JPH04310693A - スタティックramの読出し方法 - Google Patents

スタティックramの読出し方法

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JPH04310693A
JPH04310693A JP3076371A JP7637191A JPH04310693A JP H04310693 A JPH04310693 A JP H04310693A JP 3076371 A JP3076371 A JP 3076371A JP 7637191 A JP7637191 A JP 7637191A JP H04310693 A JPH04310693 A JP H04310693A
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JP
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memory cell
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static ram
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JP3076371A
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Sawako Honda
本田 佐和子
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スタティックRAM(
Static  Random  AccessMem
ory;SRAM)における記憶データの読出し方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スタティックRAMは、リフレッ
シュ動作を必要とせず、電源を切断しない限り記憶デー
タを保持する機能を有するメモリである。このスタティ
ックRAMは、通常FETを用いたフリップフロップを
構成要素とするメモリセルを複数配列し、アドレスに従
って選択されたメモリセルに対して記憶データの書込み
または読出しを行うもので、そのメモリセルには、例え
ば文献  第25回半導体専門講習会予稿集p.25−
p.26などに記載されるようなものがある。以下、そ
の構成を図を用いて説明する。
【0003】図2は、従来のスタティックRAMのメモ
リセルの一構成例を示す回路図である。
【0004】このメモリセルは、複数のアドレス信号用
ワード線WL1及び複数組のデータ信号用ビット線BL
1,BL2にそれぞれ接続された複数のメモリセルの1
つを示すもので、構成要素として、電源電位VDD及び
接地電位GND間に接続されたフリップフロップを構成
し、記憶ノードN1,N2にたすき接続されたドライバ
トランジスタであるN型MOSFET(以下、NMOS
という)1,2、及び記憶ノードN1,N2及び電源電
位VDD間にそれぞれ接続されたメモリセルデータ保持
用の多結晶シリコン抵抗3,4と、トランスファゲート
を構成し、記憶ノードN1及びビット線BL1間、記憶
ノードN2及びビット線BL2間にそれぞれ設けられゲ
ートがワード線WL1に共通接続されたNMOS5,6
とを備えている。また、記憶ノードN1,N2には、デ
ータ保持時に電荷を蓄積する等価容量C1,C2が付い
ている。
【0005】以上のように構成されるメモリセルを複数
配列したスタティックRAMにおいて、記憶データの書
込みまたは読出しを行う場合、アドレス信号に基づき、
選択するメモリセルに接続されたワード線WL1を介し
てそのNMOS5,6をオンさせ、同じく選択するメモ
リセルに接続されたビット線BL1,BL2の組を選択
状態にすれば、そのビット線BL1,BL2を介して、
選択したメモリセルでの記憶ノードN1,N2に記憶さ
れる相補的レベルの記憶データを、書込みまたは読出し
できる。
【0006】このような従来のスタティックRAMでは
、α線(アルファ粒子)等によって生じるソフトエラー
を防止するための施策が施されている。一般的に、メモ
リにおけるソフトエラーは、ハードエラーがメモリ素子
