JPH04293069A - 印刷機における現像剤中のトナーの濃度を維持するための装置 - Google Patents

印刷機における現像剤中のトナーの濃度を維持するための装置

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JPH04293069A
JPH04293069A JP3316567A JP31656791A JPH04293069A JP H04293069 A JPH04293069 A JP H04293069A JP 3316567 A JP3316567 A JP 3316567A JP 31656791 A JP31656791 A JP 31656791A JP H04293069 A JPH04293069 A JP H04293069A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】一般的な電子写真印刷処理では、光導電部
材をほぼ均一の電位に帯電させて、その表面を増感させ
る。光導電部材の帯電部分を、複写しようとする原稿文
書の光像で露光する。帯電した光導電部材の露光によっ
て、照射領域内にある光導電部材上の電荷が選択的に散
逸する。これによって、原稿文書内に含まれている情報
領域に対応して光導電部材上に静電潜像が記録される。 光導電部材上に静電潜像が記録された後、それに現像剤
を接触させることによって潜像を現像する。一般的に現
像剤は、キャリア粒に摩擦電気的に付着しているトナー
粒子を有している。トナー粒子がキャリア粒から潜像に
引き付けられることによって、光導電部材上にトナー粉
像が形成される。次に、トナー粉像を光導電部材からコ
ピー用紙に転写する。続いて、トナー粒子を加熱して、
トナー粉像をコピー用紙に永久的に定着させる。
【0002】上記形式の装置では、現像剤の摩擦電気特
性を最大限に制御できるように、現像剤へのトナー粒子
の添加を調整することが望ましい。しかし、現像剤の摩
擦電気特性は、現像剤内のトナー濃度の関数であると一
般的に考えられている。従って、現実的には上記形式の
装置では、一般的に現像剤内のトナーの濃度を制御しよ
うとしている。
【0003】現像装置内のトナーの濃度を制御するため
の様々な方法が考案されている。以下に列挙する特許の
開示内容が関連していると思われる。 米国特許第3,873,002号 特許権者:デビッドソン(Davidson)他特許日
:1975年3月25日 米国特許第4,318,610号 特許権者:グレース(Grace) 特許日:1982年3月9日 米国特許第4,326,646号 特許権者:ラベリー(Lavery)他特許日:198
2年4月27日 米国特許第4,348,099号 特許権者:ファントッツィ(Fantozzi)特許日
:1982年9月7日 米国特許第4,956,669号 特許権者:ナカムラ他 特許日:1990年9月11日
【0004】本発明の1つの特徴によれば、現像剤に添
加すべきトナーの量を表すトナー添加信号を発生する制
御手段を備えている、キャリア及びトナーからなる現像
剤内のトナーの濃度を制御するための装置が提供されて
いる。制御手段は、少なくとも第1期間中及び第1期間
に続く第2期間中に現像剤内のトナーの濃度を測定する
能力を備えている。制御手段はまた、第1期間中に測定
されたトナー濃度と第1基準トナー濃度とのずれの関数
として第1濃度誤差値を、また第2期間中に測定された
トナー濃度と第2基準トナー濃度とのずれの関数として
第2濃度誤差値を決定することができる。次に、制御手
段は、第1及び第2濃度誤差値の関数としてトナー添加
信号を発生する。本装置にはさらに、トナー添加信号に
応答して、前記現像剤へのトナー粒子の添加を調整する
手段が設けられている。
【0005】本発明の他の特徴は、添付の図面を参照し
た以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
【0006】図1は、本発明の装置を組み込んだ現像装
置を設けた電子写真印刷装置の概略的立面図である。
【0007】図2は、本発明の電気機械構成部を示すブ
ロック図である。
【0008】図3は、本発明のフィードバック制御シス
テムのブロック図である。
【0009】図4及び図5は、本発明の制御ステップを
説明するフローチャートである。
【0010】図1において、電子写真印刷装置は光導電
ベルト10を用いている。好ましくは、光導電ベルト1
