JPH04291300A - 自動演奏ピアノの打鍵検出装置 - Google Patents
自動演奏ピアノの打鍵検出装置Info
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- JPH04291300A JPH04291300A JP3054888A JP5488891A JPH04291300A JP H04291300 A JPH04291300 A JP H04291300A JP 3054888 A JP3054888 A JP 3054888A JP 5488891 A JP5488891 A JP 5488891A JP H04291300 A JPH04291300 A JP H04291300A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動演奏ピアノの打鍵
検出装置に関する。
検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ピアノの生演奏を集録する機
能を有する自動演奏ピアノが知られている。このような
自動演奏ピアノにおいて、ピアノの棚板には、筬を介し
て鍵盤の上下動の支点となる部材が固定され、鍵盤が揺
動自在に支持されるとともに、鍵盤の各鍵の打鍵を検知
するための検知デバイスが固定されている。
能を有する自動演奏ピアノが知られている。このような
自動演奏ピアノにおいて、ピアノの棚板には、筬を介し
て鍵盤の上下動の支点となる部材が固定され、鍵盤が揺
動自在に支持されるとともに、鍵盤の各鍵の打鍵を検知
するための検知デバイスが固定されている。
【0003】検知デバイスとして、これまでは機械的ス
イッチが用いられてきたが、キータッチの感触が通常の
ピアノと異なること、接点ノイズやON,OFF時のチ
ャタリングがあることなどから、最近では非接触形の検
知デバイスであるホトインタラプタが用いられ、鍵に取
付けられたシャッタの作動によって、ホトインタラプタ
から打鍵に応じた信号が出力されるようになっている。
イッチが用いられてきたが、キータッチの感触が通常の
ピアノと異なること、接点ノイズやON,OFF時のチ
ャタリングがあることなどから、最近では非接触形の検
知デバイスであるホトインタラプタが用いられ、鍵に取
付けられたシャッタの作動によって、ホトインタラプタ
から打鍵に応じた信号が出力されるようになっている。
【0004】このようなホトインタラプタを用いた自動
演奏ピアノが特開平2−59799号公報に開示されて
いる。この公報には、上述の検知デバイスの構成として
、ピアノの棚板に固定されたベース部材に、ホトインタ
ラプタが取付けられた矩形状のマウント部材を、スプリ
ングが外挿された高さ調整ねじを用いて取付けた構造が
示されている。上述の公報に示されたホトインタラプタ
が取付けられるマウント部材は剛性を有する長尺な部材
である。
演奏ピアノが特開平2−59799号公報に開示されて
いる。この公報には、上述の検知デバイスの構成として
、ピアノの棚板に固定されたベース部材に、ホトインタ
ラプタが取付けられた矩形状のマウント部材を、スプリ
ングが外挿された高さ調整ねじを用いて取付けた構造が
示されている。上述の公報に示されたホトインタラプタ
が取付けられるマウント部材は剛性を有する長尺な部材
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ピアノの棚
板あるいは筬(以下、これらを総称して基台と称する。 )は、木でつくられているので、基台がきわめて高い平
担性を有するように加工されたとしても、わずかに湾曲
することはさけられない。基台が湾曲した場合には図1
1に示すように基台31上に支持された鍵盤の各鍵32
は基台31の載置面の湾曲に従った高さに位置する。一
方、各鍵に対応するホトインタラプタ33は剛性を有す
るマウント部材34に取付けられているために、湾曲に
沿った高さには位置しないことになる。この状態で打鍵
を行なうと、打鍵を開始した時点からシャタ35によっ
てホトインタラプタ33のスイッチ動作が行なわれる時
点までの時間間隔が鍵によって異なるため、演奏者が同
一のタイミングおよび同一のタッチで打鍵したとしても
、異なるタイミングおよび異なる打鍵強さの信号が得ら
れることになる。なお、図11では、説明の都合上、白
鍵と黒鍵との区別を無視している。
板あるいは筬(以下、これらを総称して基台と称する。 )は、木でつくられているので、基台がきわめて高い平
