JPH04297363A - 車輌用油圧ブレーキのマスタシリンダ - Google Patents
車輌用油圧ブレーキのマスタシリンダInfo
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- JPH04297363A JPH04297363A JP3062079A JP6207991A JPH04297363A JP H04297363 A JPH04297363 A JP H04297363A JP 3062079 A JP3062079 A JP 3062079A JP 6207991 A JP6207991 A JP 6207991A JP H04297363 A JPH04297363 A JP H04297363A
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- Japan
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- hydraulic chamber
- piston
- sub
- pressure
- main hydraulic
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- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車輌用油圧ブレーキ
のマスタシリンダ、特にフィーリング向上のために、ブ
レーキペダルの踏込み初期のストロークロスを解消する
ファーストフィル機能を備えたマスタシリンダに関する
ものである。
のマスタシリンダ、特にフィーリング向上のために、ブ
レーキペダルの踏込み初期のストロークロスを解消する
ファーストフィル機能を備えたマスタシリンダに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ファーストフィル機能を備えた従来のマ
スタシリンダとして、例えば、実開昭61−87162
号公報に開示された技術が知られている。このマスタシ
リンダにおいては、ブレーキ作動のために圧油を2系統
のブレーキ系に供給する通常の一対のメイン油圧室に加
えて、大径(大断面積)のサブ油圧室が設けられている
。そして、ブレーキペダルの踏み込み初期には、前記サ
ブ油圧室とメイン油圧室との断面積差に基づいてサブ油
圧室からメイン油圧室に圧力が供給されて、メイン油圧
室内の圧力が急速高騰するようになっている。従って、
このファーストフィル機能を備えたマスタシリンダにお
いては、ブレーキペダルの踏み込み初期からブレーキ系
に圧油が充分に送り出されて、ブレーキが応答良く作動
するため、踏み込みフィーリングと安全性の向上に有用
である。
スタシリンダとして、例えば、実開昭61−87162
号公報に開示された技術が知られている。このマスタシ
リンダにおいては、ブレーキ作動のために圧油を2系統
のブレーキ系に供給する通常の一対のメイン油圧室に加
えて、大径(大断面積)のサブ油圧室が設けられている
。そして、ブレーキペダルの踏み込み初期には、前記サ
ブ油圧室とメイン油圧室との断面積差に基づいてサブ油
圧室からメイン油圧室に圧力が供給されて、メイン油圧
室内の圧力が急速高騰するようになっている。従って、
このファーストフィル機能を備えたマスタシリンダにお
いては、ブレーキペダルの踏み込み初期からブレーキ系
に圧油が充分に送り出されて、ブレーキが応答良く作動
するため、踏み込みフィーリングと安全性の向上に有用
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のファーストフィル機能を有するマスタシリンダにお
いては、サブ油圧室が一方のメイン油圧室のみに対応し
て設けられているだけであるため、2系統のブレーキ系
のうち一方のブレーキ系にしかファーストフィル機能を
付与できない。従って、この従来のマスタシリンダにお
いてはファーストフィル機能が充分ではない。
来のファーストフィル機能を有するマスタシリンダにお
いては、サブ油圧室が一方のメイン油圧室のみに対応し
て設けられているだけであるため、2系統のブレーキ系
のうち一方のブレーキ系にしかファーストフィル機能を
