JPH04293448A - 青果物・花卉類の鮮度保持剤およびその使用方法 - Google Patents
青果物・花卉類の鮮度保持剤およびその使用方法Info
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- JPH04293448A JPH04293448A JP3058613A JP5861391A JPH04293448A JP H04293448 A JPH04293448 A JP H04293448A JP 3058613 A JP3058613 A JP 3058613A JP 5861391 A JP5861391 A JP 5861391A JP H04293448 A JPH04293448 A JP H04293448A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、青果物・花卉類の鮮度
保持剤およびその使用方法に関する。更に詳しくは、青
果物・花卉類から発生するエチレン、アセトアルデヒド
等の生理活性物質を青果物・花卉類にとって無害な物質
に分解・除去することにより、青果物・花卉類の鮮度保
持に有効に働く鮮度保持剤およびその使用方法に関する
。
保持剤およびその使用方法に関する。更に詳しくは、青
果物・花卉類から発生するエチレン、アセトアルデヒド
等の生理活性物質を青果物・花卉類にとって無害な物質
に分解・除去することにより、青果物・花卉類の鮮度保
持に有効に働く鮮度保持剤およびその使用方法に関する
。
【0002】
【従来の技術】植物は、一般に収穫後も一個の生命体と
して呼吸作用、蒸散作用、その他種々の物質代謝を継続
し、植物体としての生理作用を活発に営んで生命を長ら
えている。この呼吸作用が盛んであると他の生理作用も
活発となり鮮度低下が起こる。
して呼吸作用、蒸散作用、その他種々の物質代謝を継続
し、植物体としての生理作用を活発に営んで生命を長ら
えている。この呼吸作用が盛んであると他の生理作用も
活発となり鮮度低下が起こる。
【0003】この代謝物質の一つに植物ホルモンの一種
であるエチレンがある。このエチレンには種々の生理作
用があるが、その中に呼吸促進作用、成熟促進作用があ
り、植物の成熟、ひいては鮮度低下に大きく関わってい
る。この鮮度低下は特に青果物・花卉類において、その
貯蔵あるいは流通上大きな問題となっており、エチレン
の生理作用による弊害を除き鮮度低下を防ぐ方法として
エチレン除去能力を持つ鮮度保持剤が各種開発されいる
。それらは大別すると次の四つである。
であるエチレンがある。このエチレンには種々の生理作
用があるが、その中に呼吸促進作用、成熟促進作用があ
り、植物の成熟、ひいては鮮度低下に大きく関わってい
る。この鮮度低下は特に青果物・花卉類において、その
貯蔵あるいは流通上大きな問題となっており、エチレン
の生理作用による弊害を除き鮮度低下を防ぐ方法として
エチレン除去能力を持つ鮮度保持剤が各種開発されいる
。それらは大別すると次の四つである。
【0004】(1) 特開昭54−70457号公報に
代表される臭素吸着活性炭 (2) 特開昭58−20149号公報に代表される過
マンガン酸カリウム担持物 (3) 特開昭58−98141号公報に代表される臭
素酸カリウム・酸処理活性炭 (4) 特開昭61−25340号公報に代表される塩
化パラジウム担持活性炭
代表される臭素吸着活性炭 (2) 特開昭58−20149号公報に代表される過
マンガン酸カリウム担持物 (3) 特開昭58−98141号公報に代表される臭
素酸カリウム・酸処理活性炭 (4) 特開昭61−25340号公報に代表される塩
化パラジウム担持活性炭
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、(1)
の方法は、臭素を活性炭の細孔内に吸着保持させたも
のであるため、温度が上昇すると有害な臭素ガスが発生
する危険性がある。(2) の方法は、過マンガン酸カ
リウムがLD501090mg/kg(ラット、経口)
であり、環境指定物質であることから、回収処理・公害
防止の面で、その使用は事実上困難である。(3) の
方法は、臭素酸アルカリ塩を酸処理により活性化して活
性炭に保持させ、エチレンを臭素化合物にしてしまうと
いうものであるが、エチレンから生成される臭化エチレ
ンは、発癌性があり危険である。(4) の方法は、塩
化パラジウムを活性炭に担持させたもので、エチレンの
酸化分解性に優れているが、その酸化反応は不十分であ
るため100%完全酸化できないので、常にアセトアル
デヒドの一定量が生成してしまう。このアセトアルデヒ
ドも青果物の鮮度を低下させる物質であるため、その生
成は好ましくない。
の方法は、臭素を活性炭の細孔内に吸着保持させたも
のであるため、温度が上昇すると有害な臭素ガスが発生
する危険性がある。(2) の方法は、過マンガン酸カ
リウムがLD501090mg/kg(ラット、経口)
であり、環境指定物質であることから、回収処理・公害
防止の面で、その使用は事実上困難である。(3) の
方法は、臭素酸アルカリ塩を酸処理により活性化して活
性炭に保持させ、エチレンを臭素化合物にしてしまうと
いうものであるが、エチレンから生成される臭化エチレ
ンは、発癌性があり危険である。(4) の方法は、塩
化パラジウムを活性炭に担持させたもので、エチレンの
酸化分解性に優れているが、その酸化反応は不十分であ
るため100%完全酸化できないので、常にアセトアル
デヒドの一定量が生成してしまう。このアセトアルデヒ
ドも青果物の鮮度を低下させる物質であるため、その生
成は好ましくない。
【0006】これらの欠点を解消する手段として、特開
平1−168233号公報には、活性炭に塩化パラジウ
ム、塩化銅、塩化亜鉛を担持させた鮮度保持剤は、エチ
レン分解能に優れ、かつ、アセトアルデヒドの発生もな
いという記載がある。
平1−168233号公報には、活性炭に塩化パラジウ
ム、塩化銅、塩化亜鉛を担持させた鮮度保持剤は、エチ
レン分解能に優れ、かつ、アセトアルデヒドの発生もな
いという記載がある。
【0007】しかしながら、この鮮度保持剤は、活性炭
に塩化パラジウム、塩化銅、塩化亜鉛の水溶液を含浸さ
せ、乾燥したものであるため、活性炭に塩化パラジウム
、塩化銅、塩化亜鉛が付着したままである。このうち、
塩化パラジウムはLD50104mg/kg(マウス、
腹腔)であり、塩化銅はLD50140mg/kg(ラ
ット、経口)の劇物であり、塩化亜鉛はLD50350
mg/kg(マウス、経口)の劇物であるため、このよ
うな活性炭を誤って食すると危険であり、かつ、水溶液
で付着させたものなので、青果物と同封した際、蒸散す
る水分により塩化パラジウム、塩化銅、塩化亜鉛が溶出
し、青果物に付着する可能性があり、その結果、該物質
を使用した本人が認識せぬままに食してしまうという事
態が想定される。
