JPH04289861A - マスクの修正方法 - Google Patents
マスクの修正方法Info
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- JPH04289861A JPH04289861A JP3054312A JP5431291A JPH04289861A JP H04289861 A JPH04289861 A JP H04289861A JP 3054312 A JP3054312 A JP 3054312A JP 5431291 A JP5431291 A JP 5431291A JP H04289861 A JPH04289861 A JP H04289861A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mask
- defect
- processing
- repair
- ion beam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体製造用の位相シフ
トマスクに係り、特に、マスク欠陥部の除去において、
下層基板へのダメージを低減するマスク修正方法に関す
る。
トマスクに係り、特に、マスク欠陥部の除去において、
下層基板へのダメージを低減するマスク修正方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図7に従来のフォトマスクの構造を示す
。図7(b)の様にガラス基板1の上にクロム単体また
はクロムとクロム酸化物とを積層し、図7(a)の様な
パターン2を形成している。しかし、パターン2には本
来パターンの無い箇所にクロムが残った黒点欠陥29と
呼ばれる欠陥や、逆にパターンが抜けた白点欠陥30と
呼ばれる欠陥が発生する事がある。これらの欠陥が残っ
たマスクで半導体パターンを露光すると、欠陥が転射さ
れるため、全ての半導体に不良品となる。そこで、欠陥
を修正する必要がある。
。図7(b)の様にガラス基板1の上にクロム単体また
はクロムとクロム酸化物とを積層し、図7(a)の様な
パターン2を形成している。しかし、パターン2には本
来パターンの無い箇所にクロムが残った黒点欠陥29と
呼ばれる欠陥や、逆にパターンが抜けた白点欠陥30と
呼ばれる欠陥が発生する事がある。これらの欠陥が残っ
たマスクで半導体パターンを露光すると、欠陥が転射さ
れるため、全ての半導体に不良品となる。そこで、欠陥
を修正する必要がある。
【0003】従来のフォトマスクの欠陥修正には特開昭
55−150255号公報に記載の様に集束イオンビー
ムが使われている。これは液体金属イオン源等の輝度の
高いイオン源から引き出したイオンビーム7を静電レン
ズで0.1μmφ程のスポットに集束し、イオンによる
スパッタ現象を利用して欠陥を除去するものである。図
8(a)にその模式図を示す。通常の欠陥はエッジの立
った正常パターンに近い縦構造をしているが、中には図
8(b)に示す様ななだらかな斜面を持つ欠陥29が生
じる事がある。これを集束イオンビームで加工した場合
、欠陥端部では早くガラス基板1が露出するため、図8
(c)の様にガラス基板1にダメージ31が生じる。 しかし、本来のパターンの厚さが80nm程度であり、
クロムとガラスとにスパッタ速度に差があるため、基板
1のダメージ31は20nm程度に抑制できる。また、
僅かに生じたダメージも欠陥修正後、軽くドライエッチ
ングすれば除去でき、実際の露光で問題は発生しない。 また、白点欠陥30には、ガラス基板1にイオンビーム
7で微細パターンを形成して光を吸収させたり、イオン
ビーム7でガスを分解して炭素を焼き付ける等の手法が
用いられ、既に工業的に利用が進められている。
55−150255号公報に記載の様に集束イオンビー
ムが使われている。これは液体金属イオン源等の輝度の
高いイオン源から引き出したイオンビーム7を静電レン
ズで0.1μmφ程のスポットに集束し、イオンによる
スパッタ現象を利用して欠陥を除去するものである。図
8(a)にその模式図を示す。通常の欠陥はエッジの立
った正常パターンに近い縦構造をしているが、中には図
8(b)に示す様ななだらかな斜面を持つ欠陥29が生
じる事がある。これを集束イオンビームで加工した場合
、欠陥端部では早くガラス基板1が露出するため、図8
(c)の様にガラス基板1にダメージ31が生じる。 しかし、本来のパターンの厚さが80nm程度であり、
クロムとガラスとにスパッタ速度に差があるため、基板
1のダメージ31は20nm程度に抑制できる。また、
