JPH04293751A - 軟質ガラス封着用金属材料 - Google Patents

軟質ガラス封着用金属材料

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JPH04293751A
JPH04293751A JP8353591A JP8353591A JPH04293751A JP H04293751 A JPH04293751 A JP H04293751A JP 8353591 A JP8353591 A JP 8353591A JP 8353591 A JP8353591 A JP 8353591A JP H04293751 A JPH04293751 A JP H04293751A
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JP
Japan
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sealing
glass
alloy
weight
properties
Prior art date
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Pending
Application number
JP8353591A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Takemoto
敏彦 武本
Akio Fujii
藤井 昭男
Takuji Okiyama
沖山 卓司
Yoshiaki Nagatomo
長友 義昭
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蛍光表示管等に使用さ
れている軟質ガラスを封着するための金属材料に関する
【0002】
【従来の技術】軟質ガラスを封着するために従来から使
用されている金属材料としては、Fe−42%Ni−6
%Cr合金,Fe−18%Cr合金,Fe−28%Cr
合金等がある。
【0003】Fe−42%Ni−6%Cr合金は、軟質
ガラスとの適合性及び封着性に優れているものの、Ni
を多量に含んでいることから高価な材料であり、その使
用分野が限られていた。
【0004】これに対し、Fe−18%Cr合金は、N
iを含まない安価な材料であるが、熱膨張係数が軟質ガ
ラスよりも若干高い値を示す。そのため、軟質ガラスを
封着した後の冷却段階で、軟質ガラスにひび割れが発生
し易くなる。また、封着性自体も、Fe−42%Ni−
6%Cr合金よりも劣っている。
【0005】Fe−28%Cr合金には、ASTMで規
格されているF256−72等がある。このFe−28
%Cr合金は、軟質ガラスとほぼ同じ熱膨張係数をもつ
ものの、封着性が十分でない。そのため、信頼性の高い
ガラス封着を得ることができない。
【0006】このようなことから、高品質及び信頼性が
要求されるガラス封着に際しては、高価なFe−42%
Ni−6%Cr合金の使用が余儀なくされていた。そこ
で、Fe−42%Ni−6%Cr合金に代わり、安価で
且つ封着性等に優れたものとして各種の金属材料が提案
されている。Fe−42%Ni−6%Cr合金の代替材
料としてこれまで考えられているFe−18%Cr系合
金及びFe−28%Cr系合金においては、封着性を高
めるためにTi,Al等を添加している。
【0007】たとえば、特公昭50−37008号公報
では、含有Cに起因したγ相の析出及び熱膨張係数の低
下を防止するためにTiを添加したFe−18Cr系封
着用合金が紹介されている。また、特公昭63−102
92号公報では、C,N等の固定及び酸化膜密着性を改
良するため、Fe−18%Cr系合金或いはFe−28
%Cr系合金にTiを添加することが提案されている。 これによって、封着性の改善が図られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近の技術
進歩に伴って、封着用合金に対する加工精度の要求が非
常に高くなってきている。たとえば、蛍光表示管に使用
される合金は、エッチングや打抜きによって所望の形状
に加工された後、湿潤水素ガス雰囲気中で加熱温度70
0〜1100℃,加熱時間10分程度の条件下で酸化処
理が施される。酸化処理によって表面に酸化皮膜が形成
された封着用合金1は、図1に示すように、接着剤とし
て働く低融点ガラス2によって板ガラス3に封着される
。次いで、外部端子と電気的に接合するため、封着用合
金1の表面に形成されている酸化皮膜4を部分的に除去
してハンダめっきされる。
【0009】この一連の工程の中でガラス封着性以外に
従来あまり問題とされていなかったエッチング性が、加
工精度の要求が高くなるに従って問題視されるようにな
った。また、ハンダめっきの前処理として封着用合金に
酸洗が施されるが、酸洗時にスケール剥離性のよいこと
も必要な条件となっている。
【0010】この点、前掲したTi,Al等を添加した
Fe−18%Cr系合金やFe−28%Cr系合金等で
は、エッチング性及びスケール剥離性が悪く、高度の加
工精度が要求される封着用合金としては不向きであった
【0011】本発明は、このような問題を解消するため
に案出されたものであり、Alのみの添加によってエッ
