JPH04305975A - 有機物半導体素子 - Google Patents
有機物半導体素子Info
- Publication number
- JPH04305975A JPH04305975A JP3098205A JP9820591A JPH04305975A JP H04305975 A JPH04305975 A JP H04305975A JP 3098205 A JP3098205 A JP 3098205A JP 9820591 A JP9820591 A JP 9820591A JP H04305975 A JPH04305975 A JP H04305975A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- organic semiconductor
- thin film
- film
- polymer hydrogel
- voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
- Y02E10/549—Organic PV cells
Landscapes
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
- Light Receiving Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は有機物半導体素子に係り
、詳しくは光電変換特性等を有する有機物半導体素子に
関する。
、詳しくは光電変換特性等を有する有機物半導体素子に
関する。
【0002】
【従来の技術】今日、ポルフィリン分子凝集体であるポ
ルフィリン分子膜は、半導体として挙動し、良好な光電
変換機能を有することが知られている。かかるポルフィ
リン分子膜を作製する方法としては主としてスピンコー
ティング法、電解法などのウエットプロセスや、真空蒸
着法、スパッタ法、プラズマ重合法などのドライプロセ
スに分類されるが、これらのうち一般的にはスピンコー
ティング法、電解法、真空蒸着法が用いられている。
ルフィリン分子膜は、半導体として挙動し、良好な光電
変換機能を有することが知られている。かかるポルフィ
リン分子膜を作製する方法としては主としてスピンコー
ティング法、電解法などのウエットプロセスや、真空蒸
着法、スパッタ法、プラズマ重合法などのドライプロセ
スに分類されるが、これらのうち一般的にはスピンコー
ティング法、電解法、真空蒸着法が用いられている。
【0003】このうち、スピンコーティング法はジクロ
ロメタンのような適当な溶媒に溶かしたポルフィリン溶
液を基板の上に滴下し、基板を回転させることでその上
に薄膜を作製するものである。また、電解法は原料を電
気化学的に電極表面上で電解酸化あるいは電解還元して
薄膜を得ている。一方、真空蒸着法では真空下で試料を
蒸発させ、そのまま基材上に析出付着させている。
ロメタンのような適当な溶媒に溶かしたポルフィリン溶
液を基板の上に滴下し、基板を回転させることでその上
に薄膜を作製するものである。また、電解法は原料を電
気化学的に電極表面上で電解酸化あるいは電解還元して
薄膜を得ている。一方、真空蒸着法では真空下で試料を
蒸発させ、そのまま基材上に析出付着させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの薄膜
作製法で得られた有機物半導体は、膜が極めて薄いこと
もあって膜作製時あるいは膜作製後の各工程での収縮な
どによってピンホールが生成しやすい。
作製法で得られた有機物半導体は、膜が極めて薄いこと
もあって膜作製時あるいは膜作製後の各工程での収縮な
どによってピンホールが生成しやすい。
【0005】このピンホールは膜の強度を弱めるだけで
なく、湿気や水が付着して破壊することがあった。また
、このような薄膜を用いた素子では電気的な出力を検知
したり、エネルギーを取り出したりする場合に、その膜
上に電極として金属を真空蒸着法などで付着しなければ
ならないが、このとき下電極と上電極がピンホールのた
めに短絡状態になってしまうため、素子として使用でき
なくなる問題があった。
