JPH04290210A - 電動式遊戯機用ソレノイド - Google Patents

電動式遊戯機用ソレノイド

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JPH04290210A
JPH04290210A JP8080591A JP8080591A JPH04290210A JP H04290210 A JPH04290210 A JP H04290210A JP 8080591 A JP8080591 A JP 8080591A JP 8080591 A JP8080591 A JP 8080591A JP H04290210 A JPH04290210 A JP H04290210A
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勲 甲斐
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁的に移動子を動か
すソレノイドに関し、詳細にはパチンコ機等の球を弾く
形式の打球発射装置として最適な電動式遊戯機用ソレノ
イドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、中空のボビンと、ボビン内に移動
可能に挿通した磁性移動子と、ボビン上に設けたコイル
とを備え、移動子を電磁的に動かすソレノイドは、特に
電動式遊戯機の打球発射装置として多用されている。例
えば、実開昭60−37370号公報、「遊戯機の球発
射装置」に開示のソレノイドは、中空円筒状の固定子磁
極(ボビンに相当)にコイルを設け、ボビン内に移動可
能に移動子を挿通したものである。このソレノイドによ
る球の弾発は、コイルに励磁電流を流し、移動子に磁界
を与えて、移動子を動かし、移動子に取付けた弾球槌の
先端の衝突バネで球を弾くことにより行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パチン
コ機で上記のようなソレノイドによって球を打ち、鉛直
方向に延びる打球通路から遊戯盤の上部まで球を到達さ
せるには、重力に抗して球を打ち上げなければならず、
これには相当な力を要する。この力を移動子の運動量で
賄うためには、コイルの巻数を多くし、コイルに流す励
磁電流も多くする必要がある。このため、必然的にソレ
ノイドが大型になる。
【0004】しかし、パチンコ機等の遊戯機では、打球
発射装置だけでなく、色々な装置を限られたスペース内
に組み込まなければならず、打球発射装置であるソレノ
イドが大型になることは好ましくない。特に、パチンコ
機では、遊戯機のサイズが或る程度制限されているので
、限られたスペースに収まる大きさの、十分な打球力が
得られるソレノイドを作製するのは容易ではない。
【0005】これに加えて、大型のソレノイドでは移動
子の運動に多くの電流が費やされる。特に、最近の遊戯
機は電動式の部分が多く、電飾も一層豪華になりつつあ
るため、一台の遊戯機で消費される電力量は増加傾向に
ある。このため、経費削減の意味から電力消費量をでき
るだけ抑えることも要望されている。更に、打球発射装
置として使用されるソレノイドでは、電磁的に移動子を
動かすものであるため、移動子の移動によって球を打ち
出した後に移動子を止めるための当接部材を設けてある
のが一般的である。この当接部材により、移動子が球を
打つ方向に動いた後に、移動子が当接部材に当たり、移
動子が止まる。しかし、移動子は相当速く動くので、高
速で移動子が当接部材に当たると、かなり大きな衝突音
が発する。
【0006】そのため、多数のパチンコ機を設置したパ
チンコ店内では、甲高い衝突音が騒音となって店内に響
き、遊戯者に不快感を与える。そればかりか、最近のパ
チンコ機は遊戯の効果音として派手な電子音を発するも
のが多く、しかも遊戯者の遊戯意欲をそそるような音楽
をパチンコ店内に流しているところが殆どである。この
ようなパチンコ店から出る音については、店の周囲に及
ぼす騒音問題が懸念される時勢であり、上記移動子の衝
突音のような不要な音は発生しないのが好ましい訳であ
る。
【0007】従って、本発明の目的は、小型で電力消費
量が少なくても十分な打球力が得られると共に、騒音対
策も講じた電動式遊戯機用ソレノイドを提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の電動式遊戯機用ソレノイドは、中空のボビ
