JPH0429892Y2 - - Google Patents

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JPH0429892Y2
JPH0429892Y2 JP1986066104U JP6610486U JPH0429892Y2 JP H0429892 Y2 JPH0429892 Y2 JP H0429892Y2 JP 1986066104 U JP1986066104 U JP 1986066104U JP 6610486 U JP6610486 U JP 6610486U JP H0429892 Y2 JPH0429892 Y2 JP H0429892Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は水中での塗装に適性の高い塗装機用塗
料塗布器具に係る。
(従来の技術) 従来、例えば海水中に於て塗装工事を行なう場
合は、塗装施工面積が僅少な場合に限られてお
り、例えば特開昭54−137034号公報に見られるよ
うに、通常は潜水作業者自身の手による刷毛塗
り、コテ仕上げによつて行なわれていた。
(考案の解決しようとする問題点) 従来のかかる塗装工事においては水中で行なわ
れるためもあつて作業性が悪く小面積の塗装にも
拘らず長時間を要し、厚みの均一な塗膜を安定的
に生成することは困難であり、充分な塗装効果が
得られなかつた。
近年、既設鉄鋼海洋構造物、海岸埋立地に於け
る鋼製護岸材などの保全防錆の目的のため、海水
中に於ける塗装工事の必要性が増大してきてお
り、塗装面積も増大してきている。また海中塗装
用塗料に対して要求される性能は次第に高度なも
のとなり、高粘度厚膜用塗料、多液混合重合塗
料、あるいは防錆剤、防汚剤などの配合により、
塗料性状が多様化してきており、従来一般に行わ
れてきた刷毛塗り、コテ仕上げによる塗装工事は
非常に非能率であり、また塗料性能の安定確保の
見地からも適性のあるものとは言い難く改良が望
まれている。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、かかる要望に応えるべくなされたも
のであつて、具体的には市販のエアーガン、或は
塗料圧送ホース先端のノズルに嵌着させるだけ
で、上記塗装工事を簡便且つ能率的に実施でき、
また均一性の高い塗布膜を安定的に形成できる塗
装機用塗料塗布器具である。
即ち本考案は、上梯側1−aが肉厚で下梯側1
−bを肉薄とする梯形台状で上梯側1−aにはエ
アーガン、或は塗料圧送ホース先端のノズルと嵌
着されるキヤツプ2を備え、本体内部に上記キヤ
ツプ2と連通する主孔3及びこれから分岐して主
孔3から下梯側1−bの先端に塗料を分配する数
条の塗料通路5を穿設してなる塗料供給部分1を
形成し、該塗料供給部分1のおおよそを上下面か
ら被蔽すると共に、上記塗料通路5の下梯側1−
bの先端から一定長さの範囲で開口を生じないよ
うに先端部を押圧重合する可撓性材料よりなる上
ヘラ8と下ヘラ9とを塗料供給部分1の上下面に
結合して構成したことを特徴とする塗装機用塗布
器具であり、塗料供給部分1に数条の塗料通路5
を設けて下梯側先端への塗料の均一分配性を高め
ると共に、上ヘラ8と下ヘラ9とを可撓性材料で
形成して、塗料通路の下梯側先端から一定長さ範
囲で突出している上下ヘラ8,9の先端部を押圧
させ、該重合部における塗料供給圧を所定圧まで
上昇させて該重合部を押し開いて均一な塗料吐出
口を形成するようにして、均一な塗布膜を安定形
成するものである。そして特に塗料供給(塗布)
開始時における塗料の無駄な流出を抑制して、塗
料原単位を低減し、また塗料塗布部分は可撓性材
料なので、塗装面とのなじみ性も良く、円滑で安
定な塗装ができる等の特長をも有するものであ
る。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
この実施例は、塗料塗布部分を上ヘラと下ヘラ
により形成した例を示している。
第1図において、1は合成樹脂或は金属材など
からなる塗料供給部分で上梯側1−aが肉厚で下
梯側1−bを肉薄となる梯形台状に形成され、上
梯側1−aには後述するエアーガン14と接続さ
せるためのキヤツプ2が取付けられており、この
塗料供給部分1内部には該キヤツプ2と連通し、
塗料通路となる主孔3が下梯側1−bの方向へ向
つて穿設され、おおよそ塗料供給部分1の中央部
で開放されこの主孔3の開放端部における該塗料
供給部分1には下梯側1−bの先端に塗料が分配
されるべく下梯側1−bと平行な1条の横溝4と
これと直交する数条の縦溝状に形成された安定形
状の塗料通路5とが穿設されている。符号の6及
び7は次述する塗料塗布部分である上ヘラ8及び
下ヘラ9を止着させるための螺孔である。
上ヘラ8、下ヘラ9は塗料供給部分1と同様梯
形台状をなし、上記塗料供給部分1のおおよそを
上下面から被蔽し塗料供給部分1の先端から一定
長さ重合する状態に突出(但し、上ヘラ8が下ヘ
ラ9より長く重合先端より更に突出)する寸法形
状になつており、それぞれ止着用の透孔10,1
1が穿設され、塗料供給部分1に止めネジ12を
使用して螺孔6に、止めネジ13を使用して螺孔
7にそれぞれ止着させ第2図,第3図のように組
立てられる。第3図において14は市販のエアー
ガンであつて、塗料14aを収納したカートリツ
ジをシリンダー14b内に装入し、レバー14c
の操作でエアーガン14内のスロツトバルブを開
放し、圧空管14dからの送気作用でカートリツ
ジ内の塗料14aを圧送し、本考案による塗料塗
布器具を介して吐出させ塗装を行なう。
(作用) つぎに上記のように組立てられた本考案を用い
