JPH0430401B2 - - Google Patents
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- JPH0430401B2 JPH0430401B2 JP59038580A JP3858084A JPH0430401B2 JP H0430401 B2 JPH0430401 B2 JP H0430401B2 JP 59038580 A JP59038580 A JP 59038580A JP 3858084 A JP3858084 A JP 3858084A JP H0430401 B2 JPH0430401 B2 JP H0430401B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protein
- starch
- slurry
- rhizome
- pulp
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23J—PROTEIN COMPOSITIONS FOR FOODSTUFFS; WORKING-UP PROTEINS FOR FOODSTUFFS; PHOSPHATIDE COMPOSITIONS FOR FOODSTUFFS
- A23J1/00—Obtaining protein compositions for foodstuffs; Bulk opening of eggs and separation of yolks from whites
- A23J1/16—Obtaining protein compositions for foodstuffs; Bulk opening of eggs and separation of yolks from whites from waste water of starch-manufacturing plant or like wastes
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PREPARATION OR TREATMENT THEREOF
- A23L29/00—Foods or foodstuffs containing additives; Preparation or treatment thereof
- A23L29/20—Foods or foodstuffs containing additives; Preparation or treatment thereof containing gelling or thickening agents
- A23L29/206—Foods or foodstuffs containing additives; Preparation or treatment thereof containing gelling or thickening agents of vegetable origin
- A23L29/212—Starch; Modified starch; Starch derivatives, e.g. esters or ethers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08B—POLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
- C08B30/00—Preparation of starch, degraded or non-chemically modified starch, amylose, or amylopectin
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08B—POLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
- C08B30/00—Preparation of starch, degraded or non-chemically modified starch, amylose, or amylopectin
- C08B30/04—Extraction or purification
- C08B30/048—Extraction or purification from potatoes
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Nutrition Science (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は地下茎から高品質の殿粉及び蛋白を回
収する方法に関する。
収する方法に関する。
地下茎殿粉は、馬鈴薯、甘藷等の地下茎を破砕
してその細胞内にある殿粉粒子を分離し、これを
水洗により精製して作られている。通常、生の地
下茎重量の20%以下が殿粉として回収され、残り
80%以上は破砕スラリーの搾汁の際に生じる汁液
ならびに繊維性残渣であるパルプとして排出され
る。最近では1日、1000トン以上の処理能力を有
する工場もまれではなく、これらの大規模工場か
ら発生する廃棄物量も膨大なものとなつている。
汁液は蛋白質を含む有機物濃度2〜5%の濃厚廃
液であり、馬鈴薯の場合、有機物の2%前後の蛋
白が含まれている。
してその細胞内にある殿粉粒子を分離し、これを
水洗により精製して作られている。通常、生の地
下茎重量の20%以下が殿粉として回収され、残り
80%以上は破砕スラリーの搾汁の際に生じる汁液
ならびに繊維性残渣であるパルプとして排出され
る。最近では1日、1000トン以上の処理能力を有
する工場もまれではなく、これらの大規模工場か
ら発生する廃棄物量も膨大なものとなつている。
汁液は蛋白質を含む有機物濃度2〜5%の濃厚廃
液であり、馬鈴薯の場合、有機物の2%前後の蛋
白が含まれている。
以前から、汁液中の蛋白を回収しようとする試
みもなされてきた。発明者らの検討によれば、最
も好適な方法は廃液を加熱処理することである。
しかし、地下茎を破砕すると、破砕スラリーは急
速に褐色化し最後に黒褐色になる。これは芳香環
低分子化合物の重合反応の触媒として働く酵素
群、すなわちチロシナーゼ、カテコラーゼ、フエ
ノラーゼ、ポリフエノールオキシダーゼの作用に
よるとされているが、地下茎破砕時の反応機構は
まだ不明確である。こうしたことから、白色度の
高い殿粉を回収するには、黒色化した汁液や殿粉
以外の着色沈殿(土肉)を入念に洗浄除去するこ
とが必要となる。また、当然のことながら、パル
プを分離した汁液も黒色化しており、これを加熱
して蛋白を凝集させると暗灰黒色の凝集物(フロ
ツク)となり白色の蛋白は得られない。たとえ、
これらの沈殿を洗浄や再沈殿を繰り返しても着色
は除去できない。このため、たとえ回収しても低
級の用途に限定した蛋白しか得られない。
みもなされてきた。発明者らの検討によれば、最
も好適な方法は廃液を加熱処理することである。
しかし、地下茎を破砕すると、破砕スラリーは急
速に褐色化し最後に黒褐色になる。これは芳香環
低分子化合物の重合反応の触媒として働く酵素
群、すなわちチロシナーゼ、カテコラーゼ、フエ
ノラーゼ、ポリフエノールオキシダーゼの作用に
よるとされているが、地下茎破砕時の反応機構は
まだ不明確である。こうしたことから、白色度の
高い殿粉を回収するには、黒色化した汁液や殿粉
以外の着色沈殿(土肉)を入念に洗浄除去するこ
とが必要となる。また、当然のことながら、パル
プを分離した汁液も黒色化しており、これを加熱
して蛋白を凝集させると暗灰黒色の凝集物(フロ
ツク)となり白色の蛋白は得られない。たとえ、
これらの沈殿を洗浄や再沈殿を繰り返しても着色
は除去できない。このため、たとえ回収しても低
級の用途に限定した蛋白しか得られない。
特開昭51−63200号公報(ジヤガイモフルーツ
水から水溶性蛋白の製法)によれば、ジヤガイモ
フルーツ水を限外ろ過し、これによつて得られた
機能物を蛋白質が変質しない温度で乾燥すること
により、着色しない蛋白が得られると記載されて
いる。しかしながら、本発明者の検討によると、
破砕されたジヤガイモスラリーは、数秒ないし数
10秒内に着色し、一旦着色したスラリーから分離
した殿粉及び蛋白は着色しており、もはや着色の
ない蛋白を得ることはできない。実際のジヤガイ
モ殿粉製造プラントでは、ジヤガイモスラリーの
量が著しく大きいので、上記のような加熱処理で
