JPH04312598A - β−フコピラノシル燐酸塩およびきわめて高純度のGDP−フコースの立体選択的調製法 - Google Patents

β−フコピラノシル燐酸塩およびきわめて高純度のGDP−フコースの立体選択的調製法

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JPH04312598A
JPH04312598A JP4040712A JP4071292A JPH04312598A JP H04312598 A JPH04312598 A JP H04312598A JP 4040712 A JP4040712 A JP 4040712A JP 4071292 A JP4071292 A JP 4071292A JP H04312598 A JPH04312598 A JP H04312598A
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fucopyranosyl
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tri
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Karl-Heinz Jung
カール−ハインツ ユンク
Barbara Wegmann
バーバラ ヴェークマン
Willy Kinzy
ヴィリー キンツィー
Juergen Hemberger
ユルゲン ヘンベルガー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、β−フコピラノシル燐
酸塩およびそれから調製され得るきわめて高純度のグア
ノシン二燐酸フコース(GDP−フコース)の立体選択
的調製法に関する。
【0002】
【従来の技術】L−フコースは、乳および血液群物質の
少糖類の構成成分として知られている(例えば、Hak
omori、 Progr. Biochem. Ph
armacol. 10 (1975)、 167)。 デオキシヘキソースは、さらに、細菌のリポ多糖類およ
び哺乳類動物のスフィンゴリピドの合成に関与する(例
えば、Flowers、 Adv. Carbohyd
ro. Chem. 39 (1981)、 297)
。フコシル化糖脂質は、細胞増殖および細胞分化の調節
において重要な役割を果たす。しかし、フコシル化糖脂
質が腫瘍細胞の表面構造物の構成成分であり、抗原的性
質を示すことは、とくに興味深いことである(例えば、
Hakomori、 Ann. Rev. Bioch
em. 50 (1981)、 733)。したがって
、これらの腫瘍の治療および腫瘍の診断のための重要性
が認められている。少糖類および糖脂質を含むフコース
の合成には、中でも、特異的酵素、フコシルトランスフ
ェラーゼが要求される。これらフコシルトランスフェラ
ーゼの基質は、グアノシン二燐酸フコース(GDP−フ
コース)である。
【0003】フコシル化糖脂質に基づく腫瘍関連抗原の
研究および生産のためには、したがって、比較的多量の
きわめて高純度GDP−フコースを入手することが必要
である。比較的長い間その必要性があったにもかかわら
ず、GDP−フコースの唯一の化学合成(Nunez 
ら、 Can. J. Chem.59 (1981)
、 2086)およびいくつかの酵素的合成(例えば、
Yamamoto ら、 Agric. Biol. 
Chem. 48 (1984)、 823)が知られ
てきたのみである。しかし、例えばフコース−1−燐酸
またはGDP−マンノースを介して進行する酵素的合成
には、GDP−フコースが少量しか得られないという欠
点がある。
【0004】GDP−フコースの化学合成の鍵となる化
合物は、明かにフコース−1−燐酸であり、その適当量
の供給が全体合成の量的限定因子となる。フコース−1
−燐酸は、二つの異なる構造、厳密にはクロロホスホア
ミダート法(例えば、Westerduin ら、 T
etrahedron Lett.27 (1986)
 1211)によって比較的容易に調製できるα−フコ
ピラノシル燐酸塩のかたちおよびβ−フコピラノシル燐
酸塩のかたちをとる。β−構造を有する燐酸塩は、GD
P−フコースの合成に唯一適している。しかし、β−フ
コピラノシル燐酸塩の既知の化学的合成法(Nunez
 ら、 前出;Tsai ら、 Carbohydr.