付与できない。従って、この従来のマスタシリンダにお
いてはファーストフィル機能が充分ではない。
【0004】これを解決するためには、前記サブ油圧室
に加えて、さらにもう一段大径のサブ油圧室を設けて、
全体として3段構造にしたり、踏み込み初期から大きな
油圧が発生するようにマスタシリンダ全体を大型化した
りすれば良いのであるが、このように構成すれば、当然
全体が肥大化してエンジンルーム内への組み込みに問題
が生じる。特に、全体を3段構造にした場合には、シリ
ンダ内にその小径部側から順にピストンを挿入組み付け
する際に、シリンダとピストンとの軸心を一致させるこ
とがきわめて難しい。つまり、シリンダ内にはピストン
の挿入のための案内手段を設けることができないばかり
でなく、ピストンの外周にはゴム製のシールが設けられ
ているため、特に最奥部に挿入される小径のピストンが
傾斜してそれより大径の部分の内壁に接触し、挿入不可
能になるおそれが多分にある。さらに、マスタシリンダ
全体を大型化した場合には、圧油を供給する際の摺動抵
抗等の各種の抵抗が大きくなり、ブレーキペダルが重く
なって、踏み込みフィーリングが低下するものであった
。
に加えて、さらにもう一段大径のサブ油圧室を設けて、
全体として3段構造にしたり、踏み込み初期から大きな
油圧が発生するようにマスタシリンダ全体を大型化した
りすれば良いのであるが、このように構成すれば、当然
全体が肥大化してエンジンルーム内への組み込みに問題
が生じる。特に、全体を3段構造にした場合には、シリ
ンダ内にその小径部側から順にピストンを挿入組み付け
する際に、シリンダとピストンとの軸心を一致させるこ
とがきわめて難しい。つまり、シリンダ内にはピストン
の挿入のための案内手段を設けることができないばかり
でなく、ピストンの外周にはゴム製のシールが設けられ
ているため、特に最奥部に挿入される小径のピストンが
傾斜してそれより大径の部分の内壁に接触し、挿入不可
能になるおそれが多分にある。さらに、マスタシリンダ
全体を大型化した場合には、圧油を供給する際の摺動抵
抗等の各種の抵抗が大きくなり、ブレーキペダルが重く
なって、踏み込みフィーリングが低下するものであった
。
【0005】そこで、この発明の目的は、ファーストフ
ィル効果を充分に発揮でき、かつ、シリンダ本体をスリ
ムに構成できるとともに、製作が容易な車輌用油圧ブレ
ーキのマスタシリンダを提供することにある。
ィル効果を充分に発揮でき、かつ、シリンダ本体をスリ
ムに構成できるとともに、製作が容易な車輌用油圧ブレ
ーキのマスタシリンダを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、大径部及び小径部を軸方向に連続
形成したシリンダ本体と、前記小径部はそれぞれ異なる
2系統のブレーキ系に圧油を供給するための一対のアウ
トレットを有することと、ブレーキペダルと連結された
状態で前記大径部に挿入された第1ピストンと、一端部
が大径部内に、他端部が小径部内に挿入された第2ピス
トンと、前記小径部内に挿入されるとともに、スプリン
グを介して第2ピストンと一体的に移動可能な第3ピス
トンと、前記大径部内において第1ピストンと第2ピス
トンとの間に形成された第1サブ油圧室と、前記大径部
内において第2ピストンの周囲に形成された第2サブ油
圧室と、前記一方のアウトレットと対応するように、前
記第2ピストンと第3ピストンとの間に形成された第1
メイン油圧室と、前記第3ピストンの周囲に形成された
第3サブ油圧室と、前記他方のアウトレットと対応する
ように、第3ピストンと前記小径部の端部との間に形成
された第2メイン油圧室と、前記第2サブ油圧室と第1
メイン油圧室との間に形成され、第2サブ油圧室内の圧
力が高くなったときにその圧力を第1メイン油圧室に供
給するための第1連通孔と、前記第3サブ油圧室と第2
メイン油圧室との間に形成され、第3サブ油圧室内の圧
力が高くなったときにその圧力を第2メイン油圧室に供
給するための第2連通孔と、前記第1サブ油圧室と第3
サブ油圧室との間を連結する連結通路とを設けた構成と
している。
めに、この発明では、大径部及び小径部を軸方向に連続
形成したシリンダ本体と、前記小径部はそれぞれ異なる
2系統のブレーキ系に圧油を供給するための一対のアウ
