JPH04303432A - 超音波診断装置の受波整相回路 - Google Patents
超音波診断装置の受波整相回路Info
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- JPH04303432A JPH04303432A JP3068284A JP6828491A JPH04303432A JP H04303432 A JPH04303432 A JP H04303432A JP 3068284 A JP3068284 A JP 3068284A JP 6828491 A JP6828491 A JP 6828491A JP H04303432 A JPH04303432 A JP H04303432A
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子走査型超音波診断
装置および超音波非破壊検査装置等において、回路規模
を小さくすることができる受波整相回路に関するもので
ある。
装置および超音波非破壊検査装置等において、回路規模
を小さくすることができる受波整相回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】代表的な超音波診断装置では、アレイ型
探触子を構成する複数の振動子で送波および受波する超
音波の位相を制御することによりエネルギ−を集束し、
超音波ビ−ムを形成する。アレイ型探触子から送波され
た超音波ビ−ムは、音響インピ−ダンスが異なる臓器や
組織境界等でエネルギ−の一部が反射され、再び戻って
来る。超音波像の構成は、超音波ビ−ムをリニア走査、
コンベックス走査、あるいはセクタ走査しながら送受波
を繰り返し行い、送波から受波までに要した時間を距離
に変換し、反射波の強度を輝度変調することにより濃淡
画像化して行われる。上述した超音波診断装置の超音波
ビ−ムを形成する受波整相回路において、従来、アナロ
グ方式の遅延回路とサンプリング方式の遅延回路とを組
み合わせた方法としては、例えば、特開平1−1605
37号公報に記載されている。次に、上記と類似の技術
を用いて、アナログ的な遅延回路を内蔵した超音波診断
装置の受波整相回路を考えた場合の時間遅延制御につい
て、図4〜図6で説明する。
探触子を構成する複数の振動子で送波および受波する超
音波の位相を制御することによりエネルギ−を集束し、
超音波ビ−ムを形成する。アレイ型探触子から送波され
た超音波ビ−ムは、音響インピ−ダンスが異なる臓器や
組織境界等でエネルギ−の一部が反射され、再び戻って
来る。超音波像の構成は、超音波ビ−ムをリニア走査、
コンベックス走査、あるいはセクタ走査しながら送受波
を繰り返し行い、送波から受波までに要した時間を距離
に変換し、反射波の強度を輝度変調することにより濃淡
画像化して行われる。上述した超音波診断装置の超音波
ビ−ムを形成する受波整相回路において、従来、アナロ
グ方式の遅延回路とサンプリング方式の遅延回路とを組
み合わせた方法としては、例えば、特開平1−1605
37号公報に記載されている。次に、上記と類似の技術
を用いて、アナログ的な遅延回路を内蔵した超音波診断
装置の受波整相回路を考えた場合の時間遅延制御につい
て、図4〜図6で説明する。
【0003】図4は、従来における受波整相回路の構成
を示すブロック図である。図4において、E1〜Enは
探触子の各振動子から入力されたエコ−信号、SD1〜
SDnは微小時間の遅延線、MPXおよびMP1〜MP
nはいずれもマルチプレクサ、LDは長時間の遅延線、
CON1およびCON2は遅延制御回路、S1は遅延制
御回路からマルチプレクサを制御するための制御信号を
送出する遅延デ−タライン、Pはプロ−ブ信号、Mはセ
クタ走査、リニア走査、コンベックス走査等の各種のモ
−ド信号である。アレイ型探触子の各信号で受波された
エコ−信号E1〜Enは、数百ns程度の微小な時間遅
延を行う遅延線SD1〜SDnと、そのタップ出力を選
択するマルチプレクサMP1〜MPnにより所望の微小
時間で遅延される。マルチプレクサMP1〜MPnの出
力は、マルチプレクサMPXを介してビ−ム偏向やダイ
ナミックフォ−カスの大まかな時間遅延等を行うための
数μs程度の遅延線LDに流し込み接続されて、受波整
相回路の出力として処理される。ここで、マルチプレク
サMP1〜MPnは、遅延デ−タラインS1を介して遅
延制御回路CON1から供給される遅延デ−タにより制
御される。また、マルチプレクサMPXは、同じように
遅延制御回路CON2から供給される遅延デ−タにより
制御される。遅延制御回路CON1,CON2が供給す
る遅延デ−タは、使用するプロ−ブの種類を表わすプロ
−ブ信号Pおよび撮像モ−ドの種類を表わすモ−ド信号
Mをもとに、予め記憶されている遅延デ−タ群の中から
選択される。
を示すブロック図である。図4において、E1〜Enは
探触子の各振動子から入力されたエコ−信号、SD1〜
SDnは微小時間の遅延線、MPXおよびMP1〜MP
nはいずれもマルチプレクサ、LDは長時間の遅延線、
CON1およびCON2は遅延制御回路、S1は遅延制
御回路からマルチプレクサを制御するための制御信号を
送出する遅延デ−タライン、Pはプロ−ブ信号、Mはセ
クタ走査、リニア走査、コンベックス走査等の各種のモ
−ド信号である。アレイ型探触子の各信号で受波された
エコ−信号E1〜Enは、数百ns程度の微小な時間遅
延を行う遅延線SD1〜SDnと、そのタップ出力を選
択するマルチプレクサMP1〜MPnにより所望の微小
時間で遅延される。マルチプレクサMP1〜MPnの出
力は、マルチプレクサMPXを介してビ−ム偏向やダイ
ナミックフォ−カスの大まかな時間遅延等を行うための
数μs程度の遅延線LDに流し込み接続されて、受波整
相回路の出力として処理される。ここで、マルチプレク
サMP1〜MPnは、遅延デ−タラインS1を介して遅
延制御回路CON1から供給される遅延デ−タにより制
御される。また、マルチプレクサMPXは、同じように
遅延制御回路CON2から供給される遅延デ−タにより
制御される。遅延制御回路CON1,CON2が供給す
る遅延デ−タは、使用するプロ−ブの種類を表わすプロ
−ブ信号Pおよび撮像モ−ドの種類を表わすモ−ド信号