に塩化パラジウム、塩化銅、塩化亜鉛の水溶液を含浸さ
せ、乾燥したものであるため、活性炭に塩化パラジウム
、塩化銅、塩化亜鉛が付着したままである。このうち、
塩化パラジウムはLD50104mg/kg(マウス、
腹腔)であり、塩化銅はLD50140mg/kg(ラ
ット、経口)の劇物であり、塩化亜鉛はLD50350
mg/kg(マウス、経口)の劇物であるため、このよ
うな活性炭を誤って食すると危険であり、かつ、水溶液
で付着させたものなので、青果物と同封した際、蒸散す
る水分により塩化パラジウム、塩化銅、塩化亜鉛が溶出
し、青果物に付着する可能性があり、その結果、該物質
を使用した本人が認識せぬままに食してしまうという事
態が想定される。
【0008】このような欠点は、青果物等の食品と共存
させることにおいて致命的とも言えるものである。
させることにおいて致命的とも言えるものである。
【0009】そこで本発明者は、青果物・花卉類から発
生するエチレン、アセトアルデヒド等の生理活性物質を
青果物・花卉類にとって無害な物質に分解し、かつ、青
果物等の食品と共存させても安全な鮮度保持剤及びその
使用方法について鋭意検討した結果、本発明にようやく
到達することができた。
生するエチレン、アセトアルデヒド等の生理活性物質を
青果物・花卉類にとって無害な物質に分解し、かつ、青
果物等の食品と共存させても安全な鮮度保持剤及びその
使用方法について鋭意検討した結果、本発明にようやく
到達することができた。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、パラジウムの
錯塩を溶解した溶液と、マグネシウム、チタン、バナジ
ウム、鉄、ニッケル、銅、亜鉛、モリブデン、銀、白金
から選ばれた少なくとも一種類以上の金属から成る塩お
よび/または錯塩を溶解した溶液とを混合することによ
って得られる沈殿物に熱処理を施して成ることを特徴と
する鮮度保持剤およびその使用方法に関する。
錯塩を溶解した溶液と、マグネシウム、チタン、バナジ
ウム、鉄、ニッケル、銅、亜鉛、モリブデン、銀、白金
から選ばれた少なくとも一種類以上の金属から成る塩お
よび/または錯塩を溶解した溶液とを混合することによ
って得られる沈殿物に熱処理を施して成ることを特徴と
する鮮度保持剤およびその使用方法に関する。
【0011】以下、本発明について詳細に説明する。
【0012】本発明における錯塩とは、電解質錯体、す
なわち溶液中で錯イオンに解離するもののことであり、
パラジウムの錯塩とは、溶液中でパラジウム錯イオンに
解離するもののことである。この時のパラジウム錯イオ
ンとは、電子対の供与体(ドナー)と受容体(アクセプ
ター)から成る錯体においてパラジウム原子がアクセプ
ターであり、かつ、電荷をもったもののことである。こ
の様なパラジウムの錯塩としては、テトラアンミンパラ
ジウム(二価)塩、ビス(エチレンジアミン)パラジウ
ム(二価)塩、ジクロロエチレンジアミンパラジウム(
二価)塩等が挙げられる。
なわち溶液中で錯イオンに解離するもののことであり、
パラジウムの錯塩とは、溶液中でパラジウム錯イオンに
解離するもののことである。この時のパラジウム錯イオ
ンとは、電子対の供与体(ドナー)と受容体(アクセプ
ター)から成る錯体においてパラジウム原子がアクセプ
ターであり、かつ、電荷をもったもののことである。こ
の様なパラジウムの錯塩としては、テトラアンミンパラ
ジウム(二価)塩、ビス(エチレンジアミン)パラジウ
ム(二価)塩、ジクロロエチレンジアミンパラジウム(
二価)塩等が挙げられる。
【0013】本発明における塩とは、酸に含まれている
一つ以上の解離しうる水素イオンを金属イオンやアンモ
ニウムイオンなどの陽イオンで置換した化合物の総称で
、酸と塩基の中和によって生じるもののことであり、マ
グネシウム、チタン、バナジウム、鉄、ニッケル、銅、
亜鉛、モリブデン、銀、白金から選ばれた少なくとも一
種類以上の金属から成る塩とは、これらの元素から選ば
れた少なくとも一種類以上の金属陽イオンで、酸に含ま
れている一つ以上の解離しうる水素イオンを置換した化
合物のことであり、これらの塩としては塩化物や硫酸化
合物や錯体が好ましい。その他、バナジウムの塩として
は、オキシ硫酸バナジウム、銀の塩としては、硝酸銀が
好ましく、より好ましいものとしては、塩化銅、塩化亜
鉛が挙げられる。
一つ以上の解離しうる水素イオンを金属イオンやアンモ
ニウムイオンなどの陽イオンで置換した化合物の総称で
、酸と塩基の中和によって生じるもののことであり、マ
グネシウム、チタン、バナジウム、鉄、ニッケル、銅、
亜鉛、モリブデン、銀、白金から選ばれた少なくとも一
種類以上の金属から成る塩とは、これらの元素から選ば
れた少なくとも一種類以上の金属陽イオンで、酸に含ま
れている一つ以上の解離しうる水素イオンを置換した化
合物のことであり、これらの塩としては塩化物や硫酸化
合物や錯体が好ましい。その他、バナジウムの塩として
は、オキシ硫酸バナジウム、銀の塩としては、硝酸銀が
好ましく、より好ましいものとしては、塩化銅、塩化亜
鉛が挙げられる。
【0014】本発明におけるパラジウムの錯塩およびマ
グネシウム、チタン、バナジウム、鉄、ニッケル、銅、
亜鉛、モリブデン、銀、白金から選ばれた少なくとも一
種類以上の金属から成る塩および/または錯塩を溶解し
た溶液のそれぞれの溶解量としては、飽和量以下であれ
ば特に限定はないが、好ましくは飽和量の50wt%以
下が好ましい。また、この時の溶媒としては、パラジウ
ムの錯塩およびマグネシウム、チタン、バナジウム、鉄
、ニッケル、銅、亜鉛、モリブデン、銀、白金から選ば
れた少なくとも一種類以上の金属から成る塩および/ま
たは錯塩が溶解するものであれば特に限定はないが、パ
ラジウムの錯塩を溶解した溶媒と、マグネシウム、チタ
ン、バナジウム、鉄、ニッケル、銅、亜鉛、モリブデン
、銀、白金から選ばれた少なくとも一種類以上の金属か
ら成る塩および/または錯塩を溶解した溶媒とが同一で
あることが好ましく、特に好ましい溶媒は水である。
グネシウム、チタン、バナジウム、鉄、ニッケル、銅、
亜鉛、モリブデン、銀、白金から選ばれた少なくとも一
種類以上の金属から成る塩および/または錯塩を溶解し
た溶液のそれぞれの溶解量としては、飽和量以下であれ
ば特に限定はないが、好ましくは飽和量の50wt%以
下が好ましい。また、この時の溶媒としては、パラジウ
ムの錯塩およびマグネシウム、チタン、バナジウム、鉄
、ニッケル、銅、亜鉛、モリブデン、銀、白金から選ば
れた少なくとも一種類以上の金属から成る塩および/ま
たは錯塩が溶解するものであれば特に限定はないが、パ
ラジウムの錯塩を溶解した溶媒と、マグネシウム、チタ
ン、バナジウム、鉄、ニッケル、銅、亜鉛、モリブデン
、銀、白金から選ばれた少なくとも一種類以上の金属か
ら成る塩および/または錯塩を溶解した溶媒とが同一で
あることが好ましく、特に好ましい溶媒は水である。