0は、カール防止バッキング層の上に塗布されている基
層の上にさらに光導電材を塗布して形成されている。光
導電材は、発生層の上に搬送層を塗布して形成されてい
る。搬送層が発生層から正電荷を搬送する。接合層が基
層の上に塗布されている。搬送層は、ポリカーボネート
内に分散させたジ−m−トリジフェニールビフェニール
ジアミンの小分子を含有している。発生層は三方晶セレ
ンで形成される。基層はチタン被覆マイラー(Myla
r) で形成される。基層は非常に薄く、光を透過させ
ることができる。他の適当な光導電材、基層及びカール
防止バッキング層を用いることもできる。ベルト10は
矢印12の方向へ移動して、光導電表面の連続部分がそ
の移動経路の周囲に配置された様々な処理ステーション
を順次通過できるようにする。ベルト10は、ストリッ
ピングローラ14、テンションローラ16、アイドラロ
ーラ18及び駆動ローラ20に掛けられている。ストリ
ッピングローラ14及びアイドラローラ18は、ベルト
10と共に回転するように回転可能に取り付けられてい
る。テンションローラ16はベルト10に弾性的に押し
付けられて、ベルト10を所望のテンションに維持して
いる。駆動ローラ20は、ベルト駆動部等の適当な手段
によってそれに連結されたモータによって回転される。 ローラ20が回転することによって、ベルト10が矢印
12の方向へ前進する。
【0011】最初に、光導電表面の一部分は帯電ステー
ションAを通過する。帯電ステーションAでは、2つの
コロナ発生器22及び24が光導電ベルト10を比較的
高くほぼ均一の電位に帯電させる。コロナ発生器22は
、必要な電荷のほぼ全部を光導電ベルト10に与える。 コロナ発生器24はレベリング装置として機能して、コ
ロナ発生器22が抜かした部分を埋める。
【0012】次に、光導電表面の帯電部分は結像ステー
ションBへ進む。結像ステーションBには、文書処理ユ
ニット26が印刷装置のプラテンの上方に配置されてい
る。文書処理ユニット26は、オペレータが通常の前進
照合順序で表を上にして文書保管トレイに入れている文
書束から原稿文書を順次送る。トレイの下方に配置され
ている文書フィーダが束の最下層の文書を1対の取り出
しローラへ送り出す。最下層の文書はそのローラによっ
て送られて、文書ガイドを通って送りローラ対及びベル
トの位置へ進む。ベルトは文書をプラテン28へ前進さ
せる。結像後、原稿文書は、ベルトによってプラテン2
8からガイド及び送りローラ対へ送られる。次に、文書
はインバータ機構へ進んでから、送りローラ対を通って
原稿文書束の最上部へ戻る。文書の進路をインバータと
送りローラ対との間で切り換えるために位置ゲートが設
けられている。文書の結像は、プラテン28上の文書を
照明するランプ30によって行われる。文書から反射し
た光線はレンズ32を通過する。レンズ32は原稿文書
の光像を光導電ベルト10の帯電部分上に焦点を合わせ
て結像することによって、その上の電荷を選択的に散逸
させる。これによって、原稿文書内に含まれている情報
領域に対応する静電潜像が光導電ベルト上に記録される
。このようにして、複数の原稿文書が順次露光される。 あるいは、文書処理ユニット26をプラテン28から離
れる方向へ回動させて、その上へ原稿文書を手動で載置
してもよい。原稿文書の1枚または複数枚のコピーを印
刷装置で複写できる。原稿文書を露光すると、潜像が光
導電ベルト上に記録される。その後、ベルト10は、光
導電ベルト上に記録されている静電潜像を現像ステーシ
ョンCへ進める。
【0013】現像ステーションCには、3つの磁気ブラ
シ現像ローラ34、36及び38が設けられている。外
車35が現像剤溜め114から現像剤を取り上げて、そ
れを現像ローラへ供給する。現像剤がローラ34及び3
6に達すると、それは磁気的にローラ間で二分されて、
半分ずつ各ローラへ送られる。光導電ベルト10がロー
ラ34及び36の周囲に部分的に巻き付いて、現像ゾー
ンを延長させている。現像ローラ38はクリーンアップ
ローラである。矢印12の方向において現像ローラ38
の後方に配置されている磁気ローラは、ベルト10に付
着しているキャリア粒を除去するためのキャリア粒除去
装置である。このようにして、ローラ34及び36は現
像剤を静電潜像と接触する位置へ前進させる。潜像は、
現像剤のキャリア粒からトナー粒子を引き付けて、ベル
ト10の光導電表面上に現像トナー粉像を形成する。ベ
ルト10は次に現像トナー粉像を転写ステーションDへ
