JPH04290635A - トーション遮断装置用流体継手 - Google Patents

トーション遮断装置用流体継手

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JPH04290635A
JPH04290635A JP3096456A JP9645691A JPH04290635A JP H04290635 A JPH04290635 A JP H04290635A JP 3096456 A JP3096456 A JP 3096456A JP 9645691 A JP9645691 A JP 9645691A JP H04290635 A JPH04290635 A JP H04290635A
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JP
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housing
spring
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radially
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JP3096456A
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Rodney Howard Detty
ロドニー ハワード デッティー
Wayne Kenneth Leichliter
ウェイニー ケネス ライヒリッター
John C Mann
ジョン シリル マン
Charles S Roscoe
チャールズ スティーブン ロスコー
David J Shoals
デビッド ジェー.ショールズ
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Eaton Corp
Original Assignee
Eaton Corp
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/10Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
    • F16F15/16Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using a fluid or pasty material
    • F16F15/161Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using a fluid or pasty material characterised by the fluid damping devices, e.g. passages, orifices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H45/02Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches  with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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    • F02B1/02Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition
    • F02B1/04Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition with fuel-air mixture admission into cylinder
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16H45/02Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches  with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H2045/0273Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches  with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch
    • F16H2045/0294Single disk type lock-up clutch, i.e. using a single disc engaged between friction members

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ドライブライン(動
力伝達系統)の動作範囲全域に対して作動するトーショ
ン遮断装置の機構に関するものである。より具体的にい
えば、本発明は自動車のドライブライン用の流体継手に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】オットーサイクルエンジン(定容サイク
ル機関)あるいはディーゼルサイクルエンジン(定圧サ
イクル機関)の出力速度またはクランクシャフト速度が
、いわゆるエンジンの定常動作中も変化することは周知
のことである。すなわち、シャフトは常に、その平均速
度の付近で加速と減速を繰り返している。もちろん、こ
れらの加速ならびに減速の大部分は、エンジンシリンダ
ーからのパワーパルス(動力振動)の結果である。シリ
ンダーのチャージ密度、空気対燃料の比率、イグニショ
ンが均一な場合には、これらの振動は、均一な振動数と
振幅を持ち得る。
【0003】しかしながら、前記のごとき均一性は常に
得られるものではなく、そのような均一性が得られない
場合、パルスの振動数と振幅は相当の変動を示すことに
なる。パルスが均一なものであるか否かに関わらず、こ
こで言及するトーション振動(ねじれ振動)と称される
