JPH04284335A - カラー受像管 - Google Patents
カラー受像管Info
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- JPH04284335A JPH04284335A JP4714791A JP4714791A JPH04284335A JP H04284335 A JPH04284335 A JP H04284335A JP 4714791 A JP4714791 A JP 4714791A JP 4714791 A JP4714791 A JP 4714791A JP H04284335 A JPH04284335 A JP H04284335A
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- JP
- Japan
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- electron beam
- transmission hole
- bridge
- color picture
- shadow mask
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー受像管に係り、
特にシャドウマスクの電子ビーム透過孔パターンに関す
るものである。
特にシャドウマスクの電子ビーム透過孔パターンに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、シャドウマスク型カラー受像管
は、図9に示すように、実質的に矩形状のパネル1 と
ファンネル2 からなる外囲器から構成され、パネル1
の内面に赤、緑、青に発光し垂直方向(Y方向)に切
れ目のないストライプ型蛍光体群からなる蛍光面3 と
、この蛍光面3 に近接対向して多数のスリット型電子
ビーム透過孔の形成されたシャドウマスク4 が配置さ
れ、ファンネル2 のネック5 内に水平軸(X軸)と
一致して一列上に配列された3電子ビームBR,BG,
BBを放出するインライン型電子銃6 が内装されてい
る。
は、図9に示すように、実質的に矩形状のパネル1 と
ファンネル2 からなる外囲器から構成され、パネル1
の内面に赤、緑、青に発光し垂直方向(Y方向)に切
れ目のないストライプ型蛍光体群からなる蛍光面3 と
、この蛍光面3 に近接対向して多数のスリット型電子
ビーム透過孔の形成されたシャドウマスク4 が配置さ
れ、ファンネル2 のネック5 内に水平軸(X軸)と
一致して一列上に配列された3電子ビームBR,BG,
BBを放出するインライン型電子銃6 が内装されてい
る。
【0003】また、図10に示すように、シャドウマス
ク4 の電子ビーム透過孔7 は、実質的に矩形状で、
その長手方向が垂直軸(Y軸)と平行な方向にブリッジ
8 を介して多数配列され、この透過孔列が水平方向(
X方向)に多数列配列されている。そして蛍光面は、シ
ャドウマスク4 の電子ビーム透過孔7 を介して長光
源による露光法を用いて、パネル内面にシャドウマスク
4 のブリッジ8 の影が生じないように形成される。 また、隣接する透過孔列間で電子ビーム透過孔7 の位
置を規則的に1/2ピッチ(PV /2)だけずらすよ
うにして、シャドウマスク4 として必要な強度の確保
を行なっているものが一般的である。
ク4 の電子ビーム透過孔7 は、実質的に矩形状で、
その長手方向が垂直軸(Y軸)と平行な方向にブリッジ
8 を介して多数配列され、この透過孔列が水平方向(
X方向)に多数列配列されている。そして蛍光面は、シ
ャドウマスク4 の電子ビーム透過孔7 を介して長光
源による露光法を用いて、パネル内面にシャドウマスク
4 のブリッジ8 の影が生じないように形成される。 また、隣接する透過孔列間で電子ビーム透過孔7 の位
置を規則的に1/2ピッチ(PV /2)だけずらすよ
うにして、シャドウマスク4 として必要な強度の確保
を行なっているものが一般的である。
【0004】ところで、上述のシャドウマスク型カラー
受像管では、電子ビームが水平方向に走査され走査線と
なるが、この走査線とシャドウマスクによる電子ビーム
の影によるビートによって画像が明暗の縞模様を生じ、
画像品位を著しく損なう場合がある。一般に、これはモ
アレ縞と呼ばれており、モアレ縞が著しくならないよう
に、シャドウマスクの電子ビーム透過孔の垂直方向間隔
PV や、ブリッジの幅bが設計される。
受像管では、電子ビームが水平方向に走査され走査線と
なるが、この走査線とシャドウマスクによる電子ビーム
の影によるビートによって画像が明暗の縞模様を生じ、
画像品位を著しく損なう場合がある。一般に、これはモ
アレ縞と呼ばれており、モアレ縞が著しくならないよう
に、シャドウマスクの電子ビーム透過孔の垂直方向間隔
PV や、ブリッジの幅bが設計される。
【0005】一般に、透過孔列中の電子ビーム透過孔の
垂直方向ピッチをPV 、シャドウマスク上での走査線
間隔をSとすると、透過孔列の電子ビーム透過率A(y
)及び走査線の輝度波形B(y)は、それぞれ次式のよ
うになる。
垂直方向ピッチをPV 、シャドウマスク上での走査線
