JPH04298919A - 耐電食性碍子 - Google Patents

耐電食性碍子

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Publication number
JPH04298919A
JPH04298919A JP6505191A JP6505191A JPH04298919A JP H04298919 A JPH04298919 A JP H04298919A JP 6505191 A JP6505191 A JP 6505191A JP 6505191 A JP6505191 A JP 6505191A JP H04298919 A JPH04298919 A JP H04298919A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cement
insulator
conductive layer
pin
galvanic anode
Prior art date
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Pending
Application number
JP6505191A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Imakoma
今駒 嵩
Eiji Kutsuna
沓名 英治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、耐電食性碍子に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、直流送電線路又は汚損地域におい
ては、漏洩電流によるピン金具の電食及びこれに起因す
る碍子の破損を防止するため、図5に示すように、ピン
金具8の中間部に流電陽極11を設けた耐電食性碍子が
使用されている。この流電陽極11はピン金具8とセメ
ント9との境界部に位置するようにピン金具8の外周に
突設され、その一部がセメント9内に埋め込まれている
【0003】この耐電食性碍子において、厳しい汚損環
境下でピン金具8を埋設したセメント9全体が湿潤状態
になり、かつセメント9の表面のみが乾燥して半乾燥状
態になると、碍子本体1とピン金具8胴部との間の抵抗
値が最小値となって、セメント9に埋設されたピン金具
8の胴部からセメント9内に電流が流出する。すなわち
、外部からの漏洩電流をI、セメント9の表面の抵抗を
R1、セメント9の内部の抵抗をR2としたとき、ピン
金具8の胴部からセメント9内に流出する電流i1は、
抵抗R1,R2 の反比例で流れ次の(1)式のように
なる。
【0004】
【数1】 i1={R1÷(R1+R2)}×I      …(
1)このとき、流電陽極11から酸素濃淡電池作用によ
り抑制電流i2が流れているため、ピン金具8の胴部か
ら流出する実際の電流i0は、(2)式のようになる。
【0005】
【数2】i0=i1−i2      …(2)又、セ
メント表面に流れる漏洩電流i3は(3)式となる。
【0006】
【数3】i3={R2÷(R1+R2)}×I…(3)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そのため、この従来構
成の耐電食性碍子においては、前記ピン金具8の胴部か
らセメント9内に流出する電流によってピン金具8に電
食が生じ、その電食にて生成された錆が碍子内部に大き
な内圧応力を発生させて、碍子破壊の原因になるという
問題があった。
【0008】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものであって、その目的
とするところは、ピン金具の胴部からセメント内に流出
する電流を防止して、ピン金具の電食を防ぎ碍子の破壊
を防止することができる耐電食性碍子を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、碍子本体内にセメントを充填し、
そのセメントにピン金具を上端部にて埋め込み固定し、
前記ピン金具の中間部には流電陽極をその一部がセメン
ト内に埋め込まれるように設けた耐電食性碍子において
、前記セメントの表層部にはセメントよりも抵抗値の小
さい導電層を設け、その導電層と流電陽極との接合部間
には絶縁を施したものである。
【0010】
【作  用】上記のように構成された耐電食性碍子にお
いては、セメントの表層部にセメントよりも抵抗値の小
さい導電層が設けられているため、流電陽極からセメン
ト表層部の導電層に流れる漏洩電流は絶縁層が薄膜であ
るために、絶縁層端面でイオン導通となり寝電流が支配
的に流れ出して、ピン金具の胴部からセメント内に流出
する電流は低減され、抑制電流i2よりピン金具の胴部
からセメント内に流出する電流i1が小さくなる。これ
によって、ピン金具に電食が生じるのが防止される。又
、導電層と流電陽極との接合部間に絶縁が施されて、電
子導通を持たない構造となっているため、湿潤時に導電
層と流電陽極との接合部間で電位差、すなわち異種材料
による電池反応が生じることもない。
【0011】
【実施例】以下、この発明を具体化した耐電食性懸垂碍
子の一実施例を、図面に基づいて詳細に説明する。図1
及び図2に示すように、懸垂碍子の碍子本体1は磁器に
より一体に形成され、有底円筒状の頭部2と、その頭部
2の外周に形成された笠部3と、その笠部3の内面に同
心状に形成された複数のひだ部4とを備えている。キャ
ップ金具5は碍子本体1の頭部2にセメント6を介して
嵌着固定され、その頂部には嵌合凹部7が形成されてい
る。
【0012】ピン金具8は前記碍子本体1の頭部2内に
セメント9を充填した状態で、上端部にてセメント9内
に埋め込み固定され、その下端には嵌合部10が形成さ
れている。そして、このピン金具8の嵌合部10を他の
懸垂碍子のキャップ金具5上の嵌合凹部7に係合するこ
とによって、複数の懸垂碍子を縦方向へ直列に連結する
ことができる。
【0013】流電陽極11は前記ピン金具8の中間部に
、鋳込み又はロウ付け等の任意の接合方法によって膨出
形成され、その上端外周にはテーパ部12が設けられて
いる。そして、この流電陽極11のテーパ部12の一部
が、碍子本体1の頭部2に充填されたセメント9内に埋
め込まれている。導電層13は前記頭部2内のセメント
9の表層部に設けられ、流電陽極11のテーパ部12に
