JPH0429646A - ディファレンシャル装置 - Google Patents
ディファレンシャル装置Info
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- JPH0429646A JPH0429646A JP13260090A JP13260090A JPH0429646A JP H0429646 A JPH0429646 A JP H0429646A JP 13260090 A JP13260090 A JP 13260090A JP 13260090 A JP13260090 A JP 13260090A JP H0429646 A JPH0429646 A JP H0429646A
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- Japan
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- differential
- clutch plate
- side gear
- plate set
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
本発明は、粘性流体を介してトルク伝達を行うビスカス
カップリングにより、自動的に差動を制限されるディフ
ァレンシャル装置に関する。
カップリングにより、自動的に差動を制限されるディフ
ァレンシャル装置に関する。
[従来の技術]
一般に、例えば車両の左右駆動軸間の動力伝達系に使用
されるディファレンシャル装置は、ハウジング内におい
て回転自在に支持され、駆動されるディファレンシャル
ケースと、該ディファレンシャルケース内に同軸線上で
回転自在に収納される二つのサイドギアと、前記ディフ
ァレンシャルケースの回転軸線に対して直角なピニオン
シャフト上に回転可能に配置されて前記サイドギアと噛
み合っているピニオンギアとを備えており、前記両サイ
ドギアにそれぞれ左右の駆動軸が結合されている。前記
ディファレンシャル装置の差動制限装置として使用され
るビスカスカップリングは、カンブリングハウジングと
して延長された構造の前記ディファレンシャルケース内
に収容されている。
されるディファレンシャル装置は、ハウジング内におい
て回転自在に支持され、駆動されるディファレンシャル
ケースと、該ディファレンシャルケース内に同軸線上で
回転自在に収納される二つのサイドギアと、前記ディフ
ァレンシャルケースの回転軸線に対して直角なピニオン
シャフト上に回転可能に配置されて前記サイドギアと噛
み合っているピニオンギアとを備えており、前記両サイ
ドギアにそれぞれ左右の駆動軸が結合されている。前記
ディファレンシャル装置の差動制限装置として使用され
るビスカスカップリングは、カンブリングハウジングと
して延長された構造の前記ディファレンシャルケース内
に収容されている。
前記ビスカスカンプリングは、前記カップリングハウジ
ングの回転軸線方向に摺動可能であって且つ該カップリ
ングハウジングと共に回転可能に配置されたアウタープ
レート組と、前記駆動軸の一方と共に回転可能に配置さ
れた伝達部材の回転軸線方向に摺動可能であって且つ該
伝達部材上共に回転可能に配置されたインナープレート
組と、粘性流体が封入された作動室とを備えており、前
記アウタープレート組及びインナープレート組の各プレ
ートは前記作動室内で交互に配置されていて、少なくと
も一方のプレート組のプレートは互いに間隔を保たれて
いる。
ングの回転軸線方向に摺動可能であって且つ該カップリ
ングハウジングと共に回転可能に配置されたアウタープ
レート組と、前記駆動軸の一方と共に回転可能に配置さ
れた伝達部材の回転軸線方向に摺動可能であって且つ該
伝達部材上共に回転可能に配置されたインナープレート
組と、粘性流体が封入された作動室とを備えており、前
記アウタープレート組及びインナープレート組の各プレ
ートは前記作動室内で交互に配置されていて、少なくと
も一方のプレート組のプレートは互いに間隔を保たれて
いる。
そこで、直進時のように左右の駆動軸が同し回転数で回
転している際には、ドライブシャフトからディファレン
ソヤルケースに伝えられた駆動力は、ピニオンギアを介
して左右のサイドギアに均等に伝達され、左右の駆動軸
を均等に駆動する。
転している際には、ドライブシャフトからディファレン
ソヤルケースに伝えられた駆動力は、ピニオンギアを介
して左右のサイドギアに均等に伝達され、左右の駆動軸
を均等に駆動する。
次に、例えば一方の駆動輪が空転し、ドライブシャフト
からの駆動力によるディファレンシャルケースの回転と
前記伝達部材を配置された駆動軸との間に回転数差が佳
し始めると、シリコンオイルの剪断抵抗によって、ディ
ファレンシャルケースに係合されたアウタープレート組
及び伝達部材に係合されたインナープレート組の間でト
ルク伝達が行われ、ディファレンシャルケースと前記伝
達部材を配置された駆動軸とを同回転数で回転させよう
とする差動制限が住しる。即ち、空転した駆動軸から他
方の駆動軸へ駆動トルクが伝わり、空転した駆動軸から
駆動トルクが逃げてしまうのを防止できる。
からの駆動力によるディファレンシャルケースの回転と
前記伝達部材を配置された駆動軸との間に回転数差が佳
し始めると、シリコンオイルの剪断抵抗によって、ディ
ファレンシャルケースに係合されたアウタープレート組
及び伝達部材に係合されたインナープレート組の間でト
ルク伝達が行われ、ディファレンシャルケースと前記伝
達部材を配置された駆動軸とを同回転数で回転させよう
とする差動制限が住しる。即ち、空転した駆動軸から他
方の駆動軸へ駆動トルクが伝わり、空転した駆動軸から
駆動トルクが逃げてしまうのを防止できる。
従って、悪路における直進性及び脱出性が良くなり、走
行性能が向上する。
行性能が向上する。
ところで、このようなビスカスカンプリングを差動制限
装置として用いたディファレンシャル装置においては、
ビスカスカップリングのトルク伝達特性が第3図のグラ
フ46のように、前記アウタープレート組及びインナー
プレート組の相対運動に伴う回転数差(ΔN)にほぼ比
例して伝達トルクが変化するので、高回転数差域におい
て充分な差動制限トルクが得られるように該ビスカス力
。
装置として用いたディファレンシャル装置においては、
ビスカスカップリングのトルク伝達特性が第3図のグラ
