JPH04309073A - フィルム読取装置 - Google Patents
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- JPH04309073A JPH04309073A JP3099692A JP9969291A JPH04309073A JP H04309073 A JPH04309073 A JP H04309073A JP 3099692 A JP3099692 A JP 3099692A JP 9969291 A JP9969291 A JP 9969291A JP H04309073 A JPH04309073 A JP H04309073A
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Landscapes
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフィルムに記録された画
像の読み取りを行うフィルム読取装置に係わり、詳細に
は例えばネガフィルムのオレンジマスクに対する色補正
を行うフィルム読取装置に関する。
像の読み取りを行うフィルム読取装置に係わり、詳細に
は例えばネガフィルムのオレンジマスクに対する色補正
を行うフィルム読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラーフィルムに記録された画像の読み
取りを行うフィルム読取装置は、例えばある種のカラー
複写機やカラーファクシミリ装置あるいはディスプレイ
製作用の画像記録装置等に使用されている。このような
フィルム読取装置の多くは、光学レンズを使用して写真
フィルムの被写体が撮影された部分(イメージ部)をレ
ンズで拡大投影し、焦点面上に配置したCCDセンサで
画像の読み取りを行うようになっている。
取りを行うフィルム読取装置は、例えばある種のカラー
複写機やカラーファクシミリ装置あるいはディスプレイ
製作用の画像記録装置等に使用されている。このような
フィルム読取装置の多くは、光学レンズを使用して写真
フィルムの被写体が撮影された部分(イメージ部)をレ
ンズで拡大投影し、焦点面上に配置したCCDセンサで
画像の読み取りを行うようになっている。
【0003】ところで、例えば1次元CCDセンサを用
いるとこれを構成する画素ごとに感度の違いが生じる。 また、レンズを用いると画像の中心部分よりも周辺部分
で光量が落ちるといった問題もある。そこで、このよう
な問題を解消するために、ある基準となる白色の画像に
対してCCDセンサのそれぞれの画素が同一の信号レベ
ルの出力を出すような補正が行われる。これは、一般に
シェーディング補正と呼ばれている。
いるとこれを構成する画素ごとに感度の違いが生じる。 また、レンズを用いると画像の中心部分よりも周辺部分
で光量が落ちるといった問題もある。そこで、このよう
な問題を解消するために、ある基準となる白色の画像に
対してCCDセンサのそれぞれの画素が同一の信号レベ
ルの出力を出すような補正が行われる。これは、一般に
シェーディング補正と呼ばれている。
【0004】通常の場合、シェーディング補正を行うと
きにはフィルムを光路中に入れない状態のCCDセンサ
の出力を基準の白レベルとする。そして、フィルムを光
路中に入れて、そのときのCCDセンサの信号レベルか
ら基準の白レベルをそれぞれ減算する。実際の回路では
単純な減算の代わりにいろいろな計算方式が採用される
場合もある。
きにはフィルムを光路中に入れない状態のCCDセンサ
の出力を基準の白レベルとする。そして、フィルムを光
路中に入れて、そのときのCCDセンサの信号レベルか
ら基準の白レベルをそれぞれ減算する。実際の回路では
単純な減算の代わりにいろいろな計算方式が採用される
場合もある。
【0005】ところで、フィルムには大別してネガフィ
ルムとポジフィルムとが存在している。ポジフィルムは
、白色がフィルム上で透明になる。ポジフィルムの透明
部の光透過率は高い。このため、シェーディング補正の
処理として説明したようにフィルムを光路中に入れない
状態を基準の白レベルとすることは特に問題を生じさせ
ない。
ルムとポジフィルムとが存在している。ポジフィルムは
、白色がフィルム上で透明になる。ポジフィルムの透明
部の光透過率は高い。このため、シェーディング補正の
処理として説明したようにフィルムを光路中に入れない
状態を基準の白レベルとすることは特に問題を生じさせ
ない。
【0006】ネガフィルムの場合には、フィルム読取装
置の読取結果を最終的に反転処理して出力する必要があ
る。反転処理を行う前のネガフィルム上での白色は、撮
影時に光がフィルム上に照射されない部分、すなわち未
露光部分となる。ネガフィルムの未露光部分がこのフィ
ルム上で透明であれば、前述のように基準の白レベルを
使用することに問題ない。ところが、カラーのネガフィ
ルムの場合、銀塩プリントを行う際の色補正のためにそ
の一面にオレンジ色のマスキングが施されているのが通
常である。
置の読取結果を最終的に反転処理して出力する必要があ
る。反転処理を行う前のネガフィルム上での白色は、撮
影時に光がフィルム上に照射されない部分、すなわち未
露光部分となる。ネガフィルムの未露光部分がこのフィ
ルム上で透明であれば、前述のように基準の白レベルを
使用することに問題ない。ところが、カラーのネガフィ
ルムの場合、銀塩プリントを行う際の色補正のためにそ
の一面にオレンジ色のマスキングが施されているのが通
常である。
【0007】このマスキングの色としてのオレンジ色は
、一般に、プリントする印画紙と撮影するフィルムとの
特性を合わせるために用いられている。したがって、ど
のフィルムでも同じ色調という訳ではなく、フィルムメ
ーカ間で異なっており、また同一のフィルムメーカの製
品であってもフィルムの種類や感度によっても異なって
いる。更に、同一メーカの同一種類、同一感度のフィル
ムであっても、その保存状態によってオレンジ色の褪色
の程度が変わることも確認されている。
、一般に、プリントする印画紙と撮影するフィルムとの
特性を合わせるために用いられている。したがって、ど
のフィルムでも同じ色調という訳ではなく、フィルムメ
ーカ間で異なっており、また同一のフィルムメーカの製
品であってもフィルムの種類や感度によっても異なって
いる。更に、同一メーカの同一種類、同一感度のフィル
ムであっても、その保存状態によってオレンジ色の褪色
の程度が変わることも確認されている。
【0008】そこで、あるネガフィルムについて測定さ
れた基準のレベルを使用して他のネガフィルムのシェー
ディング補正を行おうとすると、カラーバランスの崩れ
た不良な画像読み取りが行われる結果となる。したがっ
て、最適な色調で画像の読み取りを行うためには、個々
のフィルムについてその色や未露光部分の濃度を考慮し
たシェーディング補正を行う必要がある。
れた基準のレベルを使用して他のネガフィルムのシェー
ディング補正を行おうとすると、カラーバランスの崩れ
た不良な画像読み取りが行われる結果となる。したがっ
て、最適な色調で画像の読み取りを行うためには、個々
のフィルムについてその色や未露光部分の濃度を考慮し
たシェーディング補正を行う必要がある。
【0009】このような補正を行うために、幾つかの提
案が存在する。
案が存在する。
【0010】まず、(a)特開昭61−121646号
では、光路中にオレンジマスクを補正するためのフィル
タを入れる技術が開示されている。また、(b)特開昭
64−12679号では、ネガ画像を反転後に画像の最
大濃度と最小濃度とをユーザの指定する所定の値に合わ
せることで、種々のオレンジマスクに対応した補正を行
うようにしている。更に、(c)特開昭59−2248
61号および特開昭64−24690号では、各種のオ
レンジマスクのデータを読取装置内に予め記憶させてお
く。そして、読み取りを行う際には対応するフィルムの
データを呼び出して補正を行うようになっている。
では、光路中にオレンジマスクを補正するためのフィル
タを入れる技術が開示されている。また、(b)特開昭
64−12679号では、ネガ画像を反転後に画像の最
大濃度と最小濃度とをユーザの指定する所定の値に合わ
せることで、種々のオレンジマスクに対応した補正を行
うようにしている。更に、(c)特開昭59−2248
61号および特開昭64−24690号では、各種のオ
レンジマスクのデータを読取装置内に予め記憶させてお
く。そして、読み取りを行う際には対応するフィルムの
データを呼び出して補正を行うようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このうち、(a)の特
開昭61−121646号に記載された技術を用いると
、確かにそのフィルムのオレンジマスクに正確に対応し
たフィルタを使用すれば良好な補正結果を得ることがで
きる。しかしながら、すでに説明したようにオレンジマ
スクの色だけをとってみても多くのバリエーションがあ
る。したがって、この提案ではこれらに対応してフィル
タを用意する必要があり、色の褪色まで考慮するとフィ
ルタの数は非常に多くなって、これらを正確に選択して
完全な補正を行うことは事実上困難であり、また多くの
時間を要することになる。
開昭61−121646号に記載された技術を用いると
、確かにそのフィルムのオレンジマスクに正確に対応し
たフィルタを使用すれば良好な補正結果を得ることがで
きる。しかしながら、すでに説明したようにオレンジマ
スクの色だけをとってみても多くのバリエーションがあ
る。したがって、この提案ではこれらに対応してフィル
タを用意する必要があり、色の褪色まで考慮するとフィ
ルタの数は非常に多くなって、これらを正確に選択して
完全な補正を行うことは事実上困難であり、また多くの
時間を要することになる。
【0012】次に(b)の特開昭64−12679号に
記載された技術を用いると、比較的簡易にオレンジマス
クの補正を行うことができる。しかしながら、この提案
ではオレンジマスクと同様な色が存在した場合に、これ
が被写体による色かオレンジマスク自体によるものかを
判別することができない。このため、この判別を誤った
場合には、実際の色調とは異なる色調で読み取りを行っ
てしまうという問題があった。
記載された技術を用いると、比較的簡易にオレンジマス
クの補正を行うことができる。しかしながら、この提案
ではオレンジマスクと同様な色が存在した場合に、これ
が被写体による色かオレンジマスク自体によるものかを
判別することができない。このため、この判別を誤った
場合には、実際の色調とは異なる色調で読み取りを行っ
てしまうという問題があった。
【0013】このようなときに、色調を正確なものにす
るためには、マニュアル補正を行う必要がある。ところ
が、カラー画像を目視で正確に合わせるには高度の熟練
を必要とする。したがって、一般のオフィスに設置され
るフィルム読取装置のような場合には、このような熟練
した操作者を得ることができない場合が多く、結果的に
不満足な画像を得ることが多かった。
るためには、マニュアル補正を行う必要がある。ところ
が、カラー画像を目視で正確に合わせるには高度の熟練
を必要とする。したがって、一般のオフィスに設置され
るフィルム読取装置のような場合には、このような熟練
した操作者を得ることができない場合が多く、結果的に
不満足な画像を得ることが多かった。
【0014】最後に(c)特開昭59−224861号
および特開昭64−24690号に記載された技術では
、オレンジマスクのデータを予め記憶しておくことにな
る。したがって、多くの種類のオレンジマスクについて
データを記憶しようとすると、そのために必要なメモリ
の容量が膨大となる。また、このようにメモリに大量の
データを格納した場合には、それらを特定して読み出す
ための操作が煩雑になる。更にオレンジマスクの褪色に
関するデータまで格納しようとすると、データの量が飛
躍的に増大するので、実用的な製品レベルとしては不可
能なものとなった。
および特開昭64−24690号に記載された技術では
、オレンジマスクのデータを予め記憶しておくことにな
る。したがって、多くの種類のオレンジマスクについて
データを記憶しようとすると、そのために必要なメモリ
の容量が膨大となる。また、このようにメモリに大量の
データを格納した場合には、それらを特定して読み出す
ための操作が煩雑になる。更にオレンジマスクの褪色に
関するデータまで格納しようとすると、データの量が飛
躍的に増大するので、実用的な製品レベルとしては不可
能なものとなった。
【0015】更に、未露光状態で現像を行った種々のフ
ィルムを用意しておいてシェーディング補正による画像
の読取時あるいはオレンジマスクの補正を行う読取時に
それらのフィルムを読み取ったデータを記憶しておくこ
とも提案されている。しかし、この場合もあらゆる種類
のフィルムを用意することは困難である。また、用意し
たフィルムと実際に画像の読み取りを行うフィルムとで
褪色の度合いが異なると正確な色調を再現することがで
きない。
ィルムを用意しておいてシェーディング補正による画像
の読取時あるいはオレンジマスクの補正を行う読取時に
それらのフィルムを読み取ったデータを記憶しておくこ
とも提案されている。しかし、この場合もあらゆる種類
のフィルムを用意することは困難である。また、用意し
たフィルムと実際に画像の読み取りを行うフィルムとで
褪色の度合いが異なると正確な色調を再現することがで
きない。
【0016】また、実際に読み取る画像部分を含んだ一
巻のフィルムにおける未露光部分を予め読み取って記憶
し、これを用いて読取時の補正を行うことも提案されて
いる。この手法では、未露光部分のデータを用いてこれ
と相殺するように画像データの補正を行うことになる。 この手法を用いるためには、そのフィルムに未露光部分
が存在することが必要である。
巻のフィルムにおける未露光部分を予め読み取って記憶
し、これを用いて読取時の補正を行うことも提案されて
いる。この手法では、未露光部分のデータを用いてこれ
と相殺するように画像データの補正を行うことになる。 この手法を用いるためには、そのフィルムに未露光部分
が存在することが必要である。
【0017】ところが通常のカメラの場合には、第1枚
目から通常の撮影を行うとフィルムの先端部分に未露光
部分がほとんど存在しないことが多い。すなわち、フィ
ルムの場合には、パトローネをカメラに装着し、裏蓋を
閉めて所定量だけフィルムを送って第1枚目の撮影を行
う。この第1枚目の撮影のための最初のフィルムの搬送
量は、フィルム全体の無駄を無くすため未露光部分が極
力少なくなるような量に設定されている。したがって、
一巻のフィルムにおける最初の未露光部分の状態を読み
取るような装置では、カメラのキャップを閉めた状態で
フィルムの第1枚目を空取りする必要があり、これを忘
れてしまった場合には色調の補正を行うことができない
という問題があった。
目から通常の撮影を行うとフィルムの先端部分に未露光
部分がほとんど存在しないことが多い。すなわち、フィ
ルムの場合には、パトローネをカメラに装着し、裏蓋を
閉めて所定量だけフィルムを送って第1枚目の撮影を行
う。この第1枚目の撮影のための最初のフィルムの搬送
量は、フィルム全体の無駄を無くすため未露光部分が極
力少なくなるような量に設定されている。したがって、
一巻のフィルムにおける最初の未露光部分の状態を読み
取るような装置では、カメラのキャップを閉めた状態で
フィルムの第1枚目を空取りする必要があり、これを忘
れてしまった場合には色調の補正を行うことができない
という問題があった。
【0018】また、たとえ測定可能な未露光部分が存在
しているようなフィルムの場合でも、実際の画像部分の
読み取りを行う前にその未露光部分に対する位置決めを
行ってこれに対する読取作業を行う必要があり、煩雑で
あった。更にこのように未露光部分のデータを一巻ごと
に保存したとしても、通常のフィルムは一巻単位で保管
される場合よりも6コマごとに切断されて保管される場
合が多いので、データの対応付けが難しいといった問題
があった。また、このように切断されて別個に保管され
ると未露光部分が先端に存在するコマにおけるフィルム
の褪色の程度と他の切断部分における褪色の程度が必ず
しも同じとはならず、色調の補正を画一的に処理できな
くなるといった問題があった。
しているようなフィルムの場合でも、実際の画像部分の
読み取りを行う前にその未露光部分に対する位置決めを
行ってこれに対する読取作業を行う必要があり、煩雑で
あった。更にこのように未露光部分のデータを一巻ごと
に保存したとしても、通常のフィルムは一巻単位で保管
される場合よりも6コマごとに切断されて保管される場
合が多いので、データの対応付けが難しいといった問題
があった。また、このように切断されて別個に保管され
ると未露光部分が先端に存在するコマにおけるフィルム
の褪色の程度と他の切断部分における褪色の程度が必ず
しも同じとはならず、色調の補正を画一的に処理できな
くなるといった問題があった。
【0019】以上、カラーフィルムのオレンジマスクに
ついての補正を中心として説明したが、これに限らずフ
ィルムのベースの色調あるいは濃度に対する補正につい
て同様な問題があった。
ついての補正を中心として説明したが、これに限らずフ
ィルムのベースの色調あるいは濃度に対する補正につい
て同様な問題があった。
【0020】本発明の目的は、フィルムの先端の未露光
部分を利用せずにフィルムの色調を補正することのでき
るフィルム読取装置を提供することにある。
部分を利用せずにフィルムの色調を補正することのでき
るフィルム読取装置を提供することにある。
【0021】本発明の他の目的は、カラーフィルムのオ
レンジマスクの補正を行うことのできるフィルム読取装
置を提供することにある。
レンジマスクの補正を行うことのできるフィルム読取装
置を提供することにある。