蛋白が着色する前にこれを分離回収することは極
めて難しい。
水から水溶性蛋白の製法)によれば、ジヤガイモ
フルーツ水を限外ろ過し、これによつて得られた
機能物を蛋白質が変質しない温度で乾燥すること
により、着色しない蛋白が得られると記載されて
いる。しかしながら、本発明者の検討によると、
破砕されたジヤガイモスラリーは、数秒ないし数
10秒内に着色し、一旦着色したスラリーから分離
した殿粉及び蛋白は着色しており、もはや着色の
ない蛋白を得ることはできない。実際のジヤガイ
モ殿粉製造プラントでは、ジヤガイモスラリーの
量が著しく大きいので、上記のような加熱処理で
蛋白が着色する前にこれを分離回収することは極
めて難しい。
上記公開公報には、生蒸気を噴射してジヤガイ
モフルーツ水を短時間に50〜60℃に加熱して酵素
を不活性化し、又は着色前駆物質を沈殿させるこ
とも記載されている。しかし、前述のとおりジヤ
ガイモスラリーは極めて短時間に着色するので、
蒸気噴射により極めて大量のスラリーを着色する
前に50〜60℃に加熱することは難しい。
モフルーツ水を短時間に50〜60℃に加熱して酵素
を不活性化し、又は着色前駆物質を沈殿させるこ
とも記載されている。しかし、前述のとおりジヤ
ガイモスラリーは極めて短時間に着色するので、
蒸気噴射により極めて大量のスラリーを着色する
前に50〜60℃に加熱することは難しい。
本発明の目的は、地下茎殿粉及び蛋白の製造に
際し、破砕スラリー及び汁液の黒色化を抑え、商
品価値の高い白色に近い蛋白を容易に回収する方
法を提供することである。
際し、破砕スラリー及び汁液の黒色化を抑え、商
品価値の高い白色に近い蛋白を容易に回収する方
法を提供することである。
本発明の第1の特徴は、チオ硫酸アルカリ塩の
存在下で地下茎を破砕して得たスラリーから殿粉
及び蛋白を回収することである。
存在下で地下茎を破砕して得たスラリーから殿粉
及び蛋白を回収することである。
本発明者らは、上述の重合酵素群の活性を抑制
する方法を種々検討した。その結果、すでに一旦
黒色化を開始した破砕後のスラリーもしくはパル
プを分離した汁液では黒変化を防止することは困
難であることを見出した。そこで、地下茎破砕時
に黒化を防止する方法につき鋭意検討した。その
結果、チオ硫酸ナトリウムの微量存在下で破砕す
れば、極めて効果的に黒化を防止できることを見
い出した。
する方法を種々検討した。その結果、すでに一旦
黒色化を開始した破砕後のスラリーもしくはパル
プを分離した汁液では黒変化を防止することは困
難であることを見出した。そこで、地下茎破砕時
に黒化を防止する方法につき鋭意検討した。その
結果、チオ硫酸ナトリウムの微量存在下で破砕す
れば、極めて効果的に黒化を防止できることを見
い出した。
一方、酸化防止剤として使われているシステイ
ン・モノ塩酸塩やアスコルビン酸、メルカプトエ
タノール、或いは比較的強い還元剤である4水素
化ホウ素ナトリウム等の添加も種々試みたが、効
果は全くないか、極めて微弱であつた。また、亜
硫酸水素カリウムも効果はわずかしか認められな
かつた。このことから、チオ硫酸イオンは重合酵
素と選択的に結合しその活性を抑制するものと考
えられる。
ン・モノ塩酸塩やアスコルビン酸、メルカプトエ
タノール、或いは比較的強い還元剤である4水素
化ホウ素ナトリウム等の添加も種々試みたが、効
果は全くないか、極めて微弱であつた。また、亜
硫酸水素カリウムも効果はわずかしか認められな
かつた。このことから、チオ硫酸イオンは重合酵
素と選択的に結合しその活性を抑制するものと考
えられる。
上記添加物は水に溶解して添加するとスラリー
に均一に分散できる。
に均一に分散できる。
効果を有する添加濃度は、地下茎の種類や貯留
時期等の他、添加剤の種類により変化するが、地
下茎湿基準で1〜0.001%の範囲内にある。0.001
%よりも低濃度では効果は不完全である。また、
1%をこえるとスラリーのPH変化により蛋白の析
出等がおこりやすくなり不適当である。
時期等の他、添加剤の種類により変化するが、地
下茎湿基準で1〜0.001%の範囲内にある。0.001
%よりも低濃度では効果は不完全である。また、
1%をこえるとスラリーのPH変化により蛋白の析
出等がおこりやすくなり不適当である。
ところで、除蛋白汁液はまだ高BOD液である
ため、廃液処理にはメタン発酵法が適している。
このため、添加物濃度が1%をこえると、除蛋白
汁液のメタン発酵活性を抑制するとともに、発酵
ガス中の硫化水素ガス濃度が上昇し、ガス利用の
際、脱硫化水素に負担がかかる。上記の諸因子を
勘案すると、さらに好適な添加濃度は0.1〜0.005
%となる。上記の方法で地下茎を破砕することに
より、変色しないスラリーを得、さらに引きつづ
きパルプの分離、汁液からの殿粉の回収等の工程
を経ても黒変化を効果的に防止できる。したがつ
て、この汁液を加熱処理することにより白色に近
い蛋白を凝集析出させることができる。加熱処理
条件としては55〜85℃で0.5〜100分が好適であ
る。もちろん、蛋白の回収方法は加熱凝集法に限
らず、従来公知の方法を採用することが可能であ
る。たとえば、分子ろ過膜に代表される分子ろ過
法がある。
ため、廃液処理にはメタン発酵法が適している。
このため、添加物濃度が1%をこえると、除蛋白
汁液のメタン発酵活性を抑制するとともに、発酵
ガス中の硫化水素ガス濃度が上昇し、ガス利用の
際、脱硫化水素に負担がかかる。上記の諸因子を
勘案すると、さらに好適な添加濃度は0.1〜0.005
%となる。上記の方法で地下茎を破砕することに
より、変色しないスラリーを得、さらに引きつづ
きパルプの分離、汁液からの殿粉の回収等の工程
を経ても黒変化を効果的に防止できる。したがつ
て、この汁液を加熱処理することにより白色に近
い蛋白を凝集析出させることができる。加熱処理
条件としては55〜85℃で0.5〜100分が好適であ
る。もちろん、蛋白の回収方法は加熱凝集法に限
らず、従来公知の方法を採用することが可能であ
る。たとえば、分子ろ過膜に代表される分子ろ過
法がある。
汁液の黒化の進行とともに、少量のゲル状沈殿
も生成してくる。このため、従来の方法で破砕し
た汁液に分子ろ過を適用すると膜面に沈殿が付着
し、処理効率を著しく低下させる。しかし、本発
明の黒化しない汁液を分子ろ過に適用してもこう
した障害を最少に抑えることができる。
も生成してくる。このため、従来の方法で破砕し
た汁液に分子ろ過を適用すると膜面に沈殿が付着
し、処理効率を著しく低下させる。しかし、本発
明の黒化しない汁液を分子ろ過に適用してもこう
した障害を最少に抑えることができる。
一方、本発明によれば、蛋白のみならず粗殿粉
から精製殿粉を得る際にも好都合である。従来法
では粗殿粉に付着した黒色の汁液及び黒褐色のゲ
ル状沈殿(土肉)を殿粉粒から水洗除去する操作
を入念に行う必要があるが、本発明の破砕法をと
れば、洗浄工程が軽減される。
から精製殿粉を得る際にも好都合である。従来法
では粗殿粉に付着した黒色の汁液及び黒褐色のゲ
ル状沈殿(土肉)を殿粉粒から水洗除去する操作
を入念に行う必要があるが、本発明の破砕法をと
れば、洗浄工程が軽減される。
前述のように、本発明で得られた廃液をメタン
発酵で処理することは好適であるが、メタン発酵
は基質の窒素含量により発酵性能が影響を受け
る。C/Nが25前後であることが好ましいが、5
以下になるとメタン発生量が約20〜30%低下す
る。
発酵で処理することは好適であるが、メタン発酵
は基質の窒素含量により発酵性能が影響を受け
る。C/Nが25前後であることが好ましいが、5
以下になるとメタン発生量が約20〜30%低下す
る。
汁液中には可溶性糖以外に蛋白が40〜50%(乾
基準)含まれているため、窒素成分が多く、従つ
てC/Nは5付近である。このため、除蛋白する
ことによりC/Nがメタン発酵に適した15前後に
変化することになり、より発酵しやすくなる。ま
た、蛋白除去汁液にパルプを添加すれば、さらに
C/Nが改善され極めて好都合となる。蛋白分離
方法として、加熱凝集法を採用した場合には、除
蛋白汁液とパルプとを混合することにより、メタ
ン発酵に適した発酵温度(35〜60℃)にすること
も可能となる。メタン発酵により発生したメタン
含有ガスは発酵槽の加温、かくはん用電力の発電
のみならず、殿粉や蛋白の乾燥、その他の燃料と
して十分使用できる。
基準)含まれているため、窒素成分が多く、従つ
てC/Nは5付近である。このため、除蛋白する
ことによりC/Nがメタン発酵に適した15前後に