進める。
【0014】転写ステーションDでは、コピー用紙がト
ナー粉像と接触する位置へ送られる。最初に、光導電ベ
ルト10にランプ(図示せず)から事前転写光を照射し
て、光導電ベルト10とトナー粉像との間の吸引力を低
減させる。次に、コロナ発生器40がコピー用紙を適当
な強さ及び極性に帯電させることによって、コピー用紙
が光導電ベルト10に付着して、トナー粉像が光導電ベ
ルトからコピー用紙へ引き付けられる。転写後、コロナ
発生器42がコピー用紙を逆の極性に帯電させることに
よって、コピー用紙は光導電ベルト10から引き離され
る。コンベヤ44がコピー用紙を定着ステーションEへ
送る。
【0015】定着ステーションEには定着アセンブリ4
6が設けられており、これは転写されたトナー粉像をコ
ピー用紙に永久的に付着させる。好ましくは、定着アセ
ンブリ46には加熱定着ローラ48と圧力ローラ50と
が設けられており、コピー用紙上の粉像が定着ローラ4
8に接触するようになっている。圧力ローラは定着ロー
ラに当接して、トナー粉像をコピー用紙に定着するため
に必要な圧力を与える。定着ローラは、石英水銀灯によ
って内部から加熱される。タンクに保管されていた剥離
剤がメータローラへ送り出される。トリムブレードが余
分な剥離剤を取り除く。剥離剤はドナーローラへ送られ
、そこから定着ローラへ送られる。
【0016】定着後、コピー用紙はカール取り器52を
通る。カール取り器52は、コピー用紙を一方向へ曲げ
てコピー用紙にあるカールを付けた後、逆方向へ曲げて
そのカールと取り除く。
【0017】前進ローラ54が用紙を両面印刷転換ロー
ラ56へ送る。両面印刷ソレノイドゲート58が用紙を
仕上げステーションFまたは両面印刷トレイ60へ案内
する。仕上げステーションFでは、コピー用紙はコンパ
イラトレイに積み重ねられて、セットにされる。各セッ
トのコピー用紙はステープルで留めてもよい。次に、セ
ットになったコピー用紙はスタックトレイへ送られる。 スタックトレイでは、各セットのコピー用紙を隣接のセ
ット用紙からずらすことができる。仕上げステーション
Fについては、図2を参照しながら以下にさらに詳細に
説明する。
【0018】続けて図1を参照しながら、両面印刷ソレ
ノイドゲート58が用紙を両面印刷トレイ60へ進めた
場合について説明する。両面印刷トレイ60は、片面だ
けが印刷されており、反対側にこれから印刷される用紙
、すなわち両面印刷を行う用紙の中間またはバッファ保
管場所になっている。用紙は、両面印刷トレイ60内に
表を下にしてコピーする順序に上へ順次積み重ねられる
【0019】両面印刷を行うためには、トレイ60に入
っている片面印刷用紙を底フィーダ62によってトレイ
60からコンベヤ64及びローラ66を介して転写ステ
ーションDへ順次送り戻して、コピー用紙の裏側にトナ
ー粉像を転写できるようにする。連続的に底側の用紙が
両面印刷トレイ60から送り出されるので、コピー用紙
の適当な白紙側が転写ステーションDでベルト10に接
触するため、それにトナー粉像が転写される。次に、両
面印刷された用紙は、片面印刷用紙と同じ経路を通って
仕上げステーションFへ送られる。
【0020】コピー用紙は、二次トレイ68から転写ス
テーションDへ送られる。二次トレイ68には、可逆交
流モータによって駆動される昇降器が設けられている。 それのコントローラが、トレイを上下動させることがで
きる。トレイが下降位置にある時、それに対してコピー
用紙束の積み降ろしが行われる。上昇位置では、用紙フ
ィーダ70によってコピー用紙が連続的にそれから送り
出される。用紙フィーダ70は、送りベルト及び取り出
しローラを用いて連続的にコピー用紙を搬送部64へ送
る摩擦減速フィーダであり、搬送部64は用紙をローラ
66へ、さらにそこから転写ステーションDへ進める。
【0021】コピー用紙は、補助トレイ72からも転写
ステーションDへ送られる。補助トレイ72には、可逆
交流モータによって駆動される昇降器が設けられている
。それのコントローラが、トレイを上下動させることが
できる。トレイが下降位置にある時、それに対してコピ
ー用紙束の積み降ろしが行われる。上昇位置では、用紙
フィーダ74によってコピー用紙が連続的にそれから送
り出される。用紙フィーダ74は、送りベルト及び取り
出しローラを用いて連続的にコピー用紙を搬送部64へ
送る摩擦減速フィーダであり、搬送部64は用紙をロー
ラ66へ、さらにそこから転写ステーションDへ進める
