JPH04283943A - 半導体集積回路の設計方法及びこれに用いる装置 - Google Patents

半導体集積回路の設計方法及びこれに用いる装置

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JPH04283943A
JPH04283943A JP3048077A JP4807791A JPH04283943A JP H04283943 A JPH04283943 A JP H04283943A JP 3048077 A JP3048077 A JP 3048077A JP 4807791 A JP4807791 A JP 4807791A JP H04283943 A JPH04283943 A JP H04283943A
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JP
Japan
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pattern
cell
design
circuit
gate
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Pending
Application number
JP3048077A
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English (en)
Inventor
Yasushi Kawakami
康 川上
Shohei Seki
昇平 関
Toshihiko Ichioka
市岡 俊彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体集積回路の設
計方法(以下、「設計方法」と略称することもある。)
及びこれに用いる装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路は今日の産業を支える重
要な要素の一つとなっている。このような半導体集積回
路の設計は、膨大な情報処理が必要なことが多いため、
コンピュータを用いた設計装置により行われることが多
い。そして、一般的には、各々が所定の機能を有した多
種類のセルパターンを設計しようとする半導体集積回路
の仕様に合うようレイアウト設計し、その後レイアウト
設計で得た回路パターンの論理を再検証(論理再検証)
するという手順で行われる。レイアウト設計に用いられ
る各セルパターンは、予め充分にシミュレーションまた
はテストチップなどで特性がチェックされており、ライ
ブラリー化されている。
【0003】このような設計方法の一例が例えば文献(
「ASICデザインハンドブック」、(株)サイエンス
フォーラム発行(1989.5.31),p.127〜
146)に開示されている。図7及び図8はこの設計方
法の上記文献から引用した作業流れ図である。これらの
図を参照して従来の設計方法について簡単に説明する。
【0004】この従来方法では、先ず、設計しようとす
る半導体集積回路に応じた仕様書が作成される(図7中
S1(ステップ1))。次に、仕様書に応じた論理回路
図が設計されそのデータが設計装置に入力される(S2
)。次に、設計装置により論理シミュレーション、タイ
ミングシミュレーション、フォルトシミュレーション等
が行われる(S3)。ここでの論理シミュレーション及
びタイミングシミュレーションは、論理回路図の各セル
パターンの出力用論理ゲートに仮想の一定の配線長に対
応する配線容量が負荷されたと仮定して、行われる。
【0005】次に、論理回路図が半導体集積回路に要求
される論理機能を満足しているか否かの確認のためのレ
ビューが行われる(S4)。満足していない場合は論理
回路図作成からの処理(S2〜S4)が再び行われる。 満足していると判断された場合は回路パターンのレイア
ウト設計が行われる(S5)。レイアウト設計は、それ
ぞれが所定の機能を持った各種のセルパターンを論理回
路図にしたがって配置しさらにセルパターン間の信号線
、電源線、接地線の各パターンを配線することにより行
われる。各セルパターンは、既に説明したようにライブ
ラリー化されている。ライブラリー化されている各セル
パターンの中には、その出力用論理ゲートが図9に示す
ようなE/Dゲートで構成されたものや、図10に示す
ようなスーパーバッファゲートで構成されているものも