変化することになり、より発酵しやすくなる。ま
た、蛋白除去汁液にパルプを添加すれば、さらに
C/Nが改善され極めて好都合となる。蛋白分離
方法として、加熱凝集法を採用した場合には、除
蛋白汁液とパルプとを混合することにより、メタ
ン発酵に適した発酵温度(35〜60℃)にすること
も可能となる。メタン発酵により発生したメタン
含有ガスは発酵槽の加温、かくはん用電力の発電
のみならず、殿粉や蛋白の乾燥、その他の燃料と
して十分使用できる。
なお、上記の薬剤の添加量の範囲では、殿粉は
もちろん、回収蛋白の品質に悪影響はない。
もちろん、回収蛋白の品質に悪影響はない。
以下、実施例、比較例及び実験例を示して、本
発明をさらに詳しく説明する。
発明をさらに詳しく説明する。
実施例 1
馬鈴薯(固形分25%、有機物22%)1Kgにチオ
硫酸ソーダ・5水和物50mgを加え、電動ミキサー
を用いて粒径1mm以下に破砕し、粉砕スラリー1
Kgを得た。粉砕の過程で黒変化はおこらず、スラ
リーは淡黄白色を呈した。上記粉砕スラリーを遠
心脱水機でろ過し、淡黄色の殿粉粒含有汁液660
gと淡黄褐色のパルプ350gを得た。上記殿粉含
有汁液を遠心分離機にかけ白色の殿粉粒を分離
し、淡黄色の汁液610gを得た(固形分4.1%、有
機物3.1%)。次に、上記のパルプに水1Kgを加え
てスラリー状としたのち、40メツシユふるいを用
いてふるい分けし、殿粉粒を洗い流し、遠心ろ過
機でろ過後圧搾脱水してパルプ(固形分25.3%、
有機物24.1%)128gを得た。一方、上記の汁液
から分離した殿粉粒に10倍容の水を加えて静置
し、殿粉粒を沈降分離した。上記の洗浄操作を再
度繰り返し、分離した殿粉とパルプから回収した
殿粉とを合せ、圧搾脱水した。脱水殿粉を70℃で
気流乾燥し、純白色の乾燥殿粉180g(含水率18
%)を得た。
硫酸ソーダ・5水和物50mgを加え、電動ミキサー
を用いて粒径1mm以下に破砕し、粉砕スラリー1
Kgを得た。粉砕の過程で黒変化はおこらず、スラ
リーは淡黄白色を呈した。上記粉砕スラリーを遠
心脱水機でろ過し、淡黄色の殿粉粒含有汁液660
gと淡黄褐色のパルプ350gを得た。上記殿粉含
有汁液を遠心分離機にかけ白色の殿粉粒を分離
し、淡黄色の汁液610gを得た(固形分4.1%、有
機物3.1%)。次に、上記のパルプに水1Kgを加え
てスラリー状としたのち、40メツシユふるいを用
いてふるい分けし、殿粉粒を洗い流し、遠心ろ過
機でろ過後圧搾脱水してパルプ(固形分25.3%、
有機物24.1%)128gを得た。一方、上記の汁液
から分離した殿粉粒に10倍容の水を加えて静置
し、殿粉粒を沈降分離した。上記の洗浄操作を再
度繰り返し、分離した殿粉とパルプから回収した
殿粉とを合せ、圧搾脱水した。脱水殿粉を70℃で
気流乾燥し、純白色の乾燥殿粉180g(含水率18
%)を得た。
上記手順により調製した汁液610gを1ステ
ンレス製ビーカに取り、水浴中で80℃、2分間加
熱した。上記の加熱処理により、淡クリーム色の
蛋白沈殿が生成した。これを遠心分離し、除蛋白
汁液584gを得た。一方、遠心沈殿した蛋白に水
80mlを加えて懸濁後、再度遠心分離して蛋白沈殿
を回収した。これを薄膜状に拡げ乾燥した。乾燥
蛋白を乳鉢で破砕し、ほぼ白色、わずかに馬鈴薯
臭を有する蛋白粉末6.6g(蛋白含量70%)を得
た。次に、上記の除蛋白汁液292gとパルプ64g
を混合し、種母スラリー1.5Kgを入れた有効容積
2のアクリル製発酵槽に投入した。次いで、発
酵温度60℃、かくはん速度100rpm、嫌気条件下
で回分発酵(1相方式)を行つた。なお、種母ス
ラリーは、地下茎破砕時にチオ硫酸ナトリウムを
添加しない以外は上記と同一操作で別途調製した
原料スラリーを用いて回分発酵により2回馴養を
繰り返して得た発酵スラリーを用いた。発酵は3
日目で終了し、メタン収量は340/kgvs(しや
く熱減量)に達し、除蛋白汁液とパルプ全量を発
酵した場合に換算した発酵ガス収量は24.3に達
した。発酵ガス組成は、メタン56%、炭酸ガス
43.1%、硫化水素0.06%、その他0.8%であつた。
ンレス製ビーカに取り、水浴中で80℃、2分間加
熱した。上記の加熱処理により、淡クリーム色の
蛋白沈殿が生成した。これを遠心分離し、除蛋白
汁液584gを得た。一方、遠心沈殿した蛋白に水
80mlを加えて懸濁後、再度遠心分離して蛋白沈殿
を回収した。これを薄膜状に拡げ乾燥した。乾燥
蛋白を乳鉢で破砕し、ほぼ白色、わずかに馬鈴薯
臭を有する蛋白粉末6.6g(蛋白含量70%)を得
た。次に、上記の除蛋白汁液292gとパルプ64g
を混合し、種母スラリー1.5Kgを入れた有効容積
2のアクリル製発酵槽に投入した。次いで、発
酵温度60℃、かくはん速度100rpm、嫌気条件下
で回分発酵(1相方式)を行つた。なお、種母ス
ラリーは、地下茎破砕時にチオ硫酸ナトリウムを
添加しない以外は上記と同一操作で別途調製した
原料スラリーを用いて回分発酵により2回馴養を
繰り返して得た発酵スラリーを用いた。発酵は3
日目で終了し、メタン収量は340/kgvs(しや
く熱減量)に達し、除蛋白汁液とパルプ全量を発
酵した場合に換算した発酵ガス収量は24.3に達
した。発酵ガス組成は、メタン56%、炭酸ガス
43.1%、硫化水素0.06%、その他0.8%であつた。
実施例 2
馬鈴薯(固形分25%、有機物22%)1Kgにチオ
硫酸ソーダ5水和物100mgを加え、電動ミキサー
を用いて粒径1mm以下に粉砕し、粉砕スラリー1
Kgを得た。粉砕の過程で黒変化はおこらず、スラ
リーは淡黄白色を呈した。上記粉砕スラリーを遠
心脱水機でろ過し、淡黄色の殿粉粒含有汁液655
gと淡黄褐色のパルプ355gを得た。上記殿粉含
有汁液を遠心分離機にかけ白色の殿粉粒を分離
し、淡黄色の汁液608gを得た(固形分4.1%、有
機物3.1%)。次に、上記のパルプに水1Kgを加え
てスラリー状としたのち、40メツシユふるいを用
いてふるい分けし、殿粉粒を洗い出し、遠心ろ過
機でろ過後圧搾脱水してパルプ(固形分25.3%、
有機物24.1%)127gを得た。一方、上記の汁液
から分離した殿粉粒に10倍容の水を加えて静置
し、殿粉粒を沈降分離した。上記の洗浄操作を再
度繰り返し、分離した殿粉とパルプから回収した
殿粉とを合せ、圧搾脱水した。脱水殿粉を70℃で
気流乾燥し、純白色の乾燥殿粉181g(含水率18
%)を得た。
硫酸ソーダ5水和物100mgを加え、電動ミキサー
を用いて粒径1mm以下に粉砕し、粉砕スラリー1
Kgを得た。粉砕の過程で黒変化はおこらず、スラ
リーは淡黄白色を呈した。上記粉砕スラリーを遠
心脱水機でろ過し、淡黄色の殿粉粒含有汁液655
gと淡黄褐色のパルプ355gを得た。上記殿粉含
有汁液を遠心分離機にかけ白色の殿粉粒を分離
し、淡黄色の汁液608gを得た(固形分4.1%、有
機物3.1%)。次に、上記のパルプに水1Kgを加え
てスラリー状としたのち、40メツシユふるいを用
いてふるい分けし、殿粉粒を洗い出し、遠心ろ過
機でろ過後圧搾脱水してパルプ(固形分25.3%、
有機物24.1%)127gを得た。一方、上記の汁液
から分離した殿粉粒に10倍容の水を加えて静置
し、殿粉粒を沈降分離した。上記の洗浄操作を再
度繰り返し、分離した殿粉とパルプから回収した
殿粉とを合せ、圧搾脱水した。脱水殿粉を70℃で
気流乾燥し、純白色の乾燥殿粉181g(含水率18
%)を得た。
上記手順により調製した汁液610gを1ステ
ンレス製ビーカに取り、水浴中で80℃、2分間加
熱した。上記の加熱処理により、淡クリーム色の
蛋白沈殿が生成した。これを遠心分離し、除蛋白
汁液582gを得た。一方、遠心沈殿した蛋白に水
80mlを加えて懸濁後、再度遠心分離して蛋白沈殿
を回収した。これを薄膜状に拡げ乾燥した。乾燥
蛋白を乳鉢で破砕し、ほぼ白色、わずか馬鈴薯臭
を有する蛋白粉末6.7g(蛋白含量70%)を得た。
ンレス製ビーカに取り、水浴中で80℃、2分間加
熱した。上記の加熱処理により、淡クリーム色の
蛋白沈殿が生成した。これを遠心分離し、除蛋白
汁液582gを得た。一方、遠心沈殿した蛋白に水
80mlを加えて懸濁後、再度遠心分離して蛋白沈殿
を回収した。これを薄膜状に拡げ乾燥した。乾燥
蛋白を乳鉢で破砕し、ほぼ白色、わずか馬鈴薯臭
を有する蛋白粉末6.7g(蛋白含量70%)を得た。
次に、上記の除蛋白汁液291gとパルプ64gを
混合し、種母スラリー1.5Kgを入れた有効容積2
のアクリル製発酵槽に投入した。そして、発酵
温度60℃、かくはん速度100rpm、嫌気条件下で