フ46のように、前記アウタープレート組及びインナー
プレート組の相対運動に伴う回転数差(ΔN)にほぼ比
例して伝達トルクが変化するので、高回転数差域におい
て充分な差動制限トルクが得られるように該ビスカス力
。
プリングを設定すると低回転数差域における差動制限ト
ルクも大きくなってしまい、例えば制動時における一方
の車輪ロックが他方の車輪ロックに波及するような制動
力の干渉が生してアンチロックブレーキシステム(AB
S)の正常な機能が働かないといった不具合が生しる。
ルクも大きくなってしまい、例えば制動時における一方
の車輪ロックが他方の車輪ロックに波及するような制動
力の干渉が生してアンチロックブレーキシステム(AB
S)の正常な機能が働かないといった不具合が生しる。
即ち、ABSでは各車輪の回転を検出して、そこから車
体速度を推定し、これよりも遅く回転する車輪があれば
ロックに入ったと判断してブレーキライン圧を制御して
いるが、差動制限トルクが大きいと一方の車輪が口、り
に入ると他方の車輪も同時にロックに入ろうとするので
、正確な車輪ロックの判定ができない。そこで、低回転
数差域にお4Jる差動制限トルクが小さくなるように前
記ビスカス力、ブリングを設定すると、今度は高回転数
差域において充分な差動トルクが得られず、悪路走破性
が低下してしまう。
体速度を推定し、これよりも遅く回転する車輪があれば
ロックに入ったと判断してブレーキライン圧を制御して
いるが、差動制限トルクが大きいと一方の車輪が口、り
に入ると他方の車輪も同時にロックに入ろうとするので
、正確な車輪ロックの判定ができない。そこで、低回転
数差域にお4Jる差動制限トルクが小さくなるように前
記ビスカス力、ブリングを設定すると、今度は高回転数
差域において充分な差動トルクが得られず、悪路走破性
が低下してしまう。
従って、本発明の目的は上記課題を解消することにあり
、構造が簡単で、差動制限トルクの調節機能を有する小
型軽量なディファレンシャル装置を提供するものである
。
、構造が簡単で、差動制限トルクの調節機能を有する小
型軽量なディファレンシャル装置を提供するものである
。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の上記目的は、ハウジング内において回転自在に
支持されて駆動されるディファレンンヤルケースと、該
ディファレンシャルケース内に同軸線上で回転自在に収
納されてそれぞれ各駆動軸と回転方向に係合する二つの
サイドギアと、前記ディファレンシャルケースの回転軸
線に対して直角なビニオンシャフト上に回転可能に配置
されて前記両サイドギアと噛み合っているピニオンギア
とを備えた差動歯車手段と、相対回転自在に配置された
第1及び第2の伝達部材と、粘性流体が封入された作動
室と、第1の伝達部材と回転方向に係合した第1のプレ
ート組と、該第1のプレート組と前記作動室内で交互に
配置されると共に第2の伝達部材と回転方向に係合した
フランチプレート組によって挟装される第2のプレート
組とを備えた差動制限手段とからなるディファレンシャ
ル装置であって、前記差動制限手段に近設されたサイド
ギアが付勢部材により予め前記フランチプレート組に対
する押圧方向と反対方向に付勢されると共に、該サイド
ギアは前記ピニオンギアとの接触圧力が増加すると前記
付勢部材の付勢力に抗してフランチプレート組の押圧方
向に移動し、前記クラッチプレート組を回転軸方向に押
圧して第2のプレート組をフランチプレート組に摩擦挟
持させるように構成されていることを特徴とするディフ
ァレンシャル装置により達成される。
支持されて駆動されるディファレンンヤルケースと、該
ディファレンシャルケース内に同軸線上で回転自在に収
納されてそれぞれ各駆動軸と回転方向に係合する二つの
サイドギアと、前記ディファレンシャルケースの回転軸
線に対して直角なビニオンシャフト上に回転可能に配置
されて前記両サイドギアと噛み合っているピニオンギア
とを備えた差動歯車手段と、相対回転自在に配置された
第1及び第2の伝達部材と、粘性流体が封入された作動
室と、第1の伝達部材と回転方向に係合した第1のプレ
ート組と、該第1のプレート組と前記作動室内で交互に
配置されると共に第2の伝達部材と回転方向に係合した
フランチプレート組によって挟装される第2のプレート
組とを備えた差動制限手段とからなるディファレンシャ
ル装置であって、前記差動制限手段に近設されたサイド
ギアが付勢部材により予め前記フランチプレート組に対
する押圧方向と反対方向に付勢されると共に、該サイド
ギアは前記ピニオンギアとの接触圧力が増加すると前記
付勢部材の付勢力に抗してフランチプレート組の押圧方
向に移動し、前記クラッチプレート組を回転軸方向に押
圧して第2のプレート組をフランチプレート組に摩擦挟
持させるように構成されていることを特徴とするディフ
ァレンシャル装置により達成される。
前記ディファレンシャルケースへの入力トルクが小さく
、前記サイドギアに対するピニオンギアの接触圧力が小
さい場合には、前記差動制限手段に近設されたサイドギ
アが付勢部材によってクラッチプレート組に対する押圧
方向と反対方向に付勢されているので、第2のプレート
組は第2の伝達部材に対して回転自在となり、前記第1
の伝達部材と前記第2の伝達部材との間では回転トルク
の伝達がほとんど行われず差動制限手段が作用しない。
、前記サイドギアに対するピニオンギアの接触圧力が小
さい場合には、前記差動制限手段に近設されたサイドギ
アが付勢部材によってクラッチプレート組に対する押圧
方向と反対方向に付勢されているので、第2のプレート
組は第2の伝達部材に対して回転自在となり、前記第1
の伝達部材と前記第2の伝達部材との間では回転トルク
の伝達がほとんど行われず差動制限手段が作用しない。
また、前記ディファレンシャルケースへの入力トルクが
大きく、前記サイドギアに対するピニオンギアの接触圧
力が大きくなると、前記サイドギアには前記ピニオンギ
アの接触圧力により生じる回転軸方向の分力が作用し、
該サイドギアはクラッチプレート組に対する押圧方向に
従動させられる。そして、フランチプレー)Mi4こよ
って挟持された第2のプレート組は第2の伝達部材に対
して回転方向に係合し、前記第1の伝達部材と前記第2
の伝達部材との間では粘性流体の剪断抵抗により回転数
差に比例したトルクの伝達が行われて差動制限手段が作
