JPH04293787A - 表面金属化液晶ポリマ樹脂成形品の製造方法 - Google Patents
表面金属化液晶ポリマ樹脂成形品の製造方法Info
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- JPH04293787A JPH04293787A JP5733091A JP5733091A JPH04293787A JP H04293787 A JPH04293787 A JP H04293787A JP 5733091 A JP5733091 A JP 5733091A JP 5733091 A JP5733091 A JP 5733091A JP H04293787 A JPH04293787 A JP H04293787A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶ポリマ成形品を酸性
溶液および/またはアルカリ溶液による処理を施して粗
表面化した後、メッキ処理により表面金属化する方法に
関するものである。さらに詳しくは、メッキ膜接着力お
よびメッキサ−マルサイクル性に優れ、かつ表面外観の
良好な表面金属化液晶ポリマ樹脂成形品の製造方法に関
するものである。
溶液および/またはアルカリ溶液による処理を施して粗
表面化した後、メッキ処理により表面金属化する方法に
関するものである。さらに詳しくは、メッキ膜接着力お
よびメッキサ−マルサイクル性に優れ、かつ表面外観の
良好な表面金属化液晶ポリマ樹脂成形品の製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】種々のプラスチック成形品に対してメッ
キ処理を行うことにより表面金属化を行い、装飾性、導
電性、耐熱性などの機能を付与する試みは従来より行わ
れており、ABS樹脂などについてはすでに実用化され
ている。
キ処理を行うことにより表面金属化を行い、装飾性、導
電性、耐熱性などの機能を付与する試みは従来より行わ
れており、ABS樹脂などについてはすでに実用化され
ている。
【0003】また、近年、電気・電子機器の発達にとも
ない、そこから発生する不要電波が大きな問題になって
おり、プラスチックの表面を導電化することによって電
磁波シ−ルドが行われるに至っている。
ない、そこから発生する不要電波が大きな問題になって
おり、プラスチックの表面を導電化することによって電
磁波シ−ルドが行われるに至っている。
【0004】一般にプラスチックのメッキは、(1)前
処理、(2)粗表面化処理(エッチング)(3)感応性
付与(センシタイジング)またはキャタリスト処理、(
4)活性化処理(アクチベ−チング)またはアクセレ−
ト処理、(5)無電解メッキおよび(6)電気メッキの
各工程を順次経ることにより行われており、上記(3)
工程以降が通常メッキ工程と呼ばれている。中でも上記
(2)の粗表面化処理は以降のメッキ工程で付与される
金属メッキ膜の密着性を左右する重要な工程で、プラス
チックの種類に応じて種々の手段が用いられており、例
えばABS樹脂では成形品をクロム酸−硫酸混合液に浸
漬することによる化学エッチング法が確立されている。
処理、(2)粗表面化処理(エッチング)(3)感応性
付与(センシタイジング)またはキャタリスト処理、(
4)活性化処理(アクチベ−チング)またはアクセレ−
ト処理、(5)無電解メッキおよび(6)電気メッキの
各工程を順次経ることにより行われており、上記(3)
工程以降が通常メッキ工程と呼ばれている。中でも上記
(2)の粗表面化処理は以降のメッキ工程で付与される
金属メッキ膜の密着性を左右する重要な工程で、プラス
チックの種類に応じて種々の手段が用いられており、例
えばABS樹脂では成形品をクロム酸−硫酸混合液に浸
漬することによる化学エッチング法が確立されている。
【0005】一般の熱可塑性ポリエステル樹脂のメッキ
における粗表面化手段としては、成形品を水酸化アルカ
リ溶液に浸漬する方法(特開昭53−6874号公報)
、成形品をフエノ−ル溶液に浸漬後、さらにアルカリ水
溶液に浸漬する方法(特開昭53−6875号公報)お
よび成形品をアルコ−ル、アルカリ、水の混合溶液で処
理する方法(特開昭54−68877号公報)などが知
られている。
における粗表面化手段としては、成形品を水酸化アルカ
リ溶液に浸漬する方法(特開昭53−6874号公報)
、成形品をフエノ−ル溶液に浸漬後、さらにアルカリ水
溶液に浸漬する方法(特開昭53−6875号公報)お
よび成形品をアルコ−ル、アルカリ、水の混合溶液で処
理する方法(特開昭54−68877号公報)などが知
られている。
【0006】一方で、近年プラスチックの高性能化に対
する要求がますます高まり、種々の新規性能を有するポ
リマが数多く開発され、市場に供されているが、中でも
分子鎖の平行な配列を特徴とする光学異方性を有する液
晶ポリマが優れた流動性と機械的性質を合せもつ点で注
目されている。
する要求がますます高まり、種々の新規性能を有するポ
リマが数多く開発され、市場に供されているが、中でも
分子鎖の平行な配列を特徴とする光学異方性を有する液
晶ポリマが優れた流動性と機械的性質を合せもつ点で注
目されている。
【0007】これら異方性溶融相を形成するポリマとし
ては、例えばp−ヒドロキシ安息香酸にポリエチレンテ
レフタレートを共重合した液晶ポリエステル(特開昭4
9−72393号公報)、p−ヒドロキシ安息香酸と6
−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸を共重合した液晶ポリエ
ステル(特開昭54−77691号公報)、また、p−
ヒドロキシ安息香酸に4,4´−ジヒドロキシビフェニ
ルとテレフタル酸、イソフタル酸を共重合した液晶ポリ
エステル(特公昭57−24407号公報)などが知ら
れている。
ては、例えばp−ヒドロキシ安息香酸にポリエチレンテ
レフタレートを共重合した液晶ポリエステル(特開昭4
9−72393号公報)、p−ヒドロキシ安息香酸と6
−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸を共重合した液晶ポリエ
ステル(特開昭54−77691号公報)、また、p−
ヒドロキシ安息香酸に4,4´−ジヒドロキシビフェニ
ルとテレフタル酸、イソフタル酸を共重合した液晶ポリ
エステル(特公昭57−24407号公報)などが知ら
れている。
【0008】上記の液晶ポリマをメッキ処理する方法と
しては、成形品をアルカリ金属の水酸化物またはアルカ
リ土類金属の水酸化物を主成分とする水溶液に浸漬する
方法(特開平1−92241号公報)および成形品を8