なく、湿気や水が付着して破壊することがあった。また
、このような薄膜を用いた素子では電気的な出力を検知
したり、エネルギーを取り出したりする場合に、その膜
上に電極として金属を真空蒸着法などで付着しなければ
ならないが、このとき下電極と上電極がピンホールのた
めに短絡状態になってしまうため、素子として使用でき
なくなる問題があった。
【0006】さらに、分子機能素子として有望な有機物
半導体は、できる限り結晶性が良くて配向性が高いこと
が望まれるが、結晶性と配向性を高めると、よりピンホ
ールが出来やすくなる。このため有機物半導体の素子は
結晶性と配向性を高めることができず、スピンコート法
などで作製した非晶性の薄膜を用いていた。しかし、こ
の方法で得られた薄膜は厚さが不均一になり、また、有
機物半導体の機能性を十分に発揮させることができなか
った。
半導体は、できる限り結晶性が良くて配向性が高いこと
が望まれるが、結晶性と配向性を高めると、よりピンホ
ールが出来やすくなる。このため有機物半導体の素子は
結晶性と配向性を高めることができず、スピンコート法
などで作製した非晶性の薄膜を用いていた。しかし、こ
の方法で得られた薄膜は厚さが不均一になり、また、有
機物半導体の機能性を十分に発揮させることができなか
った。
【0007】本発明はこのような問題点を改善するもの
で、有機物半導体の薄膜を補強して下電極と上電極で短
絡せずに電気信号や電気エネルギーを取り出すことがで
きる有機物半導体素子を提供することを目的とする。
で、有機物半導体の薄膜を補強して下電極と上電極で短
絡せずに電気信号や電気エネルギーを取り出すことがで
きる有機物半導体素子を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明に係る有機
物半導体素子は、透明導電性基材の導電膜表面に、有機
物半導体の薄膜、電気伝導度10−4S/cm以上の高
分子ハイドロゲルシート、そして電極となる金属を順次
積層し、前記導電膜と金属とに端子を取り付けた構成よ
りなる。
物半導体素子は、透明導電性基材の導電膜表面に、有機
物半導体の薄膜、電気伝導度10−4S/cm以上の高
分子ハイドロゲルシート、そして電極となる金属を順次
積層し、前記導電膜と金属とに端子を取り付けた構成よ
りなる。
【0009】この有機物半導体素子では、電気伝導度1
0−4S/cm以上の高分子ハイドロゲルシートが有機
物半導体の薄膜表面に生じたピンホールに充填すること
によって有機物半導体の薄膜を補強する。しかも、ピン
ホールに充填された高分子ハイドロゲルは透明導電性基
材の導電膜表面に一旦は接触するが、その復元力をもつ
特性から導電膜表面から分離し、電極間に短絡を起こさ
ない。
0−4S/cm以上の高分子ハイドロゲルシートが有機
物半導体の薄膜表面に生じたピンホールに充填すること
によって有機物半導体の薄膜を補強する。しかも、ピン
ホールに充填された高分子ハイドロゲルは透明導電性基
材の導電膜表面に一旦は接触するが、その復元力をもつ
特性から導電膜表面から分離し、電極間に短絡を起こさ
ない。
【0010】本発明に係る有機物半導体素子は、図1に
示すように酸化スズ、酸化インジウム、インジウムチン
オキサイド(ITO)などからなる導電膜2をガラスな
どの透明部材の表面にコーティグした透明導電性基材1
の導電膜2表面に、有機物半導体の薄膜3、電気伝導度
10−4S/cm以上の高分子ハイドロゲルシート4、
そして金、銀、銅、アルミニウムなどの電極となる金属
5を順次積層し、さらに前記導電膜2と金属5とにそれ
ぞれ端子6、6を取り付けている。
示すように酸化スズ、酸化インジウム、インジウムチン
オキサイド(ITO)などからなる導電膜2をガラスな
どの透明部材の表面にコーティグした透明導電性基材1
の導電膜2表面に、有機物半導体の薄膜3、電気伝導度
10−4S/cm以上の高分子ハイドロゲルシート4、
そして金、銀、銅、アルミニウムなどの電極となる金属
5を順次積層し、さらに前記導電膜2と金属5とにそれ
ぞれ端子6、6を取り付けている。
【0011】このとき、前記薄膜3には、図2に示すよ
うにピンホール7が発生する。このピンホール7には、