ンと、ボビン内に移動可能に挿通した磁性移動子と、ボ
ビン上に設けたコイルとを備えるソレノイドであって、
移動子と接触して移動子を止める当接部材をボビンに取
付け、移動子に空洞部を形成すると共に、当接部材或い
は当接部材に接触する移動子の部分の少なくともいずれ
かに消音部材を設けたことを特徴とするものである。
【0009】本発明のソレノイドは、移動子が空洞部を
有するので、空洞部を持たない同一サイズの移動子に比
べて移動子が軽くなり、移動子の運動速度が十分に大き
くなる。この結果、移動子によって得られる打球力が強
くなる。又、空洞部を持たない同一サイズの移動子より
も同じ打球力を得るのに小型でよいから、電力消費も少
なくなる。更に、当接部材或いは当接部材と接触する移
動子の部分の少なくともいずれかに消音部材を設けてあ
るので、移動子が停止する時に移動子は当接部材に直接
当たらず、移動子と当接部材との間に消音部材が介在す
る。このため、移動子が止まる時に発する音は極めて小
さく、雑音の発生が防止される。
【0010】移動子は或る程度まで軽量化されればよい
のであって、移動子に形成する空洞部の形状、大きさ、
数に特に限定があるわけではない。具体的な空洞部とし
ては、移動子の心軸と同心の中空、ピンホールの如き無
数の微小孔、又はスリットが例示される。空洞部は、移
動子がスムーズに運動するように、即ち移動子の重心が
心軸上に位置するように設けることが好ましい。例えば
、スリットは、重心位置を加味すると、一定間隔又は一
定角度間隔を置いて移動子に形成することになる。
【0011】上記空洞部を移動子に設けることで、移動
子が軽くなるわけであるが、移動子の体積に対する空洞
部の体積占有率を無制限に高めればよいというものでも
ない。つまり、後述の実施例でも述べるように、移動子
を軽くして移動子の運動速度を増しても、打球力が弱く
なるので、移動子の重さと運動速度によって得られる移
動子の打球力が最強になるような条件を適宜選定するこ
とが重要である。
【0012】又、移動子の態様として、空洞部を設ける
ことに加えて、移動子の外周を摩擦の小さいプラスチッ
ク等で覆ったり、移動子を含油金属により成形したり、
又はプラスチックにフェライトや粉末磁性材を混入した
もので移動子を作製したりするのも好適である。但し、
移動子の軽量化に伴って、移動子の強度が低下すること
が問題となる場合は、空洞部に軽量のプラスチックを充
填して、補強すればよい。
【0013】当接部材又は移動子の少なくともいずれか
に設ける消音部材は、移動子と当接部材が当たった時に
発する衝突音ができるだけ小さくなるような素材からな
ればよい。例えば、ポリウレタン、合成ゴム、或いはそ
れらとクロスとの組合せたものからなるシート、又は緩
衝作用を有するコイルバネや板バネがある。但し、消音
部材は移動子と当接部材との衝突により圧縮作用を繰り
返し受けるので、消音性の他に耐摩耗性や耐久性に優れ
たものであることが好ましい。又、消音性を一層高める
には当接部材と移動子の両方に消音部材を設けるのが望
ましい。
【0014】
【実施例】以下、本発明の電動式遊戯機用ソレノイドを
実施例に基づいて説明する。図1にその一実施例を示す
。この実施例のソレノイドは、中空円筒状のボビン1と
、ボビン1に設けたコイル2と、ボビン1の中空部分に
移動可能に挿通した円柱状の磁性移動子3とを備える。
【0015】移動子3は当該移動子と同心の円柱状空洞
部4を有し、これにより移動子3は中空円筒状を呈する
。移動子3の先端はテーパ状部31となり、テーパ状部
31の先細部32に、軽い非磁性金属又はプラスチック
からなる心棒5が螺子等によって固定されている。心棒
5は、移動子3の空洞部4を通ってボビン1の外方に突
出する長さを持ち、移動子3と一体に運動する。心棒5
の先端には、当該心棒のボビン1からの抜けを防止する
ためのストッパ51を設けてある。
【0016】コイル2は磁性金属からなる外枠6、7で
覆われ、移動子3を移動させる磁気回路が構成される。 ボビン1の中空部分の一端内周面には、移動子3を当該
中空部分の中心に容易に位置決めできるようにすると共
に、移動子3との摩擦を軽減する摩擦の非常に小さい非
磁性円筒状の軸受としての案内部材8が取付けられる。 ボビン1の中空部分の他端内周面には、移動子3のテー