Mをもとに、予め記憶されている遅延デ−タ群の中から
選択される。
【0004】図5は、従来の遅延制御回路のブロック図
であって、図4における遅延制御回路CON1の内部構
成を示すものである。図5において、MAは読み出し専
用の遅延デ−タ記憶回路、CNTLは遅延デ−タ記憶回
路からの読み出しタイミング等の制御を行う制御信号、
L11〜Lnmは遅延デ−タ記憶回路MAから転送され
てきたデ−タをラッチするデ−タラッチ回路、CK11
〜CKnmは転送されたデ−タをラッチ回路にラッチす
るためのデ−タラッチクロック、OC11〜OCnmは
ラッチ回路のデ−タを送出するタイミングを制御するデ
−タアウトプットコントロ−ル信号であって、その他の
記号は図4と同じである。遅延制御回路CON1は、予
め決定された遅延デ−タを記憶する回路であって、読み
出し専用の遅延デ−タ記憶回路MAと、遅延デ−タ記憶
回路MAから転送されてくる遅延デ−タを一時的に保持
するデ−タラッチ回路L11〜Lnmで構成される。図
4に示すマルチプレクサMP1〜MPnに対しては、各
々フォ−カス数に対応するm個のデ−タラッチ回路が接
続されている。プロ−ブ信号Pやモ−ド信号Mが遅延デ
−タ記憶回路MAに入力されると、制御信号CNTLに
よりフォ−カス順に順次遅延デ−タがデ−タラッチ回路
L11〜Lnmに転送される。例えば、デ−タラッチ回
路L11〜L1mに転送される遅延デ−タは、フォ−カ
ス毎にデ−タラッチクロックCK11〜CK1mで順次
ラッチされる。ラッチされたm個の遅延デ−タは、デ−
タアウトプットコントロ−ル信号OC11〜OC1mで
デ−タラッチ回路L11〜L1mの出力端がハイインピ
−ダンス状態からデ−タ転送状態に切り換えられること
により、遅延デ−タに対応するフォ−カス切り換え時間
に順次マルチプレクサMP1に転送される。
であって、図4における遅延制御回路CON1の内部構
成を示すものである。図5において、MAは読み出し専
用の遅延デ−タ記憶回路、CNTLは遅延デ−タ記憶回
路からの読み出しタイミング等の制御を行う制御信号、
L11〜Lnmは遅延デ−タ記憶回路MAから転送され
てきたデ−タをラッチするデ−タラッチ回路、CK11
〜CKnmは転送されたデ−タをラッチ回路にラッチす
るためのデ−タラッチクロック、OC11〜OCnmは
ラッチ回路のデ−タを送出するタイミングを制御するデ
−タアウトプットコントロ−ル信号であって、その他の
記号は図4と同じである。遅延制御回路CON1は、予
め決定された遅延デ−タを記憶する回路であって、読み
出し専用の遅延デ−タ記憶回路MAと、遅延デ−タ記憶
回路MAから転送されてくる遅延デ−タを一時的に保持
するデ−タラッチ回路L11〜Lnmで構成される。図
4に示すマルチプレクサMP1〜MPnに対しては、各
々フォ−カス数に対応するm個のデ−タラッチ回路が接
続されている。プロ−ブ信号Pやモ−ド信号Mが遅延デ
−タ記憶回路MAに入力されると、制御信号CNTLに
よりフォ−カス順に順次遅延デ−タがデ−タラッチ回路
L11〜Lnmに転送される。例えば、デ−タラッチ回
路L11〜L1mに転送される遅延デ−タは、フォ−カ
ス毎にデ−タラッチクロックCK11〜CK1mで順次
ラッチされる。ラッチされたm個の遅延デ−タは、デ−
タアウトプットコントロ−ル信号OC11〜OC1mで
デ−タラッチ回路L11〜L1mの出力端がハイインピ
−ダンス状態からデ−タ転送状態に切り換えられること
により、遅延デ−タに対応するフォ−カス切り換え時間
に順次マルチプレクサMP1に転送される。
【0005】図6は、従来の遅延制御回路の他の例を示
すブロック図である。図6において、MR1〜MRnは
読み出し専用の遅延デ−タ記憶回路、AD1〜ADnは
フォ−カスアドレス信号であり、その他の記号は図5と
同一である。図5に示す遅延制御回路CON1では、デ
−タラッチ回路L11〜Lnmに遅延デ−タ記憶回路M
Aから遅延デ−タを一旦転送し、さらにデ−タラッチ回
路からマルチプレクサにデ−タ転送を行うものであった
。これに対して、図6に示す遅延制御回路CON1では
、遅延デ−タ記憶回路MR1〜MRnに予め遅延デ−タ
が記憶されており、プロ−ブ信号Pやモ−ド信号M、あ
るいはフォ−カスアドレス信号AD1〜ADmにより遅
延デ−タをマルチプレクサにダイレクトに転送するもの
である。図6の構成では、フォ−カスアドレス信号AD
1〜ADnにより、フォ−カス毎に遅延デ−タの転送が
行われる。
すブロック図である。図6において、MR1〜MRnは
読み出し専用の遅延デ−タ記憶回路、AD1〜ADnは
フォ−カスアドレス信号であり、その他の記号は図5と
同一である。図5に示す遅延制御回路CON1では、デ
−タラッチ回路L11〜Lnmに遅延デ−タ記憶回路M
Aから遅延デ−タを一旦転送し、さらにデ−タラッチ回
路からマルチプレクサにデ−タ転送を行うものであった
。これに対して、図6に示す遅延制御回路CON1では
、遅延デ−タ記憶回路MR1〜MRnに予め遅延デ−タ
が記憶されており、プロ−ブ信号Pやモ−ド信号M、あ
るいはフォ−カスアドレス信号AD1〜ADmにより遅
延デ−タをマルチプレクサにダイレクトに転送するもの
である。図6の構成では、フォ−カスアドレス信号AD
1〜ADnにより、フォ−カス毎に遅延デ−タの転送が
行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の例えば、特開平
1−160537号公報に記載されている技術では、時
間遅延するための具体的な遅延制御回路やシ−ケンスに
ついては、何も記述されていない。また、アナログ方式
の遅延回路とサンプリング方式の遅延回路とを組み合わ
せた回路として、例えば、図5に示すような構成で遅延
時間の制御を行った場合には、浅部から深部まで微小な
時間間隔でフォ−カス点を順次切り換えるようなダイナ
ミックフォ−カス時に、デ−タラッチ回路を数十から数
百個も設置する必要があり、また、デ−タアウトプット
コントロ−ル信号の数も、それに比例して増加するため
、回路規模が膨大となる。さらに、図6に示すような構
成を用いた場合には、受波チャンネル数分の遅延デ−タ
記憶回路(具体的には、ROM)MR1〜MRnに遅延