間隔をSとすると、透過孔列の電子ビーム透過率A(y
)及び走査線の輝度波形B(y)は、それぞれ次式のよ
うになる。
【0006】
【数1】
【0007】
【数2】
これより、透過孔列を透過した走査線の輝度I(y)は
、次式のようになる。
、次式のようになる。
【0008】
【数3】
【0009】この(3)式の最後の項がモアレを表わし
ている。これはnとmの値によって異なり、(n,m)
が定められたとき1つ定まる。そこで、ある(n,m)
の組に対応するモアレ縞をモード(n,m)のモアレと
称する。(3)式は直交関数であり、モード(n,m)
のモアレの項を単独項として良いから、
ている。これはnとmの値によって異なり、(n,m)
が定められたとき1つ定まる。そこで、ある(n,m)
の組に対応するモアレ縞をモード(n,m)のモアレと
称する。(3)式は直交関数であり、モード(n,m)
のモアレの項を単独項として良いから、
【0010】
【数4】
として扱ってよい。Un,m (y)は、モード(n,
m)のモアレを表わすy方向の関数である。モアレのピ
ッチPn,m は
m)のモアレを表わすy方向の関数である。モアレのピ
ッチPn,m は
【0011】
【数5】
また、明暗の変調度Mn,m は
【0012】
【数6】
で表わされる。通常、隣接する透過孔列間で電子ビーム
透過孔は1/2ピッチずれているが、これは以下の理由
による。 (2)式で、シャドウマスクピッチPV が、Δyだけ
ずれた場合、
透過孔は1/2ピッチずれているが、これは以下の理由
による。 (2)式で、シャドウマスクピッチPV が、Δyだけ
ずれた場合、
【0013】
【数7】
とする。このような電子ビーム透過孔を透過した走査線
の輝度I´(y)のモアレの項は、
の輝度I´(y)のモアレの項は、
【0014】
【数8】
故に、
【0015】
【数9】
(4)´式において、(4)式の逆相となるためには、
ピッチのずれΔyによって生じた2πΔyn/PV が
、π,3π,5π…となればよいから、Δy=PV /
2のとき、n=1,3,5,…となり、相隣り合う透過
孔列が1/2ピッチずれていれば、nが奇数モードのと
き相打ち消し合うことになる。
ピッチのずれΔyによって生じた2πΔyn/PV が
、π,3π,5π…となればよいから、Δy=PV /
2のとき、n=1,3,5,…となり、相隣り合う透過
孔列が1/2ピッチずれていれば、nが奇数モードのと
き相打ち消し合うことになる。
【0016】従って、上述のように、相隣り合う透過孔
列が1/2ピッチずれていれば、モアレ縞として発生す
るモードはnが偶数のモードで、一般的には、(2,1
) ,(2,2) ,(2,3) あたりまでが、モア
レ縞として良く認識されると言われている。そのため、
縦方向ピッチPV を調整し、各モードのモアレ縞の明
暗強度が上がらないように設計がなされてきた。
列が1/2ピッチずれていれば、モアレ縞として発生す
るモードはnが偶数のモードで、一般的には、(2,1
) ,(2,2) ,(2,3) あたりまでが、モア
レ縞として良く認識されると言われている。そのため、
縦方向ピッチPV を調整し、各モードのモアレ縞の明
暗強度が上がらないように設計がなされてきた。
【0017】しかしながら、放送方式が異なるものの共
用化(例えば、PAL方式とNTSC方式の共用化)を
図る場合には、走査線本数が両者で異なるため、モアレ
縞が両方とも著しくならないレベルに設定しなければな
らず、妥協設計となり、どちらかが容認できないレベル
であれば、共用化は不可能になる。
用化(例えば、PAL方式とNTSC方式の共用化)を
図る場合には、走査線本数が両者で異なるため、モアレ
縞が両方とも著しくならないレベルに設定しなければな
らず、妥協設計となり、どちらかが容認できないレベル
であれば、共用化は不可能になる。
【0018】また、一般民生用VTRで静止画を映示し
た場合には、走査線本数は一般放送に比較して半分にな
る。この場合にも妥協設計が成されるが、一般放送が優
先され、結果的に静止画は従になることもある。ところ
で、このようなモアレ縞について、種々改善がなされて
きた。
た場合には、走査線本数は一般放送に比較して半分にな
る。この場合にも妥協設計が成されるが、一般放送が優
先され、結果的に静止画は従になることもある。ところ
で、このようなモアレ縞について、種々改善がなされて
きた。
【0019】数多くみられるのは、隣り合う電子ビーム
透過孔の垂直方向の配列の位置ずれΔyを変えるもので
あり、例えば、特公昭57−50338号公報や特開昭
52−125268 号公報に記載のものがある。しか
しながら、規則的にΔyをずらした場合、斜方向のモア
レ縞が発生し、数種類のΔyを用いた場合でも部分的な
モアレ縞が発生する。一方、近年カラー受像管の大型化
及び電子銃の性能改良により、水平走査線の明暗がより
はっきりとするようになり、モアレ縞が目立ちやすくな
ってきた。
透過孔の垂直方向の配列の位置ずれΔyを変えるもので
あり、例えば、特公昭57−50338号公報や特開昭
52−125268 号公報に記載のものがある。しか
しながら、規則的にΔyをずらした場合、斜方向のモア