含まれている。
【0006】レイアウト設計により得られた回路パター
ンに対応するディジタルデータは論理回路図のネットリ
ストに変換される(S6)。このネットリストには、レ
イアウト設計された回路パターンの実配線長から抽出(
計算)された配線容量即ちこの回路パターン上での各セ
ルパターンの出力用論理ゲートの負荷容量も含まれる。 次工程の論理再検証でのタイミングシミュレーションで
この負荷容量が用いられるからである。この負荷容量は
当該設計装置自体或は別途の装置により抽出される。
【0007】次に、ネットリストに対しタイミング精度
も含めた論理再検証が行われる(S7)。さらに、この
ネットリストのテストベクタがテスト用にデータフォー
マット変換される(S8)。次に、変換されたこのデー
タを用いデザインルールチェック(DRC)が行われる
(図8中のS9)。このデザインルールチェックではレ
イアウト設計された回路パターンが製造プロセス上定め
られたパターンの規則にしたがっているかどうかのチェ
ックがなされる。
【0008】その後、半導体集積回路に要求される特性
仕様の最終的なチェックのための、最終デザインレビュ
ーが行われる(S10)。
【0009】最終デザインレビューで特性仕様を満足し
ている場合は、メガセル、コンパイルドセル等の内味の
マージが行われ(S11)、次にレイアウト検証が行わ
れ(S12)、次にパターン検証が行われ、次に回路パ
ターンに対応するデータがパターンジェネレータに出力
され(S13)、このデータに従いホトマスクが作成さ
れ(S14)、その後、半導体集積回路の試作が行われ
る(S15)。また、試作される半導体集積回路のテス
ト用プログラムが、S11〜S14の処理と平行して作
成される(S21)。
【0010】一方、最終デザインレビュー(S10)で
特性仕様を満足していない場合、再びS2〜S10の処
理が行われる。
【0011】上述の説明からも明らかなように、従来の
半導体集積回路の設計方法では、論理回路図での論理シ
ミュレーション・タイミングシミュレーションは、セル
パターンの出力用論理ゲートに仮想の一定の配線長に対
応する配線容量が負荷されると仮定して行なわれ、また
、論理再検証でのタイミングシミュレーションは実際に
レイアウトされた回路パターンの各セルパターンから抽
出された負荷容量を用いて行なわれていた。
【0012】また、レイアウト設計の際には、当該半導
体集積回路の高集積化や製造を容易にするために、出力
用論理ゲートがE/Dゲートで構成されているセルパタ
ーンが用いられることが多かった。E/Dゲートは、図
9に示したように、スイッチング素子をE(エンハンス
メント)型の電界効果トランジスタ31で構成し、負荷
素子をD(デプレション)型の電界効果トランジスタ3
3で構成してあるので、論理ゲートとして最も素子数が
少いのでマスク上のパターンとして小面積化できる構造
となっているからであった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、E/D
ゲートはその出力端子Voutに接続される負荷容量が
大きくなると或はファンアウト数が多くなると、伝搬遅
延時間が急速に大きくなってしまうという問題がある。
【0014】したがって、上述のように、論理回路図で
のタイミングシミュレーションで仮想の一定の配線長に
対応する負荷容量を用い、論理再検証でのタイミングシ
ミュレーションでは実際にレイアウトされた回路パター
ンの負荷容量を用いる場合、レイアウト設計後に一部の
クリテイカルパス(集積回路上でその集積回路全体の動
作速度を律速する経路、すなわち、集積回路全体が一定
の動作速度を要求された場合にその要求を満たすために
最も伝搬遅延時間がきびしくなる集積回路内の信号伝搬
経路のこと。)に含まれる実配線長が仮想の一定の配線
長より大幅に長くなると伝搬遅延時間の増大をきたし易
い。このため、論理タイミング仕様等の特性仕様を満足
できず最終デザインレビューで拒絶されることが多く、
再設計処理(S2からの再処理)を行わねばならないこ
とが多かった。
【0015】再設計は、論理回路図設計、論理シミュレ
ーション、レイアウト設計等を全て再び行う必要がある
ため作業が大変になる。このため、これを軽減出来る方
法が望まれていた。
【0016】この発明はこのような点に鑑みなされたも
のであり、したがってこの発明の目的は、設計しようと
する半導体集積回路のレイアウト設計で得た回路パター
