JPH04293963A - 押出可能な硬化性オルガノシロキサン組成物 - Google Patents

押出可能な硬化性オルガノシロキサン組成物

Info

Publication number
JPH04293963A
JPH04293963A JP3320604A JP32060491A JPH04293963A JP H04293963 A JPH04293963 A JP H04293963A JP 3320604 A JP3320604 A JP 3320604A JP 32060491 A JP32060491 A JP 32060491A JP H04293963 A JPH04293963 A JP H04293963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
weight
groups
silicon
polydiorganosiloxane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3320604A
Other languages
English (en)
Inventor
Thomas Edward Gray
トーマス エドワード グレイ
Jary David Jensen
ジェリー デビッド ジェンセン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dow Silicones Corp
Original Assignee
Dow Corning Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=24495016&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH04293963(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Dow Corning Corp filed Critical Dow Corning Corp
Publication of JPH04293963A publication Critical patent/JPH04293963A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K9/00Use of pretreated ingredients
    • C08K9/04Ingredients treated with organic substances
    • C08K9/06Ingredients treated with organic substances with silicon-containing compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L83/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L83/04Polysiloxanes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/12Polysiloxanes containing silicon bound to hydrogen
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/20Polysiloxanes containing silicon bound to unsaturated aliphatic groups

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は押出可能なオルガノシロ
キサン組成物に関する。より詳細には、本発明は、白金
触媒ヒドロシリル化反応によって硬化して、優れた物理
特性、とりわけ引裂強度、圧縮永久歪、及びジュロメー
ター硬度値を、引張強度及び硬化性組成物の加工性のよ
うな他の望ましい特性を犠牲にすることなく示すエラス
トマーを形成しうる押出可能なオルガノシロキサン組成
物に関する。
【0002】本発明者は、液状のジオルガノアルケニル
シロキシを末端基とするポリジオルガノシロキサン、硬
化剤としての有機水素シロキサン、強化用シリカ充填材
、及び白金族金属含有ヒドロシリル化触媒を含んで成る
組成物を硬化することによって製造したオルガノシロキ
サンエラストマーの圧縮永久歪値を低減する方法を発見
した。本発明者は、強化用シリカ充填材を処理するため
に用いられる有機珪素化合物の少なくとも一部にsym
−テトラメチルジビニルジシロキサンを使用すること、
並びに硬化性組成物のビニルまたは他のエチレン系不飽
和炭化水素基に対する珪素結合水素原子のモル比率を0
.8〜2の範囲内に維持すること、によって前記圧縮永
久歪値の低減を達成した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、引裂
強度及びジュロメーター硬度を含む硬化エラストマーの
他の望ましい物理特性を犠牲にすることなく、ASTM
試験法D395に従い測定して30%以下の圧縮永久歪
を示すエラストマーを硬化生成しうる、液状の硬化性オ
ルガノシロキサン組成物の種類を規定することである。 本発明の好ましい種類の組成物は、従来設備を使用する
ポンプ輸送によって移送することが可能である。
【0004】
【課題を解決するための手段、作用、及び効果】本発明
の組成物は、白金触媒ヒドロシリル化反応によって硬化
する。
【0005】本発明は、以下の原料(A)〜(D)、す
なわち、 (A)非末端珪素原子に結合したエチレン系不飽和炭化
水素基を本質的に含まない、ジオルガノアルケニルシロ
キシを末端基とする液状ポリジオルガノシロキサン10
0重量部; (B)前記原料(A)と相溶性であり、そして一分子当
たり平均して2個を超える珪素結合水素原子を含有する
有機水素シロキサンであって、前記組成物を硬化させる
のに十分な量の有機水素シロキサン; (C)白金族金属またはその化合物から本質的に成るヒ
ドロシリル化触媒であって、周囲温度〜250℃の温度
において前記組成物の硬化を促進するのに十分な濃度の
ヒドロシリル化触媒;並びに (D)少なくとも一種の有機珪素化合物で処理された強
化用シリカ充填材10〜60重量%(前記組成物重量を
基準として); を均質に混合することによって得られた生成物を含んで
成るオルガノシロキサン組成物であって、前記充填材を
処理するために用いられる前記有機珪素化合物の1〜5
重量%としてsym−テトラアルキルジアルケニルジシ
ラザンを存在させること、並びに前記硬化性組成物中に