トレットを有することと、ブレーキペダルと連結された
状態で前記大径部に挿入された第1ピストンと、一端部
が大径部内に、他端部が小径部内に挿入された第2ピス
トンと、前記小径部内に挿入されるとともに、スプリン
グを介して第2ピストンと一体的に移動可能な第3ピス
トンと、前記大径部内において第1ピストンと第2ピス
トンとの間に形成された第1サブ油圧室と、前記大径部
内において第2ピストンの周囲に形成された第2サブ油
圧室と、前記一方のアウトレットと対応するように、前
記第2ピストンと第3ピストンとの間に形成された第1
メイン油圧室と、前記第3ピストンの周囲に形成された
第3サブ油圧室と、前記他方のアウトレットと対応する
ように、第3ピストンと前記小径部の端部との間に形成
された第2メイン油圧室と、前記第2サブ油圧室と第1
メイン油圧室との間に形成され、第2サブ油圧室内の圧
力が高くなったときにその圧力を第1メイン油圧室に供
給するための第1連通孔と、前記第3サブ油圧室と第2
メイン油圧室との間に形成され、第3サブ油圧室内の圧
力が高くなったときにその圧力を第2メイン油圧室に供
給するための第2連通孔と、前記第1サブ油圧室と第3
サブ油圧室との間を連結する連結通路とを設けた構成と
している。
【0007】
【作用】この発明のマスタシリンダによれば、ブレーキ
ペダルにより第1ピストンが押圧されると第1サブ油圧
室が加圧される。第1サブ油圧室の圧力により第2ピス
トンが押圧されて第2サブ油圧室が加圧される。そして
、第2サブ油圧室の圧力が第1連通孔を介して第1メイ
ン油圧室に流入付与され、更にその圧力が一方のアウト
レットを介して一方のブレーキ系に供給される。一方、
第1サブ油圧室は連結通路を介して第3サブ油圧室に連
結されているので、第1サブ油圧室の圧力により第3サ
ブ油圧室が加圧され、第3サブ油圧室の圧力が第2連通
孔を介して第2メイン油圧室に付与され、その圧力が他
方のアウトレットを介して他方のブレーキ系に供給され
る。
ペダルにより第1ピストンが押圧されると第1サブ油圧
室が加圧される。第1サブ油圧室の圧力により第2ピス
トンが押圧されて第2サブ油圧室が加圧される。そして
、第2サブ油圧室の圧力が第1連通孔を介して第1メイ
ン油圧室に流入付与され、更にその圧力が一方のアウト
レットを介して一方のブレーキ系に供給される。一方、
第1サブ油圧室は連結通路を介して第3サブ油圧室に連
結されているので、第1サブ油圧室の圧力により第3サ
ブ油圧室が加圧され、第3サブ油圧室の圧力が第2連通
孔を介して第2メイン油圧室に付与され、その圧力が他
方のアウトレットを介して他方のブレーキ系に供給され
る。
【0008】
【実施例】以下、この発明を具体化した実施例を図面に
基づいて説明する。図1に示すように、シリンダ本体1
は一端が開口し、他端が閉塞した細長筒状に成形され、
その開口側には大径部2が、閉塞側には小径部3が軸方
向に連続して形成されている。小径部3の中間部及び内
端部の周壁には第1、第2のアウトレット27,42が
それぞれ形成され、それらはそれぞれ異なる系統のブレ
ーキ系に接続されている。従って、ブレーキ系は2系統
である。大径部2の内部にはブレーキペダル(図示略)
に連結された第1ピストン4が挿入され、その一端部に
はシールリング5が装着されている。大径部2の開口部
には第1ピストン4の後退位置を決める係止リング6が
係着されている。
基づいて説明する。図1に示すように、シリンダ本体1
は一端が開口し、他端が閉塞した細長筒状に成形され、
その開口側には大径部2が、閉塞側には小径部3が軸方
向に連続して形成されている。小径部3の中間部及び内
端部の周壁には第1、第2のアウトレット27,42が
それぞれ形成され、それらはそれぞれ異なる系統のブレ
ーキ系に接続されている。従って、ブレーキ系は2系統
である。大径部2の内部にはブレーキペダル(図示略)
に連結された第1ピストン4が挿入され、その一端部に
はシールリング5が装着されている。大径部2の開口部
には第1ピストン4の後退位置を決める係止リング6が
係着されている。
【0009】シリンダ本体1の内部には第1ピストン4
に隣接して第2ピストン7が配設され、その一端部が大
径部2に挿入されるとともに、他端部が小径部3に挿入
されている。大径部2内において、第2ピストン7と第