0重量%以上の硫酸を含む酸性溶液に浸漬する方法(特
開平1−98637号公報)などが知られているが上記
方法によってえられるメッキ処理後の成形品はヒ−トサ
イクル後の接着性が十分でないことが分かった。
しては、成形品をアルカリ金属の水酸化物またはアルカ
リ土類金属の水酸化物を主成分とする水溶液に浸漬する
方法(特開平1−92241号公報)および成形品を8
0重量%以上の硫酸を含む酸性溶液に浸漬する方法(特
開平1−98637号公報)などが知られているが上記
方法によってえられるメッキ処理後の成形品はヒ−トサ
イクル後の接着性が十分でないことが分かった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】よって本発明は、上述
の問題を解決し、液晶ポリマ成形品の優れた機械特性を
損なうことなく、優れたメッキ膜接着力を有し、かつメ
ッキサ−マルサイクル性に優れ、表面外観の良好な表面
金属化液晶ポリマ成形品を得ることを課題とする。
の問題を解決し、液晶ポリマ成形品の優れた機械特性を
損なうことなく、優れたメッキ膜接着力を有し、かつメ
ッキサ−マルサイクル性に優れ、表面外観の良好な表面
金属化液晶ポリマ成形品を得ることを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決すべく鋭意検討した結果、本発明に到達した。すな
わち、本発明は(A)異方性溶融相を形成する液晶ポリ
エステルおよび/または液晶ポリエステルアミド100
重量部に対して、(B)ロックウール繊維2〜200重
量部を配合してなる液晶ポリマ樹脂組成物の成形品を酸
性溶液および/またはアルカリ溶液による処理を施して
粗表面化した後、メッキ処理することを特徴とする表面
金属化液晶ポリマ成形品の製造方法および前記(A)の
液晶ポリエステルが下記(I) 、(II)、(IV)
または(I) 、(II)、(III) 、(IV)の
構造単位からなる液晶ポリエステルである前記の表面金
属化液晶ポリマ成形品の製造方法を提供するものである
。
解決すべく鋭意検討した結果、本発明に到達した。すな
わち、本発明は(A)異方性溶融相を形成する液晶ポリ
エステルおよび/または液晶ポリエステルアミド100
重量部に対して、(B)ロックウール繊維2〜200重
量部を配合してなる液晶ポリマ樹脂組成物の成形品を酸
性溶液および/またはアルカリ溶液による処理を施して
粗表面化した後、メッキ処理することを特徴とする表面
金属化液晶ポリマ成形品の製造方法および前記(A)の
液晶ポリエステルが下記(I) 、(II)、(IV)
または(I) 、(II)、(III) 、(IV)の
構造単位からなる液晶ポリエステルである前記の表面金
属化液晶ポリマ成形品の製造方法を提供するものである
。
【0011】
【化4】
【0012】(ただし式中のR1 は
【0013】
【化5】
【0014】から選ばれた一種以上の基を示し、R2
は
は
【0015】
【化6】
【0016】から選ばれた一種以上の基を示す。また、
式中Xは水素原子または塩素原子を示し、構造単位[(
II)+(III) ]と構造単位(IV)は実質的に
等モルである。)本発明においては、(A)成分と(B
)成分を配合した樹脂組成物を使用することが重要であ
り、この樹脂組成物の成形品を特定の方法で粗表面化し
てメッキ処理することにより、メッキ膜接着力およびメ
ッキサーマルサイクル性に優れ、表面外観良好な成形品
が得られるのである。
式中Xは水素原子または塩素原子を示し、構造単位[(
II)+(III) ]と構造単位(IV)は実質的に
等モルである。)本発明においては、(A)成分と(B
)成分を配合した樹脂組成物を使用することが重要であ
り、この樹脂組成物の成形品を特定の方法で粗表面化し
てメッキ処理することにより、メッキ膜接着力およびメ
ッキサーマルサイクル性に優れ、表面外観良好な成形品
が得られるのである。
【0017】本発明でいう液晶ポリエステルとは、異方
性溶融相を形成するポリエステルであり、芳香族オキシ
カルボニル単位、芳香族ジオキシ単位、芳香族ジカルボ
ニル単位、エチレンジオキシ単位などから選ばれた構造
単位からなるポリエステルであり、液晶ポリエステルア
ミドとは上記構造単位と芳香族イミノカルボニル単位、
芳香族ジイミノ単位、芳香族イミノフェノキシ単位など
から選ばれた構造単位からなる異方性溶融相を形成する
ポリエステルアミドであり、液晶ポリエステルの好まし
い例としては、上記の(I) 、(II)、(IV)ま
たは(I) 、(II)、(III) 、(IV)の構
造単位からなるポリエステルである。
性溶融相を形成するポリエステルであり、芳香族オキシ
カルボニル単位、芳香族ジオキシ単位、芳香族ジカルボ
ニル単位、エチレンジオキシ単位などから選ばれた構造
単位からなるポリエステルであり、液晶ポリエステルア
ミドとは上記構造単位と芳香族イミノカルボニル単位、
芳香族ジイミノ単位、芳香族イミノフェノキシ単位など
から選ばれた構造単位からなる異方性溶融相を形成する
ポリエステルアミドであり、液晶ポリエステルの好まし
い例としては、上記の(I) 、(II)、(IV)ま
たは(I) 、(II)、(III) 、(IV)の構
造単位からなるポリエステルである。
【0018】上記構造単位(I) はp−ヒドロキシ安
息香酸から生成したポリエステルの構造単位であり、構
造単位(II)は4,4´−ジヒドロキシビフェニル、
3,3´,5,5´−テトラメチル−4,4´−ジヒド
ロキシビフェニル、ハイドロキノン、t−ブチルハイド
ロキノン、フェニルハイドロキノン、2,6−ジヒドロ
キシナフタレン、2,7−ジヒドロキシナフタレン、2
,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンおよび
4,4´−ジヒドロキシジフェニルエーテルから選ばれ
た芳香族ジヒドロキシ化合物から生成した構造単位を、
構造単位(III) はエチレングリコールから生成
した構造単位を、構造単位(IV)はテレフタル酸、イ
ソフタル酸、4,4´−ジフェニルジカルボン酸、2,
6−ナフタレンジカルボン酸、1,2−ビス(フェノキ
シ)エタン−4,4´−ジカルボン酸、1,2−ビス(
2−クロルフェノキシ)エタン−4,4´−ジカルボン
酸およびジフェニルエーテルジカルボン酸から選ばれた
芳香族ジカルボン酸から生成した構造単位を各々示す。 これらのうちR1 が
息香酸から生成したポリエステルの構造単位であり、構
造単位(II)は4,4´−ジヒドロキシビフェニル、
3,3´,5,5´−テトラメチル−4,4´−ジヒド
ロキシビフェニル、ハイドロキノン、t−ブチルハイド