【0022】本発明の更に他の目的は、複数コマごとに
1続きのフィルム片として画像の読み取りを行う場合に
、各コマの読み取り時の補正を迅速に行うことのできる
フィルム読取装置を提供することにある。
1続きのフィルム片として画像の読み取りを行う場合に
、各コマの読み取り時の補正を迅速に行うことのできる
フィルム読取装置を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明では
、現像済みのネガフィルムの所定間隔でパーフォレーシ
ョン(穴)が配置された側部帯状部分におけるこれらの
パーフォレーション以外の部位での透過光を受光する光
学センサと、この光学センサの出力信号を用いてネガフ
ィルム全体に施されたマスキングに対するネガフィルム
上の画像の読取信号の補正を行うマスキング補正手段と
をフィルム読取装置に具備させる。
、現像済みのネガフィルムの所定間隔でパーフォレーシ
ョン(穴)が配置された側部帯状部分におけるこれらの
パーフォレーション以外の部位での透過光を受光する光
学センサと、この光学センサの出力信号を用いてネガフ
ィルム全体に施されたマスキングに対するネガフィルム
上の画像の読取信号の補正を行うマスキング補正手段と
をフィルム読取装置に具備させる。
【0024】すなわち請求項1記載のフィルム読取装置
では、現像済みのネガフィルムのパーフォレーションが
配置された側部帯状部分が未露光状態であることに着目
している。そして、この側部帯状部分におけるこれらの
パーフォレーション以外の箇所の透過状態を光学センサ
で検知して、これに応じてネガフィルム上の画像の読取
信号を補正することにして、前記した目的を達成する。
では、現像済みのネガフィルムのパーフォレーションが
配置された側部帯状部分が未露光状態であることに着目
している。そして、この側部帯状部分におけるこれらの
パーフォレーション以外の箇所の透過状態を光学センサ
で検知して、これに応じてネガフィルム上の画像の読取
信号を補正することにして、前記した目的を達成する。
【0025】請求項2記載の発明では、現像済みのネガ
フィルムの所定間隔でパーフォレーションが存在する側
部帯状部分におけるそれぞれ異なった位置の透過光を受
光する光学センサと、この光学センサの出力信号のレベ
ルを所定の値と比較してこの値よりも透過率の高い側の
値すなわち通常はパーフォレーションの部分での出力信
号をパーフォレーションの読取結果から除外する出力信
号除外手段と、この出力信号除外手段で除外された後の
出力信号の平均値を求める演算手段と、この演算手段に
よって求められた平均値を用いて、ネガフィルム全体に
施されたマスキングに対するネガフィルム上の画像の読
取信号の補正を行うマスキング補正手段とをフィルム読
取装置に具備させる。
フィルムの所定間隔でパーフォレーションが存在する側
部帯状部分におけるそれぞれ異なった位置の透過光を受
光する光学センサと、この光学センサの出力信号のレベ
ルを所定の値と比較してこの値よりも透過率の高い側の
値すなわち通常はパーフォレーションの部分での出力信
号をパーフォレーションの読取結果から除外する出力信
号除外手段と、この出力信号除外手段で除外された後の
出力信号の平均値を求める演算手段と、この演算手段に
よって求められた平均値を用いて、ネガフィルム全体に
施されたマスキングに対するネガフィルム上の画像の読
取信号の補正を行うマスキング補正手段とをフィルム読
取装置に具備させる。
【0026】すなわち請求項2記載の発明では、ネガフ
ィルムの前記した側部帯状部分のそれぞれ異なった位置
を光学センサで複数サンプリングし、その値からパーフ
ォレーションの部分等の光がそのまま通過する部分での
データを取り除いて、平均値を求める。そして、これを
未露光部分のデータの平均値としてネガフィルム上の画
像の読取信号の補正を行うことにして、前記した目的を
達成する。
ィルムの前記した側部帯状部分のそれぞれ異なった位置
を光学センサで複数サンプリングし、その値からパーフ
ォレーションの部分等の光がそのまま通過する部分での
データを取り除いて、平均値を求める。そして、これを
未露光部分のデータの平均値としてネガフィルム上の画
像の読取信号の補正を行うことにして、前記した目的を
達成する。
【0027】請求項3記載の発明では、現像済みのネガ
フィルムの所定間隔でパーフォレーションが配置された
側部帯状部分における異なった複数箇所の透過光を受光
する光学センサと、複数コマ分に切断されたネガフィル
ムを保持するフィルムホルダと、このフィルムホルダに
保持された任意のコマの画像を読み取る画像読取部と、
光学センサの出力信号のレベルを所定の値と比較してこ
の値よりも透過率の高い側の値すなわち通常はパーフォ
レーションの部分での出力信号をパーフォレーションの
読取結果から除外する出力信号除外手段と、この出力信
号除外手段で除外された後の出力信号の平均値を求める
演算手段と、この演算手段によって求められた平均値を
用いて、ネガフィルム全体に施されたマスキングに対す
るネガフィルム上の画像の読取信号の補正を行うマスキ
ング補正手段とをフィルム読取装置に具備させる。
フィルムの所定間隔でパーフォレーションが配置された
側部帯状部分における異なった複数箇所の透過光を受光
する光学センサと、複数コマ分に切断されたネガフィル
ムを保持するフィルムホルダと、このフィルムホルダに
保持された任意のコマの画像を読み取る画像読取部と、
光学センサの出力信号のレベルを所定の値と比較してこ
の値よりも透過率の高い側の値すなわち通常はパーフォ
レーションの部分での出力信号をパーフォレーションの
読取結果から除外する出力信号除外手段と、この出力信
号除外手段で除外された後の出力信号の平均値を求める
演算手段と、この演算手段によって求められた平均値を
用いて、ネガフィルム全体に施されたマスキングに対す
るネガフィルム上の画像の読取信号の補正を行うマスキ
ング補正手段とをフィルム読取装置に具備させる。
【0028】この請求項3記載の発明では、一巻のネガ
フィルムを例えば6コマずつ切断した後のネガフィルム
における画像の読み取りを取り扱っている。切断後のネ
ガフィルムはフィルムホルダに保持され、任意のコマの
画像が読み取られることになる。このネガフィルムに対
しても、前記した側部帯状部分のそれぞれ異なった位置
を光学センサで複数サンプリングし、その値からパーフ
ォレーションの部分等の光がそのまま通過する部分での
データを取り除いて、平均値を求め、これをフィルムホ
ルダに保持されたネガフィルム全体における未露光部分
の未露光部分の平均値と推定する。そして、この値を用
いて画像の読取信号の補正を行うことにして、前記した
目的を達成する。
フィルムを例えば6コマずつ切断した後のネガフィルム
における画像の読み取りを取り扱っている。切断後のネ
ガフィルムはフィルムホルダに保持され、任意のコマの
画像が読み取られることになる。このネガフィルムに対
しても、前記した側部帯状部分のそれぞれ異なった位置
を光学センサで複数サンプリングし、その値からパーフ
ォレーションの部分等の光がそのまま通過する部分での
データを取り除いて、平均値を求め、これをフィルムホ
ルダに保持されたネガフィルム全体における未露光部分
の未露光部分の平均値と推定する。そして、この値を用
いて画像の読取信号の補正を行うことにして、前記した
目的を達成する。
【0029】請求項4記載の発明では、請求項2または
請求項3記載のフィルム読取装置の演算手段が、3原色
のそれぞれについて出力信号の平均レベルを求め、3原
色のそれぞれについてネガフィルムの画像読取の補正を
行うものであることを規定している。すなわち本発明は
単色記録用のネガフィルムやカラー記録用のネガフィル
ムに適用することができるが、請求項4記載の発明では
カラー記録用のネガフィルムについてその具体的な手段
を明らかにしている。
請求項3記載のフィルム読取装置の演算手段が、3原色
のそれぞれについて出力信号の平均レベルを求め、3原
色のそれぞれについてネガフィルムの画像読取の補正を
行うものであることを規定している。すなわち本発明は
単色記録用のネガフィルムやカラー記録用のネガフィル
ムに適用することができるが、請求項4記載の発明では
カラー記録用のネガフィルムについてその具体的な手段
を明らかにしている。
【0030】請求項5記載の発明では、請求項3記載の
フィルム読取装置が、フィルムホルダの着脱を検知する
着脱検知手段と、この着脱検知手段によってフィルムホ
ルダが装置に取り付けられるたびに1回ずつ光学センサ
の出力信号のレベルを求めるレベル測定制御手段とを具
備することを特徴としている。そして、例えば6コマ単
位に切断されたネガフィルムについて、各コマごとに未
露光部分の測定を行う手間を省いている。
フィルム読取装置が、フィルムホルダの着脱を検知する
着脱検知手段と、この着脱検知手段によってフィルムホ
ルダが装置に取り付けられるたびに1回ずつ光学センサ
の出力信号のレベルを求めるレベル測定制御手段とを具
備することを特徴としている。そして、例えば6コマ単
位に切断されたネガフィルムについて、各コマごとに未
露光部分の測定を行う手間を省いている。
【0031】請求項6記載の発明では、現像済みのネガ
フィルムの側部におけるそれぞれ異なった位置の透過光
を受光する光学センサと、この光学センサの出力信号の
レベルを異なった2つの値と比較してこれらの値に挟ま
れた値を有する出力信号のみを選択する出力信号選択手
段と、この出力信号選択手段で選択された後の出力信号
の平均値を求める演算手段と、この演算手段によって求
められた平均値を用いて、ネガフィルム全体に施された
マスキングに対するネガフィルム上の画像の読取信号の
補正を行うマスキング補正手段とをフィルム読取装置に
具備させる。
フィルムの側部におけるそれぞれ異なった位置の透過光
を受光する光学センサと、この光学センサの出力信号の
レベルを異なった2つの値と比較してこれらの値に挟ま
れた値を有する出力信号のみを選択する出力信号選択手
段と、この出力信号選択手段で選択された後の出力信号
の平均値を求める演算手段と、この演算手段によって求
められた平均値を用いて、ネガフィルム全体に施された
マスキングに対するネガフィルム上の画像の読取信号の
補正を行うマスキング補正手段とをフィルム読取装置に
具備させる。
【0032】すなわち請求項6記載の発明では、ネガフ
ィルムであればその側部の未露光部分のどの位置であっ
ても測定の対象とする。そして、複数の点において光学
センサから出力された出力信号を異なった2つの信号レ
ベルと比較し、両者に挟まれた値の出力信号のみを採用
してこれらの平均値をとる。これにより、パーフォレー
ションの部分や文字等の記録された部分あるいはゴミ等
の付着した部分を測定対象から除外することができ、こ
の平均値を用いて画像の読取信号の補正を行うことで前
記した目的を達成することができる。
ィルムであればその側部の未露光部分のどの位置であっ
ても測定の対象とする。そして、複数の点において光学
センサから出力された出力信号を異なった2つの信号レ
ベルと比較し、両者に挟まれた値の出力信号のみを採用
してこれらの平均値をとる。これにより、パーフォレー
ションの部分や文字等の記録された部分あるいはゴミ等
の付着した部分を測定対象から除外することができ、こ
の平均値を用いて画像の読取信号の補正を行うことで前
記した目的を達成することができる。
【0033】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0034】(フィルム読取装置の構成の概要)
【00
35】図1は本発明の一実施例におけるフィルム読取装
置の構成を表わしたものである。このフィルム読取装置
は、フィルムプロジェクタ11と、これを載置して画像
の読み取りを行う画像読取部12と、この画像読取部1
2に同じく載置されフィルムプロジェクタ11から出射
された光線を投影のために屈折させるミラーユニット1
3から構成されている。
35】図1は本発明の一実施例におけるフィルム読取装
置の構成を表わしたものである。このフィルム読取装置
は、フィルムプロジェクタ11と、これを載置して画像
の読み取りを行う画像読取部12と、この画像読取部1
2に同じく載置されフィルムプロジェクタ11から出射
された光線を投影のために屈折させるミラーユニット1
3から構成されている。
【0036】(フィルムプロジェクタの構成)
【003
7】図2に示すようにフィルムプロジェクタ11のハウ
ジング21の上部には、この動作を確認するための動作
確認ランプ22と、マニュアル操作時に点灯するマニュ
アルランプスイッチ23と、オートフォーカスとマニュ
アルフォーカスの切り替えを行うためのオートフォーカ
ス・マニュアルフォーカス切替スイッチ24およびマニ
ュアルフォーカス操作時に使用するマニュアルフォーカ
ス操作スイッチ25、26が設けられている。 ハウジング21は開閉自在の開閉部27を備えている。 この開閉部27の上面と側面には、フィルム28を6コ
マ分ずつ保持したフィルムホルダ29が挿入できるよう
な穴31、32が穿設されている。これらの穴31、3
2の反対側に位置する面にも、フィルムホルダ29が突
出することができるように穴(図示せず)が穿設されて
いる。図では実線で示すようにフィルムホルダ29が穴
29を通って縦方向にセットされておいる。フィルムホ
ルダ29は図で点線で示すように横方向にセットされて
もよい。
7】図2に示すようにフィルムプロジェクタ11のハウ
ジング21の上部には、この動作を確認するための動作
確認ランプ22と、マニュアル操作時に点灯するマニュ
アルランプスイッチ23と、オートフォーカスとマニュ
アルフォーカスの切り替えを行うためのオートフォーカ
ス・マニュアルフォーカス切替スイッチ24およびマニ
ュアルフォーカス操作時に使用するマニュアルフォーカ
ス操作スイッチ25、26が設けられている。 ハウジング21は開閉自在の開閉部27を備えている。 この開閉部27の上面と側面には、フィルム28を6コ
マ分ずつ保持したフィルムホルダ29が挿入できるよう
な穴31、32が穿設されている。これらの穴31、3
2の反対側に位置する面にも、フィルムホルダ29が突
出することができるように穴(図示せず)が穿設されて
いる。図では実線で示すようにフィルムホルダ29が穴
29を通って縦方向にセットされておいる。フィルムホ
ルダ29は図で点線で示すように横方向にセットされて
もよい。
【0038】このようにフィルムホルダ29の挿入を縦
または横方向に切り替えることができるようにすること
によって、フィルム28に記録されている画像をフィル
ム読取装置に接続された複写機やディスプレイ等の向き
に合わせることができる。例えば複写機では、A3判の
コピー用紙のように用紙サイズとの関係からその向きを
装置の一方向にしか設定することができないものがある
。このような場合に、本実施例のフィルム読取装置では
フィルムホルダ29の挿入方向を選択することで、所望
の向きに画像を設定することができる。また、コピー用
紙の空白部分にコメントを書く必要があるような場合に
も、コメントの書かれる向きに応じてフィルム上の画像
を記録することができるようになる。
または横方向に切り替えることができるようにすること
によって、フィルム28に記録されている画像をフィル
ム読取装置に接続された複写機やディスプレイ等の向き
に合わせることができる。例えば複写機では、A3判の
コピー用紙のように用紙サイズとの関係からその向きを
装置の一方向にしか設定することができないものがある
。このような場合に、本実施例のフィルム読取装置では
フィルムホルダ29の挿入方向を選択することで、所望
の向きに画像を設定することができる。また、コピー用
紙の空白部分にコメントを書く必要があるような場合に
も、コメントの書かれる向きに応じてフィルム上の画像
を記録することができるようになる。
【0039】開閉部27は蝶番によってハウジング21
に回動自在に取りつけられるか、あるいはハウジング2
1に着脱自在に取りつけられるようになっている。開閉
部27を開閉自在にすることによって、穴31、32か
らハウジング21内に小さな異物が侵入してきたような
場合にも、これを容易に取り除くことができる。
に回動自在に取りつけられるか、あるいはハウジング2
1に着脱自在に取りつけられるようになっている。開閉
部27を開閉自在にすることによって、穴31、32か
らハウジング21内に小さな異物が侵入してきたような
場合にも、これを容易に取り除くことができる。
【0040】フィルムホルダ29は、35mmネガフィ
ルム用のホルダと、リバーサルフィルム用のホルダとが
用意されている。もちろん、この実施例のフィルムプロ
ジェクタ11は、6cm×6cmのサイズや4インチ×
5インチのサイズのフィルムに対しても適用できるよう
になっている。これらの場合には、これらのリバーサル
フィルムを図1に示したミラーユニット13の底部に載
置し、画像読取部12の上部に配置されたプラテンガラ
ス41との間に密着させるようになっている。
ルム用のホルダと、リバーサルフィルム用のホルダとが
用意されている。もちろん、この実施例のフィルムプロ
ジェクタ11は、6cm×6cmのサイズや4インチ×
5インチのサイズのフィルムに対しても適用できるよう
になっている。これらの場合には、これらのリバーサル
フィルムを図1に示したミラーユニット13の底部に載
置し、画像読取部12の上部に配置されたプラテンガラ
ス41との間に密着させるようになっている。
【0041】フィルムプロジェクタ11の前部には、映
写レンズ43と、これをハウジング21に対して進退自
在に保持した映写レンズ保持部材44が設けられている
。また、図1に示したようにフィルムプロジェクタ11
の内部には、ハロゲンランプ等の光源ランプ51が収容
されており、その背部には光線を前方に反射させるため
