JPH04285949A - 水溶性の赤外線ハレーション防止色素 - Google Patents

水溶性の赤外線ハレーション防止色素

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JPH04285949A
JPH04285949A JP3284638A JP28463891A JPH04285949A JP H04285949 A JPH04285949 A JP H04285949A JP 3284638 A JP3284638 A JP 3284638A JP 28463891 A JP28463891 A JP 28463891A JP H04285949 A JPH04285949 A JP H04285949A
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オールデン・デイー・ウエスト
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    • C09B23/0066Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes the polymethine chain being part of a carbocyclic ring,(e.g. benzene, naphtalene, cyclohexene, cyclobutenene-quadratic acid)
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03C1/00Photosensitive materials
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    • GPHYSICS
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    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【本発明の技術分野】本発明は赤外線を吸収するフィル
ター色素に関するもので、赤外線感光性の写真用エレメ
ントにおけるハレーション防止色素として有用なもので
ある。特に本発明は、汚染が小さいスルホアルキル基置
換インドレニン赤外線ハレーション防止色素を含む、写
真用エレメントに関するものである。
【0002】
【本発明の背景】散乱および反射をした入射光線は露光
を必要としない領域の感光性層を露光する。この望まし
くない露光を防止するため、ハレーション防止層を用い
ることがよく知られている。一般的にはこれらの補助層
はハレーション防止色素として知られた入射光を吸収す
る色素を含んでいる。ハレーション防止層は(1)感光
性層または層群を担持した支持体面と反対側の支持体面
上に位置するバッキング層;(2)支持体と感光性層の
間に位置する下塗り層;(3)2つの感光性層の間に配
置された中間層;および/または(4)感光性層または
層群の上に位置するフィルター層、とすることができる
【0003】写真用エレメントは、例えば半導体レーザ
ーダイオードにより放出される赤外線で、エレメントを
露光することによって出力を記録する装置と組み合わせ
てしばしば利用される。例えば、医学診断の分野でコン
ピュータ支援トモグラフ装置からのデジタル情報は、写
真用エレメント上に観察のために出力されている。一般
にこれらのエレメントは、その波長が約730nmから
およそ900nmまでの、普通800nm近辺の光を放
出するダイオードレーザーに露光される。その他のダイ
オードレーザーは、750nm、780nm、820n
mあるいは870nm近辺の光を放出する。
【0004】このような出力装置と組み合わせて用いら
れる写真用エレメントはハレーション防止層を必要とす
る。これらの層には指示されたスペクトル領域を吸収す
るハレーション防止用色素が必要である。感光性層を露
光するために用いられる光を吸収することの他に、ハレ
ーション防止用の色素はエレメントの処理後に、好まし
くない汚染をほとんど残さないかまたは全く残さないも
