JPH04288142A - 化学種によるnmr画像の分解方式 - Google Patents
化学種によるnmr画像の分解方式Info
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- JPH04288142A JPH04288142A JP3222469A JP22246991A JPH04288142A JP H04288142 A JPH04288142 A JP H04288142A JP 3222469 A JP3222469 A JP 3222469A JP 22246991 A JP22246991 A JP 22246991A JP H04288142 A JPH04288142 A JP H04288142A
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- G01R33/48—NMR imaging systems
- G01R33/483—NMR imaging systems with selection of signals or spectra from particular regions of the volume, e.g. in vivo spectroscopy
- G01R33/485—NMR imaging systems with selection of signals or spectra from particular regions of the volume, e.g. in vivo spectroscopy based on chemical shift information [CSI] or spectroscopic imaging, e.g. to acquire the spatial distributions of metabolites
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は核磁気共鳴(NMR)イ
メージング方法および装置に関するものであり、更に詳
しくはこのようなイメージング方法を使用して異なる化
学種の別々の画像を作成する方法に関するものである。
メージング方法および装置に関するものであり、更に詳
しくはこのようなイメージング方法を使用して異なる化
学種の別々の画像を作成する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】NMRイメージングシーケンスでは、原
点をイメージング対象物の中においたデカルト座標系の
z軸に沿って、一様な分極磁界B0 がイメージング対
象物に印加される。磁界B0 の効果は対象物の核スピ
ンをz軸に沿って揃えることである。x−y平面の中に
方向づけされた適正な周波数のRFパルスに応答して、
核は次式に従ってラーモア(Larmor)周波数で共
鳴する。
点をイメージング対象物の中においたデカルト座標系の
z軸に沿って、一様な分極磁界B0 がイメージング対
象物に印加される。磁界B0 の効果は対象物の核スピ
ンをz軸に沿って揃えることである。x−y平面の中に
方向づけされた適正な周波数のRFパルスに応答して、
核は次式に従ってラーモア(Larmor)周波数で共
鳴する。
【0003】
ω=γB0
(1)但し、ωはラーモア周波数であり、
γは特定の核の特性を表す磁気回転比である。水は生物
組織の中に比較的豊富にあることとその陽子核の性質か
ら、このようなイメージングでは最も重要である。水の
陽子に対する磁気回転比γの値は約4.26kHz /
ガウスである。したがって、1.5テスラの分極磁界B
0 では、水の陽子の共鳴周波数すなわちラーモア周波
数は約63.9MHz である。
(1)但し、ωはラーモア周波数であり、
γは特定の核の特性を表す磁気回転比である。水は生物
組織の中に比較的豊富にあることとその陽子核の性質か
ら、このようなイメージングでは最も重要である。水の
陽子に対する磁気回転比γの値は約4.26kHz /
ガウスである。したがって、1.5テスラの分極磁界B
0 では、水の陽子の共鳴周波数すなわちラーモア周波
数は約63.9MHz である。
【0004】水以外の物質、主として脂肪も生物組織の
中に見出されるものであり、これは異なる磁気回転比を
そなえている。脂肪の陽子のラーモア周波数は1.5テ
スラの分極磁界B0 の中の水の陽子のそれより約20
3Hz高い。このような同じ核の異なる同位体または種
類すなわち陽子の間のラーモア周波数の差は化学シフト
と呼ばれ、二つの核種の異なる化学環境を反映している
。
中に見出されるものであり、これは異なる磁気回転比を
そなえている。脂肪の陽子のラーモア周波数は1.5テ
スラの分極磁界B0 の中の水の陽子のそれより約20
3Hz高い。このような同じ核の異なる同位体または種
類すなわち陽子の間のラーモア周波数の差は化学シフト
と呼ばれ、二つの核種の異なる化学環境を反映している
。
【0005】周知のスライス選択RFパルスシーケンス
では、RFパルスの時点にz軸磁界勾配Gz が印加さ
れることにより、x−y平面内にある対象物のスライス
の核だけが励起されて共鳴する。核の励起後、x軸およ
びy軸に沿って磁界勾配が印加され、NMR信号が取得
される。x軸に沿った勾配Gx により、核はx軸に沿
った位置で決まる異なる共鳴周波数で歳差運動を行う。 すなわち、Gx は歳差運動する核を周波数で空間符号
化する。同様に、y軸勾配Gy は一連の値を有するよ
うに増大し、y位置をGy 勾配振幅の関数として位相
の変化速度に符号化する。このプロセスは通常、位相符
号化と呼ばれる。このデータ組から周知の再構成技術に
従って画像を取得することができる。フーリエ変換に基
ずくこのような画像再構成技術の一般的な説明はディー
・エヌ・キーンおよびエム・エー・スミス著の書物「磁
気共鳴イメージング、原理と応用」(“Magneti
c ResonanceImaging,Princi
ples and Applications”by
D.N.Kean and M.A.Smith )に
記載されている。当業者には周知の通り、他の向きの画
像は勾配方向の回転によって作成することができる。
では、RFパルスの時点にz軸磁界勾配Gz が印加さ
れることにより、x−y平面内にある対象物のスライス
の核だけが励起されて共鳴する。核の励起後、x軸およ
びy軸に沿って磁界勾配が印加され、NMR信号が取得
される。x軸に沿った勾配Gx により、核はx軸に沿
った位置で決まる異なる共鳴周波数で歳差運動を行う。 すなわち、Gx は歳差運動する核を周波数で空間符号
化する。同様に、y軸勾配Gy は一連の値を有するよ
うに増大し、y位置をGy 勾配振幅の関数として位相
の変化速度に符号化する。このプロセスは通常、位相符
号化と呼ばれる。このデータ組から周知の再構成技術に
従って画像を取得することができる。フーリエ変換に基
ずくこのような画像再構成技術の一般的な説明はディー
・エヌ・キーンおよびエム・エー・スミス著の書物「磁
気共鳴イメージング、原理と応用」(“Magneti
c ResonanceImaging,Princi
ples and Applications”by
D.N.Kean and M.A.Smith )に
記載されている。当業者には周知の通り、他の向きの画
像は勾配方向の回転によって作成することができる。
【0006】NMR画像をそれの数個の化学シフト成分
に「分解」したいことがしばしばある。以後説明のため
に使用する陽子の例の場合には、被検者の水および脂肪
の成分を別々の画像として描きたいことがある。これを
遂行する一つの方法は画像の脂肪と水の成分がそれぞれ
同相とπラジアンの位相外れになった二つの画像S0
およびS−1を取得するものである(ディクソン[Di
xon ]の手法)。これらの画像を加算および減算す
ることにより、脂肪と水の別々の画像が得られる。NM
R信号を取得する前に、脂肪画像からの信号が水に対し
て丁度πの適正角度だけ進むようにNMRシーケンスの
RFパルスのタイミングを取ることによって画像の脂肪
成分と水成分との間の位相シフトを制御することができ
る。
に「分解」したいことがしばしばある。以後説明のため
に使用する陽子の例の場合には、被検者の水および脂肪
の成分を別々の画像として描きたいことがある。これを
遂行する一つの方法は画像の脂肪と水の成分がそれぞれ
同相とπラジアンの位相外れになった二つの画像S0
およびS−1を取得するものである(ディクソン[Di
xon ]の手法)。これらの画像を加算および減算す
ることにより、脂肪と水の別々の画像が得られる。NM
R信号を取得する前に、脂肪画像からの信号が水に対し
て丁度πの適正角度だけ進むようにNMRシーケンスの
RFパルスのタイミングを取ることによって画像の脂肪
成分と水成分との間の位相シフトを制御することができ
る。