のリフレクタ52が配置されている。また、光源ランプ
51の下方にはこれを空冷するための冷却用ファン53
が設けられている。光源ランプ51はランプ電源55か
ら電源の供給を受けるようになっている。
写レンズ43と、これをハウジング21に対して進退自
在に保持した映写レンズ保持部材44が設けられている
。また、図1に示したようにフィルムプロジェクタ11
の内部には、ハロゲンランプ等の光源ランプ51が収容
されており、その背部には光線を前方に反射させるため
のリフレクタ52が配置されている。また、光源ランプ
51の下方にはこれを空冷するための冷却用ファン53
が設けられている。光源ランプ51はランプ電源55か
ら電源の供給を受けるようになっている。
【0042】光源ランプ51の前方(図で右側方向)に
は、入射した光線を平行な光束にするための非球面レン
ズ57と、可視光以外の所定の波長成分の光線をカット
するための熱線吸収フィルタ58および凸レンズ59が
同軸上にこの順序で配置されている。
は、入射した光線を平行な光束にするための非球面レン
ズ57と、可視光以外の所定の波長成分の光線をカット
するための熱線吸収フィルタ58および凸レンズ59が
同軸上にこの順序で配置されている。
【0043】凸レンズ59の前方には、補正フィルタ保
持部材61が配置されている。補正フィルタ保持部材6
1は、例えばフィルムの分光特性や光源ランプ51の分
光特性を補正するためのもので、それらのための専用の
補正フィルタ62を支持している。この補正フィルタ保
持部材61は、歯車減速装置63を介して駆動用モータ
64に連結されている。歯車減速装置63には補正フィ
ルタ保持部材61における第1および第2の位置をそれ
ぞれ検出するための第1および第2位置検出センサ66
、67が取りつけられている。コントロール装置68は
、これらのセンサ66、67の検出情報を基にして駆動
用モータ64の回転制御を行い最適の補正フィルタを光
路中に挿入するようになっている。
持部材61が配置されている。補正フィルタ保持部材6
1は、例えばフィルムの分光特性や光源ランプ51の分
光特性を補正するためのもので、それらのための専用の
補正フィルタ62を支持している。この補正フィルタ保
持部材61は、歯車減速装置63を介して駆動用モータ
64に連結されている。歯車減速装置63には補正フィ
ルタ保持部材61における第1および第2の位置をそれ
ぞれ検出するための第1および第2位置検出センサ66
、67が取りつけられている。コントロール装置68は
、これらのセンサ66、67の検出情報を基にして駆動
用モータ64の回転制御を行い最適の補正フィルタを光
路中に挿入するようになっている。
【0044】補正フィルタ保持部材61と映写レンズ4
3の間には、フィルムホルダ29がセットされるように
なっている。フィルムホルダ29に挟みこんだフィルム
面は光軸に沿って多少その位置が変動し、画像の投影位
置に影響を及ぼす。そこでこの装置にはオートフォーカ
ス機構が備えられている。このオートフォーカス機構で
は、オートフォーカスセンサ用発光器71から発射され
た光線がフィルム28に反射されて受光器72に到達す
る。受光器72は図示していないが2つの受光センサが
上下方向に連結した構造となっている。受光器72の2
つの検出出力は制御装置73に入力されるようになって
いる。制御装置73は摺動用モータ75に接続されてお
り、この摺動用モータ75の回転軸に取り付けられたピ
ニオン76が映写レンズ保持部材44に取り付けられた
ラック77と歯合している。したがって、制御装置73
はフィルム面の位置の変動に応じて摺動用モータ75を
駆動制御し、映写レンズ43の位置を調整して画像を所
定の焦点面上に結像させるように制御する。
3の間には、フィルムホルダ29がセットされるように
なっている。フィルムホルダ29に挟みこんだフィルム
面は光軸に沿って多少その位置が変動し、画像の投影位
置に影響を及ぼす。そこでこの装置にはオートフォーカ
ス機構が備えられている。このオートフォーカス機構で
は、オートフォーカスセンサ用発光器71から発射され
た光線がフィルム28に反射されて受光器72に到達す
る。受光器72は図示していないが2つの受光センサが
上下方向に連結した構造となっている。受光器72の2
つの検出出力は制御装置73に入力されるようになって
いる。制御装置73は摺動用モータ75に接続されてお
り、この摺動用モータ75の回転軸に取り付けられたピ
ニオン76が映写レンズ保持部材44に取り付けられた
ラック77と歯合している。したがって、制御装置73
はフィルム面の位置の変動に応じて摺動用モータ75を
駆動制御し、映写レンズ43の位置を調整して画像を所
定の焦点面上に結像させるように制御する。
【0045】このオートフォーカスの原理を簡単に説明
する。このオートフォーカス機構では、まず、フィルム
28と、オートフォーカスセンサ用発光器71および受
光器72からなるオートフォーカスセンサの接続された
映写レンズ保持部材44とが所定距離となった状態で映
写レンズ保持部材44に対して映写レンズ43をピント
が合うように前後方向に移動させる。この移動が完了し
た状態で、映写レンズ43をネジ78(図1)によって
相対移動が不可能になるように固定する。このとき、受
光器72の2つの検出出力が等しくなるようにこれらの
位置の調整が行われている。
する。このオートフォーカス機構では、まず、フィルム
28と、オートフォーカスセンサ用発光器71および受
光器72からなるオートフォーカスセンサの接続された
映写レンズ保持部材44とが所定距離となった状態で映
写レンズ保持部材44に対して映写レンズ43をピント
が合うように前後方向に移動させる。この移動が完了し
た状態で、映写レンズ43をネジ78(図1)によって
相対移動が不可能になるように固定する。このとき、受
光器72の2つの検出出力が等しくなるようにこれらの
位置の調整が行われている。
【0046】この状態でフィルムプロジェクタ11に画
像の読み取りが行われるフィルムホルダ29が差し込ま
れる。このときのフィルム面の位置が正規の位置よりも
映写レンズ43側に近いと、オートフォーカスセンサ用
発光器71から射出した光線がフィルム28の通常照射
される位置よりも上方に照射される。この結果、反射光
は受光器72の2つの検出器のうちの上側の検出器によ
り多く入射することになる。反対に、フィルムホルダ2
9のフィルム面の位置が正規の位置よりも光源ランプ5
1側に近いと、オートフォーカスセンサ用発光器71か
ら射出した光線がフィルム28の通常照射される位置よ
りも下方に照射される。この結果、反射光は受光器72
の2つの検出器のうちの下側の検出器により多く入射す
ることになる。このようにして、フィルム面が正規の位
置よりもずれると、そのずれた方向に応じて受光器72
の2つの検出器の出力に差異を生じる。したがって、こ
れらの検出出力が互いに等しくなるように摺動用モータ
75を駆動制御して映写レンズ43の位置を調整すれば
、この位置で焦点が合うことになる。
像の読み取りが行われるフィルムホルダ29が差し込ま
れる。このときのフィルム面の位置が正規の位置よりも
映写レンズ43側に近いと、オートフォーカスセンサ用
発光器71から射出した光線がフィルム28の通常照射
される位置よりも上方に照射される。この結果、反射光
は受光器72の2つの検出器のうちの上側の検出器によ
り多く入射することになる。反対に、フィルムホルダ2
9のフィルム面の位置が正規の位置よりも光源ランプ5
1側に近いと、オートフォーカスセンサ用発光器71か
ら射出した光線がフィルム28の通常照射される位置よ
りも下方に照射される。この結果、反射光は受光器72
の2つの検出器のうちの下側の検出器により多く入射す
ることになる。このようにして、フィルム面が正規の位
置よりもずれると、そのずれた方向に応じて受光器72
の2つの検出器の出力に差異を生じる。したがって、こ
れらの検出出力が互いに等しくなるように摺動用モータ
75を駆動制御して映写レンズ43の位置を調整すれば
、この位置で焦点が合うことになる。
【0047】フィルム28のセットされるべき位置のわ
ずか下方には、フィルムの過熱を防止するためのフィル
ム冷却用ファン79が配置されている。以上説明したフ
ィルムプロジェクタ11の電源は、画像読取部12内に
設けられた専用の電源から供給を受けるようになってい
る。
ずか下方には、フィルムの過熱を防止するためのフィル
ム冷却用ファン79が配置されている。以上説明したフ
ィルムプロジェクタ11の電源は、画像読取部12内に
設けられた専用の電源から供給を受けるようになってい
る。
【0048】(ミラーユニットの構成)
【0049】図
3はミラーユニットの構成を表わしたものである。ミラ
ーユニット13は底板81とこれに一端が回動自在に取
り付けられたカバー82とを備えている。これら底板8
1とカバー82との間には、一対の支持片83、84が
枢着されている。これらの支持片83、84は、カバー
82を最大に開いたときカバー82と底板81のなす角
度が45度となるようになっている。
3はミラーユニットの構成を表わしたものである。ミラ
ーユニット13は底板81とこれに一端が回動自在に取
り付けられたカバー82とを備えている。これら底板8
1とカバー82との間には、一対の支持片83、84が
枢着されている。これらの支持片83、84は、カバー
82を最大に開いたときカバー82と底板81のなす角
度が45度となるようになっている。
【0050】カバー82の裏面にはミラー85が取りつ
けられている。底板81には大きな開口が設けられてお
り、この開口を塞ぐようにフレネルレンズ86と拡散板
87が重なり合って配置されている。図1に示すように
本実施例の場合、これらのフレネルレンズ86と拡散板
87は1枚のアクリル板から構成されている。フレネル
レンズ86は、ミラー85によって反射された拡散しよ
うとする投影用の光線を平行光に変えて画像の周辺部が
暗くなるような傾向を防ぐために用いられている。拡散
板87は、フレネルレンズ86を通過した平行光が後に
説明する画像読取部12内のラインセンサ88によって
検知される際に、収束性ロッドレンズアレイ89の影を
ぼかすために、この平行光を微小拡散させるためのもの
である。もちろん、フィルムプロジェクタ11の投影画
像がこの拡散板87上に投影され、目視が可能になると
共に、この投影された画像を図示しない読取センサによ
って読み取ることも可能である。
けられている。底板81には大きな開口が設けられてお
り、この開口を塞ぐようにフレネルレンズ86と拡散板
87が重なり合って配置されている。図1に示すように
本実施例の場合、これらのフレネルレンズ86と拡散板
87は1枚のアクリル板から構成されている。フレネル
レンズ86は、ミラー85によって反射された拡散しよ
うとする投影用の光線を平行光に変えて画像の周辺部が
暗くなるような傾向を防ぐために用いられている。拡散
板87は、フレネルレンズ86を通過した平行光が後に
説明する画像読取部12内のラインセンサ88によって
検知される際に、収束性ロッドレンズアレイ89の影を
ぼかすために、この平行光を微小拡散させるためのもの
である。もちろん、フィルムプロジェクタ11の投影画
像がこの拡散板87上に投影され、目視が可能になると
共に、この投影された画像を図示しない読取センサによ
って読み取ることも可能である。
【0051】このミラーユニット13は、ネガフィルム
等のフィルムからの画像読み取りを行わない場合には折
り畳まれて他の場所に保管することができる。フィルム
プロジェクタ11も同様に画像読取部12から外されて
他の場所に保管することが可能である。
等のフィルムからの画像読み取りを行わない場合には折
り畳まれて他の場所に保管することができる。フィルム
プロジェクタ11も同様に画像読取部12から外されて
他の場所に保管することが可能である。
【0052】(画像読取部の構成)
【0053】図1に示したようにこの画像読取部12は
イメージングユニット91を備えている。イメージング
ユニット91には、既に説明したようにラインセンサ8
8と収束性ロッドレンズアレイ89が配置されている。 イメージングユニット91は画像読取部12のプラテン
ガラス41上に形成された画像を走査してその読み取り
を行うようになっている。
イメージングユニット91を備えている。イメージング
ユニット91には、既に説明したようにラインセンサ8
8と収束性ロッドレンズアレイ89が配置されている。 イメージングユニット91は画像読取部12のプラテン
ガラス41上に形成された画像を走査してその読み取り
を行うようになっている。
【0054】図4はこの走査機構を表わしたものである
。イメージングユニット91は2本のスライドシャフト
92、93上に移動自在に取りつけられている。また、
イメージングユニット91の両側部はワイヤ94、95
にそれぞれ固定されている。これらのワイヤ94、95
は、ドライブプーリ96、97とテンションプーリ98
、99にそれぞれ巻回されている。テンションプーリ9
8、99は、図4の矢印方向にテンションがかけられて
いる。2つのドライブプーリ96、97はドライブ軸1
01に取りつけられている。このドライブ軸101の一
端には減速プーリ102が取りつけられている。減速プ
ーリ102はタイミングベルト103を介してステッピ
ングモータ104の回転軸105に接続されている。
。イメージングユニット91は2本のスライドシャフト
92、93上に移動自在に取りつけられている。また、
イメージングユニット91の両側部はワイヤ94、95
にそれぞれ固定されている。これらのワイヤ94、95
は、ドライブプーリ96、97とテンションプーリ98
、99にそれぞれ巻回されている。テンションプーリ9
8、99は、図4の矢印方向にテンションがかけられて
いる。2つのドライブプーリ96、97はドライブ軸1
01に取りつけられている。このドライブ軸101の一
端には減速プーリ102が取りつけられている。減速プ
ーリ102はタイミングベルト103を介してステッピ
ングモータ104の回転軸105に接続されている。
【0055】この走査機構には、ワイヤ95に沿って所
定の間隔で2つのリミットスイッチ107、108と1
つのセンサ109が配置されている。このうちの2つの
リミットスイッチ107、108は、イメージングユニ
ット91の異常動作を検知するためのスイッチである。 また、センサ109はこの画像読取部12が原稿等の画
像の読み取りを開始する際の基準点を設定するためのセ
ンサである。
定の間隔で2つのリミットスイッチ107、108と1
つのセンサ109が配置されている。このうちの2つの
リミットスイッチ107、108は、イメージングユニ
ット91の異常動作を検知するためのスイッチである。 また、センサ109はこの画像読取部12が原稿等の画
像の読み取りを開始する際の基準点を設定するためのセ
ンサである。
【0056】1枚の4色カラーコピーを得るために、イ
メージングユニット91は4回のスキャンを繰り返す必
要がある。これら4回のスキャンが行われる途中で、同
期ずれや位置ずれをいかに少なくするかが大きな課題で
ある。このためには、イメージングユニット91の停止
位置の変動を抑え、ホームポジションからレジストレー
ションを行う位置までの到達時間の変動を抑えること、
ならびにスキャンの行われる速度の変動を抑えることが
重要である。このため、この走査機構におけるイメージ
ングユニット91の走査にはステッピングモータ104
が採用されている。しかしながら、ステッピングモータ
104は直流サーボモータに比較すると振動が大きい。 そこで、これにもかかわらず高画質化を確保し、かつ高
速でスキャンを行うために種々の方策がとられているが
、ここではこれらの説明を省略する。
メージングユニット91は4回のスキャンを繰り返す必
要がある。これら4回のスキャンが行われる途中で、同
期ずれや位置ずれをいかに少なくするかが大きな課題で
ある。このためには、イメージングユニット91の停止
位置の変動を抑え、ホームポジションからレジストレー
ションを行う位置までの到達時間の変動を抑えること、
ならびにスキャンの行われる速度の変動を抑えることが
重要である。このため、この走査機構におけるイメージ
ングユニット91の走査にはステッピングモータ104
が採用されている。しかしながら、ステッピングモータ
104は直流サーボモータに比較すると振動が大きい。 そこで、これにもかかわらず高画質化を確保し、かつ高
速でスキャンを行うために種々の方策がとられているが
、ここではこれらの説明を省略する。
【0057】図1に戻って説明を続ける。イメージング
ユニット91のラインセンサ88から出力された画像信
号は、増幅回路111に入力されて所定の信号レベルま
で増幅される。この増幅後の画像信号はサンプルホール
ド回路(S/H)112に入力され、ノイズの除去と波
形処理が行われる。
ユニット91のラインセンサ88から出力された画像信
号は、増幅回路111に入力されて所定の信号レベルま
で増幅される。この増幅後の画像信号はサンプルホール
ド回路(S/H)112に入力され、ノイズの除去と波
形処理が行われる。
【0058】ところでCCDから構成されるこの実施例
のラインセンサ88の光電変換特性は各画素ごとに、ま
た各チップごとに異なる。このため、たとえ同一の濃度
のフィルムあるいは原稿を読み取っても出力する信号の
レベルが異なることになり、そのまま出力すると記録ま
たは表示の際に“すじ”や“むら”を発声させることに
なる。このために各種の補正処理が行われることになる
。
のラインセンサ88の光電変換特性は各画素ごとに、ま
た各チップごとに異なる。このため、たとえ同一の濃度
のフィルムあるいは原稿を読み取っても出力する信号の
レベルが異なることになり、そのまま出力すると記録ま
たは表示の際に“すじ”や“むら”を発声させることに