パ状部31に対応する形状を持つ磁性円筒状の当接部材
9が取付けられ、当接部材9は移動子3を止める作用を
有する。又、当接部材9が外枠6から外方に突出する部
分には、心棒5のストッパ51に係合すると共に、摩擦
の非常に小さい軸受としての機能を果たす係止部材10
を設けてある。
【0017】本実施例では、消音部材として、移動子3
の先細部32の端面にポリウレタン・シート33が設け
られており、移動子3が図中の矢印イ方向に動けば、シ
ート33が当接部材9の端面91に当たり、移動子3が
止まるようになっている。このように構成したソレノイ
ドを実際にパチンコ機の打球発射装置として利用するに
は、図1に示すように、心棒5の先端部52に弾発バネ
55を取付けて、弾発バネ55で球を打つ態様とし、球
を一層弾き易くしておく。又、心棒5の復帰も、心棒5
の後端に引張バネ56を取付けることにより行う。この
場合、移動子3が矢印イ方向に動く力は引張バネ56の
復元力よりも勝り、コイル2への励磁電流が切れた瞬間
に移動子3が引張バネ56によって矢印ロ方向に後退す
る。
【0018】ソレノイドがパチンコ球を打ち出す作用に
ついては、図1と図2を参照して説明する。図2に示す
ソレノイドは図1のものを単純化したものである。但し
、図2では紙面の都合上、水平方向にソレノイドを配し
てあるが、実際のパチンコ機ではソレノイドを鉛直方向
に配置し、球を鉛直方向に打ち上げる。まず、図2(a
)の状態では、心棒5は引張バネ56によって矢印ロ方
向に最大限に移動し、心棒5のストッパ51と係止部材
10が係合する。又、心棒5の先端の弾発バネ55から
手前にある球発射位置には球100が用意される。 ここでコイル2に励磁電流を流すと、磁界が移動子3に
加わり、移動子3と心棒5は矢印イ方向に一体に動き始
める。
【0019】更に心棒5が矢印イ方向に移動すると、図
2(b)のように弾発バネ55が球100に衝突する直
前の状態になる。この時に、心棒5の速度はほぼ最高に
なっており、球100に与える衝撃力(打球力)もほぼ
最強である。又、この状態では、移動子3に設けたシー
ト33は当接部材9の端面91には当接せず、移動子3
は矢印イ方向に移動し続ける。
【0020】次の瞬間には、図2(c)の如く、球10
0が弾発バネ55によって矢印方向に打ち出される。打
球後も心棒5は矢印イ方向に若干移動するが、直ちにシ
ート33が端面91に突き当たるため、移動子3は矢印
イ方向に最大限に動いたところで止まる。この時点で励
磁電流を切れば、磁界が無くなるのと同時に、移動子3
は引張バネ56によって矢印ロ方向に引き戻され、スト
ッパ51が係止部材10に係合する状態、即ち図2(a
)の状態に復帰する。これに併せて、球発射位置に次の
球101が用意され、移動子3と心棒5は次の打球動作
の開始を待つ。
【0021】かかる打球動作を繰り返すことで、パチン
コ球が次々に弾かれる。ここに、本発明のソレノイドで
は、移動子3が空洞部4を有するので、空洞部4を設け
ない同一サイズの単なる円柱状移動子に比べて、移動子
3は相当軽量である。このため、移動子3の運動速度は
円柱状移動子に比して大きく、弾発バネ55が球を打つ
力も強い。しかも、同等の打球力を得るには、同一サイ
ズの円柱状移動子よりも小型のソレノイドでよい。更に
は、移動子3の先細部32に消音性シート33を設けて
あるので、シート33が当接部材9の端面91に当たる
時に発する衝突音は極めて小さく、雑音となるような音
ではない。この消音効果は、球のない時の空打の場合に
特に有効である。
【0022】ところで、心棒5の先端部52の打球力に
関しては、コイル2に流す励磁電流の通電時間(以下、
これを便宜上パルス幅という)が重要な要素となる。 今、パチンコ球を鉛直方向に打ち上げる場合を想定する
と、球が上昇する高さと励磁電流のパルス幅との関係は
図3のようになる。但し、その他の条件、即ち移動子3
(心棒5を含む)の重量、移動子3のストローク、心棒
5の先端部52が球を打つ時の位置等は全て同一である
【0023】この図3からも分かるように、パルス幅が
短い場合、移動子3の打球力は弱く、球は高くまで上昇
しない。又、パルス幅aであれば、移動子3によって得
られる打球力が最大になり、球の高さも最高になる。こ
のパルス幅aよりもパルス幅を幾ら長くしても、高さは
一定である。パルス幅以外の要素としては、移動子3の