【0007】上記の理想的な場合には、RF送信器の周
波数は水のラーモア周波数に合致するように調製される
。分極磁界B0 が一様であれば、被検者の全体にわた
ってこの共鳴条件が達成される。同様に、脂肪成分に対
する位相外れ条件(πラジアン)は均質磁界条件下の被
検者のすべての位置に対して達成される。この場合、別
々の画像への分解は、水の画像では脂肪が完全に抑圧さ
れ、脂肪の画像では水が完全に抑圧されるという点で理
想的である。
波数は水のラーモア周波数に合致するように調製される
。分極磁界B0 が一様であれば、被検者の全体にわた
ってこの共鳴条件が達成される。同様に、脂肪成分に対
する位相外れ条件(πラジアン)は均質磁界条件下の被
検者のすべての位置に対して達成される。この場合、別
々の画像への分解は、水の画像では脂肪が完全に抑圧さ
れ、脂肪の画像では水が完全に抑圧されるという点で理
想的である。
【0008】しかし、分極磁界が非均質であるときは、
水が共鳴しない被検者の中の位置がある。この場合、分
解の正確さが低下し、水の画像と脂肪の画像には二つの
核種の混和物が含まれる。これは共鳴外れ条件によって
生じるNMR信号の付加的な位相シフトに由来する。共
鳴外れ条件が持続する程度は一般に知られていない。し
たがって、このような化学シフト「ディクソン」手法の
正確さは信頼できないことがしばしばある。
水が共鳴しない被検者の中の位置がある。この場合、分
解の正確さが低下し、水の画像と脂肪の画像には二つの
核種の混和物が含まれる。これは共鳴外れ条件によって
生じるNMR信号の付加的な位相シフトに由来する。共
鳴外れ条件が持続する程度は一般に知られていない。し
たがって、このような化学シフト「ディクソン」手法の
正確さは信頼できないことがしばしばある。
【0009】磁界の非均質性は分極磁界B0 の不適切
な調整すなわちシミング(shimming)によって
生じることもあるが、より一般的には分極磁界B0 を
局部的に歪ませる、軟組織と空気との間、または骨と軟
組織との間のようなイメージング対象物の組織の磁化率
の変動によって生じる「減磁」効果によって生じる。こ
れらの減磁効果は空間的な広がりは短いが、大きさが大
きいので、通常の線形または高次のシミング手法によっ
て除去することはできない。
な調整すなわちシミング(shimming)によって
生じることもあるが、より一般的には分極磁界B0 を
局部的に歪ませる、軟組織と空気との間、または骨と軟
組織との間のようなイメージング対象物の組織の磁化率
の変動によって生じる「減磁」効果によって生じる。こ
れらの減磁効果は空間的な広がりは短いが、大きさが大
きいので、通常の線形または高次のシミング手法によっ
て除去することはできない。
【0010】しかし、画像の脂肪と水の成分がそれぞれ
同相、πの位相外れ、−πの位相外れとなるように位相
進展時間を調整した三つの画像S0 ,S1 およびS
−1を使用するイメージング手法によって減磁の影響に
対処することができる。通常の再構成の後の三つの画像
の各々の複素画像は次のように表すことができる。
同相、πの位相外れ、−πの位相外れとなるように位相
進展時間を調整した三つの画像S0 ,S1 およびS
−1を使用するイメージング手法によって減磁の影響に
対処することができる。通常の再構成の後の三つの画像
の各々の複素画像は次のように表すことができる。
【0011】
【数5】但し、ρ1 は(実)緩和重みつきスピン密度
、したがって水成分が寄与する画素の振幅であり、ρ2
は(実)緩和重みつきスピン密度、すなわち脂肪成分
が寄与する画素の振幅であり、φ0 は浸透効果、RF
送信器と受信器との間の位相シフト、および他の系統的
な成分に起因するRFの非均質性によって生じるすべて
の取得に共通な位相シフトである。これらの効果は化学
シフトとは無関係であるが、空間的位置によって左右さ
れる。 画像S1 およびS−1では、前に述べたように脂肪と
水との間のπおよび−πの位相シフトのため振幅ρ1
およびρ2 が減算される。位相シフトφはB0 の非
均質性によって生じる未知の共鳴オフセットで生じる。 位相オフセットφ0 は、ρi の値が実数であるので
、その偏角φ0 を決めることによって式(2)−(4
)から消去することができる。このとき偏角φ0 を式
(2)−(4)から消去することにより、次の式が得ら
れる。
、したがって水成分が寄与する画素の振幅であり、ρ2
は(実)緩和重みつきスピン密度、すなわち脂肪成分
が寄与する画素の振幅であり、φ0 は浸透効果、RF
送信器と受信器との間の位相シフト、および他の系統的
な成分に起因するRFの非均質性によって生じるすべて
の取得に共通な位相シフトである。これらの効果は化学
シフトとは無関係であるが、空間的位置によって左右さ
れる。 画像S1 およびS−1では、前に述べたように脂肪と
水との間のπおよび−πの位相シフトのため振幅ρ1
およびρ2 が減算される。位相シフトφはB0 の非
均質性によって生じる未知の共鳴オフセットで生じる。 位相オフセットφ0 は、ρi の値が実数であるので
、その偏角φ0 を決めることによって式(2)−(4
)から消去することができる。このとき偏角φ0 を式
(2)−(4)から消去することにより、次の式が得ら
れる。
【0012】
【数6】
ρ1 およびρ2 の値は次のように式(2′)−(4
′)に従ってS0 ′,S1 ′およびS−1′の測定
値から決めることができる。
′)に従ってS0 ′,S1 ′およびS−1′の測定
値から決めることができる。
【0013】
【数7】
但し、sは「スイッチ関数」であり、+1または−1で
あるので、平方根の符号を決める。平方根の符号の選択
は難しい。これは減磁効果が局部分極磁界B0 の急激
な変化を生じることがあり、これによってスイッチ関数
の値が画素ごとに変わるからである。
あるので、平方根の符号を決める。平方根の符号の選択
は難しい。これは減磁効果が局部分極磁界B0 の急激
な変化を生じることがあり、これによってスイッチ関数
の値が画素ごとに変わるからである。
【0014】
【発明の概要】本発明はNMR画像を異なる化学種の別
々の画像に明確に分解するのに必要な各画素に対するス
イッチ関数の値を決める方法を提供する。スイッチ関数
はB0 画像の位相角から決められ、位相角には通常、
2πラジアンごとに「重なり合い」(wrap aro
und )が生じる。本発明はこの重なり合いを検出し
て補正する二つの方法を提供する。これらの方法はNM
R画像を分解する際、第一および第二のステップとして
使用することが好ましい。
々の画像に明確に分解するのに必要な各画素に対するス
イッチ関数の値を決める方法を提供する。スイッチ関数
はB0 画像の位相角から決められ、位相角には通常、
2πラジアンごとに「重なり合い」(wrap aro
und )が生じる。本発明はこの重なり合いを検出し
て補正する二つの方法を提供する。これらの方法はNM
R画像を分解する際、第一および第二のステップとして
使用することが好ましい。
【0015】第一の方法はB0 画像に低次多項式を当
てはめてB0 画像から低次多項式を減算することによ
り、B0 画像から低空間次の位相シフトを除去する。 結果として得られる位相画像のダイナミックレンジが小
さくなるので、重なり合いの生起が減少する。
てはめてB0 画像から低次多項式を減算することによ
り、B0 画像から低空間次の位相シフトを除去する。 結果として得られる位相画像のダイナミックレンジが小
さくなるので、重なり合いの生起が減少する。
【0016】詳しく述べると、第一および第二の化学種
を含む身体から三つの複素NMR多画素画像S0 ,S
1 およびS−1が取得され、三つの画像の相対位相は
0,π,および−πとなる。次にこれらの画像を組み合
わせることにより、未補正画像B0 が作成される。B
0画像の連続部分に低次表面が当てはめられ、低次表面
とB0 画像との差を計算することにより、補正された
B0 画像が作成される。最後に、スイッチ関数が補正
されたB0 画像の関数として決定される。このスイッ
チ関数を使うことにより、化学種画像の各画素の支配的
な化学種が識別される。
を含む身体から三つの複素NMR多画素画像S0 ,S
1 およびS−1が取得され、三つの画像の相対位相は
0,π,および−πとなる。次にこれらの画像を組み合
わせることにより、未補正画像B0 が作成される。B
0画像の連続部分に低次表面が当てはめられ、低次表面
とB0 画像との差を計算することにより、補正された
B0 画像が作成される。最後に、スイッチ関数が補正
されたB0 画像の関数として決定される。このスイッ
チ関数を使うことにより、化学種画像の各画素の支配的
な化学種が識別される。
【0017】したがって、本発明の一つの目的は化学種
によって分解される画像の化学種相互を曖昧さなしに区
別し得るスイッチ関数を作成することである。
によって分解される画像の化学種相互を曖昧さなしに区