レ縞が発生し、数種類のΔyを用いた場合でも部分的な
モアレ縞が発生する。一方、近年カラー受像管の大型化
及び電子銃の性能改良により、水平走査線の明暗がより
はっきりとするようになり、モアレ縞が目立ちやすくな
ってきた。
【0020】さて、基本的に、このモアレ縞は、電子ビ
ーム透過孔の垂直方向長さが、そこを透過する電子ビー
ムの垂直方向径よりも小さければ発生しないし、逆に電
子ビーム透過孔の垂直方向長さが非常に大きい場合にも
発生しない。すなわち、シャドウマスクによる電子ビー
ムの影が生じなければモアレ縞は発生しない。しかしな
がら、次の問題点がある。
ーム透過孔の垂直方向長さが、そこを透過する電子ビー
ムの垂直方向径よりも小さければ発生しないし、逆に電
子ビーム透過孔の垂直方向長さが非常に大きい場合にも
発生しない。すなわち、シャドウマスクによる電子ビー
ムの影が生じなければモアレ縞は発生しない。しかしな
がら、次の問題点がある。
【0021】シャドウマスクは、画面全体に、赤、緑、
青の蛍光体ストライプに良好に電子ビームが射突するよ
うに曲面成形がなされる。通常この加工は、プレス加工
が用いられる。このプレス加工は、シャドウマスクに1
5〜25 kgf/mm2 の力を加えて塑性加工され
る。しかし、ブリッジの幅が細い場合には、このプレス
の際にブリッジが伸びてしまい良好な曲面が得られない
ばかりか、このブリッジが切れてしまうことがある。ま
た、電子ビーム透過孔の垂直方向長さを小さくしていく
と、前述のようにブリッジ幅はある程度以上細くできな
いため、電子ビームのシャドウマスク透過率が劣化し、
画面輝度が得られなくなる。一方、逆に電子ビーム透過
孔の垂直方向長さが非常に大きい場合には、シャドウマ
スク全体の横方向の繋がりが粗となるため、上述のプレ
ス加工ができない。
青の蛍光体ストライプに良好に電子ビームが射突するよ
うに曲面成形がなされる。通常この加工は、プレス加工
が用いられる。このプレス加工は、シャドウマスクに1
5〜25 kgf/mm2 の力を加えて塑性加工され
る。しかし、ブリッジの幅が細い場合には、このプレス
の際にブリッジが伸びてしまい良好な曲面が得られない
ばかりか、このブリッジが切れてしまうことがある。ま
た、電子ビーム透過孔の垂直方向長さを小さくしていく
と、前述のようにブリッジ幅はある程度以上細くできな
いため、電子ビームのシャドウマスク透過率が劣化し、
画面輝度が得られなくなる。一方、逆に電子ビーム透過
孔の垂直方向長さが非常に大きい場合には、シャドウマ
スク全体の横方向の繋がりが粗となるため、上述のプレ
ス加工ができない。
【0022】そのため、曲面成形を塑性加工ではなく、
シャドウマスクの周辺部で外方向に平面的に引っ張るス
トレッチ方式になってしまう。ストレッチ方式の場合、
シャドウマスクの曲面は平面状または円筒面状に限定さ
れてしまい、真空強度を保つためバルブコストが高くつ
き、かつ、ストレッチ方式自体複雑でシャドウマスク構
体として割高なため、総合するとチューブコストは非常
に高いものになってしまう。
シャドウマスクの周辺部で外方向に平面的に引っ張るス
トレッチ方式になってしまう。ストレッチ方式の場合、
シャドウマスクの曲面は平面状または円筒面状に限定さ
れてしまい、真空強度を保つためバルブコストが高くつ
き、かつ、ストレッチ方式自体複雑でシャドウマスク構
体として割高なため、総合するとチューブコストは非常
に高いものになってしまう。
【0023】そこで、特開昭55−124930 号公
報には、ブリッジの幅を所定位置で異ならしめることに
より、シャドウマスクの機械的強度を保ちつつ、幅を小
さくした分だけモアレ縞の発生を軽減するものが記載さ
れている。
報には、ブリッジの幅を所定位置で異ならしめることに
より、シャドウマスクの機械的強度を保ちつつ、幅を小
さくした分だけモアレ縞の発生を軽減するものが記載さ
れている。
【0024】しかしながら、特開昭55−124930
号公報に記載のものでも、ブリッジ幅を異ならしめる
位置は、放送方式である程度決定される。そこで、上述
のような放送方式が異なるものの共用化(例えば、PA
L方式とNTSC方式の共用化)を企てる場合には、走
査線本数が両者で異なるため、モアレ縞が両方とも著し
くならないレベルに設定しなければならず、やはり妥協
設計となり、どちらかが容認できないレベルであれば、
共用化は不可能になる。
号公報に記載のものでも、ブリッジ幅を異ならしめる
位置は、放送方式である程度決定される。そこで、上述
のような放送方式が異なるものの共用化(例えば、PA
L方式とNTSC方式の共用化)を企てる場合には、走
査線本数が両者で異なるため、モアレ縞が両方とも著し
くならないレベルに設定しなければならず、やはり妥協
設計となり、どちらかが容認できないレベルであれば、
共用化は不可能になる。
【0025】従って、上述のように、相隣り合う透過孔
列が1/2ピッチずれていれば、モアレ縞として発生す
るモードはnが偶数のモードで、一般的には、(2,1
) ,(2,2) ,(2,3) あたりまでが、モア
レ縞として良く認識されると言われている。そのため、
垂直方向ピッチPV を調整し、各モードのモアレ縞の
明暗強度が上がらないように設計がなされてきた。