僅かに生じたダメージも欠陥修正後、軽くドライエッチ
ングすれば除去でき、実際の露光で問題は発生しない。 また、白点欠陥30には、ガラス基板1にイオンビーム
7で微細パターンを形成して光を吸収させたり、イオン
ビーム7でガスを分解して炭素を焼き付ける等の手法が
用いられ、既に工業的に利用が進められている。
【0004】近年、パターンの微細化に伴い、より解像
度の高い露光が求められている。このため、露光光の波
長を180度反転させる位相反転層を持つ位相シフトマ
スクが主流となりつつある。このマスクの基本的な構造
は、図9に示す様に、ガラス基板1上にクロム等で形成
したパターン2があり、その上に位相シフトのための透
明な物質でできたシフタ3と呼ばれるパターン層を形成
した。このシフタ3の厚さdは波長を180度反転させ
るため、d=λ/2(n−1)で決められる。ここでλ
は露光波長で365nm、nはシフタ3の屈折率で、例
えば、酸化シリコンの場合には1.44である。この時
、シフタ3の厚さdは415nmとなる。
度の高い露光が求められている。このため、露光光の波
長を180度反転させる位相反転層を持つ位相シフトマ
スクが主流となりつつある。このマスクの基本的な構造
は、図9に示す様に、ガラス基板1上にクロム等で形成
したパターン2があり、その上に位相シフトのための透
明な物質でできたシフタ3と呼ばれるパターン層を形成
した。このシフタ3の厚さdは波長を180度反転させ
るため、d=λ/2(n−1)で決められる。ここでλ
は露光波長で365nm、nはシフタ3の屈折率で、例
えば、酸化シリコンの場合には1.44である。この時
、シフタ3の厚さdは415nmとなる。
【0005】位相シフトマスクのシフタ3についてもク
ロム等で形成したパターン2と同様の欠陥が発生する。 この場合も図10(a)に示す様に集束イオンビーム7
でシフタ3が余分に形成された欠陥部19をスパッタ加
工で除去可能である。ただし、シフタ3はパターン2を
形成しているクロム等のほぼ五倍の厚みがある。このた
め、スパッタ加工した後は図10(b)の様にガラス基
板1へのダメージ31も深くなる。今、パターン解像度
を低下させない限界として、シフタ膜厚の変動±10%
までが許容されている。しかし、実際の修正時には加工
のマージンを見込んで、±5%までに加工深さ精度を押
さえ込む必要がある。つまり、酸化シリコンのシフタの
場合では加工深さ精度は±20nmが要求される。
ロム等で形成したパターン2と同様の欠陥が発生する。 この場合も図10(a)に示す様に集束イオンビーム7
でシフタ3が余分に形成された欠陥部19をスパッタ加
工で除去可能である。ただし、シフタ3はパターン2を
形成しているクロム等のほぼ五倍の厚みがある。このた
め、スパッタ加工した後は図10(b)の様にガラス基
板1へのダメージ31も深くなる。今、パターン解像度
を低下させない限界として、シフタ膜厚の変動±10%
までが許容されている。しかし、実際の修正時には加工
のマージンを見込んで、±5%までに加工深さ精度を押
さえ込む必要がある。つまり、酸化シリコンのシフタの
場合では加工深さ精度は±20nmが要求される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】イオンビームによるス
パッタ加工で最大高さ400nm程度の任意形状の加工
対象を加工した場合、その加工底面を平坦とし、その深
さ精度を±20nm以下とする事は極めて困難である。 しかし、任意形状の加工対象である位相シフトマスクの
シフタ欠陥の修正において、基板へのダメージを低減し
、修正部の位相シフトずれを許容範囲内に抑制する事が
、位相シフトマスクの欠陥修正の実用化には不可欠であ
る。
パッタ加工で最大高さ400nm程度の任意形状の加工
対象を加工した場合、その加工底面を平坦とし、その深
さ精度を±20nm以下とする事は極めて困難である。 しかし、任意形状の加工対象である位相シフトマスクの
シフタ欠陥の修正において、基板へのダメージを低減し
、修正部の位相シフトずれを許容範囲内に抑制する事が
、位相シフトマスクの欠陥修正の実用化には不可欠であ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】欠陥形状は多様である。
従って、それらの欠陥に対応するには、自己整合的な欠
陥修正方法か、各々の欠陥に対応して加工の条件を設定
するか、どちらかの方法が選択される。ここでは後者の
方法を提供する。
陥修正方法か、各々の欠陥に対応して加工の条件を設定