のでなければならない。汚染は画質に好ましくない影響
を与え、時には画像を利用不能としたり、または医療用
の記録の場合誤診を生じたりする。
【0005】赤外光線を吸収するインドリニウム色素は
公知である。Satoの日本国特許出願公報第63−3
3477号には、ある種のスルホアルキル置換インドレ
ニウム色素を含む赤外感光性の記録メディアが示されて
いる。この色素は赤外光線を吸収しそのため記録メディ
ア中にピット(pits)が形成される。Lagani
sの米国特許第4,882,265号は、この特許を参
考としてここに挙げておくと、ある種のインドレニウム
色素を含有するハレーション防止バッキングを含む写真
用エレメントを示している。しかしながら、Lagan
isにより示された色素は低レベルの色素汚染を生じ、
また処理装置中に好ましくない残査を生じることがある
【0006】
【発明の要点】本発明は一具体例として、感光性エレメ
ント中で赤外線ハレーション防止色素として有用な色素
であり、この色素は以下の構造式により示される:
【化
3】 ここでXはF、ClまたはBrであり;RはC2〜C5
の炭化水素残基であり;そしてYはカチオンである。
【0007】好ましい具体例でXはClである。さらに
好ましい具体例でRは−(CH2)3−または−(CH
2)4−である。
【0008】いま1つの具体例で、本発明は色素汚染の
小さいハレーション防止層をもつ感光性エレメントであ
り、このエレメントは: (A)  第1の面と第2の面とからなる支持体;(B
)  少なくとも1つの感光性層;および(C)  以
下の構造式により示される、ハレーション防止色素の吸
収量を含むハレーション防止層:
【化4】 ここでXはF、ClまたはBrであり;RはC2〜C5
の炭化水素残基であり;そしてYはカチオンであるから
構成されている。
【0009】好ましい具体例において、感光性層とハレ
ーション防止層とは支持体の対向面上に存在するもので
ある。さらに好ましい具体例でXはClである。なお、
さらに好ましい具体例でRは−(CH2)3−または−
(CH2)4−である。
【0010】〔発明の具体的説明〕本発明は支持体、感
光性層およびここで述べる新規なハレーション防止色素
の吸収量を含むハレーション防止層から構成される写真
用エレメントである。感光性層は支持体の第1の面上に
存在している。この「支持体の第1の面上に存在する」
とは、その層が支持体の第1の面と直接的に接している
か、あるいは支持体の第1の面とその層との間に1つま
たはそれ以上の介在的な層が存在することもありうるの
いずれかであることを意味している。「支持体の第2の
面上に存在する」は、その層が支持体の第2の面と直接
的に接しているか、あるいは支持体の第2の面とその層
との間に1つまたはそれ以上の介在的な層が存在するこ
ともありうるのいずれかであることを意味している。追
加的な感光性層およびハレーション防止層を、支持体の
いずれかの面上に存在させることができる。
【0011】ハレーション防止層は:(1)支持体の第
2の面上に存在するバッキング層;(2)支持体と感光
性層または層群との間の支持体の第1面上に存在する下
塗り層;(3)複数の感光性層が存在する場合、2つの
感光性層の間に配置されかつ支持体の第1の面上に存在
する中間層;および/または(4)それと支持体との間
に位置した感光性層または層群とともに支持体の第1の
面上に存在するフィルター層、のいずれかの形をとりう
るものである。
【0012】この他の、例えば下塗り層、帯電防止層、
上塗り層、などのような通常の層を存在させることもで
きる。これらの通常の層は感光性層および/またはハレ
ーション防止層と支持体との間、感光性層とハレーショ
ン防止層とが支持体の同じ面上にある場合は両層の間、
あるいは感光性層および/またはハレーション防止層の
支持体から離れた方の面上、のいずれかに設けられる。
【0013】〔ハレーション防止層〕ハレーション防止
層は以下の構造式により示されるハレーション防止色素
の吸収量を含んでいる:
【化5】 ここでXはF、ClまたはBrであり;RはC2〜C5
の炭化水素残基であり;そしてYはカチオンである。「
炭化水素残基」とは炭素原子と水素原子とからなる基を
