JPH0429471B2 - - Google Patents

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JPH0429471B2
JPH0429471B2 JP28128484A JP28128484A JPH0429471B2 JP H0429471 B2 JPH0429471 B2 JP H0429471B2 JP 28128484 A JP28128484 A JP 28128484A JP 28128484 A JP28128484 A JP 28128484A JP H0429471 B2 JPH0429471 B2 JP H0429471B2
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welding
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welding torch
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は大径鋼管の管端突き合せ部を内面側よ
り自動溶接する方法に関し、更に詳述すれば裏当
金として突き合せ部の外面に着脱自在に、また、
水冷可能になしてある銅製の当金を使用し、ま
た、突き合せ部内表面を溶接する溶接トーチの管
内表面に対する離隔距離等の溶接条件を、該突き
合せ部の周方向位置に応じて変更することとし
て、溶接仕上り品質の向上が図れ、また、能率の
良い溶接が行なえる自動溶接方法を提案するもの
である。 〔従来技術〕 管径2000mm程度の大径のパイプラインの建設
は、開先加工を施した管端を相互に突き合せ、そ
の突き合せ部を、該突き合せ部の内表面に沿うよ
うに周回移動可能になした溶接トーチにて溶接ト
ーチすることにより行われる。そして、このよう
な溶接方法としては第5図に部分縦断面図を、ま
た、第6図に部分横断面図を示す方法が公知であ
る。 第5図に示すように開先角度が約30゜となるよ
うに、内面側に開先加工を施してなる鋼板101
と鋼板102とを突き合せてなる突き合せ部の外
周には、共金溶接を行なうべく鋼製の裏当金31
を全周に亘つて溶着し、また、裏当金31の外周
には冷却用の銅板32を外嵌固定してある。 管内には図示しない自動溶接機を設置してあ
り、開先加工部には該自動溶接機の溶接トーチ2
01をその周方向への移動可能に臨ませてある。
そして、作業者が溶接トーチ201の位置、つま
り、第5図に示すように溶接トーチ201の先
端、具体的には後述するようにこれに挿通したワ
イヤの先端〜管内表面間距離a及びトーチ角度α
(アーク入射角であつて、具体的には第6図に示
すように管内表面の法線に対する溶接トーチ20
1の火口先201aの軸心の管周方向における傾
き角度α)を、突き合せ部の周方向位置に応じて
変更しつつ、溶接トーチ201を管内面の全周に
亘つて移動させることにより溶接を行なう方法で
あつた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 ところで、叙上の如き従来方法にあつては、裏
当金31を突き合せ部に隅肉溶接する作業が必要
であり、また、この溶接作業を行なう場合には、
これに先立つて両管101,102の芯合せ作業
を行なう必要がある。 しかしながら、従来方法にあつては第5図に示
すようにルートギヤツプ(開先加工部の底部の間
隔)が約8mm程度であつたため、両者101,1
02の芯合せ作業は両管101,102の管軸方
向の位置決めをした後、コの字状の“馬”を、そ
の脚を両管101,102に跨らせた状態で仮溶
接することにより行なつていた。このため、突き
合せ部の本来の溶接に先立つて、上記仮溶接及び
隅肉溶接が必要となり、また、突き合せ部の溶接
後“馬”を取外す必要があるため、これらに多大
の時間を費やす結果、能率のよい溶接を行なうこ
とができないという難点があつた。 また、裏当金31は突き合せ部の溶接中に溶融