担性を有するように加工されたとしても、わずかに湾曲
することはさけられない。基台が湾曲した場合には図1
1に示すように基台31上に支持された鍵盤の各鍵32
は基台31の載置面の湾曲に従った高さに位置する。一
方、各鍵に対応するホトインタラプタ33は剛性を有す
るマウント部材34に取付けられているために、湾曲に
沿った高さには位置しないことになる。この状態で打鍵
を行なうと、打鍵を開始した時点からシャタ35によっ
てホトインタラプタ33のスイッチ動作が行なわれる時
点までの時間間隔が鍵によって異なるため、演奏者が同
一のタイミングおよび同一のタッチで打鍵したとしても
、異なるタイミングおよび異なる打鍵強さの信号が得ら
れることになる。なお、図11では、説明の都合上、白
鍵と黒鍵との区別を無視している。
【0006】従来の機械的スイッチでは、スイッチング
の立上りおよび立下りが比較的に遅いため、上述した棚
板のわずかな湾曲がある場合にも、打鍵タイミングおよ
び打鍵強さに差異は生じなかったが、ホトインタラプタ
では、スイッチングの立上りおよび立下りが急嵯である
ため、上述の時間の差異に基づく打鍵タイミングおよび
打鍵強さの異なる信号が出力されることになる。従って
、ホトインタラプタを用いた自動演奏ピアノでは、鍵盤
の各鍵と、これに対応する各ホトインタラプタとの間の
距離が一定になるように調整できることが要望されてい
る。
の立上りおよび立下りが比較的に遅いため、上述した棚
板のわずかな湾曲がある場合にも、打鍵タイミングおよ
び打鍵強さに差異は生じなかったが、ホトインタラプタ
では、スイッチングの立上りおよび立下りが急嵯である
ため、上述の時間の差異に基づく打鍵タイミングおよび
打鍵強さの異なる信号が出力されることになる。従って
、ホトインタラプタを用いた自動演奏ピアノでは、鍵盤
の各鍵と、これに対応する各ホトインタラプタとの間の
距離が一定になるように調整できることが要望されてい
る。
【0007】なお、上記公報に示されたマウント部材を
ベース部材に取付けられるために用いられる高さ調整ね
じは、同一のマウント部材に取付けられた複数個のホト
インタラプタの位置を一括して高さ調整するためのもの
であり、各ホトインタラプタの位置を個別に調整するた
めのものではない。
ベース部材に取付けられるために用いられる高さ調整ね
じは、同一のマウント部材に取付けられた複数個のホト
インタラプタの位置を一括して高さ調整するためのもの
であり、各ホトインタラプタの位置を個別に調整するた
めのものではない。
【0008】また、ホトインタラプタは、プリント基板
に取付けられるが、このプリント基板には、電磁波を発
生する回路が設けられているため、シールドすることが
望まれている。
に取付けられるが、このプリント基板には、電磁波を発
生する回路が設けられているため、シールドすることが
望まれている。
【0009】それゆえに、本発明の一つの目的は、基台
の湾曲に応じて、打鍵を検知する検知デバイスの位置調
整が可能な自動演奏ピアノの打鍵検出装置を提供するこ
とである。
の湾曲に応じて、打鍵を検知する検知デバイスの位置調
整が可能な自動演奏ピアノの打鍵検出装置を提供するこ
とである。
【0010】本発明の他の目的は、そのような自動演奏
ピアノの打鍵検出装置の製造方法を提供することである
。本発明の他の目的は、電磁波が出ないようにシールド
した自動演奏ピアノの打鍵検出装置を提供することであ
る。
ピアノの打鍵検出装置の製造方法を提供することである
。本発明の他の目的は、電磁波が出ないようにシールド
した自動演奏ピアノの打鍵検出装置を提供することであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべく
、本発明は課題を解決するための手段として、以下の構
成をとった。
、本発明は課題を解決するための手段として、以下の構
成をとった。
【0012】すなわち、1番目に記載した目的を達成す
るために、第1の発明は、載置面を有する基台と、基台
の載置面に沿って配置され、かつ揺動自在に支持された
ピアノの鍵盤と、鍵盤の打鍵を検出するために各鍵ごと
に設けられたセンサと、各センサが取付けられた少くと
も1つの基板と、可撓性を有し、基板を基台の載置面上
に支持することのできる支持部材とを備え、支持部材は
基台の載置面に沿って湾曲可能であることを特徴とする
自動演奏ピアノの打鍵検出装置である。
るために、第1の発明は、載置面を有する基台と、基台
の載置面に沿って配置され、かつ揺動自在に支持された
ピアノの鍵盤と、鍵盤の打鍵を検出するために各鍵ごと