ンから伝搬遅延時間を増加させる要因を簡易に除去する
ことにより半導体集積回路の再設計の発生頻度を低減出
来る設計方法と、その実施に用いて好適な装置を提供す
ることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
め、この出願に係る発明者は種々の検討を重ねた。その
結果、E/Dゲート及びスパーバッファゲート各々の同
一負荷容量での伝搬遅延時間は、負荷容量がある値より
小さい場合はE/Dゲートの方がスーパーバッファゲー
トより小さくなり、負荷容量が上記ある値より大きい場
合はスーパーゲートバッファの方がE/Dゲートより伝
搬遅延時間が小さくなることに着目した。この関係は、
横軸に負荷容量をとり縦軸に伝搬遅延時間をとって図示
すると図11のようになる。図11中、IがE/Dゲー
トの特性、IIがスーパーバッファゲートの特性である
。両ゲートはある負荷容量値C0を境に伝搬遅延時間の
大きさが逆転する。このことから、レイアウト設計後の
回路パターン上でのセルパターンの負荷容量が上記C0
より大きい場合に、そのセルパターンを出力ゲートがス
ーパーバッファゲートで構成されたセルパターンに置き
換えれば、E/Dゲートで出力用論理ゲートが構成され
ているセルパターンをそのまま使用する場合より伝搬遅
延時間は低く出来ると考えた。
【0018】したがって、この出願の第一発明によれば
、出力用論理ゲートパターンがE/Dゲートパターンで
構成されているセルパターンと、出力用論理ゲートパタ
ーンがスーパーバッファゲートパターンで構成されてい
るセルパターンとを含む多種類のセルパターン群から、
設計しようとする半導体集積回路に応じセルパターンを
レイアウト設計して回路パターンを得る工程及び該回路
パターンの論理再検証を行う工程を含む半導体集積回路
の設計方法において、レイアウト設計後で論理再検証前
に、前述のレイアウト設計で得た回路パターンから抽出
される出力用論理ゲートパターンがE/Dゲートパター
ンとされているセルパターンの信号出力の配線負荷容量
を、所定の値と比較し、該負荷容量が前述の所定の値よ
り大きい場合は、前述の回路パターン上の当該セルパタ
ーンを当該セルパターンと同じ機能を有し出力用論理ゲ
ートパターンがスーパーバッファゲートパターンとされ
ているパターンに置き換えることを特徴とする。
【0019】また、この出願の第二発明によれば、設計
しようとする半導体集積回路の設計データを入力するた
めの入力手段と、出力用論理ゲートパターンがE/Dゲ
ートパターンで構成されているセルパターン及び出力用
論理ゲートパターンがスーパーバッファゲートパターン
で構成されているセルパターンを含む多種類のセルパタ
ーンを格納している記憶手段と、前述の記憶手段に格納
されている前述の多種類のセルパターンを用い前述の入
力手段から入力された設計データに対応する回路パター
ンをレイアウト設計するレイアウト設計手段とを具える
半導体集積回路の設計装置において、レイアウト設計手
段でレイアウト設計された回路パターンから当該設計装
置又は外部装置により抽出される出力用論理ゲートパタ
ーンがE/Dゲートパターンとされている各セルパター
ンの信号出力の配線負荷容量を、所定の値と比較する負
荷容量比較手段と、該負荷容量が前述の所定の値より大
きい当該セルパターンについては、前述の回路パターン
上の当該セルパターンを、前述のセルパターン記憶手段
に格納されている当該セルパターンと同じ機能を有し出
力用論理ゲートがスーパーバッファゲートパターンとさ
れているセルパターンに置き換える、セルパターン置き
換え手段とを具えたことを特徴とする。
【0020】ここで、上述の所定の値とは、例えば図1
1に示した値C0或はこの値近傍の好適な値であること
が出来る。
【0021】なお、この第一及び第二発明の実施に当り
上述の半導体集積回路をゲートアレイ及びスタンダード
セルとするのが好適である。
【0022】
【作用】この出願の第一及び第二発明の構成によれば、
一度レイアウトされた回路パターン上の出力用論理ゲー
トがE/Dデートで構成されるセルパターンであってそ
の信号出力の配線負荷容量(以下、「負荷容量」と略称
することもある。)が所定の値より大きいセルパターン
のみを、出力用論理ゲートがスーパーバッファゲートで
構成されているセルパターンに置き換えるのみで配線パ
ターンや他のセルパターンのレイアウトは基本的に変更