1ピストン4との間には大径の第1サブ油圧室9が形成
されている。第1、第2のピストン4,7間には第1ス
プリング8が介在されている。第1サブ油圧室9と対応
するようにシリンダ本体1には連結筒10が突設されて
いる。
に隣接して第2ピストン7が配設され、その一端部が大
径部2に挿入されるとともに、他端部が小径部3に挿入
されている。大径部2内において、第2ピストン7と第
1ピストン4との間には大径の第1サブ油圧室9が形成
されている。第1、第2のピストン4,7間には第1ス
プリング8が介在されている。第1サブ油圧室9と対応
するようにシリンダ本体1には連結筒10が突設されて
いる。
【0010】前記第2ピストン7の一端部にはシールリ
ング12が装着され、他端部には鍔部13が突設され、
これらによって大径部2内において第2ピストン7の周
囲に大径の第2サブ油圧室14が形成されている。鍔部
13には複数個の第1連通孔15が穿設され、これらは
第2ピストン7の他端に装着したシールリング16によ
り軸端側から覆われている。シリンダ本体1には、鍔部
13が小径部3から脱落しないように第2ピストン7の
後退位置を決めるストッパねじ17が螺着されている。 そして、第2ピストン7が前方(図1の左方)へ移動さ
れて第2サブ油圧室14内の圧力が高くなったときに、
同室14内の圧油が第1連通孔15及びシールリング1
6の周囲を通って図1の左方へ供給される。
ング12が装着され、他端部には鍔部13が突設され、
これらによって大径部2内において第2ピストン7の周
囲に大径の第2サブ油圧室14が形成されている。鍔部
13には複数個の第1連通孔15が穿設され、これらは
第2ピストン7の他端に装着したシールリング16によ
り軸端側から覆われている。シリンダ本体1には、鍔部
13が小径部3から脱落しないように第2ピストン7の
後退位置を決めるストッパねじ17が螺着されている。 そして、第2ピストン7が前方(図1の左方)へ移動さ
れて第2サブ油圧室14内の圧力が高くなったときに、
同室14内の圧油が第1連通孔15及びシールリング1
6の周囲を通って図1の左方へ供給される。
【0011】小径部3の内部には第3ピストン19が挿
入され、その両端部には鍔部28,29が形成されてい
る。一方の鍔部28の軸端側にはシールリング31が装
着され、そのシールリング31と第2ピストン7との間
には前記第1アウトレット27と対応する第1メイン油
圧室23が形成されている。第2、第3のピストン7,
19間には第2スプリング22が介在されている。この
第2スプリング22の両端は第3ピストン19に嵌着し
たリテーナ24及び第2ピストン7の端面に接合したプ
レート25により保持され、リテーナ24には第2ピス
トン7に植設したロッド26の頭部が移動可能に連結さ
れている。
入され、その両端部には鍔部28,29が形成されてい
る。一方の鍔部28の軸端側にはシールリング31が装
着され、そのシールリング31と第2ピストン7との間
には前記第1アウトレット27と対応する第1メイン油
圧室23が形成されている。第2、第3のピストン7,
19間には第2スプリング22が介在されている。この
第2スプリング22の両端は第3ピストン19に嵌着し
たリテーナ24及び第2ピストン7の端面に接合したプ
レート25により保持され、リテーナ24には第2ピス
トン7に植設したロッド26の頭部が移動可能に連結さ
れている。
【0012】前記両鍔部28,29によって第3ピスト
ン19の周囲に第3サブ油圧室30が形成されている。 鍔部29には複数の第2連通孔32が穿設され、これら
は第3ピストン19に装着したシールリング33により
軸端側から覆われている。そして、第3サブ油圧室30
内の油圧が高くなったときに、同室30内の圧油が第2
連通孔32及びシールリング33の周囲を介して図1の
左方へ供給される。第3サブ油圧室30と対応する位置
のシリンダ本体1には連結筒34が突設され、その内部
には、鍔部29に係合して第3ピストン19の後退位置
を決める位置決めねじ35が固着されている。そして、
前記連結筒10と連結筒34との間には、第1サブ油圧
室9及び第3サブ油圧室30を連結する連結通路として
の連結管路37が介在されている。