【0015】本発明における沈殿物の製造方法としては
、パラジウムの錯塩を溶解した溶液とマグネシウム、チ
タン、バナジウム、鉄、ニッケル、銅、亜鉛、モリブデ
ン、銀、白金から選ばれた少なくとも一種類以上の金属
から成る塩および/または錯塩を溶解した溶液とを混合
する方法を挙げることができる。また、これ以外の方法
として、パラジウムの錯塩を溶解した溶液にマグネシウ
ム、チタン、バナジウム、鉄、ニッケル、銅、亜鉛、モ
リブデン、銀、白金から選ばれた少なくとも一種類以上
の金属から成る塩および/または錯塩を混合して、沈殿
物を製造する方法が挙げられる。なお、この場合パラジ
ウムの錯塩、マグネシウム、チタン、バナジウム、鉄、
ニッケル、銅、亜鉛、モリブデン、銀、白金から選ばれ
た少なくとも一種類以上の金属から成る塩および/また
は錯塩の溶解の順序には特に限定はなく、最終的に沈殿
物が得られる方法であれば良い。
、パラジウムの錯塩を溶解した溶液とマグネシウム、チ
タン、バナジウム、鉄、ニッケル、銅、亜鉛、モリブデ
ン、銀、白金から選ばれた少なくとも一種類以上の金属
から成る塩および/または錯塩を溶解した溶液とを混合
する方法を挙げることができる。また、これ以外の方法
として、パラジウムの錯塩を溶解した溶液にマグネシウ
ム、チタン、バナジウム、鉄、ニッケル、銅、亜鉛、モ
リブデン、銀、白金から選ばれた少なくとも一種類以上
の金属から成る塩および/または錯塩を混合して、沈殿
物を製造する方法が挙げられる。なお、この場合パラジ
ウムの錯塩、マグネシウム、チタン、バナジウム、鉄、
ニッケル、銅、亜鉛、モリブデン、銀、白金から選ばれ
た少なくとも一種類以上の金属から成る塩および/また
は錯塩の溶解の順序には特に限定はなく、最終的に沈殿
物が得られる方法であれば良い。
【0016】上記沈殿物は、その後充分に洗浄し、乾燥
する必要がある。この時、洗浄が不充分であると乾燥後
の沈殿物にパラジウムの錯塩やマグネシウム、チタン、
バナジウム、鉄、ニッケル、銅、亜鉛、モリブデン、銀
、白金から選ばれた少なくとも一種類以上の金属から成
る塩および/または錯塩が付着したままとなり、安全性
の面で好ましくない。したがって、洗浄廃液にパラジウ
ムの錯塩やマグネシウム、チタン、バナジウム、鉄、ニ
ッケル、銅、亜鉛、モリブデン、銀、白金から選ばれた
少なくとも一種類以上の金属から成る塩および/または
錯塩等の不純物の存在が確認されなくなってから乾燥工
程に進むべきである。
する必要がある。この時、洗浄が不充分であると乾燥後
の沈殿物にパラジウムの錯塩やマグネシウム、チタン、
バナジウム、鉄、ニッケル、銅、亜鉛、モリブデン、銀
、白金から選ばれた少なくとも一種類以上の金属から成
る塩および/または錯塩が付着したままとなり、安全性
の面で好ましくない。したがって、洗浄廃液にパラジウ
ムの錯塩やマグネシウム、チタン、バナジウム、鉄、ニ
ッケル、銅、亜鉛、モリブデン、銀、白金から選ばれた
少なくとも一種類以上の金属から成る塩および/または
錯塩等の不純物の存在が確認されなくなってから乾燥工
程に進むべきである。
【0017】乾燥工程における乾燥温度および時間は、
前記溶媒が蒸発する条件であれば特に限定はない。
前記溶媒が蒸発する条件であれば特に限定はない。
【0018】本発明における熱処理とは、上記乾燥工程
を経た沈殿物に鮮度保持剤としてのエチレン、アセトア
ルデヒド除去能を発現させるための工程であり、この鮮
度保持剤としての性能が発現する条件であれば特に限定
はないが、通常、200〜800℃で30分以上加熱す
ることが好ましい。なお、乾燥工程と熱処理工程を同時
に行うために、前記沈殿物を洗浄後直ちに、上記熱処理
条件下で処理しても何等差し支えはない。
を経た沈殿物に鮮度保持剤としてのエチレン、アセトア
ルデヒド除去能を発現させるための工程であり、この鮮
度保持剤としての性能が発現する条件であれば特に限定
はないが、通常、200〜800℃で30分以上加熱す
ることが好ましい。なお、乾燥工程と熱処理工程を同時
に行うために、前記沈殿物を洗浄後直ちに、上記熱処理
条件下で処理しても何等差し支えはない。
【0019】本発明の鮮度保持剤を成型体に分散含有さ
せる使用方法において、その成型体とは、従来青果物や
花卉類の貯蔵および流通の際に用いられている公知のも
ののことであり、例として、フィルム、シート、容器、
紙、繊維(布、不織布等)、発泡体、ダンボール箱等が
挙げられる。
せる使用方法において、その成型体とは、従来青果物や
花卉類の貯蔵および流通の際に用いられている公知のも
ののことであり、例として、フィルム、シート、容器、
紙、繊維(布、不織布等)、発泡体、ダンボール箱等が
挙げられる。
【0020】本発明において成型体がフィルム、シート
、容器、繊維(布、不織布等)、発泡体の時、一般的に
材料として樹脂を用いて成型体とすることが多い。この
場合、樹脂とは、天然樹脂、半合成樹脂および合成樹脂
のいずれをも含み、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂のいず
れであってもよい。例えば、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、塩化ビニル、ABS樹脂、ナイロン、ポリエステ
ル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアミド、ポリスチレン、
ポリアセタール、ポリビニールアルコール、ポリカーボ
ネイト、アクリル樹脂、フッ素樹脂、ポリウレタンエラ
ストマー、ポリエステルエラストマー、フェノール樹脂
、ユリア樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂
、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、レーヨン、キュプラ、
アセテート、トリアセテート、ビニリデン、天然ゴムお
よび合成ゴム等の熱可塑性または熱硬化性樹脂を挙げる
ことができる。また、上記樹脂は発泡性樹脂であっても
よい。
、容器、繊維(布、不織布等)、発泡体の時、一般的に
材料として樹脂を用いて成型体とすることが多い。この
場合、樹脂とは、天然樹脂、半合成樹脂および合成樹脂
のいずれをも含み、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂のいず
れであってもよい。例えば、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、塩化ビニル、ABS樹脂、ナイロン、ポリエステ
ル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアミド、ポリスチレン、
ポリアセタール、ポリビニールアルコール、ポリカーボ
ネイト、アクリル樹脂、フッ素樹脂、ポリウレタンエラ