存在するすべてのポリジオルガノシロキサンのアルケニ
ル基に対する前記有機水素シロキサンの珪素結合水素原
子のモル比率を0.8〜2.0とすること、を含んで成
る改良方法によって改良された硬化性且つ押出可能なオ
ルガノシロキサン組成物を提供する。
【0006】本発明の硬化性組成物から製造された硬化
エラストマーを特徴付ける低圧縮永久歪値の原因として
考えられる本発明の特徴は、(1)強化用シリカ充填材
を処理するために用いられる有機珪素化合物の種類であ
って、その1〜5重量%が、sym−テトラメチルジビ
ニルジシラザンのような珪素結合アルケニル基を2個含
有するジシラザンであること、並びに(2)アルケニル
基に対する珪素結合水素原子のモル比率(SiH/アル
ケニル比として示す)が0.8〜2.0、好ましくは1
〜1.5であること、にある。添付の例は、本発明の充
填材処理剤を使用した場合でも、前記モル比率範囲の外
側では圧縮永久歪値が増加したことを示している。
【0007】好ましい組成物には、ペルオキシド硬化シ
リコーンゴムについての米国特許第4,301,056
号明細書に教示されている、圧縮永久歪値をさらに低減
する酸化または水酸化カルシウムが含まれる。
【0008】圧縮永久歪はASTM試験法D395を採
用して典型的に決定した。この手順の方法Bによると、
既知の厚さ(A)(典型的には1.25cm)の硬化エ
ラストマー試料を、適当な締付装置で初期厚の75%(
B)にまで圧縮し、次いで177℃の温度で22時間加
熱する。その試料を次いで周囲条件下で0.5時間静置
し、その時間における試料の厚さ(C)を測定する。
【0009】圧縮永久歪は、式〔(A−C)/(A−B
)〕×100を用いて計算する。式中、Aは圧縮前の試
料の初期厚、Bは試験中に圧縮された試料厚、そしてC
は圧縮からの回復を経た最終試料厚を表す。
【0010】シールまたはガスケットとして役立つ二つ
の合せ面間において硬化エラストマーを圧縮する特定の
最終用途には、低い圧縮永久歪値が要求される。
【0011】本発明の組成物原料について詳細に記述す
る。
【0012】末端基としてのアルケニル基のみを含有す
るポリジオルガノシロキサンを、以降原料Aとして示す
。この原料Aは、5〜100Pa・sの粘度を示し、そ
して該分子の末端部分においてのみビニルまたは他のア
ルケニル基を含有する。
【0013】本発明の硬化性組成物から製造した硬化エ
ラストマーによって示される、引張及び引裂強度のよう
な特定の物理特性値を向上させたい場合には、非末端シ
ロキサン反復単位の1〜5モル%にアルケニル基を含有
するジオルガノアルケニルシロキシを末端基とする第二
のポリジオルガノシロキサン(以降原料A′として示す
)を、本組成物に含有させることが好ましい。
【0014】本発明の好ましい組成物を用いて製造した
硬化エラストマーは、35〜45キロニュートン/メー
トルの引裂強度を示す。
【0015】20Pa・s以下の粘度を示す原料Aの実
施態様及び任意原料A′を含有する本発明の組成物を用
いて製造したエラストマーに関する実験データは、原料
A及びA′の混合重量を基準として原料A′濃度が約3
重量%に近づくと引裂強度が最大値に到達し、そしてそ
の3重量%を超えると原料A′濃度の増加とともに引裂
強度が低減することを示した。
【0016】原料A及びA′に存在するアルケニル基は
、2〜約10個の炭素原子を含有する。好ましいアルケ
ニル基は末端不飽和基であり、そしてビニル基、アリル
基、及び5−ヘキセニル基を含むが、これらには限定さ
れない。
【0017】アルケニル基の他に原料A及びA′に存在
する珪素結合有機基は、一価の炭化水素基または置換炭
化水素基であり、以下に詳細に記述する。
【0018】原料Aを記述するために用いられた語句「
非末端アルケニル基を本質的に含まない」は、該原料を
調製するために用いた反応体に存在する不純物に由来す
るかまたは該原料を調製する過程において起こる望まし
くない転位反応に由来する、そのようなアルケニル基の
みしか該原料の非末端珪素原子に存在しないことを意味
する。
【0019】原料Aはジオルガノアルケニルシロキシを
末端基とするポリジオルガノシロキサンであり、そして
以下の平均一般式、
【0020】
【化1】
【0021】(上式中、Yは2〜10個の炭素原子を含
むアルケニル基を表し、R1 及びR2 は各々一価の
炭化水素基または一価の置換炭化水素基であり、R1 
及びR2 は実質的にエチレン系不飽和を含まず、そし
てxは25℃において20Pa・s以下の粘度に相当す
る重合度を表す)によって示すことができる。好ましい
実施態様では、原料Aの粘度は5〜15Pa・sである
【0022】原料Aの珪素原子に結合したR1 及びR
2 基は、1〜20個の炭素原子を含有し、そして同一
でも異なってもよい。原料Aが25℃において押出可能
な液体であるためには、各非末端珪素原子のR2 基の
少なくとも一つが低級アルキル基(最も好ましくはメチ
ル基)である。残るR2 基は、メチル若しくはエチル
のようなアルキル基;クロロメチル、3−クロロプロピ
ル、若しくは3,3,3−トリフルオロプロピルのよう
な置換アルキル基;シクロヘキシルのようなシクロアル
キル基;またはフェニルのようなアリール基であること
ができる。メチル基以外のすべてのR1 及びR2 基
がフェニルまたは3,3,3−トリフルオロプロピル基
であることが最も好ましい。この選択は、これらのポリ
ジオルガノシロキサンを調製するために用いる中間体の
入手し易さ、及びこれらのポリマーを含有する組成物を
硬化することによって製造した硬化エラストマーの特性
に基づく。
【0023】本組成物の原料A及び任意原料A′として
用いられる液状ポリジオルガノシロキサンの(対応する
ハロシランまたは環状ポリジオルガノシロキサンの加水
分解及び縮合による)調製方法は、特許及び他の文献に
十分に開示されているので、本明細書において詳細に記
述する必要はない。
【0024】原料A′は液状のジオルガノアルケニルシ
ロキシを末端基とするポリジオルガノシロキサンであり
、そして以下の平均一般式、
【0025】
【化2】
【0026】によって表すことができる。
【0027】上式中、Y′は原料AのY基について規定
したアルケニル基を表し、そしてR3 及びR4 はR
1 及びR2 と同じ一価の炭化水素基及び一価の置換
炭化水素基の群から選択される。原料A及びA′は互い
に相溶しなければならないので、これらの原料に存在す
る珪素結合炭化水素基は同じ部類、すなわち低級アルキ
ルから選択されるべきである。Y及びY′を含め、これ
らの炭化水素基が同一であることが好ましい。
【0028】y及びzの合計によって示される重合度は