に設けられたセンサと、各センサが取付けられた少くと
も1つの基板と、可撓性を有し、基板を基台の載置面上
に支持することのできる支持部材とを備え、支持部材は
基台の載置面に沿って湾曲可能であることを特徴とする
自動演奏ピアノの打鍵検出装置である。
【0013】2番目に記載した目的を達成するために、
第2の発明は、鍵盤の打鍵を検出するセンサを備える基
板が取付けられた可撓性を有する支持部材を、鍵盤が揺
動自在に支持される基台上に配置するステップと、支持
部材を基台の載置面の湾曲に沿うように調整して基台に
取付けるステップとを含む、自動演奏ピアノの打鍵検出
装置の製造装置である。
第2の発明は、鍵盤の打鍵を検出するセンサを備える基
板が取付けられた可撓性を有する支持部材を、鍵盤が揺
動自在に支持される基台上に配置するステップと、支持
部材を基台の載置面の湾曲に沿うように調整して基台に
取付けるステップとを含む、自動演奏ピアノの打鍵検出
装置の製造装置である。
【0014】3番目に記載の目的を達成するために、第
3の発明は、基板が電磁気を遮蔽するための遮蔽部材で
覆われる、自動演奏ピアノの打鍵検出装置である。
3の発明は、基板が電磁気を遮蔽するための遮蔽部材で
覆われる、自動演奏ピアノの打鍵検出装置である。
【0015】
【作用】第1の発明では、打鍵を検出するセンサを、可
撓性を有しかつ基台載置面の湾曲に沿って湾曲可能な支
持部材に取付けたので、各鍵の位置と各鍵に対応するセ
ンサの位置との間隔がすべての鍵について同一となるた
め、同一のタイミングおよび同一のタッチで打鍵した場
合には、同一タイミングおよび同一打鍵強さの信号が得
られる。
撓性を有しかつ基台載置面の湾曲に沿って湾曲可能な支
持部材に取付けたので、各鍵の位置と各鍵に対応するセ
ンサの位置との間隔がすべての鍵について同一となるた
め、同一のタイミングおよび同一のタッチで打鍵した場
合には、同一タイミングおよび同一打鍵強さの信号が得
られる。
【0016】第2の発明では、打鍵を検出するセンサを
備える基板が取付けられた可撓性を有する支持部材を基
台の載置面の湾曲に沿うように調整して基台に取付ける
ようにしたので、各センサの位置を基台の湾曲に沿った
高さに調整することができる。
備える基板が取付けられた可撓性を有する支持部材を基
台の載置面の湾曲に沿うように調整して基台に取付ける
ようにしたので、各センサの位置を基台の湾曲に沿った
高さに調整することができる。
【0017】第3の発明では、電磁気を遮蔽する遮蔽部
材で基板を遮蔽するようにしたので、センサが取付けら
れた基板の回路で電磁波が発生したとしても、電磁波が
外部に漏れることが防止できる。
材で基板を遮蔽するようにしたので、センサが取付けら
れた基板の回路で電磁波が発生したとしても、電磁波が
外部に漏れることが防止できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について、添付
図面に従い詳細に説明する。本発明はこれらの実施例に
限られるのではなく、要旨を逸脱しない限り種々の態様
で実施される。
図面に従い詳細に説明する。本発明はこれらの実施例に
限られるのではなく、要旨を逸脱しない限り種々の態様
で実施される。
【0019】図1は、本実施例の自動演奏ピアノの打鍵
検出装置の主要な構成を示す斜視図である。図2は図1
に示すセンサユニットの構造を示す分解図である。図1
において、筬1の筬中2には、鍵盤の鍵3を揺動自在に
支持するためのピン4が取付けられ、筬前埋木5には、
鍵3が矢印A方向で示す鍵配列方向に移動するのを規制
するためのピン6,7が取付けられる。ピン6は白鍵用
のピンであり、ピン7は黒鍵用のピンである。なお、図
示では、ピン4,6,7は1ずつ示しているが、これら
のピンは鍵の配列方向に沿って鍵間隔ごとに鍵の個数だ
け配置されている。
検出装置の主要な構成を示す斜視図である。図2は図1
に示すセンサユニットの構造を示す分解図である。図1
において、筬1の筬中2には、鍵盤の鍵3を揺動自在に
支持するためのピン4が取付けられ、筬前埋木5には、
鍵3が矢印A方向で示す鍵配列方向に移動するのを規制
するためのピン6,7が取付けられる。ピン6は白鍵用
のピンであり、ピン7は黒鍵用のピンである。なお、図
示では、ピン4,6,7は1ずつ示しているが、これら
のピンは鍵の配列方向に沿って鍵間隔ごとに鍵の個数だ
け配置されている。
【0020】筬中2と筬前埋木5との間には、鍵の配列
方向に延在する溝部8が設けられ、載置面としての溝部
8の底面には、打鍵を検出するセンサ9が取付けられた