なる。このために各種の補正処理が行われることになる
。
【0059】サンプルホールド回路112の出力は、ゲ
イン調整回路113に入力される。ゲイン調整回路11
3はラインセンサ88を構成する各センサの出力を後段
のA/D変換器114の入力信号のレンジに見合う大き
さまで増幅するための回路である。ゲイン調整回路11
3ではシェーディングの補正も行われる。このシェーデ
ィングの補正では、画像の読み取りを行う前に予め基準
となるリファレンスデータを読み取り、これらの信号レ
ベルをディジタル化してシェーディング用のRAM(ラ
ンダム・アクセス・メモリ)115に格納しておく。そ
してこのデータがCPU(中央処理装置)116の制御
によって所定の基準値と比較され、各画素ごとに適切な
増幅率が決定されることになる。この決定された増幅率
を表わしたディジタルデータはD/A変換器117によ
ってアナログデータに変換され、ゲイン調整回路113
に供給されてゲインの調整が行われる。
イン調整回路113に入力される。ゲイン調整回路11
3はラインセンサ88を構成する各センサの出力を後段
のA/D変換器114の入力信号のレンジに見合う大き
さまで増幅するための回路である。ゲイン調整回路11
3ではシェーディングの補正も行われる。このシェーデ
ィングの補正では、画像の読み取りを行う前に予め基準
となるリファレンスデータを読み取り、これらの信号レ
ベルをディジタル化してシェーディング用のRAM(ラ
ンダム・アクセス・メモリ)115に格納しておく。そ
してこのデータがCPU(中央処理装置)116の制御
によって所定の基準値と比較され、各画素ごとに適切な
増幅率が決定されることになる。この決定された増幅率
を表わしたディジタルデータはD/A変換器117によ
ってアナログデータに変換され、ゲイン調整回路113
に供給されてゲインの調整が行われる。
【0060】ゲイン調整回路113の出力はオフセット
調整回路118に入力される。オフセット調整回路11
8は一般に黒レベルの調整を行う回路と呼ばれており、
ラインセンサ88を構成する各センサの暗時の出力電圧
の調整を行う。このため、螢光ランプや本実施例のフィ
ルムプロジェクタ11の光源ランプ51を消燈させて暗
時のラインセンサ88の各センサの出力を読み取り、こ
れらをディジタル化して前記したRAM115に格納し
ておくようになっている。この格納されたディジタルデ
ータはCPU116の制御の下でD/A変換器119に
供給され、アナログデータに変換されてオフセット調整
回路118に入力されオフセットに対する調整が行われ
る。
調整回路118に入力される。オフセット調整回路11
8は一般に黒レベルの調整を行う回路と呼ばれており、
ラインセンサ88を構成する各センサの暗時の出力電圧
の調整を行う。このため、螢光ランプや本実施例のフィ
ルムプロジェクタ11の光源ランプ51を消燈させて暗
時のラインセンサ88の各センサの出力を読み取り、こ
れらをディジタル化して前記したRAM115に格納し
ておくようになっている。この格納されたディジタルデ
ータはCPU116の制御の下でD/A変換器119に
供給され、アナログデータに変換されてオフセット調整
回路118に入力されオフセットに対する調整が行われ
る。
【0061】オフセット調整回路118の出力はA/D
変換器114によって8ビットすなわち256段階の階
調を表わした画像信号として出力される。この画像信号
はG(グリーン)、B(ブルー)、R(レッド)、G、
B、R、……と繰り返される8ビットデータ列の形で出
力される。これは、ラインセンサ88を構成する各セン
サにG、B、Rの各フィルタが繰り返し配列された構造
となっているからである。このため、ラインセンサ88
の隣合った3つのセンサが読み取り時の1画素を構成し
ていることになる。
変換器114によって8ビットすなわち256段階の階
調を表わした画像信号として出力される。この画像信号
はG(グリーン)、B(ブルー)、R(レッド)、G、
B、R、……と繰り返される8ビットデータ列の形で出
力される。これは、ラインセンサ88を構成する各セン
サにG、B、Rの各フィルタが繰り返し配列された構造
となっているからである。このため、ラインセンサ88
の隣合った3つのセンサが読み取り時の1画素を構成し
ていることになる。
【0062】オフセット調整回路118の出力は、分離
合成回路121に入力される。分離合成回路121は、
R、G、Bの各フィルタに対応したそれぞれのセンサ要
素ごとに画像信号を分離した後、R、G、Bの各色の画
像信号を1ラインごとにシリアルに出力する。
合成回路121に入力される。分離合成回路121は、
R、G、Bの各フィルタに対応したそれぞれのセンサ要
素ごとに画像信号を分離した後、R、G、Bの各色の画
像信号を1ラインごとにシリアルに出力する。
【0063】変換器122はR、G、Bの各色の画像信
号ごとに設けられており、分離合成回路121からこれ
らの画像信号を入力する。変換器122はROM(リー
ド・オンリ・メモリ)から構成されており、対数変換テ
ーブルを内蔵している。そして、入力されたディジタル
信号としての画像信号をアドレス情報として、濃度に対
応した画像信号の読み出しを行う。
号ごとに設けられており、分離合成回路121からこれ
らの画像信号を入力する。変換器122はROM(リー
ド・オンリ・メモリ)から構成されており、対数変換テ
ーブルを内蔵している。そして、入力されたディジタル
信号としての画像信号をアドレス情報として、濃度に対
応した画像信号の読み出しを行う。
【0064】変換器122の出力はシェーディング補正
回路(SHC)123に入力される。シェーディング補
正回路は、光源の配光の不平等さや、CCDラインセン
サの各ビットの感度特性のばらつき、あるいは反射鏡等
の光学系の汚れ等に起因する画像信号の出力の不均一さ
を補正するためのものである。
回路(SHC)123に入力される。シェーディング補
正回路は、光源の配光の不平等さや、CCDラインセン
サの各ビットの感度特性のばらつき、あるいは反射鏡等
の光学系の汚れ等に起因する画像信号の出力の不均一さ
を補正するためのものである。
【0065】このため、原稿の画像を読み取る場合には
、シェーディング補正の開始時点にラインセンサ88に
基準濃度データとなる白色の板を照射した状態でこの板
の画像の読み取りを行い、このときのデータをRAM1
15に格納しておく。次に原稿の読取時に走査して得ら
れたデータからRAM115に格納されたデータを引き
算し、シェーディング補正の行われた画像信号を得る。 この画像信号は、イメージ処理システム(IPS)12
6に入力される。
、シェーディング補正の開始時点にラインセンサ88に
基準濃度データとなる白色の板を照射した状態でこの板
の画像の読み取りを行い、このときのデータをRAM1
15に格納しておく。次に原稿の読取時に走査して得ら
れたデータからRAM115に格納されたデータを引き
算し、シェーディング補正の行われた画像信号を得る。 この画像信号は、イメージ処理システム(IPS)12
6に入力される。
【0066】イメージ処理システム126は、R、G、
Bの各色に分離された画像信号を基にして4色のカラー
複写機でカラーの記録を行う場合の色特性を調整するた
めの回路である。ここで、4色のカラー複写機とは、Y
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)およびK
(黒または墨)の4色のトナーを用いて減色混合でカラ
ーを再現する複写機をいう。このような4色についての
カラー分解信号に変換する場合には、各色のバランスを
どのように調整するかとか濃度やコントラストの均衡、
あるいは画像のエッジ部分やボケの表現、またはモアレ
の発生をどのように防止するかが問題となる。イメージ
処理システム126では、色や階調の再現性あるいは精
細度を高める処理等の種々の処理を施して4色のトナー
のそれぞれに対応した画像信号を作成し、出力するよう
になっている。
Bの各色に分離された画像信号を基にして4色のカラー
複写機でカラーの記録を行う場合の色特性を調整するた
めの回路である。ここで、4色のカラー複写機とは、Y
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)およびK
(黒または墨)の4色のトナーを用いて減色混合でカラ
ーを再現する複写機をいう。このような4色についての
カラー分解信号に変換する場合には、各色のバランスを
どのように調整するかとか濃度やコントラストの均衡、
あるいは画像のエッジ部分やボケの表現、またはモアレ
の発生をどのように防止するかが問題となる。イメージ
処理システム126では、色や階調の再現性あるいは精
細度を高める処理等の種々の処理を施して4色のトナー
のそれぞれに対応した画像信号を作成し、出力するよう
になっている。
【0067】(フィルムの未露光部分の読み取り)
【0
068】以上説明したように、このフィルム読取装置は
本来通常の原稿の読み取りを行う読取装置にフィルムプ
ロジェクタ11とミラーユニット13を載置してフィル
ム上の画像の読み取りを行うことができるようにしたも
のである。この装置でフィルムの未露光部分の読み取り
を行う場合を次に説明する。
068】以上説明したように、このフィルム読取装置は
本来通常の原稿の読み取りを行う読取装置にフィルムプ
ロジェクタ11とミラーユニット13を載置してフィル
ム上の画像の読み取りを行うことができるようにしたも
のである。この装置でフィルムの未露光部分の読み取り
を行う場合を次に説明する。
【0069】図5は現像後のネガフィルムの一部を表わ
したものである。長尺のネガフィルム131には、カメ
ラによる各コマの露光によって形成された矩形状の画像
部132が所定の間隔を置いて配置されており、この部
分が被写体の状況に応じて露光されている。画像部13
2の両側の部分にはパーフォレーション(穴)133が
それぞれ一列に配置されている。本明細書ではこれらの
パーフォレーションが配置されているその幅の帯状部分
をパーフォレーション部134、135と呼ぶことにす
る。図で左側のパーフォレーション部134の更に左側
に位置するネガフィルム131左側側端部には、コマの
番号としてのコマナンバ136が記されている。また、
図で右側のパーフォレーション部135の更に右側に位
置するネガフィルム131右側側端部には、バーコード
137が記されている。画像部132を除くこれらの部
分はすべて未露光部分である。
したものである。長尺のネガフィルム131には、カメ
ラによる各コマの露光によって形成された矩形状の画像
部132が所定の間隔を置いて配置されており、この部
分が被写体の状況に応じて露光されている。画像部13
2の両側の部分にはパーフォレーション(穴)133が
それぞれ一列に配置されている。本明細書ではこれらの
パーフォレーションが配置されているその幅の帯状部分
をパーフォレーション部134、135と呼ぶことにす
る。図で左側のパーフォレーション部134の更に左側
に位置するネガフィルム131左側側端部には、コマの
番号としてのコマナンバ136が記されている。また、
図で右側のパーフォレーション部135の更に右側に位
置するネガフィルム131右側側端部には、バーコード
137が記されている。画像部132を除くこれらの部
分はすべて未露光部分である。
【0070】本発明では、パーフォレーション部134
、135を用いて未露光部分におけるオレンジマスクの
補正を行うことにしている。これは、ネガフィルム13
1の左側側端部にはコマナンバ136が記されているの
で、これらのナンバの記された部分が検出されると色調
の測定に誤差を生じるからであり、また同様にネガフィ
ルム131の右側側端部ではバーコード137が色調の
測定に誤差を生じさせるからである。なお、各画像部1
32の間には未露光部138が存在するので、この部分
を測定の対象とすることもできる。しかしながらこの帯
状の未露光部138は使用するカメラによってその位置
と幅が異なるため、特定が困難であり本発明ではこの部
分を測定の対象としていない。
、135を用いて未露光部分におけるオレンジマスクの
補正を行うことにしている。これは、ネガフィルム13
1の左側側端部にはコマナンバ136が記されているの
で、これらのナンバの記された部分が検出されると色調
の測定に誤差を生じるからであり、また同様にネガフィ
ルム131の右側側端部ではバーコード137が色調の
測定に誤差を生じさせるからである。なお、各画像部1
32の間には未露光部138が存在するので、この部分
を測定の対象とすることもできる。しかしながらこの帯
状の未露光部138は使用するカメラによってその位置
と幅が異なるため、特定が困難であり本発明ではこの部
分を測定の対象としていない。
【0071】図6は現像済みのネガフィルムのパーフォ
レーション部における光の透過の特性を表わしたもので
ある。この図で横軸は波長(nm)を表わしており、縦
軸はR、G、Bの3色に対する透過率を表わしている。 透過率を0(0%)から1(100%)までで表わすと
、透過率はこの図に示したように種々異なった結果が得
られる。これは、パーフォレーション部にはフィルムが
存在しない穴(パーフォレーション)の部分とそうでな
い部分とが混在しているからである。
レーション部における光の透過の特性を表わしたもので
ある。この図で横軸は波長(nm)を表わしており、縦
軸はR、G、Bの3色に対する透過率を表わしている。 透過率を0(0%)から1(100%)までで表わすと
、透過率はこの図に示したように種々異なった結果が得
られる。これは、パーフォレーション部にはフィルムが
存在しない穴(パーフォレーション)の部分とそうでな
い部分とが混在しているからである。
【0072】そこで、この例ではスレッショルドレベル
を透過率“0.8”の位置に設定し、これよりも透過率
の高いデータはパーフォレーションそのものを測定した
ものとして除外することにしている。実際にはラインセ
ンサ88から画像信号が電圧という形で出力されるため
、透過率“0.8”に相当する電圧値がスレッショルド
レベルとして用いられることになる。ラインセンサ88
から直接出力される画像信号がアナログレベルなので、
このスレッショルドレベルはアナログレベルであっても
よいし、A/D変換器114(図1)を経た後の信号と
してのディジタル信号レベルであってもよい。
を透過率“0.8”の位置に設定し、これよりも透過率
の高いデータはパーフォレーションそのものを測定した
ものとして除外することにしている。実際にはラインセ
ンサ88から画像信号が電圧という形で出力されるため
、透過率“0.8”に相当する電圧値がスレッショルド
レベルとして用いられることになる。ラインセンサ88
から直接出力される画像信号がアナログレベルなので、
このスレッショルドレベルはアナログレベルであっても
よいし、A/D変換器114(図1)を経た後の信号と
してのディジタル信号レベルであってもよい。
【0073】この図6で示したように約450nmの波
長のB(ブルー)と、約550nmの波長のG(グリー
ン)と、約610nmの波長のR(レッド)とではネガ
フィルムのオレンジマスクの状態によって透過率が異な
ってくるのは当然である。この場合においても図6に示
したようにスレッショルドレベルを単一に設定してもよ
いし、それぞれ独自にスレッショルドレベルを設定する
ようにしてもよい。更に、透過率を濃度データに変換し
た後、濃度で表わされたスレッショルドレベルを設定す
るようにしてもよい。
長のB(ブルー)と、約550nmの波長のG(グリー
ン)と、約610nmの波長のR(レッド)とではネガ
フィルムのオレンジマスクの状態によって透過率が異な
ってくるのは当然である。この場合においても図6に示
したようにスレッショルドレベルを単一に設定してもよ
いし、それぞれ独自にスレッショルドレベルを設定する
ようにしてもよい。更に、透過率を濃度データに変換し
た後、濃度で表わされたスレッショルドレベルを設定す
るようにしてもよい。
【0074】図7は、このフィルム読取装置における未
露光部分測定のためのパーフォレーション部の走査の様
子を表わしたものである。この例では、ネガフィルム1
31の左側の側部に位置するパーフォレーション部13
4を矢印141方向に走査し、このときサンプリングし
た複数の点から有効な未露光部分のデータを集めてオレ
ンジマスクの状態を測定するようにしている。
露光部分測定のためのパーフォレーション部の走査の様
子を表わしたものである。この例では、ネガフィルム1
31の左側の側部に位置するパーフォレーション部13
4を矢印141方向に走査し、このときサンプリングし
た複数の点から有効な未露光部分のデータを集めてオレ
ンジマスクの状態を測定するようにしている。
【0075】このような形態の走査は、(イ)ラインセ
ンサ88がこの矢印141の向きに配置された状態で、
いわゆる主走査方向のスキャンとして実行する方法と、
(ロ)ラインセンサ88がこの矢印141と直交する方
向に配置された状態で、いわゆる副走査方向の各ライン
ごとの測定を集積して実行する方法との2つが存在する
。(イ)主走査方向のスキャンとして実行する方法では
、パーフォレーション部134における測定点の間隔は
、ラインセンサ88を構成する同一色に対する各センサ
要素の配置間隔と一致する。これに対して、(ロ)副走
査方向のスキャンとして実行する方法では、パーフォレ
ーション部134における測定点の間隔は副走査方向の
走査線の間隔と一致する。
ンサ88がこの矢印141の向きに配置された状態で、
いわゆる主走査方向のスキャンとして実行する方法と、
(ロ)ラインセンサ88がこの矢印141と直交する方
向に配置された状態で、いわゆる副走査方向の各ライン
ごとの測定を集積して実行する方法との2つが存在する