パルスは、車両のドライブラインを通じて自動車の乗員
に伝えられる。このようなトーション振動はドライブラ
インに悪影響を及ぼし、乗員の居住性を損なう揺れとな
って現れる。さらに、エンジンがアクセルペダルの動き
等の要因によって急激に加速及び(もしくは)減速され
た場合、トルクを持った振動がドライブライン全体に伝
達され、これも居住性を損なう原因となる。本明細書に
おいてはこのようなパルスもトーション振動と称するも
のとする。
【0004】自動車が発明されて以来、多数のトーショ
ン制動装置あるいはそのための理論体系が提案され、ド
ライブラインのトーション振動を遮断し、減衰させるた
めに用いられてきた。例えば、機械的変速装置と組み合
わせて用いられるマスタークラッチには、長年にわたっ
てスプリングと二次的な機構である摩擦機構が用いられ
、それぞれがトーション振動を抑える機能を果たしてい
る。
【0005】通常、トーション振動は、マスタークラッ
チの一次摩擦入力とスプラインからの出力との間に円を
描く形で互いに間隔を空けて配置された複数のコイルス
プリングによって遮断され、吸収される。スプリングに
平行して互いに斜めになる形で配置された二次摩擦表面
が、あらかじめ定められた大きさの力を提供して制動を
行う。トーション振動の振幅が二次摩擦表面から遊離あ
るいはスリップを生ぜしめるようなトルク限界を超えた
ときに、制動が行われる。
【0006】このような機構においては、二次摩擦表面
からのスリップトルクに満たないトーション振動は、ス
プリングにより緩和もしくは遮断されることなく、クラ
ッチを通じて直接伝達されてしまう。つまり、この機構
は前記のようなトーション振動については遮断ないし制
動を行わないわけである。
【0007】二次摩擦表面の本来の設計あるいはその摩
耗により二次表面のスリップトルクが減少した場合、制
動効果も減少する。さらに、スプリングのエネルギー吸
収能力もしくは蓄積能力を超えたトーション振動も、ク
ラッチを通じて直接伝達されることになる。スプリング
が折れるのを防ぐためにスプリング比を大きくすると、
スプリングはより小さな振幅のトーション振動を遮断/
吸収する作用をほとんど、またはまったく果たさなくな
ってしまう。
【0008】トーション制動アセンブリのスプリングの
作動範囲及び容量を増大するため、ウェンプ(Wemp
)は米国特許1,978,922 号明細書において、
マスタークラッチに用いられるコイルスプリングよりも
かなり伸縮能力の大きい、低いスプリング比のトーショ
ンスリーブを用いる方法を提案している。
【0009】このような機構の場合も、マスタークラッ
チ機構と同様に、スプリングに平行し、互いに斜めにな
る形で配置された二次機械摩擦表面が、所定の大きさの
力により制動を行う。このため、ウェンプの機構におい
ても、二次摩擦表面のスリップトルクあるいは遊離トル
クに満たないトーション振動を遮断/制動することはで
きない。二次表面のスリップトルクまたは遊離トルクが
減少した場合も、ウェンプの機構では制動できない。 
 参考のため本明細書に包含されている米国特許4,6
90,256 号(発明者:ボップ等)に示されている
ような、羽根つきダンパによりドライブラインのトーシ
ョン振動を抑える方法もよく知られている。
【0010】この米国特許においては、トルクコンバー
タのハウジング内でオイルに浸されたトーション制動ア
イソレータアセンブリが開示されている。このアセンブ
リは、入力ドライブと出力ドライブとの間にドライブラ
インのトルクを伝達する弾性材を備え、また、前記弾性
材と平行に接続された拡張可能なチャンバ機構を備えて
いる。弾性材には可動範囲の大きなものが用いられてお
り、入力ドライブと出力ドライブとの間で50度の回転
が可能である。この機構自体も可動範囲が大きく、弾性
材の両端には比較的可動しやすい2個の部材が接続され
、少なくとも2つのチャンバの仕切りとなっている。こ
れらのチャンバの大きさは弾性材伸縮に応じて互いに反
比例する変化を示し、制限機構付きの通路を通じてトル
クコンバータの自動変速機油に連絡している。前記の制
限付き通路によって、トルクコンバータのオイルの流入
もしくは充填がなされ、空隙が生じるのを防ぎ、チャン
バ内からのオイルの流出速度を制限することによりダン
パの作用が制御される。
【0011】米国特許4,690,256 号明細書に
見られる可動範囲の大きな弾性材と拡張可能なチャンバ
機構は、非常に優れたトーション制動アセンブリである
ことが証明されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、弾性材
の耐久寿命に関する問題があり、また、拡張チャンバ機
構に流入し、そこから流出するオイルフローの制御に関
しても、拡張チャンバ内の空隙を防ぎ、あるいはチャン
バの体積を縮小する際に充分な油圧を確保しなければな
らないという問題が生じている。そのうえ、このような
機構の場合、必要な精度を有する機構を低コストで製造
することは難しい。
【0013】このような事情に鑑みて、本発明の目的は
、事実上ドライブラインの動作範囲全体を超えたトーシ
ョン振動を遮断、制動するための効果的なトーション遮
断装置用流体継手を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この流体継手は、ドライ
ブラインのトーション振動を抑えるために液体の圧力を
用いるもので、本発明の特徴に従って、半径方向に離間
した円筒状表面(212a,212b)と軸方向に離間
した第1及び第2の端面(212c,212d)を有す
る環状チャンバ(212)を形成し、前記円筒状表面と
第1表面が第1ハウジング部材(208)により形成さ
れ、さらに周回りに間隔をあけて配置されるとともに、
第1ハウジング部材(208)に密着して固定され、か
つ半径方向に延びて環状チャンバを軸方向に横切って環
状チャンバを少なくとも2つの独立したアーチ型のチャ
ンバ(217)に分割する壁(218)を形成する第1
及び第2の相対回転可能なハウジング部材(208,2
10)と、それぞれのアーチ型チャンバ(217)の内
部に配置されるとともに、周回りに離間した表面(22