、0.1〜約10Pa・s、好ましくは0.1〜1Pa
・sの粘度に相当する。z/(y+z)の比率は0.0
1〜0.05であり、これによってこの原料の非末端反
復単位の1〜5モル%がビニル基を含有するという要件
が特定される。原料A′の重合度は原料Aの重合度より
も小さいことが好ましい。
【0029】原料Aの好ましい実施態様には、ジメチル
ビニルシロキシを末端基とするポリジメチルシロキサン
、ジメチルビニルシロキシを末端基とするポリメチル−
3,3,3−トリフルオロプロピルシロキサン、ジメチ
ルビニルシロキシを末端基とするジメチルシロキサン/
3,3,3−トリフルオロプロピルメチルシロキサンコ
ポリマー、及びジメチルビニルシロキシを末端基とする
ジメチルシロキサン/メチルフェニルシロキサンコポリ
マーが含まれるが、これらには限定されない。
【0030】任意原料A′の好ましい実施態様には、原
料Aについて示した好ましいポリジオルガノシロキサン
に非末端オルガノアルケニルシロキサン単位1〜5モル
%を追加したすべてのものが含まれる。非末端オルガノ
アルケニルシロキサン単位の好ましい有機基は、1〜4
個の炭素原子を含むアルキル基、3,3,3−トリフル
オロプロピルのようなフルオロアルキル基、及びフェニ
ルのようなアリール基である。
【0031】原料A及びA′の好ましい実施態様に存在
するビニル基は、アリル及び5−ヘキセニルのような他
のエチレン系不飽和基によって置き換えることが可能で
ある。
【0032】本発明のオルガノシロキサン組成物は白金
触媒ヒドロシリル化反応により硬化する。硬化剤は、一
分子当たり平均して2個を超える珪素結合水素原子を含
有する有機水素シロキサンである。有機水素シロキサン
は一分子当たり最少4個から平均して20個以上までの
珪素原子を含有し、そして25℃において10Pa・s
以上の粘度を示しうる。この原料の反復単位には、HS
iO1.5 ,R5 HSiO、及び/またはR52H
SiO0.5 、並びにモノオルガノシロキシ、ジオル
ガノシロキサン、トリオルガノシロキシ、及びSiO4
/2 単位の一つ以上が含まれるが、これらには限定さ
れない。これらの化学式中、R5 は原料AのR2 に
ついて先に規定した一価の炭化水素またはハロカーボン
基を表す。
【0033】好ましい種類の有機水素シロキサンの一つ
は、R3 SiO1/2 ,R2 SiO,RHSiO
、及びRSiO3/2 単位の反復単位(式中Rは、エ
チレン系不飽和を含まず且つ一価の炭化水素及びハロゲ
ン化炭化水素基から各々選択される)から本質的に成る
コポリマーであって、そのRSiO3/2 単位がコポ
リマーの0.5〜50モル%を構成するコポリマーであ
る。この種類のコポリマーは、クロリドのような対応す
る有機珪素ハロゲン化物または対応するアルコキシドを
含んで成る混合物を、制御して加水分解することによっ
て調製できる。本発明の好ましい有機水素シロキサンを
調製するためのこれらの及び他の方法は十分に知られて
いるので、本明細書において詳細に記述する必要はない
【0034】第二の好ましい種類の有機水素シロキサン
は、化学式R52HSiO1/2 及びSiO4/2 
で表される反復単位を含む。R52HSiO1/2 単
位の濃度が、コポリマー中の珪素結合水素原子濃度0.
5〜約5重量%に相当する。
【0035】本組成物を適切に硬化させるためには、原
料A,B、及びCが互いに相溶することが必要である。 十分な相溶性を保証するためには、これらの原料中に最
も高濃度で存在する珪素結合炭化水素基が同じ部類、例
えばアルキル基、から選択されるべきである。これらの
炭化水素基が同一であることが好ましい。特に好ましい
組成物では、これらの炭化水素基はメチル基またはメチ
ル基と3,3,3−トリフルオロプロピル基若しくはフ
ェニル基との組合せである。
【0036】ビニル基または他のアルケニル基に対する
珪素結合水素原子のモル比率(SiH/ビニル比として
示される)、並びにアルケニル基を含有するヘキサオル
ガノジシラザンをシリカ処理剤の少なくとも一部として
使用することが、硬化したエラストマーの圧縮永久歪値
に関して重要である。本発明の硬化性組成物については
、SiH/ビニル比は0.8〜1.5である。特定の組
成物に対する最適比率は、原料A及び任意原料A′の分
子量、硬化剤の種類、及び以下に記述するいずれかの樹
脂性オルガノシロキサンコポリマー濃度によって少なく
とも部分的には決定される。本発明の好ましい組成物に
おいて圧縮永久歪値を最小にするためには、この比率は
約1〜1.5である。
【0037】本発明の他の硬化性組成物に対するこの比
率の最適範囲は、当業者による最少限の実験によって容
易に決定できる。
【0038】ヒドロシリル化反応は典型的には、周期律
表の白金族金属またはこのような金属の化合物である触
媒(原料D)の存在下で行われる。白金、ロジウム、及
びこれら金属の化合物がヒドロシリル化反応を効果的に
触媒することが示された。
【0039】ヘキサクロロ白金酸のような白金化合物、
及びとりわけこれら白金化合物と比較的低分子量のビニ
ル含有オルガノシロキサン化合物との錯体は、その高い
活性及びオルガノシロキサン反応体との適合性のため、
好ましい触媒である。これらの錯体は米国特許第3,4
19,593号明細書(David N.Willin
g、1968年12月31日発行)に記載されている。
【0040】珪素結合炭化水素基がビニル基とメチルま
たは3,3,3−トリフルオロプロピル基とである低分
子量オルガノシロキサンを有する錯体は、少なくとも約
70℃の温度においてエラストマーの急速な硬化を触媒
する能力があるので、特に好ましい。
【0041】白金含有触媒は、硬化性組成物100万部
当たり最少1重量部の白金に相当する量で存在すること
が可能である。実用的な硬化速度を達成するためには、
硬化性組成物100万部当たり5〜50部の白金に相当
する触媒量が好ましい。好ましい触媒を使用した場合に
は特に、より高濃度の白金を使用しても硬化速度が限界
に達しているので不経済である。
【0042】上述のビニル含有反応体、硬化剤、及び白
金含有触媒の混合物は、周囲温度において硬化し始める
可能性がある。より長期間の可使時間または「ポットラ
イフ」を得るために、適当な阻害剤を添加して周囲条件
下での触媒活性を遅延または抑制することが可能である
【0043】周知の白金触媒阻害剤には、米国特許第3
,445,420号明細書(Kookootsedes
ら、1969年5月20日発行)に開示されているアセ
チレン系化合物が含まれる。2−メチル−3−ブチン−
2−オールのようなアセチレン系アルコールは、25℃
において白金含有触媒の活性を抑制する好ましい種類の
