JPH043047Y2 - - Google Patents

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JPH043047Y2
JPH043047Y2 JP8780187U JP8780187U JPH043047Y2 JP H043047 Y2 JPH043047 Y2 JP H043047Y2 JP 8780187 U JP8780187 U JP 8780187U JP 8780187 U JP8780187 U JP 8780187U JP H043047 Y2 JPH043047 Y2 JP H043047Y2
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【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本考案は、建物の鉄骨梁の耐火被覆構造体の改
良に関するものである。 [従来の技術] 従来、建物スラブを支持している鉄骨梁の耐火
被覆構造体として、繊維フエルト等の耐火被覆材
を鉄骨梁の全面に直貼りする構造体、箱状に貼り
付ける構造体のほかに、第3図に示すように、ほ
ぼ8の字状に貼り付ける構造体が知られている。 前記直貼り構造体は、耐火被覆材をH型鉄骨梁
を形成しているウエブと上下フランジの全面に密
接して貼り付けるものであるから、耐火被覆材の
使用量が過大となる。一方、箱貼り構造体は、H
型鉄骨梁を箱状に包み込むものであるから、直貼
り構造体に比べて耐火被覆材の使用量は少なくな
るが、外部からの衝撃に弱く、破損しやすい。 これに対し、第3図に示すように、建物スラブ
1に支持されているH型鉄骨梁2を形成している
ウエブ2a,上部フランジ2b、下部フランジ2
cを耐火被覆材3で8の字状に包囲し、溶接で固
定したピン4と座金5とで固定して構成する構造
体は、耐火被覆材の使用量は直貼り構造体に比べ
て節減することができ、かつ衝撃に対しても相当
の強度がある。 [考案が解決しようとする問題点] しかし、前述した8の字状貼り付け耐火被覆構
造体においては、耐火被覆材3が鉄骨梁のウエブ
2aの中央部位に当て付けられることにより、ウ
エブ2aと耐火被覆材とのあいだの空所が、ウエ
ブ中央部位から上部フランジ2bに至る上部空所
と、下部フランジ2cに至る下部空所とに独立状
に分断される。 そのため、温度上昇に伴い、下部フランジ2c
に至る下部空所の方が、建物スラブ1と熱的に接
触している上部フランジ2bに至る上部空所に比
べて著しく高温となり、充分な耐火性能が得られ
ない欠点がある。即ち、上部フランジはスラブと
接触しているため、加熱された上部フランジの熱
は熱容量の大きいスラブに逃げてゆき、下部フラ
ンジに比較して温度上昇は小さいが、下部フラン
ジは、それがないので温度上昇が大きくなる傾向
がある。 因みに、H型鉄骨梁における耐火被覆構造(耐
火2時間)では、上部フランジ,ウエブ,下部フ
ランジの3つの部位に分け、いずれの部位も平均
温度が350℃以下でなければならないため、特別
にフエルト状耐火被覆材を厚くする構造をとつて
いるが、被覆材を厚くすると経済性、施工性が著
しく低下するという問題がある。 本考案は、前記鉄骨梁の耐火被覆構造体とし
て、フエルト状耐火被覆材を8の字状に貼り付け
る構造体での問題点を解消するためになされたも
のであつて、経済性、施工性に優れた耐火被覆構
造体を提供することを主たる目的としているもの
である。 [問題点を解決するための手段] 本考案は、鉄骨梁にフエルト状耐火被覆材を8
の字状に貼り付けて被覆する構造体において、鉄
骨梁のウエブと、それに当て付けられる耐火被覆
材とのあいだに、無機質材からなる駒状スペーサ
を介在させることによつて、上述した問題点の解
決を図つたものである。 [作用] 上記構成の鉄骨梁の耐火被覆構造体にあつて
は、鉄骨のウエブに当て付けられる耐火被覆材
は、駒状スペーサの介在により、ウエブ面から浮
き上がり、その間隙を通して上部フランジに至る
上部空所と下部フランジに至る下部空所とは相互
に連絡し、空気の対流によつて上部フランジと下
部フランジとの温度差が均一化されるので、下部
フランジの温度は低下される。 [実施例] 第1図及び第2図は、本考案の一実施例を示し
たもので、前記と同一または類似する部材には同
じ符号を付してある。 即ち、1は建物スラブ、2はH型鉄骨梁、2a
はウエブ、2bは上部フランジ、2cは下部フラ
ンジ、3はフエルト状耐火被覆材、4は固定ピ
ン、5は座金であり、鉄骨のウエブ2aの中央部
位には、長手方向に所要の間隔をとつた部位にピ
ン4が溶接にて固着され、それにロツクウールフ
エルト製の駒状スペーサ6を突き刺してウエブ面
に当て付けたあと、耐火被覆材3を突き刺し、ピ
ン先端に座金5を装着することにより、耐火被覆
材3をウエブ面から浮き上げた状態で8の字状に
貼り付けてある。 上記のように鉄骨梁のウエブと耐火被覆材との
あいだに駒状スペーサ6を介在して耐火被覆材を