【0022】二次トレイ68及び補助トレイ72は、二
次的なコピー用紙供給源である。大容量フィーダ76が
、主たるコピー用紙供給源である。大容量フィーダ76
には、昇降器80上に支持されたトレイ78が設けられ
ている。昇降器は、可逆交流モータによって駆動されて
、トレイを上下動させる。上昇位置では、コピー用紙が
トレイから転写ステーションDへ送り出される。フラッ
ファ及びエアナイフ83がトレイ78上のコピー用紙束
へ空気を送って、最上層の用紙を用紙束から分離させる
。真空で最上層の用紙を送りベルト81に引き付ける。 送りベルト81は、用紙束から連続的に最上層の用紙を
取り出し駆動ローラ82及びアイドラローラ84へ送る
。駆動ローラ及びアイドラローラは用紙を搬送部86へ
案内する。搬送部86は用紙をローラ66へ送り、ロー
ラ66は用紙を転写ステーションDへ送る。
【0023】コピー材用紙が光導電ベルト10から離れ
た後、必ず一部の残留粒子がそれに付着したままとなる
。転写後、光導電ベルト10はコロナ発生器94の下側
を通過し、この発生器94は残留トナー粒子を適当な極
性に帯電させる。その後、光導電ベルト10の内側に配
置された事前電荷消去ランプ(図示せず)が光導電ベル
ト10を放電させて、次の帯電サイクルの準備をする。 残留粒子はクリーニングステーションGで光導電表面か
ら取り除かれる。クリーニングステーションGには、電
気バイアスがかけられているクリーナブラシ88と、2
つのトナー除去ローラ90及び92、すなわち廃棄及び
再生トナー除去ローラが設けられている。再生ローラは
、クリーナローラに対して負の電気バイアスがかけられ
ているため、それからトナー粒子を取り除くことができ
る。廃棄ローラは、再生ローラに対して正の電気バイア
スがかけられているため、紙屑及び極性の間違ったトナ
ー粒子を取り除くことができる。再生ローラ上のトナー
粒子は、かき取られて再生オーガ(図示せず)に溜めら
れるが、そこへはクリーニングステーションGの後方か
ら搬送される。
【0024】様々な装置機能がコントローラによって調
整されている。コントローラは、前述の装置機能の全て
を制御するプログラマブルマイクロプロセッサであるこ
とが好ましい。コントローラは、コピー用紙の比較カウ
ント、循環中の文書の数、オペレータが選択したコピー
用紙の数、時間遅れ、ジャム補正等を知らせることがで
きる。以上に記載した実施例の装置のすべての制御は、
オペレータが選択する印刷装置操作盤からの従来形制御
スイッチ入力によって行うことができる。文書及びコピ
ー用紙の位置を追跡するために、従来形用紙経路センサ
またはスイッチを用いることもできる。また、コントロ
ーラは、選択された動作モードに従って、ゲートの様々
な位置を調整することができる。
【0025】次に、図2を参照しながら、現像ステーシ
ョンC内のトナーメンテナンスサブシステムの全体的動
作について説明する。露光ステーションBには、ベルト
10の一部分を放電させて潜在テスト領域を形成するた
めのテスト領域発生器(図示せず)が設けられている。 一般的に、プラテンから露光された潜像に悪影響を与え
ないようにするため、放電すなわち潜在テスト領域は文
書間ゾーンに設けられる。テスト領域の放電後、ベルト
10は現像ステーションCへ進み、ここでトナーが潜在
テスト領域に付着する。テスト領域に付着したトナーの
量または質量が、その領域を現像した時の現像剤内のト
ナー濃度を表している。すなわち、トナーメンテナンス
サブシステムは、現像剤内のトナー濃度を調整すること
によって、ある文書領域範囲に対してコピー用紙上に現
像されるトナーの量または質量を制御するようにしてコ
ピー品質を向上させるように設計されている。
【0026】テスト領域の現像後、ベルト10が前進し
て、現像されたテスト領域が赤外線ランプ/検出器モジ
ュール120を通過する。すなわち、モジュール120
内の赤外線ランプがベルト10の現像テスト領域に光線
を照射する。同時に、モジュール120内の赤外線検出
器が反射光線の強さを検出する。この強さは、現像テス
ト領域の反射率の測定値である。モジュール120は、
強さを表す信号を変換回路122へ送り、この変換回路
122が信号を積分して変換することによって、現像テ
スト領域にある現像トナー質量の測定値が得られる。検
出されたトナー質量は図3ではirdと呼ばれている。
【0027】現像ステーションCは、トナーディスペン
サ110からトナーを受け取る。トナー供給源が容器1