センサユニット10が取付けられる。センサユニット1
0は図2に示すように上記センサ9が取付けられたセン
サ基板11と、センサ基板11の支持部材としてのセン
サレール12とを含む。
方向に延在する溝部8が設けられ、載置面としての溝部
8の底面には、打鍵を検出するセンサ9が取付けられた
センサユニット10が取付けられる。センサユニット1
0は図2に示すように上記センサ9が取付けられたセン
サ基板11と、センサ基板11の支持部材としてのセン
サレール12とを含む。
【0021】センサ基板11には、ピアノの高音側を受
けもつものと、低音側を受けもつものとがあり、その両
者が1つのセンサレール12に取付けられる。高音用お
よび低音用の各センサ基板11には、図2(a)に示す
ように鍵に対応した個数のセンサ9が取付けられる。セ
ンサレール12は、図2(b)に示すように長尺な部材
であり、鍵盤の長さとほぼ同等の長さを有している。セ
ンサレール12は可撓性を有する材料たとえば金属板か
らつくられる。可撓性を有するものであれば、プラスチ
ックその他の材料を用いてもかまわない。センサレール
12の可撓性は筬1あるいは筬1が取付けられる棚板の
載置面の湾曲に沿って忠実に湾曲するだけのしなやかさ
であることが必要である。
けもつものと、低音側を受けもつものとがあり、その両
者が1つのセンサレール12に取付けられる。高音用お
よび低音用の各センサ基板11には、図2(a)に示す
ように鍵に対応した個数のセンサ9が取付けられる。セ
ンサレール12は、図2(b)に示すように長尺な部材
であり、鍵盤の長さとほぼ同等の長さを有している。セ
ンサレール12は可撓性を有する材料たとえば金属板か
らつくられる。可撓性を有するものであれば、プラスチ
ックその他の材料を用いてもかまわない。センサレール
12の可撓性は筬1あるいは筬1が取付けられる棚板の
載置面の湾曲に沿って忠実に湾曲するだけのしなやかさ
であることが必要である。
【0022】上述のセンサ9として、発光素子と受光素
子とが対向して配置されたホトインタラプタが用いられ
る。各鍵3には、ホトインタラプタの発光素子と受光素
子の間を上下動するシャッタ13が取付けられる。
子とが対向して配置されたホトインタラプタが用いられ
る。各鍵3には、ホトインタラプタの発光素子と受光素
子の間を上下動するシャッタ13が取付けられる。
【0023】図3は、シャッタとセンサの関係の説明図
である。図3において、センサ9は2つの受光素子14
a,14bを有しており、鍵3のシャッタ13は、図に
示すような段差を有する孔15を有する。鍵3が打鍵さ
れていない状態つまり鍵3の前端部が筬前から浮き上が
り、かつ後端部が筬後に接触しているとき、シャッタ1
3は図3に示すように2つの受光素子14a,14bへ
の光を遮光する位置にある。このときのセンサ9の上面
とシャッタ13の下端との距離をhとする。
である。図3において、センサ9は2つの受光素子14
a,14bを有しており、鍵3のシャッタ13は、図に
示すような段差を有する孔15を有する。鍵3が打鍵さ
れていない状態つまり鍵3の前端部が筬前から浮き上が
り、かつ後端部が筬後に接触しているとき、シャッタ1
3は図3に示すように2つの受光素子14a,14bへ
の光を遮光する位置にある。このときのセンサ9の上面
とシャッタ13の下端との距離をhとする。
【0024】鍵3が打鍵されると、シャッタ13は下方
へ移動し、孔15の下端16aが受光素子14aの前を
通過したとき、受光素子14aのみが受光状態になる。 次に、孔15の下端16bが受光素子14bの前を通過
したとき、受光素子14aのみならず受光素子14bも
受光状態となる。受光素子14bが受光したタイミング
で、打鍵のタイミングが検出され、受光素子14aが受
光状態になった時点から受光素子14bが受光状態にな
る時点までの時間間隔に基づいて、打鍵のベロシティつ
まり打鍵の強さが検出される。従って、打鍵タイミング
および打鍵強さを誤差なく検出するためには、センサ9
の2つの受光素子14a,14bを結ぶ直線の方向がシ
ャッタ13の移動方向に直交するようにセンサ9を配置
する必要がある。
へ移動し、孔15の下端16aが受光素子14aの前を
通過したとき、受光素子14aのみが受光状態になる。 次に、孔15の下端16bが受光素子14bの前を通過
したとき、受光素子14aのみならず受光素子14bも
受光状態となる。受光素子14bが受光したタイミング
で、打鍵のタイミングが検出され、受光素子14aが受
光状態になった時点から受光素子14bが受光状態にな