意味している。この基は飽和または未飽和;直鎖状、分
枝鎖状または環状であってよい。代表的な飽和R基には
−(CH2)2−、−(CH2)3−、−(CH2)4
−および−(CH2)5−のような直鎖基;−(CH2
)2−(CH)(CH3)−(CH2)−のような分枝
鎖基;およびシクロペンチルのような環状基などが含ま
れる。不飽和R基には、例えば−(CH2)−(CH)
=(CH)−(CH2)−のような基が含まれる。
【0014】この構造をもつ色素はスペクトルの近赤外
域、例えば700〜900nmのスペクトル領域を吸収
し、感光性エレメントのための赤外ハレーション防止層
に用いることができる。これらの色素はエレメントの現
像中にきれいに洗い出され、色素汚染をほとんどまたは
全くとどめない。シクロペンテン環の代わりにシクロヘ
キセン環を含む対応する化合物よりも、これらの色素が
はるかに少ない色素汚染を示すのは驚くべきことである
【0015】対イオンYは多数のカチオンのどれでも良
く、例えばナトリウムイオン、カリウムイオンなどのよ
うなアルカリ金属カチオン;カルシウムイオン、マグネ
シウムイオンなどのようなアルカリ土類;およびテトラ
メチルアンモニウム、テトラエチルアンモニウムなどの
ような第4級アンモニウムイオンなどがある。アルカリ
金属カチオン、特にナトリウムイオンが好ましい。
【0016】好ましい色素ではXは塩素であり、さらに
好ましい色素ではRは−(CH2)3−または−(CH
2)4−である。溶液中でこれらの色素は805nmを
吸収し、そのためスペクトルの790〜820nmの領
域を放出するダイオードレーザーとともに用いるよう意
図された、感光性エレメントのハレーション防止色素と
して特に有用である。
【0017】予想される等価な色素は、本発明の実施に
際して必要とされる、例えば赤外域の吸収および水溶性
のような色素の各特性に不都合な作用をしない置換基、
例えばヒドロキシル、アルコキシル、カルボキシル、カ
ルボキシレート、スルホネートなどをRが含んでいるも
の、同様に2つのRが異なっているが本発明の実施に際
して必要な色素の特性が不都合な作用を受けないもので
ある。
【0018】ハレーション防止層はまたベヒクルを含ん
でいる。このようなベヒクルは当業者に良く知られてお
り、例えば牛の骨、ブタ皮などのような各種の原料から
得られるゼラチン;例えばフタル化ゼラチン、アセチル
化ゼラチンなどのようなゼラチン誘導体;デキストラン
のようなポリサッカライド;ポリ(ビニルアルコール)
および水溶性の部分加水分解ポリ(ビニルアセテート)
のような合成重合物;アクリルアミド重合物;アルキル
およびスルホアルキルアクリレートおよびメタアクリレ
ートの重合物;ポリアミド;例えばポリビニルアセター
ルなどのようなポリ(ビニルアセタール);およびポリ
(ビニルエーテル)のような親水性コロイド類が含まれ
る。ゼラチンが好ましい。
【0019】ハレーション防止層を作るために、色素は
メタノール、エタノールまたはその他の適当な溶剤中に
溶解し、そしてベヒクルの水性分散液または溶融物に対
して添加する。「ハレーション防止色素の吸収量」とは
、層に対してハレーション防止特性を付与するのに少な
くとも充分であるが、不都合な副作用を生じるためには
まだ不十分であるような色素の分量を意味している。 ハレーション防止層にとってはイメージングのため用い
る波長で約0.25の光学濃度であるのが好ましい。当
業者によく知られた手段を用い、この光学濃度を達成す
るのに必要な色素の濃度は、普通のスペクトル測光法で
測定できるハレーション防止色素の吸収スペクトルと、
ハレーション防止層の厚みとから計算することができる
。一般的には、ハレーション防止層中に色素は0.00
5〜0.05g/M2、好ましく0.01〜0.03g
/M2の量で存在する。
【0020】〔感光性層/フィルム支持体〕感光性エレ
メントの感光性層または層群は赤外線に感応性のある成
分を含んでいる。この感光性の成分は好ましく通常のゼ
ラチンハロゲン化銀乳剤または親水性コロイドハロゲン
化銀乳剤である。塩化銀、臭化銀、ヨウ化銀およびこれ
らの混合物のような、普通に知られたハロゲン化物のど