12内に保持されており、交流モータ118の励磁時に
はいつも一定速度で駆動される混合オーガ116を介し
て現像剤溜め114へ送られる。交流モータ118の励
磁はオーガ116を駆動するだけでなく、オーガへのト
ナーの流れを調整するメータローラ(図示せず)も駆動
する。例えば、オーガ116は、管にコイルばねを挿入
して構成されており、ばねの回転によってトナーが管内
を前進して、現像剤溜め114から再循環した現像剤と
混ぜ合わされるようになっている。モータ118の励磁
は、本発明のトナー送り出し制御ループから信号が送ら
れる送り出しモータ制御部126によって直接的に制御
される。このようにしてトナーを導入することによって
、未帯電トナーが現像ステーションC内へ直接的に導入
されることがないようにすることができる。
【0028】トナーメンテナンスシステムをさらにわか
りやすくするため、図3に示されているフィードバック
制御システムを表すため、数学的モデルを導き出した。 5つの部分からなるモデルは特に、常微分方程式を用い
てトナーの摩擦電荷(tr(t) )及び現像剤のトナ
ー濃度(tc(t) )を表している。
【0029】図3において、トナー濃度は次式によって
モデル化される。
【0030】
【数1】
【0031】但し、u(t) は現像剤溜め114内の
現像剤にトナーを添加する割合であって、制御信号15
0で示され、v(t) は静電潜像の現像によってトナ
ーが現像剤から取り除かれる割合であり、Mc は現像
剤内のキャリアの質量である。一般的に、現像剤は正味
トナー投入流に対するインテグレータとして作用する。
【0032】第2に、光導電ベルト上に現像されたトナ
ーの量は摩擦電荷、トナー濃度及びベルト10に印加さ
れている電圧の関数である。1バッチのトナー粒子の合
計質量に対するトナー粒子の合計電荷の割合として以下
に定められる摩擦電荷の簡略化モデルは、次のように一
次微分方程式で表される。
【0033】
【数2】
【0034】但し、βはトナー粒子の帯電率、tr ∞
は最大可能摩擦電荷を表す定数、MT は現像剤内のト
ナーの質量、tri は図1の容器112から送り出さ
れた後のトナーの初期電荷である。
【0035】次に、トナー現像剤モデルを次の経験的関
係から定めた。
【0036】
【数3】
【0037】但し、dma(t)はトナーの現像された
質量であって、信号152で示され、Vdev はバイ
アス現像電圧、tr(t) は現像剤内のトナーの摩擦
電荷であって、信号154で示され、tc(t) は現
像剤内のトナー濃度であって、信号156で示されてい
る。さらに、パラメータa、b及びcはシステム従属定
数である。
【0038】第4に、上記混合オーガ116及び交流モ
ータ118で構成されているトナーディスペンサを調べ
て、オーガの管の長さをトナー粒子が移動するために必
要な時間を特徴付けた。トナー粒子をオーガに実際に添
加した時間と、その粒子が再循環現像剤と混合されてオ
ーガからでる時間との間には固有の遅れ時間がある。こ
の搬送遅れは次のようにモデル化される。
【0039】
【数4】
【0040】但し、μは約25秒の遅れ時間を表す定遅
れで、ブロック158で示され、u’(t) はモータ
がトナーを送り出す割合で、信号150で示され、u(
t) は現像剤ハウジング内でトナーが使用可能となる
(すなわちそれがオーガ116の端部に達した時の)割
合であって、信号160で示されている。一般的に、送
り出し制御戦略は、各サンプリング期間で交流モータ1
18を「オン」及び「オフ」にトグルすることである。 さらに、Tがサンプリング期間、dc(k) がk番目
のサンプリング期間における交流モータ118のデュー
ティーサイクル、umax が交流モータ118が「オ
ン」の時にトナーがオーガ116へ送り出される割合で
ある場合、k番目のサンプリング期間に送り出されるト
ナーの量はTdc(t) umaxとなる。
【0041】最後に、赤外線センサであるモジュール1
20は、反射率をデジタル表示(ird(t) )に変
換するが、これを用いてテスト領域で現像されたトナー
の質量を概算することができる。信号162で示される
モジュール120の出力ird(t) と、信号152
で示される現像質量dma(t) との一般的関係は、
次のように一次式で表される。
【0042】
【数5】
【0043】但し、m1 及びm2 は定数である。現
像テスト領域の反射率は、テスト領域が現像ステーショ
ンCを通過後に測定されるため、制御ループに時間遅れ