重さ(心棒5の重さも含むが、ここでは無視する)が大
切である。同様に球の鉛直方向の高さと移動子3の重さ
との関係を図4に示す。先述したように、空洞部4を大
きくして移動子3を無制限に軽くすればよいのではなく
、移動子3が或る程度の重量を持たないと、十分な打球
力が得られない。従って、球の高さが最高になる時の重
さbになるように、空洞部4を移動子3に設けることが
好ましい。一般に、球の高さが最高になる時の移動子の
重さは球の重さに依存するため、使用する球の重さに応
じて移動子の重さを調整することが望ましい。因みに、
空洞部を持たない同一サイズの円柱状移動子の重さb’
では、球の高さは相当低い。
【0024】上記パルス幅と重さを最適に設定したなら
、心棒5の先端部52の打球力は十分に強くなり、パチ
ンコ球を遊戯盤の上部まで容易に打ち上げることができ
る。なお、上記実施例では、移動子3に固定した心棒5
でパチンコ球を直接打つものであるが、間接的に球を打
つ態様でも構わない。例えば、「く」の字状の発射槌の
一端に心棒5を固定し、心棒5に連動して発射槌が支点
を軸に揺動するようにし、発射槌の他端に取付けたピン
(又はピンに設けた弾発バネ)で球を打つ構成でもよい
【0025】又、上記実施例では、移動子3の先端に消
音部材としてのシート33を設けているが、このシート
33は当接部材9の端面91に設けてもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明のソレノイドは、以上説明したよ
うに移動子が空洞部を有するので、空洞部を持たない同
じサイズの円柱状移動子を用いた場合に比べて、移動子
の運動速度が大きく、移動子の運動によって得られる打
球力が遙に強い。このため、円柱状移動子を用いた場合
に得られる打球力と同等の打球力を得るには、ソレノイ
ドは小型で済む。しかも、小型化されるので、電力消費
量も少なく、経済的である。
【0027】又、当接部材或いは移動子の少なくともい
ずれかに消音部材を設けてあるので、移動子が当接部材
に当たる際には両者の間に消音部材が介在することにな
る。そのため、移動子と当接部材との衝突音は非常に小
さく、消音部材は有効な騒音対策となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るソレノイドの縦断面図
である。
【図2】本発明のソレノイドをパチンコ機の打球発射装
置に適用した場合の作用を説明するための図である。
【図3】本発明のソレノイドにおいて、移動子によって
得られる打球の高さと励磁電流のパルス幅との関係を示
すグラフである。
【図4】本発明のソレノイドにおいて、移動子によって
得られる打球の高さと移動子の重さとの関係を示すグラ
フである。
【符号の説明】
1      中空のボビン 2      コイル 3      磁性移動子 4      空洞部 5      心棒 9      当接部材 33    シート(消音部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中空のボビンと、ボビン内に移動可能に挿
    通した磁性移動子と、ボビン上に設けたコイルとを備え
    るソレノイドであって、移動子と接触して移動子を止め
    る当接部材をボビンに取付け、移動子に空洞部を形成す
    ると共に、当接部材或いは当接部材に接触する移動子の
    部分の少なくともいずれかに消音部材を設けたことを特
    徴とする電動式遊戯機用ソレノイド。
JP8080591A 1991-03-18 1991-03-18 電動式遊戯機用ソレノイド Expired - Fee Related JP2935912B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013045855A (ja) * 2011-08-23 2013-03-04 Takigen Mfg Co Ltd ソレノイド装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013045855A (ja) * 2011-08-23 2013-03-04 Takigen Mfg Co Ltd ソレノイド装置

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