JPH04289345A - 排水溝の施工方法 - Google Patents

排水溝の施工方法

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JPH04289345A
JPH04289345A JP7842591A JP7842591A JPH04289345A JP H04289345 A JPH04289345 A JP H04289345A JP 7842591 A JP7842591 A JP 7842591A JP 7842591 A JP7842591 A JP 7842591A JP H04289345 A JPH04289345 A JP H04289345A
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Yoshio Ishige
石毛 良雄
Teruyuki Sato
佐藤 輝行
Yoshio Hatano
波田野 快男
Ganji Narabe
岩次 奈良部
Shinji Yamamoto
信治 山本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は地下構造物に必要な排水
溝を容易につくることが出来る排水溝の施工方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、市街地の地価が高騰し、これを吸
収するため建築物は高層化し、更に地下室も階数を増し
て、床面積を増大しているが、個人住宅においても地下
ガレージや地下室の併設が一般化してきている。
【0003】地下室は図5に示すように、地下室1を形
成する鉄筋コンクリート壁体(以下壁体という。)2の
外側は土3に直接接しているので、壁体2にわずかのク
ラックが発生したり、コンクリート打継部、木コン孔の
モルタル充填に不良部があると、土3中の水がクラック
等を通って地下室内に流入するが、特に降雨時にはその
量が増大する。
【0004】また、壁体2は外側の土と同様に一年を通
してほぼ同じ温度となっているので、地下室1内の空気
の温度が高くなると、これが壁体2面に接して露点以下
となり、壁体2の面に結露し、湿度の高い季節には床4
に流下するようになる。
【0005】従来、これらの水は壁体2に近接した床4
に壁体2に沿ってせき5を設け排水溝6を形成し、地下
室1内に侵入する水を集めて処理している。
【0006】また、せき5の上部にはコンクリートブロ
ック等、透湿性材料によって、内壁7を形成し、内壁7
を通った湿気が壁体2において結露し、内壁7の面に結
露しないようにして、地下室1の居住性を高めることも
行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記排
水溝6を作る場合、図6に示すように個人住宅の小地下
室あるいは車を収納する傾斜した地下ガレージ等におい
ては、地下室1を作った後、タガネ、ハンマを用いて凹
形の浅い溝6’を形成し、せき5は型枠を取りつけてコ
ンクリートを打設してつくられ、必要に応じて内壁7が
形成される。
【0008】また、ビル建築では図5に示すようにコン
クリート床4を打設する際に、あらかじめ配筋を行い、
この配筋に型枠をセットして生コンクリートを打ち込み
、コンクリートが硬化した後型枠をはずして、せき5を
形成し、このせき5の上部に内壁7を連接している。
【0009】そのため上記いずれの場合においてもせき
5を作るため、型枠、コンクリート用材料その他の材料
の持込み、取付け、取りはずし、搬出など、あるいは小
地下室等ではコンクリートのはつり等、悪環境下で手数
のかかる作業を行わなければならず、また熟練した作業
員を必要とした。
【0010】本発明は上記の事情にかんがみ、材料の搬
入、搬出を大幅に減少させると共に熟練者でなくとも容
易に排水溝を作ることができる施工方法を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明のかかる排水溝の施工方法は、地下構造物を形
成する壁体内周面に近接して床面に設けられる排水溝の
施工方法において、チャンネル型のプラスチック成形体
の内側空間部にモルタルを充填したせき体を、上記壁体
と所定の間隔をとって床面に固定することを特徴とする
排水溝の施工方法に関する。
【0012】本発明において地下構造物とは、地下室、
電力、通信、都市ガス、水道、冷暖房用配管、下水など
のための共同溝、トンネル、地下道などの構造物を意味
する。
【0013】また本発明において、チャンネル型のプラ
スチック成形体としての形状は通常は断面がカタカナの
コの字型であるが、図3に示すように排水溝の形状に合
わせて溝に接する面を傾斜させ断面梯形の下辺を取った
形などの変形してもよい。このような形にすると、内壁
体に結露した水がせき上に落ちても勾配があるので床面
に流れ出すことが防止できる。このプラスチック材料と
しては、限定する必要もないが安価で、耐水性、耐アル
カリ性、成形性などがよい硬質の熱可塑性樹脂を押出成
形で製造することが有利である。このためにはプラスチ
ックとしては硬質塩化ビニル、高密度ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ABSなどが好ましい。熱硬化性樹脂と
しては不飽和ポリエステル樹脂、尿素樹脂、フェノール
樹脂なども使用できる。