列が1/2ピッチずれていれば、モアレ縞として発生す
るモードはnが偶数のモードで、一般的には、(2,1
) ,(2,2) ,(2,3) あたりまでが、モア
レ縞として良く認識されると言われている。そのため、
垂直方向ピッチPV を調整し、各モードのモアレ縞の
明暗強度が上がらないように設計がなされてきた。
【0026】しかしながら、上述のように、カラー受像
管の大型化及び電子銃の高性能化に伴い、モアレ縞の明
暗強度が上がってきているため、従来では見られなかっ
た(4,1) ,(4,2) ,(4,3) といった
高次のモードも問題となってきている。
管の大型化及び電子銃の高性能化に伴い、モアレ縞の明
暗強度が上がってきているため、従来では見られなかっ
た(4,1) ,(4,2) ,(4,3) といった
高次のモードも問題となってきている。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】結局、以上述べたよう
に、現在の画面品位を維持し、モアレ縞に左右されない
シャドウマスクの電子ビーム透過孔パターンを得ること
は難しく、このことはカラー受像管の大型化及びフォー
カス品位向上とともにさらに厳しくなってきており、基
本的に現在の構造では妥協設計に依存しているのが実状
である。本発明は、上記問題点に鑑み、モアレ縞を基本
的になくしたカラー受像管を提供するものである。[発
明の構成]
に、現在の画面品位を維持し、モアレ縞に左右されない
シャドウマスクの電子ビーム透過孔パターンを得ること
は難しく、このことはカラー受像管の大型化及びフォー
カス品位向上とともにさらに厳しくなってきており、基
本的に現在の構造では妥協設計に依存しているのが実状
である。本発明は、上記問題点に鑑み、モアレ縞を基本
的になくしたカラー受像管を提供するものである。[発
明の構成]
【0028】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
、本発明は、複数の電子ビーム透過孔が第1の方向に複
数個配列された透過孔列を有し、この透過孔列が前記第
1の方向と直交する第2の方向に複数列配列されたシャ
ドウマスクを具備するカラー受像管において、前記透過
孔列は、少なくとも2個の電子ビーム透過孔からなる電
子ビーム透過孔群が第1のブリッジによって区切られ前
記第1の方向に所定ピッチで配列されてなり、隣接透過
孔列間で前記電子ビーム透過孔群は1/2ピッチずれて
おり、前記透過孔群内の電子ビーム透過孔を区切る第2
のブリッジの幅および高さは前記第1のブリッジに比し
小さくなっていることを特徴とする。
、本発明は、複数の電子ビーム透過孔が第1の方向に複
数個配列された透過孔列を有し、この透過孔列が前記第
1の方向と直交する第2の方向に複数列配列されたシャ
ドウマスクを具備するカラー受像管において、前記透過
孔列は、少なくとも2個の電子ビーム透過孔からなる電
子ビーム透過孔群が第1のブリッジによって区切られ前
記第1の方向に所定ピッチで配列されてなり、隣接透過
孔列間で前記電子ビーム透過孔群は1/2ピッチずれて
おり、前記透過孔群内の電子ビーム透過孔を区切る第2
のブリッジの幅および高さは前記第1のブリッジに比し
小さくなっていることを特徴とする。
【0029】
【作用】シャドウマスクを上述の構成とすることにより
、プレスによるマスク成形に耐えうる強度をもち、かつ
、電子ビーム透過孔の垂直方向長さの設定を、画面輝度
を分離して、自由に電子ビームの垂直方向径に応じて可
変することが可能となり、実質的にモアレ現象を認識で
きないレベルに設定することが可能となる。
、プレスによるマスク成形に耐えうる強度をもち、かつ
、電子ビーム透過孔の垂直方向長さの設定を、画面輝度
を分離して、自由に電子ビームの垂直方向径に応じて可
変することが可能となり、実質的にモアレ現象を認識で
きないレベルに設定することが可能となる。
【0030】一方、本発明によると、従来設計に対応す
る透過孔群に加えて透過孔群内に透過孔パターンを有す
るため、従来は電子ビーム透過孔の垂直方向ピッチとブ
リッジの幅しか設計パラメータがなかったモアレ現象に
対して、透過孔群内の小さな透過孔の垂直方向ピッチや
透過孔群内の透過孔形状をよりモアレ改善の方向で設計
できるため、設計自由度が増し、高次のモードのモアレ
に対して、より改善されたカラー受像管となし得る。
る透過孔群に加えて透過孔群内に透過孔パターンを有す
るため、従来は電子ビーム透過孔の垂直方向ピッチとブ
リッジの幅しか設計パラメータがなかったモアレ現象に
対して、透過孔群内の小さな透過孔の垂直方向ピッチや
透過孔群内の透過孔形状をよりモアレ改善の方向で設計
できるため、設計自由度が増し、高次のモードのモアレ
に対して、より改善されたカラー受像管となし得る。
【0031】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の実施例につ
いて詳細に説明する。なお、シャドウマスクの電子ビー
ム透過孔パターン以外は、従来のカラー受像管と同様で
、実質的に矩形状のパネルとファンネルからなる外囲器
から構成され、前記パネルの内面に赤、緑、青に発光し
