JPH04306712A - マニピュレータの制御装置 - Google Patents
マニピュレータの制御装置Info
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- JPH04306712A JPH04306712A JP7129691A JP7129691A JPH04306712A JP H04306712 A JPH04306712 A JP H04306712A JP 7129691 A JP7129691 A JP 7129691A JP 7129691 A JP7129691 A JP 7129691A JP H04306712 A JPH04306712 A JP H04306712A
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- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims abstract description 55
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 24
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 13
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000013178 mathematical model Methods 0.000 description 5
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Manipulator (AREA)
- Control Of Position Or Direction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,マニピュレータのワー
ク取扱い部を目標とする動力学インピーダンスで動作さ
せるためのトルクを上記ワーク取扱い部に与えるいわゆ
るインピーダンス制御を行う制御装置に係り,特にワー
ク取扱い部をその目標軌道に精度良く追随させることの
できるマニピュレータの制御装置に関する。
ク取扱い部を目標とする動力学インピーダンスで動作さ
せるためのトルクを上記ワーク取扱い部に与えるいわゆ
るインピーダンス制御を行う制御装置に係り,特にワー
ク取扱い部をその目標軌道に精度良く追随させることの
できるマニピュレータの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記したようなマニピュレータの制御装
置としては,論文”Impedance Contro
lAn Approach to Manipulat
ion”, ASME J. of Dynamic
Systems, Measurement,an
d Control, N.Hogan, Vol.1
07−1, pp.1/22 (1985) に開示さ
れた装置がある。上記制御装置に対応する制御ブロック
図を図4に示す。同図において,マニピュレータの制御
装置1a は,マニピュレータ20のワーク取扱い部の
目標とする動力学的な挙動を表現する動力学インピーダ
ンスの設定部3を備えている。上記動力学インピーダン
ス設定部3には,それぞれ目標弾性mにより除されてな
る目標弾性係数行列4(k/m),目標粘性係数行列5
(b/m),目標慣性係数行列6(1/m)が予め設定
されている。又,上記マニピュレータ20のワーク取扱
い部には,外部環境からの反力Fのベクトルを検出する
,例えば歪センサよりなる力センサ14が設けられてい
る。上記マニピュレータ20の動作は次の運動方程式で
与えられる。 M(θ)・d2 θ/dt2 +C(
dθ/dt,θ) =
τ+J(θ)T ・F+D
…(1)ここで,
θ:関節角(ベクトル)M(θ)
:慣性項(行列) C(dθ/dt,θ):コリオリ力,求心力,粘性,ク
ーロン摩擦等の非線形項(行列) τ:関節モータに与えられるトルク D:トルクリップル等の外乱 J(θ)T :ヤコビアンの転置行列 F:ワーク取扱い部が外部環境から受ける反力そして,
上記制御装置1a は,マニピュレータ20の関節モー
タに設けられた角度センサ21より出力された関節の揺
動角(角度θ)に基づいて,上記ワーク取扱い部の状態
量としての位置x,速度dx/dtを微分器34,変換
部2を用いて演算する。更に,上記制御装置1a は,
上記位置xと目標位置設定部7より設定された目標位置
x0 との偏差x−x0 と,上記演算された速度dx
/dtと,上記力センサ14より出力された反力Fと,
上記動力学インピーダンス設定部3の各係数行列4,5
,6とより設定インピーダンスgを演算するようになっ
ている。上記設定インピーダンスgは,ワーク取扱い部
に指令として与えられる加速度に相当し,変換部8にお
いて上記角度θの関数に変換される。即ち,上記設定イ
ンピーダンスgを求める構成が本発明にいう加速度演算
手段である。上記変換部8では,次の(2)式を用いて
上記設定インピーダンスgに相当する加速度d2 x/
dt2 を角加速度d2 θ/dt2 に変換する。 d2 θ/dt2 =J(θ)−1{
d2 x/dt2 −(dθ/dt)2
・dJ(θ)/
dθ} …(2)
又,慣性項演算部31はワーク取扱い部に係る慣性項を
求めるための数学モデルを備えている。そして,上記変
換部8を経て慣性項演算部31に入力された角度θと上
記数学モデルとに基づいて,そのときのマニピュレータ
20の慣性項の推定値M* (θ)が求められ,この推
定値M* (θ)と上記変換された角加速度d2 θ/