回分発酵(1相方式)を行つた。なお、種母スラ
リーは、地下茎破砕時にチオ硫酸ナトリウムを添
加しない以外は上記と同一操作で別途調製した原
料スラリーを用いて回分発酵により2回馴養を繰
り返して得た発酵スラリーを用いた。発酵は3日
目で終了し、メタン収量は341/kgvsに達し、
除蛋白汁液とパルプ全量を発酵した場合に換算し
た発酵ガス収量は24.5に達した。発酵ガス組成
は、メタン56.2%、炭酸ガス43.0%、硫化水素
0.07%、その他0.8%であつた。
混合し、種母スラリー1.5Kgを入れた有効容積2
のアクリル製発酵槽に投入した。そして、発酵
温度60℃、かくはん速度100rpm、嫌気条件下で
回分発酵(1相方式)を行つた。なお、種母スラ
リーは、地下茎破砕時にチオ硫酸ナトリウムを添
加しない以外は上記と同一操作で別途調製した原
料スラリーを用いて回分発酵により2回馴養を繰
り返して得た発酵スラリーを用いた。発酵は3日
目で終了し、メタン収量は341/kgvsに達し、
除蛋白汁液とパルプ全量を発酵した場合に換算し
た発酵ガス収量は24.5に達した。発酵ガス組成
は、メタン56.2%、炭酸ガス43.0%、硫化水素
0.07%、その他0.8%であつた。
実施例 3
馬鈴薯(固形分25%、有機物22%)1Kgにチオ
硫酸ソーダ・5水和物0.5gを加え、電動ミキサ
ーを用いて粒径1mm以下に粉砕し、粉砕スラリー
1Kgを得た。粉砕の過程で黒変化はおこらず、ス
ラリーは淡黄白色を呈した。上記粉砕スラリーを
遠心脱水機でろ過し、淡黄色の殿粉粒含有汁液
657gと淡黄褐色のパルプ353gを得た。上記殿粉
含有汁液を遠心分離機にかけ白色の殿粉粒を分離
し、淡黄色の汁液610gを得た(固形分4.1%、有
機物3.1%)。
硫酸ソーダ・5水和物0.5gを加え、電動ミキサ
ーを用いて粒径1mm以下に粉砕し、粉砕スラリー
1Kgを得た。粉砕の過程で黒変化はおこらず、ス
ラリーは淡黄白色を呈した。上記粉砕スラリーを
遠心脱水機でろ過し、淡黄色の殿粉粒含有汁液
657gと淡黄褐色のパルプ353gを得た。上記殿粉
含有汁液を遠心分離機にかけ白色の殿粉粒を分離
し、淡黄色の汁液610gを得た(固形分4.1%、有
機物3.1%)。
次に、上記のパルプに水1Kgを加えてスラリー
状としたのち、40メツシユふるいを用いてふるい
分けし、殿粉粒を洗い出し、遠心ろ過機圧搾脱水
してパルプ(固形分25.2%、有機物24.0%)129
gを得た。一方、上記の汁液から分離した殿粉粒
に10倍容の水を加えて静置し、殿粉を沈降分離し
た。上記の洗浄操作を再度繰り返し、分離した殿
粉とパルプから回収した殿粉とを合せ、圧搾脱水
した。脱水殿粉を70℃で気流乾燥し、純白色の乾
燥殿粉180g(含水率18.1%)を得た。
状としたのち、40メツシユふるいを用いてふるい
分けし、殿粉粒を洗い出し、遠心ろ過機圧搾脱水
してパルプ(固形分25.2%、有機物24.0%)129
gを得た。一方、上記の汁液から分離した殿粉粒
に10倍容の水を加えて静置し、殿粉を沈降分離し
た。上記の洗浄操作を再度繰り返し、分離した殿
粉とパルプから回収した殿粉とを合せ、圧搾脱水
した。脱水殿粉を70℃で気流乾燥し、純白色の乾
燥殿粉180g(含水率18.1%)を得た。
上記手順により調製した汁液610gを1ステ
ンレス製ビーカに取り、水浴中で80℃、2分間加
熱した。上記の加熱処理により、淡クリーム色の
蛋白沈殿が生成した。これを遠心分離し、除蛋白
液583gを得た。一方、遠心沈殿した蛋白に水80
mlを加えて懸濁後、再度遠心分離して蛋白沈殿を
回収した。これを薄膜状に拡げ乾燥した。乾燥蛋
白を乳鉢で破砕し、ほぼ白色、わずかに馬鈴薯臭
を有する蛋白粉末6.6g(蛋白含量70%)を得た。
次に、上記の除蛋白汁液292gとパルプ63gを混
合し、種母スラリー1.5Kgを入れた有効容積2
のアクリル製発酵槽に投入した。そして、発酵温
度60℃、かくはん速度100rpm、嫌気条件下で回
分発酵(1相方式)を行つた。なお、種母スラリ
ーは、地下茎破砕時にチオ硫酸ナトリウムを添加
しない以外は上記と同一操作で別途調製した原料
スラリーを用いて回分発酵により2回馴養を繰り
返して得た発酵スラリーを用いた。発酵は3日目
で終了し、メタン収量は339/kgvsに達し、除
蛋白汁液とパルプ全量で発酵した場合に換算した
発酵ガス収量は25.0に達した。発酵ガスのガス
組成は、メタン56.0%、炭酸ガス43.0%、硫化水
素0.16%、その他0.8%であつた。
ンレス製ビーカに取り、水浴中で80℃、2分間加
熱した。上記の加熱処理により、淡クリーム色の
蛋白沈殿が生成した。これを遠心分離し、除蛋白
液583gを得た。一方、遠心沈殿した蛋白に水80
mlを加えて懸濁後、再度遠心分離して蛋白沈殿を
回収した。これを薄膜状に拡げ乾燥した。乾燥蛋
白を乳鉢で破砕し、ほぼ白色、わずかに馬鈴薯臭
を有する蛋白粉末6.6g(蛋白含量70%)を得た。
次に、上記の除蛋白汁液292gとパルプ63gを混
合し、種母スラリー1.5Kgを入れた有効容積2
のアクリル製発酵槽に投入した。そして、発酵温
度60℃、かくはん速度100rpm、嫌気条件下で回
分発酵(1相方式)を行つた。なお、種母スラリ
ーは、地下茎破砕時にチオ硫酸ナトリウムを添加
しない以外は上記と同一操作で別途調製した原料
スラリーを用いて回分発酵により2回馴養を繰り
返して得た発酵スラリーを用いた。発酵は3日目
で終了し、メタン収量は339/kgvsに達し、除
蛋白汁液とパルプ全量で発酵した場合に換算した
発酵ガス収量は25.0に達した。発酵ガスのガス
組成は、メタン56.0%、炭酸ガス43.0%、硫化水
素0.16%、その他0.8%であつた。
実施例 4
馬鈴薯(固形分25%、有機物22%)1Kgにチオ
硫酸ソーダ・5水和物5gを加え、電動ミキサー
を用いて粒径1mm以下に粉砕し、粉砕スラリー1
Kgを得た。粉砕の過程で黒変化はおこらず、スラ
リーは淡黄白色を呈した。上記粉砕スラリーを遠
心脱水機でろ過し、淡黄色の殿粉粒含有汁液654
gと淡黄褐色のパルプ354gを得た。上記殿粉含
有汁液を遠心分離機にかけ白色の殿粉粒を分離
し、淡黄色の汁液607gを得た(固形分4.1%、有
機物3.1%)。次に、上記のパルプに水1Kgを加え
てスラリー状としたのち、40メツシユふるいを用
いてふるい分けし、殿粉粒を洗い出し、遠心ろ過
機でろ過後圧搾脱水してパルプ(固形分25.3%、
有機物24.0%)127gを得た。一方、上記の汁液
から分離した殿粉粒に10倍容の水を加えて静置
し、殿粉粒を沈降分離した。上記の洗浄操作を再
度繰り返し、分離した殿粉とパルプから回収した
殿粉とを合せ、圧搾脱水した。脱水殿粉を70℃で
気流乾燥し、純白色の乾燥殿粉180g(含水率18
%)を得た。上記手順により調製した汁液610g
を1ステンレス製ビーカに取り、水浴中で80
℃、2分間熱した。上記の加熱処理により、淡ク
リーム色の蛋白沈殿が生成した。これを遠心分離
し、除蛋白汁液583gを得た。一方、遠心沈殿し
た蛋白に水80mlを加えて懸濁後、再度遠心分離し
て蛋白沈殿を回収した。これを薄膜状に拡げ乾燥
した。乾燥蛋白を乳鉢で破砕し、わずかに馬鈴薯
臭を有する蛋白粉末6.8g(蛋白含量70%)を得
た。
硫酸ソーダ・5水和物5gを加え、電動ミキサー
を用いて粒径1mm以下に粉砕し、粉砕スラリー1
Kgを得た。粉砕の過程で黒変化はおこらず、スラ
リーは淡黄白色を呈した。上記粉砕スラリーを遠
心脱水機でろ過し、淡黄色の殿粉粒含有汁液654
gと淡黄褐色のパルプ354gを得た。上記殿粉含
有汁液を遠心分離機にかけ白色の殿粉粒を分離
し、淡黄色の汁液607gを得た(固形分4.1%、有
機物3.1%)。次に、上記のパルプに水1Kgを加え
てスラリー状としたのち、40メツシユふるいを用
いてふるい分けし、殿粉粒を洗い出し、遠心ろ過
機でろ過後圧搾脱水してパルプ(固形分25.3%、
有機物24.0%)127gを得た。一方、上記の汁液
から分離した殿粉粒に10倍容の水を加えて静置
し、殿粉粒を沈降分離した。上記の洗浄操作を再
度繰り返し、分離した殿粉とパルプから回収した
殿粉とを合せ、圧搾脱水した。脱水殿粉を70℃で
気流乾燥し、純白色の乾燥殿粉180g(含水率18
%)を得た。上記手順により調製した汁液610g
を1ステンレス製ビーカに取り、水浴中で80
℃、2分間熱した。上記の加熱処理により、淡ク
リーム色の蛋白沈殿が生成した。これを遠心分離
し、除蛋白汁液583gを得た。一方、遠心沈殿し
た蛋白に水80mlを加えて懸濁後、再度遠心分離し
