JPH04296694A - 沸騰水型原子炉用燃料集合体 - Google Patents
沸騰水型原子炉用燃料集合体Info
- Publication number
- JPH04296694A JPH04296694A JP3084497A JP8449791A JPH04296694A JP H04296694 A JPH04296694 A JP H04296694A JP 3084497 A JP3084497 A JP 3084497A JP 8449791 A JP8449791 A JP 8449791A JP H04296694 A JPH04296694 A JP H04296694A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- row
- fuel assembly
- fuel rods
- rods
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
- Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水力学的安定性を改善
させ、ドライアウト性能を向上させた沸騰水型原子炉用
燃料集合体に関するものである。
させ、ドライアウト性能を向上させた沸騰水型原子炉用
燃料集合体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、燃料の経済性を向上させるた
め高燃焼度化の要求が高まり燃料濃縮度を高めるととも
に、大口径ウォータチャンネルを用いて熱中性子利用率
を向上させて同一濃縮度の場合でも平均取出燃焼度を増
加させることが検討されている。また、燃料棒を細径化
して多数本の燃料棒を一つのバンド内に組み込み、燃料
棒1本当たりの熱負荷を少なくして高燃焼度化した場合
の燃料棒の熱・機械的健全性を高める工夫がなされてい
る。例えば、燃料棒の配列を現行の8行8列から9行9
列にする燃料集合体はその一例である。
め高燃焼度化の要求が高まり燃料濃縮度を高めるととも
に、大口径ウォータチャンネルを用いて熱中性子利用率
を向上させて同一濃縮度の場合でも平均取出燃焼度を増
加させることが検討されている。また、燃料棒を細径化
して多数本の燃料棒を一つのバンド内に組み込み、燃料
棒1本当たりの熱負荷を少なくして高燃焼度化した場合
の燃料棒の熱・機械的健全性を高める工夫がなされてい
る。例えば、燃料棒の配列を現行の8行8列から9行9
列にする燃料集合体はその一例である。
【0003】また従来より、実用化されている大口径ウ
ォータチャンネルを用いた燃料集合体として、特開昭6
2−118297号公報に示されたものがある。図7は
従来の大口径角型ウォータチャンネル11を用いた9行
9列型燃料集合体の断面図であり、図8は図7に示した
ウォータチャンネル11と燃料棒12を集合体部品とし
て上部タイプレート14およびスペーサ13とともにバ
ンドル形状に保持されている全体の構造を示す模式図で
ある。尚、尚、15はチャンネルボックスであり、図8
は集合体の上部のみ示しており、下部タイプレートを含
む下部の構造は省略している。
ォータチャンネルを用いた燃料集合体として、特開昭6
2−118297号公報に示されたものがある。図7は
従来の大口径角型ウォータチャンネル11を用いた9行
9列型燃料集合体の断面図であり、図8は図7に示した
ウォータチャンネル11と燃料棒12を集合体部品とし
て上部タイプレート14およびスペーサ13とともにバ
ンドル形状に保持されている全体の構造を示す模式図で
ある。尚、尚、15はチャンネルボックスであり、図8
は集合体の上部のみ示しており、下部タイプレートを含
む下部の構造は省略している。
【0004】図7に示すように非沸騰水領域を出来るだ
け大きくとるという目的に従って、中央部分の3行3列
の正方格子配列の燃料棒挿入用セルの全ての桝目を占め
る寸法の正方形断面形状のウォータチャンネル11を用
いるものである。
け大きくとるという目的に従って、中央部分の3行3列
の正方格子配列の燃料棒挿入用セルの全ての桝目を占め
る寸法の正方形断面形状のウォータチャンネル11を用
いるものである。
【0005】図9は図7の燃料棒の外周列A、中間列B
、内周列Cのドライアウト性能を評価した結果をCPR
で示した線図である。ここでCPR(Critical
Power Ratio)は、原子炉運転時の燃料集
合体の出力P(MW)に対し、ある燃料棒がドライアウ
トする出力PC (MW)の比PC /Pとして定義さ
れ、燃料集合体の熱的運転余裕を示す指標である。
、内周列Cのドライアウト性能を評価した結果をCPR
で示した線図である。ここでCPR(Critical
Power Ratio)は、原子炉運転時の燃料集
合体の出力P(MW)に対し、ある燃料棒がドライアウ
トする出力PC (MW)の比PC /Pとして定義さ
れ、燃料集合体の熱的運転余裕を示す指標である。
【0006】図7に示した燃料集合体は非沸騰水領域を
大きくとってはいるが、図9に示したように、外周列A
のCPRが高く、内周列Cと中間列BのCPRが低いこ
とが判る。実際の運転余裕は、最小のCPRで決定され
るため、図7の燃料集合体では内周列と中間列のCPR
の更なる改善を行ない、ドライアウト性能の向上が望ま
れていた。
大きくとってはいるが、図9に示したように、外周列A
のCPRが高く、内周列Cと中間列BのCPRが低いこ
とが判る。実際の運転余裕は、最小のCPRで決定され
るため、図7の燃料集合体では内周列と中間列のCPR
の更なる改善を行ない、ドライアウト性能の向上が望ま
れていた。