0a,220b)と、前記環状チャンバ(212)の円
筒状表面(212a,212b)および第1端面(21
2c) にそれぞれスライド可能なシール関係にある第
1の軸方向に面する端面(220c)とを有するピスト
ンであって、それぞれのピストン(220)が、これに
対応したアーチ型チャンバ(217)を、第1ハウジン
グ部材(208)に対するピストン(220)の動きに
応じて体積に逆比例して変化する複数対の容積部分に分
割するものとを備える流体継手(206) において、
各ピストン(220)が独立した構成部材であり、それ
ぞれが第2の軸方向に面する端面(220d)を有し、
第2ハウジング部材(210)は、半径方向に広がる環
状のハウジング部材で、環状チャンバの第2端面(21
2d)を形成する軸方向に面する表面を有し、前記第2
端面(212d)に対して各ピストンの第2の軸方向に
面する端面(220d)とスライド可能なシール関係に
あり、さらに第2ハウジング部材(210)は第1ハウ
ジング部材(208)の一部(212a,212b)と
スライド可能なシール関係となり、第1ハウジング部材
(208)に固定された部品(224)によって環状チ
ャンバ(212)の第1端面(212c) から離れる
向きへの軸方向移動が抑えられ、かつハウジング部材(
210)が周回りに間隔をおいて配置され、軸方向に延
びる1組の開口部(201c)を備え、かつ、周回りに
配置され、それぞれのピストン(220)を作動させる
駆動手段(216,22c)がハウジング部材(208
,210)と同調関係にあり、前記駆動手段がハウジン
グの開口部(210c)を貫通して軸方向に延び、それ
ぞれのピストン(220)に接続してこれと連動する1
組の駆動ラグ(226)を備えている。
【0015】
【作用】本発明の流体継手は、圧力を加えられていない
液体で満たされたドライブラインのトルクコンバータ・
ハウジング内部に配置され、この液体に浸され、回転可
能な入力軸と出力軸との間に接続される。このアセンブ
リには、これが入出力ドライブ間においてドライブライ
ンのトルクを伝達する可動範囲の大きな螺旋状スプリン
グ、ならびに回転羽根つきダンパ機構が用いられている
。ハウジング部材は、ドライブラインのトーション振動
により生じるスプリングアセンブリの伸縮に応じて体積
に反比例して変化するチャンバを形成する。トルクコン
バータ内の液体は、制限付きの通路を経由してチャンバ
間を流通する。
【0016】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は自動車のドライブラインを概略図で示しており、
このドライブラインは内燃エンジン10と、自動車のリ
ヤ及び(もしくは)フロントホイール(図示されていな
い)等の負荷に動力を与えるための出力軸もしくはギヤ
14を有する自動変速装置12を備えている。
【0017】変速装置12には、流体動力学的な液体継
手もしくはトルクコンバータアセンブリ16、レシオ機
構部18、スプリングアセンブリ20と羽根付きダンパ
アセンブリ22を備えたトーション制動用遮断アセンブ
リ19が含まれている。16〜22の構成要素は、実質
的に、変速装置のシャフト21によって規定される回転
軸に沿って対称的な構造をなしているため、簡潔に、軸
の上部のみを図示した。  トルクコンバータアセンブ
リ16は、エンジンのクランクシャフト28に直接連結
されている入力軸26により回転駆動されるトルクコン
バータハウジング24の内部に設置される。設置のやり
方は、既知のいずれかの方法によるものとする。コンバ
ータアセンブリ16は既によく知られているタイプのい
ずれを採用してもよく、ハウジング24により動かされ
るインペラ(駆動羽根車)30、そのインペラにより流
体動力的に駆動されるタービン32、一方向ローラクラ
ッチにより変速装置のハウジングの回転しない部分37
(図では波線で示されている)に連結されているスター
ター34などが上記のアセンブリに含まれる。トルクコ
ンバータのハウジング24は、圧力をかけられていない
液体、あるいは通常自動変速機油(ATF)として呼ば
れているオイルで満たされている。この液体もしくはオ
イルはレシオ機構部18を潤滑刷る役割を持ち、トルク
コンバータのハウジング24内においては液体にしばし
ば圧力が加えられる。
【0018】変速装置12は、米国特許4,398,4
36 号ならびに英国特許出願2,099,091A号
において公開され、一般に知られている種類の分割型入
力トルク変速装置の改良型を用いる。これらの開示内容
は参考のため本明細書に包含されている。
【0019】レシオ機構部18には、摩擦クラッチC−
1 及びC−2 、一方向クラッチOWC−1 、ブレ
ーキB−1 及びB−2により制御される遊星歯車のセ
ット38が含まれ、逆進及び3段階の前進速度から成る
計4種類のギヤ比作動モードを提供している。遊星歯車
のセット38には、第1太陽歯車40、遊星歯車キャリ
ア46により支えられている遊星ギヤの第1組42及び
第2組44、大減速歯車(リングギヤ)48、第2太陽
歯車50が含まれる。太陽歯車40は、クラッチC−1
 またはOWC−1 を経由して第1羽軸根(クイル)
もしくはトルクコンバータのドライブシャフト52に接
続している。シャフト52は、半径方向に延びた部材5
3を通じてタービン32に接続している。
【0020】第1組、第2組の遊星歯車はそれぞれ、常
に互いに噛み合った状態を保ちつつ、太陽歯車40及び
50、リングギヤ48とも噛み合っている。遊星歯車キ
ャリア46は常に、または直接出力ギヤ14と連動して
いる。リングギヤ48は、ブレーキB−1 を通じて不
動の取り付け基板に連結されるか、クラッチC−2 を
通じて第2クイルシャフト54に接続される。シャフト
54の左端は羽根付きダンパ22に接続しており、その
右端は半径方向に広がるフランジもしくは小歯車軸(ス
パイダ)58を通じてクラッチC−2 に接続している
。太陽歯車50は常に遊星歯車42と噛み合った状態に
あり、ブレーキB−2 を通じて不動の取り付け基板に
接続されている。レシオ機構部18には、シャフト21
によって駆動されATFに圧力を加えるオイルポンプ6
