JPH04295613A - リ−ダ−テ−プ - Google Patents
リ−ダ−テ−プInfo
- Publication number
- JPH04295613A JPH04295613A JP8326691A JP8326691A JPH04295613A JP H04295613 A JPH04295613 A JP H04295613A JP 8326691 A JP8326691 A JP 8326691A JP 8326691 A JP8326691 A JP 8326691A JP H04295613 A JPH04295613 A JP H04295613A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- leader
- leader tape
- light transmittance
- acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は磁気テ−プの端末に連
続して接続されるリ−ダ−テ−プに関し、さらに詳しく
は、光透過率が大きくて帯電性が充分に低減されたリ−
ダ−テ−プに関する。
続して接続されるリ−ダ−テ−プに関し、さらに詳しく
は、光透過率が大きくて帯電性が充分に低減されたリ−
ダ−テ−プに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、リ−ダ−テ−プは、透明性の良
好なものを磁気テ−プの端末に接続し、磁性層を有する
磁気テ−プとの光透過率の差をセンサで検出することに
よって、磁気テ−プの端末の検出を行ったりするのに使
用されるもので、透明性、機械的強度、柔軟性および寸
法安定性などの面から、通常、ポリエステルフィルムな
どのプラスチックベ−スフィルムが用いられている。と
ころが、このプラスチックベ−スフィルムは電気抵抗が
大きいため繰り返し走行により大きく帯電して周囲の塵
埃などが付着しやすく、これが磁気ヘッドに転着してド
ロップアウトが生じるなどの好ましくない結果を招く。 そこで、従来からリ−ダ−テ−プに帯電防止処理を施す
ことが試みられており、例えば、白色顔料を主成分とす
る塗膜をポリエステルベ−スフィルム上に形成したり(
特公昭51−36044号)、或いはポリエステルベ−
スフィルム上に金属の蒸着膜をストライプ状に設けたり
(実公昭46−14349号)、カ−ボンを含む塗膜を
ポリエステルベ−スフィルム上に形成することが行われ
ている。
好なものを磁気テ−プの端末に接続し、磁性層を有する
磁気テ−プとの光透過率の差をセンサで検出することに
よって、磁気テ−プの端末の検出を行ったりするのに使
用されるもので、透明性、機械的強度、柔軟性および寸
法安定性などの面から、通常、ポリエステルフィルムな
どのプラスチックベ−スフィルムが用いられている。と
ころが、このプラスチックベ−スフィルムは電気抵抗が
大きいため繰り返し走行により大きく帯電して周囲の塵
埃などが付着しやすく、これが磁気ヘッドに転着してド
ロップアウトが生じるなどの好ましくない結果を招く。 そこで、従来からリ−ダ−テ−プに帯電防止処理を施す
ことが試みられており、例えば、白色顔料を主成分とす
る塗膜をポリエステルベ−スフィルム上に形成したり(
特公昭51−36044号)、或いはポリエステルベ−
スフィルム上に金属の蒸着膜をストライプ状に設けたり
(実公昭46−14349号)、カ−ボンを含む塗膜を
ポリエステルベ−スフィルム上に形成することが行われ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、白色顔料を
主成分とする塗膜や、金属の蒸着膜をストライプ状に設
けたものは、帯電防止効果が不充分で、光透過率も未だ
小さく、繰り返し使用時にドロップアウトが増加すると
いう問題がある。また、カ−ボンを含む塗膜は、表面電
気抵抗を低減して109 Ω/sqとすることはできて
も、光透過率が60%程度で、75%以上の光透過率は
得られず、特に、近年の高記録密度化にともない、リ−
ダ−テ−プは、光透過率が75%以上で、かつ表面電気
抵抗を109 Ω/sq以下にすることが望まれるが、
この要求に応えることができない。
主成分とする塗膜や、金属の蒸着膜をストライプ状に設
けたものは、帯電防止効果が不充分で、光透過率も未だ
小さく、繰り返し使用時にドロップアウトが増加すると