ロキノン、フェニルハイドロキノン、2,6−ジヒドロ
キシナフタレン、2,7−ジヒドロキシナフタレン、2
,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンおよび
4,4´−ジヒドロキシジフェニルエーテルから選ばれ
た芳香族ジヒドロキシ化合物から生成した構造単位を、
構造単位(III) はエチレングリコールから生成
した構造単位を、構造単位(IV)はテレフタル酸、イ
ソフタル酸、4,4´−ジフェニルジカルボン酸、2,
6−ナフタレンジカルボン酸、1,2−ビス(フェノキ
シ)エタン−4,4´−ジカルボン酸、1,2−ビス(
2−クロルフェノキシ)エタン−4,4´−ジカルボン
酸およびジフェニルエーテルジカルボン酸から選ばれた
芳香族ジカルボン酸から生成した構造単位を各々示す。 これらのうちR1 が
【0019】
【化7】
【0020】であり、R2 が
【0021】
【化8】
【0022】であるものが特に好ましい。
【0023】また、液晶ポリエステルアミドポリマとし
ては、上記構造単位(I)〜(IV)以外にp−ミノフ
ェノールから生成したp−イミノフェノキシ単位を含有
した液晶ポリエステルアミドなどが好ましい。
ては、上記構造単位(I)〜(IV)以外にp−ミノフ
ェノールから生成したp−イミノフェノキシ単位を含有
した液晶ポリエステルアミドなどが好ましい。
【0024】本発明で最も好ましく使用できる液晶ポリ
マは上記構造単位(I) 、(II)、(IV)または
(I) 、(II)、(III) 、(IV)からなる
液晶ポリエステルであり、上記構造単位(I) 、(I
I)、(III) および(IV)の共重合量は任意で
ある。しかし、流動性の点から次の共重合量であること
が好ましい。
マは上記構造単位(I) 、(II)、(IV)または
(I) 、(II)、(III) 、(IV)からなる
液晶ポリエステルであり、上記構造単位(I) 、(I
I)、(III) および(IV)の共重合量は任意で
ある。しかし、流動性の点から次の共重合量であること
が好ましい。
【0025】すなわち、上記構造単位(III) を含
む場合は、耐熱性、難燃性および機械的特性の点から上
記構造単位[(I) +(II)]は[(I) +(I
I)+(III) ]の60〜95モル%が好ましく、
82〜93モル%がより好ましい。また、構造単位(I
II) は[(I) +(II)+(III) ]の4
0〜5モル%が好ましく、18〜7モル%がより好まし
い。また、構造単位(I) /(II)のモル比は耐熱
性と流動性のバランスの点から好ましくは75/25〜
95/5であり、より好ましくは78/22〜93/7
である。また、構造単位(IV)は構造単位[(II)
+(III) ]と実質的に等モルである。
む場合は、耐熱性、難燃性および機械的特性の点から上
記構造単位[(I) +(II)]は[(I) +(I
I)+(III) ]の60〜95モル%が好ましく、
82〜93モル%がより好ましい。また、構造単位(I
II) は[(I) +(II)+(III) ]の4
0〜5モル%が好ましく、18〜7モル%がより好まし
い。また、構造単位(I) /(II)のモル比は耐熱
性と流動性のバランスの点から好ましくは75/25〜
95/5であり、より好ましくは78/22〜93/7
である。また、構造単位(IV)は構造単位[(II)
+(III) ]と実質的に等モルである。
【0026】一方、上記構造単位(III) を含まな
い場合は流動性の点から上記構造単位(I)は[(I)
+(II)]の40〜90モル%であることが好まし
く、60〜88モル%であることが特に好ましく、構造
単位(IV)は構造単位(II)と実質的に等モルであ
る。
い場合は流動性の点から上記構造単位(I)は[(I)
+(II)]の40〜90モル%であることが好まし
く、60〜88モル%であることが特に好ましく、構造
単位(IV)は構造単位(II)と実質的に等モルであ
る。
【0027】なお、本発明で好ましく使用できる上記液
晶ポリエステルを重縮合する際には上記構造単位(I)
〜(IV)を構成する成分以外に3,3´−ジフェニ
ルジカルボン酸、2,2´−ジフェニルジカルボン酸な
どの芳香族ジカルボン酸、アジピン酸、アゼライン酸、
セバシン酸、ドデカンジオン酸などの脂肪族ジカルボン
酸、ヘキサヒドロテレフタル酸などの脂環式ジカルボン
酸、クロルハイドロキノン、メチルハイドロキノン、4
,4´−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4,4´−
ジヒドロキシジフェニルスルフィド、4,4´−ジヒド
ロキシベンゾフェノン等の芳香族ジオール、1,4−ブ
タンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチ
ルグリコール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,
4−シクロヘキサンジメタノール等の脂肪族、脂環式ジ
オールおよびm−ヒドロキシ安息香酸、6−ヒドロキシ
2−ナフトエ酸などの芳香族ヒドロキシカルボン酸およ
びp−アミノフェノール、p−アミノ安息香酸などを本
発明の目的を損なわない程度の少割合の範囲でさらに共
重合せしめることができる。
晶ポリエステルを重縮合する際には上記構造単位(I)
〜(IV)を構成する成分以外に3,3´−ジフェニ
ルジカルボン酸、2,2´−ジフェニルジカルボン酸な
どの芳香族ジカルボン酸、アジピン酸、アゼライン酸、
セバシン酸、ドデカンジオン酸などの脂肪族ジカルボン
酸、ヘキサヒドロテレフタル酸などの脂環式ジカルボン
酸、クロルハイドロキノン、メチルハイドロキノン、4
,4´−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4,4´−
ジヒドロキシジフェニルスルフィド、4,4´−ジヒド
ロキシベンゾフェノン等の芳香族ジオール、1,4−ブ
タンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチ
ルグリコール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,
4−シクロヘキサンジメタノール等の脂肪族、脂環式ジ
オールおよびm−ヒドロキシ安息香酸、6−ヒドロキシ
2−ナフトエ酸などの芳香族ヒドロキシカルボン酸およ
びp−アミノフェノール、p−アミノ安息香酸などを本
発明の目的を損なわない程度の少割合の範囲でさらに共
重合せしめることができる。
【0028】本発明において好ましく使用できる上記液