【0007】そこで、上述した大口径角型ウォータチャ
ンネルのドライアウト性能の更なる向上を目的として、
ウォータチャンネルの面積を3行3列正方格子の面積に
対して縮小した燃料集合体断面を有する燃料集合体が特
開昭64−91088号公報に開示されている。図10
はこの縮小した大口径角型ウォータチャンネルを備えた
燃料集合体の断面図であり、図11は図10の燃料棒の
外周列A、中間列B、内周列Cのドライアウト性能を評
価した結果をCPRで示した線図であり、a,b,cは
縮小率100%、a85,b85,c85は縮小率85
%、a81,b81,c81は縮小率81%を示す。図
12は角型ウォータチャンネル21のサイズ縮小率と平
均取出燃焼度の変化を示す線図である。
ンネルのドライアウト性能の更なる向上を目的として、
ウォータチャンネルの面積を3行3列正方格子の面積に
対して縮小した燃料集合体断面を有する燃料集合体が特
開昭64−91088号公報に開示されている。図10
はこの縮小した大口径角型ウォータチャンネルを備えた
燃料集合体の断面図であり、図11は図10の燃料棒の
外周列A、中間列B、内周列Cのドライアウト性能を評
価した結果をCPRで示した線図であり、a,b,cは
縮小率100%、a85,b85,c85は縮小率85
%、a81,b81,c81は縮小率81%を示す。図
12は角型ウォータチャンネル21のサイズ縮小率と平
均取出燃焼度の変化を示す線図である。
【0008】図10に示す例では、面積を3行3列正方
格子の面積に対して95〜75%に縮小した大口径角型
ウォータチャンネル21を備えている。尚、25はチャ
ンネルボックスである。また、図11に示す通り、この
縮小型ウォータチャンネル21では85%又は80%に
縮小した場合の例のごとく、ドライアウト性能が燃料棒
22ごとに内周列C、中間列B、外周列Aの差が小さく
なり最小のCPRが向上するという効果があることが判
る。
格子の面積に対して95〜75%に縮小した大口径角型
ウォータチャンネル21を備えている。尚、25はチャ
ンネルボックスである。また、図11に示す通り、この
縮小型ウォータチャンネル21では85%又は80%に
縮小した場合の例のごとく、ドライアウト性能が燃料棒
22ごとに内周列C、中間列B、外周列Aの差が小さく
なり最小のCPRが向上するという効果があることが判
る。
【0009】しかし、図10に示した燃料集合体は、ウ
ォータチャンネル21の面積を最大限にとって非沸騰水
領域の面積を増し、燃料の経済性を高めるという目的に
矛盾するものであった。このことは、前記特開昭64−
91088号公報から引用した図12で示される平均取
出燃焼度の低下がウォータチャンネルの断面積の縮小に
よって著しくなることから、定量的に評価される。即ち
、平均取出燃焼度の低下を1%以内に止めるためには図
12から85%以下に縮小できないこと、このとき図1
1からCPRは内周部Cおよび中間部Bで低く、外周部
Aで高いことが完全には解決されないことが判る。
ォータチャンネル21の面積を最大限にとって非沸騰水
領域の面積を増し、燃料の経済性を高めるという目的に
矛盾するものであった。このことは、前記特開昭64−
91088号公報から引用した図12で示される平均取
出燃焼度の低下がウォータチャンネルの断面積の縮小に
よって著しくなることから、定量的に評価される。即ち
、平均取出燃焼度の低下を1%以内に止めるためには図
12から85%以下に縮小できないこと、このとき図1
1からCPRは内周部Cおよび中間部Bで低く、外周部
Aで高いことが完全には解決されないことが判る。
【0010】一方、燃料棒本数の増加と集合体内部の中
性子減速材の体積増加という二つの特徴を組合せた高燃
焼度化9行9列の型燃料集合体は、冷却材流れに対する
圧損の増加という新たな問題があった。即ち、燃料棒表
面積の増加による摩擦圧損の増加、並びに大口径ウォー
タロッド又はウォータチャンネルに占有される分だけイ
ンチャンネル冷却材流路面積が縮小されて冷却材流速が
増加することに伴う圧損の増加である。
性子減速材の体積増加という二つの特徴を組合せた高燃
焼度化9行9列の型燃料集合体は、冷却材流れに対する
圧損の増加という新たな問題があった。即ち、燃料棒表
面積の増加による摩擦圧損の増加、並びに大口径ウォー
タロッド又はウォータチャンネルに占有される分だけイ
ンチャンネル冷却材流路面積が縮小されて冷却材流速が
増加することに伴う圧損の増加である。
【0011】沸騰水型原子炉では、周知のように冷却材
は水と蒸気の二相流となるため、特に水力学的不安定性
に配慮する必要がある。一般に二相流部は単相流部と比
べて冷却材流速が大きいため、上記の圧損の増加は二相
流部に対して影響が大きく、そのため水力学的不安定性
が助長されることが知られていた。
は水と蒸気の二相流となるため、特に水力学的不安定性
に配慮する必要がある。一般に二相流部は単相流部と比
べて冷却材流速が大きいため、上記の圧損の増加は二相
流部に対して影響が大きく、そのため水力学的不安定性
が助長されることが知られていた。
【0012】このように9行9列燃料集合体では、8行
8列の燃料集合体に比べて高圧損化しているため、チャ
ンネル安定性と炉心安定性が水力学的に悪化するという
不都合を生じる。水力学的不安定性が悪化すると冷却材
の流量が振動し、この振動の振幅が大きくなった最悪の
場合は除熱不足による燃料の破損に至る。更に、流量の
振動は冷却材蒸気体積率(ボイド率)の振動と、それに
よる核反応率の振動による炉心全体、または局所的な中
性子束の振動を引き起こし、遂には原子炉スクラムに至
る。
8列の燃料集合体に比べて高圧損化しているため、チャ