するか、どちらかの方法が選択される。ここでは後者の
方法を提供する。
【0008】各々の欠陥に対応するために、本発明では
、欠陥形状を認識する手段と欠陥をデータに従って加工
する手段、および、それらの制御手段とを設ける。
、欠陥形状を認識する手段と欠陥をデータに従って加工
する手段、および、それらの制御手段とを設ける。
【0009】
【作用】欠陥形状を認識する手段には走査トンネル顕微
鏡(以後、STMと呼ぶ。)、走査電子顕微鏡(以後、
SEMと呼ぶ)、干渉顕微鏡等がある。それらの手段に
より検出した欠陥の形状データは修正装置全体を制御し
ているコントローラ内のcpuに転送される。cpu内
では転送されてきたデータを加工用のデータに変換する
。この時、加工のツールが集束イオンビームであるか、
集束イオンビーム、または、電子ビームに反応性ガスを
作用させるものであるか、あるいは、STMのトンネル
電流に反応性ガスを作用させるものであるかによって、
それぞれのアルゴリズムに従って加工データを生成する
。このデータに従って加工する事で基板へのダメージを
低減することができる。
鏡(以後、STMと呼ぶ。)、走査電子顕微鏡(以後、
SEMと呼ぶ)、干渉顕微鏡等がある。それらの手段に
より検出した欠陥の形状データは修正装置全体を制御し
ているコントローラ内のcpuに転送される。cpu内
では転送されてきたデータを加工用のデータに変換する
。この時、加工のツールが集束イオンビームであるか、
集束イオンビーム、または、電子ビームに反応性ガスを
作用させるものであるか、あるいは、STMのトンネル
電流に反応性ガスを作用させるものであるかによって、
それぞれのアルゴリズムに従って加工データを生成する
。このデータに従って加工する事で基板へのダメージを
低減することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
る。
【0011】STMは現在最も精度良く試料表面の凹凸
を認識できるツールである。しかも、凹凸を、直接、計
測でき、SEM等の様に形状認識アルゴリズムを必要と
しない。また、集束イオンビームは0.1μmφ以下の
スポット径が得られ、微細な加工に最適であり、ガス等
に比べ、イオン照射量は制御が容易である。そこで本実
施例では、図1に示す様に、欠陥の形状認識にはSTM
5を用い、欠陥の加工には集束イオンビーム7を用いた
。なお、STM5はシフタ3の様な絶縁物には適用でき
ないため、今回は加工対象のマスクの上に10nm以下
の薄い金薄膜を積層した。この金薄膜は集束イオンビー
ム7での加工時のチャージアップによる加工位置ずれを
回避するため、欠陥加工時まで残しておき、全ての工程
が終了した後にマスク全体をスパッタエッチングして除
去した。金はスパッタ率が高い上、極めて薄いため、位
相のずれ等の不具合を生じる事はなかった。
を認識できるツールである。しかも、凹凸を、直接、計
測でき、SEM等の様に形状認識アルゴリズムを必要と
しない。また、集束イオンビームは0.1μmφ以下の
スポット径が得られ、微細な加工に最適であり、ガス等
に比べ、イオン照射量は制御が容易である。そこで本実
施例では、図1に示す様に、欠陥の形状認識にはSTM
5を用い、欠陥の加工には集束イオンビーム7を用いた
。なお、STM5はシフタ3の様な絶縁物には適用でき
ないため、今回は加工対象のマスクの上に10nm以下
の薄い金薄膜を積層した。この金薄膜は集束イオンビー
ム7での加工時のチャージアップによる加工位置ずれを
回避するため、欠陥加工時まで残しておき、全ての工程
が終了した後にマスク全体をスパッタエッチングして除
去した。金はスパッタ率が高い上、極めて薄いため、位
相のずれ等の不具合を生じる事はなかった。
【0012】マスク修正装置の基本構成を図2に示す。
微細なパターンを加工対象とするため、エアサーボマウ
ント17に乗せた定盤16を用意し、その上に真空ポン
プ15で排気された真空チャンバ14を設置している。 真空チャンバ14内のマスク8をホールドするステージ
12はレーザゲージ13で位置検出している。STM5
とそのコントロールメカ部9も真空チャンバ14に取付
け、STM5自身は真空内で駆動できる。また、イオン
部は液体金属イオン源11から引き出したイオンビーム
7を静電光学系10で集束する。さらに、それら全てを
コントローラ18で制御している。これにはSTM5か
らのデータを加工データに変換するためのcpuを装備
している。
ント17に乗せた定盤16を用意し、その上に真空ポン
プ15で排気された真空チャンバ14を設置している。 真空チャンバ14内のマスク8をホールドするステージ
