JPH04287498A - 音響機器用振動板 - Google Patents

音響機器用振動板

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JPH04287498A
JPH04287498A JP7701991A JP7701991A JPH04287498A JP H04287498 A JPH04287498 A JP H04287498A JP 7701991 A JP7701991 A JP 7701991A JP 7701991 A JP7701991 A JP 7701991A JP H04287498 A JPH04287498 A JP H04287498A
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JP
Japan
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beryllium
diaphragm
vapor
rolled
deposited
Prior art date
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Pending
Application number
JP7701991A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Saeki
佐伯 辰男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
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Publication of JPH04287498A publication Critical patent/JPH04287498A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスピーカー及びマイクロ
ホン等の音響機器に使用される音響機器用振動板に関す
る。
【0002】
【従来の技術】スピーカー等の音響機器に使用される振
動板は、忠実に音色を再生するために、可及的に高音ま
で再生できるものがよい。従来、このような音響機器用
振動板の材料としては、アルミニウム合金、チタン及び
ベリリウム等が使用されている。アルミニウム合金及び
チタンからなる振動板は夫々音速が約5200m/秒及
び約4900m/秒である。一方、ベリリウムからなる
振動板は音速が約11500m/秒である。このため、
ベリリウムを使用して振動板を形成すると、高音再生能
力が優れたスピーカーを得ることができる。
【0003】従来、ベリリウム振動板を形成するには主
に2つの方法がある。第1の方法としては、「粉末冶金
型」のものがある。この「粉末冶金型」の場合、図4の
工程図に示すように、先ず、Be(ベリリウム)フレー
クを成形し、真空中で溶解してBeインゴット材を得る
。次に、このBeインゴット材をチッピング及び粉砕し
た後ふるい分けして、Be粉末を得る。次に、このBe
粉末を真空ホットプレス加工することにより、Beホッ
トプレスブロックを形成する。次に、このホットプレス
ブロックを熱間でクロス圧延して、クロス圧延板を得る
。そして、このクロス圧延板に熱間プレス成形等の高温
加工を施して、所定の形状に成形することによりベリリ
ウム振動板を得る。一方、第2の方法としては、「蒸着
型」のものがある。この「蒸着型」の場合、振動板の形
状に合わせて成形した銅等の基体にベリリウムを所定の
厚さだけ蒸着した後、基板をエッチング除去することに
より所望の形状のベリリウム振動板を得る。
【0004】また、この種の音響機器用振動板はドーム
状等の振動部と、この振動部を支持するエッジ部とから
構成されている。一般的に、これらの振動部およびエッ
ジ部は別個に成形され、その後、接着剤等により相互に
接合されて一体化される。また、例えばアルミニウムを
使用して振動板を構成する場合等には、プレス加工時に
振動部及びエッジ部を一体成形することも行われている
。振動板の高音再生特性を良好なものにしようとする場
合、エッジ部の強度が重要な要素となる。しかしながら
、振動部及びエッジ部が別体成形された振動板は、エッ
ジ材料の特性が優れていたとしても、振動部とエッジ部
との間に接着剤層等が介在するため、接合部の強度を保
持することが困難である。従って、高音再生特性が良好
な振動板を得るには、ベリリウムのように特性が優れた
材料を使用すると共に、振動部とエッジ部とを一体成形
することが望ましい。
【0005】ところで、従来のベリリウム振動板のうち
、「粉末冶金型」のベリリウム振動板は、その材料コス
トが極めて高くなるので、エッジ部にはベリリウムとは
異なる材料を使用せざるを得ず、これにより別体成形の
ものしかない。一方、「蒸着型」のベリリウム振動板は