dt2 とにより慣性力の推定値M* (θ)・d2
θ/dt2 が求められる。即ち,上記変換部8及び慣
性項演算部31が,上記演算された加速度指令値d2
x/dt2 と上記関節の角度θ(位置),角加速度d
θ/dtに基づいて上記加速度指定値を実現するために
必要なマニピュレータ20の慣性力の推定値M* (θ
)・d2 θ/dt2 を演算する推定値演算手段であ
る。一方,非線形補償演算器30はコリオリ力,求心力
,粘性,クーロン摩擦等の項(以下,非線形項という)
を求めるための数学モデルを備えている。上記非線形項
は,上記関節の角度,角速度に基づいて上記数学モデル
を解いて得た推定値C* (dθ/dt,θ)である。 そして,上記慣性力の推定値M* (θ)・d2 θ/
dt2 と,非線形項の推定値C* (dθ/dt,θ
)と,上記力センサ14により検出され変換部32によ
り角度θの関数に変換された反力F・J(θ)T とに
基づいて,ワーク取扱い部の動力学特性が上記動力学イ
ンピーダンス設定部3に設定された目標弾性・粘性・慣
性k,b,mになるようなトルクτが求められる。ちな
みに,上記制御装置1a に設定され,上記トルクτに
対応する演算式を以下の(3)式に示す。 τ=C* (θ,dθ/dt)−J(
θ)T ・F+M* (θ)J(θ)−1
・{−(dθ/dt)2 ・dJ(θ)/
dθ+m−1{F−b ・dx
/dt−k(x−x0 )}}
…(3)但し,x=L(θ),dx/d
t=J(θ)・dθ/dtが成立し,L(θ)は関節座
標系から直行座標系への変換行列であるとする。又,上
記設定インピーダンスgは次式で表わされる。 g=g(F,dx/dt,x,d2 x0 /
dt2 ,dx0 /dt,x0 ) =m
−1・{F−b・dx/dt−k(x−x0 )}
…(4)上記制御装置1a により制
御されるマニピュレータ20を用いて,予め設定された
目標軌道に対するワーク取扱い部の倣い動作を行った例
を図5に示す。同図において,ワーク取扱い部の目標軌
道P0 上には障害物40が存在している。上記ワーク
取扱い部は,予め設定された目標軌道P0 に追随する
ように,関節モータの駆動により始点Sから図中時計廻
りに移動する。このときのワーク取扱い部の実際の移動
軌跡を実線P2 で示す。そして,ワーク取扱い部が障
害物40に接触すると,ワーク取扱い部は障害物40の
表面に沿って移動し,同時に障害物40からの反力Fを
受ける。上記反力Fはワーク取扱い部の力センサ14に
より検出される。但し,図中反力Fを示す複数の直線は
,それぞれの直線が交差する障害物40上からの反力の
ベクトルを示す。
置としては,論文”Impedance Contro
lAn Approach to Manipulat
ion”, ASME J. of Dynamic
Systems, Measurement,an
d Control, N.Hogan, Vol.1
07−1, pp.1/22 (1985) に開示さ
れた装置がある。上記制御装置に対応する制御ブロック
図を図4に示す。同図において,マニピュレータの制御
装置1a は,マニピュレータ20のワーク取扱い部の
目標とする動力学的な挙動を表現する動力学インピーダ
ンスの設定部3を備えている。上記動力学インピーダン
ス設定部3には,それぞれ目標弾性mにより除されてな
る目標弾性係数行列4(k/m),目標粘性係数行列5
(b/m),目標慣性係数行列6(1/m)が予め設定
されている。又,上記マニピュレータ20のワーク取扱
い部には,外部環境からの反力Fのベクトルを検出する
,例えば歪センサよりなる力センサ14が設けられてい
る。上記マニピュレータ20の動作は次の運動方程式で
与えられる。 M(θ)・d2 θ/dt2 +C(
dθ/dt,θ) =
τ+J(θ)T ・F+D
…(1)ここで,
θ:関節角(ベクトル)M(θ)
:慣性項(行列) C(dθ/dt,θ):コリオリ力,求心力,粘性,ク
ーロン摩擦等の非線形項(行列) τ:関節モータに与えられるトルク D:トルクリップル等の外乱 J(θ)T :ヤコビアンの転置行列 F:ワーク取扱い部が外部環境から受ける反力そして,
上記制御装置1a は,マニピュレータ20の関節モー
タに設けられた角度センサ21より出力された関節の揺
動角(角度θ)に基づいて,上記ワーク取扱い部の状態
量としての位置x,速度dx/dtを微分器34,変換
部2を用いて演算する。更に,上記制御装置1a は,
上記位置xと目標位置設定部7より設定された目標位置
x0 との偏差x−x0 と,上記演算された速度dx
/dtと,上記力センサ14より出力された反力Fと,
上記動力学インピーダンス設定部3の各係数行列4,5
,6とより設定インピーダンスgを演算するようになっ
ている。上記設定インピーダンスgは,ワーク取扱い部
に指令として与えられる加速度に相当し,変換部8にお
いて上記角度θの関数に変換される。即ち,上記設定イ
ンピーダンスgを求める構成が本発明にいう加速度演算
手段である。上記変換部8では,次の(2)式を用いて
上記設定インピーダンスgに相当する加速度d2 x/
dt2 を角加速度d2 θ/dt2 に変換する。 d2 θ/dt2 =J(θ)−1{
d2 x/dt2 −(dθ/dt)2
・dJ(θ)/
dθ} …(2)
又,慣性項演算部31はワーク取扱い部に係る慣性項を
求めるための数学モデルを備えている。そして,上記変
換部8を経て慣性項演算部31に入力された角度θと上
記数学モデルとに基づいて,そのときのマニピュレータ
20の慣性項の推定値M* (θ)が求められ,この推
定値M* (θ)と上記変換された角加速度d2 θ/
dt2 とにより慣性力の推定値M* (θ)・d2