阻害剤である。これらの触媒を含有する組成物は、実用
的速度で硬化させるために70℃以上の温度で加熱する
ことを典型的には必要とする。
【0044】周囲条件下での硬化性組成物のポットライ
フを延長させたい場合には、米国特許第3,989,6
67号明細書(Lee及びMarko 、1976年1
1月2日発行)に記載されている種類のオレフィン系置
換シロキサンを使用すると達成できる。環状メチルビニ
ルシロキサンが好ましい。
【0045】ある場合では、白金1モル当たり1モル程
度の阻害剤濃度によって十分な貯蔵安定性及び硬化速度
が得られる。また白金1モル当たり500モル以上の阻
害剤濃度が必要とされる場合もある。特定の組成物に対
する特定の阻害剤の最適濃度は日常実験によって容易に
決定でき、そして本発明を構成するものではない。
【0046】本発明の組成物を用いて製造した硬化エラ
ストマーを特徴付ける高度の引裂強度及び他の物理特性
を達成するためには、本組成物に強化用シリカ充填材を
含有させなければならない。この種類の充填材は、硬化
性組成物の処理中に起こる「クレーピング」または「ク
レープ硬化」という現象を防止するために、典型的には
一種以上の周知のシリカ処理剤で処理される。
【0047】強化充填材としていずれの微粉状シリカを
使用してもよい。コロイドシリカは、その表面積が比較
的大きい(典型的には少なくとも50m2/gである)
ので好ましい。本発明の方法に使用するには、1グラム
当たり少なくとも200平方メートルの表面積を有する
充填材が好ましい。コロイドシリカは、沈澱法またはヒ
ューム処理によって調製できる。これらの好ましい種類
のシリカは共に市販されている。
【0048】本発明の組成物に使用する微粉シリカの量
は、硬化エラストマーに望まれる物理特性によって少な
くとも部分的には決定される。液状のまたはポンプ移送
可能なポリオルガノシロキサン組成物は、ポリジオルガ
ノシロキサン重量を基準として約10〜約60重量%の
シリカを典型的には含有する。この値が約30〜約50
重量%であることが好ましい。
【0049】シリカ処理剤は典型的には、珪素結合ヒド
ロキシル基または水存在下でヒドロキシル基へと加水分
解されうる基を含有する低分子量有機珪素化合物である
。典型的な加水分解性基には、塩素のようなハロゲン原
子、アミノ、及び珪素結合窒素原子を含有する他の基が
含まれる。
【0050】本発明に従うと、強化用シリカ充填材を処
理するために用いられる有機珪素化合物の1〜約4.5
重量%は、一分子当たり少なくとも2個のアルケニル基
を含有するヘキサオルガノジシラザンである。アルケニ
ル基は、典型的には2〜約10個の炭素原子を含有する
。該ジシラザンを調製するために用いられる中間体の入
手し易さに基づき、ビニル基が好ましいアルケニル基で
ある。残る珪素結合炭化水素基がメチル基であり、そし
てシリカ処理剤がsym−テトラメチルジビニルジシラ
ザンであることが最も好ましい。
【0051】珪素結合アルケニル基を含有する該ジシラ
ザンの好ましい濃度範囲は、全シリカ処理剤量の2〜4
重量%である。
【0052】原料A、任意原料A′、硬化剤、硬化触媒
、及び処理されたシリカ充填材の他に、本発明のオルガ
ノシロキサン組成物は、この種の硬化性組成物に従来よ
り含まれている一種以上の添加剤を含有することができ
る。これらの材料を添加して、硬化エラストマーの特定
の特性を付与若しくは増強するか、または硬化性組成物
の加工を容易にする。処理助剤として少量の水をシリカ
処理剤と一緒に加えることは可能である。
【0053】典型的な添加剤には、硬化エラストマーの
物理特性を向上させるための樹脂性オルガノシロキサン
コポリマー、顔料、染料、定着剤、難燃剤、並びに熱及
び/または紫外線安定剤が含まれるが、これらには限定
されない。
【0054】物理特性の劣化(とりわけ150℃に加熱
した油に硬化エラストマーを接触させた場合に起こる圧
縮永久歪値の増加並びに引張及び引裂強度の減小)を低
減する性能に基づく二種の好ましい添加剤は、珪藻土及
び水酸化カルシウムである。エラストマーの長期間の暴
露における特性劣化に対する抵抗性を向上させる他に、
水酸化カルシウムの存在はまた、硬化エラストマーの圧
縮永久歪値をも低減する。
【0055】シリカ充填材は、本組成物の他原料の少な
くとも一部の存在において、充填材が完全に処理され且
つ組成物全体に均一に分散して均質材料を形成するまで
これら原料を一緒に混合することによって処理できる。 シリカ処理中に存在する原料には、シリカ処理剤並びに
本明細書において原料A及びA′として示した少なくと
も一部のポリジオルガノシロキサンが典型的には含まれ
る。有機水素シロキサン及び白金含有触媒は、典型的に
はシリカ処理が完了してから加えられる。
【0056】使用するミキサーの種類とは無関係に、シ
リカ、充填材処理剤、並びに原料A及びA′の混合は、
組成物が減圧下で約100〜250℃の温度に加熱され
ている間継続して、揮発性物質を除去する。次いで得ら
れた生成物を冷却した後に、本発明の硬化性組成物を一
液型または二液型のどちらで調製することが望まれるか
によって、有機水素シロキサン(原料B)及び/または
白金触媒(原料C)と前記生成物とを混合する。先に記
述した任意の添加剤は、この時点かまたはシリカを原料
A及びA′と混合している間に加えることができる。
【0057】シリカの現場処理は、処理される材料の量
、材料の粘度、及び処理中に材料が受けるせん断速度に
依存して、いずれにおいても15分〜2時間は必要であ
りうる。
【0058】代わりに、シリカ処理を、シリカを本発明
の組成物の他の原料と混合する前に行うことができる。 ポリオルガノシロキサン組成物中にシリカを取り込ませ
る前に微粉シリカ充填材を処理する方法は、該技術分野
において周知である。
【0059】全原料の十分な混合を保証するため、本組
成物を調製する混合装置は、本組成物に高せん断速度を
受けさせることができなければならない。この種の「高
強度」ミキサーを用いてシリカ充填ポリオルガノシロキ
サン組成物を調製する利点は、米国特許第3,690,
804号明細書(Minuto、1976年6月1日発
行)に教示されている。前記特許の開示によると、ミキ
サーにおける攪はん装置の先端を25〜約250フィー
ト/秒の速度で回転させると、かなりのせん断力を発生
する。例示する組成物は、157フィート/秒の先端回
転速度に相当する3800回転/分の速度でローターを
運転したヘンシェル高強度ミキサーで混合した。
【0060】「シグマ」形ブレードを備えたDough
型ミキサーは、混合面が比較的平らな「櫂」形状である
ミキサーほどは効率的ではない。櫂型ミキサーの例とし