別し得るスイッチ関数を作成することである。
【0018】B0 画像の連続部分への低次表面の当て
はめは、B0 画像を空間微分して微分画像を作成し、
各画素での微分画像の値を所定の閾値と比較して重み関
数を作成し、不連続な重なり合い点を識別して捨てるた
めにその閾値を通過した場合にその画素に対する重み関
数を零に設定することにより行うことができる。重みつ
き曲線当てはめプロセスで重み関数を使って、微分され
たB0 画像に微分された多項式を当てはめることがで
きる。 次にこの微分された多項式を積分することにより低次表
面を作成する。
はめは、B0 画像を空間微分して微分画像を作成し、
各画素での微分画像の値を所定の閾値と比較して重み関
数を作成し、不連続な重なり合い点を識別して捨てるた
めにその閾値を通過した場合にその画素に対する重み関
数を零に設定することにより行うことができる。重みつ
き曲線当てはめプロセスで重み関数を使って、微分され
たB0 画像に微分された多項式を当てはめることがで
きる。 次にこの微分された多項式を積分することにより低次表
面を作成する。
【0019】したがって、本発明の一つの目的はB0
画像の「重なり合い」を識別し、必要に応じてB0 画
像の範囲を拡張することによりスイッチ関数を作成する
手段を提供することである。B0 画像の微分によって
重なり合い点の識別が容易になり、低次表面がB0 画
像から減算するための基線を提供することにより重なり
合いの問題が低減される。
画像の「重なり合い」を識別し、必要に応じてB0 画
像の範囲を拡張することによりスイッチ関数を作成する
手段を提供することである。B0 画像の微分によって
重なり合い点の識別が容易になり、低次表面がB0 画
像から減算するための基線を提供することにより重なり
合いの問題が低減される。
【0020】第一の方法に続き得る、B0 画像を補正
する第二の方法は前の画素から後続の画素の位相を予測
する。重なり合いはその画素の位相の予測値と実際値と
の間の差によって検出される。
する第二の方法は前の画素から後続の画素の位相を予測
する。重なり合いはその画素の位相の予測値と実際値と
の間の差によって検出される。
【0021】第二の方法では、初期位相値に対してB0
画像の開始画素が使用される。隣接する画素の位相値
が予測され、隣接画素の実際の位相値と比較される。予
測値と実際値との差が所定の閾値より大きければ、隣接
画素の位相が2πだけ補正されることにより、補正済み
の位相値が作成される。画像全体にわたって補正済みの
位相値が得られるまで、このプロセスが反復される。
画像の開始画素が使用される。隣接する画素の位相値
が予測され、隣接画素の実際の位相値と比較される。予
測値と実際値との差が所定の閾値より大きければ、隣接
画素の位相が2πだけ補正されることにより、補正済み
の位相値が作成される。画像全体にわたって補正済みの
位相値が得られるまで、このプロセスが反復される。
【0022】したがって、本発明のもう一つの目的は、
B0 画像が早く変わるので微分によって不連続が容易
に識別されないときにB0 画像の重なり合いを補正す
る方法を提供することである。
B0 画像が早く変わるので微分によって不連続が容易
に識別されないときにB0 画像の重なり合いを補正す
る方法を提供することである。
【0023】本発明の上記および他の目的および利点は
以下の説明から明らかとなろう。説明では付図を参照す
るが、付図は本明細書の一部を構成し、本発明の一実施
例を図示している。しかし、このような実施例は必ずし
も本発明の全範囲を表すものではないので、本発明の範
囲の解釈に当たっては請求の範囲を参照すべきである。
以下の説明から明らかとなろう。説明では付図を参照す
るが、付図は本明細書の一部を構成し、本発明の一実施
例を図示している。しかし、このような実施例は必ずし
も本発明の全範囲を表すものではないので、本発明の範
囲の解釈に当たっては請求の範囲を参照すべきである。
【0024】
【実施例の説明】図1には本発明の実施に適した型のN
MRイメージングシステムが示されている。このNMR
イメージングシステムに含まれているコンピュータ10
はパルス制御モジュール12を介して勾配コイル電力増
幅器14を制御する。パルス制御モジュール12および
勾配増幅器14は共同して、スピンエコーのパルスシー
ケンスのための後述するような適切な勾配波形Gx ,
Gy ,およびGz を作成する。勾配波形は磁石34
の内腔のまわりに配置された勾配コイル40に接続され
ているので、勾配Gx ,Gy ,およびGz がそれ
らのそれぞれの軸に沿って磁石34からの分極磁界B0
に印加される。
MRイメージングシステムが示されている。このNMR
イメージングシステムに含まれているコンピュータ10
はパルス制御モジュール12を介して勾配コイル電力増
幅器14を制御する。パルス制御モジュール12および
勾配増幅器14は共同して、スピンエコーのパルスシー
ケンスのための後述するような適切な勾配波形Gx ,
Gy ,およびGz を作成する。勾配波形は磁石34
の内腔のまわりに配置された勾配コイル40に接続され
ているので、勾配Gx ,Gy ,およびGz がそれ
らのそれぞれの軸に沿って磁石34からの分極磁界B0
に印加される。
【0025】パルス制御モジュール12はRFトランシ
ーバシステムの一部である無線周波数シンセサイザ18
の制御も行う。RFトランシーバシステムの構成要素は
破線のブロック36で囲まれている。パルス制御モジュ
ール12は無線周波数シンセサイザ18の出力を変調す
るRF変調器20の制御も行う。その結果得られたRF
信号は電力増幅器22によって増幅され、送/受スイッ
チ24を介してRFコイル26に印加された後、イメー
ジング対象物(図示しない)の核スピンを励起するため
に使用される。
ーバシステムの一部である無線周波数シンセサイザ18
の制御も行う。RFトランシーバシステムの構成要素は
破線のブロック36で囲まれている。パルス制御モジュ
ール12は無線周波数シンセサイザ18の出力を変調す
るRF変調器20の制御も行う。その結果得られたRF
信号は電力増幅器22によって増幅され、送/受スイッ
チ24を介してRFコイル26に印加された後、イメー
ジング対象物(図示しない)の核スピンを励起するため
に使用される。
【0026】イメージング対象物の励起された核からの
NMR信号はRFコイル26によってピックアップされ
、送/受スイッチ24を介して前置増幅器28に与えら
れ、増幅された後、直角位相検出器30によって処理さ
れる。検出された信号は高速A/D変換器32によって
ディジタル化され、コンピュータ10に送られて、そこ
で処理されて、対象物のNMR画像が作成される。
NMR信号はRFコイル26によってピックアップされ
、送/受スイッチ24を介して前置増幅器28に与えら
れ、増幅された後、直角位相検出器30によって処理さ
れる。検出された信号は高速A/D変換器32によって
ディジタル化され、コンピュータ10に送られて、そこ
で処理されて、対象物のNMR画像が作成される。
【0027】以下の説明では、上記の装置で作成され、
本発明に使用するのに適したスピンエコーパルスシーケ
ンスについて考える。しかし当業者には明らかなように
、本発明には他のパルスシーケンスを使用することもで
きる。
本発明に使用するのに適したスピンエコーパルスシーケ
ンスについて考える。しかし当業者には明らかなように
、本発明には他のパルスシーケンスを使用することもで
きる。
【0028】図2に示すように、スピンエコーのパルス
シーケンスは狭帯域の無線周波数(RF)パルス50の
送出で始まる。この初期RFパルス50のエネルギーお
よび位相を制御することにより、それの終了時に個々の
核の磁気モーメントがx−y平面の中でz軸を中心とし
て歳差運動を行うようにすることができる。このような
エネルギーと継続時間のパルスは90°RFパルスと呼
ばれる。
シーケンスは狭帯域の無線周波数(RF)パルス50の
送出で始まる。この初期RFパルス50のエネルギーお
よび位相を制御することにより、それの終了時に個々の
核の磁気モーメントがx−y平面の中でz軸を中心とし
て歳差運動を行うようにすることができる。このような
エネルギーと継続時間のパルスは90°RFパルスと呼
ばれる。
【0029】RFパルス50とz軸勾配パルスGz (
図示しない)とを組み合わせた結果として、x−y平面
に沿ったイメージング対象物の狭いスライスの核スピン
が励起されて共鳴する。組み合わさった磁界Gz およ
びB0 のもとでの、RFパルス50の周波数に等しい
ラーモア周波数のスピンだけが励起される。したがって
、スライスの位置は勾配Gz のオフセットまたはRF
周波数によって制御することができる。
図示しない)とを組み合わせた結果として、x−y平面
に沿ったイメージング対象物の狭いスライスの核スピン