θ/dt2 が求められる。即ち,上記変換部8及び慣
性項演算部31が,上記演算された加速度指令値d2
x/dt2 と上記関節の角度θ(位置),角加速度d
θ/dtに基づいて上記加速度指定値を実現するために
必要なマニピュレータ20の慣性力の推定値M* (θ
)・d2 θ/dt2 を演算する推定値演算手段であ
る。一方,非線形補償演算器30はコリオリ力,求心力
,粘性,クーロン摩擦等の項(以下,非線形項という)
を求めるための数学モデルを備えている。上記非線形項
は,上記関節の角度,角速度に基づいて上記数学モデル
を解いて得た推定値C* (dθ/dt,θ)である。 そして,上記慣性力の推定値M* (θ)・d2 θ/
dt2 と,非線形項の推定値C* (dθ/dt,θ
)と,上記力センサ14により検出され変換部32によ
り角度θの関数に変換された反力F・J(θ)T とに
基づいて,ワーク取扱い部の動力学特性が上記動力学イ
ンピーダンス設定部3に設定された目標弾性・粘性・慣
性k,b,mになるようなトルクτが求められる。ちな
みに,上記制御装置1a に設定され,上記トルクτに
対応する演算式を以下の(3)式に示す。 τ=C* (θ,dθ/dt)−J(
θ)T ・F+M* (θ)J(θ)−1
・{−(dθ/dt)2 ・dJ(θ)/
dθ+m−1{F−b ・dx
/dt−k(x−x0 )}}
…(3)但し,x=L(θ),dx/d
t=J(θ)・dθ/dtが成立し,L(θ)は関節座
標系から直行座標系への変換行列であるとする。又,上
記設定インピーダンスgは次式で表わされる。 g=g(F,dx/dt,x,d2 x0 /
dt2 ,dx0 /dt,x0 ) =m
−1・{F−b・dx/dt−k(x−x0 )}
…(4)上記制御装置1a により制
御されるマニピュレータ20を用いて,予め設定された
目標軌道に対するワーク取扱い部の倣い動作を行った例
を図5に示す。同図において,ワーク取扱い部の目標軌
道P0 上には障害物40が存在している。上記ワーク
取扱い部は,予め設定された目標軌道P0 に追随する
ように,関節モータの駆動により始点Sから図中時計廻
りに移動する。このときのワーク取扱い部の実際の移動
軌跡を実線P2 で示す。そして,ワーク取扱い部が障
害物40に接触すると,ワーク取扱い部は障害物40の
表面に沿って移動し,同時に障害物40からの反力Fを
受ける。上記反力Fはワーク取扱い部の力センサ14に
より検出される。但し,図中反力Fを示す複数の直線は
,それぞれの直線が交差する障害物40上からの反力の
ベクトルを示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで,上記従来の
マニピュレータの制御装置1a において,上記慣性項
や非線形項の各推定値M* ,C* を用いてトルクを
演算する場合,演算されたトルク((3)式)には,上
記各推定値の推定誤差ΔM(θ)(=M(θ)−M*
(θ)),ΔC(θ)(=C(dθ/dt,θ)−C*
(dθ/dt,θ))(以下,モデル化誤差という。 ただし,M(θ),C(dθ/dt,θ)は未知であっ
て,上記各項の真値を示す。)が当然ながら含まれ上記
反力Fにも反映される。そのため,上記反力Fを用いて
演算される加速度は上記モデル化誤差により見掛け上小
さく演算される。従って,上記ワーク取扱い部の移動軌
跡P2 は図示の如く目標軌道P0 からずれるという
問題があった。そこで,上記制御装置1a では,上記
設定部3の各係数行列4,5,6(k/m,b/m,1
/m)の値を大きく設定変更することにより,上記目標
軌道P0 に対する移動軌跡の追随精度を高くすること
ができる。例えば,特に目標弾性kの値を図5の場合と
比べて3倍大きく設定したときのワーク取扱い部の倣い
動作を図6に示す。図示のように,上記移動軌跡P3
は目標軌道P0 に近付いており,その追随精度が向上
している。 しかしながら,上記kの値の設定変更により,ワーク取
扱い部が受ける反力Fも約3倍の大きさになる。これで
は,上記ワーク取扱い部の目標軌道に対する追随精度と
所定の動力学特性に対応した動作とを同時に満足させる
ことができない。従って,本発明の目的とするところは
,ワーク取扱い部が設定された目標軌道に精度良く追随
し且つ設定された動力学特性で動作することのできるマ
ニピュレータの制御装置を提供することにある。
マニピュレータの制御装置1a において,上記慣性項
や非線形項の各推定値M* ,C* を用いてトルクを
演算する場合,演算されたトルク((3)式)には,上
記各推定値の推定誤差ΔM(θ)(=M(θ)−M*
(θ)),ΔC(θ)(=C(dθ/dt,θ)−C*
(dθ/dt,θ))(以下,モデル化誤差という。 ただし,M(θ),C(dθ/dt,θ)は未知であっ
て,上記各項の真値を示す。)が当然ながら含まれ上記
反力Fにも反映される。そのため,上記反力Fを用いて
演算される加速度は上記モデル化誤差により見掛け上小
さく演算される。従って,上記ワーク取扱い部の移動軌
跡P2 は図示の如く目標軌道P0 からずれるという
問題があった。そこで,上記制御装置1a では,上記
設定部3の各係数行列4,5,6(k/m,b/m,1
/m)の値を大きく設定変更することにより,上記目標
軌道P0 に対する移動軌跡の追随精度を高くすること
ができる。例えば,特に目標弾性kの値を図5の場合と
比べて3倍大きく設定したときのワーク取扱い部の倣い
動作を図6に示す。図示のように,上記移動軌跡P3
は目標軌道P0 に近付いており,その追随精度が向上
している。 しかしながら,上記kの値の設定変更により,ワーク取
扱い部が受ける反力Fも約3倍の大きさになる。これで