て、先述のMinutoの特許に開示されているヘンシ
ェルミキサー、及びNeulinger  A.G.に
よって製造された特定のミキサーが挙げられる。ブレー
ドが少なくとも100回転/分の速度で回転することが
好ましい。
【0061】本方法を用いて調製した硬化性組成物は、
典型的には25℃で約0.5〜約1000Pa・sの粘
度を示す。ポンプ送出可能な組成物については、本組成
物の混合及び移送を容易にし且つ混合中の空気の閉じ込
めを最少限にするために、25℃で約10Pa・s未満
の粘度を示すことが好ましい。
【0062】原料A及び任意原料A′と硬化剤(原料B
)及び白金含有触媒との混合物は、触媒阻害剤の存在に
おいてさえもこれら組成物の貯蔵中に遭遇する条件下で
硬化し始めうる。長期間の貯蔵安定性を保証するために
は、組成物の硬化が望まれるまで硬化剤と触媒とを別々
にしておくことが時には必要である。このことは、硬化
剤及び硬化触媒を別の容器に充填しておくか、あるいは
熱可塑性有機ポリマーまたは熱可塑性ポリオルガノシロ
キサンの一つ以上の層内に微小封入した硬化触媒を含有
する一液型組成物を使用することによって達成できる。
【0063】白金含有ヒドロシリル化触媒を微小封入す
る方法は、該技術分野において周知である。例えば、熱
可塑性有機ポリマーの層内に微小封入した液状白金化合
物をヒドロシリル化触媒として含有し且つ白金触媒ヒド
ロシリル化反応によって硬化する一液型組成物、並びに
前記微小封入触媒の調製方法が、米国特許第4,766
,176号明細書(Leeら、1988年8月23日発
行)に記載されている。
【0064】本硬化性組成物は、プレス成形、射出成形
、押出、またはオルガノシロキサン組成物を成形加工す
るために用いられる他のいずれかの方法によって、造形
品を形成することができる。
【0065】上述の触媒阻害剤の一つ及び/または封入
触媒の不在においては、本組成物は、周囲温度では数時
間または数日の期間にわたり、あるいは250℃以下の
温度に加熱した場合には数分以内に硬化する。これら触
媒阻害剤の一つを含有する組成物は、典型的には50℃
〜約250℃の温度において数分間組成物を加熱するこ
とによって硬化する。好ましい温度範囲は100〜20
0℃である。微小封入触媒を含有する組成物は、少なく
とも封入ポリマーの溶融点または軟化点に相当する温度
に加熱される必要がある。
【0066】テトラアルキルジアルケニルジシラザンを
含んで成る本発明の硬化性組成物を用いて製造した硬化
エラストマー品は、ジュロメーター硬度のような硬化エ
ラストマーの他の望ましい特性、またはエラストマーを
形成する組成物の押出成形性に悪影響を与えることなく
、30%未満、好ましくは25%未満の圧縮永久歪値を
示す。この特異な特性の組合せのため、本エラストマー
は、製品の少なくとも一部が比較的薄く且つ多大な応力
を受ける成形加工品及びガスケットを含む、かなりの最
終用途に望ましいものとなる。この種の製品には、ダイ
アフラム及びブラダーが含まれる。
【0067】以下の例は、本発明の好ましい硬化性組成
物、並びにこれらの組成物によって製造されたエラスト
マーの望ましい特性、とりわけ低圧縮永久歪値及び高ジ
ュロメーター硬度値について記述するものである。本例
は本発明を例示するものであり、添付の請求の範囲に規
定されている本発明を限定するものとして解釈されるべ
きではない。特に示さない限り、すべての部及びパーセ
ントは重量基準によるものであり、そしてすべての粘度
は25℃において測定したものである。
【0068】
【実施例】例  1 本例は、一分子当たり2個のビニル基を含有するヘキサ
オルガノジシラザンを、ヒドロキシルを末端基とするビ
ニル含有ポリジオルガノシロキサンの代わりに、シリカ
処理剤の一部として用いた場合に、より低い圧縮永久歪
値が達成されたことを例示するものである。
【0069】公称表面積380m2 /gを示すヒュー
ムシリカ全量(3800部)、珪藻土1689部、ヘキ
サメチルジシラザン(第一のシリカ処理剤として)76
0部、水126.7部、及び25℃で約10Pa・sの
粘度を示すジメチルビニルシロキシを末端基とするポリ
ジメチルシロキサン(原料A)8444部を、Doug
h型ミキサーで均質に混合することによってオルガノシ
ロキサン組成物を調製した。得られた混合物にすべての
充填材を混入したときに、第二のシリカ処理剤としてs
ym−テトラメチルジビニルジシラザン22.8部を加
えた。ミキサーのジャケットにスチームを循環させる一
方内容物を減圧下で維持することによって、得られた混
合物から揮発性物質を除去した。
【0070】加熱サイクルの完了に続き、得られた混合
物(組成物I)を、原料A3540.4部、25℃で約
0.04Pa・sの粘度を示し且つ珪素結合ヒドロキシ
ル基約4重量%を含有するシラノールを末端基とするポ
リジメチルシロキサン(第三のシリカ処理剤として)8
4.4部、及びメチルブチノール(触媒阻害剤として)
5.07部と均質に混合した。本発明のシリカ処理剤s
ym−テトラメチルジビニルジシラザンは、三種のシリ
カ処理剤の合計重量の2.6%を構成した。
【0071】この混合物250gと、(1)以下の表1
に記載した原料Aに存在するビニル基に対する珪素結合
水素原子のモル比率の一つを提供するのに十分な量の有
機水素シロキサン、並びに(2)白金含有ヒドロシリル
化触媒(原料C)として、白金含量を両方の硬化性組成
物の重量部に基づいて0.7重量パーセントとするのに
十分な量のジメチルビニルシロキシを末端基とする液状
ポリジメチルシロキサンで希釈したsym−テトラメチ
ルジビニルジシロキサン及びヘキサクロロ白金酸の反応
生成物、とを混合することによって、得られた混合物か
ら硬化性組成物を調製した。本触媒量は、最終の硬化性
組成物重量を基準として6.3ppm に相当するもの
とした。
【0072】異なる三種類の有機水素シロキサンについ
て評価した。その第一(B1)は、珪素結合水素原子0
.8重量%を含有し、0.016Pa・sの粘度を示し
、そして以下の一般式、   (Me3SiO1/2)12.7(Me2SiO)
29.1(MeHSiO)54.6(MeSiO3/2
)3.6に対応するものであった。
【0073】第二の有機水素シロキサン(B2)は、珪
素結合水素原子1重量%を含有し、0.024Pa・s
の粘度を示し、そして以下の一般式、(SiO4/2)
4.4(Me2HSiO1/2)8に対応するものであ
った。
【0074】第三の有機水素シロキサン(B3)は、一
分子当たり平均して5個のメチル水素シロキサン単位、
3個のジメチルシロキサン単位、及び珪素結合水素原子
0.8重量%を含有するトリメチルシロキシを末端基と
するポリジオルガノシロキサンとした。
【0075】本発明の硬化性組成物から製造した硬化エ
ラストマーの圧縮永久歪値を低減する本シリカ処理剤の
特異な性能を例示するため、sym−テトラメチルジビ
ニルジシラザン22.8部の代わりに、ビニル基10重
量%及びヒドロキシル基16重量%を含有するヒドロキ
シルを末端基とするジメチルシロキサン/メチルビニル
シロキサンコポリマー67.6部を使用する以外、本例
中の先行部分に記載したものと同じ原料の種類及び量を
用いて比較目的用の第二の硬化性組成物を調製した。
【0076】第二の硬化性組成物は、本発明のシリカ処
理剤、及び本上限1.5を超えるSiH/ビニルモル比
率を用いて調製した。
【0077】すべての硬化性組成物は、これを形枠に閉
じ込めて次いで油圧プレスのテーブルに配置することに
よって、厚さ1.9mmのシート状に硬化させた。プレ
スを閉じて、組成物を800psi(140kN/m)
の圧力において150℃の温度で5分間加熱することに
よって硬化した。次いで各硬化シートから試験サンプル
を切り出して、硬化エラストマーの物理特性を決定した
【0078】特性を測定するために採用したAmeri
can Society of Testing Pr
ocedures(ASTM)試験方法には、ジュロメ
ーター硬度値用のASTM−D2240 Shore 
Aスケール、及び圧縮永久歪値用のASTM−D395
方法Bが含まれる。
【0079】硬化性組成物を調製するために用いた、原
料A、充填材、充填材処理剤、及び白金触媒阻害剤の混
合物250gに加えた硬化剤B1,B2、またはB3の
重量部及びシリカ処理剤の種類、並びにその結果生じた
ビニル基に対する珪素結合水素原子(SiH)のモル比
率を、表1及び2にまとめて示す。本発明の充填材処理
剤sym−テトラメチルジビニルジシラザンはサンプル
1〜24Cに、そして比較用充填材処理剤は比較用サン
プル25C〜48Cに使用した。
【0080】サンプルの圧縮永久歪値及びジュロメータ
ー硬度(Shore  Aスケール)値を表3にまとめ
て示す。
【0081】
【表1】
【0082】
【表2】
【0083】数字に付け足された文字Cによって示され
たサンプルは比較目的用である。サンプル24C〜48
Cは本発明の範囲以外のシリカ処理剤を用いて調製した
。サンプル7C,8C,15C,16C,23C、及び
24Cは本発明のシリカ処理剤を用いて調製したが、S
iH/ビニルモル比率が本上限の2を超えるものである
【0084】
【表3】
【0085】表3のデータは、本発明のシリカ処理剤を
用い、そしてビニルに対するSiHのモル比率を0.8
〜2.0、好ましくは1〜1.5の範囲内とする好まし
い組成物によって、25%未満の圧縮永久歪値及び望ま
しく高いShore  Aジュロメーター硬度値が達成
されたことを例示するものである。
【0086】例  2 本例は、一つが非末端珪素原子にアルケニル基を含有す
る任意原料A′である二種類のアルケニル置換ポリジオ
ルガノシロキサンと組み合わせた本シリカ処理剤の一つ
によって硬化エラストマーに付与された圧縮永久歪値の
低減を例示するものである。
【0087】公称表面積380m2 /gを示すヒュー
ムシリカ全量(3800部)、珪藻土730.8部、ヘ
キサメチルジシラザン760部、水109.6部、及び
25℃で約10Pa・sの粘度を示すジメチルビニルシ
ロキシを末端基とするポリジメチルシロキサン(原料A
)4560部を、Dough型ミキサーで均質に混合す
ることによってオルガノシロキサン組成物を調製した。 得られた混合物にすべての充填材を混入したときに、s
ym−テトラメチルジビニルジシラザン22.7部を加
えた。ミキサーのジャケットにスチームを循環させる一
方内容物を減圧下で維持することによって、得られた混
合物から揮発性物質を除去した。
【0088】加熱サイクルの完了に続き、得られた混合
物(組成物I)を、原料A2528.5部、メチルビニ
ルシロキサン単位2モル%を含有し且つ0.3Pa・s
の粘度を示すジメチルビニルシロキシを末端基とするジ
メチルシロキサン/メチルビニルシロキサンコポリマー
(任意原料A′)219.2部、25℃で約0.04P
a・sの粘度を示し且つ珪素結合ヒドロキシル基約4重
量%を含有するシラノールを末端基とするポリジメチル
シロキサン84.0部、及び触媒阻害剤としてのメチル
ブチノール11.7部と均質に混合した。
【0089】この混合物250gと、(1)組成物に存
在するビニル基に対する珪素結合水素原子のモル比率1
.25を提供するのに十分な量の、例1においてB1と
して示した有機水素シロキサン、並びに(2)白金含有
ヒドロシリル化触媒(原料C)として、白金含量を両方
の硬化性組成物重量部に基づいて0.7重量パーセント
とするのに十分な量のジメチルビニルシロキシを末端基
とする液状ポリジメチルシロキサンで希釈したsym−
テトラメチルジビニルジシロキサン及びヘキサクロロ白
金酸の反応生成物、とを混合することによって、得られ
た混合物から硬化性組成物を調製した。本触媒量は、最
終の硬化性組成物重量を基準として6.3ppm に相
当するものとした。
【0090】本組成物について、例1に記述したように
硬化して、圧縮永久歪値を評価した。圧縮永久値は21
%であった。任意原料A′を使用した理由は、硬化エラ
ストマーの引裂強度を向上させるためであった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  硬化性オルガノシロキサン組成物であ
    って、以下の原料(A)〜(D)、すなわち、(A)非
    末端珪素原子に結合したエチレン系不飽和炭化水素基を
    本質的に含まない、ジオルガノアルケニルシロキシを末
    端基とする第一の液状ポリジオルガノシロキサン100
    重量部; (B)前記原料(A)と相溶性であり、そして一分子当
    たり平均して2個を超える珪素結合水素原子を含有する
    有機水素シロキサンであって、前記組成物を硬化させる
    のに十分な量の有機水素シロキサン(前記原料A及びB
    に存在する有機基は一価の炭化水素またはハロゲン化炭
    化水素基である); (C)白金族金属またはその化合物から本質的に成るヒ
    ドロシリル化触媒であって、周囲温度〜250℃の温度
    において前記組成物の硬化を促進するのに十分な濃度の
    ヒドロシリル化触媒;並びに (D)少なくとも一種の有機珪素化合物で処理された強
    化用シリカ充填材10〜60重量%(前記組成物重量を
    基準として); を均質に混合することによって得られた生成物を含んで