 Res. 64 (1978)、 297)は、低い
立体選択性および/または低い収量で特徴づけられ、場
合によっては加えて高価で複雑であるため、せいぜい研
究室規模での調製に適している。β−フコピラノシル燐
酸塩の従来の調製における難しさは、その顕著な不安定
性、とくに酸に対しての不安定性に起因することは明白
である。
【0005】さらに、β−フコピラノシル燐酸塩からの
GDP−フコースの既知の製造法(Nunez ら、 
前出)においては、最終産物の精製はイオン交換によっ
てのみ行われるので、さらなる精製、少なくとも産物の
脱塩が多くの生化学的目的のために必要である。しかし
、これもまた収量の低下に関与する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、高い立体選択性、優れた収量、最終産物の高い
純度および実験方法の簡易性で特徴づけられる、β−フ
コピラノシル燐酸塩およびそれから調製されるGDP−
フコースの新規の調製法を開発することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】例えばジベンジルまたは
ジフェニル燐酸などのきわめて高純度の有機燐酸塩との
簡単な反応によって、保護されたL−フコースのα−ト
リクロロアセトイミダートからβ−フコピラノシル燐酸
塩が高収率で調製できることが、いま見出された。
【0008】また、このために必要なα−トリクロロア
セトイミダートが、L−フコースまたはその2、3、お
よび4位置が保護された型のもののトリクロロアセトニ
トリルとの反応によって、好ましくは塩基としてナトリ
ウム水和物を用いて、立体選択的に高収量で容易に調製
できることも見出された。
【0009】そして最終的に、β−フコピラノシル燐酸
塩が易溶性の塩、とくにトリ−n−オクチルアンモニウ
ム塩、に変換されている場合には、本発明によって調製
されたβ−フコピラノシル燐酸塩は本発明によるさらな
る製造ステップにおける活性化されたGMPとの反応に
よるGDP−フコースの生産はとくに有利に進行し、揮
発性溶出液を用いるHPLCによる精製によって生成さ
れるGDP−フコースの高純度化を達成するこが可能で
あって、さらに製造法を単純化することが可能であるこ
とが見出された。
【0010】したがって、本発明はβ−フコピラノシル
燐酸塩の選択的調製法に関し、これは2、3、4位置に
おいて保護されたL−フコースを、対応する0−(α−
L−フコピラノシル)トリクロロアセトイミダートに変
換して、これを一般式PO(OH)(OR)2(式中、
RはC1−C4−アルキル、ベンジルまたはフェニル)
の全く酸を含まない有機燐酸塩と反応させて、燐酸基の
R基およびフコピラノシル環上の保護基を除去して、遊
離のβ−L−フコピラノシル燐酸を塩として単離するこ
とを特徴とする。
【0011】本発明はさらに、きわめて高純度のGDP
−フコースの立体選択的調製法に関し、これはβ−L−
フコピラノシル燐酸塩を易溶性塩に変換して、これを活
性化したGMPと反応させて、形成されたGDP−フコ
ースを揮発性緩衝系を溶出液として用いる調製用HPL
Cによって精製することを特徴とする。
【0012】本発明は、とくに、用いるβ−フコピラノ
シル燐酸塩を記述される方法の一つによって調製するこ
とを特徴とする、対応する方法に関する。
【0013】本発明による方法は、また、とくに、テト
ラ−アセチル化化合物からのトリ−O−アセチルーL−
フコースの提供がワンステップ反応、好ましくは酢酸ヒ
ドラジンを用いて行われ得ることに特徴があり、これは
全合成の単純化に貢献する。2、3、4−保護L−フコ
ースのトリクロロアセトニトリルとの反応において他の
型の塩基が用いられる場合には、α−およびβ−フコピ
ラノシルトリクロロアセトイミダートの異なる混合物が
形成され、これは最初にさらなる使用のために分離され
ねばならない。水素化ナトリウムおよび同様の塩基を用
いる場合には、対応するα−トリクロロアセトイミダー
トがもっぱら形成される。水素化ナトリウムが用いられ
た場合のα−イミダートの収率は、例えばトリ−O−ア
セチル−L−フコースに対して、平均70〜80%であ
る。
【0014】フコピラノシル燐酸塩を得るための保護さ
れたL−フコースのα−トリクロロアセトイミダートと
の反応において用いられるP(OH)(OR)2型の燐
酸塩の純度によって、形成されるアノマーについて立体
選択的過程が決定される。比較的少量の例えば三フッ化
ホウ素などの酸が用いる燐酸塩中に存在するかまたは反
応混合物に添加されている場合には、GDP−フコース
を得るためのさらなる工程に適しないα−フコピラノシ
ル燐酸塩が選択的に形成される。本発明によって、β−