用する6 従って、前記差動制限手段のトルク伝達特性及び前記付
勢部材の付勢力を適宜調節することにより、ディファレ
ンシャル装置の差動制限特性を変えることができる。
大きく、前記サイドギアに対するピニオンギアの接触圧
力が大きくなると、前記サイドギアには前記ピニオンギ
アの接触圧力により生じる回転軸方向の分力が作用し、
該サイドギアはクラッチプレート組に対する押圧方向に
従動させられる。そして、フランチプレー)Mi4こよ
って挟持された第2のプレート組は第2の伝達部材に対
して回転方向に係合し、前記第1の伝達部材と前記第2
の伝達部材との間では粘性流体の剪断抵抗により回転数
差に比例したトルクの伝達が行われて差動制限手段が作
用する6 従って、前記差動制限手段のトルク伝達特性及び前記付
勢部材の付勢力を適宜調節することにより、ディファレ
ンシャル装置の差動制限特性を変えることができる。
以下、添付の第1図乃至第4図に基づいて本発明の一実
施tq様を詳細に説明する。
施tq様を詳細に説明する。
まず、第4図により本発明の一実施!IJ9様を用いた
前輪駆動車の動力系の構成を説明する。この動力系は、
エンジン5、トランスミッション6、本実施態様のディ
ファレンシャル装置7、左右ノ駆動軸8,9、左右の前
輪2,1などから構成されており、左右の後輪4,3は
従動廿しめられる。
前輪駆動車の動力系の構成を説明する。この動力系は、
エンジン5、トランスミッション6、本実施態様のディ
ファレンシャル装置7、左右ノ駆動軸8,9、左右の前
輪2,1などから構成されており、左右の後輪4,3は
従動廿しめられる。
次に、第1図によりディファレンシャル装置7の構成を
説明する。ディファレンシャル装置7は、ハウジング(
図示せず)内において両端の回転軸17を回転自在に支
持され、駆動されるディファレンシャルケース11ト、
該ディファレンシャルケ−ス11内に同軸線上で回転自
在に収納される二つのサイドギア12.13と、前記デ
ィファレンシャルケース11の回転軸線に対して直角な
ピニオンシャフト19上に回転可能に配置されて前記サ
イドギア1213と噛み合っているピニオンギア14と
を備えており、前記両サイドギア12.13はそれぞれ
左右の駆動軸8.9と共に回転可能に結合されている。
説明する。ディファレンシャル装置7は、ハウジング(
図示せず)内において両端の回転軸17を回転自在に支
持され、駆動されるディファレンシャルケース11ト、
該ディファレンシャルケ−ス11内に同軸線上で回転自
在に収納される二つのサイドギア12.13と、前記デ
ィファレンシャルケース11の回転軸線に対して直角な
ピニオンシャフト19上に回転可能に配置されて前記サ
イドギア1213と噛み合っているピニオンギア14と
を備えており、前記両サイドギア12.13はそれぞれ
左右の駆動軸8.9と共に回転可能に結合されている。
前記ディファレンシャル装置7の差動制限装置として使
用されるビスカスカンプリングは、力、プリングハウジ
ング15として延長された構造の前記ディファレンシャ
ルケース11内に構成されている。
用されるビスカスカンプリングは、力、プリングハウジ
ング15として延長された構造の前記ディファレンシャ
ルケース11内に構成されている。
前記ビスカスカンプリングを構成するカップリングハウ
ジング15(第1の伝達部材)とハブ26(第2の伝達
部材)は相対回転自在に配置されており、ハブ26は駆
動軸9にスプライン嵌合され前記サイドギア12と共に
回転し、カップリングハウジング15を含むディファレ
ンシャルケース11は図示しないリングギアを介してト
ランスミッション6により駆動される。
ジング15(第1の伝達部材)とハブ26(第2の伝達
部材)は相対回転自在に配置されており、ハブ26は駆
動軸9にスプライン嵌合され前記サイドギア12と共に
回転し、カップリングハウジング15を含むディファレ
ンシャルケース11は図示しないリングギアを介してト
ランスミッション6により駆動される。
カンブリングハウジング15とハブ26とサイドギア1
2との間には作動室25が形成され、この作動室25に
は高粘度のシリコンオイル(粘性流体)が封入されてい
る。そして、これらカンブリングハウジング15とハブ
26及びサイドギア12との間にはそれぞれXリング3
7(断面がX字状のシール)が配置され、ハブ26とサ
イドギア12との間にはOリング38が配置され、前記
作動室25を液密に保っている。
2との間には作動室25が形成され、この作動室25に
は高粘度のシリコンオイル(粘性流体)が封入されてい
る。そして、これらカンブリングハウジング15とハブ
26及びサイドギア12との間にはそれぞれXリング3
7(断面がX字状のシール)が配置され、ハブ26とサ
イドギア12との間にはOリング38が配置され、前記
作動室25を液密に保っている。
第2図に拡大して示したように、この作動室25内では
アウタープレート32とインナープレート31とが交互
に配置されている。前記アウタープレート32(第1の
プレート)はカンプリングハウジング15内周に軸方向
移動自在にスプライン連結されており、前記インナープ
レート31(第2のプレー日はハブ26の外周に遊嵌さ
れている。そして、前記インナープレート31の内縁側
にはクラッチプレート30がインナープレート31と交
互に配置されており、このクラッチプレート30はハブ
26の外周に軸方向移動自在にスプライン連結されてい
る。
アウタープレート32とインナープレート31とが交互
に配置されている。前記アウタープレート32(第1の
プレート)はカンプリングハウジング15内周に軸方向
移動自在にスプライン連結されており、前記インナープ
レート31(第2のプレー日はハブ26の外周に遊嵌さ
れている。そして、前記インナープレート31の内縁側
にはクラッチプレート30がインナープレート31と交
互に配置されており、このクラッチプレート30はハブ
26の外周に軸方向移動自在にスプライン連結されてい
る。
また、これらインナープレート31及びクラッチプレー
ト30は、ハブ26とディファレンシャルケース11と
の間に装着された受圧リング36と前記サイドギア12
の押圧部40との間に挟装されて軸方向に位置規制され
ている。そして、サイドギア12の押圧部40が受圧リ
ング36側に移動させられ、前記インナープレート31
及びクラッチプレート30を軸方向に押圧すると、イン
ナープレート31はクラ・ンチプレート30によって挟