いう問題がある。また、カ−ボンを含む塗膜は、表面電
気抵抗を低減して109 Ω/sqとすることはできて
も、光透過率が60%程度で、75%以上の光透過率は
得られず、特に、近年の高記録密度化にともない、リ−
ダ−テ−プは、光透過率が75%以上で、かつ表面電気
抵抗を109 Ω/sq以下にすることが望まれるが、
この要求に応えることができない。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明はかかる現状に
鑑み種々検討を行った結果なされたもので、光透過率が
良好なクリアな塗膜をベ−スフィルム上に形成するだけ
で導電性を発揮する有機導電性高分子化合物を用い、こ
の有機導電性高分子化合物からなる帯電防止層をベ−ス
フィルム上に設けることによって、光透過率が75%以
上で、表面電気抵抗が109 Ω/sq以下にしたリ−
ダ−テ−プを得、たとえ高記録密度の場合においても、
帯電防止効果を充分に向上させて、繰り返し使用時のド
ロップアウトの発生を抑制するとともに、光透過率が7
5%以上の良好な透明性でもって、磁気テ−プの端末が
間違って検出され、VTR等の誤動作を招いたりするこ
とがないようにしたものである。
鑑み種々検討を行った結果なされたもので、光透過率が
良好なクリアな塗膜をベ−スフィルム上に形成するだけ
で導電性を発揮する有機導電性高分子化合物を用い、こ
の有機導電性高分子化合物からなる帯電防止層をベ−ス
フィルム上に設けることによって、光透過率が75%以
上で、表面電気抵抗が109 Ω/sq以下にしたリ−
ダ−テ−プを得、たとえ高記録密度の場合においても、
帯電防止効果を充分に向上させて、繰り返し使用時のド
ロップアウトの発生を抑制するとともに、光透過率が7
5%以上の良好な透明性でもって、磁気テ−プの端末が
間違って検出され、VTR等の誤動作を招いたりするこ
とがないようにしたものである。
【0005】この発明において、帯電防止層に使用され
る有機導電性高分子化合物としては、ポリアニリン、ポ
リピロ−ル−3−アルカンスルホン酸、ポリ3,4−ジ
置換ピロ−ル、ポリ3−アルキルチオフエンなどが挙げ
られる他、特に下記のポリアニリンは、従来知られてい
るポリアニリン〔A.G.MacDiarmid et
al. 、SntheticMetals 、21、
21(1987)、J.Tang、Synthetic
Metals、24、231(1988) 〕に比べ
、はるかに高分子量でありながら、有機溶媒に可溶であ
るため、容易にクリアな塗膜を形成することができ、し
かもこのクリアな塗膜が強靭で可撓性にすぐれるととも
に、高い引っ張り強度を有しており、この塗膜にプロト
ン酸をド−ピングすることにより導電性を付与できるた
め、好適な有機導電性高分子化合物として用いられる。 これらはいずれも溶媒に溶解しただけでベ−スフイルム
上に塗布でき、導電性のクリアな塗膜を形成して、優れ
た帯電防止効果を有し、透明性もよくて、光透過率が極
めて大きい。また、塗布、乾燥後のポリアニリン塗膜は
、再び溶媒に溶解することはなく、基材との密着性も良
好である。
る有機導電性高分子化合物としては、ポリアニリン、ポ
リピロ−ル−3−アルカンスルホン酸、ポリ3,4−ジ
置換ピロ−ル、ポリ3−アルキルチオフエンなどが挙げ
られる他、特に下記のポリアニリンは、従来知られてい
るポリアニリン〔A.G.MacDiarmid et
al. 、SntheticMetals 、21、
21(1987)、J.Tang、Synthetic
Metals、24、231(1988) 〕に比べ
、はるかに高分子量でありながら、有機溶媒に可溶であ
るため、容易にクリアな塗膜を形成することができ、し
かもこのクリアな塗膜が強靭で可撓性にすぐれるととも
に、高い引っ張り強度を有しており、この塗膜にプロト
ン酸をド−ピングすることにより導電性を付与できるた
め、好適な有機導電性高分子化合物として用いられる。 これらはいずれも溶媒に溶解しただけでベ−スフイルム
上に塗布でき、導電性のクリアな塗膜を形成して、優れ
た帯電防止効果を有し、透明性もよくて、光透過率が極
めて大きい。また、塗布、乾燥後のポリアニリン塗膜は
、再び溶媒に溶解することはなく、基材との密着性も良
好である。
【0006】有機溶媒に可溶な高分子量のポリアニリン
は、酸解離定数pKa値が 3.0以下であるプロトン