ンネル安定性と炉心安定性が水力学的に悪化するという
不都合を生じる。水力学的不安定性が悪化すると冷却材
の流量が振動し、この振動の振幅が大きくなった最悪の
場合は除熱不足による燃料の破損に至る。更に、流量の
振動は冷却材蒸気体積率(ボイド率)の振動と、それに
よる核反応率の振動による炉心全体、または局所的な中
性子束の振動を引き起こし、遂には原子炉スクラムに至
る。
【0013】従って、沸騰水型原子炉において水力学的
なチャンネル安定性を確保することが重要な課題であっ
た。この問題を解決するものとして、燃料集合体の一部
の燃料棒を通常の全長燃料棒の有効長の2/3程度に短
尺化した短尺燃料棒を用い、有効長上部の二相流圧損を
小さくして、水力学的不安定性を抑制しようとすること
が特開平2−12087号公報で提案された。
なチャンネル安定性を確保することが重要な課題であっ
た。この問題を解決するものとして、燃料集合体の一部
の燃料棒を通常の全長燃料棒の有効長の2/3程度に短
尺化した短尺燃料棒を用い、有効長上部の二相流圧損を
小さくして、水力学的不安定性を抑制しようとすること
が特開平2−12087号公報で提案された。
【0014】図13はこの短尺燃料棒を備えた燃料集合
体の断面図であり、図14は図13に示した短尺燃料棒
と通常の全長燃料棒との比較を示す説明図である。この
場合、複数の短尺燃料棒30を図13に示すように9行
9列に配列した燃料棒32の最外周より数えて第2列(
即ち、中間列B)に配置することが特徴である。これは
比較的に小口径のウォータロッド31を備えた燃料集合
体に用いる場合に有効である。尚図中、35はチャンネ
ルボックスである。
体の断面図であり、図14は図13に示した短尺燃料棒
と通常の全長燃料棒との比較を示す説明図である。この
場合、複数の短尺燃料棒30を図13に示すように9行
9列に配列した燃料棒32の最外周より数えて第2列(
即ち、中間列B)に配置することが特徴である。これは
比較的に小口径のウォータロッド31を備えた燃料集合
体に用いる場合に有効である。尚図中、35はチャンネ
ルボックスである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図13
に示した短尺燃料棒を大口径角型ウォータチャンネルを
備えた燃料集合体に用いる場合、即ち、図13に示され
るように9行9列の配列の第2列を用いる場合には、ド
ライアウト性能が改善されないばかりでなく、ドライア
ウト性能が低下するという欠点があった。これは従来の
比較的小口径の丸型ウォータロッドと短尺燃料棒を組み
合わせた場合と、大口径角型ウォータチャンネルと短尺
燃料棒を組み合わせた場合のドライアウト性能が熱水力
的に大きく異なるためである。すなわち、大口径ウォー
タチャンネルでは、小口径の丸型ウォータロッドに比べ
、濡れぶち長さが大きく、摩擦抵抗によりウォータチャ
ンネルの近くで冷却材の流量が不足するためである。
に示した短尺燃料棒を大口径角型ウォータチャンネルを
備えた燃料集合体に用いる場合、即ち、図13に示され
るように9行9列の配列の第2列を用いる場合には、ド
ライアウト性能が改善されないばかりでなく、ドライア
ウト性能が低下するという欠点があった。これは従来の
比較的小口径の丸型ウォータロッドと短尺燃料棒を組み
合わせた場合と、大口径角型ウォータチャンネルと短尺
燃料棒を組み合わせた場合のドライアウト性能が熱水力
的に大きく異なるためである。すなわち、大口径ウォー
タチャンネルでは、小口径の丸型ウォータロッドに比べ
、濡れぶち長さが大きく、摩擦抵抗によりウォータチャ
ンネルの近くで冷却材の流量が不足するためである。
【0016】本発明は、大口径の角型ウォータチャンネ
ルを備えた燃料集合体であって、水力学的安定性の改善
,ドライアウト性能の向上と共に最外周列の局所ピーキ
ング係数を高めることによって経済性を高めた沸騰水型
原子炉用燃料集合体を得ることを目的とする。
ルを備えた燃料集合体であって、水力学的安定性の改善
,ドライアウト性能の向上と共に最外周列の局所ピーキ
ング係数を高めることによって経済性を高めた沸騰水型
原子炉用燃料集合体を得ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係る沸騰水型原
子炉用燃料集合体では、9行9列の正方格子状配列に燃
料棒をバンドル形状に保持し、該配列の中央部の複数の
燃料棒を一本の角型ウォータチャンネルに置換えた沸騰
水型原子炉用燃料集合体において、前記燃料棒の一部を
該燃料棒に対して短尺化した短尺燃料棒に置換え、前記
格子状配列のうち前記角型ウォータチャンネルに隣接す
る内周列と、該内周列の外側に隣接する中間列とに前記
短尺燃料棒を点在させて配置し、最外周列の燃料棒と、
燃料集合体を被覆するチャンネルボックスとの間隙を3
.8mm以上に広げたものである。
子炉用燃料集合体では、9行9列の正方格子状配列に燃
料棒をバンドル形状に保持し、該配列の中央部の複数の
燃料棒を一本の角型ウォータチャンネルに置換えた沸騰
水型原子炉用燃料集合体において、前記燃料棒の一部を
該燃料棒に対して短尺化した短尺燃料棒に置換え、前記
格子状配列のうち前記角型ウォータチャンネルに隣接す
る内周列と、該内周列の外側に隣接する中間列とに前記
短尺燃料棒を点在させて配置し、最外周列の燃料棒と、
燃料集合体を被覆するチャンネルボックスとの間隙を3
.8mm以上に広げたものである。
【0018】具体的には、前記短尺燃料棒の長さを前記
燃料棒の有効長の約2/3を越えない長さとしたもの、
前記角型ウォータチャンネルの面積を3行3列の正方格
子配列の桝目を占める面積の85%以上の面積としたも
