JPH04288201A - 小径木より製造する一枚板の製造方法 - Google Patents

小径木より製造する一枚板の製造方法

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JPH04288201A
JPH04288201A JP7841991A JP7841991A JPH04288201A JP H04288201 A JPH04288201 A JP H04288201A JP 7841991 A JP7841991 A JP 7841991A JP 7841991 A JP7841991 A JP 7841991A JP H04288201 A JPH04288201 A JP H04288201A
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JP
Japan
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semi
board
hole
synthetic resin
plate
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JP7841991A
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Inventor
Yoichi Akita
秋田 陽市
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は間伐材等の小径木を素
材として製造する一枚板の製造方法に係り、特に、建築
現場において用いられる足場板等、強度の必要な一枚板
材としての用途に適切で、間伐材等を有効活用できる小
径木により製造する一枚板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築現場等において使用される足
場板は、所定の寸法と強度とを有する一枚板が必要であ
った。例えば、足場板としては、厚さ28〓、幅240
〓、長さ4000〓の合板、または、厚さ36〓、幅2
10〓、長さ4000〓の杉材、落葉松材等の針葉樹に
より製造される一枚板が用いられている。しかし、上記
合板製の一枚板の価格は、1枚当たり3000円弱で1
立方米当たり約108000円になる。また、上記寸法
の杉材製の一枚板は、1枚当たり2000円弱で1立方
米当たり約60000円である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、例えば
、建築現場等において使用される足場板としての一枚板
は、合板製は規格が揃い、強度が安定し、耐久性がよい
という優れた品質を備えているが、重量が重く価格が高
いという問題がある。また、合板用の原木は、主として
南洋材の大径材である。従って、近い将来に涸渇する恐
れがあり、値上がりの可能性が高い。
【0004】一方、杉材製の一枚板は、合板製に比べて
軽く価格が安いという点で優れているが、規格がそろは
ず、割れや反りを発生しやすいという問題がある。
【0005】例えば、図13において、212は芯持ち
の一枚板を示しているが、矢印A部の中央に板目部分が
集中して割れが入りやすい。また、図14において、3
12は芯去りの一枚板の場合を示しているが、全体に板
目部分が多いので全体強さも弱く矢印B部に割れが入り
やすい。
【0006】上述した強度の弱い点は、板厚を厚くする
ことで避けられるが、重量が重くなる不都合がある。ま
た、所望の幅を得るには、原木の太さが必要であって、
商品として得られる一枚板の足場板は前述したように幅
がせまく、必要幅に対して価格がばらつくことがあると
いう問題もある。
【0007】また、無欠点の板材は、高価であって、足
場板等の用途には向かない。
【0008】上述したような問題に対して、性能が安定
してばらつかず、また、適切な寸法を備えた足場板を低
価格で得られることが望まれていた。一方、植林におい
ては、間伐材の適切な用途が少ないために、植林におい
て間伐等の手入れが充分でない場合も多く、間伐材の適
切な用途開発が要望されている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記不都合を
解消すべく、小径木より所定寸法の板素材を形成し、こ
の板素材を幅方向に複数枚を接して幅方向対向面を接着
することにより所定幅の一枚板に形成し、この一枚板の
幅方向一側面の入口部に始端し幅方向他側面近傍の内奥
底部に終端する半貫通孔を形成し、この半貫通孔の入口