酸の存在下、溶媒中にて、アニリンに、温度を5℃以下
に保持しつつ、標準水素電極を基準とする還元半電池反
応における起電力として定められる標準電極電位が 0
.6V以上である酸化剤の水溶液を、酸化剤1分子を還
元するのに必要な電子数で割った量として定義される当
量で、2当量以上、好ましくは2〜2.5 当量徐々に
加えて、上記プロトン酸にてド−ピングされたアニリン
の酸化重合体を生成させ、ついで、この重合体を塩基性
物質によって脱ド−ピングすることによって得ることが
できる。
は、酸解離定数pKa値が 3.0以下であるプロトン
酸の存在下、溶媒中にて、アニリンに、温度を5℃以下
に保持しつつ、標準水素電極を基準とする還元半電池反
応における起電力として定められる標準電極電位が 0
.6V以上である酸化剤の水溶液を、酸化剤1分子を還
元するのに必要な電子数で割った量として定義される当
量で、2当量以上、好ましくは2〜2.5 当量徐々に
加えて、上記プロトン酸にてド−ピングされたアニリン
の酸化重合体を生成させ、ついで、この重合体を塩基性
物質によって脱ド−ピングすることによって得ることが
できる。
【0007】このようにして得られるポリアニリンは、
N−メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルアセト
アミド、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、
スルホランなどに溶解するが、テトラヒドロフラン、8
0重量%酢酸水溶液、60重量%ギ酸水溶液、アセトニ
トリルなどには溶解しない。
N−メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルアセト
アミド、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、
スルホランなどに溶解するが、テトラヒドロフラン、8
0重量%酢酸水溶液、60重量%ギ酸水溶液、アセトニ
トリルなどには溶解しない。
【0008】このため、ポリアニリンの溶液を用いてベ
−スフィルム上にクリアな塗膜を形成するときは、これ
らポリアニリンを溶解する溶媒が用いられるが、強靭で
可撓性性に優れた塗膜を得るためには、N−メチル−2
−ピロリドン中で30℃で測定した極限粘度が0.40
dl/g以上の前記のポリアニリンを用いることが望ま
しい。
−スフィルム上にクリアな塗膜を形成するときは、これ
らポリアニリンを溶解する溶媒が用いられるが、強靭で
可撓性性に優れた塗膜を得るためには、N−メチル−2
−ピロリドン中で30℃で測定した極限粘度が0.40
dl/g以上の前記のポリアニリンを用いることが望ま
しい。
【0009】また、このようにして得られるアニリンの
酸化重合体のクリアな塗膜は、繰り返し単位としてキノ
ンジイミン構造単位およびフェニレンジアミン構造単位
を有し、特につぎの一般式、化1
酸化重合体のクリアな塗膜は、繰り返し単位としてキノ
ンジイミン構造単位およびフェニレンジアミン構造単位
を有し、特につぎの一般式、化1
【化1】(但し、式中、mおよびnはそれぞれ繰り返し
単位中のキノンジイミン構造単位およびフェニレンジア
ミン構造単位のモル分率を示し、0<m<1、0<n<
1、m+n=1である。)で表される化学構造を主たる
繰り返し単位として有する重合体からなるものであるこ
とが好ましい。
単位中のキノンジイミン構造単位およびフェニレンジア
ミン構造単位のモル分率を示し、0<m<1、0<n<
1、m+n=1である。)で表される化学構造を主たる
繰り返し単位として有する重合体からなるものであるこ
とが好ましい。
【0010】また、プロトン酸のド−ピングによって得
られた塗膜の導電性は、電子伝導性であるため湿度の影
響をほとんど受けないという特徴を有し、ド−ピングに
よって得られる導電性塗膜の電導度は、用いるプロトン
酸のpKa値が4.8以下のプロトン酸が有効で、pK
a値が1〜4のプロトン酸を用いるときは、そのpKa
値が小さいほど得られる塗膜の電導度が高い。しかし、
pKa値が1より小さいときは、得られる塗膜の電導度
はほとんど変化せず、ほぼ一定になる。
られた塗膜の導電性は、電子伝導性であるため湿度の影
響をほとんど受けないという特徴を有し、ド−ピングに
よって得られる導電性塗膜の電導度は、用いるプロトン