12はレーザゲージ13で位置検出している。STM5
とそのコントロールメカ部9も真空チャンバ14に取付
け、STM5自身は真空内で駆動できる。また、イオン
部は液体金属イオン源11から引き出したイオンビーム
7を静電光学系10で集束する。さらに、それら全てを
コントローラ18で制御している。これにはSTM5か
らのデータを加工データに変換するためのcpuを装備
している。
【0013】実際の加工では、STMで検出した欠陥部
分を集束イオンビームで加工する時、欠陥位置を正確に
合致させる必要がある。シフタのパターンから位置を合
わせる事も可能だが、集束イオンビームを走査した部分
から発生する二次粒子を検出してマスク表面の凹凸像を
得る走査イオン顕微鏡(以後、SIMと呼ぶ。)では二
次粒子の収率が低いため、像のコントラストがつきにく
く、正確な位置合わせは困難である。さらに、パターン
によっては縦のラインしかない様な場合もあり、この場
合には縦方向の位置合わせは事実上不可能になる。そこ
で、今回は位置合わせ用のマークを、まず、集束イオン
ビームで形成しておき、それを基準にして、加工を行っ
た。
分を集束イオンビームで加工する時、欠陥位置を正確に
合致させる必要がある。シフタのパターンから位置を合
わせる事も可能だが、集束イオンビームを走査した部分
から発生する二次粒子を検出してマスク表面の凹凸像を
得る走査イオン顕微鏡(以後、SIMと呼ぶ。)では二
次粒子の収率が低いため、像のコントラストがつきにく
く、正確な位置合わせは困難である。さらに、パターン
によっては縦のラインしかない様な場合もあり、この場
合には縦方向の位置合わせは事実上不可能になる。そこ
で、今回は位置合わせ用のマークを、まず、集束イオン
ビームで形成しておき、それを基準にして、加工を行っ
た。
【0014】位置合わせマークは図3(a)の様な縦パ
ターンにシフタ3のはみ出しが発生し、欠陥19を除去
すべき時には、露光に関係しないクロム等のパターン2
上にシフタ3のある箇所を選択して、クロム等のパター
ン2には到達しない深さでシフタ3のみ加工する。その
時の加工形状はSTMでもSIMでも明瞭に認識できる
形状であればよいが、今回は最も簡単な二つのスポット
状のマーク21a,21bを集束イオンビーム加工で形
成した。マーク形成後、イオンビーム軸下からSTM軸
下へマスクを移動させ、欠陥19を含む領域20をST
Mで走査して形状を求める。図3(b)は検出した形状
データである。集束イオンビームで形成したマーク21
a,21bの位置は深い凹部として認識できる。この二
点のマークを基準に欠陥19の形状をcpu内に記憶す
る。次にマスクをイオンビーム軸下に送り、イオンビー
ムを走査して二次粒子を検出してSIM像を得る。イオ
ンビームはマスクに垂直に入射するため、SIM像には
高さ情報は含まれていない。また、二次粒子の収量が少
ないため、エッジのなまった欠陥19の端部の位置は明
確に判別できない。しかし、最初に形成したマーク21
a,21bは深い穴であるので図3(c)の様にSIM
像で位置を確認できる。したがって、SIM像で確実に
認識できるマーク21a,21bを基準にして加工箇所
21を決定する。この時、図3(d)の加工箇所21の
左端は図3(b)で示す様にSTMでは認識可能なクロ
ム等のパターン2のエッジ21cからマーク21a,2
1bまでの距離で決定し、突出部のエッジはSTMで求
めた図3(b)のパターンに従って決定する。今、イオ
ンビームは0.1μmφ以下まで集束しており、SIM
像の分解能は0.1μm以下である。STMの分解能は
さらに小さい。従って、この方法に従って欠陥19の加
工箇所21を決定した結果、その精度は±0.1μm以
下であった。
ターンにシフタ3のはみ出しが発生し、欠陥19を除去
すべき時には、露光に関係しないクロム等のパターン2
上にシフタ3のある箇所を選択して、クロム等のパター
ン2には到達しない深さでシフタ3のみ加工する。その
時の加工形状はSTMでもSIMでも明瞭に認識できる
形状であればよいが、今回は最も簡単な二つのスポット
状のマーク21a,21bを集束イオンビーム加工で形
成した。マーク形成後、イオンビーム軸下からSTM軸
下へマスクを移動させ、欠陥19を含む領域20をST
Mで走査して形状を求める。図3(b)は検出した形状
データである。集束イオンビームで形成したマーク21
a,21bの位置は深い凹部として認識できる。この二
点のマークを基準に欠陥19の形状をcpu内に記憶す