は,上記ワーク取扱い部の目標軌道に対する追随精度と
所定の動力学特性に対応した動作とを同時に満足させる
ことができない。従って,本発明の目的とするところは
,ワーク取扱い部が設定された目標軌道に精度良く追随
し且つ設定された動力学特性で動作することのできるマ
ニピュレータの制御装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明が採用する主たる手段は,その要旨とすると
ころが,複数のリンクを関節を介して連結してなるマニ
ピュレータの,あるリンクに設けられたワーク取扱い部
の位置,速度,反力と上記ワーク取扱い部の設定された
動力学特性とに基づいて上記ワーク取扱い部の加速度指
令値を演算する加速度演算手段と,上記加速度指令値を
実現するために必要な上記マニピュレータの慣性力の推
定値を上記加速度指令値と上記関節の位置,速度に基づ
いて演算する推定値演算手段とを少なくとも備え,少な
くとも上記慣性力の推定値と上記反力とによって上記関
節を駆動する駆動源のトルクを演算し出力する制御装置
において,上記ワーク取扱い部の加速度を検出する加速
度検出手段と,上記演算された加速度指令値と上記加速
度検出手段により検出された加速度との差にゲインを乗
じた値を上記演算された加速度指令値に加算する制御ル
ープを具備してなる点に係るマニピュレータの制御装置
として構成されている。
に,本発明が採用する主たる手段は,その要旨とすると
ころが,複数のリンクを関節を介して連結してなるマニ
ピュレータの,あるリンクに設けられたワーク取扱い部
の位置,速度,反力と上記ワーク取扱い部の設定された
動力学特性とに基づいて上記ワーク取扱い部の加速度指
令値を演算する加速度演算手段と,上記加速度指令値を
実現するために必要な上記マニピュレータの慣性力の推
定値を上記加速度指令値と上記関節の位置,速度に基づ
いて演算する推定値演算手段とを少なくとも備え,少な
くとも上記慣性力の推定値と上記反力とによって上記関
節を駆動する駆動源のトルクを演算し出力する制御装置
において,上記ワーク取扱い部の加速度を検出する加速
度検出手段と,上記演算された加速度指令値と上記加速
度検出手段により検出された加速度との差にゲインを乗
じた値を上記演算された加速度指令値に加算する制御ル
ープを具備してなる点に係るマニピュレータの制御装置
として構成されている。
【0005】
【作用】本発明のマニピュレータの制御装置では,マニ
ピュレータの関節を駆動する駆動源に出力されるトルク
の演算の際に,推定値演算手段により演算されたワーク
取扱い部の慣性力の推定値が少なくとも用いられる。推
定値というのは一般的に推定誤差を含んでいるので,ワ
ーク取扱い部が上記トルクに基づいて駆動された結果そ
のときのワーク取扱い部の加速度や外部から受けた反力
にも上記推定誤差が反映される。即ち,加速度検出手段
により検出された加速度と上記加速度演算手段により演
算された加速度指令値との差は上記推定誤差や例えば外
乱を表わす。そこで,上記検出された加速度と上記演算
された加速度指令値との差にゲインを乗じ,このゲイン
を設定変更することにより上記慣性力の推定値に含まれ
る推定誤差を調整することができる。従って,上記制御
装置は,ワーク取扱い部が設定された動力学特性に基づ
く動作になるように,ワーク取扱い部を精度良く駆動制
御することができる。
ピュレータの関節を駆動する駆動源に出力されるトルク
の演算の際に,推定値演算手段により演算されたワーク
取扱い部の慣性力の推定値が少なくとも用いられる。推
定値というのは一般的に推定誤差を含んでいるので,ワ
ーク取扱い部が上記トルクに基づいて駆動された結果そ
のときのワーク取扱い部の加速度や外部から受けた反力
にも上記推定誤差が反映される。即ち,加速度検出手段
により検出された加速度と上記加速度演算手段により演
算された加速度指令値との差は上記推定誤差や例えば外
乱を表わす。そこで,上記検出された加速度と上記演算
された加速度指令値との差にゲインを乗じ,このゲイン
を設定変更することにより上記慣性力の推定値に含まれ
る推定誤差を調整することができる。従って,上記制御
装置は,ワーク取扱い部が設定された動力学特性に基づ
く動作になるように,ワーク取扱い部を精度良く駆動制
御することができる。
【0006】
【実施例】以下添付図面を参照して,本発明を具体化し
た実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,以
下の実施例は,本発明を具体化した一例であって,本発
明の技術的範囲を限定する性格のものではない。ここに
,図1は本発明の一実施例に係るマニピュレータを示す
斜視図,図2は上記マニピュレータの制御装置を示すブ
ロック構成図,図3は上記マニピュレータのワーク取扱
い部の目標軌道に対する倣い動作を示す説明図である。 但し,図4に示した上記従来のマニピュレータの制御装
置1a と共通する要素には,同一の符号を使用すると
共に,その詳細な説明は省略する。本実施例に係るマニ
ピュレータ20は,図1に示すように,図示せぬ基台側
に固定された第1の関節モータ9a と,この関節モー
タ9a の回転駆動軸に固設された第1のリンク23と
,このリンク23の先端に固設された第2の関節モータ
9b と,この関節モータ9b の回転駆動軸に設けら
れた第2のリンク24と,リンク24の先端に配備され
たワーク取扱い部25とよりなっている。上記関節モー
タ9a 及び9b には,それぞれ角度センサ21とし
てのエンコーダ(360000p/回転)が一体的に設
けられており,上記基台に対して揺動するリンク23の
角度θa やリンク23の軸芯に対して揺動するリンク