フコピラノシル燐酸塩がもっぱら所望される場合は、反
応は完全に酸の存在しない条件で行われねばならない。 用いる対応α−トリクロアセトイミダートに対してのβ
−アノマーの収率は、精製後で85〜95%、好ましく
は85〜90%である。
【0015】実際にはトリ−O−アセチル−L−フコー
スから出発してイミダート化合物を介する本発明による
合成のβ−フコピラノシル燐酸塩の収率を、二つの既知
の化学合成の収率(Nunez ら、 前出、 Tsa
i ら、 前出)と比較すると、既述の方法による所望
の産物は(塩として)平均70%の収率であり、Nun
ezらの既知の方法によれば約50%の収率、およびT
saiらの方法(L−フコースのオルト酢酸塩から出発
)によれば約20%にすぎない。加えて、本発明による
β−フコピラノシル燐酸塩の調製法は、とくにNune
zらの方法と比較して、より少なくより簡単な製造工程
からなる。
【0016】本発明による全体プロセスは、高い立体選
択性、より少ない製造ステップ、簡易性、すなわち、例
えば、α−およびβ−アノマーの特別な分離が不要であ
り、かつきわめて優れた収率で特徴づけられる。新規の
精製方法のおかげて、最も繊細な生化学的プロセスにお
ける使用にも適しているきわめて高純度のGDP−フコ
ースが得られる。この方法は、比較的大きな工業的規模
での適用に最も適している。
【0017】以下の個々の化合物の後に付された括弧内
の数字は、図面中の数字に対応する。
【0018】以上および以下において、R、R’および
R1は、他にとくに記載がなければ以下により詳細に説
明される通りである。
【0019】RおよびR1は、C1−C4−アルキル、
ベンジルまたはフェニルである。R/R1がアルキルで
ある場合は、これらはとくにメチル、エチル、n−プロ
ピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチルまたはs
ec−またはtert−ブチルで、特にはメチルである
【0020】しかし、RまたはR1は、好ましくはベン
ジルである。R’は、R1CO−およびR1である。β
−L−フコピラノシル燐酸塩から出発するGDP−フコ
ースの合成のために、R’は好ましくはR1CO−であ
る。R1CO−基において、R1は好ましくはCH3−
またはC6H4−である。したがって、R1は好ましく
はアセチルまたはベンジルであるが、とくにアセチルで
ある。R1がフェニルまたはベンジルの場合は、芳香環
は単一または複数置換されたものであり得る。適当な置
換基は、F、Cl、Br、OHまたはメチルである。し
かし、芳香環は好ましくは非置換物である。K+は、無
機または有機陽イオン、好ましくは一般式NH(R3)
+の有機陽イオンであり、式中、R3は直鎖または分枝
を有するが、好ましくは1〜10個のC原子を有する直
鎖状アルキルである。陽イオン基NH(C2H5)3+
、およびとくにNH(C8H17)3+が好ましい。
【0021】一分子中のある基の意味は同一でも異なる
こともあり得るが、好ましくは同一である。
【0022】フコースの水酸基の修飾に関連する個々の
ステップ、例えば、エステル化、エーテル化、ハロゲン
化、トランスエステル化、トランスエーテル化、加水分
解、エーテル切断、保護基の導入および除去およびグリ
コシルイミダート形成などは、とくに記載がなければ炭
水化物化学の一般の標準法に準ずる。この標準法の詳細
については、例えば、Carbohydrate Ch
emistry (John F. Kennedy編
集、 Oxford Science Publica
tion、 Clarendon Press、198
8)など見出される。
【0023】本発明の方法は、好ましくは以下のように
して行われる。
【0024】既知のように、グリコシドのC原子または
アノマー性炭素に特異的変化を行わせるためには、保護
基の導入が要求される。所望される反応性によって、こ
の目的のためにはエステルまたはエーテル基が好ましい
。本発明の方法においては、これに関して、保護基とし
てアセチルまたはベンジルが好ましい。しかし、より詳
細に上記した他の物質もまた、問題なく用いることがで
きる。
【0025】三基置換したL−フコースの(1)合成:
2、3、4−トリ−0−ベンジル−L−フコピラノース
(1)は、L−フコースから、例えば、Wegmann
ら(Carbohydr. Res. 184 (19
88)、 254)またはDejter−Juszyn
skiら(Carbohydr. Res. 18 (
1971)、 219)の方法によって調製することが
できる。しかし、本発明によると、さらなる合成ステッ
プのためにより適していることから、トリアセチル化L