ストマー、ポリエステルエラストマー、フェノール樹脂
、ユリア樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂
、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、レーヨン、キュプラ、
アセテート、トリアセテート、ビニリデン、天然ゴムお
よび合成ゴム等の熱可塑性または熱硬化性樹脂を挙げる
ことができる。また、上記樹脂は発泡性樹脂であっても
よい。
【0021】本発明における鮮度保持剤を前述の成型体
材料としての樹脂に分散含有させる時期および方法は特
に限定されるものではない。例えば、原料モノマーに添
加混合した後に重合する方法、反応中間体に添加混合し
た後に重合する方法、重合終了時の樹脂に添加混合する
方法、バンバリー形ミキサーやローラー形ミキサー等を
用いて、加熱溶融した状態の熱可塑性樹脂に添加混合す
る常法の練り込み方法等が利用できる。要は、用いる樹
脂の性質、工程上の特徴等に応じて最適の方法を適宜採
用すればよい。
材料としての樹脂に分散含有させる時期および方法は特
に限定されるものではない。例えば、原料モノマーに添
加混合した後に重合する方法、反応中間体に添加混合し
た後に重合する方法、重合終了時の樹脂に添加混合する
方法、バンバリー形ミキサーやローラー形ミキサー等を
用いて、加熱溶融した状態の熱可塑性樹脂に添加混合す
る常法の練り込み方法等が利用できる。要は、用いる樹
脂の性質、工程上の特徴等に応じて最適の方法を適宜採
用すればよい。
【0022】本発明における成型体がフィルム、シート
、容器、繊維、発泡体である時、鮮度保持剤の形状とし
ては粉末粒子状が好ましい場合が多い。成型体が厚みの
あるシート・容器・太デニールの繊維・粒状体等である
場合、鮮度保持剤の粒子径は数μmから数十μmあるい
は数百μm以上でよく、フィルム・細デニールの繊維等
である場合、鮮度保持剤の粒子径は好ましくは5μm以
下、更に好ましくは3μm以下である。
、容器、繊維、発泡体である時、鮮度保持剤の形状とし
ては粉末粒子状が好ましい場合が多い。成型体が厚みの
あるシート・容器・太デニールの繊維・粒状体等である
場合、鮮度保持剤の粒子径は数μmから数十μmあるい
は数百μm以上でよく、フィルム・細デニールの繊維等
である場合、鮮度保持剤の粒子径は好ましくは5μm以
下、更に好ましくは3μm以下である。
【0023】本発明における成型体がフィルム、シート
、容器、繊維、発泡体である時、鮮度保持剤の添加量と
しては成型体の全重量に対して0.01〜30重量%が
好ましい。鮮度保持剤の添加量が下限値以下の場合、鮮
度保持効果の点で不満足である場合があり好ましくなく
、上限値を越えて例えば50重量%以上とした場合、鮮
度保持効果は十分であるが、成型体の物理的性質が著し
く低下するので好ましくない。より好ましい範囲として
は0.5〜10重量%である。
、容器、繊維、発泡体である時、鮮度保持剤の添加量と
しては成型体の全重量に対して0.01〜30重量%が
好ましい。鮮度保持剤の添加量が下限値以下の場合、鮮
度保持効果の点で不満足である場合があり好ましくなく
、上限値を越えて例えば50重量%以上とした場合、鮮
度保持効果は十分であるが、成型体の物理的性質が著し
く低下するので好ましくない。より好ましい範囲として
は0.5〜10重量%である。
【0024】本発明における鮮度保持剤を分散含有して
成る成型体の製造方法としては、通常の方法を採用する
ことができる。例えば、成型体がフィルム・シートであ
る場合、樹脂に鮮度保持剤を前述の方法で添加混合した
ものを成型(フィルム・シート化)することにより得る
ことができる。フィルム形成は、キャスティング法、エ
クストルージョン法(例えばインフレーション法、Tダ
イ法、カレンダー法、切削法等)、延伸法が実施できる
。なお、このフィルム・シートの厚みには特に限定はな
いが、通常0.01μm〜10mmが好ましい。この時
、厚みが薄い場合、上記フィルムを支持体層上に設ける
ことが好ましく、支持体層としては、前述の樹脂はもち
ろんのこと、紙及び金属(例えばアルミニウム等)が挙
げられる。フィルムの厚みを薄くし、支持体層として樹
脂を設ける場合、すなわち、鮮度保持剤を分散含有して
なる極薄の樹脂層(以下単にA層ということがある)と
支持体層を構成する樹脂層(以下単にB層ということが
ある)とを積層してなる複合フィルムとする場合には、
鮮度保持剤のフィルムへの添加量をより少なくできると
いう利点がある。更に具体的に説明すると、鮮度保持効
果をより有効に発揮させるためには、鮮度保持剤をでき
るだけフィルムの表層近くに存在させることが望ましく
、前記A層を薄く積層することにより含有させた鮮度保
持剤は、フィルムの厚さ方向に位置規制されてフィルム
表層部のみに高密度に偏在することになり、この鮮度保
持剤を分散含有してなる極薄の樹脂層(A層)が青果物
や花卉類と接触するように使用することにより、鮮度保
持剤のフィルムへの添加量を極力少なくすることができ
る。この場合、鮮度保持剤を分散含有してなる極薄の樹
脂層(A層)と支持体層を構成する樹脂層(B層)は、
それぞれを構成する樹脂として同種のものでも異種のも
のでも何等問題はない。また、前述の支持体層としては
、単一層だけでなく二種類以上の樹脂からなる複合層で
あつても良く、また、支持体層に金属等を蒸着しても良
い。
成る成型体の製造方法としては、通常の方法を採用する
ことができる。例えば、成型体がフィルム・シートであ
る場合、樹脂に鮮度保持剤を前述の方法で添加混合した
ものを成型(フィルム・シート化)することにより得る
ことができる。フィルム形成は、キャスティング法、エ
クストルージョン法(例えばインフレーション法、Tダ
イ法、カレンダー法、切削法等)、延伸法が実施できる
。なお、このフィルム・シートの厚みには特に限定はな
いが、通常0.01μm〜10mmが好ましい。この時
、厚みが薄い場合、上記フィルムを支持体層上に設ける
ことが好ましく、支持体層としては、前述の樹脂はもち
ろんのこと、紙及び金属(例えばアルミニウム等)が挙
げられる。フィルムの厚みを薄くし、支持体層として樹
脂を設ける場合、すなわち、鮮度保持剤を分散含有して
なる極薄の樹脂層(以下単にA層ということがある)と
支持体層を構成する樹脂層(以下単にB層ということが
ある)とを積層してなる複合フィルムとする場合には、
鮮度保持剤のフィルムへの添加量をより少なくできると
いう利点がある。更に具体的に説明すると、鮮度保持効
果をより有効に発揮させるためには、鮮度保持剤をでき
るだけフィルムの表層近くに存在させることが望ましく
、前記A層を薄く積層することにより含有させた鮮度保
持剤は、フィルムの厚さ方向に位置規制されてフィルム
表層部のみに高密度に偏在することになり、この鮮度保
持剤を分散含有してなる極薄の樹脂層(A層)が青果物