が入り込むことに注意することが重要である。そのよう
な遅れはird測定値に組み入れることができるが、ト
ナー送り込みモデル(方程式4)に組み込まれている遅
れ及びベルト10の速度から、センサ方程式に遅れは組
み入れられていない。さらに、dma設定値0.52m
g/cm2は、入力信号166で示されているird設
定値約85irdビットに相当することを決定した。こ
のdma設定値は本実施例では一般的な値であるが、装
置の機械的形状及び現像剤に使用されているトナーの形
式によってこの値は変更可能である。
【0044】トナーメンテナンスサブシステムは、図3
に示されている線形フィードバック制御システムによっ
て制御される。トナーメンテナンスシステムの個々の構
成部をモデル化した後、潜像の現像によってトナーが失
われることにより発生する現像質量の定常誤差を低減さ
せるための制御法則を設計する必要があった。最初に、
非線形状態及び出力方程式、すなわち方程式1、2及び
3を線形化する。続いて、トナー送り出しがパルス幅変
調式に行なわれると仮定して、線形化モデル方程式を離
散化した。制御信号のパルス幅変調(PVM)は、振幅
変調の変更形であり、アクチュエータが「オン」または
「オフ」の交流モータであるために発生する。PWMの
ため、得られた微分方程式は再び非線形となり、別の線
形化ステップが必要であった。最後に、離散時間フィー
ドバックシステムを合成して、必要条件に合わせた離散
時間比例積分(PI)補償装置の選択を含めたゼロ定常
誤差調整を行った。微分方程式として表された結果の制
御法則は次の通りである。
【0045】
【数6】
【0046】但し、α1 及びα2 は定数、δ(k)
 は現在の差であって信号168で示され、δ(k−1
) は先行の差である。e(k) =dma(k) −
0.52である場合、誤差e(k) は実際の現像質量
と目標の現像トナー質量である0.52mg/cm2 
とのずれを表している。また、先行誤差項e(k−1)
 は、先行測定トナー質量dma(kー1) と目標質
量である0.52mg/cm2 との先行ずれを表して
いる。実際には、誤差項e(k) 及びe(k−1) 
は、入力ird信号と上記ird設定値である85との
ずれを計算することによって決定された。あるいは、目
標トナー質量は、特定の文書形式に従って、または他の
システム係数に応答して変化する変数にしてもよい。さ
らに、信号164で示される交流モータ118のデュー
ティーサイクルdc(k) は、次の正規化方程式によ
ってδ(k) に関連づけられる。
【0047】
【数7】
【0048】好適な実施例では、制御法則はまた、範囲
dc(k) ∈〔0.2  0.8〕で制限され、下限
は現像サブシステム内の慣性に勝つために必要なタイマ
ーの量を数量化することによって定められる。上限は、
トナーの所定の最大送り出し量を得るために必要なデュ
ーティーサイクル部分に基づいている。上限は、交流モ
ータ118が駆動される割合の関数であるため、モータ
が60Hzで駆動される時には0.8の限界が、モータ
が50Hzで駆動される時には1.0の限界が必要であ
る。さらに、制御範囲は、コントローラ124に連結さ
れているメモリ、好ましくは不揮発メモリ(NVM)に
設定してもよい。制御法則及び関連の制約条件は以下の
通り実行される。   もし  δ(k) +0.5≦0.1      
        **超過または零デューティー   
   ならば  dc(k) =0;        
              サイクル**  さもな
くば  もし  δ(k) +0.5≦0.2  **
低デューティーサイクル**      ならば  d
c(k) =0.2;  さもなくば  もし  δ(
k) +0.5≦0.8  **通常デューティーサイ
クル**      ならば  dc(k) =δ(k
) +0.5;  さもなくば  もし  δ(k) 
+0.5>0.8  **高デューティーサイクル**
      ならば  dc(k) =0.8;
【00
49】上記制御法則の実行において、ソフトウェア及び
演算処理の観点からさらに効率的に実行するため、一定
の変更を加えた。すなわち、制御法則を次のように書き
換えた。
【0050】
【数8】
【0051】但し、CD(n) は現在必要なトナー送
り出しレベルδ(n) 、CD(n−1) は先行トナ
ー送り出しレベルδ(n) 、E(n) は現在の誤差