せずに半導体集積回路の再設計が行える。このため、全
設計プロセスを再度行う場合より作業の簡略化が図れる
【0023】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の半導体集積
回路の設計方法及びこれに用いる装置の実施例について
それぞれ説明する。
【0024】1.設計方法の説明 はじめに、第一発明の設計方法の実施例の説明を行う。 図2、図3及び図4はその説明に供する流れ図である。 また、図1(A)はレイアウト設計まで終った段階での
回路パターン例の説明図、図1(B)は図1(A)の回
路パターンに対しこの発明の設計方法を適用した後に得
られる回路パターンの説明図である。また、図5は図1
(A)に示した回路パターン中のセルパターンJ及びセ
ルパターンLの説明図である。
【0025】この実施例ではレイアウト設計までの処理
、ネットリスト抽出及びネットリスト比較処理を図7を
用いて説明した従来の方法により行う(図2(A)S1
01〜S106)。
【0026】ここまでの処理により、図1(A)に示す
ように、複数のセルパターンA〜Rで構成された回路パ
ターン41が得られる。セルパターンA〜R各々は出力
用論理ゲートがE/Dゲートで構成されている。このE
/Dゲートは、この実施例の場合、ゲート幅が20μm
のE型電界効果トランジスタとゲート幅が10μmのD
型電界効果トランジスタとで構成してある。また、ネッ
トリスト抽出処理において回路パターン41の各セルパ
ターンA〜Rの負荷容量が従来通り抽出される。
【0027】ここで、半導体集積回路がGaAsを用い
作製されるとしそのセルパターンのE/Dゲートが上述
のようなゲート幅のトランジスタで構成されている場合
、セルパターンの負荷容量がほぼ80fFを越えると、
当該セルパターンの伝搬遅延時間は、このセルパターン
と同一の機能を有し出力用論理ゲートがスーパーバッフ
ァゲートで構成されているセルパターンの伝搬遅延時間
より大きくなる。つまり、図11に示した所定値Co 
はこの実施例の場合80fF或はこれより少し大きな値
といえる。
【0028】そこで、この発明の設計方法では回路パタ
ーン41中の各セルパターンA〜Rについてネットリス
ト抽出時に抽出された負荷容量(この負荷容量を以下、
「負荷容量Cx 」と称することもある。)が所定値C
o (この場合は80fFとする。)より大きいか小さ
いかを各セルパターン毎に比較する(S107〜S11
0)。
【0029】この比較(S108)において負荷容量C
x が所定値Coより大きいセルパターンについてはこ
れと同一の機能を有し出力用論理ゲートがスーパーバッ
ファゲート(図10参照)で構成されたセルパターンに
置き換える(S109)。そうでない場合はそのセルパ
ターンをそのまま使用する。
【0030】この実施例では、図1(A)の回路パター
ン41の各セルパターンA〜Rのうち、C、G、H、J
、N、Qの各セルパターンが、その負荷容量Cx が所
定値Co より大きいため、図1(B)に示すようにC
s 、Gs 、Hs 、Js 、Ns 、Qs のセル
パターンに置き換えられる。これにより新たな回路パタ
ーン51が得られる。置き換えたセルパターンCs 、
Gs 、Hs 、Js 、Ns 、Qs は、対応する
C、G、H、J、N、Qの各セルパターンと同一の機能
を有するがその出力用論理ゲートがスーパーゲートバッ
ファで構成されているものである。
【0031】このようなセルパターンの置き換え処理を
具体的に説明すれば次の通りである。例えば、図1(A
)に示した回路パターン41において、セルパターンJ
は図5に示すように6個のNORゲートJ1〜J6で構
成されたトグルフリップフロップ回路であり、セルパタ
ーンLは図5に示すように2個のインバータL1、L2
と1個のNORゲートL3とで構成されたAND機能を
有する回路であるとする。このセルパターンJではNO
RゲートJ5が出力用論理ゲートに相当する。また、N
ORゲートJ5の出力端及びインバータL1の入力端間
の配線43の長さが約1mmであるとする。このような
セルパターンJの負荷容量Cx は、配線43とNOR
ゲートJ6の入力容量とインバータL1の入力容量とを
含めて130fFになる。負荷容量130fFは80f
Fより大きいので、セルパターンJは、新たなセルパタ
ーンJs 即ちトグルフリップフロップ回路の機能を有
しNORゲートJ5のみがスーパーバッファゲートで構