る時点までの時間間隔に基づいて、打鍵のベロシティつ
まり打鍵の強さが検出される。従って、打鍵タイミング
および打鍵強さを誤差なく検出するためには、センサ9
の2つの受光素子14a,14bを結ぶ直線の方向がシ
ャッタ13の移動方向に直交するようにセンサ9を配置
する必要がある。
【0025】図4は、図1に示す打鍵検出装置の主要部
の構造を示す断面図である。図4において、ピアノの棚
板17上には、溝部8を有する筬1が取付けられる。溝
部8の中には、センサユニット10の各センサ9が打鍵
を検知しうるようにセンサユニット10が位置決めされ
て配置され、木ねじ18a,18bを用いて筬1に取付
けられる。センサユニット10は木ねじ18a,18b
に固定されているのではなく自在に上下動することがで
きる。
の構造を示す断面図である。図4において、ピアノの棚
板17上には、溝部8を有する筬1が取付けられる。溝
部8の中には、センサユニット10の各センサ9が打鍵
を検知しうるようにセンサユニット10が位置決めされ
て配置され、木ねじ18a,18bを用いて筬1に取付
けられる。センサユニット10は木ねじ18a,18b
に固定されているのではなく自在に上下動することがで
きる。
【0026】センサユニット10を上方への押圧力によ
って支持するために弾性部材としてのばね19が設けら
れる。ばね19は少くとも、木ねじ18a,18bの頭
部にセンサユニット10が当接するだけの弾性力を有し
ている。ばね19は筬1の溝部8に所定の間隔を隔てて
、木ねじ18a,18bに対応して形成された孔20a
,20bに取付けられる。センサユニット10は、ばね
19により上方への押圧力を受け、その抗力として、木
ねじ18a,18bの頭部から下方への押圧力を受ける
。
って支持するために弾性部材としてのばね19が設けら
れる。ばね19は少くとも、木ねじ18a,18bの頭
部にセンサユニット10が当接するだけの弾性力を有し
ている。ばね19は筬1の溝部8に所定の間隔を隔てて
、木ねじ18a,18bに対応して形成された孔20a
,20bに取付けられる。センサユニット10は、ばね
19により上方への押圧力を受け、その抗力として、木
ねじ18a,18bの頭部から下方への押圧力を受ける
。
【0027】センサユニット10の互いに対応する2つ
の木ねじ18a,18bをともに同じ量だけ締めつける
ことにより図3に示す距離hを短くすることができ、逆
に同じ量だけ緩めることにより距離hを長くすることが
できる。また、鍵3のシャッタ13の移動方向が受光素
子14a,14bを結ぶ直線に対して多少傾いている場
合、あるいは棚板17あるいは筬1の載置面が湾曲して
いる場合には、各木ねじ18a,18bの高さを個別に
調整することにより、シャッタ13の移動方向と2つの
受光素子14a,14bを結ぶ直線の方向とが直交する
ように位置調整することができる。それにより、打鍵タ
イミングおよび打鍵の強さを誤差なく検出できることが
できるようになる。
の木ねじ18a,18bをともに同じ量だけ締めつける
ことにより図3に示す距離hを短くすることができ、逆
に同じ量だけ緩めることにより距離hを長くすることが
できる。また、鍵3のシャッタ13の移動方向が受光素
子14a,14bを結ぶ直線に対して多少傾いている場
合、あるいは棚板17あるいは筬1の載置面が湾曲して
いる場合には、各木ねじ18a,18bの高さを個別に
調整することにより、シャッタ13の移動方向と2つの
受光素子14a,14bを結ぶ直線の方向とが直交する
ように位置調整することができる。それにより、打鍵タ
イミングおよび打鍵の強さを誤差なく検出できることが
できるようになる。
【0028】図5は、図2に示すセンサレールの鍵配列
方向に直交する方向の断面形状を示す断面図であり、図
6はセンサレールの変形例を示す断面図である。図5に
おいて、センサレール12の幅aは約95mmであり、
センサレール12の溝21の幅bは約77mmであり、
溝21の深さcは約4.6mm(好ましくは、4〜6m
m)であり、センサレール12の部材厚みdは約0.8
mmである。また、溝21の底面と側面とのなす角度θ
1 は約90°である。図6に示すセンサレール12で
は、溝の底面と側面とのなす角度θ2 は90°を超え
る角度であり、その好ましい範囲は、90゜から110
゜の範囲である。図5に示す矩形状の溝を有するセンサ
レールであってもたわむことができるが、図6に示すよ
うに、溝の形状を台形状にすることにより、たわみやす
いセンサレールを提供することができる。
