JPH04309825A - 接触式温度センサー - Google Patents

接触式温度センサー

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JPH04309825A
JPH04309825A JP3073109A JP7310991A JPH04309825A JP H04309825 A JPH04309825 A JP H04309825A JP 3073109 A JP3073109 A JP 3073109A JP 7310991 A JP7310991 A JP 7310991A JP H04309825 A JPH04309825 A JP H04309825A
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Seishirou Kobayashi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は接触式温度センサーに関
し、更に詳しくは被測定物である移動体の表面の温度を
接触式で正確に測定するためのセンサーを提供するもの
である。
【0002】
【従来の技術】被測定物の表面に直接に接触させたその
温度を測定する表面温度センサーとしては例えば、実開
昭57−201940 号公報、特開昭54−6287
7号公報、実公昭58−28195公報等が提案されて
いる。しかし、これらは何れも静止した被測定物の表面
の温度を測定するためのものであって、移動体に接触さ
せると感温部が表面に正確に当接せず、表面温度の測定
に対応することは出来ないものである。
【0003】一方、移動体の表面温度を測定する直接接
触式の表面温度センサーとしては、例えば特公昭54−
18580号公報が提案されている。この発明は金属薄
板を略コ字形に形成した接触板を取付具に上下移動可能
に取付け、更にこの接触板の内側の中央部分に半円状に
した熱電対の頂部を固定し、接触板の内側の熱電対の側
方に支持棒を内部に挿入した蔓巻ばねを設けたものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この表面温度センサー
は、接触板が上下移動可能に支持され、更に蔓巻ばねに
よって裏面が支持されている関係で被測定物に接触し易
い構造となっているが、被測定物が移動すると、これに
つられてコ字形の接触板が恰もマッチ箱を潰したように
菱形に変形してしまう。このように接触板が変形すると
、この接触板の中央部の接触面が移動体の表面から浮き
上がってこの接触面の中央部に設けてある測温部に正確
な温度が伝達されず、測定された温度に誤差を生ずるこ
ととなる。
【0005】また、この構造の表面温度センサーは部品
点数が多いために製造コストに問題がある上に、調整誤
差を発生し易く、更に小型の装置を製作することは困難
である。
【0006】別の移動体の表面温度を測定する方法とし
ては、移動体の表面に温度センサーを接近させ、移動体
の赤外線放射を利用して非接触式に測定する方法がある
。しかし、この測定方法は被測定物の放射率を定めるこ
とができないために、正確な温度の測定が困難である。 即ち、被測定物や雰囲気から発生する煙、測温体の表面
処理の程度、反射率、被測定物を照明する光源の状態等
によって測定値が大幅に変化すると言う問題があり、こ
の被測定物が移動体である場合にはこれらの欠点が更に
顕著になると言う問題がある。しかし、大量に赤外線放
射のある高温の移動体の温度測定の場合には、他にこれ
に代わる優れた温度測定方法がないと言う理由から、測
定誤差が大きいことを承知しながらもこの方法を採用す
ることは止むを得ないとして利用されている。このよう
な事情から、移動体に直接に接触してその表面温度を測
定する温度センサーの出現が望まれていた。
【0007】本発明は、従来の接触式の移動表面温度測
定用の温度センサーの問題点を解消するために得られた
ものであって、その目的とするところは、被測定物であ
る移動体の表面に滑るように接触させながらその表面の
温度を測定するができ、その際に接触板が移動体より浮
き上がることがなく、従って、測温部ないしはセンサー
体が設けられている部分が移動体の表面よりの浮き上が
りがなく、正確に接触片を接触させることができる温度
センサーを提供することにある。
【0008】更に別の目的は、温度センサーに対して被
測定物が強く当接しても、破壊されることが少なく、耐
久性に優れた表面温度センサーを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る接触式温度
センサーは、測温体1と、これを支持する支持部材8と
からなり、測温体1は接触板2と、この接触板2の両端
近傍に固定された2枚の補助板3とから成り、この接触