持されて、前記/)プ26と一体に回転可能となる。尚
、サイドギア12は、該サイドギア12とハブ26との
軸方向対向部に挿入された皿バネ34によって予め上記
押圧方向と反対方向に付勢されている。
ト30は、ハブ26とディファレンシャルケース11と
の間に装着された受圧リング36と前記サイドギア12
の押圧部40との間に挟装されて軸方向に位置規制され
ている。そして、サイドギア12の押圧部40が受圧リ
ング36側に移動させられ、前記インナープレート31
及びクラッチプレート30を軸方向に押圧すると、イン
ナープレート31はクラ・ンチプレート30によって挟
持されて、前記/)プ26と一体に回転可能となる。尚
、サイドギア12は、該サイドギア12とハブ26との
軸方向対向部に挿入された皿バネ34によって予め上記
押圧方向と反対方向に付勢されている。
次に、ディファレンシャル装置7の動作について説明す
る。
る。
直進時のように左右の駆動軸8.9が同し回転数で回転
する際には、トランスミ・ンション6からディファレン
シャルケース11に伝えられた駆動力は、ピニオンギア
14を介して左右のサイドギア12゜13に均等に伝達
され、それぞれ左右の駆動軸89を均等に駆動する。
する際には、トランスミ・ンション6からディファレン
シャルケース11に伝えられた駆動力は、ピニオンギア
14を介して左右のサイドギア12゜13に均等に伝達
され、それぞれ左右の駆動軸89を均等に駆動する。
次に、例えば駆動軸9が空転し、サイドギア12とサイ
ドギア13が差動回転すると、駆動軸9がディファレン
ンヤルケース11よりも速く回転するので、ハブ26と
カップリングハウジング15との間に回転数差が生しる
。
ドギア13が差動回転すると、駆動軸9がディファレン
ンヤルケース11よりも速く回転するので、ハブ26と
カップリングハウジング15との間に回転数差が生しる
。
ここで、前記ディファレンシャルケース11への入力ト
ルクが小さく、前記サイドギア12に対するピニオンギ
ア14の接触圧力が小さい場合には、前記サイドギア1
2は前記皿バネ34の付勢力によってクラッチプレート
30の押圧方向と反対方向に付勢されている。従って、
インナープレート31に対してはクラッチプレート30
の挟持力が作用せず、該インナープレート31とクラッ
チプレート30間では滑りが生じて回転トルクを伝達し
ないので、伝達トルクはシリコンオイルの剪断抵抗によ
るインナープレート31からクラッチプレート30への
わずかなトルクだけになり、実質的にカップリングハウ
ジング15とハブ26とが切り離されトルク伝達が遮断
されている。そこで、該ビスカスカップリングによる左
右の駆動軸8,9の差動制限は行われない。
ルクが小さく、前記サイドギア12に対するピニオンギ
ア14の接触圧力が小さい場合には、前記サイドギア1
2は前記皿バネ34の付勢力によってクラッチプレート
30の押圧方向と反対方向に付勢されている。従って、
インナープレート31に対してはクラッチプレート30
の挟持力が作用せず、該インナープレート31とクラッ
チプレート30間では滑りが生じて回転トルクを伝達し
ないので、伝達トルクはシリコンオイルの剪断抵抗によ
るインナープレート31からクラッチプレート30への
わずかなトルクだけになり、実質的にカップリングハウ
ジング15とハブ26とが切り離されトルク伝達が遮断
されている。そこで、該ビスカスカップリングによる左
右の駆動軸8,9の差動制限は行われない。
また、前記ディファレンシャルケース11への入力トル
クが大きく、前記サイドギア12に対するピニオンギア
14の接触圧力が大きくなると、前記サイドギア12に
は前記ピニオンギア14の接触圧力により生しる回転軸
方向の分力が作用し、該サイドギア12は皿ハネ34の
付勢力に抗してクラッチプレート30に対する押圧方向
に摺動させられる。従って、サイドギア12はディファ
レンシャルケース11の回転数が高くなるほど皿ハネ3
4の付勢力に抗する押圧力が大きくなる。そこで、クラ
ッチプレート30がサイドギア12の押圧部40に押圧
されて、インナープレート31はクラッチプレート30
の挟持力の強さに応した強さでハブ26に連結される。
クが大きく、前記サイドギア12に対するピニオンギア
14の接触圧力が大きくなると、前記サイドギア12に
は前記ピニオンギア14の接触圧力により生しる回転軸
方向の分力が作用し、該サイドギア12は皿ハネ34の
付勢力に抗してクラッチプレート30に対する押圧方向
に摺動させられる。従って、サイドギア12はディファ
レンシャルケース11の回転数が高くなるほど皿ハネ3
4の付勢力に抗する押圧力が大きくなる。そこで、クラ
ッチプレート30がサイドギア12の押圧部40に押圧
されて、インナープレート31はクラッチプレート30
の挟持力の強さに応した強さでハブ26に連結される。
即ち、ディファレンシャルケース11とハブ26との間
では粘性流体の剪断抵抗により回転数差に比例したトル
クの伝達が行われて該ビスカスカップリングによる左右
の駆動軸8,9の差動制限が行われる。
では粘性流体の剪断抵抗により回転数差に比例したトル
クの伝達が行われて該ビスカスカップリングによる左右
の駆動軸8,9の差動制限が行われる。
この時のビスカスカップリングのトルク伝達特性が第3
図のグラフ46のようになる。尚、第3図の回転数差(
ΔN)はディファレンシャルケース11とハブ26間の
回転数差である。
図のグラフ46のようになる。尚、第3図の回転数差(
ΔN)はディファレンシャルケース11とハブ26間の
回転数差である。
そして、ディファレンシャルケース11への入力トルク
が小さくなると、前記サイドギア12に対する前記ピニ
オンギア14の接触圧力が小さくなり、皿バネ34の付
勢力に抗するサイドギア12の押圧力も小さくなる。そ
こで、サイドギア12は皿ハ:?、34の付勢力によっ
てクラッチプレート30の押圧方向と反対方向に付勢さ
れ、インナープレート31はクラッチプレート30の挟
持力から解放されるので、実質的にディファレンシャル
ケース11とハブ26とが切り離されてトルク伝達が遮
断され、左右の駆動軸8.9の差動制限も解放される。
が小さくなると、前記サイドギア12に対する前記ピニ
オンギア14の接触圧力が小さくなり、皿バネ34の付
勢力に抗するサイドギア12の押圧力も小さくなる。そ
こで、サイドギア12は皿ハ:?、34の付勢力によっ