、基体の形状に応じて所望の形状に形成することができ
るという利点を活かすべく、一体成形も試みられている
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の音響機器用振動板には以下に示す問題点がある
【0007】先ず、「粉末冶金型」のベリリウム振動板
は、ベリリウム素材の材料コストが高いと共に、エッジ
接合等の工程が必要であるため、その製造コストが極め
て高い。また、別体成形されたエッジ部を接合するため
、高音再生特性が不十分である。
【0008】一方、振動部とエッジ部とを一体成形した
「蒸着型」のベリリウム振動板は、製造コストが比較的
低く、良好な高音再生特性を得ることができるものの、
蒸着によるベリリウムの結晶粒が蒸着用の基板の表面に
対して垂直に柱状に配列されるため、機械的強度が低い
。このため、金属疲労による割れが発生しやすいと共に
、入力電圧に対する耐久性が悪い。また、機械的強度を
向上させるために、振動板の厚さを厚くすると、音質等
の音響特性が劣化してしまう。
【0009】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、機械的強度が高く、入力電圧に対する耐久
性が優れ、音響特性が優れていると共に、その製造コス
トを低減できる音響機器用振動板を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る音響機器用
振動板は、蒸着により得た蒸着ベリリウム板を圧延加工
した後この蒸着圧延ベリリウム板をプレス加工すること
により成形され、ベリリウム蒸着結晶粒の方向が圧延方
向に整合した振動部と、この振動部を支持するエッジ部
とが一体に構成されていることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明においては、蒸着により得た蒸着ベリリ
ウム板を圧延加工するため、その金属組織が変化して、
蒸着ベリリウム板の結晶方向が圧延方向に整合する。こ
のため、圧延加工後の蒸着圧延ベリリウム板は機械的強
度及び延性が優れている。例えば、蒸着圧延ベリリウム
板は、圧延加工前の蒸着ベリリウム板に比して、抗張力
が約2倍になり、伸びが約10倍になる。従って、蒸着
圧延ベリリウム板を成形した音響機器用振動板は、機械
的強度が高いので、金属疲労による割れが発生しにくく
、入力電圧に対する耐久性が優れている。
【0012】また、蒸着圧延ベリリウム板は強度及び延
性が良好であるため、プレス加工等により振動部とエッ
ジ部とが一体に構成されるように成形することができ、
そのエッジ強度が高いので、音質等の音響特性が優れた
音響機器用振動板を作製することができる。
【0013】更に、エッジ部の一体成形により製造工程
数を削減できると共に、上述の蒸着圧延ベリリウム板は
粉末冶金法により得られるベリリウム板に比して安価で
あるため、音響機器用振動板の製造コストを従来に比し
て著しく低減することができる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について添付の図面を
参照して説明する。
【0015】図1は本発明の実施例に係るスピーカーを
示す断面図である。
【0016】磁性体からなるセンターポール1はその円
柱状の中央部がスピーカーの略中央に配置され、その下
端部はつば状にせり出して太径になっている。リング状
のマグネット2はセンターポール1の中央部を取り囲む
ようにしてセンターポール1のつば状の下端部上に配置
されている。磁性体からなるリング状のアウターポール
3はセンターポール1の中央部を取り囲むようにしてマ
グネット2上に配置されている。この場合、センターポ
ール1とアウターポール3との相互間隔を適切なものに
することにより、センターポール1とアウターポール3
との間に磁界が形成される。また、アウターポール3上
にはフレーム4が取り付けられていて、このフレーム4
にはベリリウム振動板5が固定される。
【0017】ベリリウム振動板5はドーム状の振動部5
aの周縁部にエッジ部5bが設けられていて、振動部5
aの凹部をセンターポール1側に向けて、エッジ部5b
がフレーム4に固定されている。また、振動部5aの周
縁部には、ボイスコイル6が下方に向けて設けられてお
り、このボイスコイル6がセンターポール1とアウター
ポール3との間に配置される。ボイスコイル6には、外
部から入力電圧が供給され、この入力電圧及びセンター
ポール1とアウターポール3との間の磁界に応じて振動
部5aが振動する。
【0018】次に、ベリリウム振動板5の製造方法につ
いて、図2に示す工程図を参照して説明する。先ず、ベ
リリウム(Be)を蒸着すべき平板状の基板を用意する
。そして、この基板の表面にベリリウムを蒸着してベリ
リウム膜を形成する。その後、基板をエッチング等によ