し、突き合せ部の外表面に大きな凸部を形成して
残存し、溶接仕上り品質を劣化するという欠点も
あつた。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであ
り、裏波ビードのための溝を管側に、また、水冷
可能にしてある銅製の当金を、管端突き合せ部の
外面に、着脱可能に装着することにより、滑らか
な裏波ビードが形成できて、溶接仕上り品質に優
れ、また、能率のよい溶接が行なえる自動溶接方
法を提供することを目的とする。 本発明に係る自動溶接方法は、大径鋼管の管端
を相互に突き合せ、この突き合せ部の外面に当金
を装着し、その内表面に沿うようにして周回移動
可能になしてある溶接トーチを用いて該突き合せ
部を自動溶接する方法において、2つの大径鋼管
を芯合せして突き合せ、仮溶接し、裏波ビードの
ための溝を管側に形成してあり、また、水冷可能
にしてある銅製の当金を着脱可能にその突き合せ
部に外嵌固着し、突き合せ部の周方向位置に応じ
て、前記溶接トーチ先端の管内表面に対する距離
及び該溶接トーチの管内表面の法線に対する管周
方向の傾き角度を変更しつつ、突き合せ部を溶接
することを特徴とする。 〔実施例〕 以下本発明をその実施例を示す図面に基づいて
詳述する。第1図は本発明に係る自動溶接方法の
実施状態を示す正面図、第2図は第1図で示す溶
接ヘツド15周りの拡大図、第3図は当金3の拡大
縦断面図である。 管端部同士を相互に突き合せ溶接して延設し
た、直径2000mm程度の既溶接着1の未溶接側端面
には同径の未溶接管2を芯合せして、突き合せ、
この突き合せ部の開先内の適所にて仮溶接して両
者を連結してある。既溶接管1及び未溶接管2
夫々の突き合せ部には内面側に開先加工を施して
あり、突き合せ部における開先角度は約50゜とな
るように定め、また、両管1,2のルートギヤツ
プは0mmを目標とし、また、端面の平坦度の加工
精度を考慮して+3mm程度の公差を許容してあ
る。 突き合せ部の外周には適幅、適厚の1対の半円
環状の当金3,3を、夫々の周方向端部に形成し
た凸状の係止片3c,3c…間を1対のレバーブ
ロツク4,4を用いて緊締することにより、両管
1,2の突き合せ部に跨らせて外嵌固定してあ
り、レバーブロツク4,4の緊締を解除すると当
金3,3を突き合せ部から容易に離脱させ得るよ
うになつている。 当金3は第3図にその断面形状を示すように、
半円環状の銅板3aの外面に断面凹状の銅製の半
円環状部材3bの開口端を溶着したものであり、
その断面の略中央には角穴3dが形成される。角
穴3dの当金3の周方向両端部は閉塞されてい
る。銅板3aの内面中央には裏波ビードの形状を
滑らかな形状とし、また、仮溶接スポツトを位置
させるべく内面側に曲率中心を有する曲面溝3e
をその周方向の全長に亘つて形成してある。 当金3の周方向両端部の外面側には筒状の給、
排水ホース連結部5,6を夫々取付けてあり、そ
の穴は前記角穴3dに連通している。給水ホース
連結部5及び排水ホース連結部6には夫々給水ホ
ース5a、排水ホース6aの一端部を連結してあ
る。給水ホース5aの他端部は図示しない水ポン
プの吐出側に接続してあり、また排水ポンプ6a
の他端部は冷却水タンクに接続してあり、水ポン
プの駆動により角穴3d内には冷却水7が循環供
給されるようになつている。これにより当金3の
冷却が行なえる。 管内には管内表面に臨ませて溶接ヘツド15を
設けてある。溶接ヘツド15は管内に固定した固
定脚(図示せず)により管中心回りに周回可能に
支持されている。 溶接ヘツド15の管周方向の一側端部には該溶
接ヘツド15駆動用の電動機17を装備してあ
る。電動機17は管外に設けた駆動制御装置(図
示せず)からの信号により駆動され、ギヤ機構1
8を介してその駆動力を、溶接ヘツド15の管周
方向の一側端部寄りの位置に、管内表面上を周方
向に転動可能に取付けてある溶接ヘツド駆動輪1
9に伝達できるようになつている。これにより電