そのものの不良あるいは破壊によるエラーであるのに対
して、例えば外部あるいはパッケージなどからのα線等
がメモリ素子を通過する際に発生する電荷などの影響に
より記憶ノードの電位が下がってしまい、結果的に記憶
内容の消失や読出し誤動作を招くエラーである。即ち、
例えばα線によるソフトエラーを考えた場合、α線によ
って発生した電子がメモリセルの高レベル側記憶ノード
に吸収されてその蓄積電荷を放電して、その記憶ノード
の電荷が下がる。すると、高レベル側記憶ノードと低レ
ベル側記憶ノードとの間の電位差が小さくなり、フリッ
プフロップ中のFETの製造上やむを得ず生じてしまう
トランジスタ特性のアンバランスなどに起因して、微小
なレベル差の相補的な記憶ノードN1,N2のレベル反
転が生じ結果的に読出しの誤動作を来してしまう。
【0007】このようなソフトエラーを防止するために
、従来のスタティックRAMでは、例えばα線放出量の
少ないパッケージ材質の選択と開発、チップコーティン
グによるα線のチップへの侵入防止、レイアウト技術に
よる回路上の工夫などを図ることによりソフトエラー対
策を実施している。
【0008】ここで、回路上の工夫としては、例えばレ
イアウト技術などにより、セル面積を小さくしつつ記憶
ノードN1,N2の容量C1,C2に充分な容量をつけ
高レベル側記憶ノードの電位を高く設定できるようにし
て記憶ノードN1,N2間の電位差を確保し、記憶ノー
ドN1,N2の電位が影響を受けないようにしたり、あ
るいは上記文献にも記載されるようにフリップフロップ
の負荷素子等により記憶ノードN1,N2の電位を同一
スピードで回復させる機能を持たせるなどの改良を行い
、ソフトエラー確率を低くするようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のスタティックRAMを用いた読出し方法では、次の
ような課題があった。
【0010】(A)  近年、スタティックRAMは、
他のメモリ同様、高密度化(大容量小型化)、高速化、
低消費電力化が進んでおり、これに伴いメモリセルが微
細化される傾向にある。このため、例えば記憶ノードN
1,N2につける容量C1,C2に充分な容量を確保す
るのが難しくなっている。このような現状を考えると、
回路パターンのレイアウトの工夫により容量C1,C2
を確保するにも限界があり、容量を増やす点からのソフ
トエラー対策と高密度化とは相容れない。
【0011】また、最近ではメモリセルにおけるフリッ
プフロップ部分の負荷素子に、多結晶シリコン抵抗等の
抵抗素子を使用する傾向にある。その理由は、セル面積
を小さくでき高密度化に最適であって、特にこれを2層
目に作ればさらに大きな高密度化のメリットが得られる
などの利点がある上に、消費電力も負荷MOS等に比べ
て比較的遜色のない程度に向上してきているためである
。ところが、多結晶シリコン等の抵抗素子をフリップフ
ロップ部分の負荷素子に用いたメモリセルでは、例えば
トランスファゲート用のNMOS5,6などに起因して
記憶ノードN1,N2間の電位差を大きく設定しにくく
、結果的にα線などの雑音に弱くなる。従って、実際に
は、プロセスの工夫により耐雑音性が向上してきてはい
るものの、他の負荷素子に比べてソフトエラーを発生さ
せ易くなっている。このため、負荷素子に多結晶シリコ
ン抵抗等の抵抗素子を用いることによりセル面積の縮小
を図り、高密度化を促進すると、それと相反してメモリ
の信頼性を低下させるおそれがある。
【0012】(B)  従来のスタティックRAMにお
けるメモリセルでの負荷素子は、通常フリップフロップ
の構成要素として記憶ノードN1,N2での電荷の基板
等へのリーク分を補うためにデータ保持電流を流す役目
を果たし、それに応じた抵抗値に設定されているが、こ
の負荷素子の抵抗値の設定により、α線等によるリーク
分を回復する機能を持たせることが考えられる。ところ
が、この場合、負荷素子の抵抗値が大きいと充分な回復
機能を持たず、また小さいと待機時の消費電力が大きく
なり低消費電力化の妨げとなってしまう。
【0013】また、負荷素子に負荷MOS等を用いて同
様の回復機能を持たせることも考えられる。しかし、こ