。(イ)主走査方向のスキャンとして実行する方法では
、パーフォレーション部134における測定点の間隔は
、ラインセンサ88を構成する同一色に対する各センサ
要素の配置間隔と一致する。これに対して、(ロ)副走
査方向のスキャンとして実行する方法では、パーフォレ
ーション部134における測定点の間隔は副走査方向の
走査線の間隔と一致する。
【0076】したがって、未露光部における正確なデー
タを求めたい場合には、特に副走査方向のスキャンの場
合、細かいピッチである程度の距離の副走査を行うこと
が必要である。なぜなら、サンプリングの数が少ないと
測定箇所がパーフォレーション133そのものに一致し
たとき、有効な未露光部分のデータが得られないか十分
な数だけ得られないような事態が想定され、信頼性のあ
るデータを得ることができない可能性があるからである
。もちろん、パーフォレーション133に一致しない箇
所で幾つかのデータを採取すれば未露光部分の測定自体
は行うことができるが、この未露光部分にゴミが付着し
ている場合も考えられるので、サンプリングを行う箇所
の数は多い方が信頼性のあるデータを得ることができる
。
タを求めたい場合には、特に副走査方向のスキャンの場
合、細かいピッチである程度の距離の副走査を行うこと
が必要である。なぜなら、サンプリングの数が少ないと
測定箇所がパーフォレーション133そのものに一致し
たとき、有効な未露光部分のデータが得られないか十分
な数だけ得られないような事態が想定され、信頼性のあ
るデータを得ることができない可能性があるからである
。もちろん、パーフォレーション133に一致しない箇
所で幾つかのデータを採取すれば未露光部分の測定自体
は行うことができるが、この未露光部分にゴミが付着し
ている場合も考えられるので、サンプリングを行う箇所
の数は多い方が信頼性のあるデータを得ることができる
。
【0077】図8はネガフィルムの未露光部分の測定を
行って画像データの補正を実行する際の制御の流れを表
わしたものである。このような制御は、図1に示したC
PU116が図示しないROMに格納されたプログラム
を用いて実行するものである。
行って画像データの補正を実行する際の制御の流れを表
わしたものである。このような制御は、図1に示したC
PU116が図示しないROMに格納されたプログラム
を用いて実行するものである。
【0078】まず、CPU116は図7に示したような
走査を行ってオレンジマスクに対する補正データの読み
取りを行う(ステップS101)。次に図6で説明した
スレッショルドレベルと比較することによって、これら
の補正データがパーフォレーション部134におけるパ
ーフォレーション(穴)の部分のデータなのか、そうで
ない部分としての未露光部分とを読み取ったデータなの
かを個別に区別する(ステップS102)。そして、未
露光部分のデータのみを集めてこれらの平均をとる(ス
テップS103)。この平均値の演算はR、G、Bの3
色について個別に行われる。これらの平均値をそれぞれ
OR 、OG 、OB で表わすものとする。この場合
、平均値OR 、OG 、OB はCPU116にバス
ラインを介して接続された図示しないRAMの所定の領
域に格納される(ステップS104)。
走査を行ってオレンジマスクに対する補正データの読み
取りを行う(ステップS101)。次に図6で説明した
スレッショルドレベルと比較することによって、これら
の補正データがパーフォレーション部134におけるパ
ーフォレーション(穴)の部分のデータなのか、そうで
ない部分としての未露光部分とを読み取ったデータなの
かを個別に区別する(ステップS102)。そして、未
露光部分のデータのみを集めてこれらの平均をとる(ス
テップS103)。この平均値の演算はR、G、Bの3
色について個別に行われる。これらの平均値をそれぞれ
OR 、OG 、OB で表わすものとする。この場合
、平均値OR 、OG 、OB はCPU116にバス
ラインを介して接続された図示しないRAMの所定の領
域に格納される(ステップS104)。
【0079】次にCPU116は、オレンジマスクに関
する以外のフィルム読取用シェーディングデータを図1
に示したラインメモリ115から読み出す(ステップS
105)。このフィルム読取用シェーディングデータは
、ラインセンサ88の各センサ要素ごとに用意されてい
るものであるが、先に説明した原稿読取用のシェーディ
ングデータとは異なり、ネガフィルムあるいはポジフィ
ルムの読み取りを行うために用意されたシェーディング
データである。R、G、B3色についてのこれらのシェ
ーディングデータをそれぞれSR 、SG 、SB で
表わすものとする。
する以外のフィルム読取用シェーディングデータを図1
に示したラインメモリ115から読み出す(ステップS
105)。このフィルム読取用シェーディングデータは
、ラインセンサ88の各センサ要素ごとに用意されてい
るものであるが、先に説明した原稿読取用のシェーディ
ングデータとは異なり、ネガフィルムあるいはポジフィ
ルムの読み取りを行うために用意されたシェーディング
データである。R、G、B3色についてのこれらのシェ
ーディングデータをそれぞれSR 、SG 、SB で
表わすものとする。
【0080】オレンジマスクに対する影響も補正対象と
して含めたシェーディング補正データをR、G、B3色
に対してそれぞれFR 、FG 、FB で表わすもの
とする。CPU116はこのシェーディング補正データ
FR 、FG 、FB の演算を行う(ステップS10
6)。 演算内容は次の(1)式で表わすことができる。
して含めたシェーディング補正データをR、G、B3色
に対してそれぞれFR 、FG 、FB で表わすもの
とする。CPU116はこのシェーディング補正データ
FR 、FG 、FB の演算を行う(ステップS10
6)。 演算内容は次の(1)式で表わすことができる。
【0081】
【数1】FR =SR +OR
FG =SG +OG
FB =SB +OB ……(1)
【
0082】この(1)式で求められたシェーディング補
正データFR 、FG 、FB は図1に示したライン
メモリ115に格納される(ステップS107)。
0082】この(1)式で求められたシェーディング補
正データFR 、FG 、FB は図1に示したライン
メモリ115に格納される(ステップS107)。
【0083】この後、ネガフィルム131の特定の画像
部132に対する画像の読み取りが行われ、各画像デー
タがシェーディング補正回路123(図1)に入力され
る。シェーディング補正回路123ではラインメモリ1
15に格納された各センサ要素ごとの対応するシェーデ
ィング補正データFR 、FG 、FB を読み出して
画像データの補正を行うことになる(ステップS108
)。
部132に対する画像の読み取りが行われ、各画像デー
タがシェーディング補正回路123(図1)に入力され
る。シェーディング補正回路123ではラインメモリ1
15に格納された各センサ要素ごとの対応するシェーデ
ィング補正データFR 、FG 、FB を読み出して
画像データの補正を行うことになる(ステップS108
)。
【0084】この後、ネガフィルム131の画像読み取
りに対する反転処理が電気的に行われ(ステップS10
9)、写真におけると同様のγ補正や色補正が行われて
(ステップS110)、全体的な画像データの補正が終
了する(エンド)。
りに対する反転処理が電気的に行われ(ステップS10
9)、写真におけると同様のγ補正や色補正が行われて
(ステップS110)、全体的な画像データの補正が終
了する(エンド)。
【0085】なお、この図8に示した例ではオレンジマ
スクに対する補正を行った後に他の補正を行うことにし
たが、反対に狭義のシェーディング補正を行った後にオ
レンジマスクに対する補正を行うようにしてもよい。同
様に反転処理やγ補正あるいは色補正も図8に示した順
序に沿って行われる必要はなく、適宜順番の変更を行う
ことは可能である。
スクに対する補正を行った後に他の補正を行うことにし
たが、反対に狭義のシェーディング補正を行った後にオ
レンジマスクに対する補正を行うようにしてもよい。同
様に反転処理やγ補正あるいは色補正も図8に示した順
序に沿って行われる必要はなく、適宜順番の変更を行う
ことは可能である。
【0086】(フィルムホルダの使用による画像の読み
取り)
取り)
【0087】ところで、このフィルム読取装置はそれぞ
れのマウントに収められた1コマずつのフィルムを個別
にセットしてその内容を読み取ることもできるし、図2
で示したフィルムホルダ29にフィルムを例えば6コマ
ずつセットして、これらのうちの任意のコマの画像を読
み取ることもできる。後者の場合には、フィルムホルダ
29に設けられた開口部から未露光部分のスキャンを行
い、この部分でオレンジマスクの読み取りを行って、図
5に示した画像部132の読取結果を補正することにな
る。
れのマウントに収められた1コマずつのフィルムを個別
にセットしてその内容を読み取ることもできるし、図2
で示したフィルムホルダ29にフィルムを例えば6コマ
ずつセットして、これらのうちの任意のコマの画像を読
み取ることもできる。後者の場合には、フィルムホルダ
29に設けられた開口部から未露光部分のスキャンを行
い、この部分でオレンジマスクの読み取りを行って、図
5に示した画像部132の読取結果を補正することにな
る。
【0088】図9は、フィルムホルダの形状を表わした
ものである。フィルムホルダ29には、フィルムのコマ
ナンバ136(図5参照)を見るための細長い窓151
と、画像部132とパーフォレーション部135の画像
を走査するための凸型の窓152を所定間隔で配置した
構成となっている。
ものである。フィルムホルダ29には、フィルムのコマ
ナンバ136(図5参照)を見るための細長い窓151
と、画像部132とパーフォレーション部135の画像
を走査するための凸型の窓152を所定間隔で配置した
構成となっている。
【0089】図10はこのフィルムホルダ29にフィル
ムを実際にセットした状態でのパーフォレーション部1
35の走査の様子を表わしたものである。本実施例のフ
ィルム読取装置では、フィルムホルダ29にネガフィル
ムをセットした場合には、パーフォレーション部135
についてこのようなプリスキャンが行われるが、ポジフ
ィルムをセットした場合にはこのようなプリスキャンが
行われない。すなわち、本実施例のフィルム読取装置で
は、セットされるフィルムがネガフィルムがポジフィル
ムかを判別して、ネガフィルムに対してのみオレンジマ
スクの補正を行うようにしている。また、本実施例のフ
ィルム読取装置ではネガフィルムかポジフィルムかを問
わず、その測定の前にフィルムを透過させない状態で光
源の測定を行いシェーディング用のデータを作成するよ
うにしている。このため、フィルム読取装置はフィルム
ホルダ29をセットした状態で左右に移動し、フィルム
を光路から外したり光路中に挿入したりすることができ
るようになっている。
ムを実際にセットした状態でのパーフォレーション部1
35の走査の様子を表わしたものである。本実施例のフ
ィルム読取装置では、フィルムホルダ29にネガフィル
ムをセットした場合には、パーフォレーション部135
についてこのようなプリスキャンが行われるが、ポジフ
ィルムをセットした場合にはこのようなプリスキャンが
行われない。すなわち、本実施例のフィルム読取装置で
は、セットされるフィルムがネガフィルムがポジフィル
ムかを判別して、ネガフィルムに対してのみオレンジマ
スクの補正を行うようにしている。また、本実施例のフ
ィルム読取装置ではネガフィルムかポジフィルムかを問
わず、その測定の前にフィルムを透過させない状態で光
源の測定を行いシェーディング用のデータを作成するよ
うにしている。このため、フィルム読取装置はフィルム
ホルダ29をセットした状態で左右に移動し、フィルム
を光路から外したり光路中に挿入したりすることができ
るようになっている。
【0090】図11は、このようなフィルムホルダの移
動機構としてのフィルムスキャナの要部を表わしたもの
である。この図でフィルムホルダ29はフィルムスキャ
ナ160を構成するフィルムステージ161に縦方向に
挿入されている。フィルムステージ161はスライド台
162上に矢印163方向に摺動自在に配置されている
。そして、図示しない駆動モータによってボールネジ1
64が回動すると、その回転方向に応じてフィルムステ
ージ161を所定方向にあるいはその逆方向に移動させ
る。
動機構としてのフィルムスキャナの要部を表わしたもの
である。この図でフィルムホルダ29はフィルムスキャ
ナ160を構成するフィルムステージ161に縦方向に
挿入されている。フィルムステージ161はスライド台
162上に矢印163方向に摺動自在に配置されている
。そして、図示しない駆動モータによってボールネジ1
64が回動すると、その回転方向に応じてフィルムステ
ージ161を所定方向にあるいはその逆方向に移動させ
る。
【0091】フィルムステージ161には、フィルムホ
ルダ29が露出するフィルム読取用窓166と、シェー
ディング補正用の透過窓167の2つの窓が開けられて
いる。フィルムステージ161の移動位置の制御を行う
ために、フィルムステージ161の各窓166、167
のすぐ下には突起168、169が配置されており、ス
ライド台162側にはこれらの通過を検知するための光
センサ171が固設されている。
ルダ29が露出するフィルム読取用窓166と、シェー
ディング補正用の透過窓167の2つの窓が開けられて
いる。フィルムステージ161の移動位置の制御を行う
ために、フィルムステージ161の各窓166、167
のすぐ下には突起168、169が配置されており、ス
ライド台162側にはこれらの通過を検知するための光
センサ171が固設されている。
【0092】図12は、フィルムスキャナにおける光学
系の配置関係を表わしたものである。光源ランプ51か
ら出力された光線は一点鎖線で示したようにまず非球面
レンズ57を通過し、光線の収束が行われる。次いで熱
線吸収フィルタ58で可視光以外の所定の波長成分の光
線がカットされた後、凸レンズ59を経て補正フィルタ
62を通過する。補正フィルタ62は、ポジ用補正フィ
ルタ181とネガ用補正フィルタ182の2種類のフィ
ルタを所定間隔を置いて配置した構成となっている。そ
して、図1で示した機構によって補正フィルタ62を矢
印183方向に移動させることによって所望のフィルタ
を光路中に挿入することになる。
系の配置関係を表わしたものである。光源ランプ51か
ら出力された光線は一点鎖線で示したようにまず非球面
レンズ57を通過し、光線の収束が行われる。次いで熱
線吸収フィルタ58で可視光以外の所定の波長成分の光
線がカットされた後、凸レンズ59を経て補正フィルタ
62を通過する。補正フィルタ62は、ポジ用補正フィ
ルタ181とネガ用補正フィルタ182の2種類のフィ
ルタを所定間隔を置いて配置した構成となっている。そ
して、図1で示した機構によって補正フィルタ62を矢
印183方向に移動させることによって所望のフィルタ
を光路中に挿入することになる。
【0093】補正フィルタ62を通過した光線はフィル
ムステージ161に到達する。すでに説明した通り、フ
ィルムホルダ29も矢印163方向に移動可能である。 そして、図12に示したような位置関係にある場合には
光線が図11におけるフィルム読取用窓166を通過し
、フィルムホルダ29に保持されたフィルムに対する走
査が行われる。また、フィルムホルダ29が図12に示
したよりも更に右側に移動した状態で停止している場合
には、光線が図11におけるシェーディング補正用の透
過窓167を通過する。この場合には、フィルムを透過
しない状態の光線がフィルムステージ161を通過する
ことになる。フィルムステージ161を通過した光線は
、映写レンズ43を経て、図1に示した画像読取部12
内のラインセンサ88に到達し、光電変換が行われるこ
とになる。
ムステージ161に到達する。すでに説明した通り、フ
ィルムホルダ29も矢印163方向に移動可能である。 そして、図12に示したような位置関係にある場合には
光線が図11におけるフィルム読取用窓166を通過し
、フィルムホルダ29に保持されたフィルムに対する走
査が行われる。また、フィルムホルダ29が図12に示
したよりも更に右側に移動した状態で停止している場合
には、光線が図11におけるシェーディング補正用の透
過窓167を通過する。この場合には、フィルムを透過
しない状態の光線がフィルムステージ161を通過する
ことになる。フィルムステージ161を通過した光線は
、映写レンズ43を経て、図1に示した画像読取部12
内のラインセンサ88に到達し、光電変換が行われるこ
とになる。
【0094】(フィルムの読取処理作業の流れ)
【00
96】図13は、このフィルム読取装置でネガフィルム
あるいはポジフィルムの読み取りを行う場合の全体的な
処理作業の流れを表わしたものである。まず、作業者は
フィルムを光路中に挿入する(ステップS201)。そ
して、このフィルム読取装置の光源ランプ51を点燈さ
せ(ステップS202)、フィルムステージ161の矢
印163方向(図11)の走査(副走査)を開始させる
(ステップS203)。光センサ171は突起169を
検知した段階でシェーディング補正用の透過窓167が
光路中に挿入されたことを検知する(ステップS204
)。そして、この状態でフィルムを透過させない状態で
の1ライン分の読み取りを行う(ステップS205)。 読み取った各画素ごとの出力は、図1に示したラインメ
モリ115に格納される(ステップS206)。この後
、光源ランプ51が消燈される(ステップS207)。
96】図13は、このフィルム読取装置でネガフィルム
あるいはポジフィルムの読み取りを行う場合の全体的な
処理作業の流れを表わしたものである。まず、作業者は