動機17が駆動されると、駆動輪19が管内表面
上を転動し、溶接ヘツド15が管中心回りに周回
移動することになる。なお、ギヤ機構18のギヤ
比により溶接ヘツド15を第1図中に矢符で示す
上昇方向に回動せしめた後、電動機17を停止せ
しめる場合でも溶接ヘツド15が下降方向に回動
する虞れはない。 なお、このような溶接ヘツド15の周回移動
は、管内表面上に同心状に環状ラツクを設け、前
記電動機17に連結したピニオンの駆動により行
うこととしてもよい。 溶接ヘツド15の駆動輪19取付位置と管周方
向が略同様の管内表面側には、該管内表面に沿わ
せるようにしてカツパシユー11を取付けてあ
る。カツパシユー11は溶接ヘツド15の移動に
伴い管内表面上を摺動する。 溶接ヘツド15の管周方向の他側端寄りの位置
には第2図に示すように管内表面の法線29に対
して、その先端に位置する火口先21aの軸心を
所定角度αだけ傾斜させて溶接トーチ21を取付
けてあり、また、溶接ヘツド15の管周方向の他
側端には、突き合せ部の開先加工面上を転動可能
にして、管周方向に適長離隔させた1対の倣いロ
ーラ20,20を取付けてある。溶接トーチ21
は第2図に示すように前記法線29側に湾曲した
形状となつており、その内部にはワイヤ21bを
適長突出させて挿通してある。 溶接トーチ21の傾き角度α及び溶接トーチ2
1の先端、具体的にはワイヤ21bの先端〜管内
表面間距離aは調整可能になつている。第2図に
示すように溶接ヘツド15の管周方向の中央部か
ら前記他側端にかけて前記駆動輪19側に湾曲し
てなるガイドレール23を取付けてある。ガイド
レール23の曲率中心はワイヤ21bの先端に一
致している。ガイドレール23には、その内部に
溶接トーチ21を支持するホルダ24を、該ホル
ダ24に装備した上ガイドローラ22a,22
a、下ガイドローラ22b間に挾むようにして装
着してある。ガイドローラ22a,22a,22
bはガイドレール23に沿つて転動可能になつて
おり、該ガイドローラ22a,22a,22bを
転動させることによりホルダ24の装着位置、つ
まり溶接トーチ21の前記傾き角度αを調整でき
るようになつている。 この調整は溶接ヘツド15の管内表面と反対側
の位置に設けた摘子25を回転し、連結部材26
を介して一端側をこれに連結してあり、また他端
を前記ホルダ24に螺合してある螺杆28を螺条
送りし、ホルダ24をガイドレール23に沿つて
移動させることにより行われる。なお、前述した
如くガイドレール24の曲率中心とワイヤ21b
の先端が一致しているため、この調整の間距離a
は不変である。 次に距離aの調節について説明する。ガイドレ
ール24の溶接ヘツド15の管周方向の中央部側
端部はガイドレール支持部材40に取付けてあ
る。ガイドレール支持部材40はこれに螺合させ
てある螺杆41を螺条送りすることにより、管内
表面に対して接離可能になつており、この送り量
を調整することにより距離aの調整が行なえる。 倣いローラ20,20は電動機17の駆動によ
り管内表面上を周回移動する溶接ヘツド15、つ
まり溶接トーチ21の管軸方向の開先倣いを行
い、これにより溶接トーチ21は開先加工部を正
確に溶接し、前記カツパシユー11の移動方向前
端部に溶接池を形成する。 次に本発明方法を実施する場合の手順について
詳しく説明する。未溶接管2をクレーンにて吊支
し、敷設してある既溶接管1と芯合せを行つて、
両管1,2の管端部を突き合せる。次いで、この
突き合せ部の開先内の適所を手溶接にて溶接し、
両管1,2を仮付けする。次に上述した如く1対
の当金3,3をレバーブロツク4,4を緊締する
ことにより突き合せ部外面に固定し、その後水ポ
ンプにて当金3,3内に冷却水7を循環させる。
次いで、管内に溶接ヘツド15を設置し、第5図
に示す管内面の周方向位置夫々について、第1表
に示す溶接条件に従つて溶接を実行する。第5図
は管内面の周方向位置を時計の時刻で示す略示正