が励起されて共鳴する。組み合わさった磁界Gz およ
びB0 のもとでの、RFパルス50の周波数に等しい
ラーモア周波数のスピンだけが励起される。したがって
、スライスの位置は勾配Gz のオフセットまたはRF
周波数によって制御することができる。
【0030】90°RFパルス50の後、ある化学種の
スピンを他に比べて速く歳差運動させる化学シフトに従
って、歳差運動するスピンは位相外しされ始める。90
°RFパルス50の印加から時間TE/2後に、180
°RFパルス54を印加することができる。これはスピ
ンの位相戻しを行う効果があり、90°RFパルス50
から時間TE後にスピンエコー56を生じさせる。この
スピンエコー信号56は読み出し勾配53の間に取得さ
れる。
スピンを他に比べて速く歳差運動させる化学シフトに従
って、歳差運動するスピンは位相外しされ始める。90
°RFパルス50の印加から時間TE/2後に、180
°RFパルス54を印加することができる。これはスピ
ンの位相戻しを行う効果があり、90°RFパルス50
から時間TE後にスピンエコー56を生じさせる。この
スピンエコー信号56は読み出し勾配53の間に取得さ
れる。
【0031】当業者には理解されるように、90°RF
パルス50の後ではあるが読み出し勾配の前に位相外し
パルス52が印加されることにより、スピンエコーは読
み出し勾配の中心に位置することになる。
パルス50の後ではあるが読み出し勾配の前に位相外し
パルス52が印加されることにより、スピンエコーは読
み出し勾配の中心に位置することになる。
【0032】時点TE/2を中心とする180°RFパ
ルス54で、脂肪と水の陽子スピンは完全に位相戻しさ
れるので、スピンエコー56の時点に相互の間に位相シ
フトは無い。このタイミングでS0 信号が生じる。し
かし、180°RFパルス54の時点は時点TE/2か
ら時間τだけ前または後ろにシフトし得る。この場合、
脂肪と水の陽子のスピンは同相でなく、相互に2τωc
sだけシフトされる。但し、ωcsは水と脂肪のラーモ
ア周波数の差である。τをπ/2ωcsに等しく選定す
れば、脂肪と水の陽子スピンは相互にπおよび−πだけ
シフトされ、S1 およびS−1信号が作成される。
ルス54で、脂肪と水の陽子スピンは完全に位相戻しさ
れるので、スピンエコー56の時点に相互の間に位相シ
フトは無い。このタイミングでS0 信号が生じる。し
かし、180°RFパルス54の時点は時点TE/2か
ら時間τだけ前または後ろにシフトし得る。この場合、
脂肪と水の陽子のスピンは同相でなく、相互に2τωc
sだけシフトされる。但し、ωcsは水と脂肪のラーモ
ア周波数の差である。τをπ/2ωcsに等しく選定す
れば、脂肪と水の陽子スピンは相互にπおよび−πだけ
シフトされ、S1 およびS−1信号が作成される。
【0033】当業者には理解されるように、上記のシー
ケンスは異なるGy勾配パルス57で反復され、三つの
NMRデータセットが取得される。この三つのNMRデ
ータセットから、フーリエ変換を使用する通常の再構成
技術に従って、イメージング対象物の断層撮影像S0
,S1 およびS−1を再構成することができる。
ケンスは異なるGy勾配パルス57で反復され、三つの
NMRデータセットが取得される。この三つのNMRデ
ータセットから、フーリエ変換を使用する通常の再構成
技術に従って、イメージング対象物の断層撮影像S0
,S1 およびS−1を再構成することができる。
【0034】上記のように、三つの波形を使うことによ
り脂肪と水の陽子の画像を分解する手法の欠点はスイッ
チ関数sが知られていないということである。式(5)
および(6)から、スイッチ関数sの符号はρ1 およ
びρ2 の相対的な大きさを知ることによって決定し得
ることがわかる。また、ρ1 およびρ2 の相対的に
大きさを確かめるのに必要な情報は式(3′)または(
4′)から決定することができる。すなわち、式(4′
)により、次式が得られる。
り脂肪と水の陽子の画像を分解する手法の欠点はスイッ
チ関数sが知られていないということである。式(5)
および(6)から、スイッチ関数sの符号はρ1 およ
びρ2 の相対的な大きさを知ることによって決定し得
ることがわかる。また、ρ1 およびρ2 の相対的に
大きさを確かめるのに必要な情報は式(3′)または(
4′)から決定することができる。すなわち、式(4′
)により、次式が得られる。
【0035】
(ρ1 −ρ2 )=S−1′ei(−φ)
(7)S
−1′の値は既知の測定量であるので、ρ1 およびρ
2 の相対的な大きさ、したがってスイッチ関数値はφ
が決定できれば決定することができる。以下に説明する
ように、φが±π/2の範囲内にあれば、S1 ′S−
1′* に等しいB0 画像からφを決定することがで
きる。この範囲を拡張するため、二つの手法を使って±
π/2の値でφの「重なり合い」を検出して、これを補
正する。φの拡張値を使ってスイッチ関数を決定するこ
とができる。
(7)S
−1′の値は既知の測定量であるので、ρ1 およびρ
2 の相対的な大きさ、したがってスイッチ関数値はφ
が決定できれば決定することができる。以下に説明する
ように、φが±π/2の範囲内にあれば、S1 ′S−
1′* に等しいB0 画像からφを決定することがで
きる。この範囲を拡張するため、二つの手法を使って±
π/2の値でφの「重なり合い」を検出して、これを補
正する。φの拡張値を使ってスイッチ関数を決定するこ
とができる。
【0036】I.B0 画像の決定図3に示すように、
各画素に対するφの値を決定する第一のステップはプロ
セスブロック60により画素S0 ,S1 およびS−
1を含む画像S0 ,S1 およびS−1を得るもので
ある。次にプロセスブロック62で、画素毎に画像S1
に画像S−1の共役複素数を乘算して偏角を抽出する
ことによりB0 画像φm が作成される。すなわち、 φm =arg(S1 ′S−1′* )=a
rg(S1 S−1′* ) (8)または式(3)
および(4)により、 φm =arg([(ρ1 −ρ2 )ei(φ)][
(ρ1 −ρ2 )ei(φ)])
(9) φm =arg((ρ1 −ρ2 )
2 ei2φ)
(10)したがって、B0 画像を使って次のようにφ
を決定することができる。
各画素に対するφの値を決定する第一のステップはプロ
セスブロック60により画素S0 ,S1 およびS−
1を含む画像S0 ,S1 およびS−1を得るもので
ある。次にプロセスブロック62で、画素毎に画像S1
に画像S−1の共役複素数を乘算して偏角を抽出する
ことによりB0 画像φm が作成される。すなわち、 φm =arg(S1 ′S−1′* )=a
rg(S1 S−1′* ) (8)または式(3)
および(4)により、 φm =arg([(ρ1 −ρ2 )ei(φ)][
(ρ1 −ρ2 )ei(φ)])
(9) φm =arg((ρ1 −ρ2 )
2 ei2φ)
(10)したがって、B0 画像を使って次のようにφ
を決定することができる。
【0037】
φm =2φ
(11)ここで注意すべきことは、三角関
数の周期性の結果、B0 画像が一意に定められるのは
|φ|≦π/2の場合だけであるということである。φ
がπ/2より大きいか、または−π/2より小さい場合
、φm が「重なり合い」、したがってφは曖昧となる
。図4(a)に示すように、この重なり合い61は式(
11)によりφm =πおよびφm =−πで生じる。 一般に、πから−πまでのこの範囲は、B0 の変化に
よって生じる周波数シフトをωcs/2より小さくしな
ければならないので、余りに限定的である。
(11)ここで注意すべきことは、三角関
数の周期性の結果、B0 画像が一意に定められるのは
|φ|≦π/2の場合だけであるということである。φ
がπ/2より大きいか、または−π/2より小さい場合
、φm が「重なり合い」、したがってφは曖昧となる
。図4(a)に示すように、この重なり合い61は式(
11)によりφm =πおよびφm =−πで生じる。 一般に、πから−πまでのこの範囲は、B0 の変化に
よって生じる周波数シフトをωcs/2より小さくしな
ければならないので、余りに限定的である。
【0038】重なり合い61は2段階のプロセスで除去
される。第一の段階は図3および4(a)−(c)に示
され、第二の段階は図5−8に示されている。
される。第一の段階は図3および4(a)−(c)に示
され、第二の段階は図5−8に示されている。
【0039】II.多項式減算による位相補正やはり図
3のプロセスブロック62に示すように、B0 画像φ
mをxおよびyについて微分することにより微分画像が
作成される。微分画像では、重なり合い61は大きさが
大きく、狭いスパイクとして現れる。これらのスパイク
は閾値プロセスで容易に識別され、後述する曲線当ては
めでは零の重みを与えられる。
3のプロセスブロック62に示すように、B0 画像φ