高分子ハイドロゲルシート4を充填させるが、該シート
4はその高い弾性と復元力を有するために導電膜2から
容易に離れて電極となる導電膜2と金属5間の短絡を阻
止する。
うにピンホール7が発生する。このピンホール7には、
高分子ハイドロゲルシート4を充填させるが、該シート
4はその高い弾性と復元力を有するために導電膜2から
容易に離れて電極となる導電膜2と金属5間の短絡を阻
止する。
【0012】前記有機物半導体の薄膜3は、真空蒸着法
、スパッタ法、CVD法(化学蒸着)等の方法によって
作製される。具体的には、透明導電性基材1の導電膜2
表面に真空蒸着法により高結晶性、高配向性の有機物半
導体の薄膜3を成膜する。できるだけ高結晶性、高配向
性の薄膜3を得るためには、基材1を200〜300℃
に加熱し、蒸着速度を分速10nm以下にするとよい。 さらに、高配向性の薄膜3を得るために基板としてKC
lを用いて成膜し、これを水の上に浮かせてKClを溶
解、除去してから透明導電性基材1の上に転写するとよ
い。また、有機物半導体の薄膜3はp−nジャンクショ
ンなどを得るために2層以上の積層体としてもよい。
、スパッタ法、CVD法(化学蒸着)等の方法によって
作製される。具体的には、透明導電性基材1の導電膜2
表面に真空蒸着法により高結晶性、高配向性の有機物半
導体の薄膜3を成膜する。できるだけ高結晶性、高配向
性の薄膜3を得るためには、基材1を200〜300℃
に加熱し、蒸着速度を分速10nm以下にするとよい。 さらに、高配向性の薄膜3を得るために基板としてKC
lを用いて成膜し、これを水の上に浮かせてKClを溶
解、除去してから透明導電性基材1の上に転写するとよ
い。また、有機物半導体の薄膜3はp−nジャンクショ
ンなどを得るために2層以上の積層体としてもよい。
【0013】ここで使用する有機物半導体は、ポルフィ
リン、金属ポルフィリン、フタロシアニン、金属フタロ
シアニン、アントラセン、スピロピラン、アゾベンゼン
およびこれらの誘導体であり、例えばテトラフェニルポ
ルフィリン、テトラピリジルポルフィリン、亜鉛テトラ
フェニルポルフィリン、銅フタロシアニン、1,3,3
−トリメチルインドリノ−6’−ニトロベンゾピリロス
ピラン、1,3,3−トリメチルインドリノナフトスピ
ロオサジン、D−ジメチルアミノアゾベンゼン、コロネ
ン等がある。
リン、金属ポルフィリン、フタロシアニン、金属フタロ
シアニン、アントラセン、スピロピラン、アゾベンゼン
およびこれらの誘導体であり、例えばテトラフェニルポ
ルフィリン、テトラピリジルポルフィリン、亜鉛テトラ
フェニルポルフィリン、銅フタロシアニン、1,3,3
−トリメチルインドリノ−6’−ニトロベンゾピリロス
ピラン、1,3,3−トリメチルインドリノナフトスピ
ロオサジン、D−ジメチルアミノアゾベンゼン、コロネ
ン等がある。
【0014】前記有機物半導体の薄膜3の表面に付着さ
れた高分子ハイドロゲルは、ポリアクリル酸ゲル、ポリ
アクリルアミド、ポリエーテルポリウレタン等であり、
親水性の分子間に水およびイオンを含んでなるものであ
る。
れた高分子ハイドロゲルは、ポリアクリル酸ゲル、ポリ
アクリルアミド、ポリエーテルポリウレタン等であり、
親水性の分子間に水およびイオンを含んでなるものであ
る。
【0015】この高分子ハイドロゲルシート4は、有機
物半導体の薄膜3の上に設置して加圧密着される。その
厚さは高分子ハイドロゲルの弾性、導電性を考慮して決
定される。高分子ハイドロゲルは有機物半導体の薄膜3
に生じたピンホール7を通して下電極の導電膜2表面に
部分的に接触するが、弾性の高いゲルはゆっくりと元に
戻り、導電膜2Vから離れるため電極を短絡させずに有
機物半導体の薄膜3と密着する。
物半導体の薄膜3の上に設置して加圧密着される。その
厚さは高分子ハイドロゲルの弾性、導電性を考慮して決
定される。高分子ハイドロゲルは有機物半導体の薄膜3
に生じたピンホール7を通して下電極の導電膜2表面に
部分的に接触するが、弾性の高いゲルはゆっくりと元に
戻り、導電膜2Vから離れるため電極を短絡させずに有
機物半導体の薄膜3と密着する。
【0016】高分子ハイドロゲルの電気伝導度は、10
