JPH04288394A - 蛍光体の製造方法 - Google Patents

蛍光体の製造方法

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JPH04288394A
JPH04288394A JP12890091A JP12890091A JPH04288394A JP H04288394 A JPH04288394 A JP H04288394A JP 12890091 A JP12890091 A JP 12890091A JP 12890091 A JP12890091 A JP 12890091A JP H04288394 A JPH04288394 A JP H04288394A
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JP
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phosphor
oxide
flux
firing
particles
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JP12890091A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Toki
均 土岐
Yoshitaka Sato
義孝 佐藤
Sadahisa Yonezawa
禎久 米沢
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Futaba Corp
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Futaba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガリウムを含有するツ
リウム付活アルミン酸ランタン蛍光体の製造方法に係わ
り、特に酸化物からなる蛍光体原料にフラックスを加え
て焼成することにより粒径の大きい前記蛍光体の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明のガリウムを含むツリウム付活ア
ルミン酸ランタン蛍光体は、一般式をLa(Al1−x
Gax)O3:Tmで定められ、加速電圧が20kv程
度の高電圧で発光するものである。特開昭63−191
888号ではLa1−xTmx、Ga1−yAlyO3
の一般式の蛍光体が公知である。そして、その製造方法
は、硝酸ランタン溶液と硝酸アルミニウム溶液と硝酸ガ
リウム溶液と硝酸ツリウム溶液を混合し、さらに水を加
えて希釈する。次いで、アンモニアをPH9まで加え水
酸化物の沈澱を得、これを乾燥する。次いで、空気中で
800℃で1時間加熱して酸化物を形成し、この酸化物
を空気中1400℃で1時間以上焼成して蛍光体を得る
方法であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記製造方法には次の
ような問題点があった。 ■  原料にアンモニア水を加えて形成する沈澱物は、
コロイド状の水酸化物であるために粒径が2μ以下と小
さかった。前記粒径の小さな水酸化物の沈澱を焼成して
も粒径の小さな蛍光体しか形成できなかった。小粒子の
蛍光体でかつ加速電圧が20kv以上高いと、電子線は
粒子を通過する場合があるためにこの電子が粒子表面を
励起する割合が多くなる。この蛍光体粒子表面には内部
より発光効率の低い層がある為に、大粒子に比較して小
粒子の方が発光効率か小さいということが蛍光体ハンド
ブックの174ページにも記載されているように周知で
ある。したがって従来の共沈方法で作られた蛍光体の発
光効率は一般的に小さい。
【0004】■  従来の製造方法は、共沈法であった
ので、水酸化物を沈澱させる工程、沈澱をろ過する工程
、沈澱を乾燥する工程、焼成して酸化物に形成する工程
と酸化物にするまでに多くの工程が必要であり、工程が
繁雑であるとともに、これらの工程中に不純物が入り易
く純粋な酸化物が形成できずらかった。又含有されてい
る金属が少ない場合すべてが沈澱物となったか、確かめ
るということも必要であった。
【0005】■  従来の製造方法では、酸化物から蛍
光体に合成するときにフラックスを使用していないので
1400℃以上の高温で焼成しても、使用できる程度の
粒子(3〜5ミクロン)の蛍光体が形成できなかった。 又高温になると、それだけ焼成炉や焼成ボートから溶け
出す物質も多くなるので、焼成炉や焼成ボートが制限さ
れるという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の蛍光体を製造方
法は、蛍光体原料である酸化物を共沈法で得るのではな