れかを用いた、通常の写真用ハロゲン化銀乳剤を使用す
ることができる。これらは種々の内容のものとすること
ができ、またネガチブおよび/またはポジチブ作動性の
ものとすることができる。
【0021】感光性層はまたベヒクルを含んでいる。こ
のようなベヒクルは良く知られており、前述のハレーシ
ョン防止層用のベヒクルとして有用な材料が含まれる。 好ましいベヒクルはゼラチンである。
【0022】この層は、例えばホルムアルデヒド、グリ
オキザールのような通常の硬膜剤を加えることにより硬
化される。特別の目的、例えば乳剤の感応性を強化した
りまた安定化するために通常の添加剤を存在させること
もできる。
【0023】ハロゲン化銀乳剤の調製法は当業者によく
知られている。ハロゲン化銀乳剤の調製とそれらから感
光性層を作成するのはリサーチディスクロージャー、1
7643項、1978年12月;リサーチディスクロー
ジャー、18431項、1979年8月;リサーチディ
スクロージャー、22534項、1983年1月;およ
びAbbottの米国特許第4,425,426号など
に述べられており、これらの記述を参考にここに挙げて
おく。
【0024】感光性の成分は当業者に知られた技術によ
り赤外光線に対して増感される。ハロゲン化銀の増感は
、例えば金化合物、イリジウム化合物またはその他の第
VIII族金属化合物などのような化学増感剤、もしく
は例えばシアニン色素、メロシアニン色素、スチリル色
素などのようなスペクトル増感色素によって達成される
【0025】約0.01〜0.04μm3の粒子サイズ
をもつハロゲン化銀粒子で、約98.8モル%の臭化物
と約1.2モル%のヨウ化物のAgIBr粒子がゼラチ
ン中に分散したものを、好都合に使用することもできる
。 実施例中に示した増感色素が赤外光線に対してこの乳剤
を増感するのに都合よく用いることもできる。
【0026】支持体は従来から知られている感光性エレ
メント用の多数の支持体のどれでも用いることができる
。これらには、例えばセルローズトリアセテートなどの
ようなセルローズエステル;例えばポリ(エチレンテレ
フタレート)、ポリ(エチレンイソフタレート)などの
ような2塩基性芳香族カルボン酸と2価アルコールとの
ポリエステル;紙;ポリマーコート紙;例えばビニルア
セテート/ビニルクロライドコポリマーのような共重合
ビニル化合物;ポリスチレン;およびポリアクリレート
などのような重合体フィルムが含まれる。これらに色調
を付与するため支持体中に色素を内蔵させることもでき
る。
【0027】好ましい支持体にはAllesの米国特許
第2,779,684号により作られたポリエステルが
ある。 これらの支持体はその寸法安定性の故に特に好適なもの
である。特に好ましい支持体はポリ(エチレンテレフタ
レート)である。
【0028】エレメントは前述の参考例中いずれかに示
されている多くのその他添加剤や層のいずれかを含むこ
とができる。これらには、例えば増白剤、カブリ除去剤
、乳剤安定剤、画像安定剤、フィルター用色素、粒子間
吸光剤、光散乱材、ゼラチン硬化剤、塗布助剤、界面活
性剤、上塗り層、中間層とバリアー層、帯電防止層、可
塑剤と潤滑剤、マット剤、現像抑制剤−放出化合物など
が含まれる。エレメントは従来の塗布技術を用いて支持
体上に各層を塗布することにより作られる。
【0029】〔色素1の合成〕2,3,3−トリメチル
−(4−スルホブチル)インドレニウム分子内塩2,3
,3−トリメチルインドール(16.0g、0.1モル
)を、溶融した1,4−ブタンスルトン10.4mlと
o−キシレン20mlとともに146℃で4時間加熱し
た。 希釈するためのアセトンを添加する前に、このオレンジ
色の液を60℃に冷却し結晶化を誘発した。室温に冷却
した後濾過して生成物を集め、アセトンで洗い、そして
乾燥をして第4級塩22.15gを得、その融点は23
6℃であった。
【0030】2−クロロ−3−(ジメチルアミノメチレ
ン)−1−(ジメチルイミニウムメチル)−シクロペン
ト−1−エンクロライド ジメチルホルムアミド(40ml)とジクロロメタン4
0mlとを混合し5℃に冷却した。オキシ塩化リン(3
7ml)をジクロロメタン40ml中に溶解し、ジメチ