−4S/cm以上、望ましくは10−2S/cm以上が
よい。高分子ハイドロゲルの電気伝導度が小さければ小
さい程、有機物半導体の特性を検出することが難しくな
る。
−4S/cm以上、望ましくは10−2S/cm以上が
よい。高分子ハイドロゲルの電気伝導度が小さければ小
さい程、有機物半導体の特性を検出することが難しくな
る。
【0017】また、本発明で用いる金属は、高分子ハイ
ドロゲルシート4と常時接しているため、耐触性のよい
金、銀、また非常に薄い不動態層を形成するアルミニウ
ム、亜鉛などの箔、あるいは金、銀などをメッキした金
属板がよい。
ドロゲルシート4と常時接しているため、耐触性のよい
金、銀、また非常に薄い不動態層を形成するアルミニウ
ム、亜鉛などの箔、あるいは金、銀などをメッキした金
属板がよい。
【0018】このように、本発明の有機物半導体素子は
、基本的に導電膜2を有する透明導電性基材1、有機物
半導体の薄膜3、電気伝導度10−4S/cm以上の高
分子ハイドロゲルシート4、そして電極となる金属5の
4層を順次積層したもので、各種の半導体デバイス、光
機能性デバイス及びセンサーとして使用出来る。
、基本的に導電膜2を有する透明導電性基材1、有機物
半導体の薄膜3、電気伝導度10−4S/cm以上の高
分子ハイドロゲルシート4、そして電極となる金属5の
4層を順次積層したもので、各種の半導体デバイス、光
機能性デバイス及びセンサーとして使用出来る。
【0019】
【実施例】次に、本発明を具体的な実施例により更に詳
細に説明する。
細に説明する。
【0020】実施例1
真空蒸着装置を10−5Torrに減圧し、この中で下
地基板としてITOガラスを200℃に加熱維持し、こ
の上に蒸発源から亜鉛テトラフェニルポルフィリンを分
速10nmの速度で蒸着させて厚さ約300nmの亜鉛
テトラフェニルポルフィリンをITOガラスの上に成膜
する。この上に厚さ約0.5mmのポリアクリル酸ゲル
を加圧しながら密着させ、さらにその上に5×5mm形
状の金箔を同じく密着させて4層の積層体を作製した。 次いで、図1に示すようにITO膜と金箔との表面に端
子を取り付けて有機物半導体素子を得た。
地基板としてITOガラスを200℃に加熱維持し、こ
の上に蒸発源から亜鉛テトラフェニルポルフィリンを分
速10nmの速度で蒸着させて厚さ約300nmの亜鉛
テトラフェニルポルフィリンをITOガラスの上に成膜
する。この上に厚さ約0.5mmのポリアクリル酸ゲル
を加圧しながら密着させ、さらにその上に5×5mm形
状の金箔を同じく密着させて4層の積層体を作製した。 次いで、図1に示すようにITO膜と金箔との表面に端
子を取り付けて有機物半導体素子を得た。
【0021】上記端子をポテンシオスタットに接続し、
暗所で+1Vから−1Vまでの電圧を印加して電流−電
圧特性(dark)を測定した。なお、+1VとはIT
Oにプラス、金箔側にマイナスの電圧を印加することで
あり、−1Vとはこれの逆の場合である。更に、上記素
子のガラス基板側から光照射面積1cm2 で約50W
光量のハロゲンランプ(白色光)を照射して、その時の
電流−電圧特性(photo)を測定した。これらの結
果を図3に示す。
暗所で+1Vから−1Vまでの電圧を印加して電流−電
圧特性(dark)を測定した。なお、+1VとはIT
Oにプラス、金箔側にマイナスの電圧を印加することで
あり、−1Vとはこれの逆の場合である。更に、上記素
子のガラス基板側から光照射面積1cm2 で約50W
光量のハロゲンランプ(白色光)を照射して、その時の
電流−電圧特性(photo)を測定した。これらの結
果を図3に示す。
【0022】図3から明らかなように、dark時にお
いてITO側をプラス、金箔側をマイナスに電圧を印加
した場合では電流は流れず(順方向)、逆にITO側を
マイナス、金箔側をプラスに電圧を印加した場合では電
圧の増加に伴って電流は指数関数的に増大した(逆方向
)。これらは整流性および非線形性を示すものである。 光を照射した場合、順、逆方向いずれも電圧の増加と共
に電流は大きく増大し、光応答性を示すと共に光電池特
性を示していることが判る。このことから、亜鉛テトラ
フェニルポルフィリンとポリアクリル酸ゲルシートとの