の、前記燃料棒又は短尺燃料棒の核燃料物質として二酸
化ウラン、または二酸化ウランと二酸化プルトニウムと
の混合酸化物としたものを開示するものである。
燃料棒の有効長の約2/3を越えない長さとしたもの、
前記角型ウォータチャンネルの面積を3行3列の正方格
子配列の桝目を占める面積の85%以上の面積としたも
の、前記燃料棒又は短尺燃料棒の核燃料物質として二酸
化ウラン、または二酸化ウランと二酸化プルトニウムと
の混合酸化物としたものを開示するものである。
【0019】
【作用】本発明では、角型ウォータチャンネルを備えた
9行9列の正方格子状配列の燃料棒の一部を該燃料棒に
対して短尺化した短尺燃料棒に置換え;前記格子状配列
のうち前記角型ウォータチャンネルに隣接する内周列と
、該内周列の外側に隣接する中間列とに前記短尺燃料棒
を点在させて配置し;最外周列の燃料棒と、燃料集合体
を被覆するチャンネルボックスとの間隙を3.8mm以
上に広げたものであるため、水力学的安定性の改善,ド
ライアウト性能の向上と共に、最外周列の局所ピーキン
グ係数を高めた経済性の高い燃料集合体の熱的安全性の
大幅な向上を図ることができる。
9行9列の正方格子状配列の燃料棒の一部を該燃料棒に
対して短尺化した短尺燃料棒に置換え;前記格子状配列
のうち前記角型ウォータチャンネルに隣接する内周列と
、該内周列の外側に隣接する中間列とに前記短尺燃料棒
を点在させて配置し;最外周列の燃料棒と、燃料集合体
を被覆するチャンネルボックスとの間隙を3.8mm以
上に広げたものであるため、水力学的安定性の改善,ド
ライアウト性能の向上と共に、最外周列の局所ピーキン
グ係数を高めた経済性の高い燃料集合体の熱的安全性の
大幅な向上を図ることができる。
【0020】即ち、水力学的安定性の向上をはかるため
の手段として短尺燃料棒を用いる場合には、比較的小口
径の丸型ウォータロッドと短尺燃料棒を組み合わせた場
合と、角型ウォータチャンネルと短尺燃料棒を組み合わ
せた場合のドライアウト性能が熱水力的に大きく異なる
ため、単に角型ウォータチャンネルを備えた9行9列の
正方格子状配列の燃料集合体の9行9列の配列の最外周
から第2列目に配置すると、ドライアウト性能が改善さ
れないということがわかった。即ち、角型ウォータチャ
ンネルでは、小口径の丸型ウォータロッドに比べ、濡れ
ぶち長さが大きく、摩擦抵抗により角型ウォータチャン
ネルの近くで冷却材の流量が不足するためである。
の手段として短尺燃料棒を用いる場合には、比較的小口
径の丸型ウォータロッドと短尺燃料棒を組み合わせた場
合と、角型ウォータチャンネルと短尺燃料棒を組み合わ
せた場合のドライアウト性能が熱水力的に大きく異なる
ため、単に角型ウォータチャンネルを備えた9行9列の
正方格子状配列の燃料集合体の9行9列の配列の最外周
から第2列目に配置すると、ドライアウト性能が改善さ
れないということがわかった。即ち、角型ウォータチャ
ンネルでは、小口径の丸型ウォータロッドに比べ、濡れ
ぶち長さが大きく、摩擦抵抗により角型ウォータチャン
ネルの近くで冷却材の流量が不足するためである。
【0021】ところで、燃料の経済性を高めるには、熱
中性子利用率を高めるように熱中性子束の高い位置の局
所ピーキング係数を高めるように熱中性子束の高い位置
の局所ピーキング係数を大きくすることが望ましい。沸
騰水型原子炉では最も熱中性子束の高い場所は、チャン
ネルボックスの外側の水領域(即ち、ギャップ水)であ
る。通常の沸騰水型原子炉ではチャンネルボックスと隣
接するチャンネルボックスの間隔は約15mm程度であ
り、このギャップに非沸騰水が満たされているため、チ
ャンネル内に比べて大量の中性子減速材が存在する。こ
のために、燃料集合体の最外周列の局所ピーキング係数
を高めると燃料の経済性が増加することになる。
中性子利用率を高めるように熱中性子束の高い位置の局
所ピーキング係数を高めるように熱中性子束の高い位置
の局所ピーキング係数を大きくすることが望ましい。沸
騰水型原子炉では最も熱中性子束の高い場所は、チャン
ネルボックスの外側の水領域(即ち、ギャップ水)であ
る。通常の沸騰水型原子炉ではチャンネルボックスと隣
接するチャンネルボックスの間隔は約15mm程度であ
り、このギャップに非沸騰水が満たされているため、チ
ャンネル内に比べて大量の中性子減速材が存在する。こ
のために、燃料集合体の最外周列の局所ピーキング係数
を高めると燃料の経済性が増加することになる。
【0022】しかしながら、最外周の局所ピーキング係
数をこのように大きくすると、燃料棒のドライアウト性
能が著しく低下する。一方、最外周列の燃料棒と、燃料
集合体を被覆するチャンネルボックスとの間隙を広げる
ことにより、最外周列の燃料棒と中間列の燃料棒のドラ
イアウト性能が同等となり、燃料集合体の最小のドライ
アウト性能が増加することとなる。
数をこのように大きくすると、燃料棒のドライアウト性
能が著しく低下する。一方、最外周列の燃料棒と、燃料
集合体を被覆するチャンネルボックスとの間隙を広げる
ことにより、最外周列の燃料棒と中間列の燃料棒のドラ
イアウト性能が同等となり、燃料集合体の最小のドライ
アウト性能が増加することとなる。
【0023】そこで本発明では、短尺燃料棒を使用する
ため、有効長上部の二相流圧損を小さくし、水力学的不
安定性を抑制することができる。また、短尺燃料棒の使
用の際に問題となるドライアウト性能が低下は、格子状
配列のうち角型ウォータチャンネルに隣接する内周列と
、該内周列の外側に隣接する中間列とに前記短尺燃料棒
を点在させて配置することによって、大きく改善される
ものである。更に、最外周列の燃料棒と、燃料集合体を