e(n) 、E(nー1) は先行誤差e(n−1) 
を表している。MD(nー1) は、制御変数の符号チ
ェックをする必要をなくすため、δ(n) に対して負
の値を追跡するためのものである。例えば、δ(n) 
が正の値である時、CD(n) はδ(n) に等しく
、MD(n) はゼロにリセットされる。さらに、δ(
n) が負の値である時、MD(n) は−δ(n) 
にセットされ、CD(n) はゼロにリセットされる。 このように、2つの独立した変数を介して結果の差の符
号が追跡される。
【0052】次に図4及び5を参照しながら説明すると
、トナー濃度制御処理は、ステップ210で開始される
。以下に説明する好適な実施例で実行される制御処理は
、上記方程式8に基づいており、マイクロコントローラ
またはマイクロプロセッサ(例えばインテル(登録商標
)8085)によって処理を制御できるようにするため
のわずかな変更が加えられている。ステップ212にお
いて、図2のコントローラ124は、図2の変換回路1
22を介して赤外線検出器から送られたird信号とi
rd信号設定値との差を計算することによって、現在の
トナー濃度誤差項E(n) を決定する。次に、ステッ
プ214において、先行制御期間中に計算されて記憶さ
れている先行トナー濃度誤差項E(nー1) がメモリ
から検索される。ステップ216及び218では、先行
制御期間中に発生した先行送り出しレベル(CD(nー
1) )及び過剰値(MD(nー1) )がメモリから
検索される。次に、ステップ220で方程式8に従って
現在のトナー送り出しレベル(CD(n) )が計算さ
れ、適当な定数すなわち重み係数a1 及びa2 を代
入する。
【0053】ステップ220で現在の送り出しレベルC
D(n) を計算した後、コントローラはステップ22
2でCD(n) の符号を調べる。CD(n) の符号
が負の場合、CD(n) は過剰トナー濃度を表してい
る。従って、トナーは現像剤に添加されない。しかし、
過剰トナー濃度を追跡するため、ステップ224におい
てCD(n) の符号に無関係に過剰トナー濃度値MD
(n) がCD(n) の大きさと同じ値にセットされ
る。次に、ステップ226において、前述したようにC
D(n) がゼロにリセットされて、トナーが現像剤に
添加されないようにする。決定ステップ222の結果、
CD(n) が正の値であることがわかった場合、ステ
ップ228で過剰濃度値MD(n) がゼロにリセット
されて、過剰トナー誤差がそれ以上に広がるのを防止す
る。
【0054】全ての現在値が定められてから、ステップ
230でそれらは次の制御期間中に使用できるようにセ
ーブされる。すなわち、ステップ230は以下のように
値を記憶する。 CD(nー1) ←CD(n) E(nー1) ←E(n) MD(nー1) ←MD(n)
【0055】また、このステップは、システム限界によ
って発生する大きい誤差の広がりを制限するため、CD
(n) 及び/またはMD(n) の値を制限する能力
を備えている。例えば、CD(n) が無制限であると
すると、多くの期間の間に誤差が蓄積されて、システム
がそれに従って応答できるとすると、過剰量のトナーが
現像剤に添加されることになる。
【0056】後続のステップでは、交流モータのデュー
ティーサイクルが上記制御法則に従って決定される。一
般的に、制御法則は、ソフトウェアでプログラム化され
たCASEまたはSELECT命令として実行されるが
、わかりやすくするために図5では一連の決定ステップ
として記載されている。ステップ232は、まずCD(
n) を調べて、それがトナーの送り出しを開始するた
めに必要な最低レベル以下であるかを決定する。決定ス
テップ232では、CD(n) が値(MIN−100
)と比較される。値(MIN−100)は、トナーを装
置に添加しない限界レベル(すなわちシステムが目標ト
ナー濃度の許容誤差内にあること)を表す。CD(n)
 が値(MIN−100)より小さい場合、ステップ2
34でデューティーサイクルがゼロにセットされ、トナ
ーは図2の容器112から現像剤溜め114へ送り出さ
れない。
【0057】ステップ236では、CD(n) を調べ
て、それが最大送り出しレベル(MAX)以上であるか
どうかが決定され、ここでMAXは制御法則に定められ
た限界0.8の正規化表現である。CD(n) がMA
X以上である場合、ステップ238で交流モータのデュ
ーティーサイクルが所定の高デューティーサイクルにセ
ットされる。一般的に、50または60Hz交流電力を