mをxおよびyについて微分することにより微分画像が
作成される。微分画像では、重なり合い61は大きさが
大きく、狭いスパイクとして現れる。これらのスパイク
は閾値プロセスで容易に識別され、後述する曲線当ては
めでは零の重みを与えられる。
【0040】
φfx(x)=p3 (x−x0 )3 +p2 (x
−x0 )2 +p1 (x−x0 )+p0 の形式の多項式φ1 を微分することにより、次式が得
られる。
−x0 )2 +p1 (x−x0 )+p0 の形式の多項式φ1 を微分することにより、次式が得
られる。
【0041】
【数8】
これがプロセスブロック64で示されるようにx軸に対
するφm の導関数に当てはめられる。値x0 および
対応する値y0 は後で更に詳しく説明するように画像
の重心の座標である。この曲線当てはめは当業者には充
分に理解されるように重みつき最小自乗法によって行わ
れる。 ここで、重みは特定の画素に於けるS0 ′画像の振幅
の関数とすぐ上に述べた閾値プロセスで作成される重み
との積である。すべてのy線にわたって平均して係数p
3 ,p2 およびp1 を作成することにより、係数
が定められる。次に多項式
するφm の導関数に当てはめられる。値x0 および
対応する値y0 は後で更に詳しく説明するように画像
の重心の座標である。この曲線当てはめは当業者には充
分に理解されるように重みつき最小自乗法によって行わ
れる。 ここで、重みは特定の画素に於けるS0 ′画像の振幅
の関数とすぐ上に述べた閾値プロセスで作成される重み
との積である。すべてのy線にわたって平均して係数p
3 ,p2 およびp1 を作成することにより、係数
が定められる。次に多項式
【0042】
【数9】
を使って一定のxの値の線に対してこのプロセスが繰り
返される。
返される。
【0043】プロセスブロック66で式(12)および
(13)の当てはめ関数を積分することにより、次式の
形式の三次多項式φ1 の係数が定められる。
(13)の当てはめ関数を積分することにより、次式の
形式の三次多項式φ1 の係数が定められる。
【0044】
【数10】
値cはφm (x0 ,y0 )に等しく設定される。
この多項式表面は図4(a)に示すように重なり合い6
1を無視すれば、微分していないB0 画像φm に合
致する。
1を無視すれば、微分していないB0 画像φm に合
致する。
【0045】プロセスブロック68および76は共同し
てループを構成する。このループには、B0 画像の各
画素を順次補正するプロセスブロック70−74が含ま
れている。
てループを構成する。このループには、B0 画像の各
画素を順次補正するプロセスブロック70−74が含ま
れている。
【0046】プロセスブロック70では、差関数Δφが
次式のように計算される。
次式のように計算される。
【0047】
Δφ=φm −φf
(15)図4(b)に示すように関数Δφ(x
,y)において、重なり合い点61が曖昧でなく、判定
ブロック72で検出することができる。判定ブロック7
2は大きさが2πより大きいΔφの部分を識別する。こ
れらの部分は、その部分でのΔφの符号に応じてこれら
の部分の値に2πを加算または減算することによりプロ
セスブロック74で補正される。補正された画像φco
rrが重なり合い61無しにΔφに等しく作成される。 φを決めるため、式11および15に従ってプロセスブ
ロック78で各画素に於いて、補正された画像φcor
r(x,y)が半分とされ、[φf (x,y)]/2
が加算される。これにより、図4(c)に示すように位
相画像φが作成される。
(15)図4(b)に示すように関数Δφ(x
,y)において、重なり合い点61が曖昧でなく、判定
ブロック72で検出することができる。判定ブロック7
2は大きさが2πより大きいΔφの部分を識別する。こ
れらの部分は、その部分でのΔφの符号に応じてこれら
の部分の値に2πを加算または減算することによりプロ
セスブロック74で補正される。補正された画像φco
rrが重なり合い61無しにΔφに等しく作成される。 φを決めるため、式11および15に従ってプロセスブ
ロック78で各画素に於いて、補正された画像φcor
r(x,y)が半分とされ、[φf (x,y)]/2
が加算される。これにより、図4(c)に示すように位
相画像φが作成される。
【0048】上記の位相画像φ(x,y)を決める方法
は、当てはめ関数φf (x,y)が空間的に速い位相
変化に追従することができないB0領域に対して、ある
いは位相の重なり合い61が2πを超えるときは、失敗
することがある。これらの理由のため、上記の第一段階
で作成される位相画像φ(x,y)に対して次に述べる
プロセスの第二段階が行なわれる。
は、当てはめ関数φf (x,y)が空間的に速い位相
変化に追従することができないB0領域に対して、ある
いは位相の重なり合い61が2πを超えるときは、失敗
することがある。これらの理由のため、上記の第一段階
で作成される位相画像φ(x,y)に対して次に述べる
プロセスの第二段階が行なわれる。
【0049】III .傾向分析(trend ana
lysis)を使用する位相補正 第二の段階では、前の画素に基づいて指数予測により位
相画像の各画素の位相が予測される。予測と実際に測定
された位相との間の偏差を使うことにより、前は検出さ
れなかった重なり合い点61が検出され、2πを加算ま
たは減算することにより「重なり合った」画素の重なり
合いが除去される。
lysis)を使用する位相補正 第二の段階では、前の画素に基づいて指数予測により位
相画像の各画素の位相が予測される。予測と実際に測定
された位相との間の偏差を使うことにより、前は検出さ
れなかった重なり合い点61が検出され、2πを加算ま
たは減算することにより「重なり合った」画素の重なり
合いが除去される。
【0050】図5および7を参照して説明する。第二段
階の第一ステップでは、プロセスブロック100に示す
ように、S0 ′画像の振幅の重心(x0 ,y0 )
が見出される。
階の第一ステップでは、プロセスブロック100に示す
ように、S0 ′画像の振幅の重心(x0 ,y0 )
が見出される。
【0051】詳しく述べると、x0 およびy0 が次
のように計算される。
のように計算される。
【0052】
【数11】
次に、重心に交差する一定のyの線(y0 線)に沿っ
て、最大位相の点x1 が識別され、この線に沿ったφ
(x,y0 )の値が次のように決められる。現在の画
素として、y0 に於ける最大強度の画素(x1 ,y
0 )から出発して、3画素×3画素のマトリックス(
x1 −1≦x≦x1 +1,y0 −1≦y≦y0
+1)の平均位相が平均化によって決められる。重なり
合いの不連続を避けるように注意が払われている。すな
わち、各画素にπオフセットを加えて第二の平均を行い
、ステップ70,72,および74と同様に2πを加算
または減算することにより結果が±πの範囲内に入るよ
うに調整し、前の平均群で規定される平らな表面に当て
はめられた最小χ2 を有する平均を選択する。この方
法によって決められる位相の値が画素(x1 ,y0
)に対する開始位相φ0 となる。
て、最大位相の点x1 が識別され、この線に沿ったφ
(x,y0 )の値が次のように決められる。現在の画
素として、y0 に於ける最大強度の画素(x1 ,y
0 )から出発して、3画素×3画素のマトリックス(
x1 −1≦x≦x1 +1,y0 −1≦y≦y0
+1)の平均位相が平均化によって決められる。重なり
合いの不連続を避けるように注意が払われている。すな
わち、各画素にπオフセットを加えて第二の平均を行い
、ステップ70,72,および74と同様に2πを加算
または減算することにより結果が±πの範囲内に入るよ
うに調整し、前の平均群で規定される平らな表面に当て
はめられた最小χ2 を有する平均を選択する。この方
法によって決められる位相の値が画素(x1 ,y0
)に対する開始位相φ0 となる。
【0053】次に、y0 の線およびその線に対する点
x1 から出発して、漸進的なy線の重なり合いが除去
される。図8に示すように、重なり合いを除去すべき線
のyの値を逐次減少させるためのプロセスブロック10
4および112で形成されるループにより、y0 線お
よびその下でこれらの線が解析される。このループの中
のプロセスブロック106で示されるように、再び各線
の最大位相値x1 が決められる。そして図8の矢印I
Iで示すように画素x1 から右に画像境界まで、図5
のプロセスブロック108により、線の重なり合いが除
去される。次に、図8の矢印III で示すように画素
x1 から左に向かって、図5のプロセスブロック11
0により、線の重なり合いが除去される。続いて、次の
下のy線の重なり合いが除去され、前に述べたように図
5のプロセスブロック104および112のループに従
って図8の矢印Iで示される方法に向かって上記のプロ
セスが繰り返される。
x1 から出発して、漸進的なy線の重なり合いが除去
される。図8に示すように、重なり合いを除去すべき線
のyの値を逐次減少させるためのプロセスブロック10
4および112で形成されるループにより、y0 線お
よびその下でこれらの線が解析される。このループの中
のプロセスブロック106で示されるように、再び各線
の最大位相値x1 が決められる。そして図8の矢印I
Iで示すように画素x1 から右に画像境界まで、図5
のプロセスブロック108により、線の重なり合いが除
去される。次に、図8の矢印III で示すように画素
x1 から左に向かって、図5のプロセスブロック11
0により、線の重なり合いが除去される。続いて、次の
下のy線の重なり合いが除去され、前に述べたように図
5のプロセスブロック104および112のループに従
って図8の矢印Iで示される方法に向かって上記のプロ
セスが繰り返される。
【0054】画像の下部の重なり合いを除去したとき、
図5のプロセスブロック114および122で形成され
るループに従ってy0 線より上の後続のy線の重なり
合いが除去される。プロセスブロック116で示される
ように、各線の重心および最大位相値x1 が決められ
る。 このようなy線の各々に対する位相の重なり合い除去は
まず図5のプロセスブロック118に従って画素x1
から図8の矢印Vで示される方向に沿って、次に図5の
プロセスブロック120に従って図8の矢印VIで示さ
れる方向に行われる。図5のプロセスブロック114お
よび122のループに従って図8の矢印IVで示される
ように、より高いy線に対してこのプロセスが繰り返さ
れ、やがて画像の上のへりに達する。
図5のプロセスブロック114および122で形成され
るループに従ってy0 線より上の後続のy線の重なり
合いが除去される。プロセスブロック116で示される
ように、各線の重心および最大位相値x1 が決められ
る。 このようなy線の各々に対する位相の重なり合い除去は
まず図5のプロセスブロック118に従って画素x1
から図8の矢印Vで示される方向に沿って、次に図5の
プロセスブロック120に従って図8の矢印VIで示さ
れる方向に行われる。図5のプロセスブロック114お
よび122のループに従って図8の矢印IVで示される
ように、より高いy線に対してこのプロセスが繰り返さ
れ、やがて画像の上のへりに達する。
【0055】図6に示すように、プロセスブロック11
0,118および120でも使用されるプロセスを代表
するプロセスブロック108の重なり合い除去プロセス
では画素x1 に隣接する画素から始めて、与えられた
y線上の各画素の位相が検査される。この検査はプロセ
スブロック130および150で形成されるループによ
って制御される。プロセスブロック132で表されるこ
のループの中の第一のステップは次式のように前の画素
を参照することにより現在の画素での位相φp を予測
するものである。 φp (x,y)=(1−α′)
(18
)但し、 1−α′=(1−α)[(|S0 ′(x,y)|/|
S0 ′(xm ,y)|)]
(
19)α=0.6
(20)xm は最大振幅|S0 ′
|の現在の線上の画素である。 このステップは重みつき傾向予測である。
0,118および120でも使用されるプロセスを代表
するプロセスブロック108の重なり合い除去プロセス
では画素x1 に隣接する画素から始めて、与えられた
y線上の各画素の位相が検査される。この検査はプロセ
スブロック130および150で形成されるループによ
って制御される。プロセスブロック132で表されるこ
のループの中の第一のステップは次式のように前の画素
を参照することにより現在の画素での位相φp を予測
するものである。 φp (x,y)=(1−α′)
(18
)但し、 1−α′=(1−α)[(|S0 ′(x,y)|/|
S0 ′(xm ,y)|)]
(
19)α=0.6
(20)xm は最大振幅|S0 ′
|の現在の線上の画素である。 このステップは重みつき傾向予測である。
【0056】通常レベルの当業者には明らかなように、
0≦α≦1であるようなαの他の値を選択してもよい。 αの値が大きいと、実際に測定される位相φに、より遅
く合致する予測値φp が得られる。画像の振幅|S0
′|でαを重みつけすることにより、予測値φp は
振幅が小さいときφのじかの位相情報を殆ど使わず、そ
のかわりに、振幅が大きい先行する画素からの平均を保
持し、信号が小さい所の画像中の「孔」にわたっても位
相の傾向に追従することができる。
0≦α≦1であるようなαの他の値を選択してもよい。 αの値が大きいと、実際に測定される位相φに、より遅
く合致する予測値φp が得られる。画像の振幅|S0
′|でαを重みつけすることにより、予測値φp は
振幅が小さいときφのじかの位相情報を殆ど使わず、そ
のかわりに、振幅が大きい先行する画素からの平均を保
持し、信号が小さい所の画像中の「孔」にわたっても位
相の傾向に追従することができる。
【0057】プロセスブロック134に示すように現在
の位相φの回転重みつき平均φave は次式のように
現在の画素xを中心とする経験的に定められた幅2N=
12の画素の窓に対して維持される。
の位相φの回転重みつき平均φave は次式のように
現在の画素xを中心とする経験的に定められた幅2N=
12の画素の窓に対して維持される。
【0058】
【数12】
この平均を予測値φp と比較することにより、次式の
ように第一の誤差値Δ1 が得られる。 Δ1 (x,y)=φP (x,y)−φave (x
,y) (22)Δ1 の大き
い値は重なり合いを示すので、判定ブロック138でΔ
1 の値が所定の最大値πを超えた場合には、プロセス
ブロック140で次式のように2πを加算または減算す
ることにより現在の位相φの重なり合いが除去される。 φ(x,y)=φ(x,y)−sgn(Δ1 (x,y
))*2π (23)いずれの場合も、プロセスブロ
ック142で次式のように先行するy線の対応する画素
に対して重みつき平均φave ′が計算される。
ように第一の誤差値Δ1 が得られる。 Δ1 (x,y)=φP (x,y)−φave (x
,y) (22)Δ1 の大き
い値は重なり合いを示すので、判定ブロック138でΔ
1 の値が所定の最大値πを超えた場合には、プロセス
ブロック140で次式のように2πを加算または減算す
ることにより現在の位相φの重なり合いが除去される。 φ(x,y)=φ(x,y)−sgn(Δ1 (x,y
))*2π (23)いずれの場合も、プロセスブロ
ック142で次式のように先行するy線の対応する画素
に対して重みつき平均φave ′が計算される。
【0059】
【数13】
この平均を現在の位相値φの値と比較することにより、
次式のように第二の誤差値Δ2 (x,y)が得られる
。 Δ2 (x,y)=φ(x,y)−φave ′(x,
y) (25)Δ2 (x,y
)の大きい値は付加的な重なり合いを示す。したがって
判定ブロック146でΔ2 の値が零に近くなければ、
すなわち大きさがπより小さければ、プロセスブロック
148で次式のように2πを加算または減算することに
より現在の位相φの重なり合いが除去される。 φ(x,y)=φ(x,y)−sgn(Δ2 (x,y
)*2π (26)続いて次の画素が調べられ、
説明したようにプロセスブロック130および150で
形成されるループによってプロセスが反復される。IV
.スイッチング関数の決定φ(x,y)がわかれば、ス
イッチ関数sは次式のように原理的に式(4)から決定
することができる。 s=sgn(ρ1 −ρ2 )=sgn(S−1′ei
φ) (27)便宜上、連続的
なスイッチ角θは次式のように定義することができる。 θ=arg(S−1′eiφ)
(2
8)ρ1 のρ2 に対する優勢に応じてθの値は−π
またはπに近くなる。連続的なスイッチ関数により、脂
肪と水の境界に人工的な「輪郭」線が発生することが避
けられる。したがって、連続的なスイッチ関数s′とし
て何か他の関数を運ぶこともできるが、次式のように選
択することもできる。 s′=cos(θ)
(29)以上、本発明を特定の実施例および例を参照
して説明してきたが、当業者は上記の開示から投影再構
成イメージング技術に対する応用のような他の変形およ
び変更を考えつき得る。たとえば、補正プロセスの第一
段階の直後にφ(x,y)からスイッチ関数を決定して
もよいし、あるいはその代わりに補正プロセスの第二段
階だけを使用してもよい。また、脂肪と水以外の化学種
にこの技術を使用してもよい。したがって、本発明はこ
こに述べた実施例に限定されるものではなく、請求の範
囲で規定されるものである。
次式のように第二の誤差値Δ2 (x,y)が得られる
。 Δ2 (x,y)=φ(x,y)−φave ′(x,
y) (25)Δ2 (x,y
)の大きい値は付加的な重なり合いを示す。したがって
判定ブロック146でΔ2 の値が零に近くなければ、
すなわち大きさがπより小さければ、プロセスブロック
148で次式のように2πを加算または減算することに
より現在の位相φの重なり合いが除去される。 φ(x,y)=φ(x,y)−sgn(Δ2 (x,y
)*2π (26)続いて次の画素が調べられ、
説明したようにプロセスブロック130および150で
形成されるループによってプロセスが反復される。IV
.スイッチング関数の決定φ(x,y)がわかれば、ス
イッチ関数sは次式のように原理的に式(4)から決定
することができる。 s=sgn(ρ1 −ρ2 )=sgn(S−1′ei
φ) (27)便宜上、連続的
なスイッチ角θは次式のように定義することができる。 θ=arg(S−1′eiφ)
(2
8)ρ1 のρ2 に対する優勢に応じてθの値は−π
またはπに近くなる。連続的なスイッチ関数により、脂
肪と水の境界に人工的な「輪郭」線が発生することが避
けられる。したがって、連続的なスイッチ関数s′とし
て何か他の関数を運ぶこともできるが、次式のように選
択することもできる。 s′=cos(θ)
(29)以上、本発明を特定の実施例および例を参照
して説明してきたが、当業者は上記の開示から投影再構
成イメージング技術に対する応用のような他の変形およ
び変更を考えつき得る。たとえば、補正プロセスの第一
段階の直後にφ(x,y)からスイッチ関数を決定して
もよいし、あるいはその代わりに補正プロセスの第二段
階だけを使用してもよい。また、脂肪と水以外の化学種
にこの技術を使用してもよい。したがって、本発明はこ
こに述べた実施例に限定されるものではなく、請求の範
囲で規定されるものである。
【図1】NMRシステムの概略ブロック図である。
【図2】図1のNMRシステムで作成することができ、
本発明と一緒に使用するのに適したスピンエコーパルス
シーケンスを示すグラフである。
本発明と一緒に使用するのに適したスピンエコーパルス
シーケンスを示すグラフである。
【図3】スイッチ関数を決定するようにB0 画像の位
相を補正するための本発明の方法の第一の段階を示すフ
ローチャートである。
相を補正するための本発明の方法の第一の段階を示すフ
ローチャートである。
【図4】4aは本発明の補正方法の第一段階の前のB0
画像φmの単一の線を描き、当てはめられた曲線φf
を示すグラフである。4bは曲線φf の減算後のB
0 画像φm に等しい差関数Δφの単一の線を描き、
曖昧さなしにφm の重なり合いを示すグラフである。 4cは本発明の方法の第一段階による補正後の補正済み
B0 画像φcorrの単一の線を描いたグラフである
。
画像φmの単一の線を描き、当てはめられた曲線φf
を示すグラフである。4bは曲線φf の減算後のB
0 画像φm に等しい差関数Δφの単一の線を描き、
曖昧さなしにφm の重なり合いを示すグラフである。 4cは本発明の方法の第一段階による補正後の補正済み
B0 画像φcorrの単一の線を描いたグラフである
。
【図5】
スイッチ関数を決定するために使用すべきB0 画像を
補正するための本発明の方法の第二段階を示すフローチ
ャートである。
補正するための本発明の方法の第二段階を示すフローチ
ャートである。
【図6】図5の代表的な重なり合い除去段階を示す詳細
フローチャートである。
フローチャートである。
【図7】図5の方法で使用される重心と最大点x1 を
示す一つのy線に沿った画像S0 ′の三次元グラフで
ある。
示す一つのy線に沿った画像S0 ′の三次元グラフで
ある。
【図8】x0 とy0 の画像の重心からの重なり合い
除去の方向を示す図7の画像の画像空間のグラフである
。
除去の方向を示す図7の画像の画像空間のグラフである
。
10 コンピュータ
12 パルス制御モジュール
14 勾配コイル電力増幅器
16 勾配コイルアセンブリ
18 周波数シンセサイザ
20 RF変調器
22 RF電力増幅器
24 送/受スイッチ
26 RFコイルアセンブリ
30 位相検出器
32 A/D変換器
34 磁石
40 シムコイルアセンブリ
Claims (22)
- 【請求項1】 イメージング対象物の三つの複素NM
R多画素画像S0 ,S1 およびS−1から、三つの
画像S0 ,S1 およびS−1に於ける相対位相シフ
トがそれぞれ0,πおよび−πであるイメージング対象
物中の第一の化学種および第二の化学種の別々の画像を
作成する方法に於いて、NMR画像を組み合わせること
によりB0画像を作成するステップ、低次表面をB0
画像の連続部分に当てはめるステップ、低次表面とB0
画像との差を測定するステップ、互いに隣接した画素
の間の差が所定値を超えた場合にB0 画像の位相を補
正するステップ、補正されたB0 画像に応じてスイッ
チ関数を作成するステップ、およびNMR多画素画像を
組み合わせることにより、スイッチ関数を使って第一お
よび第二の化学種画像を作成して、化学種画像中の各画
素の優勢な化学種を識別するステップを含むことを特徴
とする、イメージング対象物の第一の化学種および第二
の化学種の別々の画像を作成する方法。 - 【請求項2】 低次表面をB0 画像の連続部分に当
てはめる上記ステップは、B0 画像を微分することに
より、微分された画像を作成するステップ、各画素の微
分された画像の値を所定の閾値と比較することにより重
み関数を作成し、閾値を通った場合にその画素に対する
重み関数を零に設定するステップ、重み曲線当てはめプ
ロセスで重み関数を使って、微分されたB0 画像に微
分された多項式を当てはめるステップ、および微分され
た多項式を積分することにより低次表面を作成するステ
ップを含んでいる請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 微分された多項式を積分することによ
り得られた積分定数が画像の垂直方向の質量中心の線に
対する最大振幅画素で測定された位相に等しく設定され
る請求項2記載の方法。 - 【請求項4】 閾値を通過しない場合には重み関数が
複素NMR画像の振幅に比例する請求項2記載の方法。 - 【請求項5】 画素毎に画像S1 ′に画像S−1′
の共役複素数を乘算してその積の偏角をとることにより
B0 画像が作成され、ここで 【数1】 である請求項1記載の方法。 - 【請求項6】 低次表面が三次多項式である請求項1
記載の方法。 - 【請求項7】 NMR多画素画像の組み合わせによっ
て第一および第二の化学種画像が作成され、第一の化学
種画像の画素の振幅はρ1 に比例し、第二の化学種画
像の画素の振幅はρ2 に比例し、ここで 【数2】 であり、sがスイッチ関数である請求項1記載の方法。 - 【請求項8】 各画素に対するスイッチ関数がsgn
(S−1′eiφ)に等しく、φがその画素に対する補
正されたB0 画像である請求項1記載の方法。 - 【請求項9】 各画素に対するスイッチ関数がcos
(S−1′eiφ)に等しく、φがその画素に対する補
正されたB0 画像である請求項1記載の方法。 - 【請求項10】 イメージング対象物の三つの複素M
R多画素画像S0 ,S1 およびS−1から、三つの
画像S0 ,S1 およびS−1に於ける相対位相シフ
トがそれぞれ0,πおよび−πであるイメージング対象
物の第一の化学種および第二の化学種の別々の画像を作
成する方法に於いて、(a)画像を組み合わせることに
より多画素二軸のB0 画像を作成するステップ、(b
)初期位相値のB0 画像の中の開始画素を識別するス
テップ、(c)開始画素に隣接する画素の位相値を予測
するステップ、(d)隣接画素の予測された位相値を実
際の位相値と比較するステップ、(e)予測された値と
実際の値との差が所定値より大きい場合に隣接画素の位
相を2πだけ補正することにより、補正された位相値を
作成するステップ、(f)画像全体にわたって補正され
た位相値を得られるまで、隣接画素を開始画素としてス
テップ(a)−(e)を反復するステップ、(g)2回
補正された位相値に応じてスイッチ関数を作成するステ
ップ、および(h)S0 ,S1 およびS−1画像を
組み合わせることにより、スイッチ関数を使って第一お
よび第二の化学種画像を作成して、第一および第二の化
学種画像の各画素の化学種を識別するステップを含むこ
とを特徴とするイメージング対象物の第一の化学種およ
び第二の化学種の別々の画像を作成する方法。 - 【請求項11】 開始点が画像の垂直方向の質量中心
での線に対する最大振幅画素である請求項10記載の方
法。 - 【請求項12】 イメージング対象物の三つの複素N
MR多画素画像S0 ,S1 およびS−1から、三つ
の画像S0 ,S1 およびS−1に於ける相対位相シ
フトがそれぞれ0,πおよび−πであるイメージング対
象物中の第一の化学種および第二の化学種の別々の画像
を作成する装置に於いて、NMR画像を組み合わせるこ
とによりB0 画像を作成する手段、低次表面をB0