方向に直交する方向の断面形状を示す断面図であり、図
6はセンサレールの変形例を示す断面図である。図5に
おいて、センサレール12の幅aは約95mmであり、
センサレール12の溝21の幅bは約77mmであり、
溝21の深さcは約4.6mm(好ましくは、4〜6m
m)であり、センサレール12の部材厚みdは約0.8
mmである。また、溝21の底面と側面とのなす角度θ
1 は約90°である。図6に示すセンサレール12で
は、溝の底面と側面とのなす角度θ2 は90°を超え
る角度であり、その好ましい範囲は、90゜から110
゜の範囲である。図5に示す矩形状の溝を有するセンサ
レールであってもたわむことができるが、図6に示すよ
うに、溝の形状を台形状にすることにより、たわみやす
いセンサレールを提供することができる。
【0029】図7および図8は、センサユニット10が
筬1に直接取付けられた打鍵検出装置の主要な構造を示
す断面図である。図7はセンサレール12の断面形状が
台形溝状である場合を示し、図8はセンサレール12の
断面形状が矩形溝状である場合を示す。図7および図8
において、センサ9が取付けられたセンサ基板11はね
じ22を用いてセンサレール12に取付けられ、センサ
レール12は溝部8を覆うようにして配置され、ねじ2
3を用いて筬1に固定的に取付けられている。
筬1に直接取付けられた打鍵検出装置の主要な構造を示
す断面図である。図7はセンサレール12の断面形状が
台形溝状である場合を示し、図8はセンサレール12の
断面形状が矩形溝状である場合を示す。図7および図8
において、センサ9が取付けられたセンサ基板11はね
じ22を用いてセンサレール12に取付けられ、センサ
レール12は溝部8を覆うようにして配置され、ねじ2
3を用いて筬1に固定的に取付けられている。
【0030】センサレール12は図8に示す矩形溝状の
場合よりも図7に示す台形溝状の場合の方が大きい可撓
性を有しているが、いずれの場合であっても、ねじ23
の締付けにより筬1の載置面の湾曲に沿って曲がるだけ
のしなやかさをセンサレール12が有していれば、図4
に示す打鍵検出装置と同様に打鍵タイミングおよび打鍵
強さを誤差なく検出することができる。
場合よりも図7に示す台形溝状の場合の方が大きい可撓
性を有しているが、いずれの場合であっても、ねじ23
の締付けにより筬1の載置面の湾曲に沿って曲がるだけ
のしなやかさをセンサレール12が有していれば、図4
に示す打鍵検出装置と同様に打鍵タイミングおよび打鍵
強さを誤差なく検出することができる。
【0031】図9および図10は、センサ基板のシール
ド構造を示す断面図である。図9において、センサレー
ル12には、センサ基板11を覆うようにして、電磁波
を反射あるいは吸収する遮蔽部材としての蓋体24が取
付けられる。他の構造は上述の図7と同様であるので説
明を省略する。図9に示す打鍵検出装置においても、セ
ンサレールの可撓性により打鍵タイミングおよび打鍵強
さを誤差なく検出することができるという効果が得られ
るとともに、センサ基板11で他の回路あるいは電子機
器に影響を及ぼす電磁波が発生した場合にも、蓋体24
によって遮蔽されるために、電磁波が外部へ放出される
ことはない。なお、図9において孔25は鍵3のシャッ
タ13が通過する孔であるが、この孔25はスリット状
の小さい孔であることと、シャッタ13が常に挿入され
ていることから、孔25からもれる電磁波はきわめて少
ない。
ド構造を示す断面図である。図9において、センサレー
ル12には、センサ基板11を覆うようにして、電磁波
を反射あるいは吸収する遮蔽部材としての蓋体24が取
付けられる。他の構造は上述の図7と同様であるので説
明を省略する。図9に示す打鍵検出装置においても、セ
ンサレールの可撓性により打鍵タイミングおよび打鍵強
さを誤差なく検出することができるという効果が得られ
るとともに、センサ基板11で他の回路あるいは電子機
器に影響を及ぼす電磁波が発生した場合にも、蓋体24
によって遮蔽されるために、電磁波が外部へ放出される
ことはない。なお、図9において孔25は鍵3のシャッ
タ13が通過する孔であるが、この孔25はスリット状
の小さい孔であることと、シャッタ13が常に挿入され
ていることから、孔25からもれる電磁波はきわめて少
ない。
【0032】蓋体24の代わりに、図10に示すように
、センサ基板11全体を柔軟なシールド材26を用いて
囲み、センサ基板11の端部にシールド材26を挟むよ
うにして部材27を取付けてかしめ、ねじ22を用いて