板2は平板状の接触部2aと、この接触部2aの両端部
を屈曲して形成された係合部2bとを有し、補助板3は
接触部2aに対して凸形に湾曲した弾性変形部3bと、
この弾性変形部3bの端部を曲げて延長されたテコ部3
aから成り、弾性変形部3bの端部を接触板2の接触面
2aの端部近傍の背面に固定し、更に接触部2aの中央
部背面にセンサー体4を固定しており、支持部材8に測
温体1を組込んだ状態で二枚のテコ部3aを接近させて
弾性変形部3bが伸びる方向に変形させ、それによって
接触部2aの両端部に曲げモーメントを発生させて成る
ものである。
【0010】
【作  用】平板状の接触部2aは、二枚の補助板3の
テコ部3aを合わせて支持部材8に組込む時に、この補
助板3の弾性変形部3bで横方向に張出き力を与え、更
にテコ部3aを起こす際に発生するテコの作用で接触部
2aの両端部を引上げるように曲げモーメントを作用さ
せ、それによってその長さ方向に張力を作用させており
、その結果、接触部2aの中央部は凸形に突出する形状
となっている。
【0011】従って接触部2aが被測定物12の表面に
接触して押されても、この接触部2aの中央部のセンサ
体4を設けてある部分は浮上がることがなく、正確に被
測定物12の表面に接触して測温することができる。
【0012】
【実  施  例】次に図面を参照して本発明の実施例
を説明する。図〜図11は本発明の実施例に係る温度セ
ンサーの組立て順序を示している。〔測温体の構造〕 
 測温体1は、図1に示すように被測温体に接触する摩
擦板を構成する接触板2と、この接触板2の両端近傍に
一端が固定された2枚の補助板3から構成されている。 そしてこの測温体1は本体等の支持部材に弾性変形を加
えながら組み込まれて完成する。
【0013】組み込み前の接触板2は、図1及び図2に
示すように、平坦な接触部2aとこれの両端をカギ形に
曲げて形成された係合部2bより構成されている。そし
て2枚の補助板3は直線状のテコ部3aとこれの端部を
J形に曲げて形成された弾性変形部3bより構成され、
この弾性変形部3bの先端部3cが接触部2aの端部に
スポット溶接等で固定されている。そして接触部2aの
裏面の中央部にサーミスタ等のセンサ体4が固定され、
これよりリード線5a, 5bが引出され、補助板3の
先端部3cの近傍まで引回され、テコ部3aに沿って延
長されている。
【0014】この測温体1の『基本的な設計思想』は、
組立てられた状態で接触部2aに弓形ないしは凸レンズ
形にプラス側の曲げモーメントを発生させる。一方、補
助板3の弾性変形部3bには元のJ形を平坦化しようと
するマイナスサイドの曲げモーメントを発生させている
ことである。このようにプラスサイドの曲げモートント
とマイナスサイドの曲げモーメントとを組合わせること
によって、被測温体と接触する接触部2aは常時凸レン
ズ形に膨出する形となるのである。接触部2aが曲げモ
ーメントによって凸レンズ形になっていると、これが被
測温体に接触して突出した部分が後退した場合には接触
部2aの中央部に両側より押圧する力が作用してこの中
央部の浮き上がりを防止することができることである。
【0015】更に本発明の理解を助けるために、測温体
1に発生する曲げモーメントについて追加の説明をする
。原形において図1及び図2のように伸展状態に構成さ
れた測温体1を支持部材8(ガード)に組込む際には、
図3のように補助板3のテコ部3aが測温体1の中心部
で対面するように矢印A−A方向に引き起こす。すると
図4に示すように弾性変形部3bが接触部2a側に弓形
になって膨出させると共に、この弾性変形部3bが固定
されている接触部2aの端部を起こすような力を発生さ
せる。
【0016】このようになると図2に示すようにJ形に
形成されていた弾性変形部3bは、この変形とは逆方向
に変形させようとする曲げモーメントが作用してこの弾
性変形部3bに変曲点3dが形成され、図3のように伸
びたS字形に近い形に変形する。その結果、補助板3の
弾性変形部3bの先端部3cによって接触部2aの両端
部に、この接触板2aをプラスサイドに弓形に曲げよう
とする曲げモーメントが作用することになるのである。
【0017】〔測温体の組立方法〕図5は支持部材(ガ
ード)8に測温体1を組込んだ状態を示しており、そし
て図4は測温体1の要部を拡大してそれぞれ示している
が、この図は測温体1の挙動を説明する都合上、ピン支
持を採用している。接触板2の端部に延長された係合部
2bは、支持部材8に測温体1を組込んだ状態で直立し
てこの支持部材8に植立されたピン6によって上方に移
動できるが、下方に移動しないように係止される。また
、弾性変形部3bとテコ部3aとの境界部分はピン7に
よってそれぞれ係止されている。従って、このピン7に
よって弾性変形部3bの端部に押し下げ力F1 を発生
させている。そして弓形に膨出した接触部2aの中心部