−フコースが好ましく合成される。
【0026】2、3、4−トリ−O−アセチル−L−フ
コピラノース(1)を合成するために、本発明によると
、1、2、3、4−テトラ−O−アセチル−α−L−フ
コピラノースを、ワンステップ反応、好ましくはジメチ
ルホルムアミド中の酢酸ヒドラミンとの反応において反
応させる。アノマー性アセチル基の特異的加水分解のた
めに、ベンジルアミン、水酸化カリウム、シアン化カリ
ウムまたは酸化ビス(トリブチルチン)もまた、酢酸ヒ
ドラジンに加えて適している。
【0027】トリアセチル化産物は、平均3:1のα:
βアノマー比で形成される。しかし、さらなる反応およ
び全プロセスの立体選択性のためにはこの状態は有用で
はない。例えばシリカゲルクロマトグラフィーなどを介
しての精製の後、トリアセチル化されたL−フコピラノ
ースのアノマー混合物は、75〜85%の収率で得られ
る。一方、対応する産物は従来の技術(Nunezら、
前出)の方法においても調製されるが、これは複雑な複
数ステップで、また、さらに精製されることもない。出
発物質、1、2、3、4−テトラ−O−アセチル−α−
L−フコピラノースは、市販されていなければ、Nun
ezらまたはPriharら(Biochemistr
y 12 (1973)、997)の既知の方法によっ
て容易に得られる。
【0028】三基置換したL−フコピラノースのα−お
よびβ−トリクロロアセトイミダート(2、3)の合成
:2、3、4−トリ−O−アセチル−L−フコピラノー
ス(1)または対応してトリベンジル化された誘導体(
1)を、ここで既知のイミダート法(例えば、Schm
idt ら、 Angew. Chem. 92 (1
980)、 763)によってトリクロロアセトニトリ
ルと反応させる。アノマー比は、用いる塩基のタイプに
よって調節できる。驚いたことに、ナトリウム水素化物
を用いると、さらなる合成に必要なO−(2、3、4−
トリ−O−アセチル/ベンジル−α−L−フコピラノシ
ル)トリクロロアセトイミダート(3)がもっぱら、す
なわちα−アノマーが選択的に、得られる。同じ結果は
、カリウム水素化物または水酸化ナトリウムを用いる場
合にも得られる。一方、DBU(1、2−ジアゾビシク
ロ[5.4.0]undec−7−エン)または炭酸カ
リウムなどの他の塩基を用いる場合には、約7:1〜1
:1の比を有するα−およびβ−トリクロロアセトイミ
ダートのアノマー混合物が得られる。本発明の方法は、
したがって、ナトリウム水素化物のように反応する塩基
で好ましく行われる。α−トリクロロアセトイミダート
は、好ましくはクロマトグラフィーで精製されて、平均
70〜80%の収率で純粋なかたちで得られる。
【0029】三基置換したL−フコピラノシル燐酸塩(
4、5)の合成:上記のようにして調製したL−フコー
スの三基置換したα−トリクロロアセトイミダートの一
般式PO(OH)(OR)2(式中、RはR1およびR
1は上記の意味を有する)の有機燐酸塩との反応によっ
て、対応する三基置換したL−フ2コピラノシル燐酸塩
、好ましくは2、3、4−トリ−O−アセチル/ベンジ
ル−α−L−フコピラノシル燐酸ジベンジル(4)およ
び2、3、4−トリ−O−アセチル/ベンジル−β−L
−フコピラノシル燐酸ジベンジル(5)が高収率で得ら
れる。適当な有機燐酸は、このように、好ましくは燐酸
ジベンジルで、これは一方では入手が容易であるため、
他方ではベンジル基が選択的にとくに容易に除去できる
ためである。
【0030】もちろん、他の上記の燐酸塩、例えば、燐
酸ジフェニルなども適当である。しかし、反応過程中の
酸の有無がα−またはβ−構造を有する燐酸塩の立体選
択的調製のための適性を決定する。純粋なα−アノマー
(4)は、触媒作用量の酸、例えば三フッ化ホウ素など
、を混合物に加えた場合に得られる。用いられる燐酸塩
が過度に純粋でない場合には、酸の添加さえも不要とす
ることができる。他方、反応が酸の全く存在しない条件
下で行われた場合には、純粋のβ−アノマー(5)が選
択的に得られる。このためには、用いる塩酸塩を少なく
とも1回新たに再結晶するかまたはいかなる酸触媒をも
排除するような適当な手段をとることが一般に必要であ
る。
【0031】精製後の収量は、用いる保護されたL−フ
コースのα−トリクロロアセトイミダートに対して好ま
しくは85〜90%である。90〜98%の収量が特別
の精製なしで期待され得る。収量は、フコース環上の選
択されたエステル保護基の性質によって必ずしも決定さ
れるものではない。精製は、例えば、シリカゲルなどで
のクロマトグラフィーなどを用いて問題なく行われ得る
【0032】β−L−フコピラノシルグアノシン5’ー