く原料の酸化物すなわち酸化ランタンと酸化ガリウムと
酸化アルミニウムと酸化ツリウムにフラックスとしてフ
ッ化リチウムを添加して乾式混合する工程と、混合した
蛍光体原料を1200〜1300℃の温度で1〜3時間
焼成してツリウム付活アルミン酸ランタンのアルミニウ
ムの一部をガリウムで置換することによりガリウムを含
有するツリウム付活アルミン酸ランタン蛍光体が得られ
る。
【0007】
【作用】本発明の蛍光体の製造方法は、フラックスとし
て、フッ化リチウムを添加したので1200℃の焼成温
度で焼成が可能になる。従って、従来の共沈法に比較し
て粒子の大きな蛍光体を簡単な製造工程により得ること
ができる。
【0008】
【実施例】La(Al0.85Ga0.15)O3:T
m0.005/La蛍光体の場合、前記蛍光体の組成式
になるように蛍光体材料を混合する。その一例として酸
化ランタンを5.403gと、酸化ガリウムを0.49
2gと、酸化アルミニウムを1.516gと酸化ツリウ
ムを0.032gを秤量し、ボールミル等で充分混合し
た後、これにフラックスとしてフッ化リチウムを合成さ
れる蛍光体1モルに対し0.2〜2.0モルまで変化さ
せて添加した後、充分に混合してアルミナボートに入れ
た。
【0009】前記アルミナボートを空気または中性雰囲
気の炉に入れて、700℃から1200℃までは1時間
以上時間をかけて、徐々に昇温させる。この昇温時間を
1時間以内で行うと、粒径成長が充分行えなくなり、大
きな粒径のものができずらくなる。
【0010】蛍光体の焼成温度を1100℃、1200
℃、1300℃に設定し、これらの温度で1〜3時間保
持して蛍光体を結晶化させた。
【0011】その後徐冷して、室温になったら取り出し
た後、硝酸10モルを水140ミリリットルに希釈した
希硝酸溶液で洗浄し、未反応のフッ化リチウムフラック
スを取り除いてツリウム付活アルミニウム、ガリウム酸
ランタンLa(Al0.85Ga0.15)O3:Tm
の蛍光体が得られた。
【0012】図1は、前記La(Al0.85Ga0.
15)O3:Tm蛍光体の合成温度が1100℃、12
00℃、1300℃で焼成した前記蛍光体のX線回折の
データである。1100℃の焼成温度では、La(Al
,Ga)O3のピーク他にLaOFやLa2O3やAl
2O3等の蛍光体以外の結晶のピークが混在しており、
焼成反応が不完全であることがわかった。しかし、12
00℃、1300℃の焼成温度では、前記蛍光体以外の
結晶のピークは、混在していない。従って、1200℃
以上の焼成温度てあれば、La(Al,Ga)O3:T
m蛍光体の焼成が完了していることがわかる。
【0013】次に焼成温度とフラックスの混入量の違い
による蛍光体の粒径の変化を、走査型電子顕微鏡写真(
以下SEM写真と略す)によって説明する。
【0014】図2は、LiFフラックスをLa(Al0
.85,Ga0.15)O3:  Tm0.005/L
a蛍光体1モルに対し0.2モル添加して、1200℃
の焼成温度で2時間焼成して、形成された前記蛍光体の
粒子を示すSEM写真である。粒子の多くは2ミクロン
位かそれ以下の小さな粒子である。
【0015】しかし、同じ焼成温度でも、LiFフラッ
クスを蛍光体1モルに対し0.6モル添加すると、図3
のSEM写真で示すように図2のSEM写真に比較して
も大きな粒子が多く、2〜5ミクロン位の粒子が多く形
成されている。
【0016】図4は、LiFフラックスを0.2モル添
加して、焼成温度が1300℃の条件で焼成したときの
粒子のSEM写真である。焼成温度が1200℃の図2
に比較すると大きな粒径、例えば2〜5ミクロンのもの
が多く含まれている。図3に比較しても多少粒径が大き
くなっている。
【0017】図5は、LiFフラックスを0.6モル添
加して焼成温度が1300℃の場合の粒径を示すSEM
写真である。焼成温度が1200℃で、フラックス量の
等しい図3の粒径に比較して、粒径が2倍位大きなもの
が多く含まれている。又同じ焼成温度の図4に比較して
も、フラックス量が多くなると粒径も大きくなることか
わかった。
【0018】さらに、図6は焼成温度が1400℃で、
LiFフラックスが0.2モル添加した場合のSEM写
真である。又図7は、同じ焼成温度でLiFフラックス
を0.6モル添加した場合の粒径のSEM写真である。 いずれも10ミクロン以上の粒子が多く混入している。
【0019】このように蛍光体粒子が10ミクロン以上
大きくなると、スクリーン印刷法で蛍光体を被着させる
場合に、スクリーンメッシュを通過することが容易でな
く、印刷性が悪くなるという問題点が生ずる。したがっ
て、焼成温度は、1200〜1300℃が適しているこ
とが以上の粒子のSEM写真から知見した。又フラック
ス量は、0.2モル以下では効果がでなかった。さらに
1モル以上多くすると粒径が大きすぎて、寿命が悪くな