とピン6の中心との間の距離はLO とナッテイル。な
お、ピン6,7は、係合部2b及び弾性変形部3bとテ
コ部3aとの境界部分を保持する部材を示しており、実
際にはピン状のものでなくても、同様な作用をする部材
ないしは部分であれば良いことは明らかである。
【0018】以上が接触式温度センサーの組立て状態を
示すものであるが、これを更に図6ないし図9を参照し
て実際の組立状況を説明する。測温体1を支持する支持
部材8としては各種の構造のものがあるが、図6の内部
構造のものは、図9のように3個の部品が一組で構成さ
れている。この支持部材8には接触板2の側部に折り曲
げて形成された係合部2bを挿入する溝部8aと、補助
板3のテコ部3aを挿入する溝部8bと、接触板2の接
触部2aを運動を許容しながら収容する凹部8c等が形
成されている。そして凸部8dに形成された角部Mは図
4のピン6に、また、角部Nはピン7にそれぞれ相当す
る部分である。
【0019】図7のように下方の支持部材8の所定の位
置に測温体1を嵌合させたならば、支持部材8に一対と
なっている支持部材8’を合わせて図8の状態とし、更
にこれらの支持部材8,8’の背面の突起部に支持部材
8”を嵌合させる。そしてこの背面が平坦な支持部材8
”の背後に保持部9を固定して接触式温度センサーを完
成するのである。
【0020】この組立が完成した状態を図10に示して
いるが、支持部材8,8’で前面の凹部8cによって形
成された空間部内に測温体1が収容され、接触板2が弓
形になって先端面より突出している。なお、支持部材8
,8’ の前面は被測定物に接触する部分であるので、
少なくとも被測定物に接触する部分の摩擦抵抗を減少さ
せる意味で例えば、四弗化エチレン樹脂等の耐熱性のあ
る低摩擦性材料からなる表面材料をコーテイングするか
、あるいはフイルム状のものをラミネートしておく。特
に高温の被測定物の表面温度を測定する用途の表面材料
としてセラミック、あるいはポリイミド樹脂から成るシ
ート状物であっても良い。
【0021】〔測温体の挙動〕  次に、前記のように
構成された温度の測定時の測温体1の変形状態について
説明する。図10に示すように接触部2aが凸レンズ状
に突出していた測温体1は、図11に示すように被測温
体12の表面に接触板2の接触部2aを接触させると、
支持部材8,8’の前面8mもこの被測温体12の表面
に接触する。すると接触部2aは空間部内に押込まれて
この接触部2aの中央部が押し戻された状態に変形する
。この測温体1が変形した状態は、図12に拡大して示
すように接触部2aの弓形がやゝ偏平となり、弾性変形
部3bの曲率が更に増大した形となっている。
【0022】接触板2の接触部2aが被測定物12に接
触することは、図4の位置にあったピン7と6が下降し
て図12の状態となり、この被測定物12の表面とピン
6の中心との間の距離L1 は前記元の距離L0 より
かなり減少していることになる。この状態となるとピン
6と係合部2bとの間の係合が解除され、ピン7で補助
板3の弾性変形部3bの端部、即ち曲がり部を下方に押
し下げたことになる。このように弾性変形部3bの端部
をピン7によって押下げることによって弾性変形部3b
の先端部3cの根本部に曲げモーメントが作用して接触
部2aを両方より引張って緊張させるように変形するこ
とになる。
【0023】このような測温体1の変形によって図12
に示すように斜め方向に押圧力F2 が発生し、その分
力F4 で接触部2aを被測温体12の表面に押圧する
。また分力F3 は接触部2aを両方より引張る力であ
って、この接触部2aを緊張する力を与えている。この
ように表面温度センサーを被測温体12に接触させるこ
とによって接触部2aをF4 の力で被測定体12の表
面に押圧し、この接触部2aにはF3 の大きさの張力
が発生させることができるのである。従って、センサ体
4が設けられている接触部2aの中央部の浮き上がりは
完全に防止することができる。
【0024】図13は測温体1が大きく変形した状態を
示すものであって、ピン7が被測温体12の表面まで押
圧されると、弾性変形部3bは接触部2aに重なった状
態となる。この場合、図1のようにもともと平らであっ
た接触部2aはこの状態に返ったことになる。一方、補
助板3は図1及び図2のようなJ形の弾性変形部3bと
この弾性変形部3bの端部より延長されたテコ部3aよ
り形成されているので、この弾性変形部3bが接触部2
aに沿って伸びることになる。そして押圧力を除去する
と図5あるいは図10の状態に復元することになる。
【0025】測温体1が被測定物12の表面に接触して
押圧されて変形する際には、図4に示すように補助板3
の弾性変形部3bと接触板2の接触部2aとの間には曲
線a,b,cと次々に変化して接触点、即ち二枚の板が
積層される位置が端部より中央部に向かって次第に移動