晶ポリエステルおよび/または液晶ポリエステルアミド
の製造方法は、特に制限がなく、公知のポリエステルま
たはポリエステルアミドの重縮合法に準じて製造できる
。
晶ポリエステルおよび/または液晶ポリエステルアミド
の製造方法は、特に制限がなく、公知のポリエステルま
たはポリエステルアミドの重縮合法に準じて製造できる
。
【0029】例えば、上記好ましく用いられる液晶ポリ
エステルの製造において、上記構造単位(III) を
含まない場合は(1)および(2)、構造単位(III
) を含む場合は(3)の製造方法が好ましく挙げられ
る。
エステルの製造において、上記構造単位(III) を
含まない場合は(1)および(2)、構造単位(III
) を含む場合は(3)の製造方法が好ましく挙げられ
る。
【0030】(1)p−アセトキシ安息香酸および4,
4´−ジアセトキシビフェニル、パラジアセトキシベン
ゼンなどの芳香族ジヒドロキシ化合物のジアシル化物と
テレフタル酸などの芳香族ジカルボン酸から脱酢酸重縮
合反応によって製造する方法。 (2)p−ヒドロキシ安息香酸および4,4´−ジヒド
ロキシビフェニル、ハイドロキノンなどの芳香族ジヒド
ロキシ化合物、テレフタル酸などの芳香族ジカルボン酸
に無水酢酸を反応させて、フェノール性水酸基をアシル
化した後、脱酢酸重縮合反応によって製造する方法。
4´−ジアセトキシビフェニル、パラジアセトキシベン
ゼンなどの芳香族ジヒドロキシ化合物のジアシル化物と
テレフタル酸などの芳香族ジカルボン酸から脱酢酸重縮
合反応によって製造する方法。 (2)p−ヒドロキシ安息香酸および4,4´−ジヒド
ロキシビフェニル、ハイドロキノンなどの芳香族ジヒド
ロキシ化合物、テレフタル酸などの芳香族ジカルボン酸
に無水酢酸を反応させて、フェノール性水酸基をアシル
化した後、脱酢酸重縮合反応によって製造する方法。
【0031】(3)ポリエチレンテレフタレ―トなどの
ポリエステルポリマ、オリゴマまたはビス(β−ヒドロ
キシエチル)テレフタレートなど芳香族ジカルボン酸の
ビス(β−ヒドロキシエチル)エステルの存在下で(1
)または(2)の方法により製造する方法。
ポリエステルポリマ、オリゴマまたはビス(β−ヒドロ
キシエチル)テレフタレートなど芳香族ジカルボン酸の
ビス(β−ヒドロキシエチル)エステルの存在下で(1
)または(2)の方法により製造する方法。
【0032】これらの重縮合反応は無触媒でも進行する
が、酢酸第一錫、テトラブチルチタネート、酢酸カリウ
ムおよび酢酸ナトリウム、三酸化アンチモン、金属マグ
ネシウムなどの金属化合物を添加した方が好ましいとき
もある。
が、酢酸第一錫、テトラブチルチタネート、酢酸カリウ
ムおよび酢酸ナトリウム、三酸化アンチモン、金属マグ
ネシウムなどの金属化合物を添加した方が好ましいとき
もある。
【0033】本発明における液晶ポリエステルおよび/
または液晶ポリエステルアミドは、ペンタフルオロフェ
ノール中で対数粘度を測定することが可能なものもあり
、その際には0.1g/dlの濃度で60℃で測定した
値で0.5dl/g以上が好ましく、特に上記構造単位
(III) を含む場合は1.0〜3.0dl/gが好
ましく、上記構造単位(III) を含まない場合は2
.0〜10.0dl/gが好ましい。
または液晶ポリエステルアミドは、ペンタフルオロフェ
ノール中で対数粘度を測定することが可能なものもあり
、その際には0.1g/dlの濃度で60℃で測定した
値で0.5dl/g以上が好ましく、特に上記構造単位
(III) を含む場合は1.0〜3.0dl/gが好
ましく、上記構造単位(III) を含まない場合は2
.0〜10.0dl/gが好ましい。
【0034】また、本発明における液晶ポリエステルお
よび/または液晶ポリエステルアミドの溶融粘度は10
〜20,000ポイズが好ましく、特に20〜10,0
00ポイズがより好ましい。なお、この溶融粘度は融点
が観測できる場合には融点(Tm)+10℃の条件で、
融点が観測できない場合には液晶開始温度+40℃で、
いずれもずり速度1,000(1/秒)の条件下で高化
式フローテスターによって測定した値である。
よび/または液晶ポリエステルアミドの溶融粘度は10
〜20,000ポイズが好ましく、特に20〜10,0
00ポイズがより好ましい。なお、この溶融粘度は融点
が観測できる場合には融点(Tm)+10℃の条件で、
融点が観測できない場合には液晶開始温度+40℃で、
いずれもずり速度1,000(1/秒)の条件下で高化
式フローテスターによって測定した値である。
【0035】ここで、融点(Tm)とは示差熱量測定に
おいて、重合を完了したポリマを室温から20℃/分の
昇温条件で測定した際に観測される吸熱ピーク温度(T
m1)の観測後、Tm1 +20℃の温度で5分間保持
した後、20℃/分の降温条件で室温まで一旦冷却した
後、再度20℃/分の昇温条件で測定した際に観測され
る吸熱ピーク温度(Tm2 )を指す。
おいて、重合を完了したポリマを室温から20℃/分の
昇温条件で測定した際に観測される吸熱ピーク温度(T
m1)の観測後、Tm1 +20℃の温度で5分間保持
した後、20℃/分の降温条件で室温まで一旦冷却した
後、再度20℃/分の昇温条件で測定した際に観測され
る吸熱ピーク温度(Tm2 )を指す。
【0036】また、液晶開始温度は偏光顕微鏡の試料台
に乗せて、昇温加熱し、ずり応力下で乳白光を発する温
度である。
に乗せて、昇温加熱し、ずり応力下で乳白光を発する温
度である。
【0037】本発明必須成分として使用するロックウー
ル繊維(B)とは、SiO2 30〜50重量%、Al
2 O3 5〜20重量%、CaO20〜45重量%そ
の他MgO、MnOなどの金属酸化物を含有した鉱物繊
維である。本発明でいうロックウール繊維とは、玄武岩
、安山岩、輝緑岩などの自然石から製造される狭義のロ
ックウールまたは岩綿と呼ばれるもの、あるいは、製鉄
の際に生ずる高炉スラグから製造されるスラグウールと
呼ばれるものである。
ル繊維(B)とは、SiO2 30〜50重量%、Al
2 O3 5〜20重量%、CaO20〜45重量%そ
の他MgO、MnOなどの金属酸化物を含有した鉱物繊
維である。本発明でいうロックウール繊維とは、玄武岩
、安山岩、輝緑岩などの自然石から製造される狭義のロ
ックウールまたは岩綿と呼ばれるもの、あるいは、製鉄
の際に生ずる高炉スラグから製造されるスラグウールと
呼ばれるものである。
【0038】ロックウール繊維の製造方法は特に限定さ
れるものではないが、通常、玄武岩、安山岩、輝緑岩な
どの自然石や、製鉄の際に生ずる高炉スラグを溶融炉で
溶融し、流出させ遠心力などで吹き飛ばして繊維化し、