や花卉類と接触するように使用することにより、鮮度保
持剤のフィルムへの添加量を極力少なくすることができ
る。この場合、鮮度保持剤を分散含有してなる極薄の樹
脂層(A層)と支持体層を構成する樹脂層(B層)は、
それぞれを構成する樹脂として同種のものでも異種のも
のでも何等問題はない。また、前述の支持体層としては
、単一層だけでなく二種類以上の樹脂からなる複合層で
あつても良く、また、支持体層に金属等を蒸着しても良
い。
【0025】前述の鮮度保持剤を分散含有してなる極薄
の樹脂層(A層)と、支持体層を構成する樹脂層(B層
)が異種の樹脂である場合、A層とB層との間に接着剤
層を設けることも可能である。
の樹脂層(A層)と、支持体層を構成する樹脂層(B層
)が異種の樹脂である場合、A層とB層との間に接着剤
層を設けることも可能である。
【0026】この鮮度保持剤を分散含有してなる極薄の
樹脂層(A層)と支持体層を構成する樹脂層(B層)と
の複合フィルムの製造方法としては、熱融圧着同時ラミ
ネーション法、共押出複合法、貼り合わせ法、エクスト
ルージョンラミネート法、ホットメルトラミネート法、
ドライラミネート法、ウェットラミネート法等が利用で
きる。また、フィルムに強度やその他の機能を付与する
ために逐次二軸・同時二軸延伸等の処理を施すこともで
きる。
樹脂層(A層)と支持体層を構成する樹脂層(B層)と
の複合フィルムの製造方法としては、熱融圧着同時ラミ
ネーション法、共押出複合法、貼り合わせ法、エクスト
ルージョンラミネート法、ホットメルトラミネート法、
ドライラミネート法、ウェットラミネート法等が利用で
きる。また、フィルムに強度やその他の機能を付与する
ために逐次二軸・同時二軸延伸等の処理を施すこともで
きる。
【0027】なお、このフィルム・シートには、必要に
応じて分散剤、重合触媒、安定剤、艶消剤、増白剤、有
機または無機の顔料、無機フィラーおよび各種可塑剤や
界面活性剤、防曇剤等の鮮度保持剤以外の他の成分を含
有させても何等支障はない。
応じて分散剤、重合触媒、安定剤、艶消剤、増白剤、有
機または無機の顔料、無機フィラーおよび各種可塑剤や
界面活性剤、防曇剤等の鮮度保持剤以外の他の成分を含
有させても何等支障はない。
【0028】本発明における成型体が容器である場合、
樹脂に鮮度保持剤を前述の方法で添加混合したものを圧
縮成型、射出成型、真空成型、押出成型等の方法を用い
ることにより所望の形状に成型できる。なお、この場合
においても、鮮度保持剤の容器への添加量を極力少なく
するために、青果物や花卉類と接触する面だけに鮮度保
持剤を存在させた多層複合容器となるように成型する方
法も取り得る。また、この容器には、必要に応じて分散
剤、重合触媒、安定剤、艶消剤、増白剤、有機または無
機の顔料、無機フィラーおよび各種可塑剤や界面活性剤
、防曇剤等の鮮度保持剤以外の他の成分を含有させても
何等支障はないことは言うまでもない。
樹脂に鮮度保持剤を前述の方法で添加混合したものを圧
縮成型、射出成型、真空成型、押出成型等の方法を用い
ることにより所望の形状に成型できる。なお、この場合
においても、鮮度保持剤の容器への添加量を極力少なく
するために、青果物や花卉類と接触する面だけに鮮度保
持剤を存在させた多層複合容器となるように成型する方
法も取り得る。また、この容器には、必要に応じて分散
剤、重合触媒、安定剤、艶消剤、増白剤、有機または無
機の顔料、無機フィラーおよび各種可塑剤や界面活性剤
、防曇剤等の鮮度保持剤以外の他の成分を含有させても
何等支障はないことは言うまでもない。
【0029】本発明における成型体が繊維である場合、
樹脂に鮮度保持剤を前述の方法で添加混合したものを溶
融紡糸、湿式紡糸、乾式紡糸、乾湿式紡糸といった紡糸
方法を用いることにより所望の繊維とすることができる
。なお、この場合においても、鮮度保持剤の繊維への添
加量を極力少なくするために、芯鞘構造、多芯鞘構造等
の複合繊維として、その鞘部分だけに鮮度保持剤を添加
混合する方法も取り得る。これらの繊維を公知の方法で
布状にすることにより、所望の成型体とすることができ
る。また、紡糸段階において、スパンボンド法、メルト
ブロー法、フラッシュ法等の公知方法を用いて不織布と
することも可能である。なお、この繊維には、必要に応
じて分散剤、重合触媒、安定剤、艶消剤、増白剤、有機
または無機の顔料、無機フィラーおよび各種可塑剤や界
面活性剤、防曇剤等の鮮度保持剤以外の他の成分を含有
させても何等支障はないことは言うまでもない。
樹脂に鮮度保持剤を前述の方法で添加混合したものを溶
融紡糸、湿式紡糸、乾式紡糸、乾湿式紡糸といった紡糸
方法を用いることにより所望の繊維とすることができる
。なお、この場合においても、鮮度保持剤の繊維への添
加量を極力少なくするために、芯鞘構造、多芯鞘構造等
の複合繊維として、その鞘部分だけに鮮度保持剤を添加
混合する方法も取り得る。これらの繊維を公知の方法で
布状にすることにより、所望の成型体とすることができ
る。また、紡糸段階において、スパンボンド法、メルト
ブロー法、フラッシュ法等の公知方法を用いて不織布と
することも可能である。なお、この繊維には、必要に応
じて分散剤、重合触媒、安定剤、艶消剤、増白剤、有機
または無機の顔料、無機フィラーおよび各種可塑剤や界
面活性剤、防曇剤等の鮮度保持剤以外の他の成分を含有
させても何等支障はないことは言うまでもない。
【0030】本発明における成型体が紙である場合、そ
の製造方法としては公知の方法を採用することができ、
一つ方法として、本発明の鮮度保持剤をパルプ原料に添
加混合しておき抄造する方法がある。その他にも、前述
の鮮度保持剤を分散含有した繊維を短繊維としてパルプ
原料に添加混合して抄造する方法、抄造された紙にコー
ティングを施す際、コーティング剤に予め鮮度保持剤を
分散含有させておく方法等が採用できる。
の製造方法としては公知の方法を採用することができ、
一つ方法として、本発明の鮮度保持剤をパルプ原料に添
加混合しておき抄造する方法がある。その他にも、前述
の鮮度保持剤を分散含有した繊維を短繊維としてパルプ
原料に添加混合して抄造する方法、抄造された紙にコー
ティングを施す際、コーティング剤に予め鮮度保持剤を
分散含有させておく方法等が採用できる。
【0031】本発明における成型体が段ボール箱である
場合、その製造方法としては段ボール紙の製造段階にそ
の原料に添加混合する方法、段ボール箱の内壁に、前述
の鮮度保持剤を分散含有したフィルムを貼る方法、段ボ
ール紙のライナー部分に前述の鮮度保持剤を分散含有し
たフィルムを用いる方法等が採用できる。
場合、その製造方法としては段ボール紙の製造段階にそ
の原料に添加混合する方法、段ボール箱の内壁に、前述
の鮮度保持剤を分散含有したフィルムを貼る方法、段ボ
ール紙のライナー部分に前述の鮮度保持剤を分散含有し
たフィルムを用いる方法等が採用できる。
【0032】本発明における鮮度保持剤を青果物・花卉