の場合、ソフトエラーに対して強くなりまた消費電力を
かなり小さくすることはできるが、構造が複雑になりか
つセル面積を増大させてしまい、製造プロセスが煩雑に
なって製造コストが増大してしまう。
【0014】(C)  パッケージの材質やチップコー
ティングの点での改良によりソフトエラー対策を行うた
めに、現在様々な技術開発がなされているが、その方面
では未だ必ずしも充分な成果が得られているとは言えず
、ソフトエラーによるメモリの誤動作を十分に解決でき
ていないのが現状である。また、例えパッケージやチッ
プコーティングによりα線の影響によるソフトエラーが
解決されたとしても、ソフトエラーのすべてがα線によ
り発生するものとは言えず、他のソフトエラー要因への
対応は必ずしも考慮されるものではない。ここで言う他
のソフトエラー要因としては、例えばグランドの揺れ、
電源ノイズ、メモリセルからの電流リークなどが挙げら
れるが、またこれらがすべてではない。
【0015】以上、従来技術の持つ幾つかの課題につい
て述べてきたが、スタティックRAMを含むメモリは、
他のデバイス同様、適用される装置において重要な役割
を果たし、例え汎用品でも使用するメモリ素子数の多い
システムや、メモリ素子数が少なくてもシステムエラー
が他に及ぼす影響の重大な応用(例えば宇宙機器や銀行
用データ処理装置など)では、ソフトエラー対策は重要
な課題であると言える。
【0016】本発明は、前記従来技術が持っていた課題
として、メモルセルのデータ読出し時にソフトエラー要
因によりデータ記憶用の両ノード間の電位差が小さくな
っている状態で読出しを行うと、各ノードのレベルが反
転し易いために読出しエラーが生じるのを、メモリセル
の高密度化及び低消費電力化を維持しつつ防止すること
ができない点について解決したスタティックRAMの読
出し方法を提供するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、データ記憶用の第1及び第2のノードに
たすき接続され所定の閾値を持つ第1及び第2のFET
を有するフリップフロップで構成されたメモリセルを複
数個備え、選択信号に基づき前記メモリセルを選択して
その第1及び第2のノードの記憶データを読出すスタテ
ィックRAMの読出し方法において、所定のパルス幅を
持ちかつ前記所定の閾値に応じた振幅を有する充電パル
スを、前記メモリセルのデータ読出し時に、前記選択信
号に対応したタイミングで、前記選択された第1及び第
2のノードへ特定のコンデンサを介して印加した後、そ
の第1及び第2のノードの記憶データを読出すようにし
たものである。
【0018】
【作用】本発明によれば、以上のようにスタティックR
AMの読出し方法を構成したので、先ず、前記スタティ
ックRAMの動作時、前記第1及び第2のノードへの記
憶データ入力に応じて前記第1及び第2のFETが相補
的にオン・オフ動作し、前記第1及び第2のノードにお
いて相補的なレベルの記憶データが書込みまたは読出し
される。
【0019】次に、前記スタティックRAMの待機時、
前記第1及び第2のノードに書込まれた記憶データが前
記フリップフロップのデータ保持機能により保持される
。その待機時に、例えばα線等のソフトエラー要因によ
って前記第1及び第2のノードの電位がそれぞれ下がる
と、通常高レベル側ノードの電位が顕著に下がり、前記
第1及び第2のノード間の電位差が小さくなる。このよ
うなノード状態になった後に再び動作する場合、例えば
書込みに関してはソフトエラーの場合だとハードエラー
とは異なり再書込みすることにより機能が回復されるの
で問題はないが、読出しの場合については前記第1及び
第2のノード間の電位差が小さいまま読出しを行うと、
製造上のトランジスタ特性のばらつきなどに起因して前
記第1及び第2のFETのオン・オフ動作が本来の動作
に対して反転し結果的に記憶データが本来のレベルに対
して反転してしまうおそれがある。
【0020】そのため、本発明では、記憶データの読出
し時、読出しに先がけて、例えば前記選択信号とほぼ同
時またはそれ以前の特定のタイミングで前記充電パルス
を、前記第1及び第2のノードへ前記特定のコンデンサ
を介して印加する。すると、前記充電パルスの振幅を、