酸のpKa値が4.8以下のプロトン酸が有効で、pK
a値が1〜4のプロトン酸を用いるときは、そのpKa
値が小さいほど得られる塗膜の電導度が高い。しかし、
pKa値が1より小さいときは、得られる塗膜の電導度
はほとんど変化せず、ほぼ一定になる。
【0011】ここで、使用可能なプロトン酸としては、
硫酸、硝酸、塩酸、過塩素酸、フッ化水素酸、シュウ酸
、ギ酸、酢酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスル
ホン酸、ピクリン酸、m−ニトロ安息香酸、ジクロロ酢
酸、ポリスチレンスルホン酸、ポリビニルスルホン、ポ
リアリルスルホン酸、ポリビニル硫酸などが挙げられる
。
硫酸、硝酸、塩酸、過塩素酸、フッ化水素酸、シュウ酸
、ギ酸、酢酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスル
ホン酸、ピクリン酸、m−ニトロ安息香酸、ジクロロ酢
酸、ポリスチレンスルホン酸、ポリビニルスルホン、ポ
リアリルスルホン酸、ポリビニル硫酸などが挙げられる
。
【0012】このようなド−プ状態のポリアニリンなど
の有機導電性高分子化合物からなる帯電防止層は、通常
、有機導電性高分子化合物を前記の溶媒に溶解して帯電
防止層用溶液を調製し、これをベ−スフィルム上に塗布
し、乾燥して形成される。このため、この発明において
は帯電防止層を薄くしても初期の効果は得られるが、1
.0μmより厚くすると光透過率が悪くなるため、帯電
防止層は 1.0μm以下にするのが好ましい。
の有機導電性高分子化合物からなる帯電防止層は、通常
、有機導電性高分子化合物を前記の溶媒に溶解して帯電
防止層用溶液を調製し、これをベ−スフィルム上に塗布
し、乾燥して形成される。このため、この発明において
は帯電防止層を薄くしても初期の効果は得られるが、1
.0μmより厚くすると光透過率が悪くなるため、帯電
防止層は 1.0μm以下にするのが好ましい。
【0013】このような帯電防止層を形成するベ−スフ
イルムとしては、ポリエチレンテレフタレ−ト、ポリエ
チレン−2,6−ナフタレ−トなどのポリエステル類、
ポリエチレン、ポリプロピリレンなどのポリオレフイン
類、セルロ−ストリアセテ−ト、セルロ−スダイアセテ
−トなどのセルロ−ス誘導体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩
化ビニリデンなどのビニル系樹脂、ポリカ−ボネ−ト、
ポリイミド、ポリアミドなどの透明性が良好で、機械的
強度、柔軟性および寸法安定性に優れたプラスチックベ
−スフィルムが好ましく使用される。
イルムとしては、ポリエチレンテレフタレ−ト、ポリエ
チレン−2,6−ナフタレ−トなどのポリエステル類、
ポリエチレン、ポリプロピリレンなどのポリオレフイン
類、セルロ−ストリアセテ−ト、セルロ−スダイアセテ
−トなどのセルロ−ス誘導体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩
化ビニリデンなどのビニル系樹脂、ポリカ−ボネ−ト、
ポリイミド、ポリアミドなどの透明性が良好で、機械的
強度、柔軟性および寸法安定性に優れたプラスチックベ
−スフィルムが好ましく使用される。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例について説明する。
実施例1
撹拌装置、温度計および滴下ロ−トを備えた1リットル
容量のセパラブルフラスコに、蒸留水450g、36重
量%塩酸30mlおよびアニリン30g(0.322
モル)をこの順序で仕込み、アニリンを溶解させた。別
に、氷水で冷却しながら、ビ−カ−中の蒸留水112g
に97重量%濃硫酸32g(0.32モル)を加え、混
合して、硫酸水溶液を調製し、この硫酸水溶液を上記の
セパラブルフラスコに加え、フラスコ全体を氷水で5℃
以下の温度まで冷却した。また、ビ−カ−中にて、蒸留
水172gにペルオキソ二硫酸アンモニウム73.5g
(0.322 モル)を加え、溶解させて、酸化剤水溶
液を調製した。
容量のセパラブルフラスコに、蒸留水450g、36重
量%塩酸30mlおよびアニリン30g(0.322
モル)をこの順序で仕込み、アニリンを溶解させた。別
に、氷水で冷却しながら、ビ−カ−中の蒸留水112g
に97重量%濃硫酸32g(0.32モル)を加え、混