類の鮮度保持に使用する時の形態としては、効果が発現
する形態であれば特に限定はないが、通常、紙、布、不
織布等の通気性材料で作られた容器に所定量を収容して
パックとする形態が一般的である。
類の鮮度保持に使用する時の形態としては、効果が発現
する形態であれば特に限定はないが、通常、紙、布、不
織布等の通気性材料で作られた容器に所定量を収容して
パックとする形態が一般的である。
【0033】本発明における鮮度保持剤を青果物・花卉
類の鮮度保持に使用する時の使用量は、青果物や花卉類
の種類、量等により異なり、一義的に規定されるもので
はないが、通常、青果物・花卉類1kg当たり0.05
〜20g、好ましくは0.1〜5gである。
類の鮮度保持に使用する時の使用量は、青果物や花卉類
の種類、量等により異なり、一義的に規定されるもので
はないが、通常、青果物・花卉類1kg当たり0.05
〜20g、好ましくは0.1〜5gである。
【0034】本発明における鮮度保持剤を青果物・花卉
類の鮮度保持に使用する時の方法としては、前述のパッ
クの形態とした鮮度保持剤を青果物・花卉類と共に密閉
容器内に存在させる方法が一般的である。
類の鮮度保持に使用する時の方法としては、前述のパッ
クの形態とした鮮度保持剤を青果物・花卉類と共に密閉
容器内に存在させる方法が一般的である。
【0035】ここで言うところの密閉容器とは、従来青
果物・花卉類を包装するのに用いられている公知の材料
が同様に使用できる。例えば、段ボール箱のような紙容
器や、ポリエチレン、ポリプロピレン等のプラスチック
フィルム、シート等が挙げられる。また、密閉方法とし
ては、包装材料を製袋して開口部をゴムバンドや紐で封
じる方法、ヒートシール法、ハンカチ法等が挙げられる
。
果物・花卉類を包装するのに用いられている公知の材料
が同様に使用できる。例えば、段ボール箱のような紙容
器や、ポリエチレン、ポリプロピレン等のプラスチック
フィルム、シート等が挙げられる。また、密閉方法とし
ては、包装材料を製袋して開口部をゴムバンドや紐で封
じる方法、ヒートシール法、ハンカチ法等が挙げられる
。
【0036】本発明における鮮度保持剤を青果物・花卉
類の鮮度保持に使用する場合、エチレン、アセトアルデ
ヒドにより鮮度劣化が促進されるすべての青果物・花卉
類に適用可能である。例として、青果物としては、林檎
、梨、バナナ、葡萄、サクランボ、筍、椎茸、キャベツ
、青梅、すだち、ブロッコリ、メロン等が挙げられ、花
卉類としては、カーネーション、薔薇、スイトピー、宿
根カスミソウ、菊等が挙げられる。
類の鮮度保持に使用する場合、エチレン、アセトアルデ
ヒドにより鮮度劣化が促進されるすべての青果物・花卉
類に適用可能である。例として、青果物としては、林檎
、梨、バナナ、葡萄、サクランボ、筍、椎茸、キャベツ
、青梅、すだち、ブロッコリ、メロン等が挙げられ、花
卉類としては、カーネーション、薔薇、スイトピー、宿
根カスミソウ、菊等が挙げられる。
【0037】本発明における鮮度保持剤を成型体に分散
含有させ、青果物や花卉類の鮮度保持成型体として使用
する場合、従来、青果物や花卉類を包装するのに用いら
れている公知の材料と同様に使用できる。
含有させ、青果物や花卉類の鮮度保持成型体として使用
する場合、従来、青果物や花卉類を包装するのに用いら
れている公知の材料と同様に使用できる。
【0038】次ぎに、本発明における鮮度保持剤の製造
方法、基本性能、実果菜による試験結果等について実施
例により更に詳細に説明するが、本発明はその要旨を越
えない限り実施例に限定されるものではない。
方法、基本性能、実果菜による試験結果等について実施
例により更に詳細に説明するが、本発明はその要旨を越
えない限り実施例に限定されるものではない。
【0039】
【実施例】■鮮度保持剤の製造
0.2M テトラミンジクロロパラジウム水溶液10
00ml、0.2M 塩化銅水溶液1000ml、0
.2M 塩化亜鉛水溶液1000mlを用意し、3種
類の水溶液を同時に混合し、沈殿物を析出させる。次に
、この沈殿物を濾過し、濾液中に過剰の塩素イオン、パ
ラジウムイオン、銅イオン、亜鉛イオンが検出されなく
なるまで水洗を実施した。
00ml、0.2M 塩化銅水溶液1000ml、0
.2M 塩化亜鉛水溶液1000mlを用意し、3種
類の水溶液を同時に混合し、沈殿物を析出させる。次に
、この沈殿物を濾過し、濾液中に過剰の塩素イオン、パ
ラジウムイオン、銅イオン、亜鉛イオンが検出されなく
なるまで水洗を実施した。
【0040】その後、この水洗後の沈殿物を、110℃
で24時間熱風乾燥し、引き続き300℃で3時間熱処
理を行い、本発明の鮮度保持剤(C)を得た。
で24時間熱風乾燥し、引き続き300℃で3時間熱処
理を行い、本発明の鮮度保持剤(C)を得た。
【0041】比較サンプルとして、テトラミンジクロロ
パラジウム=0.2mol 、塩化銅=0.2mol
、塩化亜鉛=0.2mol を乳鉢で混練し、110℃
で24時間熱風乾燥し、引き続き300℃で3時間熱処
理を行ったもの(D)を得た。
パラジウム=0.2mol 、塩化銅=0.2mol
、塩化亜鉛=0.2mol を乳鉢で混練し、110℃
で24時間熱風乾燥し、引き続き300℃で3時間熱処
理を行ったもの(D)を得た。
【0042】■エチレン、アセトアルデヒド除去性能の
確認(その1) 通気性の不織布を30mm×50mmの袋状とし、その
中に上記■項で得た鮮度保持剤(C)を1g入れたもの
(C1)と上記■項で得た(D)を1g入れたもの(D
1)と不織布に何も入れないもの(E1)を用意した。
確認(その1) 通気性の不織布を30mm×50mmの袋状とし、その
中に上記■項で得た鮮度保持剤(C)を1g入れたもの
(C1)と上記■項で得た(D)を1g入れたもの(D
1)と不織布に何も入れないもの(E1)を用意した。
【0043】内容積約4500mlのデシケータ(注入
弁付き)を3個準備し、各々のデシケータ内にC1、D
1およびE1を設置し、そこにエチレン3.0mlづつ
を注入し、初期(0時間後)および2時間後の各々のデ
シケータ内のエチレン濃度およびアセトアルデヒド濃度
を株式会社ガステック製のエチレンガス検知管(No.
172、No.172L)およびアセトアルデヒドガス
検知管(No.92)を用いて測定した。C1を用いた
ものを実施例1、D1を用いたものを比較例1、E1を
用いたものを比較例2とし、その結果を表1に示す。な
お、エチレンガス検知管(No.172L)の検知限度
は0.05ppmであり、アセトアルデヒドガス検知管
(No.92)の検知限度は2ppmである。
弁付き)を3個準備し、各々のデシケータ内にC1、D
1およびE1を設置し、そこにエチレン3.0mlづつ
を注入し、初期(0時間後)および2時間後の各々のデ
シケータ内のエチレン濃度およびアセトアルデヒド濃度
を株式会社ガステック製のエチレンガス検知管(No.