前記所定の閾値に応じて例えばその閾値とほぼ同じまた
はそれよりも高い値等に設定しておけば、前記第1及び
第2のノードともに電荷が供給され、ソフトエラー要因
によって電位が低下した特に高レベル側ノードの電位が
顕著に上昇し、前記第1及び第2のノード間の電位差が
大きく回復する。
【0021】この時、前記充電パルスを前記第1及び第
2のノードへ直接印加しないで前記特定のコンデンサを
介して印加するようにしているので、前記特定のコンデ
ンサによりパルス源と前記第1及び第2のノードとが電
気的に絶縁されることによって、回復した電位差が正常
に維持される。
【0022】また、前記充電パルスのパルス幅を適宜設
定することにより、前記第1及び第2のノードの電位差
が大きく回復した後に前記充電パルスの印加が停止され
、余分な電荷供給が行われない。これにより、余分に電
荷供給を行った場合に生じる例えば低レベル側ノードへ
の影響などによる二次的な読出し誤動作を防止できる。
【0023】このようにして、前記充電パルスの印加に
より、前記第1及び第2のノード間の電位差が大きく回
復した後に、前記第1及び第2のノードの記憶データを
読出せば、誤動作のない正確な記憶データの読出しを行
える。
【0024】従って、前記課題を解決できるのである。
【0025】
【実施例】図1(a),(b)は、本発明の実施例のス
タティックRAMの読出し方法に用いるスタティックR
AMの一構成例を示す構成図、同図(a)はそのスタテ
ィックRAMの構成ブロック図であり、同図(b)は同
図(a)中のメモリセルの一構成例を示す回路図である
【0026】このスタティックRAMは、複数のメモリ
セルをマトリクス状に配置したメモリセルマトリクス1
1を備えている。メモリマトリクス11には、ワード線
側用の行アドレスバッファ12及び行アドレスデコーダ
13と、ビット線側用の列アドレスバッファ14、列ア
ドレスデコーダ15及びリード/ライト入出力回路(以
下、R/W入出力回路という)16が接続されており、
そのR/W入出力回路16には、入力データ制御回路1
7及びデータ出力バッファ18が接続されている。ここ
で、各バッファ回路12,14はそれぞれ外部から入力
されるアドレス信号の信号レベル変換等を行い、各デコ
ーダ13,15は各バッファ回路12,14の出力をデ
コードするものである。なお、本実施例では、デコーダ
13の出力を選択信号Swとしている。また、R/W入
出力回路16は、書込み/読出し制御信号R/Wに基づ
き書込み入力データ及び読出し出力データの入出力を行
うものである。入力データ制御回路17は、外部からの
書込み/読出し制御信号R/W及び入力データを入力制
御する回路であり、データ出力バッファ18は、R/W
入出力回路16から出力データを受けて外部へ出力する
回路である。
【0027】さらに、本実施例のスタティックRAMに
は、行アドレスデコーダ12及びメモリセルマトリクス
11間に、本実施例の読出し方法の一実現手段であるパ
ルス発生回路19が設けられている。このパルス発生回
路19は、例えば行アドレスデコーダ13からの出力で
ある本実施例での選択信号Swに基づき、その選択信号
Swに応じたタイミングで、所定のパルス幅かつNMO
S21,22の閾値に応じた振幅を有する充電パルスS
cを、一定期間メモリセルアレイ11の所定部位に出力
する機能を有し、例えばゲート回路等で構成されている
【0028】図1(b)に示すようなメモリセルアレイ
11を構成する各メモリセルは、図2のメモリセルと同
様、ワード線WL11及びビット線BL11,BL12
間に設けられた例えばNMOS21,22,25,26
、多結晶シリコン抵抗23,24、記憶ノードN11,
N12を備え、その記憶ノードN11,N12にはそれ
ぞれ等価容量C11,C12が付いている。さらに、本
実施例では、記憶ノードN11,N12に特定のコンデ
ンサ(例えば容量C11,C12の特定部分)を介して
引出し線27が接続されており、その引出し線27が図
1(a)中のパルス発生回路19の出力端に接続されて
いる。なお、他のメモリセルについても基本的にはこれ
と同様に構成されている。
【0029】図3(a),(b),(c)は、図1(b