0がある。
【0021】トーション制動アセンブリ19の概略は図
1に示され、図2〜図4ではさらに細部が図示されてい
る。これらの図を見るとアセンブリ19はトルクコンバ
ータのハウジングによって区切られた環状の区画24a
 の内部に設置されている。アセンブリ19は、前記区
画24a の内部にある圧力を加えられたオイルに浸さ
れている。スプリングアセンブリ20には、入れ子状に
配置された、もしくは互いに噛み合った形の2つの平た
い螺旋状のトーションスプリング62があり、これらの
スプリングはおよそ50度の回転に対応できるようにな
っている。上述した以外のタイプのスプリングを用いる
こともできるが、スプリングは、可動範囲の大きなタイ
プであることが望ましい。羽根付きダンパアセンブリ2
2には、相対的に回転が可能な2つのハウジング部材6
6,68 を持った環状のハウジングアセンブリ64が
含まれている。
【0022】スプリング62の半径方向に延びた外側の
端62a は、軸に沿ってトルクコンバータのハウジン
グ24に固定され、スプリングの固定に使用されるピン
70は180 度離れた位置に配置される。図示されて
いるのは一方の端62a と1本のピン70のみである
。半径方向に内側に延びたスプリングの端62b は、
環状のブラケット72に連動するような方法で接続また
はフック留めされている。以上のような配置をとる代わ
りに、米国特許4,782,936 号明細書に開示さ
れている方法に従って、スプリングの端62a を直接
接続してもよい。上記特許は参考のためここに包含され
ている。  ブラケット72には、円筒状または軸状を
なして延びる脚72a 、半径方向に延びる脚72b 
、脚72b から軸方向に延びる1対のスクロール状の
フランジ72c が含まれている。スクロール状のフラ
ンジが見られるのは図3のみである。スプリング62の
端62b は、フランジ72ccの端72d にフック
留めされ、これにより両者は連動するようになっている
。フランジ72c はさらに、スプリング62を半径方
向に支えている。
【0023】ハウジング部材66は、軸方向に延びた円
柱状の壁面部分66a,66b と、放射方向に延びた
環状の壁面部分66c から成っている。ハウジング部
材68は、円柱状の壁面部分66a,66b の間に配
置された放射方向に延び、そこに環状のスラスト部材7
4とスナップリング76によって留め付けられている環
状の壁面部分を含んでいる。ハウジング構成部材68と
スラスト部材74のインタフェース68a,74a は
、摩擦を最小限に抑えるため、表面をベアリング状にし
てもよい。ただし、前記のインタフェースには相互的な
摩擦作用がある方が望ましい。ドライブラインのトーシ
ョン振動の増大に応じて二次トーション制動を与えるた
めである。これについては以下に詳細に述べる。
【0024】ハウジング部材68は、下記に示したよう
な方法で、ブラケット77から軸方向に延びて77b 
の箇所でハウジング24に溶接されている1対のラグに
よってトルクコンバータのハウジング24に連結され、
これと連動している。ブラケットには中心に六角形の開
口部77e があり、ポンプシャフト21の六角形の端
21a を受けるようになっている。ハウジング部材6
6,68 はトルクコンバータの区画24a からの、
またはこれと同じタイプのオイルを内包する環状の区画
78を区切っている。この区画78は、部材68の溝に
固定されるシール79により密閉されていることが望ま
しい。
【0025】図4に示した通り、ダンパの仕切り区画7
8は、1対の仕切り壁または羽根80,68c(それぞ
れ区画を横切って半径方向に延びている)により、体積
を変化させることが可能な1対のチャンバ78a 、7
8b に分割されている。羽根80は、シリンダー壁6
6a,66b の内側及び外側の円筒状をなす面を軸方
向に延びた溝66d,66e によって、部材66に固
定されている。羽根68c は部材68と一体成型され
、68から軸方向に仕切り区画78の内部に延びている
。体積可変式の2つのチャンバの間の液体フローを最小
限にし、これを制御する際には、ハウジング部材の想定
移動可能な表面と羽根とが滑って密閉が行われる。
【0026】ハウジング部材66は、円筒状の壁面66
b 上の内部スプラインと結合し、これを通じてクイル
シャフト54上の外部スプラインに直接接続している。 ハウジング部材66とブラケット72は、円筒状の壁面
66上にある外部スプライン66f と、ブラケットの
円筒状の脚72a の上に設けられた内部スプライン7
2e によって、相対的にある程度回転できるよう相互
接続され、連動するようになっている。ブラケット72
はさらに、一方向クラッチOWC−2 のレース(軌道
輪)から半径方向に延びる部分82によって、前記クラ
ッチの外側のレースに接続されている。 OWC−2 の内側のースはタービン32とクイルシャ
フト52に固定されている。スプライン66f,72e
 は、それぞれハウジング部材66とブラケット72に
よって形成される1対の凹状部分66g,72f 内に
配置された一対の螺旋圧縮スプリング84によって、周
回り方向に付勢されている。
【0027】図5に見られるように、スプリング62,
84 は、トーション制動アセンブリ19に対して2種
類のスプリング比を提供している。スプリング84は、
ドライブラインのトルクが所定の数値に満たないときに
はグラフ中の傾きの緩やかな曲線Aで表されている比較
的低いスプリング比を与え、ドライブラインのトルクが
所定の数値を超えたときには、グラフ中の傾きの大きな
曲線Bで表されているかなり大きなスプリング比を与え
る。
【0028】ハウジング部材68には、外側に向いた1
対の開口部、羽根68c に形成されたアーチ形の凹状
68d を備え、放射状に延びる壁の部分68e,68
f の表面によって形成される末端部分を持っている。 壁部分68e,68f にある制限付きの通路または孔
86,88 は、それぞれ、凹部68d を通して、ト
ルクコンバータ24a 内にある体積可変式のチャンバ
78a,78b に連絡し、チャンバには圧力を加えら
れたオイルが内包されている。ブラケット77のラグ7