フィルムを光路中に挿入する(ステップS201)。そ
して、このフィルム読取装置の光源ランプ51を点燈さ
せ(ステップS202)、フィルムステージ161の矢
印163方向(図11)の走査(副走査)を開始させる
(ステップS203)。光センサ171は突起169を
検知した段階でシェーディング補正用の透過窓167が
光路中に挿入されたことを検知する(ステップS204
)。そして、この状態でフィルムを透過させない状態で
の1ライン分の読み取りを行う(ステップS205)。 読み取った各画素ごとの出力は、図1に示したラインメ
モリ115に格納される(ステップS206)。この後
、光源ランプ51が消燈される(ステップS207)。
【0097】次にフィルム読取装置はフィルムステージ
161を2つの窓166、167の間の遮光領域191
(図11)が光路中に来る位置まで移動させる。(ステ
ップS208)この状態で、ラインセンサ88から出力
される電流は光を入射しない場合に流れる暗電流である
。この暗電流が1ライン分読み取られる(ステップS2
09)。なお、光源ランプ51を消燈しても、しばらく
の間はフィラメントの過熱部分から光エネルギが出力さ
れるので、これを遮断するために遮光領域191を光路
中に配置するようにしている。
161を2つの窓166、167の間の遮光領域191
(図11)が光路中に来る位置まで移動させる。(ステ
ップS208)この状態で、ラインセンサ88から出力
される電流は光を入射しない場合に流れる暗電流である
。この暗電流が1ライン分読み取られる(ステップS2
09)。なお、光源ランプ51を消燈しても、しばらく
の間はフィラメントの過熱部分から光エネルギが出力さ
れるので、これを遮断するために遮光領域191を光路
中に配置するようにしている。
【0098】このようにして求められた1ライン分の暗
電流の値を、ラインメモリ115に先に格納した各画素
ごとの出力から差し引くと、実際の画像データを補正す
るためのシェーディング補正データ(SR 、SG 、
SB )となる。この補正データ(SR 、SG 、S
B )はラインメモリ115に再格納される(ステップ
S210)。
電流の値を、ラインメモリ115に先に格納した各画素
ごとの出力から差し引くと、実際の画像データを補正す
るためのシェーディング補正データ(SR 、SG 、
SB )となる。この補正データ(SR 、SG 、S
B )はラインメモリ115に再格納される(ステップ
S210)。
【0099】以上の作業が終了したら、フィルム読取装
置はフィルムステージ161を更に移動させ、光センサ
171が突起168を検知した状態で停止させてフィル
ム読取用窓166におけるパーフォレーション部135
(図5参照)を光路に位置させる。この状態で光源ラン
プ51が点燈される(ステップS211)。このとき、
フィルム読取装置はまず公知の手法を用いて、現在セッ
トされているフィルムがネガフィルムであるかポジフィ
ルムであるかの判別を行う(ステップS212)。パー
フォレーション部135が光路中に挿入されているので
、例えばネガフィルムの場合にはオレンジマスクの関係
でパーフォレーション133とそれ外の部分である程度
の明度差がある。これに対してポジフィルムの場合には
この部分がフィルム上においてもほぼ無色透明なので、
パーフォレーション133とそれ外の部分で明度に大き
な差異がない。そこで、このような違い等によって現在
セットされているフィルムがネガフィルムかポジフィル
ムかを判別することができる。
置はフィルムステージ161を更に移動させ、光センサ
171が突起168を検知した状態で停止させてフィル
ム読取用窓166におけるパーフォレーション部135
(図5参照)を光路に位置させる。この状態で光源ラン
プ51が点燈される(ステップS211)。このとき、
フィルム読取装置はまず公知の手法を用いて、現在セッ
トされているフィルムがネガフィルムであるかポジフィ
ルムであるかの判別を行う(ステップS212)。パー
フォレーション部135が光路中に挿入されているので
、例えばネガフィルムの場合にはオレンジマスクの関係
でパーフォレーション133とそれ外の部分である程度
の明度差がある。これに対してポジフィルムの場合には
この部分がフィルム上においてもほぼ無色透明なので、
パーフォレーション133とそれ外の部分で明度に大き
な差異がない。そこで、このような違い等によって現在
セットされているフィルムがネガフィルムかポジフィル
ムかを判別することができる。
【0100】現在読み取りの対象となったフィルムがネ
ガフィルムであると判別された場合には(Y)、ネガフ
ィルム用の処理を実行する(ステップS213)。これ
については図8ですでに説明したので、その詳細な説明
は省略する。
ガフィルムであると判別された場合には(Y)、ネガフ
ィルム用の処理を実行する(ステップS213)。これ
については図8ですでに説明したので、その詳細な説明
は省略する。
【0101】これに対して、読み取りの対象となったフ
ィルムがポジフィルムであると判別された場合には(N
)、光センサ171を用いてフィルムステージ161の
移動を制御し、画像部132(図5参照)を光路中にセ
ットする(ステップS214)。そして、この画像部1
32における画像の読み取りを行う(ステップS215
)。各画像の画素データはこれらの画素に対応したシェ
ーディング補正データ(SR 、SG 、SB )で補
正され(ステップS216)、次に図8のステップS1
10で説明したと同様にγ補正や色補正が行われて(ス
テップS217)、全体的な画像データの補正が終了す
ることになる(エンド)。
ィルムがポジフィルムであると判別された場合には(N
)、光センサ171を用いてフィルムステージ161の
移動を制御し、画像部132(図5参照)を光路中にセ
ットする(ステップS214)。そして、この画像部1
32における画像の読み取りを行う(ステップS215
)。各画像の画素データはこれらの画素に対応したシェ
ーディング補正データ(SR 、SG 、SB )で補
正され(ステップS216)、次に図8のステップS1
10で説明したと同様にγ補正や色補正が行われて(ス
テップS217)、全体的な画像データの補正が終了す
ることになる(エンド)。
【0102】以上、説明した実施例のフィルム読取装置
ではフィルムの読取位置の特定を行うために光センサ1
71を用いたが、フィルムが装置に対して固定配置され
るような機構をもったフィルム読取装置の場合には、読
取位置の特定が可能なため光センサ等のセンサを配置す
る必要はない。
ではフィルムの読取位置の特定を行うために光センサ1
71を用いたが、フィルムが装置に対して固定配置され
るような機構をもったフィルム読取装置の場合には、読
取位置の特定が可能なため光センサ等のセンサを配置す
る必要はない。
【0103】「第1の変形例」
【0104】(フィルムホルダを使用した場合のオレン
ジマスクの読取作業の簡略化)
ジマスクの読取作業の簡略化)
【0105】ところで、フィルムホルダ29に例えば6
コマ分のネガフィルムをセットした状態では、それぞれ
のコマのパーフォレーション部135を走査してコマご
とにシェーディング補正データを作成することが可能で
ある。しかしながら、切断されたネガフィルムは、その
1片のについて見れば常に一体不可分であり、製造過程
やフィルムの種類とか特性が当然同一であるばかりでな
く、同一の条件で保管されており、オレンジマスクの褪
色の程度も同一であると推定できる。そこで、変形例の
フィルム読取装置では同一片のネガフィルムについては
シェーディング補正のためのデータをただ1回作成する
ことにして、読取作業に要する時間の節約を図っている
。
コマ分のネガフィルムをセットした状態では、それぞれ
のコマのパーフォレーション部135を走査してコマご
とにシェーディング補正データを作成することが可能で
ある。しかしながら、切断されたネガフィルムは、その
1片のについて見れば常に一体不可分であり、製造過程
やフィルムの種類とか特性が当然同一であるばかりでな
く、同一の条件で保管されており、オレンジマスクの褪
色の程度も同一であると推定できる。そこで、変形例の
フィルム読取装置では同一片のネガフィルムについては
シェーディング補正のためのデータをただ1回作成する
ことにして、読取作業に要する時間の節約を図っている
。
【0106】図14はこのような簡略化されたオレンジ
マスクの読取作業を実現するための回路の要部を表わし
たものである。図1にも示したCPU116は、データ
バス等のバス201を介してシェーディング補正データ
を格納するラインメモリ115に接続される他、図示し
ない入力回路を介してシェーディングキー202、プレ
スキャンキー203、スタートキー204、横検知マイ
クロスイッチ205および縦検知マイクロスイッチ20
6と接続されている。また、CPU116はデータバス
201に接続された図示しないI/Oポートを介して液
晶表示制御回路207と接続されている。
マスクの読取作業を実現するための回路の要部を表わし
たものである。図1にも示したCPU116は、データ
バス等のバス201を介してシェーディング補正データ
を格納するラインメモリ115に接続される他、図示し
ない入力回路を介してシェーディングキー202、プレ
スキャンキー203、スタートキー204、横検知マイ
クロスイッチ205および縦検知マイクロスイッチ20
6と接続されている。また、CPU116はデータバス
201に接続された図示しないI/Oポートを介して液
晶表示制御回路207と接続されている。
【0107】ここでシェーディングキー202とは、シ
ェーディング補正を開始する際に押下するキーである。 プレスキャンキー203とはオレンジマスクの部分をプ
レスキャンすることを指示する際に使用するキーである
。スタートキー204は画像の読み取りを開始する際に
使用するキーである。横検知マイクロスイッチ205と
縦検知マイクロスイッチ206は、フィルムホルダ29
の配置方向を検知するためのスイッチである。液晶表示
制御回路207はこれに接続された液晶ディスプレイ2
08の表示制御を行う回路である。これらのうち各キー
202〜204および液晶ディスプレイ208はフィル
ムプロジェクタ11の上面に配置されており、横検知マ
イクロスイッチ205と縦検知マイクロスイッチ206
ならびに液晶表示制御回路207はフィルムプロジェク
タ11内部に配置されている。CPU116およびライ
ンメモリ115は画像読取部12内に収容されている。 なお、装置の構成によってはフィルムプロジェクタ11
に独立したCPUを配置して、画像読取部12側のCP
U116と必要なデータを通信するようにしてもよい。
ェーディング補正を開始する際に押下するキーである。 プレスキャンキー203とはオレンジマスクの部分をプ
レスキャンすることを指示する際に使用するキーである
。スタートキー204は画像の読み取りを開始する際に
使用するキーである。横検知マイクロスイッチ205と
縦検知マイクロスイッチ206は、フィルムホルダ29
の配置方向を検知するためのスイッチである。液晶表示
制御回路207はこれに接続された液晶ディスプレイ2
08の表示制御を行う回路である。これらのうち各キー
202〜204および液晶ディスプレイ208はフィル
ムプロジェクタ11の上面に配置されており、横検知マ
イクロスイッチ205と縦検知マイクロスイッチ206
ならびに液晶表示制御回路207はフィルムプロジェク
タ11内部に配置されている。CPU116およびライ
ンメモリ115は画像読取部12内に収容されている。 なお、装置の構成によってはフィルムプロジェクタ11
に独立したCPUを配置して、画像読取部12側のCP
U116と必要なデータを通信するようにしてもよい。
【0108】図15は、これら2つのマイクロスイッチ
205、206の検出原理を説明するためのものである
。フィルムプロジェクタ11内にはフィルムホルダ29
の挿入を検知するために横検知マイクロスイッチ205
と縦検知マイクロスイッチ206が配置されている。 実線で示すようにフィルムホルダ29が縦方向に挿入さ
れると、縦検知マイクロスイッチ206のみの検知が行
われる。また、一点鎖線で示すようにフィルムホルダ2
9が横方向に挿入されると、横検知マイクロスイッチ2
05のみの検知が行われる。フィルムホルダ29をいず
れの方向にも挿入しない場合には、いずれのマイクロス
イッチ205、206も検知動作を行わない。すなわち
、横検知マイクロスイッチ205と縦検知マイクロスイ
ッチ206の2つのマイクロスイッチによって、フィル
ムホルダ29の挿入の有無と挿入方向の検知が行われる
ようになっている。
205、206の検出原理を説明するためのものである
。フィルムプロジェクタ11内にはフィルムホルダ29
の挿入を検知するために横検知マイクロスイッチ205
と縦検知マイクロスイッチ206が配置されている。 実線で示すようにフィルムホルダ29が縦方向に挿入さ
れると、縦検知マイクロスイッチ206のみの検知が行
われる。また、一点鎖線で示すようにフィルムホルダ2
9が横方向に挿入されると、横検知マイクロスイッチ2
05のみの検知が行われる。フィルムホルダ29をいず
れの方向にも挿入しない場合には、いずれのマイクロス
イッチ205、206も検知動作を行わない。すなわち
、横検知マイクロスイッチ205と縦検知マイクロスイ
ッチ206の2つのマイクロスイッチによって、フィル
ムホルダ29の挿入の有無と挿入方向の検知が行われる
ようになっている。
【0109】図16は、この変形例のフィルム読取装置
でフィルムプロジェクタにフィルムホルダをセットして
ネガフィルムの読み取りを行う場合の制御の様子を表わ
したものである。図4の回路と共に説明を行う。
でフィルムプロジェクタにフィルムホルダをセットして
ネガフィルムの読み取りを行う場合の制御の様子を表わ
したものである。図4の回路と共に説明を行う。
【0110】まずこのフィルム読取装置の操作者はシェ
ーディングデータの作成を行うためにシェーディングキ
ー202を押下する(ステップS301;Y)。変形例
の装置ではこの時点でオレンジマスク以外のシェーディ
ング補正データの作成作業が行われる(ステップS30
2)。すなわち、この装置ではフィルムホルダ29をフ
ィルムプロジェクタ11内にセットしない段階でまずラ
インセンサ88(図12参照)の暗電流を測定し、次に
この配置状態で光源ランプ51を点燈させてフィルムの
無い状態の各画素の信号レベルを測定する。そして、後
者のデータから前者のデータを差し引いてラインセンサ
88を構成する各画素のシェーディング補正データを作
成する。作成されたシェーディング補正データは図14
に示したラインメモリ115に格納される(ステップS
303)。
ーディングデータの作成を行うためにシェーディングキ
ー202を押下する(ステップS301;Y)。変形例
の装置ではこの時点でオレンジマスク以外のシェーディ
ング補正データの作成作業が行われる(ステップS30
2)。すなわち、この装置ではフィルムホルダ29をフ
ィルムプロジェクタ11内にセットしない段階でまずラ
インセンサ88(図12参照)の暗電流を測定し、次に
この配置状態で光源ランプ51を点燈させてフィルムの
無い状態の各画素の信号レベルを測定する。そして、後
者のデータから前者のデータを差し引いてラインセンサ
88を構成する各画素のシェーディング補正データを作
成する。作成されたシェーディング補正データは図14
に示したラインメモリ115に格納される(ステップS
303)。
【0111】シェーディング補正データを作成するため
のデータの採取作業が終了すると、液晶ディスプレイ2
08に「フィルムホルダをセットして下さい」という表
示が行われる(ステップS304)。操作者がフィルム
ホルダ29のセットを行うと(ステップS305;Y)
、横検知マイクロスイッチ205と縦検知マイクロスイ
ッチ206のいずれかが検知動作を行う。そこで、所定
時間経過した後、パーフォレーション部135(図5参
照)に対するプレスキャンが行われる(ステップS30
6)。
のデータの採取作業が終了すると、液晶ディスプレイ2
08に「フィルムホルダをセットして下さい」という表
示が行われる(ステップS304)。操作者がフィルム
ホルダ29のセットを行うと(ステップS305;Y)
、横検知マイクロスイッチ205と縦検知マイクロスイ
ッチ206のいずれかが検知動作を行う。そこで、所定
時間経過した後、パーフォレーション部135(図5参
照)に対するプレスキャンが行われる(ステップS30
6)。
【0112】プレスキャンの態様はフィルムホルダ29
のセットされた向きによって異なる。すなわち、横検知
マイクロスイッチ205の検知状態のときには、ライン
センサ88がパーフォレーション部135に位置すると
ころにフィルムホルダ29を移動させた後、一度にプレ
スキャンを完了させる。これに対して、縦検知マイクロ
スイッチ206の検知状態ではパーフォレーション部1
35に対応する特定の画素部分のみがオレンジマスクを
読み取ることになるので、必要な読取領域にわたってフ
ィルムホルダ29を副走査し、プレスキャンを行うこと
になる。
のセットされた向きによって異なる。すなわち、横検知
マイクロスイッチ205の検知状態のときには、ライン
センサ88がパーフォレーション部135に位置すると
ころにフィルムホルダ29を移動させた後、一度にプレ
スキャンを完了させる。これに対して、縦検知マイクロ
スイッチ206の検知状態ではパーフォレーション部1
35に対応する特定の画素部分のみがオレンジマスクを
読み取ることになるので、必要な読取領域にわたってフ
ィルムホルダ29を副走査し、プレスキャンを行うこと
になる。
【0113】このようにしてプレスキャンが行われたら
、オレンジマスク補正データの作成が行われる(ステッ
プS307)。このとき、図6で説明したようにパーフ