チング性及びスケール剥離性を改善し、しかも封着性及
び信頼性に優れた封着用金属材料を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の軟質ガラス封着
用金属材料は、その目的を達成するため、Cr:24〜
30重量%,C:0.06重量%以下,Si:1.0重
量%以下,Mn:1.0重量%以下,Al:0.03〜
0.5重量%,N:0.06重量%以下,残部実質的に
Feからなることを特徴とする。
【0013】また、この金属材料の表面にNiめっきを
施してもよい。この場合、Niめっきは、好ましくは2
〜4μmの厚みで形成される。
【0014】
【作  用】本発明の軟質ガラス封着用金属材料におい
ては、Alのみの添加によってエッチング性,スケール
剥離性及び封着性の改善を図っている。酸化処理によっ
て形成されるAl酸化物は、その団塊状を呈する形態的
特徴のために酸化皮膜と地金の付着強度を向上させ、ガ
ラス封着強度はAlの含有量に応じて図2に示すように
向上する。ところが、Al酸化物は、地金に対する過剰
なアンカー効果を示さないため、酸洗等によって容易に
酸化皮膜を地金から剥離させ、酸洗性,スケール剥離性
等を向上する作用をも発揮する。
【0015】この点、特公昭62−10292号公報記
載のTi含有封着用合金では、酸化処理によって形成さ
れるTi酸化物が楔状を呈する形態的特徴のために、酸
化皮膜と地金との付着強度の向上が図られるものの、T
i酸化物の地金に対するアンカー効果が強いため、酸洗
等による酸化皮膜の地金からの剥離が極めて困難であり
、製造性を阻害する要因となっている。また、Tiと共
にAlを添加した特公昭50−37008号公報記載の
封着用合金においても、同様なTi添加による弊害があ
る。
【0016】そこで、本発明は、その他の合金成分のバ
ランスを図ることによって、Tiを添加することなく酸
化皮膜の付着強度を確保すると共に、エッチング性及び
スケール剥離性を改善したものである。
【0017】以下、本発明における組成について説明す
る。 Cr:封着合金の基本成分であるCrは、封着用金属材
料の熱膨張係数を調節するために有効な元素である。2
4重量%未満のCr含有量は、熱膨張係数が大きくなり
すぎ、封着された軟質ガラスに割れを発生させる原因と
なる。しかし、30重量%を超えるCr含有量は、封着
用金属材料の加工性を著しく劣化させる。そこで、Cr
含有量を24〜30重量%に規定した。
【0018】C:  耐食性の改善及びγ相の析出防止
のために、極力少ないC含有量が好ましい。しかし、過
度にC含有量を低下させることは、製錬上の困難性を来
す。そこで、実用上から問題がない範囲として、C含有
量の上限を0.06重量%に設定した。
【0019】Si:  酸化処理時に金属材料の内部酸
化を促進させ、酸化皮膜の地金に対する密着性を向上さ
せる上で、有効な元素である。しかし、Si含有量が1
重量%を超えると、熱膨張係数が大きくなる欠点が現れ
る。したがって、Si含有量を1重量%以下に規定した
【0020】Al:  地金に対する密着性を始めとし
て酸化皮膜の性状を改善する上で、有効な元素である。 このような効果は、Al含有量0.03重量%未満では
少ない。しかし、0.5重量%を超えるAl含有量は、
封着用金属材料を硬質にし、加工性を低下させる。した
がって、Al含有量は、0.03〜0.5重量%の範囲
とした。
【0021】N:  γ相の析出を抑制するために、極
力少ないN含有量が好ましい。しかし、過度にN含有量
を低減させることは、製錬時に脱窒反応を十分に行わせ
ることが必要になり、製造コストを上昇させる。そこで
、実用上問題がない範囲として、N含有量の上限を0.
06重量%に設定した。
【0022】また、この金属材料は、その他、不可避的
不純物として0.04重量%までのP,0.03重量%
までのS,0.5重量%までのNiを含有することが許
容される。
【0023】更に、封着用金属材料の表面にNiめっき
を必要に応じて施しても良い。Niめっきは、通常のス
トライクめっき及び本めっきによって形成され、金属材
料表面にある酸化皮膜の除去を容易にする。その結果、
軟質ガラスを封着した後のハンダめっきが簡単に行われ
る。また、Niめっきの厚みは、酸化皮膜を除去した後
の金属材料の表層部にNiが均一に残存している程度に
調整される。
【0024】酸化処理時に地金中のCrがNiめっき層
を通って表層部に拡散し、最外層にCr酸化皮膜が形成
される。そこで、Cr酸化皮膜のガラス封着に好適な厚
みを得るため、2〜4μmの厚みでNiめっきが施すこ
とが好ましい。
【0025】
【実施例】以下、実施例により、本発明を具体的に説明
する。 実施例1:表1に示した6種類の合金を溶製し、熱間圧
延後、焼鈍及び冷間圧延を繰り返して板厚0.2mmの
板材にした。この板材から、幅40mm及び長さ70m
mの軟質ガラス封着用試験片を切り出した。
【0026】
【表1】
【0027】次いで、試験片を露点25℃の湿潤水素ガ
ス雰囲気中におき、加熱温度950℃及び加熱時間10
分の条件下で酸化処理を施し、試験片の表面に酸化皮膜
を形成した。そして、この酸化皮膜表面に低融点ガラス
を溶着した。なお、溶着は、大気雰囲気中で加熱温度4
50℃及び加熱時間10分の条件で行った。