用いた時の交流モータ118の性能の差異を補償するた
め、この高デューティーサイクルは装置の設置時に決定
される。 CD(n) がMAXよりも小さい場合、ステップ24
0でCD(n) をMINと比較する検査が継続され、
ここでMINは制御法則の限界0.2の正規化表現であ
る。CD(n) がMINよりも小さい場合、低固定デ
ューティーサイクルに入り、ステップ244でデューテ
ィーサイクルが通常(NORMAL)にセットされ、こ
の通常デューティーサイクルも高デューティーサイクル
と同様にして決定される。CD(n)がMIN以上の場
合、ステップ242でデューティーサイクルはCD(n
)に比例した値に定められる。すなわち、デューティー
サイクルはCD(n)の値の関数として決定される。
【0058】交流送り出しモータ118に対して非ゼロ
デューティーサイクルが決定されると、ステップ246
において図2に示されているコントローラ124から送
り出しモータ制御部126へ送られる信号を介してモー
タが励磁される。待機ステップ248は、デューティー
サイクル時間に達するまで、さらなる処理を遅らせ、そ
の時間に達した時点で処理はステップ250へ進む。ス
テップ250は、交流モータ118をやはり送り出しモ
ータ制御部126を介して停止させて、それ以上にトナ
ーが添加されないようにする。ステップ250で制御処
理が完了し、ステップ210で次の制御サイクルが開始
されるまで、制御処理を出る。
【0059】従って、本発明によれば、上記目的及び利
点を完全に満足させる装置が提供されていることがわか
るであろう。以上に本発明を好適な実施例について説明
してきたが、様々な変更及び変化を加えることができる
ことは、当業者には明かであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の装置を組み込んだ現像装置を設け
た電子写真印刷装置の概略的立面図である。
【図2】  本発明の電気機械構成部を示すブロック図
である。
【図3】  本発明のフィードバック制御システムのブ
ロック図である。
【図4】  本発明の制御ステップを示すフローチャー
トの1である。
【図5】  本発明の制御ステップを示すフローチャー
トの2である。
【符号の説明】
118  交流送り出しモータ 120  赤外線ランプ/検出器モジュール122  
変換回路 124  コントローラ 126  送り出しモータ制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  キャリア及びトナーからなる現像剤内
    のトナーの濃度を制御するための、次のものを含む装置
    :現像剤内のトナーの濃度を定期的に測定する手段;第
    1期間に作動して、測定トナー濃度と第1目標トナー濃
    度とのずれを表す第1濃度誤差を決定する手段;第1期
    間に続く第2期間に作動して、測定トナー濃度と目標ト
    ナー濃度とのずれを表す第2濃度誤差を決定する手段;
    第1期間と第2期間との間に現像剤に添加されたトナー
    の量を決定する手段;第1濃度誤差、第2濃度誤差及び
    第1期間と第2期間との間に添加されたトナーの量に応
    答して、現像剤へのトナー粒子の添加を制御する手段。
  2. 【請求項2】  前記制御手段が、次のものを含む請求
    項1記載の装置:第1重み係数と第1濃度誤差との積を
    表す重み付き第1誤差値を計算する手段;第2重み係数
    と第2濃度誤差との積を表す重み付き第2誤差値を計算
    する手段;重み付き第1誤差値、重み付き第2誤差値及
    び第1期間と第2期間との間に添加されたトナーの量に
    応答して、現在のトナー送り出しレベルを決定する手段
    ;前記現在のトナー送り出しレベルをデューティーサイ
    クルに変換する手段;デューティーサイクルに応答して
    トナー供給機構を作動させることによって、デューティ
    ーサイクルの長さに比例した量のトナーを現像混合剤に
    添加する手段。
  3. 【請求項3】  前記制御手段はフィードバックコント
    ローラを有しており、前記フィードバックコントローラ
    は、トナーが現像剤への導入後に摩擦電荷を蓄積する割
    合に応答するものである、請求項2記載の装置。
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