ォレーション(穴)に相当するデータが捨てられ、残り
のデータの平均値が求められる。なお、装置によっては
パーフォレーション部135におけるパーフォレーショ
ンの箇所を予め機械的な手法で検知し、この箇所を省い
てデータの採取を行うようにしてもよい。この場合には
、すでに説明したスレッショルドレベルを用いたデータ
の選別が不要となる。
、オレンジマスク補正データの作成が行われる(ステッ
プS307)。このとき、図6で説明したようにパーフ
ォレーション(穴)に相当するデータが捨てられ、残り
のデータの平均値が求められる。なお、装置によっては
パーフォレーション部135におけるパーフォレーショ
ンの箇所を予め機械的な手法で検知し、この箇所を省い
てデータの採取を行うようにしてもよい。この場合には
、すでに説明したスレッショルドレベルを用いたデータ
の選別が不要となる。
【0114】作成されたオレンジマスク補正データは、
CPU116の図示しない作業用メモリに格納される(
ステップS308)。この後、液晶ディスプレイ208
に「画像の読み取りを行うコマを選択してスタートキー
を押して下さい」という表示が行われる(ステップS3
09)。操作者がフィルムホルダ29を動かして所望の
コマを選択してスタートキー204を押下すると(ステ
ップS310)、そのコマの画像部132の画像が読み
取られ(ステップS311)、画像データの補正が行わ
れる(ステップS312)。このときの補正は、ライン
メモリ115に格納されたオレンジマスク以外のシェー
ディング補正データと、オレンジマスク補正データの双
方を用いて行われる。
CPU116の図示しない作業用メモリに格納される(
ステップS308)。この後、液晶ディスプレイ208
に「画像の読み取りを行うコマを選択してスタートキー
を押して下さい」という表示が行われる(ステップS3
09)。操作者がフィルムホルダ29を動かして所望の
コマを選択してスタートキー204を押下すると(ステ
ップS310)、そのコマの画像部132の画像が読み
取られ(ステップS311)、画像データの補正が行わ
れる(ステップS312)。このときの補正は、ライン
メモリ115に格納されたオレンジマスク以外のシェー
ディング補正データと、オレンジマスク補正データの双
方を用いて行われる。
【0115】このようにして所望の1つのコマについて
の画像の読み取りと補正処理が完了したら、再びステッ
プ309に戻って液晶ディスプレイにコマの選択とスタ
ートキー204の押下が指示される。操作者はこのフィ
ルムホルダ29に保持されているフィルム片の他のコマ
についても画像の読み取りを行う場合には、そのコマを
読取位置にセットしてスタートキー204を押下するこ
とになる。すなわち、この場合にはオレンジマスクの補
正を再度行うことなく画像の読み取りが行われることに
なる。もし、操作者が新たなコマについてもオレンジマ
スクの補正データを新たに作成することを望む場合には
、この時点でプレスキャンキー203を押下すればよい
(ステップS313)。この場合にはステップ306に
戻ってオレンジマスクのプレスキャンが実行される。
の画像の読み取りと補正処理が完了したら、再びステッ
プ309に戻って液晶ディスプレイにコマの選択とスタ
ートキー204の押下が指示される。操作者はこのフィ
ルムホルダ29に保持されているフィルム片の他のコマ
についても画像の読み取りを行う場合には、そのコマを
読取位置にセットしてスタートキー204を押下するこ
とになる。すなわち、この場合にはオレンジマスクの補
正を再度行うことなく画像の読み取りが行われることに
なる。もし、操作者が新たなコマについてもオレンジマ
スクの補正データを新たに作成することを望む場合には
、この時点でプレスキャンキー203を押下すればよい
(ステップS313)。この場合にはステップ306に
戻ってオレンジマスクのプレスキャンが実行される。
【0116】一方、ステップS309における表示が行
われた状態で、必要なコマの読み取りがすべて終了した
場合には、操作者はフィルムホルダ29をフィルムプロ
ジェクタ11から取り外すことになる。この場合には横
検知マイクロスイッチ205と縦検知マイクロスイッチ
206のいずれもオフになるので(ステップS314;
Y)、全作業が終了する(エンド)。
われた状態で、必要なコマの読み取りがすべて終了した
場合には、操作者はフィルムホルダ29をフィルムプロ
ジェクタ11から取り外すことになる。この場合には横
検知マイクロスイッチ205と縦検知マイクロスイッチ
206のいずれもオフになるので(ステップS314;
Y)、全作業が終了する(エンド)。
【0117】なお、以上説明した変形例ではステップS
305でフィルムホルダ29がフィルムプロジェクタ1
1にセットされた時点でオレンジマスクのプレスキャン
を自動的に開始させたが、プレスキャンキー203の押
下をまって開始させるようにしてもよい。また、ステッ
プS313で所望の場合にはコマごとのプレスキャンが
できるようにしたが、これは必ずしも必要ではない。
305でフィルムホルダ29がフィルムプロジェクタ1
1にセットされた時点でオレンジマスクのプレスキャン
を自動的に開始させたが、プレスキャンキー203の押
下をまって開始させるようにしてもよい。また、ステッ
プS313で所望の場合にはコマごとのプレスキャンが
できるようにしたが、これは必ずしも必要ではない。
【0118】「第2の変形例」
【0119】(フィルム読取装置の全体的な構成の変形
)
)
【0120】図17は、フィルム読取装置の全体的な構
成についての変形例を表わしたものである。この変形例
のフィルム読取装置はフィルムプロジェクタ11を装置
本体としての画像読取部12の上端部に、外に張り出す
ような形態で取りつけている。これはプラテンガラス4
1までの光路長をなるべく長く設定し、光学系の収差を
少なくしたり、より大きな倍率で画像を投影するためで
ある。画像読取部12のプラテンガラス41の上にはミ
ラーユニット13が置かれているが、これは通常の原稿
の読み取りを行う際には取り外すようになっている。画
像読取部12の上部のフィルムプロジェクタ11が配置
されていない側の端部にはユーザインタフェース装置2
11が取りつけられている。このユーザインタフェース
装置211は操作者に対する入出力機器であり、操作に
必要な各種データを表示するCRT212と、各種デー
タを入力するための操作パネル213とによって構成さ
れている。
成についての変形例を表わしたものである。この変形例
のフィルム読取装置はフィルムプロジェクタ11を装置
本体としての画像読取部12の上端部に、外に張り出す
ような形態で取りつけている。これはプラテンガラス4
1までの光路長をなるべく長く設定し、光学系の収差を
少なくしたり、より大きな倍率で画像を投影するためで
ある。画像読取部12のプラテンガラス41の上にはミ
ラーユニット13が置かれているが、これは通常の原稿
の読み取りを行う際には取り外すようになっている。画
像読取部12の上部のフィルムプロジェクタ11が配置
されていない側の端部にはユーザインタフェース装置2
11が取りつけられている。このユーザインタフェース
装置211は操作者に対する入出力機器であり、操作に
必要な各種データを表示するCRT212と、各種デー
タを入力するための操作パネル213とによって構成さ
れている。
【0121】画像読取部12は、上、中、下の3段構成
となっている。上段はイメージ入力ターミナル215を
構成している。イメージ入力ターミナル215は、1次
元イメージセンサ等からなるイメージングユニット91
を備えており、原稿またはフィルム上のイメージの入力
を行うようになっている。イメージングユニット91は
、副走査機構216によって画像の副走査を行うように
なっている。
となっている。上段はイメージ入力ターミナル215を
構成している。イメージ入力ターミナル215は、1次
元イメージセンサ等からなるイメージングユニット91
を備えており、原稿またはフィルム上のイメージの入力
を行うようになっている。イメージングユニット91は
、副走査機構216によって画像の副走査を行うように
なっている。
【0122】画像読取部12の中段は、読み取ったイメ
ージを処理するための回路基板を格納したイメージ処理
回路収容部217を構成している。画像読取部12の後
段は、イメージ出力ターミナル218を構成している。 イメージ出力ターミナル218には、ディジタルカラー
記録部が配置されており、イメージ処理回路収容部21
7で処理された後の画像信号を用いてフィルム等の画像
のカラー記録を行うようになっている。イメージ処理回
路収容部217およびイメージ出力ターミナル218の
構成はすてに種々提案されており、本発明と直接関係し
ないところなので、これらの詳細な説明は省略する。
ージを処理するための回路基板を格納したイメージ処理
回路収容部217を構成している。画像読取部12の後
段は、イメージ出力ターミナル218を構成している。 イメージ出力ターミナル218には、ディジタルカラー
記録部が配置されており、イメージ処理回路収容部21
7で処理された後の画像信号を用いてフィルム等の画像
のカラー記録を行うようになっている。イメージ処理回
路収容部217およびイメージ出力ターミナル218の
構成はすてに種々提案されており、本発明と直接関係し
ないところなので、これらの詳細な説明は省略する。
【0123】「第3の変形例」
【0124】(2つのスレッショルドレベルを用いた補
正データの作成)
正データの作成)
【0125】図18は図8のステップS102およびス
テップS103に相当する部分に対する変形例を表わし
たものである。この3番目の変形例ではフィルムのパー
フォレーション部に限定せず単にフィルムの側部という
条件でデータのサンプリングを行う。この結果として、
図5に示したコマナンバ136やバーコード137等の
フィルム上に予め記録されたものまでサンプリングされ
る可能性がある。そこで、このようなサンプリングデー
タを除去するために、この変形例では通常の未露光部分
の濃度として想定される濃度幅よりもわずかに高いある
値とわずかに低い他の値の2つの濃度に対するラインセ
ンサ88の信号レベルを求めておく。そして、これら2
つの信号レベルに挟まれる信号レベルのデータのみを採
用するようにしている。
テップS103に相当する部分に対する変形例を表わし
たものである。この3番目の変形例ではフィルムのパー
フォレーション部に限定せず単にフィルムの側部という
条件でデータのサンプリングを行う。この結果として、
図5に示したコマナンバ136やバーコード137等の
フィルム上に予め記録されたものまでサンプリングされ
る可能性がある。そこで、このようなサンプリングデー
タを除去するために、この変形例では通常の未露光部分
の濃度として想定される濃度幅よりもわずかに高いある
値とわずかに低い他の値の2つの濃度に対するラインセ
ンサ88の信号レベルを求めておく。そして、これら2
つの信号レベルに挟まれる信号レベルのデータのみを採
用するようにしている。
【0126】すなわち、この変形例のフィルム読取装置
ではフィルムの側部である1つの箇所のデータをサンプ
リングし(ステップS401)、そのデータが大きい方
の信号レベルLH よりも大きいか否かを判別する(ス
テップS402)。そして、この信号レベルLH より
も大きい場合には(Y)、パーフォレーション133(
図5参照)の部分あるいはある種の傷の部分を読み取っ
た結果であるとしてそれらのデータを廃棄する(ステッ
プS403)。
ではフィルムの側部である1つの箇所のデータをサンプ
リングし(ステップS401)、そのデータが大きい方
の信号レベルLH よりも大きいか否かを判別する(ス
テップS402)。そして、この信号レベルLH より
も大きい場合には(Y)、パーフォレーション133(
図5参照)の部分あるいはある種の傷の部分を読み取っ
た結果であるとしてそれらのデータを廃棄する(ステッ
プS403)。
【0127】一方、サンプリングしたデータの信号レベ
ルが信号レベルLHと等しいかこれよりも小さい場合に
は(ステップS402;N)、小さい方の信号レベルL
l よりも小さいか否かを判別する(ステップS404
)。そして、この信号レベルLl よりも小さい場合に
は(Y)、フィルム上に記録された文字等やゴミあるい
はある種の傷の部分を読み取った結果であるとしてそれ
らのデータを廃棄する(ステップS405)。
ルが信号レベルLHと等しいかこれよりも小さい場合に
は(ステップS402;N)、小さい方の信号レベルL
l よりも小さいか否かを判別する(ステップS404
)。そして、この信号レベルLl よりも小さい場合に
は(Y)、フィルム上に記録された文字等やゴミあるい
はある種の傷の部分を読み取った結果であるとしてそれ
らのデータを廃棄する(ステップS405)。
【0128】この後、CPU116はフィルム側部での
データのサンプリングが終了したかどうかを判別し(ス
テップS406)、規定数のサンプリングが完了してい
ない状態ではステップS401に戻って次のデータのサ
ンプリングとそのデータの取捨選択が行われる(ステッ
プS402〜405)。これに対して、規定数のデータ
のサンプリングが終了した場合には除外されなかった有
効データについてそれらの平均値をとり(ステップS4
07)、これらの平均値OR 、OG 、OB を図示
しないRAMの所定の領域に格納させることになる(図
8ステップS104参照)。以下同様である。 「第4の変形例」
データのサンプリングが終了したかどうかを判別し(ス
テップS406)、規定数のサンプリングが完了してい
ない状態ではステップS401に戻って次のデータのサ
ンプリングとそのデータの取捨選択が行われる(ステッ
プS402〜405)。これに対して、規定数のデータ
のサンプリングが終了した場合には除外されなかった有
効データについてそれらの平均値をとり(ステップS4
07)、これらの平均値OR 、OG 、OB を図示
しないRAMの所定の領域に格納させることになる(図
8ステップS104参照)。以下同様である。 「第4の変形例」
【0129】(データ処理回路の構成)図19は、変形
例におけるフィルム読取装置の回路構成の要部を表わし
たものである。このフィルム読取装置はシーケンスコン
トローラ221によって制御されるスイッチ切替回路2
22を備えている。スイッチ切替回路222は図で上側
に示した入力端子から入力されたデータを、図で右側、
下側あるいは左側の3方向のいずれかに選択的に出力す
るような構成の回路である。
例におけるフィルム読取装置の回路構成の要部を表わし
たものである。このフィルム読取装置はシーケンスコン
トローラ221によって制御されるスイッチ切替回路2
22を備えている。スイッチ切替回路222は図で上側
に示した入力端子から入力されたデータを、図で右側、
下側あるいは左側の3方向のいずれかに選択的に出力す
るような構成の回路である。
【0130】この入力端子には、CCD等のカラー読み
取り用のラインセンサ88から出力される3原色に分離
された画像信号223をアンプ・ADコンバータ回路2
24で増幅してAD変換し、対数変換回路225で対数
変換されたものが入力されるようになっている。ここで
、ラインセンサ88はラインセンサドライバ227によ
ってその駆動が制御され、ラインセンサドライバ227
はシーケンスコントローラ221によってその制御が行
われる。シーケンスコントローラ221は、この他、モ
ータ制御コントローラ228およびランプ制御コントロ
ーラ229の制御を行っている。モータ制御コントロー
ラ228は、モータ231を制御してネガフィルム13
1の移動を制御する。このとき、位置センサ232から
位置データが出力され、シーケンスコントローラ221
に入力される。ランプ制御コントローラ229は、ラン
プ電源233の制御を行って光源ランプ51の点燈を制
御する。このとき、光源ランプ51から射出れた光線が
、ネガフィルム131を透過してラインセンサ88上に
結像する。
取り用のラインセンサ88から出力される3原色に分離
された画像信号223をアンプ・ADコンバータ回路2
24で増幅してAD変換し、対数変換回路225で対数
変換されたものが入力されるようになっている。ここで
、ラインセンサ88はラインセンサドライバ227によ
ってその駆動が制御され、ラインセンサドライバ227
はシーケンスコントローラ221によってその制御が行
われる。シーケンスコントローラ221は、この他、モ
ータ制御コントローラ228およびランプ制御コントロ
ーラ229の制御を行っている。モータ制御コントロー
ラ228は、モータ231を制御してネガフィルム13
1の移動を制御する。このとき、位置センサ232から
位置データが出力され、シーケンスコントローラ221
に入力される。ランプ制御コントローラ229は、ラン
プ電源233の制御を行って光源ランプ51の点燈を制
御する。このとき、光源ランプ51から射出れた光線が
、ネガフィルム131を透過してラインセンサ88上に
結像する。
【0131】ところで対数変換回路225を通過した後
のR、G、Bの3色の画像信号は、ネガポジ判定回路2
35に入力される場合と、スイッチ切替回路222の前
記した入力端子に入力される場合とがある。ネガポジ判
定回路235は、該当のフィルムがネガフィルムである
か否かを判別してその結果をシーケンスコントローラ2
21に伝達するようになっている。
のR、G、Bの3色の画像信号は、ネガポジ判定回路2
35に入力される場合と、スイッチ切替回路222の前
記した入力端子に入力される場合とがある。ネガポジ判
定回路235は、該当のフィルムがネガフィルムである
か否かを判別してその結果をシーケンスコントローラ2
21に伝達するようになっている。
【0132】さて、この変形例のフィルム読取装置がフ
ィルムの画像の読み取りの開始に先立ってオレンジマス