成された新たなセルパターンJs に置き換えられる。
【0032】このような置き換え処理を行わない場合は
セルパターンJのトグル周波数は600MHzが限界で
ある。したがって、設計しようとしている半導体集積回
路のクロック動作周波数の仕様が例えば1GHzである
場合、セルパターンJをそのまま用いたのでは再論理設
計の処理が必要である。しかし、この発明の設計方法の
ようにセルパターンJをセルパターンJs に置き換え
るとトグル周波数は1.1GHzに向上する。したがっ
て再論理設計することなく動作仕様を満足出来るように
なる。
【0033】セルパターンの置き換え処理が終了した後
、この実施例ではネットリスト抽出及び比較処理を行う
(S111)。
【0034】その後は、論理再検証、テストベクタ変換
、デザインルールチェック、最終デザインレビューなど
の各処理を従来同様に行い設計が完了する(図3〜図4
のS112〜S115)。設計が完了した後は、セルの
マージ、レイアウト検証、さらに、マスク作成や試作、
テストプログラム作成の各処理を従来同様に行う(S1
16〜121)。
【0035】実施例の説明から明らかなように、この発
明の設計方法によれば、レイアウト設計が終った回路パ
ターン中の各セルパターンのうちの伝搬遅延時間につい
ての仕様を満足しないセルパターンのみを新たなセルパ
ターンに置き換えることが出来る。このため、従来に比
べ再論理設計の発生頻度が著しく低減出来る。
【0036】なお、出力用論理ゲートがE/Dゲートで
構成されたセルパターンと、これと同一の機能を有し出
力用論理ゲートがスパーバッファゲートで構成されたセ
ルパターンのセル面積を比較した場合、後者の方が図1
中のX方向の寸法が20μm程度大きくなる。スーパー
バッファゲートがE/Dゲートより使用トランジスタ数
が2個多い(図9及び図10参照)ためである。しかし
、この発明の設計方法により置き換えられるセルパター
ンの数は、回路パターン中の全セルパターンの20%程
度のものである。例えば5000ゲート程度の半導体集
積回路を設計する場合上記X方向の寸法増加は10%程
度で済むため各セルパターン間の配線長増加は10%程
度で済む。配線長増加による伝搬遅延時間の増加よりも
この発明による伝搬遅延時間の短縮の方が有効に作用す
るので、配線長の増加は問題とはならない。
【0037】2.設計装置の説明 次に、第二発明の設計装置の実施例について説明する。 図6は実施例の設計装置の構成を概略的に示したブロッ
ク図である。
【0038】この実施例の設計装置60は、入力手段6
1、セルパターン記憶手段63、レイアウト設計手段6
5、ネットリスト抽出手段67、負荷容量比較手段69
、セルパターン置き換え手段71及び論理再検証手段7
3を具える。この設計装置60で設計された回路パター
ンデータは任意の出力装置75例えばパターンジェネレ
ーター等に出力させることが出来る。
【0039】入力手段61は設計しようとする半導体集
積回路の設計データを入力するためのものである。これ
は従来から用いられている手段で構成出来る。例えば、
キーボード及びディスプレイ、或は論理設計までを別途
の装置で行った場合は例えば磁気記録媒体用入力装置で
構成出来る。
【0040】セルパターン記憶手段63は出力用論理ゲ
ートパターンがE/Dゲートパターンで構成されている
セルパターン及び出力用論理ゲートパターンがスーパー
バッファゲートパターンで構成されているセルパターン
を含む多種類のセルパターンを格納している。例えばス
タンダードセル方式のセルパターンのライブラリで構成
出来る。
【0041】レイアウト設計手段65は記憶手段63に
格納されている多種類のセルパターンを用い入力手段6
1から入力された設計データに対応する回路パターンを
レイアウト設計するものである。これも、従来公知の手
段で構成出来る。
【0042】ネットリスト抽出手段67はレイアウト設
計手段65でレイアウト設計された回路パターンからネ
ットリストを抽出し比較しまたこの回路パターン中の各
セルパターンの負荷容量を抽出するものである。これも
、従来公知の手段で構成出来る。
【0043】負荷容量比較手段69は、レイアウト設計
手段が作成した回路パターン内の出力用論理ゲートパタ
ーンがE/Dゲートパターンとされている各セルパター
ンの負荷容量を、所定の値と比較するものである。機能
は独特であるが、構成は例えば従来公知の比較回路で良