)のメモリセルの構造図であり、同図(a)は平面図、
同図(b)は同図(a)中のA−A線断面図、同図(c
)は同図(a)中のB−B線断面図である。なお、図3
は、メモリセルの構成を概略的かつ模式的に示したもの
であり、その構成をとらえやすくするために、各構成部
位の囲み線を適宜ずらして表示したりあるいは細部の構
造の説明を省略したりしている。
【0030】以下、図3を参照しつつ、図1(b)のメ
モリセルの具体的な構造について説明する。
【0031】このメモリセルは、例えばn型半導体基板
(以下、基板という)31を備え、その基板31にはp
ウェル32が形成されている。pウェル32には、フィ
ールド絶縁膜33が形成され、そのフィールド絶縁膜3
3の周りには、FET電極層となるn+ 拡散層34が
形成されている。図3(a)中において拡散層34は、
一点鎖線(チャネル領域も含む)で示している。この一
点鎖線で示された拡散層34の付近が、各NMOS21
,22,25,26の領域となっている。また、拡散層
34において、NMOS21,22の接続点の部分が接
地電位GNDとなっている。
【0032】各NMOS21,22,25,26の領域
で拡散層34に挟まれたチャネル領域上にはゲート絶縁
膜35を挟んで例えばポリシリコン等からなるゲート電
極層36が形成されている。図3(a)中においてゲー
ト電極層36は、実線で示している。なお、NMOS2
5,26上のゲート電極層36は、ワード線WL11に
相当する。
【0033】NMOS22及びNMOS25、そしてN
MOS21及びNMOS26のそれぞれの接続点には、
多結晶シリコン層37が接続されている。多結晶シリコ
ン層37は、図3(a)中において点線で示しており、
1つの共通端と2つの突端を有する形状をなし、その共
通端が電源電位VDDに接続され、一方の突端手前には
不純物ドープにより多結晶シリコン抵抗23が形成され
、その突端がNMOS22とNMOS25の接続点に連
接しその付近が記憶ノードN11となっている。また他
方の突端手前にはやはり不純物ドープにより多結晶シリ
コン抵抗24が形成され、その突端がNMOS21とN
MOS26の接続点に連接しその付近が記憶ノードN1
2となっている。さらに、図3中、所定の素子部位には
コンタクト孔38が設けられ、そのコンタクト孔38の
一部には、層間絶縁膜39を挟んで形成される金属配線
層40が延設されている。
【0034】特に、本実施例のメモリセルでは、各記憶
ノードN11,N12付近に、図3中の引出し線27に
相当する導電層41を設けている。導電層41は、層間
絶縁膜42,43に囲まれ、記憶ノードN11,N12
の導電領域と対向しているため、ここに本実施例での特
定のコンデンサが形成される。なお、図3(a)中にお
いて導電層41は、二点鎖線で示している。
【0035】以上説明したメモリセルの具体的な構造は
、メモリセルアレイ11を構成する各メモリセルにほぼ
共通のものである。
【0036】次に、以上のように構成されるスタティッ
クRAMを用いた本実施例のスタティックRAMの読出
し方法について、図4を参照しつつ説明する。ここで、
図4は、本実施例のスタティックRAMの読出し方法を
説明するためのもので、記憶ノード電位の回復動作を示
す波形図であり、横軸には時間(単位ns)を、縦軸に
は各記憶ノード、選択信号、充電パルスの各レベルをそ
れぞれとってある。また、図中、実施例における読出し
動作時の記憶ノードN11の電位を点線で、記憶ノード
N12の電位を実線でそれぞれ示しており、さらに比較
のために従来例のスタティックRAMによる読出し時の
低レベル側記憶ノード(例えばN1)の電位を二点鎖線
で、また高レベル側記憶ノード(例えばN2)の電位を
一点鎖線でそれぞれ示している。
【0037】本実施例のスタティックRAMを動作させ
て書込みまたは読出しを行う場合、図1(a)において
、先ず外部より書込み/読出し制御信号R/Wが入力デ
ータ制御回路17を介してR/W入出力回路16に入力
される。一方、書込みまたは読出しを行うメモリセルの
アドレスを指定するアドレス信号が、行アドレスバッフ
ァ12及び行アドレスデコーダ13、列アドレスバッフ