【0014】図1に示すようにプラスチック成形体11
はせきの大きさに合わせて製造されるが内部空間部にモ
ルタルが充填可能な一定のチャンネル型の成形体であり
、ハンドリング性を考慮すると、限定するわけでないが
高さ50〜100mm、幅20〜100mm、長さ30
00mm以下、成形体の厚さ2〜5mmくらいになるの
が一般的である。
【0015】このプラスチック成形体そのものは、例え
硬質樹脂であっても内部が空虚であり、まだ剛性が不足
しており、そのままではせき体としては使用不能である
ので図2に示すごとく内部空間部にモルタル12を充填
して剛性、難燃性、接着性を付与することが必要である
【0016】モルタルとしては、せき体の使用個所、使
用状態を想定し、材質を選択することが必要である。通
常はセメントと硅砂の組み合わせでもよいが、単に排水
溝のせき体であればハンドリング性および加工性を考慮
して軽量セメントモルタルが好ましい。
【0017】モルタルをプラスチック成形体11の内部
空間に充填し、充分硬化した後これをせき体として使用
する。
【0018】軽量モルタルに使用される骨材は、普通モ
ルタル中の細骨材(硅砂)の一部または全部を天然また
は人工軽量骨材でおきかえ、これを普通のポルトランド
セメントと適宜混合して用いられる。
【0019】本発明で使用する軽量骨材としては天然品
、人工品または副産品等の骨材であるが、品質安定性の
面から人工軽量骨材がよく、例えば中でも黒曜石焼成品
が吸水性が低く好ましい。黒曜石焼成品として、商品名
フヨーライト(フヨーライト(株)製)を挙げることが
できる。
【0020】また他の人工軽量骨材として樹脂発泡体、
例えばポリスチレン発泡体、ポリウレタン発泡体、ポリ
酢酸ビニル発泡体等の中空微粒子を使用することが可能
であることは言うまでもない。
【0021】更に上記の軽量モルタルに各種繊維(例え
ばガラス繊維、ナイロン、ビニロン、岩綿、木綿等の合
成または天然繊維)を混入して曲げ強度および耐衝撃性
の向上をはかることが可能であり、繊維混入することは
好ましい実施態様である。
【0022】また、該充填モルタルに合成高分子系エマ
ルジョンを適量添加することによって該モルタルの防水
性、接着性、強度向上を得ることができ好適である。
【0023】また、弾性的性質を改良するためモルタル
にゴム粉を配合すること、さらには合成高分子エマルジ
ョンを配合することによる防水性、接着性の向上を図っ
たモルタル組成物、例えば特開昭64−5935号で提
案されている弾性モルタル組成物も優れた充填材量であ
る。
【0024】モルタルとチャンネル型のプラスチック成
形体の接着性を向上するためにあらかじめプラスチック
成形体を各種合成高分子系エマルジョンのプライマー処
理またはポリマーセメントモルタルを成形体の内側に塗
布してからモルタルを打設すると、プラスチック成形体
とモルタルがよく接着するのでより好適である。
【0025】このモルタルを充填したプラスチック成形
体(以下、せき体という。)はモルタルを充分硬化させ
てから現場に搬入する。せき体の長さが不足する時は継
ぎ足し、その接続個所を防水材で処理すればよい。
【0026】本せき体を現場に持ち込み、一例として示
される図4のようにコンクリート床面4とせき体のモル
タル面を接着強度、防水性能、耐久性のよい材料(防水
材8)を用いて接着させ、その後排水溝となる個所に防
水材(前記防水材と同一でも可)を塗布して完了となる
。なおここでの記号は図5および図6と同一であり、排
水溝に集められた水は水抜きパイプ13を通って貯水槽
14に貯められ、図示されていない配水設備により外部
へ排出されることになる。
【0027】ここでいう防水材は成形体、材料のプラス
チックおよびモルタルに対し接着強度が強く、防水性能
が優れたものが好ましく、このようなものとしてエポキ
シ樹脂やポリマーセメントモルタルが代表的であるが、
排水溝においては環境的に全体が濡れている場合が多い
のでポリマーセメントモルタルを用いることが好ましい
【0028】ポリマーセメントモルタルとは、モルタル
に合成高分子系エマルジョンを配合して使用するもので
ある。この場合の高分子系エマルジョンとしては例えば
アクリル系、酢酸ビニル系、SBR系、エチレン−酢酸
ビニル系、スチレン・アクリル系およびエポキシ樹脂系
と数多くあるが、水分に接触すること、接着強度、防水
性能、耐薬品性を考慮すると、例えば特開昭63−15
9245号で提案されているエポキシ樹脂系高分子エマ
ルジョンを混入したポリマーセメントモルタルが接着強
度・防水性能の点から特によく、例えば市販されている
ショウゼット(昭和電工株式会社製)が優れた材料であ
る。
【0029】
【作用】本発明で使用するせき体はセメントモルタルあ
るいは軽量モルタルの表面を硬質のプラスチック成形体
でカバーされているので、プラスチックで保護されたコ
ンクリートブロックであり、例え軽量モルタルを使用し
た場合でも弾力性があってブロックの一部の破損や折損
などは大幅に減少する。
【0030】本発明方法ではこのせき体のモルタル面を
コンクリート床面に接着・固定させるのであるから接着
強度的には床面にプラスチックを接着するよりははるか
に容易となっている。更にせき体の床上に露出する面は
プラスチックに着色したり、あるいは充填材を配合した
りして色、質感、触感をある程度変えうること、汚れて