ルホルムアミド/ジクロロメタン液に対し温度を25℃
以下の温度に保つような速さで滴下して加えた。シクロ
ペンタノン(8.8g、0.104モル)を添加し、混
合物を3時間還流下に加熱した。室温に冷却した後、反
応混合物を200mlの氷水中に注ぎ一晩放置した。急
冷された反応混合物はタール状の副産物をとり除くため
2回濾過し、ついで混合物が中性になるまで炭酸ナトリ
ウムにより処理した。得られた褐色の沈殿を濾過により
集め、水で洗い、乾燥して青紫色の固体12.20gを
得た。融点90〜94℃、λmax=425nm(ε=
38,000)。
【0031】色素1 2,3,3−トリメチル−(4−スルホブチル)インド
レニウム分子内塩(5.9g、0.02モル)、2−ク
ロロ−3−(ジメチルアミノメチレン)−1−(ジメチ
ルイミニウムメチル)−シクロペント−1−エンクロラ
イド(2.4g、0.01モル)および酢酸ナトリウム
(1.64g、0.02モル)を、酢酸50mlと無水
酢酸40ml中に溶解した。混合物を還流下に1時間加
熱し、室温にまで冷却し、そして撹拌しているエチルア
セテート400ml中に注加した。放置した後、混合物
を濾過して7.07gの粗製物を得た。熱2−プロパノ
ールでくり返し抽出して精製物を得た。融点260℃、
λmax=805nm(ε=218,000)。
【0032】〔色素2の合成〕2,3,3−トリメチル
−(4−スルホプロピル)インドレニウム分子内塩2,
3,3−トリメチルインドール(8.0g、0.05モ
ル)を、溶融した1,3−プロパンスルトン4.4ml
とo−キシレン10mlとともに140〜150℃で4
時間加熱した。希釈するためのアセトンを添加する前に
、このスラリーを60℃に冷却し結晶化を誘発した。室
温に冷却後生成物を濾過により集め、アセトンで洗い、
そして乾燥して第4級塩12.9gを得た。融点238
℃。
【0033】色素2 2,3,3−トリメチル−(4−スルホプロピル)イン
ドレニウム分子内塩(5.62g、0.02モル)、2
−クロロ−3−(ジメチルアミノメチレン)−1−(ジ
メチルイミニウムメチル)−シクロペント−1−エンク
ロライド(2.49g、0.01モル)および酢酸ナト
リウム(1.64g、0.02モル)を、酢酸50ml
と無水酢酸40ml中に溶解した。混合物を還流下に3
0分間加熱し、室温にまで冷却し、そして撹拌している
エチルアセテート400ml中に注加した。放置後混合
物を濾過して4.64gの粗製物を得た。熱2−プロパ
ノールでくり返し抽出して精製物を得た。融点260℃
、λmax=805nm(ε=230,000)。
【0034】〔対照色素Aの合成〕対照色素AはLag
anisの米国特許第4,882,265号中で述べら
れており、この記述を参考にここに挙げておく。λma
x=795nm。
【0035】〔対照色素Bの合成〕2−クロロ−3−(
ヒドロキシメチレン)−1−ホルミル−シクロヘクス−
1−エン ジメチルホルムアミド(40ml)とジクロロメタン4
0mlとを混合し5℃に冷却した。オキシ塩化リン(3
7ml)をジクロロメタン40ml中に溶解し、ジメチ
ルホルムアミド/ジクロロメタン液に対し温度を25℃
以下に保つような速さで滴下して加えた。シクロヘキサ
ノン(10g、0.102モル)を添加し、そして混合
物を3時間還流下に加熱した。室温に冷却した後、反応
混合物を200mlの氷水中に注ぎ一晩放置した。冷却
した反応混合物を濾過し、3.59gの固体を得た。融
点127℃、λmax=325nm(ε=14,000
)。
【0036】色素B 2,3,3−トリメチル−(4−スルホブチル)インド
レニウム分子内塩(5.62g、0.02モル)、2−
クロロ−3−(ヒドロキシメチレン)−1−ホルミル−
シクロヘクス−1−エン(2.49g、0.01モル)
および酢酸ナトリウム(34.28g、0.04モル)
を、酢酸40mlと無水酢酸30ml中に溶解した。混
合物を還流下に10分間加熱し、室温にまで冷却し、そ
して撹拌しているエチルエーテル400ml中に注加し
た。放置後、エーテルを傾斜し去り、残留する油状物を
メタノール中に移し、そして10倍容量のエチルアセテ
ート中に注加した。得られた結晶を集め、乾燥して4.