垂直方向(Y方向)に切れ目のないストライプ型蛍光体
群からなる蛍光面と、この蛍光面に近接対向して多数の
スリット型電子ビーム透過孔の形成されたシャドウマス
クが配置され、前記ファンネルのネック内に水平軸(X
軸)と一致して一列上に配列された3電子ビームを放出
するインライン型電子銃が内装されている。
いて詳細に説明する。なお、シャドウマスクの電子ビー
ム透過孔パターン以外は、従来のカラー受像管と同様で
、実質的に矩形状のパネルとファンネルからなる外囲器
から構成され、前記パネルの内面に赤、緑、青に発光し
垂直方向(Y方向)に切れ目のないストライプ型蛍光体
群からなる蛍光面と、この蛍光面に近接対向して多数の
スリット型電子ビーム透過孔の形成されたシャドウマス
クが配置され、前記ファンネルのネック内に水平軸(X
軸)と一致して一列上に配列された3電子ビームを放出
するインライン型電子銃が内装されている。
【0032】図1に示すように、シャドウマスク10の
電子ビーム透過孔11は実質的に矩形状をなし、第1の
ブリッジ12と第1のブリッジ12に比し幅の小さい第
2のブリッジ13とによって互いに分離されている。こ
のシャドウマスク10は板厚が0.10〜0.30mm
程度であり、低炭素鋼や例えばアンバー材のような低膨
脹材よりなる。第1のブリッジはその幅w1 が0.1
20 〜0.150 mmであり、この第1のブリッジ
12で区切られるなかには電子ビーム透過孔11が3つ
あり、電子ビーム透過孔群14を形成している。 電子ビーム透過孔群14の中の個々の電子ビーム透過孔
11どうしは0.050〜0.090 mm程度の幅w
2 を有する第2のブリッジ13によって区切られてい
る。
電子ビーム透過孔11は実質的に矩形状をなし、第1の
ブリッジ12と第1のブリッジ12に比し幅の小さい第
2のブリッジ13とによって互いに分離されている。こ
のシャドウマスク10は板厚が0.10〜0.30mm
程度であり、低炭素鋼や例えばアンバー材のような低膨
脹材よりなる。第1のブリッジはその幅w1 が0.1
20 〜0.150 mmであり、この第1のブリッジ
12で区切られるなかには電子ビーム透過孔11が3つ
あり、電子ビーム透過孔群14を形成している。 電子ビーム透過孔群14の中の個々の電子ビーム透過孔
11どうしは0.050〜0.090 mm程度の幅w
2 を有する第2のブリッジ13によって区切られてい
る。
【0033】電子ビーム透過孔群14は、垂直方向間隔
すなわちピッチPGVでその長手方向が垂直軸と平行な
方向に多数配列され透過孔列15をなし、この透過孔列
15が水平方向に水平ピッチPH の間隔で多数配列さ
れている。 そして隣接する透過孔列において電子ビーム透過孔群1
4は1/2PGVだけずれている。例えば29インチ1
10°偏向カラー受像管ではPGVは1.15mm付近
であり、またPH は0.8 〜0.9 mm程度に設
定される。また、前述の29インチ110 °偏向カラ
ー受像管では、電子ビーム透過孔群14内の電子ビーム
透過孔11の垂直方向長さlV は0.28mmに設定
されており、電子ビーム透過孔群14内の電子ビーム透
過孔11のピッチPVSは0.36mmになっている。
すなわちピッチPGVでその長手方向が垂直軸と平行な
方向に多数配列され透過孔列15をなし、この透過孔列
15が水平方向に水平ピッチPH の間隔で多数配列さ
れている。 そして隣接する透過孔列において電子ビーム透過孔群1
4は1/2PGVだけずれている。例えば29インチ1
10°偏向カラー受像管ではPGVは1.15mm付近
であり、またPH は0.8 〜0.9 mm程度に設
定される。また、前述の29インチ110 °偏向カラ
ー受像管では、電子ビーム透過孔群14内の電子ビーム
透過孔11の垂直方向長さlV は0.28mmに設定
されており、電子ビーム透過孔群14内の電子ビーム透
過孔11のピッチPVSは0.36mmになっている。
【0034】さらに、本発明によるシャドウマスクの垂
直方向の断面は図2(a)に示すようになる。第1のブ
リッジ12は幅がw1 でその高さh1 がシャドウマ
スクの板厚分だけあるが、第2のブリッジ13は、幅が
w2 でその高さh2 が第1のブリッジ12の高さの
半分程度になっている。このような構成とすることによ
り、第2のブリッジ13による電子ビームの透過率の劣
化を抑えることができる。すなわち、第1及び第2のブ
リッジ12,13 が共にシャドウマスクの板厚分の高
さを有していると、第2のブリッジの側壁によって透過
孔群に入射した電子ビームの透過率が低下する。しかし
、図2のように第2のブリッジ13の高さh2 を小さ
くすると、電子ビームの透過率低下の原因となっている
ブリッジ側壁の影響を小さくすることができる。この様
な断面を有するシャドウマスクは、エッチングによって
形成することができる。すなわち、電子ビーム透過孔を
形成する際、大きな開孔径となるスクリーン側と電子銃
側の両方からエッチングしていくが、第2のブリッジは
その幅が小さいためエッチングの際削られて板厚の半分
程度になる。
直方向の断面は図2(a)に示すようになる。第1のブ
リッジ12は幅がw1 でその高さh1 がシャドウマ