合して、硫酸水溶液を調製し、この硫酸水溶液を上記の
セパラブルフラスコに加え、フラスコ全体を氷水で5℃
以下の温度まで冷却した。また、ビ−カ−中にて、蒸留
水172gにペルオキソ二硫酸アンモニウム73.5g
(0.322 モル)を加え、溶解させて、酸化剤水溶
液を調製した。
【0015】次いで、前記のフラスコ全体を低温恒温槽
で冷却し、反応混合物の温度を−3℃以下に保持しつつ
、撹拌下に上記ペルオキソ二硫酸アンモニウム水溶液を
アニリン塩の水溶液に徐々に105分を要して滴下した
。その結果、最初、無色透明の溶液が重合の進行に伴い
緑青色から黒緑色となり、ついで黒緑色の粉末が析出し
た。
で冷却し、反応混合物の温度を−3℃以下に保持しつつ
、撹拌下に上記ペルオキソ二硫酸アンモニウム水溶液を
アニリン塩の水溶液に徐々に105分を要して滴下した
。その結果、最初、無色透明の溶液が重合の進行に伴い
緑青色から黒緑色となり、ついで黒緑色の粉末が析出し
た。
【0016】ペルオキソ二硫酸アンモニウム水溶液の滴
下終了後、さらに−3℃の温度にて45分間撹拌を続け
た。そして、このド−プ状態の有機導電性高分子化合物
を含むフラスコ中の反応混合物に、25重量%アンモニ
ア水150mlを加え、冷却下 1.5時間撹拌したと
ころ、反応混合物は黒緑色から青紫色に変化した。
下終了後、さらに−3℃の温度にて45分間撹拌を続け
た。そして、このド−プ状態の有機導電性高分子化合物
を含むフラスコ中の反応混合物に、25重量%アンモニ
ア水150mlを加え、冷却下 1.5時間撹拌したと
ころ、反応混合物は黒緑色から青紫色に変化した。
【0017】次ぎに、ブフナ−ロ−トにて粉末をろ別し
、ビ−カ−中で撹拌しながら蒸留水にてろ液が中性にな
るまで繰り返して洗浄し、さらにろ液が無色になるまで
アセトンにて洗浄した。そして、粉末を室温にて10時
間真空乾燥して、黒褐色の脱ド−プ状態の重合体粉末2
2.5gを得た。
、ビ−カ−中で撹拌しながら蒸留水にてろ液が中性にな
るまで繰り返して洗浄し、さらにろ液が無色になるまで
アセトンにて洗浄した。そして、粉末を室温にて10時
間真空乾燥して、黒褐色の脱ド−プ状態の重合体粉末2
2.5gを得た。
【0018】この重合体粉末は、N−メチル−2−ピロ
リドンに可溶性であって、溶解度は溶剤100gに対し
て8gであった。また、これを溶剤として、30℃で測
定した極限粘度は1.20であった。また、この重合体
粉末のジメチルスルホキシドおよびジメチルホルムアミ
ドに対する溶解性は1重量%以下であり、テトラヒドロ
フラン、ピリジン、80重量%酢酸水溶液、60重量%
ギ酸水溶液には実質的に溶解しなかった。
リドンに可溶性であって、溶解度は溶剤100gに対し
て8gであった。また、これを溶剤として、30℃で測
定した極限粘度は1.20であった。また、この重合体
粉末のジメチルスルホキシドおよびジメチルホルムアミ
ドに対する溶解性は1重量%以下であり、テトラヒドロ
フラン、ピリジン、80重量%酢酸水溶液、60重量%
ギ酸水溶液には実質的に溶解しなかった。
【0019】このようにして得られた可溶性ポリアニリ
ン粉末をN−メチル−2−ピロリドンに溶解して、この
可溶性ポリアニリン粉末の 0.5重量%N−メチル−
2−ピロリドン溶液を調製し、厚さ21μmのポリエチ
レンテレフタレ−トフィルム上に塗布、乾燥した。そし
て、得られた複合フィルムを1N硫酸水溶液にてド−ピ
ングしたのちアセトンで洗浄し、乾燥して、導電性の帯
電防止層を形成した。このときの帯電防止層の断面を透
過型電子顕微鏡で観察した結果、帯電防止層の厚さは0
.08μmであった。しかる後、所定の長さ及び巾に裁
断して、リ−ダ−テ−プを作製した。
ン粉末をN−メチル−2−ピロリドンに溶解して、この
可溶性ポリアニリン粉末の 0.5重量%N−メチル−
2−ピロリドン溶液を調製し、厚さ21μmのポリエチ
レンテレフタレ−トフィルム上に塗布、乾燥した。そし
て、得られた複合フィルムを1N硫酸水溶液にてド−ピ
ングしたのちアセトンで洗浄し、乾燥して、導電性の帯
電防止層を形成した。このときの帯電防止層の断面を透
過型電子顕微鏡で観察した結果、帯電防止層の厚さは0
.08μmであった。しかる後、所定の長さ及び巾に裁
断して、リ−ダ−テ−プを作製した。
【0020】実施例2
実施例1における帯電防止層の形成において、ド−ピン
グを1N硫酸水溶液に代えて1Nポリビニルスルホン酸
