収管の出口側を示す略図であ
る。
る。
【図5】本発明に基づく吸収管を使用した中性子束トラ
ップ型制御棒の概略断面図であって、制御棒の内部と外
部との間における水の交換を示している。
ップ型制御棒の概略断面図であって、制御棒の内部と外
部との間における水の交換を示している。
【図6】本発明に基づく中性子束トラップ型制御棒を使
用した原子炉の圧力容器内における水流を示す略図であ
る。
用した原子炉の圧力容器内における水流を示す略図であ
る。
100 制御棒
102 羽根
110 外被
112 開口
200 吸収管
300 入口
302 導流器
304 一体結合部
400 出口
Claims (13)
- 【請求項1】 核分裂性の燃料要素を収容した炉心お
よび前記炉心を通して伝熱液体を循環させるための液体
循環系統を含んでいて、前記伝熱液体は蒸気相よりも液
相においてより有効な中性子減速材であり、かつ前記炉
心は制御棒を挿入すると共に前記伝熱液体を流すための
制御棒通路を有するような原子炉系において使用するた
めの制御棒において、(a) 外周および長手方向に伸
びる内部空間を規定する管壁を有する中空の管、(b)
概して横断方向に沿って互いに対向するように形成さ
れた入口および出口をそれぞれに含みかつ長手方向に沿
って配置された一連の開口対から成っていて、前記管壁
を通して前記内部空間に前記伝熱液体を流入させかつ前
記内部空間から流出させるために役立つ横断流誘起手段
、並びに(c) 前記内部空間に沿った長手方向の伝熱
液体の流れを少なくとも部分的に遮断しかつ各々の前記
開口対間における横断方向の伝熱液体の流れを少なくと
も部分的に遮断するため各々の前記開口対間に設けられ
た隔壁から成っていて、前記内部空間から前記出口を通
して前記伝熱液体を流出させるために役立つ導流器手段
の諸要素を含み、これにより長手方向に沿って前記内部
空間内を流れる前記伝熱液体が前記制御棒通路を通って
前記内部空間の外部を流れる前記伝熱液体と交換され、
それによって前記内部空間内における前記伝熱液体の蒸
気相の存在が減少して前記制御棒の中性子吸収効率が向
上することを特徴とする制御棒。 - 【請求項2】 各々の前記隔壁が対応する開口対の入
口を規定するように前記管壁から形成されたタブから成
っていて、各々の前記タブは前記入口との結合端の位置
において前記内部空間を閉塞するように折曲げられてい
る請求項1記載の制御棒。 - 【請求項3】 各々の前記タブが前記結合端に対向し
た自由端を有していて、各々の前記タブは前記自由端が
前記結合端の位置に概して対向した接触位置において前
記管壁に接触するまで半径方向に沿って内方に折曲げら
れている請求項2記載の制御棒。 - 【請求項4】 各々の前記開口対を構成する前記出口
は前記接触位置よりも上流側に位置している請求項3記
載の制御棒。 - 【請求項5】 前記管がハフニウムから成る請求項4
記載の制御棒。 - 【請求項6】 前記入口が長方形を成しており、かつ
前記出口が円形を成している請求項5記載の制御棒。 - 【請求項7】 折曲げ可能な材料で作られており、か
つ長手方向に伸びる互いに対向した第1および第2の側
面を有する中空の管から成っていて、前記第1の側面に
は一体結合部によって前記第1の側面に結合されたタブ
を形成するような一連の切込みが前記管の長手方向に沿
って所定の間隔で設けられており、前記タブを前記管の
内方に折曲げることによって前記第1の側面に一連の第
1の開口が前記管の長手方向に沿って形成されており、
かつ前記第2の側面には前記第1の側面に設けられた前
記第1の開口と対向する一連の第2の開口が設けられて
いることを特徴とする導流装置。 - 【請求項8】 前記タブが前記第2の側面上の接触位
置において前記第2の側面に接触するまで内方に折曲げ
られている請求項7記載の導流装置。 - 【請求項9】 前記第2の開口が前記接触位置から前
記第2の側面に対する前記一体結合部の垂直投影位置に
向かって伸びている請求項8記載の導流装置。 - 【請求項10】 前記折曲げ可能な材料がハフニウム
である請求項9記載の導流装置。 - 【請求項11】 前記第1の開口が長方形を成してお
り、かつ前記第2の開口が円形を成している請求項10
記載の導流装置。 - 【請求項12】 (a) 長手方向に伸びる内部空間
を規定する管壁を有する中空の管、(b) 結合端およ
びそれに対向した自由端を有し、かつ長手方向に沿って
配置されて前記内部空間を分断する一連のタブであって
、各々が前記結合端によって前記管壁に結合された状態
で前記管壁から形成されており、各々が前記結合端の位
置において折曲げられて前記内部空間を実質的に閉塞し
ており、かつ各々が前記結合端の下流側において前記管
壁を貫通する入口を規定しているようなタブ、並びに(
c) それぞれの前記タブの前記自由端の上流側におい
て前記管壁に設けられていて、前記内部空間から液体を
流出させるために役立つ一連の出口の諸要素を含み、こ
れにより前記入口による前記内部空間への液体の流入お
よび前記出口による前記内部空間からの液体の流出が前
記タブによって促進されることを特徴とする、概して長
手方向に沿って流れる液体を導くための導流装置。 - 【請求項13】 (a) 長手方向に伸びる互いに対
向した第1および第2の側面を有する中空のハフニウム
管であって、前記第1の側面には一体結合部によって前
記第1の側面に結合された長方形のタブを形成するよう
な3つの辺から成る一連の切込みが前記管の長手方向に
沿って等間隔で設けられており、接触位置において前記
第2の側面に接触するまで前記タブを前記管の内方に折
曲げることによって前記第1の側面に一連の第1の開口
が前記管の長手方向に沿って形成されており、前記第2
の側面には前記第1の側面に設けられた前記第1の開口
と対向する一連の第2の円形開口が設けられており、前
記第2の開口は前記第1の開口と1対1に対応しており
、かつ前記第2の開口は前記接触位置から前記第2の側
面に対する前記一体結合部の垂直投影位置に向かって伸
びているような管、(b)前記管を覆うステンレス鋼製
の外被であって、前記外被は前記第1および第2の開口
と1対1に対応した第3の開口を有すると共に、前記第
3の開口は前記外被が前記第1および第2の開口を覆い
隠すことのないように前記第1および第2の開口を包囲
しているような外被、並びに(c) 前記管の長手方向
に沿って流れる水の諸要素から成っていて、前記水の一
部は前記第3および第1の開口を通って前記管の内部に
流入すると共に前記第2および第3の開口を通って前記
管の内部から流出することを特徴とする中性子束トラッ
プ型制御棒。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/596,434 US5064602A (en) | 1990-10-12 | 1990-10-12 | Control rod flow diverters |
| US596,434 | 1990-10-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04283693A true JPH04283693A (ja) | 1992-10-08 |
| JP2524034B2 JP2524034B2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=24387254
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3289550A Expired - Lifetime JP2524034B2 (ja) | 1990-10-12 | 1991-10-09 | 制御棒 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5064602A (ja) |
| EP (1) | EP0480704A1 (ja) |
| JP (1) | JP2524034B2 (ja) |
| KR (1) | KR920008776A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009042006A (ja) * | 2007-08-07 | 2009-02-26 | Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd | 沸騰水型原子炉用制御棒 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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