することになる。このように弾性変形部3bが偏平にな
ると接触部2aの背面を上方に移動することになる。こ
のように弾性変形部3bが偏平になると接触部2aの背
面を上方に反らせるように補助板3が作用することにな
る。このことは図13のように測温体1が極端に変形さ
れた場合でもこの接触部2aの中央部は被測温体12の
表面に正確に接触することができることを意味するので
ある。
【0026】なお、接触板2を接触部2aのみとし、こ
れにテコ部3aと弾性変形部3bと係合部2bとを一体
化した補助板とを組合わせて測温体1を構成した場合で
も、ほぼ前記と同様な作用を奏することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明に係る接触式温度センサーは、測
温体1と、これを支持する支持部材8とからなり、測温
体1は接触板2と、この接触板2の両端近傍に固定され
た2枚の補助板3とから成り、接触板2は平板状の接触
部2aとこの接触部2aの両端部を屈曲して形成された
係合部2bとを有し、補助板3は接触部2aに対して凸
形に湾曲した弾性変形部3bと、この弾性変形部3bの
端部を曲げて延長されたテコ部3aから成り、弾性変形
部3bの端部を接触板2の接触面の端部近傍の背面に固
定し、更に接触部2aの中央部背面にセンサー体4を固
定しており、支持部材8に測温体1を組込んだ状態で二
枚のテコ部3aを接近させて弾性変形部3bが伸びる方
向に変形させ、それによって接触部3の両端部に曲げモ
ーメントが発生させるように構成されている。
【0028】従って、測温体1は著しく偏平化されてお
り、接触板2の両端部に形成されている係合部2bを支
持部材8に係止させることによってこの測温体1の横移
動を防止することができる。また、測温体1の変形する
部分は図3、図5等のように凸レンズ形をしており、こ
れが温度測定に際して大きく変形しても接触部2aは凸
形を保とうとするので、センサ体4を被測温体12に正
確にあてることができ、正確に表面温度を測定すること
ができる。
【0029】また、測温体1を偏平に形成することがで
きるので、支持部材8にこの測温体1を収容する空間部
の容積を著しく小さくすることができ、それに伴なって
熱容量を縮小することができ、その結果、感度の良い接
触式温度センサーを得ることができる。温度センサーは
、全体がばね状の測温体1と、これを支持する支持部材
8から構成されているので、強く被測温体12の表面に
に接触させてもこれが破損する危険性は全くことはない
【図面の簡単な説明】
【図1】外力を負荷させていない測温体の正面図である
【図2】接触板と補助板の弾性変形前の形状を示す拡大
図である。
【図3】支持部材に支持された場合の測温体の形状を示
す図である。
【図4】図3の測温体の一部の拡大図である。
【図5】支持部材に収容された測温体の形状を示す図で
ある。
【図6】接触式温度センサーの組立順序の第1段階を示
す斜視図である。
【図7】接触式温度センサーの組立順序の第2段階を示
す斜視図である。
【図8】接触式温度センサーの組立順序の第3段階を示
す斜視図である。
【図9】接触式温度センサーを示す斜視図である。
【図10】接触式温度センサーの内部構造を示す正面図
である。
【図11】被測温体の表面に接触させた測温体の挙動を
示す正断面図である。
【図12】図11の要部の拡大図である。
【図13】最も変形された測温体の形状を示す図である
【符号の説明】
1  測温体    2  接触板    2a  接
触部    2b  係合部 3  補助板    3a  テコ部    3b  
弾性変形部    3c  先端部 3d  変曲点    4  センサ体  6,7  
ピン  8  支持部材 8a  溝部      8b  溝部      8
c  凹部    8d 凸部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  測温体と、これを支持する支持部材と
    からなり、測温体は接触板と、この接触板の両端近傍に
    固定された2枚の補助板とから成り、接触板は平板状の
    接触部とこの接触部の両端部を屈曲して形成された係合
    部とを有し、補助板は接触部に対して凸形に湾曲した弾
    性変形部と、この弾性変形部の端部を曲げて延長された
    テコ部から成り、弾性変形部の端部を接触板の接触面の
    端部近傍の背面に固定し、更に接触部の中央部背面にセ
    ンサー体を固定しており、支持部材に測温体を組込んだ
    状態で二枚のテコ部を接近させて弾性変形部が伸びる方
    向に変形させ、それによって接触部の両端部に曲げモー
    メントが発生させて成る接触式温度センサー。
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