被覆するチャンネルボックスとの間隙を3.8mm以上
に広げたものであるため、最外周列の燃料棒と中間列の
燃料棒のドライアウト性能が同等となり、熱中性子束の
高い最外周の局所ピーキング係数を高めてもドライアウ
ト性能の低下は最小限に留められる。以下、実施例に基
づき構成、作用を説明する。
ため、有効長上部の二相流圧損を小さくし、水力学的不
安定性を抑制することができる。また、短尺燃料棒の使
用の際に問題となるドライアウト性能が低下は、格子状
配列のうち角型ウォータチャンネルに隣接する内周列と
、該内周列の外側に隣接する中間列とに前記短尺燃料棒
を点在させて配置することによって、大きく改善される
ものである。更に、最外周列の燃料棒と、燃料集合体を
被覆するチャンネルボックスとの間隙を3.8mm以上
に広げたものであるため、最外周列の燃料棒と中間列の
燃料棒のドライアウト性能が同等となり、熱中性子束の
高い最外周の局所ピーキング係数を高めてもドライアウ
ト性能の低下は最小限に留められる。以下、実施例に基
づき構成、作用を説明する。
【0024】
【実施例】図1は本発明の一実施例の配置を示す燃料集
合体の断面図、図2は本発明の別の実施例の配置を示す
燃料集合体の断面図である。図1は8本の短尺燃料棒4
0を用いる場合、図2は4本の短尺燃料棒40を用いる
場合を示し、いずれも、少なくとも4本の短尺燃料棒4
0がウォータチャンネル41の4辺の各辺の中央部に隣
接している。また、図中のウォータチャンネル41は3
行3列の正方格子配列の面積の85%とした例である。
合体の断面図、図2は本発明の別の実施例の配置を示す
燃料集合体の断面図である。図1は8本の短尺燃料棒4
0を用いる場合、図2は4本の短尺燃料棒40を用いる
場合を示し、いずれも、少なくとも4本の短尺燃料棒4
0がウォータチャンネル41の4辺の各辺の中央部に隣
接している。また、図中のウォータチャンネル41は3
行3列の正方格子配列の面積の85%とした例である。
【0025】本実施例では、短尺燃料棒40の配置によ
る燃料棒ごとのドライアウト性能の均質化がウォータチ
ャンネルを縮小した場合と同様に期待できるのでウォー
タチャンネル41の面積は経済性の低下しない程度に充
分大きくすることが可能である。即ち、85%以上の面
積を確保したウォータチャンネル41を用いることがで
きる。
る燃料棒ごとのドライアウト性能の均質化がウォータチ
ャンネルを縮小した場合と同様に期待できるのでウォー
タチャンネル41の面積は経済性の低下しない程度に充
分大きくすることが可能である。即ち、85%以上の面
積を確保したウォータチャンネル41を用いることがで
きる。
【0026】本発明の基準となる燃料集合体は、前述の
図10に示す72本の全長燃料棒を有する集合体であり
燃料棒直径約11mmとした。尚図中、45はチャンネ
ルボックスである。図1又は図2の燃料集合体は、短尺
燃料棒40を8本又は4本用いるが、その短尺燃料棒4
0の長さは全長燃料棒42の有効長の約2/3とした。 短尺燃料棒40の採用により集合体当たりの燃料物質の
装荷量が低下することを補償するため、燃料棒の直径は
、全長燃料棒42および短尺燃料棒40ともに基準の約
11mmに対し、8本の短尺燃料棒40を用いる場合、
約2%、4本の短尺燃料棒40を用いる場合、約1%、
それぞれ大きい直径とした。
図10に示す72本の全長燃料棒を有する集合体であり
燃料棒直径約11mmとした。尚図中、45はチャンネ
ルボックスである。図1又は図2の燃料集合体は、短尺
燃料棒40を8本又は4本用いるが、その短尺燃料棒4
0の長さは全長燃料棒42の有効長の約2/3とした。 短尺燃料棒40の採用により集合体当たりの燃料物質の
装荷量が低下することを補償するため、燃料棒の直径は
、全長燃料棒42および短尺燃料棒40ともに基準の約
11mmに対し、8本の短尺燃料棒40を用いる場合、
約2%、4本の短尺燃料棒40を用いる場合、約1%、
それぞれ大きい直径とした。
【0027】本発明の効果について、まずチャンネル安
定性の改良効果を示す。図3は図1及び図2に示した短
尺燃料棒によるチャンネル安定性減幅比の解析値を示す
線図である。図に示す通り、燃料集合体の数764体を
装荷した定格熱出力約3300MWの原子炉において、
原子炉の炉心冷却材流量を約30%としたときのチャン
ネル安定性をホットチャンネルについて解析したもので
ある。ホットチャンネルとは764体の燃料集合体の中
で最大の出力を有する燃料集合体であり、本解析ではピ
ーキング係数1.5を仮定している。
定性の改良効果を示す。図3は図1及び図2に示した短
尺燃料棒によるチャンネル安定性減幅比の解析値を示す
線図である。図に示す通り、燃料集合体の数764体を
装荷した定格熱出力約3300MWの原子炉において、
原子炉の炉心冷却材流量を約30%としたときのチャン
ネル安定性をホットチャンネルについて解析したもので
ある。ホットチャンネルとは764体の燃料集合体の中
で最大の出力を有する燃料集合体であり、本解析ではピ
ーキング係数1.5を仮定している。
【0028】尚、図3の減幅比は、チャンネル安定性を
示す指標であり、振動の振幅の減衰の程度を表し、減幅
比1.0以上で不安定となる。短尺燃料棒を用いる本発
明の燃料棒集合体のチャンネル安定性の限界の出力、す
なわち図3において、減幅比1.0となる原子炉熱出力
は8本の短尺燃料棒を用いる場合、約60%、4本の短
尺燃料棒を用いる場合、約55%となり基準の約53%
に対し、それぞれ7%および2%改善される。
示す指標であり、振動の振幅の減衰の程度を表し、減幅
比1.0以上で不安定となる。短尺燃料棒を用いる本発
明の燃料棒集合体のチャンネル安定性の限界の出力、す