ピロ燐酸(GDP−フコース)(9)の合成:フコース
環上が、エステル基、とくに対応するアセチルまたはベ
ンゾイル誘導体、で保護されたβ−フコピラノシル燐酸
塩は、さらなる合成にとくに適している。燐酸塩保護基
の続いての、好ましくは水素添加分解による、除去にお
いて、これら保護基は保持される。さらなる合成のため
の好ましい基質は、したがって、ジベンジルまたはジフ
ェニル2、3、4−トリ−O−アセチル−β−L−フコ
ピラノシル燐酸塩(5)である。除去、好ましくはジベ
ンジルまたはジフェニル基の除去は、例えばパラジウム
および水素を用いる標準法によって行うことができる。 しかし、例えば白金およびニッケル触媒などの他の触媒
もまた、フコース保護基を加水分解することがなく、こ
のために適している。加水分解はギ酸アンモニウムによ
っても行うことができる。
【0033】結果として得られる2、3、4−トリ−O
−アセチル−β−L−フコピラノシル燐酸塩(6)は、
好ましくは塩として、好ましくはビス−トリエチルアン
モニウム塩として、単離され、任意に既知の方法でクロ
マトグラフィーによって精製される。しかし、単離はま
た、他の塩、たとえばバリウムまたはビスートリ−n−
ブチル−アンモニウム塩としても行い得る。反応の過程
は、便宜上、薄層クロマトグラフィーによってモニター
され得る。次いでフコピラノシル環の三つの保護基、好
ましくはアセチルを、さらなるステップで既知の標準法
で除去して、遊離のβ−L−フコピラノシル燐酸の対応
する塩(7)を得る。この最後のステップは、一般に定
量的に進行する。本発明の方法の好ましい実施態様にお
いては、このようにして得られるβ−フコピラノシル燐
酸塩は、次いで対応するトリ−n−オクチルアンモニウ
ム塩に変換される。驚いたことに、これは続いての最後
の合成ステップにおいてとくに好ましいことが証明され
、おそらくその好ましい溶解性の性質によるものと思わ
れる。一般式NH(R3)+X−(式中、R3は上記に
定義された意味を有し、とくにR3は長鎖アルキルであ
る)の他の匹敵するアンモニウム塩もまた、この意味で
とくに適している。最終産物であるGDP−フコースを
得るための、本発明による合成の好ましく使用されるビ
ス−トリ−n−オクチルアンモニウム−β−L−フコピ
ラノシル燐酸塩の反応は、グアノシン−1−燐酸を用い
て行われる。ここで、文献に記載されているように、良
好な反応速度を達成するためにはGMPが活性化された
かたちで用いられることが必須である。GMP−5’−
ホスホモルホリダートとの縮合は、とくに適しているこ
とが証明された。しかし、既知の方法で活性化されたG
MPもまた、例えばNunezらにおいて記述されてい
るように、用い得る。好ましいプロセスの実施態様にお
いては、4−モルホリノ−N、N’−ジシクロヘキシル
カルボクスアミジニウムグアノシン5’−モノホスホロ
モルホリダート(8)が用いられる。L−GDP−フコ
ースのビス−トリ−n−オクチルアンモニウム塩(9)
は、平均収率約70%で形成される。さらなる精製のた
めに、化合物を、これらの目的により適したビス−トリ
エチルアンモニウム塩に再び変換させる。本発明によれ
ば、次いでHPLCによる精製を、好ましくは逆相材料
上で行う。さらに、高純度のGDP−フコースの良好な
最終収量を簡単な方法技術によって達成するためには、
合成最終産物を好ましくは調製用の酸の揮発性緩衝系で
溶出することが重要である。用い得るこのタイプの適当
な溶出液は、とくに炭酸水素トリエチルアンモニウムで
ある。他に、炭酸水素アンモニウムまたはギ酸アンモニ
ウムなども適当である。
【0034】
【発明の効果】記述された精製方法は、きわめて高純度
のGDP−フコースをきわめて容易に得ることができる
という長所を有する。従って、経験によって行われ、常
に収量の損失を伴う脱塩を、不要にすることができる。
【0035】
【実施例】以下の実施例は、本発明をより明確に述べる
ものである。
【0036】これらの実施例では、以下のクロマトグラ
フィー系を一般に用いる。薄層クロマトグラフィー: 
 TLCプラスチック膜シリカゲル60F254(E.
 Merck、 Darmstadt、 FRG)、U
V光254nmにおいてまたは10%H2SO4で噴霧
して110℃に加熱することによって検出。カラムクロ
マトグラフィー:  シリカゲル60、粒子サイズ0.
063〜0.200nm(E. Merck、 Dar
mstadt、 FRG)。分析用HPLC:  Li
Chrospher  RP−18、125×4mm、
5μm(E. Merck、 Darmstadt、 
FRG)、緩衝液:0.05M炭酸水素トリエチルアン
モニウム(pH7.1)3.5%アセトニトリル、0.