る。次にマスクをイオンビーム軸下に送り、イオンビー
ムを走査して二次粒子を検出してSIM像を得る。イオ
ンビームはマスクに垂直に入射するため、SIM像には
高さ情報は含まれていない。また、二次粒子の収量が少
ないため、エッジのなまった欠陥19の端部の位置は明
確に判別できない。しかし、最初に形成したマーク21
a,21bは深い穴であるので図3(c)の様にSIM
像で位置を確認できる。したがって、SIM像で確実に
認識できるマーク21a,21bを基準にして加工箇所
21を決定する。この時、図3(d)の加工箇所21の
左端は図3(b)で示す様にSTMでは認識可能なクロ
ム等のパターン2のエッジ21cからマーク21a,2
1bまでの距離で決定し、突出部のエッジはSTMで求
めた図3(b)のパターンに従って決定する。今、イオ
ンビームは0.1μmφ以下まで集束しており、SIM
像の分解能は0.1μm以下である。STMの分解能は
さらに小さい。従って、この方法に従って欠陥19の加
工箇所21を決定した結果、その精度は±0.1μm以
下であった。
【0015】欠陥の中には図3(b)のように欠陥のエ
ッジがなだらかな状態のものも発生する。これを深さ精
度±20nmで加工する必要がある。このため、本実施
例では上記のSTMで検出した形状データから加工デー
タを作成し、これに従って加工する事で深さ精度を確保
している。
ッジがなだらかな状態のものも発生する。これを深さ精
度±20nmで加工する必要がある。このため、本実施
例では上記のSTMで検出した形状データから加工デー
タを作成し、これに従って加工する事で深さ精度を確保
している。
【0016】図4(a)において加工箇所21をSTM
で走査した一つの走査線22について述べる。走査線2
2からは図4(b)の欠陥部の高さhの情報が得られる
。この時、マスクに対して垂直な方向、つまり、集束イ
オンビームの入射方向と欠陥斜面とのなすビーム入射角
θが図4(c)の様に各位置について求められる。一方
、イオンを物質に入射した時のスパッタ率の角度依存性
はイオン種とターゲット物質、および、イオンの入射エ
ネルギによって変化する。今回はイオン種はGa、ター
ゲットは酸化シリコン、イオンの入射エネルギは25k
eVであり、図4(d)に示す角度依存性を示す。加工
深さはイオンのドーズ量に比例するのでスパッタ率の低
い時にはドーズ量を増し、スパッタ率の高い時にはドー
ズ量を減らせば、一定の加工深さが得られる。イオンの
ドーズ量はイオンビームの走査速度を変化させても変え
られるが、本実施例ではイオンビームの走査線を走査点
の連続で構成し、各走査点における滞在時間であるドゥ
エルタイムを制御する事でイオンのドーズ量を変化させ
ている。ただし、図5の様にイオンビーム走査23を行
う時、各ビームスポットはガウス型のビーム電流分布2
5を持っており、それが重なっていくため、単純な加工
よりも加工深さが深くなる。しかも、ドゥエルタイムが
違えば一つの走査点での加工深さも変化するため、その
時の入射角θでの加工深さδ(θ)も変化する。従って
、ある入射角θでのドゥエルタイムはビーム入射方向へ
の加工深さδ(θ)/cos(θ)を一定にする様に求
める。今、要求されている加工の深さ精度は±20nm
である。そこで、加工する深さδ(θ)/cos(θ)
がその十分の一になる時のドゥエルタイムを各入射角θ
について求た。なお、別の組合せ、例えば、加工対象が
窒化シリコンであれば、その組合せにおけるデータを入
力しておけばよい。求めたドゥエルタイムは図4(f)
の破線に示す様にスッパタ率の逆数に近い変化をする。 これをデータベースとしてcpu内に格納しておく。こ
のデータと図4(c)に示した各位置での入射角データ
とから図4(e)に示す走査線22上の各位置における
ドゥエルタイムが求められる。図4(d)は図4(a)
に示したSTMの走査線22と同じ線上を集束イオンビ
ームが走査して加工している状態を示す。各黒点がイオ
ンビームの走査点24を示しており、それぞれの走査点
24におけるドゥエルタイムは図4(e)に従って変化
させている。加工箇所21上の全ての走査線について、
同様の操作を行う。また、加工箇所21のエッジ部から
加工が基板に到達していくが、これは形状情報と加工デ
ータから予測できるため、それに従って加工領域を縮小
していく。この方法により深さ精度の良い加工が可能に
なった。また、数走査面ごとに集束イオンビーム軸から
STM軸にステージを移動させて、形状情報を更新して
いくと、さらに深さ精度を向上させられる。
で走査した一つの走査線22について述べる。走査線2