ァ14及び列アドレスデコーダ15を介して入力される
。すると、行アドレスデコーダ13から選択信号Swが
出力され、その選択信号Swが選択されたメモリセルの
ワード線WL11へ出力されて、NMOS25,26が
オンする。よって、例えば書込みを行う場合、入力デー
タが、入力データ制御回路17及びR/W入出力回路1
6を介してメモリセルアレイ11に入力され、その入力
データは、同じく列アドレスデコーダ15の出力に基づ
き選択されたビット線BL11,BL12に入力され、
記憶ノードN11,N12に相補的な信号レベルの記憶
データとして書込まれる。このようにして入力データが
記憶データとしてメモリセルに書込まれた後、例えばα
線等のソフトエラー要因が発生すると、記憶ノードN1
1,N12の電荷が放電される場合がある。この場合、
ソフトエラー要因の影響の仕方、各記憶ノードN11,
N12のレベル値、あるいはトランジスタ特性のアンバ
ランスなどに起因して、高レベル側記憶ノードの電位が
大きく低下し、記憶ノードN11,N12間の電位差が
小さくなってしまうことがある。今、ソフトエラー要因
により、高レベル側記憶ノードN12の電位が下がり、
低レベル側記憶ノードN11との電位差が小さくなって
しまっていて、各記憶ノードN11,N12の電位が例
えば図4中の14ns付近のようなレベルとなっている
とする。
【0038】本実施例では、以下のようにして読出しを
行う。例えばアドレスデコーダ13からワード線WL1
1に図4に示すような波形の選択信号Swが出力される
。すると、例えばこの選択信号Swがパルス発生回路1
9に分岐出力され、パルス発生回路19から例えば図4
に示すような波形の充電パルスScが出力される。本実
施例の場合、充電パルスScは、NMOS21,22の
閾値等を考慮した上で、選択信号Swとほぼ同一の振幅
にし、かつそれよりも短い所定のパルス幅に設定してい
る。
【0039】この充電パルスScは、選択されたメモリ
セルの引出し線27、即ち導電層41を通り、さらには
層間絶縁膜42,43部分に形成されるコンデンサを介
してそのメモリセルの記憶ノードN11,N12へ印加
される。印加された充電パルスScは、記憶ノードN1
1,N12へ前記コンデンサを介して電荷を供給するが
、NMOS22がオフ状態にあるため、特に記憶ノード
N12の電位が例えば図4中の15ns以降の部分に示
すように大きく回復する。
【0040】また、充電パルスScが前記コンデンサを
介して記憶ノードN11,N12に印加された際、前記
コンデンサによりパルス源と記憶ノードN11,N12
が電気的に絶縁されることによって、回復した電位差が
正常に維持される。
【0041】一方、この時、同時に記憶ノードN11側
にも電荷が供給されるが、こちら方に関してはNMOS
21がオン状態であることにより記憶ノードN11の電
位がほとんど上昇せずその低レベルは変化しないので、
NMOS22をオンさせるようなことはない。
【0042】このようにして充電パルスScを印加する
ことで、ソフトエラー要因によりいったん小さくなった
高レベル側記憶ノードN11と低レベル側ノードN12
との電位差が大きく回復すると、充電パルスScのパル
ス幅の設定により、充電パルスScが切れ、これにより
充電パルスScによる電荷の供給が停止されかつ結果的
に記憶ノードN11,N12には正規のデータ保持電圧
で記憶データが保持されることになる。この後、選択信
号SwによりオンしたNMOS25,26を介して記憶
データがビット線BL11,BL12を介して読出され
る。なお、この際、充電パルスScによる回復のタイミ
ングと選択信号Swによる選択のタイミングの調整を図
示しない遅延回路あるい他の手段等を用いて適当に設定
することにより、回復後の記憶データの読出しを適当な
タイミングで行うことができる。以上のようにしてメモ
リセルから読出された記憶データは、R/W入出力回路
16及びデータ出力バッファ18を介して外部へ出力さ
れる。
【0043】以上説明した読出し動作は、記憶ノードN
11を高レベル側に設定し,記憶ノードN12を低レベ
ル側に設定した場合についてもほぼ同様に行われるもの
である。
【0044】本実施例では、次のような利点を有してい