スクの板厚分だけあるが、第2のブリッジ13は、幅が
w2 でその高さh2 が第1のブリッジ12の高さの
半分程度になっている。このような構成とすることによ
り、第2のブリッジ13による電子ビームの透過率の劣
化を抑えることができる。すなわち、第1及び第2のブ
リッジ12,13 が共にシャドウマスクの板厚分の高
さを有していると、第2のブリッジの側壁によって透過
孔群に入射した電子ビームの透過率が低下する。しかし
、図2のように第2のブリッジ13の高さh2 を小さ
くすると、電子ビームの透過率低下の原因となっている
ブリッジ側壁の影響を小さくすることができる。この様
な断面を有するシャドウマスクは、エッチングによって
形成することができる。すなわち、電子ビーム透過孔を
形成する際、大きな開孔径となるスクリーン側と電子銃
側の両方からエッチングしていくが、第2のブリッジは
その幅が小さいためエッチングの際削られて板厚の半分
程度になる。
【0035】本発明では、従来のカラー受像管における
設計に対応する透過孔群に加えて、透過孔群内に所定の
透過孔パターンを有するため、上述の高次モードのモア
レについても対応可能である。以下、高次モードのモア
レに対する作用について説明する。すなわち、図3(a
)に示すように、透過孔群内に2つの透過孔を有する場
合、模式的に図3(b)とおき、この場合のスリットの
透過率を考えると、
設計に対応する透過孔群に加えて、透過孔群内に所定の
透過孔パターンを有するため、上述の高次モードのモア
レについても対応可能である。以下、高次モードのモア
レに対する作用について説明する。すなわち、図3(a
)に示すように、透過孔群内に2つの透過孔を有する場
合、模式的に図3(b)とおき、この場合のスリットの
透過率を考えると、
【0036】
【数10】
ただし、PGV=PV1+PV2
このとき、
【0037】
【数11】
ただし、μ=PV1/(PV1+PV2)ここで、(6
)式より、an =0ならば、Mn,m =0となる。 モアレ縞の明暗度の強度を示すコントラスト比Cは
)式より、an =0ならば、Mn,m =0となる。 モアレ縞の明暗度の強度を示すコントラスト比Cは
【0038】
【数12】
で示され、Mn,m =0ならば、C=1となり、モア
レ縞は認識できないことになる。 (8)式中an =0となるためには、cosnπμ=
0より、 nπμ=π/2,3π/2π,5π/2,…となる。n
が偶数モードでは、 n=4でμ=1/8,3/8(μ=5/8と3/8は同
じ) n=6でμ=1/12,3/12,5/12となり、μ
の値、PV1とPV2のバランスをとることにより、高
次のモアレ縞を対策することが可能となる。
レ縞は認識できないことになる。 (8)式中an =0となるためには、cosnπμ=
0より、 nπμ=π/2,3π/2π,5π/2,…となる。n
が偶数モードでは、 n=4でμ=1/8,3/8(μ=5/8と3/8は同
じ) n=6でμ=1/12,3/12,5/12となり、μ
の値、PV1とPV2のバランスをとることにより、高
次のモアレ縞を対策することが可能となる。
【0039】次に透過孔群内に3つの透過孔を有する場
合について説明する。図4(a)に透過孔パターンを示
す。これは一つの透過孔群の中に大きい透過孔を小さい
透過孔を2つ有している場合である。このような場合の
透過率のパターンは図4(b)に示すようになり、大き
い透過孔の長さをq、透過孔群の縦方向ピッチをPGV
とすると、大きい透過孔の占有比q/PGVを横軸に、
コントラスト比を縦軸にとり、n=2,4,6の各モー
ドの曲線をとると、図4(c)のようになる。ただし、
各モードともq/PGV=0を同じとなるように規格化
した。 q/PGVが0.5 のときには、n=2とn=6の各
モードのコントラスト比を1にできるが、n=4のモー
ドは最大になる。また、q/PGVが0.36のときに
は、n=2とn=4の各モードが小さく、n=6がやや
大きくなっている。したがって、出現するモアレ縞のパ
ターンによって、q/PGVを選択し対応することが可
能となる。図1に示すパターンでは、q/PGV=0.
24となり、図4(c)から、n=4とn=6の各モー
ドが小さく、n=2がやや大きくなっている。
合について説明する。図4(a)に透過孔パターンを示
す。これは一つの透過孔群の中に大きい透過孔を小さい
透過孔を2つ有している場合である。このような場合の
透過率のパターンは図4(b)に示すようになり、大き
い透過孔の長さをq、透過孔群の縦方向ピッチをPGV
とすると、大きい透過孔の占有比q/PGVを横軸に、
コントラスト比を縦軸にとり、n=2,4,6の各モー
ドの曲線をとると、図4(c)のようになる。ただし、
各モードともq/PGV=0を同じとなるように規格化
した。 q/PGVが0.5 のときには、n=2とn=6の各
モードのコントラスト比を1にできるが、n=4のモー
ドは最大になる。また、q/PGVが0.36のときに
は、n=2とn=4の各モードが小さく、n=6がやや
大きくなっている。したがって、出現するモアレ縞のパ
ターンによって、q/PGVを選択し対応することが可
能となる。図1に示すパターンでは、q/PGV=0.