ン19の周囲に第3サブ油圧室30が形成されている。 鍔部29には複数の第2連通孔32が穿設され、これら
は第3ピストン19に装着したシールリング33により
軸端側から覆われている。そして、第3サブ油圧室30
内の油圧が高くなったときに、同室30内の圧油が第2
連通孔32及びシールリング33の周囲を介して図1の
左方へ供給される。第3サブ油圧室30と対応する位置
のシリンダ本体1には連結筒34が突設され、その内部
には、鍔部29に係合して第3ピストン19の後退位置
を決める位置決めねじ35が固着されている。そして、
前記連結筒10と連結筒34との間には、第1サブ油圧
室9及び第3サブ油圧室30を連結する連結通路として
の連結管路37が介在されている。
【0013】前記第2アウトレット42と対応するよう
に、シリンダ本体1の端壁と第3ピストン19との間に
は第2メイン油圧室39が形成されている。前記端壁と
第3ピストン19のバネ受け41との間には第3スプリ
ング40が介在されている。前記各スプリング8,22
,40の強さは、第3スプリング40、第1スプリング
8、第2スプリング22の順で強くなる。
に、シリンダ本体1の端壁と第3ピストン19との間に
は第2メイン油圧室39が形成されている。前記端壁と
第3ピストン19のバネ受け41との間には第3スプリ
ング40が介在されている。前記各スプリング8,22
,40の強さは、第3スプリング40、第1スプリング
8、第2スプリング22の順で強くなる。
【0014】シリンダ本体1には一対のボス45,46
が突設され、それらにはリザーバ44が結合されている
。一方のボス45の内部には第1バルブ47が組込まれ
、その第1バルブ47はシリンダ本体1の連通ポート4
8及び補償ポート49をそれぞれ介して前記第2サブ油
圧室14及び第1メイン油圧室23に連通されている。 他方のボス46の内部には第2バルブ50が組込まれ、
その第2バルブ50はシリンダ本体1の連通ポート51
及び補償ポート52をそれぞれ介して第3サブ油圧室3
0及び第2メイン油圧室39に連通されている。
が突設され、それらにはリザーバ44が結合されている
。一方のボス45の内部には第1バルブ47が組込まれ
、その第1バルブ47はシリンダ本体1の連通ポート4
8及び補償ポート49をそれぞれ介して前記第2サブ油
圧室14及び第1メイン油圧室23に連通されている。 他方のボス46の内部には第2バルブ50が組込まれ、
その第2バルブ50はシリンダ本体1の連通ポート51
及び補償ポート52をそれぞれ介して第3サブ油圧室3
0及び第2メイン油圧室39に連通されている。
【0015】図2に示すように、第1バルブ47は、リ
ザーバ44の内部と前記ポート48,49とを常時連通
させる狭い第1通路53と、第2サブ油圧室14内の圧
力をリザーバ44に逃がす第2通路54とを備えている
。第2通路54にはチェックボール55及びスプリング
56が設けられ、スプリング56により第2サブ油圧室
14内の圧力が一定圧以下となるように設定されている
。つまり、第2サブ油圧室14内の圧力が一定圧を超え
るとチェックボール55がスプリング56のバネ力に抗
して移動して圧力が逃がされる。第2バルブ50も第1
バルブ47と同様に構成され、第3サブ油圧室30内の
圧力が一定圧を超えたときに、その圧力をリザーバ44
に逃がすようになっている。
ザーバ44の内部と前記ポート48,49とを常時連通
させる狭い第1通路53と、第2サブ油圧室14内の圧
力をリザーバ44に逃がす第2通路54とを備えている
。第2通路54にはチェックボール55及びスプリング
56が設けられ、スプリング56により第2サブ油圧室
14内の圧力が一定圧以下となるように設定されている
。つまり、第2サブ油圧室14内の圧力が一定圧を超え
るとチェックボール55がスプリング56のバネ力に抗
して移動して圧力が逃がされる。第2バルブ50も第1
バルブ47と同様に構成され、第3サブ油圧室30内の
圧力が一定圧を超えたときに、その圧力をリザーバ44
に逃がすようになっている。
【0016】次に、上記のように構成したこの実施例の
マスタシリンダの作用について説明する。図1はブレー
キ装置の非作動状態を示し、第1ピストン4、第2ピス
トン7、第3ピストン19がそれぞれ右方の後退位置に
配置されている。この状態で、ブレーキペダルが踏込ま