水溶液で行った以外は、実施例1と同様にして帯電防止
層を形成し、リ−ダ−テ−プを作製した。
グを1N硫酸水溶液に代えて1Nポリビニルスルホン酸
水溶液で行った以外は、実施例1と同様にして帯電防止
層を形成し、リ−ダ−テ−プを作製した。
【0021】実施例3
実施例1における帯電防止層の形成において、ド−ピン
グを1N硫酸水溶液に代えて1Nポリスチレンスルホン
酸水溶液で行った以外は、実施例1と同様にして帯電防
止層を形成し、リ−ダ−テ−プを作製した。
グを1N硫酸水溶液に代えて1Nポリスチレンスルホン
酸水溶液で行った以外は、実施例1と同様にして帯電防
止層を形成し、リ−ダ−テ−プを作製した。
【0022】比較例1
カ−ボンブラック(モ−ガルL、キヤボット社
製) 90.0重量部 ゲ−
タイト(Y−LOP、チタン工業社製)
10.0 〃 塩化ビ
ニル−酢酸ビニル−ビニルアルコ−ル共重合体
33.3 〃 (エスレック
A、積水化学社製) 熱可塑性ポリウレタン樹脂
(パラプレン22S、日本 20.0
〃 ポリウレタン工業社製) 三官能性イソシアネ−ト架橋剤(コロネ−トL
、日本 13.3 〃
ポリウレタン工業社製) シクロヘキサノン
330.0 〃 トルエン
330.0 〃
この組成物をボ−ルミル中で96時間混合分散して帯
電防止層用塗料を調製し、この帯電防止層用塗料を、厚
さ21μmのポリエチレンテレフタレ−トフィルム上に
塗布、乾燥して、乾燥厚が 0.5μmの帯電防止層を
形成した。しかる後、所定の長さ及び巾に裁断して、リ
−ダ−テ−プを作製した。
製) 90.0重量部 ゲ−
タイト(Y−LOP、チタン工業社製)
10.0 〃 塩化ビ
ニル−酢酸ビニル−ビニルアルコ−ル共重合体
33.3 〃 (エスレック
A、積水化学社製) 熱可塑性ポリウレタン樹脂
(パラプレン22S、日本 20.0
〃 ポリウレタン工業社製) 三官能性イソシアネ−ト架橋剤(コロネ−トL
、日本 13.3 〃
ポリウレタン工業社製) シクロヘキサノン
330.0 〃 トルエン
330.0 〃
この組成物をボ−ルミル中で96時間混合分散して帯
電防止層用塗料を調製し、この帯電防止層用塗料を、厚
さ21μmのポリエチレンテレフタレ−トフィルム上に
塗布、乾燥して、乾燥厚が 0.5μmの帯電防止層を
形成した。しかる後、所定の長さ及び巾に裁断して、リ
−ダ−テ−プを作製した。
【0023】比較例2
実施例1において、帯電防止層の形成を省き、ポリエチ
レンテレフタレ−トフィルムをそのまま所定の長さ及び
巾に裁断して、リ−ダ−テ−プとした。
レンテレフタレ−トフィルムをそのまま所定の長さ及び
巾に裁断して、リ−ダ−テ−プとした。
【0024】各実施例および比較例で得られたリ−ダ−
テ−プについて、光透過率および表面電気抵抗を測定し
た。光透過率は、光源色温度2000±2000K、試
料面照度1500LXとし、光源を遮蔽して入射光のな
い状態を0%、遮蔽物を除去して入射光を与えた状態を
100%として測定し、表面電気抵抗は、断面が半径1
cmの1/4の円をなす2本の棒状金属製電極を12.
7cm離して置き、これらの上に直角にリ−ダ−テ−プ
の帯電防止層側を接して置いて、リ−ダ−テ−プの両端
に160gの分銅をつるし、この電極に500Vの直流
電圧を印加したときの抵抗値から求めた。(JISC6
240)下記表1はその結果である。
テ−プについて、光透過率および表面電気抵抗を測定し
た。光透過率は、光源色温度2000±2000K、試
料面照度1500LXとし、光源を遮蔽して入射光のな
い状態を0%、遮蔽物を除去して入射光を与えた状態を
100%として測定し、表面電気抵抗は、断面が半径1
cmの1/4の円をなす2本の棒状金属製電極を12.
7cm離して置き、これらの上に直角にリ−ダ−テ−プ
の帯電防止層側を接して置いて、リ−ダ−テ−プの両端
に160gの分銅をつるし、この電極に500Vの直流
電圧を印加したときの抵抗値から求めた。(JISC6
240)下記表1はその結果である。
【0025】
【0026】〔発明の効果〕上記表1から明らかなよう
に、実施例1ないし3で得られたリ−ダ−テ−プは、光
透過率がいずれも75%以上で、表面電気抵抗が109
以下と充分に小さく、このことからこの発明によって
得られるリ−ダ−テ−プは、透明性が良好で表面電気抵
抗が充分に低減されていることがわかる。