24の角度θb を検出し出力するようになっている。 そして,上記リンク23及び24のリンク長は予め決ま
っているので,これらの角度θa 及びθb により上
記ワーク取扱い部25の,例えばx方向の位置が決定さ
れる。なお,図1中の関節モータ9は上記関節モータ9
a 及び9b のいずれも含むものであって,同じく角
度θは上記角度θa 及びθb を表わしている。そし
て,上記マニピュレータ20を制御する制御装置1は,
図2に示すように,上記従来の制御装置1a と基本的
構成をほぼ同様とし,上記従来の制御装置1a と構造
上異なる点は,上記角度センサ21により検出された角
度θに基づいて,角加速度d2 θ/dt2 ,加速度
d2 x/dt2 を演算する微分器33及び変換部2
と,上記目標インピーダンス設定部3からの設定インピ
ーダンスg(加速度指令値)と上記変換部2からの加速
度d2 x/dt2 との差(g−d2 x/dt2
)を求める減算器17と,上記差(g−d2 x/dt
2 )に乗じられるゲインGを設定するゲイン設定部1
5と,上記差にゲインGを乗じた値G(g−d2 x/
dt2 )を上記設定インピーダンスgに加算する加算
器16とを備え,上記減算器17,ゲイン設定部15,
加算器16よりなる制御ループ構成が採用されたことで
ある。又,上記制御装置1では,ワーク取扱い部25の
目標速度dx0 /dtを設定する目標速度設定部12
と,目標加速度d2 x0 /dt2 を設定する目標
加速度設定部13とが設けられ,上記設定インピーダン
スgの演算において上記変換部2からの位置,速度とそ
れぞれの目標値との偏差と,上記目標加速度設定部13
からの目標加速度とが用いられるようになっている。従
って,上記設定インピーダンスgは次の(5)式のよう
に示される。 g=d2 x0 /dt2 +m−1
{F−b(dx/dt−dx0 /dt)
−k(x−xo )}
…(
5)そして,上記設定インピーダンスgは変換部8にお
いて(2)式により角加速度に変換される。
た実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,以
下の実施例は,本発明を具体化した一例であって,本発
明の技術的範囲を限定する性格のものではない。ここに
,図1は本発明の一実施例に係るマニピュレータを示す
斜視図,図2は上記マニピュレータの制御装置を示すブ
ロック構成図,図3は上記マニピュレータのワーク取扱
い部の目標軌道に対する倣い動作を示す説明図である。 但し,図4に示した上記従来のマニピュレータの制御装
置1a と共通する要素には,同一の符号を使用すると
共に,その詳細な説明は省略する。本実施例に係るマニ
ピュレータ20は,図1に示すように,図示せぬ基台側
に固定された第1の関節モータ9a と,この関節モー
タ9a の回転駆動軸に固設された第1のリンク23と
,このリンク23の先端に固設された第2の関節モータ
9b と,この関節モータ9b の回転駆動軸に設けら
れた第2のリンク24と,リンク24の先端に配備され
たワーク取扱い部25とよりなっている。上記関節モー
タ9a 及び9b には,それぞれ角度センサ21とし
てのエンコーダ(360000p/回転)が一体的に設
けられており,上記基台に対して揺動するリンク23の
角度θa やリンク23の軸芯に対して揺動するリンク
24の角度θb を検出し出力するようになっている。 そして,上記リンク23及び24のリンク長は予め決ま
っているので,これらの角度θa 及びθb により上
記ワーク取扱い部25の,例えばx方向の位置が決定さ
れる。なお,図1中の関節モータ9は上記関節モータ9
a 及び9b のいずれも含むものであって,同じく角
度θは上記角度θa 及びθb を表わしている。そし
て,上記マニピュレータ20を制御する制御装置1は,
図2に示すように,上記従来の制御装置1a と基本的
構成をほぼ同様とし,上記従来の制御装置1a と構造
上異なる点は,上記角度センサ21により検出された角
度θに基づいて,角加速度d2 θ/dt2 ,加速度
d2 x/dt2 を演算する微分器33及び変換部2
と,上記目標インピーダンス設定部3からの設定インピ
ーダンスg(加速度指令値)と上記変換部2からの加速
度d2 x/dt2 との差(g−d2 x/dt2
)を求める減算器17と,上記差(g−d2 x/dt
2 )に乗じられるゲインGを設定するゲイン設定部1
5と,上記差にゲインGを乗じた値G(g−d2 x/
dt2 )を上記設定インピーダンスgに加算する加算
器16とを備え,上記減算器17,ゲイン設定部15,
加算器16よりなる制御ループ構成が採用されたことで
ある。又,上記制御装置1では,ワーク取扱い部25の
目標速度dx0 /dtを設定する目標速度設定部12
と,目標加速度d2 x0 /dt2 を設定する目標
加速度設定部13とが設けられ,上記設定インピーダン
スgの演算において上記変換部2からの位置,速度とそ
れぞれの目標値との偏差と,上記目標加速度設定部13
からの目標加速度とが用いられるようになっている。従
って,上記設定インピーダンスgは次の(5)式のよう
に示される。 g=d2 x0 /dt2 +m−1
{F−b(dx/dt−dx0 /dt)
−k(x−xo )}
…(
5)そして,上記設定インピーダンスgは変換部8にお
いて(2)式により角加速度に変換される。
【0007】一方,慣性項演算部31,非線形補償演算
器30は上記関節モータ9の角度センサ21から出力さ
れた角度θ,及びこの角度θから微分器33,34によ
り演算された角速度,角加速度に基づいて,慣性項の推
定値M* ( θ)と,上記非線形項の推定値C* (
θ,dθ/dt)を求める。即ち,上記角度センサ21