センサレール12に取付けてもよい。この場合にも、図
9で説明したのと同様の効果が得られる。
、センサ基板11全体を柔軟なシールド材26を用いて
囲み、センサ基板11の端部にシールド材26を挟むよ
うにして部材27を取付けてかしめ、ねじ22を用いて
センサレール12に取付けてもよい。この場合にも、図
9で説明したのと同様の効果が得られる。
【0033】なお、上述の実施例では、打鍵を検出する
センサとしてホトインタラプタを用いたが、打鍵のタイ
ミングおよび打鍵のベロシティを検知できるものであれ
ば、いかなるものでも用いることができる。たとえば、
半導体位置センサ,光電スイッチ,エンコーダ,ホール
素子,近接スイッチなどが該当する。
センサとしてホトインタラプタを用いたが、打鍵のタイ
ミングおよび打鍵のベロシティを検知できるものであれ
ば、いかなるものでも用いることができる。たとえば、
半導体位置センサ,光電スイッチ,エンコーダ,ホール
素子,近接スイッチなどが該当する。
【0034】
【発明の効果】以上のように、第1の発明によれば、打
鍵を検出するセンサを、可撓性を有しかつ基台載置面に
沿って湾曲可能な支持部材に取付けたので、各鍵の位置
と各鍵に対応するセンサの位置との間隔がすべての鍵に
ついて同一になるため、打鍵タイミングおよび打鍵強さ
を誤差なく検出することができる。
鍵を検出するセンサを、可撓性を有しかつ基台載置面に
沿って湾曲可能な支持部材に取付けたので、各鍵の位置
と各鍵に対応するセンサの位置との間隔がすべての鍵に
ついて同一になるため、打鍵タイミングおよび打鍵強さ
を誤差なく検出することができる。
【0035】第2の発明によれば、打鍵を検出するセン
サを備える基板が取付けられた可撓性を有する支持部材
を、基台の載置面の湾曲に沿うように調整して基台に取
付けるようにしたので、各センサの位置を基台の湾曲に
沿った高さに調整することができる。
サを備える基板が取付けられた可撓性を有する支持部材
を、基台の載置面の湾曲に沿うように調整して基台に取
付けるようにしたので、各センサの位置を基台の湾曲に
沿った高さに調整することができる。
【0036】第3の発明によれば、電磁気を遮蔽する遮
蔽部材で基板を遮蔽するようにしたので、センサが取付
けられた基板の回路で他の回路あるいは電子機器に影響
を及ぼす電磁波が発生したとしても電磁波が外部に漏れ
ることは防止できる。
蔽部材で基板を遮蔽するようにしたので、センサが取付
けられた基板の回路で他の回路あるいは電子機器に影響
を及ぼす電磁波が発生したとしても電磁波が外部に漏れ
ることは防止できる。
【図1】本実施例の自動演奏ピアノの打鍵検出装置の主
要な構成を示す斜視図である。
要な構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示すセンサユニットの構造を示す分解図
である。
である。
【図3】シャッタとセンサの関係の説明図である。
【図4】図1に示す打鍵検出装置の主要部の構造を示す
断面図である。
断面図である。
【図5】図2に示すセンサレールの鍵配列方向に直交す
る方向の断面形状を示す断面図である。
る方向の断面形状を示す断面図である。
【図6】センサレールの変形例を示す断面図である。
【図7】センサユニットが筬に直接取付けられた打鍵検
出装置の主要な構造を示す断面図である。
出装置の主要な構造を示す断面図である。
【図8】センサユニットが筬に直接取付けられた打鍵検
出装置の他の構造を示す断面図である。
出装置の他の構造を示す断面図である。
【図9】センサ基板のシールド構造を示す断面図である
。
。
【図10】センサ基板の他のシールド構造を示す断面図
である。
である。
【図11】本発明の課題の説明図である。
1…筬、3…鍵、8…溝部、9…センサ、10…センサ
ユニット、11…センサ基板、12…センサレール、1
3…シャッタ、17…棚板、18…木ねじ、19…ばね
、24…蓋体、26…シールド材
ユニット、11…センサ基板、12…センサレール、1
3…シャッタ、17…棚板、18…木ねじ、19…ばね
、24…蓋体、26…シールド材
Claims (6)
- 【請求項1】 載置面を有する基台と、前記基台の前
記載置面に沿って配置され、かつ揺動自在に支持された
ピアノの鍵盤と、前記鍵盤の打鍵を検出するために各鍵
ごとに設けられたセンサと、前記各センサが取付けられ
た少くとも1つの基板と、可撓性を有し、前記基板を前
記基台の前記載置面上に支持することのできる支持部材
とを備え、前記支持部材は前記基台の前記載置面に沿っ
て、湾曲可能であることを特徴とする、自動演奏ピアノ