る。
【0045】(a)  本実施例の読出し方法では、メ
モリセルのデータ読出し時に、充電パルスScを印加し
、その後に選択信号Swに基づき読出しを行うようにし
た。そのため、例えば図4からも分かるように、例え記
憶ノードN11,N12の電位差がソフトエラー要因に
より小さくなっていたとしても、従来の場合には反転し
た記憶データを読出してしまい誤動作となっていたが、
本実施例の場合には、充電パルスScにより電位差を大
きく回復させることができ、その後に読出しを行えるの
で、結果的に読出しの誤動作を確実に防止でき、メモリ
機能の信頼性の向上を達成できる。
【0046】(b)  動作時に充電パルスScを印加
するため、待機時における消費電力はチップのリーク電
流分程度ですみ、低消費電力化を促進できる。また、特
に容量C11,C12の確保や負荷素子を負荷MOSに
することなどによるセル面積の増大を来さずにすみ、同
時に高密度化の向上を図れる。
【0047】(c)  充電パルスScは、直接記憶ノ
ードN11,N12に印加せず、前記コンデンサを介し
て印加するようにしたので、そのコンデンサによりパル
ス源と記憶ノードN11,N12が電気的に絶縁される
ことによって、回復した電位差が正常に維持される。さ
らに、本実施例では、特定のコンデンサとして、例えば
記憶ノードN11、N12及び導電層41間に絶縁物で
ある層間絶縁膜42,43を介したものを設けたので、
記憶ノードN11,N12、導電層41、層間絶縁膜4
2,43の対向面積を考慮することで、電荷供給経路サ
イズを確保でき、極めて少ない電力ロスで、急速に電荷
供給を行える。
【0048】(d)  本実施例では、充電パルスSc
のパルス幅の設定により、記憶ノードN11、N12間
の電位差が回復した後に充電パルスScの印加を止める
ようにするので、記憶ノードN11,N12に余分な電
荷を供給するのを防げ、余分な電荷供給により発生する
おそれのある二次的な読出し誤動作を防止できる。
【0049】なお、本発明は、図示の実施例に限定され
ず、種々の変形が可能である。その変形例としては、例
えば次のようなものが挙げられる。
【0050】(I)  上記実施例のスタティックRA
Mの読出し方法については、様々な変形が可能である。 例えば図1及び図3のスタティックRAMの構成の変更
に応じて変更後の構成に応じた動作変更が可能であるし
、また例えば充電パルスScの印加のタイミング、パル
ス幅、振幅等を適宜変更することなどが可能である。例
えば充電パルスSc印加のタイミングについては、読出
しの誤動作が生じないようにできるタイミングであれば
よく、例えば選択信号Swよりも前の所定のタイミング
であってもよい。パルス幅については、余分なパルスの
印加による消費電力の無駄及び二次的誤動作防止等を考
慮して適宜設定可能であるし、振幅についてもNMOS
21,22の閾値等を考慮して例えば記憶ノード電位の
低レベル時の値や記憶ノードの回復効率、各素子部位の
耐圧なども考え合わせた上で決めるようにできる。
【0051】(II)   上記実施例で用いた図1及
び図3のスタティックRAMの構成は、説明の便宜を図
るために、一構成例を概略的かつ模式的に示したもので
あり、これらの構成に何等限定されるものではなく、種
々の変更、付加、省略等が可能である。
【0052】例えばパルス発生回路19では、行アドレ
スデコーダ13からの出力により充電パルスScを発生
する例を示したが、メモリ内の他の構成部位の出力、あ
るいはアドレス信号などから充電パルスScを発生する
ようにしてもよいし、また充電パルスScを外部からタ
イミングを図って入力するものとしてもよい。
【0053】さらに、例えばメモリセルの構成・構造に
ついても、図1(b)に示した回路構成、図3(a)〜
(c)に示した素子構造についてなど様々な変形が可能
であり、例えば負荷素子を、多結晶シリコン抵抗以外の
抵抗素子、あるいは場合によっては負荷MOS等で構成
するようにすることも可能である。
【0054】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、前記スタティックRAMにおける前記メモリセル