間では、短絡は全く見られない。
いてITO側をプラス、金箔側をマイナスに電圧を印加
した場合では電流は流れず(順方向)、逆にITO側を
マイナス、金箔側をプラスに電圧を印加した場合では電
圧の増加に伴って電流は指数関数的に増大した(逆方向
)。これらは整流性および非線形性を示すものである。 光を照射した場合、順、逆方向いずれも電圧の増加と共
に電流は大きく増大し、光応答性を示すと共に光電池特
性を示していることが判る。このことから、亜鉛テトラ
フェニルポルフィリンとポリアクリル酸ゲルシートとの
間では、短絡は全く見られない。
【0023】比較例1、2
ITOガラスの上に亜鉛テトラフェニルポルフィリンを
実施例1と同様の方法で真空蒸着し、更にその上に電極
として金を真空蒸着した。金の膜厚が100nmの場合
を比較例1とし、膜厚が600nmの場合を比較例2と
した。このようにして得られた有機物半導体素子を実施
例1と同様の方法にdark時とphoto時の電流−
電圧特性を測定した。その結果を図4に示す。比較例1
、2の素子における電流−電圧特性は、いずれも直線で
あり、金とITOが短絡していることが判る。光照射時
、比較例2では全く応答せず比較例1では電流がわずか
に増加するのみであった。このことから比較例の素子は
半導体特性を示していない。
実施例1と同様の方法で真空蒸着し、更にその上に電極
として金を真空蒸着した。金の膜厚が100nmの場合
を比較例1とし、膜厚が600nmの場合を比較例2と
した。このようにして得られた有機物半導体素子を実施
例1と同様の方法にdark時とphoto時の電流−
電圧特性を測定した。その結果を図4に示す。比較例1
、2の素子における電流−電圧特性は、いずれも直線で
あり、金とITOが短絡していることが判る。光照射時
、比較例2では全く応答せず比較例1では電流がわずか
に増加するのみであった。このことから比較例の素子は
半導体特性を示していない。
【0024】実施例2
有機物として銅フタロシアニンを用いたものでそれ以外
は実施例1と全く同様である。この実施例の素子の電流
−電圧特性を図5に示すが、dark時においてITO
側をプラス、金箔側をマイナスに電圧を印加した場合に
は、電流は電圧の増加に伴って指数関数的に増大するよ
うに流れるが、この素子も整流性および非線形性を示す
。一方、光を照射した場合、順、逆方向いずれも電流は
大きく増大し、光応答性を示すと共に光電池特性を示し
ていること、そして電流−電圧特性が非線形性であるた
め、電極間の短絡は起こっていないことが判る。
は実施例1と全く同様である。この実施例の素子の電流
−電圧特性を図5に示すが、dark時においてITO
側をプラス、金箔側をマイナスに電圧を印加した場合に
は、電流は電圧の増加に伴って指数関数的に増大するよ
うに流れるが、この素子も整流性および非線形性を示す
。一方、光を照射した場合、順、逆方向いずれも電流は
大きく増大し、光応答性を示すと共に光電池特性を示し
ていること、そして電流−電圧特性が非線形性であるた
め、電極間の短絡は起こっていないことが判る。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明の有機物半導体素子
では、電極間が短絡することなく、有機物半導体の特性
を十分に活用することができる。また、ごくわずかな湿
気や水滴などによって破壊されやすい有機物半導体もこ
れに密着した高分子ハイドロゲルシートによって補強さ
れているため、細心の注意を払わずとも各種の操作、取
扱いを行うことが出来る。
では、電極間が短絡することなく、有機物半導体の特性
を十分に活用することができる。また、ごくわずかな湿
気や水滴などによって破壊されやすい有機物半導体もこ
れに密着した高分子ハイドロゲルシートによって補強さ
れているため、細心の注意を払わずとも各種の操作、取
扱いを行うことが出来る。
【図1】本発明に係る有機物半導体素子の縦断面図。
【図2】図1に示す有機物半導体素子の一部拡大図。
【図3】実施例1における有機物半導体素子の電流−電
圧特性図。
圧特性図。
【図4】比較例1、2における有機物半導体素子の電流