て蛋白沈殿を回収した。これを薄膜状に拡げ乾燥
した。乾燥蛋白を乳鉢で破砕し、わずかに馬鈴薯
臭を有する蛋白粉末6.8g(蛋白含量70%)を得
た。
次に、上記の除蛋白汁液291gとパルプ63gを
混合し、種母スラリー1.5Kgを入れた有効容積2
のアクリル製発酵槽に投入した。そして、発酵
温度60℃、かくはん速度100rpm、嫌気条件下で
回分発酵(1相方式)を行つた。なお、種母スラ
リーは、地下茎破砕時にチオ硫酸ナトリウムを添
加しない以外は上記と同一操作で別途調製した原
料スラリーを用いて回分発酵により2回馴養を繰
り返して得た発酵スラリーを用いた。発酵は3.5
日目で終了し、メタン収量は330/kgvsに達
し、除蛋白汁液とパルプ全量を発酵した場合に換
算した発酵ガス収量は23.3に達した。発酵ガス
のガス組成は、メタン55.9%、炭酸ガス42.4%、
硫化水素0.9%、その他0.8%であつた。
混合し、種母スラリー1.5Kgを入れた有効容積2
のアクリル製発酵槽に投入した。そして、発酵
温度60℃、かくはん速度100rpm、嫌気条件下で
回分発酵(1相方式)を行つた。なお、種母スラ
リーは、地下茎破砕時にチオ硫酸ナトリウムを添
加しない以外は上記と同一操作で別途調製した原
料スラリーを用いて回分発酵により2回馴養を繰
り返して得た発酵スラリーを用いた。発酵は3.5
日目で終了し、メタン収量は330/kgvsに達
し、除蛋白汁液とパルプ全量を発酵した場合に換
算した発酵ガス収量は23.3に達した。発酵ガス
のガス組成は、メタン55.9%、炭酸ガス42.4%、
硫化水素0.9%、その他0.8%であつた。
実施例 5
甘藷(固形分28.3%、有機物27.2%)1Kgにチ
オ硫酸ソーダ・5水和物100mgを加え、電動ミキ
サーを用いて粒径1mm以下に破砕し、粉砕スラリ
ー1Kgを得た。粉砕の過程で黒変化はおこらず、
スラリーは淡黄白色を呈した。上記粉砕スラリー
を遠心脱水機でろ過し、淡黄色の殿粉粒含有汁液
580gと淡黄褐色のパルプ420gを得た。上記殿粉
含有汁液を遠心分離機にかけ白色の殿粉粒を分離
し、淡黄色の汁液534gを得た(固形分7.0%、有
機物6%)。次に、上記のパルプに水1Kgを加え
てスラリー状としたのち、40メツシユふるいを用
いてふるい分けし、殿粉粒を洗い流し、遠心ろ過
機でろ過後圧搾脱水してパルプ(固形分25.3%、
有機物24.1%)170gを得た。一方、上記の汁液
から分離した殿粉粒に10倍容の水を加えて静置
し、殿粉粒を沈降分離した。上記の洗浄操作を再
度繰り返し、分離した殿粉とパルプから回収した
殿粉とを合せ、圧搾脱水した。脱水殿粉を70℃で
気流乾燥し、純白色の乾燥殿粉98g(含水率18
%)を得た。
オ硫酸ソーダ・5水和物100mgを加え、電動ミキ
サーを用いて粒径1mm以下に破砕し、粉砕スラリ
ー1Kgを得た。粉砕の過程で黒変化はおこらず、
スラリーは淡黄白色を呈した。上記粉砕スラリー
を遠心脱水機でろ過し、淡黄色の殿粉粒含有汁液
580gと淡黄褐色のパルプ420gを得た。上記殿粉
含有汁液を遠心分離機にかけ白色の殿粉粒を分離
し、淡黄色の汁液534gを得た(固形分7.0%、有
機物6%)。次に、上記のパルプに水1Kgを加え
てスラリー状としたのち、40メツシユふるいを用
いてふるい分けし、殿粉粒を洗い流し、遠心ろ過
機でろ過後圧搾脱水してパルプ(固形分25.3%、
有機物24.1%)170gを得た。一方、上記の汁液
から分離した殿粉粒に10倍容の水を加えて静置
し、殿粉粒を沈降分離した。上記の洗浄操作を再
度繰り返し、分離した殿粉とパルプから回収した
殿粉とを合せ、圧搾脱水した。脱水殿粉を70℃で
気流乾燥し、純白色の乾燥殿粉98g(含水率18
%)を得た。
上記手順により調製した汁液534gを1ステ
ンレス製ビーカに取り、水浴中で80℃、2分間加
熱した。上記の加熱処理により、淡クリーム色の
蛋白沈殿が生成した。これを遠心分離し、除蛋白
汁液502gを得た。一方、遠心沈殿した蛋白に水
80mlを加えて懸濁後、最度遠心分離して蛋白沈殿
を回収した。これを薄膜状に拡げ乾燥した。乾燥
蛋白を乳鉢で破砕し、ほぼ白色、わずかに馬鈴薯
臭を有する蛋白粉末4.0g(蛋白含量70%)を得
た。
ンレス製ビーカに取り、水浴中で80℃、2分間加
熱した。上記の加熱処理により、淡クリーム色の
蛋白沈殿が生成した。これを遠心分離し、除蛋白
汁液502gを得た。一方、遠心沈殿した蛋白に水
80mlを加えて懸濁後、最度遠心分離して蛋白沈殿
を回収した。これを薄膜状に拡げ乾燥した。乾燥
蛋白を乳鉢で破砕し、ほぼ白色、わずかに馬鈴薯
臭を有する蛋白粉末4.0g(蛋白含量70%)を得
た。
比較例 1
実施例1と同一バツチの馬鈴薯(固形分25%、
有機物22%)1Kgを、電動ミキサーを用いて粒径
1mm以下に粉砕し、粉砕スラリー1Kgを得た。粉
砕の過程で黒変化がおこり、スラリーは濃茶褐色
を呈した。上記粉砕スラリーを遠心脱水機でろ過
し、濃茶褐色の殿粉粒含有汁液654gと茶褐色の
パルプ356gを得た。上記殿粉含有汁液を遠心分
離機にかけ淡褐色の殿粉粒を分離し、濃茶褐色の
汁液608gを得た(固形分4.0%、有機物3.1%)。
次に、上記のパルプに水1Kgを加えてスラリー状
としたのち、40メツシユふるいを用いてふるい分
けし、殿粉粒を洗い出し、遠心ろ過機でろ過後圧
搾脱水してパルプ(固形分25.2%、有機物24.1
%)125gを得た。一方、上記の汁液から分離し
た殿粉粒に10倍容の水を加えて静置し、殿粉粒を
沈降分離した。上記の洗浄操作を再度繰り返し、
分離した殿粉とパルプから回収した殿粉とを合
せ、圧搾脱水した。脱水殿粉を70℃で気流乾燥
し、ほぼ白色の乾燥殿粉180g(含水率18%)を
得た。
有機物22%)1Kgを、電動ミキサーを用いて粒径
1mm以下に粉砕し、粉砕スラリー1Kgを得た。粉
砕の過程で黒変化がおこり、スラリーは濃茶褐色
を呈した。上記粉砕スラリーを遠心脱水機でろ過
し、濃茶褐色の殿粉粒含有汁液654gと茶褐色の
パルプ356gを得た。上記殿粉含有汁液を遠心分
離機にかけ淡褐色の殿粉粒を分離し、濃茶褐色の
汁液608gを得た(固形分4.0%、有機物3.1%)。
次に、上記のパルプに水1Kgを加えてスラリー状
としたのち、40メツシユふるいを用いてふるい分
けし、殿粉粒を洗い出し、遠心ろ過機でろ過後圧
搾脱水してパルプ(固形分25.2%、有機物24.1
%)125gを得た。一方、上記の汁液から分離し
た殿粉粒に10倍容の水を加えて静置し、殿粉粒を
沈降分離した。上記の洗浄操作を再度繰り返し、
分離した殿粉とパルプから回収した殿粉とを合
せ、圧搾脱水した。脱水殿粉を70℃で気流乾燥
し、ほぼ白色の乾燥殿粉180g(含水率18%)を
得た。
上記手順により調製した汁液610gを1ステ
ンレス製ビーカに取り、水浴中で80℃、2分間加
熱した。上記の加熱処理により、灰黒色の蛋白沈
殿が生成した。これを遠心分離し、除蛋白汁液
575gを得た。一方、遠心沈殿した蛋白に水80ml
を加えて懸濁後、再度遠心分離して蛋白沈殿を回
収した。これを薄膜状に拡げ乾燥した。乾燥蛋白
を乳鉢で破砕し、ほぼ灰黒色の蛋白粉末7.5g
(蛋白含量64%)を得た。
ンレス製ビーカに取り、水浴中で80℃、2分間加
熱した。上記の加熱処理により、灰黒色の蛋白沈
殿が生成した。これを遠心分離し、除蛋白汁液
575gを得た。一方、遠心沈殿した蛋白に水80ml
を加えて懸濁後、再度遠心分離して蛋白沈殿を回
収した。これを薄膜状に拡げ乾燥した。乾燥蛋白
を乳鉢で破砕し、ほぼ灰黒色の蛋白粉末7.5g
(蛋白含量64%)を得た。
次に、上記の除蛋白汁液289gとパルプ64gを
混合し、種母スラリー1.5Kgを入れた有効容積2
のアクリル製発酵槽に投入した。そして、発酵
温度60℃、かくはん速度100rpm、嫌気条件下で
回分発酵(1相方式)を行つた。なお、種母スラ
リーは、上記と同一操作で別途調製した原料スラ
リーを用いて回分発酵により2回馴養を繰り返し
て得た発酵スラリーを用いた。発酵は3日目で終
了し、メタン収量は340/kgvsに達し、除蛋白
汁液とパルプ全量を発酵した場合に換算した発酵
ガス収量は24.2に達した。発酵ガスのガス組成
は、メタン55%、炭酸ガス44.1%、硫化水素0.06
%、その他0.8%であつた。
混合し、種母スラリー1.5Kgを入れた有効容積2
のアクリル製発酵槽に投入した。そして、発酵
温度60℃、かくはん速度100rpm、嫌気条件下で
回分発酵(1相方式)を行つた。なお、種母スラ