れると、第1ピストン4が図1の左方に前方移動される
。このため、第1サブ油圧室9内の圧力及び第1スプリ
ング8を介して第2ピストン7が同方向へ移動される。 従って、第2ピストン7の左方のシールリング16が補
償ポート49を通過した後は第1メイン油圧室23内の
圧力が上昇し、一方の系統のブレーキ系に対する第1ア
ウトレット27からの圧力の供給が開始される。一方、
第1メイン油圧室23内の圧力及び第2スプリング22
を介して第3ピストン19の前方移動も開始され、第3
ピストン19のシールリング33が補償ポート52を通
過すると、第2メイン油圧室39内の圧力も上昇し、他
方の系統のブレーキ系に対する第2アウトレット42か
らの圧力の供給が開始される。
マスタシリンダの作用について説明する。図1はブレー
キ装置の非作動状態を示し、第1ピストン4、第2ピス
トン7、第3ピストン19がそれぞれ右方の後退位置に
配置されている。この状態で、ブレーキペダルが踏込ま
れると、第1ピストン4が図1の左方に前方移動される
。このため、第1サブ油圧室9内の圧力及び第1スプリ
ング8を介して第2ピストン7が同方向へ移動される。 従って、第2ピストン7の左方のシールリング16が補
償ポート49を通過した後は第1メイン油圧室23内の
圧力が上昇し、一方の系統のブレーキ系に対する第1ア
ウトレット27からの圧力の供給が開始される。一方、
第1メイン油圧室23内の圧力及び第2スプリング22
を介して第3ピストン19の前方移動も開始され、第3
ピストン19のシールリング33が補償ポート52を通
過すると、第2メイン油圧室39内の圧力も上昇し、他
方の系統のブレーキ系に対する第2アウトレット42か
らの圧力の供給が開始される。
【0017】このとき、第2サブ油圧室14の径が第1
メイン油圧室23の径よりも大径なので、第2サブ油圧
室14内の圧油が第1連通孔15及びシールリング16
の周囲を通って第1メイン油圧室23内に供給され、そ
の第1メイン油圧室23内の圧力が急速に高騰する。そ
して、その圧力が第1アウトレット27を介してブレー
キ系に供給される。一方、これと同時に、第1サブ油圧
室9の圧力が連結管路37を介して第3サブ油圧室30
に供給される。第3サブ油圧室30内の圧油は第2連通
孔32及びシールリング33を通って第2メイン油圧室
39内に供給され、その第2メイン油圧室39内の圧力
が急速に高騰する。そして、第2メイン油圧室39の圧
力が第2アウトレット42を介してブレーキ系に供給さ
れる。
メイン油圧室23の径よりも大径なので、第2サブ油圧
室14内の圧油が第1連通孔15及びシールリング16
の周囲を通って第1メイン油圧室23内に供給され、そ
の第1メイン油圧室23内の圧力が急速に高騰する。そ
して、その圧力が第1アウトレット27を介してブレー
キ系に供給される。一方、これと同時に、第1サブ油圧
室9の圧力が連結管路37を介して第3サブ油圧室30
に供給される。第3サブ油圧室30内の圧油は第2連通
孔32及びシールリング33を通って第2メイン油圧室
39内に供給され、その第2メイン油圧室39内の圧力
が急速に高騰する。そして、第2メイン油圧室39の圧
力が第2アウトレット42を介してブレーキ系に供給さ
れる。
【0018】そして、第2、第3サブ油圧室14,30
内の圧力が第1、第2バルブ47,50で設定された圧
力を越えると、同バルブ47,50が開放されて、両サ
ブ油圧室14,30内の圧力がリザーバ44に逃がされ
る。引続きブレーキペダルの踏み込みに伴う第1、第2
、第3ピストン4,7,19の前方移動により第1メイ
ン油圧室23及び第2メイン油圧室39内の圧力が高い
状態を維持し、第1、第2アウトレット27,42から
各ブレーキ系に対して圧油が供給され続ける。
内の圧力が第1、第2バルブ47,50で設定された圧
力を越えると、同バルブ47,50が開放されて、両サ
ブ油圧室14,30内の圧力がリザーバ44に逃がされ
る。引続きブレーキペダルの踏み込みに伴う第1、第2
、第3ピストン4,7,19の前方移動により第1メイ
ン油圧室23及び第2メイン油圧室39内の圧力が高い
状態を維持し、第1、第2アウトレット27,42から
各ブレーキ系に対して圧油が供給され続ける。
【0019】以上のように、この実施例のマスタシリン