なわち図3において、減幅比1.0となる原子炉熱出力
は8本の短尺燃料棒を用いる場合、約60%、4本の短
尺燃料棒を用いる場合、約55%となり基準の約53%
に対し、それぞれ7%および2%改善される。
【0029】次に短尺燃料棒の集合体配置に係るドライ
アウト性能の改良効果を示す。図4は図1及び図2の燃
料棒の外周列A、中間列B、内周列Cのドライアウト性
能を評価した結果をCPRで示した線図である。図4に
おいてa,b,cは従来の燃料集合体においてウォータ
チャンネルを縮小しない場合の燃料棒のドライアウト性
能をCPRて示し、Aは外周列燃料棒、Bは中間列燃料
棒、Cは内周列燃料棒のCPRてある。これは前述の図
9又は図11と同様に示す。
アウト性能の改良効果を示す。図4は図1及び図2の燃
料棒の外周列A、中間列B、内周列Cのドライアウト性
能を評価した結果をCPRで示した線図である。図4に
おいてa,b,cは従来の燃料集合体においてウォータ
チャンネルを縮小しない場合の燃料棒のドライアウト性
能をCPRて示し、Aは外周列燃料棒、Bは中間列燃料
棒、Cは内周列燃料棒のCPRてある。これは前述の図
9又は図11と同様に示す。
【0030】これに対し、8本の短尺燃料棒を用いる場
合、a’,b’,C’、4本を用いる場合、a”,b”
,c”でそれぞれの燃料棒のCPRを示す。この解析に
よって、従来のウォータチャンネルを縮小した場合のC
PRを示す図11と同様に、中間列と内周列の燃料棒の
CPRが向上し、集合体全体としてのCPRの最小値が
改善されることが判る。なお、従来の図13のような短
尺燃料棒の配置、すなわち中間列に限定して配置する場
合、外周列のCPRが著しく低下してドライアウト性能
が悪化することも判った。
合、a’,b’,C’、4本を用いる場合、a”,b”
,c”でそれぞれの燃料棒のCPRを示す。この解析に
よって、従来のウォータチャンネルを縮小した場合のC
PRを示す図11と同様に、中間列と内周列の燃料棒の
CPRが向上し、集合体全体としてのCPRの最小値が
改善されることが判る。なお、従来の図13のような短
尺燃料棒の配置、すなわち中間列に限定して配置する場
合、外周列のCPRが著しく低下してドライアウト性能
が悪化することも判った。
【0031】ところで、燃料の経済性を高めるには、熱
中性子利用率を高めるように熱中性子束の高い位置の局
所ピーキング係数を高めるように熱中性子束の高い位置
の局所ピーキング係数を大きくすることが望ましい。沸
騰水型原子炉では最も熱中性子束の高い場所は、チャン
ネルボックスの外側の水領域(即ち、ギャップ水)であ
る。通常の沸騰水型原子炉ではチャンネルボックスと隣
接するチャンネルボックスの間隔は約15mm程度であ
り、このギャップに非沸騰水が満たされているため、チ
ャンネル内に比べて大量の中性子減速材が存在する。こ
のために、燃料集合体の最外周列の局所ピーキング係数
を高めると燃料の経済性が増加することになる。
中性子利用率を高めるように熱中性子束の高い位置の局
所ピーキング係数を高めるように熱中性子束の高い位置
の局所ピーキング係数を大きくすることが望ましい。沸
騰水型原子炉では最も熱中性子束の高い場所は、チャン
ネルボックスの外側の水領域(即ち、ギャップ水)であ
る。通常の沸騰水型原子炉ではチャンネルボックスと隣
接するチャンネルボックスの間隔は約15mm程度であ
り、このギャップに非沸騰水が満たされているため、チ
ャンネル内に比べて大量の中性子減速材が存在する。こ
のために、燃料集合体の最外周列の局所ピーキング係数
を高めると燃料の経済性が増加することになる。
【0032】しかしながら、最外周の局所ピーキング係
数をこのように大きくすると、燃料棒のドライアウト性
能が著しく低下する。一方、最外周列の燃料棒と、燃料
集合体を被覆するチャンネルボックスとの間隙を広げる
ことにより、最外周列の燃料棒と中間列の燃料棒のドラ
イアウト性能が同等となり、燃料集合体の最小のドライ
アウト性能が増加することとなる。
数をこのように大きくすると、燃料棒のドライアウト性
能が著しく低下する。一方、最外周列の燃料棒と、燃料
集合体を被覆するチャンネルボックスとの間隙を広げる
ことにより、最外周列の燃料棒と中間列の燃料棒のドラ
イアウト性能が同等となり、燃料集合体の最小のドライ
アウト性能が増加することとなる。
【0033】図5は最外周列の燃料棒の局所ピーキング
係数の平均値に対する燃料集合体の平均取出燃焼度の計
算値を示す線図である。これから、最外周列の平均局所
ピーキング係数を1.10とすると約1%の大幅な平均
取出燃焼度の向上が得られることが判った。
係数の平均値に対する燃料集合体の平均取出燃焼度の計
算値を示す線図である。これから、最外周列の平均局所
ピーキング係数を1.10とすると約1%の大幅な平均
取出燃焼度の向上が得られることが判った。
【0034】しかしながら、最外周の局所ピーキング係
数をこのように大きくすると、燃料棒のドライアウト性
能が著しく低下する。図4は平坦な出力分布、即ち最外
周の局所ピーキング係数を1.0とした場合のCPRの
計算値を示す線図である。また、この時用いた燃料棒の
直径は11.2mm、燃料棒とチャンネルボックスの間
のギャップdは3.5mmとした。
数をこのように大きくすると、燃料棒のドライアウト性
能が著しく低下する。図4は平坦な出力分布、即ち最外
周の局所ピーキング係数を1.0とした場合のCPRの
計算値を示す線図である。また、この時用いた燃料棒の
直径は11.2mm、燃料棒とチャンネルボックスの間
のギャップdは3.5mmとした。
【0035】上記の最外周の局所ピーキング係数を1.