のデータ読出し時に、所定のパルス幅を持ちかつ前記所
定の閾値に応じた振幅を有する充電パルスを、前記選択
信号に対応したタイミングで、前記選択された第1及び
第2のノードへ特定のコンデンサを介して印加した後、
その第1及び第2のノードの記憶データを読出すように
した。そのため、α線等のソフトエラー要因により前記
第1及び第2の記憶ノード間の電位差が小さくなってい
たとしても、前記充電パルスにより前記第1及び第2の
ノードへ電荷が供給され、特に高電位側の記憶ノードの
電位が大きく上昇して前記第1及び第2のノード間の電
位差を大きく回復させることができ、データ保持電圧を
改善できる。よって、その後に前記第1及び第2のノー
ドの記憶データを読み出すことにより、読出しの誤動作
を確実に防止できる。
【0055】しかも、本発明では、前記充電パルスを前
記第1及び第2のノードに印加する際に、前記特定のコ
ンデンサを介して印加するようにしたので、前記特定の
コンデンサによりパルス源と前記第1及び第2のノード
とが絶縁されることによって、回復した電位差が正常に
維持される。
【0056】さらには、前記パルス幅の設定により、前
記第1及び第2のノード間の電位差の回復後、前記充電
パルスの印加を速やかに停止することで、余分な電荷供
給による二次的誤動作の防止も図れる。
【0057】従って、本発明のスタティックRAMの読
出し方法によれば、スタティックRAMの高密度化及び
低消費電力化を促進しつつ、データ読出し時の誤動作を
確実に防止でき、ソフトエラー発生の確率を低減するこ
とができて、信頼性の高い読出し動作を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のスタティックRAMの読出し
方法に用いるスタティックRAMの一構成例を示す構成
図である。
【図2】従来のスタティックRAMのメモリセルの一構
成例を示す回路図である。
【図3】図1(b)のメモリセルの構造図である。
【図4】本実施例のスタティックRAMの読出し方法を
説明するためのもので、記憶ノード電位の回復動作を示
す波形図である。
【符号の説明】
21,22,25,26  NMOS 23,24  多結晶シリコン抵抗 27  引出し線 N11,N12  記憶ノード Sw  選択信号 Sc  充電パルス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  データ記憶用の第1及び第2のノード
    にたすき接続され所定の閾値を持つ第1及び第2のFE
    Tを有するフリップフロップで構成されたメモリセルを
    複数個備え、選択信号に基づき前記メモリセルを選択し
    てその第1及び第2のノードの記憶データを読出すスタ
    ティックRAMの読出し方法において、所定のパルス幅
    を持ちかつ前記所定の閾値に応じた振幅を有する充電パ
    ルスを、前記メモリセルのデータ読出し時に、前記選択
    信号に対応したタイミングで、前記選択された第1及び
    第2のノードへ特定のコンデンサを介して印加した後、
    その第1及び第2のノードの記憶データを読出すことを
    特徴とするスタティックRAMの読出し方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007059042A (ja) * 2005-07-26 2007-03-08 Fujitsu Ltd Sram,半導体記憶装置,sramにおけるデータ維持方法,及び電子装置
JP2008004208A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Nec Electronics Corp 半導体記憶装置及び半導体記憶装置の動作方法

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JP2007059042A (ja) * 2005-07-26 2007-03-08 Fujitsu Ltd Sram,半導体記憶装置,sramにおけるデータ維持方法,及び電子装置
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