7a は、凹部68d の中に延びてハウジング部材6
8とトルクコンバータのハウジング24を結び付け、こ
れらを連動させている。それぞれのラグには、互いに向
かい合っている壁部分68e,68f から、所定の数
値あるいは回転角度だけ間隔をあけて放射状に延びる面
またはバルブ部材77c,77dが含まれ、前記の通路
に対応して配置されている。
【0029】前記のバルブ部材77c,77d は、チ
ャンバの体積が減少しつつある時には常に、そのチャン
バに連結されたそれぞれの通路を全面的もしくは部分的
に閉じるような位置に移動する。壁部分68e,68f
 及びバルブ部材77c,77d の間の円周に沿った
間隔によって与えられるフリープレイ(遊び)は、結合
したバルブ部材に無制限のオイルフローを提供するのに
必要な程度であることが望ましい。すなわち、バルブ部
材77d がそれに連結した壁部分68f に対峙して
いる時には、バルブ部材77c 周辺にオイルフローが
生じるのである。ただし、上記以外の間隔を設定するこ
とも可能である。本書に開示された実施例においては、
フリープレイの総量としては2〜4度程度が適当である
。また、通路の直径の4分の1ないし3分の1のフリー
プレイを設定することもできる。
【0030】装置が作動モードにある間に、バルブ表面
77c を壁部分68e から引き離し、バルブ部材7
7d を壁部分68f に接触させるような方向のトル
クが与えられたとすると、通路86が全面的に開かれ、
別の通路88は全面的または部分的に閉鎖される。この
ような作動モードにおいては、チャンバ78a はその
体積を増大または拡張させ、トルクコンバータのオイル
が比較的自由にチャンバ78a の方に流れて空隙の発
生を防ぐ。一方、チャンバ78b の体積は減少し、チ
ャンバ78b からのオイルフローは阻害または制約さ
れ、チャンバ78b 内部の圧力を充分に大きくして制
動効果を増大させる。
【0031】                          
         表−1  レシオ    C1  
C2  B1  B2  OWC1  OWC2   
 ドライブ  後退ギヤ  *          *
          *          100 
%T/C  第1ギヤ               
     *    *          100 
%T/C  第2ギヤ        *      
    *                100 
%T/S  第3ギヤ  *    *       
               *    100 %
T/S上記表−1は、図1の変速装置がシフトされる際
のクラッチとブレーキの噛み合い状況を示したもので、
後退または前進ギヤ速度比の作動モードを設定する。第
1ギヤ比及び後退ギヤ比の場合、ドライブラインのトル
クは、トルクコンバータ(T/C)を経由して100 
%レシオ機構部に伝えられる。第2ギヤ比及び第3ギヤ
比においては、ドライブラインのトルクはトーションば
ねアセンブリ(T/S)20を通して100 %伝達さ
れる。変速装置が第3ギヤ比になっている場合、クラッ
チOWC−2 が噛み合って太陽歯車40のためのトル
クリアクションを提供する。変速装置が第2または第3
ギヤ比になっている場合、エンジンから発生するドライ
ブラインのトーション振動は、トーションばねアセンブ
リ20により遮断または緩和され、ダンパアセンブリ2
2の衝撃吸収作用またはエネルギー拡散作用と、部材6
8,74 のインタフェース68a,74a における
摩擦力の変動によって減衰される。
【0032】例えば、トーション振動によって第1ハウ
ジング部材及び第2ハウジング部材66,68 に突然
相対的な回転が生じた場合、チャンバ78b の体積は
減少し、チャンバ78a の体積が増大して、トーショ
ン制動に含まれているエネルギーはチャンバ78a 内
部の油圧増大のためのエネルギーに転換され、チャンバ
78b 内部の油圧はいくぶん減少する。油圧の増大は
トーション制動の変化率に比例しており、これに対応す
る油圧減少よりも大きくなっている。チャンバ78a,
78b の中には弾性素材でできたボール90があって
、羽根の接触を予防している。
【0033】図6に示した別の実施例において、図1〜
図5に示されていた要素と実質的に同一の要素について
は同一の参照番号によってこれを示し、数字の末尾にダ
ッシュ(’)を添えて区別することにする図7の。トー
ション制動アイソレータアセンブリ100 はトーショ
ン制動アセンブリ19と同じ原理を採用したものである
が、トルクコンバータのハウジング24’ に摩擦クラ
ッチを連結し、トルクコンバータをバイパスしてシャフ
ト104 (通常、部材53’ を通じてトルクコンバ
ータのタービン32’ により駆動される)に直接つな
がるようになっている。
【0034】この実施例における主な変更点はクラッチ
プレート106 、ダンパアセンブリ22’ の円筒状
の内壁66b’の延長でやはり円筒状をなす部分108
 が付け加えられていることである。
【0035】クラッチプレート106 には放射状に延
びる部分106aが含まれ、この部分106aの放射状
の内部エッジには軸方向に延びるハブ部分106bがあ
り、外部エッジにはU字型のフランジ部分106cがあ
る。ハブ部分106bの内側表面は、シャフト104 
の溝104aに取り付けられた密閉用Oリング109 
と接触しており、接触部分がスライドするようになって
いる。U字型のフランジ部分106cは、スプリング6
2’ の放射状の外側の端62a’ にピンで留め付け
られている。クラッチプレート106 には環状の摩擦
ライニング110 が接着され、これに向かい合うトル
クコンバータハウジングの表面111 と摩擦により噛
み合うようになっている。
【0036】クラッチプレート106 には軸方向に延
びる1組のラグ106dが含まれ、既述の実施例におけ
るラグ77a と同様に、第2ハウジング部材68’ 
の凹状部分68d’がこのラグを受け止めている。円筒
状の延長部分108 の内側表面は、スライド可能なス
プラインにより部材53のハブ部分53a の外部表面