り除去することによりベリリウム膜を分離してベリリウ
ム板を得る。次いで、このベリリウム板を圧延加工した
後、プレス加工により成形する。これにより、所定の形
状のベリリウム振動板5が完成する。この場合、振動部
5aとエッジ部5bとが一体に構成されるように成形す
る。
【0019】本実施例においては、蒸着により得たベリ
リウム板を圧延加工するため、ベリリウム板の結晶方向
が圧延方向になる。このため、ベリリウム板の機械的強
度及び延性を向上させることができる。従って、圧延加
工後の蒸着圧延ベリリウム板を成形したベリリウム振動
板5は、機械的強度が高いので、金属疲労による割れが
発生しにくく、入力電圧に対する耐久性が優れている。 また、蒸着圧延ベリリウム板は強度及び延性が良好であ
るため、ベリリウム振動板5の厚さを薄くすることがで
きると共に、そのエッジ強度が高いので、音質等の音響
特性を向上させることができる。更に、振動部5aとエ
ッジ部5bとは一体成形されるため双方の接合工程が不
要であると共に、蒸着圧延ベリリウム板は粉末冶金法に
より得られるベリリウム板に比して安価であるため、ベ
リリウム振動板5の製造コストを低減することができる
【0020】次に、実際に、本実施例に係るベリリウム
振動板を製造し、その性能を試験した。その結果、本実
施例に係るベリリウム振動板は、従来の蒸着法により製
造したベリリウム振動板に比して機械的強度が高いため
、同程度の耐入力設計で、その厚さを薄くすることがで
きた。
【0021】図3は本実施例及び従来例に係るベリリウ
ム振動板の周波数特性を示すグラフ図であって、横軸は
周波数(Hz)を示し、縦軸は出力音圧(dB)を示す
。なお、本実施例に係るベリリウム振動板の厚さを50
μmとし、従来例に係るベリリウム振動板の厚さを75
μmとした。また、測定ユニットの条件は入力電圧を4
Vとし、プレーンチューブ(直径;50mm、長さ;2
.5m)を備えたコンプレッションドライバ(直径;1
00mm)を使用した。
【0022】この図3から明らかなように、本実施例に
係るベリリウム振動板は従来例に係るベリリウム振動板
に比して、厚さを薄くできるので、高音領域で出力音圧
が1乃至2dB高くなっている。
【0023】また、これらのベリリウム振動板を使用し
てスピーカーを構成した場合、従来例に係るベリリウム
振動板を使用したものはノイズが若干発生したが、本実
施例に係るベリリウム振動板を使用したものはノイズが
低減され、クリアな音質が得られた。
【0024】このように、本実施例に係るベリリウム振
動板は、音響機器用振動板としての性能が極めて優れて
いる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る音響
機器用振動板は、蒸着により得た蒸着ベリリウム板を圧
延加工した後、この蒸着圧延ベリリウム板をプレス加工
することにより、振動部とエッジ部とが一体に構成され
るように成形したから、その機械的強度が高い。このた
め、金属疲労による割れが発生しにくく、入力電圧に対
する耐久性が優れている。また、エッジ部の強度が高い
ので、音質等の音響特性が優れた音響機器用振動板を作
製することができる。更に、エッジ部の一体成形により
製造工程数を削減できると共に、蒸着圧延ベリリウム板
は粉末冶金法により得られるベリリウム板に比して安価
であるため、音響機器用振動板の製造コストを従来に比
して著しく低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の実施例に係るスピーカーを示す断
面図である。
【図2】  本発明の実施例に係るベリリウム振動板の
製造方法を示す工程図である。
【図3】  本実施例及び従来例に係るベリリウム振動
板の周波数特性を示すグラフ図である。
【図4】  従来のベリリウム振動板の製造方法を示す
工程図である。
【符号の説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  蒸着により得た蒸着ベリリウム板を圧
    延加工した後この蒸着圧延ベリリウム板をプレス加工す
    ることにより成形され、ベリリウム蒸着結晶粒の方向が
    圧延方向に整合した振動部と、この振動部を支持するエ
    ッジ部とが一体に構成されていることを特徴とする音響
    機器用振動板。
JP7701991A 1991-03-15 1991-03-15 音響機器用振動板 Pending JPH04287498A (ja)

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JP7701991A JPH04287498A (ja) 1991-03-15 1991-03-15 音響機器用振動板

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