クの部分の読み取りを行う場合には、スイッチ切替回路
222はその接点を右側に設定している。対数変換回路
225から出力される対数変換後の3色画像データは比
較回路241に入力されてスレッショルドレベルと比較
され、パーフォレーション自身のデータの除去が行われ
る。次いで平均回路242で各色ごとに平均がとられ、
メモリ243に一時的に格納される。
ィルムの画像の読み取りの開始に先立ってオレンジマス
クの部分の読み取りを行う場合には、スイッチ切替回路
222はその接点を右側に設定している。対数変換回路
225から出力される対数変換後の3色画像データは比
較回路241に入力されてスレッショルドレベルと比較
され、パーフォレーション自身のデータの除去が行われ
る。次いで平均回路242で各色ごとに平均がとられ、
メモリ243に一時的に格納される。
【0133】これに対して、このフィルム読取装置がオ
レンジマスク以外のシェーディングの補正を行う場合に
は、スイッチ切替回路222はその接点を左側に設定し
ている。このとき、ネガフィルム131は除去されてお
り、対数変換回路225から出力される対数変換後の3
色画像データは赤色用のラインメモリ244、緑色用の
ラインメモリ245および青色用のラインメモリ246
にそれぞれ格納される。これらのラインメモリ244〜
246および前記したメモリ243の出力、ならびにス
イッチ切替回路222の図で下側の出力端子の出力はシ
ェーディング補正回路245に供給される。
レンジマスク以外のシェーディングの補正を行う場合に
は、スイッチ切替回路222はその接点を左側に設定し
ている。このとき、ネガフィルム131は除去されてお
り、対数変換回路225から出力される対数変換後の3
色画像データは赤色用のラインメモリ244、緑色用の
ラインメモリ245および青色用のラインメモリ246
にそれぞれ格納される。これらのラインメモリ244〜
246および前記したメモリ243の出力、ならびにス
イッチ切替回路222の図で下側の出力端子の出力はシ
ェーディング補正回路245に供給される。
【0134】シェーディング補正回路245では、スイ
ッチ切替回路222の接点を下側に設定した状態でネガ
フィルム131の画像の読み取りを行う。そして、この
状態でオレンジマスクとこれ以外のシェーディング補正
を行って3色についての画像データの補正を行う。補正
後の画像データは反転回路246、γ補正回路247お
よび色補正回路248を順に経て、補正後の3色画像信
号249として出力されることになる。
ッチ切替回路222の接点を下側に設定した状態でネガ
フィルム131の画像の読み取りを行う。そして、この
状態でオレンジマスクとこれ以外のシェーディング補正
を行って3色についての画像データの補正を行う。補正
後の画像データは反転回路246、γ補正回路247お
よび色補正回路248を順に経て、補正後の3色画像信
号249として出力されることになる。
【0135】以上、実施例および変形例では通常の原稿
の読み取りと併せてフィルム上の画像の読み取りも行う
ことのできるフィルム読取装置について説明したが、本
発明はこれに限るものではなく、フィルムのみの画像の
読み取りを行うフィルム読取装置であってもよいことは
もちろんである。このようなフィルム読取専用機の場合
には、フィルムプロジェクタ11が装置本体内部に収容
された形態となることが考えられる。また、光学系につ
いてはミラーを幾段か配置して光路を分割し装置全体の
大きさを小型化することも可能になる。
の読み取りと併せてフィルム上の画像の読み取りも行う
ことのできるフィルム読取装置について説明したが、本
発明はこれに限るものではなく、フィルムのみの画像の
読み取りを行うフィルム読取装置であってもよいことは
もちろんである。このようなフィルム読取専用機の場合
には、フィルムプロジェクタ11が装置本体内部に収容
された形態となることが考えられる。また、光学系につ
いてはミラーを幾段か配置して光路を分割し装置全体の
大きさを小型化することも可能になる。
【0136】また、以上説明した実施例および変形例で
はカラー記録用のネガフィルムを前提としオレンジマス
クの補正を行う場合について説明したが、白黒用のネガ
フィルムについても本発明を同様に適用することができ
る。また、オレンジマスク以外のあらゆるマスキングに
対しても本発明を適用することができることは当然であ
る。
はカラー記録用のネガフィルムを前提としオレンジマス
クの補正を行う場合について説明したが、白黒用のネガ
フィルムについても本発明を同様に適用することができ
る。また、オレンジマスク以外のあらゆるマスキングに
対しても本発明を適用することができることは当然であ
る。
【0137】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
では、現像済みのネガフィルムのパーフォレーション部
におけるパーフォレーション以外の部分、すなわちフィ
ルムの未露光部分のみを通過した光をセンサで検出して
、ネガフィルム全体に一様に施されたマスキングを補正
することにした。したがって、他の未露光部分をマスキ
ングにつてのデータ採取の対象とした場合に比べて、フ
ィルム上に文字等の他のデータが記載されていないので
、マスキング自体を誤り無く検知して正確な補正を行う
ことができるという利点がある。
では、現像済みのネガフィルムのパーフォレーション部
におけるパーフォレーション以外の部分、すなわちフィ
ルムの未露光部分のみを通過した光をセンサで検出して
、ネガフィルム全体に一様に施されたマスキングを補正
することにした。したがって、他の未露光部分をマスキ
ングにつてのデータ採取の対象とした場合に比べて、フ
ィルム上に文字等の他のデータが記載されていないので
、マスキング自体を誤り無く検知して正確な補正を行う
ことができるという利点がある。
【0138】また、請求項2記載の発明によれば、現像
済みのネガフィルムのパーフォレーション部をパーフォ
レーションの位置に係わり無くサンプリングして補正デ
ータの作成を行うので、パーフォレーションを避けて測
定を行う場合と比べて測定作業の自動化が容易であると
いう長所がある。
済みのネガフィルムのパーフォレーション部をパーフォ
レーションの位置に係わり無くサンプリングして補正デ
ータの作成を行うので、パーフォレーションを避けて測
定を行う場合と比べて測定作業の自動化が容易であると
いう長所がある。
【0139】更に請求項3記載の発明によれば、フィル
ム読取装置にフィルムホルダをセットできるようにした
ので、写真屋で処理したネガフィルム片をそのままセッ
トして画像の読み取りを行うことができるばかりでなく
、フィルムを傷つきを防止することができる。
ム読取装置にフィルムホルダをセットできるようにした
ので、写真屋で処理したネガフィルム片をそのままセッ
トして画像の読み取りを行うことができるばかりでなく
、フィルムを傷つきを防止することができる。
【0140】また、請求項4記載の発明によれば、3原
色のそれぞれについてパーフォレーション部の画像を読
み取り補正用のデータを作成することにしたので、カラ
ー記録用のネガフィルムを用いた場合にも本発明を適用
することができる。
色のそれぞれについてパーフォレーション部の画像を読
み取り補正用のデータを作成することにしたので、カラ
ー記録用のネガフィルムを用いた場合にも本発明を適用
することができる。
【0141】更に請求項5記載の発明によれば、フィル
ムホルダの着脱を検知する検知手段を用いて、フィルム
ホルダが装置に取りつけられるたびに補正用のデータを
作成することにしたので、フィルムの交換ごとに新たな
データを作成することができ、正確な補正作業を行うこ
とができる。
ムホルダの着脱を検知する検知手段を用いて、フィルム
ホルダが装置に取りつけられるたびに補正用のデータを
作成することにしたので、フィルムの交換ごとに新たな
データを作成することができ、正確な補正作業を行うこ
とができる。
【0142】また請求項6記載の発明によれば、パーフ
ォレーション部に限らず、フィルムの側部のいずれかあ
るいは双方の部位を用いて補正データの作成を行うよう
にしたので、データの採取に際しての位置決めに厳格さ
を要しないという利点がある。また、フィルムの濃度の
測定結果を2つの値と比較して、大きい方の値よりも大
きな値と小さい方の値よりも小さな値を除去するように
したので、単にパーフォレーションや文字等の記録部分
のデータを排除できるだけでなく、フィルムのキズやゴ
ミに対してもこれらを排除することができ、正確な補正
データを作成することができる。
ォレーション部に限らず、フィルムの側部のいずれかあ
るいは双方の部位を用いて補正データの作成を行うよう
にしたので、データの採取に際しての位置決めに厳格さ
を要しないという利点がある。また、フィルムの濃度の
測定結果を2つの値と比較して、大きい方の値よりも大
きな値と小さい方の値よりも小さな値を除去するように
したので、単にパーフォレーションや文字等の記録部分
のデータを排除できるだけでなく、フィルムのキズやゴ
ミに対してもこれらを排除することができ、正確な補正
データを作成することができる。
【図1】 本発明の一実施例におけるフィルム読取装
置の構成を表わしたブロック図である。
置の構成を表わしたブロック図である。
【図2】 フィルムプロジェクタにフィルムホルダを
装着した状態を示す斜視図である。
装着した状態を示す斜視図である。
【図3】 ミラーユニットの斜視図である。
【図4】 イメージユニットの走査機構の要部を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図5】 現像後のネガフィルムの一部を表わした平
面図である。
面図である。
【図6】 現像済みのネガフィルムのパーフォレーシ
ョン部における光の透過の特性を表わした特性図である
。
ョン部における光の透過の特性を表わした特性図である
。
【図7】 未露光部分測定のためのパーフォレーショ
ン部の走査の様子を表わした説明図である。
ン部の走査の様子を表わした説明図である。
【図8】 ネガフィルムの未露光部分の測定を行って
画像データの補正を実行する際の制御の流れを表わした
流れ図である。
画像データの補正を実行する際の制御の流れを表わした
流れ図である。
【図9】 フィルムホルダの形状を表わした平面図で
ある。
ある。
【図10】 フィルムホルダにフィルムを実際にセッ
トした状態でのパーフォレーション部の走査の様子を表
わした平面図である。
トした状態でのパーフォレーション部の走査の様子を表
わした平面図である。
【図11】 フィルムホルダの移動機構としてのフィ
ルムスキャナの要部を表わした一部断面図である。
ルムスキャナの要部を表わした一部断面図である。
【図12】 フィルムスキャナにおける光学系の配置
関係を表わした一部断面図である。
関係を表わした一部断面図である。
【図13】 フィルム読取装置でネガフィルムあるい
はポジフィルムの読み取りを行う場合の全体的な処理作
業の流れを表わした流れ図である。
はポジフィルムの読み取りを行う場合の全体的な処理作
業の流れを表わした流れ図である。
【図14】 第1の変形例における簡略化されたオレ
ンジマスクの読取作業を実現するための回路の要部を表
わしたブロック図である。
ンジマスクの読取作業を実現するための回路の要部を表
わしたブロック図である。
【図15】 第1の変形例における横検知マイクロス
イッチと縦検知マイクロスイッチによるフィルムホルダ
のセットされる向きの検出原理を示した説明図である。
イッチと縦検知マイクロスイッチによるフィルムホルダ
のセットされる向きの検出原理を示した説明図である。
【図16】 第1の変形例におけるフィルム読取装置
で、フィルムプロジェクタにフィルムホルダをセットし
てネガフィルムの読み取りを行う場合の制御の様子を表
わした流れ図である。
で、フィルムプロジェクタにフィルムホルダをセットし
てネガフィルムの読み取りを行う場合の制御の様子を表
わした流れ図である。
【図17】 第2の変形例のフィルム読取装置の全体
的な構成を表わした説明図である。
的な構成を表わした説明図である。
【図18】 第3の変形例のフィルム読取装置におけ
るオレンジマスクの補正データの作成の要部を示す流れ
図である。
るオレンジマスクの補正データの作成の要部を示す流れ
図である。
【図19】 第8の変形例のフィルム読取装置におけ
る補正データを作成する回路部分の要部を示す回路図で
ある。
る補正データを作成する回路部分の要部を示す回路図で
ある。
131…ネガフィルム、133…パーフォレーション、
134、135…パーフォレーション部、88…ライン
メモリ、115…ラインメモリ、116…CPU、29
…フィルムホルダ、11…フィルムプロジェクタ、12
…画像読取部、13…ミラーユニット
134、135…パーフォレーション部、88…ライン
メモリ、115…ラインメモリ、116…CPU、29
…フィルムホルダ、11…フィルムプロジェクタ、12
…画像読取部、13…ミラーユニット
Claims (6)
- 【請求項1】 現像済みのネガフィルムの所定間隔で
パーフォレーションが配置された側部帯状部分における
これらのパーフォレーション以外の部位での透過光を受
光する光学センサと、この光学センサの出力信号を用い
て前記ネガフィルム全体に施されたマスキングに対する
ネガフィルム上の画像の読取信号の補正を行うマスキン
グ補正手段とを具備することを特徴とするフィルム読取
装置。 - 【請求項2】 現像済みのネガフィルムの所定間隔で
パーフォレーションが存在する側部帯状部分におけるそ
れぞれ異なった位置の透過光を受光する光学センサと、
この光学センサの出力信号のレベルを所定の値と比較し
てこの値よりも透過率の高い側の値の出力信号をパーフ
ォレーションの読取結果から除外する出力信号除外手段
と、この出力信号除外手段で除外された後の出力信号の
平均値を求める演算手段と、この演算手段によって求め
られた平均値を用いて、前記ネガフィルム全体に施され
たマスキングに対するネガフィルム上の画像の読取信号
の補正を行うマスキング補正手段とを具備することを特
徴とするフィルム読取装置。 - 【請求項3】 現像済みのネガフィルムの所定間隔で
パーフォレーションが配置された側部帯状部分における
異なった複数箇所の透過光を受光する光学センサと、複
数コマ分に切断された前記ネガフィルムを保持するフィ
ルムホルダと、このフィルムホルダに保持された任意の
コマの画像を読み取る画像読取部と、前記光学センサの
出力信号のレベルを所定の値と比較してこの値よりも透
過率の高い側の値の出力信号をパーフォレーションの読
取結果から除外する出力信号除外手段と、この出力信号
除外手段で除外された後の出力信号の平均値を求める演
算手段と、この演算手段によって求められた平均値を用
いて、前記ネガフィルム全体に施されたマスキングに対
するネガフィルム上の画像の読取信号の補正を行うマス
キング補正手段とを具備することを特徴とするフィルム
読取装置。 - 【請求項4】 前記演算手段は、3原色のそれぞれに
ついて前記出力信号の平均レベルを求め、3原色のそれ
ぞれについてネガフィルムの画像読取の補正を行うこと
を特徴とする請求項2または請求項3記載のフィルム読
取装置。 - 【請求項5】 前記フィルムホルダの着脱を検知する
着脱検知手段と、この着脱検知手段によってフィルムホ
ルダが装置に取り付けられるたびに1回ずつ前記光学セ
ンサの出力信号のレベルを求めるレベル測定制御手段と
を具備することを特徴とする請求項3記載のフィルム読
取装置。 - 【請求項6】 現像済みのネガフィルムの側部におけ
るそれぞれ異なった位置の透過光を受光する光学センサ
と、この光学センサの出力信号のレベルを異なった2つ
の値と比較してこれらの値に挟まれた値を有する出力信
号のみを選択する出力信号選択手段と、この出力信号選
択手段で選択された後の出力信号の平均値を求める演算
手段と、この演算手段によって求められた平均値を用い
て、前記ネガフィルム全体に施されたマスキングに対す
るネガフィルム上の画像の読取信号の補正を行うマスキ
ング補正手段とを具備することを特徴とするフィルム読
取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3099692A JPH04309073A (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | フィルム読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3099692A JPH04309073A (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | フィルム読取装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04309073A true JPH04309073A (ja) | 1992-10-30 |
Family
ID=14254098
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3099692A Pending JPH04309073A (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | フィルム読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04309073A (ja) |
-
1991
- 1991-04-05 JP JP3099692A patent/JPH04309073A/ja active Pending
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