部から所定組成の合成樹脂を充填した後に所定仕様の鋼
材を挿入して前記半貫通孔内に前記合成樹脂を充満させ
、この合成樹脂を加圧すべく前記半貫通孔の入口部に封
止部材を圧入して固着することにより一枚板を製造する
ことを特徴とする。
【0010】
【作用】上述したこの発明によれば、小径木から一枚板
を製造することができるので、小径木である間伐材を活
用できる。また、間伐材等の小径木から形成した板素材
を並べて製造したので、節や割れ等の欠点が分散され、
負荷のかかる面には柾目が並び、しかも、合成樹脂を充
填した後に鋼材を挿入したので、前記欠点は鋼材によっ
てより補強され、かつ、木材と鋼材との間に中間強度の
合成樹脂が介在し、さらに、該合成樹脂は木材の有する
裂け目等の隙間にまで圧入されるので、所望の強度を有
する一枚板を簡単な設備により低価格で容易に得ること
ができる。
【0011】
【実施例】次にこの発明の実施例を図3を参照して詳細
に説明する。
【0012】小径木より一枚板を製造するには、図3に
示す流れ図のステップ1において、例えば養成中の針葉
樹林から間伐材を伐採して枝を払い、また、必要な場合
は適切に乾燥させる等の手段によって、図4に示す丸太
様の小径木2が得られる。
【0013】次に、ステップ2において所定の長さに切
断することにより端面4a、4bを形成し、ステップ3
において2対向面を所定の厚みに平行に切除することに
よって図5に示す上下平面6a、6bを形成し、ステッ
プ4において前記上下平面6a、6bに対して直角な2
対向面を切除することにより図6に示す各側面8a、8
bを形成し、所定の厚さと幅と長さとを有する所定寸法
の板素材10が得られる。
【0014】前述ステップ1及至ステップ4は、所望の
枚数の板素材10−1、10−2…10−nが得られる
まで繰り返される。ただし、ステップ1及至ステップ4
までが連続的に繰り返されるものではなく、ステップ1
は所定の山林で所望の作業が完了するまで繰り返され、
ステップ2及びステップ3及至ステップ4は木工場の設
備その他の条件によって適宜組み合わせて実施されるも
のである。また、ステップ3とステップ4は、順序を逆
に変換しても良く、また、前述したように上記工程の間
に適当に乾燥の工程をいれても良い。
【0015】次に、ステップ5において、所定の枚数の
板素材10の幅方向対向面を接着して所定の幅の一枚板
12を形成するように、各板素材10の各側面8a・8
bにおいて互に幅方向に接する対向面8−1b・8−2
a、8−2b・8−3a…に所定の性能を有する接着剤
を塗布し、ステップ6において図7に示すように相互に
接着して所定幅の一枚板12が得られるようにする。
【0016】次に、ステップ7において、一枚板12に
は、図8に示すように半貫通孔14を形成する。この半
貫通孔14は、上記一枚板12の幅方向一側面12aの
入口部16に始端し幅方向他側面12b近傍の内奥底部
18に終端して形成される。また、半貫通孔14の孔径
、長さ、間隔は、この一枚板12の指定する仕様と板素
材10の材質等の必要諸条件に対応して決定される仕様
で削孔する。
【0017】次に、ステップ8において、上記半貫通孔
14に所定の性能を備えた合成樹脂20、例えばFRP
用合成樹脂の一種である不飽和ポリエステルの流動状態
のものを入口部16から充填する。該合成樹脂の充填量
は、半貫通孔14の寸法と板素材10の条件及び後述す
る鋼材22の断面寸法等に対応して定められる。
【0018】図8は、ステップ8までの工程が完了した
状態の一枚板12を示している。図8において、加工の
完了した板素材10−1〜10−5が矧ぎ合わされて形
成された一枚板12は、幅方向一側面12aの入口部1
6に始端開口し幅方向他側面12bの近傍の内奥底部1
8に終端開口する半貫通孔14を所定本数幅方向の一側
面12aから削孔し、該半貫通孔14の入口部16から
合成樹脂20が充填されている。
【0019】次に、ステップ9において、半貫通孔14
に所定性能を有する所定長さ所定形状の鋼材22を挿入
する。鋼材22は、一枚板12の指定する仕様と板素材
10の素材等の必要諸条件に対応して決定される所定長
さ所定形状(例えば異型鉄筋)を有している。この鋼材
22の挿入によって、前記合成樹脂20は、前記半貫通
孔14に一杯になる。即ち、図9において、板素材10
−1〜10−5が矧ぎ合わされ形成された一枚板12は
、一側面12aの入口部16から削孔して他側面12b
近傍の内奥底部18に終端する所定本数の半貫通孔12
に合成樹脂を充填した後に、鋼材22が挿入されて入口
部16まで前記合成樹脂20が充満している。
【0020】次にステップ10において、前記各半貫通