ダにおいては、ブレーキペダルの踏込み初期において、
第1サブ油圧室9の圧力により第1メイン油圧室23及
び第2メイン油圧室39を同時に急速加圧して、2系統
のブレーキ系に対してファーストフィル効果を充分に発
揮し、ブレーキペダルのストロークロスを確実に解消し
て踏み込みフィーリングを向上できる。
ダにおいては、ブレーキペダルの踏込み初期において、
第1サブ油圧室9の圧力により第1メイン油圧室23及
び第2メイン油圧室39を同時に急速加圧して、2系統
のブレーキ系に対してファーストフィル効果を充分に発
揮し、ブレーキペダルのストロークロスを確実に解消し
て踏み込みフィーリングを向上できる。
【0020】そして、この実施例のマスタシリンダにお
いては、第1サブ油圧室9の圧力が第2サブ油圧室14
を介して第1メイン油圧室23に導かれるとともに、そ
れと同時に、連結管路37及び第3サブ油圧室30を介
して第2メイン油圧室39に導かれるので、前述した従
来構造とは異なり、シリンダを3段構造にしたり、大型
化したりしたりすることは必要ない。従って、全体の形
状が肥大化したり、ピストンの組付けが面倒になったり
、ブレーキペダルの踏み込みが重くなったりすることが
なく、全体をスリムな形状にすることができるとともに
、製作が簡単になり、しかも前述のように良好な踏み込
みフィーリングを得ることができる。
いては、第1サブ油圧室9の圧力が第2サブ油圧室14
を介して第1メイン油圧室23に導かれるとともに、そ
れと同時に、連結管路37及び第3サブ油圧室30を介
して第2メイン油圧室39に導かれるので、前述した従
来構造とは異なり、シリンダを3段構造にしたり、大型
化したりしたりすることは必要ない。従って、全体の形
状が肥大化したり、ピストンの組付けが面倒になったり
、ブレーキペダルの踏み込みが重くなったりすることが
なく、全体をスリムな形状にすることができるとともに
、製作が簡単になり、しかも前述のように良好な踏み込
みフィーリングを得ることができる。
【0021】ブレーキ操作を解除して、第1ピストン4
に対する押圧力が解除されると、ブレーキ系の圧力が第
1アウトレット27及び第2アウトレット42を介して
第1メイン油圧室23及び第2メイン油圧室39に戻り
ながら、或いは第1メイン油圧室23及び第2メイン油
圧室39内の圧油が第2サブ油圧室14及び第3サブ油
圧室30に戻りながら、各ピストン4,7,19はスプ
リング8,22,40によってそれぞれ復帰される。
に対する押圧力が解除されると、ブレーキ系の圧力が第
1アウトレット27及び第2アウトレット42を介して
第1メイン油圧室23及び第2メイン油圧室39に戻り
ながら、或いは第1メイン油圧室23及び第2メイン油
圧室39内の圧油が第2サブ油圧室14及び第3サブ油
圧室30に戻りながら、各ピストン4,7,19はスプ
リング8,22,40によってそれぞれ復帰される。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれば
、踏込み初期にファーストフィル効果を充分に発揮して
フィーリングを向上できるばかりでなく、全体の小型化
、製作の容易化を図ることができるという優れた効果を
奏する。
、踏込み初期にファーストフィル効果を充分に発揮して
フィーリングを向上できるばかりでなく、全体の小型化
、製作の容易化を図ることができるという優れた効果を
奏する。
【図1】この発明の一実施例によるマスタシリンダを示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】図1のバルブを詳細に示す断面図である。
1 シリンダ本体、2 大径部、3 小径部、4
第1ピストン、7 第2ピストン、9 第1サ
ブ油圧室、14 第2サブ油圧室、15 第1連通
孔、19第3ピストン、22 第2スプリング、23
第1メイン油圧室、27 第1アウトレット、3
0 第3サブ油圧室、32 第2連通孔、37
連結管路(連結通路)、39 第2メイン油圧室、4
2 第2アウトレット。
第1ピストン、7 第2ピストン、9 第1サ
ブ油圧室、14 第2サブ油圧室、15 第1連通
孔、19第3ピストン、22 第2スプリング、23
第1メイン油圧室、27 第1アウトレット、3
0 第3サブ油圧室、32 第2連通孔、37