てクラッチプレート30の押圧方向と反対方向に付勢さ
れ、インナープレート31はクラッチプレート30の挟
持力から解放されるので、実質的にディファレンシャル
ケース11とハブ26とが切り離されてトルク伝達が遮
断され、左右の駆動軸8.9の差動制限も解放される。
この時のビスカスカップリングのトルク伝達特性は第3
図のグラフ47のようになる。
図のグラフ47のようになる。
このように、本発明のディファレンシャル装置7では、
ビスカスカップリングのトルク伝達特性及び皿バネ34
の付勢力を適宜設定することにより、ディファレンシャ
ルケース11への入力トルクが小さい領域においては差
動制限トルクをほぼ遮断し、入力トルクが大きい領域に
おいては差動制限トルクを大きく自動的に調節できる。
ビスカスカップリングのトルク伝達特性及び皿バネ34
の付勢力を適宜設定することにより、ディファレンシャ
ルケース11への入力トルクが小さい領域においては差
動制限トルクをほぼ遮断し、入力トルクが大きい領域に
おいては差動制限トルクを大きく自動的に調節できる。
次に、ディファレンシャル装置7の機能を第4図の車両
の動力性能に即して説明する。
の動力性能に即して説明する。
エンジン5の回転はトランスミッション6で変速されデ
ィファレンシャル装置7から左右の前輪2.1に分割出
力される。
ィファレンシャル装置7から左右の前輪2.1に分割出
力される。
そして、低速旋回時のようにディファレンシャルケース
11への入力トルクが小さく、左右の前輪間の回転差が
小さい状態では、ビスカスカップリングによる差動制限
トルクは遮断されているので、差動装置の差動機能が働
き、スムースな旋回が可能となる。
11への入力トルクが小さく、左右の前輪間の回転差が
小さい状態では、ビスカスカップリングによる差動制限
トルクは遮断されているので、差動装置の差動機能が働
き、スムースな旋回が可能となる。
そして、悪路などで一方の前輪が空転し、駆動力が空転
した車輪から逃げると、左右の前輪間に回転差が生しる
。すると、ディファレンシャルケース11への入力トル
クに応じてクラッチプレート30がサイドギア12の押
圧部40に押圧されて、インナープレート31はクラッ
チプレート30の挟持力の強さに応じた強さでハブ26
に連結されると共に、ディファレンシャルケース11と
ハブ26との間では粘性流体の剪断抵抗により回転数差
に比例したトルクの伝達が行われて該ビスカスカップリ
ングによる左右の駆動軸8.9の差動制限が行われる。
した車輪から逃げると、左右の前輪間に回転差が生しる
。すると、ディファレンシャルケース11への入力トル
クに応じてクラッチプレート30がサイドギア12の押
圧部40に押圧されて、インナープレート31はクラッ
チプレート30の挟持力の強さに応じた強さでハブ26
に連結されると共に、ディファレンシャルケース11と
ハブ26との間では粘性流体の剪断抵抗により回転数差
に比例したトルクの伝達が行われて該ビスカスカップリ
ングによる左右の駆動軸8.9の差動制限が行われる。
そこで、駆動力を空転していない車輪に伝達することが
でき、高い走破性が得られる。
でき、高い走破性が得られる。
また、車両制動時のようにエンジン5からの駆動力が小
さく、ディファレンシャルケース11への入力トルクが
小さい場合には、サイドギア12は皿バネ34の付勢力
によってクラ、チプレート30の押圧方向と反対方向に
付勢され、インナープレート31はクラッチプレート3
0の挟持力から解放されるので、実質的にディファレン
シャルケースIIとハブ26とが切り離されてトルク伝
達が遮断され、左右の駆動軸8,9の差動制限も解放さ
れる。従って、制動により一方の車輪がロングして他方
の車輪との間に回転数差が生じても左右の駆動軸89の
差動制限は解放されているので、左右の車輪間の干渉が
なく、ABSの正常な機能が保護される。
さく、ディファレンシャルケース11への入力トルクが
小さい場合には、サイドギア12は皿バネ34の付勢力
によってクラ、チプレート30の押圧方向と反対方向に
付勢され、インナープレート31はクラッチプレート3
0の挟持力から解放されるので、実質的にディファレン
シャルケースIIとハブ26とが切り離されてトルク伝
達が遮断され、左右の駆動軸8,9の差動制限も解放さ
れる。従って、制動により一方の車輪がロングして他方
の車輪との間に回転数差が生じても左右の駆動軸89の
差動制限は解放されているので、左右の車輪間の干渉が
なく、ABSの正常な機能が保護される。
尚、サイドギア12をクラッチプレート30の押圧方向
と反対の方向に付勢する付勢部材も上記実施B様におけ
る皿バネ34に限らず、ウニイブワッシャー等の他の付
勢部材を用いることができる。
と反対の方向に付勢する付勢部材も上記実施B様におけ
る皿バネ34に限らず、ウニイブワッシャー等の他の付
勢部材を用いることができる。
また、上記クラッチプレート30はアウタープレト32
とディファレンシャルケース11の間に設けても良く、
双方に設けても良い。
とディファレンシャルケース11の間に設けても良く、
双方に設けても良い。
更に、差動制限手段の構成も、上記実施態様におけるデ
ィファレンシャルケース11と駆動軸9との回転数差を
検出するタイプのものに限らず、第5図に示す様に両駆
動軸8.9間の回転数差を検出するタイプの構成を採り
うろことは勿論である。
ィファレンシャルケース11と駆動軸9との回転数差を
検出するタイプのものに限らず、第5図に示す様に両駆
動軸8.9間の回転数差を検出するタイプの構成を採り
うろことは勿論である。
第5図は本発明の他の実施態様に係るディファレンシャ
ル装置50の部分断面図である。
ル装置50の部分断面図である。
ディファレンシャル装置50は、ハウジング(図示せず
)内において両端の回転軸17を回転自在に支持され、
駆動されるディファレンシャルケース51と、該ディフ
ァレンシャルケース51内に同軸線上で回転自在に収納
される二つのサイドギア52.53と、前記ディファレ
ンシャルケース51の回転軸線に対して直角なピニオン
シャフト55上に回転可能に配置されて前記サイドギア
52.53と噛み合っているピニオンギア54とを備え
ており、前記サイドギア53は駆動軸8と共に回転可能
に結合されている。前記ディフアレンジセル装置50の
差動制限装置として使用されるビスカスカップリングは
、ディファレンシャルケース51内に配設されると共に