い。必要に応じては出力用論理ゲートがE/Dゲートで
構成されていないセルパターンの負荷容量を所定値と比
較するものであっても良い。
【0044】セルパターン置き換え手段71は、出力用
論理ゲートがE/Dゲートで構成されているセルパター
ンの負荷容量Cx が所定の値(例えば上述のCo )
より大きい場合このセルパターンをこれと同じ機能を有
し出力用論理ゲートがスーパーバッファゲートパターン
とされているセルパターンに置き換えるものである。例
えば、負荷容量比較手段69からCx >Co を示す
旨の信号を受けた場合に当該セルパターンと同じ機能を
有し出力用論理ゲートがスーパーバッファゲートパター
ンとされているセルパターンをセルパターン記憶手段6
3から読み出し回路パターン上のものと置き換える構成
とすれば良い。
【0045】論理再検証手段73は、ネットリストに対
しタイミング精度も含めた論理再検証を行う。これは、
従来公知の手段で構成出来る。
【0046】この実施例の設計装置によれば、レイアウ
ト設計が終った回路パターン中の各セルパターンのうち
の負荷容量Cx がCx >Co となったセルパター
ンのみを、出力用論理ゲートがスーパーバッファゲート
で構成されたセルパターンに自動的に置き換えることが
出来る。このため、第一発明の設計方法を容易に実施す
ることが出来る。
【0047】なお、実施例の設計装置では、レイアウト
設計手段でレイアウト設計された回路パターンの各セル
パターンの負荷容量Cx を抽出する手段を装置内に有
する構成具体的には負荷容量抽出機能を有するネットリ
スト抽出手段を装置内に有する構成としていたが、負荷
容量Cx 及び又はネットリストは、設計装置外部で抽
出されるものとしても良い。
【0048】また、図6の装置構成図では入力手段61
に直接レイアウト設計手段65が接続された構成として
いるが、これらの間に論理設計レビュー、論理・タイミ
ングシミュレーションを行う手段を設けるのが好適であ
る。さらに、図5の装置構成図では論理再検証手段73
に出力手段75が直接接続された構成としているが、こ
れらの間にデザインルールチェック、最終デザインレビ
ュチェックを行う手段を設けるのが好適である。
【0049】
【発明の効果】上述した説明からも明らかなように、こ
の出願の第一発明の半導体装置の設計方法によれば、レ
イアウト設計で得た回路パターン中の出力用論理ゲート
がE/Dゲートで構成されているセルパターンの負荷容
量が所定値より大きい場合にこのセルパターンをこれと
同じ機能を有し出力用論理ゲートガスーパーバッファゲ
ートで構成されたセルパターンに置き換えることによっ
て、このセルパターンに起因する伝搬遅延時間を減少さ
せることが出来る。このため、論理再検証時に伝搬遅延
時間の問題で設計仕様から外れる機会が従来に比べ大幅
に減少するので、半導体集積回路の再設計の発生頻度は
従来より大幅に低減する。
【0050】セルパターンの置き換えという操作が負荷
されることになるが、この操作はコンピュタによる自動
化が可能であることと、再設計に比べれば簡易な処理と
考えられることから、設計工程でマイナス要因になるこ
とはない。
【0051】また、この出願の第二発明の設計装置は第
一発明の設計方法の実施を容易なものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)及び(B)は、この発明の半導体集積回
路の設計方法の実施例の説明に供する図であり、この発
明を実施する前と後に得られる各回路パターンを概略的
に示した図である。
【図2】実施例の設計方法の説明に供する流れ図である
【図3】実施例の設計方法の説明に供する図2に続く流
れ図である。
【図4】実施例の設計方法の説明に供する図3に続く流
れ図である。
【図5】セルパターンの説明に供する図である。
【図6】設計装置の実施例の説明に供するブロック図で
ある。
【図7】従来技術の説明に供する流れ図である。
【図8】従来技術の説明に供する図7に続く流れ図であ
る。
【図9】E/Dゲートの説明に供する図である。
【図10】スーパーバッファゲートの説明に供する図で
ある。
【図11】E/Dゲート、スーパーバッファゲート各々
の特性説明に供する図である。
【符号の説明】
A〜R:出力用論理ゲートがE/Dゲートで構成された
セルパターン 41:回路パターン              43
:配線パターンCs 、Gs 、Hs 、Js 、Ns