2からは図4(b)の欠陥部の高さhの情報が得られる
。この時、マスクに対して垂直な方向、つまり、集束イ
オンビームの入射方向と欠陥斜面とのなすビーム入射角
θが図4(c)の様に各位置について求められる。一方
、イオンを物質に入射した時のスパッタ率の角度依存性
はイオン種とターゲット物質、および、イオンの入射エ
ネルギによって変化する。今回はイオン種はGa、ター
ゲットは酸化シリコン、イオンの入射エネルギは25k
eVであり、図4(d)に示す角度依存性を示す。加工
深さはイオンのドーズ量に比例するのでスパッタ率の低
い時にはドーズ量を増し、スパッタ率の高い時にはドー
ズ量を減らせば、一定の加工深さが得られる。イオンの
ドーズ量はイオンビームの走査速度を変化させても変え
られるが、本実施例ではイオンビームの走査線を走査点
の連続で構成し、各走査点における滞在時間であるドゥ
エルタイムを制御する事でイオンのドーズ量を変化させ
ている。ただし、図5の様にイオンビーム走査23を行
う時、各ビームスポットはガウス型のビーム電流分布2
5を持っており、それが重なっていくため、単純な加工
よりも加工深さが深くなる。しかも、ドゥエルタイムが
違えば一つの走査点での加工深さも変化するため、その
時の入射角θでの加工深さδ(θ)も変化する。従って
、ある入射角θでのドゥエルタイムはビーム入射方向へ
の加工深さδ(θ)/cos(θ)を一定にする様に求
める。今、要求されている加工の深さ精度は±20nm
である。そこで、加工する深さδ(θ)/cos(θ)
がその十分の一になる時のドゥエルタイムを各入射角θ
について求た。なお、別の組合せ、例えば、加工対象が
窒化シリコンであれば、その組合せにおけるデータを入
力しておけばよい。求めたドゥエルタイムは図4(f)
の破線に示す様にスッパタ率の逆数に近い変化をする。 これをデータベースとしてcpu内に格納しておく。こ
のデータと図4(c)に示した各位置での入射角データ
とから図4(e)に示す走査線22上の各位置における
ドゥエルタイムが求められる。図4(d)は図4(a)
に示したSTMの走査線22と同じ線上を集束イオンビ
ームが走査して加工している状態を示す。各黒点がイオ
ンビームの走査点24を示しており、それぞれの走査点
24におけるドゥエルタイムは図4(e)に従って変化
させている。加工箇所21上の全ての走査線について、
同様の操作を行う。また、加工箇所21のエッジ部から
加工が基板に到達していくが、これは形状情報と加工デ
ータから予測できるため、それに従って加工領域を縮小
していく。この方法により深さ精度の良い加工が可能に
なった。また、数走査面ごとに集束イオンビーム軸から
STM軸にステージを移動させて、形状情報を更新して
いくと、さらに深さ精度を向上させられる。
【0017】この方法では加工が基板に到達した事は形
状情報と加工データから予測していたが、これをさらに
確実にするために、図6に示す様にシフタ3の下に透明
で、かつ、シフタ3の材料、例えば、酸化シリコンに比
べて二次電子放出能の高い材料、例えば、金薄膜26等
を挿入しておく。シフタ3の欠陥部を加工し、金薄膜2
6に到達すると、図6の二次電子信号画面28の様に信
号強度が立ち上がる。この立上りを検出した走査点は次
走査からビーム照射を停止する。この方法で加工領域の
縮小が確実に行える。比較的高さの低い欠陥の場合には
本方式だけで、この形状情報から加工データを作成する
方法を取らなくても下地基板へのダメージのほとんど無
い加工が可能であった。なお、ここでは検出する対象を
二次電子としたが、これは二次イオン、または、イオン
衝撃励起光等のイオン照射によって発する光か、外部か
ら補助光としてレーザ等を加工部に照射しておきイオン
照射によって発する光をエンハンスした光を使用しても
良い。
状情報と加工データから予測していたが、これをさらに
確実にするために、図6に示す様にシフタ3の下に透明
で、かつ、シフタ3の材料、例えば、酸化シリコンに比
べて二次電子放出能の高い材料、例えば、金薄膜26等
を挿入しておく。シフタ3の欠陥部を加工し、金薄膜2
6に到達すると、図6の二次電子信号画面28の様に信
号強度が立ち上がる。この立上りを検出した走査点は次
走査からビーム照射を停止する。この方法で加工領域の
縮小が確実に行える。比較的高さの低い欠陥の場合には
本方式だけで、この形状情報から加工データを作成する
方法を取らなくても下地基板へのダメージのほとんど無
い加工が可能であった。なお、ここでは検出する対象を
二次電子としたが、これは二次イオン、または、イオン