,微分器33が上記ワーク取扱い部25の加速度を検出
する加速度検出手段である。そして,上記関節モータ9
に与えられるべきトルクτは次の(6)式により求めら
れる。 即ち,(6)式が上記マニピュレータ20の制御則を表
わす。 τ=C* (θ,dθ/dt)−J(
θ)T F+M* (θ)J(θ)−1
{−(dθ/dt)2 ・dJ(θ)/dθ
+g +G(g−d2 x
/dt2 )}
…(6)従
って,上記ワーク取扱い部25の加速度d2 x/dt
2 は,(1)式,(5)式及びモデル化誤差を示す式
(ΔM=M(θ)−M* (θ),ΔC=C(dθ/d
t,θ)−C* (dθ/dt,θ))より,次の(7
)式のように示される。 d2 x/dt2 =g+{I+G}
−1{J(θ)}m−1{ΔM(θ)
・d2 θ/dt2
+ΔC(dθ/dt,θ)−D}
…(7)但し,Iは単位行列である。上記(
7)式において,右辺第2項は,モデル化誤差及び外乱
Dによる加速度d2 x/dt2 への影響を表わして
いる。そこで,上記ゲイン設定部15からゲインGを設
定変更することにより,上記モデル化誤差及び外乱の影
響を調整することができる。例えば,上記ゲインGを十
分大きくすることにより上記モデル化誤差及び外乱の影
響を極めて小さくすることが可能で,これによって,演
算された加速度d2 x/dt2 を上記設定インピー
ダンスgに限りなく近づけることができる。なお,上記
変換部2,8,32,動力学インピーダンス設定部3,
非線形補償演算器30,慣性項演算部31,微分器33
,34,ゲイン設定部15,加算器16,減算器17は
,図外のCPU上で動くソフトウエアにより全て構成さ
れ,プログラムとして同じく図外のメモリに格納されて
いる。また,上記マニピュレータ20は制御装置1のC
PUにより4ミリ秒のサンプリング周期で制御される。 なお,上記非線形補償算器30の数学モデルにおいて,
関節モータ9の駆動軸の粘性とクーロン摩擦とは停止中
の駆動軸に力(トルク)をステップ状に変えて与え,上
記駆動軸が動き始めた時のトルクを実測しこれに基づい
て予め求めた。また,上記慣性項に係る係数は,上記関
節モータ9に白色ノイズ状のトルクを与え,このとき同
時に計測して得た。
器30は上記関節モータ9の角度センサ21から出力さ
れた角度θ,及びこの角度θから微分器33,34によ
り演算された角速度,角加速度に基づいて,慣性項の推
定値M* ( θ)と,上記非線形項の推定値C* (
θ,dθ/dt)を求める。即ち,上記角度センサ21
,微分器33が上記ワーク取扱い部25の加速度を検出
する加速度検出手段である。そして,上記関節モータ9
に与えられるべきトルクτは次の(6)式により求めら
れる。 即ち,(6)式が上記マニピュレータ20の制御則を表
わす。 τ=C* (θ,dθ/dt)−J(
θ)T F+M* (θ)J(θ)−1
{−(dθ/dt)2 ・dJ(θ)/dθ
+g +G(g−d2 x
/dt2 )}
…(6)従
って,上記ワーク取扱い部25の加速度d2 x/dt
2 は,(1)式,(5)式及びモデル化誤差を示す式
(ΔM=M(θ)−M* (θ),ΔC=C(dθ/d
t,θ)−C* (dθ/dt,θ))より,次の(7
)式のように示される。 d2 x/dt2 =g+{I+G}
−1{J(θ)}m−1{ΔM(θ)
・d2 θ/dt2
+ΔC(dθ/dt,θ)−D}
…(7)但し,Iは単位行列である。上記(
7)式において,右辺第2項は,モデル化誤差及び外乱
Dによる加速度d2 x/dt2 への影響を表わして
いる。そこで,上記ゲイン設定部15からゲインGを設
定変更することにより,上記モデル化誤差及び外乱の影
響を調整することができる。例えば,上記ゲインGを十
分大きくすることにより上記モデル化誤差及び外乱の影
響を極めて小さくすることが可能で,これによって,演
算された加速度d2 x/dt2 を上記設定インピー
ダンスgに限りなく近づけることができる。なお,上記
変換部2,8,32,動力学インピーダンス設定部3,
非線形補償演算器30,慣性項演算部31,微分器33
,34,ゲイン設定部15,加算器16,減算器17は
,図外のCPU上で動くソフトウエアにより全て構成さ
れ,プログラムとして同じく図外のメモリに格納されて
いる。また,上記マニピュレータ20は制御装置1のC
PUにより4ミリ秒のサンプリング周期で制御される。 なお,上記非線形補償算器30の数学モデルにおいて,
関節モータ9の駆動軸の粘性とクーロン摩擦とは停止中
の駆動軸に力(トルク)をステップ状に変えて与え,上
記駆動軸が動き始めた時のトルクを実測しこれに基づい
て予め求めた。また,上記慣性項に係る係数は,上記関
節モータ9に白色ノイズ状のトルクを与え,このとき同
時に計測して得た。
【0008】上記した構成のマニピュレータ20の制御
装置1を用いて,ワーク取扱い部25の目標軌道に対す
る倣い動作を行なった例に付き図3に示す。この場合,
上記制御装置1には,上記ワーク取扱い部25の移動す
る目標位置x0 として従来と同様の目標軌道P0 が
予め設定されている。又,上記動力学インピーダンス設
定部3の目標弾性k,目標粘性b,目標慣性mとしては
,例えばk=1000N/m,b=200Ns/m,m
=10Kgが設定されている。これらは従来(図5)に
おいて設定されたものと同じ値である。更に,上記ゲイ
ンGとしては,G=2Iが設定されている。従来手法で
あれば上記ゲインGはG=0に相当するが,上記ゲイン
G(2I)の設定により,上記(7)式の右辺第2項の
値が従来と比べて1/3になり,制御精度が3倍になる
。そこで,上記マニピュレータ20の関節モータ9に上