デ−タを装置出荷前に予め記憶させておく必要があるた
め、製造工程が増加し、コストアップを招く。この場合
、高速ROMを使用するときには、消費電力が多くなる
。また、装置出荷後に開発された新プロ−ブやモ−ドに
対応するために記憶内容を変更するような場合には、非
常に面倒である。
1−160537号公報に記載されている技術では、時
間遅延するための具体的な遅延制御回路やシ−ケンスに
ついては、何も記述されていない。また、アナログ方式
の遅延回路とサンプリング方式の遅延回路とを組み合わ
せた回路として、例えば、図5に示すような構成で遅延
時間の制御を行った場合には、浅部から深部まで微小な
時間間隔でフォ−カス点を順次切り換えるようなダイナ
ミックフォ−カス時に、デ−タラッチ回路を数十から数
百個も設置する必要があり、また、デ−タアウトプット
コントロ−ル信号の数も、それに比例して増加するため
、回路規模が膨大となる。さらに、図6に示すような構
成を用いた場合には、受波チャンネル数分の遅延デ−タ
記憶回路(具体的には、ROM)MR1〜MRnに遅延
デ−タを装置出荷前に予め記憶させておく必要があるた
め、製造工程が増加し、コストアップを招く。この場合
、高速ROMを使用するときには、消費電力が多くなる
。また、装置出荷後に開発された新プロ−ブやモ−ドに
対応するために記憶内容を変更するような場合には、非
常に面倒である。
【0007】本発明の目的は、これら従来の課題を解決
し、フォ−カス数が増加しても受波整相回路規模が増大
せず、遅延デ−タの書き込み記憶工数や消費電力を減少
させ、回路のロ−コスト化が可能な超音波診断装置の受
波整相回路を提供することにある。
し、フォ−カス数が増加しても受波整相回路規模が増大
せず、遅延デ−タの書き込み記憶工数や消費電力を減少
させ、回路のロ−コスト化が可能な超音波診断装置の受
波整相回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明による超音波診断装置の受波整相回路は、(イ
)アレイ型探触子で受波された被検体からのエコ−信号
をサンプリングして記憶保持することにより時間遅延す
るサンプリング方式の遅延手段と、サンプリング方式の
遅延手段の前段に設けられ、サンプリング周期内の遅延
を補償するアナログ方式の遅延手段とを備え、所望の時
間遅延を与えて受波ビ−ムを形成し、被検体の超音波像
を得る超音波診断装置の受波整相回路において、アナロ
グ方式の遅延手段に遅延デ−タを転送する書き替え可能
な第1の遅延デ−タ供給手段と、第1の遅延デ−タ供給
手段に遅延デ−タを転送する読み出し専用の第2の遅延
デ−タ供給手段とを有することに特徴がある。また、(
ロ)1個の第1の遅延デ−タ供給手段は、複数個のアナ
ログ方式の遅延手段に遅延デ−タを供給するようにした
ことにも特徴がある。また、(ハ)第1の遅延デ−タ供
給手段は、少なくとも16Kbitの記憶容量を有する
RAMで構成されることにも特徴がある。また、(ニ)
第2の遅延デ−タ供給手段は、複数個のROMで構成さ
れ、各ROMはそれぞれ遅延デ−タを供給する系を形成
して、第1の遅延デ−タ供給手段に同時並列的に遅延デ
−タを供給することにも特徴がある。さらに、(ホ)第
2の遅延デ−タ供給手段から第1の遅延デ−タ供給手段
に対する遅延デ−タの転送は、少なくとも電源投入の直
後か、撮像モ−ド変更の直後か、あるいはプロ−ブ切り
換えの直後から数フレ−ムの間に実行されることにも特
徴がある。
、本発明による超音波診断装置の受波整相回路は、(イ
)アレイ型探触子で受波された被検体からのエコ−信号
をサンプリングして記憶保持することにより時間遅延す
るサンプリング方式の遅延手段と、サンプリング方式の
遅延手段の前段に設けられ、サンプリング周期内の遅延
を補償するアナログ方式の遅延手段とを備え、所望の時
間遅延を与えて受波ビ−ムを形成し、被検体の超音波像
を得る超音波診断装置の受波整相回路において、アナロ
グ方式の遅延手段に遅延デ−タを転送する書き替え可能
な第1の遅延デ−タ供給手段と、第1の遅延デ−タ供給
手段に遅延デ−タを転送する読み出し専用の第2の遅延
デ−タ供給手段とを有することに特徴がある。また、(
ロ)1個の第1の遅延デ−タ供給手段は、複数個のアナ
ログ方式の遅延手段に遅延デ−タを供給するようにした
ことにも特徴がある。また、(ハ)第1の遅延デ−タ供
給手段は、少なくとも16Kbitの記憶容量を有する
RAMで構成されることにも特徴がある。また、(ニ)
第2の遅延デ−タ供給手段は、複数個のROMで構成さ
れ、各ROMはそれぞれ遅延デ−タを供給する系を形成
して、第1の遅延デ−タ供給手段に同時並列的に遅延デ
−タを供給することにも特徴がある。さらに、(ホ)第
2の遅延デ−タ供給手段から第1の遅延デ−タ供給手段
に対する遅延デ−タの転送は、少なくとも電源投入の直
後か、撮像モ−ド変更の直後か、あるいはプロ−ブ切り
換えの直後から数フレ−ムの間に実行されることにも特
徴がある。
【0009】
【作用】本発明においては、アナログ方式の遅延回路へ
の遅延デ−タ転送を、第1の遅延デ−タ供給回路と、そ
の第1の遅延デ−タ供給回路に転送を行う大容量の読み
出し専用の第2の遅延デ−タ供給回路とで構成している
。このように、多数個必要なアナログ方式の遅延回路へ
の遅延デ−タの直接転送を、書き替えが可能な第1の遅
延デ−タ供給回路で行うことにより、記憶容量の増大を
抑えることができ、かつ安価で小規模な回路を実現でき
る。また、大容量の読み出し専用の第2の遅延デ−タ供
給回路を用いることにより、全使用のプロ−ブおよび走
査モ−ドにおける遅延デ−タの書き込み記憶工数を大幅
に低減することができ、変更も簡単に行える。
の遅延デ−タ転送を、第1の遅延デ−タ供給回路と、そ
の第1の遅延デ−タ供給回路に転送を行う大容量の読み
出し専用の第2の遅延デ−タ供給回路とで構成している
。このように、多数個必要なアナログ方式の遅延回路へ
の遅延デ−タの直接転送を、書き替えが可能な第1の遅
延デ−タ供給回路で行うことにより、記憶容量の増大を
抑えることができ、かつ安価で小規模な回路を実現でき
る。また、大容量の読み出し専用の第2の遅延デ−タ供
給回路を用いることにより、全使用のプロ−ブおよび走