とつながっている。クラッチプレート106 はトルク
コンバータのチャンバ24a’を2分しており、これに
よりクラッチプレートとトルクコンバータハウジングの
放射状の延長部分との間にあるチャンバ112 と、ク
ラッチプレートとトルクコンバータとの間にあるチャン
バ114とが分かれている。
【0037】図6に示したトルクコンバータがバイパス
を用いずに作動しているときには、加圧された変速機油
はチャンバ112 を経由してトルクコンバータに導か
れる。チャンバ112 内のオイルはトルクコンバータ
ハウジングの表面111 と摩擦ライニング110 と
が摩擦により噛み合うのを妨げる。このため、トルクコ
ンバータへのオイルの流れを見ると、オイルは放射状に
外側に流れてチャンバ112 に入り込み、ライニング
110 を通ってチャンバ114 に流れ込むことにな
る。自動車がもっと大きなギヤ比で動作しており、その
速度が所定の車両速度を超えている場合、トーション制
動アセンブリ100 を連動させることが望ましい。
【0038】このような場合には、適当なバルブ(図示
されていない)の作動によって圧縮オイルのフロー方向
が逆転する。より詳しく説明すれば、圧縮オイルがチャ
ンバ114 に流れ込むと、クラッチプレート106 
の放射状の延長部分106aに逆らう作用を示し、制動
アセンブリ全体が左にスライドして摩擦ライニング11
0 とハウジング表面111 が結合する。
【0039】このため、ドライブラインのトルクはトル
クコンバータをバイパスして制動アセンブリを経由して
シャフト104 に伝達される。エンジンがアイドリン
グしているときにはクラッチプレートは通常噛み合って
いないため、トーション制動アセンブリ100 は、ア
イドリングによるがたつきを抑えるための駆動接続(ド
ライビングコネクション)を必要としない。従って、ア
イドリングによるがたつきを抑えるためにハウジング部
材66の外縁とハウジング部材68とにゆるやかなスプ
ライン結合を施す必要はないわけである。
【0040】図7〜図10に示されているトーション制
動アイソレータアセンブリ200 は、機能的には図2
及図6に示された制動アセンブリと同様である。ただし
、アセンブリ200 は既述のものとはいくつかの点で
構造的に異なっている。図2及び図6に示されている実
施例と同様、アセンブリ200 は、互いに入れ子状に
噛み合った1対の平たい螺旋状スプリング202,20
4 、環状のチャンバ212 によって区切られるハウ
ジング部材208,210 を含む羽根付きタイプのダ
ンパ機構206 を備え、図6の例と同様にクラッチプ
レート216 を備えている。
【0041】プレート216 には、放射状に延びる部
分216aが含まれ、この部分216aの中心には軸方
向に延びるハブ部分216bがあり、外部エッジにはや
はり軸方向に延びるフランジ部分216cがある。ハブ
部分216bの円筒状をなす内側表面は、図6に見られ
る密閉用Oリング109 と結合しており、ハブ部分の
外側表面は、ハウジング部材208 の内側の円筒状を
なす表面のためのジャーナル(軸の主部)を提供してい
る。
【0042】環状のチャンバ212 には、放射状に間
隔をおいて設けられた円筒状の表面212a,212b
 があり、これらの面が軸方向に広がるハウジング20
8 の環状の壁部分208a,208b を区切ってい
る。前記チャンバ212 にはさらに、ハウジング部材
208 の放射状の延長部分208cとハウジング部材
及び210 とによって形成される端面212c,21
2d が軸方向に間隔をおいて設けられている。ハウジ
ングの壁部分208bには1組の内部スプラインが含ま
れ、これが図6に示したハブ部分53a のスプライン
とスライド可能な形で連結するか、シャフトのスプライ
ン104 と直接に連結している。環状のチャンバはア
ーチ型をなす3つのチャンバ217 に分割され、固定
された羽根もしくは壁218 によって互いに隔てられ
、密閉されている。
【0043】この壁は、208a,208b,208c
の壁の部分に穿たれた溝に圧入(プレスばめ)され、軸
に沿って放射状に延びて環状チャンバを横切っている。 放射状に延びた壁208cは、壁218 を支える溝の
箇所で持ち上がっているベースによって、構造的に補強
されている。軸方向に延びる壁208aの放射状の外延
には、外側に放射状に延びるフランジ208fとスクロ
ール(うず巻)型のパッド部分208gがあって、正の
向きのトルクの伝達によりスプリング全体の直径が減少
した際にスプリング内に生じる横方向の圧力集中を緩和
している。
【0044】アーチ型チャンバ217 はそれぞれ、可
動羽根またはピストン220 によって体積可変式のチ
ャンバ217a,217bに分割されている。ピストン
はそれぞれが独立の構成部材である。それぞれのピスト
ンは放射状をなす内側表面及び外側表面220a,22
0b を備え、これらの面がハウジング部材の円筒状の
表面212a,212b に対しスライド可能なシール
関係を生じるようになっている。また、ピストンには、
ハウジング部材210 の端面220dと向い合い、こ
れと連動してシール関係を生ぜしめる軸方向の端面22
0dがある。それぞれのピストンは、さらに、ブライン
ドとなった凹状部分またはボア220e、凹状部分22
0eを通じて体積可変チャンバ217a,217b の
ためにトルクコンバータの仕切り区画24a 内部の圧
縮オイルを流動させる制限付きの通路220f,220
g が含まれている。
【0045】図9においては、ピストン220 の一つ
は制限付きの通路によって区切られている。ピストンの
端面とチャンバの端面、ハウジング部材の端面212d
とそれに隣接する壁218 の末端部分との間隔は、ハ
ウジング部材210 と放射状なす環状フランジ224
 の内側部分224aとの間に挟まれている環状のシム
222 により制御、保持されている。フランジ224
 はハウジング壁208aの軸方向の自由な末端部分に
接触し、適当な締め金具を用いてハウジング部材208
 に固定されている。図においては、フランジ224 
、パッド部分208b、フランジ208fのそれぞれに
設けられた開口部を貫通する3個1組の締め金具225