記(6)式により求めたトルクτを与えると,ワーク取
扱い部25が始点Sから移動を始める。このとき,上記
ワーク取扱い部25が移動した移動軌跡P1 及びワー
ク取扱い部25が受けた反力Fを同図に示す。それによ
れば,上記マニピュレータ20のワーク取扱い部25は
,従来(図5)と比べて,同等の反力Fを障害物40か
ら受けつつ目標軌道P0 により近い移動軌跡P1 で
移動している。上記したように,本実施例のマニピュレ
ータの制御装置1は,上記モデル化誤差や外乱の影響を
ゲインGの調整によって任意に小さくすることにより,
ワーク取扱い部25を,設定された動力学特性に対応し
た動作で駆動し得る制御手法を採用しており,ワーク取
扱い部25の目標軌道追随精度を飛躍的に改善すること
ができる。しかも,従来と比べて,CPU演算に関して
減算(減算器17),加算(加算器16),乗算(ゲイ
ン設定部15)をひとつずつ増やすだけですむので,C
PU負荷は大きく増大しない。又,一般的に設定インピ
ーダンスgの設定範囲はワーク取扱い部25の位置,速
度,加速度のフィードバック量の上限により制限される
。しかしながら,本実施例装置によれば,ゲインGを変
化させることにより設定インピーダンスgと上記フィー
ドバック量との関係を従来よりも自由に決定することが
できる。従って,上記ゲインGを調整してフィードバッ
ク量の上限を超えないようにすることにより,設定イン
ピーダンスgの設定範囲を広げることができる。一方,
ワーク取扱い部25が,例えば硬い外部環境と接触する
場合,上記目標インピーダンス設定部3の目標弾性kの
値を小さく設定する必要がある。このような場合,従来
手法によれば,上記目標弾性kを小さく設定すると目標
軌道追随精度が極めて悪くなる。ところが,本願手法に
よれば,上記目標弾性kの値が小さくとも上記ゲインG
を大きく設定することにより,良好な追随精度でインピ
ーダンス制御を行うことができる。従って,硬い外部環
境と接触しながら高い追随精度が要求される作業や,例
えば破損しやすい部品の組立作業を精度良く行うことが
できる。
装置1を用いて,ワーク取扱い部25の目標軌道に対す
る倣い動作を行なった例に付き図3に示す。この場合,
上記制御装置1には,上記ワーク取扱い部25の移動す
る目標位置x0 として従来と同様の目標軌道P0 が
予め設定されている。又,上記動力学インピーダンス設
定部3の目標弾性k,目標粘性b,目標慣性mとしては
,例えばk=1000N/m,b=200Ns/m,m
=10Kgが設定されている。これらは従来(図5)に
おいて設定されたものと同じ値である。更に,上記ゲイ
ンGとしては,G=2Iが設定されている。従来手法で
あれば上記ゲインGはG=0に相当するが,上記ゲイン
G(2I)の設定により,上記(7)式の右辺第2項の
値が従来と比べて1/3になり,制御精度が3倍になる
。そこで,上記マニピュレータ20の関節モータ9に上
記(6)式により求めたトルクτを与えると,ワーク取
扱い部25が始点Sから移動を始める。このとき,上記
ワーク取扱い部25が移動した移動軌跡P1 及びワー
ク取扱い部25が受けた反力Fを同図に示す。それによ
れば,上記マニピュレータ20のワーク取扱い部25は
,従来(図5)と比べて,同等の反力Fを障害物40か
ら受けつつ目標軌道P0 により近い移動軌跡P1 で
移動している。上記したように,本実施例のマニピュレ
ータの制御装置1は,上記モデル化誤差や外乱の影響を
ゲインGの調整によって任意に小さくすることにより,
ワーク取扱い部25を,設定された動力学特性に対応し
た動作で駆動し得る制御手法を採用しており,ワーク取
扱い部25の目標軌道追随精度を飛躍的に改善すること
ができる。しかも,従来と比べて,CPU演算に関して
減算(減算器17),加算(加算器16),乗算(ゲイ
ン設定部15)をひとつずつ増やすだけですむので,C
PU負荷は大きく増大しない。又,一般的に設定インピ
ーダンスgの設定範囲はワーク取扱い部25の位置,速
度,加速度のフィードバック量の上限により制限される
。しかしながら,本実施例装置によれば,ゲインGを変
化させることにより設定インピーダンスgと上記フィー
ドバック量との関係を従来よりも自由に決定することが
できる。従って,上記ゲインGを調整してフィードバッ
ク量の上限を超えないようにすることにより,設定イン
ピーダンスgの設定範囲を広げることができる。一方,
ワーク取扱い部25が,例えば硬い外部環境と接触する
場合,上記目標インピーダンス設定部3の目標弾性kの
値を小さく設定する必要がある。このような場合,従来
手法によれば,上記目標弾性kを小さく設定すると目標
軌道追随精度が極めて悪くなる。ところが,本願手法に
よれば,上記目標弾性kの値が小さくとも上記ゲインG
を大きく設定することにより,良好な追随精度でインピ
ーダンス制御を行うことができる。従って,硬い外部環
境と接触しながら高い追随精度が要求される作業や,例
えば破損しやすい部品の組立作業を精度良く行うことが
できる。
【発明の効果】本発明は上記したように構成されている
。従って,上記ゲインを調整することにより,上記設定
された動力学特性に依存することなく制御精度を向上さ
せることができる。それにより,上記ワーク取扱い部は
上記設定された動力学特性で精度良く駆動制御される。
。従って,上記ゲインを調整することにより,上記設定
された動力学特性に依存することなく制御精度を向上さ
せることができる。それにより,上記ワーク取扱い部は
上記設定された動力学特性で精度良く駆動制御される。
【図1】 本発明の一実施例に係るマニピュレータを
示す斜視図。
示す斜視図。
【図2】 上記マニピュレータの制御装置を示すブロ
ック構成図。