より下方への脱落が防止されている。そして、この導電
層13は例えば普通セメントにウイスカー(ZnO、S
iO等)や金属の導電物質を添加して導電性を持たせた
低抵抗材料により形成され、湿潤時における体積固有抵
抗値が、セメント9部分の15KΩ−cmに対して、そ
れよりも小さい1KΩ−cm以下となるように設定され
ている。
【0014】絶縁層14は導電層13と流電陽極11と
の接合部間に施し、絶縁層14の厚みはセメント表面長
さ1/10以下に形成されている。そして、この絶縁層
14によって、導電層13と流電陽極11との接合部間
が電子導通を持たないように絶縁され、湿潤時に導電層
13と流電陽極11との接合部間で電位差が生じないよ
うになっている。
【0015】次に、前記のように構成された耐電食性碍
子について作用を説明する。さて、この実施例の耐電食
性碍子においては、ピン金具8を埋設したセメント9の
表層部に導電層13が設けられ、湿潤時における導電層
13の体積固有抵抗値が、セメント9の内部の体積固有
抵抗値の1/15以下となるように設定されている。こ
のため、セメント9の内部が湿潤して、その表面のみが
乾燥して半乾燥状態になっても、流電陽極11から導電
層13に流れる漏洩電流i3が支配的となり、ピン金具
8の胴部からセメント9内に流出する電流i1が抑制電
流i2よりも小さくすることができるので、ピン金具8
の胴部からセメント9内に電流が流出を生じない。従っ
て、ピン金具8の電食を防ぎ碍子本体1の破壊を防止す
ることができる。
【0016】又、この実施例の耐電食性碍子においては
、導電層13と流電陽極11との接合部間に絶縁層4が
設けられて、導電層13と流電陽極11との接合部間が
接触していないため、導電層13と流電陽極11との間
で電子導通が生じることはない。従って、湿潤時に導電
層13と流電陽極11との接合部間で電位差が生じるお
それを確実に防止することができる。
【0017】
【別の実施例】次に、この発明の別の実施例を、図3及
び図4に基づいて説明する。まず、図3の実施例におい
ては、ピン金具8を埋設したセメント9の表層部及び流
電陽極11の外周に絶縁層14が形成される。この絶縁
層14の下部に導電性ゴムパッキンの装填、あるいは導
電性を有するシリコンゴム又は導電性樹脂等の充填によ
って、導電層13が形成されている。
【0018】又、図4の実施例においては、セメント9
に断面ほぼH形をなす一対の環状の導電金具15を、そ
の一部が露出した状態で埋め込み固定することにより、
セメント9の表層部に導電層13が形成されている。 又、この導電金具15と流電陽極11の外周との間には
所定の間隙16が形成され、これによって導電層13と
流電陽極11との接合部間は電子導電を持たない構造が
確保されている。
【0019】なお、この発明は前記実施例の構成に限定
されるものではなく、例えば、導電層13及び絶縁層1
4の材質や形成位置を適宜に変更して構成する等、この
発明の趣旨から逸脱しない範囲で、各部の構成を任意に
変更して具体化することも可能である。
【0020】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているため、ピン金具の胴部からセメント内に流出す
る電流を抑制して、ピン金具に電食が生じるのを防止す
ることができると共に、その電食にて発生する錆により
碍子が破壊するおそれを防止することができるという優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を具体化した耐電食性碍子の一実施例
を示す要部断面図である。
【図2】その耐電食性碍子の全体を部分的に断面にして
示す正面図である。
【図3】この発明の別の実施例を示す耐電食性碍子の部
分断面図である。
【図4】この発明のさらに別の実施例を示す部分断面図
である。
【図5】従来の耐電食性碍子を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1  碍子本体、8  ピン金具、9  セメント、1
1  流電陽極、13  導電層、14  絶縁層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  碍子本体内にセメントを充填し、その
    セメントにピン金具を上端部にて埋め込み固定し、前記
    ピン金具の中間部には流電陽極をその一部がセメント内
    に埋め込まれるように設けた耐電食性碍子において、前
    記セメントの表層部にはセメントよりも抵抗値の小さい
    導電層を設け、その導電層と流電陽極との接合部間には
    絶縁を施したことを特徴とする耐電食性碍子。
JP6505191A 1991-03-28 1991-03-28 耐電食性碍子 Pending JPH04298919A (ja)

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JP6505191A JPH04298919A (ja) 1991-03-28 1991-03-28 耐電食性碍子

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JPH04298919A true JPH04298919A (ja) 1992-10-22

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104733139A (zh) * 2015-02-27 2015-06-24 南方电网科学研究院有限责任公司 一种绝缘子金属附件腐蚀极端严重地区用有机保护套
CN104733137A (zh) * 2015-02-27 2015-06-24 南方电网科学研究院有限责任公司 一种金属附件腐蚀极端地区用直流盘形悬式瓷和玻璃绝缘子
CN104733136A (zh) * 2015-02-27 2015-06-24 南方电网科学研究院有限责任公司 一种直流盘形悬式瓷和玻璃绝缘子

Cited By (3)

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CN104733137A (zh) * 2015-02-27 2015-06-24 南方电网科学研究院有限责任公司 一种金属附件腐蚀极端地区用直流盘形悬式瓷和玻璃绝缘子
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