に、実施例1ないし3で得られたリ−ダ−テ−プは、光
透過率がいずれも75%以上で、表面電気抵抗が109
以下と充分に小さく、このことからこの発明によって
得られるリ−ダ−テ−プは、透明性が良好で表面電気抵
抗が充分に低減されていることがわかる。
Claims (4)
- 【請求項1】 磁気テ−プの端末に連続して接続され
るリ−ダ−テ−プにおいて、光透過率が75%以上で、
少なくとも片面の表面電気抵抗が109 Ω/sq以下
であることを特徴とするリ−ダ−テ−プ。 - 【請求項2】 ベ−スフィルムの片面もしくは両面に
有機導電性高分子化合物からなる透明な帯電防止層を設
けた請求項1記載のリ−ダ−テ−プ。 - 【請求項3】 有機導電性高分子化合物が主としてド
−プ状態のポリアニリンである請求項2記載のリ−ダ−
テ−プ。 - 【請求項4】 ド−プ状態のポリアニリンが、一般式
、化1 【化1】 (但し、式中、mおよびnはそれぞれ繰り返し単位中の
キノンジイミン構造単位およびフェニレンジアミン構造
単位のモル分率を示し、0<m<1、m+n=1である
。)で表される化学構造を主たる繰り返し単位として有
する重合体であって、脱ド−プ状態において有機溶媒に
可溶性であり、かつN−メチル−2−ピロリドン中で3
0℃で測定した極限粘度が0.40dl/g以上である
有機重合体にpKa値が 4.8以下のプロトン酸をド
−ピングしてなるポリアニリンである請求項3記載のリ
−ダ−テ−プ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8326691A JPH04295613A (ja) | 1991-03-23 | 1991-03-23 | リ−ダ−テ−プ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8326691A JPH04295613A (ja) | 1991-03-23 | 1991-03-23 | リ−ダ−テ−プ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04295613A true JPH04295613A (ja) | 1992-10-20 |
Family
ID=13797553
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8326691A Withdrawn JPH04295613A (ja) | 1991-03-23 | 1991-03-23 | リ−ダ−テ−プ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04295613A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1204114A4 (en) * | 1999-07-09 | 2006-12-13 | Fuji Photo Film Co Ltd | CASSETTE MAGNETIC TAPE |
-
1991
- 1991-03-23 JP JP8326691A patent/JPH04295613A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1204114A4 (en) * | 1999-07-09 | 2006-12-13 | Fuji Photo Film Co Ltd | CASSETTE MAGNETIC TAPE |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5109070A (en) | Compositions of insulating polymers and sulfonated polyaniline compositions and uses thereof | |
| Cao et al. | Counter-ion induced processibility of conducting polyaniline and of conducting polyblends of polyaniline in bulk polymers | |
| US5993694A (en) | Water-soluble electrically-conductive polyaniline and method for production thereof and antistatic agent using water-soluble electrically-conductive polymer | |