連結管路(連結通路)、39 第2メイン油圧室、4
2 第2アウトレット。
Claims (1)
- 【請求項1】 大径部及び小径部を軸方向に連続形成
したシリンダ本体と、前記小径部はそれぞれ異なる2系
統のブレーキ系に圧油を供給するための一対のアウトレ
ットを有することと、ブレーキペダルと連結された状態
で前記大径部に挿入された第1ピストンと、一端部が大
径部内に、他端部が小径部内に挿入された第2ピストン
と、前記小径部内に挿入されるとともに、スプリングを
介して第2ピストンと一体的に移動可能な第3ピストン
と、前記大径部内において第1ピストンと第2ピストン
との間に形成された第1サブ油圧室と、前記大径部内に
おいて第2ピストンの周囲に形成された第2サブ油圧室
と、前記一方のアウトレットと対応するように、前記第
2ピストンと第3ピストンとの間に形成された第1メイ
ン油圧室と、前記第3ピストンの周囲に形成された第3
サブ油圧室と、前記他方のアウトレットと対応するよう
に、第3ピストンと前記小径部の端部との間に形成され
た第2メイン油圧室と、前記第2サブ油圧室と第1メイ
ン油圧室との間に形成され、第2サブ油圧室内の圧力が
高くなったときにその圧力を第1メイン油圧室に供給す
るための第1連通孔と、前記第3サブ油圧室と第2メイ
ン油圧室との間に形成され、第3サブ油圧室内の圧力が
高くなったときにその圧力を第2メイン油圧室に供給す
るための第2連通孔と、前記第1サブ油圧室と第3サブ
油圧室との間を連結する連結通路とを設けたことを特徴
とする車輌用油圧ブレーキのマスタシリンダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3062079A JPH04297363A (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 車輌用油圧ブレーキのマスタシリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3062079A JPH04297363A (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 車輌用油圧ブレーキのマスタシリンダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04297363A true JPH04297363A (ja) | 1992-10-21 |
Family
ID=13189705
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3062079A Pending JPH04297363A (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 車輌用油圧ブレーキのマスタシリンダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04297363A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002047950A1 (en) * | 2000-12-16 | 2002-06-20 | Delphi Technologies Inc | Fast-fill brake master cylinder |
-
1991
- 1991-03-26 JP JP3062079A patent/JPH04297363A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002047950A1 (en) * | 2000-12-16 | 2002-06-20 | Delphi Technologies Inc | Fast-fill brake master cylinder |
| GB2370081B (en) * | 2000-12-16 | 2004-09-29 | Federal Mogul Brake Syst Ltd | Brake master cylinder and other systems |
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