5ml/分。Rf=3.24分(GMP)、3.85分
(GDP−フコース)、12.7分(GMP−モルホリ
ダート)。調製用HPLC:  LiChrosorb
  RP−18、250×10mm、7μm(E. M
erck、 Darmstadt、 FRG)緩衝液は
上記。
【0037】合成される中間/最終産物を、1H−NM
Rおよび13C−NMRを用いて同定し、それらの純度
を決定した。[例1]2、3、4−トリ−O−ベンジル
−L−フコピラノース(例えば、前出のWegmann
らによって調製)(0.50g、0.86mmol)を
20mlのドライジクロロメタンおよびさらなる精製処
理をしない市販の燐酸ジベンジル(0.24g、0.8
6mmol)に溶解した溶液を、窒素雰囲気下で室温で
約2時間攪拌する。きわめて高純度の燐酸ジベンジルの
場合には、触媒作用量の三フッ化ホウ素を混合物に加え
る。次いで溶液を濃縮して、クロマトグラフィー(トル
エン/アセトン9:1)によって精製する。2、3、4
−トリ−O−ベンジル−α−L−フコピラノシル燐酸ジ
ベンジル(4)が無色のオイルとして収率90%で得ら
れる(0.54g)。TLC(トルエン/アセトン7:
1)は、0.60のRf、[α]578=−68.2(
c=1、クロロホルム)を示す。[例2]2、3、4−
トリ−O−ベンジル−L−フコピラノース(0.50g
、0.86mmol)を20mlのドライジクロロメタ
ンおよび新たに再結晶させた燐酸ジベンジル(0.24
g、0.86mmol)に溶解した溶液を、窒素雰囲気
下で室温で約1時間攪拌する。次いで溶液を濃縮して、
クロマトグラフィー(トルエン/アセトン7:1)によ
って精製する。2、3、4−トリ−O−アセチル−β−
L−フコピラノシル燐酸ジベンジル(5)が無色のオイ
ルとして収率95%で得られる(0.57g)。TLC
(トルエン/アセトン7:1)は、0.45のRf、[
α]578=−9.7(c=1、クロロホルム)を示す
。[例3]例えばNunezら(前出)の方法で調製し
た1、2、3、4−テトラ−O−アセチル−α−L−フ
コピラノース(6.00g、18mmol)および酢酸
ヒドラジン(1.99g、21.6mmol)を20m
lのドライジメチルホルムアミドに溶解した溶液を、5
0℃で約4.5時間攪拌する。酢酸エチルを添加後、混
合物を約2回水性塩化ナトリウム溶液で抽出して、濃縮
した有機抽出物をクロマトグラフする(石油エーテル(
40〜60℃)/酢酸エチル1:1)。2、3、4−ト
リ−O−ベンジル−L−フコピラノース(1)がα:β
のアノマー比3:1で収量80%で得られる。TLC分
析(石油エーテル(40〜60℃)/酢酸エチル1:1
)は、Rf=0.47を示した。[例4]a)  水素
化ナトリウム(0.25g、10.9mmol)を、窒
素下で室温で2、3、4−トリ−O−アセチル−L−フ
コピラノース(アノマー混合物)(2.00g、6.8
9mmol)およびトリクロロアセトニトリル(7.0
ml、70mmol)の20mlのドライジクロロメタ
ン混合物に加える。混合物を約12時間攪拌して、次い
で、シリカを通して濾過して、濃縮する。 クロマトグラフ精製(石油エーテル/酢酸エチル3:1
)の後、O−(2、3、4−トリ−O−アセチル−α−
L−フコピラノシル)トリクロロアセトイミダート(3
)が収量71%(2.13g)で得られる。b)  2
、3、4−トリ−O−アセチル−L−フコピラノース(
アノマー混合物)(0.50g、1.72mmol)、
塩化リチウム(73mg、1.72mmol)、1、8
−ジアゾビシクロ[5.4.0]−undec−7−エ
ン(0.20ml、1.34mmol)およびトリクロ
ロアセトニトリル(2.0ml、20mmol)の20
mlのドライアセトニトリル混合物を窒素下で室温で約
12時間攪拌する。 クロマトグラフ精製(石油エーテル/ジエチルエーテル
2:5)の後、O−(2、3、4−トリ−O−アセチル
−α−L−フコピラノシル)トリクロロアセトイミダー
ト(3)およびO−(2、3、4−トリ−O−アセチル
−β−L−フコピラノシル)トリクロロアセトイミダー
ト(2)の混合物が収量92%で得られる(α:β=6
.5:1)。c)  2、3、4−トリ−O−アセチル
−L−フコピラノース(アノマー混合物)(0.85g
、2.93mmol)、トリクロロアセトニトリル(3
ml、30mmol)および炭酸カリウム(2.73g
、19.7mmol)のドライジクロロメタン混合物(
12ml)を、窒素下で室温で約4時間攪拌する。シリ
カを通して濾過した後に、溶媒を除去する。クロマトグ
ラフ精製(石油エーテル/ジエチルエーテル2:5)の
後、O−(2、3、4−トリ−O−アセチル−α−L−
フコピラノシル)トリクロロアセトイミダート(3)お
よびO−(2、3、4−トリ−O−アセチル−β−L−
フコピラノシル)トリクロロアセトイミダート(2)の
混合物が収量76%で得られる(α:β=1:1.3)
。α−アノマー:[α]D=−116.0(c=1、ク
ロロホルム)、Rf=0.54(石油エーテル/酢酸エ
チル2:1)、融点107〜109℃。β−アノマー:
[α]D=−24.5(c=1、クロロホルム)、Rf
=0.34(石油エーテル/酢酸エチル2:1)、融点
60〜63℃。[例5]O−(2、3、4−トリ−O−
アセチル−α−L−フコピラノシル)トリクロロアセト
イミダート(0.20g、0.46mmol)のドライ
ジクロロメタン溶液(7ml)およびさらなる精製処理
をしない市販の燐酸ジベンジル(0.13g、0.47
mmol)の溶液を、窒素下で室温で約2.5時間攪拌
する。きわめて高純度の燐酸ジベンジルの場合には、触
媒作用量の三フッ化ホウ素を混合物に加える。次いで溶
液を濃縮して、クロマトグラフィー(トルエン/アセト
ン7:1)によって精製して、再クロマトグラフ(クロ
ロホルム/ジエチルエーテル20:0)する。2、3、
4−トリ−O−アセチル−α−L−フコピラノシル燐酸
ジベンジル(4)が無色のオイルとして収率91%で得
られる(0.23g)。TLC(トルエン/アセトン/
トリエチルアミン84:15:1)によって、Rfが0
.38、[α]D=−83.7(c=1、クロロホルム
)であることが示される。[例6]O−(2、3、4−
トリ−O−アセチル−α−L−フコピラノシル)トリク
ロロアセトイミダート(0.50g、1.15mmol
)のドライジクロロメタン溶液(25ml)およびさら
なる精製処理をしない市販のジフェニル燐酸(0.29
g、1.16mmol)の溶液を、窒素下で室温で約6
.5時間攪拌する。きわめて高純度の燐酸ジベンジルの
場合には、触媒作用量の三フッ化ホウ素を混合物に加え
る。次いで溶液を濃縮して、クロマトグラフィー(石油
エーテル/ジエチルエーテル1:5)によって精製する
。2、3、4−トリ−O−アセチル−α−L−フコピラ
ノシル燐酸ジフェニル(4)が無色のオイルとして収率
63%で得られる(0.38g)。TLC(石油エーテ
ル/ジエチルエーテル1:5)によって、Rfが0.4
1であることが示される。[例7]O−(2、3、4−
トリ−O−アセチル−α−L−フコピラノシル)トリク
ロロアセトイミダート(0.30g、0.69mmol
)のドライジクロロメタン溶液(12ml)および市販
であるが新たに再結晶させた燐酸ジベンジル(0.19
g、0.68mmol)の溶液を、窒素下で室温で約1
時間攪拌する。次いで溶液を濃縮して、クロマトグラフ
(トルエン/アセトン7:1)および再クロマトグラフ
(石油エーテル/ジエチルエーテル1:5)する。2、
3、4−トリ−O−アセチル−β−L−フコピラノシル
燐酸ジベンジル(5)が無色のオイルとして収率86%
で得られる(0.36g)。TLC(トルエン/アセト
ン7:1)によって、Rfが0.30、[α]D=+0
.5(c=1、クロロホルム)であることが示される。 [例8]2、3、4−トリ−O−アセチル−β−L−フ
コピラノシル燐酸ジベンジル(5)(72mg、0.1
3mmol)およびパラジウム(4mg)の10mlの
ドライテトラヒドロフラン/酢酸エチル(1:1)溶液
をH2雰囲気下で振盪する。反応の終結をTLC(Rf
=0.19、クロロホルム/メタノール60:40)に
よって決定する。混合物を濾過して、濃縮して、クロマ
トグラフ(クロロホルム/メタノール/トリエチルアミ
ン60:39:1)する。ジオキサン中で凍結乾燥した
後、2、3、4−トリ−O−アセチル−β−L−フコピ
ラノシル燐酸ビス−トリエチルアンモニウムを非結晶性
粉末として90%の収量(68g)で得る。[例9]0
.5mlのトリエチルアミンを2、3、4−トリ−O−
アセチル−β−L−フコピラノシル燐酸ビス−トリエチ
ルアンモニウム(80.0mg、0.135mmol)
の3mlメタノール/水混合溶液に加える。18時間後
、混合物を濃縮して、水から凍結乾燥する。β−L−フ
コピラノシル燐酸塩ビス−トリエチルアンモニウム(7
)が吸湿性白色粉末として100%の収量(73.8g
)で得られ、さらなる精製は行われない。[例10]ト
リ−n−オクチルアミン(0.117ml、0.135
mmol)をβ−L−フコピラノシル燐酸ビス−トリエ
チルアンモニウム(73.8mg、0.135mmol
)のドライピリジン溶液(5ml)に加える。混合物を
濃縮して、得られるトリ−n−オクチルアンモニウム塩
をピリジンを用いて10−2トルの圧力で反復蒸発によ
って乾燥する。ドライピリジン/ミメチルホフムアミド
(1:1)中の4−モルホリノ−N、N’−ジシクロヘ
キシルカルボクサミジニウムグアノシン5’−モノホス
ホロモルホリダート(8)(109mg、0.15mm