孔14の入口部16から封止部材24である木製ダボを
打ち込んで圧入して固着することにより合成樹脂を加圧
し、ステップ11において前記合成樹脂20を硬化させ
て本工程を完了する。これにより、図1、図2に示すよ
うな一枚板12が完成される。
【0021】図1は、完成された一枚板12の表面、図
2は側面を示している。該一枚板12は、所定枚数の板
素材10−1〜10−5が側面を相互に接着して矧ぎ合
わされ、その一側面12aの入口部16から他側面12
−bの内奥底部18に終端する所定の仕様に基づく半貫
通孔14が所定本数削孔され、各半貫通孔14に所定性
能の合成樹脂20を充填した後に所定仕様の鋼材22が
挿入され、さらに、各半貫通孔14の入口部16に封止
部材24が圧入されて固着されるので、前記流動状態で
ある合成樹脂20は圧力を加えられて各板素材10の有
する裂け目26等の隙間にも含浸して該一枚板12の強
度を高めている。
【0022】一本の丸太のみから製造した一枚板は、そ
の丸太に節や裂け目等の欠陥がある場合にはそのまま欠
陥として残るが、上述のように製造される一枚板12は
複数枚の板素材10を矧ぎ合わせるので、欠陥が分散さ
れるという効果があるほか、各板素材10は柾目方向を
表面にして形成できるので高い強度を維持でき、さらに
、軟質の合成樹脂20と硬質の鋼材22によって補強し
、しかも、合成樹脂20は板素材10の有する裂け目2
6にも圧入されているので、鋼材22が合成樹脂20を
介して各板素材10と一体となり、従って、所望の強度
を備えた一枚板12が上述したような簡易な方法で完成
される。
【0023】なお、この発明は、上述実施例に限定され
るものではなく、種々応用改変が可能である。
【0024】例えば、上述の説明においては、板素材1
0の形状を長方形の様に記したが、図10に示すように
、所定の長さを得るのに小径木102の根元側と梢側の
太さが異なるために、平行な板素材110が得られない
場合がある。この場合は、小径木102の太さの変化に
併せて、図11に示すように、板素材110の各側面1
08a、108bをそれぞれ傾斜させて製材し、図12
に示すように、前述した加工フローにおける各ステップ
において幅寸法の異なった板素材110の幅の広狭を交
互に並べて所定幅の一枚板112を形成させ、以下、前
述した加工方法によって加工することにより、所望の性
能を備えた一枚板112が得られる。
【0025】図12において、幅寸法の異なった板素材
110を並べて形成した製品である一枚板112は、所
定枚数の板素材110−1〜110−5の幅の広狭を交
互に並べ、その側面108−1b・108−2a、…を
相互に接着して矧ぎ合わせて形成し、その幅方向の一側
面112aの入口部116から所定の仕様に基づく幅方
向他側面112b近傍の内奥底部118に終端する半貫
通孔114を所定本数削孔し、各半貫通孔114には所
定性能の合成樹脂120を充填した後に所定仕様の鋼材
122を挿入し、さらに、各半貫通孔114の入口部1
16に封止部材124を圧入して固着して、流動状態で
ある合成樹脂120に圧力をかけて板素材110の有す
る裂け目126等の隙間にも含浸させ、一枚板112の
強度を高めている。
【0026】上述の工程の結果、仕上げた一枚板112
の端面104a・104bが直線状にならない場合等に
おいては、必要があればステップ11の後、または工程
の間の適切な段階に、端面104a・104bを切除す
る工程を加えても良い。
【0027】小径木から所望の長さの丸太材を取ろうと
すると、一般に、根元側に対して梢側が細いものになる
。また、キズや節等の関係もあって、一様な寸法の板材
を得る歩留まりは、40%から50%になる。しかしな
がら、上述したように図10〜図12に示した板素材1
10のような板幅の異なった形状を組み合わせて一枚板
112を加工するようにすれば、80%程度の歩留まり
を得ることができるという効果が得られる。
【0028】上述した本発明において、製品である足場
板のように強度を必要としないか、またはこの一枚板の
使用時に於ける条件によっては、板素材を接着するだけ
で使用することもでき、あるいは接着工程を除いてもよ
い。また、原材料である小径木のそれぞれの角部には、
完成された後の強度が維持される範囲で原木の形状が残
されていても良い。また、充填する合成樹脂は、その性
能条件によって不飽和ポリエステル以外の適切な材質の
ものを用いることができる。
【0029】本発明は、上述した実施例に説明したよう
に、根元と先端で直径のことなる小径木の間伐材を使用
できるほか、間伐材は割合に年輪がこまかく節も小さい