24となり、図4(c)から、n=4とn=6の各モー
ドが小さく、n=2がやや大きくなっている。
【0040】このように構成されたシャドウマスクを用
いた場合について、29インチ110 °偏向カラー受
像管を例にとり、従来のものと比較して説明する。なお
、従来のカラー受像管にはPV =1.15mm、ブリ
ッジ幅0.15mmのものを用いた。走査線本数は、N
TSC方式の場合には525 本であり、画像信号を含
む有効走査線本数は485本である。また、民生用受像
管では108 %のオーバースキャンにて映示されるた
め、29インチサイズのカラー受像管では、垂直方向の
スクリーンサイズが412 mmであるから、走査線間
隔は1.09mmとなる。一方、電子ビームの垂直方向
径は陽極を通じてカラー受像管を流れる陽極電流によっ
て変化する。すなわち画面を明るくするために陽極電流
を増せば、電子ビームはより大きな電子ビームとなり、
垂直方向径も大きくなる。従って、陽極電流を増せば走
査線幅は変化する。図5に示すように、画面にホワイト
信号を入れた場合の一色あたりの陽極電流Ibと走査線
幅Swの特性は、29インチサイズのカラー受像管では
、Ib=10μAでSw=0.8 mmであり、Ib=
100 μAでSw=1.3 mmとなる。
いた場合について、29インチ110 °偏向カラー受
像管を例にとり、従来のものと比較して説明する。なお
、従来のカラー受像管にはPV =1.15mm、ブリ
ッジ幅0.15mmのものを用いた。走査線本数は、N
TSC方式の場合には525 本であり、画像信号を含
む有効走査線本数は485本である。また、民生用受像
管では108 %のオーバースキャンにて映示されるた
め、29インチサイズのカラー受像管では、垂直方向の
スクリーンサイズが412 mmであるから、走査線間
隔は1.09mmとなる。一方、電子ビームの垂直方向
径は陽極を通じてカラー受像管を流れる陽極電流によっ
て変化する。すなわち画面を明るくするために陽極電流
を増せば、電子ビームはより大きな電子ビームとなり、
垂直方向径も大きくなる。従って、陽極電流を増せば走
査線幅は変化する。図5に示すように、画面にホワイト
信号を入れた場合の一色あたりの陽極電流Ibと走査線
幅Swの特性は、29インチサイズのカラー受像管では
、Ib=10μAでSw=0.8 mmであり、Ib=
100 μAでSw=1.3 mmとなる。
【0041】さて、本発明のカラー受像管と従来のカラ
ー受像管を比較したところ、陽極電流Ib=10μAに
おいて、両者ともモアレ縞は識別できなかった。しかし
、次に、ビデオの静止画のような走査線本数が半分にな
り走査線間隔が広がる1フィールドの画像の場合、従来
のカラー受像管では図6(a)に示すような画面中間部
から端にかけてモアレ縞が発生するが、本発明によるカ
ラー受像管では発生しなかった。
ー受像管を比較したところ、陽極電流Ib=10μAに
おいて、両者ともモアレ縞は識別できなかった。しかし
、次に、ビデオの静止画のような走査線本数が半分にな
り走査線間隔が広がる1フィールドの画像の場合、従来
のカラー受像管では図6(a)に示すような画面中間部
から端にかけてモアレ縞が発生するが、本発明によるカ
ラー受像管では発生しなかった。
【0042】また、電子ビームの形状を偏平にするよう
にして電子ビームの垂直方向径が小さくなるように工夫
をこらした電子銃を種々用いて同様の実験を行った。こ
の結果、通常のホワイト信号に対して、従来のカラー受
像管では陽極Ib=10μAで走査線幅Sw=0.6
mmで図6(b)に示すようなモアレ縞が出現するのに
対して、本発明ではSw=0.4 mmのものでもモア
レ縞は確認できなかった。しかしながら、Sw=0.4
mmのものでは、1フィールドの画像の場合、前述の
図6(b)に示すようなモアレ縞が確認された。これは
、コントラスト比が小さくて確認できなかったモアレ縞
が出現してきたものと考えられる。
にして電子ビームの垂直方向径が小さくなるように工夫
をこらした電子銃を種々用いて同様の実験を行った。こ
の結果、通常のホワイト信号に対して、従来のカラー受
像管では陽極Ib=10μAで走査線幅Sw=0.6
mmで図6(b)に示すようなモアレ縞が出現するのに
対して、本発明ではSw=0.4 mmのものでもモア
レ縞は確認できなかった。しかしながら、Sw=0.4
mmのものでは、1フィールドの画像の場合、前述の
図6(b)に示すようなモアレ縞が確認された。これは
、コントラスト比が小さくて確認できなかったモアレ縞
が出現してきたものと考えられる。
【0043】上述のように、本発明では透過孔群内のパ
ターンを変化させることにより種々のモアレ縞に対応で
きる。そこで、次に、より改良された実施例を図7に示
す。第1のブリッジ22で区切られた透過孔群内24に
は、小さい透過孔21a と大きい透過孔21b を有
し、透過孔間は、第1のブリッジ22に比し幅の小さい
第2のブリッジ23で区切られている。小さい透過孔2
1a の中心から0.125 PGVのところに小さな
ブリッジ23が設定されている。 したがって、小さい透過孔21a の長さは0.29m
m、大きい透過孔21b の長さは0.32mmとなる
。
ターンを変化させることにより種々のモアレ縞に対応で
きる。そこで、次に、より改良された実施例を図7に示
す。第1のブリッジ22で区切られた透過孔群内24に
は、小さい透過孔21a と大きい透過孔21b を有
し、透過孔間は、第1のブリッジ22に比し幅の小さい
第2のブリッジ23で区切られている。小さい透過孔2
1a の中心から0.125 PGVのところに小さな
ブリッジ23が設定されている。 したがって、小さい透過孔21a の長さは0.29m
m、大きい透過孔21b の長さは0.32mmとなる
。
【0044】このような構成のカラー受像管ではSw=
0.4 mmの走査線幅でもフィールド画像によるモア
レ縞を確認することはできなかった。これは前述したよ
うに、図4(c)に示す真中の透過孔の長さが、透過孔
群の長さに対して0.25となり、n=4とn=2の各
モードが抑えられたことによる。
0.4 mmの走査線幅でもフィールド画像によるモア
レ縞を確認することはできなかった。これは前述したよ
うに、図4(c)に示す真中の透過孔の長さが、透過孔
群の長さに対して0.25となり、n=4とn=2の各
モードが抑えられたことによる。
【0045】上記図1及び図7に示す実施例を合わせて
、本発明では幅の小さい第2のブリッジが存在するため
、10%程度の輝度低下は避けられないが、実際的には
蛍光体に射突する電子ビームの形状は、低電流時では図