査モ−ドにおける遅延デ−タの書き込み記憶工数を大幅
に低減することができ、変更も簡単に行える。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明の一実施例を示す受波整相回
路のブロック構成図である。図1において、A/DはA
/D変換器、MOはディジタル化されたエコ−信号の記
憶回路群、Σは加算器、CON3,CON4はいずれも
遅延制御回路、その他の記号は図4に記載されたものと
同一である。探触子で受波されたエコ−信号E1〜En
は、それぞれ遅延線SD1〜SDnおよびマルチプレク
サMP1〜MPnを介して、遅延制御回路CON3によ
り所望する遅延処理が行われた後、A/D変換器群A/
Dに入力される。次に、A/D変換器群A/Dにおいて
ディジタル信号化された後、エコ−信号記憶回路群MO
に記憶される。記憶回路群MOに記憶されたエコ−信号
E1〜Enは、遅延制御回路CON4により記憶保持の
時間制御が行われ、所望する時間に加算器Σに入力され
る。この加算器Σにおいて、エコ−信号E1〜Enが整
相加算され、受波整相回路の出力として処理される。な
お、サンプリング方式の遅延手段は、A/D変換器を用
いたものだけでなく、サンプルアンドホ−ルド回路等を
用いたものであってもよい。
説明する。図1は、本発明の一実施例を示す受波整相回
路のブロック構成図である。図1において、A/DはA
/D変換器、MOはディジタル化されたエコ−信号の記
憶回路群、Σは加算器、CON3,CON4はいずれも
遅延制御回路、その他の記号は図4に記載されたものと
同一である。探触子で受波されたエコ−信号E1〜En
は、それぞれ遅延線SD1〜SDnおよびマルチプレク
サMP1〜MPnを介して、遅延制御回路CON3によ
り所望する遅延処理が行われた後、A/D変換器群A/
Dに入力される。次に、A/D変換器群A/Dにおいて
ディジタル信号化された後、エコ−信号記憶回路群MO
に記憶される。記憶回路群MOに記憶されたエコ−信号
E1〜Enは、遅延制御回路CON4により記憶保持の
時間制御が行われ、所望する時間に加算器Σに入力され
る。この加算器Σにおいて、エコ−信号E1〜Enが整
相加算され、受波整相回路の出力として処理される。な
お、サンプリング方式の遅延手段は、A/D変換器を用
いたものだけでなく、サンプルアンドホ−ルド回路等を
用いたものであってもよい。
【0011】図2は、本発明の一実施例を示す遅延制御
回路のブロック構成図であって、図1における遅延制御
回路CON3の詳細ブロックを示している。図2におい
て、A1〜Anは第1の遅延デ−タ供給回路、MEMは
第2の遅延デ−タ供給回路、L1R〜LnRおよびL1
W〜LnWはデ−タラッチ回路、N1〜Nnはインバ−
タ、OC1〜OCnは記憶/読み出しの制御信号、AD
1〜ADnはフォ−カスアドレス信号である。なお、点
線矢印は信号の流れを示し、他の記号は図1と同一であ
る。先ず、遅延制御回路CON3に対して、使用するプ
ロ−ブの種類をプロ−ブ信号Pで、また使用する撮像モ
−ドをモ−ド信号Mで、それぞれ指示すると、第2の遅
延デ−タ供給回路MEMに予め記憶されている遅延デ−
タ群の中からプロ−ブの種類や撮像モ−ドに対応した遅
延デ−タが選択される。選択された遅延デ−タは、制御
信号CNTLによりラッチ回路L1W〜LnWに同時に
転送される。各ラッチ回路L1W〜LnWは、制御信号
OC1〜OCnにより順次遅延デ−タの転送が可能な状
態となって、所望する遅延デ−タが第1の遅延デ−タ供
給回路A1〜Anに転送される。そして、第1の遅延デ
−タ供給回路A1〜Anに転送記憶された遅延デ−タは
、ラッチ回路L1R〜LnRを介してマルチプレクサM
P1〜MPnに転送される。例えば、第1の遅延デ−タ
供給回路A1に遅延デ−タを転送する場合には、制御信
号OC1〜OCnによりラッチ回路L1Wのみを遅延デ
−タの転送可能状態にし、他のラッチ回路L2W〜Ln
Wを遅延デ−タの転送を不可の状態にする。同じように
して、第1の遅延デ−タ供給回路A2に遅延デ−タを転
送する場合には、ラッチ回路L2Wのみを遅延デ−タの
転送可能状態にし、他のラッチ回路L1WおよびL3W
〜LnWを遅延デ−タの転送不可状態にする。このよう
に、遅延デ−タの転送可能状態となる系を順次移動させ
ながら、第1の遅延デ−タ供給回路A1〜Anへの遅延
デ−タの転送を完了させる。第1の遅延デ−タ供給回路
A1〜Anへの遅延デ−タの転送が完了すると、それ以
降は、プロ−ブの種類や撮像モ−ドの変更が指定される
まで、制御信号OC1〜OCnによってラッチ回路L1
W〜LnWは遅延デ−タの転送不可の状態となる。一方
、インバ−タN1〜Nnを介して制御信号OC1〜OC
nが他のラッチ回路L1R〜LnRに入力されるため、
ラッチ回路L1R〜LnRが遅延デ−タ転送可能状態に
固定される。次に、フォ−カス切り換えの時間マ−カで
あるフォ−カスアドレス信号AD1〜ADnにより、所
望の遅延デ−タをマルチプレクサMP1〜MPnに転送
する。なお、第1の遅延デ−タ供給回路A1〜Anとし
てはRAMを、また第2の遅延デ−タ供給回路MEMと
してはROMを、それぞれ用いることができる。
回路のブロック構成図であって、図1における遅延制御
回路CON3の詳細ブロックを示している。図2におい
て、A1〜Anは第1の遅延デ−タ供給回路、MEMは
第2の遅延デ−タ供給回路、L1R〜LnRおよびL1
W〜LnWはデ−タラッチ回路、N1〜Nnはインバ−
タ、OC1〜OCnは記憶/読み出しの制御信号、AD
1〜ADnはフォ−カスアドレス信号である。なお、点
線矢印は信号の流れを示し、他の記号は図1と同一であ
る。先ず、遅延制御回路CON3に対して、使用するプ
ロ−ブの種類をプロ−ブ信号Pで、また使用する撮像モ
−ドをモ−ド信号Mで、それぞれ指示すると、第2の遅
延デ−タ供給回路MEMに予め記憶されている遅延デ−
タ群の中からプロ−ブの種類や撮像モ−ドに対応した遅
延デ−タが選択される。選択された遅延デ−タは、制御
信号CNTLによりラッチ回路L1W〜LnWに同時に
転送される。各ラッチ回路L1W〜LnWは、制御信号
OC1〜OCnにより順次遅延デ−タの転送が可能な状
態となって、所望する遅延デ−タが第1の遅延デ−タ供