−電圧特性図。
−電圧特性図。
【図5】実施例2における有機物半導体素子の電流−電
圧特性図。
圧特性図。
1 透明導電性基材
2 導電膜
3 薄膜
4 高分子ハイドロゲルシート
5 金属
6 端子
7 ピンホール
Claims (1)
- 【請求項1】 透明導電性基材の導電膜表面に、有機
物半導体の薄膜、電気伝導度10−4S/cm以上の高
分子ハイドロゲルシート、そして電極となる金属を順次
積層し、前記導電膜と金属とに端子を取り付けたことを
特徴とする有機物半導体素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3098205A JPH04305975A (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | 有機物半導体素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3098205A JPH04305975A (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | 有機物半導体素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04305975A true JPH04305975A (ja) | 1992-10-28 |
Family
ID=14213496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3098205A Pending JPH04305975A (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | 有機物半導体素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04305975A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007039106A (ja) * | 2005-08-04 | 2007-02-15 | Sii Nanotechnology Inc | 弾性材料を使用した薄板状小片ホルダ |
| JP2013045977A (ja) * | 2011-08-25 | 2013-03-04 | Seiko Epson Corp | 受光素子、受発光素子、受発光装置および電子機器 |
| CN114939385A (zh) * | 2022-06-06 | 2022-08-26 | 深圳市华星光电半导体显示技术有限公司 | 金属氧化物胶体溶液的制备方法、薄膜、发光器件 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5928388A (ja) * | 1982-08-09 | 1984-02-15 | Daicel Chem Ind Ltd | 光電変換素子 |
-
1991
- 1991-04-02 JP JP3098205A patent/JPH04305975A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS5928388A (ja) * | 1982-08-09 | 1984-02-15 | Daicel Chem Ind Ltd | 光電変換素子 |
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| JP2007039106A (ja) * | 2005-08-04 | 2007-02-15 | Sii Nanotechnology Inc | 弾性材料を使用した薄板状小片ホルダ |
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| CN114939385A (zh) * | 2022-06-06 | 2022-08-26 | 深圳市华星光电半导体显示技术有限公司 | 金属氧化物胶体溶液的制备方法、薄膜、发光器件 |
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