、前記サイドギア52が構成部分の一部をなすフランジ
62とカバー59及び他端のフランジ60を具備したハ
ウジング58と、ハブ61とによって高粘度のシリコン
オイル(粘性流体)が封入された作動室を形成しており
、前記ビスカスカップリングを構成するハウジング58
(第1の伝達部材)とハブ61(第2の伝達部材)は相
対回転自在に配置されている。
)内において両端の回転軸17を回転自在に支持され、
駆動されるディファレンシャルケース51と、該ディフ
ァレンシャルケース51内に同軸線上で回転自在に収納
される二つのサイドギア52.53と、前記ディファレ
ンシャルケース51の回転軸線に対して直角なピニオン
シャフト55上に回転可能に配置されて前記サイドギア
52.53と噛み合っているピニオンギア54とを備え
ており、前記サイドギア53は駆動軸8と共に回転可能
に結合されている。前記ディフアレンジセル装置50の
差動制限装置として使用されるビスカスカップリングは
、ディファレンシャルケース51内に配設されると共に
、前記サイドギア52が構成部分の一部をなすフランジ
62とカバー59及び他端のフランジ60を具備したハ
ウジング58と、ハブ61とによって高粘度のシリコン
オイル(粘性流体)が封入された作動室を形成しており
、前記ビスカスカップリングを構成するハウジング58
(第1の伝達部材)とハブ61(第2の伝達部材)は相
対回転自在に配置されている。
また、ハブ61はサイドギア52を貫通する駆動軸8に
スプライン嵌合され前記サイドギア53と共に回転し、
ハウジング58は駆動軸9にスプライン嵌合されている
。更に、前記サイドギア52とフランジ62は共に一体
回転可能であり、カバー59に対しては軸方向移動自在
にスプライン連結されており、ハブ61に対しては回転
自在に配設されている。そして、これらハウジング5B
とハブ61との間にはンール66が配置され、前記作動
室を液密に保っている。
スプライン嵌合され前記サイドギア53と共に回転し、
ハウジング58は駆動軸9にスプライン嵌合されている
。更に、前記サイドギア52とフランジ62は共に一体
回転可能であり、カバー59に対しては軸方向移動自在
にスプライン連結されており、ハブ61に対しては回転
自在に配設されている。そして、これらハウジング5B
とハブ61との間にはンール66が配置され、前記作動
室を液密に保っている。
前記作動室内ではアウタープレート65とインナープレ
ート64とが交互に配置されている。前記アウタープレ
ート65(第1のプレート)はハウジング58内周に軸
方向移動自在にスプライン連結されており、前記インナ
ープレート64(第2のプレート)はハブ61の外周に
遊嵌されている。そして、前記インナープレート64の
内縁側にはクラッチプレート63がインナープレート6
4と交互に配置されており、このクラッチプレート63
はハブ61の外周に軸方向移動自在にスプライン連結さ
れている。
ート64とが交互に配置されている。前記アウタープレ
ート65(第1のプレート)はハウジング58内周に軸
方向移動自在にスプライン連結されており、前記インナ
ープレート64(第2のプレート)はハブ61の外周に
遊嵌されている。そして、前記インナープレート64の
内縁側にはクラッチプレート63がインナープレート6
4と交互に配置されており、このクラッチプレート63
はハブ61の外周に軸方向移動自在にスプライン連結さ
れている。
また、これらインナープレート64及びクラッチプレー
ト63は、ハブ61に装着された受圧リング67と前記
サイドギア52の押圧部との間に挟装されて軸方向に位
置規制されている。そして、サイドギア12の押圧部が
受圧リング67側に移動させられ、前記インナープレー
ト64及びクラッチプレート63を軸方向に押圧すると
、インナープレート64はクラッチプレート63によっ
て挟持されて、前記ハブ61と一体に回転可能となる。
ト63は、ハブ61に装着された受圧リング67と前記
サイドギア52の押圧部との間に挟装されて軸方向に位
置規制されている。そして、サイドギア12の押圧部が
受圧リング67側に移動させられ、前記インナープレー
ト64及びクラッチプレート63を軸方向に押圧すると
、インナープレート64はクラッチプレート63によっ
て挟持されて、前記ハブ61と一体に回転可能となる。
尚、サイドギア52は、該サイドギア52とハブ61と
の軸方向対向部に挿入された皿バネ70によって予め上
記押圧方向と反対方向に付勢されている。
の軸方向対向部に挿入された皿バネ70によって予め上
記押圧方向と反対方向に付勢されている。
次に、上記ディファレンシャル装置50の動作について
説明する。
説明する。
直進時のように左右の駆動軸8.9が同じ回転数で回転
する際には、トランスミッション6がらディファレンシ
ャルケース51に伝えられた駆動力は、ピニオンギア5
4を介して左右のサイドギア5253に均等に伝達され
、サイドギア53は駆動軸8をサイドギア52はハウジ
ング5Bを介して駆動軸9をそれぞれ均等に駆動する。
する際には、トランスミッション6がらディファレンシ
ャルケース51に伝えられた駆動力は、ピニオンギア5
4を介して左右のサイドギア5253に均等に伝達され
、サイドギア53は駆動軸8をサイドギア52はハウジ
ング5Bを介して駆動軸9をそれぞれ均等に駆動する。
次に、例えば駆動軸9が空転し、サイドギア52とサイ
ドギア53が差動回転すると、駆動軸9が駆動軸8より
も速く回転するので、ハブ61とハウジング58との間
に回転数差が生じる。
ドギア53が差動回転すると、駆動軸9が駆動軸8より
も速く回転するので、ハブ61とハウジング58との間
に回転数差が生じる。
ここで、前記ディファレンシャルケース51への入力ト
ルクが小さく、前記サイドギア52に対するピニオンギ
ア54の接触圧力が小さい場合には、前記サイドギア5
2は前記皿バネ70の付勢力によってクラッチプレート
63の押圧方向と反対方向に付勢されている。従って、
インナープレート64に対してはクラッチプレート63
の挟持力が作用せず、該インナープレート64とクラッ
チプレート63間では滑りが生じて回転トルクを伝達し
ないので、伝達トルクはシリコンオイルの剪断抵抗によ
るインナープレート64からクラ、チプレート63への
わずかなトルクだけになり、実質的にハウジング58と
ハブ61とが切り離されトルク伝達が遮断されている。