ック構成図。
【図3】 上記マニピュレータのワーク取扱い部の目
標軌道に対する倣い動作を示す説明図。
標軌道に対する倣い動作を示す説明図。
【図4】 本発明の背景の一例となる従来のマニピュ
レータの制御装置を示すブロック構成図。
レータの制御装置を示すブロック構成図。
【図5】 上記従来のマニピュレータのワーク取扱い
部の倣い動作を示す説明図。
部の倣い動作を示す説明図。
【図6】 図5の倣い動作とは異なる設定条件により
行った倣い動作を示す説明図。
行った倣い動作を示す説明図。
1,1a …制御装置
3…動力学インピーダンス設定部
4…目標弾性係数行列
5…目標粘性係数行列
6…目標慣性係数行列
8…変換部
9,9a ,9b …関節モータ
14…力センサ
15…ゲイン設定部
16…加算器
17…減算器
20…マニピュレータ
21…角度センサ
23…リンク
24…リンク
25…ワーク取扱い部
31…慣性項演算部
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のリンクを関節を介して連結して
なるマニピュレータの,あるリンクに設けられたワーク
取扱い部の位置,速度,反力と上記ワーク取扱い部の設
定された動力学特性とに基づいて上記ワーク取扱い部の
加速度指令値を演算する加速度演算手段と,上記加速度
指令値を実現するために必要な上記マニピュレータの慣
性力の推定値を上記加速度指令値と上記関節の位置,速
度に基づいて演算する推定値演算手段とを少なくとも備
え,少なくとも上記慣性力の推定値と上記反力とによっ
て上記関節を駆動する駆動源のトルクを演算し出力する
制御装置において,上記ワーク取扱い部の加速度を検出
する加速度検出手段と,上記演算された加速度指令値と
上記加速度検出手段により検出された加速度との差にゲ
インを乗じた値を上記演算された加速度指令値に加算す
る制御ループを具備してなることを特徴とするマニピュ
レータの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7129691A JPH04306712A (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | マニピュレータの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7129691A JPH04306712A (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | マニピュレータの制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04306712A true JPH04306712A (ja) | 1992-10-29 |
Family
ID=13456566
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7129691A Pending JPH04306712A (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | マニピュレータの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04306712A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10329071A (ja) * | 1997-05-30 | 1998-12-15 | Yaskawa Electric Corp | ロボットアームのインピーダンス制御装置 |
| US9020642B2 (en) | 2012-01-17 | 2015-04-28 | Seiko Epson Corporation | Robot controller, robot system, robot control method |
| US9050721B2 (en) | 2012-01-17 | 2015-06-09 | Seiko Epson Corporation | Robot controller, robot system, robot control method |
-
1991
- 1991-04-04 JP JP7129691A patent/JPH04306712A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10329071A (ja) * | 1997-05-30 | 1998-12-15 | Yaskawa Electric Corp | ロボットアームのインピーダンス制御装置 |
| US9020642B2 (en) | 2012-01-17 | 2015-04-28 | Seiko Epson Corporation | Robot controller, robot system, robot control method |
| US9050721B2 (en) | 2012-01-17 | 2015-06-09 | Seiko Epson Corporation | Robot controller, robot system, robot control method |
| US9517562B2 (en) | 2012-01-17 | 2016-12-13 | Seiko Epson Corporation | Robot controller, robot system, robot control method |
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