給回路A1〜Anに転送される。そして、第1の遅延デ
−タ供給回路A1〜Anに転送記憶された遅延デ−タは
、ラッチ回路L1R〜LnRを介してマルチプレクサM
P1〜MPnに転送される。例えば、第1の遅延デ−タ
供給回路A1に遅延デ−タを転送する場合には、制御信
号OC1〜OCnによりラッチ回路L1Wのみを遅延デ
−タの転送可能状態にし、他のラッチ回路L2W〜Ln
Wを遅延デ−タの転送を不可の状態にする。同じように
して、第1の遅延デ−タ供給回路A2に遅延デ−タを転
送する場合には、ラッチ回路L2Wのみを遅延デ−タの
転送可能状態にし、他のラッチ回路L1WおよびL3W
〜LnWを遅延デ−タの転送不可状態にする。このよう
に、遅延デ−タの転送可能状態となる系を順次移動させ
ながら、第1の遅延デ−タ供給回路A1〜Anへの遅延
デ−タの転送を完了させる。第1の遅延デ−タ供給回路
A1〜Anへの遅延デ−タの転送が完了すると、それ以
降は、プロ−ブの種類や撮像モ−ドの変更が指定される
まで、制御信号OC1〜OCnによってラッチ回路L1
W〜LnWは遅延デ−タの転送不可の状態となる。一方
、インバ−タN1〜Nnを介して制御信号OC1〜OC
nが他のラッチ回路L1R〜LnRに入力されるため、
ラッチ回路L1R〜LnRが遅延デ−タ転送可能状態に
固定される。次に、フォ−カス切り換えの時間マ−カで
あるフォ−カスアドレス信号AD1〜ADnにより、所
望の遅延デ−タをマルチプレクサMP1〜MPnに転送
する。なお、第1の遅延デ−タ供給回路A1〜Anとし
てはRAMを、また第2の遅延デ−タ供給回路MEMと
してはROMを、それぞれ用いることができる。
【0012】図3は、図2の回路構成における遅延デ−
タ転送のタイミングチャ−トである。図3において、F
M1〜FM3はフレ−ム信号であって、1,2,3,・
・・はその出現順位を示している。Z0は像表示信号、
TBLKは像が表示されない時間、TDは第2の遅延デ
−タ供給回路から遅延デ−タを転送している時間、TA
は第2の遅延デ−タ供給回路から各々の第1の遅延デ−
タ供給回路に遅延デ−タを転送している時間、A1〜A
nは第1の遅延デ−タ供給回路、C1はプロ−ブ信号P
およびモ−ド信号Mの指示がある時刻である。任意のフ
レ−ムFM1の走査中に、オペレ−タから使用プロ−ブ
の変更、あるいは走査モ−ドの変更を指示するプロ−ブ
信号P、およびモ−ド信号MがC1点で第2の遅延デ−
タ供給回路に入力されると、次のフレ−ムFM2が遅延
デ−タ転送期間として設定される。遅延デ−タ転送期間
には、第2の遅延デ−タ供給回路から遅延デ−タの転送
が行われ、一旦、ラッチ回路L1W〜LnWにデ−タを
ラッチした後、それぞれ第1の遅延デ−タ供給回路A1
〜Anにデ−タ転送される。この間、表示信号Z0によ
り真の画像表示はTBLKの時間だけ停止されて、ブラ
ンキング状態あるいは補間画像の表示状態となる。なお
、第2の遅延デ−タ供給回路MEMから1個の第1の遅
延デ−タ供給回路への遅延デ−タの転送が終了するまで
の時間をTAとすると、n個分の遅延デ−タを全て転送
するための時間はTA×n=TDとなる。遅延デ−タの
転送が終了して、像表示信号Z0により画像のブランキ
ング状態あるいは補間画像の表示状態が解除されると(
TBLK終了)、フレ−ムFM3から新しい遅延デ−タ
による撮像が開始される。
タ転送のタイミングチャ−トである。図3において、F
M1〜FM3はフレ−ム信号であって、1,2,3,・
・・はその出現順位を示している。Z0は像表示信号、
TBLKは像が表示されない時間、TDは第2の遅延デ
−タ供給回路から遅延デ−タを転送している時間、TA
は第2の遅延デ−タ供給回路から各々の第1の遅延デ−
タ供給回路に遅延デ−タを転送している時間、A1〜A
nは第1の遅延デ−タ供給回路、C1はプロ−ブ信号P
およびモ−ド信号Mの指示がある時刻である。任意のフ
レ−ムFM1の走査中に、オペレ−タから使用プロ−ブ
の変更、あるいは走査モ−ドの変更を指示するプロ−ブ
信号P、およびモ−ド信号MがC1点で第2の遅延デ−
タ供給回路に入力されると、次のフレ−ムFM2が遅延
デ−タ転送期間として設定される。遅延デ−タ転送期間
には、第2の遅延デ−タ供給回路から遅延デ−タの転送
が行われ、一旦、ラッチ回路L1W〜LnWにデ−タを
ラッチした後、それぞれ第1の遅延デ−タ供給回路A1
〜Anにデ−タ転送される。この間、表示信号Z0によ
り真の画像表示はTBLKの時間だけ停止されて、ブラ
ンキング状態あるいは補間画像の表示状態となる。なお
、第2の遅延デ−タ供給回路MEMから1個の第1の遅
延デ−タ供給回路への遅延デ−タの転送が終了するまで
の時間をTAとすると、n個分の遅延デ−タを全て転送
するための時間はTA×n=TDとなる。遅延デ−タの
転送が終了して、像表示信号Z0により画像のブランキ
ング状態あるいは補間画像の表示状態が解除されると(
TBLK終了)、フレ−ムFM3から新しい遅延デ−タ
による撮像が開始される。
【0013】図7は、本発明の他の実施例を示す遅延制
御回路の構成図である。図7では、1個の第1の遅延デ
−タ供給回路から2個のマルチプレクサに遅延デ−タを
転送することが可能な構成を示している。図7において
、OC1〜OCkは記憶/読み出しの制御信号、N1〜
Nkはインバ−タ、A1〜Akは第1の遅延デ−タ供給
回路、L1R〜LkRおよびL1W〜LkWはデ−タラ
ッチ回路、AD1〜ADkはアドレス信号である。ここ
で、各記号の数値kはk=n/2である。また、他の記
号は図2と同一である。図7では、第1の遅延デ−タ供
給回路A1〜Akおよび第2の遅延デ−タ供給回路ME
Mの出力ビット数を、図1のビット数に比べて2倍にす
ることにより、1個の第1の遅延デ−タ供給回路から同
時に2個のマルチプレクサに遅延デ−タを転送すること
ができる。また、そのために第1の遅延デ−タ供給回路
A1〜Akの記憶容量を2倍にする必要があるが、その
反面、第1の遅延デ−タ供給回路およびその制御系の個
数、つまり回路規模を減少させることが可能である。 いま、第1の遅延デ−タ供給回路A1〜AkがRAMで
、第2の遅延デ−タ供給回路MEMがROMである場合
、出力ビット数にもよるが、記憶容量が1Mbit程度