10に高めた場合、燃料棒とチャンネルボックスのギャ
ップ間隔dをパラメータとしてCPRの計算を行った結
果を図6に示す。これから判るように間隔dを約3.8
mm以上とすることによって最外周列の燃料棒と中間列
の燃料棒のCPRで表わしたドライアウト性能が同等と
なり、集合体のCPR即ち最小のCPRが増加すること
が判る。
10に高めた場合、燃料棒とチャンネルボックスのギャ
ップ間隔dをパラメータとしてCPRの計算を行った結
果を図6に示す。これから判るように間隔dを約3.8
mm以上とすることによって最外周列の燃料棒と中間列
の燃料棒のCPRで表わしたドライアウト性能が同等と
なり、集合体のCPR即ち最小のCPRが増加すること
が判る。
【0036】尚、中間列のCPR及び内周列のCPRが
外周列の燃料棒とチャンネルボックスのギャップ間隔d
にあまり影響されない理由は、各々4本ずつの短尺燃料
棒を用いて冷却材流路面積が最外周列に比べて増加して
いるためである。
外周列の燃料棒とチャンネルボックスのギャップ間隔d
にあまり影響されない理由は、各々4本ずつの短尺燃料
棒を用いて冷却材流路面積が最外周列に比べて増加して
いるためである。
【0037】以上のように、短尺燃料棒の配置によりウ
ォータチャンネルを縮小することなく、チャンネル安定
性とドライアウト性能が改善された沸騰水型原子炉用燃
料集合体を提供することができ、しかも、燃料集合体の
最外周列の局所ピーキング係数を高めた経済性の高い燃
料集合体の熱的安全性を大幅に向上することができる。
ォータチャンネルを縮小することなく、チャンネル安定
性とドライアウト性能が改善された沸騰水型原子炉用燃
料集合体を提供することができ、しかも、燃料集合体の
最外周列の局所ピーキング係数を高めた経済性の高い燃
料集合体の熱的安全性を大幅に向上することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、角型ウォータチャ
ンネルを備えた9行9列の正方格子状配列の燃料棒の一
部を該燃料棒に対して短尺化した短尺燃料棒に置換え;
前記格子状配列のうち前記角型ウォータチャンネルに隣
接する内周列と、該内周列の外側に隣接する中間列とに
前記短尺燃料棒を点在させて配置し;最外周列の燃料棒
と、燃料集合体を被覆するチャンネルボックスとの間隙
を3.8mm以上に広げたものであるため、水力学的安
定性の改善,ドライアウト性能の向上と共に、最外周列
の局所ピーキング係数を高めた経済性の高い燃料集合体
の熱的安全性を大幅に向上を図ることができ、従来の沸
騰水型原子炉用燃料集合体にくらべて、大口径の角型ウ
ォータチャンネルの特徴を最大限に生かして経済性の高
い、かつ安定性およびドライアウト性能に係る運転余裕
、従って安全性の高い燃料集合体を提供することができ
る。
ンネルを備えた9行9列の正方格子状配列の燃料棒の一
部を該燃料棒に対して短尺化した短尺燃料棒に置換え;
前記格子状配列のうち前記角型ウォータチャンネルに隣
接する内周列と、該内周列の外側に隣接する中間列とに
前記短尺燃料棒を点在させて配置し;最外周列の燃料棒
と、燃料集合体を被覆するチャンネルボックスとの間隙
を3.8mm以上に広げたものであるため、水力学的安
定性の改善,ドライアウト性能の向上と共に、最外周列
の局所ピーキング係数を高めた経済性の高い燃料集合体
の熱的安全性を大幅に向上を図ることができ、従来の沸
騰水型原子炉用燃料集合体にくらべて、大口径の角型ウ
ォータチャンネルの特徴を最大限に生かして経済性の高
い、かつ安定性およびドライアウト性能に係る運転余裕
、従って安全性の高い燃料集合体を提供することができ
る。
【図1】本発明の一実施例の配置を示す燃料集合体の断
面図である。
面図である。
【図2】本発明の別の実施例の配置を示す燃料集合体の
断面図である。
断面図である。
【図3】図1及び図2に示した短尺燃料棒によるチャン
ネル安定性減幅比の解析値を示す線図である。
ネル安定性減幅比の解析値を示す線図である。
【図4】図1及び図2に示した燃料集合体のドライアウ
ト性能を示す線図である。
ト性能を示す線図である。
【図5】最外周列の燃料棒の局所ピーキング係数の平均
値に対する燃料集合体の平均取出燃焼度の計算値を示す
線図である。
値に対する燃料集合体の平均取出燃焼度の計算値を示す
線図である。
【図6】最外周の局所ピーキング係数を1.10とした
場合のCPRの計算値を示す線図である。
場合のCPRの計算値を示す線図である。
【図7】従来の大口径角型ウォータチャンネルを備えた
燃料集合体の断面図である。
燃料集合体の断面図である。
【図8】図7の全体の構造を示す模式図である。
【図9】図7に示した燃料集合体のドライアウト性能を
示す線図である。
示す線図である。
【図10】従来の縮小した大口径角型ウォータチャンネ
ルを備えた燃料集合体の断面図である。
ルを備えた燃料集合体の断面図である。
【図11】図10に示した燃料集合体のドライアウト性
能を示す線図である。
能を示す線図である。
【図12】大口径角型ウォータチャンネルのサイズ縮小
率と平均取出燃焼度の変化を示す線図である。
率と平均取出燃焼度の変化を示す線図である。
【図13】従来の短尺燃料棒を備えた燃料集合体の断面
図である。
図である。
【図14】図13に示した短尺燃料棒と通常の燃料棒と
の比較を示す説明図である。
の比較を示す説明図である。
【符号の説明】
11,21,41…ウォータチャンネル12,22,3
2,42…全長燃料棒 13…スペーサ 14…タイプレート 15,25,35,45…チャンネルボックス30,4
0…短尺燃料棒 31…ウォータロッド
2,42…全長燃料棒 13…スペーサ 14…タイプレート 15,25,35,45…チャンネルボックス30,4
0…短尺燃料棒 31…ウォータロッド
Claims (4)
- 【請求項1】 9行9列の正方格子状配列に燃料棒を
バンドル形状に保持し、該配列の中央部の複数の燃料棒
を一本の角型ウォータチャンネルに置換えた沸騰水型原
子炉用燃料集合体において、前記燃料棒の一部を該燃料
棒に対して短尺化した短尺燃料棒に置換え、前記格子状
配列のうち前記角型ウォータチャンネルに隣接する内周
列と、該内周列の外側に隣接する中間列とに前記短尺燃
料棒を点在させて配置し、最外周列の燃料棒と、燃料集
合体を被覆するチャンネルボックスとの間隙を3.8m
m以上に広げたことを特徴とする沸騰水型原子炉用燃料