傾向にあるので安定した強度が得られて価格が安くなる
。また、小径木に杉の間伐材を用いると、重量が軽く耐
久性があり、乾燥が早く、接着剤の利きがよく、防腐剤
の薬剤を含浸するとその浸透性が良い等の優れた点を有
している。
【0030】
【発明の効果】上述した本発明によれば、小径木より所
定寸法の板素材を形成し、この板素材を幅方向に複数枚
を接して幅方向対向面を接着することにより所定幅の一
枚板に形成し、この一枚板の幅方向一側面の入口部に始
端し幅方向他側面近傍の内奥底部に終端する半貫通孔を
形成し、この半貫通孔の入口部から所定組成の合成樹脂
を充填した後に所定仕様の鋼材を挿入して前記半貫通孔
内に合成樹脂を充満させ、この合成樹脂を加圧すべく前
記半貫通孔の入口部に封止部材を圧入して固着するよう
にしたので、小径木である間伐材を活用できる。また、
間伐材等の小径木から製材した板素材を並べて製造した
ので、節や割れ等の欠点が分散され、負荷のかかる部位
には柾目が並び、しかも、合成樹脂を充填した後に鋼材
を挿入したので、前記欠点は鋼材によって補強され、か
つ、木材と鋼材との間に中間強度の合成樹脂が介在し、
さらに、合成樹脂は木材の有する裂け目にまで圧入され
るので、所望の強度を有する一枚板を簡単な設備により
低価格で容易に得ることができる。
【0031】従って、この小径木より製造する一枚板の
製造方法によると、間伐材等の小径木を有効活用でき、
よって従来のように所定の太さを有する木材を使用する
必要がなくなり、植林を含む林業の経済効果を高めるこ
とができるという優れた効果が得られる。
【0032】また、間伐材は低価格であって長期的に価
格が安定する見込みであり、鋼材や合成樹脂等の追加材
料費や加工費は充分に吸収できる。しかも、所望の安定
した強度が得られるので建築現場における足場板等に適
切であるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す一枚板の平面図である。
【図2】図1における一枚板の端面図である。
【図3】本発明による一枚板の製造方法を示すフロー図
である。
【図4】小径木の正面図である。
【図5】板素材の側面図である。
【図6】板素材の平面図である。
【図7】板素材を矧ぎ合わせて形成された一枚板の平面
図である。
【図8】一枚板に半貫通孔を形成して合成樹脂を充填し
た状態の平面図である。
【図9】一枚板の半貫通孔に鋼材を挿入した状態の平面
図である。
【図10】本発明の別の実施例における小径木の正面図
である。
【図11】本発明の別の実施例における板素材の平面図
である。
【図12】本発明の別の実施例における一枚板の平面図
である。
【図13】従来の芯持ちの一枚板の説明用の断面図であ
る。
【図14】従来の芯去りの一枚板の説明用の断面図であ
る。
【符号の説明】
2・102  小径木 4・104  端面 6・106  平面 8・108  側面 10・110  板素材 12・112  一枚板 14・114  半貫通孔 16・116  入口部 18・118  内奥底部 20・120  合成樹脂 22・122  鋼材 24・124  封止部材 26・126  裂け目

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  小径木より所定寸法の板素材を形成し
    、この板素材を幅方向に複数枚を接して幅方向対向面を
    接着することにより所定幅の一枚板に形成し、この一枚
    板の幅方向一側面の入口部に始端し幅方向他側面近傍の
    内奥底部に終端する半貫通孔を形成し、この半貫通孔の
    入口部から所定組成の合成樹脂を充填した後に所定仕様
    の鋼材を挿入して前記半貫通孔内に前記合成樹脂を充満
    させ、この合成樹脂を加圧すべく前記半貫通孔の入口部
    に封止部材を圧入して固着することにより一枚板を製造
    することを特徴とする小径木より製造する一枚板の製造
    方法。
JP7841991A 1991-03-18 1991-03-18 小径木より製造する一枚板の製造方法 Pending JPH04288201A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023114473A (ja) * 2022-02-05 2023-08-18 大成建設株式会社 木質積層材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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