| US5093439A (en) | Processes for preparation of sulfonated polyaniline compositions and uses thereof | |
| Miller | Conducting polymers—materials of commerce | |
| Anand et al. | Conducting polyaniline blends and composites | |
| DE69013099T2 (de) | Magnetischer Aufzeichnungsträger. | |
| Erdem et al. | Synthesis and properties of oxalic acid‐doped polyaniline | |
| US20050156145A1 (en) | Deaggregated electrically conductive polymers and precursors thereof | |
| Firat et al. | Electrochemical synthesis of polyaniline/inorganic salt binary nanofiber thin films for electrochromic applications | |
| DE3804521A1 (de) | Elektrisch leitende beschichtungsmasse, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung | |
| US7390439B2 (en) | Sulphonic acids as dopants for polyaniline and for conductive polyaniline-based composite materials | |
| JP4126789B2 (ja) | 透明電気伝導性ポリマー | |
| Udum et al. | Electrochemical preparation of a soluble conducting aniline–thiophene copolymer | |
| JP4491098B2 (ja) | 低温で導電性ポリチオフェン層を形成するための方法 | |
| JP2002275261A (ja) | 導電性ポリアニリン組成物、そのフィルム及びそれらの製造方法 | |
| US5980784A (en) | Method for producing soluble conductive polymer having acidic group | |
| JPH04295613A (ja) | リ−ダ−テ−プ | |
| EP0136626B1 (de) | Gegen HCN-Abspaltung stabilisierte, TCNQ-Komplexe enthaltende organische Polymere | |
| DE3717668A1 (de) | Elektrisch leitende beschichtungsmasse, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung | |
| JP3155723B2 (ja) | 水溶性導電性高分子を用いた帯電防止剤 | |
| JP2010163550A (ja) | 導電性組成物およびこれを用いる帯電防止材 | |
| JPH0339379A (ja) | 剥離シート及び粘着テープ | |
| Udum et al. | A new self-doped copolymer consisting of 3-methyl thiophene and aniline units | |
| Zhang et al. | Morphology and thermal properties of conductive polyaniline/polyamide composite films |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980514 |