得られた繊維を場合によってはさらに粉砕などの方法で
調製するなどの方法で製造される。
れるものではないが、通常、玄武岩、安山岩、輝緑岩な
どの自然石や、製鉄の際に生ずる高炉スラグを溶融炉で
溶融し、流出させ遠心力などで吹き飛ばして繊維化し、
得られた繊維を場合によってはさらに粉砕などの方法で
調製するなどの方法で製造される。
【0039】本発明で使用するロックウール繊維として
は上記のうち自然石から製造される狭義のロックウール
繊維が好ましい。
は上記のうち自然石から製造される狭義のロックウール
繊維が好ましい。
【0040】本発明に使用するロックウール繊維の平均
繊維径(D)は好ましくは2〜20μm、より好ましく
は3〜10μm、平均繊維長(L)は好ましくは20〜
650μm、より好ましくは40〜300μmである。 また、アスペクト比(L/D)は2〜200のものが好
ましく、4〜100のものがより好ましい。
繊維径(D)は好ましくは2〜20μm、より好ましく
は3〜10μm、平均繊維長(L)は好ましくは20〜
650μm、より好ましくは40〜300μmである。 また、アスペクト比(L/D)は2〜200のものが好
ましく、4〜100のものがより好ましい。
【0041】アスペクト比が小さすぎると分散不良によ
り成形品表面に凝集が生じ易く、アスペクト比が大きす
ぎると、粗表面化後の表面が不良となり、成形品の外観
が損なわれるため好ましくない。
り成形品表面に凝集が生じ易く、アスペクト比が大きす
ぎると、粗表面化後の表面が不良となり、成形品の外観
が損なわれるため好ましくない。
【0042】上記ロックウール繊維(B)の添加量は、
液晶ポリエステルおよび/または液晶ポリエステルアミ
ド(A)100重量部に対して2〜200重量部、好ま
しくは5〜100重量部である。添加量が2重量部未満
では粗表面化の際、ムラが生じメッキ膜の接着力が低下
し、200重量部を越えると、成形時の流動性が低下し
、成形品外観が損なわれるばかりか、衝撃強度が低下す
るためいずれの場合も好ましくない。
液晶ポリエステルおよび/または液晶ポリエステルアミ
ド(A)100重量部に対して2〜200重量部、好ま
しくは5〜100重量部である。添加量が2重量部未満
では粗表面化の際、ムラが生じメッキ膜の接着力が低下
し、200重量部を越えると、成形時の流動性が低下し
、成形品外観が損なわれるばかりか、衝撃強度が低下す
るためいずれの場合も好ましくない。
【0043】なお、本発明に使用する上記ロックウール
繊維はその表面を公知のカップリング剤(例えば、シラ
ン系カップリング剤、チタネート系カップリング剤)な
どで処理して用いることもできる。
繊維はその表面を公知のカップリング剤(例えば、シラ
ン系カップリング剤、チタネート系カップリング剤)な
どで処理して用いることもできる。
【0044】なお、本発明で用いる液晶ポリマ樹脂組成
物には、本発明の効果を損なわない範囲で他の強化剤、
充填剤を併用することもできる。他の充填剤、強化剤の
例としては、ガラス繊維、炭素繊維、芳香族ポリアミド
繊維、チタン酸カリウム繊維、石膏繊維、黄銅繊維、ス
テンレス繊維、スチール繊維、セラミック繊維、ボロン
ウィスカー繊維、マイカ、タルク、シリカ、炭酸カルシ
ウム、ガラスビーズ、ガラスフレーク、ガラスマイクロ
バルーン、クレー、ワラステナイト、酸化チタン等の繊
維状、粉状、粒状あるいは板状の無機フィラーが挙げら
れる。又、これらの充填剤、強化剤についてもシラン系
、チタネート系などのカップリング剤、その他の表面処
理剤で処理されたものを用いてもよい。
物には、本発明の効果を損なわない範囲で他の強化剤、
充填剤を併用することもできる。他の充填剤、強化剤の
例としては、ガラス繊維、炭素繊維、芳香族ポリアミド
繊維、チタン酸カリウム繊維、石膏繊維、黄銅繊維、ス
テンレス繊維、スチール繊維、セラミック繊維、ボロン
ウィスカー繊維、マイカ、タルク、シリカ、炭酸カルシ
ウム、ガラスビーズ、ガラスフレーク、ガラスマイクロ
バルーン、クレー、ワラステナイト、酸化チタン等の繊
維状、粉状、粒状あるいは板状の無機フィラーが挙げら
れる。又、これらの充填剤、強化剤についてもシラン系
、チタネート系などのカップリング剤、その他の表面処
理剤で処理されたものを用いてもよい。
【0045】また、本発明で用いる液晶ポリマ樹脂組成
物には、本発明の目的を損なわない程度の範囲で、酸化
防止剤および熱安定剤(たとえばヒンダードフェノール
、ヒドロキノン、ホスファイト類およびこれらの置換体
など)、紫外線吸収剤(たとえばレゾルシノール、サリ
シレート、ベンゾトリアゾール、ベンゾフェノンなど)
、滑剤および離型剤(モンタン酸およびその塩、そのエ
ステル、そのハーフエステル、ステアリルアルコール、
ステアラミドおよびポリエチレンワックスなど)、染料
(たとえばニグロシンなど)および顔料(たとえば硫化
カドミウム、フタロシアニン、カーボンブラックなど)
を含む着色剤、可塑剤、難燃剤、難燃助剤、帯電防止剤
などの通常の添加剤や他の熱可塑性樹脂を添加して、所
定の特性を付与することができる。
物には、本発明の目的を損なわない程度の範囲で、酸化
防止剤および熱安定剤(たとえばヒンダードフェノール
、ヒドロキノン、ホスファイト類およびこれらの置換体
など)、紫外線吸収剤(たとえばレゾルシノール、サリ
シレート、ベンゾトリアゾール、ベンゾフェノンなど)
、滑剤および離型剤(モンタン酸およびその塩、そのエ
ステル、そのハーフエステル、ステアリルアルコール、
ステアラミドおよびポリエチレンワックスなど)、染料
(たとえばニグロシンなど)および顔料(たとえば硫化
カドミウム、フタロシアニン、カーボンブラックなど)
を含む着色剤、可塑剤、難燃剤、難燃助剤、帯電防止剤
などの通常の添加剤や他の熱可塑性樹脂を添加して、所
定の特性を付与することができる。
【0046】本発明で用いる液晶ポリマ樹脂組成物は溶
融混練により製造することが好ましく、溶融混練には公
知の方法を用いることができる。たとえば、バンバリー
ミキサー、ゴムロール機、ニーダー、単軸もしくは二軸
押出機などを用い、200〜400℃の温度で溶融混練
して組成物とすることができる。
融混練により製造することが好ましく、溶融混練には公
知の方法を用いることができる。たとえば、バンバリー
ミキサー、ゴムロール機、ニーダー、単軸もしくは二軸
押出機などを用い、200〜400℃の温度で溶融混練
して組成物とすることができる。
【0047】本発明に用いる液晶ポリマ樹脂組成物の成
形方法としては射出成形、押出成形、、ブロ−成形など
の通常の熱可塑性樹脂の成形手段が採用でき、所望形状