の打鍵検出装置。 - 【請求項2】 前記支持部材は、前記鍵の配列方向に
直交する方向の断面が台形溝状である、請求項1記載の
自動演奏ピアノの打鍵検出装置。 - 【請求項3】 前記支持部材は、金属板からなる、請
求項1又は2記載の自動演奏ピアノの打鍵検出装置。 - 【請求項4】 前記基板は、電磁気を遮蔽するための
遮蔽部材で覆われる、請求項1ないし3のいずれかに記
載の自動演奏ピアノの打鍵検出装置。 - 【請求項5】 鍵盤の打鍵を検出するセンサを備える
基板が取付けられた可撓性を有する支持部材を、前記鍵
盤が揺動自在に支持される基台上に配置するステップと
、前記支持部材を前記基台の載置面の湾曲に沿うように
調整して前記基台に取付けるステップとを含む自動演奏
ピアノの打鍵検出装置の製造方法。 - 【請求項6】 前記基台には、前記支持部材を上方に
押圧するための弾性部材が設けられ、前記支持部材を取
付けるステップは、前記弾性部材の押圧力に抗して前記
支持部材をねじ止めするステップを含む、請求項5記載
の自動演奏ピアノの打鍵検出装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3054888A JP2637298B2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 自動演奏ピアノの打鍵検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3054888A JP2637298B2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 自動演奏ピアノの打鍵検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04291300A true JPH04291300A (ja) | 1992-10-15 |
| JP2637298B2 JP2637298B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=12983131
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3054888A Expired - Fee Related JP2637298B2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 自動演奏ピアノの打鍵検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2637298B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006140461A (ja) * | 2004-10-28 | 2006-06-01 | General Electric Co <Ge> | 電子装置パッケージ及びその製造方法 |
| WO2021100472A1 (ja) * | 2019-11-20 | 2021-05-27 | ヤマハ株式会社 | 演奏操作装置および鍵盤楽器 |
-
1991
- 1991-03-19 JP JP3054888A patent/JP2637298B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006140461A (ja) * | 2004-10-28 | 2006-06-01 | General Electric Co <Ge> | 電子装置パッケージ及びその製造方法 |
| WO2021100472A1 (ja) * | 2019-11-20 | 2021-05-27 | ヤマハ株式会社 | 演奏操作装置および鍵盤楽器 |
| JPWO2021100472A1 (ja) * | 2019-11-20 | 2021-05-27 | ||
| JP2023052844A (ja) * | 2019-11-20 | 2023-04-12 | ヤマハ株式会社 | 演奏操作装置および鍵盤楽器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2637298B2 (ja) | 1997-08-06 |
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Legal Events
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