以下のRAMおよびROMであれば、記憶容量の増加に
比較して価格ならびに部品体積の上昇は低い。従って、
各遅延デ−タ供給回路の出力ビット数があまり多くない
16ビット程度までの範囲であれば、価格的にも回路規
模的にも本実施例は極めて有効である。
御回路の構成図である。図7では、1個の第1の遅延デ
−タ供給回路から2個のマルチプレクサに遅延デ−タを
転送することが可能な構成を示している。図7において
、OC1〜OCkは記憶/読み出しの制御信号、N1〜
Nkはインバ−タ、A1〜Akは第1の遅延デ−タ供給
回路、L1R〜LkRおよびL1W〜LkWはデ−タラ
ッチ回路、AD1〜ADkはアドレス信号である。ここ
で、各記号の数値kはk=n/2である。また、他の記
号は図2と同一である。図7では、第1の遅延デ−タ供
給回路A1〜Akおよび第2の遅延デ−タ供給回路ME
Mの出力ビット数を、図1のビット数に比べて2倍にす
ることにより、1個の第1の遅延デ−タ供給回路から同
時に2個のマルチプレクサに遅延デ−タを転送すること
ができる。また、そのために第1の遅延デ−タ供給回路
A1〜Akの記憶容量を2倍にする必要があるが、その
反面、第1の遅延デ−タ供給回路およびその制御系の個
数、つまり回路規模を減少させることが可能である。 いま、第1の遅延デ−タ供給回路A1〜AkがRAMで
、第2の遅延デ−タ供給回路MEMがROMである場合
、出力ビット数にもよるが、記憶容量が1Mbit程度
以下のRAMおよびROMであれば、記憶容量の増加に
比較して価格ならびに部品体積の上昇は低い。従って、
各遅延デ−タ供給回路の出力ビット数があまり多くない
16ビット程度までの範囲であれば、価格的にも回路規
模的にも本実施例は極めて有効である。
【0014】図7の一例として、第1の遅延デ−タ供給
回路1個に必要な記憶容量を算出してみる。セクタ走査
が可能な超音波診断装置において、フォ−カスの遅延デ
−タ変更が必要なラスタ数を128ラスタ、1ラスタ中
のフォ−カス数を8、バイプレ−ン時の走査面数を2、
第1の遅延デ−タ供給回路の出力ビット数を8とすると
、記憶容量はこれらの数の積となるので、128×8×
2×8=16384(bit)となる。もし、受波整相
回路を2回路備えている場合には、一度に2つの受波ビ
−ムを形成することができるので、1回路における記憶
容量は上述した値の半分となる。また、1ラスタ中のフ
ォ−カス数を8から16に増加すると、16384×2
=32768(bit)と2倍の容量になる。さらに、
高密度走査モ−ド、完全ダイナミックフォ−カス、また
は複数プロ−ブの遅延デ−タを記憶させるような構成の
場合には、より以上の記憶容量が必要となる。最低限度
、上述するだけの記憶容量がないときには、リアルタイ
ム撮像に支障を来たすことが予想される。なお、図7の
説明では、1個の第1の遅延デ−タ供給回路から同時に
2個のマルチプレクサに遅延デ−タを転送するように構
成しているが、本発明はこれに限定されるものでなく、
4個、6個、8個、・・・・の複数のマルチプレクサに
遅延デ−タを転送するものも含まれるのは勿論である。 また、3個の第1の遅延デ−タ供給回路から8個のマル
チプレクサに遅延デ−タを転送するように、マルチプレ
クサの数に対して第1の遅延デ−タ供給回路の数がその
半分以下であるようなデ−タ転送路を構成した場合にも
、全く同じ効果があるのは勿論である。
回路1個に必要な記憶容量を算出してみる。セクタ走査
が可能な超音波診断装置において、フォ−カスの遅延デ
−タ変更が必要なラスタ数を128ラスタ、1ラスタ中
のフォ−カス数を8、バイプレ−ン時の走査面数を2、
第1の遅延デ−タ供給回路の出力ビット数を8とすると
、記憶容量はこれらの数の積となるので、128×8×
2×8=16384(bit)となる。もし、受波整相
回路を2回路備えている場合には、一度に2つの受波ビ
−ムを形成することができるので、1回路における記憶
容量は上述した値の半分となる。また、1ラスタ中のフ
ォ−カス数を8から16に増加すると、16384×2
=32768(bit)と2倍の容量になる。さらに、
高密度走査モ−ド、完全ダイナミックフォ−カス、また
は複数プロ−ブの遅延デ−タを記憶させるような構成の
場合には、より以上の記憶容量が必要となる。最低限度
、上述するだけの記憶容量がないときには、リアルタイ
ム撮像に支障を来たすことが予想される。なお、図7の
説明では、1個の第1の遅延デ−タ供給回路から同時に
2個のマルチプレクサに遅延デ−タを転送するように構
成しているが、本発明はこれに限定されるものでなく、
4個、6個、8個、・・・・の複数のマルチプレクサに
遅延デ−タを転送するものも含まれるのは勿論である。 また、3個の第1の遅延デ−タ供給回路から8個のマル
チプレクサに遅延デ−タを転送するように、マルチプレ
クサの数に対して第1の遅延デ−タ供給回路の数がその
半分以下であるようなデ−タ転送路を構成した場合にも
、全く同じ効果があるのは勿論である。
【0015】図8は、本発明の他の実施例を示す遅延制
御回路の構成図であり、図9は図8における遅延デ−タ
転送のタイミングチャ−トである。図8では、第2の遅
延デ−タ供給回路を2個備え、各遅延デ−タ供給回路が
図2に示すような回路構成を備えた場合の遅延制御回路
を示している。図8、図9において、MEM1,MEM
2は第2の遅延デ−タ供給回路、G1およびG2はME
M1およびMEM2から遅延デ−タの供給を受ける第1
の遅延デ−タ供給回路群、その他の記号は図3、図7と
同一である。第2の遅延デ−タ供給回路からn個の第1
の遅延デ−タ供給回路への遅延デ−タ転送が終了するま
での時間は、本来、図3に示すように、1個の転送時間
TAにn個分を乗じた値、TA×nだけの時間が必要で
ある。しかし、図8に示すように、第2の遅延デ−タ供
給回路を2個設けている場合には、同時に並列転送が可
能となるため、1個の第2の遅延デ−タ供給回路はk個
分の遅延デ−タを転送するだけでよい。すなわち、図9
に示すように、A1〜Akに転送する動作とAk+1〜
Anに転送する動作を並列に行うことができるので、第
2の遅延制御回路からの転送時間TDの間に全ての第1
の遅延制御回路に遅延デ−タを転送し終ることが可能で
ある。従って、k個の第1の遅延デ−タ供給回路に遅延