    成り、そして前記充填材を処理するために用いられた前
    記有機珪素化合物の1〜4.6重量%を構成するsym
    −テトラアルキルジアルケニルジシラザンの存在、並び
    に前記硬化性組成物中に存在するすべてのポリジオルガ
    ノシロキサンのアルケニル基に対する前記有機水素シロ
    キサンの珪素結合水素原子のモル比率が0.8〜2.0
    であること、を特徴とする改良された押出可能な硬化性
    オルガノシロキサン組成物。
  2. 【請求項2】  前記組成物が、非末端シロキサン反復
    単位の1〜5モル%にアルケニル基を含有するジオルガ
    ノアルケニルシロキシを末端基とする第二のポリジオル
    ガノシロキサン(A′)を、アルケニル置換ポリジオル
    ガノシロキサンの混合重量に対して0.5〜30重量%
    含有することを特徴とする、請求項1記載の組成物。
JP3320604A 1990-12-05 1991-12-04 押出可能な硬化性オルガノシロキサン組成物 Pending JPH04293963A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US62266090A 1990-12-05 1990-12-05
US622660 1990-12-05

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04293963A true JPH04293963A (ja) 1992-10-19

Family

ID=24495016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3320604A Pending JPH04293963A (ja) 1990-12-05 1991-12-04 押出可能な硬化性オルガノシロキサン組成物

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0489518B1 (ja)
JP (1) JPH04293963A (ja)
DE (1) DE69125106T2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6812280B2 (en) 2002-04-12 2004-11-02 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Organopolysiloxane compositions
JP2013082907A (ja) * 2011-09-28 2013-05-09 Sumitomo Bakelite Co Ltd シリコーンゴム系硬化性組成物、シリコーンゴムの製造方法、シリコーンゴム、成形体および医療用チューブ
JP2013227473A (ja) * 2012-03-27 2013-11-07 Sumitomo Bakelite Co Ltd シリコーンゴム系硬化性組成物
JP2013227474A (ja) * 2012-03-27 2013-11-07 Sumitomo Bakelite Co Ltd シリコーンゴム系硬化性組成物
WO2014017579A1 (ja) * 2012-07-25 2014-01-30 住友ベークライト株式会社 シリコーンゴム系硬化性組成物

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2098634A1 (en) * 1992-06-30 1993-12-31 James E. Doin Addition cured platinum catalyzed elastomer compositions with precipitated silica
DE69319115T2 (de) * 1992-07-06 1998-10-29 Schering-Plough Healthcare Products, Inc., Memphis, Tenn. Verfahren und einrichtung zum polstern von gliedern
DE69421312T2 (de) * 1993-04-30 2000-07-13 General Electric Co., Schenectady Flüssig, spritzgiessbare Silikonzusammensetzung
EP0731131B1 (en) * 1994-10-17 2001-01-31 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Heat-curable silicone rubber compositions
AU682752B2 (en) * 1993-12-22 1997-10-16 Schering-Plough Healthcare Products, Inc. Soft polysiloxanes having a pressure sensitive adhesive
US5486551A (en) * 1995-01-03 1996-01-23 Dow Corning Corporation Method for preparing a finely divided, free flowing organosiloxane elastomer base exhibiting reduced compression set following curing
JPH09194753A (ja) * 1996-01-04 1997-07-29 Dow Corning Corp 硬化性液体シリコーンゴム組成物を作成するための流動性粉末基剤の製造方法
DE102005019872A1 (de) * 2005-04-28 2006-11-02 Wacker Chemie Ag Verfahren zur Herstellung von verstärkenden Füllstoff enthaltenden, fließfähigen, vernetzbaren Polyorganosiloxanmassen
GB0808675D0 (en) * 2008-05-14 2008-06-18 Dow Corning Silicone rubber compositions
GB2468888B (en) 2009-03-26 2013-11-06 Magnomatics Ltd Marine propulsion device with an electrical machine having integral magnetic gearing