リーは、上記と同一操作で別途調製した原料スラ
リーを用いて回分発酵により2回馴養を繰り返し
て得た発酵スラリーを用いた。発酵は3日目で終
了し、メタン収量は340/kgvsに達し、除蛋白
汁液とパルプ全量を発酵した場合に換算した発酵
ガス収量は24.2に達した。発酵ガスのガス組成
は、メタン55%、炭酸ガス44.1%、硫化水素0.06
%、その他0.8%であつた。
実験例 1
実施例1と同一バツチの馬鈴薯(固形分25%、
有機物22%)1Kgにチオ硫酸ソーダ5mgを加え、
電動ミキサーを用いて粒径1mm以下に粉砕し、粉
砕スラリー1Kgを得た。粉砕の過程で黒変化がお
こり、スラリーは茶褐色を呈した。上記粉砕スラ
リーを遠心脱水機でろ過し、茶褐色の殿粉粒含有
汁液655gと茶褐色のパルプ355gを得た。上記殿
粉含有汁液を遠心分離機にかけ淡褐色の殿粉粒を
分離し、濃茶褐色の汁液610gを得た(固形分4.0
%、有機物3.0%)。次に、上記のパルプに水1Kg
を加えてスラリー状としたのち、40メツシユふる
いを用いてふるい分けし、殿粉粒を洗い出し、遠
心ろ過機でろ過後圧搾脱水してパルプ(固形分
25.2%、有機物24.0%)127gを得た。
有機物22%)1Kgにチオ硫酸ソーダ5mgを加え、
電動ミキサーを用いて粒径1mm以下に粉砕し、粉
砕スラリー1Kgを得た。粉砕の過程で黒変化がお
こり、スラリーは茶褐色を呈した。上記粉砕スラ
リーを遠心脱水機でろ過し、茶褐色の殿粉粒含有
汁液655gと茶褐色のパルプ355gを得た。上記殿
粉含有汁液を遠心分離機にかけ淡褐色の殿粉粒を
分離し、濃茶褐色の汁液610gを得た(固形分4.0
%、有機物3.0%)。次に、上記のパルプに水1Kg
を加えてスラリー状としたのち、40メツシユふる
いを用いてふるい分けし、殿粉粒を洗い出し、遠
心ろ過機でろ過後圧搾脱水してパルプ(固形分
25.2%、有機物24.0%)127gを得た。
一方、上記の汁液から分離した殿粉粒に10倍容
の水を加えて静置し、殿粉粒を沈降分離した。上
記の洗浄操作を再度繰り返し、分離した殿粉とパ
ルプから回収した殿粉とを合せ、圧搾脱水した。
脱水殿粉を70℃で気流乾燥し、ほぼ白色の乾燥殿
粉182g(含水率17.9%)を得た。
の水を加えて静置し、殿粉粒を沈降分離した。上
記の洗浄操作を再度繰り返し、分離した殿粉とパ
ルプから回収した殿粉とを合せ、圧搾脱水した。
脱水殿粉を70℃で気流乾燥し、ほぼ白色の乾燥殿
粉182g(含水率17.9%)を得た。
上記手順により調製した汁液610gを1ステ
ンレス製ビーカに取り、水浴中で80℃、2分間加
熱した。上記の加熱処理により、灰黒色の蛋白沈
殿が生成した。これを遠心分離し、除蛋白汁液
573gを得た。一方、遠心沈殿した蛋白に水80ml
を加えて懸濁後、再度遠心分離して蛋白沈殿を回
収した。これを薄膜状に拡げ乾燥した。乾燥蛋白
を乳鉢で破砕し、ほぼ白色、わずかに馬鈴薯臭を
有する蛋白粉末7.4g(蛋白含量64%)を得た。
ンレス製ビーカに取り、水浴中で80℃、2分間加
熱した。上記の加熱処理により、灰黒色の蛋白沈
殿が生成した。これを遠心分離し、除蛋白汁液
573gを得た。一方、遠心沈殿した蛋白に水80ml
を加えて懸濁後、再度遠心分離して蛋白沈殿を回
収した。これを薄膜状に拡げ乾燥した。乾燥蛋白
を乳鉢で破砕し、ほぼ白色、わずかに馬鈴薯臭を
有する蛋白粉末7.4g(蛋白含量64%)を得た。
次に、上記の除蛋白汁液287gとパルプ64gを
混合し、種母スラリー1.5Kgを入れた有効容積2
のアクリル製発酵槽に投入した。そして、発酵
温度60℃、かくはん速度100rpm、嫌気条件下で
回分発酵(1相方式)を行つた。なお、種母スラ
リーは、地下茎破砕時にチオ硫酸ナトリウムを添
加しない以外は上記と同一操作で別途調製した原
料スラリーを用いて回分発酵により2回馴養を繰
り返して得た発酵スラリーを用いた。発酵は3日
目で終了し、メタン収量は339/kgvsに達し、
除蛋白汁液とパルプ全量を発酵した場合に換算し
た発酵ガスは24.2に達した。発酵ガスのガス組
成は、メタン56%、炭酸ガス43.1%、硫化水素
0.06%、その他0.8%であつた。
混合し、種母スラリー1.5Kgを入れた有効容積2
のアクリル製発酵槽に投入した。そして、発酵
温度60℃、かくはん速度100rpm、嫌気条件下で
回分発酵(1相方式)を行つた。なお、種母スラ
リーは、地下茎破砕時にチオ硫酸ナトリウムを添
加しない以外は上記と同一操作で別途調製した原
料スラリーを用いて回分発酵により2回馴養を繰
り返して得た発酵スラリーを用いた。発酵は3日
目で終了し、メタン収量は339/kgvsに達し、
除蛋白汁液とパルプ全量を発酵した場合に換算し
た発酵ガスは24.2に達した。発酵ガスのガス組
成は、メタン56%、炭酸ガス43.1%、硫化水素
0.06%、その他0.8%であつた。
実験例 2
実施例1と同一バツチの馬鈴薯(固形分25%、
有機物22%)1Kgにチオ硫酸ソーダ10gを加え、
電動ミキサーを用いて粒径1mm以下に粉砕し、粉
砕スラリー1Kgを得た。粉砕の過程で黒変化がお
こらず、スラリーは淡黄白色を呈した。上記粉砕
スラリーを遠心脱水機でろ過し、淡黄色の殿粉粒
含有汁液664gと淡黄褐色のパルプ352gを得た。
上記殿粉含有汁液を遠心分離機にかけ白色の殿粉
粒を分離し、淡黄色の汁液613gを得た(固形分
4.6%、有機物3.1%)。次に、上記のパルプに水
1Kgを加えてスラリー状としたのち、40メツシユ
ふるいを用いてふるい分けし、殿粉粒を洗い出
し、遠心ろ過機でろ過後圧搾脱水してパルプ(固
形分25.4%、有機物24.0%)129gを得た。一方、
上記の汁液から分離した殿粉粒に10倍容の水を加
えて静置し、殿粉粒を沈降分離した。上記の洗浄
操作を再度繰り返し、分離した殿粉とパルプから
回収した殿粉とを合せ、圧搾脱水した。脱水殿粉
を70℃で気流乾燥し、純白色の乾燥殿粉176g
(含水率17.5%)を得た。
有機物22%)1Kgにチオ硫酸ソーダ10gを加え、
電動ミキサーを用いて粒径1mm以下に粉砕し、粉
砕スラリー1Kgを得た。粉砕の過程で黒変化がお
こらず、スラリーは淡黄白色を呈した。上記粉砕
スラリーを遠心脱水機でろ過し、淡黄色の殿粉粒
含有汁液664gと淡黄褐色のパルプ352gを得た。
上記殿粉含有汁液を遠心分離機にかけ白色の殿粉
粒を分離し、淡黄色の汁液613gを得た(固形分
4.6%、有機物3.1%)。次に、上記のパルプに水
1Kgを加えてスラリー状としたのち、40メツシユ
ふるいを用いてふるい分けし、殿粉粒を洗い出
し、遠心ろ過機でろ過後圧搾脱水してパルプ(固
形分25.4%、有機物24.0%)129gを得た。一方、
上記の汁液から分離した殿粉粒に10倍容の水を加
えて静置し、殿粉粒を沈降分離した。上記の洗浄
操作を再度繰り返し、分離した殿粉とパルプから
回収した殿粉とを合せ、圧搾脱水した。脱水殿粉
を70℃で気流乾燥し、純白色の乾燥殿粉176g
(含水率17.5%)を得た。
上記手順により調製した汁液610gを1ステ
ンレス製ビーカに取り、水浴中で80℃、2分間加
熱した。上記の加熱処理により、淡クリーム色の
蛋白沈殿が生成した。これを遠心分離し、除蛋白
汁液586gを得た。一方、遠心沈殿した蛋白に水
80mlを加えて懸濁後、再度遠心分離して蛋白沈殿
を回収した。これを薄膜状に拡げ乾燥した。乾燥
蛋白を乳鉢で破砕し、ほぼ白色、わずかに馬鈴薯
臭を有する蛋白粉末6.5g(蛋白含量71%)を得
た。次に、上記の除蛋白汁液293gとパルプ64g
を混合し、種母スラリー1.5Kgを入れた有効容積
2のアクリル製発酵槽に投入した。そして、発
酵温度60℃、かくはん速度100rpm、嫌気条件下
で回分発酵(1相方式)を行つた。なお、種母ス
ラリーは、地下茎破砕時にチオ硫酸ソーダを添加
しない以外は上記と同一操作で別途調製した原料
スラリーを用いて回分発酵により2回馴養を繰り
返して得た発酵スラリーを用いた。発酵が遅延
し、3日後に開始したが発酵速度は低く18日目で
終了し、メタン収量は151/kgvsにとどまつ
た。除蛋白汁液とパルプ全量を発酵した場合に換
算した発酵ガス収量は13.5に達した。発酵ガス
のガス組成は、メタン45%、炭酸ガス51%、硫化
水素3.2%、その他0.8%であつた。
ンレス製ビーカに取り、水浴中で80℃、2分間加
熱した。上記の加熱処理により、淡クリーム色の
蛋白沈殿が生成した。これを遠心分離し、除蛋白
汁液586gを得た。一方、遠心沈殿した蛋白に水
80mlを加えて懸濁後、再度遠心分離して蛋白沈殿