衝撃励起光等のイオン照射によって発する光か、外部か
ら補助光としてレーザ等を加工部に照射しておきイオン
照射によって発する光をエンハンスした光を使用しても
良い。
【0018】本実施例では図2に示す様に一つのチャン
バの中にSTMと集束イオンビーム光学系とを収納した
が、マスク検査装置内に含めるか、または、別装置とし
てSTMを用意しても、欠陥修正のスループットは低下
するが、同等の修正は加工できる。
バの中にSTMと集束イオンビーム光学系とを収納した
が、マスク検査装置内に含めるか、または、別装置とし
てSTMを用意しても、欠陥修正のスループットは低下
するが、同等の修正は加工できる。
【0019】シフタについても上記の様な余分な部分に
シフタの材料が残った欠陥以外に、あるべき箇所のシフ
タが抜けた欠陥も発生する。この欠陥を修正するには別
の工程が必要になるが、その前に修正箇所を平坦化する
にも本方式は有効である。
シフタの材料が残った欠陥以外に、あるべき箇所のシフ
タが抜けた欠陥も発生する。この欠陥を修正するには別
の工程が必要になるが、その前に修正箇所を平坦化する
にも本方式は有効である。
【0020】本発明は位相シフトマスクのシフタを対象
としているが、クロム等で形成されたパターンの欠陥に
対しても同等の効果がある。
としているが、クロム等で形成されたパターンの欠陥に
対しても同等の効果がある。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、位相シフトマスクの欠
陥修正における加工深さ精度が向上し、欠陥部の下地へ
のダメージを低減できるため、欠陥修正の歩留まりが向
上する。
陥修正における加工深さ精度が向上し、欠陥部の下地へ
のダメージを低減できるため、欠陥修正の歩留まりが向
上する。
【図1】本発明の位相シフタの欠陥修正を示すマスクの
断面図。
断面図。
【図2】本発明のマスク修正装置の系統図。
【図3】本発明の位相シフタの欠陥修正の位置合わせの
工程図。
工程図。
【図4】本発明の位相シフタの欠陥修正の加工方法の説
明図。
明図。
【図5】集束イオンビーム加工における加工の進行を示
す加工部の断面図。
す加工部の断面図。
【図6】本発明の位相シフタの欠陥修正の加工終点検出
の説明図。
の説明図。
【図7】フォトマスクの欠陥を示すマスクの平面図(a
)と断面図(b)(c)。
)と断面図(b)(c)。
【図8】フォトマスクの黒点欠陥の修正方法を示すマス
クの断面図。
クの断面図。
【図9】位相シフトマスクの断面図。
【図10】従来例の位相シフタの欠陥修正を示すマスク
の断面図。
の断面図。
5…STM
7…集束イオンビーム
8…マスク
9…コントロールメカ部
10…イオン光学系
11…イオン源
12…ステージ
13…レーザゲージ
14…真空チャンバ
15…真空ポンプ
16…定盤
17…エアサーボマウント
18…コンローラ
Claims (10)
- 【請求項1】位相シフトマスクの欠陥部分を除去する過
程で、欠陥の三次元形状を認識する手段と、認識した形
状から修正用の加工データを作成するコントローラと、
修正のための加工手段とで構成するマスク欠陥修正シス
テムにより、前記位相シフトマスクの欠陥部分を除去す
ることを特徴とするマスクの修正方法。 - 【請求項2】請求項1において、前記欠陥の三次元形状
を認識する手段が走査トンネル顕微鏡であるマスクの修
正方法。 - 【請求項3】請求項1において、前記修正のための加工
手段が集束イオンビームであるマスクの修正方法。 - 【請求項4】請求項1において、前記位相シフトマスク
の欠陥部の周辺に前記集束イオンビームを用いて位置合
わせマークを加工するマスクの修正方法。 - 【請求項5】請求項1において、前記認識した形状から
前記欠陥の各点の傾斜を求め、各点に対応する前記集束
イオンビームの照射点のビーム照射時間をあらかじめ入
力した入射角と加工量のデータベースから作成した加工
制御データに従って変化させるマスクの修正方法。 - 【請求項6】請求項1において、前記欠陥の三次元形状
を認識する手段が走査電子顕微鏡であるマスクの修正方
法。 - 【請求項7】請求項1において、前記欠陥の三次元形状
を認識する手段が干渉顕微鏡であるマスクの修正方法。 - 【請求項8】請求項1において、前記修正のための加工
手段が電子ビームに反応性ガスを作用させるマスクの修
正方法。 - 【請求項9】請求項1において、前記修正のための加工
手段が走査トンネル顕微鏡のトンネル電子に反応性ガス
を作用させるマスクの修正方法。 - 【請求項10】位相シフトマスクのシフタ下に、透明で