集合体。 - 【請求項2】 前記短尺燃料棒の長さを前記燃料棒の
有効長の約2/3を越えない長さとしたことを特徴とす
る請求項1に記載の沸騰水型原子炉用燃料集合体。 - 【請求項3】 前記角型ウォータチャンネルの面積を
3行3列の正方格子配列の桝目を占める面積の85%以
上の面積とした請求項1又は2の何れかに記載の沸騰水
型原子炉用燃料集合体。 - 【請求項4】 前記燃料棒又は短尺燃料棒の核燃料物
質として二酸化ウラン、または二酸化ウランと二酸化プ
ルトニウムとの混合酸化物としたことを特徴とする請求
項1〜3の何れかに記載の沸騰水型原子炉用燃料集合体
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3084497A JP2626841B2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 沸騰水型原子炉用燃料集合体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3084497A JP2626841B2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 沸騰水型原子炉用燃料集合体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04296694A true JPH04296694A (ja) | 1992-10-21 |
| JP2626841B2 JP2626841B2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=13832282
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3084497A Expired - Fee Related JP2626841B2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 沸騰水型原子炉用燃料集合体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2626841B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023058274A (ja) * | 2021-10-13 | 2023-04-25 | 株式会社日立製作所 | 燃料集合体及び原子炉の炉心 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63234192A (ja) * | 1987-03-23 | 1988-09-29 | 株式会社東芝 | 原子炉用燃料集合体 |
| JPH0198994A (ja) * | 1987-10-13 | 1989-04-17 | Nippon Atom Ind Group Co Ltd | 燃料集合体 |
-
1991
- 1991-03-26 JP JP3084497A patent/JP2626841B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63234192A (ja) * | 1987-03-23 | 1988-09-29 | 株式会社東芝 | 原子炉用燃料集合体 |
| JPH0198994A (ja) * | 1987-10-13 | 1989-04-17 | Nippon Atom Ind Group Co Ltd | 燃料集合体 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023058274A (ja) * | 2021-10-13 | 2023-04-25 | 株式会社日立製作所 | 燃料集合体及び原子炉の炉心 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2626841B2 (ja) | 1997-07-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6885722B2 (en) | Fuel assembly | |
| US6061416A (en) | Fuel assembly | |
| JPH04303799A (ja) | 燃料集合体 | |
| JP2626841B2 (ja) | 沸騰水型原子炉用燃料集合体 | |
| JPH04301591A (ja) | 燃料集合体 | |
| JP3177062B2 (ja) | 軽水炉用燃料集合体及び軽水炉炉心 | |
| JPS62194494A (ja) | 燃料集合体 | |
| JPH04296692A (ja) | 沸騰水型原子炉用燃料集合体 | |
| JP2626841C (ja) | ||
| JP3262612B2 (ja) | 燃料集合体及び炉心 | |
| JP3402142B2 (ja) | 燃料集合体 | |
| JPH0827366B2 (ja) | 核燃料集合体 | |
| JP3012687B2 (ja) | 燃料集合体 | |
| JP3063247B2 (ja) | 燃料集合体 | |
| JP2003262692A (ja) | 沸騰水型原子炉用燃料集合体及び該燃料集合体内の燃料棒配置の決定法 | |
| JP3572048B2 (ja) | 燃料集合体及び原子炉の炉心 | |
| JPS6110239Y2 (ja) | ||
| JP3894784B2 (ja) | 沸騰水型原子炉の燃料装荷方法 | |
| JP2965317B2 (ja) | 燃料集合体 | |
| JP2002048886A (ja) | 沸騰水型原子炉用燃料集合体 | |
| JPH04148894A (ja) | 原子炉燃料集合体 | |
| JP2006208391A (ja) | 燃料集合体および原子炉の炉心 | |
| JPH0816711B2 (ja) | 燃料集合体 | |
| JPH07111468B2 (ja) | 原子炉用燃料集合体 | |
| JP2002062390A (ja) | 沸騰水型原子炉用燃料集合体 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970114 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |