JPH04307604A - 溶接ロボットのためのデータ作成方法 - Google Patents

溶接ロボットのためのデータ作成方法

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JPH04307604A
JPH04307604A JP9948291A JP9948291A JPH04307604A JP H04307604 A JPH04307604 A JP H04307604A JP 9948291 A JP9948291 A JP 9948291A JP 9948291 A JP9948291 A JP 9948291A JP H04307604 A JPH04307604 A JP H04307604A
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正徳 山口
Yasuo Ishiguro
石黒 恭生
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は溶接ロボットのためのデ
ータ作成方法に関するものであり、特に、データの作成
時間を短縮するとともにデータの作成精度を向上させる
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】溶接ロボットの一つに、それが保持する
トーチを被溶接物上の溶接線に沿って移動させて溶接を
行うものが既に知られている。この種の溶接ロボットは
、トーチがたどるべき溶接線上に設定された複数の教示
点の位置とそれら各教示点において設定されたトーチの
角度とが溶接線に沿って順次記憶させられた後、それら
教示点情報に基づき、PTP(point to po
int)制御方式に従って、トーチに直線,折れ線また
は曲線である溶接線を追従させるのである。
【0003】溶接ロボットの分野においては従来、例え
ば文献『改訂3版  溶接便覧(昭和57年9月20日
  丸善株式会社発行)』の第265〜266頁に記載
されているように、溶接に先立って、人間が手動操作に
よってトーチに予定の溶接線を追従させて、溶接ロボッ
トが為すべき動作を教示することが行われていた。具体
的には、溶接線上に想定された複数の教示点の各々にト
ーチを順次移動させ、各教示点においてトーチに、被溶
接物の表面の各教示点から垂直に延びる基準線から前後
方向(溶接線の進行方向)および左右方向にそれぞれ傾
斜する角度である進行角および狙い角を与えることによ
って溶接ロボットの教示が行われていたのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、そのように人
間が手動操作によって溶接ロボットの為すべき動作を順
次教示することは、面倒であって時間がかかる上、トー
チの進行角および狙い角を十分には高い精度で教示する
ことができないという問題があった。本発明はこの問題
を解決することを課題として為されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、溶接ロボットのためのデータ作成方法を、
(a) 被溶接物の表面の形状を規定する形状データと
、(b) その表面上に想定される溶接線上の少なくと
も一つの教示点の位置と、各教示点における溶接線の方
向と、トーチが溶接線に沿って移動させられる際にトー
チが各教示点において表面の各教示点から垂直に延びる
基準線から前後方向および左右方向にそれぞれ傾斜する
角度である相対進行角および相対狙い角とに関する入力
データとに基づき、(イ)各教示点の位置の、被溶接物
全体に対して設定されている座標系における絶対座標を
規定する点データと、(ロ)トーチが各教示点において
相対進行角および相対狙い角で傾斜するときの座標系に
おける絶対進行角および絶対狙い角を規定する方向デー
タとを作成するものとしたことを要旨とする。
【0006】なお、相対進行角および相対狙い角の入力
は例えば、被溶接物の複数の教示点について一度だけ、
それら教示点に対して共通の値が設定されるように行っ
たり、各教示点ごとに行ったりすることができる。また
、後者の場合には、トーチ相対角の各教示点ごとの入力
を、まず、前回の値と同じか否かを入力し、同じであれ
ば前回の値を利用することによって今回の値の入力を省
略し、同じでなければ今回の値の入力を行うものとする
ことができる。
【0007】
【作用】本発明に係る溶接ロボットのためのデータ作成
方法においては、溶接線の特性(溶接線上の各教示点と
各教示点における溶接線の方向)とトーチの相対進行角
および相対狙い角とが入力されれば、トーチの各教示点
の、被溶接物の座標系における絶対座標を規定する点デ
ータが作成されるとともに、被溶接物の形状データを用
いて、トーチの、被溶接物の座標系における絶対進行角
と絶対狙い角とを規定する方向データが作成される。被
溶接物の形状データを用いて、トーチの相対進行角と相
対狙い角とに対応する絶対進行角と絶対狙い角とが決定
されるのである。
【0008】
【発明の効果】そのため、本発明に従えば、手動操作に
よっていちいちトーチを溶接線に沿って移動させなくて
も溶接ロボットのためのデータが作成されるから、溶接
ロボットの教示にかかる時間が短縮できるという効果が
得られる。また、被溶接物の形状データに基づいてトー
チの方向データが作成されるから、溶接ロボットの教示
精度が向上し、ひいては溶接品質が向上するという効果
も得られる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例である溶接ロボット
のためのデータ作成方法を図面に基づいて詳細に説明す
る。
【0010】図2に、本データ作成方法を使用する溶接
データ作成装置を示す。図示のように、溶接データ作成
装置はコンピュータ10を備えている。コンピュータ1
0はCPU12,ROM14およびRAM16を主体と
して構成されている。このコンピュータ10には補助メ
モリ20,入力手段22および表示手段24が接続され
ている。補助メモリ20には、被溶接物の表面を複数の
ワイヤ(直線素)で近似したワイヤフレームモデルを規
定するワイヤフレームデータ(これが本発明における形
状データの一態様である)が格納されている。入力手段
22はキーボード,マウス等を含んで構成されており、
表示手段24はCRT等を含んで構成されている。RO
M14には図1のフローチャートで表される溶接データ
作成プログラムを始め、種々のプログラムが格納されて
いる。
【0011】本溶接データ作成装置の作動を説明する。 なお、図3に示すように、共に容器状を成す2つの部材
40,42を互いに嵌合させ、外側の部材40の筒状端
面の内側の縁と、内側の部材42の外面の、上記縁に接
する部分とにおいて連続すみ肉溶接を行う場合を例に取
って説明する。
【0012】電源が投入されれば、CPU12は所定の
初期設定を行った後、図1の溶接データ作成プログラム
を実行する。まず、ステップS1(以下、単にS1とい
う。他のステップについても同じ)において、補助メモ
リ20からワイヤフレームデータがRAM16に読み込
まれ、これに基づいて被溶接物のワイヤフレームモデル
が表示手段24の画面上に表示される。例えば、図3に
おいて丸で囲む部分は図4に示すように表示される。こ
の表示結果に基づき、オペレータが入力手段22を操作
することにより、複数のワイヤの中から、今回トーチに
関する点および方向(以下、教示点情報と総称する)を
作成したいと希望する特定面要素を規定するための第一
ガイド線と第二ガイド線とが選び出される。特定面要素
を規定する4本のワイヤのうち互いに対向する2本のワ
イヤが選び出されるのである。図4の例については、第
一ガイド線50と第二ガイド線52とが選択されて、面
要素54が今回の特定面要素とされたと仮定する。
【0013】その後、S2において、入力手段22のマ
ウスの操作に応じて、特定面要素上に予定された溶接線
上の教示点Mが指定される。マウスを用いて教示点Mの
位置を指定するデータがコンピュータ10に入力される
のであり、このデータが本発明における教示点の位置に
関する入力データの一態様なのである。図4の例につい
ては、第一ガイド線50が溶接線となるが、この溶接線
は直線であるから、教示点Mは第一ガイド線50の両端
点のうち溶接開始側の端点(今回は左側の端点と仮定す
る)となる。本ステップにおいてはさらに、その教示点
Mの、被溶接物に対して設定されているワーク座標系x
−y−z上の絶対座標が決定され、それを規定する点デ
ータが溶接順序に関連付けてRAM16に格納される。
【0014】続いて、S3において、入力手段22の操
作に応じて、上記溶接線上の参照点Pであって上記教示
点Mより前方のものが指定される。図4の例については
、第一ガイド線50が直線の溶接線であるから、参照点
Pは第一ガイド線50の他方の端点(右側の端点)とな
る。これにより、同図の例については、教示点Mから参
照点Pに向かって延びる直線が面要素54の溶接線とし
てコンピュータ10に入力されるのである。すなわち、
本実施例においては、参照点Pの位置を指定することが
溶接線の教示点Mにおける方向を指定することなのであ
り、参照点Pの位置を指定するデータが本発明における
溶接線の方向に関する入力データの一態様なのである。 S4において、教示点Mを始点として参照点Pに向かっ
て延び、かつ長さが1のベクトルN(向きが溶接線の進
行方向と一致する)が発生させられる。
【0015】その後、S5において、入力手段22の操
作に応じて、教示点Mにおいてトーチが延びる方向が、
上記ワーク座標系x−y−zのz軸の正方向であるか負
方向であるかが入力される。図4の例については、教示
点Mにおいてトーチは図5にベクトルX(向きはトーチ
が延びる方向と一致する)で示す姿勢を取ることを予定
されたと仮定すれば、トーチの方向が負のz軸方向であ
ると入力される。続いて、S6において、特定面要素を
規定するワイヤフレームデータに基づき、特定面要素の
、教示点Mにおける法線の正方向と逆方向とが決定され
、さらに、教示点Mを始点とし、上記2つの法線方向の
うちトーチの方向との成す角度が小さい方と平行に延び
、かつ、長さが1のベクトルAが発生させられる。
【0016】その後、S7において、入力手段22の操
作に応じて、トーチの相対進行角θと相対狙い角αとが
指定される。図5に示すように、相対進行角θは、トー
チの中心線が、教示点Mを通って上記ベクトルAと平行
に延びる基準線S(これが本発明における基準線の一態
様である)から溶接線の進行方向とは反対の方向(ベク
トルNとは反対の方向)に傾斜する角度を意味し、一方
、相対狙い角αは、π/2から、トーチの中心線が上記
基準線Sから溶接線の進行方向の右方向(ベクトルNと
ベクトルAとの外積であるベクトルOの方向)に傾斜す
る角度を差し引いた角度を意味する。すなわち、相対進
行角θは、基準線SとベクトルXとがベクトルOに直角
な平面(図においてO方向投影面で示す)に対し、ベク
トルOに平行に投影された2つの像の成す角度なのであ
り、一方、相対狙い角αは、ベクトルOとベクトルXと
がベクトルNに直角な平面(図においてN方向投影面で
示す)に対し、ベクトルNに平行に投影された2つの像
の成す角度なのである。要するに、本実施例においては
、相対進行角θと相対狙い角αとを指定するデータが本
発明における相対進行角と相対狙い角とに関する入力デ
ータの一態様なのである。
【0017】続いて、S8において、ベクトルXが上記
O方向投影面に投影された像に平行であり、かつ、長さ
が1のベクトルX1 が決定される。ベクトルX1 と
ベクトルAとの関係はそれらの成す角度が上記相対進行
角θであるから、ベクトルX1 とベクトルAとの内積
=ベクトルX1 の長さ(=1)とベクトルAの長さ(
=1)とCOS θとの積となる。したがって、ベクト
ルX1 を互いに直交する3つの単位ベクトルN,A,
Oを用いて表現し、かつ、上記式で表される関係と、ベ
クトルX1 はO方向投影面上にあることと、ベクトル
X1 は単位ベクトルであることとを利用すれば、ベク
トルX1 の特性が決定できる。
【0018】本ステップにおいてはさらに、ベクトルX
がN方向投影面に投影された像に平行であり、かつ、長
さが1のベクトルX2 が決定される。そのベクトルX
2 とベクトルOとの関係はそれらの成す角度が(π−
相対狙い角α)であるから、ベクトルX2 とベクトル
Oとの内積=ベクトルX2 の長さ(=1)とベクトル
Oの長さ(=1)とCOS (π−α)との積 となる。したがって、ベクトルX2 も同様に、互いに
直交する3つの単位ベクトルN,A,Oを用いて表現し
、かつ、上記式で表される関係と、ベクトルX2 はN
方向投影面上にあることと、ベクトルX2 は単位ベク
トルであることとを利用すれば、ベクトルX2 の特性
が決定できる。本ステップにおいてはまた、それらベク
トルX1 とX2との和がベクトルXとされ、このベク
トルXの、ワーク座標系x−y−xの各座標軸を基準と
する3つの傾斜角が算出され、それら傾斜角をを規定す
る方向データが前記点データに関連付けてRAM16に
格納される。
【0019】その後、S9において、今回の特定面要素
について同じトーチ角で他の教示点情報を作成するか否
かが判定される。今回は特定面要素について一つの教示
点情報しか作成しないと仮定すれば、入力手段22の操
作に応じて判定がNOとなり、S10において、特定面
要素についてもはや教示点情報を作成することはないか
否か、すなわち、特定面要素についての教示点情報作成
が終了したか否かが判定される。今回は上記仮定から、
入力手段22の操作に応じて判定がYESとなり、S1
1において、被溶接物全体について教示点情報の作成が
終了したか否かが判定される。入力手段22からその作
成が終了しない旨の入力があれば、判定がNOとなり、
S1に戻って新たな特定面要素について本プログラムが
実行されるが、教示点情報の作成が終了した旨の入力が
あれば、判定がYESとなる。この場合、S12におい
て、RAM16から複数の点データと方向データとが溶
接順序に従って順次読み出され、それぞれが溶接ロボッ
トに対して設定されているロボット座標系に関して変換
され、S13において、その変換された点データと方向
データとが補助メモリ20に格納される。以上で本プロ
グラムの一回の実行が終了する。
【0020】これに対して、今回の特定面要素について
同一トーチ角で他の教示点情報を作成する必要がある場
合には、S9の判定がYESとなり、S14において、
入力手段22の操作に応じて、他の少なくとも一つの教
示点Mの位置が指定され、S15において、前回の相対
進行角θおよび相対狙い角αを用い、かつ、前回の場合
と同様にして各教示点MについてベクトルXが発生させ
られ、その後、S11以下が実行される。
【0021】このように、本実施例においては、被溶接
物のワイヤフレームデータを利用して溶接ロボットのた
めの点データおよび方向データを作成するため、それら
データが正確かつ短時間に作成されて、溶接ロボットの
教示にかかる時間が短縮できるとともに、溶接品質が向
上するという効果が得られる。
【0022】また、本実施例においては、各回のトーチ
角入力において今回の値が前回の値と同じであれば、ト
ーチ角の値の入力が省略されるから、そのことによって
も溶接ロボットの教示にかかる時間が短縮されるという
効果が得られる。
【0023】また、本実施例においては、被溶接物の形
状も、各教示点の絶対座標および各教示点におけるトー
チの絶対角度もデータとしてコンピュータ10において
処理可能となっているため、トーチと被溶接物との相対
的な位置関係を表示手段24に表示することが可能であ
る。したがって、溶接ロボットのアーム等の経路を被溶
接物との干渉を避けて決定することを、表示手段24を
用いたシミュレーションによって行うことが可能となり
、このことによっても溶接ロボットのためのデータ作成
に係る時間が短縮するという効果が得られる。
【0024】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明したが、その他にも当業者の知識に基づいて
種々の変形,改良を施した態様で本発明を実施すること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるデータ作成方法を実施
する溶接データ作成プログラムを示すフローチャートで
ある。
【図2】上記プログラムを用いて溶接ロボットのための
データを作成する溶接データ作成装置を示すブロック図
である。
【図3】図1のプログラムを説明するために用いた被溶
接物の一例を示す斜視図である。
【図4】図3の被溶接物のうち連続すみ肉溶接が行われ
る部分の一部をワイヤフレームモデルで示す斜視図であ
る。
【図5】図1のプログラムを説明するための図である。
【符号の説明】
10  コンピュータ 20  補助メモリ 22  入力手段 24  表示手段 40  部材 42  部材 50  第一カイド線 52  第二ガイド線 54  特定面要素

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  溶接ロボットがトーチを被溶接物上に
    想定される溶接線に沿って移動させるのに必要なデータ
    を作成する方法であって、(a) 前記被溶接物の表面
    の形状を規定する形状データと、(b) その表面上に
    想定される溶接線上の少なくとも一つの教示点の位置と
    、各教示点における溶接線の方向と、前記トーチが溶接
    線に沿って移動させられる際にトーチが各教示点におい
    て前記表面の各教示点から垂直に延びる基準線から前後
    方向および左右方向にそれぞれ傾斜する角度である相対
    進行角および相対狙い角とに関する入力データとに基づ
    き、各教示点の位置の、前記被溶接物全体に対して設定
    されている座標系における絶対座標を規定する点データ
    と、前記トーチが各教示点において前記相対進行角およ
    び相対狙い角で傾斜するときの前記座標系における絶対
    進行角および絶対狙い角を規定する方向データとを作成
    することを特徴とする溶接ロボットのためのデータ作成
    方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06214625A (ja) * 1993-01-18 1994-08-05 Nkk Corp 溶接ロボット動作プログラムの自動生成システム
JP2012035308A (ja) * 2010-08-09 2012-02-23 Kobe Steel Ltd オフラインティーチング方法

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