のメッキ用液晶ポリマ樹脂成形品を容易に得ることがで
きる。
形方法としては射出成形、押出成形、、ブロ−成形など
の通常の熱可塑性樹脂の成形手段が採用でき、所望形状
のメッキ用液晶ポリマ樹脂成形品を容易に得ることがで
きる。
【0048】本発明の方法によりメッキ処理を行うに際
しては、まず必要に応じて成形品表面の油膜を拭き取る
などの予備処理を施し、酸性溶液および/またはアルカ
リ溶液による処理を施して粗表面化を行うことが好まし
い。
しては、まず必要に応じて成形品表面の油膜を拭き取る
などの予備処理を施し、酸性溶液および/またはアルカ
リ溶液による処理を施して粗表面化を行うことが好まし
い。
【0049】粗表面化に用いる酸性溶液とは、硫酸、塩
酸、硝酸、単独系又は重クロム酸、無水クロム酸、リン
酸、p−トルエンスルホン酸、ピロリン酸、過マンガン
酸カリウム水溶液から選ばれた1種又は2種以上と硫酸
との複合系の水溶液であるが、一般的には硫酸が好まし
く用いられる。
酸、硝酸、単独系又は重クロム酸、無水クロム酸、リン
酸、p−トルエンスルホン酸、ピロリン酸、過マンガン
酸カリウム水溶液から選ばれた1種又は2種以上と硫酸
との複合系の水溶液であるが、一般的には硫酸が好まし
く用いられる。
【0050】この粗表面化処理(酸エッチング)条件は
30〜95℃の酸性溶液に成形品を1〜90分間浸漬し
、次いで水にて十分洗浄するのが望ましい。
30〜95℃の酸性溶液に成形品を1〜90分間浸漬し
、次いで水にて十分洗浄するのが望ましい。
【0051】次に粗表面化に用いるアルカリ溶液とは、
水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化リチウムな
どのアルカリ金属の水酸化物の水溶液、水酸化バリウム
、水酸化マグネシウムなどのアルカリ土類金属の水酸化
物の水溶液であり、中でも水酸化カリウムおよび水酸化
ナトリウム水溶液が好ましく用いられる。この際、必要
に応じ界面活性剤などを添加することもできる。
水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化リチウムな
どのアルカリ金属の水酸化物の水溶液、水酸化バリウム
、水酸化マグネシウムなどのアルカリ土類金属の水酸化
物の水溶液であり、中でも水酸化カリウムおよび水酸化
ナトリウム水溶液が好ましく用いられる。この際、必要
に応じ界面活性剤などを添加することもできる。
【0052】また、粗表面化処理(アルカリエッチング
)条件は25〜85℃のアルカリ溶液に成形品を2〜1
20分間浸漬し、次いで水にて十分洗浄するのが望まし
い。本発明の液晶ポリマはこの酸エッチング処理および
/またはアルカリエッチングを施すことにより、メッキ
処理にきわめて適した粗表面が得られ、なかでも酸エッ
チング処理を行った後にアルカリエッチング処理を施す
方法がより好ましい。
)条件は25〜85℃のアルカリ溶液に成形品を2〜1
20分間浸漬し、次いで水にて十分洗浄するのが望まし
い。本発明の液晶ポリマはこの酸エッチング処理および
/またはアルカリエッチングを施すことにより、メッキ
処理にきわめて適した粗表面が得られ、なかでも酸エッ
チング処理を行った後にアルカリエッチング処理を施す
方法がより好ましい。
【0053】このように粗表面化した液晶ポリマについ
て通常のメッキ処理を施すことにより、優れたメッキ膜
接着力を有し、メッキサ−マル性が優れ、かつ表面外観
の良好な表面金属化液晶ポリマ成形品を得ることができ
る。
て通常のメッキ処理を施すことにより、優れたメッキ膜
接着力を有し、メッキサ−マル性が優れ、かつ表面外観
の良好な表面金属化液晶ポリマ成形品を得ることができ
る。
【0054】メッキ処理も例えば塩化第1スズ溶液によ
るセンシタイジング−塩化バラジウム溶液によるアクチ
ベーチング−無電解銅またはニッケルメッキ−電気メッ
キの各工程またはキャタリスト処理−アクセレーター処
理−無電解メッキ−電気メッキの各工程からなる通常の
化学メッキ方法を適用することができる。
るセンシタイジング−塩化バラジウム溶液によるアクチ
ベーチング−無電解銅またはニッケルメッキ−電気メッ
キの各工程またはキャタリスト処理−アクセレーター処
理−無電解メッキ−電気メッキの各工程からなる通常の
化学メッキ方法を適用することができる。
【0055】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳述する
。
。
【0056】参考例1
p−ヒドロキシ安息香酸994重量部、4,4´−ジヒ
ドロキシビフェニル126重量部、テレフタル酸112
重量部、固有粘度が約0.6dl/gのポリエチレンテ
レフタレ―ト216重量部および無水酢酸960重量部
を撹拌翼、留出管を備えた反応容器に仕込み、次の条件
で脱酢酸重縮合を行った。
ドロキシビフェニル126重量部、テレフタル酸112
重量部、固有粘度が約0.6dl/gのポリエチレンテ
レフタレ―ト216重量部および無水酢酸960重量部
を撹拌翼、留出管を備えた反応容器に仕込み、次の条件
で脱酢酸重縮合を行った。
【0057】まず、窒素ガス雰囲気下に100〜250
℃で5時間、250〜300℃で1.5時間反応させた
後、315℃、1時間で0.5mmHgに減圧し、さら
に1.25時間反応させ、重縮合を完結させたところ、
ほぼ理論量の酢酸が留出し、下記の理論構造式を有する
樹脂(a)を得た。
℃で5時間、250〜300℃で1.5時間反応させた
後、315℃、1時間で0.5mmHgに減圧し、さら
に1.25時間反応させ、重縮合を完結させたところ、
ほぼ理論量の酢酸が留出し、下記の理論構造式を有する
樹脂(a)を得た。
【0058】
【化9】
【0059】
k/l/m/n=80/7.5/12.5/20また、
このポリエステルを偏光顕微鏡の試料台にのせ、昇温し
て、光学異方性の確認を行なった結果、液晶開始温度は
293℃であり、良好な光学異方性を示した。また、融
点(Tm)は314℃であった。このポリエステルの対
数粘度(0.1g/dlの濃度でペンタフルオロフェノ
ール中、60℃で測定)は1.98dl/gであり、3
24℃、ずり速度1000/秒での溶融粘度は780ポ
イズであった。
このポリエステルを偏光顕微鏡の試料台にのせ、昇温し
て、光学異方性の確認を行なった結果、液晶開始温度は
293℃であり、良好な光学異方性を示した。また、融
点(Tm)は314℃であった。このポリエステルの対
数粘度(0.1g/dlの濃度でペンタフルオロフェノ
ール中、60℃で測定)は1.98dl/gであり、3
24℃、ずり速度1000/秒での溶融粘度は780ポ
イズであった。
【0060】参考例2