172、No.172L)およびアセトアルデヒドガス
検知管(No.92)を用いて測定した。C1を用いた
ものを実施例1、D1を用いたものを比較例1、E1を
用いたものを比較例2とし、その結果を表1に示す。な
お、エチレンガス検知管(No.172L)の検知限度
は0.05ppmであり、アセトアルデヒドガス検知管
(No.92)の検知限度は2ppmである。
【0044】
【表1】
【0045】■エチレン、アセトアルデヒド除去性能の
確認(その2) 上記■項で得た鮮度保持剤(C)を市販の粉砕機を用い
て、平均粒径1.0μmの粒子としたものを、ポリプロ
ピレン粉末に対して0.5重量%添加し、ヘンシェルミ
キサーで混合することにより、鮮度保持剤とポリプロピ
レン粉末を均一分散させた。この混合物を二軸押出機に
て溶融押出ししてペレット(F)を作成した。次ぎに鮮
度保持剤(C)を添加していないポリプロピレンペレッ
ト(G)を用意し、各々のペレットを別々の押出機に供
給し、溶融させ、該溶融体を流動管内で合流しTダイに
導き、複合シートに成型した。この複合シートに逐次二
軸延伸を施すことにより、鮮度保持剤(C)を分散含有
したポリプロピレン複合フィルム(C2)を得た。得ら
れた複合フィルムの厚みは20μmであり、ペレット(
F)から成る層は0.5μmであり、分散含有させた鮮
度保持剤(C)はフィルム表層部に高密度に偏在してい
た。比較サンプルとして、上記鮮度保持剤(C)を上記
■項の(D)に変えた以外はすべて同様にしたポリプロ
ピレン複合フィルム(D2)と新たには何も分散含有さ
せていない厚さ20μmポリプロピレンフィルム(E2
)を用意した。
確認(その2) 上記■項で得た鮮度保持剤(C)を市販の粉砕機を用い
て、平均粒径1.0μmの粒子としたものを、ポリプロ
ピレン粉末に対して0.5重量%添加し、ヘンシェルミ
キサーで混合することにより、鮮度保持剤とポリプロピ
レン粉末を均一分散させた。この混合物を二軸押出機に
て溶融押出ししてペレット(F)を作成した。次ぎに鮮
度保持剤(C)を添加していないポリプロピレンペレッ
ト(G)を用意し、各々のペレットを別々の押出機に供
給し、溶融させ、該溶融体を流動管内で合流しTダイに
導き、複合シートに成型した。この複合シートに逐次二
軸延伸を施すことにより、鮮度保持剤(C)を分散含有
したポリプロピレン複合フィルム(C2)を得た。得ら
れた複合フィルムの厚みは20μmであり、ペレット(
F)から成る層は0.5μmであり、分散含有させた鮮
度保持剤(C)はフィルム表層部に高密度に偏在してい
た。比較サンプルとして、上記鮮度保持剤(C)を上記
■項の(D)に変えた以外はすべて同様にしたポリプロ
ピレン複合フィルム(D2)と新たには何も分散含有さ
せていない厚さ20μmポリプロピレンフィルム(E2
)を用意した。
【0046】内容積約4500mlのデシケータ(注入
弁付き)を3個準備し、各々のデシケータ内にC2、D
2およびE2を表面積=3200cm2 になるように
切り取ったものを設置し、そこにエチレン3.0mlづ
つを注入し、初期(0時間後)および2時間後の各々の
デシケータ内のエチレン濃度およびアセトアルデヒド濃
度を株式会社ガステック製のエチレンガス検知管(No
.172、No.172L)およびアセトアルデヒドガ
ス検知管(No.92)を用いて測定した。C2を用い
たものを実施例2、D2を用いたものを比較例3、E2
を用いたものを比較例4とし、その結果を表2に示す。
弁付き)を3個準備し、各々のデシケータ内にC2、D
2およびE2を表面積=3200cm2 になるように
切り取ったものを設置し、そこにエチレン3.0mlづ
つを注入し、初期(0時間後)および2時間後の各々の
デシケータ内のエチレン濃度およびアセトアルデヒド濃
度を株式会社ガステック製のエチレンガス検知管(No
.172、No.172L)およびアセトアルデヒドガ
ス検知管(No.92)を用いて測定した。C2を用い
たものを実施例2、D2を用いたものを比較例3、E2
を用いたものを比較例4とし、その結果を表2に示す。
【0047】
【表2】
【0048】■エチレン、アセトアルデヒド除去性能の
確認(その3) 低密度ポリエチレンと中密度ポリエチレンからなるペレ
ットを一対の回転ロールを内蔵するインターミキサーに
入れ、これを外部加熱により加熱軟化した。次ぎに、こ
の加熱ポリエチレンに対して前記■項で得た鮮度保持剤
(C)を2重量%加え混練を継続した。得られた混練物
をインターミキサーから取り出し、冷却固化し、粉砕し
て粒状物とした。この粒状物を押出機に供給して、3段
階にわたって加熱すると共に、第2段階の加熱帯域に液
化ガスを圧入し、厚さ2mmのシート状発泡体(C3)
として押し出した。比較サンプルとして、上記■項の鮮
度保持剤(C)を上記■項の(D)に変えた以外はすべ
て同様にしたシート状発泡体(D3)と新たには何も分
散含有させていない厚さ2mmのシート状発泡体(E3
)を用意した。
確認(その3) 低密度ポリエチレンと中密度ポリエチレンからなるペレ
ットを一対の回転ロールを内蔵するインターミキサーに
入れ、これを外部加熱により加熱軟化した。次ぎに、こ
の加熱ポリエチレンに対して前記■項で得た鮮度保持剤
(C)を2重量%加え混練を継続した。得られた混練物
をインターミキサーから取り出し、冷却固化し、粉砕し
て粒状物とした。この粒状物を押出機に供給して、3段
階にわたって加熱すると共に、第2段階の加熱帯域に液
化ガスを圧入し、厚さ2mmのシート状発泡体(C3)
として押し出した。比較サンプルとして、上記■項の鮮
度保持剤(C)を上記■項の(D)に変えた以外はすべ
て同様にしたシート状発泡体(D3)と新たには何も分
散含有させていない厚さ2mmのシート状発泡体(E3
)を用意した。
【0049】内容積約4500mlのデシケータ(注入
弁付き)を3個準備し、各々のデシケータ内にC3、D
3およびE3を表面積=1600cm2 になるように
切り取ったものを設置し、そこにエチレン3.0mlづ
つを注入し、初期(0時間後)および2時間後の各々の
デシケータ内のエチレン濃度およびアセトアルデヒド濃
度を株式会社ガステック製のエチレンガス検知管(No
.172、No.172L)およびアセトアルデヒドガ
ス検知管(No.92)を用いて測定した。C3を用い
たものを実施例3、D3を用いたものを比較例5、E3
を用いたものを比較例6とし、その結果を表3に示す。
弁付き)を3個準備し、各々のデシケータ内にC3、D
3およびE3を表面積=1600cm2 になるように
切り取ったものを設置し、そこにエチレン3.0mlづ
つを注入し、初期(0時間後)および2時間後の各々の
デシケータ内のエチレン濃度およびアセトアルデヒド濃
度を株式会社ガステック製のエチレンガス検知管(No
.172、No.172L)およびアセトアルデヒドガ
ス検知管(No.92)を用いて測定した。C3を用い
たものを実施例3、D3を用いたものを比較例5、E3
を用いたものを比較例6とし、その結果を表3に示す。
【0050】
【表3】
【0051】■実果菜によるテスト(その1)通気性の
ある不織布を50mm×50mmの袋状とし、その中に
前記■項で得鮮度保持剤(C)を5g入れたもの(C4
)、比較サンプルとして上記■項の(D)を5g入れた
もの(D4)を用意した。
ある不織布を50mm×50mmの袋状とし、その中に
前記■項で得鮮度保持剤(C)を5g入れたもの(C4
)、比較サンプルとして上記■項の(D)を5g入れた
もの(D4)を用意した。
【0052】ブロッコリを400gづつ秤量採取し、厚
さ30μmのポリエチレン袋の中に入れ、そこに上記C
4を入れたもの(実施例4)、D4を入れたもの(比較
例7)、ブロッコリ以外何もいれないもの(比較例8)
を準備し、開口部をヒートシールすることにより密閉し
た。これらをダンボール箱に入れ、光を遮った状態で、
5℃の雰囲気下に6日間放置した。7日目に各々のポリ
エチレン袋内のエチレン濃度およびアセトアルデヒド濃
度を前述のエチレンガス検知管(No.172およびN
o.172L)およびアセトアルデヒドガス検知管(N
o.92)を用いて測定するとともに緑色の保持状態を
評価した。その結果を表4に示す。
さ30μmのポリエチレン袋の中に入れ、そこに上記C
4を入れたもの(実施例4)、D4を入れたもの(比較
例7)、ブロッコリ以外何もいれないもの(比較例8)
を準備し、開口部をヒートシールすることにより密閉し
た。これらをダンボール箱に入れ、光を遮った状態で、
5℃の雰囲気下に6日間放置した。7日目に各々のポリ