を回収した。これを薄膜状に拡げ乾燥した。乾燥
蛋白を乳鉢で破砕し、ほぼ白色、わずかに馬鈴薯
臭を有する蛋白粉末6.5g(蛋白含量71%)を得
た。次に、上記の除蛋白汁液293gとパルプ64g
を混合し、種母スラリー1.5Kgを入れた有効容積
2のアクリル製発酵槽に投入した。そして、発
酵温度60℃、かくはん速度100rpm、嫌気条件下
で回分発酵(1相方式)を行つた。なお、種母ス
ラリーは、地下茎破砕時にチオ硫酸ソーダを添加
しない以外は上記と同一操作で別途調製した原料
スラリーを用いて回分発酵により2回馴養を繰り
返して得た発酵スラリーを用いた。発酵が遅延
し、3日後に開始したが発酵速度は低く18日目で
終了し、メタン収量は151/kgvsにとどまつ
た。除蛋白汁液とパルプ全量を発酵した場合に換
算した発酵ガス収量は13.5に達した。発酵ガス
のガス組成は、メタン45%、炭酸ガス51%、硫化
水素3.2%、その他0.8%であつた。
実験例 3
馬鈴薯(固形分25%、有機物22%)1Kgにシス
テイン・塩酸塩1gを加え、電動ミキサーを用い
て粒径1mm以下に粉砕し、粉砕スラリー1Kgを得
た。粉砕の過程で黒変化がおこり、スラリーは茶
褐色を呈した。上記粉砕スラリーを遠心脱水機で
ろ過し、濃茶褐色の殿粉粒含有汁液650gと淡黄
褐色のパルプ350gを得た。上記殿粉含有汁液を
遠心分離機にかけ淡褐色の殿粉粒を分離し、濃茶
褐色の汁液610gを得た(固形分4.0%、有機物
3.0%)。次に、上記のパルプに水1Kgを加えてス
ラリー状としたのち、40メツシユふるいを用いて
ふるい分けし、殿粉粒を洗い出し、遠心ろ過機で
ろ過後圧搾脱水してパルプ(固形分25.1%、有機
物24.0%)127gを得た。一方、上記の汁液から
分離した殿粉粒に10倍容の水を加えて静置し、殿
粉粒を沈降分離した。上記の洗浄操作を再度繰り
返し、分離した殿粉とパルプから回収した殿粉と
を合せ、圧搾脱水した。脱水殿粉を70℃で気流乾
燥し、ほぼ白色の乾燥殿粉183g(含水率18%)
を得た。
テイン・塩酸塩1gを加え、電動ミキサーを用い
て粒径1mm以下に粉砕し、粉砕スラリー1Kgを得
た。粉砕の過程で黒変化がおこり、スラリーは茶
褐色を呈した。上記粉砕スラリーを遠心脱水機で
ろ過し、濃茶褐色の殿粉粒含有汁液650gと淡黄
褐色のパルプ350gを得た。上記殿粉含有汁液を
遠心分離機にかけ淡褐色の殿粉粒を分離し、濃茶
褐色の汁液610gを得た(固形分4.0%、有機物
3.0%)。次に、上記のパルプに水1Kgを加えてス
ラリー状としたのち、40メツシユふるいを用いて
ふるい分けし、殿粉粒を洗い出し、遠心ろ過機で
ろ過後圧搾脱水してパルプ(固形分25.1%、有機
物24.0%)127gを得た。一方、上記の汁液から
分離した殿粉粒に10倍容の水を加えて静置し、殿
粉粒を沈降分離した。上記の洗浄操作を再度繰り
返し、分離した殿粉とパルプから回収した殿粉と
を合せ、圧搾脱水した。脱水殿粉を70℃で気流乾
燥し、ほぼ白色の乾燥殿粉183g(含水率18%)
を得た。
上記手順により調製した汁液610gを1ステ
ンレス製ビーカに取り、水浴中で80℃、2分間加
熱した。上記の加熱処理により、灰黒色の蛋白沈
殿が生成した。これを遠心分離し、除蛋白汁液
573gを得た。一方、遠心沈殿した蛋白に水80ml
を加えて懸濁後、再度遠心分離して蛋白沈殿を回
収した。これを薄膜状に拡げ乾燥した。乾燥蛋白
を乳鉢で破砕し、ほぼ灰黒色の蛋白粉末7.4g
(蛋白含量63%)を得た。
ンレス製ビーカに取り、水浴中で80℃、2分間加
熱した。上記の加熱処理により、灰黒色の蛋白沈
殿が生成した。これを遠心分離し、除蛋白汁液
573gを得た。一方、遠心沈殿した蛋白に水80ml
を加えて懸濁後、再度遠心分離して蛋白沈殿を回
収した。これを薄膜状に拡げ乾燥した。乾燥蛋白
を乳鉢で破砕し、ほぼ灰黒色の蛋白粉末7.4g
(蛋白含量63%)を得た。
次に、上記の除蛋白汁液290gとパルプ64gを
混合し、種母スラリー1.5Kgを入れた有効容積2
のアクリル製発酵槽に投入した。そして、発酵
温度60℃、かくはん速度100rpm、嫌気条件下で
回分発酵(1相方式)を行つた。なお、種母スラ
リーは、地下茎破砕時にシステイン・モノ塩酸塩
を添加しない以外は上記と同一操作で別途調製し
た原料スラリーを用いて回分発酵により2回馴養
を繰り返して得た発酵スラリーを用いた。発酵は
3日目で終了し、メタン収量は340/kgvsに達
し、除蛋白汁液とパルプ全量を発酵した場合に換
算した発酵ガス収量は24.4に達した。発酵ガス
のガス組成は、メタン56%、炭酸ガス43.1%、硫
化水素0.08%、その他0.8%であつた。
混合し、種母スラリー1.5Kgを入れた有効容積2
のアクリル製発酵槽に投入した。そして、発酵
温度60℃、かくはん速度100rpm、嫌気条件下で
回分発酵(1相方式)を行つた。なお、種母スラ
リーは、地下茎破砕時にシステイン・モノ塩酸塩
を添加しない以外は上記と同一操作で別途調製し
た原料スラリーを用いて回分発酵により2回馴養
を繰り返して得た発酵スラリーを用いた。発酵は
3日目で終了し、メタン収量は340/kgvsに達
し、除蛋白汁液とパルプ全量を発酵した場合に換
算した発酵ガス収量は24.4に達した。発酵ガス
のガス組成は、メタン56%、炭酸ガス43.1%、硫
化水素0.08%、その他0.8%であつた。
また、比較例1と同様の条件で亜硫酸水素カリ
ウム100mgを添加してジヤガイモの破砕と殿粉、
蛋白の回収を行なつたところ、比較例1とほぼ同
じ結果が得られた。
ウム100mgを添加してジヤガイモの破砕と殿粉、
蛋白の回収を行なつたところ、比較例1とほぼ同
じ結果が得られた。
本発明によれば、白色の品質の高い蛋白を回収
できる。
できる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 殿粉含有地下茎を破砕し、得られた破砕スラ
リーから殿粉及び蛋白を分離回収する方法におい
て、該地下茎の破砕をチオ硫酸ナトリウムよりな
る添加剤の存在下で行うことを特徴とする地下茎
殿粉及び地下茎蛋白の回収方法。 2 特許請求の範囲第1項において、該添加剤の
添加量が地下茎湿重量基準で0.005〜0.5%である
ことを特徴とする地下茎殿粉及び地下茎蛋白の回
収方法。 3 特許請求の範囲第1項又は第2項において、
破砕後に破砕スラリーを組でん粉、パルプ、汁液
に分離する工程を含むことを特徴とする地下茎殿
粉及び地下茎蛋白の回収方法。 4 特許請求の範囲第3項において、該汁液から
蛋白を分離することを特徴とする地下茎殿粉及び
地下茎蛋白の回収方法。 5 特許請求の範囲第4項において、該汁液から
蛋白を分離するにあたり、該汁液を加熱処理して
蛋白を凝集させ、生成した蛋白沈殿と除蛋白汁液
とに固液分離することを特徴とする地下茎殿粉及
び地下茎蛋白の回収方法。 6 特許請求の範囲第5項において、該汁液から
蛋白を分離するにあたり、該汁液を分子ろ過し蛋
白濃縮液と除蛋白汁液とに分離することを特徴と
する地下茎殿粉及び地下茎蛋白の回収方法。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59038580A JPS60184501A (ja) | 1984-03-02 | 1984-03-02 | 地下茎殿粉及び地下茎蛋白の回収方法 |
| BR8500885A BR8500885A (pt) | 1984-03-02 | 1985-02-28 | Aperfeicoamento em processo para recuperacao de amido e proteina de caule substerraneo |
| DE8585102336T DE3565039D1 (en) | 1984-03-02 | 1985-03-01 | Process for recovering subterranean stem starch and protein |
| EP85102336A EP0155577B1 (en) | 1984-03-02 | 1985-03-01 | Process for recovering subterranean stem starch and protein |
| CN85103901A CN85103901B (zh) | 1984-03-02 | 1985-05-08 | 从根茎块中回收淀粉和蛋白质的方法 |