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4344800A (en) * 1980-06-03 1982-08-17 Dow Corning Corporation Method for producing hydrophobic reinforcing silica fillers and fillers obtained thereby
DE3839900A1 (de) * 1988-11-25 1990-05-31 Wacker Chemie Gmbh Verfahren zur hydrophobierung von si-oh-gruppen enthaltendem, teilchenfoermigem feststoff und verwendung des erhaltenen, hydrophoben, teilchenfoermigen feststoffes in einem verfahren zur herstellung von zu elastomeren haertbaren massen auf basis von diorganopolysiloxanen
JPH02170858A (ja) * 1988-12-23 1990-07-02 Canon Inc 付加反応型シリコーンゴム組成物、該組成物を有する弾性回転体及び定着装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6812280B2 (en) 2002-04-12 2004-11-02 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Organopolysiloxane compositions
JP2013082907A (ja) * 2011-09-28 2013-05-09 Sumitomo Bakelite Co Ltd シリコーンゴム系硬化性組成物、シリコーンゴムの製造方法、シリコーンゴム、成形体および医療用チューブ
JP2013227473A (ja) * 2012-03-27 2013-11-07 Sumitomo Bakelite Co Ltd シリコーンゴム系硬化性組成物
JP2013227474A (ja) * 2012-03-27 2013-11-07 Sumitomo Bakelite Co Ltd シリコーンゴム系硬化性組成物
WO2014017579A1 (ja) * 2012-07-25 2014-01-30 住友ベークライト株式会社 シリコーンゴム系硬化性組成物
JPWO2014017579A1 (ja) * 2012-07-25 2016-07-11 住友ベークライト株式会社 シリコーンゴム系硬化性組成物

Also Published As

Publication number Publication date
DE69125106T2 (de) 1997-09-11
DE69125106D1 (de) 1997-04-17
EP0489518B1 (en) 1997-03-12
EP0489518A1 (en) 1992-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5110845A (en) Extrudable curable organosiloxane compositions
US4753978A (en) Curable organosiloxane compositions
AU683693B2 (en) Low viscosity curable organosiloxane compositions
EP0377185B1 (en) Organopolysiloxane compositions
US5908878A (en) High consistency platinum cure elastomer having improved physical properties for fluid handling applications
EP0586151B1 (en) Curable organosiloxane compositions containing organotitanate/microencapsulated platinum co-catalysts
CA1339331C (en) High consistency organosiloxane elastomer compositions curable by a platinum-catalyzed hydrosilation reaction
US5302632A (en) High consistency organosiloxane compositions comprising fluorinated and non-fluorinated polyorganosiloxanes
US5153244A (en) Curable organosiloxane composition yielding elastomers exhibiting reduced compression set values
CN101616996B (zh) 可加成反应固化的硅橡胶组合物和由其制备的模塑制品
JPS6324625B2 (ja)
US4946878A (en) Rapidly curable extrudable organosiloxane compositions
EP0489518B1 (en) Extrudable curable organosiloxane compositions exhibiting reduced compression set
US5859094A (en) Use of high molecular weight organopolysiloxanes to improve physical properties of liquid silicone rubber compositions
JP4471524B2 (ja) ロール成形用液状付加硬化型シリコーンゴム組成物
JP5888076B2 (ja) シリコーンゴム配合物の耐可塑戻り特性向上方法並びにシリコーンゴム硬化物の耐圧縮永久歪特性向上方法及び硬度差低減方法
TWI896807B (zh) 可混煉型矽酮膠組成物及矽酮膠硬化物
WO2023218904A1 (ja) ミラブル型シリコーンゴム組成物及びその硬化物
JP2012236976A (ja) シリコーンゴム配合物及びシリコーンゴム組成物の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000307