8(a)に示すように個々に分離しているが、陽極電流
がIb=1mAを越えるあたりから図8(b)に示すよ
うに第2のブリッジで区切られていた電子ビームは繋が
りはじめる。さらに、上述のように第2のブリッジの高
さが第1のブリッジの高さに比し小さくなっているため
、ピークにおける輝度は従来のカラー受像管に比べ5%
程度の輝度劣化にとどめることができる。
、本発明では幅の小さい第2のブリッジが存在するため
、10%程度の輝度低下は避けられないが、実際的には
蛍光体に射突する電子ビームの形状は、低電流時では図
8(a)に示すように個々に分離しているが、陽極電流
がIb=1mAを越えるあたりから図8(b)に示すよ
うに第2のブリッジで区切られていた電子ビームは繋が
りはじめる。さらに、上述のように第2のブリッジの高
さが第1のブリッジの高さに比し小さくなっているため
、ピークにおける輝度は従来のカラー受像管に比べ5%
程度の輝度劣化にとどめることができる。
【0046】なお、上記実施例は、いずれも電子ビーム
透過孔群内の電子ビーム透過孔が3つのものについて説
明したが、上記図3及び図4の説明に基づき電子ビーム
透過孔群内の電子ビーム透過孔が2つ以上であれば、本
発明を実施できることは言うまでもない。
透過孔群内の電子ビーム透過孔が3つのものについて説
明したが、上記図3及び図4の説明に基づき電子ビーム
透過孔群内の電子ビーム透過孔が2つ以上であれば、本
発明を実施できることは言うまでもない。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、モアレ
縞を効果的に軽減でき、輝度の劣化を最少限にとどめる
ことができ、かつ設計パラメータが増えることにより、
状況に応じた対応が可能となる。
縞を効果的に軽減でき、輝度の劣化を最少限にとどめる
ことができ、かつ設計パラメータが増えることにより、
状況に応じた対応が可能となる。
【図1】本発明の実施例を示すシャドウマスクの部分模
式図である。
式図である。
【図2】図1におけるシャドウマスクのブリッジの様子
を説明するための垂直方向の部分断面図である。
を説明するための垂直方向の部分断面図である。
【図3】本発明の作用を説明するための図である。
【図4】本発明の作用を説明するための図である。
【図5】電子ビームの陽極電流と走査線幅の関係を示す
特性図である。
特性図である。
【図6】カラー受像管に現れるモアレ縞の模式図である
。
。
【図7】本発明の他の実施例を示す部分模式図である。
【図8】本発明によるシャドウマスクを通過した電子ビ
ーム像を説明する模式図である。
ーム像を説明する模式図である。
【図9】カラー受像管の一般構成を示す断面図である。
【図10】従来のカラー受像管におけるシャドウマスク
の電子ビーム透過孔パターンを示す部分模式図である。
の電子ビーム透過孔パターンを示す部分模式図である。
4,10…シャドウマスク
11,21a,21b…電子ビーム透過孔12,22
…第1のブリッジ 13,23 …第2のブリッジ 14,24 …電子ビーム透過孔群 PGV…垂直方向ピッチ PH …水平方向ピッチ
…第1のブリッジ 13,23 …第2のブリッジ 14,24 …電子ビーム透過孔群 PGV…垂直方向ピッチ PH …水平方向ピッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の電子ビーム透過孔が第1の方向
に複数個配列された透過孔列を有し、この透過孔列が前
記第1の方向と直交する第2の方向に複数列配列された
シャドウマスクを具備するカラー受像管において、前記
透過孔列は、少なくとも2個の電子ビーム透過孔からな
る電子ビーム透過孔群が第1のブリッジによって区切ら
れ前記第1の方向に所定ピッチで配列されてなり、隣接
透過孔列間で前記電子ビーム透過孔群は1/2ピッチず
れており、前記透過孔群内の電子ビーム透過孔を区切る
第2のブリッジの幅および高さは前記第1のブリッジに
比し小さくなっていることを特徴とするカラー受像管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3047147A JP3053230B2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | カラー受像管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3047147A JP3053230B2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | カラー受像管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04284335A true JPH04284335A (ja) | 1992-10-08 |
| JP3053230B2 JP3053230B2 (ja) | 2000-06-19 |
Family
ID=12766990
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3047147A Expired - Fee Related JP3053230B2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | カラー受像管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3053230B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100399336B1 (ko) * | 1999-07-15 | 2003-09-26 | 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 | 음극 선관 |
-
1991
- 1991-03-13 JP JP3047147A patent/JP3053230B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100399336B1 (ko) * | 1999-07-15 | 2003-09-26 | 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 | 음극 선관 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3053230B2 (ja) | 2000-06-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |