JPH0428531B2 - - Google Patents
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- JPH0428531B2 JPH0428531B2 JP1103797A JP10379789A JPH0428531B2 JP H0428531 B2 JPH0428531 B2 JP H0428531B2 JP 1103797 A JP1103797 A JP 1103797A JP 10379789 A JP10379789 A JP 10379789A JP H0428531 B2 JPH0428531 B2 JP H0428531B2
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- JP
- Japan
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- mold
- mold clamping
- torque
- servo motor
- speed
- Prior art date
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、サーボモータを駆動源として用い
た電動式射出成形機の強力型締方法に関するもの
である。
た電動式射出成形機の強力型締方法に関するもの
である。
[従来の技術]
電動機を駆動源として用い、その回転力を歯車
かリンク機構等を使用して、直接的に伝達駆動す
る機械駆動式の成形機は既に知られている。
かリンク機構等を使用して、直接的に伝達駆動す
る機械駆動式の成形機は既に知られている。
この従来の成形機では、回転数が一定な電動機
を駆動源として用いており、速度や力の変更は変
速歯車機構などによる機械的手段を使用して行つ
ている。
を駆動源として用いており、速度や力の変更は変
速歯車機構などによる機械的手段を使用して行つ
ている。
[発明が解決しようとする課題]
ところで、樹脂の成形機の駆動源として電動機
を使用する場合には、速度の制御に加えて力の制
御をも必要とする。たとえば型締機構の作動につ
いて云えば、型閉のために可動盤は高速前進し、
次に低速前進に移行したのち、金型保護のため低
圧型締に入り、金型間の異物の確認後に強力型締
に強力型締に移行する。
を使用する場合には、速度の制御に加えて力の制
御をも必要とする。たとえば型締機構の作動につ
いて云えば、型閉のために可動盤は高速前進し、
次に低速前進に移行したのち、金型保護のため低
圧型締に入り、金型間の異物の確認後に強力型締
に強力型締に移行する。
この強力型締力は単純に大きければよいと云う
ものではなく、型締力が大き過ぎると金型に不要
な力が作用して、金型の寿命が短くなる。また消
費エネルギーの無駄ともなる。
ものではなく、型締力が大き過ぎると金型に不要
な力が作用して、金型の寿命が短くなる。また消
費エネルギーの無駄ともなる。
そこで型締力は、射出圧力によつて金型が開か
ない範囲内で、できるだけ小さく設定することが
望まれており、また設定値は射出力と成形品の投
影面積に応じて金型ごとに異なるため、無段階に
調整できることが望まれている。
ない範囲内で、できるだけ小さく設定することが
望まれており、また設定値は射出力と成形品の投
影面積に応じて金型ごとに異なるため、無段階に
調整できることが望まれている。
また強力型締は、工程として型閉スローダウン
工程の最終区間にて行われる低圧型締に引続い
て、力の制御により行われるので、従来行われて
いなかつた力の制御を何らかの手段をもつて講じ
ない限り、電動機を成形機の駆動源として使用す
ることはできなかつた。
工程の最終区間にて行われる低圧型締に引続い
て、力の制御により行われるので、従来行われて
いなかつた力の制御を何らかの手段をもつて講じ
ない限り、電動機を成形機の駆動源として使用す
ることはできなかつた。
このようなことから、電動式射出成形機と称し
ても、実施に当たつては、力の制御ため補助的に
油圧力を使用しており、厳密には電動力と油圧力
の両方を利用するものであつた。
ても、実施に当たつては、力の制御ため補助的に
油圧力を使用しており、厳密には電動力と油圧力
の両方を利用するものであつた。
この発明は、上記事情から考えられたものであ
つて、その目的とするところは、電動機としてサ
ーボモータを用い、型閉スローダウン工程の最終
区間における低圧型締に引続き行われる強力型締
を、油圧力などの他の手段を併用することなく確
実に行うことができる電動式射出成形機の強力型
締方法を提供することにある。
つて、その目的とするところは、電動機としてサ
ーボモータを用い、型閉スローダウン工程の最終
区間における低圧型締に引続き行われる強力型締
を、油圧力などの他の手段を併用することなく確
実に行うことができる電動式射出成形機の強力型
締方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
上記目的によるこの発明の特徴は、型締機構の
駆動源をサーボモータとし、そのサーボモータの
回転力を伝動機構を介して可動盤の推力に変換
し、その可動盤の移動による型閉と低圧型締に引
続いて強力型締を行うに当たり、強力型締工程に
おけるサーボモータの出力トルクを、所定の型締
力に応じたトルク値に設定してトルク制御を行う
とともに、速度設定値を型閉スローダウン工程の
速度設定値よりも高く設定したことにある。
駆動源をサーボモータとし、そのサーボモータの
回転力を伝動機構を介して可動盤の推力に変換
し、その可動盤の移動による型閉と低圧型締に引
続いて強力型締を行うに当たり、強力型締工程に
おけるサーボモータの出力トルクを、所定の型締
力に応じたトルク値に設定してトルク制御を行う
とともに、速度設定値を型閉スローダウン工程の
速度設定値よりも高く設定したことにある。
[作用]
サーボモータを駆動源として用いた場合、強力
型締に付いて、一般的には速度の設定値をそのま
まにして単にトルクの設定値を低圧型締に応じた
トルクから、強力型締力に応じたトルクに切換制
御することが考えられるが、そのような制御で
は、型締スローダウン工程の速度設定値が低く設
定してあるために、トルク設定値が低いものから
高いものに切換制御された時点で、トルク設定値
とトルク検出値の偏差が大きく、サーボモータが
がこの偏差値を解消するために出力を増そうとし
ても速やかに所定のトルクに到達することができ
ない。
型締に付いて、一般的には速度の設定値をそのま
まにして単にトルクの設定値を低圧型締に応じた
トルクから、強力型締力に応じたトルクに切換制
御することが考えられるが、そのような制御で
は、型締スローダウン工程の速度設定値が低く設
定してあるために、トルク設定値が低いものから
高いものに切換制御された時点で、トルク設定値
とトルク検出値の偏差が大きく、サーボモータが
がこの偏差値を解消するために出力を増そうとし
ても速やかに所定のトルクに到達することができ
ない。
しかしこの発明のように、サーボモータの出力
トルクを、所定の型締力に応じたトルク値に設定
してトルク制御を行うとともに、速度設定値を型
閉スローダウン工程の速度設定値よりも高く設定
した場合には、サーボモータは高応答をもつて所
定のトルクに到達することができ、型締は低圧型
締から強力型締に短時間でスムーズに移行する。
トルクを、所定の型締力に応じたトルク値に設定
してトルク制御を行うとともに、速度設定値を型
閉スローダウン工程の速度設定値よりも高く設定
した場合には、サーボモータは高応答をもつて所
定のトルクに到達することができ、型締は低圧型
締から強力型締に短時間でスムーズに移行する。
[実施例]
以下この発明を図示の射出成形機を例として詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図は型締機構1と射出機構2とをサーボモ
ータを共通の駆動源とする射出成形機の主たる構
造を略示したものである。
ータを共通の駆動源とする射出成形機の主たる構
造を略示したものである。
上記型締機構1は、機台3の上に向き合わせに
設けた一対の固定盤10,11と、その固定盤1
0,11にわたつて架設した所要本数のタイバー
12,12と、該タイバー12,12に移動自在
に取付けた可動盤13とを有する。
設けた一対の固定盤10,11と、その固定盤1
0,11にわたつて架設した所要本数のタイバー
12,12と、該タイバー12,12に移動自在
に取付けた可動盤13とを有する。
上記一方の固定盤11と可動盤13との対向面
には、それぞれ金型14,14が設けてあり、ま
た可動盤13の反対面には外周面にボールねじ溝
を施した大口径のプランジヤ15が連結してあ
る。
には、それぞれ金型14,14が設けてあり、ま
た可動盤13の反対面には外周面にボールねじ溝
を施した大口径のプランジヤ15が連結してあ
る。
このプランジヤ15は、固定部材となる固定盤
10に玉軸受等を用いて回転自在に装着した回転
盤16のねじ受けにねじ込まれ、回転盤16の回
動により軸方向に移動する。このようなボールね
じによるプランジヤ15は伝達効率が高く、起動
摩擦も小さい。
10に玉軸受等を用いて回転自在に装着した回転
盤16のねじ受けにねじ込まれ、回転盤16の回
動により軸方向に移動する。このようなボールね
じによるプランジヤ15は伝達効率が高く、起動
摩擦も小さい。
また回転盤16には歯車17が取付けてあり、
この歯車17と後記する伝動歯車とが噛合してい
る。
この歯車17と後記する伝動歯車とが噛合してい
る。
射出機構2は、射出用のスクリユ20を内装し
た射出加熱筒21と、射出加熱筒21の保持を兼
ねる機台3上のハウジング22とを有する。該ハ
ウジング22の内部には、ねじ軸23を備えた回
動軸24が横架してあり、そのねじ軸23に可動
部材25が螺合してある。
た射出加熱筒21と、射出加熱筒21の保持を兼
ねる機台3上のハウジング22とを有する。該ハ
ウジング22の内部には、ねじ軸23を備えた回
動軸24が横架してあり、そのねじ軸23に可動
部材25が螺合してある。
またスクリユ20の後端には、上記可動部材2
5に先端を軸受した延長軸26が、スクリユ20
と同体に連結してある。また回動軸24と延長軸
26には、互いに干渉しない位置にスクリユ前進
用の歯車27とスクリユ回転用の歯車28とが設
けてあり、更に回動軸24の端部には、ハウジン
グ壁部22aに固定したヒステリシスブレーキを
内装したブレーキによる背圧制御装置29が取付
けてある。
5に先端を軸受した延長軸26が、スクリユ20
と同体に連結してある。また回動軸24と延長軸
26には、互いに干渉しない位置にスクリユ前進
用の歯車27とスクリユ回転用の歯車28とが設
けてあり、更に回動軸24の端部には、ハウジン
グ壁部22aに固定したヒステリシスブレーキを
内装したブレーキによる背圧制御装置29が取付
けてある。
上記ハウジング22の下部内には、上記回動軸
24及び延長軸26と並行な伝動軸31が、ハウ
ジング22を貫通して設けてある。また上記型締
機構1の下方にも、上記プランジヤ15と並行な
伝動軸30が上記一対の固定盤10,11を貫通
して設けてある。
24及び延長軸26と並行な伝動軸31が、ハウ
ジング22を貫通して設けてある。また上記型締
機構1の下方にも、上記プランジヤ15と並行な
伝動軸30が上記一対の固定盤10,11を貫通
して設けてある。
これら型締機構側と射出機構側との2つの伝動
軸30,31は、クラツチ機構32を介して接離
自在に連絡している。
軸30,31は、クラツチ機構32を介して接離
自在に連絡している。
上記クラツチ機構32は、伝動軸31の軸端に
固定したクラツチ部材32aと、伝動軸31の延
長軸心上に配設して、ハウジング壁部に貫設した
クラツチ軸32bと、該クラツチ軸32bの内端
に固定したカツプリング33cとからなり、かつ
励磁部分はハウジング側に固定してある。またク
ラツチ軸32bの外端には伝動軸30を接続する
ための継手33が取り付けてある。
固定したクラツチ部材32aと、伝動軸31の延
長軸心上に配設して、ハウジング壁部に貫設した
クラツチ軸32bと、該クラツチ軸32bの内端
に固定したカツプリング33cとからなり、かつ
励磁部分はハウジング側に固定してある。またク
ラツチ軸32bの外端には伝動軸30を接続する
ための継手33が取り付けてある。
この継手33の接続は、スプラインまたはキー
などの軸方向に対しては移動を許容する手段34
をもつて行い、型締機構1に対して射出機構2が
前進または後退移動するときに、互いに接続され
た伝動軸30,31がその移動を阻害しないよう
にしてある。
などの軸方向に対しては移動を許容する手段34
をもつて行い、型締機構1に対して射出機構2が
前進または後退移動するときに、互いに接続され
た伝動軸30,31がその移動を阻害しないよう
にしてある。
上記伝動軸30には、固定盤10の内側に接近
して、上記回転盤16の歯車17と噛合した伝動
歯車35が取り付けてあり、この伝動歯車35に
よつて伝動軸30の回転力が回転盤16に伝達さ
れ、その回転盤16と螺合した上記プランジヤ1
5が、回転盤16の回転により軸方向に押出さ
れ、可動盤13を型閉方向か或は型開方向に、タ
イバー12,12を案内部材として移動する。
して、上記回転盤16の歯車17と噛合した伝動
歯車35が取り付けてあり、この伝動歯車35に
よつて伝動軸30の回転力が回転盤16に伝達さ
れ、その回転盤16と螺合した上記プランジヤ1
5が、回転盤16の回転により軸方向に押出さ
れ、可動盤13を型閉方向か或は型開方向に、タ
イバー12,12を案内部材として移動する。
また上記伝動軸31には、上記歯車27,28
とそれぞれ噛合する伝動歯車37,36がクラツ
チ部材38,39を介して設けてある。このクラ
ツチ部材38,39は、上記伝動軸36,37と
連絡したカツプリングと、ハウジング側に固定し
た励磁部とを備え、その内部のクラツチプレート
と励磁部との働きによつて、上記伝動歯車36,
37と伝動軸31との結合或は解除がなされるよ
うになつている。
とそれぞれ噛合する伝動歯車37,36がクラツ
チ部材38,39を介して設けてある。このクラ
ツチ部材38,39は、上記伝動軸36,37と
連絡したカツプリングと、ハウジング側に固定し
た励磁部とを備え、その内部のクラツチプレート
と励磁部との働きによつて、上記伝動歯車36,
37と伝動軸31との結合或は解除がなされるよ
うになつている。
更にまた伝動軸31のハウジング壁部22aか
ら外部に突出した軸部は、ハウジング壁部22a
に固定したタコメータジエネレータ41を備えた
電動のサーボモータ40と連結している。
ら外部に突出した軸部は、ハウジング壁部22a
に固定したタコメータジエネレータ41を備えた
電動のサーボモータ40と連結している。
また上記クラツチ機構32には、型締力を保持
するための装置42が設けてある。この力保持装
置42は、ハウジング壁部22aに固定した電磁
作動のブレーキ部材42aと、クラツチ軸側に取
付けたカツプリング42bとから構成されてい
る。
するための装置42が設けてある。この力保持装
置42は、ハウジング壁部22aに固定した電磁
作動のブレーキ部材42aと、クラツチ軸側に取
付けたカツプリング42bとから構成されてい
る。
43は型開停止位置検出器、44は型開減速位
置検出器、45は型閉減速位置検出器、46は低
圧型締位置検出器、47は強力型締位置検出器、
48は計量停止位置検出器、49は二次圧切換位
置検出器、50は後退位置検出器などで、それら
は近接スイツチ、リミツトスイツチ、光電管等よ
りなる。
置検出器、45は型閉減速位置検出器、46は低
圧型締位置検出器、47は強力型締位置検出器、
48は計量停止位置検出器、49は二次圧切換位
置検出器、50は後退位置検出器などで、それら
は近接スイツチ、リミツトスイツチ、光電管等よ
りなる。
第2図は制御装置を例示するもので、集中制御
装置51と、サーボモータ40及びタコメータジ
エネレータ41とを接続したサーボモータ制御ア
ンプ52との間に、速度設定器V0〜V7とトルク
設定器F0〜F7の信号切換器53,54とが、サ
ーボモータ40の正転・逆転指令回路55と共に
並列に設けてある。
装置51と、サーボモータ40及びタコメータジ
エネレータ41とを接続したサーボモータ制御ア
ンプ52との間に、速度設定器V0〜V7とトルク
設定器F0〜F7の信号切換器53,54とが、サ
ーボモータ40の正転・逆転指令回路55と共に
並列に設けてある。
サーボモータ制御アンプ52は、集中制御装置
51の指令によつてサーボモータ40の正転・逆
転並びに回転数(速度)、トルク(電流)等の最
高値などを制御する機能を持ち、タコメータジエ
ネレータ41の信号をフイードバツクして回転数
の閉ループ制御を行わせるものである。
51の指令によつてサーボモータ40の正転・逆
転並びに回転数(速度)、トルク(電流)等の最
高値などを制御する機能を持ち、タコメータジエ
ネレータ41の信号をフイードバツクして回転数
の閉ループ制御を行わせるものである。
また集中制御装置51には、上記位置検出器4
3〜50と時間設定器T0〜T7、上記力保持装置
42、クラツチ機構32,38,39、設定器5
6の指令により作動する上記スクリユ背圧制御装
置29の制御アンプ57、操作スイツチ58とが
接続してあり、更にまた集中制御装置51に接続
したコンパレータ59にサーボモータ40の電流
検出器60と、強力型締検出用の電流設定器61
及び射出充填検出用の電流設定器62とが集中制
御装置51からの指令により作動する信号切換器
63を介して接続してある。
3〜50と時間設定器T0〜T7、上記力保持装置
42、クラツチ機構32,38,39、設定器5
6の指令により作動する上記スクリユ背圧制御装
置29の制御アンプ57、操作スイツチ58とが
接続してあり、更にまた集中制御装置51に接続
したコンパレータ59にサーボモータ40の電流
検出器60と、強力型締検出用の電流設定器61
及び射出充填検出用の電流設定器62とが集中制
御装置51からの指令により作動する信号切換器
63を介して接続してある。
次に型締機構の制御について説明する。
第3図はサーボモータ40における回転速度と
トルクの制御関係図で、設定値A,Bは正逆回転
の主たる作動側を示し、また速度設定値とトルク
設定値はサーボモータ40の最高速度及び最高ト
ルクとをそれぞれ100として示し、上記設定器V0
〜V7の作動範囲は、同一符号をもつて示してい
る。なお、電流とトルクは比例関係にある。
トルクの制御関係図で、設定値A,Bは正逆回転
の主たる作動側を示し、また速度設定値とトルク
設定値はサーボモータ40の最高速度及び最高ト
ルクとをそれぞれ100として示し、上記設定器V0
〜V7の作動範囲は、同一符号をもつて示してい
る。なお、電流とトルクは比例関係にある。
更にまた実行値A1、B1を簡略化して示したが、
増減の状態はサーボモータ40及びサーボモータ
制御アンプ52の特性によつたり、また機構や負
荷の状態によつて変化する。
増減の状態はサーボモータ40及びサーボモータ
制御アンプ52の特性によつたり、また機構や負
荷の状態によつて変化する。
上記制御装置では、共通の設定器V0〜F0によ
り最高速度と最高トルクとが設定され、時間設定
器T0により設定された1成形サイクルタイムの
範囲にて、集中制御装置51の指令に基づき、図
示のように、各速度設定器V1〜V5により速度の
設定値Aが、また各トルク設定器F1〜F4によつ
てトルク設定値Bがサーボモータ40の出力トル
ク上限値として設定される。
り最高速度と最高トルクとが設定され、時間設定
器T0により設定された1成形サイクルタイムの
範囲にて、集中制御装置51の指令に基づき、図
示のように、各速度設定器V1〜V5により速度の
設定値Aが、また各トルク設定器F1〜F4によつ
てトルク設定値Bがサーボモータ40の出力トル
ク上限値として設定される。
(1) 高速型閉
入力によりサーボモータ40は実行値A1に示
すように、a−b間を加速されてV1の設定値A
まで高速回転する。このときサーボモータ40に
は加速させるための大きな起動電流が発生する
が、始動時以外に大きな負荷は掛からないから、
トルク設定器F1が作動しても、トルクは実行値
B1に示すように上昇から下降し、b−c間は高
速となり、可動盤13は型閉方向に高速前進す
る。
すように、a−b間を加速されてV1の設定値A
まで高速回転する。このときサーボモータ40に
は加速させるための大きな起動電流が発生する
が、始動時以外に大きな負荷は掛からないから、
トルク設定器F1が作動しても、トルクは実行値
B1に示すように上昇から下降し、b−c間は高
速となり、可動盤13は型閉方向に高速前進す
る。
(2) 型閉スローダウン
上記可動盤13が上記位置検出器45の作動位
置に達すると、信号によつて信号切換器53が作
動し、速度設定器V2の設定速度に切換わる。こ
れによりc−d間は減速域となつてサーボモータ
40に回生制動が発生してスローダウンし、c−
d間は低速となる。即ち、トルクは減速時には逆
回転トルクがかかる。
置に達すると、信号によつて信号切換器53が作
動し、速度設定器V2の設定速度に切換わる。こ
れによりc−d間は減速域となつてサーボモータ
40に回生制動が発生してスローダウンし、c−
d間は低速となる。即ち、トルクは減速時には逆
回転トルクがかかる。
(3) 低圧型締
型閉スローダウン工程の最終区間の上記位置検
出器46の作動位置に、可動盤13が低速で達す
ると、信号により信号切換器54が作動してトル
ク設定器F2に切換わる。トルク設定値は上記速
度設定値に必要とするトルクよりも低く設定して
あるため、V2の速度を維持するのに必要な回転
速度が得られず、タコメータジエネレータ41に
よつて設定速度になろうとすると、フイードバツ
クがかかり、サーボモータ40の出力を増大しよ
うとするが、その出力トルクはF2のトルク設定
値により上限が規制されているためF2以上のト
ルクが発生せず、可動盤13はトルクF2による
低力で移動し、そこに低圧型締が行われる。
出器46の作動位置に、可動盤13が低速で達す
ると、信号により信号切換器54が作動してトル
ク設定器F2に切換わる。トルク設定値は上記速
度設定値に必要とするトルクよりも低く設定して
あるため、V2の速度を維持するのに必要な回転
速度が得られず、タコメータジエネレータ41に
よつて設定速度になろうとすると、フイードバツ
クがかかり、サーボモータ40の出力を増大しよ
うとするが、その出力トルクはF2のトルク設定
値により上限が規制されているためF2以上のト
ルクが発生せず、可動盤13はトルクF2による
低力で移動し、そこに低圧型締が行われる。
即ち、最終区間e−g間は速度設定器V2の作
動範囲でありながら、サーボモータ40の速度が
速度設定値を維持するに要するサーボモータ40
の出力トルク値よりも小さい値にトルク設定値が
設定されて、トルクの上限が制限されているの
で、負荷の大きさとサーボモータ40の出力トル
クのバランスによつて制御がなされ、サーボモー
タ40の出力トルクに応じた力の制御がなされる
領域へと移行するのである。
動範囲でありながら、サーボモータ40の速度が
速度設定値を維持するに要するサーボモータ40
の出力トルク値よりも小さい値にトルク設定値が
設定されて、トルクの上限が制限されているの
で、負荷の大きさとサーボモータ40の出力トル
クのバランスによつて制御がなされ、サーボモー
タ40の出力トルクに応じた力の制御がなされる
領域へと移行するのである。
そして、金型間に異物があつて、可動盤13の
前進が制限されるようなときには、上記時間設定
器T7のタイムアツプにより異常信号が発せられ
て、サーボモータ40への入力が中断されるの
で、金型の損傷は防止される。
前進が制限されるようなときには、上記時間設定
器T7のタイムアツプにより異常信号が発せられ
て、サーボモータ40への入力が中断されるの
で、金型の損傷は防止される。
(4) 強力型締
金型14,14が殆ど閉じ、可動盤13が上記
位置検出器47の位置に達し、信号によつて速度
設定器V3とトルク設定器F3とに切換わる。この
位置における速度設定値はスローダウン速度設定
値よりも高く設定されている。このときには金型
14,14は既に互いに接しているか、または接
する直前にあるので、V3におけるような高い速
度の設定は不要と思われるが、これは強力型締の
立上がりを短時間にて行うためである。
位置検出器47の位置に達し、信号によつて速度
設定器V3とトルク設定器F3とに切換わる。この
位置における速度設定値はスローダウン速度設定
値よりも高く設定されている。このときには金型
14,14は既に互いに接しているか、または接
する直前にあるので、V3におけるような高い速
度の設定は不要と思われるが、これは強力型締の
立上がりを短時間にて行うためである。
金型14,14が完全に接して可動盤13の前
進が阻止されると、速度実行値A1はO値となる
ため、サーボモータ40は出力を増大するが、そ
こに大きな負荷が働いて可動盤13は前進せず、
トルク実行値B1はg−h間をトルク設定値F3ま
で上昇し、トルクF3の力で金型14,14を強
力に型締する。
進が阻止されると、速度実行値A1はO値となる
ため、サーボモータ40は出力を増大するが、そ
こに大きな負荷が働いて可動盤13は前進せず、
トルク実行値B1はg−h間をトルク設定値F3ま
で上昇し、トルクF3の力で金型14,14を強
力に型締する。
この強力型締の完了は、サーボモータ40の電
流検出器60の検出値が電流設定器61の設定値
に達したことをコンパレータ59により検出して
確認できるが、コンパレータの代わりに、時間設
定器T2により確認することもできる。
流検出器60の検出値が電流設定器61の設定値
に達したことをコンパレータ59により検出して
確認できるが、コンパレータの代わりに、時間設
定器T2により確認することもできる。
強力型締の完了が検出されると、力保持装置4
2が作動して力保持状態を維持し、そののちクラ
ツチ機構32が開作動してサーボモータ40を型
締機構側から開放する。
2が作動して力保持状態を維持し、そののちクラ
ツチ機構32が開作動してサーボモータ40を型
締機構側から開放する。
このため型締工程完了時のサーボモータ40の
トルク実行値B1は、図示ようにO値となる。し
たがつて、e−h間は力の制御領域となる。
トルク実行値B1は、図示ようにO値となる。し
たがつて、e−h間は力の制御領域となる。
(5) 高速型開
射出工程の完了後に、上記クラツチ機構32が
閉作動し、力保持装置42が解除されてから、型
開信号によつて、速度設定器V4とトルク設定器
F4とが作動する。この場合、サーボモータ40
の回転方向は型締工程時の回転方向に対して逆と
なり、回転数は設定値Aまでi−j間を加速して
上昇する。
閉作動し、力保持装置42が解除されてから、型
開信号によつて、速度設定器V4とトルク設定器
F4とが作動する。この場合、サーボモータ40
の回転方向は型締工程時の回転方向に対して逆と
なり、回転数は設定値Aまでi−j間を加速して
上昇する。
またトルクは始動の負荷により上昇するだけで
低下する。これにより可動盤13はj−k間を高
速で後退移動して型開を行う。
低下する。これにより可動盤13はj−k間を高
速で後退移動して型開を行う。
(6) 低速型開
上記位置検出器44の位置に可動盤13が達す
ると、信号により減速設定器V5が作動し、k−
l間にて減速されl−m間を低速後退する。
ると、信号により減速設定器V5が作動し、k−
l間にて減速されl−m間を低速後退する。
この低速型開は、成形品の突出しや停止時のシ
ヨツク防止のために行われるもので、機械ノツク
により突出力を制限したい場合には、低トルク設
定値に切換えて力の制御を行うこともできる。上
記可動盤13の低速型開は位置検出器43の位置
に達するまで行われる。
ヨツク防止のために行われるもので、機械ノツク
により突出力を制限したい場合には、低トルク設
定値に切換えて力の制御を行うこともできる。上
記可動盤13の低速型開は位置検出器43の位置
に達するまで行われる。
なお、上記実施例中の電動式射出成形機は、型
開閉及び型締、射出及び計量の全ての駆動を単一
のサーボモータ40で行う構成よりなるが、この
発明の強力型締方法は、そのような構成の電動式
射出成形機にのみ限定されるものではない。
開閉及び型締、射出及び計量の全ての駆動を単一
のサーボモータ40で行う構成よりなるが、この
発明の強力型締方法は、そのような構成の電動式
射出成形機にのみ限定されるものではない。
[発明の効果]
この発明は上述のように、型締機構の駆動源を
サーボモータとし、そのサーボモータの回転力を
伝動機構を介して可動盤の推力に変換し、その可
動盤の移動による型閉と低圧型締に引続いて強力
型締を行うに当たり、強力型締工程におけるサー
ボモータの出力トルクを、所定の型締力に応じた
トルク値に設定してトルク制御を行うとともに、
速度設定値を型閉スローダウン工程の速度設定値
よりも高く設定してなることから、下記のごとき
効果を奏する。
サーボモータとし、そのサーボモータの回転力を
伝動機構を介して可動盤の推力に変換し、その可
動盤の移動による型閉と低圧型締に引続いて強力
型締を行うに当たり、強力型締工程におけるサー
ボモータの出力トルクを、所定の型締力に応じた
トルク値に設定してトルク制御を行うとともに、
速度設定値を型閉スローダウン工程の速度設定値
よりも高く設定してなることから、下記のごとき
効果を奏する。
駆動源がサーボモータであつても、型閉スロ
ーダウン工程の最終区間における低圧型締か
ら、強力型締への移行をスムーズに行うことが
でき、トルク制御により型締力の設定も容易
で、無段階に調整することができる。
ーダウン工程の最終区間における低圧型締か
ら、強力型締への移行をスムーズに行うことが
でき、トルク制御により型締力の設定も容易
で、無段階に調整することができる。
油圧力を利用した力の制御では、油温や油圧
回路中の調整弁特性等の影響を受けるが、サー
ボモータの出力トルクの制御による場合には、
そのような問題はなく、設定値に対してほぼ一
致する実行値が得られるので、必要最小限の力
により強力型締を行うことができる。
回路中の調整弁特性等の影響を受けるが、サー
ボモータの出力トルクの制御による場合には、
そのような問題はなく、設定値に対してほぼ一
致する実行値が得られるので、必要最小限の力
により強力型締を行うことができる。
速度設定値が型閉スローダウン工程の速度設
定値よりも高く設定してあるので、サーボモー
タにおける出力応答ががよく、所定トルクに達
する時間が短いので、型締工程の時間短縮を図
ることができ、過大な力で型締めを行うことも
ないので金型寿命も長くなり、消費エネルギー
も少なく済む。
定値よりも高く設定してあるので、サーボモー
タにおける出力応答ががよく、所定トルクに達
する時間が短いので、型締工程の時間短縮を図
ることができ、過大な力で型締めを行うことも
ないので金型寿命も長くなり、消費エネルギー
も少なく済む。
図面はこの発明に係る電動式射出成形機の強力
型締方法の1実施例を示すもので、第1図は電動
式射出成形機の略示縦断面図、第2図は制御装置
のブロツク図、第3図は型締及び型締時のサーボ
モータの速度とトルクの制御関係図である。 1……型締機構、15……プランジヤ、40…
…サーボモータ、41……タコメータジエネレー
タ、51……集中制御装置、52……サーボモー
タ制御アンプ、53,54……信号切換器、55
……正転・逆転指令回路、56……設定器、57
……制御用アンプ、58……操作スイツチ、59
……コンパレータ、60……電流検出器、61,
62……電流設定器。
型締方法の1実施例を示すもので、第1図は電動
式射出成形機の略示縦断面図、第2図は制御装置
のブロツク図、第3図は型締及び型締時のサーボ
モータの速度とトルクの制御関係図である。 1……型締機構、15……プランジヤ、40…
…サーボモータ、41……タコメータジエネレー
タ、51……集中制御装置、52……サーボモー
タ制御アンプ、53,54……信号切換器、55
……正転・逆転指令回路、56……設定器、57
……制御用アンプ、58……操作スイツチ、59
……コンパレータ、60……電流検出器、61,
62……電流設定器。
Claims (1)
- 1 型締機構の駆動源をサーボモータとし、その
サーボモータの回転力を伝動機構を介して可動盤
の推力に変換し、その可動盤の移動による型閉と
低圧型締に引続いて強力型締を行うに当たり、強
力型締工程におけるサーボモータの出力トルク
を、所定の型締力に応じたトルク値に設定してト
ルク制御を行うとともに、速度設定値を型閉スロ
ーダウン工程の速度設定値よりも高く設定してな
ることを特徴とする電動式射出成形機の強力型締
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10379789A JPH01301221A (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | 電動式射出成形機の強力型締方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10379789A JPH01301221A (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | 電動式射出成形機の強力型締方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3008183A Division JPS59156726A (ja) | 1983-02-24 | 1983-02-24 | 電動式成形機の制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01301221A JPH01301221A (ja) | 1989-12-05 |
| JPH0428531B2 true JPH0428531B2 (ja) | 1992-05-14 |
Family
ID=14363388
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10379789A Granted JPH01301221A (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | 電動式射出成形機の強力型締方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01301221A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5113495A (ja) * | 1974-07-10 | 1976-02-02 | Tipton Mfg Co | Barerukenmakiniokeru kosakubutsukakiagesochi |
-
1989
- 1989-04-24 JP JP10379789A patent/JPH01301221A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01301221A (ja) | 1989-12-05 |
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