面図であり、左右対称であるので右側半分は省略
している。第1表は溶接トーチ21が管周方向の
溶接位置に占位したときの溶接条件(距離a、傾
き角度α、開先形状、溶接電圧、溶接電流)を従
来方法のそれとを対比して示す表である。但し、
溶接条件は管周方向の左右対称位置については同
様であり、右側半分については省略する。また、
溶接対象の鋼管の寸法は直径2000mm、肉厚20mmで
ある。
〔効果〕
次に実施例に基づき本発明の効果を第2表によ
り説明する。第2表は本発明方法により管径2000
mm、肉厚14mm〜29mmの既溶接管、未溶接管の溶接
を行つた場合の、溶接部を撮像し、その仕上り品
質をX線3級フイルムにより検査した結果を示す
表である。
【表】 第2表より本発明方法による場合は仕上り品質
の合格率が高く、良好な結果が得られた。 また、本発明方法による場合は、芯合せ作業が
迅速に行なえ、また、ビード研磨に要する時間が
短縮できること等により、作業能率を従来方法に
よる場合よりも約14%向上せしめることができる
ことを確認できた。 以上の如き本発明方法による場合は、滑らかな
形状の裏波ビードを形成すべき曲面溝を備え、ま
た、水冷可能にしてある銅製の当金を管端突き合
せ部の外面に着脱自在に固定し、予め実験により
求めた溶接条件に従い管端突き合せ部を溶接する
ものであるので、能率のよい溶接が行え、また、
良好な溶接仕上り品質を得ることができる。 また、叙上の如き実施例による場合は、ルート
ギヤツプを実質的に0にして、既溶接管と未溶接
管とを突き合せ、この突き合せ部の開先内を仮溶
接することにより両管を芯合せ状態で連結するも
のであるので、両管の管軸方向の位置決めが容易
に行え、また、従来方法の如き“馬”付けを要せ
ず芯合せ作業が迅速に行え、更に一層溶接作業全
体の能率を大幅に向上せしめることができ、この
結果大幅なコストダウンが図れる等、本発明は優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の実施状態を示す正面図、
第2図は溶接ヘツド周りの拡大図、第3図は当金
の拡大横断面図、第4図は溶接位置を示す略示正
面図、第5図は従来方法の実施状態を示す部分縦
断面図、第6図はその部分横断面図である。 1……既溶接管、2……未溶接管、3,3……
当金、15……溶接ヘツド、21……溶接トー
チ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 大径鋼管の管端を相互に突き合せ、この突き
    合せ部の外面に当金を装着し、その内表面に沿う
    ようにして周回移動可能になしてある溶接トーチ
    を用いて、該突き合せ部を自動溶接する方法にお
    いて、 2つの大径鋼管を芯合せして突き合せ、仮溶接
    し、裏波ビードのための溝を管側に形成してあ
    り、また、水冷可能にしてある銅製の当金を着脱
    可能にその突き合せ部に外嵌固着し、突き合せ部
    の周方向位置に応じて、前記溶接トーチ先端の管
    内表面に対する距離及び該溶接トーチの管内表面
    の法線に対する管周方向の傾き角度を変更しつ
    つ、突き合せ部を溶接することを特徴とする自動
    溶接方法。 2 前記突き合せ部のルートギヤツプは実質的に
    0とすることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の自動溶接方法。
JP28128484A 1984-12-28 1984-12-28 自動溶接方法 Granted JPS61159275A (ja)

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JP28128484A JPS61159275A (ja) 1984-12-28 1984-12-28 自動溶接方法

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