エチレン袋内のエチレン濃度およびアセトアルデヒド濃
度を前述のエチレンガス検知管(No.172およびN
o.172L)およびアセトアルデヒドガス検知管(N
o.92)を用いて測定するとともに緑色の保持状態を
評価した。その結果を表4に示す。
【0053】
【表4】
【0054】■実果菜によるテスト(その2)上記■項
で得た20μmの厚みのポリプロピレン複合フィルム(
C2)を、鮮度保持剤(C)を分散含有させた面が内側
となるように袋状に加工したもの(C5)を用意した。 次ぎに、上記■項で得た厚さ2mmのシート状発泡体(
C3)を半球状のフルーツキャップに加工したもの(C
6)を用意した。また、各々の比較サンプルとして、上
記■項で得たポリプロピレン複合フィルム(D2)を、
(D)を分散含有させた面が内側となるように袋状に加
工したもの(D5)と鮮度保持剤を分散含有させていな
い厚さ20μmのポリプロピレンフィルム(E2)を袋
状に加工したもの(E5)と、上記■項で得たシート状
発泡体(D3)を半球状のフルーツキャップに加工した
もの(D6)と鮮度保持剤を添加混合させていない厚さ
2mmのシート状発泡体(E3)を半球状のフルーツキ
ャップに加工したもの(E6)を用意した。
で得た20μmの厚みのポリプロピレン複合フィルム(
C2)を、鮮度保持剤(C)を分散含有させた面が内側
となるように袋状に加工したもの(C5)を用意した。 次ぎに、上記■項で得た厚さ2mmのシート状発泡体(
C3)を半球状のフルーツキャップに加工したもの(C
6)を用意した。また、各々の比較サンプルとして、上
記■項で得たポリプロピレン複合フィルム(D2)を、
(D)を分散含有させた面が内側となるように袋状に加
工したもの(D5)と鮮度保持剤を分散含有させていな
い厚さ20μmのポリプロピレンフィルム(E2)を袋
状に加工したもの(E5)と、上記■項で得たシート状
発泡体(D3)を半球状のフルーツキャップに加工した
もの(D6)と鮮度保持剤を添加混合させていない厚さ
2mmのシート状発泡体(E3)を半球状のフルーツキ
ャップに加工したもの(E6)を用意した。
【0055】一個が約30gの青梅を、上記C5に4個
入れたもの(実施例5)、D5に4個入れたもの(比較
例9)、E5に4個入れたもの(比較例10)、また、
上記フルーツキャップC6で覆った青梅4個を20μm
の厚みのポリプロピレンフィルム袋に入れたもの(実施
例6)、フルーツキャップD6で覆った青梅4個を20
μmの厚みのポリプロピレンフィルム袋に入れたもの(
比較例11)、フルーツキャップE6で覆った青梅4個
を20μmの厚みのポリプロピレンフィルム袋に入れた
もの(比較例12)を準備し、開口部をヒートシールす
ることにより密閉した。これらをダンボール箱に入れ、
光を遮った状態で、10℃の雰囲気下に7日間放置した
。8日目に各々のポリプロピレン袋内のエチレン濃度お
よびアセトアルデヒド濃度を前述のエチレンガス検知管
(No.172およびNo.172L)およびアセトア
ルデヒドガス検知管(No.92)を用いて測定すると
ともに緑色の保持状態を評価した。その結果を表5に示
す。
入れたもの(実施例5)、D5に4個入れたもの(比較
例9)、E5に4個入れたもの(比較例10)、また、
上記フルーツキャップC6で覆った青梅4個を20μm
の厚みのポリプロピレンフィルム袋に入れたもの(実施
例6)、フルーツキャップD6で覆った青梅4個を20
μmの厚みのポリプロピレンフィルム袋に入れたもの(
比較例11)、フルーツキャップE6で覆った青梅4個
を20μmの厚みのポリプロピレンフィルム袋に入れた
もの(比較例12)を準備し、開口部をヒートシールす
ることにより密閉した。これらをダンボール箱に入れ、
光を遮った状態で、10℃の雰囲気下に7日間放置した
。8日目に各々のポリプロピレン袋内のエチレン濃度お
よびアセトアルデヒド濃度を前述のエチレンガス検知管
(No.172およびNo.172L)およびアセトア
ルデヒドガス検知管(No.92)を用いて測定すると
ともに緑色の保持状態を評価した。その結果を表5に示
す。
【0056】
【表5】
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、青果物・花卉類から発
生するエチレン、アセトアルデヒド等の生理活性物質を
青果物・花卉類にとって無害な物質に分解・除去し、な
おかつ、青果物等の食品と共存させても安全な鮮度保持
剤を得ることができると共に、この鮮度保持剤を青果物
・花卉類と共に密閉容器内に存在させることにより、あ
るいは、この鮮度保持剤を分散含有させた成型体を青果
物・花卉類の包装材料や保存容器等として使用すること
により、青果物・花卉類の鮮度を保持することができる
。
生するエチレン、アセトアルデヒド等の生理活性物質を
青果物・花卉類にとって無害な物質に分解・除去し、な
おかつ、青果物等の食品と共存させても安全な鮮度保持
剤を得ることができると共に、この鮮度保持剤を青果物
・花卉類と共に密閉容器内に存在させることにより、あ
るいは、この鮮度保持剤を分散含有させた成型体を青果
物・花卉類の包装材料や保存容器等として使用すること
により、青果物・花卉類の鮮度を保持することができる
。
Claims (2)
- 【請求項1】 パラジウムの錯塩を溶解した溶液と、
マグネシウム、チタン、バナジウム、鉄、ニッケル、銅
、亜鉛、モリブデン、銀、白金から選ばれた少なくとも
一種類以上の金属から成る塩および/または錯塩を溶解
した溶液とを混合することによって得られる沈殿物に熱
処理を施して成ることを特徴とする鮮度保持剤。 - 【請求項2】 請求項1に記載の鮮度保持剤を成型体
に分散含有させることを特徴とする鮮度保持剤の使用方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5861391A JP3010762B2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 青果物・花卉類の鮮度保持剤およびその使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5861391A JP3010762B2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 青果物・花卉類の鮮度保持剤およびその使用方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04293448A true JPH04293448A (ja) | 1992-10-19 |
| JP3010762B2 JP3010762B2 (ja) | 2000-02-21 |
Family
ID=13089396
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5861391A Expired - Fee Related JP3010762B2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 青果物・花卉類の鮮度保持剤およびその使用方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3010762B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017188138A1 (ja) * | 2016-04-27 | 2017-11-02 | 太陽化学株式会社 | Voc分解剤 |
-
1991
- 1991-03-22 JP JP5861391A patent/JP3010762B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017188138A1 (ja) * | 2016-04-27 | 2017-11-02 | 太陽化学株式会社 | Voc分解剤 |
| JPWO2017188138A1 (ja) * | 2016-04-27 | 2019-04-04 | 太陽化学株式会社 | Voc分解剤 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3010762B2 (ja) | 2000-02-21 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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