【0028】低融点ガラスを溶着した試験片に曲げ応力
を加え、低融点ガラス或いは酸化皮膜を試験片から強制
的に剥離した。このときの剥離箇所によって、封着性を
評価した。なお、評価は、各試験片について50個づつ
の試験結果で表した。また、酸化処理後に各試験片を硝
酸と混酸の混合液に浸漬し、スケールが完全に剥離する
までの時間で、スケール剥離性を評価した。これら評価
結果を表2に示す。
【0029】表2における剥離Aは剥離試験時にガラス
が破壊したもの、剥離Bは同じくガラスと酸化皮膜との
界面で剥離したもの、剥離Cは酸化皮膜と地金との界面
で剥離したものを表す。なお、封着性は、剥離Aが最良
であり、以下B,Cの順に悪くなる。また、スケール剥
離性は、5分以内で完全に剥離したものを○,5分で完
全には剥離しなかったものを×で表した。
【0030】
【表2】
【0031】表2から明らかなように、本発明の封着用
金属材料は、Tiを添加したFe−28%Cr系合金(
試験番号2)は勿論、Niを多量に含有するFe−42
%Ni−6%Cr軽合金(試験番号1)をも凌ぐ、優れ
た封着性を呈している。また、試験番号2ではスケール
の剥離性が悪いのに対し、本発明例では何れの試験片も
5分以内でスケールが完全に剥離している。これは、本
発明例の試験片がTiを含有していないことに起因する
ものと考えられる。
【0032】実施例2:試料番号5の試験片に、ストラ
イクめっき及び本めっきによって種々の厚みのNiめっ
きを施した。そして、露点25℃の湿潤水素ガス雰囲気
中で加熱温度950℃及び加熱時間10分の条件で酸化
処理を行い、厚み0.3μmの酸化皮膜を形成した。酸
化処理した試験片の表面を紙ヤスリで研磨して酸化皮膜
を除去した後、直ちにフラックスを塗布して250℃の
ハンダ浴に浸漬し、ハンダめっきを行った。また、酸化
処理した試験片をガラス封着した後、当該試験片を引張
り試験に供し、ガラス封着強度を測定した。
【0033】試験片の表面に形成されたハンダめっき層
の面積率及びガラス封着強度を測定したところ、Niめ
っきの厚みに応じて表4に示すように変化していた。す
なわち、Niめっきのない試験片は、酸化皮膜を除去し
た後、直ちにハンダ浴に浸漬しても十分な面積率のハン
ダめっき層が得られていない。これに対し、Niめっき
を施した試験片にあっては、何れも十分な面積率のハン
ダめっき層が形成されている。一方、ガラス封着強度は
、Niめっき厚みの増加に伴って漸減する傾向にある。
【0034】
【表3】
【0035】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の封着用
金属材料は、蛍光表示管等に使用されている軟質ガラス
を封着するときに使用されているFe−42%Ni−6
%Cr系合金の代替品として十分に使用可能なものであ
る。しかも、高価なNiを含有していないので比較的安
価に提供することができ、高い信頼性で優れた封着性を
呈する封着部が得られる。また、Niめっきを施したも
のにあっては、良好な付着性をもつハンダめっき層を簡
単に形成することができるため、外部端子との電気的接
続が確実に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  封着用合金と低融点ガラス及び板ガラスと
の封着部の断面構造を示す。
【図2】  低融点ガラスに対する封着用金属材料の封
着強度に与えるAlの影響を示す。
【符号の説明】
1  封着用合金,  2  低融点ガラス,  3 
 板ガラス,  4  酸化皮膜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  Cr:24〜30重量%,C:0.0
    6重量%以下,Si:1.0重量%以下,Mn:1.0
    重量%以下,Al:0.03〜0.5重量%,N:0.
    06重量%以下,残部実質的にFeからなる軟質ガラス
    封着用金属材料。
  2. 【請求項2】  表面にNiめっきが施されていること
    を特徴とする請求項1記載の軟質ガラス封着用金属材料
JP8353591A 1991-03-22 1991-03-22 軟質ガラス封着用金属材料 Pending JPH04293751A (ja)

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JP8353591A JPH04293751A (ja) 1991-03-22 1991-03-22 軟質ガラス封着用金属材料

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JP (1) JPH04293751A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1062678C (zh) * 1994-01-28 2001-02-28 双叶电子工业株式会社 荧光显示器及其金属材料
JP2012201949A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Nisshin Steel Co Ltd 絶縁性の良好なステンレス鋼材およびその製造法

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010807