| US07/102,346 US4861383A (en) | 1984-03-02 | 1987-09-29 | Process for recovering subterranean stem starch and protein |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59038580A JPS60184501A (ja) | 1984-03-02 | 1984-03-02 | 地下茎殿粉及び地下茎蛋白の回収方法 |
| CN85103901A CN85103901B (zh) | 1984-03-02 | 1985-05-08 | 从根茎块中回收淀粉和蛋白质的方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60184501A JPS60184501A (ja) | 1985-09-20 |
| JPH0430401B2 true JPH0430401B2 (ja) | 1992-05-21 |
Family
ID=25741663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59038580A Granted JPS60184501A (ja) | 1984-03-02 | 1984-03-02 | 地下茎殿粉及び地下茎蛋白の回収方法 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4861383A (ja) |
| EP (1) | EP0155577B1 (ja) |
| JP (1) | JPS60184501A (ja) |
| CN (1) | CN85103901B (ja) |
| BR (1) | BR8500885A (ja) |
| DE (1) | DE3565039D1 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH682878A5 (fr) * | 1991-11-01 | 1993-12-15 | Nestle Sa | Procédé permettant d'éviter le brunissement d'un produit alimentaire. |
| US5810620A (en) * | 1992-10-29 | 1998-09-22 | Olympus Optical Co., Ltd. | Electric connector provided with a shielding part for electrical contacts at the distal end of the plug |
| US5469841A (en) * | 1992-10-29 | 1995-11-28 | Olympus Optical Co., Ltd. | Endoscope apparatus provided with liquid removing mechanism for the electric connector |
| CN100340180C (zh) * | 2004-07-15 | 2007-10-03 | 中国农业科学院农产品加工研究所 | 甘薯蛋白及其生产技术 |
| CN102286558B (zh) * | 2011-09-15 | 2014-05-07 | 浙江大学 | 一种以农用废弃甘薯藤为原料制备微生物油脂的方法 |
| CN103772511A (zh) * | 2012-10-23 | 2014-05-07 | 徐弋舒 | 芋头淀粉的生产工艺 |
| CN114034829B (zh) * | 2021-11-19 | 2024-04-12 | 内蒙古中加农业生物科技有限公司 | 一种马铃薯品质分析的方法 |
Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL62269C (ja) * | 1900-01-01 | |||
| US2413129A (en) * | 1945-03-13 | 1946-12-24 | Fruit & Vegets Le Proc Co | Method of packing leafy vegetables for shipment |
| US2890120A (en) * | 1957-06-19 | 1959-06-09 | Rachel U Makower | Inactivation of enzymes in plant tissue |
| NL157350B (nl) * | 1972-01-05 | 1978-07-17 | Scholten Honig Research Nv | Werkwijze voor de winning van zetmeel en vruchtwater uit hakvruchten. |
| FR2256727A1 (en) * | 1974-01-04 | 1975-08-01 | Roquette Freres | Fluids recovering potato protein from amniotic liqs. - by flocculating with nascent sulphur dioxide |
| US4007286A (en) * | 1974-06-03 | 1977-02-08 | Canadian Patents And Development Ltd. | Production of potato granules |
| DE2623276A1 (de) * | 1976-05-24 | 1977-12-08 | Max Planck Gesellschaft | Verfahren zur fraktionierung und trennung von proteinen |
| DE2637810A1 (de) * | 1976-08-21 | 1978-02-23 | Westfalia Separator Ag | Verfahren und vorrichtung zur gewinnung von fruchtwasser aus hackfruechten |
| JPS56140900A (en) * | 1980-04-02 | 1981-11-04 | Kinichi Seno | Production of arrowroot starch |
| US4421682A (en) * | 1981-04-06 | 1983-12-20 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of Agriculture | Heating of proteinaceous liquids |
-
1984
- 1984-03-02 JP JP59038580A patent/JPS60184501A/ja active Granted
-
1985
- 1985-02-28 BR BR8500885A patent/BR8500885A/pt not_active IP Right Cessation
- 1985-03-01 EP EP85102336A patent/EP0155577B1/en not_active Expired
- 1985-03-01 DE DE8585102336T patent/DE3565039D1/de not_active Expired
- 1985-05-08 CN CN85103901A patent/CN85103901B/zh not_active Expired
-
1987
- 1987-09-29 US US07/102,346 patent/US4861383A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4861383A (en) | 1989-08-29 |
| CN85103901B (zh) | 1988-06-29 |
| EP0155577A1 (en) | 1985-09-25 |
| DE3565039D1 (en) | 1988-10-27 |
| EP0155577B1 (en) | 1988-09-21 |
| BR8500885A (pt) | 1985-10-15 |
| CN85103901A (zh) | 1986-11-05 |
| JPS60184501A (ja) | 1985-09-20 |
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