デ−タを転送し終るまでの時間TDは、TD=TA×k
であるため、図3の場合の半分ですむ。なお、図3およ
び図9に示す動作例では、使用プロ−ブの変更、または
走査モ−ドの変更が指定されたとき、次のフレ−ムから
遅延デ−タの転送処理に移っているが、本発明はこのよ
うな動作に限定されることなく、変更直後に直ちに処理
を開始すること、あるいは複数フレ−ムまでの間に処理
を開始すること、等のように撮像に不都合が生じない時
間範囲で遅延デ−タの更新を行うことも可能である。ま
た、図8では、第2の遅延デ−タ供給回路を2個設けて
いるが、本発明はこの場合に限定されず、3個、4個、
5個、6個ないしそれ以上の数を設けて、遅延デ−タを
同時に転送することにより転送時間を短縮することが可
能である。いま、1フレ−ム内で全遅延デ−タの転送を
終了するための第2の遅延デ−タ供給回路数を計算する
と、例えば、フレ−ムFM2の期間が33ms程度、T
Aが2ms程度、また第1の遅延デ−タ供給回路の数が
64であれば、第2の遅延デ−タ供給回路の数は4個と
なる。ただし、1個の第1の遅延デ−タ供給回路への遅
延デ−タ転送を上位ビットと下位ビットで分けるように
、i個(i=0,1,2,3,・・・・)の第2の遅延
デ−タ供給回路で転送するものとすると、その全体の数
は4×i個となる。
御回路の構成図であり、図9は図8における遅延デ−タ
転送のタイミングチャ−トである。図8では、第2の遅
延デ−タ供給回路を2個備え、各遅延デ−タ供給回路が
図2に示すような回路構成を備えた場合の遅延制御回路
を示している。図8、図9において、MEM1,MEM
2は第2の遅延デ−タ供給回路、G1およびG2はME
M1およびMEM2から遅延デ−タの供給を受ける第1
の遅延デ−タ供給回路群、その他の記号は図3、図7と
同一である。第2の遅延デ−タ供給回路からn個の第1
の遅延デ−タ供給回路への遅延デ−タ転送が終了するま
での時間は、本来、図3に示すように、1個の転送時間
TAにn個分を乗じた値、TA×nだけの時間が必要で
ある。しかし、図8に示すように、第2の遅延デ−タ供
給回路を2個設けている場合には、同時に並列転送が可
能となるため、1個の第2の遅延デ−タ供給回路はk個
分の遅延デ−タを転送するだけでよい。すなわち、図9
に示すように、A1〜Akに転送する動作とAk+1〜
Anに転送する動作を並列に行うことができるので、第
2の遅延制御回路からの転送時間TDの間に全ての第1
の遅延制御回路に遅延デ−タを転送し終ることが可能で
ある。従って、k個の第1の遅延デ−タ供給回路に遅延
デ−タを転送し終るまでの時間TDは、TD=TA×k
であるため、図3の場合の半分ですむ。なお、図3およ
び図9に示す動作例では、使用プロ−ブの変更、または
走査モ−ドの変更が指定されたとき、次のフレ−ムから
遅延デ−タの転送処理に移っているが、本発明はこのよ
うな動作に限定されることなく、変更直後に直ちに処理
を開始すること、あるいは複数フレ−ムまでの間に処理
を開始すること、等のように撮像に不都合が生じない時
間範囲で遅延デ−タの更新を行うことも可能である。ま
た、図8では、第2の遅延デ−タ供給回路を2個設けて
いるが、本発明はこの場合に限定されず、3個、4個、
5個、6個ないしそれ以上の数を設けて、遅延デ−タを
同時に転送することにより転送時間を短縮することが可
能である。いま、1フレ−ム内で全遅延デ−タの転送を
終了するための第2の遅延デ−タ供給回路数を計算する
と、例えば、フレ−ムFM2の期間が33ms程度、T
Aが2ms程度、また第1の遅延デ−タ供給回路の数が
64であれば、第2の遅延デ−タ供給回路の数は4個と
なる。ただし、1個の第1の遅延デ−タ供給回路への遅
延デ−タ転送を上位ビットと下位ビットで分けるように
、i個(i=0,1,2,3,・・・・)の第2の遅延
デ−タ供給回路で転送するものとすると、その全体の数
は4×i個となる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フォ−カス数が増加しても受波整相回路の規模を増大し
ないですむとともに、遅延デ−タの書き込み記憶処理の
時間数を増大させず、消費電力を低減させ、受波整相回
路の低価格化を可能にする効果がある。
フォ−カス数が増加しても受波整相回路の規模を増大し
ないですむとともに、遅延デ−タの書き込み記憶処理の
時間数を増大させず、消費電力を低減させ、受波整相回
路の低価格化を可能にする効果がある。
【0017】
【図1】本発明の一実施例を示す受波整相回路の構成図
である。
である。
【図2】図1における遅延制御回路のブロック構成図で
ある。
ある。
【図3】図2におけるデ−タ転送のタイミングチャ−ト
である。
である。
【図4】従来の受波整相回路のブロック構成図である。
【図5】図4における遅延制御回路の構成例を示す図で
ある。
ある。
【図6】図4における遅延制御回路の他の構成例を示す
図である。
図である。
【図7】本発明の他の実施例を示す遅延制御回路のブロ
ック図である。
ック図である。
【図8】本発明のさらに他の実施例を示す遅延制御回路
のブロック図である。
のブロック図である。
【図9】図8におけるデ−タ転送のタイミングチャ−ト
である。
である。
E1〜En エコ−信号
SD1〜SDn 微小時間の遅延線
MPX,MP1〜MPn マルチプレクサLD 長
時間の遅延線 CON1〜CON4 遅延制御回路 S1 遅延デ−タライン P プロ−ブ信号 M モ−ド信号 MA,MR1〜MRn 読み出し専用の遅延デ−タ記
憶回路 CNTL 遅延デ−タ記憶回路の制御信号L11〜1
nm デ−タラッチ回路 CK11〜CKnm デ−タラッチクロックOC11
〜OCnm デ−タアウトプットコントロ−ル信号 AD1〜ADk〜ADn フォ−カスアドレスA/D
アナログディジタル変換器 M0 ディジタル化されたエコ−信号の記憶回路群Σ
加算器 A1〜Ak〜An 第1の遅延デ−タ供給回路MEM
,MEM1,MEM2 第2の遅延デ−タ供給回路 N1〜Nk〜Nn インバ−タ L1R〜LkR〜LnR,L1W〜LkW〜LnW
デ−タラッチ回路 OC1〜OCk〜OCn 記憶/読み出しの制御信号