ルクが小さく、前記サイドギア52に対するピニオンギ
ア54の接触圧力が小さい場合には、前記サイドギア5
2は前記皿バネ70の付勢力によってクラッチプレート
63の押圧方向と反対方向に付勢されている。従って、
インナープレート64に対してはクラッチプレート63
の挟持力が作用せず、該インナープレート64とクラッ
チプレート63間では滑りが生じて回転トルクを伝達し
ないので、伝達トルクはシリコンオイルの剪断抵抗によ
るインナープレート64からクラ、チプレート63への
わずかなトルクだけになり、実質的にハウジング58と
ハブ61とが切り離されトルク伝達が遮断されている。
そこで、該ビスカスカップリングによる左右の駆動軸8
,9の差動制限は行われない。
,9の差動制限は行われない。
また、前記ディファレンシャルケース51への入力トル
クが大きく、前記サイドギア52に対するピニオンギア
54の接触圧力が大きくなると、前記サイドギア52に
は前記ピニオンギア54の接触圧力により生じる回転軸
方向の分力が作用し、該サイドギア52は皿バネ70の
付勢力に抗してクラッチプレート63に対する押圧方向
に摺動させられる。従って、サイドギア52はディファ
レンシャルケース51への入力トルクが大きくなるほど
皿ハネ70の付勢力に抗する押圧力が大きくなる。そこ
で、クラッチプレート63がサイドギア52の押圧部に
押圧されて、インナープレート64はクラッチプレート
63の挟持力の強さに応じた強さでハブ61に連結され
る。
クが大きく、前記サイドギア52に対するピニオンギア
54の接触圧力が大きくなると、前記サイドギア52に
は前記ピニオンギア54の接触圧力により生じる回転軸
方向の分力が作用し、該サイドギア52は皿バネ70の
付勢力に抗してクラッチプレート63に対する押圧方向
に摺動させられる。従って、サイドギア52はディファ
レンシャルケース51への入力トルクが大きくなるほど
皿ハネ70の付勢力に抗する押圧力が大きくなる。そこ
で、クラッチプレート63がサイドギア52の押圧部に
押圧されて、インナープレート64はクラッチプレート
63の挟持力の強さに応じた強さでハブ61に連結され
る。
即ち、ハウジング58とハブ61との間では粘性流体の
剪断抵抗により回転数差に比例したトルクの伝達が行わ
れて該ビスカスカップリングによる左右の駆動軸8.9
の差動制限が行われる。
剪断抵抗により回転数差に比例したトルクの伝達が行わ
れて該ビスカスカップリングによる左右の駆動軸8.9
の差動制限が行われる。
そして、ディファレンシャルケース51への人力トルク
が小さくなると、前記サイドギア52に対する前記ピニ
オンギア54の接触圧力が小さくなり、皿バネ70の付
勢力に抗するサイドギア52の押圧力も小さくなる。そ
こで、サイドギア52は皿ハネ70の付勢力によってク
ラッチプレート63の押圧方向と反対方向に付勢され、
インナープレート64はクラッチプレート63の挟持力
から解放されるので、実質的にハウジング58とハブ6
1とが切り離されてトルク伝達が遮断され、左右の駆動
軸8.9の差動制限も解放される。
が小さくなると、前記サイドギア52に対する前記ピニ
オンギア54の接触圧力が小さくなり、皿バネ70の付
勢力に抗するサイドギア52の押圧力も小さくなる。そ
こで、サイドギア52は皿ハネ70の付勢力によってク
ラッチプレート63の押圧方向と反対方向に付勢され、
インナープレート64はクラッチプレート63の挟持力
から解放されるので、実質的にハウジング58とハブ6
1とが切り離されてトルク伝達が遮断され、左右の駆動
軸8.9の差動制限も解放される。
従って、前記実施態様と同様に、制動により一方の車輪
がロックして他方の車輪との間に回転数差が生しても左
右の駆動軸8.9の差動制限は解放されているので、左
右の車輪間の干渉がなく、ABSの正常な機能が保護さ
れると共に、悪路走破性を損なうこともない。
がロックして他方の車輪との間に回転数差が生しても左
右の駆動軸8.9の差動制限は解放されているので、左
右の車輪間の干渉がなく、ABSの正常な機能が保護さ
れると共に、悪路走破性を損なうこともない。
[発明の効果]
本発明のディファレンシャル装置によれば、相対回転自
在に配置された第1及び第2の伝達部材と、粘性流体が
封入された作動室と、第1の伝達部材と回転方向に係合
した第1のプレート組と、該第1のプレート組と前記作
動室内で交互に配置されると共に第2の伝達部材と回転
方向に係合したクラッチプレート組によって挟装される
第2のプレート組とを備えた差動制限手段に近設された
サイドギアが付勢部材により予め前記クラッチプレート
組に対する押圧力向と反対方向に付勢されると共に、該
サイドギアはピニオンギアとの接触圧力が増加すると前
記付勢部材の付勢力に抗してフランチプレート組の押圧
方向に移動し、前記クラッチプレート組を回転軸方向に
押圧して第2のプレート組をクラッチプレート組に摩擦
挟持させるように構成されているので、ディファレンシ
ャルケースへの入力トルクが小さい場合には差動制限が
行われず、ディファレンシャルケースへの入力トルクが
大きい場合には差動制限を大きく自動的に調節できる。
在に配置された第1及び第2の伝達部材と、粘性流体が
封入された作動室と、第1の伝達部材と回転方向に係合
した第1のプレート組と、該第1のプレート組と前記作
動室内で交互に配置されると共に第2の伝達部材と回転
方向に係合したクラッチプレート組によって挟装される
第2のプレート組とを備えた差動制限手段に近設された
サイドギアが付勢部材により予め前記クラッチプレート
組に対する押圧力向と反対方向に付勢されると共に、該
サイドギアはピニオンギアとの接触圧力が増加すると前
記付勢部材の付勢力に抗してフランチプレート組の押圧
方向に移動し、前記クラッチプレート組を回転軸方向に
押圧して第2のプレート組をクラッチプレート組に摩擦
挟持させるように構成されているので、ディファレンシ
ャルケースへの入力トルクが小さい場合には差動制限が
行われず、ディファレンシャルケースへの入力トルクが
大きい場合には差動制限を大きく自動的に調節できる。
即ち、制動により一方の車輪がロックして他方の車輪と
の間に回転数差が生しても左右の駆動軸の差動制限は解
放されるので、左右の車輪間の干渉がなく、ABSの正
常な機能が保護されると共に、悪路走破性を損なうこと
もない。
の間に回転数差が生しても左右の駆動軸の差動制限は解