 :出力用論理ゲートがスーパーバッファゲートで構成
されたセルパターン51:新たな回路パターン J1〜J6、L1〜L3:論理ゲート J5、L3:出力用論理ゲート 60:実施例の設計装置          61:入
力手段63:セルパターン記憶手段      65:
レイアウト設計手段 67:ネットリスト抽出手段      69:負荷容
量比較手段 71:セルパターン置き換え手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  出力用論理ゲートパターンがE/Dゲ
    ートパターンで構成されているセルパターンと、出力用
    論理ゲートパターンがスーパーバッファゲートパターン
    で構成されているセルパターンとを含む多種類のセルパ
    ターン群から、設計しようとする半導体集積回路に応じ
    セルパターンをレイアウト設計して回路パターンを得る
    工程及び該回路パターンの論理再検証を行う工程を含む
    半導体集積回路の設計方法において、レイアウト設計後
    で論理再検証前に、前記レイアウト設計で得た回路パタ
    ーンから抽出される出力用論理ゲートパターンがE/D
    ゲートパターンとされているセルパターンの信号出力の
    配線負荷容量を、所定の値と比較し、該負荷容量が前記
    所定の値より大きい場合は、前記回路パターン上の当該
    セルパターンを当該セルパターンと同じ機能を有し出力
    用論理ゲートパターンがスーパーバッファゲートパター
    ンとされているセルパターンに置き換えることを特徴と
    する半導体集積回路の設計方法。
  2. 【請求項2】  設計しようとする半導体集積回路の設
    計データを入力するための入力手段と、出力用論理ゲー
    トパターンがE/Dゲートパターンで構成されているセ
    ルパターン及び出力用論理ゲートパターンがスーパーバ
    ッファゲートパターンで構成されているセルパターンを
    含む多種類のセルパターンを格納している記憶手段と、
    前記記憶手段に格納されている前記多種類のセルパター
    ンを用い前記入力手段から入力された設計データに対応
    する回路パターンをレイアウト設計するレイアウト設計
    手段とを具える半導体集積回路の設計装置において、レ
    イアウト設計手段でレイアウト設計された回路パターン
    から当該設計装置又は外部装置により抽出される出力用
    論理ゲートパターンがE/Dゲートパターンとされてい
    る各セルパターンの信号出力の配線負荷容量を、所定の
    値と比較する負荷容量比較手段と、該負荷容量が前記所
    定の値より大きい当該セルパターンについては、前記回
    路パターン上の当該セルパターンを、前記セルパターン
    記憶手段に格納されている当該セルパターンと同じ機能
    を有し出力用論理ゲートがスーパーバッファゲートパタ
    ーンとされているセルパターンに置き換える、セルパタ
    ーン置き換え手段とを具えたことを特徴とする半導体集
    積回路の設計装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6099578A (en) * 1997-08-25 2000-08-08 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Method of estimating wire length including correction and summation of estimated wire length of every pin pair

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6099578A (en) * 1997-08-25 2000-08-08 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Method of estimating wire length including correction and summation of estimated wire length of every pin pair

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