画像の連続部分に当てはめる手段、低次表面とB0 画
像との差を測定する手段、互いに隣接した画素の間の差
が所定値を超えた場合にB0 画像の位相を補正する手
段、補正されたB0 画像に応じてスイッチ関数を作成
する手段、およびNMR多画素画像を組み合わせること
により、スイッチ関数を使って第一および第二の化学種
画像を作成して、化学種画像中の各画素の優勢な化学種
を識別する手段を含むことを特徴とする、イメージング
対象物の第一の化学種および第二の化学種の別々の画像
を作成する装置。 - 【請求項13】 低次表面をB0 画像の連続部分に
当てはめる上記手段は、B0 画像を微分することによ
り、微分された画像を作成する手段、各画素の微分され
た画像の値を所定の閾値と比較することにより重み関数
を作成し、閾値を通った場合にその画素に対する重み関
数を零に設定する手段、重み曲線当てはめプロセスで重
み関数を使って、微分されたB0 画像に微分された多
項式を当てはめる手段、および微分された多項式を積分
することにより低次表面を作成する手段を含んでいる請
求項12記載の装置。 - 【請求項14】 微分された多項式を積分することに
より得られた積分定数が画像の垂直方向の質量中心の線
に対する最大振幅画素で測定された位相に等しく設定さ
れる請求項13記載の装置。 - 【請求項15】 閾値を通過しない場合には重み関数
が複素NMR画像の振幅に比例する請求項13記載の装
置。 - 【請求項16】 画素毎に画像S1 ′に画像S−1
′の共役複素数を乘算してその積の偏角をとることによ
りB0 画像が作成され、ここで 【数3】 である請求項12記載の装置。 - 【請求項17】 低次表面が三次多項式である請求項
12記載の装置。 - 【請求項18】 NMR多画素画像の組み合わせによ
って第一および第二の化学種画像が作成され、第一の化
学種画像の画素の振幅はρ1 に比例し、第二の化学種
画像の画素の振幅はρ2 に比例し、ここで【数4】 であり、sがスイッチ関数である請求項12記載の装置
。 - 【請求項19】 各画素に対するスイッチ関数がsg
n(S−1′eiφ)に等しく、φがその画素に対する
補正されたB0 画像である請求項12記載の装置。 - 【請求項20】 各画素に対するスイッチ関数がco
s(S−1′eiφ)に等しく、φがその画素に対する
補正されたB0 画像である請求項12記載の装置。 - 【請求項21】 イメージング対象物の三つの複素M
R多画素画像S0 ,S1 およびS−1から、三つの
画像S0 ,S1 およびS−1に於ける相対位相シフ
トがそれぞれ0,πおよび−πであるイメージング対象
物の第一の化学種および第二の化学種の別々の画像を作
成する装置に於いて、(a)画像を組み合わせることに
より多画素二軸のB0 画像を作成する手段、(b)初
期位相値のB0 画像の中の開始画素を識別する手段、
(c)開始画素に隣接する画素の位相値を予測する手段
、(d)隣接画素の予測された位相値を実際の位相値と
比較する手段、(e)予測された値と実際の値との差が
所定値より大きい場合に隣接画素の位相を2πだけ補正
することにより、補正された位相値を作成する手段、(
f)画像全体にわたって補正された位相値が得られるま
で、隣接画素を開始画素として上記手段(a)−(e)
を順次反復して作動する手段、(g)2回補正された位
相値に応じてスイッチ関数を作成する手段、および(h
)S0 ,S1 およびS−1画像を組み合わせること
により、スイッチ関数を使って第一および第二の化学種
画像を作成して、第一および第二の化学種画像の各画素
の化学種を識別する手段を含むことを特徴とするイメー
ジング対象物の第一の化学種および第二の化学種の別々
の画像を作成する装置。 - 【請求項22】 開始点が画像の垂直方向の質量中心
での線に対する最大振幅画素である請求項21記載の装
置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/566,199 US5144235A (en) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | Method of decomposing nmr images by chemical species |
| US566,199 | 1990-08-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04288142A true JPH04288142A (ja) | 1992-10-13 |
| JPH0616756B2 JPH0616756B2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=24261913
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22246991A Expired - Fee Related JPH0616756B2 (ja) | 1990-08-10 | 1991-08-08 | 化学種によるnmr画像の分解方式 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5144235A (ja) |
| EP (1) | EP0470845A3 (ja) |
| JP (1) | JPH0616756B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002053031A1 (fr) * | 2000-12-28 | 2002-07-11 | Hitachi Medical Corporation | Appareil et procede d'imagerie par resonance magnetique |
| WO2002082994A1 (en) * | 2001-04-11 | 2002-10-24 | Hitachi Medical Corporation | Magnetic resonance imaging apparatus and image processing method |
| JP2018506337A (ja) * | 2015-01-21 | 2018-03-08 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | 磁気共鳴システム、磁気共鳴システムの作動方法及びコンピュータ・プログラム |
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| US5498963A (en) * | 1994-08-05 | 1996-03-12 | General Electric Company | Correction of geometric distortion in MRI phase and phase difference images |
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| DE102011004881B4 (de) * | 2011-03-01 | 2012-10-31 | Siemens Aktiengesellschaft | Verarbeiten von komplexen Bilddaten eines Untersuchungsobjekts mit unterschiedlichen Spin-Spezies in der MR-Bildgebung |
| KR20130049461A (ko) * | 2011-11-04 | 2013-05-14 | 삼성전자주식회사 | 자기 공명 영상 촬상 방법 및 장치 |
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-
1991
- 1991-08-08 JP JP22246991A patent/JPH0616756B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1991-08-08 EP EP19910307297 patent/EP0470845A3/en not_active Withdrawn
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| EP0470845A2 (en) | 1992-02-12 |
| JPH0616756B2 (ja) | 1994-03-09 |
| US5144235A (en) | 1992-09-01 |
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Legal Events
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