ol)を加えた後、反応を分析用HPLCを用いてモニ
ターする。約5日後、混合物を乾燥するまで濃縮する。 残滓を炭酸水素トリエチルアンモニウム緩衝液(pH7
.4、0.05M)に加えて、トリ−n−オクチルアミ
ンをエーエルで抽出除去して、最後に混合物を調製用H
PLC(tR=9.4分)を用いて精製して、溶出液と
して用いた緩衝液を蒸発させる。きわめて高純度の(β
−L−フコピラノシル)グアノシン5’−ピロ燐酸ビス
−トリエチルアンモニウム(9)が比結晶性粉末として
25%の収量(23.3g)で得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、対応して保護されたα−およびβ−フ
コピラノシル燐酸塩を各々のα−トリクロロアセトイミ
ダートを介して得るための、三基置換L−フコースの反
応の合成模式図を示す。図中、1は三基置換のL−フコ
ース、2は保護されたL−フコースのβ−トリクロロア
セトイミダート燐酸塩、3はL−フコースのα−トリク
ロロアセトイミダート、4は2、3、4−保護α−L−
フコピラノシル燐酸塩、5は2、3、4−保護β−L−
フコピラノシル燐酸塩で、ここで記号はそれぞれの場合
、R’=R1CO−、R1、R2=アルキル(C1−C
4)、ベンジル、フェニル、R=R1である。
【図2】図2は、GDP−フコースを得るためβ−L−
フコピラノシル燐酸塩の反応の合成模式図を示す。図中
、5は2、3、4−保護β−L−フコピラノシル燐酸塩
で、6は2、3、4−保護β−L−フコピラノシル燐酸
の塩、7は非保護β−L−フコピラノシル燐酸の塩、8
は(活性化された)GMPモルホリダートの塩、9はG
DP−フコース(塩)、ここで記号はそれぞれの場合、
R’=R1CO−、R1=アルキル(C1−C4)、ベ
ンジル、フェニル、R=R1、K=好ましくは有機陽イ
オンである。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  2、3、4位置が保護されたL−フコ
    ースを、対応する0−(α−L−フコピラノシル)トリ
    クロロアセトイミダートに変換させて、これを一般式P
    O(OH)(OR)2(式中、RはC1−C4−アルキ
    ル、フェニルまたはベンジル)の全く酸を含まない有機
    燐酸塩と反応させて、燐酸基のR基およびフコピラノシ
    ル環上の保護基を除去して、β−L−フコピラノシル燐
    酸を塩として単離することを特徴とする、β−L−フコ
    ピラノシル燐酸塩の立体選択的調製法。
  2. 【請求項2】  アセチルまたはベンジルを保護基とし
    て用いることを特徴とする、請求項1に記載の調製法。
  3. 【請求項3】  保護されたL−フコースを選択的に水
    素化ナトリウムと反応させ、対応するα−トリクロロア
    セトイミダートを得ることを特徴とする、請求項1また
    は2に記載の調製法。
  4. 【請求項4】  2、3、4−トリ−O−アセチル−L
    −フコースをワンステップ反応においてテトラ−アセチ
    ル化L−フコースから調製することを特徴とする、請求
    項1〜3のいずれか1項に記載の調製法。
  5. 【請求項5】  テトラ−O−アセチル−L−フコース
    のアニマー性アセチル基を酢酸ヒドラジンを用いて除去
    することを特徴とする、請求項4に記載の調製法。
  6. 【請求項6】  β−L−フコピラノシル燐酸を易溶性
    塩に変換して、これを活性化したグアノシン−1−燐酸
    (GMP)と反応させて、形成されたグアノシン二燐酸
    フコース(GDP−フコース)を揮発性緩衝系を溶出液
    として用いる調製用HPLCによって精製することを特
    徴とする、きわめて高純度のGDP−フコースの立体選
    択的調製法。
  7. 【請求項7】  β−L−フコピラノシル燐酸をトリ−
    n−オクチルアンモニウム塩へ変換させることを特徴と
    する、請求項6に記載の調製法。
  8. 【請求項8】  GMP−モルホリダートを活性化した
    GMPとして用いることを特徴とする、請求項6または
    7に記載の調製法。
  9. 【請求項9】  炭酸水素トリエチルアンモニウムを調
    製的精製のための溶出液として用いることを特徴とする
    、請求項6〜8のいずれか1項に記載の調製法。
  10. 【請求項10】  用いるβ−L−フコピラノシル燐酸
    を請求項1〜5のいずれか1項に記載の調製法により調
    製することを特徴とする、請求項6〜9のいずれか1項
    に記載のGDP−フコースの調製法。
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