る傾向がある。したがって、LiFフラックスの量は0
.2〜1モルの範囲が良好な範囲である。
【0020】図10は、比較のために従来の共沈法で焼
成温度が1400℃で2時間焼成した蛍光体粒子のSE
M写真である。粒径は、2ミクロン以下であり、このよ
うな小粒子が凝集している。
【0021】次に図8により、本発明の蛍光体のアルミ
ニウムとガリウムの組成の割合と発光効率の関係を説明
する。ガリウムの組成比を0.15モル、0.35モル
、0.55モル、0.75モルと変化させ、LiFフラ
ックスを0.2モルと一定にし、1200℃の焼成温度
で合成させた蛍光体を、アノード電圧0.8kv、アノ
ード電流45μA/cm2の条件で発光させて、発光効
率を測定した。結果は、ガリウムが0.15モル、アル
ミニウム0.85モルの組成の蛍光体が一番良好であり
、ガリウムの割合が増えるに従って発光効率も悪くなる
傾向がある。アルミニウムが0.25モルではエミッシ
ョン不良が生じた。比較のために、従来の共沈法でも同
様の傾向がでた。
【0022】しかしながら、アルミニウムの割合が多く
なると、温度消光特性が悪くなるので、アルミニウム/
ガリウムの割合は0.75/0.25〜0.40/0.
60が良好な範囲である。
【0023】図9は、焼成温度と発光効率の関係を示す
グラフである。アルミニウム/ガリウムの割合が0.6
5/0.35、LiFフラックスが0.2モルで一定に
設定し1100℃、1200℃、1300℃の焼成温度
で合成した蛍光体をアノード電圧8kv、アノード電流
45μA/cm2の条件で発光させたときの発光効率を
測定した。焼成温度が1100℃では、発光効率が低く
て使用できない。焼成温度が1200℃では一番高く、
さらに1300℃になると発光効率がやや下がってくる
が11m/w以上あり使用上問題はない。この結果から
も焼成温度が1200〜1300℃が適当であることが
わかる。
【0024】
【効果】本発明は、蛍光体原料である酸化物にフラック
スを加えて混合し焼成する方法であるので次のような効
果を有する。
【0025】■  蛍光体原料の酸化物にフラックスと
してLiFを0.2〜1.0モル添加したので焼成温度
が1200〜1300℃でも5ミクロン以上の粒子径の
蛍光体粒子を形成することができ、従って発光効率の大
きい蛍光体を容易に製造することができる。
【0026】■  本発明の製造方法は、原料の酸化物
とフラックスを混合する工程と、混合した原料を焼成す
る工程の2工程で蛍光体が形成できるので、工程が簡素
化され、不純物も入りこみにくいという効果を有する。 ■  従来の焼成温度よりも100℃くらい低い温度で
焼成できるので、焼成炉や、焼成ボートから溶け出す物
質も少なくなり、製造装置が制限をあまり受けないので
、製造コストも安価にすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法で形成した蛍光体のX線回折
【図2】蛍光体の粒子を示すSEM写真
【図3】蛍光体
の粒子を示すSEM写真
【図4】蛍光体の粒子を示すS
EM写真
【図5】蛍光体の粒子を示すSEM写真
【図6
】蛍光体の粒子を示すSEM写真
【図7】蛍光体の粒子
を示すSEM写真
【図8】蛍光体のAl/Ga比と発光
効率の関係を示すグラフ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蛍光体原料である酸化ランタンと酸化ガリ
    ウムと酸化アルミニウムと酸化ツリウムにフラックスと
    してフッ化リチウムを添加混合する工程と、前記混合し
    た蛍光体原料を1200〜1300℃の焼成温度で1〜
    3時間焼成する工程とを有することを特徴とする蛍光体
    の製造方法。
JP12890091A 1991-03-15 1991-03-15 蛍光体の製造方法 Pending JPH04288394A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US12492338B2 (en) 2020-05-18 2025-12-09 Nichia Corporation Phosphor composition and method for manufacturing same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US12492338B2 (en) 2020-05-18 2025-12-09 Nichia Corporation Phosphor composition and method for manufacturing same

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