 を2組用いている。フランジ224 の放射状をなす
外側部分224bには、互いに180 度離れて設けら
れた貫通開口部224cがあり、この開口部は、軸に沿
ってフランジ208fの開口部と列をなす形で配置され
ている。
【0046】ハウジング部材210 には内側と外側に
円状をなす表面210a,210b があり、これが円
筒状の壁面212a,212b に対してスライド可能
なシール関係にある。また、ハウジング部材210 に
は、円周に沿って間隔をあけて設けられた3つの貫通開
口部があり、これらが、クラッチプレート216 に固
定された丸いピン留め式ラグ226の一方の端を緩やか
に受け止める。ラグの他方の端は、ピストンの凹部22
0eによって受け止められている。図2及び図6の実施
例の場合と同様、これらのラグは、体積可変式チャンバ
を出入りするトルクコンバータオイルの流れを制御する
バルブの構成部分として機能する。
【0047】さらに、ピストン220 は独立の構成部
材であるため、ラグ226 は、プレート上のラグのス
ペーシングが製造工程のために変化した場合でも、ピス
トンの円周に沿ったスペーシングの位置を決定し、それ
ぞれのラグがそれに対応する制限付き通路に対して常に
適当な関係を保ち、適当なバルブ機能を発揮するよう固
定しなければならない。
【0048】ハウジング部材208 とピストン220
 は適当な素材を用い、既知の工程のいくつかを適当に
用いて製造することができる。ただし、本発明において
は、これらの部品は強力な金属を成型して用いることが
望ましく、互いにスライド可能なシール関係を形成する
それぞれの表面には研磨を施してもよい。
【0049】スプリング202,204 はそれぞれ、
放射状の外側の端202a,204a と内側の端20
2b,204b を有している。これらの末端部分は圧
力の集中を緩和するような方法で取り付け、耐久寿命を
向上させるようにする。外側の端202a,204a 
は、ピン228 とブラケット230 によって、クラ
ッチプレート216 の放射状の外延に固定されている
。ピン228 はクラッチプレートとスプリングの間で
トルクの伝達を行い、ブラケット230 は片持板の要
領でスプリングの外側の端を支えて、正の向きのトルク
を伝達する際にスプリングが巻き締められたり、内側に
放射状に縮小したりした際に、スプリング内の圧力分散
を促進させる役割を果たす。
【0050】図7に示した通り、ブラケットはほぼJ字
型をなした断面を持っている。ブラケットは、232,
234 のそれぞれの箇所においてプレート216 に
溶接され、スプリング末端の軸方向及び放射方向の動き
を強化する。 それぞれのブラケットには軸方向に延びて放射の内側に
向かう脚230aがあり、これがスプリングのうず巻の
曲率に従って曲がっている。ピン228 は、軸方向に
配列されたボア230b,230c に対応する形で、
放射方向に延びるブラケットの脚とスプリングの末端に
あるボアに配列されている。それぞれのピンは所定の位
置に溶接によって固定される。スプリングの内側の端2
02b,204b はピン238 によってハウジング
部材208 に固定されており、ピンは整列した開口部
208h及び224cを貫通してそれぞれのスプリング
の端にあるボアに受け止められる。スプリングに正の向
きのトルクが伝わり、スプリングが巻き締められる場合
、スプリングの末端202b,204b の軸方向の運
動はスクロールパッド208gによって制約される。ス
プリングに負の向きのトルクが伝わり、スプリングが巻
戻され、放射方向に広がろうとするときには、ピンはス
プリングの末端に対して自由な軸方向の運動を許容する
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、トルクコンバータのハ
ウジング内にある動力伝達用の液体に浸された流体継手
を使用することにより、トーション振動を効果的に遮断
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトーション制動アセンブリを含む
自動車のドライブラインの一部を示した概略図である。
【図2】トーション制動アセンブリをさらに詳しく示す
ための変速装置の詳細な部分断面図である。
【図3】図2に示されている線3−3に沿って見た際の
、トーション制動アセンブリの立面図をレリーフで示し
たものである。
【図4】トーション制動アセンブリに含まれている羽根
付きダンパを図2に示された線4−4に沿って見た場合
の部分断面図である。
【図5】図1〜図4で示したトーション制動アセンブリ
のスプリング比特性を線で示したグラフである。
【図6】本発明に係るトーション制動アセンブリの別の
実施例である。
【図7】トーション制動アセンブリのさらに別の実施例
である図8に示された線8−8に沿って見た場合の配列
を示した断面図である。
【図8】図7に示した矢印9の方向で見た立面図である
【図9】図7に示した線10−10に沿って見た場合の
羽根付きダンパの断面図である。
【図10】第2ハウジング部材を示す平面図である。
【符号の説明】
201c 開口部 206   流体継手 208,210 ハウジング部材 212  環状チャンバ 212a,212b   円筒状表面 212c,212d   端面 216   クラッチプレート 217   チャンバ 218   壁 220   ピストン 220a,220b   表面 220c 第1端面 220d 第2端面 224   環状フランジ 226   駆動ラグ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  半径方向に離間した円筒状表面(21
    2a,212b)と軸方向に離間した第1及び第2の端
    面(212c,212d)を有する環状チャンバ(21
    2)を形成し、前記円筒状表面と第1表面が第1ハウジ
    ング部材(208)により形成され、さらに周回りに間
    隔をあけて配置されるとともに、第1ハウジング部材(
    208)に密着して固定され、かつ半径方向に延びて環
    状チャンバを軸方向に横切って環状チャンバを少なくと