た塗装作業について、第3図に基づき作業手順を
説明する。
先ず、キヤツプ2を取外し、エアーガン14の
シリンダー14b内に塗料14aを充填したカー
トリツジの先端を少し切つて装入したのち、キヤ
ツプ2を嵌着してエアーガン14と本考案の塗料
塗布器具を接続する。
つぎに上ヘラ8と下ヘラ9の塗料供給部分1の
下梯側1−bの先端部における押圧重合状態が正
常であることを確認し、塗装開始位置に位置決め
してからエアーガン14のレバー14cを引き、
これによりスロツトバルブを開放して圧空管14
d内からの送気作用でカートリツジ内の塗料14
aをキヤツプ2を介して本考案の塗料塗布器具の
塗料供給部分1に供給する。
そして、主孔3、横溝4、数条の塗料通路5を
経て、塗料14aを下梯側1−bの先端に分配送
給する。
この下梯側1−bの先端即ち塗料通路5の先端
の吐出口は開放しているが可撓性材料よりなる上
ヘラ8と下ヘラ9の先端部で形成され開口を生じ
ていない押圧重合部で被蔽されているため、塗料
14aは一旦この重合部によつて保持状態とな
り、塗料供給と同時に急激に吐出することを抑制
でき、塗料の一時的過剰流出による塗装むら、無
駄な流出を抑制できる。そして塗料供給圧が所定
圧に上昇して該重合部を押し開いてここに塗料を
均一に吐出する塗料吐出口を形成(開口)し、こ
こから塗料を均一な厚みで吐出を開始させると共
に供給圧に維持しつつエアーガン14を介して本
考案の塗料塗布器具への上ヘラ8と下ヘラ9の重
合部を塗装面に摺動させて塗装を行なう。
この場合、上ヘラ8、下ヘラ9は可撓性材料で
形成されているので、塗装面とのなじみ性(密着
性)が良好であり、円滑で安定した状態で塗装を
行なうことができる。
この塗装を行なう場合には上ヘラ8の先端を塗
装面に対して若干押し付けるようにして塗料供給
部分1の塗料通路5と塗装面とのなす角度は25°
〜35°に維持することが好ましい。
塗装膜厚は塗料供給量と塗料塗布器具の移動速
度及び押し付け力などを変えることにより適宜調
整する。塗装作業中カートリツジ内の塗料がなく
なるとヘラ先端部からエアーが出るので直ちにレ
バー14cを開放すると共にキヤツプ2を外して
カートリツジ塗料14aを新品のものと交換し、
前記と同様にして、塗装作業を繰り返す。
上記実施例ではエアーガン14を使用した方式
のものについて説明したが、他の実施態様として
圧送タンク方式でタンク内からの圧送塗料を直接
にノズルから吐出させるさいノズル先端に取付け
て使用することも差支えなく本考案実施の範囲内
とする。
本考案で使用する上、下ヘラ8,9は耐溶剤性
の点からニトリルゴム、弗素樹脂ゴムなどの合成
ゴムが優れている、その硬度はシヨア硬度で60°
〜70°のものが塗膜形成に最も適切な弾性を有す
ることが実験上確められた。
(考案の効果) 本考案は塗装機に容易に嵌着して用いられ、塗
料塗布部分を被塗装面に対し安定的に密着させ、
摺撥状態で均一な塗膜を連続的にかつ安定的に形
成することができ、作業性能の飛躍的な向上が図
れるものであり、また特に塗料供給初期の塗料の
過剰流出を抑制し、塗料原単位の節減も図れるも
のである。
なお、本考案は水中塗装用として特に優れる
が、陸上構造物の一般塗装用としても使用可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案器具の分解斜視図、第2図は組
立斜視図、第3図はエアーガンに取付けた使用状
態を示す一部切欠きの側面図である。 1は塗料供給部分、2はキヤツプ、3は主孔、
4は横溝、5は塗料通路、6,7は螺孔、8,9
はヘラで8は上ヘラ、9は下ヘラ、10,11は
透孔、12,13は止ネジ、14はエアーガン、
14aは塗料、14bはシリンダー、14cはレ
バー、14dは圧空管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上梯側1−aが肉厚で下梯側1−bを肉薄とす
    る梯形台状で上梯側1−aにエアーガン或は塗料
    圧送ホース先端のノズルと嵌着されるキヤツプ2
    を備えた塗料供給部分1を形成し、該塗料供給部
    分1の本体内部に上記キヤツプ2と連通する主孔
    3及びこれから分岐して主孔3から下梯側先端に
    塗料を分配する数条の塗料通路5を穿設し、該塗
    料供給部分1のおおよそを上下面から被蔽するよ
    うに、上記塗料通路5の下梯側先端より前方に先
    端が突出する上ヘラ8と下ヘラ9とを塗料供給部
    分1の上下面に取付け、該上下ヘラ8,9の先端
    部が塗料の吐出する前には開口しないように重合
    して圧接していることを特徴とする、塗装機用塗
    布器具。
JP1986066104U 1986-05-02 1986-05-02 Expired JPH0429892Y2 (ja)

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JPS62179069U JPS62179069U (ja) 1987-11-13
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JP7765887B2 (ja) * 2019-05-17 2025-11-07 株式会社ミズヨケ 供給装置及び塗装システム
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JPS58178370U (ja) * 1982-05-20 1983-11-29 三菱重工業株式会社 水中塗装治具

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