放されるので、左右の車輪間の干渉がなく、ABSの正
常な機能が保護されると共に、悪路走破性を損なうこと
もない。
従って、差動制限特性の調節機能を有し、構造が簡単で
、小型軽量なディファレンシャル装置を提供することが
できる。
、小型軽量なディファレンシャル装置を提供することが
できる。
第1図は本発明の一実施態様に基づくディファレンシャ
ル装置の縦断面図、第2図は第1図に示したディファレ
ンシャル装置の部分拡大図、第3図は本発明に基づく差
動制限装置のトルク伝達特性を示すグラフ、第4図は第
1図に示したディファレンシャル装置を用いた車両の動
力系を示すスケルトン機構図、第5図は本発明の他の実
施態様に基づくディファレンンヤル装置の部分断面図で
ある。 (図中の符号) 1.2・・・前輪 3,4・・・後輪5・・・
エンジン 6・・・トランスミッション7・・
・ディファレンシャル装置 8.9・・・ 駆動軸 11・・・ディファレンシャルケース 12・・・サイドギア 13・・・サイドギア1
4・・・ピニオンギア I5・・・カンプリングハウジング 17・・・回転軸19・・・ピニオンシャフト25・・
・作動室 26・・・ハブ30・・・クラッ
チプレート 31・・・インナープレート(第2のプレート)32・
・・アウタープレート(第1のプレート)34・・・皿
ハネ 36・・・受圧リング37・・・Xリ
ング 38・・・0リング40・・・押圧部 50・・・ディファレンノヤル装置 51・・・ディファレンシャルケース 52・・・サイドギア 53・・・サイドギア5
4・・・ピニオンギア 55・・・ビニオンシャツ
58・・・ハウジング 59・・・カバー60・
・・フランジ 61・・・ハブ62・・・フラ
ンジ 63・・・タラソチプレー64・・・イ
ンナープレート 65・・・アウタープレー66・・・
シール 67・・・受圧リング70・・・皿
ハネ。 ト ト ト
ル装置の縦断面図、第2図は第1図に示したディファレ
ンシャル装置の部分拡大図、第3図は本発明に基づく差
動制限装置のトルク伝達特性を示すグラフ、第4図は第
1図に示したディファレンシャル装置を用いた車両の動
力系を示すスケルトン機構図、第5図は本発明の他の実
施態様に基づくディファレンンヤル装置の部分断面図で
ある。 (図中の符号) 1.2・・・前輪 3,4・・・後輪5・・・
エンジン 6・・・トランスミッション7・・
・ディファレンシャル装置 8.9・・・ 駆動軸 11・・・ディファレンシャルケース 12・・・サイドギア 13・・・サイドギア1
4・・・ピニオンギア I5・・・カンプリングハウジング 17・・・回転軸19・・・ピニオンシャフト25・・
・作動室 26・・・ハブ30・・・クラッ
チプレート 31・・・インナープレート(第2のプレート)32・
・・アウタープレート(第1のプレート)34・・・皿
ハネ 36・・・受圧リング37・・・Xリ
ング 38・・・0リング40・・・押圧部 50・・・ディファレンノヤル装置 51・・・ディファレンシャルケース 52・・・サイドギア 53・・・サイドギア5
4・・・ピニオンギア 55・・・ビニオンシャツ
58・・・ハウジング 59・・・カバー60・
・・フランジ 61・・・ハブ62・・・フラ
ンジ 63・・・タラソチプレー64・・・イ
ンナープレート 65・・・アウタープレー66・・・
シール 67・・・受圧リング70・・・皿
ハネ。 ト ト ト
Claims (1)
- ハウジング内において回転自在に支持されて駆動される
ディファレンシャルケースと、該ディファレンシャルケ
ース内に同軸線上で回転自在に収納されてそれぞれ各駆
動軸と回転方向に係合する二つのサイドギアと、前記デ
ィファレンシャルケースの回転軸線に対して直角なピニ
オンシャフト上に回転可能に配置されて前記両サイドギ
アと噛み合っているピニオンギアとを備えた差動歯車手
段と、相対回転自在に配置された第1及び第2の伝達部
材と、粘性流体が封入された作動室と、第1の伝達部材
と回転方向に係合した第1のプレート組と、該第1のプ
レート組と前記作動室内で交互に配置されると共に第2
の伝達部材と回転方向に係合したクラッチプレート組に
よって挟装される第2のプレート組とを備えた差動制限
手段とからなるディファレンシャル装置であって、前記
差動制限手段に近設されたサイドギアが付勢部材により
予め前記クラッチプレート組に対する押圧方向と反対方
向に付勢されると共に、該サイドギアは前記ピニオンギ
アとの接触圧力が増加すると前記付勢部材の付勢力に抗
してクラッチプレート組の押圧方向に移動し、前記クラ
ッチプレート組を回転軸方向に押圧して第2のプレート
組をクラッチプレート組に摩擦挟持させるように構成さ
れていることを特徴とするディファレンシャル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13260090A JPH0429646A (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | ディファレンシャル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13260090A JPH0429646A (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | ディファレンシャル装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0429646A true JPH0429646A (ja) | 1992-01-31 |
Family
ID=15085129
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13260090A Pending JPH0429646A (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | ディファレンシャル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0429646A (ja) |
-
1990
- 1990-05-24 JP JP13260090A patent/JPH0429646A/ja active Pending
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