08gを得た。 融点223℃、λmax=780nm(ε=210,0
00)。
【0037】本発明の感光性エレメントは、適切に露光
されそして処理をされるとき画像を与える。露光は例え
ばダイオードレーザーのような近赤外線を放出するどの
ような光源によっても行うことができる。このエレメン
トは780〜820nmの範囲の光を放出する光源によ
るのが特に有効である。エレメントの処理は、例えばこ
こに挙げた参考例中いずれかに述べられたような通常の
現像法により行うことができる。
【0038】本発明の感光性エレメントは、例えばコン
ピューター支援トモグラフ装置のような、各種医療診断
装置を用いた電子的方式から形成される画像のハードコ
ピー出力、例えば医療データを作るのに特に有用である
【0039】本発明の有利な諸特性は以下の各実施例を
参照することにより認めることができるが、これは例示
のためのもので本発明を限定するものではない。部とパ
ーセントとは特に記載しない限り重量によるものである
【0040】
【実施例】用語 対照色素A:3H−インドリウム、2−〔2−〔2−ク
ロロ−3−〔2−(1,3−ジヒドロ−3,3−ジメチ
ル−2H−インドール−2−イリデン)エチリデン〕−
1−シクロペンテン−1−イル〕エテニル〕−1,3,
3−トリメチル−、トリフルオロメタンスルホネート対
照色素B:3H−インドリウム、2−〔2−〔2−クロ
ロ−3−〔2−〔1,3−ジヒドロ−3,3−ジメチル
−1−(4−スルホブチル)−2H−インドール−2−
イリデン〕エチリデン〕−1−シクロヘキセン−1−イ
ル〕エテニル〕−3,3−ジメチル−1−(4−スルホ
ブチル)−、ハイドロオキサイド、分子内塩、モノナト
リウム塩 色素1:3H−インドリウム、2−〔2−〔2−クロロ
−3−〔2−〔1,3−ジヒドロ−3,3−ジメチル−
1−(4−スルホブチル)−2H−インドール−2−イ
リデン〕エチリデン〕−1−シクロペンテル−1−イル
〕エテニル〕−3,3−ジメチル−1−(4−スルホブ
チル)−、ハイドロオキサイド、分子内塩、モノナトリ
ウム塩色素2:3H−インドリウム、2−〔2−〔2−
クロロ−3−〔2−〔1,3−ジヒドロ−3,3−ジメ
チル−1−(3−スルホプロピル)−2H−インドール
−2−イリデン〕エチリデン〕−1−シクロペンテン−
1−イル〕エテニル〕−3,3−ジメチル−1−(3−
スルホプロピル)−、ハイドロオキサイド、分子内塩、
モノナトリウム塩
【0041】
【化6】
【0042】〔実施例1〕ハレーション防止層の調製乾
燥ゼラチン(200g)を水(2.476g)中に低温
浸漬し、ついで溶解させて7%のゼラチン溶液を作った
。この液に変性エタノール(100g);水酸化ナトリ
ウムの5.35%溶液(1.5g);TritonR 
X−100の10.5%水溶液(3.45g);サポニ
ン(3.1g);および評価すべき色素の0.03%メ
タノール溶液を所望の光学濃度を作るのに適切な分量で
添加した。
【0043】ついでこの水性ゼラチン溶液を、Alle
sの米国特許第2,779,684号に述べられたよう
にして適宜下引をした、厚み180μmのポリエチレン
テレフタレート支持体上に塗布した。グリオキザール硬
膜剤を0.031gグリオキザール/gゼラチンとなる
ように加えた。塗布した層は、まず冷風でゼラチンをセ
ットさせついで温風で水とアルコールとをとり除くよう
な、普通の乾燥機を通過させた。得られたエレメントは
、ゼラチン4.5g/M2を含むハレーション防止層を
担持した、ポリエチレンテレフタレート支持体から構成
されている。
【0044】ハレーション防止層の評価エレメントは標
準的な医療用X線現像液中に約20秒間浸し、定着し、
水洗しそして乾燥した。像はその汚染について0〜12
の任意なスケールで視覚的に評価した。 結果を表1中に示す。
【0045】
【表1】 a  色素 mg/gゼラチン b  OD:現像前の820nmでの光学濃度c  0
〜2 優良;3〜7 良好;8〜11 可;12 不良
【0046】乳剤とフィルムの調製 本発明のハレーション防止層を含む感光性エレメントを
調製するために、約0.01〜0.04立方ミクロンの
AgIBr粒子(約98.8モル%の臭化物と約1.2
モル%のヨウ化物)または約0.01〜0.045立方
ミクロンのAgClBr粒子(約70モル%の塩化物と
約30モル%の臭化物)からなるハロゲン化銀乳剤を少
量のゼラチン中で作ることができる。再分散後、この乳