p−ヒドロキシ安息香酸994重量部、4,4´−ジヒ
ドロキシビフェニル222重量部、2,6−ジアセトキ
シナフタレン147重量部、無水酢酸1078重量部お
よびテレフタル酸299重量部を撹拌翼、留出管を備え
た反応容器に仕込み、窒素ガス雰囲気下に100〜25
0℃で5時間、250〜330℃で2.5時間反応させ
た後、330℃、1.5時間で1.0mmHgに減圧し
、さらに0.75時間反応させ、重縮合を完結させたと
ころ、ほぼ理論量の酢酸が留出し、下記構造式を有する
樹脂(b)を得た。
ドロキシビフェニル222重量部、2,6−ジアセトキ
シナフタレン147重量部、無水酢酸1078重量部お
よびテレフタル酸299重量部を撹拌翼、留出管を備え
た反応容器に仕込み、窒素ガス雰囲気下に100〜25
0℃で5時間、250〜330℃で2.5時間反応させ
た後、330℃、1.5時間で1.0mmHgに減圧し
、さらに0.75時間反応させ、重縮合を完結させたと
ころ、ほぼ理論量の酢酸が留出し、下記構造式を有する
樹脂(b)を得た。
【0061】
【化10】
【0062】
K/l/m/n=80/13.3/6.7/20また、
このポリエステルを偏光顕微鏡の試料台にのせ、昇温し
て光学異方性の確認を行なったところ、液晶開始温度は
296℃であり、良好な光学異方性を示した。また融点
(Tm)は323℃であった。このポリエステルの対数
粘度(参考例1と同一の条件で測定)は4.9dl/g
であり、333℃、ずり速度1000/秒での溶融粘度
は520ポイズであった。
このポリエステルを偏光顕微鏡の試料台にのせ、昇温し
て光学異方性の確認を行なったところ、液晶開始温度は
296℃であり、良好な光学異方性を示した。また融点
(Tm)は323℃であった。このポリエステルの対数
粘度(参考例1と同一の条件で測定)は4.9dl/g
であり、333℃、ずり速度1000/秒での溶融粘度
は520ポイズであった。
【0063】実施例1〜6,比較例1〜4参考例1、2
で得た液晶ポリマ、ロックウ−ル繊維(L/D=30)
および充填剤を表1の割合でドライブレンドした後、3
0mmφの2軸押出機を用いて310〜330℃で溶融
混練してペレットとした。このペレットを住友ネスタ−
ル射出成形機プロマット40/25(住友重機械工業(
株)製)に供し、シリンダ−温度320〜340℃、金
型温度90℃で、70×70×2mmの角板を成形した
。
で得た液晶ポリマ、ロックウ−ル繊維(L/D=30)
および充填剤を表1の割合でドライブレンドした後、3
0mmφの2軸押出機を用いて310〜330℃で溶融
混練してペレットとした。このペレットを住友ネスタ−
ル射出成形機プロマット40/25(住友重機械工業(
株)製)に供し、シリンダ−温度320〜340℃、金
型温度90℃で、70×70×2mmの角板を成形した
。
【0064】この角板を用いて、以下に示す方法により
メッキ処理を施した。
メッキ処理を施した。
【0065】1) 脱脂
試験片を“エ−スクリ−ンA−220”(奥野製薬工業
(株)製)を用い55℃×4分間浸漬。
(株)製)を用い55℃×4分間浸漬。
【0066】2) 水洗
3) エッチング
98重量%硫酸を用い65℃×10分間浸漬。、4)
水洗 5) エッチング 40重量%水酸化ナトリウム水溶液を用い65℃×20
分間浸漬。
水洗 5) エッチング 40重量%水酸化ナトリウム水溶液を用い65℃×20
分間浸漬。
【0067】6) 中和
5重量%塩酸を用い30℃×2分間浸漬。
【0068】7) 水洗
8) キャタリスト
濃塩酸150ml、キャタリストC50ml(奥野製薬
工業(株)製)および水1000mlからなる溶液に2
5℃×2分間浸漬。
工業(株)製)および水1000mlからなる溶液に2
5℃×2分間浸漬。
【0069】9) 水洗
10)アクセレ−タ−
10重量%硫酸を用い40℃×3分間浸漬。
【0070】11) 水洗
12) 無電解銅メッキ
OPC−750(奥野製薬工業(株)製)を用い40℃
×8分間浸漬。
×8分間浸漬。
【0071】13) 水洗
14) 活性化
5重量%の硫酸を用い30秒間浸漬。
【0072】15) 水洗
16) 電気メッキ(光沢銅メッキ)テストピ−スを
濃硫酸50g、硫酸銅(5水和物)200g、SCB−
MU10ml、SCB−I1ml(奥野製薬工業(株)
製)および水1000mlからなる酸性銅メッキ浴中に
おき、温度25〜30℃、電流密度4A/dm2 の条
件下で、厚み約30μmの銅メッキ膜を形成。
濃硫酸50g、硫酸銅(5水和物)200g、SCB−
MU10ml、SCB−I1ml(奥野製薬工業(株)
製)および水1000mlからなる酸性銅メッキ浴中に
おき、温度25〜30℃、電流密度4A/dm2 の条
件下で、厚み約30μmの銅メッキ膜を形成。
【0073】17) 水洗
18) 電気メッキ(光沢ニッケルメッキ)ホウ酸4
0g、塩化ニッケル・(6水和物)50g、硫酸ニッケ
ル(7水和物)300g、モノライト1ml(奥野製薬
工業(株)製)、アクナB−I20ml(奥野製薬工業
(株)製)および水1000mlからなるメッキ浴中で
、温度50℃、電流密度5A/dm2 の条件下で、厚
み約15μmのニッケルメッキ膜を形成。
0g、塩化ニッケル・(6水和物)50g、硫酸ニッケ
ル(7水和物)300g、モノライト1ml(奥野製薬
工業(株)製)、アクナB−I20ml(奥野製薬工業
(株)製)および水1000mlからなるメッキ浴中で
、温度50℃、電流密度5A/dm2 の条件下で、厚
み約15μmのニッケルメッキ膜を形成。
【0074】19) 水洗。
【0075】20) 電気メッキ(クロムメッキ)濃
硫酸5g、酸化クロム250gおよび水1000mlか
らなるメッキ浴中で温度50℃、電流密度40A/dm
2 の条件下で、厚み約0、2μmのクロムメッキ膜を
形成。
硫酸5g、酸化クロム250gおよび水1000mlか
らなるメッキ浴中で温度50℃、電流密度40A/dm
2 の条件下で、厚み約0、2μmのクロムメッキ膜を
形成。
【0076】なお、メッキ膜の接着力は上記16)電気
メッキ(光沢銅メッキ)まで施したテストピ−スのメッ
キ膜を10mm巾で長さ20mmにわたってT剥離する
際の力量(g)を測定することによって評価した。
メッキ(光沢銅メッキ)まで施したテストピ−スのメッ
キ膜を10mm巾で長さ20mmにわたってT剥離する
際の力量(g)を測定することによって評価した。
【0077】また、メッキのサ−マルサイクル性テスト
は、20)電気メッキ(クロムメッキ)まで施したテス
トピ−スを下記条件で処理し、■100℃(1hr)→
−30℃(1hr)を3サイクル実施。