    も2つの独立したアーチ型のチャンバ(217)に分割
    する壁(218)を形成する第1及び第2の相対回転可
    能なハウジング部材(208,210)と、それぞれの
    アーチ型チャンバ(217)の内部に配置されるととも
    に、周回りに離間した表面(220a,220b)と、
    前記環状チャンバ(212)の円筒状表面(212a,
    212b)および第1端面(212c) にそれぞれス
    ライド可能なシール関係にある第1の軸方向に面する端
    面(220c)とを有するピストンであって、それぞれ
    のピストン(220)が、これに対応したアーチ型チャ
    ンバ(217)を、第1ハウジング部材(208)に対
    するピストン(220)の動きに応じて体積に逆比例し
    て変化する複数対の容積部分に分割するものとを備える
    流体継手(206) において、各ピストン(220)
    が独立した構成部材であり、それぞれが第2の軸方向に
    面する端面(220d)を有し、第2ハウジング部材(
    210)は、半径方向に広がる環状のハウジング部材で
    、環状チャンバの第2端面(212d)を形成する軸方
    向に面する表面を有し、前記第2端面(212d)に対
    して各ピストンの第2の軸方向に面する端面(220d
    )とスライド可能なシール関係にあり、さらに第2ハウ
    ジング部材(210)は第1ハウジング部材(208)
    の一部(212a,212b)とスライド可能なシール
    関係となり、第1ハウジング部材(208)に固定され
    た部品(224)によって環状チャンバ(212)の第
    1端面(212c) から離れる向きへの軸方向移動が
    抑えられ、かつハウジング部材(210)が周回りに間
    隔をおいて配置され、軸方向に延びる1組の開口部(2
    01c)を備え、かつ、周回りに配置され、それぞれの
    ピストン(220)を作動させる駆動手段(216,2
    2c)がハウジング部材(208,210)と同調関係
    にあり、前記駆動手段がハウジングの開口部(210c
    )を貫通して軸方向に延び、それぞれのピストン(22
    0)に接続してこれと連動する1組の駆動ラグ(226
    )を備えていること、を特徴とする流体継手。
  2. 【請求項2】  第1ハウジング部材(208)が、軸
    方向に伸びかつ半径方向に離間した第1及び第2の環状
    壁(208a,208b)を備え、これらの環状壁がそ
    れぞれ第1及び第2の円筒状表面(212a,212b
    )を形成し、半径方向に延びた壁(208c)が第1端
    面(212c) を形成し、第1ハウジング部材(20
    8)に固定される部材(224)が、留め金具(225
    )により第1環状壁(208a)に固定され、かつハウ
    ジング部材(210)と連結してこれを軸方向に保持す
    る放射状の内側部分(224a)を有する環状フランジ
    (224)であることを特徴とする請求項1の流体継手
  3. 【請求項3】  少なくとも2本のスプリング(202
    ,204)ならびにそれぞれのスプリングの一端(20
    2b,204b)を第1ハウジング部材(208)に取
    付ける手段(238)を含み、該取付手段は、第1ハウ
    ジング部材(208)の第1環状壁から半径方向外側に
    延びている、周方向に離間した第1の部分(208f)
    と、環状フランジ(224)から半径方向外側に延び、
    かつ前記第1の部分と軸方向に間隔をおいて配列される
    、周方向に離間した第2の部分(224b)であって、
    各スプリングの一端が互いに列をなしている第1部分と
    第2部分(208f,224b)の間に配置され、そこ
    に軸運動するため固定されているものと、を含んでいる
    ことを特徴とする請求項2の流体継手。
  4. 【請求項4】  スプリングが、入れ子状に組み合わさ
    れた螺旋状スプリング(202,204)であり、各ス
    プリングの一端(202b,204b)には放射状の内
    側端があり、各スプリングは放射状の外側端(202a
    ,204a)を有し、さらに、スプリング外側端(20
    2a,204a)の軸運動を制限する手段(216c,
    230a)によってスプリングの外側端に固定された放
    射状をなす外側部分を有する第1の駆動手段(216)
    であって、この駆動手段(216)に固定され各ピスト
    ンを周方向に沿って位置決める放射状の中間部分と、外
    側円筒状表面を有して第1ハウジング部材(208) 
    の内側の円筒状表面を軸受けする軸方向に延びる部分(
    216b)とを備えた放射状の内側部分を有しているも
    の、を含んでいる請求項3の流体継手。
  5. 【請求項5】  それぞれのピストンが、軸方向に広が
    って駆動手段のラグ(226)を緩やかに受け止めるボ
    ア(220e)を含んでいる請求項4の流体継手。
  6. 【請求項6】  加圧されていない液体を満たしたトル
    クコンバータのハウジング(24)内に配置され、それ
    ぞれのピストンが、その軸方向に広がるボア(220e
    )を経由して、それぞれに対応した体積可変部分(21
    7a,217b)にトルクコンバータハウジング(24
    )内の加圧されていない液体を流通させるための通路手
    段(220f,220g)を備え、かつ、それぞれの駆
    動ラグ(226)が、体積可変部分(217a,217
    b)の体積減少にあわせて通路(220f,220g)
    を閉鎖するように作動することを特徴とする請求項5の
    流体継手。
JP3096456A 1990-04-02 1991-04-02 トーション遮断装置用流体継手 Pending JPH04290635A (ja)

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