8の字状に貼り付けた構造体によれば、ウエブの
中央部位から上部フランジ2bに至る上部空所
と、下部フランジ2cに至る下部空所とは、スペ
ーサ6による浮き上げ間隙を通して相互に連絡
し、空気の対流が自由に行なわれるので、下部フ
ランジ2cと上部フランジ2bとの温度差が均一
化し、下部フランジの温度は低下される。 前記フエルト状耐火被覆材としては、ロツクウ
ールフエルト、あるいはロツクウールを基材と
し、その上にセラミツク繊維フエルトまたは表面
に金属ラスを重ね合わせたセラミツク繊維を積層
して一体にした被覆材や、グラスウールを基材と
し、その上にセラミツク繊維を積層し、さらにそ
の上に金網を重ね合わせ、全体を金属ワイヤーで
縫合した被覆材等が好適である。 前記駒状スペーサとしては、ロツクウールフエ
ルトの他に、グラスウールフエルト、珪酸カルシ
ウム板等の無機質材が望ましい。 次に、建物スラブを支持している鉄骨梁に、前
記駒状スペーサを用いて耐火被覆材を8の字状に
貼り付けた本考案の構造体と、駒状スペーサを用
いない従来の構造体とについて行なつた耐火性能
の試験結果を下記に示す。 H型鉄骨梁 400×200×8×13×5400mm 耐火被覆材 ロツクウール保温材(45mm)とセラミツク繊維
フエルト(15mm)とポリエステル不織布(15
g/cm2)を亀甲金網(0.55mmφ)とをワイヤー
で縫合して構成した被覆材。 駒状スペーサ 50mm角(ロツクウールフエルト
製)
【表】
【表】 [考案の効果] 以上に述べたように、本考案によれば、建物ス
ラブを支持している鉄骨梁に耐火被覆材を8の字
状に貼り付ける構造体において、鉄骨梁のウエブ
面と耐火被覆材とのあいだに駒状スペーサを介在
することにより、上部フランジと下部フランジと
の温度差を均一化し、それによつて下部フランジ
の温度を低下(鋼材平均温度350℃以下、最高温
度450℃以下)させることができるので、フエル
ト状耐火被覆材の厚さを、耐火構造試験に合格さ
せるため特別に厚くする必要がなく、経済性並び
に施工性に優れた耐火被覆構造体が得られると共
にH型鉄骨梁への耐火被覆材の施工分野に大きく
貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すH型鉄骨梁の
耐火被覆構造体の縦断面図、第2図は駒状スペー
サの取付部分の斜視図、第3図は従来の耐火被覆
構造体の縦断面図である。 1……建物スラブ、2……H型鉄骨梁、2a…
…ウエブ、2b……上部フランジ、2c……下部
フランジ、3……耐火被覆材、4……固定ピン、
5……座金、6……駒状スペーサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建物スラブを支持している鉄骨梁にスラブ支持
    面を除いて耐火被覆材を8の字状に貼り付けて構
    成する耐火被覆構造体において、鉄骨を形成して
    いるウエブと、これに当て付けられる耐火被覆材
    とのあいだに、無機質材からなる駒状スペーサが
    介在され、この駒状スペーサによる間隙を通し、
    スペーサ部位から鉄骨の上部フランジに至る上部
    空所と、下部フランジに至る下部空所とが相互に
    連絡されていることを特徴とする鉄骨梁の耐火被
    覆構造体。
JP8780187U 1987-06-05 1987-06-05 Expired JPH043047Y2 (ja)

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JP8780187U JPH043047Y2 (ja) 1987-06-05 1987-06-05

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JP8780187U JPH043047Y2 (ja) 1987-06-05 1987-06-05

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JPS63200011U JPS63200011U (ja) 1988-12-22
JPH043047Y2 true JPH043047Y2 (ja) 1992-01-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07116771B2 (ja) * 1989-05-11 1995-12-18 新日鐵化学株式会社 鉄骨の免振耐火被覆工法
JP7727189B2 (ja) * 2021-10-19 2025-08-21 日本製鉄株式会社 耐火被覆梁
JP7533804B1 (ja) * 2024-01-22 2024-08-14 株式会社大林組 耐火被覆構造

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JPS63200011U (ja) 1988-12-22

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