は、20)電気メッキ(クロムメッキ)まで施したテス
トピ−スを下記条件で処理し、■100℃(1hr)→
−30℃(1hr)を3サイクル実施。
【0078】■、■を実施後、続けて130℃(1hr
)←−30℃(1hr)を3サイクル実施。 ■終了
後、■終了後に外観を目視によりメッキ表面の異常(フ
クレ、ハガレ、クラック等)の有無を観察して評価した
。
)←−30℃(1hr)を3サイクル実施。 ■終了
後、■終了後に外観を目視によりメッキ表面の異常(フ
クレ、ハガレ、クラック等)の有無を観察して評価した
。
【0079】なお、実施例2はエッチング条件を酸のみ
とした以外は実施例1、4〜6、比較例1〜4と同様の
条件で行った。また、実施例3はエッチング条件をアル
カリのみとした以外は実施例1、4〜6、比較例1〜4
と同様の条件で行った。
とした以外は実施例1、4〜6、比較例1〜4と同様の
条件で行った。また、実施例3はエッチング条件をアル
カリのみとした以外は実施例1、4〜6、比較例1〜4
と同様の条件で行った。
【0080】これらの結果を表1に示した。
【0081】
【表1】
【0082】液晶ポリマにロックウ−ル繊維を配合した
本発明の樹脂組成物から得られる成形品を酸性溶液およ
び/またはアルカリ溶液による処理を施して粗表面化し
た後、メッキ処理を行った表面金属化液晶ポリマ樹脂成
形品は表面外観、メッキ膜接着強度およびメッキサ−マ
ルサイクル性が比較例に比べ優れていることが表1から
明らかである。
本発明の樹脂組成物から得られる成形品を酸性溶液およ
び/またはアルカリ溶液による処理を施して粗表面化し
た後、メッキ処理を行った表面金属化液晶ポリマ樹脂成
形品は表面外観、メッキ膜接着強度およびメッキサ−マ
ルサイクル性が比較例に比べ優れていることが表1から
明らかである。
【0083】
【発明の効果】本発明の液晶ポリマ組成物からなる表面
金属化液晶ポリマ成形品は表面外観が良好な上に、メッ
キ膜接着力およびメッキサ−マルサイクル性に優れるた
めエンジニアリングプラスチックとして種々の用途に供
することができる。
金属化液晶ポリマ成形品は表面外観が良好な上に、メッ
キ膜接着力およびメッキサ−マルサイクル性に優れるた
めエンジニアリングプラスチックとして種々の用途に供
することができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 (A)異方性溶融相を形成する液晶ポ
リエステルおよび/または液晶ポリエステルアミド10
0重量部に対して、(B)ロックウール繊維2〜200
重量部を配合してなる液晶ポリマ樹脂組成物の成形品を
酸性溶液および/またはアルカリ溶液による処理を施し
て粗表面化した後、メッキ処理することを特徴とする表
面金属化液晶ポリマ樹脂成形品の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1において、(A)の液晶ポリ
エステルが下記(I) 、(II)、(IV)または(
I) 、(II)、(III) 、(IV)の構造単位
からなる液晶ポリエステルである請求項1記載の表面金
属化液晶ポリマ樹脂成形品の製造方法。 【化1】 (ただし式中のR1 は 【化2】 から選ばれた一種以上の基を示し、R2 は【化3】 から選ばれた一種以上の基を示す。また、式中Xは水素
原子または塩素原子を示し、構造単位[(II)+(I
II) ]と構造単位(IV)は実質的に等モルである
。)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5733091A JPH04293787A (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 表面金属化液晶ポリマ樹脂成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5733091A JPH04293787A (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 表面金属化液晶ポリマ樹脂成形品の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04293787A true JPH04293787A (ja) | 1992-10-19 |
Family
ID=13052564
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5733091A Pending JPH04293787A (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 表面金属化液晶ポリマ樹脂成形品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04293787A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6356414B1 (en) | 1998-10-22 | 2002-03-12 | World Properties, Inc. | Liquid crystal polymer disk drive suspension assembly |
| US6574075B2 (en) | 1998-10-22 | 2003-06-03 | World Properties, Inc. | Liquid crystal polymer disk drive suspension assembly and method of manufacture thereof |
-
1991
- 1991-03-20 JP JP5733091A patent/JPH04293787A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6356414B1 (en) | 1998-10-22 | 2002-03-12 | World Properties, Inc. | Liquid crystal polymer disk drive suspension assembly |
| US6574075B2 (en) | 1998-10-22 | 2003-06-03 | World Properties, Inc. | Liquid crystal polymer disk drive suspension assembly and method of manufacture thereof |
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