剤は当業者に良く知られているように塩化金、塩化水銀
およびテトラメチルチウラムモノサルファイドなどによ
って増感することができる。通常のカブリ除去剤、安定
剤および硬膜剤も以下の構造のスペクトル増感色素を同
様に添加することができる:
【化7】
【0047】感光性層を作るために、このハロゲン化銀
乳剤は前記で調製したハレーション防止層を担持する支
持体から構成されるエレメント上に塗布することができ
る。ハロゲン化銀乳剤はハレーション防止層を含んでい
る側とは反対の側の支持体面上に塗布される。約2.5
〜3.2g銀/M2の塗布量で使用される。マット剤、
例えばポリ(メチルメタアクリレート)、Teflon
R フルオロカーボン樹脂またはポリエチレンビーズな
どを含んだ、硬化ゼラチン耐摩擦層を感光性層の上に塗
布することもできる。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  以下の構造式により示される、感光性
    エレメント中で赤外線ハレーション防止色素として有用
    な色素。 【化1】 ここでXはF、ClまたはBrであり;RはC2〜C5
    の炭化水素残基であり;そしてYはカチオンである。
  2. 【請求項2】  XがClである、請求項1記載の色素
  3. 【請求項3】  Rが−(CH2)2−、−(CH2)
    3−、−(CH2)4−、−(CH2)5−および−(
    CH2)2−(CH)(CH3)−(CH2)−よりな
    る群から選ばれたものである、請求項2記載の色素。
  4. 【請求項4】  Yがナトリウムである、請求項2記載
    の色素。
  5. 【請求項5】  Rが−(CH2)3−である、請求項
    2記載の色素。
  6. 【請求項6】  Rが−(CH2)4−である、請求項
    2記載の色素。
  7. 【請求項7】  色素汚染の小さいハレーション防止層
    をもつ感光性エレメントであって、該エレメントが:(
    A)  第1の面と第2の面とからなる支持体;(B)
      少なくとも1つの感光性層;および(C)  以下
    の構造式により示される、ハレーション防止色素の吸収
    量を含むハレーション防止層:【化2】 ここでXはF、ClまたはBrであり;RはC2〜C5
    の炭化水素残基であり;そしてYはカチオンであるから
    構成されるものである感光性エレメント。
  8. 【請求項8】  XがClである、請求項7記載のエレ
    メント。
  9. 【請求項9】  Rが−(CH2)2−、−(CH2)
    3−、−(CH2)4−、−(CH2)5−および−(
    CH2)2−(CH)(CH3)−(CH2)−よりな
    る群から選ばれたものである、請求項8記載のエレメン
    ト。
  10. 【請求項10】  Yがナトリウムである、請求項8記
    載のエレメント。
  11. 【請求項11】  Rが−(CH2)3−である、請求
    項9記載のエレメント。
  12. 【請求項12】  Rが−(CH2)4−である、請求
    項9記載のエレメント。
  13. 【請求項13】  該感光性層と該ハレーション防止層
    とが両方とも該支持体の第1の面上に存在する、請求項
    7記載のエレメント。
  14. 【請求項14】  該感光性層が該支持体の第1の面上
    に存在し、そしてハレーション防止層が該支持体の第2
    の面上に存在する、請求項7記載のエレメント。
  15. 【請求項15】  XがClである、請求項14記載の
    エレメント。
  16. 【請求項16】  Rが−(CH2)2−、−(CH2
    )3−、−(CH2)4−、−(CH2)5−および−
    (CH2)2−(CH)(CH3)−(CH2)−より
    なる群から選ばれたものである、請求項15記載のエレ
    メント。
  17. 【請求項17】  該支持体がポリエチレンテレフタレ
    ートフィルムである、請求項16記載のエレメント。
  18. 【請求項18】  Yがナトリウムである、請求項16
    記載のエレメント。
  19. 【請求項19】  Rが−(CH2)3−である、請求
    項16記載のエレメント。
  20. 【請求項20】  Rが−(CH2)4−である、請求
    項16記載のエレメント。
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