FM フレ−ム信号 Z0 像表示信号 TBLK 像表示されない時間、 FMnのn フレ−ムの出現順位
時間の遅延線 CON1〜CON4 遅延制御回路 S1 遅延デ−タライン P プロ−ブ信号 M モ−ド信号 MA,MR1〜MRn 読み出し専用の遅延デ−タ記
憶回路 CNTL 遅延デ−タ記憶回路の制御信号L11〜1
nm デ−タラッチ回路 CK11〜CKnm デ−タラッチクロックOC11
〜OCnm デ−タアウトプットコントロ−ル信号 AD1〜ADk〜ADn フォ−カスアドレスA/D
アナログディジタル変換器 M0 ディジタル化されたエコ−信号の記憶回路群Σ
加算器 A1〜Ak〜An 第1の遅延デ−タ供給回路MEM
,MEM1,MEM2 第2の遅延デ−タ供給回路 N1〜Nk〜Nn インバ−タ L1R〜LkR〜LnR,L1W〜LkW〜LnW
デ−タラッチ回路 OC1〜OCk〜OCn 記憶/読み出しの制御信号
FM フレ−ム信号 Z0 像表示信号 TBLK 像表示されない時間、 FMnのn フレ−ムの出現順位
Claims (5)
- 【請求項1】 アレイ型探触子で受波された被検体か
らのエコ−信号をサンプリングして記憶保持することに
より時間遅延するサンプリング方式の遅延手段と、該サ
ンプリング方式の遅延手段の前段に設けられ、サンプリ
ング周期内の遅延を補償するアナログ方式の遅延手段と
を備え、所望の時間遅延を与えて受波ビ−ムを形成し、
被検体の超音波像を得る超音波診断装置の受波整相回路
において、上記アナログ方式の遅延手段に遅延デ−タを
転送する書き替え可能な第1の遅延デ−タ供給手段と、
該第1の遅延デ−タ供給手段に遅延デ−タを転送する読
み出し専用の第2の遅延デ−タ供給手段とを有すること
を特徴とする超音波診断装置の受波整相回路。 - 【請求項2】 請求項1に記載の超音波診断装置の受
波整相回路において、1個の上記第1の遅延デ−タ供給
手段は、複数個のアナログ方式の遅延手段に遅延デ−タ
を供給するようにしたことを特徴とする超音波診断装置
の受波整相回路。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の超音波診断
装置の受波整相回路において、上記第1の遅延デ−タ供
給手段は、少なくとも16Kbitの記憶容量を有する
RAMで構成されることを特徴とする超音波診断装置の
受波整相回路。 - 【請求項4】 請求項1に記載の超音波診断装置の受
波整相回路において、上記第2の遅延デ−タ供給手段は
、複数個のROMで構成され、各ROMはそれぞれ遅延
デ−タを供給する系を形成して、第1の遅延デ−タ供給
手段に同時並列的に遅延デ−タを供給することを特徴と
する超音波診断装置の受波整相回路。 - 【請求項5】 請求項1または4に記載の超音波診断
装置の受波整相回路において、上記第2の遅延デ−タ供
給手段から第1の遅延デ−タ供給手段に対する遅延デ−
タの転送は、少なくとも電源投入の直後か、撮像モ−ド
変更の直後か、あるいはプロ−ブ切り換えの直後から数
フレ−ムの間に実行されることを特徴とする超音波診断
装置の受波整相回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3068284A JPH04303432A (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | 超音波診断装置の受波整相回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3068284A JPH04303432A (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | 超音波診断装置の受波整相回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04303432A true JPH04303432A (ja) | 1992-10-27 |
Family
ID=13369312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3068284A Pending JPH04303432A (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | 超音波診断装置の受波整相回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04303432A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010227357A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Fujifilm Corp | 超音波プローブ及び超音波プローブシステム |
| US8465428B2 (en) | 2009-03-27 | 2013-06-18 | Fujifilm Corporation | Ultrasonic probe and ultrasonic probe system |
| JP2014128542A (ja) * | 2012-11-30 | 2014-07-10 | Toshiba Corp | 超音波診断装置及び制御プログラム |
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1991
- 1991-04-01 JP JP3068284A patent/JPH04303432A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010227357A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Fujifilm Corp | 超音波プローブ及び超音波プローブシステム |
| US8465428B2 (en) | 2009-03-27 | 2013-06-18 | Fujifilm Corporation | Ultrasonic probe and ultrasonic probe system |
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