もセメントモルタルのごとく内部まで浸透することもな
いので耐汚染性が小さい、セメントによるアルカリによ
っても腐食され難いプラスチックで保護されていること
など、せき体自身も取り扱い容易である。
【0031】更にせき体は木枠などの熟練を必要とする
枠組みを必要とせず、コンクリート床に接着のための防
水材を塗布し、これにせき体を置いていくだけでよいの
で、未熟練工でも正確な排水溝を短時間に施工できる。
【0032】
【実施例】本発明の一態様を以下に示す。 〈せき体の製造〉硬質塩化ビニルを図1に示すような高
さ70mm、幅50mm、長さ1000mm、厚さ2m
mのプラスチック成形体を成形する。これとは別にポル
トランドセメント50重量部、硅砂(6号・7号および
8号の等量混合物)10重量部、軽量骨材(フヨーライ
ト0.6mm以下、0号、1号および2号の等量混合物
)40重量部、高性能減水剤(メルメントF10:昭和
電工株式会社)、0.25重量部および増粘剤(メチル
セルローズ)0.05重量部からなるモルタル組成物1
00重量部に対し、合成高分子エマルジョン(ハイモル
エマルジョン:昭和電工株式会社)5重量部および水3
0重量部を加え、混練して軽量モルタルを作成した。 次いで前記プラスチック成形体の内側に前記軽量モルタ
ルを充填し、表面をコテ等により平滑にした。モルタル
充填後約2週間屋内養生を行ってせき体を製造した。
【0033】〈施工〉施工する床面は、コンクリートの
打設状況に応じ、床面の下地処理を充分に行う。すなわ
ち、下地は清掃し、エフロ・レイタンス等は取り除き、
更に打ち継ぎ、切りつけ、クラック等は通常の方法では
つり、樹脂モルタル等による補修を行う。次に前記のせ
き体を壁体内周面に近接して所定の間隔をとり、ポリマ
ーセメントモルタル(ショウゼット)を用いて床面に接
着し、その後排水溝となる床面、壁面などもショウゼッ
トを塗布して防水処理をする。ショウゼットの塗布量は
いずれも1〜2Kg/m2 である。以上のように排水
溝は施工されるのであるが、排水溝に集められた水は水
抜きパイプを通じて貯水槽に集められ、回収される。
【0034】
【発明の効果】本発明はプラスチック成形体の内側空間
部にモルタル、特に軽量モルタルを充填したせき体を用
いる排水溝の施工方法に関するものであるが、せき体は
地下構造物の施工とは別に製造できること、軽量である
こと、排水溝打設のための熟練を必要とする型枠の組立
の必要がないため、型枠の取り付け、取りはずし、型枠
材の搬入、搬出なども不要となること、軽量モルタルを
使用したせき体でもその表面は硬質のプラスチックで保
護されているため一部の破損や折損は大幅に減少できる
こと、表面がプラスチックであるため彩色、質感、触感
をある程度変更できるだけでなく、耐水性(防水性)、
アルカリに対する耐力、耐汚染性などが優れていること
、特に現在のごとく熟練工の不足した状況において、未
熟練工でも短い施工期間で正確に排水溝ができる利点は
何ものにも変えられない利点である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチャンネル型プラスチック成形体の斜
視図である。
【図2】本発明のせき体の断面図である。
【図3】本発明の他の例のせき体の断面図である。
【図4】本発明の施工方法を実施した断面図である。
【図5】従来法で施工された排水溝の断面図である。
【図6】従来法で施工された排水溝の断面図である。
【符号の説明】
1  地下構造物 2  壁体 3  土 4  床面 5  せき体 6  排水溝 6’  排水溝 7  内壁 8  防水材 11  プラスチック成形体 12  モルタル 13  水抜きパイプ 14  貯水槽

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  地下構造物を形成する壁体内周面に近
    接して床面に設けられる排水溝の施工方法において、チ
    ャンネル型のプラスチック成形体の内側空間部にモルタ
    ルを充填したせき体を、上記壁体と所定の間隔をとって
    床面に固定することを特徴とする排水溝の施工方法。
  2. 【請求項2】  充填するモルタルが軽量モルタルであ
    る請求項1の排水溝の施工方法。
  3. 【請求項3】  せき体を床面に固定する接着材および
    溝の防水材としてエポキシ樹脂系高分子エマルジョンを
    配合したポリマーセメントを用いる請求項1の排水溝の
    施工方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100441724B1 (ko) * 2002-09-23 2004-07-30 신성종합건축사사무소(주) 트렌치공사방법
JP2018119299A (ja) * 2017-01-24 2018-08-02 日本車輌製造株式会社 付着強化型排水桝

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100441724B1 (ko) * 2002-09-23 2004-07-30 신성종합건축사사무소(주) 트렌치공사방법
JP2018119299A (ja) * 2017-01-24 2018-08-02 日本車輌製造株式会社 付着強化型排水桝

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