、前記シフタよりも上記修正のための加工手段を作用さ
せた時に発生する二次粒子数の異なる薄膜を挿入したこ
とを特徴とする位相シフトマスク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3054312A JPH04289861A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | マスクの修正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3054312A JPH04289861A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | マスクの修正方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04289861A true JPH04289861A (ja) | 1992-10-14 |
Family
ID=12967064
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3054312A Pending JPH04289861A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | マスクの修正方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04289861A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6197455B1 (en) * | 1999-01-14 | 2001-03-06 | Advanced Micro Devices, Inc. | Lithographic mask repair using a scanning tunneling microscope |
| EP1587113A3 (en) * | 2004-04-15 | 2006-08-02 | FEI Company | Stylus system for modifying small structures |
| JP2010085778A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Toshiba Corp | フォトマスクの欠陥修正方法、フォトマスクの欠陥修正システム及びフォトマスクの欠陥修正プログラム |
| JP2016072409A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | 大日本印刷株式会社 | ステージ制御方法、修正テンプレートの製造方法、およびテンプレート観察修正装置 |
-
1991
- 1991-03-19 JP JP3054312A patent/JPH04289861A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6197455B1 (en) * | 1999-01-14 | 2001-03-06 | Advanced Micro Devices, Inc. | Lithographic mask repair using a scanning tunneling microscope |
| EP1587113A3 (en) * | 2004-04-15 | 2006-08-02 | FEI Company | Stylus system for modifying small structures |
| US7375324B2 (en) | 2004-04-15 | 2008-05-20 | Fei Company | Stylus system for modifying small structures |
| JP2010085778A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Toshiba Corp | フォトマスクの欠陥修正方法、フォトマスクの欠陥修正システム及びフォトマスクの欠陥修正プログラム |
| JP2016072409A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | 大日本印刷株式会社 | ステージ制御方法、修正テンプレートの製造方法、およびテンプレート観察修正装置 |
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